京太郎「宥さんが男の娘だった…」 (38)

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いつもの宥さんの口から出てきた言葉は、いつもの感じからはかけ離れていて。
逆流したコーヒーが鼻腔を洗うのも構わずに、俺は珍妙な鳴き声を漏らしていた。

「えっとね…手、貸して?」

愕然と、呆然と突っ立っている俺に業を煮やしたように、宥さんの手が俺の手を掴む。
抵抗することすらできず、為されるがままに。スカートの上へと伸びていく。

「恥ずかしいけど…え、えいっ!」

顔を真っ赤に染めたのは確かに可愛い先輩で。けれど、声と共に押し付けられた手には、どこか知った感覚が。
嘘だと否定しようにも、この感触は知っていた。
指の先をスカート越しに、熱を持った袋を撫でるように差し込んで。そのまま撫で付けながら竿を爪でなぞる。
ビクンと震える竿の先までいけば、カリの広がりに引っ掛かる。少し無理やり、ぎゅっと摘まむように。

「あっ、あぅ! だめだよ京太郎くぅん! そんなに、されたら…!」

可愛い、と。
そう思ってしまったのはいけないことなのだろうか。

「ふあぁ…ひ、ひっ、だめ…だ、め…!」

砕けた腰を懸命に支えるように、宥さんは壁にもたれかかる。けれどのけぞった背筋と震える体は、襲い来る感覚を外に逃がす役目には足らないらしかった。
スカートに滲むシミはどんどん広がっていく。スカートの下がどうなっているのか、俺には知る由もない。
確かなのは、指で弾くたびに、宥さんが切なげで苦しげで――快感に溺れそうな声を上げることだ。

「あぅうっ!? や、やっ! いたいこと、しないでぇ!」

確かに痛いのかもしれない。俺だって勃起したそれを指で弾かれたら悲鳴を上げてしまうだろう。
でも、今の俺には、この悲鳴が心地良い。
裏切られたというどす黒い気持ちと、この可愛い人を俺の物にしたいという黒さが重なって。

「うるさいですよ…今まで、俺をダマしてたくせに」

言葉にすると、改めて怒りのような気持ちがふつふつとわき上がる。
その思いのまま手を動かせば……強く、スカート越しに握りしめてしまうのを止められず。

「――――っ!!!」

ガリ、と宥さんの爪が壁を掻く。口を閉じて目を閉じて、快感に歪む顔は真っ赤に染まって。
声なき声が響き渡るたびに、俺の思いが膨れ上がっていくのを感じた。

スカート越しでも凄まじいほどの熱。
多分、本人にそんな意識はないのだろうけれど。突き出した腰はガクガクと震えて、滑稽なほど快感を求めている。

「っは! は、ああっ! も、もうだめっ!」

のぼせたように上気した顔は、寒そうにしている顔とは全く違っていた。全身を巡る快感に逆らう気も無さそうで、握りしめた亀頭が膨れ上がるのを感じる。
けど――そんなの、許せないだろ?

「なに、勝手なことしてるんですか」
「うあっ!? や、やめて…! い、たいよぉ!」

握りしめる力はとにかく強い。俺が自分自身で慰めるときですら、こんなに強く握ったことはないくらいで。
痙攣する宥さんのソレは無理やり塞き止められたせいか、むなしく震えるばかり。
そりゃ痛いだろうな。俺だって無理やり射精を抑えるなんてキツすぎる。

「おねがいっ! だ、させてぇ…!」

必死に俺を見上げる目は涙に濡れて、聞いたこともない声色で懇願している。
まあ……そんなんだから、許さないんだと。気づいていないんだろうけれど。

「嫌ですよ」

制服のリボンを無造作に取って、ソレの先に巻き付ければ一丁あがり。
スカートが巾着袋みたいになって随分面白いだろ?

「ごめ、さいぃ! ゆるして、ゆるしてぇ…」

可愛い。宥さんの涙目は案外見慣れていたけど、ガチ泣きは初めてじゃないか?

「はーっ、はーっ…やだよ…つらいよぉ!」

恥も外聞もない。ついに立つことすらできないのか、思い切りM字に開脚した宥さんは叫んでいる。
酸素を求める魚みたいに、馬鹿みたいに口を開いていて。柔らかそうな唇と小さな舌が、なんとも気持ちよさそうで。
気がついたときにはもう、ズボンもトランクスも脱げ落ちていた。

「そのまま開けといてくださいよ」
「はー…あごっ!? んぐ、もがっ!?」
「あー、くそ、これいいっすね…!」

熱い舌、喉肉。狭い口腔は腰を動かすだけで壁に亀頭が擦りつけられる。
頬肉を削るように、喉肉に突き立てるように。何度も無造作に突き込んでいく。ようはオナホみたいなもんだ。

「ごほっ! や、め…むぐ…じゅる、んぐううう!?」
「ちょっと、黙っててくださいよ!」

それなら大して気を遣う必要もないだろ。鼻を摘まむだけで口は大きく開かれて、好き勝手に動かせる。
涎を飛び散らせながら何度も、何度も。ムセる宥さんに気遣うことなく。

「ふー…こんなもんか」
「げほっ! はっ…ごほ、や、やべでよぉ…」

涙と鼻水、そして涎でグチャグチャになった顔。けれどその目は濡れきっていて。

「こんなにしてんのに、何言ってんですか?」
「や、やああああ!!?」

さっきから全く衰えない、それどころか大きさだけは膨らんでいるんじゃないかと思うほどになったソレ。
足を宛がって上下に擦れば、面白いほど嬌声が上がる。

「イかせてっ! イかせてよおぉ!」

巾着袋の先はもう、グショグショだ。それでも勢いよく射精できないのは相当辛いんだろう。

「だから、うるさいですって」
「あうっ…な、なにするの…!?」
「なにって、決まってるでしょう」

服を掴んでうつ伏せにさせ、腰を持ち上げる。
そしてようやく見えるのは可愛らしいショーツと…押し上げてあまりある、ソレ。可哀想に、開放することもできず締め付けられて切なそうに震えている。
ま、今の目的はそれじゃない。無造作にショーツを下ろし、目的の穴に指を掛ける。

「あっ、ひっ!? ふあああああ!」
「なんだ、すんなり指が入るじゃないですか。慣らしてるんですか?」
「ひっ、ひぃっ! やべで、そこはだめ、んぎっ!?」

言う事なんて聞く気もなし。ということで。
突き入れた指を曲げては抜き挿し、中で暴れさせた。

「はひっ、お、おおおっ、んひいぃい!?」
「はは、なんですかその声。顔が見れないのが残念ですよ…体勢間違えたな」

出てくる声は今までとは明らかに違っている。今までが快感50くらいなら80くらいか?
言葉にならずにあげられる悲鳴は、豚みたいで、可愛い。
そうとう弄ってるのか、トロトロと腸液が指を濡らす。準備万端ってことだろうから、もういいだろ。

「じゃ、使いますよ」
「はー…はー…う、うそ、やめっ」

バチン! と腰と腰がぶつかる音が響く。
一瞬止まった声は衝撃のせいか、それとも一回イったのか。なにはともかく、熱い穴から引き抜いて、もう一度突き入れた時にはもう、宥さんの喉は大きく震えていた。

「んおおおおお! んぎっ、はひいぃ! おっ、ああああ!」
「く、そ…締まりすぎだろ…」

ギチギチと締まる穴、生き物のように蠕動する腸。白くて丸いお尻からは想像もできないくらいに淫蕩で。
じゅぽん、と間抜けな音を立てて引き抜けば、ひくひく震える穴。

「欲しいですか?」

覆いかぶさって耳元で囁いてみる。前からこうしてみたかったけど、まさかこんなふうに実現するとは…

「ほ、ほしいっ! おちんちん、いれてよぉ!」

帰ってくる言葉は、いつもの宥さんの欠片も感じられなかった。

「じゃあ…これからは、俺の言うことはなんでも聞いてくださいよ」

「どんなに恥ずかしいことも、寒いことも、俺に逆らわないって約束できますか」

「俺に服従するんなら…何か、言ってくださいよ」



「……あ」

「……」

「……ごしゅじん、さま」



「はは、よくできました」

きっとそれが、宥さんの全部がひっくり返る言葉だったんだ。
俺と同じように、もう戻れない。

改めて尻肉を掴み、穴に添える。それだけで穴はヒクついて物欲しげにお尻が揺らされて。

「なんだよ、欲しいのか?」

分かりきった質問をすれば、帰ってくるのは言葉じゃない。俺のモノに穴を押し付けて、宥さんのソレをビクビク震わせる。

「分かったよ、それじゃ…よっと!」
「ふーっ、ふーっ…! い、いいいああああ!」

腸壁は随分熱い。削り取ろうと擦れば擦るほど、宥の口からは嬌声のような鳴き声が漏れる。
正直なところ…俺ももう持たない。ほとんどラストスパートだ。
宥もそれを感じ取っているのか、自分から腰を振って搾り取るように穴を締め付けている。

「ぐ、出すぞ、宥っ!」
「はひっ! だひて! んおおおおお!」

凄まじい音、無茶苦茶に振る腰、飛び散る液。
その全てが止まる一瞬に、宥を縛り付けていた巾着袋の紐を解いた。

「ぐ、うううううう!」
「んぎっ、ひいいいいいい!?」

どぷっ、と音が聞こえそうなほど出てる、と思う。出しても出しても止まらない精液を宥の腸は貪欲に飲みこんで、咥えこんで離さない。
もっとも当の宥はそれ以上に大変だけどな。

「あー! あ、ああー! あー、あー…」

淫猥とか、そういう言葉を声に変えるなら今の宥の声色と同じだろう。
解放されたソレは溜まりに溜まったうっぷんを吐き出して。とんでもない量をスカートに掛けていく。
気絶して射精しながら倒れ込む宥と、思わずへたり込む俺。イカっぽい臭気を撒き散らしながら、俺はこの先を夢想して……



「はは、ははははは!」

笑いを止めることなんて、できなかった。

お目汚し失礼しました。
勢いでやってしまい、スレタイや>>1に注意書きを書き忘れてしまい本当に申し訳ありません。
気分を害された方、申し訳ありませんでした。

内容が内容にもかかわらず注意書き不足のため、一旦HTML化依頼を出しました。
今後続く場合は改めて立て直します。読んでくださってありがとうございました。

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