比企谷「雪ノ下ヤバイ!助けてくれ!」 (50)

※キャラ崩壊注意




TV<続いてのニュースは千葉県で起きている連続殺人です

TV<被害者は○人、いずれも若い男性で……

TV<……複数、単独犯両方で捜査を……





prrr prrr


雪ノ下「平塚先生? 珍しいわね。はい、雪ノ下です」

比企谷『雪ノ下か! 頼むヤバイんだ! 助けてくれ!』

雪ノ下「そう。それじゃ頑張って」ピッ


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prrr prrr prrr

ピッ

雪ノ下「鬱陶しいわね。私は忙しいのよ」

比企谷『後生だから! 頼む! お願いだ!』

雪ノ下「死んだ後まであなたの顔を見るなんて嫌よ」

比企谷『なら今生だ! 残りの人生で!』

雪ノ下「残りの人生分の根性出せばなんとかなるわよ」

比企谷『言葉遊びしてる場合じゃないんだよ!』

ドゴッ ガチャガチャ ガンッ

比企谷『ぐっ! やめろ! 先生! せんs』プッ

ツー ツー ツー

雪ノ下「……本当に危険なのかしら」

雪ノ下「仕方ないわね……」

prrr prrr

比企谷『誰だ!? 雪ノ下か!?』

雪ノ下「えぇ、表示みていないの?」

比企谷『すまん、見てる余裕がなかったんだ。はぁはぁ』

雪ノ下「……そんなにひどい状況なの?」

比企谷『あぁ、冗談だったらどんなにいいか。今なんとか逃げ切って公園の公衆トイレに隠れてる』

雪ノ下「こんな時こそ警察じゃないかしら」

比企谷『はぁ、ふぅ。いや、それは俺も思ったが……』

比企谷『警察が駆けつけるまでの時間も惜しい、交番もわからない』

比企谷『だからお前だけが頼りなんだよ!』

雪ノ下「……」

雪ノ下「わかったわ、力を貸すわ。先生にも恩があるし」

比企谷『ありがとう、愛してるぜ雪ノ下』

雪ノ下「気持ちの悪い事を言わないで頂戴。あくまで先生の為よ」

比企谷『あぁわかってるよ。変な事言ってすまん』

雪ノ下「いいわ。それで、一体どうしたの?」

比企谷『最初は先生とラーメン食いに行ったんだよ。色々と面倒になってるお詫びにな』

比企谷『んで、食べ終わって出ようとした所で知らない男達にからまれて』

比企谷『先生も酒が入ってたから口論になっちまって……』

雪ノ下「それで追われているのね。先生は? 無事なの?」

比企谷『途中で見失ったけど、近くにいるはずだ』

雪ノ下「そう、早くしないと危険ね……」

比企谷『そうなんだ、ウグッ』

雪ノ下「泣き喚いている場合じゃないでしょう。指示はするけれど、あなたがやるしかないのよ」

比企谷『すまん、ここまで怖いのは初めてで……』

雪ノ下「誰にだってそう言う時はあるわ、しっかりしなさい」

比企谷『あ、あぁ。弱音吐いた、すまん。そうだな、お前が居るんだもんな』

雪ノ下「えぇ、そうよ。だから安心しなさい」

雪ノ下「ところで、その先生の携帯はどうしたの?」

比企谷『揉み合った時に落としてな、逃げる事に必死だったから取る物もとりあえずってやつで』

雪ノ下「なら、あなたの携帯は? 先生と連絡取れるかもしれないわ」

比企谷『俺のはラーメン待ってるときに充電きれちまって……』

雪ノ下「それじゃ、先生とは連絡とれないのね、まずいわね」

比企谷『こんな状況でも、ちゃんと話せればいいんだが……』

雪ノ下「そうね、でも無いものねだりしていても始まらないわ」

雪ノ下「まずは、あなたの安全を確保しましょう。それからよ」

比企谷『そうだな、とにかく安心したい。……こんなのはもう嫌だ』

雪ノ下「あなたを追っているのは何人? 達って言っていたわよね?」

比企谷『あぁ、でも今追ってきてるのは一人だ』

比企谷『あんなのが何人もいたら、今こうして生きてない』

雪ノ下「そんな人に追われてたなんて……まさか!」

比企谷『あぁ。そのまさかだ。まさかあの……あんな……』

雪ノ下「ごめんなさい、冗談だと思って無碍にしてしまって」

比企谷『やめてくれ、今こうしてお前と話せてるだけでも違うんだ』

雪ノ下「比企谷くん……」

コツ コツ コツ

比企谷『やばい、来た!』

雪ノ下「そんな……! なるべく息を潜めて!」

比企谷『……頼む……ッ行ってくれ………』

コツ     コツ コツ コツ…………

比企谷『~~~~ッ ふぅ、はっ、はぁはぁ。行ったみたいだ……』

雪ノ下「良かった……! でも、うかうかしていられないわ」

雪ノ下「そこからすぐに出て民家に駆け込むのよ」

比企谷『でも、それで先生が!』

雪ノ下「あの人は大人だし、強い人よ。だからあなたは自分の事を考えなさい」

比企谷『強いのは分かってる、目の前でみたし、今まで何度も経験したからな』

雪ノ下「えぇ、だから早く……」

コツ コツ コツ

比企谷『! 戻って来た……っ!』

雪ノ下「急いで!」

ガァン! ガチャガチャガチャ! ゴンガン!

比企谷『あ、あ、駄目だ、もう無理だ、うっ、あ』

雪ノ下「諦めては駄目よ! お願いだから!」

ガチャ キィ  ……ミツケタ

比企谷『ぁ、ぁ……』

雪ノ下「逃げて! 早く! 比企谷くん!」

ゴッ

比企谷『おごっ』

ガシャ プツ ツー ツー ツー

雪ノ下「比企谷くん! 比企谷くん!」

雪ノ下「ぁ……、なんて事……っ」

雪ノ下「何が安心しなさいよ……っ。ウッ グスッ」

雪ノ下「……」

雪ノ下「いいえ、泣いてる場合じゃないわ。今私が諦めていたら駄目」

雪ノ下「もしかしたら、巧く逃げたかもしれない。そうよ彼のしぶとさは害虫並のはず」

prrr prrr


雪ノ下「お願い……出て。出なさいよっ」


prrr prrr prrr prrr


ピッ

雪ノ下「! 比企谷くん!」

『はぁい☆ 静ちゃんでぇす♪ 今出られないのごめんなさぁい☆ 御用があるならぁ 発信おn』

プツ

雪ノ下「イラつく留守電ね……。用があるのはあなたじゃないわよっ」

雪ノ下「落ち着いて、もう一度……」


prrr prrr prrr

ピッ





『……もしもし』


雪ノ下「!」

雪ノ下「その声は……先生? 先生ご無事だったんですか!?」

平塚『あぁ、私は至って健康そのものさ』

雪ノ下「良かった、心配しました……。それで、比企谷くんは? さっきまで……」

平塚『ここにいるよ。一緒にいる、安心してくれたまえ』

平塚『目に見える怪我はない。まぁ気を失っているが平気だろう』

雪ノ下「はぁ、安心しました。事件の事もありますし、ひどい男にからまれたと聞いていたので……」

平塚『事件といえばそうだな。悪魔の様な男だったよ。だが大丈夫だ。巧く追い払ったよ』

雪ノ下「では、あとは比企谷君を自宅に送って行くだけですね」

平塚『あぁそうだな。私も、もう限界だし……自宅が近くでよかったよ』

雪ノ下「そうですか、これで私も安心して寝れま……」





平塚『……流石に野外は人目があるからな』

雪ノ下「す……?」

雪ノ下「人目? あの、なにを……?」

平塚『それは、おいそれと言える事ではないよ。私にも立場があるのでね』

雪ノ下「あの、立場? わからないのですが」

平塚『そうだな……君には分からない話だよ』

平塚『もういいかな、比企谷が起きると面倒だし急いでるんだよ』

雪ノ下「面倒? 彼が起きていた方が色々と楽なのでは?」

平塚『いや、眠っていてもらったほうが事がスムーズに行く』

雪ノ下「? すみません、教えて下さい。何をするおつもりなんですか?」

平塚『さっきも言っただろう。わざわざ他人に話すようなことじゃない』

雪ノ下「まさか……もしかして比企谷くんを……?」

平塚『む、喋りすぎたか。まぁ君の考えている通りさ。他言しないでくれよ?』

雪ノ下「そんな……」


ガチャ キィ  バタン

平塚『ふぅ、流石に人一人担いで歩くのは大変だな』

平塚『さて、もういいかね? 色々と準備もあるのでな。ふふふっ』

雪ノ下「待って! 待ってください! あと少しだけお願いします!」

平塚『君はもしかして実況が好きなのかね? 意外だな』

平塚『でも駄目だよ。私が言える立場ではないが、今から行う行為はある種神聖なんだ』

平塚『世には見せ付けたい輩もいるだろうが、私は御免さ』

平塚『それに、言うじゃないか』

雪ノ下「お願いします! 何でも、何でもしますから比企谷くんは……っ!」




平塚『好奇心は猫をも殺す。ってね』

雪ノ下「ひっ!」

平塚『どうした? 随分可愛い声を出したじゃないか』

雪ノ下「まさか、先生は、わっ私までも……」

平塚『はっはっは! 君は確かに可愛いけれど、私にそっちの興味はないよ』

雪ノ下「だから、若い男性ばかり」

平塚『当たり前だろう。若い方が生きがいいからな。興奮するよ』

雪ノ下「この……っ、人でなし!」

平塚『教師に向かって言う言葉ではないが、私も生徒に手を出すんだ。受け入れよう』

雪ノ下「やめて、止めて下さい……。比企谷くんには、手を出さないで下さい……っ」

平塚『そう言われても、私だって限界なんだ』

雪ノ下「そんなの知った事ではないわ! やめて、やめて!」

平塚『比企谷も分かってくれるさ』

平塚『さて、いい加減にしないと目覚めてしまう』

雪ノ下「あなた狂ってるわ、……こんな人だったなんて」

平塚『君はまだ若いし将来があるからな。世の中の理不尽だよ、なんで私だけ、私ばかり……』

雪ノ下「いい歳して、恥ずかしくないのかしら、そんな事でっ!」

平塚『恥や外聞なんて捨てたし。嫌味も聞き飽きているよ』

雪ノ下「許さない! 絶対に許さない! 警察に突き出してやるわ!」

平塚『それはk……あっ』


ドタン! バタン!


平塚『ちっ! 大人しくしたまえ!』


雪ノ下「! 比企谷くん! 急いでそこから逃げて!」


平塚『強情な……っ!』

ガシャッ

『帰らせて下さい!』

ドンッ    『ここでお前が出て行ったら……っ』

  『嫌です!』
                 ガチャン!
 『だから!』

   バタンッ        『そんな風に見』

『……です!』
            ドタッ
                  『私だって』

雪ノ下「あぁ、お願いっ。早く逃げて……!」


『この……っ!』

ガチャッ

プツ ツー ツー ツー

雪ノ下「っ、そんな……」

雪ノ下「…………ぅ、グスッ」

雪ノ下「うぅ、比企谷くん……」








ーーーーー
ーーー
ーー




prrr prrr

雪ノ下「! もっもしもし!」

『もしもし』

雪ノ下「比企谷くん! 比企谷くんよね!?」

比企谷『あぁ、なんとか無事だ』

雪ノ下「逃げられたのね、良かった……」

比企谷『いや、まだ先生の所にいるんだ』

雪ノ下「危険よ! 今警察に連絡するから!」

比企谷『待て、今やっとお互いに冷静になったんだ。話し合う時間は必要だろ?』

雪ノ下「いらないわよ、そんな時間! その人は何人もっ!」

比企谷『そうだな、何人も何人も……。どっかで狂ったんだろうな』

比企谷『でも、話せば分かってくれるはず。だから話し合う時間を、な』

雪ノ下「そんな人とは何も話すことなんて無い」

比企谷『お前らしい言い方だな』

比企谷『俺だって逃げ出したい気持ちは大きいが、現状無理っぽいしな』

比企谷『そこで、お願いがある』

雪ノ下「逃げて、と言う私のお願いは聞きもしないのに勝手ね」

比企谷『そこは謝る。すまん』

雪ノ下「……分かったわ、分かりました。言ってごらんなさい」

比企谷『悪いな。んで、だ。どうするかお前に決めてもらう事にしたんだ』

雪ノ下「私はその女を白日の下に晒す。もう決まっているわ」

比企谷『最後まで聞けって』

比企谷『俺は到底受け入れられないが、このままだとたぶん俺は駄目だろう』

比企谷『だが冷静になった今なら、お前が説得できると思う。なんたって雪ノ下だからな』

雪ノ下「こんな時に持ち上げられても、お世辞にしか聞こえないわよ」

比企谷『だろうな。でもいつも思ってるよ。お前はすごいヤツだって』

雪ノ下「……ふん。しょうがないわね、やってあげるわ感謝しなさい」

比企谷『あぁ、俺を助けてくれ』

雪ノ下「もしもし」

平塚『やぁ、さっき振りだな』

雪ノ下「本当は嫌で嫌でしょうがないのですけれど、頼まれましたので」

平塚『随分な言い様だな。君はまだだろうが気持ちいいんだぞ』

雪ノ下「私はしませんし、そんな快楽分かりたくもありません」

平塚『いや、君だっていずれするさ』

雪ノ下「分かりたく無いと言っているでしょう!」

平塚『君は、存外潔癖なんだな』

雪ノ下「普通です。あなたのやっている事は犯罪なんですよ?」

平塚『そうだな、確かにそうかもしれないな』

雪ノ下「分かっているなら、何故こんな事を……。たかが快楽と言う自己欲求で……」

雪ノ下「その、くだらない事で何人もっ!」

平塚『くだらないとは失礼だな。それにそれだけが目的ではないぞ』

平塚『犯罪を犯しているのは理解しているが愛故にだよ』

雪ノ下「何が愛ですか。比企谷くんには今日だけじゃなく明日もその先もあるんです」

平塚『私にはその覚悟がある』

平塚『それに、ちゃんと私だって選んでいる。それがたまたま比企谷だっただけだよ』

平塚『ま、些か強引だったのは認めるが』

雪ノ下「あなたはもっと、高潔な方だと思っていました。素敵な女性だと」

平塚『嬉しいよ。そんな風に思っていてもらえたなんて、でも現実はこんなもんさ』

雪ノ下「今ならまだ引き返せるはずです。私も何とか力添えしますから」

平塚『信用しない訳ではないが君には少し荷が重いだろう』

平塚『気持ちだけ受け取るよ。後はやるだけなんだ、止まれないのだよ』

平塚『そうだ、やるだけなんだ。比企谷だって嬉しいはずだ、そうだろう?』

雪ノ下「やめて! 今話しをしているのは私でしょう」

平塚『何人相手にしても駄目なんだ、私は報われないんだ……』

雪ノ下「そこまで、堕ちていたなんて……」

雪ノ下「……相手なら私がしてあげます。あなたの気が済むなら全て差し上げます」

雪ノ下「だから、そこにいる比企谷くんはやめて下さい。お願いします」

平塚『先にも言ったが私はそこまで倒錯してはいない。君は自分を大切にするんだ』

雪ノ下「お願いします。お願いします……っ!」

平塚『くどい、どんなになっても私は女に手を出す気はない。プライドがあるんだ』

雪ノ下「そこを何とか、お願いします」

平塚『だから、君は駄目だ』

雪ノ下「……そう、ですか」

平塚『あぁ。もういいかね』

雪ノ下「私はあなたを許さない!」

平塚『いつかわかるさ、それじゃあ』

雪ノ下「この……っ」




















平塚『イチャラヴセッ○スするぞ比企谷ぁ!』

雪ノ下「人ごr……ちょっと待って!」

雪ノ下「いや、待って、待ってください」

平塚『ここから私のサクセスロードが始まるぅ!』

雪ノ下「私に聞かれている時点で失敗してますし、とにかく待ってください」

平塚『もー、煩いヤツだな。手短にな』

雪ノ下「あなたは総武高校国語教師生活指導担当奉仕部顧問の平塚静先生ですよね」

平塚『よく噛まずに言えたな。そうだ。だが美人の、を付け忘れてるぞ』

雪ノ下「で、そこに居る男は目が腐っていて友達ゼロの比企谷八幡君」

平塚『君も酷いな。あぁそうだ』

雪ノ下「そして、あなたは世間を賑わせている犯罪者」

平塚『若い頃はやんちゃしたが、そこまでの事はしてないよ。あぁ今もピチピチだぞ』

平塚『君が言っているのはアレだろう。若い男が何人もという』

雪ノ下「え、えぇ」

平塚『それなら先ほど捕まったとテロップが出たぞ? 見てないのか』

雪ノ下「え? いえ、すみません。比企谷くんの事で手一杯で……てっきり先生が」

平塚『それで、あんな必死だったのか』

雪ノ下「その、何て言えば、申し訳ありませんでした」

平塚『いいよ。間違いは誰にでもある』

平塚『まぁ、誤解も解けたようだし。こっちも楽しむ事にするよ』

雪ノ下「それは話しが別です」

平塚『雪ノ下』

雪ノ下「条例。法律」

平塚『それはどうにかなる』

雪ノ下「塀の向こう側ってどんなところなんでしょうね、お話楽しみにしています。それでは」

平塚『わかった話し合おう』

雪ノ下「まず、比企谷くんを解放して下さい。それで、何も無かった事になります」

平塚『駄目だ、解放と同時に通報されるくらいならここで一花咲かせる』

平塚『どの道独りと言うなら獄中出産もやぶさかではない』

雪ノ下「では、この通話の間絶対に手を出さない事」

平塚『それでいいだろう。だが比企谷が我慢できなくなったら合意と見なしていいよな』

平塚『私がOK出してるんだから合意の下になるからな』

雪ノ下「条例があるのでどの道、ですが今は目を瞑ります」

平塚『だってさ比企谷! どうだ! M字だぞ! クッパァもしてやろうか?!』

雪ノ下「やめて! あなた女性でしょう!? 慎みを持ちなさい!」

平塚『誘惑は女性の武器だろう!』

雪ノ下「そんなだから比企谷くんも怯えるし、結婚もできないのよ!」

平塚『慎みで結婚できるなら、とっくに出来てるんだよ!』

雪ノ下「その考えがもう駄目ね……」

平塚『君は若いからそう言えるんだ。あと10年も独り身になってみろ』

平塚『両親の言葉の節々に()が見えるようになるんだぞ』

平塚『お隣の○○さん結婚したんだっておめでたいわね~(で、あんたまだなの?) とか!』

平塚『あげくにお見合いに失敗したときのアノ顔! 私の方が凹んでるんだよ!』

平塚『今日あった叔父もそうだ!』

雪ノ下「あぁ、ラーメン屋さんで遭ったと言うのは叔父様でしたか」

平塚『酔いに任せてまだかまだかと、悪魔の呪詛の様にせっつきやがって……っ』

雪ノ下「それで比企谷くんを彼氏に仕立て上げて、何て事にした訳ですか」

平塚『あぁ、そうだ……』

雪ノ下「でも、追いかけ回してまではやりすぎです。彼本当に怯えてました」

平塚『最初は楽しい食事を台無しにして、すまないと思ったんだが』

平塚『多少酒も入ってて、こう、ムラムラっとね』

平塚『なんか禁断っぽいなと思い出したら、もう限界で』

雪ノ下「教師云々ではなく、良識と常識を持ってください」

平塚『お互いが気持ち良いことするだけの事だぞ?』

雪ノ下「winwinの関係だとでもおっしゃりたいんですか?」

平塚『ウィンウィン動くおもちゃで独りよがりはもう飽きたんだ』

雪ノ下「……今ならひよこの気持ちが分かるわ」

雪ノ下「あのですね、性差に関係なく強姦は犯罪なんですよ?」

平塚『そんなの分かってる。だがここから始まる恋があってもいいじゃないか』

平塚『男なら一度くらい、逆レを妄想するだろう。どうだ比企谷ロマンだぞ』

雪ノ下「強要も駄目です」

平塚『駄目だ駄目だとばかり言うな君は』

雪ノ下「当たり前のことなのですが」

平塚『比企谷の服の匂いだけで我慢しているこちらの身にもなってくれ』

雪ノ下「何を……あぁ、それで彼は逃げられないのね」

平塚『うらやましいだろう』

雪ノ下「……全然」

雪ノ下「はぁ、先生ならば引く手数多でしょうに。態々危険を冒さなくても」

平塚『そうは言うがな、ならば何故結婚出来ないんだ私は』

雪ノ下「今のように、とち狂った蛮行に走るからですよ」

平塚『雪ノ下がいぢめる! 比企谷慰めてくれ! 弱った女は好物だろう!』

雪ノ下「だから、やめなさいと言っているでしょう!」

雪ノ下「わかりました。妥協案を模索しましょう」

平塚『お前、紹介するような人脈ないだろ』

雪ノ下「黙って下さい。私だって杓子定規に生きているわけではないので」

雪ノ下「教師と生徒の恋愛がある事くらい、理解しています」

平塚『なら、いいじゃないか』

雪ノ下「普通の恋愛をするならば、です。あなたが今行っている行為は駄目です」

雪ノ下「そうですね、葉山君は?」

平塚『駄目だ。あいつは良家すぎる。私なんかが手を出したら社会的に殺される』

雪ノ下「では、あの騒がしい……戸部?君辺りは」

平塚『あの手のタイプは他に女を作る。私が何人その手の類に騙されて来たと思ってるんだ!』

雪ノ下「それは流石に言い過ぎでは……? 仮にもあなたの生徒でしょう」

平塚『雪ノ下分かってくれ……』

雪ノ下「そんな事言われても、あ、戸塚君は?」

平塚『夫婦に見えるか?』

雪ノ下「……ごめんなさい。親子にしか」

平塚『だろう。だから比企谷がベストなんだ。親もいい加減だし、押し切れそうなのは……』

雪ノ下「姉さん、そう! 姉さんに私からお願いしますから!」

平塚『ふっ、甘いよ。そんな事はもうしたさ、でも駄目だったんだ……』

雪ノ下「そんな、でも、見過ごせません」

平塚『お願いだ雪ノ下。見なかった事にしてくれよ』

雪ノ下「駄目です、出来ません」

平塚『……避妊はちゃんとする』

雪ノ下「そういった問題ではありません。考え直して下さい」

平塚『ふーっ、わかった』

雪ノ下「! では……!」

平塚『パンさんだ』

雪ノ下「え?」

平塚『等身大、特殊骨格内蔵のディスティニーがフル監修したやつだ。限定3体の』

平塚『そのうちの一体が、ある番組の視聴者応募プレゼントになったのは知っているだろう』

雪ノ下「!」

雪ノ下「あれはそうそう手に入るものじゃありません。私にも無理でしたから」

平塚『普段運に恵まれてないと、何故かこういったとき引くのだよ』

平塚『何の気なしに応募したのが当たったのだ。当然未開封だ』

雪ノ下「証拠がありません。今思いついた嘘でしょう」

平塚『わかった。比企谷に写メを送らせる。 おい、充電は済んだだろう。ん?アドレス?』

平塚『すまない雪ノ下のアドレス教えても構わないか?』

雪ノ下「仕方ありません。どうぞ」


ピロン ピロン

雪ノ下「!」

雪ノ下「これは……!」

平塚『どうだい、信じてもらえたかね』















雪ノ下「もう少し部屋を綺麗にしたらどうですか」

平塚『五月蝿いよ!』

平塚『だがこれで信じただろう?』

雪ノ下「え、えぇ。でも、そんな天秤に掛けるなんて、出来るわけが」

平塚『好きなポーズを取らせられるんだぞ、それこそ抱き絞めてくれるんだ』

雪ノ下「でも、それはランドに行けば……」

平塚『朝起きたとき、帰宅したとき、就寝前、眠る間』

雪ノ下「……」

平塚『君が頷いてくれるだけで手に入るんだよ』

雪ノ下「私は……、えっと、比企谷くんを、でもパンさんが……」

平塚『モノがモノだけに、当選者に対してマスコミ、取材関連は接触・公表が禁止されている』

平塚『自己申請は別だがな。つまり誰にも邪魔されず楽しめるのだよ』

平塚『憧れの者に抱かれる幸せは私にもよくわかるんだ』

平塚『同じ女として、その幸せを分かち合おうと言っているんだ』

雪ノ下「パンさん……。比企谷くん……」



 『おい雪ノ下! ただのヌイグルミだろうが! こんなもんと比べるなよ!』



雪ノ下「!」


雪ノ下「ただの……? こんなもの……?」

雪ノ下「……」







雪ノ下「決めました」

平塚『そうか、では聞こうじゃないか』



雪ノ下「私は……」






















雪ノ下「尊敬する教師から、素敵なプレゼントを譲り受けただけ、それだけでした」

平塚『そうか!』

 『お、おい。雪ノ下さん……?』

雪ノ下「いい事、比企谷君。パンさんは居るの。分かる?」

 『所詮二次元だろうが!』

雪ノ下「二次元って言わないで!!!」

 『俺の貞操はどうなる!』

雪ノ下「黙りなさい。あなたは言ってはいけない事を言ったのよ」

『お前、ホント、お前っ!』

平塚『では、明日にでも贈るよ』

雪ノ下「えぇ、楽しみにしています。素敵な夜を。避妊だけはお願いします」

平塚『わかってる。順番はちゃんとしたいからな。それでは』

『ちょ、だm、イヤァァァッ!』

プツ


雪ノ下「しょうがないのよ……。パンさんはいつ手に入るかわからないのだもの」

prrr prrr

雪ノ下「……はい」

平塚『お前実況好きって言ってただろ。特別だぞ! ほらほら比企谷どうd』アッ アッ センセッ ダm

雪ノ下「……」ピッ









雪ノ下「パンさん……」


パンさん「……」※八幡がとったやつ


雪ノ下「私にそんな趣味はないわ。えぇ、本当よ」

ポチ ウィーン ティロンティローン ヨウコソウィンドウズヘ



おわり

原作はこんなトチ狂ったキャラでも話でもないです。皆買って読んで見たらいいと思います。
それでは、読んで下さった方、ありがとうございました。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年04月29日 (火) 16:57:47   ID: M6eEQsqL

ウィンウィンでわろた

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