ちひろ「あ、スタドリの分量間違えた」 (85)

ちひろ「あちゃー、増税と一緒に濃縮変わってるの忘れてたー」グツグツ

ちひろ「七倍濃縮のを二十倍に還元したから…えーと…………」

ちひろ「まぁいいや。それよりコレどうしよっかな…」

ちひろ「今更作り直せないからなー…プロデューサーさんのロッカーに入れとこう」

ちひろ「二年前のバレンタインチョコとか置いてる人だし、大丈夫でしょう、うん」

~~~


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~~~

モバP「おはようございまーす」

ちひろ「おはようございますっ。プロデューサーさん!」

モバP「今日は結構暑いですねー」ガチャ

ちひろ「そうですねぇ」

モバP「…あれっ?」

ちひろ「…」

モバP「おー、結構溜まってんだなスタドリ。そろそろ誰かお迎え出来るかなー」

ちひろ(よーしセーフ)


モバP「今ー日ーの仕ー事はーっと」ヒョイッ

星輝子「フヒ…?」

モバP「インディヴィジュアルズとー」ヒョイッヒョイッ

森久保乃々「あぅ…自分で歩けるんですけど…」パタパタ
早坂美玲「なっ!?離せ!引っ掻くぞ!がおーっ!」ジタバタ

モバP「142センチズがー」ヒョイッヒョイッ

輿水幸子「ふ、フフーン!カワイイボクを持ち運び出来るなんて、Pさんは幸せですね!」ギュッ
白坂小梅「あ…輝子ちゃん……五分前ぶり…」プラーン

モバP「無人島で暮らす番組~」スタスタ

ちひろ(女の子5人担いで歩いてる…)

~~~
モバP「ただいま戻りました~」

ちひろ「おかえりなさい。幸子ちゃん達どうでした?」

モバP「ちゃんと船までは見送りましたよ。後は一週間後ですね」

ちひろ「結構ハードな企画ですね…」

モバP「さぁ仕事するぞー」カシュッ

モバP「スタドリ、チャージインっ!!」ゴクッゴクッ


モバP「…ふぅ…きたー…」


ちひろ(えぇ!?)


モバP「仕事…しごと…」カタ…カタカタ…

ちひろ(スタドリ飲んだ途端、プロデューサーさんのテンションが鬼サゲに…!?)

ちひろ(やっぱり薄いから!?)


前川みく「おっはにゃ~!」ガチャ

モバP「おぉ…みくか…おはよう…」フラッ

みく「Pちゃん!?どしたの!?徹夜明けにゃ!?」

モバP「いやー…?ちゃんと寝たけど…」フラフラ

みく「そんな筈無いにゃ!いつもの元気はどうしたにゃ!?」

モバP「何言ってんだよ…俺は元気だぞ…?ほら…スタドリの蓋も両手で開けられる…」カシュ…

みく「そんなの歌鈴チャンでも出来るにゃ!!!」

道明寺歌鈴「ふぇぇ…」グググ…

みく(出来ないのかよ)


みく「じゃあみくはレッスン行くけど、無理しちゃダメだからね!?分かったにゃ!?」

モバP「お~…行ってらっしゃい…」


渋谷凛「おはようございまーす」ガチャ

モバP「はぁ…お…?凛か……」

凛「ぷ、プロデューサーッ?どうしたの?顔色悪いよ?」ギュッ

モバP「凛まで…そう言うのか……」

凛「ちひろさん!プロデューサーどうしちゃったの!?」

ちひろ「!」ビクッ

ちひろ「い、いやぁ、私にもさっぱり分かんないですー…」


モバP「凛…お前今日雑誌の撮影だろ……」

凛「うん…でも、こんな調子のプロデューサー置いてなんか行けないよ…っ!」

モバP「バカ野郎…っ…俺の事は良いんだよ…」

凛「で、でも!」


モバP「お前を…渋谷凛を…待ってる人がいる事…忘れるなよ…っ」

凛「…っ!」

モバP「うぅ…っ…ゴホッげほっ」

凛「プロデューサーッ!!」

ちひろ(いやいやいやいや)


モバP「すまない…確かに調子悪いかも…これじゃ車出せねぇな…」フラフラ

ちひろ「凛ちゃんは私が送ります!プロデューサーさんは事務所に残って下さい!」

モバP「ありがとうございます…」

凛「すぐに終わらせてくるからね…」

モバP「頑張ってこい……」

凛「…っ」クルッ

ちひろ(凛ちゃん…あんなに涙ためて…)


ブロロロロ…

ちひろ(凛ちゃん大丈夫かしら…)

ちひろ(いやそれよりもプロデューサーさんどうしよう…)

ちひろ(あそこまでいくとスタドリの所為じゃない気もしてきた)

ちひろ(今日はおウチで休んでもらおうかしら…)

ちひろ「戻りましたー」ガチャ

ちひろ「!?」

モバP「グスッ俺は…なんて駄目な人間だ…っ」ボロボロ

双葉杏「うぇぇぇぇぇえん!!」ボロボロ

ちひろ(プロデューサーさんと杏ちゃんが号泣してる!!??)


モバP「仕事も出来ねぇ…女の子に気の効いた言葉もかけられねぇ…っ」ボロボロ

杏「ぶぇぇぇぇぇぇぇん!!!!」ボロボロ

ちひろ「プロデューサーさんどうしたんですか!?杏ちゃんも!」

モバP「あ、ちひろさん…グスッこんなトゲナシトゲトゲ以下の人間に何か御用ですか…?」グシグシ

杏「びぇぇぇぇぇぇえん!!!!」ボロボロ


ちひろ「プロデューサーさん気を確かに!自虐するのか泣くのかどっちかにしてくたざい!」

モバP「いっその事粗大ゴミに出た方が地球の為に…」

杏「ぶろでゅざぁぁ…元気出じでよぉ…ないちゃだめぇぇぇ…っ」ボロボロ

ちひろ「事務所の皆プロデューサーさんを頼りにしてるんですよ!本人がそんなに弱気でどうするんですか!(杏ちゃんも超心配だけど、絵面的に号泣してる成人男性の方を先に何とかしなきゃ!)」

モバP「あぁ…こんな俺も気にかけてくれるなんて…ちひろさんは優しいなぁ… 」ウルウル

杏「うわぁぁぁぁぁぁん!!!」ボロボロ

ちひろ「もうやだ…」

~~~

杏「グスッ、グスッ」

ちひろ「はーい良い子だから泣かない泣かない」ポンポン

杏「うん、うん」グスグス

ちひろ「コンビニに飴ちゃん買いに行きましょうね~」ヒョイッ

杏「うん、うん」グスグス

ちひろ「プロデューサーさんも、何かあったかいもの買ってきてあげますからね!元気出して下さい!」ガチャ

モバP「うぅ……」

杏「…」バイバイ

バタン


モバP「………」フラフラ

モバP(皆あんなに心配してくれてるんだ…)

モバP(そろそろレッスン組が帰ってくる時間…何とかマトモに仕事してる姿だけでも……)フラフラ



モバP「っ……」ドサッ



ちひろ「戻りましたー」

みく「ちひろチャン!Pちゃんが!Pちゃんがぁ!」

ちひろ「!どこですか!?」

みく「仮眠室で加蓮チャンが看病してるにゃぁ!」

ガチャッ

北条加蓮「プロデューサー、大丈夫だからねっ」

島村卯月「頑張って下さいっ」

モバP「アァ………ミンナ……」

ちひろ「プロデューサーさん!!」


モバP「ウゥ………じぶんが………情けない……」

加蓮「Pさん!喋らなくて良いから!」

ちひろ「加蓮ちゃん!プロデューサーさんの手を!」

加蓮「は…はいっ」ガシッ

モバP「…お前らなら………もう、俺が……いなく、ても………」

加蓮「やめてよ!馬鹿な事言わないで!」ポロッ

卯月「救急車!まだなんですか!!??」


モバP「泣くなよ…加蓮……」スッ ピトッ

加蓮「うぅ……っ」ボロボロ

モバP「次は………そういう営業もアリって………思っちゃうじゃないか………」



モバP「ドラマかな…………映画も…いいなぁ……」



モバP「あぁ…みんな……魅力的だ………」



モバP「…………」

加蓮「Pさん…?」

モバP「………………」

加蓮「Pさぁん!!!」

ピーポーピーポー


医者「…免疫力が通常時の3~40%まで低下してますね」

医者「今のところは問題ありませんからね、点滴打って、今日だけ病院でお泊りさせましょうね」

ちひろ「はい…よろしくお願いします…」

モバP「スゥ……」

加蓮「Pさん…Pさん…」

ちひろ「ほら、加蓮ちゃん」

加蓮「嫌だ。私はここに残る……」

ちひろ「そう……面会時間には気を付けてね……」

加蓮「はい………」

ちひろ「……」ガラガラ

バタン


ちひろ(…ええええええええええええ!?!?!?)


ちひろ(嘘やん!?免疫力30%て!?)

ちひろ「あ…」

ちひろ(20倍に還元した7倍希釈のスタドリ…)

ちひろ(だいたい30%ぐらいじゃね…?)


ちひろ「退院したらちょっと濃い目飲まそう…」


~翌日~

ちひろ「…」カタカタ

加蓮「……」

卯月「………」

杏「………」

ガチャ

加蓮・卯月・杏「!!」

モバP「おはようございま~す」


杏「ぷ、プロデューサー!」ダキッ

モバP「お!?おぉ杏、今日は早いな」

加蓮「Pさん、もう大丈夫なの…?」

モバP「あぁ、平気だぞ。さぁ心配しないでレッスン行ってこい」ナデナデ

卯月「良かったぁ…」


モバP「…ちひろさん」

ちひろ「はいなんでしょう?」

モバP「昨日のスタドリ、薄かったんでしょ」

ちひろ「えっ!?」


ちひろ「なんで知ってるんですか…?」

モバP「毎日飲んでるからわかりますよ。昨日は本当に病気になったかと思いましたけどね。今朝病院で目覚めた時、『あ、これスタドリの所為だな』って思ったんです」

ちひろ「ご、ごめんなさいね~…」

モバP「頼みますよホント。仕事溜まっちゃったな~」カシュッ

ちひろ「…ん?」


モバP「さぁやるかー」ゴクッゴクッ

ちひろ「あぁ!それは!」

ちひろ(昨日作ってみた『濃いめ』のスタドリ!)


モバP「…はいったあああああああああああああ!!!!!!!!!」

ちひろ「うわああああ!!!」


モバP「さぁやるぞオラァ!!」バッ

ちひろ「なんでワイシャツ脱ぐんですか!?」

モバP「暑いじゃないですか!いや熱いじゃないですか!!」

ちひろ「真っ赤な半袖の方が暑苦しい…」


モバP「うおおおお!!」カタカタカタカタカタ

神谷奈緒「おはようございまーっす」ガチャ

モバP「グッモーニング奈緒!!今日もチャーミングな眉毛だな!!!」ワシワシ

奈緒「うおお何だPさんテンション凄いな!?眉毛触んな!!」


モバP「奈緒は今日午前中はオフだが夜からニュージェネが海鮮食う番組行くからな!準備はしとけよ!!」

奈緒「お、おう…」

奈緒(昨日Pさんが倒れたって加蓮からメールあったんだけどな…嘘だったのかな…)


みく「お、おはよ…にゃ…」ガチャ

モバP「ブエノスディアスみく!いつもの元気はどうした!?」

みく「ぴ、Pチャン!もう体は平気なの!?」

モバP「おう!俺は元気だぞ!!!!!」

みく「本当に?もう倒れたりしないよね?」

モバP「本当だよ!ほら!鼻息でスタドリの蓋も開けられるぜ!!!!!」フンッ カシュッ!!!

みく「え、(昨日との差)ひどくない?」


モバP「ふん!ふん!」カタカタカタカタカタ

市原仁奈「うわー!楽しいでごぜーますー!!」

ちひろ(仁奈ちゃんを左手で振り回しながらデスクワークしてる…)

モバP「いよーしそろそろお昼休みしようかな!!!仁奈!雪美!おやつ買いに行くか!!!」

佐城雪美「あ、うん……一緒にに……行く……」

ちひろ(心なしか雪美ちゃんがちょっと引いてるように見える)


日野茜「おはよーございます!!!」

ちひろ(なんか嫌な予感がする!)

モバP「声が小さいぞ茜!もう1回だ!!」

茜「おお!?分かりました!!おはよーございます!!!!!」

モバP「よーし良いパッションだ!もっとぶつかってこい!!!」

茜「今日のプロデューサーはいつもよりアツいですね!!恰好いいです!!」

仁奈「仁奈もパッションでやがりますよー」

モバP「よーしじゃあラグビーするか!仁奈はボールな!!」

ちひろ「…」

雪美「…」


モバP「クラーウチ!」

茜「たっちあんどほーるど!!」

モバP・茜「「えんげええええじ!!!」」

ちひろ「…」

雪美「…」

モバP「仁奈!俺と茜の間を転がれ!」

仁奈「了解でごぜーます!」コロコロ

茜「まいぼーる!」ダキッ

仁奈「わぁ!」キャッキャッ

茜「クロース!」

モバP「そいつはダミーだ!!!」ガシッ

茜「バレました!!」

ちひろ(チーム一人でクロスは出来ないでしょ…)


茜「あぁ!ボールが!」

茜「…」スッ

仁奈「お?また転がされたでごぜーます」コロコロ

ちひろ(あ、さすがに仁奈ちゃん投げたりはしないのか)

モバP「ノッコン!マイボ!!!」ズサァーーッ ガシッ

仁奈「Pに捕まったでごぜーます」

茜「ナイスセービングですね!うおおおおボンバー!!!!!!」

モバP「鬼畜☆顔面ハンドオフ!!」ナデナデ

茜「わぅ、ひ、卑怯ですぅ…」コテン

モバP「うおおおおおおトラーイ!!!!!」

ちひろ(もう何やってんのか良く分かんなくなってきた…)


モバP「ティンネッテ!タンガッテ!プールフール!」

雪美「…」

モバP「ナーナアイティッキ!マイハッカ!フィティティラ!!!」

雪美「…」



凛「プロデューサー…大丈夫かな…」

凛「加蓮からは『入院した』ってメールくるし、奈緒からは『元気そうだ』ってメールくるし…」

凛「おはようございま…」ガチャッ


モバP「ウパネカパネフィティティラ!!!ヒー!!!!」ピョンピョン

凛「あ、入院って、ソッチ?」


モバP「やぁ凛!!おニューのピアス可愛いな!凛によく似合ってるよ!!!」

凛「な、え、あ、そう?ふーん」ニヨニヨ

ちひろ(いつもそんなの気付かないのに…)

モバP「じゃあ仁奈と雪美!俺の腕に捕まれ!コンビニまでひとっ飛びだ!」

ちひろ「…」

モバP「ただいま戻りましたー!!!」バーン

ちひろ「はやっ!」


モバP「ちひろさんお土産です!スポドリ!」

ちひろ「いらないです!2リットルもいらないです!」

モバP「えぇ!?じゃあ俺の『ダブルクリームのチーズ&ブルーベリーミルフィーユ』食べます!?」

ちひろ「なんで自分のチョイスだけそんなに乙女チックなんですか!?今のプロデューサーさんこそスポドリでしょ!」

モバP「そうですね!」ゴキュッゴキュッ

奈緒「Pさん!2リットル一気は体に悪いどころの騒ぎじゃないよ!」

モバP「何言ってんだ奈緒!!!」

奈緒「!?」

モバP「スポドリはな!水より人に近い水でな!ナトリウムとな!イオンがな!体に良い感じなんだぞ!!!」

奈緒「よく分かってないならステマとかすんなよ!誰に強いられてるんだよ!!」


モバP「はっはっは、雪美は筋トレに良い感じの重さだな!!!」ポーイ

雪美「…♪」

ちひろ「雪美ちゃん投げないで下さい!!」

片桐早苗「あっれぇ?何やってんのかなぁ?」

モバP「おやおはようございます早苗さん!!!ジーンズが若々しさを強調して良い感じですね!!」

ちひろ(よく褒めるようにはなってるけど語彙力は無いのね…)

奈緒(さっきから『良い感じ』多すぎだろ…)


早苗「褒めてくれるのは嬉しいけど、今の君、社会的に褒められない事してるよね」

モバP「幼女投げて遊んでる事ですか!!!」ポーイ

ちひろ「分かってるなら言うなよ!」

早苗「…シメる♪」


早苗「…」ガシッ

モバP「ふぐっ!?」

凛「プロデューサー!!」

モバP「…年上で小柄な女性をおんぶするのもアリですね!!!!!」ヒョイッ

早苗「きゃあ!何で!?首入ってるのに!」

モバP「ちょっとこのままお散歩してきます!!!!!!」ドドドドドッ

早苗「きゃああああああ!!降ろして!ごめんなさい!いやああああああああ
…」アアアアアア…

ちひろ「…」

奈緒「なんか、Pさんが出てく度に部屋の気温が下がるんだけど」


加蓮「ただいまー」ガチャッ

奈緒「おい加蓮、ありゃあどういうことだ」

加蓮「え、何が?」

奈緒「Pさんだよ」

加蓮「え…!?まさか、また倒れたの!?」


モバP「ただいまぐふぅ!!!」バターン!!

仁奈「Pが倒れたでごぜーますー!」

モバP「おい誰だこんな所にペットボトル置いたの!!」

加蓮「…」

奈緒「…なっ?」

加蓮「いや、なっ?って言われても…」


モバP「おかえり加蓮!これでサンバディトゥナイ揃ったな!!!!」

加蓮「…」

凛「うん、そうだね」

奈緒(突っ込まねぇ突っ込まねぇ突っ込まねぇ)

モバP「みくも入れてヨンバディトゥナイか」

加蓮「ブフッ」

凛「そ、そうだね…」

奈緒「なんで加蓮も笑ってんだよ…」

みく「海鮮なんてみくはお断りにゃ!」

モバP「じゃあちひろさん!行ってきますね!!!」ヒョイッ

加蓮「きゃっ」

奈緒「なっ!離せよ!恥ずかしいって!」

凛「もう…車までだからね…」

ちひろ「女の子3人担ぐぐらいじゃ驚かなくなってきてる私がいる…」

佐久間まゆ「ただいま戻りましたぁ…」

ちひろ「あれ?まゆちゃん、どうかしたの?」

まゆ「それがぁ…記者かファンの方か分からないんですけど、男の人に付回されてて…」

ちひろ「大変!いまプロデューサーさんいないし…」

モバP「おうまゆ!おかえり!今日もリボンが良い感じだな!」

ちひろ「…」

まゆ「Pさぁん…」

モバP「何!?ストーカー!?そりゃあ大変だ!!!怒ってくる!!!!」

ちひろ「そんな!危ないですよ!」

モバP「そうも言ってられないでしょう!!」

ちひろ「今のプロデューサーさんだから熱くなってるだけで、冷静になれば…!」

モバP「いいえ、違いますよちひろさん」


モバP「大事なアイドルが危険な目に合っているかもしれない。それだけで俺はとっくにブチ切れ金剛なんです」


ちひろ「良いセリフなんだからもっと言葉のチョイス考えたらどうなんですか」

モバP「…そういう訳です。ちひろさん。アレ下さい」

ちひろ「アレ?」

モバP「『原液』」

ちひろ「な…っ!それはさすがに出来ません!どうなるか分からないですよ!!」

モバP「コレですね?」スッ

ちひろ「え!?いつの間に!!」

モバP「よっしゃいくぞストーカー…スタドリ『原液』!チャージイン!!」ゴクッゴクッ

ちひろ「あ、あぁ…!」

モバP「不味い…沖縄の…コーラのような…」ゴクッ




モバP「…入ったぁ…」
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨


モバP「…」
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

ストーカー「!?な、なんだテメェ!?」

モバP「俺の普段の握力は25…」
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨


モバP「今の俺の握力は180以上…」
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

ストーカー「ひっ…!?」

モバP「これは室伏の1.5倍くらいの数値だ…」グシャッ
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

ストーカー「か、カメラがぁ!?」

モバP「おい、君」
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

ストーカー「なんだよこの化け物!」

モバP「ファンにもマナーという物が必要な時代だ…」
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

モバP「次に変な真似をしてみろ…警察も探せなくなる位に小さくしてやる…」バリバリッゴリッモグモグ
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

ストーカー「わ、分かった!分かったからカメラを食わないでくれ!!」

モバP「最後にアイドル直伝の超必殺を食らわせてやろう…」
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨



モバP「『血衣鱗直腑』!!!!!!!!!」



ごっ!!!!!!!!



ストーカー「あが…っ!!!」



自らの五臓六腑をじかに叩きつけられ、血を吐きながらもその男が最後に見た物は、
龍の逆鱗の如く自分が吐いた血を浴びるその手刀だった。



智絵里「あ、あの…そんな技じゃないんですけど…」

~~~

まゆ「Pさぁん!」ガシッ

モバP「いてぇ!」

まゆ「あっ、ゴメンなさぁい…」

モバP(濃度の高いスタドリを服用きた代償として俺に残ったもの)

モバP「…っ…っ」ギシッビキッ

早苗「…」

ちひろ「…」

モバP(想像を絶する筋肉痛と、ハイテンションだった時に迷惑をかけた人達からの冷たい対応だった)

モバP「まゆ、痛いよぅ。体と視線が痛いよぅ」

まゆ「これじゃPさんお仕事出来ませんねぇ…」

モバP「そうだな、取り敢えず」


モバP「ちひろさん、スタドリ下さい」

おしまい

週末なのにマジで何やってんだろうね俺

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