奈緒「え?路線変更?」 モバP「そうだ」 (39)

P「総選挙が終わったばかりだが、次の選挙にむけて今から奈緒の魅力を最大限引き出そうと思ってな」

奈緒「路線変更って具体的に何するんだよ」

P「たとえばそうだな、>>2みたいなアイドルはどうだ?」

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道重さゆみ

申し訳ない、モバマス内でお願いします
>>6

ヘレン

P「ヘレンなんてどうだ、奈緒にはあれぐらい自信をもってアイドルやるのも悪くないと思うぞ」

奈緒「そうかー?私とヘレンさんとじゃ違いすぎると思うんだけど」

P「だからこそだ、そうじゃなきゃ路線変更する意味がないだろ」

奈緒「わかったよ、Pさんがそこまでいうなら私もちゃんとやるよ」

P「よし、じゃあ明日からこの路線で活動するぞ」

奈緒「わかった」


翌日
P「奈緒はもうすぐ事務所に来るな、まあ奈緒のことだから恥ずかしがっていつもどおり」

奈緒「グッドモーニング、Pさん」

P「!?」

奈緒「Pさん?今私があいさつしたんだけど?」

P「あ、ああおはよう奈緒」

奈緒「それで今日の私の仕事は?」

P「今から撮影があるから俺と車で移動だ」

奈緒「当然私にふさわしい車なんだろ?」

P「え?それはどういう…」

奈緒「私にふさわしいっていったらリムジンだろ」

P「た、ただの移動でそんなもん用意できるわけないだろ!」

奈緒「そっか…じゃあいいやPさんの車で、私が合わせればいいんだし」

P「合わせるって何を合わせるんだよ…」

カメラマン「いいよ奈緒ちゃん!今の感じでもう一枚!」

奈緒「こうか?」\バーン/

カメラマン「いいよいいよ!今の奈緒ちゃん最高だよ!」

奈緒「最高じゃなくて世界レベルな」

カメラマン「え?世界?」

カメラマン「今日の奈緒ちゃんはいつもと全然違うね!いつもは恥じらった感じなのが今日は自分がとられて当然!みたいなオーラがあってさ、
      こういう奈緒ちゃんもいいねー」

P「は、はあそうですか」

カメラマン「ま、いつもの奈緒ちゃんもかわいいけどね、じゃまた」

P「はい、お疲れ様でした」

P「意外と好評だな…路線変更したかいがあったな」

奈緒「おーいPさん、次の仕事は?」

P「ああ次の仕事は雑誌のインタビューだ」

奈緒「よしいくぞ、今の私を見てもらうんだ」

P(大丈夫かなあ…)

記者「それではインタビューをはじめていきましょう、奈緒さんは今までのアイドルとしての活動を振り返ってどう思いますか?」

奈緒「言いたいことはいろいろあるけど、一言でいうなら…THE世界レベルかな」

記者「世界レベル…ですか?」

奈緒「いや、THE世界レベル」

記者「THE世界レベル…」

奈緒「そう」

P(アカン)

記者「で、では次の質問にいきます」



記者「今日はありがとうございました…」

奈緒「いや私も今の私をファンの人たちに知ってもらえるなんて嬉しいよ」

P「今日は本当にありがとうございました!」

記者「はい、それでは失礼します…」

奈緒「次はレッスンだったなPさん」

P「ああ行こうか…」

トレーナー「す、すごいです奈緒ちゃん、今までこのステップはできていなかったのに急にどうして…」

奈緒「トレーナーさん、それはな」

トレーナー「は、はい」

奈緒「今の私は曲に込められた情熱を感じられるんだ、例えるなら荒れ狂う海をすすむ一隻の船ってところか」

トレーナー「な、なるほど?」

奈緒「まあトレーナーさんも私と同じレベルに立てたらわかるよ」

トレーナー「レベルって?」

奈緒「世界レベルさ」

トレーナー「世界レベル…私もいつかそこに…」

奈緒「トレーナーさんならすぐ世界レベルになれるさ、おっともうこんな時間か事務所に戻らないとなPさん」

P「そうだな、じゃあトレーナーさんまた次のレッスンのときお願いします」

トレーナー「はい、お疲れ様です」

奈緒「で、どうだ?今の私は」

P「今の奈緒は自信に満ち溢れていてこの路線でもよさそうだが他も試したいな」

奈緒「じゃあどんなアイドルだ?」

P「>>19みたいなアイドルかなあ」

幸子

P「幸子はどうだ、今の路線を維持しつつ変えられるし」

奈緒「私はPさんの意見を信じるよ」

P「じゃあ明日からはこの路線な」

奈緒「わかった」


翌日
P「もうすぐ奈緒が来る時間だな、昨日とちがってどんな感じなんだろうか」

奈緒「おはようPさん、今日も私はカワイイだろ?」

P「おう、おはよ…なんだって?」

奈緒「私がカワイイか聞いたんだよ、まあ当然のこときいて悪かったな今日の仕事は?」

P「お、おう今日はファンとの握手会だ」

奈緒「ちょうど今の私を見せられる絶好のチャンスだな、いこうかPさん」

P「そうだな…いこうか」

ファン1「これからも応援してます!頑張ってください!」

奈緒「ああ、ありがとな」

ファン2「この前のライブ行きました!最高でした!」

奈緒「ありがと、また来てくれよ」

P(どうなるかと思ったが…順調だな、心配は無用だったか)

ファン3「奈緒ちゃん近くで見るとやっぱりかわいいね!奈緒ちゃんかわいい!」

奈緒「?当たり前だろ?」

ファン3「え?」

奈緒「え?」

P(…やっぱそうなるよな)



奈緒「ふー、終わったなー、Pさん次の仕事なんだっけ」

P「ラジオの収録だ」

奈緒「んじゃ、行こうか」

P「ああ」

加蓮「それじゃあ今日のゲストを紹介するよ、今日は私のいるトライアドプリムスのメンバーの神谷奈緒ちゃんだよ、奈緒、今日はよろしくね」

奈緒「よろしくな」

加蓮「奈緒は私と凛の中では一番年上なんだよね」

奈緒「そうなんだよ、でもこいつらが全然私のことを年上としてみねえんだよな」

加蓮「まあ背は一番低いんだけどね」

奈緒「お前人が気にしてることを言いやがって」

加蓮「まあまあそんな奈緒のこと私はかわいいと思うよ?」

奈緒「そんなことはわかってるよ」

加蓮「あれ?」

奈緒「どうした?」

加蓮「いやそこはムキになって否定するところじゃないの?」

奈緒「なんで私がかわいいことを否定しなきゃいけないんだよ、私がかわいいのは当然のことなのに」

加蓮「…私は今夢みてるのかな」

P(…先に説明しておいたほうがよかったな)



奈緒「なあPさん今日の加蓮、私をいじらなかったぞ、私のかわいさにあてられたのかな」

P「…そうかもな」

奈緒「今日の仕事は終わりだっけ?」

P「あとは事務所で衣装合わせだ」

奈緒「じゃあ戻るか」

奈緒「おいPさんなんだよこの衣装」

P「悪いな奈緒、でもこういうかわいい衣装のほうが奈緒にあうかと思ってな」

奈緒「まあ私かわいいもんな、じゃあ衣装がかわいくなるのも当然か、しょうがねえな」

P「おうそうだぞ、ついでにこっちの衣装はどうだ?こっちもかわいい奈緒にぴったりだ」

奈緒「じゃあそっちもあわせてみるか」

P(説得する手間が省けたな)

奈緒「今日の私はどうだPさん」

P「わるくなかったがもう少し試してみるか、>>28みたいなアイドルの路線にしてみよう」

アーニャ

P「アーニャなんてどうだ、クールで片言の日本語、奈緒にはないだろ?」

奈緒「そりゃ私は日本人だからな、でもクールなら私にもできるぞ」

P「そうか、じゃあ明日はその路線で」

奈緒「わかった」


翌日
P「奈緒はもうすぐ来るか、クールな奈緒か…」

奈緒「おはよ、Pさん」

P「おう、おはよう」

奈緒「今日の仕事は?」

P「今日はライブリハーサルだ」

奈緒「じゃあ行こうか」

P「ああ」

スタッフ「奈緒さん、リハーサル始めるので準備お願いします」

奈緒「はい」

メイク「奈緒ちゃん、メイクはこれでよかった?」

奈緒「大丈夫です」

スタッフ「それじゃ始めますね」

奈緒「お願いします」



P「お疲れさん、どうだ本番も問題なさそうか?」

奈緒「うん、問題ないよ」

P「そうか、じゃあ次の仕事いくか」

奈緒「ん、わかった」

P「着いたぞ、じゃあCD収録始める前にあいさつするぞ」

奈緒「わかった」

スタッフ「初めまして奈緒ちゃん、僕きみのファンでさ一緒に仕事させてもらえて嬉しいよ」

奈緒「ありがとうございます」

スタッフ「こうして近くでみると奈緒ちゃんってやっぱりかわいいよねー」

奈緒「そうですか?私はそう思いませんけど」

スタッフ「そ、そう?かわいいよ奈緒ちゃんは」

奈緒「そうですか…ありがとうございます」

スタッフ「うん…じゃあ収録はじめようか…」



奈緒「お疲れ様でした、事務所戻ろうかPさん」

P「あ、ああ…また収録のときはお願いします」

スタッフ「うん…またね…」

奈緒「どうだった?今日の私は」

P「いつもの奈緒とは正反対のクールさだったな、片言じゃないとあんなふうになるのか」

奈緒「それで、どの路線にするんだ?」

P「うーん、そうだな…」

ちひろ「ちょっとPさん一体なにしたんですか!」

P「どうしたんですかちひろさん、そんなに慌てて」

ちひろ「奈緒ちゃんの様子がおかしいってネットでうわさになってますよ!社長が話をききたいって呼んでます」

P「」

奈緒「Pさん、私今までどおりでいくよ」
                                              おしまい

奈緒かわいいです、太眉大好きです
依頼出してきます

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