エレン「リヴァイ兵長を芋に変える装置?」アルミン「うん!」(82)

朝・食堂

---

ガチャ

リヴァイ「よう」(スタスタ

ハンジ「ふあ~おはよう。リヴァイ」


ガチャ

リヴァイ「よう」(スタスタ

ハンジ「おはよう。リヴァイ…ん?」


ガチャ

リヴァイ「よう」(スタスタ

ハンジ「リヴァ…イ…?」

ハンジ「…は?」

朝・会議室

---

ダダダダッ

バンッ!

ハンジ「エエエエエエエエルヴィン!大変だ!」

エルヴィン「どうした、ハンジ?」

ハンジ「リヴァイ…リヴァイが…!!」

エルヴィン「!?…まさか!リヴァイの身に何か!?」

ハンジ「リヴァイが…」

ハンジ「10人に増えた…」

エルヴィン「………は?」

ゲスミンカオスネタバレあり
スレタイからわかると思いますが、リヴァイが悲惨な目にあいます…



遡ること10時間……

夜・宿舎

---

エレン「リヴァイ兵長を芋に変える装置?」

アルミン「うん!」

エレン「またすげーもん作ったなーアルミン!でもどうやってそんなもん作ったんだ?」

アルミン「昨日おじいさんの本を読んでたら、偶然見つけたんだ!」

エレン「なるほど!でも人類最強の兵士を芋にしちまったら、流石にマズイんじゃないのか?」

アルミン「確かにね」

アルミン「でもそれについては大丈夫なんだ!とにかくついてきて!」

夜・食堂

---

ガチャ

アルミン「よし…誰も居ない…!」

エレン「アルミン!言われたとおり兵長を連れてきたぜ!」

リヴァイ「オイ…エレン、なんだ話って…ん?アルミン?」

アルミン「リヴァイ兵長!夜分遅くに失礼致します!」

アルミン「装置のチャンネルを1に合わせて…」

アルミン「それッ!」(ポチッ

ビビビビビーッ!

リヴァイ「なっ…ぐああああああああああああああ!」

ビビビビビーッ!

ボンッ!

ゴロゴロゴロッ…

エレン「うおー!!兵長が大量の芋になった!」

アルミン「芋の量はリヴァイ兵長の体積と同じぐらいになるみたいだね」

エレン「でも本当によかったのか?兵長を芋にしちまって?」

アルミン「大丈夫だよ」

アルミン「実はこの装置のもう一つの機能として、芋を兵長に変換することもできるんだ!」

エレン「マジかよ!!」

アルミン「早速やってみようか」

アルミン「芋を兵長に変える場合には、チャンネルを2に合わせて…それッ!」(ポチッ

ビビビビビーッ!

ビビビビビーッ!

ボンッ!

リヴァイ「クソ…なんだ…」

エレン「おおおおお!」

リヴァイ「ガキども…これは…どういう状況だ?」

リヴァイ「おいエレン…そういえばお前、俺に話があるって言ってたな?」

エレン「あっあれは…その…アルミンが巨人に関して、すごい発見をしたらしかったんですけど」

エレン「アルミンの早とちりでした!スミマセン!」

リヴァイ「そうなのか?アルミン?」

アルミン「はい…申し訳ありません…」(シュン

リヴァイ「ちっ…無駄な時間取らせやがって…」

リヴァイ「まぁいい、研究の成果を真っ先に上へ報告しようとした姿勢は評価してやる」

リヴァイ「アルミン、お前はその調子でハンジと知恵を絞れ」

アルミン「はっ、はい!頑張ります!!」

ガチャ…バタンッ!

エレン「…………ッwwwww」

アルミン「wwwww」

アルミン「うまく切り抜けられたねw」

エレン「さすがアルミンwwww」

エレン「ん…ところでアルミン、これって」

アルミン「なにかな?」

エレン「この装置って、リヴァイ兵長と同じ体積の芋さえ用意すれば、リヴァイ兵長をもう一人増やすこともできるんだよな」

アルミン「そういうことになるね」

エレン「じゃあその状態で、オリジナルのリヴァイ兵長を芋に変えたらどうなるんだ?」

アルミン「それは…芋で作ったリヴァイ兵長が、オリジナルに成り代わるってことになるね…」

エレン「それって怖くねーか?オリジナルだったリヴァイ兵長の精神ってどこに行っちまうんだ?」

アルミン「うーんそうだなぁ」

アルミン「これはあれだね、所謂スワンプマンとか呼ばれる問題だよ」

エレン「…?」

アルミン「同一性とかそういうアレだよ。でも、小難しい話は僕にもよく分からないんだ。だから気にしなくていいんじゃないかな」

エレン「?よくわかんねぇけど、こまけえことは考えなくていいってことだな?」

アルミン「そういうことだね」

エレン「じゃあこれ早速明日使ってみてもいいか?」

アルミン「もちろんだよ!はい!」

アルミン「ああでも、くれぐれもリヴァイ兵長を二人以上にしてはいけないよ?いろいろと混乱を招くだろうからね」

エレン「わかった!」

夜・食堂前

---

エレン(アルミンはダメって言ってたけど)

エレン(もし二人の兵長が鉢合わせたら、兵長達はどういう反応をするんだろう?)

エレン(すっげー慌てたりすんのかなあの人…)

エレン「www…試してみるか!」

夜・食料庫

---

エレン「二人分の芋を集めてっと」

ビビビビビーッ!ボンッ!

ビビビビビーッ!ボンッ!

リヴァイb「クッ…ん?お前は?」

リヴァイc「ん…俺…なのか?」

(物陰)

エレン(兵長が二人wwwwさあどうなる!)

リヴァイb「なんだ…何が起きてる?」

リヴァイc「わからん…どうやら俺たち、増えちまったようだな…?」

リヴァイb「めんどくせぇ…とりあえず今日はもう遅いし寝るか…」

リヴァイc「ああそうだな…明日、クソメガネとキノコ頭を問い詰めるか」

リヴァイb「…宿舎に戻るぞ」

(物陰)

エレン(あれー…あんまり面白くないな…)

夜・宿舎(リヴァイの部屋)

---

ガチャ

リヴァイb「ん…?」

リヴァイa(オリジナル)「スヤスヤ…」

リヴァイc「また俺…か…?」

リヴァイb「チッ…ベッドは一つしかねぇのに…」

リヴァイc「仕方ねぇな…三人で寝るか…」

リヴァイb「流石に狭いな…オイ」

リヴァイc「おい俺達…もっと詰めろ…」

キィ…

リヴァイ×3「スヤスヤ…」

エレン(兵長が三人で添い寝してる…地獄絵図だ…)

リヴァイ×3「うーん…」

エレン(しかし…兵長同士が鉢合わせても、思ったより面白いものは見れなかったな…)

エレン(アルミンもああ言ってたし、朝になる前に二人は芋に戻しておくか)

ビビビビビーッ!

リヴァイb・c「ぐああああああああああああああ!」

ビビビビビーッ!

ボンッ!

ゴロゴロゴロゴロッ…

リヴァイa「スヤスヤ…」

エレン「ふああ、流石に遅いし、今日はそろそろ寝るか…」

エレン「しかし明日は忙しくなるなw」

キィ…

タッタッタッ

そんなエレンの凶行を密かに見つめる、謎の人物…

(物陰)

?(とっ…とんでもない物を見てしまった…)

?(これは…これは!…使える!!)

翌朝・宿舎(エレンの部屋)

---

エレン「んん~いい朝だ!」

エレン「さて今日はあの装置で遊び倒すか!」

エレン(あれ…)

エレン(寝る前、この装置は机の上においたと思ったんだけど…)

エレン(なんで床に落ちてんだ…?)

エレン(…まさか!)

朝・広間

---

リヴァイ×10「よう」

ゾロゾロ


「オイオイナンダアレ…」「ヤベェヤベェヨ…」「キャー!」


リヴァイa「ふぅ」(ガタンッ

リヴァイb「おいペトラ」

ペトラ「はっはい!」

リヴァイc「さっきからずっとトイレ入ってんの誰だ?どんだけなげぇクソなんだ…」

リヴァイd「それと、今日は周りがやけにうるせぇ」

リヴァイe「何とかしろ」

リヴァイf「あと茶を入れてくれ。10人分な」

ペトラ「えっ…えーっと、えっと…」

ペトラ(何なのこれ…)

ライナー(リヴァイ兵長が…)

ベルトルト(10人いる…?)

クリスタ「怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖いッ!」(ガタガタ

ユミル「おっ落ち着くんだクリスタ!」(ギュッ ガタガタ

ミカサ(これは…)

ジャン(なんなんだこの状況…)

ジャン(そうか、オレが新兵だから、今の状況を呑み込めていないだけで)

ジャン(簡単に答えを教えてもらえないのも、自分で学ぶ必要があるからか…)

ジャン(きっと先輩たちも、そうやって戦いを学んできたんだ…)


オルド「なんだよこれ…ふざけんなよ…ほんとなにこれ…」(ブツブツ

ジャン「!」

ペトラ「…ッ」

ジャン(!?…まさか)

エルド「…!」

ジャン(!?…まさか…誰も…)

グンタ「…!?」

ジャン(この状況を理解できていないのか…!?)

オルド「たっ隊長!」

リヴァイ×10「なんだ?」

グンタ「増えてますよね!?」

リヴァイ×10「ああ…そうみてぇだな」

エルド「どう言うことなんです、これは!?」

リヴァイ×10「落ち着け」

ペトラ「説明してください!(一人ください!)」

リヴァイ×10「落ち着けと言ってるんだ、お前ら」


ジャン(あんたが事の当人なのに落ち着き過ぎだよ…)

エルヴィン「なるほど…どうやら本当のようだな…」

ハンジ「まずい…まずいよ…いったい何が」(オロオロ

エルヴィン「いや…まてハンジ…これは…使えるな」

ハンジ「!?」

エルヴィン「リヴァイ達!」

リヴァイ×10「…エルヴィンか」

エルヴィン「ちょっと会議室まで来てもらえるか?」

リヴァイ×10「分かった…」

アルミン「エレン!」(ヒソヒソ

エレン「なんだよ!」(ヒソヒソ

アルミン「二人以上に増やしちゃダメって言ったじゃないか!」(ヒソヒソ

エレン「違うんだ!あの装置…誰かに勝手に使われたみたいなんだ!」(ヒソヒソ

アルミン「なっなんだって!?」(ヒソヒソ

エレン「やべえな…もう団長にまでバレちまってるし…」(ヒソヒソ

アルミン「仕方ない…装置は持ってるんだよね?」(ヒソヒソ

エレン「ああ!」(ヒソヒソ

アルミン「隙を見て一人ずつ芋に戻そう!」(ヒソヒソ

エレン「分かった!」(ヒソヒソ

エレン「エレン…?」(ジー…

朝・会議室

---

エルヴィン「で、気分はどうだ?」

リヴァイ×9「最悪だ…」

エルヴィン「だろうな…しかし朝起きたら増殖していた、か…」

エルヴィン「信じがたい話だが…事実こうして増えているのだしな」

リヴァイ×9「正真正銘、全員俺だ…クソみてぇな話だが」

エルヴィン「その口の悪さ、間違いないようだな。しかし報告では10人と聞いていたが?」

リヴァイ×9「ああ…色々あって一人食堂に置いてきた」

---

同時刻・広間

---

ペトラ「兵長ぉ~10人もいるんだから、一人くださいよぉ~」(ベタベタ

リヴァイa(……うぜぇ)

会議室

エルヴィン「リヴァイ、君の気分は最悪だろうが見方を変えれば、これは好機だ」

リヴァイ×9「なんだと?」

エルヴィン「リヴァイ、君たちが10人いれば、単純に考えて、旅団10団分」

エルヴィン「つまり1軍団を超える兵力ということになる」

リヴァイ×9「…そうだな」

エルヴィン「もしこの人員を一般の兵隊で補おうとすることを考えてみよう」

エルヴィン「知っての通り、調査兵団には毎年30人も入団しない」

エルヴィン「更に4年で、全体のおよそ9割が死亡する」

エルヴィン「つまり飛躍的に生存率が伸び、入団者が爆発的に増えない限り、1軍団分の兵力を手に入れるなど到底無理な話だ…」

エルヴィン「しかし今、私の目の前には数万人の兵士と同等の戦力がある」

エルヴィン「どうだろう、君達の力、次の壁外調査で発揮してみないか?」

リヴァイ×9「ほぅ…悪くない…」

昼・訓練場

クリスタ「なんだかわからないけど」

ユミル「そこで縛られてるアルミンを蹴りまくればいいんだね?」

ミカサ「そう…」

クリスタ「エレンも?」

ミカサ「彼はダメ…それは私の役目」

おもしれぇなwwww
もっと続けろ…下さい(。-_-。)

クリスタ「ごめんね、アルミン!」(ゲシッ!ゲシッ!ゲシッ!

ユミル「悪いなアルミンさん!」(ゲシッ!ゲシッ!ゲシッ!

アルミン「いたい!いたい!いたい!」


エルヴィン「…この状況は?」

ミカサ「はっ!アルミンが今回のリヴァイ兵長増殖事件の主犯格とみられるため、尋問を加えているところです!」

エルヴィン「なるほど。しかし、アルミンが今回の主犯格あるというのは間違いないのかね?」

ミカサ「はい、先ほど私がエレンを尋問したところ、アルミンが主犯であるとの証言が得られました」(チラッ

エレン「シクシク…モウオヨメニイケナイ…」

エルヴィン(…余程酷いことをされたようだ…)

エルヴィン「ふむ、アルミンが何か話したら、私のところまで連れてきてくれたまえ」

ミカサ「はっ!」

ユミル「しっかしなかなかしぶといねぇ、アルミンさん」(ゲシッ!ゲシッ!ゲシッ!

アルミン「僕は…何も…知らない…!」

クリスタ(なにこの感覚…やばい…すごく…いい…)(ゲシッ!ゲシッ!ゲシッ!

アルミン(だんだん気持ちよくなってきたなんて言えない…ビクンビクン)

数時間後・会議室

---

エルヴィン「なるほど。この装置を使うと、リヴァイと芋を相互に変換することができるというわけだね?」

アルミン「はい…」

エルヴィン「とんでもないものを作ってくれたものだ…」

アルミン「どんな罰でも受ける覚悟があります…(それではクリスタに僕をもっと蹴るように命令してください!)」

エルヴィン「これは…量産できるのかね?」

アルミン「は?量産…ですか?」

エルヴィン「そうだ、これを使いリヴァイを増殖させれば、巨人に対して圧倒的優位に立つことができる」

アルミン(あ、これはもう蹴ってもらえない流れだな…)

エルヴィン「アルミン、これからもよろしくな」

アルミン「ではクリスタに四つん這いの僕を蹴るように命令してください!!(はい!!すぐにでも量産に取り掛かります!!)」

夜・食堂

ユミル「へぇーリヴァイ兵長を芋に変える装置ねぇ…」

クリスタ「怖いね…もし自分が芋になったらなんて…」

ユミル「まぁもしクリスタが芋になったら私が食ってやるよ」

クリスタ「えっ?」

ユミル「おい芋女、そういえば、お前今日は随分静かだな…お前が真っ先に食いつきそうな話なのに」

サシャ「そうですねぇ…私もちょっと落ち着きをもって、先のことを考えて行動したほうがいいかなー、と」

ユミル「?…まぁお前も落ち着いたってことか?」

サシャ「まぁそんなところです」

アルミんェ

ジャン「リヴァイ兵長を量産か…エルヴィン団長もすげぇこと考えるな…」

ジャン「しかし流石に酷すぎる話じゃねえか?人間をコピーして戦線に送り込むなんて…」

アルミン「いや…間違ってないと思うよ」

アルミン「大して長くも生きてないけど、確信してることがあるんだ…」

アルミン「何かを変えることのできる人間がいるとすれば、その人はきっと…」

アルミン「大事なものを捨てることができる人だ」

アルミン「化け物をも凌ぐ必要に迫られたのなら、人間性をも捨て去ることができる人のことだ」

アルミン「何も捨てることができない人には、何も変えることはできないだろう」

ジャン「アルミン…」

エレン(何ちょっとかっこいいこと言ってんだよ…お前の差し金だろうが…)





一ヶ月後・巨大樹の森

---

ドドドドドドドド!

エレン(馬鹿め!)

エレン(自分から地獄に来やがった!)

エレン(お前が追っかけてんのは巨人殺しの達人集団だ)

リヴァイb「おい俺ら」

リヴァイc「やるぞ」

リヴァイd「ああ…」

リヴァイ×30「いくぞ!」(バシュ

女型の巨人(ぜっ…全員リヴァイ!?)

リヴァイ×30(バシュ!バシュ!バシュ!バシュ!バシュ!

女型の巨人(はっ…はやい…!)

エレン(速い!速すぎて、硬化で防ぐ暇もない!)

エレン(というか、何が起きてるのかよくわからない!」

女型の巨人「」





数週間後・宿舎

---

ライナー「アニ…あっさり捕まっちまったみたいだな…」

ベルトルト「そうだね…」

ライナー「今リヴァイ兵長は100人を超えてて、今度、独立した兵団になるらしいな」

ベルトルト「そんなに増えてるんだ…」

ライナー「なあ、ベルトルト」

ベルトルト「うん、ライナー。多分同じ事を考えてると思うんだけど」

ライナー「…辞めるか」

ベルトルト「うん、どう考えてもあれは無理だよね」

ライナー「はっきりいって戦士としての責任とかどうでもいい」





数カ月後・ウォール・シーナ内

---

アルミン(その後僕たちは兵役を解かれ、芋製造に従事することになった。)

アルミン(当たり前である。新たな兵士を鍛えるよりも、その人員を芋製造に充てて、収穫高を増やし、リヴァイ兵長を量産したほうが圧倒的に効率がいいのだ。)

アルミン(そして巨人化できるエレン達はどうなったかというと…)

ウォールシーナ内・とある芋畑

---

ミカサ「エレーン、次はここおねがーい」

エレン巨人(コクッ

エレン巨人「ガァァァァァァ!」(ゴリゴリ

ジャン「おおおおお!やっぱエレンがいると収穫ははえーな!」

アルミン(そしてアニも巨人の力を芋製造に役立てることを条件に、開放された)


ユミル「アニー、今度はこの樹だー」

女型の巨人「アァァァァァァ!」(メキメキ

ユミル「おー相変わらず、すげースピードで木をなぎ倒してくな」

クリスタ「アニは手足を硬化できるから、森を拓くのに最適だね」

その夜・食堂

---

ワイワイガヤガヤ

エレン「いやー今日も大量だったな!」

ミカサ「エレン、いつもお疲れ様」

ジャン「なぁーエレン、久しぶりにあれやってくれよー」

エレン「ん?ああ…あれか、いいぜ!」


エレン『収穫してやる…この畑から…一つ…残らず!!』


一同「wwww」





数年後・かつてシガンシナ地区と呼ばれていた場所

---

アルミン(今や1万を超える調査リヴァイ団により、数年のうちにほとんどの巨人が駆逐された)

アルミン(外の巨人が駆逐されると、人の往来の妨げになる壁は少しずつ取り壊され、壁の中にいた巨人たちも調査リヴァイ団によって順次駆逐されていった)

アルミン(今でも稀に巨人が発見される事はあるが、駐屯リヴァイ団により瞬く間に駆除される)

アルミン(人類はやっと100年の支配から開放されたのだった)

ミカサ「エレン、そろそろ帰りましょうか」

エレン「そうだな」

子エレン「おかあさん、今日ご飯は?」

ミカサ「そうね…今日はカレーにしましょうか!」

子エレン「やったぁ!」

カンカンッ!

「調査リヴァイ団だ!!」

「調査リヴァイ団が帰ってきたぞ!!」

「今回も行った時と数が変わってないな」

子エレン「英雄の凱旋だ!!」(ダッ

エルヴィン「今回の調査で…」

エルヴィン「我々は…今回も…」

エルヴィン「なんの成果も得られませんでした!!」


「そりゃそうだ!」

「巨人なんて、みんないなくなっちまったもんな!」

「いつもありがとう!調査リヴァイ団!」


子エレン「ねえおとうさん、ぼくもリヴァイ兵長みたいに強い男になれるかな?」

エレン「あぁ…お前ならなれるさ」(ポン

同時期・ペトラの家

---

ペトラ「今日のはダシを変えてみたんですよ!はい、あーん」

リヴァイa「(パクッ)…ほぅ…悪くない…」

ペトラ父「…しかし本当にリヴァイ兵士長と結婚しちまうとはなあ…」





サシャ(ふふふふふっ!)

サシャ(上手くいきました)

サシャ(最初にあの装置を盗んでリヴァイ兵長を量産したのは私です!)

サシャ(人類最強の兵士を量産すれば、巨人はあっという間に駆逐されるでしょう)

サシャ(では巨人との戦いが終わった後、大量に増えたリヴァイ兵長はどうなるでしょうか?)

サシャ(簡単です!食糧難に喘ぐ人類の文字通りと糧なるのです!)

サシャ「さて早速、芋を確保するとしましょうか!」

サシャ「おっあれは、はぐれリヴァイ!」(ポチッ

ビビビビビーッ!

はぐれリヴァイ「ぐああああああああああああああ!」

ボンッ

ゴロゴロゴロッ…

サシャ「ん~これで好きなだけ芋が食べられますね!」

サシャ「目先の利益に囚われず、長期を見据えて投資した私の勝利といったところでしょうか!」(ドヤァ

サシャ「くくくくっ…あーっはっはっはっはっ!」(ムシャムシャ

end

完全に出オチだったけど、最後まで読んでくれてありがとう
リヴァイがネタ扱いされるssってあんまりないなと思って書いてみた
じゃあの

りばい「ふぅ…」

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom