穂乃果「バトルしようよ!」 (458)

にこ「はぁ?バトル?」

凛「リアルファイトかにゃ?」

穂乃果「違うよー!これだよこれー!」

にこ「これって…」

花陽「ポケモン最新作…」

穂乃果「ポケットモンスターXだよっ!」

うみまき「??」ガタッ

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1398323470

訂正
うみまき「!」ガタッ

ことり「どうしたの海未ちゃん?」

海未「い、いえ…なんでもありませんよ」

にこ「あんたねぇ…バトルって言っても、それひとつじゃどうしようもないじゃない」

穂乃果「うん。だから、みんなでポケモンを買おうよ!」

にこ「はぁ!? なんでにこたちまでポケモン買わなきゃいけないのよ!?」

穂乃果「えー!いーじゃん別にー!」

にこ「良くないわよ!だいたいねぇ、にこたちはスクールアイドルなのよ!?ポケモンをやってる暇なんて…」

凛「実は凛も持ってるにゃー!」

穂乃果「おお!流石凛ちゃん!それはYだね!」

にこ「…ま、まさか」チラッ

花陽「じ、実は、私も…」

にこ「」

にこ「あんたたちねぇ!自分がスクールアイドルだっていう自覚あるの!?」

凛「それとこれとは別にゃー」

穂乃果「そうだよ!それに、ポケモンは別腹って言うし!」

にこ「言わないわよ!」

凛「ていうかさっきから真姫ちゃんソワソワしすぎじゃないかにゃー?」

真姫「はぁ?何それイミワカンナイ」ソワソワ

ことり「あの~」

にこ「何よ!こっちはこの3人の説教で忙し…」

ことり「ことりも持ってるよ~」ポケットモンスターY

にこ「」

穂乃果「ことりちゃんも私たちの仲間だね!」

ことり「えへへ~そうだね~」

花陽「四人…という事はマルチバトルも出来ますね!」

ことほの「まるちばとる?」

凛「ていうか結局にこちゃんの方が少数派だにゃー」

にこ「ぐぬぬ…!」

真姫「…」ソワソワカミノケクルクルチラッチラッソワソワチラッカミノケクルクルチラッチラッ

にこ「認めない!にこは認めないわぁ!海未ちゃん!このおバカたちに何か言ってやって!」

海未「えっ?が、ガブリアスの耐久調整の話ですか?」

穂乃果「えっ?」

ことり「ちゅん?」

凛「にゃ?」

花陽「ふむ…」

真姫「…」

にこ「………………は?」

にこ「…何さっきの?日本語?」

海未「…はっ!ち、違うんです!これはその…ね、寝言です!」

ことり「あれれ~?海未ちゃんさっきまで起きてたよね~?」

海未「こ、ことり!?」

穂乃果「ガブリアス…ってポケモン、だよね?」

凛「凛は知ってるにゃー!ガブリアスって、ものすごーく強いポケモンらしいにゃ!」

花陽「ものすごく、なんてレベルじゃないよ!凛ちゃん!」

凛「にゃ?」

花陽「ガブリアスは第四世代で生み出されたポケモンで、600という数値を1番無駄なく配分された、まさに最高峰の種族値を持っているの!具体的にいえば、攻撃は130という高い数値で、耐久値も平均よりも高くて、不一致のめざめるパワー氷くらいなら耐えちゃうの!」

凛「か、かよちん…?」

花陽「そして極めつけには素早さ102という、激戦区の100族を抜く素早さ!ガブリアスの強さはここに集約されていると言っても過言じゃないの!」

花陽「そしてその素早さから繰り出される相性補完ばっちりのドラゴンタイプと地面タイプの技を一致で使えるの!おまけにとくこうは必要最低限に抑えられていて、大文字を搭載して役割破壊もこなしたり、剣の舞を搭載して火力の底上げ、ステルスロックを搭載して味方のサポートも出来たり、とにかくなんでもござれなの!」

ことり「でも、XYだと妖精さんのせいでちょっと弱くなったんじゃないのかな?」

花陽「そんなことありません!むしろガブリアスはめざめるパワーの威力60固定化によって不意に落ちることが少なくなったり、天候弱体化で砂がくれは死に特性になったけど、もう一つの特性鮫肌が物理環境とマッチしていて、そもそもフェアリーもほとんどがガブリアスより遅くて、おまけに特防寄りのステータスだからガブリアスの一致地震が通るからなんら問題ないんです!現に、ガブリアスは今なお使用率No.1!世代を超えながらも常に頂点に君臨する様はまるで王者!もはやポケモンの対戦はガブリアスが主人公と言っていいはずです!」

凛「かよちん怖いにゃー…」

穂乃果「んー…よくは分からないけど…とりあえず、海未ちゃんもポケモンやってる…ってこと、だよね?」

海未「くっ…それは…」

ことほのりんぱな「」ジィー

海未「…わ、分かりましたよ!言えばいいんでしょう!?ええ、あなたたちの察する通り、私もポケモンをやっていますよ!」

ことほのりんぱな「海未ちゃん!」キラキラ

海未「!?」

穂乃果「最初から言ってくれれば良かったのにー!」

海未「だ、だって…馬鹿にされると思って…」

ことり「馬鹿になんてしたりしないよ?だって私たちは仲間だもん?」

海未「ことり…穂乃果…」

ワイワイキャッキャッ

にこ「ダメだこいつら…早くなんとかしないと…」

真姫「…」

にこ「そうだ…希と絵里ちゃんなら…!」

絵里「話は聞かせてもらったわぁ!」バァーン!

希「カードがウチを呼んでいるんや」バァーン!

にこ「絵里ちゃん!希!」

にこ「いいところに来たわね2人とも!さっさとみんなの目を覚まさせて!」

穂乃果「絵里ちゃん…!」

絵里「…実は、あなたたちに言わなければならないことがあるの」

海未「言わなければならないこと…?」

絵里「ええ。実は…」

りんぱな「」ゴクリ…

絵里「私も持ってるのよ!」ドヤチカポケットモンスターエェェェックス

ことほのうみりんぱな「えええええ!?」


にこ「はああああ!?」

絵里「しかも!ただやっているだけじゃないわ!これを見なさい!」3DSパカー

花陽「これは…!」

海未「ふむ…シングルレート1759…ですか」

ことほのりん「レート?」

海未「簡単に言えば強さの指標のようなものですよ。あ、対戦相手見つかってますよ、絵里」

絵里「ハラショー!私の実力を思い知らせてやるわぁ!」

ワイワイガヤガヤ

にこ「…何よこれ。仲間外れ?」

希「にこっち…」

にこ「希…まさかあんたまで…」

希「…」

にこ「…帰る。今日はもう帰るわ。どうせにこは仲間外れよ」

真姫「ちょ、にこちゃn」

バタン!スタスタ…タッタッタッ…

真姫「にこちゃん…」シュン…

真姫(どうして私については何も聞いてくれないんだろう…)ショボンヌ…

希「真姫ちゃん」

真姫「何よ?」

希「早く…にこっちのところへ、行ってあげるんや」

真姫「は、はぁ!?なんで私が!?べ、別に私はにこちゃんの事なんて全然心配なんか…」

希「ふふ…相変わらず、分かりやすいなあ、真姫ちゃんは…うっ…」バタッ

真姫「ちょ、ちょっと希!?大丈夫!?」

希「ふふ…ポケモンの話をすると、もう一人のウチが出たい出たいって、暴れ出すんよ…」

真姫「希…あなたまさか…!」

希「だから…ウチはにこっちに役割を持てないんよ。にこっちに役割を持てるのは…真姫ちゃんだけなんよ。」

真姫「希…」

希「さあ、早く…行っておいで。にこっちのところへ。」

真姫「…分かった。にこちゃんの事は、この真姫ちゃんに任せなさい!」

バタン!タッタッタッ!

希「ふふ…にこっちの事、よろしくな…」バタッ







絵里「あれ?希、にこと真姫は?」

ノゾミ「にこっちと真姫ちゃんは体調が優れないから帰るって。それよりも絵里ち、いや…」

ヤゾミ「ヤリチ殿www久しぶりに我と一戦交えようぞwwwんんwww」

どこかの公園

にこ「ううっ、ぐすっ、なによおみんなしてポケモンポケモンって…にこだけ仲間外れじゃない!」

にこ(あっ…そういえば小学生の時に似たようなことがあったっけ…)

にこ(確か…あの当時流行りのゲームを持ってなくて、それでみんなの話題ついてこれなくなって)ジワァ…

にこ(あれ、思い出したらまた涙が…)

にこ(もう、なんなのよ!どうしていっつもにこはのけ者にされなくちゃならないのよ!)

にこ「…グスッ」

真姫「にこちゃん!」

にこ「!?」

にこ「まっ、真姫ちゃん!?どうしてここに…?まさか、にこを追いかけてきて…?」

真姫「ち、違うわよ!///別ににこちゃんが心配だから急いで追いかけてきたわけじゃなくて、えぇとその、たまたまよ!偶然よ偶然!」

にこ「ふーん…用も無いのにこんな時間に、こんな小さい公園に?」

真姫「わ、私は毎日この時間にこの公園に来るのが日課なの!悪い!?」

にこ「ふーん…随分と変わった日課ニコ」ニヤニヤ

真姫「よ、余計なお世話よ!///」

真姫「そ、そうだにこちゃん!実は私、買ってみたのよ!ポケモン!」

にこ「っ!?」

真姫「べ、別にポケモンには興味無かったんだけど。穂乃果と凛があまりにもうるさかったから、仕方なく買ったのよ!?」

にこ「ふーん。で、何?自慢したいわけ?ポケモンを持っていないにこに対して」

真姫「ち、違う!そうじゃなくて、えっと…わ、私、ゲームとかよく分からないからその、す、3DSもポケモンも二つ買っちゃったの!だ、だから片方をにこちゃんに恵んであげようと…」アタフタ

にこ「いらない」

真姫「え…?」

にこ「いらないって言ってるのよ、そんなもの」

疲れた、寝る。
明日の朝に生きてれば再開するよ

にこ「にこはね、確かに貧乏よ。ゲームを一つ買う余裕すら無いほどにね。だけどね、貧乏だからと言って憐れみや同情されるのはほんとに迷惑なのよ。あんたからすればよかれと思ってやっているんだろうけど、にこからしたら本当に嫌で嫌で仕方ないのよ!ありがた迷惑なのよ!」

真姫「ち、違う!私は…!」

にこ「というわけだから、そんなものいらない。じゃあね真姫ちゃん。私は帰るわ。妹たちが待ってるしね」

真姫「ま、待って!まだ私の話が!」

にこ「…」

真姫「にこちゃん!」

にこ「…」

真姫「にこ…ちゃ…」ウルウル

にこ「…」ピクッ

真姫「嫌われた…にこちゃんに…グスッ、ヒグッ…」

にこ「…はあ。ったく…」

今の環境分からないすぎるから久しぶりにレートに潜ってた

再開するよ

にこ「なに泣いてんのよ。こっちが泣きたいくらいなのに」

真姫「だって…ヒック…にこちゃんに…嫌われたから…」

にこ「馬鹿ねぇ。にこがこのくらいで真姫ちゃんの事を嫌うわけないでしょ?」

真姫「ううう…にこちゃあああん!」ダキツキ!

にこ「まったく…世話の焼ける後輩ね」ナデナデ

真姫「ふええええん!」モギュッ

にこ「はいはいよしよし、真姫ちゃんはほんとに甘えんぼさんにこ」ナデナデ

しばらくして…

にこ「どう?少しは落ち着いた?」

真姫「うん…取り乱しちゃってごめんね」

にこ「別にぃ?むしろ真姫ちゃんの貴重な泣き顔が見れてラッキーだったニコっ★」

真姫「な、何よそれ!///イミワカンナイ!///」

にこ「…」

真姫「に、にこちゃん?」

にこ「ごめんね、真姫ちゃん」

真姫「な、何よ突然」

にこ「謝っておこうと思って。その…せっかく真姫ちゃんが親切にしてくれたのに、あんな酷いこと言っちゃってさ」

真姫「べ、別に気にしてなんかいないから、いいわよ」

にこ「あんなにわんわん泣いていのに?」

真姫「そ、それは言わないでよ!///」

にこ「ていうか真姫ちゃん、あの時まだ話が終わっていないようなことを言ってたけど、続き、聞かせてくれる?」

真姫「ヴェェ!?」

真姫「ど、どうしても言わなきゃダメ?」

にこ「ダメ」

真姫「…仕方ないわね。絶対に、絶対に笑わないって誓うなら、言ってあげる」

にこ「誓う。絶対に笑わない」

真姫(そ、即答…)

真姫「…分かった。じゃあ今から話すわわ。」

真姫「実は、よく分からないからゲームを二つ買ったっていうのは嘘なの」

にこ(うん、知ってる)

にこ「で?それだけじゃ無いでしょ?どうしてわざわざ二つも買ったの?」

真姫「それは…にこちゃんの言っていた通り、にこちゃんに同情したから…ていう理由も、含まれている…かも」

にこ「…」

真姫「で、でも!1番の理由はそんなんじゃなくて!1番の理由は…に、にこちゃんとゴニョゴニョニョ…」

にこ「真姫ちゃーん、聞き取れないニコー」

真姫「だ、だから!にこちゃんと、一緒にゴニョゴニョニョ…」

にこ「聞こえなーい」

真姫「もう!にこちゃんと一緒にポケモンをやりたいって言ってるじゃない!何回言わせるつもりよ!」

にこ「えー、だって聞き取れなかった…」


にこ「…え?///」ポン!


にこ「ちょ、ちょっと!///どういう意味よそれ!///」

真姫「どういうって…言葉の通りだけど…ていうかにこちゃん、顔がハッサムみたいに真っ赤よ?」キョトン

にこ「ちょ、ちょっと暑いからよ!///そ、そもそも、なんでにこなの!?穂乃果や凛ちゃんもいるじゃない!」

真姫「ダメ!にこちゃんじゃないとダメなの!」

にこ「」オーバーヒート!

にこ(この子はさっきから何を言ってるの?)

にこ(にこと一緒にポケモンをやりたいとか)

にこ(に、にこじゃないと…ダメ、とか///)

真姫「というわけで、はい。」スッ

にこ「あ…」

真姫「憐れみや同情なんかじゃない。これは私からのお願いよ。この真姫ちゃんのお願いを断ることなんか、許さないんだから!」

にこ「…真姫ちゃん」

真姫「ほら、早く選びなさいよ」カミノケクルクル

にこ「…仕方ないわねー。真姫ちゃんのお願い、このにこにーが聞いてあげるニコ?」

真姫「はいはい。で、どっち?」

にこ「んーと…じゃあ、こっちの赤い方で」

真姫「Yね。3DSの色はピンクで問題無いわよね?」

にこ「うん。別に気にしないわ」

真姫「そ。なら決まりね。はい。私からのプレゼントよ大切に扱いなさいよね」

にこ「言われなくても分かってるニコ?」

真姫「じゃ、渡すものも渡したし…そろそろ帰るわね」(良かった…いつものにこちゃんに戻ってくれて…)




にこ「あー!ちょっと待って真姫ちゃん!」

真姫「何よ?私は忙しいんだから、手短に頼むわよ?」

真姫(本当のことを言ったら厳選なんかよりにこちゃんと一緒にいる方が大切だけどね。言うつもりは無いけど)

にこ「えっと…」モジモジ

真姫「どうしたのにこちゃ…」

にこ「あ、ありがと!///」カァァ

真姫「」

にこ「じゃ、じゃあまた明日!///」クルッタタタタタッ!

真姫「」

真姫(結婚したい)


一方、にこまきがイチャついていた頃の園田さん

海未(今日は本当に驚きました)

海未(まさかμ'sの中にあんなにポケモントレーナーがいるなんて…)

海未(しかし、趣味を共有出来る仲間が増えたことは、とても喜ばしいことです)

海未(そんな事を考えている間に、疼いてきましたね)

海未(さて…今日も潜りましょうか。)

海未(レーティングバトルへ?????!)


訂正

海未(レーティングバトルへ……!)

海未(さて、今日も頑張りましょうか。)

海未(おや、もう対戦相手が見つかりましたか。ふむふむ…相手はレート1800台後半…相手にとって不足無しですね)

海未(…ふむ、相手のパーティはこんな感じですか…)

海未(だったらこの選出が安定でしょうね。ここは深く考えず、素直な選出でいきましょう。)

海未「対戦よろしくお願いします。」

海未「…」

海未「…」フム…

海未「…」

海未「…」ドヤァ

海未「…」

海未「…!」

海未「…」フムフム…

海未「…」

海未「…」ニヤリ

海未「…チェックメイトです。ばぁーん?」

海未「ふう…対戦ありがとうございました。」

訂正

海未「チェックメイトです。ばぁーん(はぁと」

訂正ばっかですまん

海未(危なかったですが、なんとか勝てましたね。)

海未(スカーフガブリアス、増えてきていますね。襷ステロガブの流行が、スカガブを増やしたのでしょうね。かくいう私も、スカガブを入れてますが。)

海未(環境が変動していき、それに合わせてポケモンの需要や型も変動する。それがポケモンの面白いところですね)

海未(それにしても、バンギラスは相変わらずかっこいいですね。)

海未(フェアリータイプの登場、天候永続の廃止で一時はどうなるかと思いましたが…)

海未(新たな力、メガシンカを手に入れ、耐久、攻撃が大幅にアップ。地味なが素早さもアップ。さらに悪技が鋼に等倍になったことによる技の一貫性の上昇…)

海未(むしろ向かい風が吹いているのでは?)

海未「…って、私はさっきから誰に向かって言っているのでしょうか?」

海未「ふああ…」

海未「よく見たら、もうこんな時間じゃありませんか…」

海未「そろそろ寝ないと、明日の学校に支障をきたすかもしれませんね。」

海未「まあ、ようやくレート1900台に載せることも出来ましたし…」

海未「今日はもう満足ですね」

海未「では、おやすみなさい。」

海未「明日は…ダブルを…1800台…に…」

海未「zzz…」

僕も寝るね

向かい風じゃなくて追い風じゃない?

>>58
oh…
ナチュラルに間違えた
追い風に脳内補完しといてください
それじゃあ投稿していきます

役目を果たした後の西木野さん


真姫(はぁ…今日のにこちゃん、可愛すぎよ…)ボーッ

真姫(全然ダメね…勉強に集中出来ないわ)

真姫「もう!にこちゃんの癖にこの私を悩ますなんて生意気よ!」プンプン!

真姫「今日は勉強はここまでにして…そうね、久しぶりにシングルレートにでも潜ってみようかしら」

真姫「今シーズンはシーズン2より上がりにくいからレート2000越えは諦めてダブルトリプルばっかりやっていたけど…」

真姫「こうなったらもうやってやるわ!シングルレート2000越え!」3DSキドウ

真姫「私に不可能なんて無いんだから!」ポケモンXキドウ

真姫「ヴェェ!?まだたったのレート1900前半じゃない!」

真姫「てっきり1900後半だと思ってたわ…」

真姫「ていうかこんなところで諦めてたのね、私…」

真姫「シーズン2は楽だったのに、不思議なものね」

真姫「あ。当たった。」

真姫「って、相手1700台じゃない!これじゃたいして上がらないわよ!ていうかなんで1700と当たるのよ!」

真姫「…まあいいわ。全力で叩き潰してあげる」

真姫「うーん…」

真姫(しばらくシングルレートに潜ったけど…勝ったり負けたりの繰り返しでレートがなかなか上がらずじまいね…)

真姫(ていうかゲンガー増えすぎよ…こんなに多かったかしら?)

真姫(しかもほとんどがメガシンカね。まあ、鬼火を撒きながら殴ってくる型はまだ対処しやすいけど…問題は滅びの歌メガゲンガー…通称ほろゲンね)

真姫(さっき身代わり瞑想ライコウで3タテしてあげようと思って、ライコウでひとまず身代わりを張ったらゲンガーを後出しされて…)

真姫(もう時すでに遅し。慌てて10万ボルトを使ったけど、全然削れなくて、そのまま滅びを使われて…)

真姫(後はゲンガーは守る身代わりで時間稼ぎ。影踏みのせいでライコウは引っ込められず、そのまま滅びターン経過で倒されたわ。ゲンガーは何事も無かったかのように引っ込められてね。)

真姫(その後はライコウがいなくなった時点で負け確だったから、おとなしく降参したわ。)

真姫(第五世代では天候ゲーのせいであまり見なかった。それでも強いポケモンであることには変わりなかったらけど…あの環境についていけたかのかと問われたら、答えはイエスとは言えないわね)

真姫(だけど第六世代になって天候弱体化。おまけにマリルリがフェアリータイプになったせいでシングルの雨パは消滅、砂パもほとんどみなくなった。一方のゲンガーはメガシンカを手に入れて、特性が影踏みに)

真姫(さらに鋼の悪霊耐性がなくなり、ゴースト技の一貫性がよくなった。それだけではなく、もう一つのタイプの毒も、フェアリーに対して攻守ともに強いという利点がある。極めつけに、現在トップメタのメガガルーラやクレセドラン、受けループにも強い)

真姫(単純なに強化されただけじゃなく、環境の変化も合わさって、相対的に強化されたと言った方がいいわね)

真姫「多分、このパーティのままじゃ勝てないわね。構築を見直さなきゃいけないわ」

真姫「あ…そういえば…」ガサゴソ

真姫「にこちゃんの好みが分からなかったから両方買っちゃったけど…これ、どうしよう」ポケモンX

真姫「周回用…っていっても今作周回する意味あるのかしら?」

真姫「新規準伝はいないし…私は禁止級伝説はほとんど使わないし」

真姫「サンダーくらいよね…正直言って。でもそのサンダーは5匹持ってるから流石にこれ以上いらないし…」

真姫「まあ、放置してるのも勿体無いし…サブロムとして使おうかしら」

真姫「って、もう深夜2時じゃない!いつの間に!?」

真姫「やっぱりポケモンは恐ろしいわ…早く寝ましょ」

真姫(ふふ…明日、この真姫ちゃんがポケモンの極意を手取り足取り教えてあげわ。覚悟してなさい、にこちゃん!)

翌日

凛「穂乃果ちゃーん!バトルするにゃー!」

穂乃果「望むところだよ!」

海未「いくら部室とはいえ、学校でゲームをやっていいんでしょうか…?」

ことり「放課後くらいはいいんじゃないかな~?それに、海未ちゃんだってポケモン持ってきてるよね?」

海未「こ、ことり!?なんでそれを!?」

ことり「あれれ~?ことりはただ海未ちゃんに質問してみただけなのに、なんで焦ってるのかな~?」

海未「くっ…///」


凛「トドメにゃー!」

穂乃果「ああっ!ニョロ!」

ニョロボンはたおれた!
りんとの勝負に負けた!

穂乃果「あちゃー。負けちゃった。凛ちゃん強いね」

凛「えへへ。実は昨日、かよちんに色々教えてもらったついでに、ポケモンももらったんだにゃー」

花陽「り、凛ちゃん!?」

穂乃果「えー!いいなー!ねぇねぇかよちゃん、穂乃果にも教えてよー!」

花陽「ええ!?」

海未(これは…!)

海未「ほ、穂乃果!」

穂乃果「ん?どうしたの海未ちゃん?」

海未「じ、実は私も、ポケモンの知識にはかなり自信がありまして…その、もしよかったら私が色々教えてあげますよ?」

穂乃果「え!本当!?」

海未「ええ。勿論です。ついでに、ポケモンも何匹かあげますよ」

穂乃果「やったあ!海未ちゃんだーい好きー!」ダキツキ!

海未「ほ、穂乃果!///」

海未(ああっ!穂乃果のスメルがノーズに染みりゅぅぅぅうううう!///)

ことり「…」

ガチャッ

にこ「あら。あんたたちもう来てたね」

ほのりん「にこちゃん!」

海未「珍しいですね…にこが1番に部室に来ないなんて」

にこ「あー…ちょっとね。野暮用よ」

凛「にゃにゃ?もしかして真姫ちゃんでも探してたのかにゃ?」

にこ「な、なんでそこで真姫ちゃんが出てくるのよ!///」

凛「だって、真姫ちゃんは必ずにこちゃんと同じくらいに早く部室に行くからにゃ。でも今日は来なかったから寂しくて探してるのかにゃーって」

にこ「さ、寂しくなんか無いわよ!///…って、真姫ちゃんが来てないこと、なんで知ってんのよ?」

凛「あー…それは…」

花陽「えっと…真姫ちゃん、昨日の夜まったく寝てないらしくて、それで…」

ガチャッ

真姫「ふああ…あれ?みんな来てたの?おはよう」

にこりんぱな「真姫ちゃん!」

にこ「…って、どうしたのよその目の下の隈!?」


真姫「えっと…実は昨日…寝れなくて…ずっとポケモンやってたの」

真姫(嘘はついてないわ。私はただ、にこちゃんで変な妄想をしすぎた挙句、寝れなくなったからサブロムのストーリーを進めてただけもの。おかげでもう殿堂入りよ)

穂乃果「えっ!真姫ちゃんもポケモンやってるの!?」

真姫「まあ、一応ね…」

凛「以外だにゃー。真姫ちゃんもやってるなんて」

にこ「て、ていうか真姫ちゃん、大丈夫なの?さっきから足がおぼつかないけど…」

真姫「んー…大丈夫よ…」

真姫(もう限界…おやすみなさい)

にこ「!?」

真姫「zzz…」

凛「真姫ちゃんがにこちゃんのまな板に頭からつっこんだにゃー!」

海未「真姫…相当眠かったようですね」

凛「授業中ずっと寝てたにゃー」

花陽「真姫ちゃん…何かあったのかな…?」

にこ「て、ていうこの真姫ちゃんをどうすりゃいいのよ!?」

ことり「膝枕すればいいんじゃないかな?」

にこ「はぁ!?///」

穂乃果「それだっ!」

にこ「それだっ!じゃないわよ!なんでにこが…」

穂乃果「えー。やらないのー?」

凛「にこちゃんヘタレにゃー」

にこ「ぐぬぬ…!やればいいんでしょ!やれば!」

にこ「…」

真姫「zzz…」スヤスヤ

凛「真姫ちゃん気持ち良さそうだにゃー」

花陽「ふふ。きっと、にこちゃんの膝枕が落ち着くんだろうね」

にこ「な、何よそれ///」

凛「にこちゃん顔真っ赤にゃー」

にこ「うっさいわね!///そ、そうだ!実はね、私も始めたのよ!」ポケモンY!

凛「おお!にこちゃんもついにポケモンデビューにゃ!」

穂乃果「ねぇねぇにこちゃん、最初の3体何選んだの?」

にこ「この子よ!」3DSパカー

穂乃果「これは…?」

凛「ハリマロンだにゃ!」

ことり「わあ、ことりといっしょだね!」

花陽「じ、実は私も…」

海未(3人ともフリーザーですか…うーん…なんとも言えませんね…)

「話は聞かせてもらったわ!」

海未「こ、この声は!」

穂乃果「どこから声が…」

ことり「あ!外に人影が!」

穂乃果「どれどれ…」

凛「人影がこっちにくるにゃ!」

花陽「だ…ダレカタスケテー!」

???「ハッルァァッショオオオッ!!」パリン!

スタッ、バァーーーン!

海未「あ、あなたは…!最近テンションの高い元生徒会長…!」

ことほの「かしこい…!」

りんぱな「かわいい…!」

ことほのうみりんぱな「エリーチカ…!!」

にこ「お、おう…」

真姫「zzz…」スヤスヤ


「ウチも忘れてもらっちゃ困るで!」

海未「この声は…!」

???「ロジカ…スピリチュアル!!」パリン!

スタッ、バァーーーン!

ことほのぱな「希ちゃん!」

海未「スピリチュアルですね…」

凛「せやな」

にこ「意味わかんない…」

今日はここまで。

そろそろ本編(バトルパート)に入ると思います。

じゃあおやすみなさい

再開していきます。

にこ「なんなのこの状況?あんたたち頭大丈夫なの?ガラスぶち破って平気なの?」

絵里「問題無いわ」

希「スピリチュアルやからね」

絵里「って、そんな事よりも!聞いたわよ!真姫とにこもポケモンを持っていると、確かに聞いたわ!」

にこ「ま、まあ確かに言ったけど…」

絵里「そう…つまり私たちμ'sは、全員ポケモンを持っていることになるわ」

にこ「それがどうしたっていうのよ?」

絵里「どうしたもこうしたも無いわ!私たちは、アレをやるしかないじゃない!」

にこ「アレ?」

希「決まっとるやん。ポケモンバトルや」

海未「μ'sでポケモンバトル…ということは、小規模な大会のような形でしょうか?」

絵里「そういうことになるわね」

凛「なんだか面白そうにゃー!」

絵里「誰が1番強いのか、はっきりさせましょう!」

海未「しかし、今すぐから始めるのは厳しいのではないでしょうか?まだにこは対戦環境が整っていないようですし」

絵里「それも勿論考えてあるわ。大会は二週間後の予定よ。二週間もあれば、対戦環境も整うはずよ」

希「ちなみに対戦形式はシングル、ルールはフラットルールでハンデは無し。これで異論は無いん?」

海未「ありませんね。それでいきましょう」

ことり「あわわわ…穂乃果ちゃん、なんか大変なことになってるよぉ」

穂乃果「うーん、よく分かんないけど…たまにはいいんじゃないかな?」

花陽「うう…レートがたったの1600台の私が…勝てるかなぁ…」

凛「大丈夫にゃー!かよちんは強いにゃー!凛が保証するにゃー!」

にこ「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!何勝手に決めてんのよ!スクールアイドルの活動はどうするのよ!?」

絵里「勿論いつも通り続けていくわ。ポケモンとスクールアイドルの両立はポケモントレーナーとしての基本よ?」

にこ(もうやだこの同級生)

絵里「と、いうわけだから、二週間後に大会を開催するわよ。それでいいかしら?」

にこ「うん…もうそれでいいわよ…」

絵里「ふふ。なら決まりね。二週間後が楽しみだわ!」

凛「ちょっと待つにゃー」

絵里「凛?どうしたの?」

凛「うーんと、別にポケモンバトルするのは構わないんだけど、勝ったのに何も無いっていうのはどうなのかにゃー?」

絵里「は、ハラショー…言われてみれば確かに…戦うことしか考えていなかったわ…」

にこ(何も考えていなかったのね…)

海未「つまり、優勝賞品が欲しい、ということでしょうか?」

凛「そういうことにゃー!」

海未「まあ確かに、優勝賞品があった方がみんなのモチベーションが上がりますが…」

希「ふふふ…こんなことがあろうかと思って、ウチが既に賞品を用意してきたんよ!」

穂乃果「おお!」

凛「流石は希ちゃんにゃ!」

にこ「で?なんなのよその優勝賞品とやらは?」

希「じゃじゃーん!スピリチュアルグッズならぬロジカルグッズや!」

凛「いらない」

にこ「金を貰ってもごめんよそんなの」

希「んんwwwww」

絵里「うーん…ちなみに凛は何がいいと思う?」

凛「凛はラーメンだにゃ!」

絵里「…は、花陽は」

花陽「米」キリッ

絵里「それはあなたたちの欲しいものでしょ…」

にこ「ふっふっふっ…それならにこにいい案があるわ!」

絵里「いい案?」

にこ「優勝賞品は次のセンターを獲得!これでどうよ!?」



にこ「どう?これで文句はないでしょ?」

絵里「いや…流石にそれはちょっと…少なくともポケモンバトルで決めていいようなことじゃないと思うわ。そもそもそれだってにこの欲しいものじゃない」

にこ「なんでこんな時だけ常識人キャラに戻ってんのよ!」

絵里「それじゃあ、2年生組は何かいい意見はあるかしら?」

ことほのうみ「うーん…」

穂乃果(優勝賞品…つまりみんなが欲しがるものかあ…自分の欲しいものならすぐに分かるんだけどなあ…例えば)

海未(穂乃果のパンツですね)
ことり(穂乃果ちゃんのパンツかな)

海未(しかし、穂乃果のパンツを優勝賞品にするのは気が引けますね)
ことり(絶対に自分が優勝するとは限らないからね)

海未(仮に優勝出来なかった場合…私はほのパンツをmgmg出来ない…)
ことり(それだけじゃない…優勝した人がほのパンツに魅了されて、ほのキチ化する危険性もある…)

ことうみ(まさに愚策ッ…!)


穂乃果「そうだ!いいこと思いついちゃった!!」

絵里「あら?何かいい案でもあるの?」

穂乃果「うん!みんなが欲しがるような、最高の優勝賞品を考えたよ!」

ことうみ「!?」

にこ「ふーん。たいした自信ねぇ。それで結局なんなの?」

穂乃果「それはね…!」

ことうみ「」ゴクリ

穂乃果「優勝者は、μ'sのメンバーの中の誰か一人を一日中好きに出来る!っていうのはどうかな!?」

ことうみ「!?!?!?!?」

絵里「ハラショー…」

にこ「あんた…馬っっ鹿じゃないの!?」

穂乃果「ひどい!?」

にこ「好き勝手にする方はともかく、される方はたまったもんじゃないわよこれ!」

穂乃果「で、でも、にこちゃんだって、真姫ちゃんのことを一日中好きにしたいでしょ?」

にこ「な、なんでそうなるのよ!///つねるわよ!?」

穂乃果「いひゃいいひゃい!もうふへっへふほー!」(痛い痛い!もうつねってるよー!)

凛「凛は穂乃果ちゃんの意見に賛成だにゃー!」

希「ウチもええと思うよー。どうする、絵里ち?」

絵里「うーん…これでいいんじゃないかしら?」

穂乃果「やった!」

にこ「ええ!?」

絵里「私は疲れちゃったからおうちにかえるわ。じゃあね」

にこ「ちょ、ちょっと!待ちなさ…」

バタン

にこ「い、行っちゃった…」


穂乃果「絵里ちゃん、急にどうしたんだろう?」

海未「」ガタッ

ことり「」ガタッ

穂乃果「海未ちゃん?ことりちゃん?」

海未「用事が出来ました。今日は帰らせていただきますら」

ことり「ことりも用事が出来ちゃった。ごめんね穂乃果ちゃん」

バタン

穂乃果「海未ちゃんとことりちゃんまで…どうしたんだろ?」

真姫「んっ…」

にこ「あ、真姫ちゃん。ようやくお目覚めね」

真姫「ふああ…おはよう、にこちゃん」

にこ「おはよう…っていう時間じゃないけどね…」

真姫「…?」キョロキョロ

真姫「海未とことりは?私が来た時にはいたはずだけど…」

にこ「あー、そのことなんだけど…」




おうちにかえった絢瀬さん

絵里(ハラショー…完全に想定外だったわ)

絵里(最近、私はポンコツだとか言われているから、ポケモンで勝って今一度私のかしこさとかわいさを見せつけてやる作戦だったのに…)

絵里(だけど好都合よ)ニヤリ

絵里(まさか、穂乃果からあんなことを言ってくるなんて…勝つのはこの私、かしこいかわいいエリーチカだと知っててあんな事を言うなんて)

絵里(間違いなく私に気があるわ)ニヤリ

絵里(ふふ…待ってなさい穂乃果…優勝してたっぷりハラショーしてあげるわ…!)

絵里「そのためにはレートで修行ね!ハラショオオオオ!!」


亜里沙「最近お姉ちゃんの様子がおかしい…」

一方の園田さん

海未「…」カチッカチカチッ

海未「ふう…」

海未(まさか、私が乱数調整に手を染めるなんて…思いもしませんでした)

海未(しかし、これも勝つため。止むをえないのです)

海未(絶対に負けるわけにはいかないのですから…!)

海未(ちなみに穂乃果を一日中prprする、そのために戦うわけではありません)

海未(もちろん勝ったなら一日中prprしますが)

海未(私の本当にすべきことは…ただ一つ!)

海未(それは…穂乃果の貞操を守ることです!)




海未(間違いなく、μ'sの中に私以外のほのキチが潜んでいるはず)

海未(ことりは間違いなくほのキチ…絵里もグレーゾーン…凛や真姫、にこもほのキチじゃないとは言い切れませんし、大穴で花陽と希も…)

海未(そして間違いなく、優勝したなら穂乃果を好き勝手にした挙句、穂乃果の純潔を奪っていくでしょう…!)

海未(それだけはさせない!ほのキチの名にかけてそれだけは阻止せねば!)

海未(そして、すべてを終え、穂乃果を一日中堪能…!?)ブシュッ!

海未(し、しまった!鼻血が!)ダクダク

海未「ああああああ!?画面が血の海に染まっていく!」

海未「乱数調整している途中なのに!」ダクダク

一方の南さん


ことり(種族値…努力値…個体値かあ…)

ことり(ポケモンって奥が深いんだね~)

ことり(でも、だいたい分かっちゃった)

ことり(強いポケモンの作り方は分かったけど、問題は準伝説だね)

ことり(ことりには流石に用意出来ないし…メイド喫茶の常連さんに貰っちゃおうかな。ポケモンやってるみたいだし)

ことり(後は実戦だね。いざ戦ってみないと分からないことはいっぱいあるはずだもん)

ことり(ふふ…待っててね穂乃果ちゃん。優勝して、たっぷり可愛がってあげるからね)

ことり(海未ちゃん…穂乃果ちゃんは絶対に渡さないから)


一方の西木野さん

真姫(起きてから、すべてのことをにこちゃんから聞いた)

真姫(なんでも、二週間後にμ'sのメンバーでポケモンの対戦会があるらしい)

真姫(しかも優勝者はμ'sの中の1人を一日中好きに出来ると聞いた)

真姫(…今までにこちゃんを遊びに誘おうとしたことはあったけど、素直になれなくて一度も誘えなかった)

真姫(だけどこの大会に優勝して…それを口実ににこちゃんと…)

真姫(これは…勝つしか無いわね)

真姫(でも、焦る必要は無いわ。既にポケモンは揃っている。後はそれをどう組み合わせていくか、それだけよ)

真姫(そんなことより…優勝した後の事を考えましょう)

真姫(ふふ…大会が楽しみね)ニヤリ


既に、戦いは始まっていた。
各々のメンバーは、己の目的のために全力を尽くし、確実な勝利をものにしようと目論んでいた。

一方で、こうなった原因を作った主人公は…

穂乃果「…」ペラッ

雪穂「…」

雪穂(お姉ちゃん…またポケモンの漫画読んでる…)

穂乃果「…ふう」パタン

穂乃果「いやー、レッドも良かったけどゴールドもいい主人公だね!」



そして時は過ぎて大会当日

絵里「皆!ポケモンと3DS、持ってきたわね!?」

穂乃果「勿論!準備万端だよ!」

にこ「ふっふっふ…ようやく、にこの作り上げた最強でさいかわのポケモン達を披露出来るわね!」

凛「凛もこの日のためにいっぱい勉強してきたにゃー!」

花陽「や、やるからには精一杯頑張ります!」

海未「…」

ことり「…」

真姫「…」カミノケクルクル

希「それじゃあ、みんな揃ってるようだし、くじ引きで最初の対戦相手を決めよか」


くじ引きの結果

一回戦

にこVSことり

ことり「よろしくね、にこちゃん」

にこ「相手があんたでも手加減しないわよ!」

二回戦

海未VS凛

凛「にゃにゃ!?いきなり海未ちゃんとだにゃー!?」

海未(ふふ…初戦は安泰ですね)

3回戦

花陽VS希

希「ウチの相手はかよちんやね。手加減はせえへんからね?」

花陽「わ、私も!手加減はしません!」

4回戦

真姫VS絵里

絵里「ふふ。よろしくね」

真姫「ええ。こちらこそ」

そして…シード!

穂乃果「え?シード?」

穂乃果「シードって事は、ほのかはまだバトル出来ないってこと!?」

海未「そうなりますね…」

穂乃果「そんなぁ~!せっかく最高のパーティを組んできたのにー!」

ことり「くじ引きで決まっちゃった事だし…仕方ないよ」

にこ「ふふん。ま、あんたはそこでにこの華麗なバトルを見てることね!」

絵里「ほら、後ろがつっかえるから、早く始めなさーい」

にこ「分かってるわよ!」

今日はここまで。
次からようやくバトルパートです。

余談ですが、最新話で俺の中のにこ株が上昇中です

ちなみにポケスペはゴールドが一番好きです

それじゃ、おやすみなさい。

一回戦

にこVSことり

にこ「みなさい!これが私のポケモン達よ!」

にこPT
ドレディア
サーナイト
ニンフィア
ヌメルゴン
エルフーン
グレイシア

穂乃果「うわー!かわい~!」

凛「かわいいポケモンばっかりだにゃー!」

にこ「アイドルたるもの、ポケモンもかわいいポケモンを使いこなすものよ!」

海未(にこらしいといえばにこらしいですね。さて、問題は対戦相手のことり…)

凛「あ、対戦始まったにゃ」

穂乃果「えー!?まだことりちゃんのポケモン見てないのに~!にこちゃんのバカー!」

にこ「なんでにこが言われなくっちゃなんないのよ!」

海未(なん…だと…!?)


海未(馬鹿な…!いくら相手がにことはいえ、早すぎる!)

海未(まさか…選出に一切の迷いが無いというのですか!?)

ことり「…」

海未「!」ゾクリ

海未(この感じ…まさか!)

にこ「最初はこの子よ!」

にこにーはドレディアを繰り出した!

その時、草タイプは思い出した…

やつに駆逐される恐怖を。

ことり(ごめんね、にこちゃん。負けられないんだ)

ことりはファイアローを繰り出した!


ファイアローのブレイブバード!

ドレディアは倒れた!

ファイアローのブレイブバード!

エルフーンは倒れた!

ファイアローのブレイブバード!

ニンフィアは倒れた!

ことりとの勝負に負けた!


にこ「」

ことり「えへへ、勝っちゃった♪」

凛「さ、3タテにゃー…」

穂乃果「ことりちゃん強ーい!いつの間にこんなに強くなったの?」

ことり「この二週間でいっぱい勉強したんだよ~」

真姫「…」


にこ「ニコ…ファイアローコワイ…」ガクブルガクブル

海未(ファイアローの恐怖を一度知ってしまったものは…もう立ち直れない…仮に立ち直れたとしても、そのトラウマから、パーティにファイアロー対策を3体入れなければ気に食わなくなってしまう…)

海未(逆にファイアローの強さに魅せられたものは…その抜き性能に魅了され、ファイアロー無しでは生きられなくなってしまう…)

海未(もはや呪いだッ…!)

真姫「…」

海未(真姫…?なんだか様子がおかしいですね…)

海未(にこがあんな状態なのに…何も声をかけてあげないなんて…)

海未(まさかッ!?)

海未(迂闊だったッ…!真姫がにこキチだと勝手に判断していたッ…!)

海未(しかしッ!悲しきかな、現実は違うッ!)

海未(あれはただのファッションにこキチッ!その本性は…)

海未(ほのキチだッ!)

海未(間違いないッ…!真姫も穂乃果を狙っているッ…!)

真姫「…」



凛「海未ちゃーん!早く始めようよー!」

海未「分かっていますよ。今すぐ用意します」

海未(既に最高のパーティは出来上がっています。最高レートは…2000にはギリギリ届きませんでしたが、1985!)

海未「さあ!祭の始まりです!」


凛PT

レパルダス
キノガッサ
メタモン
ピクシー
ゲンガー
ガブリアス

海未「」

穂乃果「あ!猫のポケモンが入ってる!」

凛「レパルダスにゃ!凛のお気に入りなんだにゃー!」

海未(こいつはくせえッー!ゲロ以下のにおいがプンプンするぜッーーーーッ!!)

海未(なんですかこれは!?ただのレパルガッサメタモンじゃないですか!!おまけに滅びの歌を使うであろうメガゲンガーに、小さくなるを使うであろうピクシーまで!!害悪の集合体ですよ!!これじゃあのガブリアスが天使に見えるようなメンツですよ!!)

海未(対する私は…!)

海未PT

バンギラス
ガブリアス
ローブシン
ポリゴン2
ゲンガー
水ロトム

海未(畜生ッ!この前フシギバナ抜いたんだったッ!)

海未(いや…仮にフシギバナを入れていたとしても間違いなくゲンガーやガブリアスで対策されている筈…)

海未(もううだうだ言ってられません!やると決めたらやるだけです!)

海未(さて…凛のPTですが…さっきも言った通り、レパルガッサですね。レパルガッサも気を付けなければなりませんが、ピクシーやゲンガー、無論ガブリアスも要注意…ですが、ピクシーに関しては、ゲンガーで処理出来ますね)

海未(しかし相手にもゲンガーがいます。ということは、ゲンガーのやってくる事など知っている筈です)

海未(と、なると…ピクシーは出ません。つまり…レパルガッサメタモン選出が濃厚!)

海未(こうなったら運で制するしかありません!私は彼を信じます!)


凛「いくにゃー!」

りんはレパルダスを繰り出した!

海未(ビンゴ!読み通りです!)

海未(しかし、まだ勝ちが決まったわけではありません。ここからが本当の勝負)

海未(すべてはあなたにかかっています。頼みますよ、私のパーティのNo.2!)

うみはローブシンを繰り出した!


穂乃果「わわっ!なんだか強そうなポケモンが出てきた!」

花陽「あれは…ローブシン!」

穂乃果「ローブシン?」

花陽「第五世代では格闘最強とも言われたポケモンです!第六世代ではフェアリーの登場で数を減らしましたが…弱くなったわけではありません!」

穂乃果「へえー。そんなにすごいポケモンなんだー…」

海未(むしろ第六世代では突撃チョッキという新たな道を開拓した…)

海未(五世代からバンギラスと並ぶ、私の相棒です!)

海未(もはや読みなどいりません!思考停止ドレインパンチです!)

レパルダスはねこのてをつかった!
レパルダスのキノコほうし!
ローブシンは眠ってしまった!
ローブシンはぐうぐう眠っている!

海未(これはあくまで予定通り…次のターンからが勝負です!)

海未(もう一度…ドレインパンチ!)

レパルダスはみがわりをつかった!
レパルダスの身代わりが現れた!

海未(頼む…!起きてください…!)

ローブシンは目を覚ました!

凛「にゃ!?」

海未(よし!)

ローブシンのドレインパンチ!
効果は抜群だ!
レパルダスの身代わりは消えてしまった…
レパルダスは食べ残しで少し回復

海未(まず一回目は成功…ですね。私も運がいい)

凛「もう一回にゃ!」

レパルダスはねこのてをつかった!
レパルダスのキノコほうし!
ローブシンは眠ってしまった!
ローブシンはぐうぐう眠っている

海未(二回連続で1ターンで起こる確率…それはきっと低い筈です)

レパルダスはみがわりをつかった!

海未(しかし!例えそうであろうと関係ありません!)

レパルダスの身代わりが現れた!

海未(私は園田海未!その程度の確率論など、捻り潰してやります!)

ローブシンは目を覚ました!

凛「にゃにゃにゃ!?」

ローブシンのドレインパンチ!
効果は抜群だ!
レパルダスの身代わりは消えてしまった…
レパルダスは食べ残しで少し回復

凛「そ、そんな…なかなかうまくいかないにゃー…でも次こそ!」

レパルダスはねこのてをつかった!
レパルダスのキノコほうし!
ローブシンは眠ってしまった!
ローブシンはぐうぐう眠っている

レパルダスはみがわりをつかった!
レパルダスの身代わりが現れた!
ローブシンは目を覚ました!
ローブシンのドレインパンチ!
レパルダスの身代わりは消えてしまった…
レパルダスは食べ残しで少し回復

凛「そ、そんにゃ!?」

花陽「さ、三回連続…!」

凛「くっ…!まだにゃー!」

レパルダスはねこのてをつかった!
レパルダスのキノコほうし!
ローブシンは眠ってしまった!
ローブシンはぐうぐう眠っている

レパルダスはみがわりをつかった!
レパルダスの身代わりが現れた!
ローブシンは目を覚ました!
ローブシンのドレインパンチ!
レパルダスの身代わりは消えてしまった…
レパルダスは食べ残しで少し回復

凛「ば、バカにゃ…!?」

絵里「よ、四階連続!?そんなことがあり得るなんて…!」


海未(よし!次も1ターン目から起きれば、身代わりは打てなくなる!)

レパルダスはねこのてをつかった!
レパルダスのキノコほうし!
ローブシンは眠ってしまった!
ローブシンはぐうぐう眠っている

凛「次こそ…身代わりを残すにゃ…!」

レパルダスはみがわりをつかった!
レパルダスの身代わりが現れた!

海未(頼みます…ローブシン!奇跡を…奇跡を起こすのです!)

ローブシン「zzz…」

海未(いっけえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!)

ローブシン「!」

ローブシンは目を覚ました!
ローブシンのドレインパンチ!

絵里「五回…連続…!?」

花陽「す…すごい…すごすぎます…!」

絵里「運がいいとか、そんなレベルじやない…!もはや勝利の女神を味方につけているレベルよ…!」

希(運ゲーを逆に運で捻り潰す、か…。その運命力、異教徒には勿体無いやん?)

希(ふふ…決まりやね、海未ちゃん。覚悟しとき。優勝して、こっち側に導いたるからな)

希(異教徒は、導く意外ありえない)ニヤリ

凛「まだにゃ!まだキノコほうしは打てるにゃ!」

レパルダスはねこのてをつかった!
レパルダスのキノコほうし!
ローブシンは眠ってしまった!
ローブシンはぐうぐう眠っている

海未(身代わりが張れなくなったぶん、随分と気が楽になりましたね。だけどまだ油断は出来ません)

海未(身代わりが張れなくなった以上、相手の行動は決まったも同然)

レパルダスのいばる!
ローブシンの攻撃がぐーんと上がった!
ローブシンは混乱した!

海未(さて…ここで動くかどうか…!)

ローブシンは混乱している!

絵里「ローブシンは…!」

ローブシンはぐうぐう眠っている

花陽「動かない…!」

凛「」ニヤリ

凛(やっと決まった…今日はすこぶる運が悪いにゃー)

凛(いや、むしろ海未ちゃんの運が異常すぎにゃ)

海未(流石に6回連続は無理でしたか…だけど問題無いです)

凛(まだ、身代わりを残せるだけの体力が残って無いにゃ…だから)

うみりん(次のターンが勝負!)

海未(大丈夫です…ローブシンならきっと…!)

凛(運は凛に向いてきてるにゃ。きっとうまくいくにゃ!それに、万が一ダメでもまだ控えがいるにゃ)

海未(そうなってくれば…相手の行動はただ一つ!例え失敗しても、後ろには相手の能力変化すらコピーするメタモンがいる!つまり…)

うみりん(いばる1択!)

海未(さあ…かかってきなさい!)

凛(海未ちゃん、覚悟するにゃ!)

凛「レパルダス!頼むにゃ!」

レパルダスのいばる!
ローブシンの攻撃がぐーんと上がった!
ローブシンはすでに混乱している!

海未「頼みますよ、ローブシン!」

ローブシンは目を覚ました!

穂乃果「おお!また起きた!」

絵里「いや、まだよ!」

穂乃果「え?」

ローブシンは混乱している!

凛(まだにゃ…!ここで、ここで自滅すれば大ダメージが入るにゃ!それに、また身代わりを残せる体力が…!)

海未(ローブシン…あなたならやってくれます!)

凛(自滅するにゃ!)

海未(動け…!)

凛(自滅!)

海未(動けッ!)

ローブシンのドレインパンチ!

凛「にゃあああ!?」

効果は抜群だ!レパルダスは倒れた!

海未「よしっ!!」

穂乃果「海未ちゃん…すごい嬉しそうな顔してる…あんな顔見たこと無いよ」

絵里「ハラショー…一体目から白熱しすぎよ…」

凛「まだにゃ!まだ終わらないにゃ!」

りんはメタモンを繰り出した!

メタモンの
かわりもの

メタモンは相手のローブシンに変身した!

海未(出ましたね…メタモン!今は攻撃力4段階アップのローブシンですが…問題はありませんね。何故なら、凛、あなたは間違いなくドレインパンチを選択するでしょう。私はそう言い切れる自信があります。何故なら…)

海未(私とあなたとでは、経験に差がありすぎるからだッ!)

うみはローブシンを引っ込めた!
うみはゲンガーを繰り出した!
メタモンのドレインパンチ!
ゲンガーに効果は無いようだ…

凛「にゃっ!?」

凛(ゲンガー!忘れてたにゃー!)

海未(計算通りですね)

海未(さて、おそらくこのメタモンはスカーフです。つまり、間違いなく引っ込めてくる)

海未(そして裏にいるのはキノガッサ。技構成は気合いパンチと茸胞子は確定ですね。残りは…凛のことですし、何も覚えさせていないか…あるいはまもるとカウンターですね)

海未(どちらにせよ、ゲンガーに決定打は無い。つまり…身代わり安定!)

りんはメタモンを引っ込めた!
りんはキノガッサを繰り出した!
ゲンガーのゲンガナイトとうみのメガリングが反応した!
ゲンガーはメガゲンガーにメガシンカした!
ゲンガーはみがわりをつかった!
ゲンガーの身代わりが現れた!

凛「身代わり!?」

凛(どうしよう…気合いパンチもカウンターも茸胞子も効かないにゃ…!)

凛(守るで時間を稼いでも意味が無いし…これはもう…)

降参が選ばれました

凛「お手上げにゃー」

海未「ふふ。対戦ありがとうございました。」

うみ
WIN!

凛「海未ちゃん強すぎにゃー!」

海未「ただ運が良かっただけですよ。少しでも運が悪かったら、待間違いなく負けてましたし…」

海未(ふう…危ない勝負でした。まさか凛がレパルガッサを使うとは思っていませんでした…)

海未(久しぶりにこんな心臓に悪い勝負をしましたよ…)

海未(しかし、さっきの凛を見て分かりました。μ's内にもう初心者はいませんね。油断など出来ません。次の花陽と希の勝負…この目にしっかりと焼き付けさせていただきます!)

にこ「ニコー」

三回戦

花陽VS希

絵里「次は希と花陽ね。」

凛「かよちーん!頑張るにゃー!応援してるにゃー!

花陽「凛ちゃん…!」

穂乃果「うーん、2人ともどんなポケモン使うのかなぁ」

海未「気になりますね…」

ことり「そうだね~」

にこ「ニコー」

真姫「…」

希「ほな、対戦よろしくな。かよちん」

花陽「よっ、よろしくお願いいたします!」

希「そんな硬くならんでええって。それじゃあ早速始めよか」ニヤリ




今日はここまで。

次はのんたんのヤーティが暴れるよ!
お休みなさい。


おもしろい

休日なのに早く起きてしまった…
それじゃあ始めます

花陽PT

クチート
カイリュー
ヌオー
水ロトム
マニューラ
ランクルス


穂乃果「おお!まだ誰も使ってないポケモンばっかり!」

凛「かよちんのお気に入りのクチートも入ってるにゃ!」

花陽「えへへ…クチートだけは、どうしても抜けないんだ」

穂乃果「うんうん!分かるよその気持ち!ほのかもリザードンは抜けないもん」

凛「凛もレパルダスは抜けないにゃ!」

海未(私もバンギラスは抜けませんね。さて…対する希のパーティは…)


希?PT

ヘラクロス?
ギャラドス?
ギルガルド?
火ロトム?
サザンドラ?
マリルリ?

海未(これは…サザンガルドでしょうか…?うっ、何故か頭が…)

絵里「…来るわね」

海未(え?)

海未(来るとは…一体…?)

希?「んんwwwwぺゃっwwww」

海未「!?」

ことり「!?」

穂乃果「!?」

凛「!?」

花陽「!?」

真姫「…」

にこ「ニコォ」

ヤゾミ「ヤケモーニンwwww」

ヤゾミPT

ヤラクロス
ヤャラドス
ヤルガルド
ヤザンドラ
火ヤトム
ヤリルリ

絵里「現れたわね…希の中に眠れるキングオブヤーティストの魂が!

穂乃果「ヤーティスト?」

凛「口調がおかしいにゃー…」

花陽「ひええ…」


ことうみ(間違いない…あれは論者!)

ことり(まさか…希ちゃんが論者だったなんて)

海未(完全に予想外…ですが、むしろ安心しましたね。論者など、所詮はただのネタ。倒すのは楽な筈…)

ヤゾミ(そうでもないですぞwwwヤミ殿www)

海未(!? 直接脳内に!?)

                  ____
          ____ ..::/     \  ヤケモーニンwwwwww
        /     \  ─    ─\      ___
ぺゃっwwww/  ─    ─\ ⌒  ⌒  ヽ     /      \
     /    ⌒  ⌒  ヽノ(、_, )ヽ    |  / ―   ―  \  早起きしてしまいましたなwwwwwwwwwwww
    |       ,ノ(、_, )ヽ    |-=ニ=-   / /   ⌒  ⌒   ヽ
     \     -=ニ=-   /:.      <  |     ,ノ(、_, )ヽ     |
    ノ            \⌒ ̄ ⌒⌒~ \    -=ニ=-    /
   ~⌒ ⌒ ̄⌒ ⌒ ̄ ⌒⌒~         >        <

                   \    /⌒ ⌒ ̄⌒ ⌒ ̄ ⌒⌒~

            論 者 た ち が 目 覚 め た

ヤゾミ(んんwwwヤミ殿、さっきは論者は倒すのが楽と言っていましたがそれは大きな間違いですぞwww)

海未(どういうことですか!?)

ヤゾミ(我にはヤーティ神のご加護である必然力が備わっているのですぞwww信仰する以外あり得ないwww)

海未(必然力?)

ヤゾミ(論者に備わった能力ですぞwww異教徒では運命力と言いますぞwwwそして何より、この必然力はヤミ殿にも備わっていますぞwww)

海未(わ、私に!?何故…)

ヤゾミ(先程の勝負、一見すればヤミ殿が運が良かっただけのように思えましたが、実は違いますぞwwwあれはすべて起こるべくして起こったことですなwwwつまり必然力ですぞwww)

海未(そ、そんな筈は…!)

ヤゾミ(事実ですなwww現に、あの時ヤミ殿は心の中で無理だとは思っていなかった筈ですぞwwwむしろ出来ると思っていた筈ですなwww)

海未(そっ、それは…確かにそうですが…!)

ヤゾミ(んんwww布教する以外ありえないwwwまあそこでじっくり見ていてくださいなwww必ず勝って、ヤミ殿にも役割論理の素晴らしさを布教してあげますぞwww)

海未(ふ、布教!?まさかあなた…くっ、希の声が聞こえなくなった!)

海未(また一つ…負けられない理由が増えてしまいましたね…!)

花陽(希ちゃんのパーティ…特に怖いのはヘラクロスとサザンドラです…!)

花陽(ヘラクロスはランクルスやヌオーでは受けることすら出来ないし、マニューラやカイリューも不利…!ロトムで無理矢理鬼火を打つか、クチートで対面から戦うかの2択になります!)

花陽(でもロトムはサザンドラに弱くって、クチートはサザンドラが威力強化系のアイテムを持っていたらアウト…)

花陽(でも、勝ち目が無いわけじゃありません!)

花陽(サザンドラに1度でも竜星群を打たせることができれば、クチートの起点に出来ます!)

花陽(それが、私が勝つための道筋です!)

花陽(つまり先発は…この子です!)

ヤゾミ「んんwwwよろしくですなwww」

ヤゾミはヤザンドラを繰り出した!

ヤザンドラ「んんwww」

花陽(サザンドラ!予想は外れたけど、この選出ならいける!)

はなよはロトムを繰り出した!

海未(サザンドラVSロトム…一見すればサザンドラが優位に見えますが、後ろにクチートやカイリューがいる可能性を考えると…竜星群は打ちにくいですが…)

海未(役割論理的には、大きな負担を与える為に殴ってくる可能性も無いとは言えませんね…)

花陽(ここで竜星群を打ってしまったら、カイリューやクチートに起点にされる…!)

海未(それだけではありません。仮にあのサザンドラがこだわりメガネだった場合、竜星群を選択したら後出ししにきたクチートに対して竜星群が不発に終わります)

花陽(つまり、相手のサザンドラは間違いなくあくのはどうを選択するはず!)

花陽(私の安定行動は、悪の波動を受けつつ後攻ボルチェン!)

花陽(後は怯まない事を望むだけ!)

花陽(お願いだから怯まな…)

サザンドラのりゅうせいぐん!

花陽(!?)

花陽(そんな!?このタイミングで竜星群!?)

海未(希…思い切った選択ですね)

花陽(お願い…!耐えて…!)

ガツガツガツ!
ロトムはオボンの実で体力を回復した!

花陽(た、耐えた!)

海未(ふむ…これで眼鏡の可能性は消えましたね)

海未(しかし、ここで迷いなく竜星群を打ったという事は、後ろにクチートやカイリューを確実に処理出来るポケモンがいるという事)

海未(それに花陽が気づいているかどうか…)

ロトムのボルトチェンジ!
効果はいまひとつのようだ

ヤザンドラ「オボン()はありえないwww」

ロトムははなよの元へ戻っていく!


ボボンの実ですぞwwwwwwwwww

花陽(良かった…眼鏡じゃなくて。ロトムが倒されていたら負けが確定していました…!)

花陽(だけど、これでクチートで剣の舞を……)

花陽(いや…ここはクチートじゃない…!あの子が適任かもしれない…!)

はなよはカイリューを繰り出した!

海未(カイリュー…ですか)

海未(確かに、クチートの剣舞1積み不意打ちでは、どちらにせよサザンドラは落とせませんからね)

海未(しかし、カイリューならばいける。竜舞を積めば三タテもありうる)

海未(しかし、希が何も対策をしていないとは思えない)

海未(相手にはギャラドスがいた。それがメガギャラドスならば、後出しから型破り氷の牙で狩れる)

海未(しかし、ギャラドスがメガストーンを持っているとは限らない。となると、対処が打倒なのは…マリルリ)

海未(マリルリに合わせてクチートを後出しすれば、あるいは耐久調整をしてれば弱点保険を発動させて…)

海未(いずれにせよ、高度な読み合いになりますね…)


ヤゾミ(んんwwwボイリュー()ですなwww)

ヤゾミ(残念ながら我のヤャラドスはメガはしないですぞwwwゴツメですなwww)

ヤゾミ(正直この枠は霊獣ヤンドでも問題無いですぞwww)

ヤゾミ(しかし今回はヤャラドスは選出していないんですなwww)

ヤゾミ(代わりに鉢巻ヤリルリを選出しましたぞwww)

ヤゾミ(しかしこのヤリルリ、じゃれつくでボイリューを確定では落とせないんですなwww)

ヤゾミ(ここはヤザンドラを捨てる以外ありえないwww)



花陽(どちらにせよ私のカイリューは耐久に振ってある!もう何も怖くない!ここはりゅうのまいを選択します!)

カイリューのりゅうのまい!
カイリューの攻撃がぐーんと上がった!

ヤゾミ(んんwwwりゅうのまい()wwwありえないwww)

ヤゾミ(しかし異教徒的には安定行動ですなwww)

ヤザンドラのあくのはどう!

ヤザンドラ「んんwwwゴミ火力ですなwww」

ヤゾミ(これじゃ捨てになりませんぞwww)

りゅうまいって攻撃1段上昇じゃなかったっけ?

ヤゾミ(しかしこれはチャンスですぞwwwボイリューのマルスケを潰すことが出来たからですなwww)

花陽(引っ込めて来なかった…という事は、希ちゃんの控えにはマリルリがいる!それに、なんでだろう…オボンの実は持っていないと思う!)

ヤゾミ(げきりん()読みでヤリルリを後出し出来れば最高ですぞwwwだけどそれを読まれて地震を打たれたらボボンを持っていないヤリルリは確2ですぞwww)

花陽(だけど地震を打つのはリスクが大きすぎる…だけど!)

花陽(竜星群はxyで特殊技威力低下によって威力130になった…そして相手はいのちのたまでもなければこだわりメガネでも無い!だとすればおそらく…達人の帯!)

花陽(私のカイリューは耐久にそれなりに努力値を割いている!達人の帯でも、2段階ダウンのりゅうせいぐんは耐える!)

花陽(そのことは希ちゃんも頭に入れているはず!だとしたら…間違いなくマリルリが出てくるッ!)

ヤゾミ(んんwww今かよちん殿には我がとるであろう二つの行動に対する回答を作り出しているはずですなwww)

ヤゾミ(しかしそこで第三の可能性を出されたらどうなりますかなwww)

ヤゾミ(役割論理とは交換戦であるという事を思い知らせてやりますぞwww)

ヤゾミはヤザンドラを引っ込めた!

ヤザンドラ「りゅうのまい()はありえないwww」

花陽(よし!やっぱりマリルリだ!読み通…)

ヤゾミはヤラクロスを繰り出した!

ヤラクロス「ヤケモーニンwww」

花陽(!?)

>>203

間違えました…
書き込む前にリアルの方でグラードンに剣舞積まれたのが衝撃的でつい…(言い訳)

カイリューのじしん!
効果はいまひとつのようだ

花陽(そんな…居座るわけでもなく…マリルリに換えるわけでもなく…ヘラクロスに換えた!?)

花陽(完全に考えていなかった…!三体目を、三つ目の可能性を!)

ヤゾミ(んんwwwかよちん殿はおそらく混乱しているでしょうなwww)

ヤゾミ(一度冷静さを失ったトレーナーがどうなるかwww我は知っていますぞwww)

ヤゾミ(故に我の行動は決まっていますぞwwwぺゃっwww)

花陽(どうしよう完全に計算外だ…!控えにいるとは思っていたけど、こんなタイミングで出るなんて…!)

花陽(神速…いや、メガヘラクロスになったら耐えられる…!)

花陽(じゃあ逆鱗…?いや、そんなことをしたら後にマリルリにやられて…!)

花陽(いや、むしろマリルリはいない…?そうだ、いると見せかけて実はいないんだ!)

花陽(だったら逆鱗安て…)

花陽(…いや、やっぱりいるはずだ…そもそも居たらゲームオーバーだ)

花陽(…ロックブラスト)

花陽(そうだ、ロックブラストだ)

花陽(ヘラクロスの使う技は、間違いなくロックブラスト…命中率は90)

花陽(すべてを…それに賭けよう)

花陽(希ちゃんの狙いは一度ヘラクロスを出してマリルリがいないように偽装し…)

花陽(逆鱗読みでマリルリを無償降臨する)

花陽(それに違いない)

ヤゾミのメガリングとヤラクロスのヘラクロスナイトが反応した!
ヘラクロスはメガヘラクロスにメガシンカした!
カイリューのじしん!
効果はいまひとつだ
ヤラクロスのロックブラスト!

ヤラクロス「ぺゃっwwwぺゃっwwwwぺゃっwwwww」

効果は抜群だ!
カイリューは倒れた!

ヤゾミ(必然力によってロックブラストを外すことはありえないwww)

ヤゾミ(異教徒は混乱すると途端に根拠のない運命力に頼るのですぞwww)

ヤゾミ(ヤーティ神を信仰して必然力の加護を受ける以外ありえないwww)

花陽(あ、カイリューが…)

花陽(もうサザンドラに手も足も出ない)

花陽(これは、もう…)

降参が選ばれました

ヤゾミ
WIN!


花陽「参りました…対戦ありがとうございました」

希「ふふ。対戦ありがとうな。かよちん強いなぁ。ウチ、冷や冷やしたで」

花陽「いやぁ、流石に希ちゃんには敵わないよぉ」

凛「かよちん負けちゃったにゃー!?」

穂乃果「なんだかすっごく長く感じたね。いい勝負だったよ、二人とも!」

海未(希…あの実力は本物だ)

海未(客観的に相手の目線に立って選出する能力、いざという時の大胆な選択。極めつけには、相手を掌で躍らせるような人心掌握)

海未(強敵…!まさしくその一言に尽きます!)

海未(負けられない…!自分の身の為にも、穂乃果の為にも…!)

海未(ですが、ひとつだけ言わせてください)

海未(対戦前に必然力がどうのこうの言ってたのに、必然力関係ないですよね)

海未(ただ読み勝っただけじゃないですか)

希(スピリチュアルやね)

海未(勝手に人の思考に入らないでください)

4回戦

真姫VS絵里

穂乃果「次は絵里ちゃんと!」

凛「真姫ちゃんにゃー!」

にこ「ニコー」

凛「にこちゃんいい加減しっかりするにゃ!」ネコパンチ!

にこ「二ゴォッ!?」

花陽「凛ちゃん!?」

にこ「うっ…にこは一体何を…」

絵里「ふふ。いくら真姫が相手でも、手加減するつもりはないわよ?」

真姫「そうしてくれるとありがたいわね。私も手加減するつもりはないから」

海未(ある意味本命というべき勝負がやってきましたね)

ことり(絵里ちゃんの実力は数値からはっきりしている。パーティがどんな感じなのかが気になるだけだね)

海未(対する真姫は…何もかも未知数。そしてほのキチ疑惑もある。要注意ですね)

絵里(残念だけど…真姫、あなたには負けてもらうわ)

絵里(私の頼れるかっこいいかしこいかわいい先輩としてのイメージをもう一度引き出すため、そして穂乃果を一日中舐めまわすためにね)

真姫「…さっさと始めるわよ」

絵里「そうね。始めましょう」

海未(さあ…気になる絵里のパーティは…!)

絵里PT

ラッキー
グライオン
エアームド
バンギラス
フシギバナ
ガブリアス

海未(こっ、これはッ!受けループじゃあないかッ!)

海未(くそッ!迂闊だったッ!メガゲンガーの登場で絶滅したと思っていたッ!)

海未(そうさ…!まだ完全に死んだわけじゃあないんだ!ゲンガー対策を組めばまだやっていけるのだッ!)

海未(絵里のパーティ内でゲンガーの対策を兼ねるのは…皮肉にもこの私のマイフェイバリットッ!バンギラスだッ!)

海未(これは厄介なことになってきたぜッ…!)

海未(対する真姫のパーティはッ!?)

真姫PT

ガブリアス
ハッサム
ライコウ
ガルーラ
ゲッコウガ
ファイアロー

海未(こ、これはッ!)

海未(ライコウ!?ライコウが居やがるッ!そんな馬鹿な!?)

海未(なるほど分かってきたぜッ…!真姫は初心者なんかじゃねぇッ…!薄々気付いてはいたが…奴は廃人がドン引きするクラスのド廃人だァーッ!)

海未(新しく買ったような事を言っていたがあれはサブロムッ!金持ちめッ!)

海未(しかし…パーティ構築自体は悪くありませんが…これでは真姫に勝ち目がありませんね…)

海未(何故なら、受けループ対策がいない)

海未(ゲッコウガなら両刀なら…あるいはガブリアスが大文字を持っていれば、まだ希望はありますが…)

今日はここまで。
ダメージ計算したりポケモンの技構成やアイテムを考えたりして書くのはなかなか疲れますね…

今から始めます。

絵里(ハラショー!これはもう勝ったも同然ね!)

絵里(私としては苦手なスイクンもいなければ、ゲンガーやギャラドスもいない!)

絵里(ゲッコウガもそこまで困らないわね。ラッキーで十分。フシギバナは選出せずにいくわ)

絵里(問題はファイアローね。鉢巻だと思って剣舞を舞われた時はどうしようもなくて一晩中泣いたわ)

絵里(だけど今は違う!バンギラスを入れた私に隙はない!)

絵里(となると…先発はファイアローかガブリアス…だけど、どうせガブリアスね)

絵里(ふふ…これでいくわ!)

穂乃果「あ、始まった!」

凛「なんだか緊張するにゃ!」

絵里(私の先発は、この子よ!)

エリチカはエアームドを繰り出した!

海未(エアームドですか。まあ、無難と言えば無難な選択ですね)

海未(エアームドにはステロがある。早くステロを撒くに越したことはありませんからね)

海未(対する真姫は…)

マッキーはファイアローを繰り出した!

海未(ファイアロー…うまく合わせてきましたね)

海未(おそらく真姫の考えはなるべくステロを撒かせないような対面を作ること。つまり、なるべくエアームドとファイアローを対面させることでしょう)

海未(ステロを撒かれたらファイアローは機能しなくなりますからね。しかし…絵里だってそんなこと承知の上。裏に何かがいることは間違いありません)

海未(そうなってくると…エアームドが倒れる前に、ファイアローが力尽きるのが先でしょう)

海未(ファイアローがいなくなれば間違いなく詰み…さあ真姫、ここからどうするのか…お手並み拝見です)

絵里(あら、予想外。けど想定内だわ)

絵里(読みで蜻蛉返りの可能性もあるけど、ここは様子見も兼ねてあの子を出させてもらうわ)

エリチカはエアームドを引っ込めた!
エリチカはバンギラスを繰り出した!

海未(やはり居たかッ!バンギラスッ!)

海未(ファイアローは蜻蛉返りか!?それともフレアドライブか!?それとも別の技…)

ファイアローのおにび!

うみえり(!?)

バンギラスはやけどをおった!

絵里(え?え?う、うそ!?鬼火!?)

海未(こっ、これはッ!)

海未(私としたことが…すっかり忘れていた!今や認知されつつある、鉢巻アローに次ぐファイアローのメジャーな型をッ!)

海未(その名も物理受けアローッ!またの名をゴツメアローとも言うッ!)

海未(なんで今までその事を忘れていたッ!一度苦い経験をしているじゃあないか!)

海未(そう…あれは、乱数調整を理解してBW2でドランとクレセリアを手に入れ、早速XYに送ってきてレートに潜った日の事だった)

海未(そこに、ヤツはいた…!)

海未(私はクレセドランが刺さってると思い、クレセドラン選出でいった)

海未(無論、手に入れたばかりだから使いたかったというのも理由の一つだろう)

海未(相手の初手はファイアロー、こちらはヒードラン)

海未(私はこの瞬間、勝ちを確信した)

海未(…だが、その認識は甘かった)

海未(何故なら、ファイアローが挑発をうってきたからだ)

海未(私のヒードランは毒まも型、私は身代わりが打てなかった)

海未(そして、マグマストームのPPが無くなるまで粘られた)

海未(結果、私はファイアローに手も足も出ないまま、三タテされた…)

海未(私はそれ以来、マグマストームを噴煙に変えたものの、クレセドランを一軍で使うことは無かった)

海未(そう、私の言いたい事はただ一つ…)

海未(ゴツメアローは、受けループ系の戦術にも強いッ!)

海未(そしておそらく…絵里のあの反応。間違いなくゴツメアローは初めて見たという顔でしょう)

海未(この勝負…一気に勝敗が分からなくなりましたね)

絵里(聞いてないわよ!?ファイアローが鬼火だなんて!)

絵里(これじゃあまともな火力が出ないじゃない!)

絵里(だ、だけど焦る必要は無いわ!私のバンギラスはメガストーン持ちのメガバンギラス!やけどをおっていてもストーンエッジでこの焼き鳥を葬れるだけの火力は出せるわ!)

海未(この状況…真姫ならおそらく…)

マッキーはファイアローを引っ込めた!
マッキーはガブリアスを繰り出した!

絵里(!?)

エリチカのメガリングと
バンギラスのバンギラスナイトが反応した!
バンギラスはメガバンギラスにメガシンカした!
バンギラスのストーンエッジ!
効果はいまひとつだ

絵里(は、ハラショー…ガブリアス…)

海未(ふむ…思い切った選択ですね)

海未(一見無難なように見えるが、これはなかなか判断がいる)

海未(何故ならバンギラスがステロを撒いてくる可能性があるからだ)

海未(もし撒かれたら…ファイアローは非常に動きにくくなります)

海未(かと言ってそれを読んで挑発を打ったとして、相手が岩技を打ってきたら…いくらやけどしているとはいえ、バンギラスほどの攻撃からの一致岩技…ましてやメガバンギラスの一致岩技なんて耐えられるわけがない)

海未(耐えられたところで、砂ダメもありますからね)

海未(しかし、真姫はおそらく最初からステロは持っていないと踏んだ)

海未(おそらく、経験のなせる技でしょう)

絵里(が、ガブリアス!?裏に居たのね!)

絵里(くっ…すっかり眼中に入れて無かった…!)

絵里(だけど…好都合よ!)ニヤリ

絵里(ガブリアスはエアームドには無力!これでステロを撒けるわ!)

真姫「…」

絵里(ここはエアームドにチェンジよ!)

マッキーはガブリアスを引っ込めた!

絵里(えっ?)

マッキーはファイアローを繰り出した!
エリチカはバンギラスを引っ込めた!
エリチカはエアームドを繰り出した!

絵里(う、嘘!?なんでファイアローを!?)

海未(交換読み交換ですね。やりますね、真姫)

海未(真姫がガブリアスとエアームドの対面を安易に許すわけがない。何故ならその対面においては、エアームドは間違いなくステロを撒けるからだ)

海未(考えが甘かったようですね。絵里)

絵里(まずい…!またこの対面…どうすれば…いや、ちょっと待って…)

絵里(最初のこの対面で鬼火を撒いてきたということは、また撒いてくる…?いや、そもそもフレアドライブを持っていないんじゃ…?)

絵里(だとしたらハラショーね!ステロを撒く事が出来る!)

絵里(私に迷いは無いわ!)

ファイアローのちょうはつ!
エアームドは挑発にのってしまった!
エアームドは挑発されてステルスロックがつかえない!

絵里「」

海未(まあ、そうなりますよね)

海未(これに限っては安定中の安定行動ですね)

海未(エアームドの技は補助技ばかりですし、バンギラスに換られた場合も有効ですし)

海未(この勝負、もう決まったも同然ですね)

絵里(どうしよう…ドリルくちばししか使えない…)

絵里(おとなしくドリルくちばしを使う…いや、鬼火を食らったら元々無い火力がさらに…鬼火…?)

絵里(そうだ!鬼火よ!次こそ鬼火に違いないわ!)

絵里(だったらバンギラスに交換安定じゃない!)

真姫「…」

マッキーはファイアローを引っ込めた!
マッキーはガブリアスを繰り出した!
エリチカはエアームドを引っ込めた!
エリチカはバンギラスを繰り出した!

絵里「」

海未(さて、もう一度この対面になりましたね)

海未(こうしてバンギラスを繰り出すだけでも徐々に火傷ダメが稼がれていきます)

海未(ここから再び読み合いですが…何故でしょう、結果はなんとなく分かりますね)

絵里(どうしよう!またガブリアス!またガブリアス!)

絵里(素直にエアームドに引っ込める!?いやまたファイアローがくる!?)

絵里(エアームドとファイアローの対面になったらバンギラスに引っ込めればいいけど火傷ダメがきつい…!)

絵里(だ、だけど!エアームドがいることを知っていてガブリアスで地震を打つわけがないわ!きっとまたファイアローが出てくる!)

絵里(あんな焼き鳥、かしこいかわいい私のバンギラスが串刺しにしてやるわ!)

ガブリアスのじしん!
効果は抜群だ!

絵里「」

海未(あ、耐えた)

海未(さすがはメガバンギラスの耐久ですね。まあ火傷で死にますが)

バンギラスのストーンエッジ!
しかしバンギラスの攻撃は外れた!

海未(あ、外れた)

バンギラスは火傷のダメージを受けている
バンギラスは倒れた!

海未(これで真姫の勝碓ですね)

絵里「」

エリチカはエアームドを繰り出した!
マッキーはガブリアスを引っ込めた!
マッキーはファイアローを繰り出した!
エアームドのステルスロック!
ファイアローの挑発!
エアームドのドリルくちばし!
ファイアローの鬼火!
エアームドのドリルくちばし!
以下省略!

次に貴様は「エリーチカお家に帰る!」っと言う…

海未(その後…)

海未(エアームドは儚く散りました)

海未(案の定最後の一匹はラッキーでしたが)

海未(ファイアローにても足も出ず、やはり儚く散った)

真姫
WIN!

穂乃果「すごーい!3匹全部残して勝っちゃったよ!」

凛「真姫ちゃん何者なんだにゃ!?」

花陽「つ、強すぎる…あの絵里ちゃんを圧倒するなんて…」

希(うーん、これは要注意やね)

ことり(真姫ちゃん…強敵だね)

絵里「」

穂乃果「絵里ちゃん?」

絵里「負けた…」

絵里「エリチカ、負けちゃった…」

絵里「うわああああああああああああん!!もうやだ!!エリチカおうちかえる!!!」

>>244


…ハッ!

穂乃果「ちょ、ちょっと絵里ちゃん?」

絵里「もうかえるもん!かえるったらかえるもん!」

凛「絵里ちゃんが壊れたにゃ!」

希「まあまあ、ちょっと落ちつこ?な?絵里ち?」

絵里「やだやだやだーー!はなして!!エリチカおうちにかえるんだもん!!」

希「そんなこと言ったって、絵里ちは一応主催者なんやで?主催者が帰ったらあかんやん?」

絵里「かんけいないもん!!!おうちかえるもん!!!」

希「…仕方ないなぁ」ガサゴソ

希「はい」つチョコレート

絵里「チカァ?」

希「これあげるから、帰るなんて言わんといて?な?」

絵里「…うん」モグモグ

穂乃果「これじゃまるで…」

希「子供をあやすお母さんみたいだにゃー」


間違えました…

にゃー言ってたのは凛ちゃんです

海未(まあ、あれだけフルボッコにされたらああなりますよね)

海未(というか…デジャヴと言いますか、あの時の自分を思い出して頭が痛くなってきました…)

海未(まあ…さっきの戦いで分かりました)

海未(真姫の実力は…私の想像を遥かに超えている…!)

海未「ようやく四人出揃いましたね」

ことり「そうだね」

希「じゃ、またくじ引きで対戦相手決めよか。にこっち、絵里ちをよろしく頼むで」

にこ「はぁ!?なんでにこが!?」

希「だってにこっち妹と弟いるやん?だから小さい子を扱うの得意かなーって」

にこ「小さい子って…はぁ。仕方ないわね…ほら、絵里ちゃんこっちに来なさい」

絵里「チカー」

花陽(にこちゃんが元に戻って絵里ちゃんがおかしくなってる。猫パンチってすごい)

凛「」ドヤァ

花陽(かわいい)

海未「…」

海未(おかしい…絵里があんなににこにべったりなのに、真姫は何も言わない…)

海未(やはり貴方は…!)

真姫「ほら、さっさと決めましょう」

希「分かっとるよー。ほい、出来たで。みんな引いてなー」

海未(さて…くじ引きは運ですが…)

海未(真姫と希は間違いなくμ'sの中でもトップクラス…いずれはどちらかと戦うことになりますが、出来れば2人で潰しあっていただくとありがたい…)

ことり(流石に希ちゃんと真姫ちゃんを連続で相手にするのはキツイからね。そうなれば…)

ことうみ(理想の対戦カードは…!)

海未(ことり!)
ことり(海未ちゃん!)

希「みんな引いたやんな?ほな、いっせーの、せっ、で見せ合うよ。いっせーの、」

希「せっ!」

希二番

真姫二番
海未一番
ことり一番

ことうみ(よしッッッッッ!!!)

希「海未ちゃんとことりちゃん、ウチと真姫ちゃんやね」

海未「そのようですね」チラッ

ことり「そうだね」チラッ

海未(ことり…あなたのパーティはまだ判明していませんが…私は全力を尽くすだけです)

ことり(海未ちゃん…まだ海未ちゃんの本当の実力ははっきりしていないけど、私は全力を尽くすだけだよ)

準決勝一回戦

ことりVS海未

ことり「海未ちゃん…!」

海未「ことり…!」

花陽「2人とも…目が本気だ…!」

凛「幼馴染対決だにゃー!」

穂乃果「2人ともー!頑張れー!」

ことうみ「もちろん」キリッ

穂乃果「…あれ?私、何か忘れてるような…?」

海未(ことりィ!あなたとはいずれ決着をつけなければと思っていました!今がその時だ!)

ことり(海未ちゃん…ことりは負けないよ。ことりは勝って…穂乃果ちゃんのワンダーゾーンにススメ→トゥモロウするんだもん)

ことうみ(この勝負…)

ことうみ(絶対にッッッッ!負けられないッッッ!)

穂乃果「やっぱり何か忘れてる気がするなー…」

今日はここまで。
まだ寝ないけどことりちゃんと海未ちゃんのバトル内容はじっくり考えたいので…

ちなみに結構自分の実体験を元にして書いてます。
クレセドランを使ってゴツメアローにボコられたのはこの俺です。
ではノシ

ようやくバトル内容が定まってきました!

そろそろ始めていきます!

海未PT

バンギラス
ローブシン
ポリゴン2
ゲンガー
ガブリアス
水ロトム

ことり(海未ちゃんのパーティはメンバーこそ分かっているけど、それぞれの詳細な型がまだ分かっていない…分かっているのはローブシンのドレインパンチとゲンガーの身代わりだけ。圧倒的に情報が少ない)

海未(だけどそれは私も同じ…ことりのパーティの情報は一切分かっていない)

海未(せいぜいファイアローくらいだろう)

海未(つまり、情報戦は不可能!単純な読み合いになる!)

海未(さて…ことりのパーティは…!)


ことりPT

ファイアロー
フシギバナ
ガブリアス
マニューラ
クレセリア
ギャラドス

海未(こ、これはッ!)

海未(こ、これは厄介だッッ!)

海未(一見すればことりのパーティはポリゴン2とメガゲンガーでどうにか出来るように見える…)

海未(だがしかしッ!ポリゴン2とメガゲンガーの組合せをたった一体で崩壊させるポケモンがいるッ!)

海未(weavile!そうッ!マニューラだッ!)

海未(奴はメガゲンガーよりは遅いがゲンガーより早いッ!そしてゲンガーを一撃で葬れるッ!)

海未(ポリゴン2は一撃では落とせないがマニューラにははたき落とすがあるッ!)

海未(はたき落とされたら最後ッ…!輝石を失い、まともに機能しなくなるッ…!)

海未(しかし私のパーティにマニューラに強いポケモンはいるッ!)

海未(ローブシンとロトムだッ!)

海未(しかし…その2体で完全に対策出来るなら苦労はしないッ!)

海未(まず、ローブシンですが…)

海未(相手のパーティにはファイアロー、フシギバナ、クレセリア、ギャラドス…と、ローブシンに強いポケモンばかり)

海未(ガブリアスとマニューラには有利ですが…選出する気には慣れませんね)

海未(一方の水ロトムは…)

海未(マニューラだけでなく、ファイアローにも有利)

海未(図太いHBなのでガブリアスの逆鱗やメガギャラドスの型破り地震など、一発は耐えます。そして鬼火で機能停止に出来ます)

海未(しかし…フシギバナは天敵です)

海未(鬼火を撒く以外にやれることなどありません)

海未(けれど、メガゲンガーで無理矢理処理出来る!)

海未(つまり!ポリゴン2ゲンガーロトム選出が安て…)

海未(いや…そんな簡単にうまくいくでしょうか…?)



海未(第五世代の後期に、あるパーティが流行りました)

海未(その名も…オノノガブ!)

海未(戦術は単純明快)

海未(殴って殴って殴って、ただ殴るだけです)

海未(数値の暴力をただ振りかざしている…ある意味究極の戦術!)

海未(しかし第六世代…フェアリータイプが登場した)

海未(それによって逆鱗の通りが悪くなり、オノノクスが使いにくくなった)

海未(しかし…メガガルーラの登場によって、新たにガブガルが生まれた)

海未(それもやはり単純明快、物理で殴るパーティだ)

海未(大抵の場合は、それに乱舞クレセが入ったパターンが多いでしょうね)




海未(しかし、流行りと言うものにはメタがつきものです)

海未(ガブガルクレセ…この組合せは、ゲンガーに弱い)

海未(ゲンガーが流行るのにそう時間はかからなかった)

海未(ことりのパーティにガルーラはいませんが…)

海未(ガブガルに通ずるものを感じます…!)

海未(仮にそうだとして…ギャラドスで削られ、マニューラで削られ、ファイアローやガブリアスで掃除をする…のようなコンセプトなら)

海未(ロトムポリゴン2ゲンガー選出…つまり受け身の選出は無意味!)

海未(でしたら話は早い…受け身ではなく、攻めの選出!矛に矛をぶつける選出!)

海未(私は…私のもっとも信頼できるポケモンを信じます!)


凛「あ!対戦始まったにゃー!」

海未(私のトップバッターは…この子です!)

うみはロトムを繰り出した!

穂乃果「え?ロトム?ほのかの知ってるロトムと違うよ?」

凛「ロトムは電化製品に潜り込んで姿が変わるんだにゃ!」エッヘン!

穂乃果「へー!そうなんだ!」

海未(私の先発は…ロトム!)

海未(攻めの選出といいつつ受けのポケモンを出しましたが、あくまで今回のロトムの役割は受けではなく起点作り)

海未(つまり…裏にいる攻めのポケモンのための前座です!)

海未(そしておそらく…ことりの先発は…!)

ことりはギャラドスを繰り出した!

海未(ふっ。予想通り)ニヤリ

海未(地震でそうとうもっていかれますが…鬼火を撒ければ仕事は果たしたことになる)

海未(これが経験の差…ですよ!ことり!)

ことりのメガリングとギャラドスのギャラドスナイトが反応した!
ギャラドスはメガギャラドスにメガシンカした!

海未(やはりメガギャラ。これでメガバナの可能性は無くなりました)

海未(さあ、地震を打ちますか?竜舞をうちまかすか?)ニヤニヤ

ことり「…」

ギャラドスのちょうはつ!

海未「なっ!?」

ことり「…」ニヤリ




海未(ば、馬鹿なッ!?)

海未(挑発だとッ!?)

海未(いや…挑発持ちギャラ自体は珍しくもなんとも無いッ!問題はこの対面で挑発を打ったことだッ!)

海未(確かにメガシンカすれば耐久が上がり、電気2倍になりますが…!この対面で打つなんて…!)

ロトムはちょうはつされておにびがだせない!

ことり(甘いよ。マカロンより甘いよ海未ちゃん。ことりが補助技を警戒しないわけないよ)

ことり(壁貼りだと思ったけど、結果オーライだったね)

海未(まずい…!やはり次は竜舞か!?いや…後ろにいるマニューラの圏内までもっていくために地震が安定か!)

海未(仮にギャラを10万で削ってガブで落としたら相手の思う壺!マニューラが無償降臨され、マニューラで3タテされる!)

海未(仕方ない…ここはボルチェンで、我がマイフェイバリットを無償降臨する!)



ギャラドスのじしん!
効果は抜群だ!

海未(くっ!やはりダメージが大きい!これではもうマニューラを受けきれない!)

ロトムのボルトチェンジ!
効果は抜群だ!
ロトムはうみの元へ戻っていく!

海未(後は…頼みます!マイフェイバリット!)

うみはバンギラスを繰り出した!

ことり(へぇ、このタイミングでバンギラスかぁ)

海未(相手には挑発がありますが…)

海未(挑発は打ってこない!そうに違いありません!)

海未(となれば…相手の行動はおそらく…!)

ことり(きっと竜舞メガバンギラスだろうなぁ。そして、今頃竜舞を打つかどうか悩んでいる)

ことり(海未ちゃんはきっと、ことりがまた挑発を打ってくるはずがない、と思っているんだろうね)

ことり(ふふふ。良かったね海未ちゃん。海未ちゃんの予想通り、挑発は打たないよ)

ことり(その代わり…もっと面白いものを見せてあげるよ)

うみのメガリングとバンギラスのバンギラスナイトが反応した!
バンギラスはメガバンギラスにメガシンカした!

海未(ギャラドス…貴方の行動は…!)

ギャラドスのりゅうのまい!

海未「!!」

ことり「」ニヤリ

バンギラスのりゅうのまい!

ことり(驚いてるね、海未ちゃん。まさか、竜舞読み竜舞をされるなんて思ってもみなかっただろうし)

ことり(これで怖いものはもう何も無い。ギャラドスで3タテも出来るかも)

ことり(ごめんね海未ちゃん、穂乃果ちゃんはことりが取っちゃうから)

海未「…」

バンギラスのけたぐり!

ことり「!?」

海未「」ニヤリ

効果は抜群だ!
ギャラドスは倒れた!

ことり(どうして!?なんで!?こっちも竜舞積んだ筈なのに!その前のターンはこっちの方が早かったのに!?)

海未(ふふ…予想通りですよことり。貴方が竜舞を積んでくることなんてね)

海未(確かにいい読みでした。しかし、考えが甘すぎた)

海未(確かに、竜舞を積んだ時点では…まだギャラドスの方が早かった)

海未(何故なら、その時点ではバンギラスはまだメガ前の素早さで技を繰り出したからだ)

海未(そして来たる次のターン…)

海未(バンギラスはメガ後の素早さで動けるようになる!メガバンギラスの素早さ種族値は71!メガ前より10もアップしている!私のバンギラスは陽気最速!メガバンギラスになれば実値は135!いじっぱりギャラドスの素早さをわずかに上回る!)

海未(攻撃や耐久の大幅アップに隠れがちだが、きちんと素早さも上がっている!)

海未(ことり、貴方はその事を頭の中に入れていなかったのだッ!)

海未(竜舞を舞ったバンギラスを止める術はもう無い)

海未(ことり、貴方の負けだ)

ことり「…」

ことりはマニューラを繰り出した!

海未(出ましたねマニューラ。やはりいましたか)

海未(竜舞を舞っていない状態ですと上から球けたぐりで一撃ですが)

海未(今はこちらからのけたぐりで一撃!)

海未(残念ながら…穂乃果は私がもらいますよ、ことり)

海未(アディオス(さよなら)、ことり)

バンギラスのけたぐり!
効果は抜群だ!
マニューラは気合いの襷で耐えた!

海未「!?」

海未(そんな!命の球じゃない!?)

海未(やられたッ!その可能性を考えていなかったッ!)

海未(しかし、球じゃないのならまだ耐える可能性があるッ!)

海未(頼みます…!耐えて…)

マニューラのカウンター!
バンギラスは倒れた!

海未(カウンター…だとッ!?)

ことり(危なかった…マニューラに襷とカウンターを忍ばせておいて正解だった…)

ことり(ハッサムファイアロー対策にカウンターを入れてみたものの、ガルーラやステロには無力だった)

ことり(それでも活躍する場面はあったから連れてきてみたが…こんなところで役に立つなんて)

ことり(だけど…)

マニューラは倒れた!

ことり(砂ダメで倒れる運命からは逃れられない…ありがとう、マニューラ)

ことり(ことりのポケモンはラスト一匹…一匹で二匹を相手…だけど)

海未(私のロトムは既に風前の灯火。つまり実質的には私もラスト一匹なのと動揺…つまり)

ことうみ(次のターンで決着がつく…!)

ことうみ(最後の一匹にすべてを賭けしかない!)

ことりはガブリアスを繰り出した!
うみはガブリアスを繰り出した!



誤字脱字多すぎんよ~

ことうみ(やはり最後の一匹は…ガブリアス!)

海未(予想通りですが…あのガブリアスは間違いなくスカーフ!)

ことり(おそらく…海未ちゃんのガブリアスは襷ではない!)

ことり(それさえ分かれば…後は相手もスカーフじゃないことを祈るのみ!仮にスカーフだったとしても、こっちが上から叩けばいい!)

ことり(どっちが早いか…競争だッ!!)

ガブリアスのげきりん!

>>289
すみません…
ss初めてなので…

効果は抜群だ!




ガブリアスは倒れた!



ことうみ(勝ったのはッッッ!?)



ことりとの勝負に勝った!


海未「っしゃああああああああああああああああああああ!!!」

ことり「…終わったッ…」ガクッ

凛「海未ちゃん喜びすぎにゃ…」

絵里「チカ」

ことり「海未ちゃん…やっぱりスカーフだったんだね」

海未「ええ、おっしゃる通り」

ことり「はは…つまりことりは、運で負けたんだね…」

海未「………いいえ」

ことり「え?」

海未「それは違います」

ことり「どういう…こと…?」

海未「確かに、私のガブリアスもことりのガブリアスもスカーフだという事は事実です。しかし、両者の間にはある一つの決定的違いがあった…」

ことり「決定的…違い…?」

海未「ことり…あなたのガブリアスの性格は、ズバリ、いじっぱりですね?」

ことり「そうだけど…ハッ!まさか貴様ッ!!」

海未「襷ステロガブリアスが流行し、それをメタるスカーフガブリアスが流行する…となってくれば、今度はスカーフに多い、いじっぱりスカーフガブリアスをメタるガブリアスを使えばいい!」

ことり「陽気最速スカーフガブリアス…!」

海未「その通り!つまり運などではない!ガブリアス同士の対面になった時点で貴方は負けていたッ!」

海未「ギャラドスの時もそうだッ!あなたは素早さを軽視していたッ!」

海未「つまりあなたに足りなかったものは、それは!!」

海未「情熱・思想・理念・頭脳・気品・優雅さ・勤勉さ!そしてなによりもォォォオオオオッ!!」

海未「速さが足りない!!」

ことり「ちくしょおおおおおおおおおおおお!!このほのキチがあああああ!!」

海未「あなたはよく戦った。後はそこでじっくり観戦していることですね」ニヤリ

にこ(なんだこれ)

にこ(キャラがおかしいでしょあれ)

にこ(意味わかんない…)

希「さて、あっちは終わったみたいだし、ウチらも始めよ」

真姫「それもそうね」

穂乃果「二人とも!いい勝負だったよ!」

花陽「勉強になります!」

凛「ノーコメント」

にこ(なんで周りは平然としてるの…)

準決勝二回戦

真姫VS希

海未(μ's最強クラス同士の対決…しかとこの目に焼き付けなければ)

海未(否が応でもどちらかと戦わねばなりませんからね)

ことり「ふぇぇん!穂乃果ちゃ~ん!慰めて~!」ダキツキ!

海未「ことりィ!貴様ァ!」

海未(チィ!後で覚えていやがれクソアマァ!)

海未(今は目の前の勝負に集中しなければ!)




ヤゾミ「んんwwwそれでは地獄ヤーニバルの始まりですぞwww」

にこ(なんだあれめっちゃ殴りたい顔面のど真ん中あたりを)

ヤゾミPT

ヤザンドラ
ヤルガルド
ヤリルリ
ヤャラドス
火ヤトム
ヤラクロス


真姫PT


ガブリアス
ハッサム
ライコウ
ゲッコウガ
ガルーラ
ファイアロー


海未(この場合なら…おそらく希はあれを出すのが安定、真姫はあれを出すでしょうね。そこから先は…読み合いだ)

ヤゾミ(真姫殿は強敵ですなwww油断していると冷たい火傷を負ってしまいますなwww)

真姫(希…あなたの言葉がなければ、度胸の無い私はにこちゃんになにもしてあげられなかった。その点では、感謝しているわ)

真姫(だけどそれとこれとは別。私は負けられないの。だから…全力で潰す。たとえ相手が希でもね)

海未(さて…対戦が始まりました)

海未(初手は…)

ヤゾミはロトムを繰り出した!
マッキーはゲッコウガを繰り出した!

海未(!?)




海未(そんな!?完全に予想外すぎる!!)

海未(私はてっきり…ヘラクロスが初手で出ると思っていた…)

海未(なぜなら真姫のパーティは、対面ファイアロー以外はだいたいヘラクロスが有利に立ち回れる)

海未(仮に初手がファイアローになったとしても、ヒートロトムが比較的安定して受けることが出来ますからね)

海未(逆に言えば真姫は、初手ファイアローでなければ、初手ヘラクロスはキツすぎる。後出しからヘラを受けるのは難しいですからね)

海未(だから真姫は初手ファイアローだと思ったのですが…)

海未(希は最初からファイアローが出ると読んでヒートロトムを、真姫はヒートロトムが来ると思ってゲッコウガを先発にした!)

海未(いきなり自分の想像を遥かに上回ってきてくるとは…!)

ヤゾミ(んんwww流石は真姫殿wwww我の初手が読まれていますなwww)

ヤゾミ(流石にボッコウガのドロポンは耐えませんぞwww)

ヤゾミ(ですが我の控えにはヤャラドスがいますぞwww)

ヤゾミ(どうでもいいことですが、ジュエル廃止はありえないwwwwww)

ヤゾミはヤトムを引っ込めた!

ヤトム「ぺゃっwww」

ヤゾミはヤャラドスを繰り出した!

ヤャラドス「んんwww」

海未(ドロポンを受けに来ましたか…まあそうなりますよね)

海未(さて、真姫は何を…)

ゲッコウガのくさむすび!

海未(!?)

ヤゾミ「んんwww」

ヤャラドス「んんwww痛いですなwww」

海未(真姫…!あの対面でくさむすびを打つなんて…!)

真姫(最初から逃げることは分かっていた。ギャラドスかマリルリのどちらかに)

真姫(それが分かっていたなら、わざわざ半減されるドロポンなど打つ必要はない)

ヤゾミ(んんwww完全にしてやられましたなwww)

ヤゾミ(ですがくさむすび持ちとわざ分かれば今度はヤラクロスに交換すればいいだけですなwww)

真姫(次はくさむすびを受けにヘラクロスが来る)

真姫(そうでなくても安定行動は氷の牙だろうし、変幻自在でさっさと水タイプに変わった方が得策ね)

海未(一気に戦況が真姫に傾きましたね)

海未(さあ、希…あなたはどうやって乗り切る?)

ゲッコウガのハイドロポンプ!
効果は今ひとつのようだ!

真姫「…」

真姫(交換してこない…?まさか…)

ヤャラドスのストーンエッジ!

ヤャラドス「ぺゃっwww」

ヤゾミ(んんwww残念でしたな真姫殿www)

ヤゾミ(真姫殿の一歩手前をいくプレイングは素晴らしいですぞwwwしかし、一歩手前をいきすぎて目の前が見えなくなるのはありえないwww)

急所に当たった!
ゲッコウガは倒れた!

海未(このタイミングで急所!?)

ヤゾミ(んんwwwこれが必然力ですぞwww)

ヤゾミ(本来ならガブリアスに役割を持てるヤャラも、こうなってしまったらただのゴミですなwww)

ヤゾミ(ここは捨て以外ありえないwww)

海未(このタイミングでガブリアス…悪くは無いですが…何か引っかかりますね…)

海未(何か…何かもっと別の目的があるような…)

真姫「…」

ガブリアスのステルスロック!

海未(ステロ!やはり…そういうことですか!)

ヤャラドスのこおりのキバ!
急所に当たった!
効果は抜群だ!
ガブリアスは気合いのタスキで持ちこたえた!

ヤゾミ(んんwwwなるほどwwwそういうことですなwwwこれはマズイwww)

海未(真姫の狙いは…!)

ヤゾミ(後ろにいるエースのためのお膳立てですなwww)

海未(おそらく後ろ控えているのはあのポケモン!奴で全抜きする気だ!)

海未(おそらく希も気づいた筈!どう対処するッ!?)

ヤゾミ(んんwwwこれはマズイことになってまいりましたなwww)

ヤゾミ(ですが我にはヤラクロスがいますぞwww)

ヤゾミ(ですがヤラクロスは一撃で奴をインファイトで葬れませんぞwww)

ヤゾミ(逆にインファイトで耐久が下がったら一撃で葬られますぞwww)

ヤゾミ(しかしロックブラストで半分以上削れますぞwww)

ヤゾミ(そしてヤラクロスの耐久なら奴の一積み程度の火力なら耐えられますぞwww)

ヤゾミ(問題はどうやってまだ一積みもしていない状態の奴とヤラクロスを対面させるかですなwww)

ヤゾミ(考えはありますぞwww)

ヤゾミ(まずヤャラドスには死んでもらいますぞwww)

ヤャラドス(ひどいですなwww)

ヤゾミ(そのあとヒートヤトムを無償降臨しますぞwww)

ヤトム(んんwww)

ヤゾミ(ヒートヤトムはステロ混みで一発はボブリアスのげきりん()を耐えますぞwwwそして我のヒートヤトムは3種の神器が一つ、眼鏡ですなwww)

ヤゾミ(なのでそこでヤーバーヒートでガブリアスを葬りますぞwww)

ヤゾミ(そうすれば奴は積めないんですなwwwやっぱり積み技はゴミですなwww)

ヤゾミ(ヤトムは死にますがヤラクロスで奴を葬れますぞwww)

ヤゾミ(完璧ですなwww)

真姫(私の打つ技は決まっているわ)

真姫(相手が悪かったわね、希)

ギャラドスのアクアテール!
ガブリアスは倒れた!

ヤゾミ(んんwwwwどういうことですかなwww)

海未(ガブリアスが…やられた…?)

海未(何故でしょう…言葉にすれば普通なのに、何かがおかしい…)

海未(もう一度整理しましょう…)

海未(ガブリアスがギャラドスにやられた、普通に見えるその表現に、何かとてつもない違和感を感じる…)

海未(そもそも、ガブリアスは何を…?)

海未(いや、待てよ…ガブリアスは何もしていない!?そもそもギャラドスの方が早かった!?)

海未(何故ギャラドスの方が早かったのでしょう…希は論者である以上、竜の舞は無い…)

海未(むしろ、ガブリアスが遅くなった?)

海未(遅く…なった…そうだ、それだ!ガブリアスは、絶対に後攻になる技を、つまり吠えるかドラゴンテールを選択していた!)

ヤゾミ(んんwww真姫殿はやはり考えることが違いますなwww)

真姫(せっかく目の前に積むチャンスをくれるいいオブジェがあるのに、自分からそのオブジェを壊すなんて勿体無いわ)

真姫(私だったらたっぷり利用させてもらう)

真姫(だから、私は吠えるを選んだ)

真姫(万が一交換されても問題ないし、交換されなくてもガブリアスがやられて状況的にはおいしくなるだけだし)

真姫(さてと、見せてあげるわ。私のエース)

マッキーはハッサムを繰り出した!

海未(やはり居たか!ハッサム!)

ヤゾミ(ボレパンマンのお出ましですなwww)

ヤゾミ(どうせ剣舞でしょうなwww威嚇を入れたいのでヤャラを引っ込めますぞwww)

ヤゾミはヤャラドスを引っ込めた!
ヤゾミはヤトムを繰り出した!

マッキーのメガリングとハッサムのハッサムナイトが反応した!
ハッサムはメガハッサムにメガシンカした!
ハッサムのつるぎのまい!
ハッサムの攻撃がぐーんと上がった!

ヤゾミ(んんwww流石にヤトム相手に積むのはありえないwww)

ヤゾミ(ここは威嚇を入れつつヤャラに死んでもらいますぞwww)

ヤゾミはヤトムを引っ込めた!
ヤゾミはヤャラドスを繰り出した!
威嚇でハッサムの攻撃が下がった!
ハッサムのつるぎのまい!
ハッサムの攻撃がぐーんと上がった!

ヤゾミ(んんwwwどうあがいても死ですぞwww普通に読まれていましたなwww)

ヤゾミ(負け確ですなwww降参安定ですぞwww)

降参が選ばれました

真姫
WIN!

ことほのにこりんぱな「」ポカーン

絵里「チョコおいしいチカ」モグモグ

希「いやー、真姫ちゃんはすごいなぁ。ウチ、完敗やもん」

真姫「別に…すごくなんかないわよ。普通よ、普通」

海未(…何てことだ…真姫の実力がこれほどとは…!)

海未(常に相手の二手三手先を読むほどの読みレベル)

海未(どんな状況でも最終的に自分が優位に立てるようにする試合の組み立て型)

海未(そして何より…例え読みを外しても、急所に当たってもまったく動じない心の強さ!)

海未(強いとかそんなレベルでは無い!もはや化け物レベル!)

海未(私は…果たして真姫に勝つことが出来るのでしょうか…?)

今日はここまで。
なんとかのんたんと真姫ちゃんの戦いまで終わった…

次はようやく最後の戦い(大嘘)です。

おやすみなさい。

だいたい出来上がったので、投稿していきます。

決勝戦

海未VS真姫

穂乃果「海未ちゃーん!頑張れー!」

ことり(海未ちゃん負けちゃえ)

凛「真姫ちゃんも頑張るにゃー!」

花陽「海未ちゃんと真姫ちゃん…一体どんな戦いになるんだろう…!!」

希(うーん、負けたけど不思議と悔しくないなぁ。むしろこの戦いが見れて嬉しい気もするで)

希(真姫ちゃんの実力はμ'sナンバーワンやろなぁ。海未ちゃんの実力も高いけど…単純な力比べなら真姫ちゃんの方が上手)

希(だけど海未ちゃんには必然力がついとるし、ここぞという時の度胸は負けとらんやろなぁ)

希(これは、どっちが勝つか分からない)

絵里「チカァ」←にこの膝に座っている

にこ「あのー、希…いい加減代わってくれない?流石ににこの体格じゃキツイわよ…」

海未(真姫…何故あなたはにこに何も言わない…?)

海未(いつもならにこが他の誰かとベタベタしていたら、嫉妬で顔が怖くなる筈…)

海未(ですが今日は何も変化が無い…やはり…あなたはファッションにこキチ…そう断定していいのでしょうか?)

海未(…今は無駄なことは考えずにいきましょう。今は目の前の敵を倒すこと、それだけを考えましょう)

海未(勝った先にある…穂乃果という名のヘヴンを手に入れるために、私は戦う)

海未(そして今夜はずっと穂乃果と共にベッドの上で甘いFruits danceですね)ニヤリ

凛(海未ちゃん絶対にいかがわしいこと考えてるにゃー…)ドンビキ

海未PT

バンギラス
ローブシン
ガブリアス
ゲンガー
ポリゴン2
ロトム

真姫PT

ガブリアス
ハッサム
ライコウ
ゲッコウガ
ガルーラ
ファイアロー

海未(真姫のパーティで、おそらく一番厄介なのはハッサム)

海未(メガハッサムは珠ハッサムより火力はありませんが、耐久は圧倒的に上、素早さも上回っています)

海未(耐久があるぶん、剣舞二積みは余裕。剣舞二積みされたら、ガブリアスでさえバレパンで碓一だ)

海未(しかし対策はいます。それは…ポリゴン2!)

海未(一見、ポリゴン2側から何も出来なくて、逆に起点にされるかと思えますが、実はその逆。起点にされるどころか、ハッサムを返り討ちに出来る。何故なら、ポリゴン2にはイカサマがあるからだ!)

海未(ハッサムが剣舞を積めば積むほど、ポリゴン2のイカサマの威力は上がるのです!)

海未(ですが、真姫もその事は分かっている筈です。となると…厄介なのはライコウだ)

海未(ポリゴン2はライコウの起点となってしまう)

海未(しかし私のパーティにはゲンガーもバンギラスもいる。対策出来ないことは無い。問題はどちらを選出するか…)

海未(ここはやはり…彼に任せましょう)

真姫(ポリゴン2…厄介ね)

真姫(私のライコウは眼鏡だからポリゴン2とゲンガーの並びは問題無いけど)

真姫(ガブリアスとローブシン、それからバンギラスがキツイわね)

真姫(…ここはあえて、この選出で行かせてもらうわ)

希(お、始まった始まった。)

希(2人の先発は…)

うみはローブシンを繰り出した!
マッキーはガルーラを繰り出した!

希(最初はうみちゃんが有利…いや、まだ分からんか。これからどうなるかやなぁ)

海未(ガルーラですか…これはもう)

海未(勝ったも同然…ですね)

海未(何故なら、私の選出はローブシンポリゴン2ゲンガー!!つまり、ガルーラは無力!)

海未(これなら…勝てる!)

真姫(ローブシン…いきなり”いい対面”ね)

マッキーのメガリングとガルーラのガルーラナイトが反応した!

海未(居座ってきた!!真姫ははたき落とす読みで居座ったのでしょう。しかし読み通り!!私はドレインパンチを選択している!!)

海未(ガルーラ!ここであなたはお終い…)

ガルーラはメガガルーラにメガシンカした!
ガルーラのねこだまし!
ローブシンは怯んで技が出せない!

海未(ねこだまし…?珍しいですね…ねこだまし持ちですか…)

海未(様子を見に来た、ということでしょうか?だったら次は引っ込めて…)

海未(!!!)

その時、園田海未の脳内に電流が迸ったッ!!

海未(これは…一度経験した事があるッ!)

海未(以前レートで…ねこだましを打ってきたガルーラがいたッ!)

海未(その時は別に気にも止めず、ブシンが刺さっていたからドレインパンチを選択した…)

海未(が!だがしかし!!ガルーラは引っ込めることなく、ある技を使ってきたッ!!)

海未(その技は捨て身タックルッ!威力120ッ!)

海未(あまりの火力に耐えきれず…ローブシンは爆散してしまったッ!)

海未(ありうる…!ゴツメアローを使い、ガブリアスに吠えるを搭載する真姫ならば、捨て身タックルを搭載することはありえる!)

海未(だとしたら…ここは裏にいるゲンガーに交換が安定!)

海未(私のゲンガーは滅び、シャドボ、みがしばです)

海未(メガ読み地震を恐れる必要もない!)

海未(ゲンガーに交換するしかないッ!)

うみはローブシンを引っ込めた!
うみはゲンガーを繰り出した!

希(このタイミングで引っ込めた?交換読み交換…いや、それならすでに読みが外れている…)

希(ハッ!!なるほど、捨て身読み!海未ちゃんやるやん!)

希(よほど防御に振ってない限りは、いじっぱりガルーラのねこだましと捨て身でローブシンは一撃でやられる!)

希(真姫ちゃんのことや。間違いなくあれは捨て身ガル!)

希(まずは海未ちゃんが読み勝った!)

ガルーラのかみくだく!
効果は抜群だ!
ゲンガーは倒れた!

海未「ばっ、馬鹿なッ!?」

希(なん…だと…!?)

海未(そ、そんなッ!?まさかゲンガーが読まれたのですか!?)

海未(普通ありえないはずだ…!仮にもローブシンとの対面だというのに…!)

希(た、たまげたなぁ…まさにこりゃあ、神読としか言いようがないで…!)

希(真姫ちゃんは、最初からあのタイミングでゲンガーが来ることは分かっていたんや…!)

希(しかも表情ひとつ変えていない!真姫ちゃんは戦う前からこの展開が来ると予想していた!)

海未(どんな心臓をしていたらそんな思い切った判断を…!)

海未(はっ!そうか…そういうことか!)

海未(私は勝手に真姫がにこキチではないと判断していたが…それは間違っていた!)

海未(真姫は今も、根っからのにこキチだッ!)

海未(では、何故にこに対して何も言わないのか?)

海未(答えは単純だ。真姫は…今はにこのことなど考えていないッ!ただひたすら、勝つことを考えているッ!勝利に飢えているのだッ!)

海未(それに比べて…私は穂乃果とwonderful rushすることばかり考えていた…!)

海未(覚悟が…違い過ぎる…)ガクッ

海未(私じゃ…もう勝てない…)

海未(降参です…)

『海未ちゃん』

海未(この声は…)

海未『穂乃果…』

穂乃果『こんなところで、諦めちゃうの?』

海未『だって…仕方ないじゃないですか…真姫と私じゃ、力量に差がありすぎるのですから…』

穂乃果『ダメだよそんなの!!まだ終わってないんだよ!!』

海未『いえ…ゲンガーがいなくなった時点で…私の敗北は確定しています』

穂乃果『そんなこと無いよ!海未ちゃんのポケモンたちの目を見て!』

海未『私の…ポケモン…?』

穂乃果『そうだよ!まだこの子たちの目は諦めていない!それなのに、海未ちゃんが諦めちゃうの!?』

海未『穂乃果…』

ローブシン『…』

ポリゴン2『…』

海未『…ふふ。そうですね…私が間違っていました!こんなところで諦めるなんて、私らしくありません!』

海未『ローブシン!ポリゴン2!最後まで私の勝負に付き合ってください!!』

ローブシン『』ニッ

ポリゴン2『』コクリ

海未『さあ!!いきましょう!まだ祭りは終わってません!!』

穂乃果『海未ちゃん!』

海未『穂乃果!』

穂乃果『ファイトだよ!』

海未「…」

真姫「海未、悪いことは言わないわ」

真姫「降参するなら今のうちよ」

海未「…」

希(無理や…あんなエスパー級の読みを見せられて、バトルを続けられるわけが…)

海未「…はっ。私が降参?笑えますねぇ」

真姫「!?」

海未「この園田海未!!まだ戦えるポケモンが残っている限り!!例え残りHPが少なくとも!!相手のポケモンとの相性が悪くとも!!降参の二文字は無い!!」

海未「何故なら!!ポケモンが生きている限り!!まだ勝機はあるからだ!!!」

海未「穂乃果!!あなたの力を貸してもらいます!!」

穂乃果「え?」

希(海未ちゃん!?おもむろに自分のバッグを漁り始めた!?何を…)

希(あ、あれは!!)

穂乃果「あー!!この前無くなったほのかのパンツだ!!」

ことり「」

凛「」

花陽「」

にこ「」

海未「今こそ心を一つにする時!!合体だ!!」

海未「フォオオオオオオオオオウ!!」

希(か、被りおったー!)

海未「力が…力が湧いて来る!!」

穂乃果「」

ことり「」

凛「」

花陽「」

にこ「」

絵里「あ、あれはッ!?」

希「絵里ちッ!?」

絵里「ロシアのおばあちゃんから聞いたことがある…!パンツ、それも女性のパンツを被ることによって戦闘力を上げることが出来る人間のことを!!」

絵里「おばあちゃんはそれを…


”クレイジーサイコレズ”



と呼んだ!!」

真姫「ふん!!何がクレイジーサイコレズよ!!関係無いわ!!諦めないのなら、全力で叩き潰してくれるわ!!」

海未「その言葉、そっくりそのまま返しましょう!いけ!ローブシン!」

うみはローブシンを繰り出した!

真姫(ローブシン!?このタイミングで!?捨て身を知っていて何故…)

真姫(なるほど…そういうことか!乱数で耐えることを狙って!)

海未(いじっぱりなら一撃ですが、陽気ならまだ耐える可能性はある!ねこだましの威力からしてあのガルーラは陽気!)

真姫(だけど考えが甘い!!私の控えにはファイアローがいる!)

海未(ドレインパンチを選択!)

真姫(ファイアローに交換よ!)

海未(と、見せかけて!)

マッキーはガルーラを引っ込めた!
マッキーはファイアローを繰り出した!
うみはローブシンを引っ込めた!
うみはポリゴン2を繰り出した!

真姫「!?」

真姫(私が…私が読まれた!?)

真姫(だけど別に悪い対面じゃない…ここは挑発で…)

真姫(いや、ダメだ!!電気技…特にほうでんはマズイ!)

真姫(じゃあライコウに…)

真姫(いや…その場合は、仮に毒々を打たれたら危険だ…!)

真姫(なら私はガルーラを出す!!)

真姫(ガルーラでかみくだくを打って防御ダウンを狙うッ!)

マッキーはファイアローを引っ込めた!マッキーはガルーラを繰り出した!
ポリゴン2のほうでん!!

真姫(やはりほうでんだったかッ!ライコウにしておけばよかった!頼む…痲痺るなッ…!)

ガルーラは麻痺して技が出しにくくなった!

真姫(やられたッ…!)

真姫(最悪だッ…!)

真姫(ふざけているッ!こんな、こんなことッ!)

真姫(だが…私は負けない!負けるわけにはいかぬ!)

真姫(かみくだくだッ!)

うみはポリゴン2を引っ込めた!
うみはローブシンを繰り出した!
ガルーラのかみくだく!
ローブシンの防御が下がった!
効果は今ひとつのようだ

真姫(ちぃ!やられた!)

真姫(…ダメよ、私。焦らないのよ)

真姫(…ローブシンの防御は下がった。これで間違いなく捨て身で落とせる)

真姫(つまり、相手のローブシンはドレインパンチを打つしかない)

真姫(そこでファイアローに交換し…)

真姫(次にポリゴン2とライコウの対面を作るッ!)

マッキーはガルーラを引っ込めた!マッキーはファイアローを繰り出した!
ローブシンのはたきおとす!
急所に当たった!

真姫(そんなッ…!?)

真姫(はたき落とすだとッ!?)

真姫(私の…私の読みがことごとく…!?)

真姫(ありえない!イミワカンナイ!おかしいわよ!!)

真姫(ただ、ただパンツ被っただけじゃない!)

真姫(なのに、なのにどうして…!)

海未「…」ゴゴゴゴゴゴゴゴ…!

真姫「!?」

真姫(威圧ッ!?私が威圧されてる!?)

真姫(そんな、そんな筈は…!)

真姫(震えている…私の手が…!?)

真姫(負ける…私が…負ける…?)

真姫(ありえない!ありえないわ!)

ファイアローのはねやすめ!
ファイアローの体力が回復した!
ローブシンのドレインパンチ!

真姫「っ!?」

希(あの真姫ちゃんが…冷静さを失っている!?)

希(すごい!すごいで海未ちゃん!)

希(いける!これなら勝てるで海未ちゃん!)

真姫(負ける…私が…?)

真姫(にこちゃんに伝えたい事も伝えられないまま…?)

真姫(にこちゃん…そうだ、にこちゃんだ!!)

真姫「…ちょっと時間を頂戴」

希(真姫ちゃん?一体何を…)

希(にこっちの方へ歩いていってる…?)

にこ「ま、真姫ちゃん…?」

真姫「…」

真姫「」ギュッ

にこ「!?」

穂乃果「おお…」

ことり「うわぁ…大胆…」

凛「にゃー…」

花陽「はわわ///」

希(む、無言で抱きしめおったー!)

にこ「ちょ、ちょっと!///急に何すんのよ!///」

真姫「…」

にこ「な、何か言いなさいよ!///」

真姫「…ありがとう、にこちゃん」

にこ「」カオマッカ!

希(あ、元の場所に戻ってきた)

真姫「待たせたわね…さあ、続きを始めましょう」ゴゴゴゴゴゴゴゴ…

希(真姫ちゃんの顔つきが変わった!)

希(そうか!にこっちを抱きしめたのは一種のマインドリセット!!)

希(真姫ちゃんは完全に冷静さを取り戻した!)

希(この勝負…まだまだ分からんで!)

真姫(ふう…落ち着いたわ)

真姫(冷静さを失った時点で負けは確定する。危なかったわ…)

海未(ほう…持ちこたえましたか)スーハースーハー

海未(ここからが本番ですね…!)スーハースーハー

真姫(この勝負…私はファイアローが、海未はローブシンが重要になってくる!)

海未(ローブシンを失った場合、後ろにいるであろうライコウがキツくなる…)

真姫(何としてでもファイアローを死守し、ローブシンを殺さなければならない!)
海未(なんとしてでもローブシンを死守し、ファイアローを葬らねばならない!)

真姫(羽休めでドレインパンチのPPが無くなるまで粘ることは出来る…)

真姫(けど、今の海未にそんな事をしても無駄ね。何故なら、いつか急所に当てられるから)

真姫(ここは…!)

真姫「ファイアロー!ブレイブバードよ!」

海未「読み通りです!戻れ!ローブシン!いけ!ポリゴン2」

真姫(してやられたわね…!だけど反動は大した事は無い!)

真姫「戻りなさいファイアロー!任せたわよ!ライコウ!」

海未「それも読み通り!戻れポリゴン2!いけっ!ローブシン!」

真姫(交換読み交換!上手く合わせられたわね…!)

真姫(やるわね…海未!)

真姫(だけど、まだ勝負が決まったわけじゃない!)

真姫「ライコウ!ボルトチェンジよ!」

海未(ボルトチェンジ!?瞑想型じゃない!?)

真姫(やっぱり硬いわね…チョキローブシン…!)

真姫「もう一度お願い!ファイアロー!!」

海未(ボルトチェンジは予想外…ですがファイアローが来ることは予想通り!)

海未「ローブシン!冷凍パンチです!」

真姫(やはり読まれていた…!)

真姫(だけど、まだ耐える!私のファイアローはそんなヤワじゃない!)

真姫(さあ…ここからが読み合い…)

真姫「!?」

ファイアロー「!?」カチコチ…

真姫(ファイアローの体が…凍っていく!?)

ローブシン「」ニヤリ

希(このタイミングで凍らせるなんて…!)

希(流石は海未ちゃんの運命力、いや、必然力ですなwww)

希(しかし、これで一気に状況が海未ちゃんに傾いた…!)

希(真姫ちゃん…万事休す、やで…!)

真姫(海未…!こんなところでも強運を発揮するなんて…!)

真姫(これは非常にマズイわ…!)

海未(チェックメイトです、真姫)

海未(貴方はここで終わりだ)

真姫(お願い…お願い!動いて!動いて!ファイアロー!)

ファイアロー「…」

海未「さあローブシン。ドレインパンチでトドメです!」

真姫「ファイアロー!!!あなた、それでもこの西木野真姫のポケモンなの!?」

真姫「私のポケモンなら…もっと根性見せなさいよ!!」

真姫「そんな氷くらい、砕いてみなさいよ!!」

真姫「お願いだから…お願いだから!動いて!!ファイアロー!!」

ファイアロー「…」パキパキパキ…

ローブシン「!」

海未「まさか!?」

ファイアロー「!!」パリーン!

真姫「ファイアロー!!」

海未「こ、こおりが!?」

真姫「いくわよ!ファイアロー!」

ファイアロー「」コクリ

真姫「ブレイブバード!!!」

海未「よくやってくれました…ローブシン」

真姫「ありがとう…ファイアロー」

希(互いのキーパーソンが共倒れになった!!)

希(これは…また一気に分からなくなったで!)

海未(ローブシンはやられました…ですが、勝機は消えていない。何故なら…あのライコウはボルトチェンジを使ってきた!!そう、身代わり瞑想型ではない!!)

真姫(相手のポリゴン2はトレース…トレースされるのがプレッシャーか親子愛か、どっちが賢い選択かなんて、誰にでも分かるわ)

真姫(次で…決着をつける!)

真姫「頼んだわ…ライコウ!」

海未「全てをあなたに委ねます!ポリゴン2!」

真姫(海未のポリゴン2…技構成はおそらく、ほうでん、自己再生、冷凍ビーム、イカサマ…)

真姫(私のライコウはめざ氷理想個体、攻撃の固体値は31…)

真姫(ライコウの物理耐久の無さもあいまって、イカサマでそれなりのダメージが入る…)

海未(私のポリゴン2は図太いHB…ライコウはおそらく眼鏡。10万ボルトでそれなりのダメージが入ります)

海未(しかし自己再生で間に合うレベル。トレースでプレッシャーを手に入れたので、粘って10万ボルトのPPを無くす事も可能…)

海未(だが…何が起こるか分からない。それがポケモンだ…!)

真姫「ライコウ!手始めに10万ボルトよ!!」

海未「ぐっ…!!」

海未(やはり眼鏡!!流石の火力だ!!)

海未(しかし!!耐えられる!!)

海未「ポリゴン2!!イカサマです!!」

真姫「くっ…!」

真姫(やっぱりそれなりのダメージが入るわね…!だけど、こちらのダメージの方が上よ!)

希(すごい…二人ともものすごい気迫や…!)

希(でも、こんな真剣勝負なのに海未ちゃんはずっとパンツを被ったままってことには突っ込んじゃアカンよ!のんたんと約束やで!!)

真姫「ライコウ!もう一度10万ボルト!!」

海未「無駄です!ポリゴン2、自己再生!!」

希(ポリゴン2の自己再生の回復量の方がライコウの10万ボルトのダメージを上回っとる!!)

希(このままじゃ…最悪の場合PP切れになって、真姫ちゃんが負けてまう…!)

真姫「もう一度!!もう一度10万ボルトよ!!」

海未「無駄無駄無駄ァ!!自己再せ…」

ポリゴン2「…!」バチバチ…

海未「こ、これは!?」

希(ポリゴン2が…麻痺りおった!)

海未「ええい!関係ありません!ポリゴン2!気合いと根性で自己再生です!

ポリゴン2「」コクリ

希(う、海未ちゃんも負けとらん!自己再生決めよった!)

真姫(麻痺らせたけど…海未の強運は侮れない。だからと言って引くわけにはいかない!!)

真姫「もう一度…10万ボルト!」

海未「無駄ァ!」

真姫「10万ボルト!!」

海未「無ッ駄無駄ァ!!」

真姫「10万ボルトォオオ!!!」

海未「無駄無駄無駄ァ!!!」

希(ま、麻痺なのにそれが意味を成していない!)

希(流石の必然力…!しかもとうとうあそこまでHPが回復しとる!)

希(やっぱり…クレイジーサイコレズには勝てないのか…!?)

真姫「…」ゴゴゴゴゴゴゴゴ…!

希(いや…まだ、まだ真姫ちゃんは諦めとらん!)

真姫「ライコウ!!!10万ボルトよ!!!」

海未「無駄です!私のポリゴン2には効かな…」

ポリゴン2「!?」

海未「ば、馬鹿な!?」

希(急所に当たりおった!!ここで真姫ちゃんに運が傾いた!!)

希(だけど…!)

海未「自己再生です!!」

希(やっぱり決めおった…!)

希(急所が出るタイミングが、一足遅かった…!)

希(何故なら、回復が十分に間に合うからや…!)

希(このままじゃPP切れで…!)

真姫「…ライコウ、次で決めるわよ」

ライコウ「」コクリ

希(真姫ちゃん…?)

真姫「いくわよ…これが!最後の!」

真姫「10万!!ボルトォオオオオオオオオオオ!!!!」

バチバチバチバチバチバチ!!

海未「無駄です!私のポリゴン2はそれでも動く!!さあ、自己再生を…」

ポリゴン2「!?!?!?」

海未「ま、まさか!?」

希(これは!!)

海未「二連急所!?」

真姫「終わりよ!!!」

海未「ぐっ…!!ぐあああああああ!!!」


真姫
WIN!

うみちゃん色々ともうだめだな

真姫「勝った…!!長かった…!!」

海未「負けました…」ガクッ

希(なんてことや…)

希(強運を持つ海未ちゃんに対して、運で勝ってしまうなんて…)

希(真姫ちゃんも恐ろしい子やなぁ…)

真姫(危なかった…今まで戦ったどんな勝負よりも疲れたわ…)

海未(負けましたが…)

海未(不思議と悪い気はしません。むしろ清々しい気分だ)

海未「真姫」

真姫「海未」

海未「対戦…ありがとうございました!」

真姫「ええ…こちらこそ」ニッ

ことり(なんだか握手なんかしちゃっていい話みたいになりそうだけど)

ことり(あのアマ!!ちゃっかり穂乃果ちゃんのパンツをポケットの中にしまってやがる!!)

ことり「海未ちゃ~ん。ポケットにしまったものをちょっと見せてくれるかなぁ?」ニコニコ

海未「こ、ことり!?」

ことり「あれれ~?これは何かな~?穂乃果ちゃ~ん」

穂乃果「どうしたのことりちゃ…あ!忘れてた!!海未ちゃん!!これ、どういうこと!?」

海未「ほ、穂乃果!?違うんですこれはその…」

海未「そ、そうだ!!この前ポケモンあげたじゃないですか!!それと交換ですよ!!」

ことり「おい園d…」

穂乃果「そっかぁ!それなら仕方ないね!!」

ことり「」

花陽「ゾヴイ゙ヴモ゙ン゙ダイ゙ナ゙ノ゙ォ゙!?」

凛「やべぇよやべぇよ…」

穂乃果「何はともあれ!!優勝おめでとう!!真姫ちゃん!!」

ことり(意味が分からないちゅん…だからこのほのパンはことりが没収するちゅん)

穂乃果「さて!みんな知っての通り!!優勝者には素敵な優勝賞品が与えられます!!」

真姫「ふ、ふーん?まあ別に興味無いけど?し、仕方ないからもらってあげるわよ?」カミノケクルクル

凛「またまたー!本当はすっごい欲しい筈にゃ!!」

真姫「そ、そんなこと無いわよ!!」

穂乃果「まあまあそんなに照れなくっていいんだよ真姫ちゃん!どうせ誰を一日中好きにしたいかなんてバレバレなんだし!」

真姫「な、何それ!イミワカンナイ!」

凛「焦り過ぎにゃー」

穂乃果「ふふふ!それじゃあ早速!一日中好きにしたい人を選んで…………」

穂乃果「あーーー!!!!」

凛「穂乃果ちゃん?」

穂乃果「やっと思い出した!!何か忘れてると思ってた事!!」

海未「忘れてた…」

ことり「こと…?」

穂乃果「ほのか…ほのかがまだバトルしてないんだよ!!!」

穂乃果以外全員「あ…」

穂乃果以外全員(忘れてたー!!)

今日はここまで。
運ゲばっかですみません…

次は真のラストバトルです。

おやすみなさい。

今から投稿していきます。
ちなみぬ子供から大人まで人気のあのポケモンを出す予定です。

海未(穂乃果に夢中すぎて、逆にすっかり穂乃果の事を忘れていました…)

穂乃果「ひどいよ忘れるなんて!!」プンスカ!

凛(あれ、忘れると言えばこの前…)

穂乃果「あーっ!忘れると言えばこの前の合宿!!そこでも忘れられたよ!!」

絵里「oh…」

希(そう言えばそうやった…)

穂乃果「うう…みんなしてほのかの事忘れるなんてひどいよ!!」ウルウル

海未(目を潤ませる穂乃果prpr)ハァハァ///

ことり(嫌な事思い出して泣きそうな穂乃果ちゃんprpr)ハァハァ///

絵里(眼福ハラショー穂乃果prpr)ハァハァ///

希(ダメだこいつら早くなんとかしないと…)

希「そうやなぁ、穂乃果ちゃんだけが戦わないのは流石にあれやし、今から真の決勝戦、やろっか?」

穂乃果「真の…」

真姫「決勝戦…」

希「そ。ポケモン的に言えばチャンピオン戦。つまり、穂乃果ちゃんがチャンピオンってことやね」

穂乃果「チャンピオン…!」

穂乃果「いいね!やろうやろう!!」

希「真姫ちゃん。異存はある?」

真姫「…はぁ。仕方ないわね。分かったわよ。やりましょう」

穂乃果「やった!!真姫ちゃん大好きー!!」ダキツキ!

真姫「ちょ!?ひ、引っ付かないでよ!!///」

にこ「…」

にこ(あれ…なんだろ、この気持ち…)

海未(真の決勝戦!?)

ことり(これは…!!)

絵里(まだ私にもチャンスがある!?)

海未(勝った方が…)

ことり(真の優勝者…)

絵里(穂乃果が優勝したら、優勝賞品で選ばれるのは…)

海未(私しかありませんね)ドヤァ
ことり(ことりに決まってるちゅん)
絵里(私しかあり得ないわぁ!)

ことうみえり(これは、穂乃果(ちゃん)に賭けるしかない…!!)

凛(この人たち頭おかしいにゃー…)

真の決勝戦

真姫VS穂乃果

真姫(相手は穂乃果…)

真姫(正直、戦いたく無いわね…)

真姫(海未や絵里は、なんとなくレベルが分かるからそれに合わせて戦うことが出来た)

真姫(だから絵里は簡単に倒せたし、海未戦はローブシン対面からゲンガー交換読みで噛み砕くも打てた)

真姫(ことりや花陽も戦ったとしても、勝つ自信はあるわ)

真姫(問題は…何をやってくるか分からない穂乃果、凛、希よ)

真姫(希に関しては事前に論者だと分かっていたから、思い切ったプレイングが出来た)

真姫(相手が論者じゃなきゃ、ヒートロトムやギャラドスのいるパーティにハッサムなんて出さないわよ)

真姫(問題は凛と穂乃果)

真姫(一見、単純で素直に見えるけど、時に予想外なことをしてくる)

真姫(私の一番苦手なタイプだわ…)

真姫(でも、やると決めたからには戦わなければならない)

真姫(全力を尽くして…勝つ!)

海未(穂乃果には私が託した友情…いや、愛情の結晶ともいうべき2体のポケモンがいます)

海未(彼らがきっと、穂乃果を助けてくれる筈…!)

真姫PT

ガブリアス
ハッサム
ライコウ
ゲッコウガ
ガルーラ
ファイアロー

穂乃果PT

リザードン
ニョロボン
ギルガルド
スイクン
ボルトロス
テラキオン

海未(…あれ?)

海未(スイクン?)

>>125見返すと
>穂乃果「うわー!かわい~!」

>凛「かわいいポケモンばっかりだにゃー!」

この二人の発言の後に(笑)がついてる気がしてならない

海未(私があげたのはテラキオンとボルトロスの筈…)

海未(スイクンは別にあげていない…)

海未(穂乃果はHGSS、FRLG、コロシアムはもっていませんし…)

海未(まさか、誰かが…?)

海未「」チラッ

ことり「穂乃果ちゃん、頑張ってね」

海未(ことりは違う…)

海未「」チラッ

絵里「ふふ…応援してるわよ、穂乃果」

海未(絵里も違う…)

海未(まさか…本当に自分で…?)

凛「…」

花陽「どうしたの凛ちゃん?」

凛「穂乃果ちゃんの手持ちの1番下にいる牛っぽいポケモン…すごい気になるにゃー…」

花陽「牛っぽい…多分、テラキオンのこと?」

凛「それにゃ。なんというか…存在感が凄いにゃー…」

花陽「確かに…言われてみれば…すごい存在感を放っている…!」

テラキオン「…」ゴゴゴゴゴゴゴ…

真姫(テラキオンにボルトロスにスイクン!?こんなに海未からもらったの!?)

真姫(まあいいわ…そこまで対処に困るようなポケモンじゃないし…)

真姫(厄介なのはスイクンとボルトロスくらいね…)

真姫(だけど相手は穂乃果よ。くだらない小手先だけの戦術はおそらく通じない)

真姫(ここは、私のエースを信じるだけよ!!)

穂乃果「よーし!バトルスタートだよ!!」

マッキーはガブリアスを繰り出した!
ほのかはボルトロスを繰り出した!

真姫(ボルトロス…!なんとも言えない対面ね…!)

真姫(悪くも無いし、良くも無い)

真姫(ここはやはり、岩石封じを…)

真姫(いや…相手が白いハーブ持ちだったりして…)

真姫(いや、無い無い。それだけは…)

真姫(いや、相手が穂乃果だったらあり得るかもしれない…)

真姫(…)

ボルトロスのめざめるパワー!
効果は抜群だ!

真姫(素耐えした…!珠と帯じゃない!!)

真姫(タスキか、白いハーブか…!)

ガブリアスのがんせきふうじ!

希(岩石封じかぁ。安定策やね)

希(問題は穂乃果ちゃんが襷ガブリアスメタで白いハーブを搭載している可能性があるってことやけど…)

効果は抜群だ!
急所に当たった!
ボルトロスの素早さが下がった!

穂乃果「わっ!?下がっちゃった!?」

真姫(よし!決まったわ!)

希(なんとか読み勝ったみたいやね、真姫ちゃん)

希(後は穂乃果ちゃんがガブリアスを捨てるのか、とっておくのかやね)

希(そして真姫ちゃんがどんな行動をとるのか…見ものやね)

真姫(ボルトロスをここまで削ったなら、もう私に迷いは無い)

穂乃果「う~ん…こうかな?」

ほのかはボルトロスを引っ込めた!
ほのかはスイクンを繰り出した!

真姫(色違いスイクン!?なんてものを穂乃果にあげてるのよ海未は!?)

真姫(でも…読み通りよ!!)

ガブリアスのステルスロック!

希(上手い!ボルトロスが引っ込められるのを上手く読んだ!!)

希(これで穂乃果ちゃんのボルトロスは死んだも同然や!!)

希(さあ穂乃果ちゃん、ここからどうする?)

真姫(流石にスイクンはガブリアスには無理ね)

真姫(吠えるは一度見せているから補助技は撃ってこないはず)

真姫(岩石封じで素早さを…いや、熱湯持ちにハッサムで積むのは危険か)

真姫(地震で削りましょう)

スイクンのしんそく!
ガブリアスは倒れた!

真姫「神速!?」

希(あれは…!)

海未(まさか!?零度スイクン!?)

海未(なるほど!!そういう事か!!)

海未(スイクンを手に入れる事の出来るソフトを持っていないのにスイクンを持っている理由はこれだったのですね!!)

海未(零度スイクン…クラウンスイクンとも言いますが)

海未(うろ覚えですが、ゾロアークが出る映画の時に配信された)

海未(穂乃果はプラチナなら持っている)

海未(そして…プラチナでも零度スイクンを受けとることは出来る!!)

海未(穂乃果はその時受け取っていたのです!!)

海未(使っているという事は…おそらく個体値がそこそこ良かったのでしょう)

海未(狙ってもいないのに良個体を出すとは…!!)

海未(穂乃果…やっぱりあなたは最高です!!)

真姫(くっ…!ボールのエフェクトをよく見ておけば良かった…!)

真姫(ていうかXYはボールのエフェクトが分かりにくいのよ!)

真姫(それにしても…まさかそんな怪物を持っているなんて…!)

真姫(私の後ろにはライコウとハッサム…)

真姫(流石にハッサムで悠長に舞うわけにはいかない!!)

真姫(ライコウが身代わり瞑想型ならもう勝ちが確定していたのに…!)

真姫(でも今さらそんな事を考えてる暇は無いわ!!10万ボルトで一気にカタを着ける!!)

マッキーはライコウを繰り出した!

希(ライコウ!やはりおったか!!)

海未(マズイ!穂乃果の控えにはライコウの10万を受けられるポケモンがいない!!)

希(ギルガルドでさえ、相手が眼鏡だから後だしからは無理や…!)

海未(穂乃果…!)

真姫(スイクン!あなたにはここで倒れてもらうわ!!)

ライコウの10万ボルト!

希(いくらスイクンでも…とくこうに振ったライコウの眼鏡10万は無理や!)

海未(万事休す…ですね…!)

真姫(スイクン…安らかに眠りなさ…)

効果は抜群だ!

真姫「なっ!?」

のぞうみ(耐えたァ!?)

真姫(まさか!?そんな!?耐えるなんてありえな…)

真姫(いや!耐えるかもしれない!あの型だったら!)

のぞうみ(零度スイクンの特権とも言える型…!)

真姫(チョッキ零度スイクンなら!!)

真姫(だけど零度以外にライコウを落とせる技は無い!!)

真姫(だけど相手は穂乃果よ!!零度を当てる可能性はかなり高い!!)

真姫(頼む…当たらないで…!!)

スイクンのミラーコート!

真姫「!?」

ライコウは倒れた!

真姫(ミラーコート!?というかチョッキ着けただけでこんなに堅くなるの!?)

真姫(いや…ミラーコート持ちはいないことは無いと分かっていたけど…)

真姫(神速と両立なんて、聞いたこと無いわよ!!)

真姫(やられたわ…私のポケモンはラスト一体…)

真姫(私の最も信頼できるポケモン…ハッサム)

真姫(削ったスイクンを舞わずに一撃で葬れないことは無いけど…問題は、舞わなければ後ろのポケモン、特にリザードンがキツイ…)

真姫(かと言って、舞うとなれば絶対零度の存在がちらつく…)

真姫(私個人の意見としては、はっきり言って単純な強さならノイクン、ねむカゴ瞑想クンの方が遥かに上よ。はっきり言って零度スイクンは微妙だわ)

真姫(だけど…零度スイクンはその2体に遥かに勝ってる要素が一つだけある)

真姫(それはプレッシャー!!特性のプレッシャーではなく、実際にトレーナーに与える心理的プレッシャーよ!)

真姫(相手に零度がある、零度が当たれば問答無用で殺される…それがプレッシャーとなって、零度スイクンと敵対したトレーナーの戦術の幅は一気に狭くなる!)

真姫(そう…そのプレッシャーに呑まれた時点で、トレーナーの敗北は決定する!!)

真姫(勝つために必要なのは!!自分の信じた道を貫き通す事!!)

真姫(あなたに全てを託したわ!!ハッサム!!)

マッキーはハッサムを繰り出した!

海未(やはり…真姫の最後の一体はハッサム!!)

希(穂乃果ちゃんの控えにリザードンがいる場合…ここで舞わなきゃアカンね)

海未(しかし…零度スイクンはその名の冠する通り、必殺技とも言える絶対零度がある…)

希(しかも相手は穂乃果ちゃんや…穂乃果ちゃんは運命力でも必然力でも無い、特別な力…主人公補正がある!)

海未(ここで決着が着くか…!)

希(真姫ちゃんが主人公補正を打ち破るか…!)

のぞうみ(このターンが、雌雄を決すると言っても過言ではない!)

真姫(私のハッサムは素早さに68振っている…)

真姫(これはちょうど呑気無振りスイクンと同速)

真姫(同速運ゲに勝てれば上から落とせるかもしれないが、関係ない)

真姫(何故なら道は決まっているから!迷わず私は舞うわ!!)

ハッサムのつるぎのまい!
ハッサムの攻撃がぐーんと上がった!

希(舞いおった!!)

海未(真姫…!!私の穂乃果相手に、思い切った選択をしましたね…!)

希(多分穂乃果ちゃんは零度を選択する!!)

海未(穂乃果の主人公補正が勝つか…!)

希(真姫ちゃんの強い意思が勝つか…!)

スイクンのぜったいれいど!

のぞうみ(さあ…どうなる!?)

しかし、スイクンの攻撃は外れた!

穂乃果「あちゃー…やっちゃった…」

海未(なん…だと…!?)

希(や、やりおった!穂乃果ちゃんの主人公補正を打ち破りおった!)

真姫(メガシンカ後なら必ず先攻がとれる!)

真姫(これで終わりよ!!スイクン!!)

マッキーのメガリングとハッサムのハッサムナイトが反応した!
ハッサムはメガハッサムにメガシンカした!

真姫「ハッサム!!どろぼう!!」

メガハッサム「御意ッ!」ザンッ!

スイクンは倒れた!!

真姫「…」ゴゴゴゴゴゴゴ…!

メガハッサム「…」ゴゴゴゴゴゴゴ…!

凛「にゃ!?」

ことり「ちゅん!?」

絵里「なんて…威圧感なの…!?」

花陽「はわわわわ…」ガタガタ

希「こ、これはッ!?」

海未(見える!!確かに見えます!!真姫の背後に…真姫の最強のポケモン、メガハッサムがいるのが!!)

海未(無理だッ…!こんなの…勝てるわけが無いッ…!)

にこ「…」

にこ(いや…なにも見えないんだけど…)

穂乃果「やっぱり強いや…真姫ちゃんは!」

穂乃果「でもね!まだほのかは諦めて無いよ!!」

穂乃果「だってまだ、ほのかには、一番の相棒が残っているから!!」

穂乃果「いくよ!!」

穂乃果「頼んだよ!!私の相棒!!」

希(来た…!)

うみえり(穂乃果が一番信頼するポケモン!)

ことぱな(穂乃果ちゃん一番のお気に入り!)

凛(穂乃果ちゃんがぜったいにパーティから抜かないポケモン!)

ことうみりんぱなのぞえり(リザードンだ!!)

リザードン「待たせたな…!」

リザードン「俺、参上!」

真姫「出たわね…リザードン!」

真姫「だけどもう遅いわ!貴方じゃ、私のハッサムは止められない!」

海未(確かに…真姫の言うとおりだ…!)

海未(登場した時に、ステロでHPが半分も削れた…!)

海未(しかもメガハッサムは剣舞を積んでいる…!)

海未(この場合…リザードンはステロ込みバレパンで確定までとは言いませんが、かなりの高乱数で落とされる…!)

海未(しかし…穂乃果なら…きっと…!)

真姫(確かに…バレパンでは高乱数。穂乃果なら耐えるかもしれない。だけど残念ね。耐えることは不可能)

真姫(何故なら…私のハッサムの技構成は…バレパン、剣舞、どろぼう…そして、電光石火よ!羽休めは切ってある!)

真姫(電光石火ならば一撃よ!!穂乃果の主人公補正も効かない!!)

真姫(次で終わりよ!)

メガハッサム「悪いことは言わない」

メガハッサム「さっさと降参した方が身のためだ」

リザードン「ケッ!この俺に諦めろだと!?」

リザードン「ふざけんじゃねぇ!」

リザードン「まだ勝負は終わっちゃいねぇよ!」

メガハッサム「…よほど死にたいらしいな」

メガハッサム「マスター」

真姫「ええ…全力で叩き潰しなさい」

穂乃果「リザードン!!私たちの本気を見せる時だよ!!」

リザードン「応よ!!」

穂乃果「これが!!私の!!」

リザードン「俺の!!」

穂乃果&リザードン「メガシンカだああああああああ!!!」

海未「来る!!全てを焼き払う太陽の化身が!!」

真姫「無駄よ!!メガシンカしたところで、結果は変わらない!!」

リザードン「そいつはどうかな?」
穂乃果「それはどうかな?」

絵里「これは!」

希「メガリザードンYやない!」

ことり「もうひとつのメガシンカ…!!」

海未「これは…蒼炎を統べる黒き竜王…!!」

穂乃果「これが!ほのかのエース!!」

凛「メガリザードン…!」

花陽「エックス!」

メガリザードンX「かかってきな、虫野郎!!」

真姫「メガリザードンXですって!?」

真姫(しまった…!穂乃果はメガリザードンYだと勝手にイメージしていたが…)

真姫(だけど穂乃果が持っているのはポケモンXだった…!)

海未(いける!!メガリザードンYなら、防御が上がっている!!)

海未(ハッサムのバレパンを確定で耐える!!)

真姫「関係無いわ!!例えメガリザードンXだろうと、力で押し切る!!」

真姫「ハッサム!!電光石火よ!!絶対にメガリザードンを倒しなさい!」

メガハッサム「御意!!」

海未「で、電光石火!?」

海未(マズイ!電光石火ならばXでも高乱数!)

海未(だが…確定ではない!)

海未(穂乃果とリザードンならきっと…!)

メガハッサム「マスターの命令は絶対!ここで貴様を葬り去る!!」

メガハッサム「はあああああああああ!!!」ズドン!

メガリザードンX HP77/153「うぐっ!」

メガハッサム「くたばれええええええええ!!!」

メガリザードンX HP67/153「くたばるかよおおおおおおおお!!」

メガハッサム「終わりだああああああああ!」

メガリザードンX HP51/153「終わるわけにはいかねぇんだよおおおおおお!!!」

メガハッサム「はあああああああああああ!」

メガリザードンX HP34/153「うおおおおおおおおお!」

真姫「ハッサム!!押し切りなさい!!」

穂乃果「お願いリザードン!!耐えて!!」

メガハッサム「はあああああああああ!」

メガリザードンX HP12/153「うおおおおおおおお!!」

メガハッサム「貴様の!!」

メガリザードンX HP4/153「俺の!!」

メガハッサム「負けだあああああああああああああ!!」

メガリザードンX HP2/153「勝ちだあああああああああああああ!!」

真姫「ハッサム!!」

穂乃果「リザードン!!」

ズドオオオオン!

海未(どっちだ!!どっちが勝った!?)

真姫「…」

穂乃果「…」

海未(勝ったのは…!?)

メガハッサム「…お前はよくやった。安らかに眠れ」

真姫「」ニヤリ

海未(勝ったのは…真姫ッ…!)

希(やっぱり…流石の穂乃果ちゃんも…今の真姫ちゃんには敵わなかったか…!)

穂乃果「…いや、まだだ」ボソッ

「待ちな!!」

真姫&メガハッサム「!?」

「てめーの目は節穴か!?虫野郎!!まだ…俺の体力は!!」

メガリザードンX HP1/153「残ってるんだよおおおおおおおお!!!」

メガリザードンX「さっきはよくもやってくれたな…虫野郎!!」

メガリザードンX「てめーには…4倍返しをぶちかましてやる!!」

穂乃果「いくよ!リザードン!!」

メガリザードンX「応!!」

穂乃果&リザードン「必殺!!」

穂乃果&リザードン「フレアドライブ!!!」

真姫「そんな…私が…私が負けるなんて…!!」

真姫「うわあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」ドゴオオオン!!

穂乃果
WIN!

にこ(やばいちょっとわけがわからない)

にこ(あ…ありのまま今起こったことを話すわ!)

にこ(真姫ちゃんがポケモンで穂乃果と対戦をしていたら突然吹っ飛んで部室の壁に叩きつけられた)

にこ(な…何を言ってるか分からないと思うけど)

にこ(にこも何が起こってるか分からなかった…)

にこ(頭がどうにかなりそうだった…カードゲームではよくあることとかホビーアニメではよくあることだとか)

にこ(そんなチャチなもんじゃあ、断じて無いわ)

にこ(もっと恐ろしいものの片鱗を味わったわ…)

穂乃果「やったー!勝った!って言うことは穂乃果の優しょ…」

真姫「うう…」グスッ

穂乃果「ま、真姫ちゃん?」

真姫「負けたくなかった…絶対に勝ちたかった…」ポロポロ

穂乃果「あわわわ!ど、どうしよう!?」

希(真姫ちゃん…泣くほど悔しいんやな…よっぽど、勝ちたい理由があったんやろな…ん?真姫ちゃんの膝元に、何か落ちてる?)

希「これは…」ピラッ

穂乃果「の、希ちゃん?」

希「遊園地のチケット…それも2枚、やね」

希「まさか真姫ちゃん…勝って、μ'sの中の誰かと一緒に遊園地に行く予定だったん?」

真姫「…」コクリ

希「なんや、そんな事やったんね。だったら別に優勝なんかせんでも、真姫ちゃんの誘いなら誰でも喜んで乗ってくれる筈やで?」

真姫「…無理よ」

希「え?」

真姫「私…こんな性格だから…いっつも素直になれなくって、そのせいで、何回か誘おうとしても失敗していて…」

真姫「でも、この大会で優勝すれば誰か一人を好きに出来るって聞いて、優勝して、それを口実にすればこんな私でも誘えると思って…」

真姫「だけど…負けたから…それも無理になった…最後のチャンスだったのに…」

希「最後のチャンス…?」

真姫「…」

真姫「…その人……今年で卒業なのよ………」

にこ(真姫ちゃん…)

にこ(そっか…そんな大切な人が、真姫ちゃんには居たのね…)ズキズキ

にこ(今年卒業する…って事は、にこか希、絵里ちゃんね…)ズキズキ

にこ(多分だけど、にこはあり得ない…)ズキズキ

にこ(やっぱり希かしら?それとも絵里ちゃん?)ズキズキ

にこ(…)ズキズキ

にこ(なんでだろう…すごく、胸の奥が痛い、苦しい)ズキズキ

にこ(なんでこんなに…苦しいのよ…)ズキズキ

希(なるほどなぁ…)

希(真姫ちゃんは素直になれないから、その人を誘いたくても誘えない…)

希(その人っていうのは…間違いなくにこっちやけど)チラッ

希(にこっち…ほんまにこっちはおバカさんやなぁ…)

希(あの顔…勝手に勘違いして勝手に傷ついている…)

希(多分…この二人は素直じゃないところが似とるから…二人とも相思相愛だよと言っても信じないやろうし…)

希(ああ…もどかしいなぁ…)

穂乃果「…」

穂乃果「…みんな!」

穂乃果「私は優勝したから、優勝賞品がもらえるよね!!」

りんぱな(穂乃果ちゃん!?)

絵里(さ、流石にこのタイミングで言うのは…!!)

海未(いえ…これは…)

ことり(穂乃果ちゃんには…きっと何か考えがある…)

穂乃果「それじゃあ早速!!誰を一日中好きにするか!決めたいと思います!!」

穂乃果「穂乃果が選ぶのは…!」

穂乃果「…にこちゃん!」

にこ「…え?」

真姫「!?」

穂乃果「にこちゃん!!ルールは絶対だよ!!」

にこ「…はぁ、仕方ないわね」

にこ「まあにこも一応参加した訳だし、最後までルールを守るっていうのが礼儀よねー」

真姫「…」

にこ「で?にこはいつから一日中好きにされるわけ?明日から?それとも今から?」

穂乃果「えへへ…その事、なんだけど…」

穂乃果「ほのか、一日中好きにするっていっても、何をやらせるか思い浮かばないんだよねー」

にこ「はぁ!?何よそれ!?」

穂乃果「だから…一日中の代わりに、今ここで、一回だけほのかの言うことを聞くっていうのはどうかな?」

にこ「どうって…にこは別に構わないけど、他のみんなはどうなのよ?」

凛「凛はそれでいいと思うにゃ!」

花陽「私も!」

絵里「賛成ね。」

希「ウチも同じく!」

ことり「私は穂乃果ちゃんがそう言うなら、それでいいよ♪」

海未「私も、穂乃果がそう決めたのなら異存はありません」

穂乃果「…決定だね!!」

にこ「はいはい。で、今ここで、にこに何を言うつもり?」

穂乃果「ごほん!よぉーく聞いてねにこちゃん!ほのかの命令は一つ!!」

にこ「…」

穂乃果「にこちゃん!」

にこ「何よ」

穂乃果「…後で真姫ちゃんと一緒に遊園地に行くこと!!これが…穂乃果からのお願いだよ!!」

にこ「……」

にこ「え?」

にこ「ちょ、ちょっとそれどういうつもりよ!!」

穂乃果「命令は絶対だよ!断る事は許さないよ!」

希「断ったら…わしわしMAXやで!!」

にこ「何でそうなるのよ!?ていうか真姫ちゃんの都合はどうなるのよ!?」

凛「にこちゃん本当にバカだにゃー…」

にこ「あんたに言われたく無いわよ!!」

海未「にこ。ルールは守るのが礼儀…と言いましたよね?」ギロリ

にこ「うっ…ああもう!!はいはい分かったわよ分かりましたよ!!」

にこ「えっと…真姫ちゃん…あほのかがあんな事言ってるけど…その…」

にこ「にこと一緒に遊園地行くの…大丈夫?」

真姫「…」

にこ「…やっぱりダメよね…」

真姫「…違う」

にこ「えっ?」

真姫「ダメなんかじゃない!!にこちゃんと一緒がダメなんて、あり得ない!」

真姫「にこちゃんじゃなきゃダメなの!にこちゃんと一緒に行きたいの!」

にこ「ま、真姫ちゃ…」

真姫「土曜日!!今度の土曜日に遊園地よ!!遅れて来たら…承知しないんだから!!」

バタン!タッタッタッタッタッタッ…

にこ「い…行っちゃった…」

にこ(え!?ていうか、さっき真姫ちゃん…にこじゃなきゃダメって、にこと一緒に行きたいって…)

にこ(それってもしかしてもしかすると…)

にこ(そういう…ことよね…?///)カオマッカ!

にこ「に、にこ、た、体調が、わ、悪いみたい!だっ、だだだ、だから!今日は、か、帰るね!!///」

バタン!タッタッタッタッタッタッタッ…

凛「行っちゃったにゃ…」

花陽「にこちゃん…顔真っ赤だったね…」

ことり「ふふっ、にこちゃん可愛い♪」

海未「まあ、何はともあれ…」

絵里「一件落着ね」

希「…穂乃果ちゃん」

穂乃果「ん?」

希「超ファインプレイやったけど…いいの?優勝賞品をそんな使い方をして…」

穂乃果「んー…」

穂乃果「穂乃果、別に優勝とか関係なくて、ただ純粋にバトルしたいだけだったんだ」

穂乃果「勝ち負け関係無く、全力をぶつけ合う熱いバトル!真姫ちゃんとのバトルは、まさにそれだったね!」

穂乃果「ほのかは、そんな熱いバトルが出来ただけで満足だよ!それに、仲間の幸せは私の幸せ!にこちゃんと真姫ちゃんが幸せになってくれれば、私も幸せなんだ!」

希「穂乃果ちゃん…」

希(流石、というべきやね。まさにリーダーの器にふさわしいよ、ほんまに)

穂乃果「あ!でも、やっぱりなんだかんだ言ってバトルし足りないかも!」

穂乃果「よーしみんな!まだ時間も余ってるし!」




穂乃果「バトルしようよ!」





~完~

長かった…
まさかこんなに長くなると思わなかった…
でも、完結出来て良かったです。


ちなみに自分のお気に入りもメガリザードンXです。

読んでくれて、ありがとうございました。

コメントありがとうございます!

しばらくして考えがまとまったら新しくスレを立てて遊園地デートも書いてみようかと思います!


穂乃果は元々ポケモン廃人だったってこと?

>>452

一応自分の中の設定では…

穂乃果:初心者だったけど海未ちゃんから教わって3値は知っている
海未:ガチ廃人その1
ことり:3値は知っている、経験は浅い
凛:廃人とまではいかないがそれなりにやっている
花陽:やり込み具合は廃人だけど実力はイマイチ
真姫:ガチ廃人その2、1番やり混んでいる
にこ:初心者
希:廃人、そして論者。経験豊富
絵里:XYから始めたばかり

穂乃果がボルトロスとテラキオンを入れていた理由は海未ちゃんからもらったポケモンだからで、スイクンは配布された時に当時小学生だった雪穂が穂乃果のプラチナでもらっていた、って設定です。
穂乃果ちゃんはたまたまそのスイクンを見てかっこいいから使っていただけです。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きのwpmgdjwa   2014年06月02日 (月) 23:16:59   ID: ZcX5zBbZ

ポケモンやりたくなった
乙(^_^)

2 :  SS好きの774さん   2014年09月04日 (木) 22:53:47   ID: stQNooVb

絵里ちゃん噛ませ乙

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