恭子「めげるわ…」ニャリ (36)

パクリ

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ー 某大阪廃棄ー 深夜

末原恭子「こここ、これ以上はやめましょう……」ガタガタ

絹恵 「そうやでぇ~お姉ちゃん! 来週には県予選がはじまるんやし…はよ!帰ろうや~」ガタガタ

洋榎 「何を言ってるねん! 暗いからわくわくするんやんけぇ!!」ダッ

 恭子は、愛宕の家に遊びに来ていた。

そして、
とある廃棄に肝試しに来ていた。

恭子「待ってくださいよ」オソルオソル

 3人は今、懐中電灯片手にその中を探検中であった。

洋榎 「おおおお! これは!? 」

恭子「なんですか……?」

絹恵「お姉ちゃん?」

3人が見つけたものは、一つの、古い麻雀卓。

洋榎 「これは相当古いものに違いないやで!!部室で使わへんかな?」

絹恵「なに言ってるの!?無理に決まってるやろ?」

恭子「ホンマですよ!」

洋榎 「でもなぁ~綺麗やし!!使えるんやない?」

恭子「しかも…これ…ホーンがあるやないですか」

洋榎「えー? ホーン……? どこや? どこや?」

恭子「ここです!ここ!!」

洋榎「何もあらへんやないか?」

恭子「えっ…?」

洋榎「なぁ…??絹??」

絹恵「なんもありませんよ?」

恭子「えっ…」

??「このホーンが……見えるの……?」

恭子「!!!!????」

恭子「やめてくださいよ、そういう性質の悪い冗談は」

洋榎「なんや?なんも言ってへんで???」

洋恵「私も何も言ってませんよ↑」

恭子「え?」

?(私の声が……聞こえるの……?)

恭子「え? ええ?」

洋恵「末原さん??」

?(ああ……本当に聞こてるんだ!! よかったよ……! あ、えっと! あの、あなた、お名前は!?)

末原「末原恭子……や…」

洋榎、絹恵「??」


?(私は、宮永咲!)

恭子「み……や、さき……?」

?(どこ見てるの、こっちこっち!!)

 振り返ると、そこにはどこかの高校の制服を着た、儚げな少女が、


咲(これからよろしくね、末原さんっ!)

恭子「……………めげるゎ…」 バタン

末原は倒れた…

洋榎「恭子??しっかりしぃや!」

恭子「…」

絹恵「末原さん」ユサユサ

恭子「……」

咲(あれ…?私のせい??)

大阪


愛宕家

恭子「………はっ!?」

恭子「ここは?…主将ん家…なんや…夢やったんか」

咲(何が夢なの??)

恭子「」

咲(どうしたの?)

恭子「…めげるゎ」

咲(あ…倒れないで)ゴォゴォ

恭子「あれ…?気絶できひいん」ガタガタ

咲(…あの?大丈夫ですか?)

恭子「お、お前は…な、なんなんや?」

咲(説明しますね)

名前 宮永咲
年齢 14歳
地元 長野
死因 事故

姉と仲直り出来なかった
未練があり、成仏出来ないらしい。


だから姉と麻雀を打たせてほしいと…

恭子「姉って誰や??」

咲(宮永…照…)

恭子「チャンピオンか?」

咲(はい…)

恭子「今大会は……無理や」

咲(え……?)

恭子「特別な大会なんや………だが、絶対に!!チャンピオンとの打つきかいをつくるから信じてくれへんか?」真顔

咲(……わかりました)

恭子「とりあえず主将達に紹介しなアカンな」

咲(えっ……私…末原さん以外にみえないんですけど…)

恭子「そうなんか?とりあえずよろしくな?」

咲(はい…よろしくお願い申し上げます。)

こうして…凡人末原恭子と幽霊宮永咲の共同生活がはじまりました。

恭子は、たまに憑依させて
雀荘で打たせたりしていた。
(最近、妹のようすがちょっとおかしいんだがの状態の様になる。)

霊体(恭子)(宮永咲とんでもない化物や…)カタカタ

末原(咲)「麻雀って 楽しいよね?」

南郷「…」

哲也「イカサマが出来ない…」

房州「甘いな…坊や、嬢ちゃんの方がイカサマをマスターしてるぞ」

???「面白そうな卓ですね?」

南郷「アカギか?」

赤木しげる「変わりますよ!」

南郷「頼む…」

小鍛冶「私も混ぜてほしいな…」

末原恭子(宮永咲)vs小鍛冶vs赤木しげるvs房州さん

その後…
その卓は…
伝説となった…

霊体(恭子)「めげるわ…」

その頃
白糸台麻雀部室

菫「照はどうした??」

亦野「また、屋上です」

淡「いつも屋上にいるよねぇー」

屋上

照「………………………咲…………道に……迷ったなう……」


大阪予選

アナウンス「今年も南大阪代表は…姫松高校!!!!」

咲(末原さん~お疲れ様!)

恭子「ありがとうな!!」

姫松高校は
全国大会二回戦に駒を進めた。


郁乃 「今日は前の監督が応援にくるから~みんな頑張ってな!!」

恭子「負けられへんやないか」ゴォゴォゴォゴォゴォゴォ

咲(大丈夫かな?)

そして大将戦へ

TOPは龍門渕高校112.800点

2位 姫松高校107,700点

3位 永水女子高校97,300点

4位 宮守高校 82,200点

豊音「よろしくねー!!」

衣「よろしく頼むぞ!」

霞「よろしくお願いしますね!」

恭子「お願いします」

その後…

豊音「追っかけるけど…?」

恭子「これで…四連続!?」ガタガタ

衣「海底撈月!!」

豊音・恭子・霞「3連続!?」

霞(邪神)「」ゴォゴォゴォゴォ

衣「ほほう…」

豊音「凄いよ!2人とも!!」

恭子「」ガタガタ

前半終了

前半終了


1位 龍門渕高校123.000点

2位 永水女子高校107,800点

3位 宮守高校 99,200点

4位 姫松高校70,000点

アナウンス「姫松高校ーラス転落!!!!!!!!!」

ー白糸台部室ー

菫「姫松の逆転は無理そうだな?」

亦野「姫松の大将は少し振り込み過ぎですね!もと冷静にならないと…大将なんだから」

淡「あの金髪と戦ってみたいな」

渋谷「」

菫「結果は見なくても大丈夫そうだな…」

淡「あれ?照は??」

菫「迷子だ」

会場の屋上

照「咲…………迷ったなぅ」

二回戦の大将戦
ー休憩中ー

咲(末原さん…)

恭子「……」

咲(私が打ちますか?)

恭子「それは……あかん」

咲(わかりました…)

二回戦大将戦 ー後半開始ー

衣「リーチだ!貴様らまとめて、塵となれ!」

豊音「また海底?それは追っかけられないなー」

霞「あらあら、どうしましょう」

恭子「…」ウルウル

恭子(監督がみにきてんのに…何しとるんや…)

咲(…)

恭子(咲……)

咲(なーに?末原さん??)

末原(負けるわけにはいかないねん…)

恭子「咲……頼むゎ…」

豊音・霞・衣「咲??」

咲「任せてください!!」

恭子(宮永咲)「」ドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォ

豊音・霞・衣「!!!???」


ー永水ー

神代「なんですか?この圧倒的…威圧感は?」

巴「姫様?」

ー宮守ー

モノクル「」ガタガタガタガタ

モノクル「」

エイスリン「サェー!?」

トシ「これは…!?」

エイスリン「サェー?大丈夫??」

壊れたモノクル「」

エイスリン「サェー?」

塞「エイスリン!!私こっちだよ!!」

ー白糸台ー



淡「………」ゾクゾク

菫「どうしたんだ、淡」

淡「なんかさっきからとてつもないプレッシャーを感じるの。全国の魔物が集まってるから、私、ピリピリしてるのかな?」

亦野「うーん、すまん。私達は牌に愛された魔物ではないから、そうゆうのはよくわからん」

菫「照ならわかるかもしれないが…」


照「うー、咲。咲。どうして死んでしまったの」ポロポロ


菫「帰ってきたてからアレだからな…」

淡「まーた、妹の写真を頬ズリしてる」

菫「いつもの事だろ」

淡「」ガタガタ

亦野「淡、少し休んでろ!!」

淡「うん!ありがとうねー!!」

照「」

菫「照?どうした??」

照「この感じ…」

菫「?」

二回戦大将戦 ー後半戦ー

衣(なんだ??この圧倒的な威圧感は…)

霞(えっ…?下ろしたはずの邪神が払われた??いえ?逃げたの?)

豊音(前半とは…まるで違う…今まで感じたことのない…威圧感…ちょー怖いんだけど…)ガタガタガタガタ

恭子(宮永咲)「カン」ドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォ

霞・豊音・衣「!?」

恭子(宮永咲)「カン」ドォドォドォドォドォドォドォドォ

霞・豊音・衣「!!??」

恭子(宮永咲)「嶺上開花!!」

その後…
大将戦終了…

ー白糸台ー

亦野「二回戦終わったみたいですね?」

菫「どこが1位抜けだ??」

渋谷「調べます」

淡「あの金髪の子がくるといいな…」

淡「あれ…?照は??」

菫「なんか部員 引き連れて練習はじめたぞ!」

淡「急に…どうしたんだろう?」

菫「さぁな?」

渋谷「えっ…」

菫「どうした??」

亦野「どこ?1位抜けだ?」

淡「??」

渋谷「……」

菫「??」

渋谷「姫松高校……」

亦野・菫・淡「えっ……」


ー姫松ー

恭子「うちゎ…卑怯や………」

咲(末原さん………)

恭子「宮守の大将…あんな泣いていた…」

咲(大丈夫!末原さんなら誰よりも強くなれるよ!)

恭子「宮永…」

恭子「これからよろしくな!」


咲(……)

恭子「咲??」

咲(…成仏するかもしれない)

恭子「なぁ…」

咲(ごめんね…)

恭子「そんなの認めへん…姉との対決は?」

咲(ごめん、

恭子「アンタは…うちの目標なんや…」

咲(ごめ

恭子「宮永ー!!」

咲(お姉ちゃんに伝えて!みなもと咲は…もう怒ってないよって…

恭子「必ず…伝えるわ」

咲(ありがと…

恭子「いつか戦おう!宮永咲!!」

咲(無茶いうな

恭子「無茶でもなんでもぇえ約束や…」

咲(わかっ

咲(たよ、



恭子「宮永…」

姫松待合室

恭子「」

洋榎「ナイスやったな!恭子!!」

絹「末原さん…?」

洋榎「恭子…泣いてるんか?」

恭子「」


その後…
白糸台は3連覇した…

???「宮永照!!」

照「」

恭子「咲ちゃんとみなもちゃんは怒ってないで!!」

照「えっ…?」

恭子「あとな…いずれ倒す」

照「貴方が…ブロックBの二回戦の大将?」

恭子「末原恭子や」

淡「何?あいつ?」

菫「??」

菫「照??」

照「末原恭子………楽しみにしてる」

数年後…
日本選手権
決勝…

照「」

恭子「今日は勝たせてもらうで!」

智葉「こっちの台詞だ」

夢乃マホ「お願いします」ぺこりん

ー対局開始ー

夢乃マホ「カン!!」ドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォ

智葉・照・恭子「!!??」

夢乃マホ「もっいこカンです!!」

夢乃マホ「嶺上開花でーす!!」

照・恭子・智葉「なっ!?」

照「この子… 似てる…面白い」ギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギ

智葉「」ゴォゴォゴォゴォゴォゴォゴォゴォゴォゴォゴォゴォゴォゴォゴォゴォゴォゴォゴォゴォゴォゴォゴォゴォゴォゴォゴォゴォ


夢乃マホ「カン!」ドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォ


恭子(咲………約束を、果たしにきたんか?)

智葉「」ゴォゴォゴォゴォゴォゴォゴォゴォゴォゴォゴォゴォゴォゴォゴォゴォゴォゴォゴォゴォゴォ

マホ「」ドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォドォ

照「」ギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギ



恭子「めげるわ…」ニャリ



終わり

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