幼「え?コミュ障?」男「うん」 (20)

初めてSS書くから下手でもご了承を
あと雰囲気が俺ガイルになってますが…

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「ねえ君 えっと男君だっけ? せっかくの入学式だし知らないやつ同士カラオケ行こうぜ!」
男「え、 あ、その、いや、えと、お、俺はいいや・・・」
思えばあれが原因だった
いや、そもそもの原因はあれではなく・・・


サクラの花びらが舞い散り、心地良い陽の光が振り注ぐ
『おはよー!』『おい 昨日のドラマ見たか?』『やべぇ 新学期超たるいわー』
周りのやつらの話す声が聞こえる
今年は俺にとっての後輩が入ってくる年であり俺は2年生になった
この頃にはほとんどの人が、仲のいい人が出来、会話に困ることはなくなっていた
そう、ほとんどの人が・・・
『おはよう!』
え、
男「お、おは、おはょ『あ、おはよー!』…ぅ」
『あれ、今あの人何か言ってなかった?』『気のせいでしょ?』
そう、俺がこんな寂しい生活を送っているのはこのコミュ力のなさ
いわゆるコミュ障というやつである
ちなみにコミュ障は人に自己表現するのが苦手なだけで、一人でいるときや頭の中では超饒舌にしゃべっている 
家の中でギャルゲーの中のいとしのあの子に話しかけ・・・いやなんでもない 忘れてくれ すいませんお願いします
そんなわけで俺はこのコミュ力のなさで友達がいない
・・・いや いる、ほんの少しだが
幼「おっはよう!」
男「ああ、幼か おはよう」
こいつは俺の幼馴染、そして俺がどもらないで自然に話す事が出来る人の一人だ
俺が言うのもあれだが、俺の幼馴染にはもったいないくらい、もったいなすぎて母親に「もったいないお化け出るよ!」って言われるくらい美人で性格もいいよく出来た人間だ もったいないお化けってなんだよ「モッタイナーイ」って言ってる白い生物か
俺がどもらないで話す事が出来る人間は、ほんの一握り いや一つまみしかいない
俺が親類以外で自然に話す事ができる人間は幼を入れてたった二人だ
そのもう一人というのが俺の親ゆ
「くははははは! 男! 貴様今日も一人寂しく登校している様だな!」
いや、なんでもない べ、別に親友とか言いかけたわけじゃないんだからね!
まあ とりあえず不審者に話しかけられたのでスルーしてさっさと登校することにする
「む、男 俺の声が聞こえないのか ま、まさか…! く、やはり何者かによって俺と男の通信機能がジャミングされている おい!男!応答しろ!」
スルー スルー slow おいこれスローじゃね
まあいいや 塀の上で超目立ってる奴が俺の名前呼んでるけどとにかくthrowで投げる!
「ご、ごめん 厨2キャラやめるから無視しないで・・・」
そいつはいつの間にか涙目になっていた
はぁ、まったく・・・
「友 あさっぱらからなにやってんだよ・・・」
こいつは友 2人の、俺がどもらないで自然に話せる人間のもう片方だ こいつとは趣味(オタク趣味)も合うし仲もいいから親友といってもいいかもしれない まあさっきのことがあるからいいたくないけど
しかし、普段あまり派手な行動に出ない友がこんな奇行にでたのは、新学期でテンションが上がってるとかそういう理由からだろうか
友「い、いや? せっかく新学期になったしデビューできないかなと」
男「それでどうしてそういうキャラに行き着いた・・・。 第一そんな行動する度胸があるなら普通にいろんな人と会話をたくさんすればいいじゃん」
コミュ障の俺が言えないけど
友「ま、まあそうなんだけど もう仲のいい人とか決まっちゃってるから話しかけにくくて」
こんな行動したやつがなに言ってやがる 
まあ気持ちは分かるから何もいえないけど
友「む? 幼もいたのか。男・・・ 貴様ぁこのリア充がぁぁ!」
友がなにか吼えた
男「ん? 何がだ?別に俺と幼は付き合ってるわけじゃないぞ ていうかそれはお前も知ってるはずだろ!」
友「むむ、まあ そうなのだが・・・」

ここで幼が経絡秘孔をつくようなことを言いやがった
幼「男も幼もいまだに寂しい高校生活を送ってるのねぇ」
「「グッ、」」
このアマ久しぶりに青筋が立ったぞ あ、普段人とかかわることがないのでまず青筋が立つことがないのでしたテヘ☆
男「うるせぇな? そんなこと言うならおまえが寂しさ埋めてくれよ」無理な話でしょうけど
幼「な、何いってんの! ばっかじゃないの!?」
そんな真っ赤な顔で怒らなくてもいいじゃないかよぅ ほんの冗談だよぅ
友「おい おまえらバカなことしてないでさっさと行くぞ」
さっきとんでもなくバカなことしてたやつがなに言ってやがる
そうして俺らは3人で登校するのであった



幼友「幼?おはよう!」
幼「あ、幼友 おはよう」
この人は確か 幼の親友の幼友 幼の親友なだけあって外見もよく上位カーストに所属している
(幼 この人たち誰?) おい、聞こえないようにしているのかもしれないけど聞こえちゃってるからな
男「友 行こうぜ」友「そうだね」
幼の知り合いだと思われたら幼の評価が下がると俺は判断したので、友と他人のフリをすることにした
俺気遣いできるわ? 気遣い出来すぎでキリスト教とか宣教しちゃうぐらい
俺歴史的に見てまじザビエル
そんなわけで、2人で昇降口へ向かった

スマソ 波線にしてたところが?になっちゃってるから所々変なところに?が入っちゃってる

スマソ 行間開けることにする

友「!?」

靴を取り出そうとした友が何かに驚い
ていた

男「どうした?」

友「ぼ、僕の靴箱にこんなものが」

それはハートのシールでとめられた白い封筒だった

男「お、お前これって・・・」

友「はーっはっはっは 男! 僕はこれからリア充の階段を駆け上がるようだよ!」

それはどうやらラブレターのようだ

男「お前・・・ いくら寂しい高校生活を送っているからって自作自演はないだろ・・・。 俺でよかったらいつでも相談に乗るからさ」

友「な、自作自演なんてしてないよ!」

男「へえニヤニヤ」

友「ホントだってば!」

もしあれだったらスレ立てなおしてはじめから行間開けて書くけど…

そうか 了解した

男「う、嘘つくな! お前がラブレターなんてもらえるわけ無いだろ!」

友「男君ひどい! ま、まあ俺も驚いんてんだけどさ」

男「早く開けてみろよ! どうせラブレターじゃないだろ!」

友「男君ますますひどい! あ、後でゆっくり見るよ」

男「えー」

友「えーじゃねえよw」



放課後

友「男 やっぱりラブレターだった!校舎裏に呼び出された!」

男「そ、そうか 良かったな」ピクピク

友「無理して言わなくていいよ!」

男「む、無理なんてしてないろ」

友「嘘つけ! まあそういうわけだから行ってくるよ」


それにしても友にラブレターか… 俺ももらったことないのに まあコミュ障だからな… このチャンスを逃すなよ友

翌朝

男「フったー!?」

友「うお! うるせ!」

男「な、なんで!?」

友「あまり乗り気になれなくてな…」

男「お前… より好みできる立場じゃねえだろ!」

友「うるせぇな 関係ないだろ」

男「そ、そりゃそうだが…」

友「…それに俺好きな女いるんだ」

男「え! 嘘誰!?」

友「…お前には言いたくない」

男「なんだそれ!」

友「まあ この話はこれでいいだろ! 終わり!」

男「」

.
.
.
放課後

男「友に好きな人かー 俺に言いたくないってどういうことだ?」

幼「男ー 一緒に帰ろー!」

男「おう 幼 帰るか」

幼「そういえば幼友 友に告白したんだって」

男「幼友が!? 幼友って俺らのこと全然知らないのかと思ってた…」

ということはあのラブレターの差出人は幼友だったのか 意外だ

というかあいつはそんな上位カーストの人間を振ったのか 

好きな人がいるんじゃしょうがないけど

幼「私もそう思ってたんだけどねw」

男「でも、なんで幼友が友に惚れたんだろ」

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