【進行は】オリジナルキャラでダンガンロンパ【安価】 (1000)

※注意

このスレはダンガンロンパが元ネタのSSです。
なのでダンガンロンパ1・2のネタバレがあります。
他スレの安価ロンパの影響で勢いで立てているのでうぷ主は初心者です。

オリジナルキャラは名前と才能と性別、主人公とヒロインは既に決まっています。
キャラの性格・スキルとコンマによる交友力・精神力を安価で決めたいと思います。
オリジナルキャラが苦手な方はご注意下さい。

名前や才能を1から決めたい方々はすいません。

なお、作者は非常に頭が弱い為、推理物がまったく出来ないので事件パートがとてもつまらないものになる
可能性大なのでご了承下さい。

ストーリーの舞台は希望ヶ峰学園です。



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1398043259

まずは主人公、超高校級のマッサージ師「癒境 颯太(いきょう そうた)」

彼のスキルを3、4つあげてください。
安価↓2



すみません、間違えてメールアドレスを書き込みました(汗
スレ立て直した方が良いでしょうか?

1です。

メール欄については本当にすみません。

主人公のスキル(性格)再安価↓2

>>9採用

主人公「癒境 颯太」男 超高校級のマッサージ師

<主人公補正>・どんな状況でも黒幕・クロ・被害者にならない。
<マッサージ師>・人体のツボを把握。実行すると相手をリラックスさせる。
<安心感>一緒にいると安心できる雰囲気を持つ。相手から好感が上がりやすくなる。
<生真面目>ふざけた事をしない。冗談が通じにくい為、精神が疲労しやすい。

主人公の交友力、精神力ともに5・5です。

その他のキャラの交友力と精神力はコンマで決めていきます。
十の位が交友力、一の位が精神力です。

仕事前に慌てて建てたので、今日はここまで。
主人公以外のキャラのスキルは明日の夜九時から決めていきたいと思います。

こんばんわ、1です。
今人っていますか?居たら21時から開始します。

では始めていきます!

主人公以外のキャラをあげていきます。

男性陣

・超高校級の陸上選手 「上条 瞬」
・超高校級の情報屋 「時神 終」
・超高校級の手品師 「斬咲 ダイヤ」
・超高校級の記者 「桜田 連」
・超高校級のガラス細工師 「細永美 鏡夜」
・超高校級の書道家 「志倉 大和」
・超高校級のスタントマン 「木鬼沢 徹」

女性陣

・超高校級の幸運 「幸川 心音」
・超高校級の介護士 「守崎 望」
・超高校級のトリマー 「羽毛 麗華」
・超高校級の空手家 「岡本 鈴」
・超高校級のスキー選手 「北橋 雪菜」
・超高校級のシスター 「マリア・ハーピス」
・超高校級の大食い選手 「盛口 美味香」
・超高校級のスチュワーデス 「八雲 空孤」

以上の15名です。

このキャラ達のステータスを決めたいと思います。

ステータスを決めると意気込みましたが、最初に全員のステータスを決めても
良いのでしょうか?

まずプロローグに入って安価で登場させたキャラから1人ずつ決めていった方が良いのでしょうか?

では最初に全員決めていきます。
まずは男性陣から。
最初は陸上選手、1レスにスキル1つ書いて下さい。
安価↓2以降のものを複数採用します。

<<20,21採用

超高校級の陸上選手「上条 瞬」

<陸上選手>陸上競技に長けており、体力面や足の速さはピカ一。
<パルクール>どんな地形でも自由に動ける肉体と強い精神を持つ。精神力+2される。
<憎めない>何かと憎めないキャラ。相手からの好感度が下がりにくくなる。

あと1つお願いします。

<<23

確かにそうですね(汗

超高校級の陸上選手「上条 瞬」

<陸上選手>陸上競技に長けており、体力面や足の速さはピカ一。
<パルクール>どんな地形でも自由に動ける肉体と強い精神を持つ。精神力+2される。
<憎めない>何かと憎めないキャラ。相手からの好感度が下がりにくくなる。
追加↓
<ストイック>自分に厳しく欲望に流されない。欲求関係の動機に反応しない。

次に情報屋です。
複数安価↓

地獄耳

超高校級の情報屋「時神 終」

<情報屋>表世界から裏世界、あらゆる情報能力に長けている。
<地獄耳>他者の秘密を素早く聞きつける。一部の人からの好感度が上がりにくくなる。

とりあえず>>30採用。

陸上選手の交友力と精神力をコンマで決めるの忘れてました(汗
情報屋の子と合わせて先にコンマで決めてしまいます。(情報屋の残りのスキル決めはその後で)

安価↓2が陸上選手

安価↓4が情報屋の交友と精神

上条 瞬→ 交友力4 精神力6(スキルにより+2)

時神 終→ 交友力4 精神力5

わりと平均的・・・いや、上条は鋼精神だね。
次のキャラからは名前を出した直後安価にします。

では、情報屋のスキル残り2つ再安価↓

超高校級の情報屋「時神 終」

<情報屋>表世界から裏世界、あらゆる情報能力に長けている。
<地獄耳>他者の秘密を素早く聞きつける。一部の人からの好感度が上がりにくくなる。
追加↓
<常識人>それなりに場の空気を読む。交友力+1になる。

あと、一緒に考えている身内の希望で最初の安価で出た等価交換もいれます。
グダグダに決めてすみません(汗

<等価交換>相手が払う等価によって与える情報が変化する。情報のコンマ判定時、高い数値だと貴重な
      情報が貰える。

次に手品師です。

直後に複数安価↓

すいません、先に直後コンマ判定です。

超高校級の手品師「斬咲 ダイヤ」

交友力3 精神力9

<手品師>多くの人を魅了するマジックを披露する。
<マイペース>周りに左右されず、常に落ち着いた姿勢を見せる。
<嘘つき>常に所々に嘘の証言を発する。他者からの好感度が上がりにくい。

あと1つお願いします。


超高校級の手品師「斬咲 ダイヤ」

交友力3 精神力9

<手品師>多くの人を魅了するマジックを披露する。
<マイペース>周りに左右されず、常に落ち着いた姿勢を見せる。
<嘘つき>常に所々に嘘の証言を発する。他者からの好感度が上がりにくい。

追加↓
<エンターテイナー>様々な観客を楽しませるマジックで接待する。コンマ判定時、数値が高いと
           交友時、相手からの好感度が上がる。

次に記者です。

↓複数安価

超高校級の記者「桜田 連」

交友力9 精神力0

<記者>文章構成能力に長けている。取材に誠心誠意。
<好奇心>好奇心旺盛。自分が気になった事をとことん追求する。
<マシンガントーク>スイッチが入ると話が止まらない。一部の人を除き、発生すると相手から好感度が
           上がりにくくなる。
<正直者>良い事でも悪い事でも嘘が言えない。状況によって相手の好感度が変化する。

なんという豆腐メンタル・・・。

次にガラス細工師。

直後複数安価↓

永久の美学

超高校級のガラス細工師「細永美 鏡夜」

交友力5 精神力4

<ガラス細工師>
<繊細>ガラスのようにデリケート。一部の人と好感度が上がりにくい。
<空想好き>叶わない事を想い、願う。

超高校級のガラス細工師「細永美 鏡夜」

交友力5 精神力4

<ガラス細工師>
<繊細>ガラスのようにデリケート。一部の人と好感度が上がりにくい。
<空想好き>叶わない事を想い、願う。
追加↓
<恩返し>受けた恩は忘れない。恩を受けた人物に対する交友度が上がる。

男性陣あと2人!!

次に書道家。
直後複数安価↓

超高校級の書道家「志倉 大和」

交友力1 精神力6

<書道家>誰もが惹かれる美しい字を書く。
<大黒柱>チームの中心となって支える。団体行動時の交友力大幅ブーストで+5される。
<説教>間違った事をした人に厳しく説き伏せる。発動時、相手の好感度が下がる。
<冷静沈着>感情的にならず、落ち着いた態度を見せる。

男性陣最後の1人、スタントマン。
直後複数安価↓

超高校級のスタントマン「木鬼沢 徹」

交友力0 精神力2

<スタントマン>俳優陣の代わりに様々な危険なシーンをこなす。
<怖いもの知らず>どんな恐ろしいものを見ても平静を保つ。精神力に+3
<勇猛果敢>勇ましく、強い決断力を持つ。交友力に大幅ブーストで+5
<無口>基本的に自分から喋る事をしない。交友力-2

男性陣無事終了しました。

女性陣は明日に持ち越しの方が良いですかね?
休みではありますが、仕事の関係で朝の9時とか、夕方の19時とか中途半端な時間になって
しまいますが・・・。

では、女性陣の設定は明日の19時に決めていきます。
遅くまでお付き合い頂きありがとうございました。

そうですね。
すでに日付が変わっているので正しくは今日の19時辺りに更新したいと思います。

1です。
やることが早く終わったので今出ている男性陣ステータスをまとめます。

主人公 癒境 颯太 交友力5 精神力5

スキル→・主人公補正
    ・マッサージ師
    ・安心感
    ・生真面目

上条 瞬 交友力4 精神力6

スキル→・陸上選手
    ・パルクール
    ・憎めない
    ・ストイック

時神 終 交友力4 精神力5

スキル→・情報屋
    ・地獄耳
    ・常識人
    ・等価交換

斬咲 ダイヤ 交友力3 精神力9

スキル→・手品師
    ・マイペース
    ・嘘つき
    ・エンターテイナー

一旦切ります。

桜田 連 交友力9 精神力0

スキル→・記者
    ・好奇心
    ・マシンガントーク
    ・正直者

細永美 鏡夜 交友力5 精神力4

スキル→・ガラス細工師
    ・繊細
    ・空想好き
    ・恩返し

志倉 大和 交友力1 精神力6

スキル→・書道家
    ・大黒柱
    ・説教
    ・冷静沈着

木鬼沢 徹 交友力0 精神力2

スキル→・スタントマン
    ・怖いもの知らず
    ・勇猛果敢
    ・無口

ざっとまとめてみましたが、記者の精神力0といい、スキルに好奇心とか
生き残る術が見えない・・・。

19時の女性陣のステータスを決める前に人がいたらアドバイスが欲しいです。

精神力=メンタル設定と考えていましたが、精神力=捜査能力にした方が良い
ですかね?
あと、スキルで交友力や精神力に+数値がついていますが、はっきりした数値
をつけるとコンマ判定にした意味が無いように思えるので、+2とかはっきり
した数値をつけるんじゃなくて、補正って書いたほうが良いんですかね?

それらをハッキリさせた方が女性陣のステータス決めがスムーズになるので。

人居たらアドバイスお願いします。

主人公がそのキャラとの交流でそのスキルをゲットできるならハッキリと数値化、そうでないなら補正表記でいい

精神力に関してはどこのスレも曖昧な扱いしてるような気がするから、どっちでもいいんじゃない?
主人公の場合は精神力=HPみたいな扱いだよね

>>89、90

アドバイスありがとうございます。
スキルは挙げられたものとは別のものを用意しているので補正表記にしておきます。

精神力はホントに悩みどころ・・・。

精神も交友も1で生き残ったキャラが某スレにいたし……

精神力は頭の良さとか、裁判時の冷静さでも使われるみたいだな
精神力が低いと論破が増えて、精神力が高いと同意の部分が増えるとか?……うーん

>>92

確かにそうですよね。
とりあえず精神力をメンタルとしておこうと思います。

論破や同意に影響するのも面白そうですね。

アドバイスありがとうございました。

これらを参考に進めていきます。
とりあえず一旦抜けます。

更新は今日の19時辺りです。
都合によっては遅くなる可能性もあるのでご了承ください。

1です。
今人っていますか?
居たら予定通り19時から更新していきます。

来てくれて感謝感激です。
では始めていきたいと思います!

女子のステータスを決めていきます。

まずは幸運の子。

最初に苗木タイプの幸運か、狛枝タイプの幸運か。

安価↓2

狛枝タイプに決定。

次にスキルとコンマステータスを決めます。

直後、複数安価↓

超高校級の幸運「幸川 心音」

交友力1 精神力3

<幸運>幸運と不運は表裏一体。降りかかった不運の度合いによって
     それに見合った幸運が返ってくる。
<ナルコレプシー>日中に突然強い眠気にかられる。行動力にマイナス補正。
<野心家>大きな望みを抱いている。その望みは希望か、絶望か・・・。
<惚れっぽい>自分を気にかけてくれる男性に惚れやすい。その人物に対する交友力に補正がかかる。

これはアカンやつや・・・。

次に介護士の子。
直後、複数安価↓

超高校級の介護士「守崎 望」

交友力5 精神力5

<奉仕の心>他人の為に尽くす事を生きがいとする。一部を除く相手からの
       好感度が上がりやすくなる。
<情愛深い>自分に関わる人達に深い愛を抱く。
<母性>出来の悪い人物に対し、母性本能が疼く。特定の人物に対し、交友力
     に補正がかかる。

次に空手家の子。
直後、複数安価↓

介護士能力忘れてた(汗

超高校級の介護士「守崎 望」

交友力5 精神力5

<介護士>高齢の人達の生活の手伝いをすることに生きがいに感じている。
<奉仕の心>他人の為に尽くす事を生きがいとする。一部を除く相手からの
       好感度が上がりやすくなる。
<情愛深い>自分に関わる人達に深い愛を抱く。
<母性>出来の悪い人物に対し、母性本能が疼く。特定の人物に対し、交友力
     に補正がかかる。


超高校級の空手家「岡本 鈴」

交友力5 精神力4

<空手家>空手で右に出る者はいない。腕力が強い。
<やんちゃ>イタズラ好きで子供っぽい。イタズラが発生すると一部を除き
       好感度が上がりにくくなる。
<実はインテリ>爽やかで大雑把に見えるが、疑問に思った事は聞かずには
         いられない。
<正義感>卑怯な事は許せない。一部を除き、好感度が上昇しやすい。

次にスキー選手の子。
直後、複数安価↓

超高校級のスキー選手「北橋 雪菜」

交友度8 精神力0

<スキー選手>雪上でのバランス感覚が優れている。寒さにも強い。
<疑り深い>友人関係になるまで相手を常に警戒している。好感度を上げにくい。
<元気印>元気が取り柄で明るく振舞う。精神力に補正がかかる。
<田舎者>噂好きで喧嘩っぱやい所がある。

次にシスターの子です。外人キャラとなります。
直後、複数安価↓

超高校級のシスター「マリア・ハーピス」

交友力3 精神力9

<シスター>修道誓願を立て禁欲的な信仰生活をする聖女。周りからの信頼が高い。
<引っ込み思案>内気で積極性にかける。一部の人達の好感度が上がりにくい。
<聞き上手>相手の話を上手に聞く。交友力に補正がかかる。
<二面性>集団時行動時と一人行動時の性格が違う。相手によって交友関係が変化する。

ホントや、トリマーの子抜かしてた(汗

ではトリマーの子を決めます。
直後、複数安価↓

超高校級のトリマー「羽毛 麗華」

交友力0 精神力4

<トリマー>ペット美容師。動物の扱いや毛並みのデリケート差を心得ている。
<姉御肌>面倒見が良いお姉さん。交友力に大幅補正。
<オシャレ好き>服装や髪型など、見た目を気にする。女性からの好感度が上がりやすくなる。
<ツンデレ>好意を寄せた人物に対し、天邪鬼な態度を取る。

なんかどっちかが0のキャラがすでに4人もいるんですが・・・orz

次に大食い選手の子。
直後、複数安価↓

ゼロはよっぽどなら振り直しとかスキル増やすとか、最悪10ってことにするとか出来る

数値低くてもそれが味になったりするキャラもいるから難しいところだけど、>>1が納得いく形でやればいいよ

超高校級の大食い選手「盛口 美味香」

交友力7 精神力6

<大食い選手>食べる量が極端に多い。食べる事が一番幸せ。
<鉄の胃袋>頑丈な胃袋を持つ。体に不調をもたらす食べ物にも耐性がある。
<エロキャラ>性知識が豊富。一部を除き、男性から好感度が上がりやすい。
<トランジスタグラマー>小柄な背丈に相反し、グラマラスな体型。

誰だ、エロキャラなんて安価出した人はwww
面白いから採用しますが(笑

女性陣ラスト!スチュワーデスの子。
直後、複数安価↓

>>146

お気遣いありがとうございます。
まあ、0でもスキルで補正してるキャラもいますし、個性豊かなのがダンガンロンパなので、
このままでいきます!

超高校級のスチュワーデス「八雲 空孤」

交友力7 精神力8

<スチュワーデス>接待能力や緊急時対応能力に長けている。
<営業スマイル>職業柄、本心と切り離し笑顔で対応する。
<美声>誰もが惹かれる美しい声を持つ。相手から好感度が上がりやすくなる。
<腹黒>一見優しそうだが、内心では相手に対し悪い事を考えている。交友力にマイナス補正。

以上で超高校級の生徒16名無事ステータスが出来上がりました!!

>>1を読み返してみると、主人公だけでなくヒロインも決めているみたいですが誰かはまだ秘密ですか?

明日は早出ですがまだ時間があるからプロローグ始めても良いんですかね?

まだ見てくれてる人いますか?

>>155

そうですね。ヒロインはすでに決定済ですが、だれがヒロインかは
まだ明かしません。
チャプター1で誰がヒロインなのか分かります。

とりあえず書ける時間は22:30までですが、プロローグに突入しても
良いでしょうか?

オリジナル安価ロンパ、プロローグに突入します!





―プロローグ




心地よい風が俺の髪を撫でる。

フゥ・・・と一息つき、目の前にある大きな建物を目を細めて見上げた。



・・・『希望ヶ峰学園』

一流の特技を持った現役の高校生をスカウトする誰もが憧れを持つ噂の学園。

まさか俺がその凄い学園からスカウトされるだなんて、まるで夢のような話だ。

封筒に入っている手紙を取り出すと、目の前で広げる。


「癒境颯太様

あなたを超高校級のマッサージ師として希望ヶ峰学園に編入する事を許可します」

『超高校級のマッサージ師』

それが俺が希望ヶ峰学園から認められた才能だった。

仕事疲れの両親に何かしてあげたくてやり始めたのがマッサージだった。

少しでも両親の疲れた身体を癒してあげたくてたくさん勉強して、経験して・・・

それを続けていく内にいつのまにかマッサージ師としての資格を手に入れていた。

両親はマッサージ師として希望ヶ峰学園に編入する事を聞いて、大粒の涙を流して

心から喜んでくれた。

『貴方のような息子を持って、本当に幸せだわ・・・』

『あの希望ヶ峰学園に入れるなんて凄い事だぞ!頑張れよ颯太!』

そんな会話をしたのがつい最近だ。

しかし、実際目の前にすると本当に圧倒されてしまう雰囲気だ。

「・・・上手くやっていけるかな」

そんな不安も抱えていたが、それでもこの学園に入る事をずっと楽しみにしていた。

期待と少しの不安を抱え、学園の校門をくぐる。

「どんな人達がいるんだろうな」

とそう囁いた直後・・・。



 
―俺の視界がグルグル回り、あっという間に暗闇に飲み込まれた・・・・。








―教室1-A



「んっ・・・」

重い瞼を上げ、視界に光が宿す。

視界がハッキリしてくると、そこは気味の悪い模様が書かれた教室だった。

「なんだここは・・・」

周りを見回すと、窓に厚い鉄板が打ち付けられ、天井に監視カメラがついているのに気づく。

「いったいぜんたいどうなって・・・ん?」

ふと、自分が座っている机の上を見ると、1枚のメモが置かれている。

そのメモに書かれていたのは・・・汚い字で書かれた入学案内だった。

いったい誰がこんな物を・・・。

「・・・八時までに体育館に集合・・・か・・・」

ここは希望ヶ峰学園なのか?

何だか俺が想像してたのと全然違うが・・・。

「とりあえず、体育館に行くしか・・・」

そう行って立ち上がると、教室のドアが開く音がした。



入って来た人物は?

安価↓2 名前表記

マリア

>>164採用



「誰だ?」

ドアの方を見ると、修道服を着た女の子がオドオドした様子でこちらを見ていた。

「あっ・・・驚かせて申し訳ありません。ワタクシ、マリア・ハーピスと言います。
超高校級のシスターとしてこの学園に参りました」

マリア・ハーピスと名乗った彼女は俺の近くに移動し、ペコリとお辞儀をする。

「えっと・・・貴方様も、希望ヶ峰学園に来た生徒ですよね?」

「あぁ、俺は癒境颯太。超高校級のマッサージ師だ」

「マッサージ師様ですか」

「普通に癒境で良い」

「あっ・・・スミマセン。では、癒境様で・・・」

「様はいらないんだが・・・」

「も、申し訳ありません!!」

「いや、君の呼びやすい言い方で良い。怒ってるわけじゃないからさ」

「はい・・・」


とりあえず、お互い何も知らないわけだし、軽く何か話したほうが良いよな・・・。


話す内容

1、どこの国出身?

2、緊張してるのか?

3、自由安価

安価↓2

1採用


「マリア、1つ良いか?」

「ふぇっ!?はい、何でしょうか?」

「そんな怯えなくても・・・マリアって外人だよな?どこの国出身なんだ?」

「わ、ワタクシの生まれた国ですか?ワタクシはイタリア出身です」

「じゃあイタリア人なのか」

「ええ、そうです」

「イタリアっていうと、明るくて陽気な人が多いイメージがあるな」

「ふふっ・・・イタリアはとても良い国ですよ。外国へ旅行に行く機会があれば

ぜひ、イタリアに行ってみてください」

「あぁ、ぜひ行かせてもらうよ」


【INFO】

マリア・ハーピスの好感度が上がりました。
マリア・ハーピスとの関係が顔見知りになりました。
通信簿ーマリア・ハーピス

『出身国はイタリア。祖国をとても愛しているようだ』


「あの・・・癒境様・・・」

「?」

モジモジした様子で俺の表情を伺う。

そして意を決した表情をすると、俺の目をまっすぐ見つめる。

「その・・・えっと・・・ひ、一人で行くのは心細いので・・・よろしければ、

ワタクシと一緒に、体育館へ行きませんか・・・?」

・・・何を言いづらそうにしているのかと思ったら、そんな事か。

「もちろんだ。一緒に行こうか」

「はい!」

嬉しそうに返事をしたマリアに笑みを漏らし、俺達は体育館へと足を運んだ。



今日はここまで!ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました!!

次回は明日の20時を予定しています。

こんばんわ。続きの更新に参りました。

人っていますか?居たら予定通り始めていきたいと思います。

来てくれてありがとうございます!

では、続きを更新していきます!!





体育館に行くまでに通った廊下は教室同様薄気味悪く、チラッと覗いた玄関ホールも

また異彩を放っていた。

扉は頑丈に閉ざされていて、その近くにはマシンガンのような物が設置されていたのを

目にした。

・・・ただの飾り・・・にしてはよくできている。

まさか、本物・・・?だとしたら何でそんな物が設置されているんだ・・・?

マリアもキラリと光るマシンガンに怯えながらも、俺と同じ事を思ったのか、

不思議そうに見ていた。

疑問を抱えながらも、俺達は集合場所である体育館に足を踏み入れた。



そこにはすでに何人かの生徒達が来ていた。

この人達が、俺やマリアと同じ超高校級の名を持つクラスメイトになるのか・・・。

「うぅ・・・緊張します・・・」

不安そうにそう囁くマリア。

何だかこっちまで不安になってきたな・・・。

「・・・手のひらにあるツボを優しく押してみろ」

「え・・・?」

「労宮と言って、手のひらを上にして、軽く指を握った時に中指の先が当たる

場所だ・・・。そこのツボを押すと緊張を緩和する効果がある。それを5回程繰り返してみろ」

「!・・・癒境様、ありがとうございます!!」

ニコリと笑い、俺が言った事を実行すると、「よし・・・!」と意気込みし、他の生徒達の方へ

向かって行った。

よし、これで大丈夫だろう。

さて、俺も挨拶しておかないとな・・・。

誰に話しかけようか・・・?



現在集まっているメンバーは

・陸上選手
・介護士
・書道家
・スチュワーデス
・記者

の5名です。

誰に話しかける?

安価↓2

陸上選手

>>177 陸上選手採用



最初に目についたのは、ジャージを来た快活そうな男。

彼に話をかけてみるか・・・。

「えっと・・・初めまして」

俺の声に反応し、こちらに目を向けるとニッと笑うとこちらに近づいてきた。

「初めまして。アンタも希望ヶ峰学園に来た生徒・・・オレの仲間になる奴だな!よろしく!」

満面の笑顔で俺に握手を求める。

俺は遠慮がちに手を伸ばす。

するとガッと手を強く掴まれ、ブンブンと上下に手を振り回される。

い、痛いんだが・・・!!

「そんな遠慮なんてするな!これから一緒に学園生活を共にするんだ!!

気軽に対応してくれ」

良い笑顔でそう言ってくれるのは嬉しいんだが、手が、手がちぎれる・・・!!

「っ・・・あの、そろそろ離してくれないか?痛いんだが・・・」

「あっ!すまないっ!!」

そう言うとバッと俺の手を離す。

い、痛かった・・・!!

「悪いな、ちょっと興奮していたようだ・・・迷惑かけて申し訳ない」

「い、いや。大丈夫だ・・・」

俺がそう言うと申し訳なさそうに頭を下げる。

悪い奴ではないのは確かだ・・・なんて言うか、多少やりすぎた所はあるが、なんか

憎めない感じだな。

「もう良いんだ。それより、君の事を教えてくれ」

「オレか?オレは超高校級の陸上選手としてこの学園にスカウトされた上条 瞬だ!」

陸上選手か・・・確かに、スポーツをやってるイメージはあったな。

「そういうアンタは?」

「俺は超高校級のマッサージ師として来た癒境 颯太だ」

「マッサージ師か!良いな!!癒境が居てくれればいつもよりハードな運動を

しても癒してもらえるな!!」

おいおい・・・。

そんな上条の言葉を聞いて呆れながら俺は・・・

1陸上競技では何が一番得意か聞く。

2運動するのは良いけど、無茶するなよ?っと注意する。

3自由安価

安価↓2

1採用


「上条は陸上選手だけど、競技では何が一番得意なんだ?」

「そうだなぁ~。基本何でもいけるんだが、強いて言うなら走高跳やハードルとか、

障害のある種目が得意かな?」

「そうなのか」

「あぁ、オレはパルクールトレーニングをやってるから、どんな地形でも自由に動けるぜ」

「パルクール?」

「おう。フランス発祥の運動方法で、走る・跳ぶ・登るなど の移動動作で体を鍛える方法

なんだぜ」

「凄いんだな・・・」

「まぁな。そうでなきゃ希望ヶ峰学園からスカウトなんてされないさ」

「それもそうだな」

「だが、希望ヶ峰学園に入れたからって慢心するつもりはない。今回はたまたま入る事が

できたが、下手したらオレよりも凄い陸上選手が現れるかも知れない・・・誰にも負けない

陸上選手になるためにも、この学園でさらにこの体を鍛え上げていくつもりだ」

真剣な目つきでそう言い放つ上条に、俺は思わず冷や汗が流れる。

こいつの気迫にあてられたのかも知れないな・・・。

「そういうわけだから、万が一筋肉痛にでもなったらお世話になるぜ!」

「・・・・・」

何だか心配になってきたな・・・。


【INFO】

上条 瞬の好感度が上がりました。

上条 瞬との関係が顔見知りになりました。

上条 瞬の通信簿が更新されました。

『得意な競技は障害のある種目。パルクールトレーニング効果でどんな地形でも自由に動ける』


上条と一通り話した後、俺は上条の元から去る。

上条と話している間にまた人が集まってきたな。

今度は誰と話そうか・・・?


現在話した人以外で体育館にいる人

・介護士
・書道家
・スチュワーデス
・記者
・幸運
・空手家
・ガラス細工師
・スタントマン


誰と話そう?

安価↓2

幸運

思ったけど、よくある台本形式にはしないの?
「」の前に名前があるやつ

書道家

>>183

確かに、そうした方が分かりやすいですよね。すいません。

次からそうします。

>>184 採用



次に目についたのは学ランを着た眼鏡をかけた男。

今度は彼に話をかけてみよう・・・。

癒境「ねえ、そこの君」

書道家「・・・・・」

癒境「・・・?」

気づいてないのか?

癒境「ねえ、君。眼鏡をかけた君だよ」

そう言うと彼は俺の方を見る。

良かった、気づいてくれたようだ・・・。

書道家「・・・何か用か」

そう言うと彼は眼鏡越しに俺をジロリと睨む。

うっ・・・怖い・・・。

癒境「えっと・・・同じ希望ヶ峰の生徒として、自己紹介しようと思って・・・」

書道家「・・・」

癒境「・・・えっと・・・」

書道家「・・・」

癒境「・・・・・」

き、気まずい・・・!!

書道家「・・・自己紹介する気あるのか?ないなら今すぐ去るぞ」

あ、俺が話すのを待ってたのか・・・。

癒境「あぁ・・・俺は超高校級のマッサージ師の癒境 颯太。よろしくな」

自己紹介をすると彼は眼鏡をクイッと上げる。

書道家「・・・俺は志倉 大和。超高校級の書道家だ」

へぇ・・・書道家なのか・・・。

俺が興味深そうな表情で見ていると、志倉は不機嫌そうに俺を見ている。

志倉「・・・もういいか?」

え!もう行くのか!?

いやいや、もう少し彼と何か話さないと・・・!!

そう思った俺は・・・。

1、書道のコツって何なんだ?と聞く

2、いつから書道をやっていたんだ?と聞く

3、自由安価

安価↓2

2、採用


癒境「ちょ、ちょっと待ってくれ・・・!!」

志倉「何だ・・・」

癒境「行く前に一つ質問させてくれ・・・志倉はいつから書道をやっていたんだ?」

志倉「・・・7歳の頃からずっと書道を続けてきた」

癒境「と、言うことは約9年も書き続けてきたんだな」

志倉「そうだ。俺はこの学園生活の間に書道家としての腕を超えたい人物がいるんでな」

癒境「超高校級の書道家が超えたい人物?誰なんだ?」

志倉「・・・何故お前にそんな事を教えなくてはならない?」

癒境「え・・・いや、単純に気になっただけで・・・」

志倉「いちいち俺のプライベートな事を気にかけるな。」

癒境「う・・・すまない・・・」

なんかいちいち言葉にトゲがあって関わりづらい・・・。

上条と同じで向上心のある凄い奴なのは分かるんだがなぁ・・・。




【INFO】
志倉 大和の好感度が少し上がりました。

志倉 大和の関係が顔見知りになりました。

志倉 大和の通信簿が更新されました。

『7歳の頃からずっと書道を続けてきた。学園生活の間に腕を超えたい人物が居るらしい』



話が途切れると、志倉は俺から離れてしまった。

なかなかうまくいかないな・・・まぁ、時間はあるんだ。

少しずつ彼の事を理解していけばいずれ仲良くなれるかも知れない。

めげずに頑張ろう。

さて、もうすぐ八時になるな。

話す事が出来るのはあと一人か・・・。

誰と話そうかな・・・?


体育館に全員集合したようです。

話した人以外で

・介護士
・スチュワーデス
・記者
・幸運
・空手家
・ガラス細工師
・スタントマン
・手品師
・トリマー
・スキー選手
・大食い選手

誰と話す?

最後の一人が終わったら更新を終了します。

安価↓2

しまった、情報屋が抜けてた・・・。

申し訳ありません。
・介護士
・スチュワーデス
・記者
・幸運
・空手家
・ガラス細工師
・スタントマン
・手品師
・トリマー
・スキー選手
・大食い選手

これに情報屋も追加で再安価↓2

幸運

>>193 採用




ふと、黒髪のセミロングに白いセーラー服を着た女の子と目があった。

彼女の第一印象は、失礼かも知れないが平凡という言葉が真っ先に思い浮かぶ・・・

そんな感じの子だった。

そんな事を思っている中、彼女はニコニコ笑いながらこちらに近づいてきた。

幸運「初めまして、私の名前は幸川 心音と言います。よろしくお願いします」

人の良さそうな笑みで幸川は挨拶をする。

癒境「よろしく。俺の名前は癒境 颯太」

幸川「癒境 颯太・・・」

癒境「あぁ。ちなみに俺の才能は・・・」

幸川「超高校級のマッサージ師・・・でしょう?」

癒境「・・・え?」

幸川「あれ?違いましたか?」

癒境「い、いや・・・合ってるけど・・・なんで・・・?」

幸川「この学園に来る前にネットで今年の希望ヶ峰学園に入学する人達の事を

調べたんです。だから分かったんです」

癒境「あぁ、そういうことか・・・」

幸川「私、嬉しいです・・・超高校級という希望溢れる素敵な人達と一緒に学園生活を満喫

できるなんて・・・」

うっとりしたような表情でそう言う幸川に思わず苦笑いする。

癒境「いやいや、君もこの学園にスカウトされたんだから、言うならば君もその

内の一人なんだよ?」

俺がそう言うと、彼女から笑みが消え、代わりに複雑そうな表情になる。

どうしたんだ・・・?

幸川「それは違いますよ癒境さん・・・」

癒境「?どういうことだ?」

幸川「私は他の人達と違って、才能はないんです・・・私は、超高校級の幸運として

こに学園に来たんです・・・」

癒境「超高校級の幸運・・・?」

聞いた事がある。

確か、数多くの高校から抽選軸で選ばれた人の事だよな・・・彼女がその抽選軸という事か・・・。

だとすると、俺はとんでもなく無神経な事を言ってしまったみたいだ。

何だか申し訳ないな・・・。

幸川「ただ運だけで来た私は、何だか疎外感を感じて仕方がないんですよね・・・」

はぁ・・・とため息をつく幸川に俺は・・・

1、俺はそんな事気にしないぞと。と声を掛ける。

2、運も実力の内だと思うぞ。と声を掛ける。

3、自由安価

安価↓2

2、採用


癒境「・・・どうして疎外感を感じる必要があるんだ」

幸川「・・・え?」

癒境「数多くの高校からたった一つの抽選軸を、君はもぎ取ったんだ。運も実力の内だと

俺は思うぞ」

幸川「・・・・・」

癒境「その強い幸運、俺は素直に凄いと思えるよ・・・だから、胸張って良い」

幸川「・・・・・」

直後コンマ判定↓

数値50以上だと・・・?

判定18

変化なし。



幸川「・・・私の幸運は、そんな良い物じゃない・・・」

癒境「・・・?」

ボソリと何かを囁いたようだが、俺はその囁きの内容を聞き取る事ができなかった。

どうしたんだ、幸川・・・?

幸川「・・・・・」

癒境「・・・幸川?」

幸川「はっ!・・・ん?どうしたの癒境さん?」

癒境「いや・・・どうした・・・はこっちのセリフなんだが」

幸川「私はなんともないですよ?元気いっぱいです!」

癒境「はぁ・・・なら良いんだけど・・・」

幸川「ほら、もうすぐ八時ですよ!!整列整列!!」

癒境「あっ・・・」

幸川は笑顔でそう言うと、スタスタと皆の居る方へ向かう。

・・・さっきの幸川、何だか急に雰囲気が変わった気がするんだが・・・気のせいか?


【INFO】

幸川 心音の好感度が上がりました。

幸川 心音との関係が顔見知りになりました。

幸川 心音の通信簿が更新されました。

『運だけで来たで、疎外感を感じている。何かを囁いた際、雰囲気が変わったみたいだが・・・?』




キーンコーンカーンコーン


突然鳴り響いたチャイムの音。

これから入学式を始めるようだ。

希望ヶ峰学園の生徒として、希望に満ち溢れた一日が始まる・・・





この時までは・・・そう思っていた・・・。



以上で今回の話を終了します。

最後の一人の安価時、幸運の人気に嫉妬WWW

次回の更新予定は26日の20時予定です。

遅くまでお付き合い頂きありがとうございました!!

こんにちわ。今日20時から予定通り続きを更新していきます。

ところで、今人っていますか?

いたら少しやりたい事があるのですが・・・。

いるよ

>>202

ありがとうございます。

現在、今日アップ予定のプロローグを安価を出すとこまで書きだめしているんですが、

超高校級のガラス細工師こと、細永美鏡夜のスキル、空想好きな性格を生かせず、苦戦しています。

空想の意味を調べて意味は分かっても、うまく表現できません。

細永美のスキルに空想好きの安価を入れてくれた人に申し訳ありませんが、空想好きを違うスキルに

変えたいと思っています。

ただでさえグダグダな文章なのに、空想好きな性格をうまく表せず、さらにグダグダになってしまうのも

どうかと思ったので・・・。

なので、細永美の空想好きのスキルを変更するため、再安価したいんですが、良いでしょうか?

いいと思うよ。扱えきれずに死にスキルになってももったいないし

>>205 扱いきれずに死にスキル・・・。

皆さんがとってくれた安価を無駄にしてしまうほど恐ろしいものはないです・・・。

とりあえず細永美のスキルを再安価(3~5つの複数安価から一つ)しますが、一度他の

キャラのスキルも見直して、他に死にスキルになりそうなキャラが居たらそのキャラも

再安価になる可能性があるのでご了承ください。

(現在プロローグで交流できた組はそのままでいきます)

では細永美スキルを直後、複数安価↓

連投になっても良いので後1つスキル候補お願いします。

その5つの中から選ばせて頂きます。

ロマンチスト

>>212 ロマンチスト採用


<ロマンチスト>置かれた状況を客観視して、美や未来へと思いを馳せる。相手によって
好感度に変化あり。


あと、情報屋の時神。

彼の常識人スキルも死にスキルになりそうな予感がします。

主人公やスキー選手辺りがそれにあてはまりそうなので・・・。

5つまで常識人に代わるスキル候補を直後、複数安価↓

等価交換

>>214 すいません。

等価交換はすでにスキルに入っているので無効で。

偽悪者

細永美同様、今回は連投でもOKですよ~。

投稿ありがとうございます!!
結果、コンマ数が1番高かった>>217 採用です。


<偽悪者>自分の心の内を隠し、嫌われ者を装う。交友力にマイナス補正がかかるが、真実を
知った人物は交友力にプラス補正がつく。

皆様のご協力により、死にスキルを作ることなく進めていけそうです。

ご協力ありがとうございました!!

個性的で魅力のあるキャラクター達ができるよう、精一杯頑張ります!!

では、20時のプロローグ更新でまたお会いしましょう!!

こんばんわ。

今人居ますか??

居たら予定通り始めていきたいと思います。

こんばんわ。

今人っていますか?

いたら予定通り始めていきたいと思います。

間違えて同じ事書いたの投稿してしまいました!

すいません(汗

集まってくれてありがとうございます!
それじゃあ始めていきます!!




『お~い、全員集まったー?それじゃあそろそろ始めようかー!』

突然体育館に響いた声。

何事かと思い、皆体育館を見渡す。

『ここだよここ~』

その声はどうやらステージの上の教卓辺りから発しているようだ。

皆がステージの方を向いたその瞬間・・・。


―ピョイーーン











??「皆さん初めまして。ボクはモノクマ。





この学園の、学園長なのだーー!!」




―それは現れた・・・。



マリア「・・・えっ?」

幸川「な、何なのアレ・・・?」

上条「動くぬいぐるみ・・・?」

モノクマ「ぬいぐるみじゃないよ~。ボクはモノクマだよ、学園長だよー!」

上条「!?しかも喋った・・・!?」

・・・俺の思考は今にも停止しそうだった。

このぬいぐるみは何を言っているのだ?しかも学園長と名乗ったぞ?

モノクマ「よろしくね☆」

ゾッ・・・

半分が白く、もう半分は黒く、その黒い半身の目はギラリと睨みつけるかのように赤く光っている。

おぞましい形態に加え、とぼけたセリフを吐いている声は、どこか狂気を含んでいるモノクマと

名乗ったぬいぐるみに、俺は悪寒した。

モノクマ「まず最初に、これから始まるオマエラの学園生活について一言・・・」

モノクマ「オマエラのような才能溢れる高校生は“世界の希望”に他なりません!」

モノクマ「そんな素晴らしい希望を保護する為、オマエラには・・・」

モノクマ「“この学園内だけ”で、共同生活を送ってもらいます!」




・・・・・・・は?







モノクマ「そして、その共同生活の期限についてなんですが・・・」

モノクマ「期限はありませんっ!!」

モノクマ「つまり、一生ここで暮らしていくのです!それがオマエラに課せられた
学園生活なのです!」





・・・コイツはいったい何を言っているんだ?

一生この学園で暮らしていく・・・?

つまり、2度と外に出る事は出来ないってことなのか?ふざけている・・・。

スキー選手「ちょっと、そこのクマ!!どういうことよ!!」

モノクマ「だからモノクマだってば!!どういうことって、そのまんまだよ」

モノクマ「オマエラは外の世界に出さず、死ぬまでずっとこの学園で生活するんだよ?」

モノクマ「あ!心配しなくても大丈夫だよ。予算は豊富だから、オマエラに不自由はさせないし!」

介護士「そ、そういう問題じゃないです・・・!!」

志倉「面白みも何ともない、つまらない冗談だな、バカバカしい・・・」

モノクマ「冗談なんかじゃないよ!!外の世界とは完全にシャットアウトされてますから!だから、もう
汚れた外の世界の心配なんてもう必要ないからねっ」

トリマー「シャットアウトって・・・」

情報屋「・・・教室や廊下に打ち付けられた鉄板・・・あれは、俺達を閉じ込める為にしていた
という事か・・・どうやらそのクマの言ってる事は本当らしいな」

記者「そんな・・・」

ガラス細工師「外の世界は、悪い事ばかりではないのに・・・もう太陽の眩しい光を浴びる事も、
真っ赤な美しい夕日も見る事が出来ないの・・・?」

モノクマ「そうなるんだけど・・・実はね、ぶっちゃけないわけじゃないよ。ここから出られる
方法・・・」

八雲「あら、そうなのでございますか?」

スタントマン「・・・・・」

モノクマ「学園から出たい人の為に、ある特別ルールがあるの。
それが、『卒業』と言うルール!!」

手品師「卒業ルール?」

空手家「具体的に、何をすれば良いわけ?」

モノクマ「簡単な事だよ!それはね・・・
人が人を殺す事だよ・・・」

その言葉を聞いて、俺は一瞬体が硬直した。

スキー選手「・・・・・は?」

手品師「ほぅ・・・?」

介護士「ひ、人が・・・人を殺す・・・?」

モノクマ「殺し方については問わないよ。“誰かを殺した生徒だけがこの学園から出られる”
・・・それだけのルールだよ」

誰かを殺す事が学園から出られる・・・?何なんだそれは・・・あまりにもバカげている。

俺は顔を背筋が凍るような感覚に襲われながら、心底そう思った。

志倉「・・・今度こそ本気で笑えんぞ」

空手家「アンタ、ふざけてるにも程があるわよ!?」

モノクマ「ふざけてなんていないさ。最悪の手段で、最良の結果を導けるようせいぜい

努力してください」

介護士「どうして・・・私達がそんな事しなければいけないんですか・・・?そんな・・・
人として、最低な事を・・・」

モノクマ「そんなの、オマエラのような世界の希望同士を殺し合いさせて、絶望して
ほしいからだよ・・・!!」

癒境「俺達に・・・絶望してほしいだと・・・?」

上条「そんな事だけの為に、そんな訳の分からん事を言うのか・・・?」

俺の隣にいた上条が、ステージ上のモノクマを睨みながら言う。

モノクマの身勝手な言葉に困惑や恐怖、そして怒りがふつふつ湧き上がってくる感覚を感じた
その時・・・。

人影がモノクマに向かっていくのが見えた。


モノクマに反抗しに行ったのは?


安価↓2 名前表記でも才能表記でも良いです。

空手家

>>233 採用

安心の空手家さんWW




空手家「何が殺し合いよ。そんな事、アタイがさせないよ!!」

モノクマに思わず後ずさる程の威圧感を放ちながら近寄ったのは、背の高い女性。

モノクマ「うぷぷ、何さ、正義のヒーローぶっちゃってさ」

空手家「黙りな!アンタのような卑劣な事をする奴は大っ嫌いなんだよ!!」

そう叫ぶと女性はモノクマに掴みかかる。

モノクマ「うわー!何をするんだ!!学園長への暴力は校則違反だよー!!」

空手家「アンタみたいなのが学園長なんて認めないわ!!今すぐ皆をここから出しなさい!!」




―ピコーン、ピコーン



突如、モノクマから不審な音が聞こえてくる。

何かを知らせるその音は、だんだん大きくなっていく。

空手家「変な音出して誤魔化さないで!!」

いや、違う・・・これは・・・この音は・・・!!

スタントマン「・・・・・!!」

音の危険性を察知したのか、俺達の中で一番体格が良い男が、モノクマを掴んでいる彼女の
元へ走っていく。

彼はガッと彼女からモノクマを奪い取る。

空手家「ちょっと!何するのよ!!」

スタントマン「・・・・・フンッ!!」

奪い取ったモノクマを、彼は誰もいない場所へ思い切り投げつける。

・・・その瞬間。


――ドカ――――ン!!


モノクマの体が爆発を起こした。

空手家「なっ・・・!?」

大食い選手「ば、爆発したのーーー!?」

記者「もし、あの男性がモノクマを投げ飛ばさなかったら・・・!!」

八雲「間違いなく、彼女は爆発に巻き込まれて死んでいたでしょう」

空手家「・・・っ」

細永美「だ、だけど、モノクマが爆発したって事は、もうモノクマはいないんじゃ!」

手品師「そんな簡単に事が済むとは思えないね」

モノクマ「その通りでございまーす!!」

突如、爆発したはずのモノクマがどこからともなく現れる。

マリア「キャアッ!?」

トリマー「アンタ、いつの間に・・・!?」

モノクマ「ボクは学園の至る所に設置されているから、数を減らそうとしても無駄だよー!」

志倉「それどころか、モノクマに暴力を振るう事で、俺達自身が命を持って処罰されてしまう」

モノクマ「そういう事ー!!今回は初回だから見逃してあげるけど、次からは無いよ?」

空手家「くっ・・・!!」

モノクマ「では、そんなオマエラにボクからのプレゼント!!その名も電子生徒手帳!!」

モノクマ「この電子生徒手帳に、この学園の生活のルールが表示されるから、よく読んで
おくように!!」

俺達はモノクマあら、電子生徒手帳と呼ばれるものを受け取る。

モノクマ「では、入学式を終わります。それでは解散してください!
うぷぷぷ・・・ア~ハハハハハハ!!」

耳障りな高笑いをした後、モノクマは姿を消した。

・・・いったい誰がこんな非現実的な状況を想像できただろうか?

誰かを殺した生徒だけが、この学園から出る事ができる・・・。

俺はハッとして周りを見回す。



・・・周りの生徒たちの目に映っているのは、疑心暗鬼・・・。


この中の誰かが、モノクマの言うことを鵜呑みにして、殺そうとしている人物がいるのでは
ないのか・・・?


信じたくない・・・悪夢なら、今すぐ覚めてほしい・・・。

だけど、非情にもこれは、夢でも何でもない・・・紛れもない、現実・・・。

希望ヶ峰学園で、希望溢れる世界を見ようとしていたはずなのに・・・


その希望は、モノクマという訳の分からない存在により、絶望へと塗り替えられていたんだ・・・。




プロローグ END



生き残りメンバー 16名中16名


ついにモノクマが登場してしまいましたね。

まずは交友力と精神力についてまとめてみます。


交友力―その人物のコミュニケーション能力。数値が高い人程周りの人と積極的な関わったりする人や、好感を
     持たれやすい人となります。また、主人公の学級裁判時の発言力にも関わります。

精神力―その人物のメンタル面や、捜査能力、議論の話術能力に関係します。数値が高い程クロになりにくかったり、
     裁判時の捜査や議論の話術が高くなります。また、主人公の集中力にも関わります。


一旦抜けます。

もし良ければプロローグを通しての感想やアドバイスなどがあればお願いします。

そういえば、キャラの名前の読み方って書いてた?

>>239

主人公以外書かれてないですね(汗

↓ 主人公以外のメンバーの名前の読み方

上条 瞬(かみじょう しゅん)
時神 終(ときがみ しゅう)
桜田 連(さくらだ れん)
斬咲 ダイヤ(きりさき だいや)
細永美 鏡夜(さいえいび きょうや)
志倉 大和(しぐら やまと)
木鬼沢 徹(ききざわ とおる)

幸川 心音(さちかわ ここね)
守崎 望(もりさき のぞみ)
岡本 鈴(おかもと りん)
マリア・ハーピス
北橋 雪菜(きたばし せつな)
羽毛 麗華(うもう れいか)
盛口 美味香(もりぐち みみか)
八雲 空孤(やくも くうこ)

です。

まだ残ってる人っていますか?一応今日は23時までやっていく予定ですが・・・。

小説書きだめしながら待っています。

これからキャラの個性をうまく出せていけたら良いな~っと思っています。

書き貯めしている間、質問や感想、アドバイス受け付けています。

ありがとうございます!!

今書きだめしているので、一通り終わったら上げます。

書きためしている間自由会話したり、質問なども受け付けます。

書きためしてきました!(安価必要なとこ以外)

質問などは特にないですね?では続き書いてきます。


・・・モノクマの言葉を聞いて、皆その場から動かず、ただそこに立ちずさんでいる・・・。

そんな時・・・。

志倉「・・・いつまでこのままでいるつもりだ」

最初に声を上げたのは志倉だった。

志倉「あのクマの言っている事が無茶苦茶で、とんでもないやつなのは分かった。
そして、その言葉を鵜呑みにしている人物がいるんじゃないかと、不安なんだろう?」

志倉は俺達が思っていたであろう思いを代弁してくれる。

志倉「・・・まだ何もやっていないのに、そんなバカな事は考えるな。そんな事をする前に、
俺達はまずこの学園のルールを把握し、敵の目的を探らなければいけない。まずは全員、モノクマから
渡された電子生徒手帳に表示された学園のルールを確認するんだ」

情報屋「そうだな。さっきのバカ女みたいに、何も知らないまま行動して、うっかり校則違反して死ぬ
なんてバカバカしいからな」

空手家「ちょっと、それ、アタイの事言ってるでしょう?」

情報屋「お前以外に誰がいるんだ」

空手家「何ですって!?感じ悪いわよアンタ!!」

手品師「ふははっ、喧嘩か?やるなら派手にやってくれよ?」

志倉「そこ!!この非常事態に喧嘩をするな!そこのシルクハットお前もだ。喧嘩を煽るな」

今にも喧嘩に勃発しそうな二人に、志倉はギロリと睨み制する。

収まった争いにホッと一息を吐き、俺は電子生徒手帳開き、ルールを確認する。

・・・全員一通り読み終わったようだ。

志倉「なるほど、この学園を調べる事に関しては自由なのか・・・。とりあえず、少しずつ今の状況を
整理していこう。今後の方針を決めていきたい。とりあえず、それぞれ話し合いたい事や心を落ち着かせる時間が
必要だ。だいたい30分を目安に、体育館内で自由行動だ」

志倉は冷静で落ち着いた声で俺達に向かってそう言う。

なんだか俺と話した時と雰囲気が違うな。とても頼りになる・・・。

そうこうしている内にいくつかグループが出来ているな・・・。

上条「癒境!」

マリア「癒境様・・・!」

ふと、俺を呼ぶ声がしたので振り向くと、上条とマリアがいた。

癒境「上条、マリア」

上条「何か、とんでもない事に巻き込まれたようだなオレ達は・・・」

マリア「殺し合いなんて・・・そんな罰当たりな事を思いつくあのモノクマさんは、
いったい何者なのでしょう・・・」

癒境「俺にはサッパリ分からないよ・・・いや、俺だけじゃなくて、ここにいる全員が
そうなんだろうな」

上条「・・・こんな所が希望ヶ峰学園?希望を育てるはずの学校が、なんでこんな無意味な事
をしでかすんだ・・・もう、頭ん中グチャグチャだっての・・・」

マリア「ワタクシ達、いったいどうなってしまうんでしょう・・・ワタクシ・・・
怖いです・・・!!」

上条は右手で顔を押さえ、マリアは目に涙をためている。

やっぱり二人も不安なんだ・・・何とかして慰める事はできないのか・・・?


↓3つまで自由安価 コンマ数の高い安価を採用します。

いいから落ち着け
マッサージしてやろうか?

>>250 採用

癒境「・・・やっぱり不安なんだよな」

上条「この状況で不安を感じない奴は異常だ!!変なクマは出てくるわ、殺し合いしろなんて
バトロワ発言繰り出されるわで散々だ!!」

マリア「うぅ・・・こんな所にいたくないですよぉ・・・ヒック・・・」

癒境「いいから落ち着け。マッサージしてやろうか?」

上条・マリア「えっ?」

そういうと俺はまず上条に近づき、頭を優しく掴む。

上条「えっ、えっ、おい?」

マリア「癒境様・・・?」

混乱する二人に「大丈夫、ツボを押すだけだ」と言い、俺は上条の後頭部の髪の生え際、

中央のくぼみの両脇にある太い筋肉を見つけ、その上端の外側にある左右のくぼみを押す。

上条「い、癒境・・・これは・・・?」

癒境「“天柱”と言うツボを押している。このツボは精神的不安に効果があるツボだ。
他にも、頭痛や自律神経のバランスを整えたり、首や肩のコリ、眼精疲労を緩和する効果もある」

優しくそのツボを押していく。

上条「・・・気持ち良いな・・・さすが超高校級のマッサージ師だな」

上条はフッと笑う。

癒境「・・・俺だって不安だ。けど、慌ててばかりいても解決しない。こういう時こそ落ち着いて
リラックスしないと・・・」

上条「・・・そうだな。お前のおかけでだいぶ落ち着いた。ありがとな!」

上条は俺の手をするりと抜け、二カッとした笑顔を俺に向ける。

マリア「あ、あの・・・っ」

癒境「どうした?」

マリア「・・・わ、私にも、マッサージをしてもらえませんか?」

癒境「あぁ、もちろんだ」

上条「何だろうな。お前と一緒にいると、妙に安心感があるな。心が落ち着くよ」

癒境「大げさだな・・・」


【INFO】
上条の好感度が大幅に上昇しました。
上条との関係が友人となりました。

マリアとの好感度が大幅に上昇しました。
マリアとの関係が友人となりました。



今日はここまで!お付き合い頂きありがとうございました!!

明日また更新したいと思います!!

こんばんわ。
予定通り20時から続きを更新します。

探索開始とコンマ・自由安価判定以外は書き溜めできました。

20時までに質問などあれば受け付けます。

皆さん集まってくれますかね(震え声

こんばんわー。
待ってて下さりありがとうございます。
続きを更新していくのでよろしくお願いしますー。

では、続きを書いてきまーす!




上条とマリアの二人と離れ、周りを見回す。

他のグループとも話をしておいた方が良いだろうな・・・。


上条とマリア以外でグループになっている組み

1志倉・スチュワーデス・スキー選手・記者・大食い選手

2空手家・介護士・スタントマン・トリマー・ガラス細工師

3幸川・手品師・情報屋


話しかけるグループは?

安価↓2

2選択 空手家・介護士・スタントマン・トリマー・ガラス細工師 採用





俺は先程モノクマに立ち向かった女性と、その彼女を救った男を囲うようにできたグループに近づいた。

介護士「危ない所でしたね。怪我は無いですか?」

空手家「ええ、なんとか・・・アンタ、助かったわ」

スタントマン「・・・・・」

トリマー「ちょっと、黙ってないでなんとか言ったらどうなんだい?」

スタントマン「・・・・・」

ガラス細工師「無視は・・・酷く傷つくので止めて・・・」

癒境「なぁ・・・」

俺の言葉に髪を二つ結びにした女性が気づく。

介護士「あ、初めまして」

ふわっとした柔らかい笑みで俺を迎え入れる。

ここにいる人達とは全員話してないな・・・。

これを機会に全員と仲良くするべきだな。

癒境「俺の名前は癒境 颯太。超高校級のマッサージ師だ。よろしくな」

介護士「癒境さんですね。私は守崎 望。超高校級の介護士です。よろしくお願いします」

介護士か。さっきの安心感のある笑みや優しそうな雰囲気とピッタリだな。

守崎「マッサージ師ですか。癒境さんの素晴らしいマッサージ、施設の方々にも堪能してもらい
たいですね」

癒境「ここから出たら、いつでも引き受けるさ。勿論、殺し以外の方法でな」

守崎「えぇ・・・人を殺すなんて、あってはならない・・・絶対に・・・!!」

守崎はギュッと拳を強く握る。

介護士という命を預かる者として、人一倍許せないんだろう。

癒鏡「・・・もちろんだ」

【INFO】
守崎の好感度が上がりました。
守崎との関係が知人となりました。 

癒境「そういえば、その女性や男性は怪我はなかったのか?爆発したモノクマの近くにいた
から・・・」

守崎「それなら大丈夫です。人多り身体を確認しましたが、怪我はなかったです。本当に
良かったですよ」

空手家「心配させて悪かったわね」

トリマー「全くだわ!!肝が冷えたわよ!!正義感を貫くのは勝手だけど、死んだら元も子も
ないのよ!!」

空手家「ごめんなさい・・・」

癒境「でも、何ともなくて良かったよ」

空手家「・・・えぇ、心配かけてごめん。アタシは超高校級の空手家、岡本 鈴」

空手家か。服装や女子の中でも体格が良いからそんな感じはしたな。

岡本「アタシの空手技であのクマをやっつけようと思ってたのに、逆に助けられるとは
思わなかったわ。ホントに感謝してもしきれないよ」

癒鏡「もう無茶な事はしないでくれよ・・・」

岡本「・・・努力するわ」

【INFO】
岡本の好感度が上がりました。
岡本との関係が知り合いになりました。

トリマー「アタシも自己紹介しとかないとね」

トリマー「アタシは超高校級のトリマー、羽毛 麗華!」

トリマーか。確かペットの毛を刈りそろえる人だったよな。

羽毛「お客さんや友人からは『姉御』なんて呼ばれたりしてるんだよ。まぁ、そうとう
変な呼び名じゃなければなんて読んでも構わないよ!」

癒境「あぁ、よろしくな羽毛」

羽毛「特に変わり映えのない呼び方ね。よろしくね」

癒鏡「変な呼び名以外なら良いんじゃなかったのか・・・」

羽毛「細かい事は気にしない!!」

癒鏡「はぁ・・・」

【INFO】
羽毛の好感度が上がりました。
羽毛との関係が知り合いになりました。

羽毛「ほら、そこでだま~てるアンタとバンダナのアンタもさっさと挨拶しときな!」

スタントマン「・・・・・」

ガラス細工師「これから一緒になるからね。もちろんだよ」

羽毛の声に反応し、二人の男が近づいてきた。

ガラス細工師「じゃあまず僕から紹介しよう。僕は超高校級のガラス細工師、細永美 鏡夜」

ガラス細工師なんてのもあるのか・・・しかし、『さいえいび』なんて珍しい苗字だな。

細永美「このピンチを乗り越えて生まれる絆・・・目には見えないけれど、それは僕の作り出す
ガラス細工をも越える美しい輝きを生み出す・・・」

癒鏡「・・・ポエムみたいだな。ロマンがあって良いんじゃないか?」

細永美「そ、そうかな・・・?」

羽毛「真顔で何言ってんのよ、気持ち悪い」

き、キツイな・・・。

細永美「・・・気持ち悪い・・・女の子に・・・気持ち悪いって・・・」ズ~ン・・・

か、かなり傷ついてるぞ・・・っ

守崎「さ、細永美さん、そんな落ち込まないで下さい・・・」

落ち込んでいる細永美を守崎が慰める。

・・・細永美の事は守崎に頼むか・・・。

落ち込んでいる細永美を守崎が慰める。

【INFO】
細永美の好感度が上がりました。
細永美との関係が知り合いになりました。

スタントマン「・・・・・」

あとはさっきから一言も喋っていない男だけなんだが・・・。

スタントマン「・・・・・」

癒鏡「えっと・・・君の事を知りたいんだが・・・」

スタントマン「・・・・・」

か、会話が成立しない・・・!
目をしっかり見てるから、無視してるわけではないんだろうけど・・・。

癒鏡「君の名前と才能だけでも教えてくれないか・・・?」

スタントマン「・・・・・」

スタントマン「・・・スタントマン・・・」

スタントマン?それが彼の才能か・・・。

スタントマン「・・・木鬼沢 徹・・・」

そして、名前は木鬼沢 徹か・・・。

木鬼沢「・・・・・」

そして木鬼沢は再び黙り込む。
・・・なんて無口・・・どうやったら仲良くできるんだ・・・?

【INFO】
木鬼沢の好感度が少し上がりました。
木鬼沢との関係が顔見知りになりました。

志倉「自己紹介は終わったか?」

一通り自己紹介が終わると、志倉が俺に近づいてくる。

癒鏡「志倉・・・」

志倉「今さっき俺を含めた全員の探索場所を俺が独断で決めさせてもらった。このメモに
書いてあるから、電子生徒手帳についてるマップで場所を確認してくれ」

そう言うと俺は志倉から場所を書かれたメモを受け取る。

メモを渡した志倉は他の人達にも指示を出しに行った。

俺は電子生徒手帳を開き、マップを見る。

調べる場所は

食堂・ランドリー・トラッシュルーム・購買部・視聴覚室・玄関前ホール・体育館・学校1Fの廊下。

俺が調べるのは・・・

1、食堂(盛口・志倉)
2、ランドリー(マリア・北橋)
3、トラッシュルーム(幸川・守崎)
4、購買部(桜田)
5、視聴覚室(羽毛・八雲)
6、玄関前ホール(木鬼沢・岡本)
7、体育館(斬咲・上条)
8、学校1Fの廊下(細永美・時神)

安価↓2

7、体育館 採用


俺は上条とシルクハットを被った男と一緒に体育館を調べることになった。

俺達3人以外は他の場所を調べるために、体育館から出て行った。

上条「さて、とりあえずオレは倉庫の方を調べてみる」

癒鏡「俺はステージの上を調べる」

手品師「体育館なんて、そんなに調べる事ないと思うんだがなぁ~」

上条「文句を言う前に体を動かせ」

手品師「さすが陸上選手、体を動かすのがお好きなようで」

上条「ほらほら、さっさと手がかりを探すぞ」

手品師「そんな簡単に手がかりが見つかるとは思えないけどねぇ~」

手品師「まぁ、さっきモノクマが爆発した場所でも調べてみるよ」

とりあえず、調べる場所をそれぞれ決めたようだ。

さて、探索開始だ。

俺はステージの上に移動し、手がかりを探す。

最初モノクマはステージの教卓から出てきた。

もしかしたら何か隠し通路があるかもしれない。

モノクマが出てきた場所を隅々まで調べるが、残念ながら何も収穫はなかった。

モノクマはどうやってここから飛び出してきたんだ・・・?

手品師「よぉ~、何か見つけたかぁ~」

癒鏡「いや、何も・・・」

そういえば、彼ともまだ自己紹介が済んでいなかったな・・・。

癒鏡「なぁ、君とはまだしっかり話してなかったな。俺は超高校級のマッサージ師、癒鏡 颯太。
よろしくな」

手品師「そう言えばそうだなぁ。俺は超高校級の手品師、斬咲 ダイヤ」

そう言うと彼はシルクハットを俺の前に持っていき、ツバの部分をトントンと指先で叩くと
ポンッ!とシルクハットの中から大量のバラの花束が出てくる。

こんな目の前で手品を見たのは始めてだ・・・!

斬咲「また会えて嬉しいよ」

癒鏡「えっ?俺、君とは始めて会うんだが」

斬咲「えぇ?覚えてないのか?残念だなぁ・・・」

落ち込んだように話す斬咲に俺は慌てる。

覚えがないんだが、会った事があるんだろうか。

頑張って思い出さないと・・・!

必死で頭の中の記憶を探っていると、不意に斬咲から笑い声が聞こえる。

斬咲「ふははっ、アンタ真面目すぎぃ!嘘に決まってるだろぉ」

癒鏡「な・・・」

嘘だったのか・・・!?

斬咲「いやいや、からかいがいがあるねぇ」

そう言うと斬咲はトランプを取り出す。

斬咲「ちょっとこのトランプの中から一枚カードを引いてくれないか?」

癒鏡「い、良いけど・・・」

言われるがままに俺はトランプを一枚引く。


直後コンマ判定↓ 数値が高ければ高いほど・・・?

コンマ判定 37 そこまで興味ない。



俺が引いたのはクローバーの3だった。

斬咲「何を引いたんだ?」

癒鏡「クローバーの3だ」

斬咲「・・・興味ないな」

癒鏡「え?」

斬咲「お前は俺の興味を引くほどの男ではないという事だ」

え?何でそのカードを引いただけでこんな扱いを受けなきゃいけないんだ・・・。

斬咲「まぁ、お前以外にも人はいる。他の奴に期待するか・・・」

いったい何が斬咲のカンに触ったんだ・・・?

斬咲「まぁ、会話するくらいなら構わないが、あまり期待するなよ・・・?」

何を期待するっていうんだ・・・。


【INFO】
斬咲の好感度が少し上がりました。
斬咲との関係が顔見知りとなりました。

・・・一通り体育館を調べ回ったが、手がかりになりそうなものは全く見つからなかった。

上条「特にこれといった収穫がなかったな・・・」

斬咲「そんな事だろうと思ったぜぇ」

癒鏡「他の班の結果に期待するしかなさそうだな・・・」

斬咲「・・・上条」

上条「何だ?」

斬咲「このトランプから1枚引け」

上条「?」

あ、さっき俺にやったのと同じだ。

斬咲「正直お前には癒鏡程期待はしていないが、念の為だ」

上条「よく分かんないけど、引けば良いんだな?」

上条は不思議そうにしながらも斬咲が差し出しているトランプから、1枚抜く。


直後コンマ判定↓ 斬咲の上条に対する判定

判定 12 やっぱりな・・・



斬咲「何を引いた」

上条「クローバーの1」

斬咲「・・・やっぱりか」

上条「何がだ?」

斬咲「お前は癒境以上に俺の興味を湧かせない。それだけだ」

上条「はぁ?」

斬咲「もっとマシな奴はいないのか・・・」

はぁっ・・・とため息をつきながら体育館を後にする。

上条「・・・オレ、あいつに何かしたのか?」

癒境「さぁ・・・?」

斬咲の考えている事はよく分からないな・・・。

上条「ともかく、発見がなかった以上、ずっとここにいても仕方ない。集合場所の食堂に
向かうか」

癒境「そうだな・・・」

そうして俺と上条は集合場所である食堂へ向かった。

―食堂


志倉「さて、これからこの学園の探索結果を報告してもらう」

食堂に皆が集まり、志倉が中心となって報告会を始めるようだ。

志倉「だがその前に・・・時神がいなようだが」

羽毛「そういえば見当たらないわね」

細永美「時神くんなら、本校舎の1階廊下で会ったよ。何でももうしばらく探索したいからって・・・
さっさと行け、目障りだと・・・僕にそう・・・言って・・・」ず~ん

急に落ち込みだした・・・。

キツイ事を言われたんだな・・・。

志倉「全員揃ってからにしようとしたが、仕方ない・・・先に報告会を始めるとしよう」

志倉「まずは俺の班からだな」

大食い選手「うちらはこの食堂と厨房を調べてたの~」

志倉「食堂の方は特になし。厨房には調理器具一式と大量の食材があった」

大食い選手「食材はとっても豊富なの!野菜・果物・乳製品、あとお肉もあったの~!」

志倉「厨房の食材をコイツがつまみ食いしようとしていてな。俺が必死に止めているとモノクマが
現れて『そんなに心配しなくても、食材は補充されるから飢え死にする事はないからね~!』と
言ってそのまま去っていった」

守崎「衣食住については問題ないって事ですね」

志倉「そういう事だ。次、ランドリー組とトラッシュルーム組!」

スキー選手「ランドリーは人数分の洗濯機があった。ご丁寧にそれぞれの洗濯機に名前が
書かれていたわ」

マリア「なので、自分の服の管理がしやすいですね」

スキー選手「まぁ、ぶっちゃけそれだけね。手がかりは特になかったわ」

守崎「私と幸川さんはトラッシュルームの方を調べていましたが、トラッシュルームには
シャッターが下りていて、鍵が掛かっていました」

幸川「ここでもモノクマが出てきて『ここは掃除当番じゃないと入れないよ!』と言っていて、
トラッシュルームの鍵を渡されました」

志倉「トラッシュルームの鍵は今どっちが持っているんだ?」

幸川「私に決まってるじゃないですか!!超高校級の皆さんに汚れ役をやらせるわけには
いきませんからね!!この仕事はまさにゴミである私がやるべきなんです!」

守崎「も、もう、幸川さんってば・・・自分の事をそんな卑屈に言わないで下さい」

幸川「ホントの事ですもん!!ただでさえ希望である皆さんと一緒にいるのがおこがましい存在
なんですから、これくらいさせて下さい!!」

志倉「・・・次、購買部班」

記者「といっても僕一人しかいないんですけどね!!ボッチは寂しいよね!」

志倉「いいからさっさと報告しろ」

記者「は~い!えっとですね。購買部に何やらモノクロのツートンカラーをした怪しげな
ガチャガチャがありました」

小柄な体型をした少年が、モノクマの顔がかかれたコインを1枚取り出す。

記者「ガチャガチャを回すには、このモノクマメダルが必要なんだよ。このモノクマメダルはモノクマから
特別ボーナスで一人5枚ずつ預かってるんだ。後で全員に配るからね!!以上だよ!」

志倉「分かった。次、視聴覚室班」

羽毛「はいよ!あたしと八雲が視聴覚室を探索したわよ!」

スチュワーデス「とはいえ、特に何かあったわけではありませんが」

羽毛「そうよ!!視聴覚室ならDVDの一本や二本置いてくれても良いのに、何もないのよ!?
何の為の視聴覚室よ!!」

志倉「この学園にずっと留まるわけじゃないから別に構わんだろう・・・次、玄関前ホール班」

岡本「あたしと木鬼沢であの扉をを壊せないか試してみたわ」

木鬼沢「・・・・・」

岡本「けど、残念ながらビクともしなかったわ」

上条「空手家の岡本ですら壊せないんなら、強行突破はお手上げだな」

岡本「悔しいけど、そうなるわね・・・」

木鬼沢「・・・・・」

志倉「そうか・・・次、体育館班」

癒境「体育館は俺と上条、斬咲で調べていた」

上条「けど、めぼしいものは何もなかったな」

斬咲「くくく・・・まぁそうだろうな」

志倉「ご苦労。最後に本校舎1階廊下班」

細永美「そこを調べたのは僕、あと、時神くんもかな?・・・本校舎は、2階に行く階段と保健室が封鎖
されていた。そこに無理やり入ろうとすると校則違反で罰するとモノクマが言っていた」

細永美「それから、もう一つ、鍵のかかった部屋があったんだけど・・・」







情報屋「赤い扉の事か?」





突然聞こえてきた声に全員が食堂の入口の方を見る。

そこにいたのは右目に眼帯をつけた男だった。

志倉「・・・遅いぞ時神、何をしていた」

情報屋「お前たちの事だから、たいした報告ができていないんだろう?」

スキー選手「何ですって!?」

志倉「落ち着け北橋。・・・ならお前はちゃんとした手がかりを持ってきたのか?」

眼帯の男は俺達の方へ近づき、一枚の紙を投げつける。

どうやら何かの見取り図のようだ。

情報屋「・・・この学園の見取り図だよ。電子生徒手帳と見比べてみると、色々改築が
入っている・・・そして、この見取り図は、希望ヶ峰学園の物・・・つまり、ここは
正真正銘、希望ヶ峰学園らしいな・・・」

その言葉を聞いて俺達はざわめく。

半信半疑だったが、本当にここが希望ヶ峰学園だったなんて・・・。

情報屋「俺が一番気になるのは、改築された一部である赤い扉の存在だ・・・。
あの赤い扉の先は、恐らく良いものではないだろう。あの扉が開くのだとしたら・・・」

情報屋「最悪の事態が起きた時だと睨んでいる」

癒境「最悪の事態・・・?」

情報屋「そう、最悪の事態・・・お前らの中の誰かが、殺人を犯したりとか・・・な」

守崎「・・・っ!!」

スキー選手「ちょっと!!冗談でもそんな事言うんじゃないわよ!!」

情報屋「・・・絶対起こらないという保証はどこにある?人間は酷く醜くて貪欲だ。
表では良い顔しながら、裏で何を考えているか分からない」

情報屋「・・・こんな状況で、会ったばかりの奴をどう信じろというんだ」

スキー選手「そ、それは・・・」



直後コンマ判定↓50以下なら時神の囁きを聞き取れる。

判定 32 聞き取り成功




情報屋「・・・お前達が、あの赤い扉を開けるような事態にならない事を祈っているよ・・・」


癒境「・・・!」

他の人達には聞こえなかったようだが、俺は彼の囁きを確かに聞いた。

情報屋「・・・じゃあ、俺は部屋に戻らせてもらうからな」

そう言うと彼はそのまま食堂を出て行ってしまった。

志倉「・・・報告会は以上だ。今日は解散しよう」

志倉の言葉を聞き、全員席を立ち上がり、次々と食堂から出て行く。

・・・最悪な事態か・・・。

そんな事、起こさせたりしない・・・!!

俺は拳を強く握り締め、監視カメラに向かって睨みつける。

モノクマ・・・お前の思い通りにはさせないからな・・・。




今回はここまで!!
自己紹介できてないキャラがまだいるなぁ・・・。

作者は今の時点では主人公とヒロイン以外では、細永美と時神、幸川に愛着が湧いています。
早く全員のキャラを確定させていきたいなぁ・・・。

感想などがあったら泣いて喜びます(倒

次回の更新は来月までできません。
すいません。
では、お付き合い頂きありがとうございました!!

乙、イメージキャラとか考えてる?
後、名前欄に#と好きな文字入れると酉出るからやったら?

乙ですー
時神くんにいい人フラグですね

あとちょっと気になったんですが、本文と前置き・あとがきは分けた方がいいと思います
その方が見やすいような気がします

・・・じゃなくて…の方がよくない?
・が続くとなんか変に気になる

個人の意見なので、聞き流してもらっても構わんです

>>282
名前欄やってみました。
できてますかね?

イメージキャラっていうか、一応キャラの見た目に
関してはイラスト描いたりしてます。

>>283
>>284


アドバイスありがとうございます!
次回から気をつけます。

こんにちわ。

今人っていますか?

この時間帯なら6日にならなくとも更新できるんですが…。

いなかったら6日にします。

来てくれた人はありがとうございます!

では、少し進めていきたいと思います。

今の時刻は20時だ。

夜時間は22時。志倉の意見で夜時間以降の部屋からの外出を禁止する話があったな。

校則と違って抑制力はないが、そうして方が夜少しでも安心して寝れるようにする為の配慮だ。

…さて、まだ食堂に残っている人や、部屋に帰ってしまった人もいるようだが、俺は

どうしようか。

3・4回くらいは自由行動ができるが…誰かと話すか、もう部屋に戻るか…。



この後の行動は?

1.誰かと話す(名前、または才能表記で)

2.部屋に戻る

3.自由安価

安価指定するの忘れてました、スミマセン!!

なので直後安価のを採用します。

1.情報屋


…あの眼帯の人に話をかけてみるか。

何やら他の人達と険悪な雰囲気だが、それでもこの状況の中、全員と仲を深めるべきだと
俺は思っている。

それに、自己紹介もまだ済んでいないしな。

確か、部屋に戻るって言ってたな。

よし、行くか…。




―寄宿舎 情報屋の部屋の前

扉の前に行き、深呼吸をすると、俺はこの部屋の主を呼び出す為、インターホンを鳴らした。

ピンポーン


…ガチャッ

情報屋「…何の用だ」

癒境「いや、まだ君とはしっかり話をしていなかったと思ってな。挨拶しに来たんだ」

情報屋「…チッ」

し、舌打ちされた…。

情報屋「・・・超高校級のマッサージ師、癒鏡颯太・・・」

癒鏡「えっ!?」

情報屋「両親の心体を癒したい想いから始めたマッサージを極めていく内に、超高校級とまで言われるまでの
資格を手に入れた男。真面目な態度と安心感で幅広い客から好かれている」

癒鏡「え・・・何でそんな事まで・・・」

情報屋「・・・俺は超高校級の情報屋、時神 終。情報能力で右に出るものはいない」

これが超高校級の情報屋・・・両親の心体を癒す事がきっかけなんて、いったいどこでそんな情報を
手に入れたんだ・・・?

時神「たかが両親の為にマッサージを始めたなんて、随分つまらない理由だな」

癒鏡「なっ・・・」

時神「人間はもっと醜くて貪欲な生き物だ。お前みたいな真面目を絵に描いたような
奴、そうそういないぞ。この偽善者が・・・」

癒鏡「っ・・・」

時神「世間からの評価を気にしてヘラヘラ笑って、心にもない綺麗事を平気な顔して
言いのける・・・俺はそういう連中は虫唾が走るんだよ・・・お前も同じさ」

俺にそう氷のように冷たい声でそう良い放つ。

そんな時神に対し、俺は言う。


↓3つまで自由安価 コンマ数が一番高い物を採用

つまらない理由で悪かったな
けど、そのつまらない理由が俺の原点なんだ
お前に好き勝手言われる筋合いはないな

>>294  採用


癒境「つまらない理由で悪かったな。けど、そのつまらない理由が俺の原点なんだ。
お前に好き勝手言われる筋合いはないな」

時神「……」

癒境「…君にも情報屋になる原点があるだろ?その原点を見下されたら嫌だろ?」

時神「……」

癒境「自分の信念を、他人の意見で左右されたくないんだよ…」

時神「…話はそれだけか?」

癒境「えっ…」

時神「俺は明日に備えて情報をまとめなきゃいけないんだ。お前にいちいち構ってられないんだよ」

癒境「お、おい…!!」

時神「じゃあな…」

そう言うと時神は俺の制止を無視して、扉を閉めてしまう。

何なんだあいつは…!

食堂で聞いた時神の囁き…皆を心配しているのかと思ったんだが…あれは俺の聞き間違いだったのか…?











時神「…」

時神「俺の才能の原点…か…」







時神との好感度が少し減少しました。

時神との関係が多少険悪になりました。



とりあえず人もあまり居ないし、今日はここまでにしておきます。

時神と知り合いになったけど、少し険悪な状態になってしまいましたね。

では、次回は6日の20時に更新します。

来てくださった方、参加して下さった方はありがとうございました!!

こんばんわ。

予定通り今日の20時から更新していきます。

20時になったらまた来ます。

こんばんわ、来ましたー。

今人っていますか?

来てくれた方々はありがとうございます!!

では、続きを更新していきます!!

時神とこれ以上話すのは無理だろうな…。

彼と分かり合う事は出来ないのか…?

何とか上手く協力関係に持っていけるよう考える必要があるな…。

さて、まだ22時まで時間はあるが、どうしようか。




この後何をする?

1、誰かと話す。(名前、才能表記で)

2、もう部屋に戻る。

3、自由安価


安価↓2

>>304採用



…まだまともに話していない人達がいるな。

その人達と話をしないとな。

食堂にまだ人が残っていたな。食堂に行ってみよう。





―食堂


お、まだ人が残ってるな。

そこにいたのは夜食を食べている小柄な少女と、その少女の隣に同じように小柄な少年がいた。

大食い選手「むぐむぐ…食料がしっかり補充してあるからいくらでも食べれるの~」

記者「ふぁ~、その小さな体でこんなにたくさん食べれるなんて凄い!!さすが超高校級の
大食い選手ですね!!」

確かに…あの小柄な体にあんなに食べ物が入るなんて…凄い胃袋の持ち主だな…。

記者「あれ、君は?」

すると、小柄な少年が俺に気づいたようで、手を振っている。

大食い選手「むぐっ…もふもふ…あら、ホント」

癒境「こんばんわ、君達とはまだ自己紹介してなかったからね。俺は癒境颯太、超高校級の
マッサージ師だ。よろしくな」

大食い選手「そういえばそうだったの~」

大食い選手「まずうちから紹介するの!うちは超高校級の大食い選手、盛口 美味香なの!!」

盛口「食べれる物は何でも食べるの!好き嫌いだってしないし、見た目がゲテモノでも
バッチグーなの!!」

語尾にいちいち“の”がついてるのは、彼女の口癖か・・・?

盛口「フフフ、分かってるの。君もうちのおっきい胸を拝みたいって思ってるでしょ?」

えっ!?どうしてそうなった!?

盛口「恥ずかしがらなくても良いの。男の人は性に興味深々なのは仕方ないことなの。
どう?ちょっと触ってみる?」

そう言って盛口は自分の胸を下から持ち上げ、揺らしている。
と、年頃の娘が何でそんな事恥じらいもなくやってるんだ!!

記者「え~良いな~癒境くん。トランジスタグラマーなんて滅多にお目にかかれないのに、その
彼女にお誘い受けちゃったよ~!触らしてもらったら?」

癒境「できるわけないだろ!!」

盛口「もう、純情なの~。か~わいい~」

癒境「からかわないでくれ!!」

【INFO】
盛口 美味香との好感度が上がりました。
盛口 美味香との関係が知人になりました。

記者「じゃあ、次はボクだね。ボクは超高校級の記者、桜田 連。よろしくね~」

記者か・・・そういえば、胸ポケットにペンが入っているな。

桜田「高校生のマッサージ師の君をいつかスクープしたいと思ってたんだけど、こんな所に
閉じ込められてちゃ、それ所の話じゃないよね・・・」

はぁ~っとため息をつく桜田は胸ポケットにあるペンをクルクル回していた。

桜田「まぁ何にせよ、これからよろしくね!!」

癒境「あぁ、よろしく」

桜田「あ!そうだ、これあげる!!」

そう言って桜田は俺の手に10枚のメダルを渡す。

癒境「これは?」

桜田「報告会で言ったモノクマメダルだよ!このメダルを購買部にあるガチャガチャに
入れると出てきた商品が貰えるんだよ!!」

癒境「へぇ…面白そうだな」

桜田「メダルはモノクマいわく色んな場所にメダルが隠されているらしいよ。見つけたら
自分の物にして良いらしいから!」

癒境「そうなのか…」

桜田「何か良い物が出たら頂戴ね!」

癒境「あぁ、そうするよ」

【INFO】
桜田 連との好感度が上がりました。
桜田 連との関係が知人になりました。

桜田と盛口…この二人は変わってはいるが、なかなか付き合いやすい感じがあるな。

さて、時間はまだあるな…どうしようか…。

この後何をする?

1、誰かと話す。(名前、才能表記で)

2、もう部屋に戻る。

3、自由安価


安価↓2

>>309 採用




二人と話終わり、食堂から出るとランドリーから話声が微かに聞こえる。

俺は話声を聞いてランドリーの方へ向かう。

ランドリーには二人の女性が話している。

片方はゴーグルを付けた女性、もう一人は妖艶な雰囲気のある女性だった。

スキー選手「あら、アンタいつからそこにいたの?」

スチュワーデス「ふふ、こんばんわ」

癒境「こんばんわ。そういえば、君達ともまだ挨拶していなかったな。俺は癒境颯太。超高校級の
マッサージ師だ。よろしくな」

スキー選手「アタシは超高校級のスキー選手、北橋 雪菜よ」

スキー選手か。額のゴーグルはスキー用の物だったのか。

北橋「…にしても、いつか行こうとしていた高校生マッサージ師がアンタとはね…。
もっと爽やかなイケメンと想像してたんだけど、思ってたよりも冴えないわね。悪くはないけど!」

そんな事言われても…。

北橋「まぁ良いわ。よろしくね癒境」

癒境「あぁ、こちらこそ」

北橋「…」

よろしく、と言ったわりには、何か一歩引いたような感じ…なんか、俺の事を見定めているような…。

【INFO】
北橋 雪菜との好感度が少し上がりました。
北橋 雪菜との関係が顔見知りになりました。

スチュワーデス「次はわたしですね」

スチュワーデス「わたしは超高校級のスチュワーデス、八雲 空孤です」

喋る度に耳に残る美声。この声で空の旅なんて素敵だな。

八雲「もしこの学園から出たら、ぜひわたしの仕事場の専門マッサージ師になってみませんか?
今の所よりもずっと良い収入ですし、お客様からも好評になると思いますよ?」

ニコニコした表情で八雲はそう言う。

癒境「いや、俺は今の場所で十分だ。家は空港から遠いし、寮生活だった場合は、親元から離れなきゃ
いけないからな。元々両親を癒してあげたくてやってきた事だ。今の場所からは離れられないよ」

八雲「そうですか…」










八雲「チッ…つまらない男…」

癒境「え?」

八雲「…それはそれで良いのかも知れませんね。頑張って下さいませ」

癒境「はぁ…」

なんか、今聞いてはいけない事を聞いてしまったような気がするが…。

【INFO】
八雲 空孤との好感度が上がりました。
八雲 空孤との関係が知人になりました。

北橋と八雲との話を終え、ランドリーから出る。

志倉「癒境、ちょっと良いか」

寄宿舎の方から俺に近づいてきたのは志倉だった。

志倉「明日の8時、全員で朝食を摂ろうと思っているんだが、お前も参加するよな」

癒境「朝食会か?もちろんだ」

志倉「この事を伝えるのはお前で最後だ。全員揃う事が望ましいんだが、不安のある
人物もいるからな…」

時神の事か…。

確かに、今日の様子を見ている限りだと難しいな…。

志倉「朝食に関しては守崎が作ってくれるそうだ。守崎に迷惑かけないよう、遅刻は
するなよ?」

そう言うと志倉は自分の個室に戻って行った。

…俺もそろそろ戻るかな。





―癒境の個室


―キーンコーン カーンコーン


モノクマ『え~、校内放送です。午後、10時となりました。ただいまより、夜時間となります。
間もなく食堂はドアをロックされますので、立ち入り禁止となりま~す。ではでは良い夢を。
おやすみなさい…』

部屋に戻り、数分後モニターにモノクマが映し出されると、夜時間を知らせるアナウンスが流れる。

…とりあえず今はやることもないし、このまま寝るとしよう。

明日の8時に朝食会だったな。

皆集まってくれると良いんだが…時神が微妙な所だな…。

しかし、今悩んでも解決しない…来なければ俺が連れてこれば良いんだ。

…正直、モノクマの出現のせいでかなり精神的に疲れている。

遅刻しないよう早く寝るべきだな。

そろそろ寝るとしよう…。



【モノクマ劇場】

モノクマ「どうもー、皆のアイドル、モノクマだよー!」

モノクマ「皆さん、このスレに来てくれてどうもありがとねー!」

モノクマ「他のオリキャラロンパの安価スレ様の方々のレベルが高すぎて、このスレの存在が抹消され
そうで怖いらしいです。某音楽家主人公のスレを見て影響されて作ってみましたが、どうなることやら…」

モノクマ「さて、やっと学園生活一日目が終了しましたね」

モノクマ「明日からは自由行動が主になるだろうね。桜田クンからモノクマメダルを10枚もらってる
からモノモノマシーンも始動できるね!!」

モノクマ「さて、癒境クンは全員と顔見知り、知り合いになったようですね。そして時神クンとは多少
険悪な関係になっていますね」

モノクマ「殺人計画を企てている人物は今はいないけど、どことな~く怪しい雰囲気の人なんかいるんじゃ
ないかなぁ?」

モノクマ「まぁ、そのキャラが犯人になるのかどうかはその時になってみないと分からないからね!」

モノクマ「今は犯人やら被害者やらを気にせず、皆の好きなようにすれば良いよ」

モノクマ「せいぜい後悔のないよう行動できると良いね!うぷぷぷぷ…」




では、今日の更新はここまで!

なんとか1日目の間に全員と自己紹介できて良かったです…。

今はまだキャラクターが掴みきれない状態ですから、次の更新の自由時間でキャラ達の
個性を出していきたいです…!!

今の時点では皆さんどのキャラクターが気になるんですかね?

個人的には時神くんとマリアちゃんが気になります
さてヒロインは誰だ

>>314

時神とマリアの活躍にご期待下さい!…生き残っていれば(ゲス顔)←オイ

ヒロインを匂わす描写はまだ出てないですからね。

チャプター1の中盤辺りでおのずと分かると思います。

とりあえず、今日の更新は終わりですが、次回の更新は問題がなければ明日の20時。

更新が無理な場合は明後日の20時からとなります。

お付き合い頂きありがとうございました!!

こんばんわ。

一応今日更新できますが、20時スタートが難しいので、21時からスタートになります。

参加する方は21時頃にまた会いましょう。

こんばんわ。

今人っていますか?

来て下さりありがとうございます!

では、始めていきたいと思います!!



学園生活2日目






―キーンコーン カーンコーン


モノクマ『オマエラ、おはようございます!朝です、7時になりました!起床時間ですよ~!
さぁて、今日も張り切っていきましょう~!』


モノクマの不愉快な声でアナウンスが放送される。

…これが悪い夢だったらどれだけ良かったのか…。

さて、朝食会まで時間があるが…とりあえず部屋から出るか。

そう思い部屋から出ると、俺の部屋の前であの人が立っていた。

部屋の前に居たのは?(ただし、時神と幸川以外で)

安価↓2

マリア

>>325 採用



マリア「癒境様、おはようございます」

癒境「おはようマリア、早いな」

マリア「これでも超高校級のシスターですから。規則正しい生活をするのは当然です」

癒境「流石だな」

そう言うとマリアは顔をほんのり赤くし、モジモジし始める。

…もしかして、照れたのか?

癒境「それにしても、どうして俺の部屋の前にいたんだ?」

マリア「あ、それは…その……わ、ワタクシ、癒境様以外の人といると、どうも緊張してしまって…」

癒境「え?」

マリア「ワタクシ、積極的に話をするのは苦手で…スミマセン…」

癒境「いや、謝らなくても良い。まぁ、こうして一緒になったんだから、一緒に食堂に行くか」

マリア「はい!」

俺の言葉に嬉しそうに返事する。

その笑顔に俺は同じように笑い返し、一緒に食堂へ向かった。





―食堂

食堂にはすでに志倉と守崎がいて、守崎は志倉と話終わると、そのまま厨房に入って行った。

志倉「…おはよう癒境、マリア」

癒境「おはよう志倉」

マリア「おはようございます、志倉様」

志倉「あぁ…」

そう言うと志倉はぷいっとそっぽ向いてしまう。

…なんか最初に話しかけた時と似たような反応だな。

マリア「志倉様…機嫌でも悪いんでしょうか…?」

癒境「さぁな…俺もよく分からない。」

志倉「俺の機嫌が良かろうが悪かろうがお前らには関係ないだろう。分かったらこっちを見るな」

マリア「ひゃっ…スミマセン」

…ホント、集団行動の時とは違うなぁ…。

志倉の態度にはぁ…とため息をつく。

そして時刻が8時近くになると厨房から美味しそうな匂いを漂わせ、食堂に人が集まってくる。

もうすぐ朝食会が始まるな。

食堂に美味しそうな食事が運ばれ、テーブルに来ている人数分の食事が置かれると、志倉は周りを見回し、
席を立ち上がる。

志倉「朝食会に参加してくれて感謝する。全員来てくれたら文句なしなんだがな…」

俺は今食堂にいるメンバーを見る。

…時神はいないようだ。

昨日の態度を見る限りそうなんじゃないかと思ったが、やはり来なかったな。

ただ、驚いたのは時神だけでなく幸川も来ていない事だ。

羽毛「あら、幸川さんも来てないのね」

岡本「意外ね。時神の奴が来ないのは分かってたけど、心夢ちゃんが来ないのは想像してなかったわね」

志倉「…一応、朝食会の前に二人の部屋に行ったが、どちらも応答は無しだった」

北橋「時神は無視してるんだろうけど、幸川は寝坊かしら?」

志倉「時間を守れないのは頂けないな。とりあえず、今いるメンバーで食事を取る事にしよう」

そう言って志倉は俺達に席につくよう促す。

俺の右側にマリアが近づき、ここに座っていいのか俺の表情を伺っている。

もちろん俺は笑って右隣の席を指差し、手招きするとマリアはホッとした様子で俺の右隣に座る。

すると、俺の左隣にも人が座る。

左隣に来た人物は?

安価↓2(時神、幸川以外)

斬咲

>>329 採用


斬咲「ここ、座らせてもらうぜぇ」

そう言って左隣に座ったのは、斬咲だった。

癒境「斬咲…おはよう」

そういえば彼、俺にあまり興味ないって言ってなかったか?

でも話かけるくらいなら良いって言ってたから、別に問題ないのか?

イマイチ彼の考えている事がよく分からなかった。

斬咲「オレがお前に構う理由が分からなくて困惑してるって顔だなぁ」

癒境「あ、あぁ…」

斬咲「別に意味なんてないぜぇ、気まぐれだ気まぐれ」

そう言ってまだお茶が注がれていないコップの中に手を伸ばすと、カップの中から国旗が何枚も付いた紐がヒュルヒュル
と音をたてるように出てくる。

これも手品か!やっぱり凄いな…!!

斬咲「おや?君は…」

ふと、俺の隣にいるマリアの存在に気づき、マリアをじっと見る。

その視線に気づいたマリアはビクッと体を震わせ、不安そうな表情を見せる。

斬咲「ふむ…」

すっとトランプを出すと、マリアの方へトランプを向ける。

これって…。

斬咲「マリア・ハーピス。この中から一枚カードを引け」

マリア「え…?」

斬咲「いいから」

そう言われ、マリアはおずおずとした手先でカードを引く。


直後安価、斬咲のマリアに対する印象↓

判定 癒境と同等



斬咲「何を引いた?」

マリア「クローバーの3です」

あ、俺と同じだ…。

斬咲「癒境と同じか…そこまで興味は湧かないなぁ…」

マリア「え、ええぇ…」

斬咲「どうもマシな奴が見当たらないなぁ…」

ガッカリとした表情をすると、斬咲はそのまま食事を取り始める。

いったい何を基準にそんな事を言っているんだ…?

マリア「い、癒境様…ワタクシ、何か悪い事でもしてしまったのですか…?」

癒境「君は何も悪くないと思うぞ…」


【INFO】

マリアとの好感度が上がりました。

斬咲との好感度は変わりませんでした。

斬咲の通信簿が更新されました。

『関わった人物に対して必ずトランプのカードを引かせる。引いたカードによって興味に違いがある
らしいが、何が基準かは分からない』

<自由時間>




朝食会を無事に終え、俺は一度自分の部屋に戻り、一息ついていた。

癒境「さて、今日は昨日と違って自由に行動して良いらしいけど…どうやって過ごそうかなぁ」

やっぱり誰かと話して仲良くなるべきだろうか。

そういえば、桜田が購買にあるモノモノマシーンで景品を貰えるみたいだし、そこに行ってみるか?

1、誰かと過ごす(人物名も指定)

2、購買に行く。


安価↓2

2採用


…せっかく桜田が10枚もメダルをくれたんだ。

景品も貰えるみたいだし、回してみるか。





―購買部

モノクマ「やあ癒境クン!」

癒境「なっ、モノクマ…!!」

モノクマ「モノモノマシーンを回しに来たんでしょ?ほら、これがモノモノマシーンだよ!」

モノクマが右手が指す方向を見ると、モノクマと同じツートンカラーのガチャガチャが置かれていた。

モノクマ「このマシーンで出た景品は相手にプレゼントする事もできるよ!気になるあの子とあーんな関係や
こ~んな関係に…!!」

癒境「分かったから、さっさとどっかに行ってくれないか」

モノクマ「いや~ん、癒境クンてば冷たい~」

モノクマはくねくねしながらそう言う。

早く立ち去ってくれないかな…。

モノクマ「うぷぷ、まぁ、これといって特に用事があるわけじゃないし、おとなしく退散するよ~」

そう言ってモノクマは消える。

さて、これで落ち着いてマシーンを回せるな。

さて、何回回そうかな?


現在モノクマメダルの所持数10枚。

何枚入れる?安価↓

5枚

>>337 採用


…よし、5枚使うか。


モノクマメダル10→5






…出てきた物は

・最速カップラーメン
・希望ヶ峰の指輪
・ミネラルウォーター
・アンティークドール
・キャットドッグプレス


癒境「…ガチャガチャのカプセルにこれらを入れるのって、どう考えても」

モノクマ「それに関しては言わないお約束だよ!!」

癒境「うわっ!」

モノクマ「いい、それに関するツッコミはスルーすべきなの!常識がすべてじゃないんだからね!!」

それだけ言うとモノクマはまた姿を消す。

…どう考えても無理だと思うけどなぁ…。

最速カップラーメン・希望ヶ峰の指輪・ミネラルウォーター・アンティークドール・キャットドックプレスの

5つの景品をゲットした。

さて、モノモノマシーンを回した事だし、次は何をしようかな?


1、誰かと過ごす。(人物名も表記)

2、購買に行く。


安価↓2

1木鬼沢

>>341 採用


自由行動を過ごす人物が決まった所で今日は終わりたいと思います。

安価の方を見ていると、女子はマリアが人気なんでしょうか?

男子はまだ誰が人気なのか掴めないですねぇ。

ちなみにモノモノマシーンの景品については実際にゲームで出したやつを使っています。

だれに何を上げれば喜んだり、げんなりするのかはある程度決まっています。

次回の更新は明日の20時から開始します。

本日もこのスレに参加して下さってありがとうございます!!

こんばんわ。

予定通り始めていきたいと思います。

今人っていますか?

今回も参加頂きありがとうございます!

では始めていきます!!

…木鬼沢と話してみようか。

彼はかなりの無口でコミュニケーションが取りにくい人物だが、だからといって仲良くしない
わけにもいかないからな。

諦めずに声をかけてみよう。








―体育館

木鬼沢「…フッ!ハッ!」

体育館を覗いてみると、そこには一生懸命何かと戦うような動きをしている木鬼沢を発見する。

相手はいないが、まるで映画の戦闘シーンを見ているようだった。

スタントマンの名は伊達じゃないな。

木鬼沢「……」

そう思っていると木鬼沢は動きを止め、こちらに視線を向ける。

癒境「すまない、邪魔したか?」

木鬼沢「……」

相変わらず言葉を発してくれないが、俺の言葉に対し、首を横に振る。

癒境「さっき見てたけど、動きが力強くて、無駄がなかった。さすがスタントマンだな」

木鬼沢「……」

癒境「……」

やっぱり話してくれないな…。

いや、仲良くする為に根気良く話していかないと…。

木鬼沢との会話

1、木鬼沢って、体格が良いよな。

2、木鬼沢って、スタントマンとしてどれくらい活躍してるんだ?

3、自由安価

安価↓3

安価↓3までなかなか出ないので>>352 採用します。

2、選択



癒境「木鬼沢って、スタントマンとしてどれくらい活躍してるんだ?」

木鬼沢「……」

癒境「……」

木鬼沢「……」

癒境「なあ…木鬼沢…?」

木鬼沢「…何で…そんな事聞く…?」

癒境「いや、単純に気になったからな」

木鬼沢「………」


直後コンマ判定、数値が大きければ大きい程活躍が大規模に。↓

判定93 数多くの映画、ドラマで大活躍




木鬼沢「……数多くの映画やドラマのスタントマンを…やらせてもらっている…かなり危険な事も…
難なくこなしてきた…」

癒境「そんなに活躍してきたのか。凄いんだな」

木鬼沢「……アクション映画やドラマの…ファンの人達で、俺の存在を…知らない奴は…ほとんど…
いない…」

木鬼沢「………」

お前は知らなかったのか?と訴えるような視線で俺を見る。

癒境「すまない…アクション物よりも、家族愛や友情の感動ストーリー物の方が好きでな…それに、そんなに
たくさん映画やドラマを見たりしないからなぁ…ここから出たら、君の出ている映画やドラマを見てみるよ」

木鬼沢「……」

俺の言葉を聞き、コクコクと頷いた。


木鬼沢の通信簿が更新されました。

『スタントマンとしての活躍はかなりのもの。数多くの映画やドラマでかなり危険なアクションも
お手の物らしい』


プレゼントを渡しますか?

1、渡す
2、渡さない

安価↓2

>>358 採用


癒境「そうだ、木鬼沢、良かったらこれあげるよ。さっきスタントマンとして訓練してたし、喉渇いただろ」

木鬼沢「……」

木鬼沢が俺からミネラルウォーターを受け取る、その場でゴクゴクと飲み干す。

そしてすべての水を飲み干すと真顔で左手の親指をグッと立てる。

…え~っと、良かったって事かな?


【INFO】

木鬼沢との好感度が上がりました。

木鬼沢との関係が知り合いになりました。

木鬼沢と少しは仲良くなれて良かった。

無口ながらも頑張って喋ってくれたし、もっと彼の事を知りたいものだな。

この調子で他の人達とも仲良く…。

北橋「コラーー!!待ちなさーい!!」

岡本「待つと言われて待つ奴はいなーい!」

え、何だ?

前の方からバタバタと走ってくるのは岡本と北橋だった。

北橋「アンタ!アタシが飲もうとした水を振った炭酸水と入れ替えたわね!!おかげで
アタシの顔と服がビタビタになったわ!!ちょっと殴らせなさい!!」

岡本「しっかり確認しなかったアンタが悪いのよー!アタイは悪くな~い!!」

ケタケタ笑いながら岡本は顔や服を濡らした北橋から逃げていた。

そうして、俺の方を見向きもせず、彼女達は俺の横を通り過ぎて行った。

何をやっているんだ彼女は…。

まるで子供だ…北橋も大変そうだな…。

さて、俺は誰と過ごそうかな…。


1、誰かと過ごす(人物名も表記)

2、購買に行く。

3、自由安価

安価↓2

守崎と話をするか。

今日の朝食のお礼も言っておかないとな。




―厨房

癒境「守崎、いるか?」

厨房に入ると、丁度食器を洗い終わった守崎がいた。

守崎「あら、癒境さん。何か用事ですか?」

癒境「少し君と話したくてな。あと、今日の朝食美味しかった。ありがとう」

守崎「いえ、皆さんに喜んでもらえる事が私の幸せですから」

ニッコリと花が咲くような笑顔でそう言う。

癒境「そういえば、もうすぐお昼になるよな?どうしてまだ食器洗いしてるんだ?」

守崎「この食器は時神さんと幸川さんのです。皆さんより遅い朝食を部屋で取ったのを回収してきました」

癒境「結局あの二人は部屋から出てきていないのか」

守崎「えぇ…」

時神はともかく、幸川の事が心配だな…。


守崎との会話

1、介護士ってやっぱり大変なのか?

2、時神と幸川の様子はどんな感じだった?

3、自由安価

安価↓2

>>365



…守崎に二人の様子を聞いてみるか。

癒境「なぁ、守崎。食事を持って行った時に二人を見たんだよな?二人の様子はどんな感じだった
んだ?」

守崎「時神さんと幸川さんの様子…ですか…。時神さんはこの学園の事をまとめているからって
食事を受け取るとすぐに部屋の扉を閉めてしまいました…」

守崎「幸川さんは何やら暗い顔で『希望の皆さんと一緒に食事をしたいのは山々だけど、私みたいな人
が皆さんと食事なんてバチあたりにも程がありますし…部屋から出るのは、万が一の事を考えると怖いから…
スミマセン』」

守崎「…っと言っていました…」

時神は相変わらずだが、幸川の部屋から出るのは怖いって…どういうこと何だ…?

守崎「お二人がとても心配です。何とかしてあげられたら良いんですが…」

癒境「そうだな…志倉もそれに関して悩んでいたみたいだし、皆で何とかしないとな…」

守崎「ええ…皆揃ってここから脱出しなければいけませんからね…」

守崎は力強くそう答える。

それは俺も同じだ。

モノクマの言う下らないルールに、俺達は負けない…!!


プレゼントを渡しますか?

1、渡す
2、渡さない

安価↓2

>>368 採用



守崎「良かったら昼食の方、一緒に食べませんか?これから全員分の昼食を作っておくのですが、摂るのは各自
自由なので、今の時間だとまだ誰も食べに来ていないので一人で食事を摂ることになるで…」

癒境「もちろんだ」


【INFO】

守崎との好感度が少し上がりました。

そういえば、さっきミネラルウォーターを消費した事を書くのを忘れていました(汗

プレゼント渡す選択の際は今持っているプレゼントを書いた方が分かりやすいので次から

そうします。

現在持っているプレゼントは、
・最速カップラーメン
・希望ヶ峰の指輪
・アンティークドール
・キャットドックプレス

の4つです。

守崎との交流を深めながら昼食を終え、時神と幸川の状況も把握できた。

さて、午後からはどうするかな…。

そう思っていると、前から斬咲が歩いてくる。

…斬咲は時神や幸川に関する情報を持っていないだろうか?

聞いてみるか。

癒境「なぁ斬咲、少し良いか?」

斬咲「癒境か…何の用だ?」

癒境「時神と幸川の様子が気になってるんだが…斬咲は何か知ってるか?」

斬咲「俺が知るわけないだろぉ」

…まぁ、部屋にこもってるからなぁ…やっぱり他の人達も同じ答えなのかなぁ…。

…そういえば、斬咲は二人にもあのトランプを引かせていたりしてるのかな?

癒境「斬咲、二人には俺の時のように、トランプを引かせてたりするのか?」

斬咲「…あぁ、したぜぇ」

癒境「やっぱりしてたのか。結果はどうだったんだ?」

斬咲「何だ?気になるのかぁ?」

癒境「まぁ…少しな」

斬咲「そうだなぁ、時神と幸川…」


直後コンマ判定。↓が時神、安価↓2が幸川、斬咲の二人に対する印象。

判定 時神→79 だいぶ興味があるな。

    幸川→28  あまり興味はない。



斬咲「…幸川はイマイチ。だが、時神にはかなり興味があるな」

幸川は俺らと同じような反応だが、時神に対する反応は初めてだな。

斬咲「あいつは俺を楽しませてくれる…そんな予感がする。この状況下で冷静な物腰、眼帯の下から覗く
火傷の経緯…そして、周りの空気を悪くするあの態度…ワクワクするなぁ」

…俺は斬咲の言っている事の真意が分からなかった。

時神に対して何を期待しているんだ?

斬咲「で、話はそれだけかぁ?無いなら行かせてもらうぞぉ」

癒境「あ、あぁ…呼び止めて悪かったな」

そう言うと斬咲は俺から離れて行った。

斬咲…ホントに謎だらけの男だな…。











斬咲「幸川の引いたカードはハートの5…そした時神の引いたカードはダイヤの7…」



斬咲「時神終…ふはっ、やっとマシな奴が現れたぜぇ…俺の興味を引く男…俺をどこまで
楽しませてくれるかな…ふふ…ふははははっ!!」


【INFO】
斬咲の通信簿が更新されました。

『現在、斬咲本人が好んでいる人間は時神。何やら自分を楽しませてくれる存在だと言っている…』



斬咲の真意は分からないが、もし斬咲が時神と仲良くなったら、時神も少しは団体行動を意識するだろうか…?

さて、午後はどうやって過ごそうかなぁ。

何をして過ごす?


1、誰かと過ごす。(人物名も表記)

2、購買へ行く。

3、自由安価

安価↓2

1 マリア

>>378 採用



マリアと過ごすか。

なんだかんだ言って、この学園で最初に仲良くなったのがマリアだし、友人ならマリアの事、もっと
知りたいしな。




―ランドリー


ランドリーを訪れると、マリアが今着ているのと同じような修道服を干している最中だった。

癒境「洗濯物かマリア?」

マリア「あ!癒境様。こんにちわ」

俺の声に反応し、ニッコリ笑って俺に近づいて来る。

他の奴らにもこんな感じで接していれば良いのに。

マリア「丁度今ワタクシの服を干し終わった所です。あの…その…よ、よろしければ…」

癒境「話をしてくれって所か?」

マリア「は、はい!」

癒境「もちろん。友達なんだから、そんな遠慮がちに言わなくても良いぞ」

マリア「あ、ありがとうございます!」

嬉しそうに笑うマリアを見て、俺も思わず嬉しくなる。

さて、何を話そうか…。


1、修道服、ここで干しても大丈夫なのか?

2、俺以外にも仲良くなれた奴はいるか?

3、自由安価

安価↓2

2

>>382採用



そういえば、マリアが他の人達と仲良く話している所、見た事ないな…。

癒境「マリア、俺以外にも仲良くなれた奴はいるか?」

マリア「癒境様以外で、ですか…そうですね、癒境様以外でなら、守崎様とでしょうか」

癒境「守崎か」

マリア「はい、昨日の夜、彼女からワタクシに話をかけてくれたんです。とても楽しかったですよ」

マリア「彼女が勤めていた介護施設の話を聞きました。彼女のご老人方に対する深い愛情を知れて、胸が暖かく
なりました。あんなに情愛深い人、なかなかいません」

癒境「そうだな。守崎は優しいからな。でも、マリアも守崎と同じくらい優しいと思うぞ」

マリア「そ、そんな事ありませんよ///(小声)癒境様の方が、ずっと優しいです」

癒境「?どうしたんだ?」

マリア「い、いえ、何でもありませんっ///」

何か囁いみたいだけど…まぁ、良いか。



プレゼントを渡しますか?


現在持っているプレゼントは、
・最速カップラーメン
・希望ヶ峰の指輪
・アンティークドール
・キャットドックプレス

1、渡す
2、渡さない

安価↓2

1キャットドッグプレス

>>386 採用



癒境「そうだ、もし良かったらこれあげるよ」

そう言って俺は犬と猫の表紙の雑誌をマリアに渡す。

マリア「まぁ!可愛いです」

ニッコリ笑って雑誌の中身を見る。

きっとたくさんの犬や猫が載っているんだろうな。

マリア「………」

癒境「どうだったマリア?どんな…」

マリア「は、ハレンチです!!///」 ダッ

癒境「え?」

そう言ったマリアは顔を赤くして逃げ出してしまう。

い、いったいあの雑誌に何が載っていたんだ…!?


【INFO】

マリアの好感度が少し減少しました。

マリアにあげた雑誌に何が載ってたのか気になるが…もしかしたら、悪い事したかも
知れないな…。

さて、もうすぐ夕方になるな。

どう過ごそうか…。

2日目の自由行動ラスト

1、誰かと過ごす(人物名も表記)
2、購買に行く
3、自由安価

安価↓2

1細永美

>>390 採用

二日目ラストの自由時間の相手が細永美に決まった所で今日の更新はここまで!

20時から約3時間半、お付き合い頂きありがとうございます。

しかし、またアイテム消費の描写が書かれてませんでしたね。スミマセン(汗

マリアにキャットドックプレスの安価を出した人は表紙に騙されたまま安価したのか、それとも中身を知っていて
わざと安価したのか…。

乙ー
しかし斬咲君が不穏だ
某スレのお陰で手品師とかマジシャンとか爆弾にしか見えなくなってきた

>>392

あからさまな爆弾を置いていきました。

手品師とかマジシャンって、トリックスターなイメージが強いので…。

次回の更新は10日の20時からです。

皆さん、参加してくださってありがとうございました!!

こんばんわ。

予定通り20時に更新していきます。

今人っていますか?

今回は直後安価の方が良いのかなぁ…。

では始めていきます!!

…細永美と過ごそうかな。

見た感じ繊細そうな性格をしているから、少し心配所ではあるからな。

話をして彼の事をよく知らないと…。













―細永美の個室前


ピンポーン

インターホンを鳴らして数秒後、ガチャリと扉が開く音がした。

癒境「こんばんわ細永美」

細永美「あ、癒境くん。こんばんわ」

俺の姿を確認すると、部屋からでて扉を閉める。

細永美「僕何か?」

癒境「少し話がしたいと思ってな」

細永美「僕なんかで良ければ」

嬉しそうな表情をして細永美はそう言う。

さて、何の話をしようか…。



細永美との会話


1、親もガラス細工師なのか?

2、ガラス細工でどれくらい作品を作ったんだ?

3、自由安価

安価↓2

2

>>399 採用




癒境「細永美はガラス細工でどれくらいの作品を作ったんだ?」

細永美「僕の作った作品?」

癒境「超高校級のガラス細工師だから、きっとたくさんの作品を生み出してきたん
だろうなぁ…て思ったんだが」

細永美「ガラス細工師の腕の良さは何も作品の数だけじゃないよ。その作品が自然に人が目を引くような
質の高い美しさを保っているかとか、ガラス細工の大きさとか、評価される所は色々あるからね」

癒境「そうなのか」

細永美「僕が作ったガラス細工はそんなに多くないけど、父を越える程の美しいガラス細工を作って
いるからね」

癒境「そんなに質が良い作品なら、色んな人が君の作品を買おうとしていたんじゃないのか?」

細永美「いや、僕の作品を買った人は少ないよ」

癒境「え?そうなのか?」

細永美「だって、僕自身が気に入った作品は売り物に出したりしないしね」

癒境「え?出してないのか?」

細永美「せっかく僕自身が作り出した美を他の人に渡すのはもったいないからね。作りがイマイチの物だけ売り物
にして、残りは僕の観賞用だよ」

癒境「それ…赤字になったりしないのか…?」

細永美「まぁ、両親は少しお金にがめつい所があったから、何で売り物にしないんだって怒られた事も多々
あったよ。勝手に僕のお気に入りを売ろうとした事も結構あったよ」

癒境「はぁ…」

自分で作った物を自分の観賞用にしているなんて…繊細な性格のわりには自分の才能にただならぬ自身があるみたいだな。


【INFO】

細永美の通信簿が更新されました。

『自分の腕にかなりの自身があるらしく、自分の作品を自分の観賞用にするほどらしい』


プレゼントを渡しますか?

1、渡す
2、渡さない

安価↓2

>>402 採用



細永美「話をしに来てくれてありがとう。また時間があれば僕の理想の美学についても話していきたいな」

癒境「もちろんだ。いつでも話を聞くぜ」

細永美「僕はもうしばらく部屋にいるから。じゃあね」

癒境「ああ」


【INFO】
細永美との好感度が上がりました。

プレゼント欄書いておくの忘れてたぁ…。

2日目の自由行動はこれで終わりですね。

次はイベントパートです。

そろそろ夕食の時間だな…。

食堂の方へ向かうとするか…。






―食堂

守崎「あ、癒境さん。こんばんわ」

志倉「…夕食を摂りに来たのか」

桜田「癒境くん、こんばんわー!」

岡本「オッス癒境!」

食堂に入るとそこには守崎と志倉、桜田と岡本の4人が居た。

癒境「こんばんわ。夕食を摂りに来た」

守崎「では、好きな場所で座って待っていて下さい。今から夕食を作るので」

そう言って守崎は厨房の方へ入って行った。

その後ろ姿を、岡本がジーッと見ていた。

岡本「…守崎ちゃん、いつも皆の料理作ってて、疲れないのかしら」

桜田「あー確かに、朝食だって一人で全員分作ってたからね」

桜田の同意を聞き、岡本は席を立ち上がる。

岡本「よし!アタイも料理手伝ってくるか!」

桜田「えぇ~岡本さん、料理できるの~?どうみても料理とかできなさそうだし」

岡本「うるさいわよ桜田!!アタイの本気、見せてやるわ!!」

そう言って岡本は張り切った様子で厨房に入っていく。

志倉「…嫌な予感がする…」

ボソリとそう囁いた志倉は岡本の後を追って厨房に入っていった。

桜田「心配する気持ちも分かるよ~。岡本さんの作る料理とか不味そうだもん」

癒境「桜田…そう言う事をあんまり言わない方が良いぞ」

桜田「だって、ホントにそう思うんだから!!」

プクーッと頬を膨らませてそう言う桜田。

上条「まぁ、確かに岡本は強引そうだからな」

羽毛「自分の料理の腕も把握してないまま手伝いに行ってないでしょうねあの女…」

食堂の入口から声がしたので桜田と一緒に振り返ると、そこにいたのは上条と羽毛だった。

癒境「上条、羽毛」

桜田「二人共、こんばんわ~!二人一緒に来るなんて、ラブラブですな~」

桜田はニヤニヤ笑いながら二人をからかう。

羽毛「バカっ、そんなんじゃないわよ」

羽毛は桜田に近づき頭をぺシンっと叩く。

上条は笑いながら俺の隣に座ってきた。

と、その時…。


岡本「ちょっと!何すんのよ!」

志倉「これ以上お前に厨房を荒らされるわけにはいかないからな…!!」

厨房から岡本を無理やり引っ張って厨房から追い出そうとする志倉の姿が見えた。

岡本「アタイ、別に厨房を荒らす気なんて…」

志倉「適量と言われた塩を大量に入れようとしたり、必要のない材料を入れようとしたり、
挙句は包丁さばきが危なっかしくて、守崎が青ざめていたぞ。あんなのではまともに料理が
できないだろ。料理ができないなら大人しくしていろ。」

志倉は声は荒げていないものの、刺々しい声色で岡本に説教する。

岡本「何よ、アタイはただ守崎ちゃんを手伝おうとしていただけなのに…」

羽毛「料理できない奴が料理を手伝ったって邪魔になるだけよ」

ツンっとした物言いで岡本にそう言う羽毛。

岡本はグヌヌ…と悔しそうな声を出していた。

羽毛「料理はアタシが手伝うわ。守崎さん程じゃないけど、料理はできる方だから」

志倉「なら任せたぞ羽毛」

そう言って羽毛は森崎の手伝いをしに厨房へと入って行った。

桜田「さっすが姉御!カッコイイ!!」

上条「姉御って、羽毛の事か?」

桜田「そうだよ!姉御は美人だし、その上料理もできるなんて最高だよね!岡本さんとは
大違いだね!!」

岡本「桜田、アンタ覚悟は出来てるかしら?」

桜田「うわー!!暴力反対ー!!岡本さんは顔と胸だけは良いんだからもう少しおしとやかに…!!」

癒境「桜田…フォローになってないぞ…」

志倉「騒がしい奴らだな…もう少し静かにできないのか…」

志倉は不機嫌そうにそう囁き、俺は苦笑いするしかなかった。

…守崎と羽毛が今いるメンバーの料理を作り、テーブルに置かれる。

鼻につく良い香りが食欲をそそる。

すると…。

盛口「とっても良い匂いがするのー!!」

突然食堂に乱入してきたのは盛口だった。

羽毛「…一人分、いや、あの子の場合は一人分では足りないだろうね」

盛口「うちもご飯食べたいのー!早く作ってほしいのー!!」

守崎「ふふっ、了解です」

羽毛「仕方ないわね…」

守崎と羽毛は盛口の分の料理を作るため、再び厨房に入っていった。

志倉「…お前たちに聞きたいんだが、今日時神と幸川の様子を少しでも知っている人はいないか」

癒境「すまない、俺は守崎から時神と幸川の二人の朝食時の様子を聞いただげで、姿は見ていないな」

桜田「僕も見てないよ~」

岡本「同じく」

上条「時神は知らないが、幸川の姿ならオレは見たぞ」

癒境「え?そうなのか?」

上条、幸川と会ってたんだな。

幸川の様子が心配だったから、目撃者がいてくれて良かった…。

志倉「…幸川の様子はどうだったんだ」

上条「幸川を見たのはトラッシュルームだよ。ほら、あいつ守崎を押しのけて掃除当番の鍵持ってただろ?」

そう言えばそうだったな。

上条「いつの間にか集めたゴミをトラッシュルームで処分して、すぐに自分の部屋に戻って行ったよ。
声かけたんだけど、『あまり長く部屋の外にいるのは危ないので、スミマセン!』と言ってたよ。危ないって、
何が危ないんだろうな?」

守崎に聞いた通り、何やら部屋から出る事を渋っているようだな…。

志倉「となると、幸川は今も部屋にこもっている可能性が高いか…」

志倉「…幸川に一度話をしてみるべきか?しかし、時神の同行も気になるな…俺達の知らない所で何か企んで
いるかも知れない…」

岡本「なら、二手に分かれて二人の様子を見に行ったらどうかしら?アタイは時神の同行を探るよ。アタイとしても
この学園に関しては疑問だらけで、知りたい事が多すぎるからね。あいつならそれなりに情報を持っているだろうし」

岡本「もしあいつが不穏な動きをすれば、アタイが取り押さえれるしね!」

上条「はは…頼もしいな」

志倉「…なら俺も岡本と共に時神の同行を探る。奴にもそろそろ集団行動の足並みを揃わせるべきだしな」

桜田「じゃあボクは幸川さんの様子を見に行きます!彼女が部屋の外に恐怖を感じる理由…スクープの予感です!!」

上条「オレも幸川の様子を見に行く。あいつに最後に会ったのはオレだけどろうし」

志倉「守崎と羽毛にはここで他の奴らの食事を任せるとして…癒境と盛口はどうするんだ?」

盛口「面白そうだからうちも参加するけど、どっちでも良いの~。癒境クンはどっちが良いの~?」

癒境「俺か…」

幸川の様子を見に行くか、時神の同行を探るか…どちらも気になるな…どっちに付いて行こうか…。

どちらの班について行く?

1、幸川班
2、時神班

安価指定忘れてた…!!

とりあえず直後安価で>>409 採用

時神班に決定という事で。

間違えた。直後は>>408 だった(汗

まぁ、同じだから良いですけど。


癒境「…俺は、志倉や岡本と一緒に時神の同行を探るよ」

盛口「ならうちは心音ちゃんの様子を見に行くの~」

…幸川も心配だが、それ以上に時神が何か問題を起こす方が心配だ。

幸川の事は上条達に任せよう。

盛口「とりあえず、心音ちゃんと時神クンの様子を見に行く前にご飯を食べるの~!」

桜田「そうだね。腹が減っては戦は出来ぬって言うしね!!」

そう言うと桜田と盛口はテーブルにある料理に手をつけていく。

上条「オレ達も食べるか」

癒境「そうだな」

そうして俺達も守崎と羽毛が作った料理を食べ始めた。






癒境「それじゃあ、時神を探しに先に行くぞ」

上条「おぉ」

志倉「盛口、いつまで食べているんだ…」

盛口「一人分じゃ足りないから仕方ないの~」

今だに食事を摂っている盛口を待っているわけにもいかないので、時神班の俺達は先に食堂を出る事になった。

上条「時神の事、俺はそこまで知らないけど、十分気をつけろよ」

癒境「ありがとう上条」

志倉「よし、まずは奴の部屋を訪ねる。そこにいなければ手分けして探すぞ」

志倉の言葉に俺と岡本は頷き、寄宿舎の方へ向かった。







斬咲「…ふ~ん」





その様子を、物陰から斬咲が聞いていた事に気づかないまま…。


―時神の個室前



ピンポーン、ピンポーン

志倉が時神の個室のインターホンを鳴らし続けるが、時神が出てくる様子は無かった。

癒境「…いないみたいだな」

岡本「居留守の可能性は?」

志倉「いや、アイツはインターホンを鳴らしたらキチンと出てくる。すぐに個室にこもってしまうがな」

癒境「なら、部屋にはいないって事か」

しかし、2階にはいけないし、寄宿舎側も校舎側も封鎖されている部屋がある中、どうやって俺達の目を掻い潜って
いるんだ?

時神の姿を見た奴がほとんどいないなんて…。

志倉「とにかく、俺と岡本は校舎の方を探す。癒境は寄宿舎の方を探してくれ。見逃している場所があるかも
知れない」

癒境「分かった」

そう言うと志倉と岡本は校舎側の方へ向かった。

癒境「しかし…寄宿舎で見逃してる場所なんてあるのか?」

斬咲「一箇所だけあるぜぇ…」

癒境「!?」

突然後ろから声をかけられ、ビクッと背中を震わせる。

癒境「き、斬咲…!」

斬咲「そんなに驚くなよぉ…それより、耳よりの情報があるんだぜぇ」

癒境「耳よりの情報…?」

斬咲「あぁ…実はな、さっき見たんだよ」

癒境「誰を?」

斬咲「時神だよ」

癒境「え!時神を見たのか!?」

斬咲「ああ。何やら不穏な空気だっだぜぇ。かなりヤバそうだったぞぉ」

癒境「っ!…教えてくれないか!」

斬咲「良いぜぇ」

そう言って動き出す斬咲の後を俺は付いて行った。



斬咲「この部屋に入って行くのを見たぜぇ…」

この部屋に入ったって…。

癒境「どっからどう見ても女子トイレじゃないか!!なんで時神がこんな所に入るんだよ!!」

斬咲「時神が実は女だった…とか?」

癒境「そんなわけないだろ!!真面目に答えてくれ!!」

斬咲「じゃあ真面目に答えるぜぇ…さっき時神を見たっていったんだが、実は時神が女子をここに
連れ込んで行ったんだよぉ」

癒境「な…時神が女子を!?」

何考えてるんだアイツは!?

斬咲「アイツも男だからなぁ…この封鎖空間で我慢できなくて手ぇ出しちまったとか…




もしかしたら、コロシアイをマジにしちまってるのかもなぁ」

癒境「……!!」

時神が…殺人を!?

斬咲「何しろ不穏な雰囲気だったからなぁ…十分ありえるぜぇ…」

癒境「…そんな事…絶対にさせない!!」

コロシアイなんて…俺が絶対起こさせない!!

あのモノクマの思い通りになるなんて、そんな事、絶対…!!

俺は女子トイレのドアノブを捻り、バンっと大きな音を立てて扉を開けた。

癒境「時神!コロシアイなんてバカな考えは止め」








北橋「……」

癒境「……」

北橋「……」

癒境「……あれ?」


その先にいたのはこちらを呆然と見つめる北橋ただ一人。

時神の姿は、どこにもいない…。


癒境「…時神が…いない…?」

北橋「……」





北橋「き、きゃああああああぁぁ!!」


バチーーン!!

癒境「ふごっ!?」

北橋は大声で叫ぶと俺に思い切りビンタを食らわす。

め、滅茶苦茶痛い…!!

北橋「こ、この変態!!何女子トイレに入ってきてんのよ!!」

癒境「す、すまない!!ここに時神がいるって聞いて…」

北橋「ここに時神が来るわけないでしょう!?デタラメ言ってんじゃないわよ!!」

癒境「でも、斬咲が言ってたんだよ!ここに時神が来たって!なあ、斬咲…」

そう言い、後ろを振り向くが、さっきまでそこにいた斬咲がいつの間にかいなくなっていた。

癒境「…あれ?」

北橋「斬咲なんてどこにいるのよ…!?」

な、アイツ、逃げたのか…!?

北橋「アンタは今いる男子じゃ一番まともだと思ってたのに…歯ぁ食いしばりな!!」

癒境「ちょ、ちょっと待ってくれ!!女子トイレに入ったのは俺が悪かった!!けど、別にそういう気持ちで
入ったわけじゃ…!!」

北橋「ボコボコにしてあげるわよ…殺さない程度にね」

ま、まずい…!!

直後コンマ判定

50以上ならマリアが、50以下なら八雲が乱入。

マリア乱入!!


マリア「お待ちください北橋様!!」

北橋に殴られる覚悟で目をつむって耐えようとした時、マリアが声を荒げてこちらに向かってきた。

北橋「邪魔しないでマリア!今からこの変態を成敗する所だから」

マリア「あの…その…っい、癒境様は、そんな事をする人ではありませんっ…!!」

癒境「マリア…」

北橋「…けど、コイツが女子トイレに侵入してきた事は揺るぎない事実よ」

マリア「お願いです、どうか癒境様を許して下さい…!!罰なら代わりにワタクシが受けます!!」

癒境「お、おい、マリア!!」

北橋「……」

マリア「癒境様は、この非日常に同じように巻き込まれた身でありながらも、ワタクシ達を心から励まして下さり
ました…そんな癒境様が、私欲でそんな事するとは思えません…だから…」

北橋「……」

北橋「はぁ~…アタシは清楚なシスター様を殴る程落ちぶれてないわ…」

北橋「癒境!今回はマリアに銘じて許すけど、次はないからね…!!」

そう言うと北橋はその場を去って行った。

癒境「…助かったよマリア。ありがとう」

マリア「いえ!癒境様には、ワタクシも助けてもらっているので…」

癒境「内気な君が、あんな風に声をあげて俺を庇ってくれるなんて思いもよらなかったよ…
ホントに、ありがとう」

俺はマリアにニコッと笑顔を見せながらそう言った。

マリア「…///」

マリアは恥ずかしそうに目をそらした。



【INFO】
マリアとの好感度が上がりました。

俺は再び時神を探す為、マリアと別れ再び寄宿舎を探し回る。

…だが、結局俺も志倉も岡本も、時神を探し出す事は出来なかった…。

岡本「ちくしょう!!どこにいったのよあの眼帯男!!」

志倉「これだけ探しているにも関わらず、見つからないとは…いったいどうなっているんだ…」

癒境「……」

岡本「てゆうか、アンタはその右頬、どうしたのよ」

癒境「まぁ…色々あってな…」

斬咲のせいで酷い目にあった…結局のところ、あの時神を見た証言は嘘って事なんだよな?

勘弁してくれよ…。

北橋には本当に申し訳ない事をした…。

志倉「…これ以上探してもラチがあかない…今日の所は解散しよう…上条には食堂で待っているよう言って
ある。食堂へ行こう」

岡本「あ~ぁ、無駄足だったかぁ~」

こちらは何も進展もないまま食堂へ向かう。

上条たちの報告に期待するしかないな…。









―斬咲の個室

斬咲「ふはっ…どうやらアイツ等、お前を探す事を諦めたようだな。匿ってやった事、感謝しろよぉ?」

時神「……お前が俺を匿うメリットなどないだろう。何が目的だ?」

斬咲「…別に。ただ単に俺がお前の事を気に入っただけだぁ」

時神「…先に言っておくが、俺はここにいる連中の中でも、お前を一番信用していない」

斬咲「んな冷たい事言うなよぉ。仲良くしようぜぇ…」

時神「気安く触るな。俺はお前たちと馴れ合いつもりはない…」

斬咲「そんな事言うなよぉ…俺はお前の味方だぜぇ?」

時神「信用できるか、貴様のような嘘つきを…」

時神「奴らから匿ってくれた事は、感謝しなくもない…じゃあな…」ガチャッ




斬咲「ふはっ…せいぜい楽しませてくれよ?時神終…」




―食堂



上条「そうか。時神は見つからなかったのか…」

桜田「こんなに探しても見つからないなんて…時神クンは隠れんぼの天才なんだね!」

守崎「それは違うと思います…」

羽毛「で、幸川の方はどうなのよ?」

盛口「心音ちゃんはやっぱり部屋から出ようとしませんでしたが、代わりに中に入れてもらったの~。
なんの変哲もないフツーの部屋だったの」

桜田「で、話を聞いた所、どうも幸川さんはモノクマが決めたこのルールに不安を抱いていたそうです」

そう言って桜田は電子生徒手帳のルールが載っている画面を開く。

そこに書かれていたルールは『個室以外での就寝を居眠りとみなし、罰します』…だった。

幸川はそのルールを見て個室から出れなくなったのか。

となると、幸川は個室以外で寝てしまう事が日常茶飯事なんだろうか?

盛口「あと心音ちゃん。自分を心配してくれた上条くんと桜田くんを何やら品定めするように
見ていたの~」


直後コンマ判定。

↓のコンマが上条、↓2のコンマが桜田に対する幸川の印象

上条→判定16
桜田→判定10


盛口「なんかねぇ、『上条さんも桜田さんも、顔は悪くないけど……やっぱり今の所は癒境さんが…』とかボソボソ
言ってたの~」

上条「幸川も割と変わってるな」

桜田「ホントにね~」

…とりあえず、幸川の情報は共有できたな。

俺も近いうちに話に行くか。

志倉「…もうすぐ夜時間だ。今日のところは解散しよう」

守崎「そうですね…では、また明日」

桜田「うん!おやすみ~!」

それぞれ挨拶をして、皆自分の個室の方へ戻っていく。

…俺も戻るとするか…。

こうして二日目の学園生活は終わりを告げる…。

では、今日の更新はここまで。

なんかグダグダになってないか心配です…。

しかし、北橋は岡本にイタズラの標的にされたり、斬咲の嘘のとばっちりを喰らうし、散々だなぁ…。

それなりにキャラの掘り下げはできているでしょうかねぇ。

今の時点、八雲が一番空気ですね。

次回の更新は上手くいけば13日更新。

都合が合わなければ16日更新となります。

このスレにご参加頂きありがとうございます!!

こんばんわ。

話の書き留めしてないうえ、20時更新が無理なので、21時更新で投稿が遅くてもよろしければ今日更新
しますが、良いでしょうか?

待っていて下さってありがとうございます!!

こんなグダグダなスレに来てくださる暖かい人達がいてくれて涙でてきそうです…!

では、始めていきます!!

【モノクマ劇場】

モノクマ「と、いうわけでいきなり始りましたモノクマ劇場~!」

モノクマ「次でとうとう3日目に突入だね!ま~だコロシアイが起きないんだね。
つまらないな~」

モノクマ「原作では4日目に動機公開になってるから、そのままいくと自由行動は次の3日目で最後って事になる
けど、やっぱりチャンスは欲しいよね?」

モノクマ「と、いうわけで直後のコンマ数が50以下だったら自由行動をもう1日追加だよ!!」

直後コンマ判定 ↓

判定88 4日目動機公開決定!


モノクマ「残念でしたー!自由行動追加は儚く消えてしまいましたー!!」

モノクマ「と、いうわけで、自由行動は3日目で最後になりま~す!」

モノクマ「ところで、ダンガンロンパ2や某スレにあったみたいに、特殊アイテムゲットで特別イベント
とかあった方が良いのかな?特別アイテムやイベントはこっちでオリジナルの物を作っても良いんだけど…」

モノクマ「あ!もちろん皆大好き男のロマンも出せたら出すつもりだからね~!」

モノクマ「イベントで親密になったらその分絶望度も増すしね!!」

モノクマ「うぷぷ、じゃあ最後の自由行動日、後悔のないようにね!!」




学園生活3日目



―キーンコーン カーンコーン



モノクマ『オマエラ、おはようございます!朝です、7時になりました!起床時間ですよ~!
さぁて、今日も張り切っていきましょう~!』

…相変わらず悪夢と思いたいが現実であるこの学園生活。

今だに何も起こっていないのが救いだが。

さて、朝食を食べに行くか…。








―食堂

今日は守崎だけじゃなくて羽毛も一緒に作ってるんだな。

さて、誰と一緒に食べようか…。



1、北橋・八雲

2、岡本・桜田・盛口

3、細永美・志倉

安価↓2

>>441 採用



八雲「癒境くん、良かったら一緒に食べませんか?」

誰と食べようかと迷っていたら八雲に声をかけられる。

癒境「そうか、じゃあお言葉に甘えて…」

北橋「……」

癒境「…あ」

すると、八雲の隣に座っている北橋と目が合う。

まずい…北橋とは昨日の事でギクシャクしてるから、凄く気まずい…!!

八雲「北橋さん、癒境くん、どうかしましたか?」

癒境「あっ、いや…」

北橋「…コイツの事なんてほっといて食べましょう」

そう言って北橋は俺から目をそらし、食事を口に運ぶ。

やっぱりあの1件から元からあった距離がさらに遠くなってるな…。

八雲「喧嘩でもしたんですか?」

癒境「け、喧嘩っていうか…」

北橋「八雲、気をつけなさいよ。アンタべっぴんだからこの男にいいようにされないよう
注意しなさい」

そ、そんな事するわけないのに…!!

八雲「あら、どういう事?」

北橋「この男、アタシが女子トイレにいる所を覗いたのよ」

癒境「いや!あれは覗いてたわけじゃ…!!」

八雲「癒境くんも男の人って事ですね」

癒境「違うんだよ!」

八雲「北橋さんみたいに絶壁で色気がない女性でも手を出すんですから」

北橋「ちょっと!今絶壁って言ったわね!!」

八雲「何の事かしら?」

北橋「とぼけないで!!これでも気にしてるのよ!!」

八雲「ド貧乳なんか気にしてるんですか?小さい人ですね」

北橋「うるさいうるさいー!!」

志倉「うるさいのはお前だ」

違う場所から志倉が北橋を注意する。

八雲って、意外と毒舌なのか?

八雲「癒境くん、彼女よりも私の方が魅力的よ?覗くなら私の時にしたら?覗いたら男でいられなくなる
かも知れませんけど」

ニコニコ笑いながら八雲はそう言う。

だから覗きじゃないっていうか、八雲がサラッと怖い事言ったんだが…。




【INFO】
八雲との好感度が上がりました。

北橋との好感度は変わりませんでした。

八雲と北橋の口論…というより、北橋が八雲に一方的に怒っていたのを近くで聞きながら食事を終える。

…食事ってこんなに疲れるもんだっけ…。

上条「おはよう癒境。なんか朝から疲れてるな」

後ろから上条の声が聞こえる。

癒境「おはよう上条」

後ろを振り向いて挨拶すると、ニカッと笑い、テーブルに座る。

今から食事を摂るのか。

上条「そうだ。後で幸川と時神の所に朝食を届けに行くんだが、お前も一緒に行くか?」

癒境「…そうだな。一緒に行かせてもらうよ」

上条「決まりだな。じゃあさっさと食べるから少し待っててくれ」

癒境「ああ」

俺は上条の準備ができるまで椅子に座って待つ事にした。






―幸川の個室前

上条「時神はやっぱりすぐに個室に篭ったな」

癒境「…いつになったら俺達の輪の中に入ってくれるんだ…」

上条「まぁ、気長に待つしかないな」

そう言い、上条は幸川の個室のインターホンを鳴らす。

数秒後、個室から幸川が顔を出した。

なんだか幸川に会うのは久しぶりだな。

幸川「上条さん、それに癒境さん。おはようございます」

上条「おはよう。ほら、朝食の方持ってきたぞ」

幸川「あぁ…希望であるあなた方にこんな手間をかけさせるなんて…私はなんでこんなにクズなの
かしら…!!」

癒境「そ、そんなに自分を卑屈にならなくても…」

幸川「私は皆さんと比べてここにいる資格なんてないのに…それに…」

幸川「…こんな状況になったのは、私のせいかも知れないのに…」

幸川…?

上条「幸川はあまり深く悩むなよ?癒境、オレはもう戻るが、お前はどうする?」

俺か…俺は…。


1、もう少し幸川と話すよ。

2、俺も一緒に戻るよ。

安価↓2

>>446 採用




癒境「俺はもう少し幸川と話すよ」

上条「分かった。じゃあまたな癒境、幸川」

そう言って上条はその場を去って行った。

幸川「……」

さて、何を話そうか…。


1、朝食だけでも外に出たらどうだ?

2、さっきの私のせいって、どういう事なんだ?

3、自由安価

安価↓2

1

>>449 採用



癒境「幸川、朝食だけでも個室から出られないのか?」

幸川「…上条さんから聞いてませんか?個室以外での就寝は居眠りとみなして罰されるんです…。
そのルールがあるから、私はうかつに外には出られないんです」

癒境「…どうしてだ?普段から色んな場所で寝たりするような生活してるのか?」

幸川「まぁ…そんな所です」

…歯切れが悪いな。

もしかして他に理由があるのか?

私のせいって言ってた意味も気になるし…。

…もう少し彼女と話してみるか?


1、色んな場所で寝るような生活を追求してみる。

2、私のせいって言ってた意味を聞いてみる。

3、これ以上は追求しないでおく。

安価↓2

>>452 採用



癒境「…なぁ、色んな場所で寝るような生活って、単純に寝るのが好きなだけなのか?それとも、何か
深い理由とかでもあったりするのか?」

幸川「な、何でそんな事聞くんですか?…わざわざ私みたいなゴミ虫女のそんな事聞いたって、癒境さんが
幸せになれるわけでもないんですから…」

幸川「…私みたいな人に、希望の一人である癒境さんの悩みの種なんて作らせたくないです…」

…もしかして、どんな場所でも寝るような生活に苦しんでいるのか?

何か原因でもあるんじゃ…でもこのままだと一点張りで、何も話してくれなさそうだが…。

どんな言葉をかけたら話してくれるんだ…?


幸川に対する言葉

自由安価 ↓3までコンマ数高い物採用。

困ってることがあるなら遠慮なく相談してほしいな、俺たちは仲間なんだし
もしかしたら俺の才能で解決できることかもしれないし……眠気覚ましのツボとか、教えようか?

やはり自由安価はなかなか出にくいですね。

あと5分後まで出なかったら>>454採用します。

>>454 採用



癒境「幸川、困ってることがあるなら遠慮なく相談してほしい。俺達は仲間なんだし」

幸川「……」

癒境「もしかしたら俺の才能で解決できるかもしれないし…眠気覚ましのツボとか、教えようか?」

幸川「眠気覚ましのツボ…?」

癒境「あぁ。手の中指の、爪の生え際の親指に近いほうから3ミリ程度外側にある中衝と呼ばれるツボや、
手の甲側で、親指と人差し指の間にある骨の付け根部分から少し外側位置する合谷と呼ばれるツボを強めに
刺激すると眠気が取れるんだ。あと、眠気が取れ始めたら頭のてっぺん、両耳と鼻の延長線が交わる点に位置する
百会と呼ばれるツボを指の腹を当て、下方に向けて心地よく感じる強さで押すと気分がスッキリするぞ」

幸川「さすが超高校級のマッサージ師!!素晴らしいです…!!」

尊敬の眼差しで幸川は俺を見る。

大袈裟だなぁ…。

癒境「とりあえず試してみてくれ。不安なら部屋の中で一度試してみても良い。幸川が眠気に対する不安
を取り除ければ良いと思ってるよ」

幸川「癒境さん…」







幸川「…癒境さんは、『ナルコレプシー』っと言う病気を知っていますか?」

癒境「ナルコレプシー?」

幸川「…昼間の耐えがたい眠気や、笑ったりびっくりすると全身の力が抜けてしまう情動脱力発作、
寝入りばなに現れる 金縛かなしばりのような症状。睡眠麻痺や、寝入りばなの夢体験による
入眠時幻覚を主な症状とする慢性疾患です」

幸川にそんな病気があったなんて…。

だから頑なに個室から出なかったんだな。

幸川「…こんな厄介な病気を持った私の為に、癒境さんがそこまでしなくても良いんです」

癒境「…さっきも言ったけど、幸川も俺達の大切な仲間だ。俺はお前を救いたいんだ」

幸川「私を…?」

癒境「遠慮なんてするな。お互い困った事があればその思いを出し合えば良い。他の奴が君の事を
どう思っていても、俺は幸川とこうして知り合う事ができて嬉しいと思ってる。嘘じゃない」

幸川「……」


直後コンマ判定

コンマ数20以上なら…?

コンマ判定50  幸川の様子が…?



幸川「……///」

癒境「幸川?」

幸川…何だか顔が赤いな。

風でも引いたのか?

幸川「…明日、頑張って朝食会に参加しようと思います」

癒境「!…そうか。無理するなよ?」

幸川「癒境さんがいてくれたら、頑張れます!!」

癒境「はは、ありがとう」

幸川、最初に会った時のような明るさが戻って良かった。

これで幸川の方は安心だな。

癒境「じゃあ、そろそろ失礼するよ。長く立ち話して悪いな」

幸川「いえ!癒境さんのおかげで外に出れそうです。ホントにありがとうございました!!」

幸川の笑顔に見守られながら、俺はその場を立ち去った。









幸川「はぁ…癒境さん…私の理想の人…今まで好きになった人達より、こんなに夢中になるなんて…」





幸川「癒境さん…癒境さぁん…うふ、うふふふふふ」


【INFO】
幸川との好感度が大幅に上昇しました。
幸川との関係が「友愛と恋慕」になりました。

今日の更新はここまで。

遅くまでお付き合い頂きありがとうございました!!

次回の更新は16日の20時予定してます。

こんにちわ。

今日の20時予定通り更新するので、参加する方はぜひいらして下さい。

続きの書きだめしながら待ってます。

ところで、2ちゃんねるスレ関係のイラストってピクシブに載せるのはアウトなんですかねぇ?

このスレのキャラの見た目とか考えてあるので載せたいんですが…。

このスレに貼った方が良いんですかねぇ…。

ちなみに前にイメージキャラを考えてるかって質問があったんですが、しいて言うなら

マリア・ハーピス(「シャーマンキング」のメイデン)

斬咲 ダイヤ(「HUNTER×HUNTER」のヒソカ)

てイメージがありますかね。

描いてるやつとは違うかもですが。

無駄話してすみません(汗

では、今日の20時頃またお会いしましょう!

こんばんわ。

今人っていますか?

ありがとうございます!

では、始めていきます!!

幸川が明日頑張って朝食会に参加すると言ってくれて本当に良かった。

あとは時神だけだな…彼はなかなか手ごわそうだな…。

さて、今日はどう過ごそうか?


1、誰かと過ごす(人物名も指定)
2、購買に行く
3、自由安価


安価↓

1盛口

遅れてすみません(汗


>>466 採用





盛口と過ごすか。

おそらく彼女は食堂にいるだろう。





―食堂

盛口「まだまだたくさん食べれるの~!」

予想通り彼女は食堂でご飯を食べている。

朝ごはん食べたよな…?

癒境「やぁ盛口。相変わらずたくさん食べてるな」

盛口「むぐ…癒境くん…もぐもぐ…美味ひいからひかたないのー」

口にご飯を含みながらこちらに話をかける。

食べるか喋るかどちらかにしてほしい。

盛口「んぐんぐ…ごっくん!…で、何か用事なの~?」

食べ終わったみたいだな…さて、何を話そうか…。


1、食べ物の中で何が好きなんだ?

2、いっぱい食べてる割には痩せてるな。

3、自由安価

安価↓2

>>469 採用


癒境「盛口は大食い選手だけど、食べ物の中で何が好きなんだ?」

盛口「う~ん、基本何でも食べるけど…そうだね~しいて言うならステーキとか!あと、お寿司が
好きなのー!!」

癒境「へぇ~、そうなのか」

盛口「まぁ、お腹いっぱいになるボリュームのあるのが一番なの~!」

癒境「ははは…」

盛口「そう言う癒境くんは何が好きなの?」

癒境「俺か?そうだな…母さんの作った肉じゃがかな」

盛口「肉じゃがも良いのー!!ていうか、お母さんの作ったのって、癒境くんてばマザコン~?
可愛いの~」

癒境「ま…!?いや、マザコンってわけじゃ…」

盛口「照れなくても良いの~。なら、胸の方も大好きなの~?」

癒境「そんなわけないだろ!」

盛口「んふふ~ほらほら、うちの胸揺れてるよ~?」

癒境「止めてくれ!!///」

盛口はもっと自重してくれ…!!


プレゼントを渡しますか?

現在所持しているアイテム
・最速カップラーメン
・希望ヶ峰の指輪
・アンティークドール

1、渡す
2、渡さない

安価↓2

>>472 採用



癒境「盛口、良かったらこれやるよ」

盛口「おっ?これは…」

癒境「最速カップラーメン。3分待たずにすぐに食べれる」

盛口「わーい!!ありがとうなのー!」

俺からカップ麺を貰ってすぐお湯をかけ、3秒後に完成する。

癒境「けど、30秒後に伸びきっちゃう…」

盛口「ふぅ~…ご馳走様!!」

癒境「て、食べるのはや!?」


【INFO】
盛口との好感度が大幅に上昇しました。

盛口との関係が「友人」になりました。

直後コンマ判定

20以下ならモノクマメダル発見。

モノクマメダル発見ならず。






あれ?廊下に誰かのハンカチが落ちてるな。

誰のハンカチだろう…?

そう思ってハンカチを手に取ると、ベタっと手に何かが付く。

癒境「何だこれ!?」

ハンカチを触った手を見ると墨汁がベッタリとついていた。

ハンカチが黒かったのは墨汁が染みこませてあったからか!!

岡本「やったね!成功成功!!」

するとどこからともなく岡本がブイサインして出てくる。

このハンカチを置いたのは岡本か…。

癒境「岡本、イタズラも程々にしろよ…?」

岡本「う~ん、善処するわ!」

つまり、辞める気はないと…。

志倉「おい、岡本。貴様、勝手に俺の墨汁持って行った挙句、それをイタズラに使うとは…
少し説教が必要か…?」

その時、鋭い目つきをした志倉がやって来た。

岡本「やば!逃げろ!!」

志倉に気づいた岡本は一目散に逃げ出した。

志倉「…無駄に走り回って、油断した所を捕まえて説教だな…」

ブツブツと文句を言いながら志倉は寄宿舎へと戻って行った。

志倉も大変だな…。

さて、昼食を食べたら次はどうしようか?


1、誰かと過ごす(人物名も表記)
2、購買に行く
3、自由安価


安価↓2

1時神

>>478 採用


…時神と話をしに行こう。

どれだけ嫌な奴でも、この状況下の中、方っておくわけにはいかない。






―赤い扉の前


時神「……」

色んな場所を探し回った結果、彼はあの赤い扉の前に立っていた。

不気味な雰囲気をまとう扉をじっ…と見つめていた。

癒境「時神…」

時神「……何の用だ」

癒境「お前と話がしたい」

時神「俺は話す事はない」

そう言ってツンとそっぽ向く時神。

…どんな話をすれば聞いてくれるんだ?


1、超高校級の情報屋の実力を知りたい。

2、その眼帯の下の火傷、大丈夫か?

3、自由安価

安価↓2

>>481 採用


癒境「…時神って、超高校級の情報屋だろ?」

時神「…それがどうした」

癒境「超高校級の情報屋の実力が知りたい。だから、お前の知っている情報を聞かせてくれないか?」

時神「……」

癒境「例えば、今ここにいる皆の経歴とか、好みとか…」

時神「…」

直後コンマ判定、30以上なら情報ゲット。さらに、コンマ数が高ければ貴重な情報が貰える。

判定68 普通より上の情報


時神「…まぁ、良いだろう」

癒境「!ホントか!」

時神「で、情報と言っても色々ある。何の情報が知りたいんだ?それにもよる」

癒境「知りたい情報?そうだなぁ…」


知りたい情報を自由安価

安価↓2

>>486 採用


癒境「皆の好きな物…そう、モノモノマシーンのプレゼントで喜んでくれそうな物とか」

時神「…分かった。但し、俺の情報は等価交換が必須。与えられた等価と同等の情報しか渡さない」

癒境「分かった」

時神「…等価は>>484か…。そうだな、女側の普通に喜ぶプレゼントの一部、を出そう」

時神「まず、守崎は桜の花束や無限タンポポ、水笛などが好き。幸川はボージョボー人形や第2ボタン、
岡本は華麗な王子様や阿修羅の涙、赤いマフラーだな」

時神「北橋はG-SICK、トル猫もドロワーズ、ひまわりの種が好き。マリアはあかの気ぐるみや玉串、無限タンポポ」

時神「羽毛はアンティークドールやラジオくん人形。盛口は色恋沙汰リング、手ぶら辺りだな。」

時神「最後に八雲、あいつはイン・ビトロ・ローズ、ミニレアム懸賞問題だ」

癒境「…す、凄い…」

いつの間にそんな情報を…

時神「…情報は言った。もう良いだろう…」

情報を言い終えると不機嫌そうにそう言った。



プレゼントを渡しますか?

現在所持しているアイテム
・希望ヶ峰の指輪
・アンティークドール

1、渡す
2、渡さない

安価↓2

1希望ヶ峰学園の指輪

>>489 採用


癒境「待ってくれ。これ、君に渡したいんだ」

そう言って俺はプレゼントを時神の手に握らせる。

時神「…これは、希望ヶ峰学園の指輪か…希望ヶ峰学園の校章が刻まれたスクールリング。
青春時代を共に過ごす仲間達との友情の証…」

癒境「これくらいしか喜んでくれそうな物がなかったからな…」

時神「……」

直後コンマ判定

50以下なら時神の囁きを聞き取れる。

判定24 聞き取り成功



時神「……俺に友情の証をくれるなんて…変わってるな……



…悪くない///」

癒境「…え?」

時神「…ふん、正直必要ないものだが、まぁ、等価交換の代物として受け取って置こう」

時神「うっとおしいから、もう戻るぞ…」

そう言って、時神はその場から去って行った。

癒境「…また聞こえた…彼の囁き…あんな事言ってたが、本当は嬉しいんだな…」

【INFO】
時神との好感度が上昇しました。
時神との関係が「普通」になりました。

時神の通信簿が更新されました。
『超高校級に恥じない情報力。情報の貴重さなどは等価交換によって決まる』

時神と少しは仲良くなれただろうか…?

他の人はあまり話しかけたがらないが、俺だけでも彼に話しかけ続けていきたいところだ。

さて、次は何をしようか…。


1、誰かと過ごす(人物名も表記)
2、購買に行く
3、自由安価

安価↓2

1 上条

>>495 採用


次の自由行動が上条に決まった所で今日はここまで。

ちなみに時神のいってたプレゼントは「喜ぶ」の反応のプレゼントです。

凄く喜ぶのプレゼントではないので注意してください。

次の更新は明日の20時辺りを予定しています。

ここまで見て下さってありがとうございます!!

こんばんわ。

予定通り更新していきます!!

今人っていますか。

来てくださってありがとうございます!

では、始めていきたいと思います!!

上条と過ごそう。

今の時点で男子の中では一番仲が良いから、割と過ごしやすいし。








―体育館

上条「一、二!一、二!!」

体育館を覗くと、上条はランニングをしていた。

癒境「こんにちわ上条、ランニング頑張ってるな」

上条「おぉ癒境!これくらい陸上選手として当然だ!!」

爽やかな笑みでそう答える。

閉じ込められている今でも、サボる事なく練習しているみたいだな。

まぁ、最初の自己紹介で向上心のある奴というのは知ってたからそうだろうとは思ってたよ。

さて、何を話そうか…。


1、幸川と時神の事についてなんだが…。

2、俺以外で仲が良いのって誰なんだ?

3、俺も一緒に走って良いか?(スキル習得)

4、自由安価

安価↓2

>>506 採用



癒境「なあ上条、俺も一緒に走っても良いか?」

上条「お?別に良いけど、どうしたんだ急に?」

癒境「いや…上条が気持ち良さそうに走っているのを見て、俺もちょっと走りたくなったんだ」

上条「オレの走りに感化されたか?良いぜ!」

癒境「じゃあ上着は脱いでおくよ」

そう言って俺はブレザーを体育館の片隅に置いておく。

上条「わざわざキレイに畳んであるんだな。真面目だねぇ~」

癒境「本当はジャージに着替えた方が良いんだけど、あいにくジャージは持ってないからな…」

上条「まぁ、こんな事になるなんて思わなかったからな…さて、それじゃあ走ろうか!無理にオレに
ついてくる必要はない。自分のペースで無理せずにランニングだ。行くぞ!!」

癒境「ああ!」

そう言って俺は上条とともに走り出した。








癒境「ぜぇ…ぜぇ…」

上条「大丈夫か癒境?」

癒境「ぜぇ…だ、大丈夫…」

ハードな走りに俺の息はかなり切れていた。

それに対し、上条は少し疲れた表情をしているものの、俺と違って息を乱していない。

たかがマッサージ師が現役の陸上選手の体力についていけるはずが無かった…!!

上条「辛そうだな…ほら、深呼吸しろよ。鼻から息を大きく吸って、口から大きく息を吐く」

癒境「すぅ~…はぁ~…」

俺は上条の言われた通りのやり方で深呼吸をする。

何度も繰り返していく内に乱れた息が整っていく。

上条「深呼吸は陸上競技をやるうえでも大事だ。リラックス効果もあるし、精神集中するにも
必要だからな!」

癒境「あ、あぁ…」

上条「そうだ!精神集中できる精神集中呼吸法教えてやるよ!俺も良くやってるからな!!」

上条「良いか?まず、体内の空気の入れ替えを2,3度完全におこなう。
3度目を吐き終えたとき、今度は胸いっぱいに空気を吸ってとめるを5秒。
胸いっぱいに吸った息を、下腹部の「臍下丹田」。へその
下3センチ位のところに押し込むように入れる。丹田に力を
入れると健康と勇気が得られるって言われてるらしいぞ!」

上条「 今度は吐ききらなくてもよく、普通に吐く程度の息を、
口から吹くように吐いて、「1,2,3,4,5」と数える。」

上条「胸いっぱいに鼻から吸うの5秒。その息を丹田に押し込むように入れる。
そして丹田に力を入れて息をとめるのが5秒。息を口から吹くように出すのを5秒」

上条「これで精神を集中できるぞ!!」

癒境「…教えてくれて、感謝するよ」


【INFO】

スキル「精神集中呼吸法」を手に入れました。

精神集中呼吸法―呼吸法により精神を集中させる。精神ゲージを1消費し、偽のコトダマ、ウィークポイントを
1つ見極め、減らす。


プレゼントを渡しますか?

現在所持しているアイテム
・アンティークドール

1、渡す
2、渡さない

安価↓2

上条とのランニングは辛かったけど、楽しかったな。

さて、次で自由行動は最後になるかな…?

どうやって過ごそうか…。



1、誰かと過ごす(人物名も表記)
2、購買にいく
3、自由安価


安価↓2

>>513 採用


ちなみにモノクマメダルは現在5枚です。



…プレゼントあと1つしかないし、購買に行ってみるか…。


―購買

さて、モノモノマシーンを回すか。



メダルを何枚入れますか?

安価↓

…5枚全部使うか。

俺はメダルを5枚投入してマシーンを動かした。



…モノモノマシーンから出たのは

・毛虫くん
・携帯ゲーム機
・蝶ネクタイの声変声機
・無言電話
・プロジェクトゾンビ


…やっぱりカプセルに入れるのは無理だよな…それに、何か携帯ゲーム機以外なんかよく分からないもの
ばっかだし…。

欲しがる奴っているのかなぁ…?

プレゼント5つ入手しました。


さて、購買でプレゼント買ったし、何して過ごそうか。


1、誰かと過ごす(人物名も表記)
2、自由安価

安価↓2

1マリア

>>518 採用


マリアと過ごそう。

前に雑誌あげたら顔赤くして逃げ出してから話してない気がする。



―マリアの個室

ピンポーン

癒境「あれ?出ないな」

マリアの部屋のインターホンを鳴らすが、応答がない。

首を傾げてドアノブを軽くひねってみる。

…ガチャ

あ?鍵が空いてるな…。

癒境「…無用心だな。しっかり鍵をかけておくよう言っておかないとな」

俺は少し悪いと思いつつ、部屋の扉を開ける。

癒境「マリア、鍵空いて…」

マリア「『私の名は外道天使もちもちプリンセスぶー子!!月に変わってお仕置きよ!!』」

癒境「………」

扉を開けた先には、よく分からないセリフを言って決めポーズをとるマリアの姿があった。

こ、これは、黙って立ち去った方が良いのか?


1、見て見ぬフリをして立ち去る
2、あえて突入する
3、自由安価

安価↓2

まさかの安価きちゃったwww
しかし、面白いのでやってみる!!

>>521 採用


このまま見て見ぬフリして立ち去るか…!?

いや、せっかくマリアと過ごそうと決めたのに…それに、鍵が開いてた事も伝えなきゃいけないし…
けど、そのまま突入したら、何だか気まずくなりそうだ…。

頭の回転をフルにして考えた結果…。


癒境「『現れたな邪魔者め!返り討ちにしてくれる!!』」


悪役っぽいセリフを言いながら突入した。

…いや、俺自身何でこんな事をしたのか、分からなかった。

マリア「『このプリンセスぶー子が貴方なんかに負けるはずなくってよ!!』…て、え?」

俺のセリフに今だに何かのキャラに成りきっているマリアがセリフを言い終えると、びっくりした表情で
俺の方を向いた。

マリア「……」

癒境「……」

マリア「…あの、いつからそこに?」

癒境「…なんか、『私の名は~…』て所から…」

マリア「そ、そうですか…あの、合わせてくれて…ありがとうございます…」

癒境「あぁ…」

癒境「…ところで、いったい誰の真似をしていたんだ?」

マリア「外道天使もちもちプリンセスぶー子と言うキャラクターです!!ワタクシ、中学の時にこの日本へ
来たのですが、その時最初に知ったアニメがぶー子だったのです!!」

マリア「あのもちっとした愛らしい見た目に心を奪われ、今もぶー子のグッズを集めています!!」

マリア「癒境様もぜひ見てください!!」

癒境「あ、あぁ…」

い、意外だな…マリアにこんな一面があったなんて…。


【INFO】
マリアの通信簿が更新されました。

『日本のアニメ、外道天使もちもちプリンセスぶー子と言うキャラクターの大ファン。普段のおとなしさから
は考えられない程興奮していた。』


プレゼントを渡しますか?

現在の所持アイテム

・アンティークドール
・毛虫くん
・携帯ゲーム機
・蝶ネクタイの声変声機
・無言電話
・プロジェクトゾンビ


1、渡す
2、渡さない

安価↓2

>>524 採用



癒境「マリア、良かったらこれあげるよ」

そう言って俺は人形を取り出す。

マリア「まぁ!可愛いお人形さんです」

癒境「女の子が好きそうな物だったし、俺が持ってても仕方ないからな」

マリア「ありがとうございます癒境様!大切に飾っておきますね」

そう言ってマリアは人形を受け取りニッコリ笑う。

良かった、気に入ってくれたようだな。


【INFO】
マリアとの好感度が上昇しました。

自由行動最終日、終了。







…夕食を食べ終え、部屋でのんびりしているともう夜時間になった。

…今日も特に異変なく過ごしたが…何でだろう…何か…嫌な予感がする…。

俺は先程から感じている嫌な予感を振り払い、ベッドに潜り込む。

ここに閉じ込めたモノクマがおとなしすぎるのが不気味に感じてるのかも知れない。

…不安ではあるが、今は明日に備えて寝るしかないな。

…お休みなさい。


【モノクマ劇場】

モノクマ「学園生活3日目を終え、4日目に突入。そして、とうとう動機公開になりますね!」

モノクマ「と、いうことはもうすぐお待ちかねのコロシアイが始まるんだねー!うぷぷぷ、
楽しみだねぇ~」

モノクマ「そうそう、動機公開した際、皆のフォローに行く事もできるよ!」

モノクマ「動機に関しては原作通りでいくから、その動機にクリティカルしそうな人物を見極めて
フォローしに行けば加害者率を減らす事ができるよ!!」

モノクマ「但し、加害者率を減らしてもコンマ判定で決まるからなっちゃうもんわなっちゃうけど!!」

モノクマ「それに、フォローの仕方に失敗すると加害者率を上げてしまうかも知れないからフォローする
時は慎重にいかないとね!!」

モノクマ「さて、明日から波乱の幕開け…どうなっちゃうんだろうね~。うぷぷぷぷ…」

学園生活4日目



―キーンコーン カーンコーン

モノクマ『『オマエラ、おはようございます!朝です、7時になりました!起床時間ですよ~!
さぁて、今日も張り切っていきましょう~!』  


…この学園に閉じ込められてもう4日目になるのか…。

今だに脱出する手掛かりはない…けど、諦めるわけにはいかない。

何とかして脱出する方法を見つけないとな…。


―ピンポーン


ん?誰か俺を呼びに来たのか?

いったい誰だ…?

そう思い、俺はドアを開けると、そこに立っていたのは守崎だった。

守崎「癒境さん、おはようございます」

癒境「おはよう守崎、どうしたんだ?」

守崎「はい、志倉さんが食堂でミーティングがあるから全員を集めてほしいと頼まれたんです」

癒境「志倉が?」

守崎「はい、朝食は私と羽毛さんで作っておきますので、食堂で待っていて下さい」

そう言うと守崎は食堂へ向かって行った。

ミーティングか…何か気になる事でもあったのか?

疑問を抱きながら俺は食堂へ向かった。


―食堂

マリア「癒境様、おはようございます」

上条「おはよう癒境!!」

志倉「…おはよう」

八雲「おはようございます癒境さん」

癒境「皆、おはよう」

食堂にはすでに数人いた。

厨房にはすでに守崎と羽毛が料理をしているのだろう。

厨房から美味しそうな匂いを漂わせ、食欲をそそる。

それから30分後、時神を除く全員が揃いだした。

幸川「皆さん、心配をおかけしてすみません」

幸川が申し訳なさそうにお辞儀をする。

…幸川、ようやく外に出られたんだな。

俺もアドバイスした甲斐があったもんだ。

志倉「幸川もようやく朝食会に参加か。あとは時神だけか…」

北橋「もう放っておきましょうよ、別にあいつが一人でも何かあるわけじゃないし。その内一人が寂しくなって
自分から来るわよ。まぁ、元気無くす事はないわ」

岡本「で、志倉はアミーティングをしたくてアタイらを集めたわけだけど、何か気になる事でも
あったのかい?」

俺も思っていた疑問を岡本が志倉に問う。

志倉「…ここに閉じ込められてから4日目になり、今だに脱出する手がかりはない…」

桜田「ホント、やになっちゃうよねー!」

幸川「モノクマがそんな簡単に脱出できるようにはしてくれませんからね」

志倉「…諦めず、どんなに小さな事でも発見があれば進展はある。それより気になるのはモノクマだ」

志倉「モノクマは俺達にコロシアイをさせたいようだったが、俺達はここまでそんな事態にならず
今日まで過ごしてきた…このままの状態をモノクマが黙ってるとは思えない」

斬咲「確かに、そろそろ何かしら仕掛けてきそうだよなぁ」

北橋「けど、あたし達が閉じ込められて4日目。流石に不審に思った警察があたし達を助けてくれる頃だと
思うわ!だからそんなに悲観する事なんてないわよ!」

北橋が明るい声で皆にそう訴える。

マリア「…そ、そうですよね」

マリアがホッとした表情で囁く。

…確かに、普通に考えたらそろそろ警察が助けにきてもおかしくはない。

…なのに、何なんだ?この底から湧き上がる不安は…?

嫌な予感が浮上する中…その予感は当たった。





モノクマ「あーはっはっはっ!!」



突然食堂に響く不愉快な声…この声は…!!

全員「モノクマ!!」


モノクマ「やっほー!皆元気~?」

八雲「貴方が来なければ気分は良いですよ」

モノクマ「そんな冷たい事言わないでよ~」

モノクマはクネクネと腰を動かす。

モノクマ「それよりオマエラ、警察なんて宛にしてんのー!?うぷぷぷ~アイツラはダークヒーロや悪の組織を
強さを見せる為の引き立て役にしかならない役立たずなんだよー!」

モノクマ「てゆうか、出たいなら、殺しちゃえば良いじゃーん!!」

盛口「そんな物騒な事するつもりはないの~」

桜田「そうだよ!!ボクらにそんな事させようなんて無駄だからね!!」

二人の反論を聞き、モノクマはう~んと考える素振りをする。

モノクマ「…分かったぞ!!こんなにミステリーな状況を用意しているにも関わらず殺人を犯さない
原因!一つ足りなかったんだよ!」

志倉「足りなかった…?」





モノクマ「―ズバリ、“動機”だよ!!」


…動機だって?

モノクマ「だったら簡単!ボクが全員にその動機を与えれば良いんだ!!」

志倉「動機を与える…だと?」

モノクマ「と!いうわけでオマエラ、視聴覚室に集まって下さい!!そこで見せたい物が
あるからねー!!」

斬咲「見せたい物…?」

モノクマ「うぷぷぷ…それはね、オマエラが気にしていた『外の世界』の映像だよ!!」

岡本「外の世界の映像ですって…?」

モノクマ「そういうこと!!良い、絶対に来るんだよ!来なきゃお仕置きだからね!!」

そう言ってモノクマはこの場から去っていった。

守崎「…モノクマさんはああ言ってましたけど、どうしましょう…」

岡本「どー考えても罠だよね~」

志倉「…だが、奴は視聴覚室に行かなければお仕置きすると言っていた。どうあがいても
俺達に選択する余地はなさそうだ」

…モノクマを倒す方法がない今、下手に逆らわない方が良いって事だよな…。

志倉「…行くぞ」

志倉は立ち上がり、視聴覚室へ向かう。

志倉に続き、俺達も後を追うようにして視聴覚室へ向かった。





―視聴覚室

時神「遅かったなお前ら…」

癒境「!時神!!」

視聴覚室に入るとすでに時神が居た。

時神は俺達全員の姿を確認すると、置いてあったダンボールの箱を指差す。

時神「モノクマの言っていた動機はそこにある」

そう言われ、皆一斉にダンボール箱の中身を取る。

そこに入っていたのは、それぞれの名前が書かれたDVDだった。

上条「このDVDに外の映像が映ってるのか…」

志倉「何が映っているか分からん。全員、十分に警戒しておけ」

そう言って皆それぞれの場所に座り、DVDをつける。

…俺も見ないといけないよな…。

ヘッドホンをあて、俺はDVDを機会に入れ、映像の方を見る。




―その映像に映っていたのは、俺の家族だった。

癒境「…父さん、母さん…」

癒境母「颯太…希望ヶ峰学園の入学が決まって、お母さんは嬉しいわ」

癒境母「色んな才能を持った人達がいて、馴染むのにとても大変かも知れないけど、颯太ならきっと
色んな人達と仲良くなれるわ」

癒境父「頑張れよ颯太。お前のマッサージ師としての腕は確かなんだ。胸を張って希望ヶ峰学園を満喫
してこいよ。…父さんと母さんは、いつだってお前の味方なんだからな」

希望ヶ峰学園に入る俺への応援メッセージ…父さんと母さんの姿、暖かい声…なんだかとても懐かしく
感じて、俺は涙が滲みそうになる。

…父さんと母さん…俺がこんな事に巻き込まれてるなんて知ったら、どう思うんだろう…。

そう思っていたその時…。

映像が突然乱れ、何事かと思ったその数秒後…。






父さんと母さんの姿は消え、荒れ果てた我が家の無残な姿が映し出されていた。





癒境「……えっ?」

訳が分からなかった。

父さん…?母さん…?

映像から消えた二人を探していると、忌々しいあの声が聞こえる。

モノクマ『超高校級のマッサージ師である、癒境 颯太クン。そんな彼を応援していたご家族の皆さん。
どうやら、そのご家族の身に何かあったようですね?」

モノクマ「では問題です。このご家族の身に何があったのでしょうか…!!」





―続きは“卒業”の後で!!



父さんと母さんの身に…何かあった…?

トウサン ト カアサン ハ…ドコ…ドコ…二…。

癒境「……ぅ…」




癒境「うわああああああああああああぁぁぁ!!!」




俺は、この残酷な事に、叫びを上げずにはいられなかった…。


動機公開、外の映像が出た所で今日はここまで!!

上条との自由行動終了時に好感度上がった描写するの忘れてました、スミマセン(汗

もうすぐ事件発生ですね~。

推理系とかマジで無理なんですけど…けど、やるからには完結させるつもりなので!

それにしてもマリアの安価多いですね。

やっぱり女性の中では今のところマリアが人気なんでしょうかねぇ…?

次回の更新予定は明後日の20時辺りです。

質問や感想あればいつでもお願いします。

こんばんわ。

予定通り更新にきました。

今人っていますか~?

ありがとうございます!!

では、更新していきたいと思います!!

…嘘だ、嘘だ!!

父さんと母さんが、いなくなるなんて…嘘に決まってる!!

二人は無事だ!!こんな映像、捏造に決まってる!!

…でも…もし、もしも…万が一にも、この映像が本物だとしたら…?






ハヤク…ハヤク…ココカラ…デナケレバ…イマスグ二デ…。





そんな事を思った俺はハッとした。

ここからすぐにでも出る場合…それは、モノクマの言う“卒業”のルールに従う事…。

…俺は今、一瞬でも、コロシアイの事を考えてしまった…!!

そんな事して出ても、父さんと母さんは喜んではくれない事など、分かりきってる事なのに…!!

そんな考えをした自分に自己嫌悪を抱いている中、周りからも困惑や怒りの声が聞こえてきて、俺はハッとして、ヘッドホンを
外して周りを見る。

木鬼沢「……っ!!」

北橋「な…何よ…コレ…意味分かんない…」

桜田「嘘だ…こんなの、どの記事にもなかったし、ボクだってこんなの…知らない…!!」

守崎「そんな…私の大切な人達が…!!」

細永美「嫌だ…こんな…こんな事って…!!」

マリア「あ…ああぁ…!!」

岡本「も…モノクマぁ…!!絶対に許さない…!!」

上条「…くそっ!!」

斬咲「……」

八雲「…なんて事を…」

幸川「…こんな事になるなんて…やっぱり…私のせいです…!!」

誰しもが困惑や怒り、恐怖を感じて青ざめていく中、冷静な声があがる。

時神「…なるほど、これがモノクマの言ってた動機か…」

志倉「モノクマめ…厄介な事を…!」

時神「モノクマの思惑通り、お前らは今何が何でもここから出ようと思っているんだろう?それと同時に
疑心暗鬼も募っているはずだ。誰かが外に出る為に自分を殺しに来るかも知れない…と」

時神「そして、そうなる前に自分から誰かを殺してしまうとも思っている…」

志倉「時神、それ以上周りを不穏にするような発言は止めろ」

俺達のマイナスな心を刺激するような事を言う時神に志倉が睨みつけるように制止をかける。

だが、志倉の言葉を無視して時神は続ける。

時神「映像を見た時の自分自身の気持ちと周りの反応を見れば分かるだろう?
今まで通りに過ごせわしない。今までと違って協力して学園の脱出の糸口を見つけようと思えないだろう」

時神「…既に誰かを殺す計画を立てている人間がいるかも知れないだろう?」

羽毛「いい加減にしなさいよアンタ!!」

時神「ホントの事を言ったまでだ。お前らみたいにこんな映像だけに振り回される俺じゃない」

盛口「時神くんも映像を見たの。その映像を見ても時神くんは何も感じないの?」

上条「時神、お前の見せられた映像はそんなにたいした物じゃなかったのか?」

北橋「そんな事あるわけないでしょ!!皆このDVDの映像で混乱してるってのに、コイツだけたいした事ない
映像なんてありえないわ!!」

八雲「一人だけそれなのも変ですよね。モノクマは私達全員にコロシアイをしてもらいたいわけですし」

癒境「時神…お前のDVDには、何が映ってたんだ?」

時神「…何故お前達に教えなければならない?」

時神は見下した表情で俺達にそう言う。

北橋「…そっか、分かったわよ。アンタ、そうやって平気そうなのは、自分はなんともないから殺しはしないって
事をアピールしてるんだわ…そうやってアタシ達を油断させて、誰かを殺そうとしてるんだわ!!」

桜田「ひっ…!!」

岡本「時神、北橋ちゃんの言うとおりなら、アタイは全力でアンタを止めるわよ…?」

時神「…と言っておきながら、俺を殺して誰よりも早く学園から出ようとしてるんだろう?」

岡本「なっ…そんな事考えてないわ!!アタイはそーいう正義に反した事は大嫌いなんだよ!?」

木鬼沢「……ホントに…か?」

岡本「木鬼沢!!アンタまで疑うつもり!?」

まずい…皆疑心暗鬼状態だ…このままだと本当に殺人が起きてしまう…!!

周りがどんどん不穏な空気になっていく…。



志倉「いい加減にしないか貴様ら!!」


そんな中、普段から冷静沈着で大声を出さない志倉が、こんなに声を張り上げるなんて
思わず、皆志倉の方を見る。

志倉「…焦る気持ちは分かる。…俺も、家族や書道の師の映像を見せられて、肝が冷えた」

志倉「だが、その焦りと相手を疑う気持ちを持つ事はモノクマの思うツボだ。こんな時だからこそ
冷静にならなければいけない」

志倉「映像なんて少し手を加えればいくらでも捏造できる。あれはコロシアイを始めない俺達に痺れを切らし、
なんとしてでもコロシアイをさせる為にモノクマが作り上げた偽物の可能性が高い」

志倉「…俺の家族も師も…自分自身が思っているより強い人達ばかりだ。そう簡単にやられるはずがない」

志倉「お前達も、一度頭を冷やすんだ。妙な真似はしない事だ…」

俺達にそう告げると、志倉は視聴覚室から出て行く。

…志倉の言葉で俺は大分落ち着いたが、皆そうとは限らないだろう…。

今だに映像を偽物と決めつけれず、悩んでいる人もいるかも知れない…。

俺も何とか元気つけたい所だな…。



安価↓5まで癒境がフォローしに行く人物を2名選択。

指名数の多い生徒2名のフォローに行きます。

安価↓5は多すぎましたね。

そんなにいるわけないのに…。

とりあえずマリアは決定。

今度は安価↓3までフォローしたい人物1名を選択。

コンマ数の高いものを採用します。

フォローに行く人物はマリア、細永美に決定。



…マリアと細永美をフォローしに行こう。

マリアとはこの中でも仲が良いから個人的に心配だし、細永美も繊細な性格だから、かなり気に病んでいる
かも知れない…。

…とりあえず、まずはマリアからフォローしに行くか…。

癒境「マリア…」

映像を見たマリアは青ざめながら目に涙を溜めた表情で俺を向く。

マリア「癒境様…ワタクシの家族や、教会の方々が…」

体を震わせ、故郷の安否を想うマリア…どう言った言葉をかければ言いだろうか…。


マリアにかける言葉。

↓3まで自由安価。

……辛いよな、あんな映像見せられて
もし苦しいならその思いを吐き出してくれ、俺に何でも言ってくれ
俺がマリアの傍に居てやるから

コンマ数の高い>>549を採用します。

自由安価は難しいからこれから自由安価の時は直後安価にしようかなぁ…。





癒境「……辛いよな、あんな映像見せられて」

マリア「辛くないはず…ありませんっ…」

癒境「もし苦しいならその思いを吐き出してくれ、俺に何でも言ってくれ。俺がマリアの傍に居て
やるから」

マリア「癒境様…」

癒境「涙も、君の気が済むまで流してくれ…しっかり受け止めるから」

マリア「…っ、癒境様…ワタクシ…」

マリア「…あの映像を見せられて、頭の中真っ白になって…早くここから出たいと思いました…」

癒境「…あぁ」

マリア「でも、脱出糸口がない状態で早く出ると言うことは、殺人を犯すという事になります…
シスターとして…何よりも人として…やってはいけない事…でも、この映像が本物なら…ワタクシは
どうすれば良いのか分からないのです…!!」

癒境「……」

マリア「…癒境様…ワタクシの手を、握っては頂けませんか…?」

癒境「…もちろんだ。俺の手で良ければ」

そう言って俺はマリアに自分の手を差し出す。

マリアは差し出した俺の手をギュッと握る。

マリア「…やはり、癒境様と一緒だと、とても落ち着きます。不思議ですね…癒境様には、人を
安心感を与える雰囲気があります…」

癒境「大袈裟だな…」

マリア「……しばらく、こうさせて下さい…」

癒境「あぁ…マリアが安心するまで、ずっとこうしているよ…」


【INFO】
マリアとの好感度が大幅に上昇しました。
マリアの加害者率が減少しました。

無事3つまで自由安価が出ましたが、これから直後安価にした方が良いですかね?

それともこのままでも良いですか?

時間制とかはどう? ~分まで、とか

>>554

だいたい5~10分が目安ですかね?

じゃあ次からそうしましょうかねぇ…。

しばらくマリアの傍にいて、ようやくマリアは落ち着いたらしい。

これでマリアは大丈夫だな…。

あとは細永美だな…。






細永美「…幸せだった日々って…こうも簡単に床に落としたガラスみたいに粉々になってしまうもの
なんだね……壊れたガラスは同じようには戻らない…もう…2度と…」

…やはり、細永美もかなり参っているな。

何とかしないとな…。



細永美にかける言葉。

7分までに安価↓3まで。

コンマ数の高い物を採用。

大丈夫……じゃないよな
俺が細永美にしてやれることなんてほとんどないけど……君の気が済むまで話を聞いてやれることはできる

>>557 採用




癒境「細永美…」

細永美「癒境くん…ははっ…カッコ悪い所見せちゃったね…」

癒境「大丈夫……じゃないよな」

細永美「大丈夫じゃないよ…癒境くんだって見たよね?外の映像…」

癒境「あぁ…けど、モノクマの言うとおりにするわけにはいかないからな…細永美…」

細永美「何…?」

癒境「俺が細永美にしてやれることなんてほとんどないけど……君の気が済むまで話を聞いて
やれることはできる」

細永美「…どうして、こんな状況下の中で、君は他人を気遣う余裕ができるんだい…僕にはそんな
余裕なんてないのに…」

…細永美は、俺に余裕があると思って不審な目で見てるのか?

…このままだとフォローできてない状態な気がするな…。

もう一声かけてみるか?

ただ、万が一声の掛け方を間違えたらかえって塞ぎ込みそうな気がするな…。

どうするか…。


1、もう一度フォローしてみる。(フォローの言葉も一緒に書き込んで下さい)
2、これ以上は止めておく。

20分めでに安価↓3まで、コンマ数高いもの採用。


俺だって余裕があるわけじゃない
……もしかしたら、誰かと話してただ安心したいだけなのかもしれないな

まだ安価出てないので5分伸ばします。

>>560

スミマセン、出てましたね(汗

採用します。





癒境「俺だって余裕があるわけじゃない……もしかしたら、誰かと話してただ安心したい
だけなのかもしれないな」

細永美「癒境くん…」

細永美「…ごめん、無神経な事言って…他の人達だって、凄く辛い思いしてるはずなのに…」

癒境「良いんだ。それに、細永美だって他に人達の事を気にかけてるじゃないか…細永美は優しいよ」

細永美「…ありがとう。そう言って貰えると嬉しいよ」

細永美「…そうだね。誰かと話すと安心するし、相手が癒境くんなら尚更だね」

癒境「どういう事だ?」

細永美「癒境くんって、なんて言うか…一緒にいると妙に安心するんだよね。不思議だね」

それ、マリアにも言われたな…。

細永美「じゃあ…お互い、不安を消す為にも、何か話しようか。付き合ってもらっても良いかな…?」

癒境「あぁ、もちろんだ」



【INFO】
細永美との好感度が大幅に上昇しました。
細永美との関係が「友人」になりました。
細永美の加害者率が減少しました。

直後クロ判定コンマ。

コンマ数により今chapterのクロが決定。

犯人候補はchapterに2~3人の候補が決められています。

今chapterの犯人候補は3人です。






今chapterのクロが決まりました。

事件パートに入ります…。


…俺なりにできる事はやった。

あとは何もない事を祈るだけだ…。





PM19:00




―食堂


志倉「ふむ…なかなか筋が良いな守崎…」

守崎「ありがとうございます」

食堂を覗くと志倉と守崎、岡本にマリア、上条の5人が居た。

どうやら志倉から書道を習っているようだな。

上条「あ、癒境!お前もこっちに来いよ!!」

俺の存在に気づいた上条が手招きする。

志倉「癒境…お前さえ良ければ書道をやってみないか」

そう言って書道の用意をされた空席を指差す。

志倉「俺は書道をやっている時が一番落ち着くからな…食堂でやっていたら他の奴らもやってみると
言い出してな」

マリア「ワタクシは守崎様に誘われてきましたが…書道というものは思っていたより奥が深いです」

岡本「アタイは他と比べて字が汚いんだよねー。納得いかない…」

志倉「岡本は力を入れすぎだ。もっとリラックスしろ」

岡本「へ~い…はぁ…イタズラでもしたい…」

志倉に怒られたばっかなのに、懲りないな岡本…。

守崎「そう言えば、志倉さんと岡本さんは左利きだったんですね」

上条「おっ?そう言われてみればそうだな」

マリア「基本的には右利きの人が多いですしね」

志倉「無駄口はそこまで。書道は静かにやるものだ」

そう言い、志倉は筆を持ち、書き始める。

超高校級の書道家と書道なんて良い経験だな。

俺も一緒に書くとしようか。

そう思い、俺も筆を持ち、置いてある手本の字を書き始めた。

…書道を終え、志倉や上条はすぐさま自室に帰っていった。

俺も部屋に帰るか。

マリア「あ、あの…癒境様…」

すると、マリアは少し不安そうな表情で俺を見る。

…やはりまだ不安なんだろうな。

それも当然か…あんな映像を見せられたら…。

癒境「マリア、不安なのは俺も一緒だ。でも、俺達は皆を信じるしかないんだ…皆は殺人なんて
しない…そう思うしか…」

マリア「…そうですね…」

岡本「な~に辛気臭い事言ってんのよ!!」

すると岡本が俺とマリアの背中をバンっと勢いよく叩く。

痛いっ!!空手家なんだからもう少し手加減してくれ…!!

マリア「お、岡本様…?」

岡本「大丈夫!少なくともアタイはモノクマの言う通りになんかならないわよ!!辛気臭くならない事
思いついたし、アンタらは大人しく明日を待てば良い!!じゃあな!!」

そう言って岡本は機嫌良く自分の部屋へ戻って行く。

何だ?辛気臭くならない事って…?

そう思っていると、守崎が校舎の方へ向かって行くのが見えた。

癒境「守崎、校舎側に何か用事か?」

守崎「体育館に置いてある掃除用具を取りに行くんです。寝る前に一度寄宿舎を掃除しておこうと思って。
明日は校舎の方を掃除するつもりです」

癒境「手伝おうか?」

マリア「わ、ワタクシも…」

守崎「いえ、大丈夫です。癒境さんとマリアさんはお部屋で休んでて下さい。夜時間前には戻ってくるので、
心配はいりません」

癒境「そうか…無理はするなよ?」

守崎「ありがとうございます」

そう言うとニッコリ笑って校舎へと姿を消した。

マリア「大丈夫でしょうか、守崎様…」

癒境「…大丈夫さ」

あんな事の後だから不安はあるが、きっと大丈夫だろう。

癒境「戻るか、マリア…」

マリア「はい…」

そうして俺とマリアは寄宿舎にある自分の部屋へと戻って行った。



―キーンコーン カーンコーン


モノクマ『え~、校内放送です。午後、10時となりました。ただいまより、夜時間となります。
間もなく食堂はドアをロックされますので、立ち入り禁止となりま~す。ではでは良い夢を。
おやすみなさい…』


夜時間か…守崎はもう部屋に戻っているだろうか…。

…外の家族の事は今だに心配だ…けど、殺しなんて方法は絶対にやらない…それ以外の方法で
必ず外へ出ていくんだ…。

ここにいる全員一緒とな…!!

そう思い、俺は明日に備えて眠りにつく…。








眠りから覚めたその先に、絶望が待っている事を…この時の俺は知らなかった…。








【モノクマ劇場】


モノクマ「うぷぷぷぷ~、とうとうきちゃった?きちゃったよねー!!」

モノクマ「フォローに成功すると加害者率が減少するけど、減少した人物がクロ候補に入ってる人物とは
限らないからね~?」

モノクマ「捜査パートの時は他の安価論破では行動回数とかあるけど、このスレには回数はないから全部調べ終わるまでは
学級裁判パートに入れないからねー!」

モノクマ「さてさて…最初に退場してしまう人は誰でしょうね~?」

モノクマ「誰が死ぬかな?誰が死ぬかな?」

モノクマ「ワックワクの、ドッキドキだよね~!!」

モノクマ劇場が終わった所で今日はここまで!

しかし、フォローする人物の安価の時のマリアの一体感は何でしょうね?

再安価でも幸川・木鬼沢・細永美固定ですし。

やっとchapter1の事件パートですが、これからどうなる事やら…。

次回の更新は22日の20時からです。

ここまで見て下さってありがとうございます!!

こんばんわ。

予定通り20時から始めていきたいと思います。

今って人いますか?

来てくださってありがとうございます!!

では、始めていきたいと思います!!



学園生活5日目






―キーンコーン カーンコーン







癒境「…まずい」

…いつもなら放送の後、すぐに起きられるのに、今日は8時まで寝ていたようだ。

昨日の動機を聞いて、精神的によほど疲れていたのかも知れないな…。

とりあえず食堂に行くか…。








―食堂


癒境「おはよう…」

上条「おはよう癒境、今日は遅かったな」

羽毛「…昨日あんな事があったからね。精神的にかなり疲れがくるだろうね。アタシもそうだし…」

守崎「癒境さん、おはようございます。朝食の方できてますよ」

そう言って席についた俺の前にコトンと朝食が置かれる。

ふと、向こうのテーブルを見ると、珍しい人物がそこに座っていた。

癒境「時神…」

時神「……」

羽毛「珍しいでしょ?アイツがここに来るなんて…どういう風の吹き回しかしら…」

上条「まぁ良い事じゃないか。アイツもやっと仲間の輪に入る事ができたんだから」

志倉「…だと良いんだがな」

志倉は時神を見るとはぁ…ため息をつく。

そんな時神は何やら食堂内を見回し、俺達の人数を数えているように見えた。

どうしたんだろうな…?

守崎「羽毛さん、あとはお願いしても良いですか?」

羽毛「良いけど、どうしたのよ?」

守崎「今日は校舎側の掃除をしようと思いまして。今から掃除しに行きます」

羽毛「分かったわ。残りの奴らの食事は任せて」

そう言って守崎は食堂から出て行った。

上条「守崎もえらいな。こんな状況の中で学校をキレイに掃除するなんて」

癒境「昨日も寄宿舎側を掃除していたようだからな」

志倉「…あいつも怖いんだろう…不安だからこそ、何かして気を紛らわせようとしているのかも
知れないな…」

癒境「……」

俺は食事をかきこむように食べると、席から立ち上がる。

上条「どうしたんだ癒境?」

癒境「俺も掃除を手伝いに行こうと思って…」

上条「そうだな!オレも一緒に行くぜ!!」

上条の言葉に頷き、俺と上条は食堂を出る。

…後ろに時神を連れながら。

癒境「…時神?どうしたんだ?」

時神「…別に良いだろ、俺が何をしてようと…」

そう言いながら俺達の後ろをついて行く。

上条「まぁ、良いんじゃないか?もしかしたら時神もこの状況に不安を感じてるのかも知れないしな」

癒境「そうなのか?」

時神「…お前らみたいな臆病者と一緒にするな」

ギロリと睨みつけるようにそう言う。

…あまり触れないでおくか。

上条「掃除用具のある場所って、確か体育館だったよな?」

癒境「あぁ、そうだな」

玄関ホール前にさしかかり、そんな会話をしていたその時…。










守崎「きゃあああああああぁぁぁ!!!」




突如、体育館の方から叫び声が上がる。

上条「今のって…!!」

守崎の声だ!!

癒境「行こう!!」

そう言って俺達は体育館まで走る。

体育館の扉を開けると、倉庫の方を向いて青ざめた表情で座り込む守崎の姿があった。

癒境「大丈夫か守崎!!」

上条「いったい何があったんだ…!?」

時神「!!」

時神が守崎の視線の先を見て驚いた表情をしている。

時神「…そういう事か…」

何なんだ…守崎はいったい何を見て…。

俺も守崎の視線の先を見る。




そこにあったのは…


上条「おい…嘘だろ…?」


そこには…


守崎「あ…あぁ…!!」

そこには………

掃除道具入れのロッカーの前で血を流して座り込んだ……


















超高校級の空手家、岡本 鈴の姿があった…。







chapter1  (非)日常編

          ↓

        非日常編

…信じられなかった…今目の前にある現状を…。

悪夢だと思いたかった…けど、これは確かに紛れもない現実で…。

俺はその場から一歩も動けなかった。




―ピンポンパンポーン


モノクマ『死体が発見されました!一定の自由時間の後、『学級裁判』を開きまーす!
その前にオマエラ、全員体育館に集合して下さい!!』


モニターに映し出されたモノクマがそう言う。

その言葉を聞いて思い知らされる。

…岡本は、間違いなく死んでしまった…それは、曲げようのない事実だったんだ…。

守崎「いや…こんなっ…こんな事って…!!」

上条「岡本…!!」

二人が岡本に近づき、苦しそうな表情をする中、時神は無表情かつ冷静だった。

時神「…『学級裁判』?モノクマの奴、今になってそんな事を…」

…そう言えば言ってたな、『学級裁判』って。

いったい何なんだ?学級裁判って…。






それから数分後、体育館に全員が集まった。





集まった人達は死体となった岡本を見て俺達と同じように青ざめて困惑する。

羽毛「何よこれ…どうして岡本さんがこんな事に…!?」

北橋「何やってんのよアンタ…空手家で、正義感の強いアンタが…何でこんな…」

桜田「嫌だ…岡本さんが死んだなんて…!!」

盛口「血だらけで、凄く痛そうなの…」

木鬼沢「……っ」

細永美「人生って、なんてこんなに残酷なんだ…っ」

八雲「酷い事をする人がいるものですね」

マリア「岡本様…っ…」

幸川「私の憧れの人が…私の…希望の一人が…」

斬咲「ふぅん…」

志倉「岡本…すまない…っ俺の力が足りなかったばかりに、こんな目に…!!」

皆が皆、この最悪な出来事を目の当たりにして、ショックを受けているようだ…。

沈んだ空気の中、あの不愉快な奴が姿を現した。

モノクマ「うぷぷぷ~。オマエラ、全員集まったようだねー!」

時神「来たなモノクマ…さっきの放送、どういう意味か説明しろ」

モノクマ「さっきのは『死体発見アナウンス』って言って、3人以上の人間が死体を発見すると流れるんだよ」

モノクマ「一定の自由時間後に行われる『学級裁判』への準備を始める為にね!!」

モノクマの言葉に一同がざわつく。

志倉「…お前の言うその学級裁判とやらは何だ?」

モノクマ「それについてはまず自分の生徒手帳の校則欄を見てください!!」

モノクマにそう言われ、俺を含めた全員が生徒手帳に載っている校則を確認する。

そこには、学級裁判に関しての校則が追加されていた。

モノクマ「もしかして、ただ人を殺しただけでここから出れると思ったの?」

モノクマ「甘い!甘すぎる!!ゲロ甘だよそんなの!!その程度で出れるわけないじゃない!!」

モノクマ「校則が追加する前の校則でも書いてあったでしょう?『人を殺したクロは自分がクロであると
知られてはいけない』…その条件をクリアできているか判断するシステムが『学級裁判』なのです!!」

モノクマ「学級裁判では、殺人を犯した『クロ』と、その他の生徒である『シロ』に対決してもらいます」

モノクマ「学級裁判では、誰がクロなのかをオマエラに議論してもらいます」

モノクマ「学級裁判の結果は、オマエラの投票によって決まるんだよ」

時神「クロだと思う人物に、俺達が投票するわけか」

モノクマ「そうだよ。その結果、投票された人物が正解だった場合は、秩序を乱したクロだけが
おしおきとなります。但し、もし間違った人物をクロとして投票してしまった場合は…」

モノクマ「クロ以外の全員がおしおきとなります。これが、学級裁判のルールなのです!!」

斬咲「ふむ…つまり、俺達に犯人当てゲームをしろ…と言う事なんだな」

北橋「何それ…ふざけてるにも程がある…!」

上条「ところで、さっきからおしおきって言ってたが、おしおきって言うのは何なんだ?」

モノクマ「そうだね~。分かりやすく言うなら…



『処刑』ってところだね」

上条「えっ…?」

マリア「しょ、処刑…!?」

…処刑だって?アイツは今、そう言ったのか?

周りの皆もモノクマのとんでもない発言を聞いて驚きを隠せないようだ。

時神「…つまり、クロ一人が犠死ぬか、クロ以外の全員が死ぬか。その二択しかないということか」

モノクマ「そういうこと!!」

羽毛「待ちなさいよ!!まだこの中に犯人がいると決まったわけじゃないわよ!!」

モノクマ「そんな事ないよ。間違いなくオマエラの中に犯人はいるよ?」

羽毛「そう見せかけて、実際に殺したのはアンタじゃないの!?」

モノクマ「ボクじゃないよ~それは紛れもない真実だよ~?岡本さんを殺した当の本人が一番知ってる
もんね~」

羽毛「え…」

モノクマ「と、言うわけで、オマエラにはコレを渡しておこうか!!」

モノクマ「その名も、ザ・モノクマファイル~!!」

モノクマ「オマエラは犯人探しなんて素人なわけだし、被害者の検死結果とか書いてあるからさ。それを参考に
仲間を疑いながら頑張って捜査してくださ~い!!」

そう言ってモノクマはこの場から去ってしまった。

…モノクマが岡本を殺したわけだはない…この中の誰かが人を殺したと言う事実…。

信じられない…信じたくない…この中に犯人がいるなんて…。

志倉「…ここで固まっていても、岡本は戻ってこない…岡本の事を思うなら、この事件の真相を解き明かさなければ
ならない…」

志倉は悔しそうな表情で俺達にそう言う。

時神「…学級裁判でクロを見つけなければクロ以外が処刑される…クロの勝手な行動のせいで死ぬのは
ごめんだ。いつまでもそんな汚い死体に構っている暇はない」

北橋「アンタ!!言葉遣いに気をつけなさい!!言って良い事と悪い事の区別すらつけないの!?」

時神「本当の事を言っただけどろう…バカをやらかした犯人にくれてやる命はない。死ぬなら一人で勝手に
死ねば良いんだ。元々ここにいる奴らを仲間だなんて思っちゃいない」

北橋「なんですって!?」

志倉「そこまでだ。口論している暇なんてない。俺達全員の命がかかっているんだぞ」

志倉の制止を聞き、北橋はチッと舌打ちをして時神から離れる。

志倉「…調査に入る前に、まずは全員モノクマファイルを確認するぞ」

そう言われ、全員モノクマファイルを開く。

『被害者は岡本 鈴。発見場所は体育館の掃除道具入れのロッカーの前。
死因は刺殺。胸元と腹部の2箇所に刃物で刺されたような後がある。
死亡推定時刻は夜中の23時45分頃と思われる。』

上条「犯行時間は夜時間の間か…」

八雲「志倉さんが提案した約束を破られたようですね」

志倉「……」

羽毛「まぁ、モノクマの校則と違ってただの口約束だったし…仕方のない事なのかも…」

志倉「…悔やんでいる時間はない…全員、モノクマファイルは確認したな?次に現場の保全を決める」

マリア「現場の保全…ですか?」

志倉「万が一犯人に証拠を隠滅されたらまずいからな…現場に残って見張りをする奴を二人決めようと
思っている」

志倉「一応俺の中でも候補はあるが、他にこいつらになら任せられると言う見張り候補がいるなら
言ってくれ」

現場の保全を任せる二人か…誰に頼むべきなんだ…?



1、志倉に任せる。
2、誰かを推薦する。(候補の人間の名前を二人あげる)

安価↓2

>>586 採用




志倉「…誰も推薦したい人物はいないんだな?…それじゃあ木鬼沢とマリア、お前たちに現場の保全を
頼みたい」

木鬼沢「………」

マリア「わ、ワタクシ達ですか?」

志倉「あぁ、木鬼沢なら怪しい奴を見つけたらすぐに取り押さえられる。マリアは死んだ仲間の傍に居たいと
いう顔をしていたぞ」

マリア「あ…はい、ワタクシ…岡本様の傍から離れたくありません…彼女を…一人にしたく…ありません…」

マリア…。

志倉「…決まりだな。各自、怪しいと思う場所を徹底的に調べるんだ。…やりたくないかも知れないが、
やらなければ死ぬ…生き残るためにも、やらなければいけないんだ」

そう言うと志倉は体育館を出て行く。

他の人達も決意を固め、それぞれ捜査の為に動き出す。

岡本…イタズラ好きの困った奴だが、誰よりも正義感のあって、身体的にも精神的にも強かった彼女…。

その彼女を殺した犯人を突き止めないと…生き残る為にも…そして、岡本自身の為にも…。

…俺達は、クロを必ず見つけ出す…!!

【INFO】
・コトダマ【モノクマファイル1】を入手。
『被害者は岡本 鈴。発見場所は体育館の掃除道具入れのロッカーの前。
死因は刺殺。胸元と腹部の2箇所に刃物で刺されたような後がある。
死亡推定時刻は夜中の23時45分頃と思われる。』




事件が発生しました。

これより捜査パートに入ります。


捜査時の行動は『捜査』『聞き込み』が中心となります。

『捜査』…場所を指定して捜査します。物的証拠を入手するのに必要です。
『聞き込み』…人物を指定して捜査します。証言を集めるのに必要です。

また、捜査に行き詰まった際は時神からヒントを得る事も出来ます。

コトダマを全て集め終わったら捜査パートは終了となります。

chapter1 非日常編

捜査開始!!

探索可能ポイント
・寄宿舎1F
・本校舎1F
・体育館


どこを捜査しますか?

1、捜査(場所指定)
2、聞き込み(人物指定)
3、ヒントを聞く

安価↓2

>>590 採用




…まずは現場の詳細を調べないとな…。

今体育館にいるのは見張りの二人と時神と細永美、そして俺だ。

時神は岡本の死体を調べているようだ。

時神「…モノクマファイルの書いてある事に嘘が混じっている可能性も考えていたが…死体を
見る限りでは、モノクマファイルに書いてある事は真実のようだな…」

血を流す岡本をずっと見ているのが辛くて思わず目をそらしたくなるが、ここで逃げるわけにはいかない…。

とりあえず、岡本の周辺を調べてみるか…。


1、掃除道具入れのロッカー
2、右腕に隠れた文字
3、小さな破片

どれについて検証する?

安価↓2

2、右腕に隠れた文字 選択



…岡本の右腕の部分を見てみると、何やら床に文字が書いてあるのが見える。

癒境「…右腕の辺りに何か書いてあるな」

細永美「あっ、ホントだね」

時神「……」

時神は一通り岡本を体を調べた後、そこから離れる。

俺は時神が離れたのを確認すると、岡本の右腕をずらす。

細永美「!…癒境くん、これって…」

そこに書かれていたのは人の名前…。


血文字で『モリサキ』と書かれていた。


細永美「ダイイングメッセージだよ癒境くん!!」

ダイイングメッセージ…被害者が死の間際に犯人に関する手がかりを残す事…だったよな。

癒境「けど、なんかあからさま過ぎないか…?」

細永美「僕も最初はそう思ったけど、ダイイングメッセージは右腕で見えにくいようにしてたでしょ?
それに、彼女の右手の人差し指に血がついてる…これで床にメッセージを書いたんだよ!!」

細永美「犯人探しなんて、探偵や警察もいないからどうしようかと思ってたけど、岡本さんが
最後の命を振り絞ってくれたんだ…こうしちゃいられない!!」

そう言って細永美は慌てて体育館から飛び出した。

…このダイイングメッセージは岡本が書いたもの…細永美の言うとおり、右手の人差し指に
血がついているようだし、犯人にすぐバレないように右腕で隠したようだった…けど、なんだろうな…
何か引っかかる…このダイイングメッセージを書いた状況に…違和感を感じる…。


【INFO】
・コトダマ【ダイイングメッセージ】を入手。
『岡本の右腕に隠されていた床に「モリサキ」と書かれたメッセージがあった」
・コトダマ【ダイイングメッセージの状況】を入手。
『ダイイングメッセージは岡本が書いたものだと細永美が判断していた。ダイイングメッセージは
右手の人差し指で、キレイな字で書かれていた』

まだこの場所を捜査する?

1、掃除道具入れのロッカー
2、小さな破片
3、他の場所へ行く

安価↓2

1、掃除道具入れのロッカー 選択



岡本の後ろにある掃除道具入れのロッカー…これを調べてみようか。

そう思って調べようとすると…。

時神「ふざけているのかモノクマ」

モノクマ「ふざけてないよ、ボクはいつだって全力疾走だよ!!」

時神がいつの間にかいたモノクマと口論しているな…後で詳細を聞いてみるか…。

気を取り直して俺はロッカーを調べる事にした。

俺はロッカーの扉を開けようとするが…。

ガタガタッ ガタガタッ

癒境「何だこの扉…!!」

固くてなかなか開かない…!!

癒境「…木鬼沢、ちょっと良いか?」

木鬼沢「…?」

癒境「このロッカー開けるの手伝ってくれないか?」

木鬼沢「…(こくこく)」

木鬼沢はロッカーに近づき、力を込めて扉を開ける。

すると、中に入っていた掃除道具が勢い良く倒れてきて、どの道具が木鬼沢の体に直撃する。

癒境「だ、大丈夫か木鬼沢!?」

木鬼沢「……(こくこく)」

一応大丈夫のようだ…。

ふと、ロッカーの中を見ると、ロッカーの内側に何かついているようだ。

目を凝らしてよく見る。

癒境「…ここについてるのって…」

木鬼沢「……血……」

やはりそうか。

掠れていて小さい跡だから見にくいが、これは血だ。

おそらく岡本の血だろう…なぜロッカーの内側に血がついていたんだ?


【INFO】
・コトダマ【掃除道具入れのロッカー】を入手。
『岡本の後ろにあったロッカーの扉は固く、かなりの力を入れないと開かない。
ロッカーの内側には掠れた血の跡があった』


まだこの場所を捜査しますか?

1、小さな破片
2、他の場所に行く

安価↓2

1、小さな破片 選択



ロッカーの右側の床を見ると、小さな破片を見つけた。

癒境「何だ?この破片は…」

その破片は黒っぽい…ガラス…ではなさそうだ…。

でも、周りに黒の破片に合う物が見当たらない…。

だとするとこの破片はいったい何が欠けた物何だ…?


【INFO】
・コトダマ【小さな破片】を入手。
『ロッカーの周辺の床に落ちていた。黒色でガラスではないようだ。周りには破片と合いそうな物は
無かった』


…岡本の死体周辺で気になるのはこんな所か。
次はどうしようか…。

1、捜査(場所指定)
2、聞き込み(人物指定)
3、ヒントを聞く

安価↓2

3、ヒントを聞く



時神「…何だ、もうヒントが欲しいのか…」

時神「それもこれも>>1が捜査するべき場所を上手く伝えれなかったのが悪いな」

時神「とりあえず、モノクマと口論していた俺に話を聞くことだ」

時神「色んな奴に聞き込みするのもオススメする」

時神「本当なら等価交換と言っておきたいところだが、いつも来てくれるスレ民には特別だぜ?」

時神「じゃあ、健闘を祈るぞ…」



1、捜査(場所指定)
2、聞き込み(人物指定)
3、ヒントを聞く

安価↓2

2、時神に話を聞く


時神から情報を貰う事に決定した所で、今日はここまで。

捜査部分書き留めしてなかったせいで投稿長くなったうえ、たくさんの矛盾が顔を出しそうで
ビクビクしております。

推理物ってホント難しい…。

何かおかしい点ありましたら報告お願いします。

アドバイス、感想も受け付けております。

次の更新は28、または29日の20時頃を予定しています。

では皆様、ここまでお付き合い頂きありがとうございました!!

こんばんわ。

今って人いますか?

いたら更新したいと思います。

お越し頂きありがとうございます。

それでは始めていきたいと思います!!

2、時神に話を聞く







…モノクマと口論していた時神に話を聞いてみるか。

癒境「時神、モノクマと何を話していたんだ?」

時神「…モノクマファイルの記載についてな…」

癒境「モノクマファイルの記載?」

時神「お前は死体の周辺は調べていたようだが、死体そのものは調べていないだろう?」

…調べなきゃいけないのは分かっている。

けど、少ない時間でも、一緒に居た仲間の死体をじっくり見るのはやはり戸惑いがあった。

時神「…死体をできるだけ見たくないのは分かるが、見なければ何も進まない」

癒境「……あぁ」

時神「分かったら今すぐにでも確認しろ」

時神に促され、俺は意を決して岡本の死体を調べる事にする。

岡本の死体で気になる所は…。



1、腹部に刺さった刃物
2、体中の傷
3、左拳の傷


どこから調べる?

安価↓2

1、腹部に刺さった刃物






まず、岡本の腹部に刺さった刃物を見てみる。

癒境「…これは、厨房の包丁か?」

時神「あぁ、おそらくそうだろうな」

包丁が凶器と言うことは、犯人は犯行の前に厨房に入って包丁を取って行った事になるな。

夜時間になると食堂は入る事ができないから、夜時間以外の時間で包丁を取りにいったんだろうな。

後で厨房を調べに行くか。



【INFO】
・コトダマ【包丁】を入手。
『岡本の腹部に刺さっていた物。殺害の凶器に使われた模様』



他に気になった場所は…。

1、身体中の傷
2、左拳の傷
3、他の場所へ行く

安価↓2

1、身体中の傷を選択






癒境「何だよ、コレ…」

岡本の腕や首筋、胸元や顔を見てみると至る所に傷が付けられている。

俺はグッと拳に力が入る…なぜ岡本が殺されたうえに、こんなに体を傷つけられなければならないのか…。

そんな事をした犯人に俺は微かに怒りを感じていた。

時神「体につけられた傷はそんなに太くない…少なくとも包丁とかでつけられた物ではないだろうな。
細い何かで、引っ掻いたような感じだな」

包丁以外でつけられた傷か…。

時神「しかし、よくもまぁこれだけの傷をつけたもんだな。女らしさもない猿のような奴だったが、女で
ある事には変わりないだろうに…それに、両目にも深く傷を入れられている…例え生きていたとしても、
この両目は失明している可能性が高いだろうな…」

時神の言葉を聞き、犯人に対する怒りが増す。

岡本をここまで傷つけて…人としてどうかしている…!!


【INFO】
・コトダマ【身体中の傷】を入手。
『岡本の身体中に刃物以外の細い傷が何箇所もある。何かで引っ掻いたような跡だった』

他に気になるのは…。

1、左拳の傷
2、他の場所へ行く

安価↓2

1、左拳の傷






時神「癒境、岡本の左手の拳を見てみろ」

時神にそう言われ、俺は岡本の左手を見ると確かに拳に傷がついて、血が数量流れている。

時神「拳をうちつけていた床も傷んでいるな…もしかしたら、岡本は左手の拳で何かを壊したの
かも知れないな」

自分の命が危ない中、岡本が壊した物か…流石に犯人がそれを持っていったんだろうけど…。

時神「まったく…モノクマファイルにはそんな事書かれていなかった。モノクマは次回から気をつける
なんて言ってたが…」

癒境「…次回なんてあるわけない…こんな事、これっきりにしないと…!!」

時神「しかし、モノクマファイルに書かれていないうえ、ほとんどの奴らが左手の拳の傷に気づかない
まま他の場所を捜査しに行ったんだよな…」

時神「…使えるかも知れないな」

癒境「え?」

時神「良いか癒境。モノクマファイルに記載されていなかった左手の拳については俺とお前しか知らない」

時神は木鬼沢とマリアをチラリと見ながら声を小さくして言う。

時神「…この事実を内緒にしておく事で事件の解決に繋がるかも知れない…その事を覚えておけ…」



【INFO】
・コトダマ【左手の拳の傷】を入手。
『左手の拳は傷ついており、その床傷んでいる事から岡本が何かを壊した可能性がある。この事実はモノクマファイルに
は記載されてなく、癒境と時神しか知らない』

時神「…さて、俺は他の所を捜査しに行くか…せいぜい足でまといにならないよう捜査する事だな」

余計な一言を加えながら、時神はこの場から立ち去る。

俺も他の場所を調べに行った方が良いな。

どこを調べに行こうか…。


1、捜査(場所指定)
2、聞き込み(人物指定)
3、ヒントを聞く

安価↓2

1、厨房選択





食堂の厨房に入ると、そこには羽毛が立っていた。

癒境「羽毛、厨房で何か気になる事でもあったのか?」

羽毛「癒境…えぇ、実は、朝食作りの時から包丁が1本足りないのよ…アンタは知らない?」

そう言って羽毛が包丁が置いてある場所を指差す。

確かに、一本分歯抜けになっている所がある…となると、やはり岡本殺害の凶器はここの包丁で間違いないようだな。

癒境「…見たよ、包丁…岡本の腹部に刺さっていたのを見たからな…」

羽毛「え…」

癒境「岡本を殺した凶器は厨房の包丁で間違いない」

羽毛「そんな…」

癒境「朝一で羽毛と守崎が厨房に入って包丁がないって事は、包丁を持ち出したのは昨日の夜時間前になるのか…」

羽毛「そうなるわね。昨日の夕食の時は包丁は揃っていたからね」

19時から20時半までの間、志倉達と食堂で書道をしていたが、誰も厨房には入ってないし、20時半から22時までの
間に凶器を持ち出した可能性が高いな…。


【INFO】
コトダマ【包丁】をアップデートしました。
『岡本の腹部に刺さっていた物。殺害の凶器に使われた模様。出処は厨房で、
持ち出された可能性が高いのは20時半から22時の間』

厨房から凶器を持ち出された事は確認出来た。

他はどこを調べれば良いんだ?


1、捜査(場所指定)
2、聞き込み(人物指定)
3、ヒントを聞く

安価↓2

2、羽毛に聞き込み


すみません、今からお風呂入ってくるので少し抜けます…。

お待たせしました!!

更新再開します。

2、羽毛に聞き込み




…羽毛に聞き込みをしてみるか。

癒境「羽毛、ちょっと時間良いか?色々聞きたい事がある」

羽毛「別に良いけど…」

さて…羽毛に何を聞こうか…。


羽毛に聞く事

1、昨日変わった事はなかったか。
2、事件発生時のアリバイ。
3、自由安価

安価↓2

1、昨日変わった事はなかったか。





癒境「昨日、何か変わった事はなかったか?」

羽毛「変わった事ねぇ…重要かどうかは分からないけど、岡本さんが『アタイらに任せて!明日は楽しみにしてなさいよ!』って言って、何だか張り切ってた様子だったわよ」

そう言えば、書道が終わった後も俺と守崎に『辛気臭くならない事思いついた』とか言って機嫌良かったよな…。

羽毛「気になったのはこれくらいかしら」


【INFO】
コトダマ【羽毛の証言】を入手。
『昨日、岡本は何かに張り切っていた様子。その際言った言葉が「アタイらに任せて!
明日は楽しみにしてなさいよ!」と証言していた』


他に聞く事はないだろうか…?

1、事件発生時のアリバイ
2、自由安価
3、他の場所に行く

安価↓2

1、事件発生時のアリバイ





癒境「こんな事言いたくないけど…羽毛は事件発生時にアリバイはないのか?」

羽毛「事件発生時間って、確か23時45分頃だったわよね?その時は部屋で寝てたわ…」

まぁ、その時間帯ならそうだろうな。

俺だって羽毛と同じなんだから…。

羽毛「そーいうわけだからアタシにはアリバイがないわ」

癒境「分かった。ありがとう」


他に聞く事はあるか?

1、自由安価
2、他の場所に行く。


安価↓2

もう他に聞く事はないな。

他の場所へ行こうか。

どこを捜査しようか?


1、捜査(場所指定)
2、聞き込み(人物指定)
3、ヒントを聞く

安価↓2

2、守崎に聞き込み





…現場に書かれたモリサキと言うメッセージ…。

まさかと思うが、一応守崎にも聞き込みをした方が良いな。







―本校舎廊下


細永美「もう変えられない運命は仕方のない事です。今のうちにやりたい事をやっておく事をオススメするよ!」

守崎「だから、私は違うんです…!!」

ん?守崎と話してるのは細永美か?なんかもめてるような気がするが…。

細永美「岡本さんのおかげで君が犯人なのは知ってるんだ。処刑される事を思うとやりきれないが…
皆が生き残る為なんだ…」

守崎「信じて下さい!私は岡本さんを殺してません!!」

…どうやらあのダイイングメッセージで細永美は守崎を完全に犯人だと思っているようだ…。

細永美「言い逃れできない現状、せめて自白して楽になってもらいたかったけど、仕方ないね…」

残念そうな表情をして細永美はこの場から去っていく。

守崎「あっ…!!」

守崎が絶望した表情で去っていく細永美の背中を見ていた。

癒境「…守崎」

守崎「!!」

俺は守崎の様子を黙って見ていられなくて、思わず声をかける。

守崎は俺の姿を見ると…




涙を流して俺の胸に飛び込んできた。

癒境「も、守崎…?」

守崎「癒境さん…っ、私…人殺しなんてしてません…!!」

涙を流し、俺の服をギュッと掴む。

守崎「細永美さん…ダイイングメッセージに私の名前が書いてあるから私が犯人だと言ってたんです…私は、
岡本さんを殺していない…」

守崎「私は介護士です…人の命を預かり、皆さんの生活の補助をする事が私の生きがい…人を殺す事は、
私の人生そのものを否定する…私は…どんな事があろうとも人を殺したりなんてしない…!!」

癒境「……」

守崎「お願いです…私は、殺してない…癒境さん…信じてください…」

癒境「……」

守崎の表情を見る限り、嘘をついてるとは思えない…。

俺は…俺は………。






癒境「…分かった。俺は守崎を信じるよ」


守崎「…!!」

癒境「介護士としての誇りを持った君が、人を殺すなんて思えない…」

守崎「癒境さん…



ありがとうございます…!!」


【INFO】
守崎との好感度が大幅に上昇しました。
守崎との関係が「友人」になりました。

守崎の無実を晴らす為にも、情報を集めないと…。

癒境「守崎、この事件を解決する為に、俺に力を貸してくれ」

守崎「もちろんです…!!」

さて、守崎に何を聞こうか…。


守崎に聞きたい事を自由安価

安価↓2

>>653採用




癒境「昨日の夜、岡本と会ったか?あと、一応アリバイとかも聞きたい」

守崎「岡本さんとは、書道が終わった後、1回体育館で会いましたよ」

癒境「体育館で?」

守崎「はい。何やら掃除道具入れのロッカーの前で何かを呟きながらと機嫌良く言って
たのを見ました。それ以降は会ってません」

殺害現場である体育館のロッカーの前で何をしてたんだ?

守崎「それから、アリバイについてですが、残念ながら夜時間後は部屋で寝ただけなので、アリバイは無いです」

癒境「そうか…ありがとう守崎」

守崎「いえ!こちらこそありがとうございます!!」


【INFO】
・コトダマ【守崎の証言】を入手。
『夜時間前に体育館の掃除用具入れのロッカー前に岡本を目撃。何やら機嫌よく何かを呟きながら
ロッカーを見ていたらしい』



さて、他はどこを調べれば良いんだ?

1、捜査(場所指定)
2、聞き込み(人物指定)
3、ヒントを聞く

安価↓2

3、ヒントを聞く


時神「そろそろ来る頃だと思ったよ」

時神「事件解決に必要なコトダマもあと少しで回収し終えるから頑張ってくれよ」

時神「さて、捜査すべき事なんだが…まず、犯人はトラッシュルームに証拠を処分しに行ったのか確かめた方が
良いかもな」

時神「あと、ある人物を目撃したと言う人物がいる。才能が記者の奴だったな…」

時神「ヒントはとりあえずこんな所だな」

時神「じゃあ、後はお前たちで頑張って捜査するんだな」



調べる所は?

1、捜査(場所指定)
2、聞き込み(人物指定)
3、ヒントを聞く

安価↓2

1、トラッシュルーム



トラッシュルームを調べて見るか。

犯人が証拠隠滅の為にそこを訪れた可能性がある…。




―トラッシュルーム

幸川「あっ、癒境さん」

トラッシュルームへ着くと、そこにいたのは幸川だった。

幸川「もしかして、ここを調べにきたんですか?」

癒境「あぁ、犯人が来てる可能性があったからな。何か変わった事はあったか?」

幸川「えっとですね、実は、トラッシュルームの鉄格子の前に、黒いゴミ袋が置かれてたんですよ」

癒境「黒いゴミ袋?」

幸川「中身、見てみますか?」

癒境「あぁ」

そう言って幸川にゴミ袋の中を見せてもらうと…。

癒境「お、おい…これって…」

中に入っていたのはベッドシーツだった。

だが、問題はそこじゃない。

そのベッドシーツ…血がついてるじゃないか…!!

幸川「私も最初見た時はびっくりしました。もし事件が起こる前にトラッシュルームに来ていたら
そのまま捨ててしまう所でしたよ」

癒境「危なかったな…」

しかし、なんでベッドシーツに血が付着してるんだ…?よく見ると一部人の腕が入るような穴が開いてるし…。


【INFO】
・コトダマ【血のついたベッドシーツ】を入手。
『トラッシュルームの黒いゴミ袋に入っていた。ベッドシーツには誰かの血が付着しており、一部
人の腕が通るような穴が開いていた』


他に調べる事はないだろうか…?

1、捜査(場所指定)
2、聞き込み(人物指定)
3、ヒントを聞く

安価↓2

2、桜田に聞き込み





桜田に聞き込みしてみるか…。



―寄宿舎廊下

桜田「あ!癒境くん、捜査の方はどうかな!!」

俺の姿を見かけると桜田は手をブンブンと振って声をかける。

癒境「まぁ、それなりに…桜田はどうなんだ?」

桜田「サッパリ分からんです!!」

癒境「おいおい…」

そんな不安になるセリフを言いのける桜田だが…そんな彼に何を聞こうか。


1、昨日変わった事はあったか
2、事件発生時のアリバイ
3、自由安価

安価↓2

1、昨日変わった事はあったか

1を採用した所で今日はここまで。

次の更新は明日の20時頃予定しています。

最後までお付き合い頂きありがとうございました!!

こんばんわー。

今人っていますか?

いれば更新していきます。

来てくださってありがとうございます!

とりあえず学級裁判前まで進めていきます。

1、昨日変わった事はあったか




癒境「昨日、何か変わった事はあったか?」

桜田「うん!あるよー!!」

癒境「それについて教えてくれ」

桜田「昨日の夜時間中、ホントに皆約束守ってるのか気になって、夜時間中廊下を覗き見してたんだ!!」

癒境「そんな事してたのか…」

桜田「だって気になるじゃん!ボクの好奇心舐めないでよ!!」

癒境「別に舐めてはいないよ…で、気になる事って?」

桜田「実はね、廊下を覗き見している時、斬咲くんが部屋から出て来たのを見たんだよ!」

癒境「斬咲が?」

桜田「うん。確か、夜中の12時頃だったよ」

癒境「そんな遅い時間に出ていったのか」

桜田「うん!」

斬咲…いったい何をしに部屋の外へ出たんだ?


【INFO】
・コトダマ【桜田の証言】を入手。
『夜中の12時頃に部屋から出る斬咲を目撃したらしい』

さて、他に何か聞く事はあるだろうか…。



1、事件発生時のアリバイ
2、自由安価
3、他の場所へ行く

安価↓2

1、事件発生時のアリバイ










癒境「桜田、君は事件発生時にアリバイはあるのか?」

桜田「ボクのアリバイ~?」

…まぁ、夜時間の間だし、俺自身含めた他の人達同様、アリバイなんてない…。

桜田「ふっふっふ~!実はあるんだなコレがー!!」

癒境「え」

桜田「実はね、昨日の夜一人じゃ不安だったから、木鬼沢くんの部屋に泊めてもらったんだー!!」

癒境「そ、そうだったのか…」

桜田「だから、ボクと木鬼沢くんに犯行は不可能だよ!!」

癒境「そうだな…」

桜田と木鬼沢にアリバイがある以上、二人は犯人候補から外す事ができるな。



【INFO】
・コトダマ【桜田のアリバイ】を入手。
『事件発生時、桜田は木鬼沢の部屋に泊まりにいっていた為、犯行は不可能』

桜田に聞く事はこれくらいだろう。

他はどこを調べれば良いんだ…?




1、捜査(場所指定)
2、聞き込み(人物指定)
3、ヒントを聞く

安価↓2

2、斬咲に聞き込み










桜田の証言では、斬咲が夜時間中に部屋の外に出たみたいだし…話を聞いておくか。

癒境「さて、斬咲はどこに…」

斬咲「俺に何か用かぁ?」

癒境「うわぁ!!」

後ろからいきなり話しかけられ、思わず声を上げてしまう。

斬咲「そんなに驚くなよぉ…で、俺に何か用事かぁ?」

癒境「あ、そうだ…」

癒境「実は、君に聞きたい事があるんだが…夜時間中、君は部屋から出てどこかに行った
みたいだね?」

斬咲「…俺はおとなしく部屋で寝てたぜ?」

癒境「いや、そんなはずはない。君が部屋から出て行く所を桜田が目撃している」

斬咲「…桜田が犯人で、嘘の証言をしているとか」

癒境「彼は嘘を言っていない。嘘をついて得するのは犯人のみ…桜田には事件発生時にアリバイがあるからな」

斬咲「…そうか。夜中に出歩いているなんて事知られたら、犯人扱いされると思って黙ってたんだが、白状するよ」

斬咲「確かに、俺は夜時間出歩いてたさ。なかなか寝付けれなくて、気分転換に辺りを散歩してた。他の奴は
見てないぜぇ」

癒境「そうか…」

斬咲「……」

斬咲は無言でシルクハットを外し、ハンカチで穴の部分を隠し、ツバの部分をトントンと叩くと俺の目の前に
差し出す。

斬咲「手を中に入れてみてくれ」

癒境「え?こ、こうか?……って、イタ!!?」

シルクハットの中に手を入れると、突如入れた手に何かが刺さり、手を取り出す。

斬咲はケタケタ笑いながらシルクハットの中身を取り出す。

取り出されたのは…刺付きのバラだった。

斬咲「俺を疑った罰だぜぇ…用がないならもう行くからなぁ」

そう言って斬咲は立ち去って行った。

刺に思いっきり引っかかってしまった…バラの刺って結構痛いな…右手に傷跡できちゃったよ…。


【INFO】
・コトダマ【斬咲の証言】を入手。
『夜時間、部屋から出て辺りを散歩していたと言っている』

―キーンコーン、カーンコーン…


モノクマ『え~、そろそろ待ち疲れちゃったんで、そろそろ始めましょうか』

モノクマ『お待ちかねの、学級裁判を!!」

モノクマ『ではでは皆さん、校舎1Fの赤い扉の先にある、エレベーターへお乗りください』

モノクマ『そこで学級裁判を行います!!』

モノクマ『うぷぷ、じゃあまた後でね!!』






とうとうきたか…。

赤い扉…時神が言っていた最悪の事態に開かれる扉…。

…立ち止まっても仕方ない…俺は…俺達は、先に進むしかないんだ…!!

赤い扉の前に立ち、俺は静かに扉を開ける。

中には既に全員集まっていた。

志倉「お前が最後だぞ癒境」

癒境「すまない…」

上条「無理もない…これから趣味の悪い犯人当てをしなきゃいけないからな…」

羽毛「それも、この中に潜んでいるであろう犯人をね…」

マリア「今だに信じられません…ワタクシ達の中に、岡本様を殺した犯人がいるだなんて…」

志倉「…信じたくなくても、やらなければ死ぬ…どんな結末になるかは分からない…お前達、覚悟を決めて
行くぞ」

そう言って志倉は最初にエレベーターの中に入っていく。

それに続き、他の人達もエレベータの中に入っていき、残ったのは俺と守崎…。

守崎「……」

不安そうな表情で今だに中に入る事を戸惑っている守崎に、俺は軽く背中をたたく。

癒境「大丈夫だ…俺は信じてる…どんな事があろうと…俺は守崎を信じるよ」

守崎「癒境さん…」

癒境「行こう…辛いかもしれないけど…俺ができる限り支えるから」

守崎「…すみません…ありがとうございます」

守崎はついに覚悟を決め、エレベーターの中へ乗り込む。

…俺も乗り込むか。

俺も覚悟を決めたところで、エレベーターの中に入り、全員乗った事を確認すると、エレベーターが
下がり始める。

到着した場所は、円状に席が並べられた裁判上だった。

細永美「ここで、学級裁判を行うんだね…」

志倉「チッ…悪趣味な内装している…」

モノクマ「うぷぷ。来たねオマエラ。!ではでは、それぞれ名前の書いてある席へ移動してください」



モノクマ「お待ちかねの学級裁判をを開廷します!!」


遂に始まるのか…

命懸けの推理…命懸けの信頼…命懸けの反論…命懸けの裏切り…


―命懸けの…学級裁判…!!


それでは、短い更新ですが、今回はここまで!!

次回から学級裁判に突入します!!

学級裁判の書き溜めに時間がかかる&リアルが忙しくなるので次回の更新はまだ未定です。

お付き合い頂きありがとうございました!!

こんばんわ。

今日予定通りに20時から進めて行こうと思いますが、その前に皆様に謝罪。

すみません、学級裁判の書き溜め中、論破するには違和感のあるコトダマがありました。

【ダイイングメッセージの状況】を【ダイイングメッセージ】と統一させ、新しいコトダマを追加します。

追加した新しいコトダマを入手する過程を書いてから裁判に入ります。

なので、コトダマ入手過程のみ今書いておきます。

志倉と情報交換でもしてみるか。

事件を解く為に彼も奮闘しているが、死体の方は調べていないみたいだし…。


―岡本の個室前


癒境「ここにいたのか志倉」

志倉「癒境か…」

癒境「岡本の個室に何か…?」

志倉「モノクマに頼んで岡本の部屋を調べさせてもらったんだ」

癒境「何か手掛かりはあったか?」

志倉「残念ながら手がかりになりそうな物はなかったな」

癒境「そうか…」

志倉「お前は何か分かった事はあるのか?」

癒境「あぁ…」

俺は志倉に岡本の死体の状況やダイイングメッセージの事を話した。

時神に話すなと言われた拳の傷以外は…。

志倉「……」

癒境「こんな所だが…」

志倉「あぁ、その情報はありがたいな。おかげで大分犯人候補を絞る事ができた」

癒境「え?」

志倉「ダイイングメッセージに関しては…昨晩の書道の様子を知っていれば明らかだ」


【INFO】
・コトダマ【昨晩の書道の様子】
『昨晩、癒境を含めた6人で書道を行っていた。その際志倉と岡本は他の人とはある所が違う』

すみません。20時更新でしたが、30分程遅れます(汗

20:30から更新を開始していきます。

お待たせしました。

今人っていますか?

いたら始めていきたいと思います。

ありがとうございます。

では、学級裁判編を開始します!!

―準備フェイズ

・コトダマ一覧

【モノクマファイル1】…>>587
【ダイイングメッセージ】…>>594
【昨晩の書道の様子】…>>693
【掃除道具入れのロッカー】…>>598
【小さな破片】…>>601
【包丁】…>>621>>631
【身体中の傷】…>>623
【左手の拳の傷】…>>627
【羽毛の証言】…>>640
【守崎の証言】…>>654
【血のついたベッドシーツ】…>>660
【桜田の証言】…>>674
【桜田のアリバイ】…>>678
【斬咲の証言】…>>682


・癒境のデータ
発言力 ☆☆☆☆☆
精神力 ☆☆☆☆☆

スキル
・精神集中呼吸法…精神ゲージを1消費し、偽のコトダマ、ウィークポイントを1つ見極め、減らす。

【学級裁判について】
学級裁判は次のミニゲームをクリアしていくことで進行します。
『ノンストップ議論』
・指定されたコトダマ、もしくは文章中の言葉を使用して相手の発言を論破または、同意するモードです。
「コトダマ」→【ウィークポイント】論破or同意のような感じで表記します。
・安価指定先の回答が正解の場合クリアとなります。

『反論ショーダウン』
・相手の反論に対し、指定されたコトダマから正しいものを選べばクリアとなります。
・安価↓3までの回答が全て合っているか、正解者のコンマ合計がノルマ以上でクリアとなります。

『閃きアナグラム』
・バラバラになった複数の言葉を正しく並び替えます。裁判が進むとダミーの言葉が発生します。
・安価指定先の回答が正解の場合はクリアとなります。

『証拠提示・怪しい人物の指定』
・回収したコトダマや、怪しい人物を指定するモードです。
・安価指定先の回答が正解の場合クリアとなります。

全てに共通して、回答が間違った場合発言力にダメージが入ります。
失った発言力や集中力は、基本的にスキル効果以外では回復しません。
発言力が0となった場合、ゲームオーバーとなり、貰えるモノクマメダルを減少させて自動でリトライとなります。

学 級 裁 判

開廷!


モノクマ「まずは、学級裁判の簡単な説明から始めます!」

モノクマ「学級裁判の結果はお前らの投票により決定されます」

モノクマ「正しいクロを指摘できれば、クロだけがおしおきですが・・・」

モノクマ「間違った人物を指摘した場合は、クロ以外がおしおきとなり・・・」

モノクマ「みんなを欺いたクロだけが、晴れて卒業となりまーす!」

円卓を囲むような裁判の席にそれぞれ立っており、お互いの顔が見えるように並んでいる。

守崎「あの…モノクマさん…」

モノクマ「ん?どうしたの守崎さん?」

守崎「あの席にあるのって…岡本さんの遺影…ですか?」

守崎の視線の先を見ると、赤でバツ印がつけられた岡本の遺影が飾られていた。

モノクマ「死んだからって、仲間外れにするのは可哀想でしょ?ボクからのありがたい気遣いだよ!」

…何が気遣いだ。

あんな風に遺影を堂々と飾られて…あの遺影をみれば、嫌でも岡本が死んでしまった非常な現実を頭にたたき
つけられる…。

モノクマ「さて、遺影の事は頭の片隅にでも置いといて、さっさと学級裁判を行っていきましょう!!」

志倉「…モノクマ、貴様は本当に岡本を殺した犯人を知っているんだろうな…?」

モノクマ「もちろんだよ!!監視カメラでバッチリ見てるから!!学級裁判は公平に審判を下さなきゃ
いけないからね!!」

時神「裁判が正確なものなら問題はない…」

羽毛「それは分かったけど…まず、何から議論してけば良いのよ?」

マリア「処刑がなければ、犯人に正直に名乗り出てもらえるんですが…」

八雲「名乗れば殺されてしまいますから、それは不可能でしょうね」

桜田「とりあえず、現場の状況について話し合ってみたらどうかな?」

志倉「そうだな。では、それについて議論を行う」

とうとう始めるのか…気になる事があったら積極的に意見を言おう。

俺だけじゃない…皆の命がかかっているんだ…!!

【ノンストップ議論 開始!】

コトダマ
<【モノクマファイル1】
<【小さな破片】
<【包丁】



志倉「事件の被害者は岡本 鈴」

志倉「死因は【刃物による刺殺】…刺されたのは胸元と腹部の2箇所」

幸川「犯行時間は夜時間の【23時45分頃】ですね…」

上条「ほとんどの奴らは寝てる時間帯だよなぁ」

マリア「刃物で体を刺されるなんて…岡本さんはどれほど痛い思いをしたのでしょう…」

桜田「【ナイフ】でグサッと刺したんだろうね…めっちゃえげつないよ…!!」

盛口「しかも、2箇所もなの~…」

北橋「ほんと…許せないわね…!」

安価↓2

正解!

BREAK!

癒境「それは違うぞ!」 論破!

癒境「桜田、岡本を殺した凶器はナイフじゃない。包丁なんだ」

桜田「え?そうなの?」

時神「普通に見れば分かるような事なんだが…ほとんどの奴らは死体をちゃんと調べてなかったからな…」

細永美「包丁って、食堂にあった物で良いんだよね?」

羽毛「ええ…夕食時には揃っていたのに、朝食時には1本欠けていたわ…」

志倉「盗まれた時間帯は夕食後から夜時間前の間という事か…」

木鬼沢「…凶器は分かった…けど、問題はそれを…」

幸川「誰が持ち出していたか…ですね」

上条「持ち出した所を見た奴はいないだろうな。いたらとっくに言っているだろうし…」

斬咲「まぁ、そんな簡単に犯人がわかっちまうのはつまらないだろうしな」

マリア「つまらないって…斬咲様、そんな言い方…」

志倉「気に入らない発言なのは分かるが、今はそれどころじゃない」

志倉「手がかりを一つ一つ議論していき、犯人を割り出さなきゃいけない」

細永美「……」

八雲「どうしましたか細永美くん?」

細永美「…犯人を割り出すって言うけど、犯人ならもう分かってるよ」

桜田「え…えぇ!?」

癒境「…細永美…君が犯人と疑っている人物って、やっぱり…」

細永美「そう…守崎さん、あなたの事だよ」

守崎「…っ!!」

桜田「えっえっ?…守崎さんが犯人!?」

八雲「あらあら…意外な人物が出てきましたね」

斬咲「くくくっ…介護士の風上にもおけねえなぁ」

守崎「ち、違います…私は、犯人じゃありません!!」

細永美「守崎さん…もう終わりにしよう…これ以上議論したって、苦しい思いをするだけだよ…」

上条「細永美…ちょっと決めつけすぎやしねぇか?」

盛口「そうなの~。どうして守崎ちゃんをそこまで犯人扱いするのー?」

細永美「岡本さんが残してくれたんだよ…癒境くんも見たでしょう?」

細永美の言っているのは、あれの事だよな…。

『証拠を提示しろ』
コトダマ一覧から1つ指定
安価↓2

正解!!

癒境(これだ!!)

癒境「モリサキと書かれたダイイングメッセージの事を言っているんだよな?」

北橋「ダイイングメッセージですって…!?」

木鬼沢「……」

細永美「そう、岡本さんが残したダイイングメッセージだよ」

幸川「彼女が残したメッセージという事は…」

細永美「当然、自分を殺した犯人の名前という事になるね!!」

守崎「違います!!私は本当にやっていません!!」

上条「けど、こうしてメッセージが残されてるわけだしなぁ…」

八雲「…そのダイイングメッセージ、本当に彼女が書いたものなのかしら?」

細永美「間違いないよ。彼女が右腕で隠すようにメッセージが隠されていたし、右手の人差し指に血が
ついていたんだ」

細永美「彼女がメッセージを書いたのは明らか!!もう終わりにしようよ…」

守崎「そんな…私は本当に…」

守崎は涙を流してそう訴える。

細永美の言葉を聞き、疑いの目が守崎に向けられる。

…俺は、守崎が犯人ではないと信じている。

彼女の言葉に、嘘はないと思っている。

それに、彼女が犯人なら、解けていない謎がたくさんあるんだ…!!

癒境「…ちょっと良いか、細永美?」

細永美「何、癒境くん?」

癒境「守崎を犯人と決め付けるのは早いと思うんだ」

守崎「癒境さん…」

細永美「どうして?君だって見たでしょう?あのダイイングメッセージを」

癒境「見たさ…それでも、俺は守崎が犯人とは思えないんだよ」

志倉「…俺は癒境の意見に賛成する」

守崎「志倉さん…」

癒境「志倉…」

周りの人達もそんな意見が出てザワつきだす。

癒境「あのダイイングメッセージは岡本が書いたものじゃないと俺は思ってるんだ」

マリア「つまり…犯人が偽装したミスリード…という事ですか?」

癒境「俺はその可能性が高いと考えてる」




細永美「ガラスより脆いよ!!」反論!



細永美「ダイイングメッセージが偽装工作だって?」

細永美「そんなはずはない!ダイイングメッセージの残したのは岡本さんだ!!」

細永美「岡本さんが皆を思って残してくれた血のメッセージを否定するなんて美しくないね!!」

癒境「細永美…残念だが、君の考えは間違っている」

この裁判は全員の命がかかってるんだ。

間違った推理は、誰かが正さないといけない…全力で論破させてもらうぞ!!

【反論ショーダウン 開始】

<【モノクマファイル1】
<【左手拳の傷】
<【昨晩の書道の様子】


細永美「あの血文字は岡本さんが書いたに決まってる!!」

細永美「犯人に刺されて、その犯人が体育館を出た後に…」

細永美「最後の力を振り絞ってダイイングメッセージを書いたんだ!!」

細永美「わざわざ腕でメッセージを見にくいように隠し、人差し指にも血がついていたんだから!!」

癒境「岡本自身が書いたような状況を犯人が作り出した物なんじゃないのか?」

癒境「それに、死の間際の岡本が書いたにしては、字がキレイすぎる気がする」

細永美「字がキレイというだけで犯人が偽装したなんて反論は脆いよ」

細永美「【利き腕】が折れてたわけでもあるまいし…」

細永美「彼女の右手の【人差し指で字を書いた】事は間違いではないんだから!!」

安価↓3まで
全員正解か、正解者のコンマ合計数80以上で論破

全員正解!

癒境(その推理の歪み、矯正する!)

癒境「…細永美。やっぱり岡本がダイイングメッセージを書いた可能性は低い」

細永美「な、何で…!?」

癒境「君はさっき“利き腕”が折れたわけでもない…って言ってたよな?」

細永美「そ、それがどうしたの?」

癒境「…そもそも、利き腕自体が間違っているんだ」

細永美「えっ…?」

志倉「岡本の利き腕は右ではなく、左なんだよ」

上条「あ!そう言えばそうだったな」

マリア「岡本様の利き腕が左なのは、昨晩の書道の時に確認しています…。その時居たのはワタクシと志倉様、
癒境様、上条様、岡本様、守崎様の6名です」

志倉「利き腕が左のはずの岡本が右手でダイイングメッセージを書くなんて…不自然だよな?」

八雲「死の間際に書いた物なら尚更ですね」

時神「ダイイングメッセージをいかにも岡本が書いたように見せたわりには、肝心の利き腕が間違って
いた…。つまり、ダイイングメッセージを書いた人間は岡本の利き腕を知らない人物だ」

盛口「そうなると、書道で利き腕を知っていた癒境くんと志倉くんと上条くんとマリアちゃん、それに
望ちゃんは犯人候補から外しても良いって事なの!!」

細永美「そ、そんな…!!」

細永美「じゃあ僕は、何の罪もない守崎さんを犯人と決めつけて、責め続けていたって言うの…!?」

八雲「そういう事になりますね。ふふっ、とても無様ですね」

桜田(八雲さん怖い…)

細永美「っ…守崎さん…犯人扱いして、すみませんでした…!!」

守崎「細永美くん…」

斬咲「…犯人があえて利き腕とは逆の手を使って血文字を書かせたとしたらどうだ?」

斬咲「利き腕を知っている人物が犯人候補から外れるようにする為に…」

時神「岡本が書いたように見せるために細かい所まで再現したように見せているのに、それはないな…」

時神「不審な点を見つけられるのは犯人にとってまずい事…わざわざ利き腕をわざと間違えるのは
リスクが高い…実際、利き腕を間違えていたせいで、偽装工作とバレたんだ。だからその可能性は低い」

斬咲「ふぅ~ん…」

これで守崎の無実は証明されたな。

さり気に俺を含めた数名も犯人候補から外れたな。

守崎「癒境さん…ありがとうございます…」

癒境「いや…礼なんて良いよ」

守崎「そんな事ないですよ。癒境さんが私を信じてくれて…嬉しかったんです…」

癒境「…そうか」

守崎がふわりと笑ってそう言うので、俺はひとまず安心した。

幸川・マリア「……」

何故か幸川とマリアがこちらをじっと見ているんだが…。

八雲「しかし、そうなると細永美くんはかなり怪しい位置ですね」

細永美「えっ…!?」

八雲「利き腕を知らず、頑なに守崎さんを犯人扱いしてました…それは、自分が犯人として指定される前に
守崎さんを犯人に仕立てあげようとしたからではないでしょうか?」

北橋「そう思うと確かに怪しいわね…」

細永美「ち、違う…!!僕は犯人なんかじゃない!!」

守崎「…私は、細永美くんは犯人ではないと思います。本当は誰も疑いたくはないんですけど…」

細永美「えっ…守崎さん…?」

盛口「細永美くんからあんなに疑われてたのに、怒らないの~?」

守崎「私が犯人ではない事は証明されましたし、細永美くんはそれを気に病んで私に謝ってくれました…」

守崎「彼はただ、一刻も早く犯人を証明したかった…私はそう思ってます」

細永美「守崎さん…僕は、貴方に酷い事ばかり言ったのに…」

守崎「もう良いんですよ。あなたは私に謝ってくれました…それで十分です」

細永美「っ…守崎さん…」

桜田「守崎さんマジ聖母」

羽毛「うるさいわよ桜田」

桜田「姉御、ボクになんか厳しくない!?」

志倉「…議論を続けるぞ」

志倉「ダイイングメッセージは偽装だった…そこは理解したな?」

志倉「他に気になる事があれば意見を言ってくれ」

桜田「はいはーい!!気になる事ならありまーす!!」

志倉「桜田か…言ってみろ」

桜田「実はね、昨日の夜、ある人物が夜時間に外出してる所を見かけたんだー!!」

羽毛「ある人物って?」

桜田「斬咲くんだよー!」

斬咲「……」

守崎「斬咲くん…ですか?」

志倉「斬咲…夜時間の出歩き禁止の約束を破ってどこに行ってたんだ?」

斬咲「……」

斬咲「桜田…お前は何を言ってるんだ?」

えっ…?

桜田「ふぇ?何って…」

斬咲「俺は夜時間中、部屋でおとなしく寝ていたぞ」

桜田「え…えええぇ!?」

北橋「どういう事よ桜田…」

桜田「えっえっ!?」

斬咲「…と、言うより、桜田は外出している所を見かけたと言っていたが…」

斬咲「お前自身が外出してたんじゃないのか?」

桜田「うえええ!?」

斬咲の奴…何でこんな事を言うんだ?

【ノンストップ議論 開始!】

コトダマ
<【桜田の証言】
<【桜田のアリバイ】
<【掃除道具入れのロッカー】



斬咲「お前が【夜時間に外出した】んじゃないのか?いきなりそんな事言うなんて怪しいな…」

北橋「まさか、アンタが岡本を…!?」

桜田「うわわっ!違うよ!ボクは【犯人じゃない】よ!!」

八雲「本当かしら?」

木鬼沢「……」

桜田「本当だって!信じてよ!!」

斬咲「利き腕を知らず、【一人で過ごしていた】のなら、お前が犯人の可能性も十分あるが…」

桜田「そんな事ないってばー!!」

上条「見事に意見が食い違ってるな…」

安価↓2

正解!

BREAK!

癒境「それは違うぞ!」 論破!

癒境「いや、桜田は一人じゃない。桜田にはアリバイがあるんだ」

癒境「そうだよな、木鬼沢?」

木鬼沢「…あぁ、そうだ」

桜田「昨日の夜、あの映像が怖かったからさ…木鬼沢くんの個室でお泊りしてたんだよ~」

北橋「よく他人の部屋に泊まりにいけたわね…」

羽毛「てゆーか、他の人の部屋に泊まったりして良いの?校則違反になるんじゃ…」

八雲「個室以外で寝る事が禁止なので、個室であれば他人の部屋でも大丈夫なのでは?」

上条「校則違反ならモノクマから処罰されてるはずだしな…」

癒境「桜田は木鬼沢と一緒にいた…だから桜田には犯行は不可能だ」

斬咲「…共犯者の可能性が残っているぞ」

盛口「あっ、そっか。共犯者ならお互いが嘘を黙ってれば良いの」

時神「モノクマ、事件が発生した時、共犯者がいればそいつもクロになるのか?」

モノクマ「質問に答えましょう!」

モノクマ「殺人の際、共犯者を味方につける事は可能ですが…卒業できるのは、殺人を犯したクロ1名だけです」

志倉「となると、いくら手伝ったところで、共犯者は得をしないのか…」

幸川「じゃあ桜田くんと木鬼沢くんはシロですね」

八雲「そうなると、嘘をついていたのは貴方という事ですね、斬咲くん…」

斬咲「…嘘などついていない。俺は部屋から出ていない…もしかしたら桜田が見間違えたのかも知れないな…」

桜田「えー!見間違いじゃないよー!!」

癒境「そうだ…桜田は間違った事は言っていない」

斬咲「…何故そう言いきれるんだ?」

そんなの…お前自身が一番知っているだろう…!!

『証拠を提示しろ』
コトダマ一覧から1つ指定
安価↓2

正解!!

癒境(これだ!!)

癒境「だって、個室の外に出たって、斬咲自身が俺に言ってたんだぞ?」

癒境「今言ってる事と俺に言った事まるっきり矛盾している…!!」

斬咲「……」

志倉「桜田と癒境…二人がこう証言している以上、貴様が嘘をついてるのは明らかだ」

斬咲「……」

羽毛「何とか言ったらどうなの!?」

斬咲「……くくっ」

マリア「…き、斬咲様…?」









斬咲「くっ…くふふ…ふははははははははははっ!!」






斬咲の突然の笑いに、俺達は呆然としてしまう。

急にどうしたんだ…!?

細永美「な、なんなのいったい…!?」

北橋「アンタ…何がおかしいのよ…!?」

斬咲「ふふふ…」

盛口「ぶ、不気味なの~!!」

癒境「斬咲…お前…」









斬咲「…茶番はもうおしまいにしようぜぇ…




岡本を殺した犯人は、この俺なんだからなぁ…」



斬咲の突然の告白に、俺達は再び呆然とした表情で斬咲を見つめるのだった…。



学級裁判

中断!!

グダグダしてますが今日はここまで。

推理もどきが酷すぎる…。

裁判中、羽毛の存在を忘れてたとか言えない…。

次回の更新はまだ未定です。

予定が決まったらまた連絡します。

ご参加頂きありがとうございました!!

おはようございます。

今日更新日ですが、今人っていますか?

学級裁判の後半戦が前半戦より明らかに長いので、スムーズに進める為に、裁判の更新を前半を今から書いて、

後半を予定の20時に更新する形を取りたいんですが…賛成・反対の意見を聞きたいです。

意見ありがとうございます。

では、少し進めていきたいと思います!!

学 級 裁 判

再開!





志倉「斬咲貴様…ふざけているのか?」

斬咲「ふざけてなんかないぜぇ…この事件の犯人は俺だと言ったんだ」

マリア「そんな…斬咲様が、岡本様を…?」

北橋「…けど、コイツが犯人なら嘘をついた事も、夜時間の怪しい行動も納得できるわ」

癒境「斬咲…本当に君が犯人なのか…?」

斬咲「さっきからそう言ってるだろぉ?」

斬咲「あいつを体育館で殺した。モリサキと偽のダイイングメッセージを書いたのも俺だぁ」

癒境「じゃあ…あれもお前の仕業なのか…?」

斬咲「あれ?…何の事だぁ?殺しやダイイングメッセージ以外、何もしてないぜぇ」

とぼけるな…お前は岡本にした事はこれだけじゃない…!!

『証拠を提示しろ』
コトダマ一覧から1つ指定
コトダマ>>700
安価↓2

正解!!

癒境(これだ!!)

癒境「…岡本の全身の傷だよ…」

癒境「あの傷も、お前がつけたんじゃないのか…!?」

斬咲「…あの女が勝手につけたんじゃないのかぁ?」

癒境「そんなわけないだろ…!!」

幸川「岡本さんを殺害した包丁で傷をつけたんじゃないですか?」

時神「いや、あの傷は包丁で傷つけたにしては細い。おそらく別の物で傷をつけたんだろうな」

斬咲「そもそも、包丁だったとしても、それは俺が岡本の全身に傷をつけた証拠にはならないよなぁ」

細永美「うっ…確かに…」

癒境「けど、あの傷をつけたのはお前以外に考えられない!!」

斬咲「なら聞かせてもらう。俺は何を使って岡本の体に傷をつけたって言うんだぁ?」

桜田「包丁ではなかったんだよね?」

木鬼沢「…細い傷なら…針…とか?」

盛口「針なら裁縫セットにあるけど…裁縫セットは女子にしか配られてないの~」

上条「アイスピックとかどうだ?」

守崎「いえ、アイスピックは朝厨房にあったのを確認しました」

志倉「厨房の物を持ち出したなら、おそらく欠けたままになっているだろうな。夜時間中は食堂に入れないうえ、
厨房には守崎と羽毛以外入っていない」

八雲「だとすると、いったい何を使って傷をつけたのでしょうか…?」

…もしかしたら、岡本を傷つけた物がなんなのか、知っているかも知れない。

落ち着いて思い出すんだ…!


閃きアナグラム 開始

下の文字を正しい順番に並べよ

げ ば と ら の

安価↓2

正解!!

癒境(そうか分かったぞ!!)

癒境「岡本を傷つけた際に使った物…バラの刺じゃないのか?」

斬咲「……」

マリア「バラの刺…ですか?」

癒境「あぁ、捜査中に斬咲が手品で刺付きのバラを出していた。俺の右手、バラの刺に触れて傷がついたんだ」

俺はバラの刺で怪我をした右手見せる。

志倉「…何か反論はあるか、斬咲?」

斬咲「……」

斬咲は帽子を取り、トントンと帽子のツバを2回程叩いた後、帽子の中からある物を取り出す。

…そう、捜査中俺の手に傷をつけた刺付きのバラを。

斬咲「くくくっ…正解だぜぇ」

癒境「…どうしてわざわざ岡本の体に傷をつけた?」

斬咲「特に深い意味はないねぇ…包丁で2箇所刺しただけってのが物足りなかったから、傷をつけてやった…そんな所か」

癒境「なっ…」

羽毛「殺した上でなお、女性である岡本さんの体に傷をつけるなんて…最低よアンタ…!!」

北橋「決まりね…さっさと投票しましょう」

モノクマ「おっ?これは早くも決着の予感だね!」

癒境「……」

何だ?この湧き上がる不安は…斬咲が岡本を殺した犯人…本当にそれで良いのか?

モノクマ「では、投票タイムに…」



時神「いや、投票するにはまだ早い」

モノクマの言葉を渡るように言い放ったのは時神だった。

上条「どうしたんだ時神?」

時神「お前達…そのまま斬咲をクロとして投票するつもりか?」

北橋「するに決まってるでしょ」

八雲「そうですね。彼自身が犯人と認めてしまってますし」

時神「……」

時神「やはりここには猿以下の低脳ばかりだな」

羽毛「なんですって!?」

木鬼沢「……」

時神「ただ自白しただけでクロと決め付けるとは…どうしようもないバカどもだ。こんな奴らに俺の命なぞ
到底預ける事なんてできない」

志倉「…その言い方だと、岡本を殺したのは斬咲ではないと言いたいのか」

桜田「ええ!?そうなの?」

細永美「けど、どうして斬咲くんはそんな嘘をつくんだい?そんな事したって、彼にメリットなんてないのに…」

北橋「そうよ!!斬咲が犯人じゃないなんてありえないわ!」

盛口「う~ん…どういう事なの~?」

時神「お前達が斬咲を犯人と決め付けるならそれで良い。だが、投票を間違えればクロ以外の全員が処刑される…」

時神「お前達の浅はかな決断のせいで自分が死ぬなんてゴメンだからな」

守崎「時神さん…」

北橋「マジでムカつくわねアンタ…!!」

マリア「…どうしましょう、志倉様…」

志倉「…斬咲がクロの可能性が高いが、全員が納得した状態で投票に入った方が良いだろう…」

八雲「では、議論を続けるのですね?」

上条「そうなるよな…」

羽毛「斬咲が犯人じゃない…そんな事、ありえるの?」

北橋「そんなはずないわ、犯人は斬咲よ…!!」

時神「ふんっ…」

斬咲は犯人なのかそうではないのか…。

どちらの意見に賛成するべきなんだろうか…。

【ノンストップ議論 開始】
同意しろ!

コトダマ>>700
<【守崎の証言】
<【羽毛の証言】
<【桜田の証言】
<【モノクマファイル1】
<【左手拳の傷】


北橋「斬咲は岡本を殺し、さらには偽のダイイングメッセージ、身体中の傷の事も自白してる」

北橋「【犯人は斬咲】に決まっているわ!」

時神「犯人は斬咲ではない…何故ならあいつに岡本を殺す事が【不可能】だからだ」

盛口「不可能なの~?そうとは思えないの~」

細永美「そうだね…桜田くんが夜時間中に斬咲くんを目撃してるしね…」

守崎「斬咲くんは本当に【散歩をしてただけ】なんじゃ…」

羽毛「だったらあんな狂言言わないでしょ?クロじゃないのに嘘ついて何か【得があるわけじゃない】のに」

上条「確かにそうだよなぁ…」

斬咲「くくくっ…困っているようだなぁ」

八雲「えぇ、貴方のせいでね」

安価↓2

癒境「モノクマファイル…これじゃないのか?」

時神「半分不正解…確かにそれも必要だが…それより斬咲の行動を示す物が先だ」

癒境(モノクマファイルより先に提示する証拠か…) 

※半分正解なので発言力にダメージ無し

安価↓2

正解!

癒境「時神の意見に賛成だ!」同意!

癒境「…そうだ、時神の言うとおり、斬咲に犯行は不可能だ」

羽毛「な、何ですって!?」

木鬼沢「……!!」

時神「ほぉ…少しはまともな奴がいて助かる」

北橋「な、何言ってんのよ!?」

幸川「癒境さん、何か気がついたんですか?」

癒境「あぁ…それを証明するには桜田の証言が鍵になるんだ」

桜田「えっ?ボクが?」

癒境「そうだ。君の証言とある物を照らし合わせて見ると、それが分かるんだ」

八雲「ある物…とは?」

桜田の証言と照らし合わせる物はおそらくこれしかない…。

『証拠を提示しろ』
コトダマ一覧>>700から1つ指定
安価↓2

正解!!

癒境(これだ!!)

癒境「桜田の証言と照らし合わせるのはこのモノクマファイルだよ」

マリア「モノクマファイル…ですか?」

癒境「そう、ここにかいてある事と桜田の証言を合わせる事で斬咲が犯人でないと証明できる」

斬咲「……」

そう、どうしてあんな嘘を言ったのかは知らないが、斬咲は犯人ではない…。

それを証明するには、モノクマファイルのある部分を見れば分かる。

重点すべきなのは…。


『正しい選択肢を選べ』
1、犯行時間
2、殺害場所
3、死因

安価↓2

正解!!

癒境(これだ!!)

癒境「斬咲が犯人じゃない事は、犯行時刻で分かるんだ」

幸川「犯行時刻…ですか?」

癒境「モノクマファイルに書かれている犯行時刻は夜中の23時45分頃と書かれているのは分かるな」

時神「桜田、お前は確か斬咲を見たと言っていたな」

桜田「う、うん」

癒境「斬咲を見た時間はいつ頃だ」

桜田「えっと、12時頃だったよ」

時神「…その時、斬咲は部屋に入っていったのか?」

桜田「いや、ボクが見たのはその時間に部屋を出た所だけど…」

志倉「何っ!?」

八雲「…なるほど」

守崎「…そういう事ですか」

桜田「へっ?何っ皆どうしたの?」

細永美「目撃した本人が理解してなくてどうするの…」

木鬼沢「……」

癒境「12時頃に斬咲は部屋から出た…つまり、斬咲が部屋を出た時には既に岡本は殺されていたんだ」

癒境「だから、斬咲に岡本を殺す事は出来ないんだ!!」

羽毛「け、けど…あいつがそう思わせる為に一旦部屋に戻ってから誰かに目撃されるためにわざと
部屋を出た可能性も…!!」

時神「限りなく低いな。今回は偶然桜田が見ていたが、こんな状況下で外に出ようとする人の方が少ないし、その時間帯に
自分の姿を狙ったように確認させるには無理がある」

志倉「それに、犯行を知られない為には、できるだけ目撃情報は少ない方が良い。現に、桜田に夜時間中に部屋を
出た所を見られてこうして怪しまれたわけだしな」

八雲「…不本意ながら、斬咲くんが犯人ではないという事になりますね」

盛口「え~と、これまでの話をまとめると…」

時神「まず、岡本の利き腕をしっていた俺、癒境、上条、マリア、守崎を犯人候補から外す」

上条「で、アリバイのあった桜田と木鬼沢も犯人じゃなくて…」

癒境「そして、今の議論で斬咲も犯人の線は消えた…」

細永美「となると…」

時神「残った細永美、盛口、幸川、北橋、八雲、羽毛…そして俺が岡本を殺した犯人候補という事になるな」

羽毛「あ、あたしは違うわよ!?」

盛口「うちも違うの~。襲うなら殺人じゃなくて性的な意味で襲うの~」

北橋「そこ!さり気にとんでもない事言うんじゃないわよ!!それと、アタシだって違うからね!!」

幸川「私もですよ」

八雲「私も同じく…と、言う事でここは間をとって細永美くんが犯人と言う事で」

細永美「何で僕!?間なんてとれてないよ!?」

志倉「そこまでにしておけ、時間は限られているんだ」

マリア「しかし、どのような議論をすれば進展するんでしょうか?」

上条「確かに…犯人候補はだいぶ絞れたが、それでもまだ分からない事が多すぎる…」

時神「…どうだ?ここはひとつ、岡本の死体の状況について意見を言っておかないか?」

北橋「な、何よ急に…」

…時神は何か仕掛けるつもりなのか?

いつもの無表情が…少し楽しそうな表情をしているような…。

志倉「…時神の言うとおりにしてみよう。とにかく、それぞれ思った事を言い合う事が大切だ」

斬咲「くくくっ…どうなるか見ものだなぁ…」

…岡本の死体の状況の話し合い…この議論で何かを掴めるのか…?

学級裁判後半、一旦ここで切ります。

続きは予定通り20時から再開するので、参加する方はぜひ来てください!

こんばんわ!

人っていますか?

予定通り続きを書いていきます。

ノンストップ議論に突入します。

【ノンストップ議論 開始!】

コトダマ>>700
<【血のついたベッドシーツ】
<【左手の拳の傷】
<【昨晩の書道の様子】
<【羽毛の証言】
<【身体中の傷】


マリア「岡本様の死体の状況で気になる事ですか…」

上条「包丁で刺した場所がどうして【胸元と腹部の2箇所】って事とか?」

八雲「空手家の彼女の【殺害方法】も謎ですわね」

北橋「【左手の拳の傷】も気になる所ね…」

羽毛「殺された場所がどうして【ロッカーの前】なのか…かしら?」

守崎「斬咲さんは犯人の顔を見てないんですか?」

斬咲「さぁな…俺は【見てない】ぜぇ」

時神「ふっ…やはりな…」

志倉「何か分かったのか?」

時神「今の議論でハッキリ分かったよ…やはり隠しておいて正解だったな」

桜田「?何が?」

時神「癒境…あの人物に指摘してやれ」


安価↓2

正解!

BREAK!

癒境「それは違うぞ!」論破!

癒境「北橋…お前は今、ミスを犯したぞ」

北橋「な、何がよ…」

時神「自分の言った言葉を思い出して見ろよ」

幸川「北橋さん、何か変な事言ってましたか?」

桜田「そうだね~、別におかしな所なんてなかったと思うけど…」

盛口「癒境くんと時神くんはどうして雪菜ちゃんの発言が怪しいって思ったの?」

癒境「…左手の拳の傷の事を口にしたからだ」

北橋「…!?」

時神「岡本の死体をしっかり調べたのは俺と癒境の二人だけ…それに、左手拳の傷についてはモノクマファイルにも
書かれていない事だ」

時神「だから、その事知っているのは俺と癒境しかいないはず」

癒境「それなのにどうして…君はその事実を知っているんだ…?」

マリア「き、北橋様…?」

羽毛「嘘でしょ…まさか…」

北橋「いい加減な事言わないでくれる!?ちょっと不自然な発言しただけでアタシが犯人と疑うつもり!?」

時神「それだけでお前を犯人とは断言するつもりはない。殺害方法もまだハッキリしていないし、まずはそこから
解決していくつもりだ」

志倉「…確かに、あの超高校級の空手家である岡本を簡単に殺せるとは思えない…いったいどんな殺害方法を
使ったのか、議論する必要があるな…」

桜田「岡本さんを簡単に殺害するには毒殺が一番なんだろうけど、死因は刺殺だから違うんだよねー。
いや、待てよ?効果が出るのが遅い睡眠薬を使った可能性もあるんじゃ…!?強制的に寝たらいくら空手かといえど、
簡単に殺す事が出来るんじゃ!!いや、でも、睡眠薬なんてどこに置いてあるの?もしかして作った!?いや、医者や薬剤師
でもない限り難易度高すぎるし、だいたい薬の調合とか魔女みたいで怪しさ満点ってゆーか…」

羽毛「桜田、ちょっと黙ってくれないかしら?」

桜田「あうちっ!姉御が厳しい!!」

幸川「えっと…殺害方法について議論するんでしたよね?」

志倉「そうだな…思いつく限り発言してほしい」

岡本の殺害方法か…。

皆の意見の中にその殺害方法が隠されているかも知れない…。

【ノンストップ議論 開始!】
同意しろ!

コトダマ>>700
<【守崎の証言】
<【ダイイングメッセージ】
<【小さな破片】
<【モノクマファイル1】
<【掃除道具入れのロッカー】


志倉「超高校級の空手家である岡本の殺害方法…いったいどんな方法を使ったんだ…?」

幸川「【不意打ち】を仕掛けたんでしょうか?」

斬咲「実は俺が【手品を使って】殺したんだぜぇ」

羽毛「アンタ、推理にノイズをまかないでちょうだい!!」

八雲「何か【仕掛けを作った】のではないでしょうか?」

桜田「やっぱり【睡眠薬で眠らせた】!!これだ!!」

木鬼沢「小細工なしで…【真正面から】勝負を…」

細永美「それは無理があるよ木鬼沢くん…」

安価↓2

不正解!

癒境「木鬼沢の言うとおり、真正面から勝負を挑んだんじゃないのか?」

木鬼沢「ふむ…やはりそうか…」

時神「なら犯人は木鬼沢という事になるぞ」

木鬼沢「!?」

時神「俺の情報で知る限り、あの岡本に真正面から殺害できるとしたら木鬼沢だけだ」

桜田「でも木鬼沢くんはボクと一緒にいたアリバイがあるよー」

時神「つまり…癒境が間違ってんだよ。そのくらい考えれば分かるだろクズ」

癒境(し、しまった…間違えたみたいだ…!!) 発言力5→4

岡本の殺害方法…いや、あくまで殺害しやすい状況を作った物ならどうだろう…。

…方法はあそこに隠されてるはずだ…!!

安価↓2

正解!

癒境「八雲の意見に賛成だ!」同意!

癒境「犯人は仕掛けを使って岡本を殺したんだ…」

桜田「でもさでもさ、仕掛けって言っても、いったいどこに仕掛けを作ってたの?」

癒境「おそらく、岡本が倒れていた場所…掃除道具入れのロッカーに仕掛けをしていた可能性が
高い」

癒境「その証拠に、ロッカーの中を見てみたら、血が拭かれた跡があった」

志倉「拭かれた血…となると、岡本の血か…」

北橋「最初から扉が開いてただけかも知れないじゃない」

癒境「わざわざ血を拭き取っていたんだ。ロッカーに仕掛けをしたのをバレたくなかったからじゃないのか?」

盛口「けど、例えそうだとしても、鈴ちゃんが必ずしもロッカーを開けるとは限らないの~」

細永美「そうだね…それってかなり運要素かけてないかな?」

時神「…犯人は岡本がロッカーを開ける事を確信していたんじゃないのか?」

木鬼沢「…何故…?」

癒境「正しくは岡本がロッカーに何かをしようと思っていた事を知っていたんだ」

桜田「んん?…つまり、どゆこと?」

羽毛「岡本さんがロッカーに何をしようとしてたってのよ?」

岡本がロッカーに何かしようとしてた事…彼女の性格から考えると、これしかない…。


『正しい選択肢を選べ』
1、掃除をしようとしていた
2、イタズラを仕掛けようとしていた
3、運ぼうとしていた

安価↓2

正解!

癒境(これだ!)

癒境「ロッカーにイタズラを仕掛けようとしてたんじゃないだろうか?」

守崎「い、イタズラ…ですか…?」

八雲「何でそんな馬鹿みたいな事…」

桜田「もしかして、あの動機を見せられて沈んでたボクらにイタズラをする事で雰囲気を明るくさせようと
してたんじゃない?」

志倉「まったく…何考えてるんだか…」

北橋「…本当にイタズラを仕掛ける為だったの?そうじゃないかも知れないし…」

癒境「絶対と言える証拠はないが…そうだと思える証言がある」

岡本がロッカーにイタズラを仕掛けようとしていた事を感じさせる証言があの人にあったはずだ…。

『証拠を提示しろ』
コトダマ一覧から1つ指定>>700
安価↓2

正解!

癒境(これだ!)

癒境「守崎の証言だ…彼女の証言がそう感じさせる事を言っている」

守崎「!…岡本さんのあの行動はその為だったんですね!」

斬咲「何の事だ?」

守崎「実は、夜時間になる前に私、体育館で岡本さんの姿を見たんです。それも、あの掃除道具入れの
ロッカーの前に立っている所を…何やら機嫌良く何かを呟きながらロッカーをじっと見ていたんです」

桜田「ロッカーにイタズラを仕掛ける計画を立ててたんだね!!」

志倉「あいつの脳内はイタズラの事しかないのか…?」

上条「イタズラ好きだもんなあいつ…俺も毛虫のおもちゃでやられた事がある…例えおもちゃでも毛虫は
大嫌いなのに…」

癒境(毛虫嫌いなのか、上条…)

北橋「…例えそうだとしても、岡本がロッカーにイタズラを仕掛けようとしていた事をそう都合よく
知る事が出来たのかしら?」

癒境「知っていたから犯人が先にロッカーに仕掛けを作る事が出来たんだ」





北橋「華麗じゃないわね!!」反論!



北橋「そんな都合の良い話、信用できないわね!!」

癒境「犯人は確かに知っているはずなんだ。岡本の行動を…」

北橋「犯人がエスパーでも使えると言うのかしら?納得できる答えを出さない限り、アンタのその
無茶ぶり推理を否定し続けるわよ!!」

反論ショーダウン 開始】
コトダマ>>700

<【昨晩の書道の様子】
<【羽毛の証言】
<【斬咲の証言】
<【小さな破片】
<【掃除道具入れのロッカー】


北橋「犯人が岡本がイタズラを仕掛ける為にロッカーを開ける事を知っていた?」

北橋「イタズラは周りに内緒にして行う物…」

北橋「他の奴らが知らなくて犯人だけが知ってるなんて…」

北橋「そんな都合の良い展開、あるわけないでしょう!?」

癒境「だが、実際犯人は知っていたからこそ…」

癒境「ロッカーに仕掛けを作ったんじゃないのか?」

北橋「どうやって知ったのよその事を!?」

北橋「【岡本一人】で計画したイタズラを、犯人はどうやって知ったのよ!?」

北橋「そもそも【ロッカーに仕掛け】があったのかも怪しい物ね!!」

安価↓3まで
全員正解か、正解者のコンマ合計数80以上で論破

全員正解!!

癒境(その推理の歪み、矯正する!)

癒境「イタズラを計画したのが岡本一人…本当にそうなのか?」

北橋「な、何が良いたいのよ…」

羽毛「あ!なるほどね!!」

幸川「何か分かったんですか?」

羽毛「アタシ、昨日張り切った様子も岡本さんを見かけたから声をかけたのよ。その時岡本さんが言ってたん
だけど、『アタイらに任せて! 明日は楽しみにしてなさいよ!』って言ってたのよ」

マリア「アタイ“ら”…!?」

北橋「…!!」

癒境「そう…岡本のイタズラ計画には協力者がいたんだ…」

癒境「他の人達は知らなくても…その協力者だけは知る事が出来たんだ…岡本がロッカーにイタズラを
仕掛ける為にロッカーを開ける事を…!!」

木鬼沢「……!!」

守崎「まさか、その協力者って…」

志倉「…岡本を殺した犯人の可能性が最も高いだろうな」

癒境「あぁ…そして、イタズラの協力者ってのはおそらく…」


【怪しい人物を指名しろ!】
安価↓2

癒境(君の…事なんだな!)解!

癒境「…君の事なんじゃないのか、北橋」

北橋「はぁ!?」

時神「本来知るはずのない拳の傷を知っていた事でだいぶ怪しいとは思っていたが、岡本がロッカーにイタズラを
仕掛ける話にやたら突っかかってくるのも…なかなか怪しいよなぁ?」

北橋「…っ」

時神「おそらく、岡本にイタズラを手伝ってもらうよう頼まれ、その際にロッカーにイタズラを仕掛ける事を
聞いたお前は、先に仕掛けを作っておいたんだろうな」

幸川「けど、ロッカーに仕掛けなんて…どうやって?」

時神「あくまで推測の域なんだが…まず、凶器の包丁を掃除道具に取り付けたんじゃないのか?あのロッカー、扉が
そうとう固く閉ざされてるし、掃除道具が倒れやすいように工夫して、体に刃物が刺さるような位置に凶器を固定した」

時神「岡本が扉を開けた瞬間、凶器が体に突き刺さるようにな…」

八雲「ですが、それで岡本さんを殺せるとは思えません…」

マリア「そうですね…もしかしたら外してた可能性もありましたし…命中したとしても、殺すまでは…」

時神「その仕掛けだけで殺せるとは犯人も思ってなかったんだろうな。だから刺された場所が2箇所あるわけだし、
トドメになったのは2回目の刺しだな」

志倉「おそらく胸元の刺し傷が仕掛けによるもので、腹に刺し傷は犯人の刺したものだろうな」

時神「ロッカーの仕掛けはあくまで空手家である岡本の意表をつく事や動きを鈍らせるための物だろうな」

北橋「待ちなさいよ!!」

北橋「腹部は犯人が刺したものだって言ったわよね?なら、犯人はそれ相応の返り血をつけているはずよ!!」

北橋「あいにく、あたしの持っている服には返り血がついている物なんてないわ!!それは盛口さんが証明してくれる!!」

上条「何で盛口?」

盛口「実はね~、捜査中に雪菜ちゃんの部屋にお邪魔させてもらったの~」

志倉「何をやっているんだお前は…」

服に返り血がついた服を所持していないから犯人じゃない…。

いや、それは犯人じゃない事の証明にはならない…!!

コトダマ>>700
<【モノクマファイル1】
<【包丁】
<【桜田の証言】
<【身体中の傷】
<【血のついたベッドシーツ】

北橋「あたしの【服に返り血はついてない】!!」

北橋「盛口さんなら知ってるわよね!?」

盛口「うち、操作中に彼女の部屋中を漁らせてもらったのー。もちろん服もなの~」

盛口「服には返り血のついてる物なんてなかったのー」

北橋「服に返り血がついてる物がない…部屋の中を見てもらったあたしはシロ!!」

北橋「怪しいのは【部屋の中を調べられていない】連中よ!!」

上条「部屋の中なんて調べる必要がなかったからな…」

八雲「ほとんどの人達が調べられていませんね」

北橋「服以外に【返り血を浴びる物なんてない】んだから、返り血を浴びた服を隠している奴が犯人なのよ!!」

安価↓2

正解!

BREAK!

癒境「それは違うぞ!」論破!

癒境「いいや、返り血を浴びた服がない事は犯人じゃない証拠にはならない」

北橋「なんでよ!!」

癒境「返り血を浴びたのは“服以外”の物だからな!!」

北橋「えっ…」

幸川「…実は、トラッシュルームの前に黒色のゴミ袋が置かれていたので、中身を確認したんです…」

幸川「その袋に入ってたのは、ベッドシーツだったんですよ…血が付いた…」

細永美「何だって!?」

幸川「それにそのシーツ…人の腕を通せる穴があったんです」

斬咲「ご丁寧に穴まで開けているとは…くくっ、犯人がその穴に腕を通した状態で岡本を刺し、返り血を
防いだ事は明白だな」

北橋「な…っ!!」

上条「けど、何でそんなあからさまに袋が置いてあったんだ?」

幸川「おそらく、犯人は私にこの袋を捨ててもらうつもりだったんでしょう…トラッシュルームの鍵を持っているのは
私だけですから…」

幸川「実際、私は朝起きたらゴミを捨てに行く予定でした…けど、あろうことか、死体発見アナウンスが鳴るまで
部屋で寝ていたんです」

北橋「…っ!!」

幸川「本当なら捨てようと思っていたんですけど…岡本さんが殺された事を知って、トラッシュルーム前に
置かれたゴミが何か手がかりに繋がっているんじゃないかと思って…」

幸川「捨てる前に中身を確認したんです…普段なら中身なんて確認せずすぐに捨てるんですが…」

志倉「良い判断だ幸川」

癒境「シーツは誰の部屋からでも調達できる物だ」

癒境「返り血を浴びたのが服ではなくシーツだった以上、それで犯人じゃないと言う証明にはならないんだ!!」

北橋「ぐっ…ぐううぅぅ…!!」

羽毛「北橋さん…本当に…本当に貴方がやったの…!?」

守崎「そんな…そんな…」

桜田「はっ…ははは…仲間を殺した犯人が、同じ仲間だなんて…笑えないよ…」

北橋「…違う…あたしは…犯人じゃない!!」

北橋「あたしが犯人っていう証拠がないじゃない!!今まで出たものは結局推論でしかないのよ!!」

北橋「あたしが犯人と示す証拠なんてあるわけないじゃない!!」

癒境「北橋…」

北橋は俺達を涙を溜めた目で睨みつけていた。

それを見ると苦しくなる…本当なら、北橋にこんな事言いたくはなかった…。

けど…。

癒境「…君が犯人だという証拠を持っている…て言ったら?」

北橋「…っ!!」

その言葉を聞いた瞬間、北橋の顔はみるみる青ざめていく。

こんな事したくない…こんな結末、知りたくなかった…けど、やらなければならないんだ…!!

【トドメをさせ!】
コトダマを1つ指定>>700
安価↓2

正解!

癒境(これでもう…終わりにしよう!)解!

癒境「…北橋、本当に君が犯人じゃないなら…」

癒境「君が持っているゴーグルを見せてもらえないか?」

北橋「……!!」

木鬼沢「ゴーグル…だと…?」

癒境「現場の近くに落ちていたこの小さな破片…最初は何か分からなかったんだが…」

癒境「この破片は…今かけているゴーグルとは別のゴーグルが破損した部分じゃないのか…その…
黒いガラスの部分…」

盛口「…うち、部屋の中を漁ってたけど…シャワールームだけは見てなかったの…そこに、破損した
ゴーグルを隠したんじゃ…」

北橋「……」

時神「モノクマ…シャワールームにゴーグルが落ちているか確認しに行って良いか?」

モノクマ「仕方ないなぁ~。ボクが直々見に行ってあげるからそのまま続けて!!あったら持ってくるから!!」

そう言うとモノクマはピョイーンと気の抜けるような音をあげてその場から消える。

癒境「…モノクマがいずれ証拠を持って戻ってくる…もう一度、事件を振り返ってみるぞ」

北橋「……っ」

癒境「この事件の全貌を…」

【クライマックス推理】
事件のきっかけは岡本のイタズラ計画から始まったんだ。
犯人は岡本ににイタズラ計画の協力者になるよう声をかけたんだ。
その時、体育館の(  A  )にイタズラを仕掛ける事を知り、犯人はそれを利用して岡本を殺す事を決意したんだろうな。

犯人は俺達が書道を終えた20時半から夜時間になる22時までの間に厨房から(  B  )を持ち出したんだ。
それを掃除道具に固定し、扉を開けた時にうまく刺さるよう仕掛けたあと、何くわぬ顔でいつも通りに犯行時間まで
いつも通りに過ごした。

そして、夜時間になって皆が寝静まった後…岡本と密会した犯人はおそらく、イタズラに使う物だと言って持ち出した
シーツを持って体育館まで行ったんだ。
体育館につき、岡本はロッカーにイタズラを仕掛ける為に扉を開けた瞬間、仕掛けられた凶器を固定された掃除道具が
勢いよく倒れ、岡本の胸元を突き刺したんだ

いきなり自分の胸元が刺されて、岡本は完全に意表をつかれたんだろうな…。
犯人は岡本の胸元に刺さった包丁を抜き、今度は腹部に包丁を突き刺したんだ。
その際、あらかじめ穴を空けておいた(  C  )で返り血を防いだ。
おそらく、その後に岡本は犯人から(  D  )を奪い、最後の力を振り絞ってそれを壊したんだと思う。
犯人は岡本が壊したそれを回収し、ロッカーの内側に付いた血を拭き、体育館を去っていったんだ。
…ロッカーの血が完全に拭ききれていない事や、壊された破片がまだ残っていた事に気づかないまま…な。

…岡本が殺された後、もう一人の存在が、この事件をややこしくする事になった…そう、(  E  )だ。
彼は部屋を出る所を桜田に見られていたとは知らず、夜時間に部屋の外を探索していた。
体育館についた彼は、岡本の死体を見つけると岡本の左手の人差し指に血をつけ、偽の(  F  )を書き、
さらに持っていたバラの刺で、岡本の身体に傷をつけたんだ…。

そんな事になっているのを知らない犯人は、トラッシュルームに血のついたシーツを黒色のゴミ袋に入れ、朝、幸川に
捨ててもらえるよう、鉄格子の前にゴミを置き、自分の部屋に戻って行った。
…幸川が寝坊してゴミを捨ててもらう事ができなくなるとは思わずな…。

これが今回起こった岡本殺しの事件だ。
…(  G  )、君が…岡本を殺害した犯人なんだ…!

【推理が繋がるように()内の文章を埋めろ!】
A…岡本がイタズラを仕掛けようとした場所は?
B…犯人が使った凶器は何?
C…返り血を防ぐのに使用したのは?
D…犯人が身につけていた物は?
E…事件に乱入した第三者は?
F…第三者が岡本に血を使って書いたものは?
G…犯人の名前は?
安価↓3まで
全問正解が一人でもいればクリア

A…ロッカー
B…包丁
C…ベッドシーツ
D…ゴーグル
E…斬咲
F…ダイイングメッセージ
G…北橋

>>804 正解!

【クライマックス再現】
事件のきっかけは岡本のイタズラ計画から始まったんだ。
犯人は岡本ににイタズラ計画の協力者になるよう声をかけたんだ。
その時、体育館のロッカーにイタズラを仕掛ける事を知り、犯人はそれを利用して岡本を殺す事を決意したんだろうな。

犯人は俺達が書道を終えた20時半から夜時間になる22時までの間に厨房から包丁を持ち出したんだ。
それを掃除道具に固定し、扉を開けた時にうまく刺さるよう仕掛けたあと、何くわぬ顔でいつも通りに犯行時間まで
いつも通りに過ごした。

そして、夜時間になって皆が寝静まった後…岡本と密会した犯人はおそらく、イタズラに使う物だと言って持ち出した
シーツを持って体育館まで行ったんだ。
体育館につき、岡本はロッカーにイタズラを仕掛ける為に扉を開けた瞬間、仕掛けられた凶器を固定された掃除道具が
勢いよく倒れ、岡本の胸元を突き刺したんだ

いきなり自分の胸元が刺されて、岡本は完全に意表をつかれたんだろうな…。
犯人は岡本の胸元に刺さった包丁を抜き、今度は腹部に包丁を突き刺したんだ。
その際、あらかじめ穴を空けておいたベッドシーツで返り血を防いだ。
おそらく、その後に岡本は犯人からゴーグルを奪い、最後の力を振り絞ってそれを壊したんだと思う。
犯人は岡本が壊したそれを回収し、ロッカーの内側に付いた血を拭き、体育館を去っていったんだ。
…ロッカーの血が完全に拭ききれていない事や、壊された破片がまだ残っていた事に気づかないまま…な。

…岡本が殺された後、もう一人の存在が、この事件をややこしくする事になった…そう、斬咲だ。
彼は部屋を出る所を桜田に見られていたとは知らず、夜時間に部屋の外を探索していた。
体育館についた彼は、岡本の死体を見つけると岡本の左手の人差し指に血をつけ、偽のダイイングメッセージを書き、
さらに持っていたバラの刺で、岡本の身体に傷をつけたんだ…。

そんな事になっているのを知らない犯人は、トラッシュルームに血のついたシーツを黒色のゴミ袋に入れ、朝、幸川に
捨ててもらえるよう、鉄格子の前にゴミを置き、自分の部屋に戻って行った。
…幸川が寝坊してゴミを捨ててもらう事ができなくなるとは思わずな…。

これが今回起こった岡本殺しの事件だ。
…北橋、君が…岡本を殺害した犯人なんだ…!



COMPLETE!

癒境「これが真相だ…間違っているなら、反論してくれ」

北橋「あっ…あぁ…」

モノクマ「お待たせー、シャワールームの方を見てきたんだけど…」


モノクマ「こんな物がありましたー!!」

そう言ってモノクマが出した物は…。

マリア「…レンズの部分が…壊れたゴーグル…」

志倉「…どうやら、本当のようだな…」

モノクマ「えー、議論の結論が出たようですね」

モノクマ「では、投票タイムと参りましょうか!」

モノクマ「オマエラ、お手元の投票スイッチを押して投票してください!!」

モノクマ「言っとくけど、必ず誰かに投票するように!つまらない事で罰を受けたくないでしょう?」

マリア「…っ!!」

守崎「……」

癒境「……」

モノクマ「投票の結果、クロとなるのは誰か!!その答えは、正解なのか?不正解なのかー!?」

モノクマ「さ~、どうなんだ~!?」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

  MONOKUMA
    VOTE

ジャラララララララララララ・・・

│キタバシ│キタバシ│キタバシ│

チャッ、チャーン!

―ガシャンッ

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

学 級 裁 判

閉廷!

【リザルト】
発言力ボーナス 4
集中力ボーナス 5

合計     9

ノンストップ議論ノーミスボーナス  不可 0
反論ショーダウンノーミスボーナス  可  2
閃きアナグラムノーミスボーナス   可  2
証拠提示・人物指定ノーミスボーナス 可  2
クライマックス再現ノーミスボーナス 可  2

合計     8


獲得モノクマメダル 17
現在の所持メダル  17

chapter1の裁判が閉廷した所で今日はここまで!!

頭の悪さが伺える事件でした…。

こんな事件しか書けませんが、エタらないよう完結するよう頑張ります!!

安価ロンパ第2弾をやる為にも、目指せ完結!!

第2弾を作る事ができたら今度は才能や名前も1から決めていきたい…。

次の更新でおしおきとその後の皆を書いてchapter1を終わらせたい…。

次回の更新は明後日、23日の20時予定してます。

ここまで参加してくれてありがとうございます!!

こんばんわー。

予定通り始めていきまーす。

安価は最後の方のみあります。

人見てたら始めていきます。

来てくださってありがとうございます。

では、始めていきます。

モノクマ「うぷぷ…大正解でーす!!」

モノクマ「岡本さんを殺したクロは、北橋雪菜さんなのでしたー!!」

北橋「う…ぐぅ…っ」

マリア「そ、そんな…っ!?」

羽毛「北橋さん…本当に貴方が…殺したのね…彼女を…!!」

志倉「…やはり、あの動機が原因か…」

北橋「…あのDVDには、あたしを応援してくれた家族が写っていたわ…」

北橋「お母さんが…お父さんが…弟が…」

北橋「あたしの大切な家族が…いなくなって…映っていたのは…ボロボロになったあたしの家だけ…!!」

北橋「今すぐにでも確かめに行きたかった!!家族の無事を確かめたかった!!」

北橋はボロボロと涙をこぼして叫ぶ。

その姿に…思わず目をそらしてしまいそうになる…。

守崎「確かに、外にいる大切な人達の安否が心配なのは分かります…」

守崎「私も…家族や、介護施設の皆さんが…今、どんな状態なのか…怖くて仕方ないんです…」

守崎「それでも…人を殺す事なんて…どんな事があっても…するべきじゃない…っ」

北橋「…皆が皆、アンタみたいな考えを持ってるわけじゃないのよ…!?」

北橋「あたしは、ここにいる奴らが信用できなかった!!」

北橋「動機公開する前から、あたしは不安で仕方なかった…もしかしたら、あたしを殺しに来る奴がいるかも
知れないって…」

北橋「誰も信じられない…あたしが信じられるのは家族だけ…その家族が今、あたしの知らない所で何が起こって
いるのか考えてゾッとしたわ…」

北橋「そんな中、岡本から話があったわ」







~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


岡本「北橋ちゃん、ちょっと良い?」

北橋「…何よ…」

岡本「もう!あの動機を見て不安なのは分かるけど、アタイはいつまでも暗い雰囲気なのは嫌なんだよ!!」

北橋「……」

岡本「それで!アンタにはアタイのある計画を手伝ってもらいたいの!!」

北橋「ある計画…?」

岡本「そう!名づけて『イタズラハプニングで暗い雰囲気をうやむやにしよう作戦!!』」

岡本「どう?名案でしょう?」

北橋「…センスないわねアンタ…」

岡本「良いじゃない!!とにかく!この暗い雰囲気をぶっ壊す為にも、アンタにも協力してもらうよ!!」

北橋「…どうしてあたしなの?」

岡本「一番雰囲気が暗かったからよ」

岡本「一度イタズラを仕掛ける側になってみると分かるわよ?イタズラが成功した時の達成感や喜び!!」

岡本「何より、イタズラに引っかかった皆の驚いた顔を見るのはホントに楽しいわよ!!」

北橋「……」

岡本「じゃあ今日の夜時間に仕掛けにいこうか!!ランドリーに23時に待ち合わせね!!」

岡本「モノクマのデタラメな情報に惑わされずに、殺し合いする事なく脱出する為にもね!!」

北橋「……」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

志倉「…あいつ、そんな事を…」

北橋「こんな状態なのに、彼女は強い人だと思ったわ…モノクマに最初に反抗を示していたのも
今思えば彼女だったわね…」

北橋「彼女は正義感が強い人だから、誰よりも殺し合いを嫌い、そうならないように彼女なりに考えたんでしょうね」

北橋「凄い人だと思ったわ…あたしは周りをただ疑う事ばかりしている中、彼女は周りを疑う事より周りを元気
つける事を考えていた…そんな彼女の強さが羨ましいと思ったわ…」

北橋「…けど、それと同時にあたしは…こんなにも家族の事で悩んでいるのに、ヘラヘラ笑ってそう言う彼女に…」







北橋「確かな殺意を抱いてしまったわ」




羽毛「…っ!?」

上条「北橋、お前…っ」

北橋「同じような映像を見たのに、何も感じないの?とか…あたしは家族が心配で仕方ないのに、偉そうな事
言いやがって!!…とか…」

北橋「岡本さん自身にそのつもりはなかったのかも知れないけど、その時のあたしはそういう考えしか思い浮かばなかった」

北橋「そして…あたしは考えてしまった…岡本さんを殺して、学園の外に一刻も早く脱出する事を…!!」

マリア「っ…うぅ…」

北橋が両手の拳を力強く握り締め、下を俯きながらそう言うのを見てマリアが涙をこぼして顔を両手で覆う。

くそっ…こんな事になるならあの時北橋を励ましに行ってあげたら…こんな事にはならなかったかも知れないのに…!!

北橋「モノクマから後出しで学級裁判の聞かされた時も、驚きはしたけど、もう後戻りするつもりはなかったわ…」

北橋「ここにいる奴らを犠牲にしてでも、家族を助けに行くって思ってたから…」

盛口「雪菜ちゃん…」

桜田「本気…だったんだね…」

北橋「もともとあたしはアンタ達を信用できてたわけじゃないし、会った日にちも極端に短いわ」

北橋「生まれた時から一緒にいた信頼する家族と…会って間もないアンタ達…」

北橋「どちらを天秤にかけるかなんて…最初から決まっていたのよ…!!」

北橋はそう叫び、とうとう膝をついて泣き出した。

周りには何ともいえない空気が漂う中、「うぷぷ…」と嫌な声が聞こえてくる。

モノクマ「いや~残念でしたね北橋さん!!せっかく一番難関そうな岡本さんを殺せたのに、こんな
結末になるなんてね~?」

北橋「くっ…!!」

モノクマ「しかし、会って間もないから殺した…ねぇ…」

時神「…おい、モノクマ…何か含みのある言い方だな…」

モノクマ「おっと!何でもないよ!!」

モノクマ「さて、投票も無事終わった事だし、いよいよ最後のメインディッシュにありつけるね!!」

守崎「メインディッシュ…?」

…まさかっ!!

モノクマ「ボク、学級裁判のルールを説明した時に言ったよね?」

モノクマ「投票の結果、投票された人物が正解だった場合はクロだけがおしおきされ、間違っていた場合はクロ以外の
全員がおしおきされるって」

モノクマ「それで、今回は見事クロを当てた為…クロだけがおしおき…そう、“処刑”となるって!!」

桜田「なっ…!?」

木鬼沢「……!!」

マリア「そんなっ…処刑なんて、止めてください!!彼女の罪は法律でキチンと裁いていくべきです!!
それなのに、今すぐ処刑だなんて…彼女には執行猶予も与えられないんですか!?」

モノクマ「それがここのルールだから仕方ないのです!!」

癒境「何がルールだ…その重要なルールを何故最初に出しておかないんだ!?」

上条「殺し合いを起こさせやすくする為にわざと隠してたとしか思えないな…」

モノクマ「でも今回の裁判で知ったでしょ?…それでも殺し合いは起こる時は起こるんだよ!!」

守崎「でも…!!」

北橋「…もう良いわ、アンタ達…」

守崎「えっ…」

北橋「アンタ達がどれだけ抗議しようと…あたしの処刑は決まってる…」

北橋「…それに、人殺ししたあたしが…家族に良い顔して会えるわけないんだわ…」

モノクマ「では、『超高校級のスキー選手』である北橋雪菜さんの為に…」

北橋「…岡本さん…ごめん…ごめんっ…なさい…!!」

モノクマ「スペシャルなおしおきを、用意しましたー!!」

北橋「お父さん…お母さん…そして…親愛なる弟…――」

モノクマ「では、張り切っていきましょう!おしおきターイム!」

北橋「…人殺しをするような子で…ごめんなさい…っ」


ウィーン・・・ピコッ☆

GAME OVER

キタバシさんがクロにきまりました。
おしおきをかいしします。

モノクマがボタンを押した瞬間、北橋の首に鎖を巻きつけられる。

その鎖に引きずられて北橋は裁判上の奥へ連れされて行く。

そこにあったのは、どうやって作ったのか、スキー選手が競技を行う為の舞台が作り上げられていた。

その頂上に、スキーをする際の服装で北橋が立たされていたのだ。

【超高校級のスキー選手 北橋 雪菜処刑執行】
【『スノープリンセスwithストロベリーフラッペ』】

3、2、1、GO!…と言う合図が出た瞬間、北橋は頂上から下にあるゴールを目指し、滑り出す。

滑っている途中、床からノコギリのような刃物が飛び出すが、北橋はそれを美しいフォームで華麗に避ける。

次々と現れるギミックを避け続け、ジャンプ台まで一気に滑り出し、華麗なジャンプを披露する。

空中を舞い、あと少しでゴールへたどり着く。

…そう思っていた。

べしゃっ

空中を舞っていた北橋が何かにぶつかる。

…氷の壁だ…北橋が周りをみると、北橋はすでに四方八方氷の壁で防がれている事に気がつく。

まるで、氷の中に閉じ込められているように…。

その時、北橋の足元からガリガリッと奇妙な音が鳴り出す。

そう…北橋のいる場所…もとい、北橋が入ってる氷のある場所はかき氷製造機だった。

北橋は青ざめ、脱出しようと氷の壁を叩くがその壁は割れる事はない…そして…。


―ガリガリガリガリ…

ゴール付近にいたモノクマが大きな器を持って来て、その器で粉になった氷を受け止め、かき氷を作っていく。

…製造機から、赤い液体がポトポトと落ちていき、かき氷のシロップのように表面を赤く染め上げた…。

モノクマ「イヤッホオオオオウ!!エクストリーム!アドレナリンが染み渡るー!!」

癒境「な…何だよ、これ…」

守崎「あっ…あぁ…」

羽毛「き…きゃあああああぁぁっ!!」

細永美「う…そ…こんな…ことって…」

志倉「モノクマ、貴様ぁ…普通の死に方すらさせてやらねぇのか…!!」

八雲「貴方以上の外道…見た事ありませんわ…っ!!」

目の前に行われたモノクマによる処刑…。

あまりの残酷さに皆一斉に顔を青ざめ、恐怖する。

…どうしてこんな酷い事ができるのか…俺は笑っているモノクマをキッと睨みつけた。

モノクマ「うぷぷ…こうなりたくなかったら、ここでの生活を受け入れるべきだね!!」

モノクマ「…まぁ、それができたらの話なんだけどさぁ!」

癒境「ふざけるな…北橋がこんな事になったのは、あの動機のDVDを見たからだ!!」

癒境「お前が俺達を閉じ込めて、殺し合いを強要して…」

癒境「全部、お前のせいじゃないか!!」

モノクマ「何でもかんでもボクのせいにしないでよ、責任転嫁が上手なんだね~」

モノクマ「ところで、ボクを怒ってる暇があったら彼、どうにかしたら?」

そう言ってモノクマの腕が指す方を見ると、桜田が口元をおさえ、膝をついている。

桜田「うっ…ぇ……お、おええぇっ!!げえぇぇ…っ!!」

桜田がカッと目を見開くと、嘔吐しだす。

腹の中の物を吐き出し、胃液すらもあるもの全てを出すように吐き続ける。

盛口「桜田くん!!」

守崎「桜田くん!しっかり!!」

盛口と守崎が桜田に近寄り、桜田の背中を守崎が優しくさする。

無理もない…あんなもの見れば気分が悪くなるのは当然だ。

モノクマ「超高校級の記者の癖にメンタル弱すぎでしょ!!」

志倉「黙れ、あんな悪趣味な物、好んで見る奴などいない」

マリア「ひっく…もう…嫌です…っ」

羽毛「どうしてアタシ達がこんな目に合わなきゃいけないのよ…!!」

時神「…何が目的だ?俺達にこのような事を強要する意味は…」

モノクマ「目的だって?そんなの…絶望…としか言いようがないね」

癒境「…そんな事の為に…こんな目に合わせるのか…?」

モノクマ「それしかないもんはないんだからしょうがないじゃん!!それより…斬咲くんと幸川さんは
どうしたのかな?」

そう言えば、この二人は今だに何も話さないな…。

斬咲「いや…予想以上なんだよぉ」

志倉「何がだ?」

斬咲「…楽しいんだよぉ」

細永美「た、楽しい…?」

斬咲「この殺し合い学園生活が…なぁ…」

羽毛「この殺し合いが楽しいですって…!?イカれてるわよアンタ…!?」

斬咲「お前達が何て言おうと、俺はただ自分が楽しめる事を優先しているだけさ…あのダイイングメッセージも、
少しは事件を面白くしようとしてやった事だぜぇ?」

上条「なら、全身の傷はなんなんだよ?」

斬咲「ただ包丁で刺されただけってのは味気がないと思ってねぇ…」

羽毛「アンタ…いい加減にしなさいよ!?」

斬咲の言葉で雰囲気が悪くなっていく中…。

幸川「…死んだ…私の…憧れの人達が…希望が…」

ブツブツとそう囁くように幸川は言う。

そうだ…幸川は希望ヶ峰学園に入学する生徒に人一倍憧れていたんだ…。

相当ショックなはずだ…慰めに行った方が良いよな…。

そう思い、幸川に近づこうとした瞬間…彼女は、どこか狂気を含んだ笑みを浮かべていた。

幸川「私の希望が二人も死んでしまった!!絶望!!そして不幸!!なら、これだけの不幸を身に受けた今、
この後にどんな幸運が待ち構えているのでしょうか…!!」

幸川「想像するだけで胸が膨らみます!!」

癒境「さ、幸川…?」

マリア「幸川様…ど、どうなさって…」

幸川「殺し合いを強要された不幸によって、私は理想のナイトを見つける事ができたんです…。なら、希望として
尊敬していた人が二人も死ぬと言う不運が起きた今…きっと想像を遥かに超える幸せがやってくるに違いありません!!」

八雲「幸川さん…とうとう頭がおかしくなってしまったのでしょうか…?」

幸川「おかしい…?私はこれが平常ですよ!!」

幸川の突然の豹変に、俺は思わず恐怖する。

いったいどうしちまったんだ、幸川…?

モノクマ「うぷぷ…殺し合いは起き、火種がまかれたうえ、殺し合いをしやすい雰囲気を作り出した不穏分子も
出てきて…これは次の殺し合い事件も待ったなしですなぁ~!!」

志倉「…言ってろ、俺達はもうこれ以上殺し合いは起こさせない…」

モノクマ「ふ~ん、過去にもそんな事言っておいて止められなかったんだけどねぇ~」

時神「…何だと?」

モノクマ「おっと!これはトップシークレットでしたな!!」

モノクマ「それじゃあ今回の学級裁判はこれにて終了!!」

モノクマ「うぷぷ、じゃあ、ばっはは~い!!」

そう言ってモノクマは去ってしまった。

斬咲と幸川の狂気を含んだ雰囲気を身に感じながら、俺達はこの場をあとにした…。

【INFO】
・斬咲と幸川の周りからの関係が『険悪』になりました。

【癒境の個室】

…学級裁判を終えた俺達の中にあるのは…絶望…その言葉だけだった…。

岡本と北橋…この学園で出会って数日しか経っていないのに…その二人はもう、この世にはいない…。

自分の考えた計画に協力してもらおうとするくらいには信用していたであろう北橋に岡本は殺され、犯行を暴かれた
北橋は、モノクマによって残虐な処刑を受けた…。

…何故こんな事になってしまったのか…あのDVDに映っていた事は真実だったのか…父さんと母さんは、今
どうなっているのか…。

分からない事が多すぎて、ショックな事が立て続けに起きて…気が狂ってしまいそうだ…。

…俺はどんな事があろうと、殺し合いは絶対にしない…あんな処刑を見たんだ…他の人達だってそうだ…。

…けど、本当に皆が皆そう思っているのだろうか…?

特に斬咲…あいつは殺し合いを楽しんでいる…危険な男だ…。

幸川はどうなんだろうか?

今日の裁判後、いつもの幸川と違っていて、皆気味悪がっていた…。

殺し合いが起きて、皆何もかも変わってしまうのだろうか…。

不安ばかりが頭によぎっていたそんな時…。

―ピンポーン

誰かが俺の部屋を訪ねて来たようだ。

少し警戒しながら扉を開けると、そこに居たのは守崎だった。

守崎「…突然お邪魔してすみません…」

癒境「構わない、立ち話もあれだから、そこのベッドにでも腰掛けてくれ」

そう言って俺は守崎を連れ、ベッドに座る。

守崎「…今日は、色々ありすぎて…癒境さんは大丈夫ですか?」

癒境「まぁ…大丈夫…と言ったら嘘になるけどな…」

守崎「そうですよね…」

癒境「守崎は俺に何か用事でもあったのか?」

守崎「はい…今日の裁判、私の無実を証明してくれて…私を信じてくれてありがとうございました」

癒境「その事か…そんな改まってお礼されるような事をしたわけじゃない」

守崎「それから…」

癒境「?」

守崎「…一人で何もかも抱え込まないでください」

癒境「!!」

守崎「こんな事になって、皆ギクシャクしていますが…誰も信用せずに一人で全て解決しようとしても
できない事が多すぎます」

守崎「こんな時だからこそ…周りの人達に歩み寄り、その人を理解する心を持つ事が大切だと思います」

守崎「…殺し合いを楽しいと言っていた斬咲さんも、周りから離れて1匹狼になろうとしている時神さんも、今回の
裁判でいつもと違う雰囲気を見せた幸川さんも…」

守崎「誰かが支えてあげないと、取り返しのつかない事になると思うんです…」

癒境「守崎…」

守崎「癒境さん…貴方は一人ではありません…今すぐにろとは言いませんが…どうか、一人で抱え込まずに
相談できる人を作ってください…」

守崎「私は、癒境さんの事を信頼しています…」

守崎「…偉そうな事言いにわざわざここまで来てすみません」

癒境「いや…君のおかげでだいぶ気持ちが落ち着いてきた…」

癒境「こんな事になって、辛い事ばかりが俺達を襲うかも知れない…」

癒境「けど俺は、今日死んでしまった岡本と北橋…二人の死を背負って、ここを脱出するんだ…!」

守崎「私も…二人が居た証を、忘れたくありません…私も…癒境さんと一緒に、二人の死を背負います…」

癒境「…あぁ」

もうこれ以上殺し合いを起こさせない…起こさせてはいけない…。

今いる人達と協力して、必ずこの学園から脱出してみせる!!

それまで、無事でいてくれ…父さん、母さん…。







【???】

モノクマ「皆良い感じに絶望してくれてるね!!ボクは嬉しい限りだよ!!」

モノクマ「斬咲くんと幸川さん…この二人がこれからどう行動するのかワクワクするね!!」

モノクマ「…ただ、あいつがどうもこちらを嗅ぎまわってて邪魔なんだよねぇ…何とかできないかなぁ…」

モノクマ「さて、開放する部屋とか作業に取り組む前に、生徒の様子でも見てみようかな?」


今夜の様子を見たい生徒を一人指定
安価↓3まで

時神と幸川決定。

3つ目が被ってしまったので再安価↓

時神、幸川、志倉の3人に決定!!

3人の様子に関しては書き溜めしてないので投稿が遅くなりますが、続き書いても良いですかね?

じゃあ続けます。



【時神視点】

時神「……」

俺は裁判が終わり、再び赤い扉の前にたたずむ。

モノクマは失言していた。

『しかし、会って間もないから殺した…ねぇ…』
『ふ~ん、過去にもそんな事言っておいて止められなかったんだけどねぇ~』

特に二つ目の言葉…まるで前にも殺し合い学園生活を行っていたかのような口ぶり…。

だが、俺が今まで集めてきた情報で、そんな事実は知らない…。

何かを知ろうにも、今の状況下では情報が少なすぎる。

…せめて、封鎖された場所を調べられる事ができれば…。

斬咲「悩んでいるようだなぁ、時神」

…今もっとも会いたくない奴に会ってしまった…。

時神「…何の用だ。特に用がないならすぐ俺の前から失せろ」

斬咲「そんな固い事言うなよぉ…殺し合い学園生活…なかなか面白くなってきたと思わねえかぁ?」

時神「興味ない」

斬咲「学級裁判の時のお前はなかなか輝いてたぜぇ…お前がいなかったら俺の嘘に騙されて
北橋以外お陀仏になってたかもなぁ」

時神「…お前は、死ぬことに恐怖を感じないのか?」

斬咲「生死よりも人生をどう楽しむかの方が重要だぜぇ」

時神「…お前が何をしようが俺には関係ない…好きにやれば良い…だからどっか行け」

斬咲「はいはい…まぁ、お互いこの学園生活を楽しもうじゃねぇか」

そう言って斬咲は、その場から去って行った。

…斬咲ダイヤ…彼についても何か情報収集をした方が良いな…。

あの男は必ず殺し合いの次の火種になる可能性が最も高い。

…俺が何とか止めるべきだ…もちろん、俺はあくまで周りにとって悪人であるという態度を
忘れないままな…。

ともかく、情報整理の為に、部屋に戻るか…。

明日も忙しくなりそうだ…。

【幸川視点】

幸川「希望同士の殺し合い…この不幸が、いったい私にどんな幸せを運んでくれるのでしょうか…」

私はモノモノマシーンで出たキルリアンカメラを取り出し、撮った写真を眺め、うっとりしながら見つめる。

幸川「癒境さぁん…ふふふ…優しくて、かっこよくて…希望に溢れている私の王子様…」

この学園の男の人は素敵な人が多くて目移りしてしまいます…志倉さんみたいに普段は刺々した雰囲気なのに、
団体行動になると素晴らしいリーダーシップを発揮する…時神さんも同じように一匹狼で、周りを自分に寄せ付け
ないような雰囲気を持ってて、クールな所が素敵です…。

木鬼沢くんは男子の中で一番背が高くて、筋肉もあって、とても男らしい姿がかっこいいです…斬咲くんもあの
妖艶な雰囲気が良いです…男の色気ってやつでしょうか…細永美くんはどことなく保護欲をかりたてるような
繊細さが良いんですよねぇ…。

幸川「でもでもぉ…やっぱり一番は癒境さんですよねぇ!!」

枕を抱きしめきゃーっと声を出しながらベッドの上をゴロゴロ転がる。

幸川「もしかしたら、長年の夢が叶うかも知れないんですね…好みの男性を集め、一番愛する癒境さんを旦那に
受け取り、大きなお屋敷を立てて、そこで誰にも邪魔されずに永遠の愛を囁かれ続ける…」

幸川「…その為にも、もっと大きな不幸を受けなければ…その夢の為に、これ以上ないほどの不幸を浴びて…
その後の人生は幸せしかないようになるくらいの不幸を…絶望を…!!」

あぁ、癒境さん…待っててください…この学園から出たら、素敵なハネムーンを築き上げていきましょう…!!

幸川「愛してますよ、癒境さ~ん…うふっ…ふふふふふふ…!!」

【志倉視点】

志倉「とうとう殺し合いが起きてしまったか…くそっ…俺の力不足だ…」

あのDVDに映った物は衝撃的だった…俺もあの時はあんな風に言ったが、正直言って俺自身殺さないという
自身がなかった…。

けど、今回の裁判を行ってハッキリした。

やはり殺し合いなど、どんな事があってもしてはならないのだ。

岡本の無残な死体…北橋の受けた残酷な処刑…。

あのような事が2度も起きないようにする為にも、もっと仲間内で結束するべきだ。

…だがいかせん、団体行動にならないとどうしても周りにキツく当たってしまうのが俺の悪い所だ…。

それに、斬咲という不穏分子も現れた…時神も和に入ろうとしないし、幸川も今回の裁判でどうも言動が不穏だ…。

目の前の山積みになった問題にため息をつくしかない。

―ピンポーン

志倉「…こんな遅くに誰だ?」

扉を開けると、そこには盛口が立っていた。

志倉「どうしたんだ盛口?」

盛口「こんな事が起きたから…きっと人肌が恋しくなってるだろうと思って…夜這いにきたの!」

―ガチャン

志倉「……」

―ピンポンピンポンピンポーン

志倉「……」

―ガチャ

盛口「ごめんってばー!冗談なのー!!」

志倉「はぁ…で、何の用だ」

盛口「うん…実は、桜田くんの事なんだけど…ほら、裁判の時、嘔吐したくらい精神的に参っての」

そうだったな…まぁ、あんな処刑をまとな精神で見れる奴はいないだろうな…。

盛口「慰める為に部屋を訪れたんだけど、インターホンを押してもなかなか出てこなくって…出てきたと
思ったら『ボクはもうここから出たくない…』て言って部屋にこもっちゃったの…」

くそっ…また新たに問題の種が出てきたか…こいつらをまとめる事が果たして俺にできるのか…?

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

学園生活4日目…ついに起きた学級裁判を終え、新たな始まりを迎える。

斬咲や幸川…時神と和解し、全員とはいかなかったが、残りのメンバー全員脱出する。

そう信じて俺は眠りにつく。

…その先に、さらなる絶望が待ち構えている事も知らないまま…。

【chapter1 END】

癒境 颯太【超高校級のマッサージ師】
守崎 望【超高校級の介護士】
上条 瞬【超高校級の陸上選手】
マリア・ハーピス【超高校級のシスター】
志倉 大和【超高校級の書道家】
幸川 心音【超高校級の幸運】
木鬼沢 徹【超高校級のスタントマン】
岡本 鈴【超高校級の空手家】 DEAD
斬咲 ダイヤ【超高校級の手品師】
羽毛 麗華【超高校級のトリマー】
桜田 連【超高校級の記者】
盛口 美味香【超高校級の大食い選手】
細永美 鏡夜【超高校級のガラス細工師】
北橋 雪菜【超高級のスキー選手】 DEAD
時神 終【超高校級の情報屋】
八雲 空狐【超高校級のスチュワーデス】


残り生徒 14人

to be continue・・・


【INFO】
・chapter1クリアプレゼント『スキーゴーグル』を入手しました。


【chapterクリアボーナス】
直後のコンマ一桁部分にて、モノクマメダルのボーナス判定。
数字の分だけメダル獲得。

モノクマメダルボーナス 8枚獲得

現在のモノクマメダル 25枚

chapter1これにて終了致します。

岡本も北橋もキャラが薄いからイマイチ絶望度が足りなかったので、おしおきで絶望度をあげてみました(白目)

プロローグからchapter1までの感想や意見ありますか?

2ちゃんねるも安価も推理物も初めてなのでかなり不安です…。

初めてでこれは十分凄いと思う

>>846

そう言ってくださると嬉しいです…!!(嬉泣

次はchapter2に突入します。

次回の更新はまだ未定なので、決まったらまた連絡します。

お付き合い頂きありがとうございました!!

こんばんわ。

予定通り始めていきたいですが、今人っていますかね?

来てくださってありがとうございます!

では、始めていきたいと思います!!

chapter2  (非)日常編








学園生活6日目


―キーンコーンカーンコーン





…鐘の音が俺の耳に響く…。

正直、まだ気分が良くないからまだこのまま眠っていたいくらいだった。

けど、皆を心配させるわけにはいかない…とりあえず、重たい身体にムチを打ち、食堂へ向かった…。





【食堂】

志倉「…集まっていないのは時神、斬咲、それに桜田の3人か…」

昨日仲間の二人を失い、さらに3人不在な為、今食堂に居るのは11人だ。

そして、その中に不穏な空気を晒した幸川も居て、周りの人達が彼女から遠ざかるような形で座っている。

…確かに、昨日の言葉にはゾッとするような狂気が含まれていて、敬遠したくなるのだろうが、何だか可哀想な気がして
俺はスっと立ち上がり、静かに幸川の横に座る。

幸川「!!」

癒境「……」

俺が隣に座った事に気づいた幸川は何やら嬉しそうな表情で俺を見た。

まぁ、憧れの人達から避けられるのはやはり悲しいと思っているだろうから、こんな俺でも誰かが傍に居てくれて
ホッとしたんだろう。

幸川(い、癒境さんが…何も言わずに私の近くに来てくれた…!!どうしよう、早速昨日の不幸を得て幸運がついてきて
る…!!嬉しい!嬉しいけど、今は不運だけを感じていないと、将来癒境さんを旦那に貰う未来を叶えにくくなってしまう!!)

…幸川が心の中でそう考えている事を、俺はまったく知らないのだ。

志倉「…裁判後、モノクマが言っていた」

モノクマ『では、裁判を見事に乗り越えた君達にご褒美をあげようと思います』

モノクマ『明日から2階フロアと1階の封鎖されてた場所の一部を開放します!!』

モノクマ『行ける場所が増えて少しは退屈しなくなるようにしといたからね!!』

志倉「行ける場所が増えたとなれば、最初の時のように探索を行う必要がある」

羽毛「来てない人達はどうするの?」

志倉「時神と斬咲に関しては知らん。桜田は…盛口の話よると、昨日件で精神的にだいぶ参っていて、朝も声をかけたが
一向に外に出ようとしない」

守崎「一応朝ごはんを部屋の前に置いてきたんですが…心配です…」

桜田…昨日の処刑を見て嘔吐していただからくらい何となくそんな感じがしたが…予想以上にダメージをくらっているな…
何とかできないだろうか?

志倉「桜田の事は心配だろうが、今はそっとしておいた方が良い…今は、少しでも情報がほしい…各自、2階と1階に
別れて探索を行う」

…今度の探索で、脱出に繋がる事が分かれば良いんだが…そう簡単にはいかないんだろうな…それでも、何か掴める情報が
あれば徹底的調べるべきだ!!

さて、俺の探索場所は…


1、1階の倉庫(木鬼沢・盛口)
2、大浴場(守崎・幸川・細永美)
3、プール&更衣室(羽毛・八雲・上条)
4、図書室(マリア・志倉)+時神

調べる場所は?

安価↓2

4、図書室選択




【図書室】

2階エリアにある図書室へ志倉とマリアの二人と一緒に入ると、すでに先客がいた。

癒境「!!…時神、来てたのか」

時神「……」

時神は俺達の姿を確認すると、はぁ…っと小さくため息をつき、立ち上がるとそのまま奥の扉へ入って行った。

マリア「行ってしまいましたね…」

志倉「まぁ、あいつはあいつなりにこの学園の事を知ろうとしているんだろう…俺達は俺達で探索するぞ」

癒境「そうだな」

そうして、図書室の中を探索する。

この図書室はなかなかの量本がの置いてあり、文庫本や学書など、一般的なものが置かれている。

ふと、デスクの上を見てみると、何かが書かれた紙が置いてある。

癒境「何だ?この紙?」

志倉「見せろ」

俺から紙を受け取った志倉は、紙に書かれている事を読む。

志倉「…何だ、これは…」

マリア「何が書かれていたのですか?」

志倉「『第78期の卒業をもって、希望ヶ峰学園は閉鎖されました』」

志倉「『再開の目処は立っておりません』…」

癒境「希望ヶ峰学園が…閉鎖されただって?」

マリア「どういう事でしょうか…だって、ワタクシ達は、『第79期』として、ここに入学するはずだったの
ですよね…?」

志倉「…果たしてこれが俺達を欺くための偽の情報なのか…もしくは、既に黒幕がこの学園を乗っ取っている可能性も
あるな…」

癒境「もし、乗っ取られたのなら…黒幕はとんでもない力を持っている事になるな…」

志倉「この学園で殺し合いをさせるような奴だ…十分ありえる…」

マリア「…っ」

その言葉を聞き、マリアは不安そうな表情になり、体を微かに震わせる。

癒境「…けど、俺達はそんな奴に負けるわけにはいかない」

志倉「…そうだな。俺たちは絶望に屈するわけにはいかない。調査を続けるぞ」

マリア「…そうですね。では、ワタクシはもう少しここを調査します」

志倉「分かった。癒境はどうする?」

癒境「俺か?そうだな…」

1、時神のいる奥の書庫を調べる。
2、マリアと一緒にこの辺りを調べる。

安価↓2

2、マリアと一緒にこの辺りを調べる。


癒境「俺はマリアと一緒にもう少しこの辺を調べてみるよ」

志倉「分かった。なら俺は時神のいる奥の書庫を調べに行こう」

そう言って志倉は奥の書庫へ向かって行った。

癒境「じゃあ、もう少し探してみるか」

マリア「はい」

俺とマリアは図書室をもう一度調べなおす。

すると、端の方にあるデスクを見てみると、パソコンが置いてあるのを発見する。

癒境「見ろ、マリア。パソコンが置いてあるぞ」

マリア「本当ですね」

俺はパソコンを手に取り、調べてみるが…どうやら壊れているようだ。

癒境「ん~…このパソコン、どうやら壊れてるな」

マリア「では、パソコンにある情報は見れない…という事でしょうか?」

癒境「そうなるな…誰かがパソコンを直してくれれば見る事は可能なんだろうが…」

マリア「すみません…ワタクシは機械の事はまったく分かりません…」

癒境「謝らなくて良い。俺もサッパリだからな…」

もしかしたらパソコンを使って何か重要な手がかりが手に入ると思ったんだが…直せそうな人っていなさそう
だもんな…。

マリア「あの、癒境様…」

癒境「ん?どうした?」

マリア「いえ…その、桜田様の事が、心配で…」

癒境「…あぁ、桜田に関しては俺だってそうだ」

マリア「とても精神的に参ってるみたいですから…何とかして励ましてあげたいです…」

癒境「…そうだな」

桜田の件も、なんとかしないといけないな…。

【食堂】

それぞれの探索を終えた俺たちは、再び食堂に集合した。

志倉「では、探索の結果を報告し合おうか。まず最初は木鬼沢の班から」

盛口「は~い!うちらは1階の倉庫を調べたのー!!」

木鬼沢「(こくこく)」

盛口「倉庫には食料品や衣類、洗剤みたいな消耗品が置いてあったのー」

盛口「生活用品が揃ってるから、生活水準の向上になるのー!」

盛口「それに、お菓子もたくさんあったから、小腹が空いた時は倉庫のお菓子を食べれば良いのー」

木鬼沢「…さっき盛口が…食べたがな…」

志倉「盛口…」

盛口「やーん、木鬼沢くん、ばらさないでほしいのー!!」

木鬼沢「…以上」

盛口「ちょっとちょっとー!!」

志倉「はぁ…次、守崎の班、報告を頼む」

守崎「はい。私たちは一階の大浴場を調べました」

細永美「なかなか大きくて良さそうなお風呂だったよ。サウナも付いてるし」

上条「サウナか!良いな!」

幸川「それからですね…あの大浴場、なんと混浴になっているんです!!」

盛口「え!ホントなの!!」

幸川「ホントですよ~!」

志倉「…入浴時間は男女別で俺が独断で決める。後で入浴時間を書いた紙を大浴場の入口の横に貼っておくから
見ておくように」

盛口「えー!別に一緒でも構わないのー!!」

羽毛「何言ってるの盛口さん!?あたしは絶対嫌よ!?」

志倉「そういう事だ。それぞれのプライバシーを守るには当然の処置だ」

志倉「では、次は上条の班だな」

納得いかないような表情をする盛口を無視して、志倉は続ける。

上条「俺たちは2階にあるプールと更衣室を調べてきたぜ」

八雲「更衣室の先になかなか広くて綺麗なプールがありましたわ。更衣室は男女別に別れていて、入るには
電子生徒手帳を使わないと入れませんわ」

羽毛「…無理に異性の更衣室に入ろうとすると、備え付けてあったガトリングガンを撃たれるのよ」

守崎「が、ガトリングガン…!?」

八雲「その事を知らなかった羽毛さんが、間違えて男子更衣室に電子生徒手帳をかざしてしまって、大変でした」

細永美「えっ!?だ、大丈夫だったの!?」

八雲「心配いりませんわ。彼女の王子様が助けてくれましたから」

羽毛「なっ!?」

盛口「王子様?」

上条「いや~ホントに良かったよ。羽毛に怪我がなくってさ!」

そう言って上条は笑いながら羽毛の頭をわしゃわしゃと撫でる。

羽毛「~っ!!き、気安く触らないでくれる!?///」

上条「ははっ、悪い悪い」

羽毛「助けてくれたのはありがたいと思ってるわ…けど、気安く触れて良いなんて言ってないわよ!!べ、別に、
嬉しかったわけじゃないんだからね!?」

幸川「随分テンプレートなツンデレですね」

上条「?…あ!それとさ!更衣室にはトレーニング器具も置いてあるんだ!!なかなか充実してるよな!!」

八雲「そうですね…それ以外は特に変わったことはありません」

志倉「ご苦労。では最後に、俺たちの班の調査結果だ」

マリア「ワタクシたちは2階の図書室を調べてまいりました」

志倉「文庫本や学書など、一般的な本がたくさん並べられていた」

マリア「デスクの上にパソコンも置かれていたんですけど、残念ながら壊れているので使う事はできない
みたいです」

上条「なんか重要そうな証拠が入ってそうだな…直す事はできないのか?」

癒境「機械を扱う才能の奴がいないからなんともいえないな…」

上条「誰かパソコン直せそうな奴いないの?俺は直せないぞ」

羽毛「そのくらい分かるわよ…」

上条がパソコンを直せる人を呼びかけるが、残念ながらパソコンを直せる人物はいないようだ…。

超高校級のプログラマーやメカニックとかいれば直せただろうけど…。

八雲「そうなるとそのパソコンもガラクタですわね。直せないなら放置しておいても良いのでは?」

志倉「あぁ…そうなるな…」

志倉「…あと、図書室の奥にも書庫があったが、あそこはあまり入らない方が良い。あそこにある資料は…あまり表だって
公開できるような物がなかった…。下手したら命の危険があるかもしれん…」

細永美「そ、そんなにヤバイの…?」

志倉「そういう事だ…あまり収穫はなかったな」

志倉はハァ…とため息をつく。

ちなみに、あの希望ヶ峰の閉鎖については、皆に教えないよう志倉に言われている。

不確定な情報で皆を困惑させない為らしい…。

志倉「では、ミーティングを終了する。各自、自由に行動してくれ」

調査報告を終え、皆食堂から立ち去って行く。

…桜田はどうしているだろうか…一度様子を見に行った方が良いか…?

けど、何て言葉をかければ良いのか俺には分からない…。

かと言って、このまま放っておく事も出来ない…。

俺は、どうすれば良いんだ…?

1、桜田の様子を見に行く。
2、今はそっとしておく。
3、自由安価

安価↓2

1、桜田の様子を見に行く。 選択




【桜田の個室前】

桜田を励ましに桜田の個室前まで来た俺は深呼吸をして心を落ち着かせ、部屋のインターホンを押す。

―ピンポーン

癒境「……」

…部屋の主の反応がない。

俺はもう一度インターホンを押す。

―ピンポーン

……。

―ガチャッ

桜田「…癒境くん…」

扉をほんの少し開け、桜田は俺の姿を確認する。

桜田の姿をちゃんと確認できないが、まるで覇気がない…。

いつも明るいムードメーカーだった桜田の面影がなく、負のオーラを宿し、やつれた表情でこちらを見ていた。

…予想以上に酷いなっ…。

桜田「…ボクを部屋から連れ出そうとしているの?…ボクはここから出ないよ…」

桜田「正直、ボクは怖くて仕方がない…皆の事が、信じられなくなって…この部屋から出たら、殺されちゃうんじゃない
かと思うと…出たくないんだ…悪いけど、もうボクに構わないでくれる…?」

…この状態の桜田に、俺はどんな声をかければ良いんだ…?

安価↓3まで桜田にかける言葉を自由安価。

20分まで受け付けます。

癒境「…ああ、無理に連れ出そうとしないさ。今の君の状態を見ればな…」

桜田「だったら…」

癒境「けれど、君のことを心配してる人達も居るんだ……その事を忘れないでほしい」

桜田「……皆、優しいもんね…それが本心なら…」

癒境「桜田…っ」

桜田「ごめん…ボクだって、皆を信じたい…でも、まだ無理なんだ…今も、岡本さんの死体や、北橋さんの処刑が
頭に浮かんでは吐いて…気持ち悪くなって…皆を見るのも怖くて…本当にごめん…!!」

そう言って桜田はバンっと扉を閉めてしまった。

…そう簡単に心の傷を癒す事はできないか…けど、時間はまだある…少しずつ、時間をかけてでも良いから
彼が立ち直れるよう支援していこう…。

皆、また君がムードメーカーとして明るい笑顔を見せてくれるのを待ってるんだから…。

すみません、コンマ判定の高い人採用というのを書き忘れてました(汗





その辺を途方もなく歩いていると、細永美がこちらをチラチラ見ているのが気になった。

癒境「…何か用か細永美?」

細永美「うぇっ!?い、いや……そのね…君にちょっと聞きたい事があるんだ」

癒境「聞きたい事?」

細永美「うん…そのさ…癒境くんは…守崎さんと仲良いのかな…?」

癒境「守崎と?…まぁ、そうだな。良い友人だと思ってるぞ」

細永美「…守崎さんの事は、ただの友人だと思ってるの…?」

癒境「?まぁ、そうだな」

細永美「そっか…良かった…」

細永美が心底ホッとしたような表情でため息をつく。

どうしたんだ…?

細永美「じゃあ、守崎さんの好きな物とか、知ってる…?」

癒境「守崎の好きな物か…」

そういえば、時神からの情報で、桜の花束や無限タンポポ、水笛とか好きって言ってたな…。

癒境「そうだな…モノモノマシーンで出る物なら、桜の花束や無限タンポポ、水笛が好きらしいな」

細永美「なるほど…参考になるよ!!ありがとう癒境くん!!」

そう言うと細永美は笑顔でその場から立ち去って行った。

すみません!初心者なもので理解しておらず次回からsageます
またいたらない点があれば指摘の方をよろしくお願いします

>>876

私も最初メルアドを打ち込むというトンデモをしでかした初心者なので、お互い頑張りましょう。






細永美…守崎の好きな物を聞いたりして…なんだったんだろうな?

さて、何をして過ごそうか…。


1、誰かと過ごす(人物指定)
2、購買部に行く。

現在所持メダル→25枚

安価↓2

2、購買部に行く。 選択




【購買部】

昨日あんな事があったから、このモノモノマシーンを回すのが久しぶりのように思えるな…。
さて、何回まわそうか…。

安価↓ (最大5枚まで)

5枚使用 25枚→20枚


よし、5枚入れるか。

―ガチャガチャ


・あしたのグローブ
・アンティークドール
・第2ボタン
lucky!・最速カップラーメン
・乙女キャリーバック
・ミネラルウォーター
lucky!・光線銃ズリオン

うわあああぁ!

ラッキーが2回出たのは良いが、3つ程前回手に入れた物とかぶってるー!!

…まぁ、そこまで悪いものじゃないから良いけどさ…。

現在の所持プレゼント
・毛虫くん
・携帯ゲーム機
・蝶ネクタイの声変声機
・無言電話
・プロジェクトゾンビ
new↓
・あしたのグローブ
・アンティークドール
・第2ボタン
・最速カップラーメン
・乙女キャリーバック
・ミネラルウォーター
・光線銃ズリオン


さて、次は何をしようか…。

1、誰かと過ごす。(人物指定)
2、購買部に行く。

安価↓2

1、志倉 選択




…志倉と過ごすか。

まとめ役として、いつも頑張ってるからな…一人で抱え込んで体を壊してもいけないから、何か気晴らしができれば
良いが…。


【志倉の個室前】

―ピンポーン

インターホンを押すと3秒後くらいに扉が開く。

志倉「…何の用だ」

癒境「いや、特にたいした用事はないんだが」

志倉「なら話かけるな…じゃあな」

癒境「うわわっ!待ってくれ!ほら、志倉は俺たちの大黒柱として頑張ってるから…体とか壊してないか
心配でさ…」

志倉「余計なお世話だ。そんなことしてる暇があったら脱出の糸口を探したらどうだ?」

癒境「うぅ…けど、俺は志倉と友好的な関係を築きたいんだ…」

志倉「……」

黙って俺を睨みつけるような表情になる…。

とりあえず、何かしないと…。

1、奥の書庫について詳しく聞く。
2、悩み事を聞いてみる。
3、自由安価。

安価↓2

2、悩み事を聞いてみる。


癒境「…こんな状況だし、悩んでる事もたくさんあると思うんだ…俺は、志倉の悩みを少しでも解決させたいと
思ってるんだが…」

志倉「…むしろこの状況で悩み事がない奴がいない方がどうかしてるがな」

癒境「そ、そうなんだが…」

志倉「それはもう、頭痛のなりそうなくらいだ…桜田の件といい、斬咲の件といい、脱出の糸口の件といい…
勘弁してもらいたいな」

癒境「桜田に関しては一応、さっき話をかけに行った…まぁ、結果は散々だがな…」

志倉「…お前でも厳しいのか…なら尚更俺が行った所でどうにもならなさそうだな」

癒境「そんな事は…」

志倉「…俺はそういう気のきいた事はできん…桜田に関してはお前らに頼りっぱなしになるだろうな。それ以外に
関してなら、俺もそれなりの対応をするがな…」

癒境「志倉…」

志倉「…ふんっ、ほんと、貴様らと関わるとロクな事がないな…」

そう言ってプイッと志倉を俺から目をそらす。

癒境「悪いな…けど、君の悩みを聞けて良かったよ」

志倉「ふんっ…」


プレゼントを渡しますか?
1、渡す
2、渡さない

プレゼント
・毛虫くん
・携帯ゲーム機
・蝶ネクタイの声変声機
・無言電話
・プロジェクトゾンビ
・あしたのグローブ
・アンティークドール
・第2ボタン
・最速カップラーメン
・乙女キャリーバック
・ミネラルウォーター
・光線銃ズリオン

安価↓2

グローブ

>>891採用


癒境「志倉、良かったらこれあげるよ」

そう言って俺が渡したのはグローブだ。

志倉「…癒境、明らかに渡す相手を間違えてる気がするぞ」

癒境「え」

志倉「書道家の俺にグローブなんて普通渡さないだろう…お前の書道家に対する印象はいったいどうなってるんだ」

癒境「い、いや…」

志倉「…まぁ、別に貰ってやらなくもない…ほら、分かったらさっさと行け」

癒境「あ、あぁ…」

反応が微妙だったな…。

【INFO】
・志倉との好感度が上昇しました。
・志倉との関係が『知り合い』になりました。

【癒境の個室】

ふぅ…あっという間に1日が過ぎたな…。

桜田は大丈夫だろうか…?

今だに桜田に関して不安な所があるが、今日はもう寝る事にしよう…おやすみなさい…。








【モノクマ劇場】

モノクマ「いやいや、とりあえず無事にchapter2に突入ですな」

モノクマ「そうそう、chapter1の事件捜査の際、時神くんがタダでヒントくれたでしょう?」

モノクマ「次の事件からはヒントを貰う時はモノクマメダルを使用する事になるから、数が多い
からって油断してガバガバ使い過ぎるとヒントが聞けなくなるから気をつけてね!!」

モノクマ「それにしても、桜田くんは大丈夫かなぁ?」

モノクマ「今の時点では桜田くんは部屋から出る事はありません。けど、だからと言って放ったらかし
にすると、もしかしたら後悔する事になるかも知れないよ…?」

モノクマ「今後どうしていくかは君達の安価にかかってるんだからね!!」

モノクマ「うぷぷ…さてさて、どうなるんだろうねぇ!!」

では、今日の更新はここまで!!

次の更新は、うまくいけば明日更新できますが、明日できなかった場合は仕事上、かなり先になると
思います。

おそらく、12日か17日になると思います…。

では、ここまで付き合ってくださってありがとうございます!!

こんばんわー。

人居たら更新したいと思いますが、今人っていますか~?

来てくれてありがとうございます。

安価多めなの書き溜めしてないので更新速度遅めですが始めていきたいと思います。





学園生活7日目

―キーンコーンカーンコーン

朝のチャイムを聞き、俺はベッドから起き上がる。

朝食を食べる為に食堂に向かうべく外に出ると、廊下にいた人物と目があった。

廊下にいた人物(桜田以外)
安価↓2

細永美「あ、癒境くんおはよう」

癒境「あぁ、おはよう細永美」

細永美「昨日はありがとね!」

癒境「昨日…?」

細永美「ほら、守崎さんの好きな物教えてくれたじゃん」

癒境「ああ、あれか。それくらい別に良いさ」

細永美「昨日モノモノマシーンで水笛が出たから、あげたら守崎さん、喜んでくれたんだ!
嬉しかったなぁ~」

細永美はうっとりした表情でそう言うが、すぐにハッとして表情を整える。

細永美「あ、あはは…よ、良かったら一緒にご飯食べに行かない?」

癒境「もちろんだ。じゃあ行こうか」

そう言って俺は細永美と一緒に食堂に向かう。

食堂には食事係の羽毛と守崎、それから志倉と八雲、上条とマリアの6人が居た。

席に座り、朝食ができるのを待ち、10分後に朝食が運ばれてくる。

とりあえず細永美と一緒に食べようと思うが、あともう一人くらい誰かと一緒に食べようかな…?

一緒に朝食を食べる人物。(食堂メンバー内)
安価↓2

お風呂入ってて遅くなりました。(汗


マリアを誘おうかな。

マリアは他の人に声を掛けれずオロオロしているし、そのままにしておくのは可哀想だからな。

癒境「マリア、良かったらここで一緒に食べないか?細永美も一緒だぞ」

マリア「あっ、癒境様…ありがとうございます」

ホッとした表情を見せた後、マリアは俺と細永美が居る席に遠慮がちに座る。

軽い談笑をしながら食事を終えるとマリアがオズオズした様子で俺に言う。

マリア「あの、癒境様…桜田様の様子はどうでしょうか…?」

細永美「僕も気になってた。どうだったの?」

癒境「…思ってた以上に辛そうだった。今部屋から連れ出すのはかなり厳しいだろうな」

マリア「そうですか…」

細永美「まぁ、かなりショッキングだったもんね。僕もかなり参ったし」

癒境「…桜田の精神が元に戻るにはまだまだ時間がかかるだろうな…俺は俺のできる事をするだけだ」

マリア「…そうですね。ワタクシも出来るだけお手伝いさせて頂きます」

細永美「僕も、やれる事は少ないけど、仲間を放ってはおけないしね」

癒境「あぁ、ありがとう二人とも」

マリア「いえ、ワタクシも癒境様には本当に助けてもらってばかりなので…」

細永美「そうだね。僕も動機公開の時慰めてもらったし、癒境くんには何か恩返しがしたい」

癒境「恩返しなんて、そんな大袈裟な」

細永美「それだけ君には感謝してるって事だよ」

ニコニコした表情で俺を見ながらそう二人に、俺は何だか照れくさくなる。

俺のした事が皆を助けてあげられているなら、俺はこれからも皆を支えていきたい…。

桜田も、今は絶望に飲まれているかも知れないが、決して絶望ばかりでない事を伝えられれば良い…。


【INFO】
・マリアとの好感度が上昇しました。
・細永美との好感度が上昇しました。

自由行動パート



朝食を終え、俺はあてもなくブラブラしている。

さて、何をして過ごそうか…。

1、誰かと過ごす(人物指定)
2、購買部に行く。
3、自由安価

現在所持メダル→20枚

安価↓2

…そういえば幸川は今何してるんだろう?

周りから少し敬遠されがちになっているし…心配だから様子を見に行くか。




【幸川個室前】

―ピンポーン

幸川の個室のインターホンを鳴らす。

しかし、なかなか応答がない。

もしかしてまだ寝ているのだろうか…それとも留守なのか?

そう考え、どうしようかと悩んでいるとガチャッと扉の開く音が聞こえた。

癒境「あ、幸川。おはよu」

出てきた幸川に挨拶しようとすると、突然幸川は俺の手を掴み、部屋の中に引っ張られる。

急な事に反応が遅れ、部屋の中へ倒れこむ。

…幸川を押し倒すような形で。

癒境「あ、幸川!!わ、悪いっ」

幸川の顔を見てみると、目をつむっていて、微かに寝息の音が聞こえる。

もしかして、まだ寝ているのか…?

ど、どうしよう…。


1、とりあえず声を掛けて起こす。
2、起こすのは可哀想なので、ベッドまで連れて行く。
3、自由安価

安価↓2

気持ちよさそうに寝てるし、起こさないようベッドまで連れて行こう。

俺は掴まれた腕をゆっくり剥がし、幸川を抱かえ上げ、ベッドまで連れて行きゆっくりとベッドへ降ろす。

幼い顔つきで気持ち良さそうに寝ているのを見てなんだか微笑ましい気持ちになる。

幸川は不穏な言動をしていたが、やはり彼女はただ希望に憧れる普通の女の子だ。

敬遠するような要素なんてどこにもない…皆に彼女を敬遠しないよう話をしてみるか。

癒境「幸川も大変だよな、ナルコレプシー件もあるし…ゆっくり休んでくれ」

そう言って幸川の頭を撫でると、俺は部屋を後にする。

妹がいたら、こんな感じなんだろうか…?









幸川「…癒境さん…やはり貴方は最高です…!!まさか、お姫様だっこされてベッドに寝かしてくれるとは
思いませんでした…あぁ…私の愛しいナイト様…私だけの物にしたい…愛しい愛しい、癒境さ~ん…」


【INFO】
・幸川からの好感度が上昇しました。
・幸川の癒境への依存度が上昇しました。

幸川と話ができなかったのは残念だが、特に異常はないようで良かった。
さて、次は何をして過ごそうか…。



1、誰かと過ごす(人物指定)
2、購買部に行く。
3、自由安価

現在所持メダル→20枚

安価↓2

…桜田の様子を見に行くか…。

進展があろうがなかろうが、桜田を気にかけないわけにはいかない。



【桜田の個室前】

―ピンポーン

インターホンを押し、部屋の主が顔を出すのを待つ。

少しすると小さく扉が開き、隙間から桜田がこちらを見る。

桜田「…また来たの?」

癒境「そりゃあ、心配だからな」

桜田「……」

癒境「…そんな警戒するな。俺はただ桜田の様子を見に来ただけだ。君を連れ出すつもりはないから」

桜田「…なら良いけど…」

癒境「そういえば、朝食は食べたのか?確か守崎が桜田に朝食を持って行くって言ってたが」

桜田「……」

桜田は食事を乗せたトレーを持って来て、無言で俺に渡す。

トレイに乗った食事を見ると、体調を考えて作ったお粥が半分減っただけで、残りはほとんど食べていない。

癒境「…お腹空かないか?」

桜田「これ以上は…食べれない…吐くと思うから…」

癒境「…そうか。じゃあ、食堂に返しておくよ」

桜田「…ごめんね」

そう言って桜田は扉を閉めてしまった。

守崎の食事を美味しいと言っておかわりまでしてたくらいだったのに…食事もまともに摂れないくらい
なのか…桜田の今の姿を見る度に苦しくなる…。

あの明るい彼をここまで追い詰めたモノクマに怒りを感じながら、俺は食事を食堂に置きに行った。

桜田の容態が心配だな…。

とはいえ、今日はこれ以上桜田と話はできないだろうな。

さて、昼食も食べ終えたし、次は何をして過ごそうか。


1、誰かと過ごす(人物指定)
2、購買部に行く。
3、自由安価

現在所持メダル→20枚

安価↓2

守崎と話をしようかな。

桜田の件も報告しておいた方が良いだろうし。



【図書室】

図書室で静かに本を読んでいる守崎を見つける。

残り数ページで本を読み終えそうだな、読み終えたら声を掛けるか。

それから2分後、本を読み終えたのを確認し、俺は守崎に近づく。

癒境「守崎、良かったら何か話さないか?」

守崎「あ、癒境さん。ええ、もちろんです」

守崎は本を元の場所に戻し、俺の元に戻って来る。

守崎「桜田さんはどうですか?」

癒境「…相変わらず辛そうだった。食事もお粥半分だけでほとんど食べれないってよ」

守崎「そうですか…心配です…」

癒境「そうだな…焦らず、ゆっくり桜田が回復するのを待つしかない」

守崎「ええ…」

桜田の事は、時間をかけて解決していくしかないな…さて、何を話そうか?


1、最近細永美が守崎を気にしてるみたいなんだが。
2、いつも美味しい食事を作ってくれて助かるよ。
3、守崎は何だか妙な信頼感があるな(スキル習得)

安価↓2

癒境「守崎は何だか妙な信頼感があるな」

守崎「え?そうでしょうか?」

癒境「あぁ、守崎になら任せられるな~とか、見ててわりとそう思うな。物腰が柔らかくて、明るい笑顔で挨拶して…
安心感があるな」

守崎「ふふふっ、安心感があるのは癒境さんの方ですよ。そうですね…そう感じるのなら、介護士として信頼関係の
構築のスキルを磨いたからかも知れませんね」

守崎「介護士はいかに利用者の心を開かすことができるかということが重要です。信頼関係を築くことができないと、
いろいろな介助をすることができなくなりますからね。心を開いていない相手に対して入浴を任せるでしょうか?
心を開いていない相手が持ってきた食物を口にするでしょうか?」

癒境「…確かにそうだな」

守崎「介護士だけに限った事ではないんですけれどね」

守崎「信頼関係があるから心からの笑顔を見る事ができる…施設の皆さんの笑顔は私の生きる糧になります。
笑顔というのは、年齢がいくつになっても、キラキラ眩しくて、人が一番輝いている瞬間です」

癒境「…そうだな」

守崎「桜田さんも、私たちを信頼してくれれば、こんな状況でも、素敵な笑顔を見せてくれると思います。桜田さんの
明るくて元気を貰える笑顔を見るためにも…私、頑張ります!!」

癒境「ふっ、俺も守崎に負けてられないな…!」




【INFO】
・守崎からスキル『信頼構築』を入手しました。

『信頼構築』・裁判時、発言ダメージを受けた直後、精神力ゲージを1つ消費し、発言ダメージを回復させる。

守崎にプレゼントを渡しますか?

1、あげる
2、あげない

安価↓2

何を渡しますか?

プレゼント
・毛虫くん
・携帯ゲーム機
・蝶ネクタイの声変声機
・無言電話
・プロジェクトゾンビ
・あしたのグローブ
・アンティークドール
・第2ボタン
・最速カップラーメン
・乙女キャリーバック
・ミネラルウォーター
・光線銃ズリオン

安価↓2

癒境「守崎、良かったらこれあげるよ」

守崎「まぁ、ピンク色で可愛らしいキャリーバックですね」

癒境「どうみても女の子用に見えるからな」

守崎「そうですね。私が持つには乙女チック過ぎるかも知れませんが、ピンク色は好きですし、癒境さんがくれた
物なので、大事に使わせてもらいます」

癒境「そうか」

喜んでもらえて良かったな。

【INFO】
・守崎との好感度が上昇しました。

守崎と色々話ができて楽しかったな。

さ~て、次は何をしようかな…?


1、誰かと過ごす。(人物指定)
2、購買部へ行く。
3、自由安価

安価↓2

次の自由行動が木鬼沢に決定した所で今日はここまで。

そういえば、一応chapter1でヒロインが誰か明確にしていませんでしたが、誰がヒロインか分かりますか?

一応このスレのヒロインは守崎さんという事になっています。

ただし、幸川さんは展開によっては裏のヒロインになる可能性を秘めています。

では、次回の更新は17日の20時更新予定です。

ここまで見てくださってありがとうございます!!

こんばんわ。

今日の20時から参加される方がいれば始めます。

では、始めていきます。






久しぶりに木鬼沢と過ごすか。

無口でコミュニケーションが難しくても、仲良くなりたいしな。









【男子更衣室】

男子更衣室にあるトレーニングをしているようだ。

倉庫に置いてあった青色のジャージを着用している。

癒境「トレーニング中か木鬼沢?」

木鬼沢「……」

俺の声を聞いた木鬼沢が一旦トレーニングを中断し、俺の方に顔を向けた。

木鬼沢「………」

うん…相変わらず喋らないな…。

さて、何を話そうか…?


1、木鬼沢は桜田の事どう思ってる?
2、君は、前回の裁判時大丈夫だったのか?
3、自由安価

安価↓2

癒境「…木鬼沢は、桜田も事どう思ってる?」

木鬼沢「…………」

木鬼沢「…俺に…そんな趣味は、ない…」

癒境「違う!!そういう意味じゃない!!」

木鬼沢「……?」

癒境「ほら…今だに部屋から出てこれず、ご飯もぜんぜん食べれなくて…木鬼沢はその事に関して何も
言わないから…どう思ってるのかな…って思ってさ…」

木鬼沢「……」

癒境「…心配じゃ…ないのか?」

木鬼沢「……」

木鬼沢「…まぁ…心配…は、してる…」

木鬼沢「でも…俺にはアイツに…何て言えば良いのか、なんて…分かんない…」

癒境「…」

木鬼沢「口下手だし…動く事以外で、俺の…できる事が…分からない…」

癒境「木鬼沢…」

木鬼沢「癒境は…俺と違って……相手を安心させる雰囲気があって…俺が話すより…よっぽど、良い…」

癒境「まぁ…一応今日も桜田と話をしに言ったが…あんまり変化はないな…」

木鬼沢「…けど、お前なら…時間をかけていけば…できそうな…気がする…」

木鬼沢「………」

木鬼沢「…頑張れ…」

癒境「…ありがとう、木鬼沢…」

俺がそう言うと、木鬼沢は不器用な笑みを浮かべた。


プレゼントを渡しますか?
1、あげる。
2、あげない。

所持プレゼント
・毛虫くん
・携帯ゲーム機
・蝶ネクタイの声変声機
・無言電話
・プロジェクトゾンビ
・あしたのグローブ
・アンティークドール
・第2ボタン
・最速カップラーメン
・ミネラルウォーター
・光線銃ズリオン

安価↓2

癒境「君と話せて心が少し軽くなったよ。良かったらこれ、あげるよ」

木鬼沢「…?」

癒境「最速カップラーメンだ。すぐに出来るけど、伸びるのも早いから注意してくれよ?」

木鬼沢「…(ぐぅ~)」

すると、木鬼沢からお腹の音が鳴る。

その音を聞いて気恥ずかしそうにする木鬼沢に俺はクスリと笑い、カップ麺を渡した。


【INFO】
・木鬼沢との好感度が上昇しました。

木鬼沢と過ごした後、ふと図書室に寄ってみると、奥の書庫のドアが少し開いている。

気になって中を覗いてみると…。

斬咲「……」

資料に目を通している斬咲の姿があった。

癒境「斬咲…?何か調べ物か?」

斬咲「!!…癒境かよぉ…」

俺の姿を確認した斬咲は微かにチッと舌打ちする。

不機嫌に眉をよせた後、読んでいた資料を置き、書庫から立ち去って行った。

俺は先程まで斬咲が見ていた資料の事が気になり、置かれた資料を手に取り、目を通す。

癒境「…何だ、これは…?」

資料に書かれていたのは、警察の事件をまとめた資料…そのに記されていた物で目を引いたのが、『殺人鬼ジェノサイダー翔事件』
『日本国の切り裂きジャック事件』『食人殺人鬼ラフレシア事件』…この3つの事件が嫌に俺の目を引いた。

…どの事件も残忍で、冷酷な事件だ…背筋をゾッとさせ、俺は静かに資料を元の場所に置いた。

好奇心だけで見るような物ではないな…。

…斬咲はどうしてこの資料を真剣に見ていたんだろうか…?

何か気になる事でもあったのか…?

そんな疑問を抱えるが、俺にはサッパリ分からないので、この件は頭の隅にでも置いておく事にしよう。

今はそれよりもヤバイ事に巻き込まれているんだからな…。

そう納得付け、俺は図書室を後にした。






斬咲「………」

俺の後ろ姿を睨みつけるような視線で見ていた斬咲に気がつかないまま…。

見ていてあまり気持ちの良い物ではない資料を見たから、気晴らししないとな。

さて、誰と過ごそうか?


1、誰かと過ごす。(人物指定)
2、購買に行く。
3、自由安価

安価↓2

ここは上条と過ごすか。

男子友達の中で一番気が楽になれる相手だしな。





【男子更衣室】

先程トレーニングしていた木鬼沢は居なくなり、代わりに上条がトレーニングをしていた。

入れ替わりで入って来たのか?

癒境「上条はやっぱり体を動かすのに最適な場所にいたな」

上条「おお、癒境!お前もトレーニングに来たのか?」

癒境「いや、君と話をしたくて探してたんだよ」

上条「そうか!イイぞ、オレも癒境と話するの運動と同じくらい好きだ!!」

癒境「ははっ、そう言ってくれると嬉しいよ」

上条は持っていたダンベルを置き、俺に近づいてくる。

尻尾をちぎれんばかりに振る犬のように見えて、何だか微笑ましくなる。

さて、上条と何して過ごそうか?


1、運動後だし、良かったらマッサージしようか?
2、最近、羽毛と仲が良いんじゃないのか?
3、自由安価

安価↓2

癒境「運動後だし、良かったらマッサージしようか?」

上条「おお!良いな!超高校級のマッサージ師のマッサージを受けれるなんて嬉しい限りだな!じゃあ
お願いするぜ!!」

癒境「分かった。体が痛くならないように部屋のベッドに移動しよう」





【上条の個室】

癒境「どうだ上条?」

上条「うあ~、ヤベェ…超気持ちいい~…疲れた身体に効くぜ~…」

的確にツボを押して、上条の反応をみると、本当に気持ち良さそうだ。

やはり自分のマッサージで相手が安らぐ表情を見るのが大好きだ。

…父さんと母さんにも、よくやってたよな…。

ふと、両親の姿を思い浮かべ、胸が締めつけられる。

上条「…癒境、そんな悲しげな顔すんなよ…」

癒境「あっ…すまない、上条…」

上条の指摘にハッとして、俺はマッサージしていた手を離す。

上条「…何かあったのか?」

癒境「…ちょっと、父さんと母さんの事を、思い出して…」

今だに前回の動機で渡されたDVDの事を考え、不安にかられる。

…他の人達だって同じ思いをしているのに、俺はいつまでも家族の安否に悩まされる。

生きていると信じたいのに、最悪のケースばかりが思い浮かんで…その不安に押しつぶされそうだ。

上条「……」

上条は俺の頭をポンポンと軽くたたく。

上条「不安に押しつぶされそなら、いつでもオレの所に来いよ。オレでなくても、守崎やマリアだっている…
一人で抱え込むなよ。オレはいつだって癒境を支えてやるさ」

癒境「上条…」

上条「友人として、当然だろ?」

ニカッと太陽のような暖かい笑みを浮かべながら俺にそう言う。

癒境「…今日は励まされてばっかだな。さっきも木鬼沢に頑張れって言われたしな」

上条「たまにはそんな日もあるだろ。オレだって初日の日、お前に励まされたわけだし、お互い様だぜ!」

癒境「…あぁ、そうだな…」


プレゼントを渡しますか?

1、あげる。
2、あげない。

所持プレゼント
・毛虫くん
・携帯ゲーム機
・蝶ネクタイの声変声機
・無言電話
・プロジェクトゾンビ
・あしたのグローブ
・アンティークドール
・第2ボタン
・ミネラルウォーター
・光線銃ズリオン

安価↓2

癒境「ありがとう上条…あ、そういえば運動後、そのままマッサージにはいったから、まだ水分補給
してないな。これ、ミネラルウォーター、上条にあげるよ」

上条「お!サンキュー!!」

俺は上条にミネラルウォーターを手渡すと、一気に飲み干す。

飲み干した上条はニコッと笑い、俺に向けて親指をグッと立てる。

何だこれ、デジャブ…?


【INFO】
・上条との好感度が上がりました。

さて、今日ラストの自由時間だな…。

誰と過ごそうか…。


1、誰かと過ごす。(人物指定)
2、購買に行く。
3、自由安価

安価↓2

…時神は今、何をしているんだろうか…。

相変わらず一匹狼のまま、誰とも親しくしてないんだろうな…。

俺はもう少し、彼の事を知りたい…。



【図書室】

図書室を訪れると、奥の書庫の扉が開いている…あそこにいるのか?

斬咲もあそこに用があったみたいだし…。

奥の書庫へ行くと、やはりそこには時神が居た。

時神は俺の気配に気づいたのか、すぐにこちらへ向き、不機嫌そうな表情で俺を見る。

時神「…何だよ」

癒境「いや…君と話がしたいんだ…君の事、まだ知らない事多いし…」

時神「…俺の事を知って、なんになるんだよ…邪魔だ、帰れ」

冷たい目で俺を見てそう言う。

癒境「…知りたいと思った…友人になりたいから…それだけの理由じゃダメか?」

時神「……」

癒境「俺の事も色々話す…だから、時神の事も色々教えてくれよ…」

時神「…別に、俺はお前の事なんて知る必要なんてない。お前と馴れ合うつもりなどない…」

癒境「そこを何とかできないか?時神…」

時神「…」

はぁ…とため息をつくと、時神はジト目で俺を見る。

時神「…等価交換」

癒境「え?」

時神「お前が持っているプレゼントの中で、俺が気に入るプレゼントをくれたら、話してやらん事もない」

時神の気に入るプレゼントか…。

時神の事を知る為にも、慎重に選ばないと…。


時髪に渡すプレゼントを指定。

所持プレゼント
・毛虫くん
・携帯ゲーム機
・蝶ネクタイの声変声機
・無言電話
・プロジェクトゾンビ
・あしたのグローブ
・アンティークドール
・第2ボタン
・ミネラルウォーター
・光線銃ズリオン


安価↓2

…今持っている中で喜びそうな物は…。

癒境「…これなんてどうだ?」

そう言って俺は携帯ゲーム機を渡す。

時神「…誰にも受けそうな安定した物を用意したな」

癒境「…嫌だったか?」

時神「…ふんっ、悪いとは言ってないだろ」

そう言われ、俺はホッとする。

癒境「じゃあ…」

時神「…仕方ねぇから、ちょっとだけ話してやるよ…」

ムスっとした表情で言われ、俺は思わず苦笑いする。

時神「…何を話したもんかね…」

う~んと悩む素振りを見せる時神。

癒境「…時神はさ、憧れてる人物や、心から信頼できる友人とかいるのか…?」

俺の質問に、時神は目を細めて俺を見る。

時神「…一人だけ、いない事もない…」

癒境「!だ、誰なんだ!?」

時神「落ち着け猿」

癒境「猿って…」

時神「…その人はとても頭が良くて…冷静で…信念があって…どんな状況下でも、とても頼りになって…

…美しい人だ」

癒境「美しい人…って事は、女の人なのか?」

時神「…どうでもいいだろ、そんな事…」

癒境「いや、そんな事って…」

時神「…俺の本質を見抜いた、唯一の人でもある…」

癒境「え?今なんて言った?」

時神「何でもねーよ…とにかく、その人は、俺の憧れであり、信頼を置ける人物でもあるんだ」

癒境「…そうか」

時神「…これでもう良いだろう?」

癒境「あぁ…時神の事、また少し知る事ができたよ…ありがとう」

時神「ふん…」

【INFO】
・時神との好感度が上昇しました。
・時神との関係が『知り合い』になりました。

時神にも憧れであり、信頼できる人がいたんだな…まさか、前回の動機DVD、時神のはその信頼する人物が
いなくなったって事じゃないだろうな…?

その事が気になり、時神にその疑問をぶつけると、黙って首を横に振る。

そっか、良かったな…。

さて、時間もだいぶ遅くなったし、食事を摂って部屋で休もう。

そうして、俺は時神と別れた。














時神「…殺し合い学園生活…いつ狙われ、絶望に落とされるか分からないこの状況…貴方なら、どうしますか…
俺と違って、もっと良い案が出せるのだろうか…なぁ…俺は、いったいどうすれば良いんだ?












霧切さん…」







こうしてまた、殺し合い学園生活の1日が過ぎていった…。

今日の更新はここまでです。

もう少しでスレが終わるので、新スレ立ててアドレス載せておきます。

次回の更新は20日の20時辺りを予定しています。

新スレ載せたら1000とり合戦でもしていてください。

1000に乗った物を本編か番外編で採用したいと思います。(超鬼畜な物でなければ…)

こちらが次のスレです。

1000埋まったらこちらに移ります。

【進行は】オリジナルキャラでダンガンロンパ【安価】癒境「2スレ目」

【進行は】オリジナルキャラでダンガンロンパ【安価】癒境「2スレ目」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1405607794/l50)

こんばんわ。

リクエストしてくださってありがとうございます!!

安価などはないですが、見てくれている方がいてくれれば番外編を更新していきます。

原作キャラとの交流は一部のみです、すみません(汗

番外編が終わったら少しの雑談でスレ消費して、1000取り合戦お願いします。

はい

>>977 来てくださってありがとうございます!!

ではまずは岡本がクロだったら…の番外編を載せます。

番外編「岡本処刑シーンとその心情」





ウィーン・・・ピコッ☆

GAME OVER

オカモトさんがクロにきまりました。
おしおきをかいしします。




北橋ちゃんを殺して、その報いが今、あのくそムカつくクマによって裁かれる。

…当然よね。

アタイは、掲げていたいた正義に反した…人を守る為の拳を、人を殺す為の拳に変えてしまったんだから…。

北橋ちゃん…痛そうだった…苦しそうだった………絶望…してた……。

…アタイがそうさせたんだ…ははっ…最低な女だよ、アタイは…。

何が正義だ…アタイは何も守れていないじゃないか…それどころか…守るべき人たちを…アタイが破滅に追い込んだ…。

ごめん皆…アタイは周りから強いと言われているけど…アタイは本当はそんなに強くないんだ…。

こんなに弱いアタイが…正義を語るなんて…愚かな事だったんだ…。



岡本の首に鎖を巻きつけられる。

その鎖に引きずられて岡本は裁判上の奥へ連れされて行く。

その場所は、空手の道場のような場所で、そこには大量のモノクマ達が道場着を来て岡本を待ち構えていた。

【超高校級の空手家 岡本 鈴処刑執行】
【『地獄の1000人組手』】

約1000体居るであろうモノクマが岡本に襲いかかる。

岡本は襲いかかるモノクマ達を空手技でなぎ倒す。

強い!たくさんのモノクマを次々に倒していく…これなら勝てる!!そう思ったその時、一体のモノクマが

どこからかマシンガンを取り出し、仲間のモノクマ共々発泡している。

発泡されたマシンガンの弾が岡本の足や腕にかする。

岡本はマシンガンを持ったモノクマを倒すが、今度はナイフを持ったモノクマが太ももを突き刺す。

さらに、攻撃の部位への直接加撃や頚に対する執拗な加撃の蹴り技など、空手の反則技を使って

岡本を傷つけていく。

それでも岡本は反則な行動に負けずにモノクマ達を倒して行く。

体中ボロボロになりながらも岡本は戦い続ける。

そしてモノクマの残りが最後の一体となる。

岡本は最後の力を振り絞り、モノクマに拳をぶつける…その瞬間、扉からさらに槍を持った20体のモノクマが

現れ、岡本を取り囲むと、一斉にその槍で岡本の体を貫いた。

1000人倒したのに追撃するなんて、なんて卑怯なんだろう!!

君の大嫌いな正義に反した卑怯者に、君は負けたんだ!!

もっとも、その正義の拳を仲間殺しの凶器に使った時点で、正義なんてあったもんじゃないけどね!!

「海の日に皆で海に行く」






桜田「海の日に皆で海に行けるなんて素晴らしいね!!正直斬咲くんや時神くん、志倉くんは諦めてたけど、
全員揃って何よりだよ!!」

北橋「男子コミュ力低い奴多すぎでしょっ」

八雲「無口な木鬼沢くんも入れたら4人になりますね」

盛口「まあまあ、全員揃ったから問題ないの~!」

上条「早速水着に着替えに行くぞ!!癒境、あの岩場まで競争しようぜ!!」

癒境「悪い上条…俺、あんまり泳ぎは得意じゃないんだ…」







【着替え完了】

盛口「じゃ~ん!!どう?この水着~?」

桜田「うはー!盛口さんてば、水着の面積少なくない~?だいた~ん!!」

八雲「ふふふ…海に来てる男性方が私を見てますね…うまくいけば奢ってもらえるかも」

細永美「も、守崎さん…っ、花柄のワンピース水着…可愛いですっ!」

守崎「ありがとうございます細永美さん」

岡本「木鬼沢!アタイと勝負しようぜ!!」

木鬼沢「……(じ~)」

岡本「??」

木鬼沢「……(じ~)」

桜田「おぉ…木鬼沢くん、岡本さんの胸見てるね…」

盛口「木鬼沢くん、立派な男の子なの~♪」

羽毛「か、上条…ど、どうかしらこの水着…あ!言っとくけど、周りから変に思われたくない
からひとまず感想を聞いてみるだけで…アンタに可愛いとか言われたいわけじゃないからね!!」

上条「羽毛の水着?……うん!動きやすそうだな!!」

羽毛「他に言うことないのアンタ!?」

マリア「水着姿なんて…恥ずかしいです…///」

守崎「大丈夫ですよマリアさん、とっても可愛らしいです」

時神「…海を通してまたコイツらの様々な情報を手に入れられそうだ」

斬咲「くくくっ…弱みでも握るつもりかぁ時神?」

時神「うるさい…お前、水着の柄もトランプなのか…」

斬咲「下着もトランプ柄だぜぇ」

時神「そこまでは聞いてない」

北橋「なんでこいつらこんなに発育が良いのよ…どうせアタシは貧乳よ…」

幸川「あぁ…こんな貧相な体で水着を着たって、色気なんてないですよねぇ…いっその事
もっと面積の少ない水着を着てくれば良かったでしょうか!?」

北橋「…幸川、アンタはあたしの仲間よ…!!」

癒境「…志倉、君は海に入らないのか?」

志倉「そういうお前は入らないのか?」

癒境「上条にも言ったが、俺は泳ぐのが得意じゃないから…」

志倉「賢明な判断だ…万が一バカやって溺れでもしたら厄介だからな。助ける身にもなった方が良い」

癒境「ははは…ん?その望遠鏡はどうしたんだ…」

志倉「…万が一遠くに行ったバカが気づかれずに溺れ死んでもしたら後味悪いからな…」

癒境「志倉…」

志倉「ふんっ…」

不機嫌そうにそっぽ向く志倉に俺は思わずクスリと笑った。

口は悪いけど…皆の安全を第一に考えているんだな…。

パラソルの下で海に入ってはしゃいでいる仲間達がこちらに手を振っている。

俺は笑顔を浮かべ、仲間達に手を振り返した。

暑い太陽の日差しを受けながら、夕暮れになるまで海を堪能したのだった。




今からお風呂入ってきます(汗

遅くなりました(汗
最後のリクエストを更新します。



「原作キャラとの交流」(平和な学園生活)




岡本「くっそー!!また大神先輩に負けたー!!」

大神「だが、岡本もまた腕を上げたようだな」

岡本「う~今度こそ大神先輩に勝とうと思ったのに、悔しいー!!」

木鬼沢「…大神先輩、次は、俺の…番…」

岡本「木鬼沢、アンタもまだやるつもりなの!?アタイにすら勝てないのに!?」

大神「ふふっ、向上心があるのは良い事だ。良いだろう、かかってくるが良い」

木鬼沢「…(こくっ)」






幸川「あ~癒境さん…どこにいるんですか癒境さ~ん…きゃあっ!」(どたっ

幸川「いたたっ……あ、あれ…?」

狛枝「…こんにちわ、幸川さん」(幸川さんに押し倒された状態)

幸川「はわ~!!すみません狛枝先輩!!」

狛枝「いや、良いよ。ボクと同じ幸運を持っているんだからね君は…」

幸川「…本命は癒境さんですけど…狛枝先輩も素敵ですよね…」

狛枝「外見を褒められたのは始めてだよ!母親にすら褒められた事ないのに!!」

幸川「そんな事ないですよ、狛枝さんはかっこいいですよ!…一番素敵なのは癒境さんですけど!!」

狛枝「あはっ!良いよね癒境くん!彼はとても希望に輝いているからね!!彼のマッサージ師の才能が、
たくさんの人に心からの安らぎを与えてくれるって有名だからね!!ボクより年下ながらも尊敬して
いるんだよ!!」

幸川「狛枝先輩、話が分かります~!!」





盛口「もぐもぐもぐもぐもぐ」

終里「ばくばくばくばくばく」

花村「うわ~二人共凄い食べっぷりだね~。超高校級の料理人もといシェフとして作りがいがあるよ~」

盛口「むぐむぐ…赤音先輩、うちの食べっぷりについてこれる数少ない人物です…燃えますの~!!」

終里「がつがつ…へっ、さすが大食い選手だぜ、だが、オレも負けてられないぜー!!」

花村「じゃんじゃん食べてよねー!食後にはボクの下半身のポークでも…」

北橋「花村先輩アウトーーーー!!」

時神「霧切さん、何か調べ物か?」

霧切「時神くん…いえ、新しい推理小説が追加されたから、それを見ていたの」

時神「霧切さんなら小説の主人公より先に犯人分かっちまいそうだな」

霧切「そんな事ないわよ」

時神「霧切さんより凄い探偵なんていない」

霧切「時神くんは私を過剰評価し過ぎよ…私より凄い人なんて、世界を探せばいくらでも居るわ」

時神「それでも一番凄いのは霧切さんだ…」

斬咲「くくくっ…他の奴らにはとことん冷たいのに、随分とその美人探偵に夢中だなぁ、時神」

時神「……出て行け、今すぐに」

斬咲「急に冷たくなるなよぉ…面白い物が見れたから素直に退散するぜぇ…ふはっ…」

時神「…あいつ、そろそろひっぱたいても良いかも知れないな…」

霧切「……」







羽毛「ほら、できたわよ田中先輩」

田中「おおぉ…!!」(破壊神暗黒四天王の毛が綺麗に整えられている)

羽毛「あいかわらず良い育て方してますね」

田中「当然だ、主である俺様の底に蓄えてきた魔力を毎日浴びてきているのだ!!奴らの戦闘力は日々
上がっているのだ!!」

田中「それに加え、貴様の魔力も与えられれば、我が破壊神暗黒四天王は無敵だ!!」

羽毛「…それで、感想は?」

田中「とても綺麗になった!ありがとうございます!!」

羽毛「…どう致しまして…(言動は相変わらず分かりにくいけど、悪い人ではないのよね…)」


癒境「苗木先輩、随分体が凝ってますね」

苗木「あははっ…まぁ、色々あってね」

癒境「幸運というわりには、何だか大変な目によく合いますよね…あ!他人事だと思ってこんな
事言うなんて!すいません!!」

苗木「い、いや!良いんだよ、ボクも自覚してるから(汗」

癒境「すいません…」

苗木「良いって、それにしても、やっぱり癒境くんのマッサージは気持ちが良いな」

癒境「ありがとうございます」

苗木「心身ともに癒されるよ…癒境くんには安心感を感じるからね」

癒境「…俺よりも、苗木先輩の方が安心感があります」

苗木「えっ?」

癒境「どんな時でも前向きで…不思議といろんな人が惹かれるような何かを持っています」

苗木「そ、そうかな?だってボク、ただの運でここに来ただけだし…」

癒境「運も実力の内ですよ…俺は、苗木先輩みたいな人になりたいな」

苗木「そんな、大袈裟だよ、癒境くん」

癒境「そんな事ないですよ…苗木先輩は…




皆の希望です」



希望ヶ峰学園の、平穏な生活のちょっとした一部分…。

希望に溢れた…生徒たちの集まり…。

今日もまた、希望は輝く…。

リクエストに沿った番外編、いかがでしたか?

正直なんか色々申し訳ないです…。

特に原作キャラとの交流がグダグダになったような気がします(汗

リクエストしてくださった方々が納得できる話になったか心配です(ガクブル

残りのスレは11スレかぁ…あとは皆さんが1000取りするだけすかね。

中途半端に残すのもアレなんで、1000取れた後に続スレで本編を更新したいですね。

まだ見てる人っていますか~?

隕九※繧九h

>>991 文字化けしてます(汗

すみません、1000埋まるまでもう少しお付き合いお願いします。

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