[安価]艦娘とのショートショート[艦これ] (71)

初投稿になります。

ちょいちょい小ネタを挟みます。

一応安価もとっていきたいと思います。

史実や設定の無視、キャラの崩壊などがあると思います。

台本やら地の文が入ったり入らなかったりと安定しないと思いますが、宜しくお願いします。

しょっぱなは旗艦の日向さんになります。



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1398016288

提督「…ふぅ。」

机の中から煙草を取り出し、火をつける。銘柄はハイライト。青と白のシンプルなパッケージだ。

日向「茶でも入れようか?」

提督「ああ。頼むよ。」

航空戦艦日向。提督が着任した鎮守府に一番最初の戦艦として着任した艦娘だ。
彼女は第一艦隊の旗艦を勤めつつ提督の秘書官として傍らに居る。

日向「む。」

提督「どうした?」

日向「茶葉が少なくなっているな…」

茶筒から一人分の茶っぱしか出てこなかった。

提督「珈琲ならあったはずだが…どうだ?」

日向「いいのか?あれは君専用だろう?」

提督「まぁ、構わんさ。今日は珈琲にしてくれ。」

紫煙を吐き出し、灰を落とす。

日向「書類に灰を落とすのでは無いぞ?」

提督「気をつけるよ。」

日向は提督に注意をしつつ、てきぱきと珈琲の準備をする。
サイフォンから珈琲のいい香りが立ち込める。

提督「~~♪」

提督は鼻歌を奏でながら煙草に点いた火を消し、目の前に積まれた書類に手をつける。

日向「…なんだったか?その曲は。」

提督「…イーグルスのデスペラードだったかな?あんまり覚えてない。」

日向「"ならず者"という意味だったか?」

提督「確かね。」

日向が提督の机の上に珈琲を置く。珈琲の隣には甘味が置いてあった。

日向「安物だが糖分は必要だろう?」

提督「気が利くな。ありがとう。」

日向「それにしても…」

日向が机をじっと眺める。

日向「その書類の束は減りそうにもないな。」

提督「大半は夕張や妖精からなんだがな。たまに大本営から指令書が届くときもあるから、目を通さなければならないんだよ。」

日向「夕張と妖精は開発関連か?」

提督「そうだな…。妖精は新しい艤装や建造の許可だが…夕張は…」

日向「実験か…?」

提督「そうだ。そう言えばちょっと前に大和砲や長門砲を乗っけたいとかぼやいてたな…」

日向「無理だろう…?」

提督「ああ。無理だった。」

日向「"だった"?」

提督「ああ。」

遡る事数日前。

夕張『ふんぬ!』

艤装には41cm連装砲が乗っかっている。

長門『無理だ。諦めろん。』

提督『…審議拒否。』

長門『ぐぬぬ…』

夕張『ぬっ…ぬぬぬっ!』

両足をがくがくと震わせながらも中腰になる夕張。

提督『なぁ長門。』

長門『何だ?』

提督『なんか嫌な予感がするんだが…』

長門『奇遇だな。私もだ。』

夕張『とおおおおおうっ!』

夕張が立ち上がろうとした瞬間、ぐきっと言う鈍い音がした。

夕張『あぁぁぁぁぁっ!腰がっ!腰がぁぁぁっ!』

提督『やっぱりか。長門。ドックに連れて行け。』

長門『わかった。』

提督「ということがあった。」

日向「まぁ…そうなるな。」

提督は一枚の計画書を束から取り出した。

提督「うん?…名取の改装計画?」

日向「名取…?五十鈴では無いのか?」

提督「五十鈴は改装したが…まぁ戦力が増えるのは良い事だ。許可してやろう。」

日向(何故だか…嫌な予感がするな…)


名取に許可を与え数日後の事だ。提督の目の前には筋肉と褐色肌が目立つ名取が居た。

名取「名取(ジョン・メイトリクス)だ。」

提督「一体…何が始まるんですかねぇ…」

夕張<第三次世界大戦だっ!

日向「まぁ…そうなるのか…?」

名取?「ちょっとサーモン海域(バル・ベルデ)に行って来る。」

重火器をがしゃがしゃと鳴らし、執務室から出て行く名取。

提督「…ちょっと休むわ。きっと疲れてるんだな。」

日向「死ぬほどか?」

提督「…あぁ。」

日向「それは困る。婚約して一週間で君は私を未亡人にするつもりか?」

日向の薬指にはきらりと光る指輪が付いていた。

提督「すまん。冗談にしてはたちが悪かった。」

日向は提督に覆いかぶさり、呟く。

日向「許さないぞ?」

提督「そうか…。なら機嫌直しに同衾すると言うのはどうだ?」

日向「…それは素敵だな。」

提督は日向を抱え、布団へ運ぶ。

提督「最近なんでか知らないが溜まってるんだ。優しく出来んかもしれん。」

日向「君なら…いいさ。今日はずっと側にいてくれよ?」

二人は唇を重ね、布団に傾れこむ。

提督「"今日は"じゃなくて"これからも"だろう?」

日向「…そうだったな。」

二人が夜戦している間、サーモン海域では…

名取「来いよレ級(ベネット)。どうした、怖いのか?」

レ級「てめえなんざ怖くねえ!野郎ぶっ殺してやる!」

名取は腰に付けていた魚雷をレ級の体目掛けて投げつける。

名取「地獄に落ちろレ級。サヨナラ。」

その魚雷はレ級の腹部に突き刺さり、しめやかに爆発四散する。
その日から名取は深海スレイヤーとなった。

一応こんな感じに色々書いていこうと思ってます。

次の艦娘は>>10でお願いします。

鎮守府に来ていない艦娘も出来るだけ頑張ります。
あ、直接的なエロはありません。多分。

後、亀更新になると思われます。

あきつ丸がいいと思われます

あきつ丸、了解です。
あきつ丸って、ライドウに似てますよね…ひらめいた。


でもあきつ丸に冷めた目で睨まれたい

あきつ丸と。

提督「あきつ丸ってさ。」

あきつ丸「?なんでしょう?」

提督「ゲームに出てくるキャラクターに似てるよな。」

あきつ丸「ゲー…ムでありますか?」

提督「これ。」

つ[葛葉ライドウ]

あきつ丸「…」

提督「というわけで妖精さんに色々造ってもらった。」

あきつ丸(ライドウコス)「…(ジト目)」

提督「カ号を出してみ?(Mになりそうだ。だが構わん。)」

あきつ丸「はい…」

ポンッ

ライホー「ヒーホー!ライホーくんだホ!」

提督「マジで…マジで出よった…」

あきつ丸「…カ号が…私のカ号が…」

ライホー「ホ?」

あきつ丸「私のカ号がぁぁぁぁぁ!うわぁぁぁん!隊長!ひどいでありますぅぅぅぅ!」

提督「っ!……いいっ!あきつ丸の泣き顔、最高に滾る!」

あきつ丸「うわぁぁぁん!カ号がよく分からない白黒雪達磨にぃぃ!」

ライホー「白黒雪達磨じゃないホ!ライホーくんだホ!」

提督「あきつ丸。いいものあげるから泣くのを止めな?」

つ晴嵐

あきつ丸「これは…!」

提督「カ号はよくわからんのになっちまったけど…許してくれるか?」

あきつ丸「…許しません……と言いたいですが、晴嵐頂いたので許してあげます。」

提督「…ありがとうな。(ちょろい)」

あきつ丸「…隊長。この子はどうするでありますか?」

提督「深海棲艦と闘えるのか…?」

ライホー「深海棲艦ってなんだホ?」

提督「簡単にいえば軍艦の化け物だ。」

ライホー「そんなの余裕だホ!ちょっと行って来るホ!」

提督「なぁあきつ丸。」

あきつ丸「?なんでありますか?」

提督「その…何だ。もう少ししたら消灯の時間だが…あきつ丸が良ければ、晩酌に付き合ってくれないか?」

あきつ丸「…はい。ご一緒させてもらうであります。」

提督「そいつはありがたい。折角だからいい酒でも出そう。」

コトッ

あきつ丸「ウヰスキーでありますか?」

提督「折角だからお前の乱れた姿が見たいんでな。」

あきつ丸「…それなら。」

あきつ丸「布団のほうが良いのでは無いでしょうか?」

提督「っ!あきつ丸!!」

あきつ丸「ひゃんっ!」

我、夜戦に突入す!

一方ライホーくん

ライホー「深海棲艦はどこにいるんだホ?」

長門「…」

ライホー「姉ちゃん。深海棲艦はどこにいるんだホ?」

長門「あ、ああ。この先にいるぞ?」

ライホー「分かったホー!」

<ヒーホー!

長門「なんだあれは…」

大和「さぁ…?」

大鳳「あっ。レ級とヲ級改が氷漬けになりましたよ?」

大和「えっ?」

<あの真っ黒な姉ちゃんに持っていくホー。お土産だホー。

武蔵「…もうあいつだけでいいんじゃないか?」

加賀「…そうね。ところで真っ黒な姉ちゃんって誰かしら…」

隼鷹「…あきつじゃねえ?」

<ふぬぬぬ…重いホー!

長門「手伝ってやるか?」

武蔵「そう…だな。」

次は>>18でおねがいしゃす

あきつ丸はどこにいるんだろうか…(白目)

深海はあり?ヲ級ちゃん見てみたいんだが

無理なら夕立

>>18

ヲ級が難しかったのでヲ級&夕立で堪忍してつかぁさい…

トップガン見てたらこの時間だよ。
投下します。

執務室に入る駆逐艦夕立。
その隣には空母ヲ級の幼体がいた。

提督「呼ばれた理由がわかるよなぁ?夕立。」

夕立「…うん。」

ヲ級「ヲ?」

提督「…元の場所へ返してきなさい。」

夕立はヲ級を抱きしめ首を横に振る。

ヲ級「ヲヲヲ?」

夕立「こんなちっちゃい子を冷たい海の上に放置するのは出来ないっぽい!」

提督「そいつは深海棲艦だぞ?」

夕立「それでも…それでも子供を放置出来ないっぽい!」

提督は頭をガリガリと掻き毟り、ため息をつく。
引き出しから煙草を取り出し、火をつける。

提督「三日間、何事も無かったらここで面倒を見る。何かがあったら即処分する。いいな?」

夕立「うん!」

提督「ヲ級。約束してくれるか?この鎮守府では暴れないと?」

ヲ級は頷き、提督ににじり寄る。

ヲ級「テイトク マイ フレンド」

提督「なんか嫌な予感がするぞ……」

ヲ級「ヲ?」

執務室の扉が突然開き、サングラスをかけた霧島が入ってくる。

霧島「マイクチェックの時間だおらぁ!」

提督「」

夕立「」

ヲ級「提督 マイ フレンド」

霧島「どういうことだ?お?提督。こいつはお前の友人だって言ってんぞ?お?」

霧島は提督の襟を掴み、持ち上げる。

提督「き、霧島。落ち着け?こいつは夕立が拾ってきて…」

ヲ級「夕立 マイ マザー」

夕立「っぽい!?///」

霧島「提督は?」

ヲ級「提督 マイ ファザー」

提督「ファッ!?」

霧島はサングラスを外し、いつもの眼鏡に替える。

霧島「…提督。納得のいく説明をお願いしますね?」


提督「だ、だからな?夕立が拾ってきて…」

ヲ級「ヲ父サン。私ハ拾ワレタ子ナノ?」

うっすら涙を浮かべ、提督を見つめるヲ級。

提督「ぐぬぬ…あーもうっ!任務娘呼んでこい!」

霧島「任務娘さんですか?ちょっとお待ちを」

霧島は執務室から出て行く。

夕立「呼んでどうするの?」

提督「このヲ級を夕立と俺の子供として大本営に認めさせる。夕立。結婚しようか。」

夕立「っぽいぃぃぃ!?///」

ヲ級「チョロイ」

提督「駄目か?」

夕立「うぅ~///そんな事言われたら断れないっぽい!///」

ヲ級「チョロスギ大草原不可避」

提督「ヲ級?なんか言ったか?」

ヲ級「ヲ?」

夕立「てーとくさん…夕立のことずっと離さないでね?」

提督「おう。」

次は>>24でおねしゃす

ヲヲヲヲヲヲ!ありがとうございます、俺得すぎてヤバイ

ksk

夕張

>>25の夕張でやらせていただきます。

では投下。

提督「使いにくいわ!」

夕張「な、何がよ!」

提督「鈍足紙装甲ってどうやって使うんだよバカヤロー!」

夕張「人が気にしてることを…」

提督「ポチョムキンばりの鈍足にチップ並みの紙装甲…」

夕張「うっ!」

提督「おまけにちっぱい。潮や浜風と比べて圧倒的なちっぱい。何がメロンだよ。
   メロン熊に謝って来い。」

夕張「くっ!…で、でも装備が四つも積めるじゃない?」

提督「ドラム缶しか積んでねえじゃねえか。」

夕張「ぐぬぬ。」

提督「それに主砲ガン積みしたところで、球磨や長良に勝てるんか?お?勝てるんか?」

夕張「」

提督「ワンパンで大破が目に見えてんな。」

夕張「…うう。」

提督「泣くんか?あれ?泣いちゃうんすか?」

夕張「提督のバカー!鬼ー!悪魔ー!ちひろー!」

提督「ちっぱい!紙装甲!メロン(偽)!亀!ちっぱい!」

夕張「二回言うなぁぁぁぁ!」

<ばかぁぁぁぁ
<ちっぱぁぁぁぁい!

瑞鳳「またやってる…」

龍驤「またやってんなぁ…」

<ばかぁぁぁぁ
<かみそうこうぅぅぅ!

大鳳「な、何事ですか?」

龍驤「まぁ、いつもの事や。どうせこの後…」

<らめぇえっぇぇ!
<かわいいぞ!ゆうばりぃぃぃ!

龍驤「ほら始まった。」

瑞鳳「はぁ…喧嘩してたと思ったら夜戦してるし…」

大鳳「…///」

龍驤「あほらし…づほ、間宮んとこ行こか?」

瑞鳳「そうですねー。」

<ああぁぁぁん!
<うっ…ふぅ…

次は>>30でおなしゃす。

霧島

>>30

古鷹「さぁ始まりました!鎮守府最強軍艦決定戦の決勝戦です!
   実況は重巡古鷹が勤めます!」

古鷹「そしてゲストとして提督に来ていただいております。提督、一言どうぞ。」

提督「怪我をして欲しくないですねー。」

古鷹「はい。くっそつまらないコメントを有難うございます。
   では決勝戦で闘う二人ですが…控え室の様子はどうでしょうか?リポーターの青葉さーん。」

青葉『ども!青葉です!まずは第一艦隊主力として活躍している長門さんですね。』

長門『長門だ。いままで苦戦を強いられた相手はいなかったが、今回は本気で行かないと負ける気がする。
   悔いが残らぬよう全力で戦ってくる。』

青葉『セコンドは姉妹艦の陸奥さんです。威圧感がすごいです。』

古鷹「はい。青葉さん、有難うございました。では加古さんに繋いで見ましょう。
   加古さーん?」

加古『あーい。加古だよー。長門さんの対戦相手の霧島さんだけど…』

古鷹「どうかしましたか?」

加古『控え室に通してくれないんですよねー。』

古鷹「それだけ本気と言うことでしょうか?まぁ仕方ありませんね。ではここでハイライトですが…」

カット

古鷹「では選手が入場します!」

<…

金剛『レディィィスアーンド!アドミラァァァル!
   ファイターの入場デース!』

金剛『赤コーナー!ビックセブンの名は伊達ではなぁぁぁい!一回戦でマイシスター比叡を打ち破り、
   ここまで勝ち上がってきたLongGate!なぁぁぁがぁぁぁとぉぉぉぉ!』

<うぉぉぉぉぉっ!

長門「…」

金剛『対する青コーナー!艦隊の頭脳として皆さんのお姉さんだけど、toDayだけは
   悪鬼羅刹!マイシスタァァァ!MistIsland!きぃぃりぃぃしまぁぁぁぁ!』

<あねごぉぉぉぉ!

霧島「…」

木曾「今回レフェリーをやらせてもらう木曾だ。ルールを確認するぞ?
   目潰し、武器以外なら何でも許可されたバーリトゥードだ。」

長門「…わかっている。」

霧島「…」

木曾「霧島。煙草を捨てろ。」

霧島「鳥海、灰皿。」

鳥海「はい。」

古鷹「霧島さんはセコンドに鳥海さんを連れてますねぇ…」

提督「あいつやけに煙草が似合うな。」

古鷹「ではまもなくゴングですね。妖精さん。」

<あーい。

那珂「えっ?那珂ちゃんはラウンドガールとして来たんだけど…」

カーンカーンカーン

飯行ってきます。

ただいも。
ラーメン屋が混雑してたから牛丼食いに行ってた。
再開します。

木曾「ファイッ!」

古鷹「さぁゴングが鳴りました!おおっと!霧島さんが前に出る!これは意外です!」

提督「今まではカウンターを主体に闘ってきたからなぁ、ちょっと意外。」

長門「!」

霧島「ざぁんねん。腹じゃねえんだ…よっ!」

バシィッ!

古鷹「なんとミドルのフェイントからのインロー!霧島さんのインローの音が会場に響きます!」

<呼んだ?

長門「くっ!」

提督「インロー一発であの長門の顔を歪ませるとは…っ!?」

霧島「しぃっ!」

長門「!?」

ドゴォッ

霧島「ちっ。」

長門「…この長門を甘く見ては困るぞ。」

古鷹「」

提督「ローキックの遠心力を使ってのバックブローか…いやテンプル狙いの手刀か。
   しかし長門もいい反応だったな。」

古鷹「あ、あのーよく見えてなかったんですが…」

提督「まぁ見えてなくても可笑しくないな。俺も反応するのが限界だったし。」

長門「今度はこっちの番だ。」

提督「ふむ…距離を測りつつの前蹴りは厄介だな。それにあのリーチ。」

古鷹「…長門さん、熊さんのパンツなんですね。」

提督「スパッツでも履いてこいよ…」

霧島「…ちっ。」

長門「!もらったぁ!!!!」

霧島「…ざぁんねぇぇぇぇぇん!」

ドスン

提督「長門の右ストレートを跳び十字で取るとは…霧島もやるなぁ。」

古鷹「(また見えなかった…)」

霧島「しゃおらぁ!」

ゴギンッ!

木曾「!ドクター!」

古鷹「これは…一度医師に見せるそうですねぇ。」

・ワ・<外れてるから試合続行は無理です?

木曾「…。」

古鷹「腕を交差したと言うことは……なんと言うことでしょうか!
   決勝戦はドクターストップです!」

金剛『ウィナァァァァァァ!きりぃぃぃぃしまぁぁぁぁぁ!』

長門「くそ…くそぉぉぉ!」

古鷹「では勝者の霧島さんにはトロフィーと提督が何でも言う事を聞いてくれる権利が渡されます。」

霧島「…提督。私と今この場で闘って貰えますか?」

古鷹「」

提督「…わかった。やるからには全力でやらせてもらう。」

古鷹「で、では1時間後にと言うことでいいですか?」

霧島「ええ。鳥海、行くわよ。」

鳥海「はい。霧島姐。」

―――――1時間後―――――

古鷹「では提督対霧島さんのスペシャルマッチが始まります。
   なおゲストは提督の代わりに戦艦日向さんを及びしています。」

日向「まぁ…そうなるな。」

木曾「ファイッ!」

霧島「しぃっ!」

提督「ふんっ!」

日向「…ほう。霧島はストレート。提督はハイキックか。」

古鷹「あんな近距離で中るんですか?」

日向「提督は最速の蹴り方をしているからな。その分速いし、近距離でも中る。」

古鷹「…どういうことですか?」

日向「空手のハイキックは結構遠回りな蹴り方だが、提督の放ったのはムエタイよりのハイキックだ。」

古鷹「…なるほど。」

霧島「…はは。」

提督「?」

霧島「いいよ。提督。すっげえいい。」

提督「…そいつは光栄だな。」

霧島「だから全力で行きますね?」

提督「来い。」

霧島「っ!」

日向「!胴回し…だと?」

提督「それは選択ミスだ。しゃおらぁぁっ!」

バスッ

霧島「ぐえっ!」

日向「そうか…左サイドにステップインしてのミドルなら中るな…」

木曾「…」

霧島「」

バッ

古鷹「TKOですね。勝者は提督です!!!」

<すげぇぇぇぇぇ!
<うおぉぉぉぉぉ!
<ヴォォォォォォ!

提督「よいしょっと。じゃあ霧島は俺が運ぶな。」

―――――――医務室―――――――

霧島「はっ!」

提督「起きたか?」

霧島「…負けたのですね。」

提督「そうだな。」

霧島「…ちょっと悔しいです。」

提督「再戦ならいつでも受けてたつぞ?」

霧島「はいっ!」

提督「まぁ、取り合えず養生しろよ?ああそれと。」

ちゅっ

提督「褒美だ。」

霧島「んっ…次は勝って貴方を手に入れて見せます。」

提督「期待してるよ。」

とまぁ誰得な展開でごめんなさい。

次はちょっと遠めの>>50でお願いします。

夜中にバイクを転がして徹夜で仕事終わって帰ってきたら>>50にとどいいて無かったでござる。

>>45に変更で。

千代田

>>45

千代田了解。

バイクの塗装が若干禿げてて凹んだ。
また島風ベースに塗りかえかぁ…

千代田「千歳お姉……」

千歳「…ぷっはぁぁっ!ろうしたの隼鷹!杯に残ってるわよ!」

隼鷹「んぐ…んぐ…ぷっはぁっ!まら、まらのめんぞー!」

千代田「はぁ…」

バタン

提督「ん?千代田じゃねえか。どうかしたのか?」

千代田「あぁ。提督、今は食堂に入らないほうがいいわよ。」

提督「?どうしてだ?」

千代田「千歳お姉と隼鷹が呑んでるのよ。」

提督「…どんな酒だった?」

千代田「…黒い鬢に白いラベルだったわね。確かにざ…なんだったかしら?」

提督「二左衛門か?」

千代田「そうそう…って何で知ってるのよ?」

提督「俺の私室から無くなっていたからな…」

千代田「あとは加賀さんの名前のついたお酒だったわ。」

提督「加賀鳶かな…まだ数本無いんだがなぁ。」

千代田「確かこの間、千歳お姉が洋酒を持ってきてたわね。
    もしかしたら提督のかもね。」

提督「…回収するか。千代田。お前たちの部屋に行ってもいいか?」

千代田「ええ。いいわよ。」

ちとちよの部屋

千代田「そこらへんにかけてて。お酒探してくるわ。」

提督「おう。」

千代田「確かこの辺に…あった。」

グラッ

千代田「え…」

提督「千代田!?」

パリィィン

提督「いてて…千代田。怪我は無いか?」

千代田「う、うん。大丈夫…って提督!血が出てるわよ!?」

提督「うん。結構痛い。」

千代田「ちょっと見せて!」

ぷにっ

提督「」

提督「(乳ってこんなに柔らかいんだな。)」

千代田「…よかった。ちっちゃい切り傷ね。」

提督「(おおおおお落ち着けマイ=サン!ここで46cm単装砲になったらまずい!千代田に殺られる!)」

千代田「…ん?なんか硬いのが当たってるわね…」

さわさわ

提督「(つんだ。これつみましたわー。ファルコン号を手に入れていきなりデスゲイズが出てきた気分ですわ。)」

千代田「!///」

提督「(バニシュデスは無かったんや…無かったんや。)」

千代田「…て、提督?」

提督「ふ、不可抗力です…ごめんなさい…出て行きます…」

がしっ

千代田「…あ、あのね?提督なら…提督ならいいよ?」

提督「」

提督「(ジョーカーデスがあったぁぁぁぁ!!セッツァーさん、さすがやで!)」

千代田「千歳お姉には悪いけど…提督。今日は一緒にいて欲しいな。」

提督「(デレ千代の破壊力はんぱねぇ。)」

千代田「ダメ…かな…?」

提督「良いに決まってんだろぉぉぉ!」

ガバッ

提督「今日は寝かせねえかんな!」

千代田「ひゃん!」

ちゅんちゅん

ガチャ

千歳「うー…飲みすぎたかしら…」

千代田「…zzz」←真っ裸

提督「ぐぅ…ぐぅ…」←真っ裸

千歳「」

千歳「の、飲みすぎたのよねー。あーお酒が抜けてないわー」

千歳「…」

チラッ

千代提「ぐぅ…」←真っ裸

千歳「…」

ヌギヌギ

千歳「私もまぜろぉぉぉぉ!」

<ぬわー!
<千歳お姉!?
<何が国だよク○ニしろおらぁぁぁ!

次は>>54で。

バイクの禿が判明。
糞兄貴絶許。

大井

>>54

大井了解。
投下します

バチィィン

北上「大井っち。提督に謝って。」

大井「北上さ…ん?」

普段はめったに怒ることの無い北上が大井に対して怒りを露わにしている。

木曾「大井姉…すまんが今回は擁護をすることが出来ない。」

大井「木曾…?」

木曾「…北上姉。悪いが俺はここにいると本気で怒りそうだ。提督の所に行ってるよ。」

北上「そうだね。私もここに居るともっとおかしくなりそうだよ。」

すたすたと球磨型の私室から出て行く木曾と北上の目には涙が浮かんでいた。

大井「うぅ…どうして…」

その場に泣き崩れてしまう大井。
その鳴き声が聞こえたのか望月が部屋に入ってくる。

望月「どうしたのさー大井さん。」

大井「…もっちー。」

望月「それやめてよー。んでどうしたの?北上っちと喧嘩したの?」

大井「さっきの出撃で提督に作戦が悪いって言ったら北上さんと木曾が怒って…」

望月「あー…なるほどね。…そっか大井さんは知らないのかぁ。」

大井「何が?」

望月「作戦が悪いって結構前に球磨ちゃんと多摩ちゃんが轟沈したって話でしょ?」

大井「…そうよ。」

望月「あれはね二人が望んだことなんだよねー。」

大井「…どういうことよ、それ。」

望月「元々あの二人は結構無理してたみたいなんだよねー。あんまり長くないって話だったらしいよ?
   …それで主力艦隊が結構被弾して撤退が厳しくなった時に二人が囮になって…敵を引き付けて主力艦隊を逃がしたんだよね。」

球磨『提督。今まで楽しかったクマ。』

多摩『球磨と多摩は提督と会えて幸せだったニャ。』

球磨多摩『…妹達をよろしくお願いクマ(ニャ)』

提督『待て!』

球磨『…提督。球磨と多摩は結構限界が来てるクマ。』

多摩『でも…囮ぐらいは出来るニャ。』

提督『……』

球磨『早く行くクマ!』

提督『…絶対に帰ってこい!絶対にだぞ!』

多摩『……』

球磨『……』

球磨と多摩は敵の群れに突っ込んでいった。

提督『………くそがぁ!第一艦隊帰投する!』

球磨『それで…それで…良いクマ。』

多摩『姉ちゃん?』

球磨『もう少し北上達を見守りたかったけど…提督達を守るためクマ。』

多摩『…ニャ』

望月「って事があったんだよね。」

大井「…」

望月「帰ってきたら提督もぼろぼろ泣いて、ずっと球磨は帰ってくるって呟いてたなぁ。」

大井「……」

望月「次の日には大井さんも知っての通りだよ。」

大井「…それを全部自分のせいにしたってこと…?」

望月「そう。その日から提督は人が変わったように私達と接するようになったんだよねー。
   無関心と言うか冷たいと言うか…昔の提督に戻って欲しいなぁ………」

大井は立ち上がり、部屋から出て行く。

望月「どうしたの?」

大井「提督に…謝ってくるのよ。」

望月「そう。頑張って。」

執務室

木曾「……どうした?」

提督「…ん?」

北上「姉ちゃん達の事思い出してたの?」

提督「…そうだ。」

木曾「…」

北上「…」

提督「作戦が悪い…か。」

北上「あれは提督のせいじゃないよ?」

提督「いや…いいんだ。俺のせいにしてくれていたほうが返って楽になる。」

執務室の扉が開き、大井が入ってくる。

大井「はぁっ…はぁっ!」

北上「…大井っち?」

木曾「…何しに来たんだ?」

大井「望月ちゃんから全部聞きました。」

北上「!」

木曾「知らなかったのか…?」

大井「ええ。提督。」

提督「…なんだ?」

大井「作戦が悪いなど軽口を叩いてしまい申し訳ございませんでした。」

大井は頭を下げる。

提督「…気にするな。」

大井「しかし!」

提督「気にするなって言ってんだろっ!」

大井「!」

提督「…すまん。少し一人にしてくれ。」

北上と木曾は執務室から出て行く。

大井「…」

提督「一人にしてくれと言ったはずだが?」

大井「…出来ません。」

提督「…命令だとしてもか?」

大井「ええ。球磨型は命令を聞きませんから。」

提督「…そうか。球磨も多摩も俺の命令を聞いてくれなかったな。」

大井「……」

提督「北上にも木曾にも言ってなかったけど…俺、提督業を辞めようと思うんだ。」

大井「どうしてか…聞いてもいいですか?」

提督「…お前らの沈む姿を見たくないんだよ。」

大井「…」

提督「色々振舞ってきたがそろそろきつい。」

大井「…」

提督「今も球磨と多摩の夢を見るんだ。それがすごく辛い。」

大井は提督を後ろから抱きしめる。

提督「大井?」

大井「…姉さん達との約束を破るんですか?」

提督「…」

球磨多摩『…妹達をよろしくお願いクマ(ニャ)』

提督「っ!」

大井「もう球磨型は三人だけです。北上さんに私、木曾も…貴方のために闘いたい。」

提督「沈むかもしれねえんだぞ!」

大井「それでもっ!」

大井「姉さん達が愛した貴方を守りたい!私達が愛している提督を守りたい!」

提督「…」

提督と大井の瞳から涙が零れる。

大井「…だから私達を使って下さい。姉さん達のためにも…この国のためにも。」

提督「まずは……球磨と多摩の弔い合戦だ。覚悟はいいか?」

大井「っ!はい!」

提督は館内放送用のマイクに電源を入れる。

提督『提督から全艦娘に告ぐ。ヒトサンマルマルに大井北上木曾武蔵加賀赤城は出撃!
   出撃海域は…』

提督『球磨と多摩が寝ている海域だ。すまないがこれは俺の私闘になる。
   各自準備を怠るなよ!特に赤城と加賀!慢心してたら飯抜きだ!』

<ひぃぃぃっ!
<…頭にきました

提督はマイクの電源を落とし、涙を拭う。

大井「昔の提督にもどりましたね。」

提督「そう…だな。」

執務室の扉が開き、北上と木曾が入ってくる。

北上「…吹っ切れたね。」

木曾「不安…ではなさそうだな。」

提督「……もしかしたら、球磨達が生きている気がしてきたんだ。
   敵に鹵獲されているのならば、救わねばならん。ついでに命令無視したことを後悔させたいしな。」

大井「…ふふっ。」

大井「(姉さん達、待っててくださいね?生きているならば助けてみますから…)」


武蔵「…提督、まもなく時間だ。」

提督「あぁ。あいつらが生きていることを信じて、迎えに行くぞ。てめえら褌を締め直せよ?」

提督「第一艦隊、出撃!」

どこかの深海棲艦の拠点

球磨「…!」

多摩「球磨姉ちゃん?」

球磨「砲撃音クマ…」

多摩「…ほんとニャ。」

球磨と多摩はボロボロになりながらも生きていた。

<弱すぎる!
<二回行きますよー!
<球磨姉さん達を傷つけたのは…誰?
<周辺の雑魚は片付けたな!球磨と多摩を探せ!


球磨「あ、あああああああ!」

多摩「て、提督の声に皆の声ニャ!」

球磨達がいる廃倉庫の扉が壊れる。

北上「姉さん…姉さん!」

提督「球磨…多摩…。よく生きててくれた。」

木曾「ボロボロじゃないか…」

大井「…迎えに来たわ。」

武蔵「提督!敵増援多数!どうする!?」

提督「確かドラム缶を積んできただろう?投げつけろ。」

武蔵「あ、ああ。…ふん!」

武蔵はドラム缶を投げつける。
ドラム缶には燃料が積めこれていた。

提督「加賀!赤城!敵艦載機を近づけさせるな!武蔵!敵をギリギリまで引き付けてからドラム缶を砲撃しろ!」

「「「了解!」」」

提督「北上と木曾は球磨と多摩を回収しろ!」

北上「了ー解。」

木曾「了解だ。」

提督「…大井。」

大井「はい。」

提督「北上と木曾の魚雷を貰い、生き残りの糞野郎を
   木っ端微塵にしろ」

大井「…任せて。」

武蔵「てぇぇぇ!!」

提督「赤城!加賀!艦載機を戻せ!」

赤加賀「了解!」

武蔵がドラム缶に砲撃すると火柱があがる。
敵艦載機は火柱に巻き込まれる。

大井「…雷巡、いえ球磨型の力を教えてあげるわ!」

大井は魚雷を放つ。放った魚雷は敵を次々沈めていく。

提督「よし脱出するぞ!逃げることだけを考えろ!球磨と多摩はぷかぷか丸に乗せろ!
   総員撤退!」

[ぷかぷか丸船内]

提督「…お帰り。」

球磨「…提督。約束守ってくれたクマ?」

提督「いや?破ろうとした。」

多摩「ニャッ!?」

提督「だが大井のお陰で立ち直れた。」

大井「(そういえば…愛しているって言っちゃったんだっけ?)」

提督「大井に告白されたしな。なぁ大i」

大井は提督にハイキックを当てる。

大井「ななななに言ってるんですか!あれは…そうあれは気の迷いです!」

北上がにやにやしながら大井を見つめる。

北上「えーでも大井っち、提督に愛してますって言ってたじゃん?」

木曾「確かに。」

大井「ファッ!?」

木曾はポケットからicレコーダを取り出す。

大井『姉さん達が愛した貴方を守りたい!私達が愛している提督を守りたい!』

大井「」

球磨「おぉ。大井も知らないうちに大胆になったクマー」

大井「……」

多摩はサムズアップしている。

大井「もう…いいです。提督?」

提督「うぐぐ…なんだ…?」

大井「私達球磨型は貴方を愛してます。私達を愛してくれますか?」

球磨「クマッ!?」

多摩「ニャッ!?」

北上「ふぇっ!?」

木曾「なっ!?」

提督「……当たり前だ。」

大井は姉妹達に振り向き、笑顔を見せる。

大井「これで…皆とずっと一緒です。」

大井というか球磨型になっちゃいましたね。ごめんなさい。

次は>>65でお願いします。

如月

如月「あらぁ?司令官じゃない?」

提督「…この本はお前のか?」

[エロ本]

如月「……」

提督「…」

如月「ち、違うわよ?」ダラダラ

提督「その冷や汗をなんとかしろ」

如月「だ、第一こんな本、私は持ってないわ。」

提督「望月」

望月「あいあーい。」

提督「これの持ち主は?」

望月「如月だよー。この本と司令官の隠し撮りの写真で自家発電してたし。」

如月「ちょっ!?なんで知ってるのよ!?」

提督「ほう…」

如月「あっ…」

望月「んじゃー。」

提督「…」

如月「うぅ~///」

提督「このようなものを持っているのは構わんが、隠し場所をちゃんと決めておけ。」

如月「…ち、ちなみに誰が持ってきたの?」

提督「皐月が持ってきた」

皐月『しれーかーん。これなにー?』

提督『没収。どこにあった?』

皐月『如月の机だよー。』

如月「」

提督「…その、自家発電もそこそこにな。」

如月「…はい。」

提督「写真は没収な。」

如月「ヒェッ!?」

~~~~~

望月「あぅ…んっ!…はぁ。またやっちゃ…た…」

青葉「これはスクープですねぇ」

望月「」

望月「えっと…いつから?」

青葉「決まってるじゃないですかぁ。最初からです。」

望月「ヒェッ!?」


如月うごかしづらいよぉふぇぇ…

次は>>70

安価下

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