コナン「光彦!誕生日おめでとう!」パーン!(35)

光彦「え?僕誕生日じゃないんですけど…」
コナン「こまけぇ事は気にすんなよバーローwwwほら!これお前にプレゼントなwww」
光彦「プレゼント…あ!これはPS4じゃないですか!」
コナン「いつもお前には世話になってるからな当然だよwww」
光彦「コナン君…ありがとうございます!大切に遊ばせてもらいます!」
コナン「wwwwwwwwwwww」

光彦「いやー誕生日じゃないのにこんなプレゼントもらって…今日はついてるなー」
元太「お!光彦!ちょうどよかった!」
光彦「どうしたんですか元太君?」
元太「いやコナンから今日がお前誕生日だっていうからプレゼント渡しに来たんだよ!」
光彦「え?これって特上うな重じゃないですか!いいんですかこんな高価なもの!?」
元太「いいっていいって!俺達少年探偵団の仲間だろ?」
光彦「元太君…」ウルッ
光彦「ありがとうございます!大切に食べさせていただきます!」
元太「wwwwwwww」

光彦「いやー…今日はやけに人から贈り物されますねー…」
歩美「あ!光彦君だ!」
光彦「どうしたんですか歩美ちゃん?あ、ひょっとしてプレゼントですかぁ?」
歩美「うん!光彦君誕生日だってコナン君から聞いたからプレゼント急いで用意したんだ!はい!コレ!」
光彦「どれどれ…こ!これは僕が前に欲しいと言ってたスニーカーじゃないですか!確か二万円もしたはずなのに…」
歩美「光彦君にプレゼントしたいから家のお手伝いして貯めてたお小遣いで買ったんだー!」
光彦「あ…ありがとうございます!大切に使わせていただきます!!」
歩美「wwwwwwwwwwww」

光彦「いやー…本当に今日はついてますねー普段の行いがいいからでしょうねー!」
灰原「あら円谷君今帰り?」
光彦「あ、灰原さんどうしたんですか?こんな所で」
灰原「実は私あなたに渡したいものがあってここで待ってたのよはい、コレ」ガサッ
光彦「紙袋?あ!もしかしてプレゼントですか!?一体何が…」ガサガサ・・・
灰原「駄目!今開けちゃ!!」
光彦「はぇっ!?」
灰原「誰も見ていない所で開けてね…それじゃ…」タタタッ
光彦「あ!灰原さん!!行ってしまった…一緒に帰りましょうって誘おうと思ったのに…」
~光彦の部屋~
光彦「それにしても一体何でしょうかね…灰原さんのプレゼントは…」ガサガサ・・・
光彦「!!」
光彦「こ…これは…!!」

しまった行間空けるわ

光彦母「光彦ー!ごはん出来たわよー!」

光彦「は、はーい!すぐ行きまーす!!」

光彦「はぁ…はぁ…」シコシコシコシコ

光彦「ま、まさか灰原さんからのプレゼントが灰原さんの使用済みパンツだなんて…うっ!!」ドピュッ

光彦「今日はついてるなー…僕…」フキフキ

監視カメラ「じぃーっ…」

灰原「wwwwwwwwwwwww」

~次の日~

光彦「いやぁ昨日は夢のようでした!さて、今日は博士の家にでも遊びに行きましょうかねー」

阿笠「おお!光彦君!ちょうどよかったわい!!」

光彦「あ!博士!ちょうどよかったです僕も博士に会いに行こうかと…」

阿笠「実は昨日哀君から光彦君が誕生日だと教えられてのう…徹夜で光彦君へのプレゼントを発明してさっき完成した所なんじゃよ」

光彦「え?博士も僕にプレゼントを!?」

阿笠「それがこれじゃよ」スッ

光彦「スイッチ?ですか?」

阿笠「ただのスイッチじゃないぞ!それは押したらどこからともなく光彦君へのメッセージを花火で打ち出すスイッチじゃ!!」

光彦「す、すごい!じゃあ試しに…」ポチッ

ヒュルルルルルル・・・・パァーンッ!!

光彦「ほ、本当だっ!花火が向こうのビルから打ち上がりました!!「光彦君誕生日おめでとう!」って…ありがとうございます博士!!こんな素敵な発明品を作ってくれて!!」

阿笠「ほっほっwwwくれぐれも悪用するんじゃないぞwww」

~次の日の学校~

光彦「いやー…まさか博士があんな素敵なプレゼントをくれるなんて…みなさんおはようございまーす!」ガララッ

パァーンッ!パァーンッ!!

クラスメイト一同「「「「「光彦君お誕生日おめでとうー!!」」」」」

光彦「えっ!?」

クラスメイトA「円谷君お誕生日おめでとう!はい!コレプレゼントだよ!!」

クラスメイトB「私からもコレあげるー!」

クラスメイトC「いつもありがとうなー!」

クラスメイト達からのプレゼントはゲームソフトや洋服、文房具、玩具など…様々なものが贈られていた…

光彦「皆さん…ありがとうございます!本当にありがとうございます!!」

小林先生「円谷君。先生からもプレゼントがあります。はい」

光彦「こ…コレは?」

小林先生「光彦君への感謝を表したトロフィーよ…」

光彦「先生も…みなさん!ありがとうございます!!僕、みなさんに出会えて本当によかったです!!」

コナン、元太、歩美、灰原「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

~それから一週間後~

光彦「いやー、今日も疲れましたwwwあれ、郵便受けに何か入ってる…?」

光彦「ッ!!」

郵便受けに入っていたのは何と猫の死骸だった。

光彦「だ…誰がこんな悪質な嫌がらせを…」

光彦は猫の死骸を掴むと汚いものを扱うように捨てた。その様子を撮影している者が一人

元太「wwwwwwwwwwwwwww」

~光彦の部屋~

光彦「さっきの悪質なイタズラは一体…さて、宿題でもしますか…って何ですかこれは!?」

光彦のランドセルの中の教科書やノートはズダズダに引き裂かれていたそしてその残骸には「光彦死ね」などと言った光彦への誹謗中傷のメッセージが書き込まれていた。

光彦「だ…誰がこんなひどい事を…うう…」

円谷家の外に怪しい人影が…

灰原「wwwwwwwwwwwwwwww」

~風呂場~

光彦「さっきからおかしな事が立て続けに起こってますねー…」

光彦の入っている浴室の窓から何者かが煙を焚いたバルサンを投げ込んだ。

光彦「!!ごほっ…ごほっ…!!うわぁっ…!!さっきから何なんですかもうー!!」

浴室から出る光彦、そして円谷家から逃げる人影…

歩美「wwwwwwwwwwwwwww」

~光彦の部屋~

光彦「さっきから何なんでしょうか…もう遅いし寝ましょうか…」パチッ

電気を消して眠ろうとしたその時、光彦の部屋の窓ガラスが割れる音がした

ガッシャァーンッ!!

光彦「うわぁっ!!な、何ですか今度はー!?」

コロ・・・コロ・・・

光彦「こ、これはサッカーボール?これが僕の部屋の窓ガラスを割ったんですね?」

光彦が窓から犯人がいないかうかがおうと窓に近づいたその瞬間、光彦の顔面に二発目のサッカーボールが命中した。

光彦「ピッ…カァ…ッ」ボロッ

そのまま勢いよく倒れる光彦。そしてその様子を見てあざ笑う者が…

コナン「wwwwwwwwwwwwwwww」

~次の日、学校~

光彦「昨日は散々でした…みなさんおはようございます!」ガララッ

しーーーーーーーーーーーーーーーーーーん

光彦「あれ、みなさん元気ありませんねぇ………え?」

光彦「僕の席が…ない…?」

クラスの座席の中に一つだけある不自然な空白、そこには昨日光彦の机があった場所だった。

光彦「あ…あの誰か僕の机知りませんか…?」

クラスメイトA「」スッ

クラスメイトB「」スッ

クラスメイトC「」サッ

光彦「え?」

クラスメイト達は光彦を無視した。

授業中も異様な光景が広がっていた。

小林先生は光彦の席がない事や、光彦だけが立っている事に何も触れず淡々と授業を続けていた。

そして体育の授業、今日はサッカーだ

光彦「うう…今日はみなさんおかしいです…一体何が…」

元太「コナン!!パス!」

コナン「おらぁっ!!」

コナンが蹴ったボールが光彦の顔に命中した。

光彦「へぶっ…!!」

コナン「おい!邪魔だ光彦!どけ!!」ボゴォッ!!ボゴォッ!!

コナンは何度も何度も光彦の顔や体にキック力増強シューズでボールを撃ちだしたではないか。

光彦「ぐへぇっ…!」

元太「そうだぞ光彦!そんなとこ突っ立ってたらボール当たるぞ!!邪魔だ!!」ボゴォッ!ボゴォッ!

光彦「ぶへっ…!!ぐへぇっ…!!」

コナンや元太だけではなく、光彦以外のクラスメイト全員、加えて小林先生までもが光彦めがけてボールを蹴り出し始めた。もはや体育の授業はただの光彦虐待ショーと化していた

~保健室~

光彦「うう…どうしてみなさん僕の事を突然いじめてくるのでしょうか…僕何も悪い事なんてしてないのに…すみません大怪我したので休みたいのですが…」ボロッ…

全身青あざだらけの光彦は保健室に向かった

保険の先生「あら、ただのかすり傷よ大した怪我じゃないわ教室に戻っても大丈夫よ」

光彦「え?でも…僕あちこち痛くて歩くのも苦しいんですけど…」

保険の先生「うるさいわね!!私が問題ないと言えば問題ないのよ!さっさと帰れクソガキ!!」

先生は何と光彦の特に怪我が酷い部分にタバコの火を押し付けた。

光彦「―――――――――――――っ!!」ジタバタ

それからの授業も酷かった。算数の時間では全員が光彦の体にコンパスの針を刺し、給食の時間では光彦の食べ物にだけ埃やゴキブリの死骸を入れたり、道徳の時間ではクラス全員で一人ずつ光彦に殴る蹴るなどといった暴行を加えるなど酷いいじめがエスカレートしていた。

光彦「今日は本当におかしいですよ…何で僕がこんなひどい目に…」

高木刑事「光彦君」

光彦「高木刑事…?どうしたんですか事件でもあったんですか?」

高木刑事「光彦君…とぼけても無駄だよ…素直に罪を認めれば自首扱いしてあげるから…おとなしく僕と一緒に来るんだ…」

光彦「えっ?どういう事ですか…?」

高木刑事「……最後までとぼけるのか…残念だけど仕方ない…円谷光彦、窃盗および建造物破壊の容疑で逮捕する」ジャラ

光彦「え?」

光彦は目の前が真っ暗になった

どうしてこうなったのか、それは今から数週間前の事、コナンたちは光彦以外のクラスメイトを集めてある会議を開いた。

コナン「おいお前ら最近光彦ウザくねぇか?」

元太「ウゼェに決まってんだろ?あいつのソバカスが視界にチラつくだけでうな重2杯しか食えねぇぜ」

歩美「正直光彦君気持ち悪いなーって思うな…たまに私や哀ちゃんを見る時の視線が性欲に溺れた猿みたいだもん!」

灰原「確かに…あれは獣ね」

コナン「みんな光彦がウザいんなら…俺達全員で光彦を社会的に抹殺しよう」

灰原「どうやって円谷君を社会的に抹殺するの?」

コナン「それについては助っ人を頼んであるぜ」

阿笠「ワシじゃよ」

コナンが光彦抹殺のために呼んだ助っ人、それは阿笠博士だった

阿笠「ワシの発明「被るだけで光彦君に完全に変装できるマスク」を使うんじゃよ」

その発明は光彦の顔を象ったマスクだが被ると姿から骨格、声、指紋まで完全に光彦に変装できるという代物だ。

元太「うえぇーっ!!気持ち悪ぃ!!光彦の顔を被るくらいなら一週間飯抜きの方がマシだぜ!!」

歩美「歩美も…光彦君の顔になるくらいなら喜んで塩酸を頭から被るよ…」

灰原「黒づくめの連中に消されるより屈辱的ね」

コナン「バーロー!!完全に光彦に成り替われるって事は光彦の振りをして色々悪さ出来るって事だぜ…?」メガネキラリッ

一同「!!!」

元太「そうか…コナン!やっぱお前頭いいな!!で、どうやって光彦を社会的に殺すんだ!?」

コナン「なーに、まず俺達全員で光彦に変装する。そしてみんなで色んな店に万引きしたりするんだ。そして盗んできたものを光彦に誕生日プレゼントって言って渡せば…」

歩美「光彦君が犯人だっていう決定的証拠だね!!」

コナン「そう!いい作戦だろ?」

灰原「待って江戸川君。それだけじゃ円谷君を社会的に抹殺出来るとは限らないわ。万引きの罪を擦り付けたとしても大した罪じゃない。窃盗罪の前科がつくだけよ」

コナン「それについての策は練ってあるさ。おーい!博士!灰原にアレ見せてやれよ!!」

阿笠「そこでワシのもう一つの発明の出番じゃよ。このスイッチを光彦君へのプレゼントとして渡すんじゃ」

灰原「このスイッチは?」

阿笠「光彦君には「光彦君のお祝いの花火が発射されるスイッチ」と偽って渡すこのスイッチの正体は実は「無差別にビルを花火の発射台にした後粉ビルの中にいる人ごと粉微塵に爆破するスイッチじゃ」

コナン「盗みだけじゃなく建物を爆破テロ…史上最悪の小学生の烙印を光彦は一生背負い続けるのさ…」

灰原「なるほど…これならあの円谷君を抹殺出来るわね…」

コナン「俺達で光彦をぶっ殺そうぜーっ!!」

一同「おおおおおおおおおおおおおおーっ!!」

こうして「光彦抹殺団」が結成された…

~刑務所内~

光彦「そんな…僕は何もしてないのに…どうしてこんな事に…」

看守「おら!このテロリスト!!さっさと便器を掃除しろっ!!てめぇの舌でなっ!!」グイィッ

光彦は刑務所に入れられてから毎日看守、囚人からの虐待を受けていた。そして精神的に追い詰められた光彦はこの数日後独房の中で首を吊って自殺した…

そして光彦の葬儀

元太「ううっ…何で自殺したんだよ光彦ぉーっ!!(うはwwwメシウマwwwwwww)」

歩美「うわぁぁ~ん!!嫌だよこんな事―!!(キモソバカスやっと死んだwwwラッキーwww)」

灰原「吉田さん…(円谷光彦完全終了のお知らせwwwwwww)」

コナン「ううっ…!絶対真犯人を見つけてそいつを死刑台に送ってやるから…見ててくれ光彦…!!(まwww真犯人俺だけどバーローwww)」

俺達は光彦を死に追いやった犯人を絶対に許さない!!これからも光彦の死の真相を追い続ける!それが俺達少年探偵団の使命だからだ!!

完!!

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