モバP「おーい由里子いるかー?」ピンポーン (20)

大西由里子メイン

ちょいR-18ありかもしれない

や まなし
お ちなし
い みなし

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大西由里子(20)
http://i.imgur.com/kcvfijw.jpg


      こんこん  がちゃっ

P「おーい! 鍵もかかってないし無用心だぞー!」


由里子「あ、Pさん? あれーピンポン鳴らしたー?」

P「おう、インターホン鳴らしたしドアもノックしたぞ」

由里子「ごめんごめん、洗濯物しててさー気づかなかった、テヘ」

P「それに鍵もかけてないし……少しは用心しなさい」

由里子「いやー、こんな腐った子の家に押し入ったりなんてないっしょー」


P「見た目は十分可愛いんだからそういうの関係ないだろ……」

由里子「おっ、あたし可愛い? 可愛い?」

P「そりゃアイドルしてるんだからな」

由里子「やった褒められちった、でへへ」

P「……もうちょっと女の子らしくなればもっといいんだが」

由里子「まーまー、所でPさん今日は何の用事?」

P「あぁ、次の仕事が入って由里子に頼もうと思ってな」

P「他の子にも会うついでに資料持ってきたから目通してくれな」

由里子「ほんと!? うはー楽しみ! また目立ってやるじぇ!」

P「おう、その意気で頼むぞ」

由里子「ばっちり任せて!」

P「さて……用事は済んだし俺はこれで」


由里子「あ、待って待って、他に急ぎの用事とかある?」

P「んー、今日は元々休みみたいなもんで、特には無いが」

由里子「それなら上がったついでにゆっくりしてきなよ」

由里子「Pさんオレンジでいーい?」

P「ん? あ、ああ何でもいいぞ」

由里子「はいどーぞ、まあ座って座って」

P「お、おう」

http://i.imgur.com/j74WYPi.jpg

由里子「へぇ~今度はこんな衣装なんだ、ふんふん……」

P(あんまり気にしてなかったが、改めて見ると)

P(由里子すっごい薄着だろ……座ってあぐらかくと……ちょっとちらりと……)

由里子「ん? どしたんPさん」

P「い、いや何でもない。そんな格好で寒くないのか?」

由里子「あぁ、今他に着れるもの洗濯しちゃっててねー」

由里子「もう春だからだいじょぶかなーって」

P「鍵もかけてないわ部屋では薄着だわ無用心にも程があるだろ……」

由里子「えー、それならさPさんいっこ頼みがあんだけどさ」

P「何だ?」


由里子「パンツちょうだい」


P「はっ!? な、何!?」

由里子「Pさんの下着、もう使わないものとかあったらちょうだいよ」

P「まて、何をする気だ……まさか俺のトランクスを使ってBLの妄想を……うぉぉ鳥肌が!」

由里子「あ、その手があったか……悪くないねそれも、まー目的はそれじゃなくて」

由里子「ほらよくある女の一人暮らしに防犯用で男物の……ってあるっしょ?」

P「あ……なるほど、それなら買えばいいじゃないか」

由里子「えーそういうの買うの恥ずかしいじゃん!」

P「それよりもっと恥ずかしいもん買ってんだろ!?」

由里子「だってそれはちゃんと専用のイベントでだもんー!」

由里子「ってことでよこせー!」ガシッ

P「ちょっ!? ベルトに手をかけるなぁ!」

由里子「大丈夫! 先っちょ!先っちょだけだから!」


      ぎゃい ぎゃい


P(……薄着の女の子に組み付かれてるけどこれは嬉しくねぇ!)

由里子「あはは!」

P「はなせぇ! 今つけてるものを奪う事ないだろ!?」

由里子「冗談じょうだ……あ」

P「ん?」

由里子「あー上やっぱ脱いで」

P「お前まだそんな……」

由里子「あはは、ごめん。遊んでたらPさんの服シワつけちゃったからさ」

由里子「アイロンかけたげるよ!」

P「別にこれぐらいなら大丈夫だが」

由里子「だめだめ! きちっとした身だしなみは社会人として重要だじぇ!」

P「うぐ、確かにそうだが……由里子に社会人となんて説かれるとは……」

由里子「ほいほい、じゃあシャツ脱いで脱いで。あら逞しい♪」

P「そういう風に言うのやめてくれよこえーな……」

由里子「何さーちゃんと褒めてるだけなのに」

P「その裏で何を考えてるのかが怖いんだっつの」


由里子「まーまー実害は無いから……ぽいっと」

P「って洗濯機に入れるの!?」

由里子「ちょっと汚れもあったしさー、キレイキレイにしてアイロンもしたげるからさ」

由里子「そのまんまお洗濯終わるまで待ってて!」

P「そりゃもう上がこんなじゃ外出れないけどさ……というか由里子の洗濯はいいのか?」

由里子「あーあたしの洗うついでだから、ついで」


P(一緒に洗っていいのかよ……)


        ごうん ごうん ごうん

P「あーがっつり洗われてる……」

由里子「いいじゃんこの後は予定も無いっしょー?」

由里子「最初にも言ったけどたまにはゆっくりしなって!」


P「はぁ、わかったわかった。洗濯終わって乾くまでゆっくりさせてもらうよ」

由里子「おっけ!」ニコッ


由里子「じゃあ暇つぶしにこの本を」

P「ただしそういうのは読まないからな」

由里子「ありゃ、残念。同士が増えてくれたらもっと楽しいのに」

P「お前その調子で他の子を染めてないだろうな……?」

由里子「あーそれは大丈夫、ちっちゃい子も居る所ではさすがに自重するよ」

由里子「まぁふみふみ辺りこういうの読ませると面白そうかなーなんて思うけど」

P「やめれぇ!」


由里子「あはは、興味がある子しか見せないよ。無理やり勧めても楽しめないしね」

P「……ならいいんだが」

由里子「Pさんならあたしの事よく分かってくれるもんね」

由里子「それにPさんが興味を持ってくれたら……ぐふふ」

P「帰る! 今すぐ帰る! 身の危険を感じる!!」ガタッ

由里子「待って嘘嘘! 冗談だってば! それにその格好で出れないっしょ!?」グイッ


          ぐらっ  ばたっ!

P「うおっ!?」

由里子「きゃんっ!」

P「いたた……由里子大丈夫か?」

由里子「うん、大丈夫。庇ってくれてありがと……」

P「で、その……そろそろどいてくれると有難いのだが」

由里子「え、あ」


         もぞっ さわっ


P「ちょ、変なとこ触るなっ!?」

由里子「あ、ごめん!」

P「うん、いいから、いいから由里子起き上がって、な?」

由里子「………………」

P「お、おい由里子?」


由里子「Pさん、あたし楽しいんだ、今の生活」

由里子「ただの腐女子だったあたしをスカウトしてアイドルにしてくれて」

由里子「友達も増えてさ、すっごく楽しいの」

由里子「それもこれも、全部Pさんが居てくれたからだよ」

P「わかった、わかったからまず離れて、な」

P「お互いこんな薄着なんだから色々と、な?」

由里子「今の生活もPさんも全部ひっくるめて大好きだじぇ」

P「な……!?」

由里子「んっ……」

P「んぶっ……」


           『…………………………』


P「……ぷはっ」

由里子「…………あ、はは、ちょーはずい……けどさ、ちゃんと聞きたいんだ」

由里子「Pさんは…………どう思ってる?」ギュッ

P「」


P(殆どお互い裸でこんなにくっついて……瞳潤ませて……)

P「ゆ、由里子」

            ぎゅうっ

由里子「あっ……」


―――――――
――――――
―――――


やっぱりキンクリ

―――――
――――――
―――――――


あ、あはは……見てるばっかりだったけど

男と女じゃやっぱ違うんだね

でも、Pさんとだったから……いっかな


洗濯物増えちゃったじぇ……

だけどちょっとすぐには動けそうもないかも

あ、あはは、ちょっと涙出てきちゃった

別に痛かったとかじゃないよ! まぁそりゃ少しは……だったけどそういうんじゃなくて!

なんていうか幸せ、ってやつ? あ、あはは……


……うあああ駄目! はずい! こんなんあたしのキャラじゃない!

かくなる上は……もう一度その姿を目に焼き付けて……ぐふふ!

あれも実際のとこどうなのか試して……!




P「アッー!」


-おしまい-

短いけどおしまい

前ユリユリ書けなかったけど今回のSR見てティンときたので書いた
読んでくれて感謝。因みに前の

モバP「BeforAfter」

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