エレン「よぉミカサ!今日もキレイだな!」ミカサ「」(31)


ジャン「ミカサ...今日も本当に美しいな!」

ミカサ「」

アルミン(おかしい...絶対おかしい!ジャンはまだいいとしてエレンがあんなこと...)

アルミン「ねぇ...ミカs...」

ミカサ「エレンガキレイッテ...スキダッテ...」プシュー

アルミン(...)

チラッ

アルミン(...あれ?ライナーがクリスタの前の席にいる...)

ライナー「クリスタここいいか?」

クリスタ「うん!どうぞ!」

ユミル「おい!ゴリラ!!私のクリスタに近くんじゃねぇーよ!」

クリスタ「もぅユミル!そういうこと言わないの!!それに私はユミルのものじゃない!!」プンプン

ユミル「...怒った顔もかわいいぞぉぉ!!」ダキッ

ライナー「あぁ...確かにかわいいな」

ユミル「」

クリスタ「!?」

アルミン(...あれ?ライナーってこん人だったけ?)

ライナー「ん?どうした?」

クリスタ(かわいいって...言われた?)ボー

ライナー「...そんなかわいい顔するなよ!」

クリスタ(やっぱりかわいいって!!)

ユミル「て、テメェ!!それを言うために来たのか!!なら済んだんだから檻へ帰れゴリラ!!」

ライナー「それだけじゃない」

ユミル「あぁ?じゃあ他になんかあるのかよ」

クリスタ「...?」

ライナー「ここに座った理由はクリスタを...見ていたかったからだ。可愛いからな。」

ライナー「まぁお邪魔のようだから俺はもう行くぞ。...じゃあなクリスタ」ポンポン

クリスタ「」ボー

ユミル「クリスタ?おい!クリスタぁ!!」

アルミン(...はい。ライナーもおかしいね。)

アルミン(いったい何が...)チラッ

ベルトルト(アルミンも僕と同じで状況が読めてないな...)

アルミン(ベルトルトも僕と同じみたいだ...)

ガチャ

アニ「...」

ベルトルト(アニ...)

スタスタスタ

エレン「おはよう!アニ!」

アニ「...朝から元気だね。あんたは」

エレン「そうかな?いつも通りだよ」ナデナデ

ベルトルト「」ガタッ

アニ「...喧嘩売ってる?そうならそうと早く言えばよかったのに...」サッ

エレン「ちげーよ!!お前は可愛くて小さいからナデナデしたくなるんだよ!!」

アニ「...は?」

アニ「...何いってんの?」

エレン「え?そのまんまの意味だけど?」

アニ「...じゃあもうご飯食べたいから、いい?」

エレン「あぁ!止めてわるかった」ポンポン

アニ「...」

スタスタスタ

ベルトル「あ、アニ?...僕からエレンに止めるように言おうか?」

アニ「...別にいいよ。言わなくて」

ベルトルト「そ、そうか。(...素直に羨ましい!!)」

アルミン(もう意味わかんないな)

-対人格闘術-

エレン「今日も頼むぜ!アニ!」

アニ「...あんたも懲りないね」

エレン「今日は負けないぜ!」

アニ「...いつもの台詞だけどね!」

エレン「う、うるせー!!絶対負けねー!」

アニ「...はやく来なよ!」サッ

エレン「行くぞ!!」

エレン「オラッ」ザザ

アニ「フン」サッ

エレン「オリャ」ブン

アニ「ハッ」バシッ

ドテッ

エレン「痛って!」スリスリ

アニ「...ほら」スッ

アルミン(うん。いつも通りだ。気にしすぎだったんだな...)

エレン「サンキュー!...アニは結構優しいよな!」

アニ「は?私が優しい?」

エレン「おう」

アニ「...ありえないね」

エレン「そうか?...あとお前はもう少し笑えよ」

アニ「...なんで?」

エレン「なんでって可愛いからに決まってんだろ!」

アニ「...私が可愛い?」

エレン「おう」

アニ「...まぁありがとう」プイ

アルミン(おかしいだろまじで)

-立体起動装置-

エレン「ミカサ!」

ミカサ「エレン///」

エレン「なんだ?お前熱でもあるのか?」ゴツン

ミカサ「はぅ///(近いよエレン///)」

エレン「うわっ!まじで熱いな...」

エレン「医務室いくか?」ナデナデ

ミカサ「だ、大丈夫...///」

エレン「そうか?ならいいけどよ!」

アルミン(どうなってるのこれ...)

-馬術-

ライナー「クリスタ」

クリスタ「どうしたの?ライナー」キョトン

ライナー「馬術のコツを教えてくれないか?(あっやばい。ぼろが出そう)」

クリスタ「うん!私でいいの?」

ライナー「俺は...クリスタがいいんだ!」キリッ

クリスタ「わ、わかった///(そんな見つめられながらとか恥ずかしい///)」マッカッカ

ライナー「結婚しよ(ありがとう!)」

クリスタ「...え?今なんて?」

ライナー「ありがとうって言ったんだ(やっべ。まじやっべ)」

クリスタ「そうなんだ...(結婚しよって聞こえたけど...)」

ベルトルト(ライナー君はアホの子か。)

-夕食前-

エレン「おう!ライナー!どうだったよ?」

ライナー「いい手応えはあったな。」

エレン「おぉ...やっぱこの本すげーな...」

ライナー「あぁ...性格を当てはめてくだけで口説き方までわかるしな!」

エレン「俺は手応えあるとか、わからないけどな!」

ライナー「どんだけ鈍感なんだよ!」

ハッハッハッハッ

アルミン(なるほどね...通りで...)

ベルトルト(僕もアニに!!)

アルミン「エレン...ライナー...」スッ

エレン「わっ!!」ガタッ

ライナー「お、おうアルミン!」

アルミン「...まったく!...好きでもない子にそんな事して...バチ当っちゃうよ?」

エレン「ば、バチ!?でも俺はみんな好きだから大丈夫だと...」

アルミン「...それは『仲間』として?」

エレン「?当たり前だろ?」

アルミン「...」ハァ

アルミン「...ライナーは?」

ライナー「俺は一人の女性としてクリスタが好きだ!...まじで結婚したい!」

アルミン「ハハハ...ライナーらしい」

アルミン「...とりあえずエレンは止めなよ?...大変なことになるから(主に僕の胃が!)」

エレン「アルミンがそういうなら...わかった!」

アルミン(よし!これで...大丈夫なはず!)

-翌日食堂-

エレン「ミカサ!アルミン!おはよう!」

ミカサ「...おはようエレン」

アルミン「おはよう!」

エレン「んじゃさっさと飯食おうぜ!」

アルミン「うん!」

パクパク ゴクゴク

ミカサ「エレン...口についてる」フキフキ

エレン「や、やめろよ!ミカサ!俺はお前の弟でも子供でもないぞ!」

ジャン「...」

ミカサ「...じゃあ夫になればいい」

アルミン(おい)

エレン「は?」

ジャン「」ゴボッ

オオオオオイ!

ジャンガイキシテナイゾ!!

エレン「俺達は家族だぞ?ミカサ」

ミカサ「知ってる。でも弟でも子供でも嫌なら...夫になるしかない」

エレン「まぁそうかもしれないが...」

アルミン(いや、違うでしょ。なに納得しちゃってるの...なんでそうなるの)

ミカサ「なら結婚しよう。今すぐ」

エレン「いや、それはおかしいだろ!」

アルミン「ぼ、僕もそう思う!」

エレン「お前の事は好きだが...夫にはなれない!」

ミカサ「...なぜなの?」

エレン「だって結婚したら『家族』に、なるんだろ?」

ミカサ「うん」

エレン「もう俺らは家族だぞ?」

ミカサ「...ハッ!!ソウダッタ」

エレン「だから無理だろ!」

アルミン(あぁ馬鹿ばっかでよかったよ...)

ガタッ

アニ「...邪魔するよ」

エレン「おぉ!座れ座れ!」

アニ「...相変わらずここは賑やかだね」

エレン「そうか?気にしたことなかったなー」

アニ「...あんたらしいね」

エレン「あっ!そうだ!今日の対人格闘術も頼むよ!」

アニ「...かまわないよ」

アルミン(み、ミカサの前だよ!!エレン!)チラッ

ミカサ「ドウスレバイイノダロウ...カゾクハヤメタクナイ...デモソウナルトケッコンデキナイ」ブツブツ

アルミン(...)

-対人格闘術-

エレン「イテテテ!!」バタバダ

アニ「もっと力の使い方を考えな...あと女の子との話し方もね」グイッ

エレン「わかった!わかったから!!」ジタバタ

バッ

アニ「...まだ私には勝てないね...」

エレン「くっそ...(女の子との話し方?なんだよそれ...)」

アルミン(...)

「アルミン!」

アルミン「ん?」

ベルトルト「ライナーを...ライナーを助けてくれ!」

アルミン「ど、どうしたの?」

ベルトルト「ミカサに頭を鷲掴みにされて...鳩尾を何発も!!」

アルミン「!!」

ミカサ「フンッ!!」ブオン

ボコォォォ

ライナー「」

スゲーカラダガチュウニ

ライナーイキテルカナ

アルミン「...エレン!!」ガシッ

エレン「ん?どうした?アルミン」

アルミン「ミカサを止めて!」

エレン「?...おーい!ミカサ!そのへんにしとけ!」

ミカサ「...わかった」

ーナイラ「」

ベルトルト「エレンの言うことはきくんだ...」

アルミン「うん...昔からずっとね...」

安眠してくる

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom