船長「やべぇwwwめっちゃ船傾いてるwww」 (34)

船長「あこれもう無理だわwww逃げよwww」

船長<<動かないで下さい‼︎動くと逆に危険です‼︎>>

船長(お前ら逃げると俺が逃げる分の救命ボート無くなるからなwww)

船長「じゃあみんなバイバーイwwwwww」

船長「財布に入れてた札めっちや濡れてるwww乾かそwww」

船員「おいwww船長その金よこせwww」

船長「誰がやるかよwww」

船長「すいませーん‼︎助けてくださーい‼︎」

救助隊「おい‼︎生存者がいたぞ‼︎」

船長「フゥーーー、助かったぜ」

船長「……」

船長(お前らの分も俺が生きるからお前らは安心して逝けよwwwwww)

アッコ「待てやぁああああ‼︎」

船長「⁉︎」

アッコ「何おのれだけのうのうと逃げようとしてんねんっ‼︎」

船長「ア、アンニョン…」

アッコ「言い訳なんかいらんねん‼︎」

アッコ「さっさと死にさらせや‼︎」

ドゴォォン‼︎

船長「⁉︎」

船長「グハッ」

勝俣「アッコさんすげぇwww正拳突きで船長仁川まで吹き飛ばしたwww」

アッコ「勝俣うっさいねん‼︎」

勝俣「すいませんwwwwww」

アッコ「よっしゃさっさと船元に戻すで」

勝俣「アッコさん何を…」

アッコ「フンッ‼︎」ピョン

ドゴォォン‼︎

勝俣「アッコさんすげぇwwwジャンプした衝撃で転覆寸前の船を平行に戻したwww」

アッコ「よっしゃほんならさっさとチェジュのロケ向かうで」

アッコ「今回はアタシのグラビア撮影やからな、気合入れてくで勝俣」

勝俣「でもアッコさん、さっきのジャンプの衝撃で船の動力系統壊れたみたいっすよwww」

アッコ「あぁ~?モーター回らんのやったら自分で回れば良いだけの話やんけ‼︎」

アッコ「モーターどこや、あそこか」

勝俣「アッコさん⁈」

アッコ「ほんなら行くで~勝俣しっかり捕まっとれよ」

勝俣「ちょっまだ周囲に救助隊とか色々居ますよ⁉︎」

アッコ「あーうっさい‼︎そら‼︎」グォォン

勝俣「」

勝俣「アッコさんすげぇwww自らすごいスピードで回転して船の推進力作り出してるwww」

色々あって空けてたわ

申し訳ない

アッコ「はっはっは!! 勝俣これ楽しいで!!」グルグルグル

勝俣「アッコさん! 楽しむのは良いんすけどチェジュってどっちか分かってるんですか?」

アッコ「あ~ん? 多分こっちやろ」ブォオオン

救助隊「!? やめろ! こっちにくるな!!」

アッコ「なんやお前らうっさいねん! 邪魔すんなや!!」バギィ

救助隊「うわぁああああ!!」ヒューン…

勝俣「アッコさん! ヤバイですって!」

勝俣「今アッコさんが救助隊吹き飛ばしたの多分生中継で全国に放送されちゃいましたよ!」

アッコ「知らんわんなこと! それよりチャジュむかうで!」グォオオン

勝俣「あぁ! アッコさん待ってそんなに早く船動かしたら俺酔っちゃいま…」ウプ

勝俣「オロロロロロ」

アッコ「うわ! 勝俣お前何してんねん!!」

勝俣「す、すいません……」

アッコ「とにかく行くで! ちゃんと捕まっとれや!」

勝俣「は、はい…」

ブォオオオオン……


救助隊「なんなんだアイツらは…」

~チェジュ島~

アッコ「ここかチェジュっていうんは」

勝俣「あぁ…駄目だ死にそう……」フラフラ

アッコ「おい! 勝俣お前何死にそうな面しとんねん!」

アッコ「シャキッとせんかいシャキッと!!」バシィ!

勝俣「!??」

勝俣「オ、オロロロロ」

アッコ「はっはっは! お前まだ酔うてんのか? どんだけ船酔いに弱いねんwwww」

勝俣「ア、アッコさんが僕のいうこと聞かずに無茶苦茶に船操縦してたからじゃないっすか……」

アッコ「あ~ん? うっさいねん勝俣どつくぞ」ギラッ

勝俣「理不尽すぎますって!!」

アッコ「まぁええわ、ほなさっさとグラビアやろうや」

勝俣「……」

アッコ「…ん?」

アッコ「勝俣なんやそのなんか言いたげな顔は」

勝俣「い、いやその……」

アッコ「なんや言いたいことあるんやったらハッキリ言わんかい!!」グワッ

勝俣「ヒ、ヒィ! い、言いますから! 言いますから胸倉掴むのやめてくださいよ!!」

アッコ「ならさっさと言わんかい!」フンッ

勝俣「ふ、ふぅ…」

勝俣「じ、実は今日のグラビア撮影なんですけど…」

勝俣「僕らがチェジュ入りする船が転覆したって聞いたスタッフが急遽撮影を中止することを決めたみたいで…」

アッコ「」

アッコ「…ほう。アタシに何の連絡も寄越さず撮影だけは中止すると…」

アッコ「そういうことねんな? 勝俣」ギラッ

勝俣「い、いや! 僕は何も悪くないですよ!」

勝俣「僕だって連絡貰ったのは遂10分前でしたし!」

勝俣「アッコさんにすぐ伝えようとしたけどアッコさん操縦に夢中で……」

アッコ「なんやその言い方」

アッコ「アタシが操縦に夢中でお前の話聞かんだんが悪いみたいな言い方やな勝俣」

勝俣「ちょ待ってくださいよ! そんなつもりじゃないですって!!」

勝俣「ていうかこのグラビアの撮影自体本当はダウンタウンのガキ使の企画で……」

勝俣「あ」


アッコ「……ほう」

勝俣(あぁ……やべぇ……)ガタガタ

アッコ「……勝俣」

勝俣「は、はい……」

アッコ「勝俣ぁぁぁぁ!!!!」

勝俣「っ!!!」ビクッ

勝俣「は、はいっ!」

アッコ「……日本戻るで」

勝俣「……え?」

勝俣「アッコさん今なんて……」

アッコ「日本帰ってあの二人、やるで」ゴゴゴゴゴ

勝俣「」

~日本 ダウンタウンのガキの使いやあらへんで・楽屋内~

松本「なぁ浜田、なんや船が転覆したらしいで」

浜田「アッコさんが乗っとったやつやろ? でもあの人なら自力で脱出して帰ってきそうやけどなw」

遠藤「いくらなんぼでもそんなん怖すぎますよwww」

田中「いやでもわかんないっすよ。あの辺にはでっかいクジラがいますからね。アッコさんならそれ乗って帰ってくるかも……」

山崎「それこそもっとありえへんやろwww」

ハッハッハ


ゴゴゴゴ…

五人「ん? なんやこの揺れ」



浜田「スガちゃ~ん! なんやねんこの揺れ!! なんか下で工事でもやっとるんか?」ゴゴゴ

遠藤「地震ちゃいます? どっか隠れたほうが良いっすよ」ゴゴゴ

松本「地震にしては大きすぎるやろこの揺れ!? アカン、この建物めっちゃ傾いてる!!」ゴゴゴ

山崎「ホンマや!! とりあえず脱出しましょ!! はやく!!」ゴゴゴ

田中「!?」

山崎「何してんねん田中!! はよこっちこんかい!!」ゴゴゴ

山崎「はよせんと逃げ遅れるで!!」

田中「ザキさん待ってください!! みんなあれ見てください!!」

浜田「なにしてんねん! お前ら!! …ってあれは……」


浜田「アッコさん!?」

アッコ「まっちゃ~ん…ハマちゃ~ん…」ゴゴゴ

アッコ「やっと見つけたでぇ……」ゴゴゴ

浜田「何してはるんですか!! アッコさん!」

浜田「ってうお!?」グラ

浜田(ホンマなんやねんこの揺れ!? どんだけ震度あんねん!?)

浜田(…アレ?でも周りの道路見てみたら普通に人歩いとるな……)



浜田「これは一体……」ゴゴゴゴ



アッコ「不思議に思っとるような顔やな、ハマちゃん」

浜田「アッコさん! アンタ一体何しでかしてるんですか!!」

アッコ「フン…ええわ、冥土の土産に教えたる……」

アッコ「ホントは二人同時にやるつもりやってんけどな…しゃあないわ……」

アッコ「これがアタシの能力や…フンッ!!」

ゴゴゴゴゴゴォオオオオオオオオオ!!!

浜田「!?」

浜田「揺れが……さらに大きくなった!?」グラグラグラ

浜田(アカン!! 立っとれへん!!)グラグラグラ

浜田「うぉおおおおお!!!!」


アッコ「……チッ! 間一髪のところで逃げたか」

アッコ「でもなぁ…誰もアタシの『クエイク』からは逃げられへんで……」

アッコ「フンッ!」


……


浜田「はぁはぁ……」

浜田「……」

浜田(なんて恐ろしい能力やアッコさん……アレ完全に殺しに来てるな……)

浜田(さっきはなんとか逃げ切ったけど…次もっかい同じのくらったら確実にあの世行きやな……)

―――アッコ「二人同時にやるつもりやってんけどな…しゃあないわ……」―――

浜田「!」

浜田「そうや松本……」

浜田「松本が危ないっ!!!」

次回衝撃の結末!!  

アッコから放たれる異形の能力は『クエイク』!?

松本瀕死で浜田の隠されし能力が覚醒!?

一体浜田は松本を救うことができるのか!?


次回『決戦アッコ!浜田怒りのサイヤ人!!』


次回お楽しみに!

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