ｶﾞﾁｬ


比奈「おはようございまース」
http://i.imgur.com/fvDlI4H.jpg

Ｐ「おう。おはよう」

柚「比奈サンおはちゅー」

楓「ちゅうー」

比奈「ども…？？二人とも、それなんでス…？」

柚「まぅすだよー！」

楓「マウスです。ちゅう」

比奈「？？」

Ｐ「ほっといていいから」

比奈「そうでスか…あ」ｶﾞｻ

比奈「へへ…あの、プロデューサー。また材料は自分で買って来たので…お願いしてもいいでスかねー」

Ｐ「ん？おお。いいよ。はいはい」

比奈「やった。ありがとうございまス」

楓「プロデューサーほっといていいなんてひどいです…私こどくししちゃいますよー。さみしがり屋ですよー。あ、ちゅう」ﾕｻﾕｻ

Ｐ「自分でいうことですか、それ。付け忘れてるし」ﾕｻﾕｻ

柚「Ｐサンと比奈サンはなんの話かなー？」ﾋﾟｮｺﾝ

Ｐ「朝ご飯」ﾎﾟﾝ

比奈「うにゃ…」

Ｐ「比奈は食べないこともけっこうあるから、なにか買って来てくれたら、サンドイッチくらいなら作るよって言ってあるんだ。柚も食べるか？」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

比奈「むぅー。ぐりぐりしないでくださいっスー」

柚「おーいいですなー。いいかな？」

比奈「いいでスよー。どうせ一人分だと多いから」

柚「へへーやったー。比奈サンやさしー」

Ｐ「楓さんはせっかくなのでチーズでも挟みましょうか」

楓「あ…うふふ。はい。ありがとうございます。えへへ」

・・・・・


Ｐ「できたぞー」

柚「わーい」


ｶﾞﾁｬ


仁奈「？？」
http://i.imgur.com/g0JNWeF.jpg

仁奈「むむっなんだかみんなでおいしそうなもの食べてやがりますね！」

仁奈「仁奈にも寄越すです！がおー」

比奈「仁奈ちゃんだ。がおー。おはようでス」

比奈「でもちゃんと手を洗ってからでスよ。め」ﾓﾌ

仁奈「あう」ﾓﾌｯ

仁奈「ご、ごめんなさいです。おはよーごぜーます！すぐ行って来るです！」ﾓﾌﾊﾟﾀ

楓「比奈おねーさん私のマグカップとってくだせー…」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

比奈「楓さんは甘やかさないでスよ。自分でとるっス」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

楓「あぇー…？」

仁奈「おはよーごぜーます！」ﾄﾃﾄﾃｯ

Ｐ「うん。おはよう」

柚「おはよー」

仁奈「うめーですねー♪」ﾓｷｭﾓｷｭ

Ｐ「そっか」ﾓﾌﾓﾌ

Ｐ「…俺が来たころは曇りだったけど、もう天気はよくなったのかな」

仁奈「むぐ」ｺｸﾝ

仁奈「はい。仁奈が来るときはおひさまがつーんでやがりました！」ﾆﾊﾟｰ

Ｐ（がつーん…）ﾓﾌﾓﾌ

比奈「えっプロデューサーいまなにでそれ分かったんでス？」

Ｐ「もふり具合で」ﾓﾌﾓﾌ

仁奈「ふふー。いまやＰは仁奈より仁奈のもふにくわしーかもですねー♪」ｴﾍﾍｰ

柚「もふもふー」ﾓﾌﾓﾌ

楓「おふとんみたいなことかしら…ふふ」ﾓﾌﾓﾌ

比奈（ああ、干してこう…もふもふに…分かるような、分からないような）ｸｽ

・・・・・


Ｐ「んー…」ｸﾞｸﾞ…

Ｐ「はー。ちょっと休憩するかー」

柚「するかー」

Ｐ「…あれいつの間に…レッスンに行ったはずじゃ」

柚「それけっこーまえだよー…ふふーＰサンまじめに仕事してるのでこっそりもどって来たんだー」ﾆﾊﾟｰ

Ｐ「そうだったのか。ありがとう」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

柚「いえいえー」

Ｐ「じゃあ一緒に休憩しようか」

柚「そうだねー」

ライラ「そうでございますねー」
http://i.imgur.com/uRQTW2H.jpg

Ｐ「おお。…ライラもいつの間に」

ライラ「いつの間にかでございます」ﾌﾌ

ライラ「はい、はい。アイスの配給でございますよー」ﾊｲ

柚「おおっ。アリガトー」

Ｐ「あ、ありがとう」

ライラ「いえいえ。みなさんで食べるアイスもまた格別でございます。あむ」

柚「そぉだねー」あむあむー

Ｐ「開けるの早いな…。まあ、そうだな」ﾊﾟｸ

ライラ「はいー」ﾆﾍﾗ

ライラ「」ｿｳﾀﾞ

ライラ「あのですね、ライラさんじつはこのまえユズさんがトキコさんとやっていたあのゲームがやってみたいのですが…」ｿﾜｿﾜ

柚「あむっ。あっブタミントンだね。いいよいいよっやろっかー」ｶﾞｻｺﾞｿ

Ｐ（…平和だな）

Ｐ「ふぁ…」

Ｐ（……ちょっと仮眠するか…）ｺﾞｼｺﾞｼ…

柚「？」

柚「ちょっと静かにやろっかー。しー」

ライラ「らじゃーでございますです。しー」ﾆｺ

Ｐ「……」ｳﾄｳﾄ

・・・・・


Ｐ「…ん？」ﾊﾟﾁ…

比奈「あっ…」

比奈「ご、ごめんなさい。起こしちゃったスか…」ﾜﾀﾜﾀ

Ｐ「……？」

Ｐ「おー…比奈か…よう…。ん…」

Ｐ「…ああ。これ掛けてくれたのか…」

比奈「は、はい。…えへへ。風邪引いちゃうかなー…」

比奈「――と思って、普段は主人公にツンツンしちゃう女の子の貴重なデレという萌え所作を自分でもできるチャンスかと思いまして、つい！」

Ｐ「……お、おう。まあ…べつに起こされたってこともないし、ありがとう」

比奈「いえいえっスー」ﾆﾍﾗ

ﾎﾟｷﾎﾟｷ


Ｐ「ふう」

Ｐ「じゃあ、仕事に戻るよ」

比奈「はい。行ってらっしゃい」ﾆｺ

比奈（…ってなんかこれ新婚さんみたいな…ス）//

Ｐ「ん？」

Ｐ「比奈は…今日はもうなにもないよな。まだ残ってるか？」

比奈「あ、はい。することもないから、退屈だし」

比奈「のんびりしてまスね」

Ｐ「うん」

柚「てあー」ｽｺｯ

ライラ「なんのでございます」ｽｺｽｺｯ

・・・・・


文香「…」ﾊﾟﾗ
http://i.imgur.com/fVnN9j5.jpg

ﾓﾌ

文香「…？」

仁奈「…」ﾖｼﾞﾖｼﾞ

仁奈「あ、じゃまはしねーですので、引き続きお読みくだせー」

文香「…」

文香「…」ｺｸ

仁奈「…」ﾖｼﾞﾖｼﾞ

文香「…」ﾊﾟﾗ…

比奈（仁奈ちゃんがよじ登ってるのに動じない…すごいスね…）

仁奈「…」ﾖｼﾞﾖｼﾞ

仁奈「あう」ｽﾞﾙﾙ…

文香「…」

文香「…」ｷﾞｭ

仁奈「わ。えへへ」

文香「…」ﾓﾌﾓﾌ

仁奈「くすぐってーです」ｷｬｯｷｬｯ

文香「…」ﾓﾌﾓﾌ…

比奈（ほっこりしまスねー）

柚「くかー」

ライラ「むにゃむにゃ…」

Ｐ「……」ｶﾀｶﾀ…

仁奈「あー」ｺﾃﾝ

文香「……」ﾌﾌ…

比奈（…そういえば楓さんはお仕事終わったのかなー。そのまま帰っちゃったっスかね？）

仁奈「？」ｺﾛﾓﾌ

仁奈「おねーさんが読んでるのはなんでやがりますか？」

文香「これは…アンナ・カレーニナだよ…」

仁奈「！」ﾆﾅﾃﾞｽｶ!

比奈（おお。文香ちゃん仁奈ちゃんには言葉遣いがやわらかいんスね…）ｶﾜｲｲ

<ﾝﾌｯ
<ｶ､ｶｴﾃﾞｻﾝ…?

仁奈「？」ｺﾛｺﾛ

文香「？？」

比奈（あ、噂したところにかえって来た…）ﾜｶﾘﾔｽｲ…ﾌﾌ

ｶﾞﾁｬ


楓「ただいま戻りました」

聖「ただいま…」ｶﾞｻ
http://i.imgur.com/am9jMb7.jpg

比奈「お疲れさまでス。聖ちゃんが一緒だったんでスねー」

聖「一緒でした…」ｺｸｺｸ

聖「…こたつ…入っても、いいですか…？」

比奈「どぞどぞ。えっと…そっちの方しか開いてないので、無理に入っちゃうっス」

聖「あ、はい…え、えい。ぎゅう…」

柚「あわー」ｺﾞﾛﾝ

ライラ「ぐふぅ…むにゃむにゃー、でございます…です…」ｺﾞﾛﾝ…

聖「……」ｴﾍﾍ

仁奈「仁奈はあめーですよ！」

文香「……辛くは…ないですね…」ﾌﾑ…

比奈（なんの話スか）ｸｽ

楓「……」ﾄﾃﾃ…

Ｐ「…」ｶﾀｶﾀ…

Ｐ「？」

楓「…」ﾁｮｺﾝ

Ｐ「…？楓さん…？」

楓「…」ﾆｺ

楓「えっと…ましたから。戻りましたよ？ふふ」

Ｐ「…」

Ｐ「おかえりなさい。お疲れさまです」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

楓「はい。えへへ」

比奈（可愛い…小動物でスね…背高いのになー）ｽﾞﾙｲﾅｰ

聖「……一緒に食べますか？」

仁奈「わーい」

文香「……」

文香「…わーい…」

比奈（なにそれ鼻血出る…）

柚「くふー」

ライラ「すやすや…」

楓「ケーキを買って来たんです。プロデューサーもどうですか？」

Ｐ「ありがとうございます」

Ｐ「じゃあコーヒーを淹れましょうか」

楓「ましょうかー」ﾆｺﾆｺ

・・・・・


Ｐ「よしと」ｶﾁ

Ｐ「…ふー。そろそろ帰るかー…」ｷﾞｼ

Ｐ「…」

Ｐ（あれ、比奈たちは帰るって言ってたけど、柚とライラはいつの間に…もうみんな帰ったのか…）

Ｐ「……まあいいか。戸締りしてと」

柚「おっ」

Ｐ「お？」

柚「おー」

柚「へへ、こんばんは。奇遇ですなー」

Ｐ「こんばんは。奇遇もなにも、事務所の前だけどな」

柚「あれってれ隠しに失敗したカモ！てれる！」

Ｐ「……ずいぶん勢いよくてれるんだな…」

柚「んっ」ﾊﾟｯ

Ｐ「ん？」

柚「ふふ。Ｐサン待ってたよー、の、てれ隠し。一緒にかえろー」

Ｐ「…おう。いいよ」

ｷﾞｭ

Ｐ「なんで外で待ってたんだ？」

柚「待ち合わせっぽくて素敵かとー」

Ｐ「なるほど」

柚「えへへー」ﾆｷﾞﾆｷﾞ

柚「あ、ライラさんとか、公園で待ってるよ。ばんごはん食べに行かない？」

Ｐ「うん。いいよ」

Ｐ「柚はなにが食べたい？」

柚「うーん。そぉだなー、みんなと行ければ何でもいいかナー」

Ｐ「そっか」

Ｐ「じゃあ久しぶりに、ファミレスにでも行こうか」

柚「いいねー」

柚「ふふ。でもそこまでのちょっとだけ」

柚「いまだけ、Ｐサンは柚のＰサンなんだよー」

Ｐ「そうなのか」

柚「そぉなのだー」

Ｐ「なにをさせられるのかな」

柚「ふっふっふ♪」

柚「えっとね、アタシといっしょに歩いて欲しいな」

Ｐ「うん。いいよ。そのくらいなら」

柚「やたー。ありがとーっ」ﾆﾊﾟｰ

・・・・・


比奈「あ」

Ｐ「お待たせ」

比奈「いえいえ。お疲れさまでス」

聖「…夜はまだ…ひえますね…」ﾊｰ…

楓「ええ。暖かくしないとね」

仁奈「文香おねーさん遠慮なく仁奈をもふりくだせー。あったまるですよ！」

文香「……うん…」ｺｸ

ライラ「お仕事御疲れさまでございますです」ﾍﾟｺ

Ｐ「あ、いえいえご丁寧に…」ﾍﾟｺ

柚「よーし。じゃあみんなでご飯だー」

仁奈「おーですよ！」

文香「…」

聖「……ファミレスは…なんだか、ワクワクします…」

楓「うんうん」ｺｸｺｸ

比奈「わ、分かりまスけどね」ｸｽ

ライラ「…」ｸﾞｰ

Ｐ「すぐ着くからもうちょっとだけ我慢な」

ライラ「あう。し、失礼しました…です」

柚「へへ」

柚「今日もおつかれさまでしたー」

Ｐ「うん」

楓「はい」

仁奈「はい！」

比奈「はーい」

文香「…」ｺｸ

聖「…はい」

ライラ「はい。お疲れさまでございました」ﾆｺ



・・・・おしまい