勇者「ヘェイッ!!」戦士「ヘェイッ!!」剣士「ヘェイッ!!」拳士「ヘェイッ!!」 (16)



勇者「今日から俺達は新生勇者パーティーだ」

剣士「せやな」

勇者「王様にも挨拶は済ませ、お金も貰った」

剣士「せやな」

勇者「魔王を倒すために、今日からガンバロウ!」


剣士「5407番目の勇者が、魔王とか倒せるとかないわ」

勇者「うるっせぇんだよ! 30万人待ちの『超勇者』よかマシだろ!」



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戦士「とりあえず、装備揃えるために近場のザコ狩ろうず」

拳士「勇者がトップで、戦士が援護、ウチがその援護で、剣士が応援な」

剣士「応援てなんだよ」

拳士「ハッスルダンス(全裸)」

戦士「露出狂wwww」


勇者「次の町に行く途中で金くらい稼げるだろ」

戦士「俺の親父社長やってるから金ならあるわ」



勇者「本当に買ってくれたアホがいた」

剣士「勇者の仲間やるからにはそのくらいの覚悟が必要だろ」


戦士「ヘェイッ!! びっくりするほど!?」

拳士「ユートピアッ!!」バッ

戦士「wwwwwwww」ジタバタ


勇者「奴等は?」

剣士「親の七光りで育った駄目な若者」

勇者「若本みたいだな」

剣士「だれだ」


【スライムが現れた!】


勇者「そぉい!!」

【スライムに5ダメージ!】


戦士「そぉい!!」

【スライムに5ダメージ!】


拳士「そぉい!!」

【スライムに5ダメージ!】


剣士「がんばれー!!」フルンフルン

【剣士のフルチン! スライムに100ダメージ! 】

【スライムは腰が抜けた!】


勇者「ちょっと待てスライムなんでまだ生きてる」



【スライムの攻撃!】

勇者「オゥフ」ぺちん

【勇者に1ダメージ!】

【スライムは高速で反復横跳びをしている!】

【スライムの攻撃!】


勇者「え?」ぺちん

【スライムの攻撃!】

勇者「ちょっ」ぺちん

【スライムの攻撃!】

勇者「やめっ」ぺちん

【スライムの攻撃!】

勇者「あたっ!」ぺちん


【スライムは高速で反復横跳びとジャンプを繰り返している!】


【スライムの攻撃!】
【スライムの攻撃!】
【スライムの攻撃!】
【スライムの攻撃!】
【スライムの攻撃!】
【スライムの攻撃!】
【スライムの攻撃!】
【スライムの攻撃!】
【スライムの攻撃!】
【スライムの攻撃!】
【スライムの攻撃!】
【スライムの攻撃!】
【スライムの攻撃!】
【スライムの攻撃!】
【スライムの攻撃!】
【スライムの攻撃!】


勇者「」ドサッ

【勇者は力尽きた】


剣士「ゆ、勇者ー!!」

戦士「なんというハメ技」

剣士「いやあれ普通に強くね!?」

拳士(アカン)


スライム【我を崇めよ……】


剣士「何か言ってる、何か喋っとる」

戦士「勇者拾って逃げようぜ」

剣士「アイツ、スライムの足元におるけど」

拳士(アカン)



バッ!!

剣士「ここは俺が食い止める!! お前らは先に行けー!!」フルンフルン!


戦士「剣士が殺られた! 勇者拾って逃げるぞ!」

拳士「まだ死んでねえ!!」


スライム【……!】

剣士「……?」

━━━━━ (貴様、勇者か)

剣士(え、ここまでの話聞いてなかったのお前)

━━━━━ (おのれ勇者の子孫め・・・)

剣士(いやいやいや、聞けよ、お前絶対俺の心の中も聞こえてっだろ)


拳士(ファミチキ下さい)


剣士・スライム((!!?))


戦士「……という事があって」


神父「・・・」

神父「あの、何故に勇者様以外に拳士殿も死んでおるのかな?」

戦士「逃げる途中でグリズリーに襲われた」

神父(普通に運が悪いなその人)


神父「とりあえず、生き返らせましょうか」

戦士「金ならある」キリッ



勇者「あれはヤバかった……」

拳士「グリズリー怖い痛い強い」

戦士「全員の運が悪さMAX過ぎる」

勇者「あれ、剣士は?」


戦士「フルチンでスライムに特攻かけて行方不明wwww」


勇者「アイツは何がしたかったんだ……」

拳士「あんたも大概やで?」

勇者「せやな」


勇者B「うーっすww スライムに壊滅させられた弱小勇者はお前かーww」


勇者「チッ」

戦士「チッ」

拳士「チッ」


勇者B「……あ?」

勇者B「おいそこの女、てめぇも何舌打ちしてんだ」


拳士「女だからって絡むなよめんどくせぇ」

勇者B「は? おいコラ、なめてんじゃねぇぞチビ」

勇者「おおっとそこまでだぜ?」

勇者B「なんだてめぇ」


勇者「俺に触れるとかぶれるぜ」



勇者B「かぶれるの?」

勇者「かぶれるよ?」


戦士(触ってかぶれるとかヤバイなアイツ)

拳士(いやいや、ハッタリでしょ)


勇者B「……ハッタリだろ」

勇者「ギャグ補正に守護された主人公を相手に、よくそんなことが言えたな」

勇者B「何を言ってるんですか」

勇者「俺もよくわからん」

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