ジャン「もうクリスタでいジャン?」(123)

ジャン「ちくしょおおおおお!!彼女欲しいいいいい!!」
のクリスタルートです。なんか書きたくなったので立てました

スレタイが…

前スレ読んでる前提になってしまい申し訳ないですが始めます

ジャン「よお童貞!」


ライナー「お前もだろ!」


ジャン「アリなのはサシャとミカサとアニとクリスタとユミルだが……」


ライナー「クリスタを攻めてみろ」


マルコ「なんだと!?」


ライナー「俺のクリスタを落とせるのならやってみろと言うことだ。どれ程に俺一筋だか見てみたい」


マルコ「よくわからないと思うけど頑張れジャン!」


ジャン「まあダメで元々だ。頑張ってみる」

 翌朝、食堂


ジャン「おはようクリスタ」


クリスタ「おはようジャン!昨日はありがとね!」


ジャン「ん?」


クリスタ「昨日、私のことすごく褒めてくれたでしょ?それが嬉しかったの」


ジャン「あああれか。褒めたんじゃなくて本気で言ってたんだが」


クリスタ「もう!上手なんだから!」


ジャン「ユミルは居ないのか。珍しいな」


クリスタ「昨日ケンカしちゃって……」

ユミル「クリスタぁぁぁぁ……」ジョリジョリ


コニー「泣きながら頭触るって怖えぇよ!」


ジャン「……」


クリスタ「ほらね?」


ジャン「じゃ、朝は一緒に食おうぜ!」


クリスタ「じゃあここ座ってよ!」ポンポン


ジャン「クリスタ……意外に大胆だな」


クリスタ「隣に座るぐらい普通でしょ?」


ジャン「あ、ああ……」ポス


クリスタ「ジャンって彼女が欲しいの?」

ジャン「ああ……」モグモグ


クリスタ「なんで?」モグモグ


ジャン「何でだろうな……」モグモグ


クリスタ「私もミカサとかハンナの話を聞くと彼氏欲しいなって思うときがあるよ」


ジャン「ユミルでいいだろもう……」ズズズ


クリスタ「ユミルは女の子でしょ!もしかして男の子だと思ってたの?」


ジャン「もう女同士でいいだろと思っちまった。悪かった」


クリスタ「朝ごはんはいつも美味しいよね!」パクパク


ジャン(マイペース過ぎるだろ!?)


ジャン「あ、ああ。俺もそう思う」モグモグ

クリスタ「ジャンと食べてるからかな?」


ジャン(見た目がかわいいだけじゃなくて無意識に勘違いさせる言動も出来るのか!?)


ジャン「俺も今朝はいつもと違うように感じるな」パクパク


クリスタ「良かった。私と居ても嫌じゃないんだね!」


ジャン「クリスタと居て嫌な気分になるやつなんか居ねぇぞ?俺もミカサがいなけりゃ好きになってたかもな」


クリスタ「じゃあミカサを諦めてよ!」


ジャン(!!??……私を好きになってよと解釈できるが……油断は出来ない)


ジャン「昨日諦めた。昨日からあいつらおかしいだろ」


クリスタ「ミカサとエレンのこと?」


ジャン「ああ。なんであいつらあんなにベタベタしやがるんだよ……入り込む隙間が全くねぇじゃねぇか」

クリスタ「確かにね。二人はくっ付きすぎだと思う」モグモグ


ジャン「………解ってくれるか?」


クリスタ「じゃあ私の事好きになってもいいよね?」


ジャン(……好きになってもらうことが重要なんだ。自分を好きになってもらうことで快感を得るタイプだ)


ジャン(そうだ。間違いない……でなけりゃあんなことを言うはずがない。勘違いだけはするなよ俺!)


ジャン「あ、ああ」


クリスタ「早く私の事好きになってね」


ジャン(ちくしょおおおお!!!これはライナーも勘違いするはずだ!だが俺は負けねぇぞ!)


ジャン「そのうちな」


クリスタ「じゃあね。朝ご飯美味しかったよ!」ガチャガチャ

ジャン(でたーー!危なっかしい荷物を持つ姿を見せて助けてもらう作戦!無論無意識でやってるんだろうが)


ジャン(いいぜ……乗ってやろうじゃねぇかよ……)


ジャン「クリスタ。持ってやろうか?」


クリスタ「え?でもジャンに悪いよ」


ジャン「いいから!次に飯食う時はクリスタに持たせてやるから!」


クリスタ「うん……じゃあお願い」


ジャン「じゃあな!」ガチャガチャ


クリスタ「ごめんね……それじゃ!」


ジャン「意外に疲れたな……」


ライナー「どうだ?俺のクリスタは」ニヤニヤ


ジャン「そうだな。一応次に飯食う約束もしたし、まあ大体満足だ」


マルコ「やるなジャン!」


ライナー「やるジャン!」


ジャン「絶対言うと思ったわそれ!もう言うなよな!」


ライナー「晩飯はサシャと食べるんだったな?」


ジャン「ああ。晩飯はいつもサシャと食うつもりだ」


マルコ「アニは?」


ジャン「あの中で一番時間をとってる。問題はないだろう」

ライナー「適当だな……3人同時攻略しておいてその余裕とは」


マルコ「適当ぐらいで丁度いいんじゃないか?」


ジャン「まあそういうことだ。だからお前のクリスタにこれから擦り寄ってやるぜ」


ジャン「じゃあな童貞ども!俺は必ず卒業してみせる!」


マルコ(ジャン……落ちる(死ぬ)なよ……)


ライナー(クリスタって誰にでも優しいからな……勿論俺には特別優しいんだが)

ジャン「何だお前ら?」


アルミン「なんだじゃない!」


ユミル「私のクリスタに色目使ったらしいじゃねぇか……」ゴゴゴゴ


ジャン「一緒に飯を食っただけだぞ?何を怒ってるんだよ」


アルミン「それが大問題なんだよ!」


ユミル「隣に座りやがって!13km位離れてろよ!!!」


ジャン「隣に座れって言ったのはクリスタだぞ?」


ユミル「あいつは誰にでも優しいって言うか、勘違いさせやすいこというんだ!」


アルミン「だから察して前辺りに座るべきだったんだよ!!!」


ジャン「知るか!」

遅すぎる注意事項


ジャンクリ

ジャンがミカサ一筋でない

アニ、サシャ、クリスタ同時攻略

ジャンが報われる(ムカつく)

ライナーがウザい

クリスタが天然鈍感

サシャはかわいい

ベルトルトは空気

ユミル「知らないで済まされねぇんだよ!」


アルミン「クリスタに色目を使った罪は重い!!」


ジャン「じゃあな。昼もクリスタと食べるから」


ユミル「てめぇ!」


アルミン「許せない!!」


  昼の食堂


ジャン「クリスタ!一緒に食べようぜ」


クリスタ「そうだね!まだユミルと仲直りできてないから隣が空いてるの」ポンポン


ジャン「そうみたいだな。あそこでアルミンと仲良くしてるぜ」スッ


ユミル「!?」ビクッ


アルミン「!!??」ビクゥッ!


クリスタ「ほんとだぁ!ビックリするタイミングも一緒だよ!かわいい~」


ジャン「そうだぞ!お似合いだぞ二人とも!」


クリスタ「ほらほら!ジャンも早く座ってよ!」ポンポン


ジャン「そうだな。忘れてたぜ……」ポス

クリスタ「今朝はありがとね。お皿持たせたりして……」


ジャン「良いんだよ!昼はクリスタが持ってくれるんだろ?」


クリスタ「うん。そういう約束だったよね」


ジャン「バーカ。お前に重いもんなんか持たせられるかっての」


クリスタ「じゃあ次は頑張るから!」


ジャン「いいって。次もその次も俺がやるから」


クリスタ「ごめんね……」


ジャン「その代わり、隣の席は空けておいてくれよな」


クリスタ「うん!いつでも来てね!」

ユミル「……」ギリギリギリギリッ


アルミン「ふざけやがって……」ギリッ


ジャン「もっと食べなきゃ飢え死にするぞ?ほら俺の芋やるから」スッ


クリスタ「ごめんね私ばっかり……」パクッ


ジャン「いいんだって!それよりそんなに謝るな!お前は悪くないんだからよ」


クリスタ「うん……努力するね!」


ジャン「おう!じゃあこれは持っていくぞ」ガチャガチャ


クリスタ「なんかジャンには頼っちゃうなぁ……というより頼らされてるって思うの」


ジャン「まあ間違いではないかもな」


クリスタ「じゃあお皿お願いしまーす!」フリフリ

ユミル「てめぇこの野郎!!この野郎てめぇ!!!」ダバダバ


アルミン「なんでジャンはあんなに仲良くなれるんだよご都合主義かよ!?」ジワァ


ジャン「なんでお前ら泣いてんだよ!?ほらほら垂れる」フキフキ


ジャン「クリスタは誰に対してもあんな感じなんだろ?ライナーでも大してかわらねぇだろ」


アルミン「だとしてもジャンと仲いいのが気に入らないんだよぉぉ!」


ユミル「確かに天然小悪魔なクリスタペロペロだけどな!その対象がお前ってのはおかしいだろ!」


ジャン「訳わからねぇ事言ってんじゃねぇぞ!」


ユミル「逃げやがったなあいつ……」


アルミン「エレンなら若干許せたかも」


ユミル「許せるか!」


ジャン「ライナー!不死鳥マルコ!」


マルコ「ワンピネタはやめてくれ!」


ジャン「クリスタとはなかなか順調だぜ。まあ夜はサシャと食うんだが」


ライナー「ジャンのリアルが充実してきて何よりだ」


マルコ「女子との絡みが多すぎるだろ……」


ジャン「羨ましいか?」


マルコ「羨ましいね!卒業は出来ないだろうけど」


ジャン「うるせぇ!やってみないとわからねぇだろうが!」


ライナー「やるとかやらないとか言うな……///」


ジャン「解った。二度と言わねぇよ」

ミカサはエレンとだな。これでミカサ、アニ、サシャ、クリスタを攻略して誰を一人選べって言われたらジャンは誰を選ぶのだろ。一人を選んだら残りの三人はもてあそばれたな。

も一つ注意事項



ミカサはほぼエレンとくっ付いてる(だからジャンはあきらめてる)

アニとサシャはもう前スレで書いたので殆ど出てこない

ジャンは彼女が出来れば割と誰でもいい

ジャンはこのスレではクリスタ一筋

ミカサ一筋で頑張るジャンも書こうと思ってる(報われない)

マルコ「それはそうと早くサシャのところに行かないと」


ジャン「そうだな。味方はお前だけだぜ」


サシャ「今日もですか?」


ジャン「昨日予約しただろうが」


サシャ「そうでしたね!」


サシャ「最初はビックリしましたよ!お前と食べると飯が旨くなりそうだからとか言って」


クリスタ「ジャン!サシャ!一緒に食べよ!」


ジャン「……クリスタか。まあ座れよ」


サシャ「ここ空いてますよ?」ポンポン


クリスタ「いいよ。私はジャンの隣に座るから」

ライナー「……」バンッ


ユミル「……」メキャ!


アルミン(スプーンで芋を押しつぶした!!マッシュポテトってヤツだね)モグモグ


マルコ「ジャンのリアルが充実しすぎて腹立ってきた」


クリスタ「ジャンは毎日サシャと食べてるの?」


ジャン「最近の、しかも晩飯だけだよな」


サシャ「昨日からですよ。クリスタも一緒に食べませんか?私と食べるとご飯が美味しくなるらしいですよ!」


クリスタ「誰が言ってたの?」


サシャ「そこにいるジャンです。私と食べるとご飯が美味しくなりそうだって」


ジャン「そうだ。クリスタも一緒に食えよ!旨くなるぜ!」


クリスタ「うん。そうするね!」ポスッ


ジャン(嫉妬してくれていたら嬉しいが……)


サシャ「クリスタはどうしてここに?」モグモグ


クリスタ「私は朝と昼にジャンと食べたから、夜もと思って」


ジャン「そんな理由だったのか?」モグモグ


クリスタ「ご、ごめんね……」


ジャン「だからそうやって謝る癖はやめろって!お前は悪くねぇんだから……」


サシャ「そうですよ!クリスタは私の神様です!」


クリスタ「ありがとう……本当だね!ご飯が美味しい!」モグモグ

ジャン「サシャ、なんだか娘が泣き止んだような安心感があるな」ヒソッ


サシャ「本当ですね。なにか母性のようなものが目覚めそうです」ヒソッ


クリスタ(二人でひそひそ話してる……やっぱり私といるの嫌なのかな……)


ジャン「よしクリスタ!どんどん食え!」


サシャ「私が食べ物を分けるなんて前代未聞ですよー!」


クリスタ「でも入団式の時に教官に半分盗んだ芋を……」


ジャン「こまけぇこたぁいいんだよ!ほら食え!」


サシャ「半分じゃなかったですけどそんな細かいこといいんですよ!」


クリスタ「なんだか楽しい……」


クリスタ「仲のいい二人に囲まれて私まで幸せになっちゃうよ……」

ジャン(これは嫉妬と捉えていいのだろうか……?いや、油断は出来ない。少し煽ってみるか)


サシャ「確かに変なぐらい仲いいですよね」


ジャン「ああ。昨日今日の仲とは思えねぇぐらいな」


クリスタ「私もそう思う」


ジャン「なあクリスタ」ズイッ


クリスタ「何?」


ジャン「明日((飯の時間は)ずっと一緒だぞ」ヒソッ


クリスタ「うん……」


サシャ「もう!今度はクリスタと内緒話ですか!?ジャンの秘密主義者!」


ジャン「なんでそんな言葉知ってんだよ!」

翌朝、食堂


クリスタ「おはようジャン!」


アルミン「!」ビクッ


ユミル「ハァ……」


ライナー「グスッ……ズズーッ!」


マルコ「ライナー、大丈夫?」


ジャン「ああ、おはようクリスタ」


ジャン(今朝はクリスタの表情が明るい。昨日のあれが聞いたのか?これも演技だろうか?)

ジャン「じゃあ座るか」


クリスタ「ユミルも一緒で良い?」


ジャン「ああいいぜ。一緒に食おうぜユミル!」


ユミル「てめぇどの口で言いやがる!?」


ジャン「おいおい、飯を食おうって言っただけだぜ?そんなに怒ることか?」


ユミル「てめぇ……」ゴゴゴゴゴ


ジャン「おっと、対人格闘では3位の俺だぜ?(このジャンはアニに色々指導してもらっている)」


ユミル「女に暴力振るうのか?」


ジャン「都合の良い時は女なんだな。別に殴らなくても全部避けりゃいい……時間を稼げばそのうち教官が来てお前はお縄って訳だ」


ユミル「クソ野郎が……」ギリッ


ジャン「なんとでも言え。俺は何も悪か無いからな」


クリスタ「ケンカはやめて!」


ジャン「どう考えてもケンカ売って来たのはあいつだろ?」


ユミル「クリスタ!私とジャン、どっちの味方するってんだ!?」


クリスタ「どう見てもジャンのほうが正しいよ?謝ってユミル!」

ユミル「」


クリスタ「真っ白になってる!そんなに謝りたくなかったの!?」アタフタ


ジャン「医務室に運ぶぞ。クリスタは先に食べててくれ」


クリスタ「う、うん!」


ジャン「ふう……よっこらせっと……」


ユミル「」ズルズル

 医務室


ジャン「気付いたか?」モグモグ


ユミル「ここは……ってか何食ってんだよ!」


ジャン「元気そうだな。飯は自分で食えるか?なんなら食わせてやってもいいが」


ユミル「ふざけんなよてめぇ!」


ジャン「おいおい!こっちはお前をここまで運んできたんだぜ?礼を言われてしかるべきだと思うが」


ユミル「……ケンカ売ったのは悪かった。この通りだ」ペコッ

ジャン「いいんだよ別に。俺もお前の気持ちは解るからな。でも意地悪しちまった」モグモグ


ユミル「ミカサか……」


ジャン「俺はクリスタを落とそうと努力するのがバカらしくなっちまったよ。お前を見てるとな」


ジャン「でもあいつは見た目なんかよりずっと面白い。だから仲良くするぐらいはいいだろ?」


ユミル「まああいつも男とちょっとは喋ったほうがいいとは思ってたよ」


ジャン「じゃあな。お前と食う飯もなかなか旨かったぜ」ギィ


ユミル(ジャンは嫌いだけど悪いやつじゃないのかもな)

座学の教室


ジャン「クリスタ、隣いいか?」


クリスタ「今日はずっと一緒だよ!」


ジャン「ああ。当てられて分からなかったらこっそり教えてやるからな」


ユミル(クリスタがまんざらじゃない表情を……してるわけ無いな、クリスタだし)


教官「ではレンズ君、答えられるかね?」


クリスタ「えっと…それはですね…」


ジャン「縦一メートル、横十cm(あとケツ)」

クリスタ「巨人の弱点は後頭部からうなじにかけて縦一メートル、横十cmです」


教官「よろしい。では次に…」


アルミン「はい!質問があります」


教官「なんだねアルレルト君」


アルミン「超大型巨人のうなじを削ぐのは非常に難しいのではないでしょうか」


教官「いい質問ですね~!じゃあ皆さん、そもそも超大型巨人って何か気になりますよね~?こちらにフリップを用意したのでご覧ください」スッ


サシャ(教官スイッチ入っちゃいましたね・・・アルミンもそれはさすがに知ってるよって顔してます)


教官「3m級と15m級、超大型ではうなじの肉の厚さが違う。もちろん抉り取るべき肉の量も違ってくる」


教官「3m級ならば数センチほどの深さで討伐できるが超大型ともなるとそうも行かない」


教官「ブラウン君やアッカーマン君のような者で無いと討伐は困難だろう」

ミカサ「エレン、私なら倒せるって」<●> <●>ジィー


エレン「すげぇな!ミカサってそんなことまで出来るのかよ」


ミカサ「エレンもそのうちできるようになる(エレンに褒められた!)///」<●> <●> ポッ


アニ(アホくさ…)


ライナー「ベルトルト・・・すまん」


ベルトルト「いいからもう!」

教官「巨人の討伐が始めて確認されたのは780年頃である。また、固定砲と立体起動装置が発明されたのも同時期である。それはなぜか」


アルミン「ハイ!アンヘル・アールトネン氏がそれらを開発し、兵士に使用させたからです!」


教官「そうだ。アールトネン氏には本当に足を向けて寝られない。あまりに偉大すぎるので創作の人物かと思ったほどだ」


ミカサ「今のは恐らく重要だから書いて置くべき」<●> <●>ジィー


エレン「アンヘルアールトネン、固定砲、立体起動装置を開発っと」


ミカサ「教官が行ったことを書きとめておく習慣は付けて置いたほうがいい」 <●> <●>ジィー


エレン「そういえばアルミンもそんな事いってたな・・・忘れてたけど」

教官「ではなぜ壁の東西南北にここトロスト区やシガンシナ区などの町があるのか、フーバー君、答えられるかね」


ベルトルト「巨人を一箇所に集め、壁を守る兵力を集中させるためです」


教官「そうだ。壁はもともとあったらしいのだが、なかなかどうして実用的なのだ」


教官「丁度いいところなのでイェーガー訓練兵の希望により巨人の特別講義を始めるとしよう」


エレン(心を読まれた!?)


教官「まずは超大型巨人だ。こちらは動きが鈍く討伐しやすいと思いがちだが違う」


超大型「がおー」


ジャン(なんだアレは……小さい子に見せるようなやつだろ……ただの赤い人じゃねぇか)


超大型「ブシュー」


ジャン(後ろで蒸気出しやがった!無駄に手が混んでやがる!)

教官「その体は高温であり、調査兵団によると蒸気を噴出して人間を追い払うことも出来るらしい」


ベルトルト「なるほど・・・」カキカキ


教官「そして前回も言ったようにうなじの肉が非常に厚い。3m級の実に20倍だ。並みの兵士では討伐するのも一苦労だ」


教官「それに奴は突然姿を消した。もしかすると討伐することは事実上不可能なのかもしれない」


トーマス「人類はどうすればいいんだ…」


ダズ「吐きそう……ヴェッ!ヴゥ!」


エレン「いや!俺は巨人を駆逐する!もちろんあいつも含めてだ!」


ミカサ「その時は私も一緒に行くので…だから……///」 <●> <●> ポッ


ジャン「ハハ、どうしようもねぇってわけじゃねぇだろ。何か手はあるはずだ…・・・」


ベルトルト「たとえばどんな?」

ジャン「たとえばものすごい威力の砲弾を首の辺りからうなじを貫通するように撃つとか」


ベルトルト「そうだね……的はでかいから精度は気にしなくていいのかも」


教官(それ普通にありだよね?問題は装填速度だが)


教官「オホン、え~次に鎧の巨人だ。ご存知の通りこの巨人はウォールマリアを破った巨人だ」


教官「この巨人は体長自体は15m級だがその表皮は鎧のような装甲で覆われている」


教官「調査兵団のハンジ氏によるとこれは硬化した皮膚であるらしい。まだ諸説あるが、巨人の再生能力を考えるともっとも有力な説だ」


教官「この巨人は超大型とは違った意味で討伐が難しい。リヴァイ兵士長やアッカーマン君のような者でなければ討伐はおろか接近すら難しいだろう」


ライナー「なるほど・・・」カキカキ

ミカサ「エレン、私なら倒せるって」<●> <●>ジィー


エレン「すげぇな!ミカサって鎧まで倒せるのかよ!」


ミカサ「エレンもそのうちできるようになる(エレンに褒められた!)///」<●> <●> ポッ


アニ(アホくさ…またかい)


ライナー「ベルトルト・・・すまん」


ベルトルト「いいからもう!」


教官「この巨人は砲弾すらものともしない。もしかしたら超大型よりも討伐は困難かもしれない」


教官「そしてこの2体がいつ現れるやも知れない。危機意識は常に持って置くように」


教官「ではこれで終了とする」

クリスタ「終わった・・・疲れたね」

別スレできてたのか


ジャン「エレンとアルミン以外は怖がってまともに聞いてられなかっただろうな」


ライナー「………」


ベルトルト「……」


クリスタ「怖かったねジャン……」ピトッ


ジャン「クリスタ…?」


クリスタ「ジャンがいったんでしょ?今日はずっと一緒だって」


ライナー「ああ…俺もだ(結婚したくなってきた)」


ユミル「……」 ギュッ


マルコ「ユミル、抑えて」

  昼、食堂


ジャン「クリスタ!一緒に食べようぜ」


クリスタ「うん!」


アルミン「ちくしょおおおお!!!彼女欲しいいいい!!!」


ユミル「アルミン……それではジャンと一緒だぞ」


ライナー「ク、クリスタはアレが素なんだ別に乙女な表情だからと言ってそんなはずは……」


クリスタ「じゃあ私の好きな所10個教えてー!」


ジャン(落ち着け……クリスタはこういうことがしたかっただけなんだ……まあ本心で聞いてるだけかもしれねぇが)


ジャン「かわいい所と、優しい所と、馬k…純粋な所と…小さいのに優秀な所と、動物が好きな所と」チラッ


ジャン(顔真っ赤っかだー!!これ絶対やってみたかっただけだろ!実際に挙げられて赤面するって……)

クリスタ「ももももういいから!わわわかったから!!」アタフタ


ライナー「………ハア"ッオ"!」ドバドバ


マルコ「しっかりしろライナー!自分が言い出したことだぞ!?」サスサス


ユミル「………」ガジガジ


アルミン「それスプーンだよ?」モグモグ


ジャン「なあクリスタ」


クリスタ「何?ジャン」


ジャン「お前ってこういうことがやってみたかったのか?」


クリスタ「こういうことって?」


ジャン「私の好きな所10個挙げてみて?とか」

クリスタ「そそそそれはっ!!」


ジャン「やっぱりか?俺もだぜ」ズズズ


クリスタ「ジャンもなの?」


ジャン「だから手始めにあーんしてくれよ」


クリスタ「じゃあこれでいい?」スッ


ジャン「ほら、あーんって言って」


クリスタ「はい、あん、ジャーン」


ジャン「ジャーン」パクッ


クリスタ「お、美味しい?」


ジャン「ああ。旨いぜクリスタ」モシャモシャ

ジャン(ジャーンってなんだ?)


ジャン「……なあクリスタ」


クリスタ「何?ジャン」モグモグ


ジャン「お互いで練習するってのはどうだ?」


クリスタ「何の?」ムシャムシャ


ジャン「だからその……こういうことだよ」


クリスタ「こういうことって?」


ジャン「つまりだな、彼氏が出来たらこういうことしたい!とかあるだろ?そういうのを練習してみないか?お互いで」

クリスタ「私でいいの?」


ジャン「クリスタぐらいかわいい子相手でも大丈夫なら安心だからな。むしろクリスタじゃねぇとダメだ」


クリスタ「私もジャンじゃなきゃ嫌だ。ジャンなら失敗しても笑って許してくれそうだから……」


ジャン「もちろんだ!昼飯も旨かったぜ」


クリスタ「じゃあこれ……悪いけどお願いします」スッ


ジャン「おう!じゃあな!」 ガチャガチャ

ユミル「おいおいおいおい!!」


殺ルミン「ジャン!今日という今日は許さない!」


ジャン「あ?俺たちは何もねぇだろ」


ユミル「あーんしてただろうが!」


アルミン「私の好きな所10個挙げて!とかやってたじゃないか!」


ジャン「クリスタはああいうことがしたいんだと。だから失敗しても笑って許してくれそうな俺がいいとか言ってたぞ」


ユミル「そんなもん……私でもいいだろぉ……」ダバダバ


ジャン「お前は女だろうが」

アルミン「ふざけんな馬面刈上げがァ!」


ジャン「うるせぇゲジマユパツキンエロガッパが!」


アルミン「」


ユミル「お、お前とクリスタは何も無いんだな…?」


ジャン「ああ。安心しろよ二人とも。ライナーは苦しみぬけばいいと思うが」


アルミン「ライナーならいいか」


ユミル「じゃあな。クリスタになんかしたら承知しねぇからな」

立体起動訓練の時間


教官「これより立体起動術の訓練を行う!今更説明するまでもないが気を抜くと死ぬぞ!常に緊張感を持って臨め!」


ジャン「負けないぞアニ?」


アニ「チッ…そういっていつも勝ってるじゃないか」


ジャン「行こうぜ」バシュ


アニ「待て!」バシュ


ライナー「俺がついてるからな」


クリスタ「うん!頑張ろうね」


ジャン(ライナーはクリスタにつきっきりか……)


ジャン(アニ相手には考え事してる余裕は無いな……見えた。巨人だ)

ベルトルト「……」ザシュッ


教官(ベルナドット・フーバー……全てにおいて優秀だが積極性に欠ける。だがそれも最近では改善されてきている。指揮官向きだな)カキカキ


アニ(涼しい顔してここまで深い斬撃が出来るとは…・・・)ザシュッ


教官(アニ・レオンハート……斬撃の進入角度に非の打ち所が無い。ぼっち気味だったが最近は明るくなってきた模様)カキカキ


ユミル(あいつら強えぇっ!上位5位以内は伊達じゃねぇな)ザシュッ


ユミル(チィ……まだまだ浅いな)


教官(ユミル……全体的に優秀で頭も回る方だが協調性に欠ける。さらにフルネームを誰も知らないなど謎多き人物)カキカキ


ジャン(アニとベルトルトやるなぁ…!だが憲兵団になるのは俺だ!)ズパッ


教官(ジャン・キルシュタイン…立体機動装置の性能を引き出す事に長け、立体機動の訓練も成績はアッカーマン並)


教官(だが抜き見すぎる性格が軋轢を生み易い。それも最近は改善されてきている……対人格闘も非常に良い成績) カキカキ

ベルトルトの名前がベルナドットになっていたらその作者は間違いなく私です



ジャン「クリスタ!どうだった?」


クリスタ「ライナーが邪魔でちょっとやりにくかったかな……」


ライナー「」


ジャン「……晩飯はサシャと食うけどいいか?」


クリスタ「いいよ!それじゃあね」


ジャン「嫉妬してくれてたら嬉しいんだが……」


ライナー「」


アニ「ジャン、こいつ一緒に運んでくれない?」


ジャン「ああ。俺のせいだしな」

ジャン「俺一人で運んでやってもよかったんだがな……」


アニ「あんたのせいって言ってたけどどういう意味?」


ジャン「クリスタにどうだった?って聞いたらライナーがちょっと邪魔だったって言ったんだよ」


アニ「ああ……」


ジャン「察しが良くて助かるな。じゃあ俺はこれで」


アニ「でもそれだけじゃないんじゃない?」


ジャン「ん?」


アニ「最近、クリスタとその……仲いいでしょ?だからじゃないの」

ジャン「そうだよな。でもライナーが言ったんだぜ?クリスタと仲良くなってもいいって」


アニ「なんでライナーがそんなことを言うの?」


ジャン「クリスタはライナーのものらしいからな。勿論ライナーの個人的見解だが」


アニ「あっ……」


ジャン「そういうことだ。じゃあな」


アニ「ライナー、あんたはもう戦士じゃないんだね……」ホロリ

  夜の食堂


クリスタ「ここいい?」


ジャン「おう!座れ座れ!」


サシャ「待ってしてましたよ!」


クリスタ「二人はどういう関係なの?」


ジャン「晩飯だけは一緒に食うな」


サシャ「あと、対人格闘術の時も一緒ですね」モグモグ


ジャン「その位だな。あと馬術もコニーと三人で一緒にやってるな」


サシャ「私とコニーは狩猟で生計を立ててましたから、乗馬なんて睡眠と同じぐらい簡単なことですよ」モグモグ


ジャン「まあクリスタにはかなわねぇけどな。馬術一位だぜ」


クリスタ「そんなことないよ……馬術以外で二人に勝ってる所ないし」


サシャ「でも立体機動はかなり小回りが効いてて早いですよね」


ジャン「そうだぞ!しかも動物だけじゃなくて人間まで手なずけられるからな。サシャみたいに」


クリスタ「手懐けてないよ!可哀想だったからパンと水をあげただけだから……」


ジャン「そこがお前の俺たちに勝ってる所だ。俺ならそんな事しようとは思わねぇ」


サシャ「私にはパァンをあげるなんて絶対出来ませんよ!」モグモグモグ


クリスタ「ありがとう!」


ジャン「良いんだって。ほら、食え」


サシャ「食べなかったら死んじゃいますよ!」


ジャン「知らないのか?サシャは一食抜いただけで餓死するんだ この俺が言うんだから間違いないぞクリスタ」

クリスタ「嘘!?じゃあサシャこそもっと食べないと!」アタフタ


ジャン「嘘だからそんなに慌てるなよ……」


サシャ「私のこと心配してくれるんですねぇ……」ダバダバ


ジャン「泣くなよもう……」フキフキ


クリスタ「なんで二人はそんなに仲いいの?……ちょっと羨ましい」


ジャン(でたー!仲良い二人が羨ましい発言!!)


ジャン「ハァ……なんでお前はそんなに卑屈なんだよ……」


クリスタ「またため息ついてる……」


サシャ「ため息はジャンの癖みたいなものですよ」


ジャン「俺が羨ましいんなら最初からそう言えよ!俺はもうサシャと飯は食わねぇからさ」

クリスタ「そうじゃなくて……」


サシャ「心配しなくてもクリスタは私の神様ですよ!」モグモグ


クリスタ「うん……」


ユミル「ヨッシャ……」


アルミン「良し!!よっし!!!」


ライナー「いいぞ!!」

朝の食堂


ジャン「おはよう童貞!」


ライナー「おはよう童貞!」


マルコ「はやらせるな!……おはよう童貞」


アルミン「おはよう童貞!」


サシャ「おはようございます童貞!」


ジャン「……サシャは何をしているのかな?」


サシャ「何って、ジャンが見えたから来たんですが」

ジャン「いやだから」


サシャ「昨日、もう私とご飯は食べないって言ったじゃないですか?」


ジャン「ああ……」


サシャ「やっぱりそれは勘弁してもらいたくて……」


ライナー「てめぇこの野郎!クリスタだけでは飽き足らずサシャまで!」


アルミン「もうサシャとくっ付いちゃえよ……」


ジャン「バカか。サシャとくっ付くわけねぇだろうが」


サシャ「それはそうとやっぱり一緒にご飯食べません?」


ライナー(あ、これは恋愛対象としてみてないな)


マルコ「クリスタはともかくとして、アニはどうするんだ?」

ジャン「アニはな……どう考えても俺に恋愛感情を持ってるとは思えねぇんだが」


アルミン「そう思ってるのになんでまだ格闘訓練を教えてもらってるの?」


ジャン「それはな、俺が格闘で強くなりたいからだ」


サシャ「でも立体機動でもアニと仲いいですよね?」


ジャン「まあな。継戦力やスピードでは俺が上だが、アニの斬撃はまるでお手本のような切れ味だからな」


ライナー「俺のように体重があるわけでもないのにかなり深いからな……」


アルミン「それも教えてもらってるの?」


ジャン「俺は飛ぶ時のコツを教えてるんだが、代わりに斬撃のコツを教えてもらってるんだ」


サシャ「意外でしたねぇ……」


マルコ「クリスタとジャンは…座学と食事の時間は一緒だよね」

ジャン「ああ。今度馬術を教わろうかなと思ってる」


ジャン(残念だがサシャはここで切るしかない。……前スレで攻略したし)


サシャ「じゃあ私との時間がどんどん減るじゃないですか!」


ジャン「そうだ!クリスタとコニーとサシャと俺で訓練すればいいんだよ!」


サシャ「名案ですね!早速クリスタにお願いしに行きましょう!」グイッ


ジャン「おっ、オイ!手を引っ張るなよ!」ズルズル


ライナー「…サシャとジャンって結構合うよな」


マルコ「コニーとの馬鹿コンビも好きだがこれもアリかな」


アルミン「クリスタとジャンよりよっぽどましだよ!」

サシャ「クリスタ!!」


クリスタ「どうしたの二人とも?手なんか繋いで」


ジャン「違う!これはサシャに引っ張られてんだよ!」


サシャ「クリスタ、私とジャンとコニーと一緒に馬術の訓練しませんか?」


クリスタ「いいよ。ジャンは知らないけど、二人とも筋がいいから楽そう」


ジャン「よ、よろしく頼む……」


クリスタ「もう……いつまで手繋いでるの?」


ジャン「だからコイツが離してくれねぇんだって!」


クリスタ「………」


サシャ「それじゃあ先に訓練場にいますからね!」

ジャン「なあクリスタ……サシャともう飯は食わないって言ったの覚えてるか?」


クリスタ「うん……実はちょっと嬉しかったんだよ!私のためにやめたのかって思って」


ジャン「あれだがな、サシャにどうしてもって頼まれてな……結局一緒に食うことになった」


クリスタ「ジャンは優しいんだね……」


ジャン「俺は甘いだけだ」


クリスタ「じゃあ私にも甘いだけなの?」


ジャン「これでも優しく接しているつもりだがな?」


クリスタ「サシャの言うことならすぐ聞いちゃうんだね……」


ジャン「……その癖は元々か?」


クリスタ「何のこと?」

ジャン「そのすぐ自分を卑下する癖だ。何かあったのか?俺にはそんな風に見える」


クリスタ「……ジャンなら言ってもいいよね…?まだユミルにしか話してないけど」


クリスタ「私は捨て子なの。捨てられて、この最前線の町の訓練兵に追いやられた」


クリスタ「仲間や居場所が出来て嬉しかった。でもみんなの足手まといは仲間じゃないって気付いた」


ジャン「………」


クリスタ「だから認められるように精一杯誰にでも優しくしてたの。居場所が欲しかったから」


ジャン「一度捨てられた子供は捨てられるのが怖くて人を極端に避けるようになるか、認められたくて誰にでも優しくなるらしいが」


ジャン「お前は後者らしいな。それで極端に自信がないからすぐに謝ったり自分を卑下したりする」


クリスタ「その通り。私は貴方におびえているの」


ジャン「ハァ……」

クリスタ「またため息ついてる……」


ジャン「そんな話聞かされて黙ってられねぇだろうが……」 


ジャン「クリスタ!俺はお前を裏切ったりしねぇ」


クリスタ「…本当?」


ジャン「捨てたりなんかできねぇだろうが……それに居場所ならここにあるだろ?」


クリスタ「うん……」


ジャン「俺は怖くねぇぞ。だから俺を殴れ」


クリスタ「えっ……」


ジャン「本気で殴れ」


クリスタ「い、いいんだよね…?」

ジャン「ああ。来い」



  ボカッ


クリスタ「痛くない……?」


ジャン「お前の手のほうが痛いだろうが。何人の心配ばっかりしてんだよ」ギュッ


クリスタ「ごめん……」


ジャン「またそうやって謝る……やっぱりまだ治療が必要だな」


クリスタ「そっか……」シュン


ジャン「俺と一緒に直そうぜ!いつになるかは解らねぇけどよ」


クリスタ「うん!」


ジャン「じゃあ行こうぜ!馬術の訓練が始まるぞ」

ライナー(羨ましい……)


ジャン「あ、まだ食器が残ってたな。先に行っててくれ」ガチャガチャ


クリスタ「嫌だ」


ジャン「ほお……ちゃんと反抗できるじゃねぇか?」


クリスタ「半分こしようよ!」


ジャン(なんて半分こだ……)


ジャン「そうだな。お前に持って行かせる約束だったな」ガチャガチャ


クリスタ「よいしょ……」ガチャガチャ


ジャン「じゃあこれ直したら行くぞ!」


クリスタ「うん」ガチャガチャ

コニー「おはよう童貞!」


ジャン「おはよう童貞!」


サシャ「おはようございます童貞!」


クリスタ「おはようどう…てい?」


ジャン「クリスタ!お前は言うんじゃない!流行に取り残されたとしても言うな!」


クリスタ「うるさい童貞!」


コニー「うるさいぞ童貞!」


サシャ「うるさいですよ童貞!」


ジャン「悪気がないと解っててもすごい暴言に聞こえる……」

今気付きましたけどスレタイ酷すぎますね

妥協かよ

サシャ「馬術の時間が一番楽しいですよね!」パカラッパカラッ


コニー「お前の馬ってジャンに似てるよなー!」


ジャン「おい!?ケンカ売ってんのてめぇ!」


クリスタ「や、やめようよ二人とも!」


ジャン「チッ……」

コニー「悪かったよ……」


サシャ「教官殿に怒られちゃいましたね…」


ジャン「そろそろ真面目にやろうぜ。本物の教官が来ちまう」


コニー「ジャンって結構馬術上手いよな!やっぱあれか?」


ジャン「それ以上言ったら蹴り落とすぞ」


コニー「……すまんジャン」

おはよう童貞がついにクリスタにもwwww


マルコ「ジャン……残念だけど今回は協力できそうにないな」


ジャン「お前邪魔しかしねぇだろうが!」


ライナー「グスッ……ヒッグ…」


ジャン「お前もな!」


ユミル「お前も聞いたみてぇだな。クリスタの生い立ちを」


ジャン「お前もだよ!」

ユミル「……まさかそこまであいつに信頼されてるとはな」


ジャン「ああ。俺はアルミンなみに正解の行動を取れてる気がする」


ユミル「あいつの精神状態はあまり良いとは言えねぇからな。優しくしてやってくれ」


ジャン「これでも優しくしているつもりだけどな?」


ユミル「ああ解った解った。じゃあな」ドスドス

ジャン「クリスタ。一緒に食べようぜ」


クリスタ「ねえジャン……そろそろ私の事好きになってくれた?」


ジャン(忘れてた!!しかもこれが計算であると判明した以上、やはり威力が増してるな)


ジャン「そのうちな……」


クリスタ「そう……じゃあサシャのことは好き?」


ジャン「言っとくが恋愛感情はねぇぞ?」


クリスタ「やっぱり」


ジャン「何が言いたいんだ?」


クリスタ「ジャンって本気で彼女が欲しいわけじゃないでしょ?」


ジャン「あ?」

クリスタ「私もサシャもアニも……本気で好きになろうとしてないし、好きになってもらおうとも思ってない」


ジャン「………」


クリスタ「ミカサのことが諦められないの?」


ジャン「……ちょっと話をつけてくる」ギイ


クリスタ「行っちゃった……」

ジャン「エレン、話があるんだが」


エレン「何だ?」


ジャン「丁度一週間後対人格闘の時間があるだろ?その時に俺と勝負して欲しい」


エレン「急になんだ?」


ジャン「とにかくだ!受けてくれるか!?」


エレン「ああ……俺もお前とは一度勝負しておかなくちゃならねぇと思ってたぜ」


ジャン「一週間後の対人格闘術の時間だ」


エレン「ああ。じゃあな」


ジャン「ああ…」


クリスタ「もう戻ってきたの?ミカサとは話せた?」モグモグ


ジャン「俺はエレンと話してきただけだが」スチャ


クリスタ「じゃあ何しに行ってたの?寂しかったんだよ!」


ジャン「悪かった……だが大事な話だったんだよ」モグモグ


クリスタ「どんな話なの?」


ジャン「……一週間後、エレンと対人格闘術で勝負する」


クリスタ「え!?なんでそんなことするの!?」


ジャン「俺が本気で彼女が欲しくないんじゃないかって言ったよな?」


クリスタ「…うん」


ジャン「あれは本当だ。俺はミカサを諦めきれずにいる」

ジャン「その気持の決着をつけるための勝負だ」


クリスタ「勝ったらどうするの?」


ジャン「ミカサに告白する。勿論振られるんだろうな……それでもいい。それでやっと諦められる」


クリスタ「じゃあ負けたら……?」


ジャン「負けてもすっぱり諦める。でも出来れば勝ちたいよな……」


クリスタ「だからアニに格闘を教えてもらってたんだね!」


ジャン「そういうことだ」


クリスタ「一週間後だよね?見てるから」


ジャン「ああ」モグモグ


クリスタ「あっ、そうだ!」

ジャン「何だ?」


クリスタ「ミカサを諦めたら私の事を好きになってくれるんだったよね!?」


ジャン「ああ……そういうこともあったな」


クリスタ「……絶対勝ってね」


ジャン「そのつもりだが」モグモグ

格闘訓練の時間


ジャン「アニ!」


アニ「クリスタはいいの?」


ジャン「何の話だ」


アニ「そう……」グイッ


ジャン「うわっ!?」ドサ


アニ「他の女とこんなにくっ付いてたら、誰だって怒ると思うけど」ヒソッ


ジャン「やめろ!耳元で喋られたら力が抜ける!」


アニ「仕方ないでしょ?寝技をかけながら喋ってるんだから」ヒソヒソ


ジャン「解った!降参だ!」

アニ「フン……」パッ


ジャン「おい!ちょっと待て、あれを見てみろ」スッ


アニ「?その隙を突こうったってそうは……」チラッ


アルミン「何をしているんだ……!!??」


マルコ「え!?あれってセッ――モガッ!?」


ライナー「言うな……」


エレン(ヤバイヤバイ!鎖で簀巻きにされてるみてぇだ!びくともしやがらねぇ!!)ジタバタ


ミカサ「どうエレン…?はやく抜けて見せて?」ハァハァ


エレン「オッ、オイ!首に息がかかって力が抜けるんだよ!」ドタンバタン


エレン(こんな筈じゃなかった……)

~~回想~~


昼の食堂


エレン「昨日の話、聞いてただろ?」


ミカサ「エレン、ジャンには勝ってもらう」モグモグ


アルミン「ミカサはどちらかと言うと技巧派じゃないけど……」


ミカサ「問題ない。私は飲み込みも早い方だから」モグモグ

エレン「じゃあこれから一週間!みっちり頼む!」


ミカサ「任せてエレン」


ミカサ(ジャンにはあとでお礼を言わなければ) ジュルリ


アルミン(とか考えてそうだな……) モグモグ


~~回想終了~~



ミカサ「ハァ……ハァ……(縦四方固め的なものを想像してください)」


キース「どうした貴様ら?面白い技を見たので集中できんか?」


マルコ「え!?技なんですかあれ!?」


アルミン「ついに訓練中に盛り出したかと思いました……」


アニ(じゃあお父さんとお母さんがやってたあれはこの技の訓練だったんだ……)ホッ


キース「アッカーマンの母親は東洋人だったらしい。あれは東洋の寝技だ」


マルコ「ホッ……」


キース「解ったら訓練に戻れ!……あれを使うものなど前代未聞だが」

ジャン「……」


アニ「どう?寝技もやっておいた方がいいと思うけど」


ジャン「そうだな……よろしく頼む」


アニ「あれ、私たちもやるかい?」


ジャン「バカか」


アニ「冗談だよ」

夜の食堂


ジャン「ん?どうした暗いぞ」


クリスタ「やっぱり、勝負なんてしなくてもいいんじゃないかなって思うの……」


ジャン「エレンも言ってたんだよ。俺とはいつか、何か勝負で決着をつけたいってな」モグモグ


クリスタ「でもそれにはミカサは関係ないんじゃない?」


ジャン「ねぇな」


クリスタ「じゃあ何でエレンと勝負するの?」


ジャン「俺が勝負するのはあいつじゃねぇ」

クリスタ「…どういうこと?」


ジャン「俺のミカサへの気持だ」


クリスタ「じゃあ何でエレンなの?」


ジャン「あいつがその気持の象徴のような存在だからだ」


ジャン「俺とミカサが始めて顔を合わせた晩からあいつらはべたべたしていた。最近ほどじゃねぇが」


ジャン「いつからかエレンという最大の障壁を何らかの形で倒さねぇと告白する権利すらねぇんじゃねぇかと思い始めたって訳だ」


クリスタ「……病んでるね」


ジャン「お前ほどじゃねぇな」


クリスタ「そうだね」


ジャン「解ってんなら早く直せ…」ズズズ

  女子寮


クリスタ「ねぇ、アニはジャンのことどう思ってるの?」


アニ「弟子」


ミーナ「弟子兼性奴r――モガッ!」


アニ「弟子だよ」


サシャ「またジャンの話ですか……ユミルがこの世の終わりみたいな顔してますよ?」ゴロゴロ


ユミル「うるせぇ!」バッ!

アニ「布団被っちゃったね」


ミカサ「クリスタ……ジャンとの仲を後押しするのもやぶさかではないのだけれど」


クリスタ「ミカサには頼まないから」


ミカサ「そう……」


サシャ「いつになく厳しいクリスタにミカサも戸惑ってますよ!」


ユミル「そりゃぁジャンがクリスタに対して妹に取るような態度なのはミカサのせいだからな」


ミカサ「ジャンが私のことを好きだという話?」

サシャ「ミカサはエレン一筋ですけどね」


ユミル「エレンと勝負するらしいな?ったくあいつらしくもねぇ」


ミカサ「エレンには勝ってもらわなくては困る。告白されるのは面倒」


クリスタ「聞いてたの?」


ミカサ「大体は把握している」


クリスタ「じゃあ止めてもよかったじゃない!なんで無視してたの?」


ユミル「止めとけ。どうせエレンと密着する時間が増えて嬉しいだけなんだからよ」


クリスタ「………zzzzzzzzz」


ユミル(……寝ちゃうの?)

ジャン「おはよう童貞」


クリスタ「……おはよう童貞」


ジャン「またしけた顔してるな?女子寮でなにかあったのか?」


クリスタ「ジャンは格闘の訓練でアニとずっと一緒なんだなって思ったら……」


ジャン「あー、格闘訓練の時間と昼飯の後以外なら一緒にいられるぞ?」


クリスタ「じゃあ一緒の時間は増えるって事?」


ジャン「そうだ。まさかそれで暗い顔してたのか?」


クリスタ「うん……でももう平気だから」ニコッ


ジャン「暗い話はやめて食べようぜ!」

クリスタ「そうだよね!」


ユミル「ジャンに何か言われたとたん笑顔になりやがった……」


アルミン「これは…好きって言って!ってねだる女の図だね」


ライナー「そんな訳ねぇよ!適当言ってんじゃねぇ!」


マルコ「抑えろライナー!」

クリスタ「ユミルはもう全然こないね」モグモグ


ジャン「アルミンと仲良くなったんじゃねぇの?」ワッシワッシ


クリスタ「ならいいんだけど…」モグモグ


ジャン「一応許可は貰ったし大丈夫だとは思うが……」


クリスタ「何の話?」


ジャン「……なんでもねぇよ」モグモグ



  対人格闘訓練の時間


アニ「昨日女子寮でクリスタが怒ってたよ」


ジャン「何の話だ」


アニ「ミカサはあんたとエレンの勝負の話、聞いてたみたい」


アニ「それでクリスタが何で止めなかったのかって突っかかったって訳。まるであんただね」


ジャン「人聞きの悪い……」


アニ「……あんたもクリスタみたいな子の方が好きなの?」


ジャン「まあな。だがクリスタは面白れぇぞ」


アニ「クリスタはあんたの前ではサシャみたいになるの?」


ジャン「馬鹿ってのは間違いねぇが、そうじゃねぇ」

アニ「やっぱり私みたいなのはダメだよね…」


ジャン「…クリスタのほうがきっかけが作りやすいぶん有利だな」


ジャン「でもアニは喋ってみると案外優しくて、面倒見いいって解るからな」


ジャン「きっかけさえあればクリスタにも負けねぇと思うぞ」


アニ「そう……ところでクリスタがこっち見てるけど」


ジャン「本当だな」

アニ「なんとも思わないの?」


ジャン「……ああ」


アニ「やっぱりあんたには解らないよ……か弱い乙女の気持なんて」


ジャン「兵士である時点で乙女では――」グイッ


アニ「あんたはまず女の子との話し方を学んだ方がいいね」


ジャン「ま、待てって!おい!やめろぉ!」ゴキッ


  ウギャーース!



  医務室


ジャン「……」パチッ


クリスタ「良かった……最悪なことにならなくて、本当に良かった……」


アニ「それは私への当てつけ?」


ジャン「どういう状況だ……?」


アニ「私があんたを落として、クリスタが急いで駆けつけて二人であんたを運んできたって訳」

クリスタ「最初は息してなかったんだから!今日は休んでて!」


ジャン「いや……こうしてる間にもエレンは強くなってる」


アニ「昼ごはんの時間だけどね」


ジャン「……ここで昼飯食わねぇか?」


アニ「じゃあね。私はお邪魔みたいだから」


クリスタ「じゃあご飯もって来るね」タッタッタッタ


ジャン「……ねむい」


クリスタ「お待たせ!!」

ジャン「グンモーッムグンモーム」


クリスタ「寝ちゃってるのかな?」


クリスタ「私もちょっと休もう……」


クリスタ「ご飯は返しておこうかな」



二分後


クリスタ「……お疲れジャン」ゴソゴソ


クリスタ「………」スヤー


アニ「ご飯食べ終わったからお見舞いに」


アニ「………これはミーナに教えてあげないとね」


ミーナ「ええっ!?一緒のベッドで寝てた!?」


サシャ「それは衝撃的事実ですね」


アニ「まあ昼食後の自由時間を邪魔されないで済むからいいんだけど」


ミーナ「またそんなこと言ってぇ……本当はクリスタの代わりに自分g――モガッ!」


サシャ「私も三人前貰えたので大満足ですが」


ミカサ「詳しく聞かせて」ズイッ


アニ「詳しくも何も、二人が医務室のベッドで一緒に寝てたとしか言えないよ」


ミーナ「目撃者のアニが言うんだからこれ以上は自分の目で確かめた方がいいと思うよ!」

ミカサ「それはいい。アニ、教えてくれて感謝する」


アニ「驚いた…あんたが私に礼を言うなんてね」


ミーナ「ミカサはエレンとアルミン以外に興味がないわけじゃないよ!」


サシャ「エレンが好き過ぎるだけで皆のことも大好きですよ!ジャン以外は」


アニ「そう……」


ミカサ「これで失礼する」


ミーナ「ジャンは犠牲になったのよ……」


サシャ「犠牲?」


ミーナ「エレンとミカサの古くから続く絆……その犠牲にね」

キース「キルシュタイン!意識は戻ったか?」


ジャン「ぐもーむぐもーむ」


クリスタ「ぐーぐー」


キース「」


キース「貴様らいつの間に……いや…解らないな」


キース「男女というのはわからないものだな………」バタム

ジャン「ん……」パチッ


クリスタ「……」スヤー


ジャン「」


ジャン(酔っ払って連れ込んだのか…?まさかそんな筈は……)


クリスタ「あ、ジャン……起きたんだね…」


ジャン「何で俺と一緒に寝てるんだ?」


クリスタ「あっ」


ジャン「……」


クリスタ「……」

ジャン「眠たかったんだよな。そうだよな」


クリスタ「そそそそうなの!!」アタフタ


ジャン「今何時だ……」キュパッ


クリスタ「午後1時」


ジャン「あんまり長くは寝てなかったな。じゃあ行くか」


クリスタ「もうちょっとゆっくりしない?ジャンも最近良く頑張ってるし」


ジャン「じゃああっちのベッド行けよ!勘違いでもされたら困る」


クリスタ「なんで困るの?」


ジャン「それは……」


クリスタ「嫌なの?」


ジャン「そういうわけじゃねぇけどよ……」


クリスタ「やっぱり一緒に寝ようよ!」


ジャン「もうちょっとだけな……zzzz」


クリスタ「もうちょっとだけ……zzzz」



夜の食堂


ライナー「ちくしょおおおおお!!!」


マルコ「ライナー……」


アルミン「」


ユミル「」


ミーナ「三人の犠牲者が出たね」


アニ「そうだね」

ミカサ「ジャン……」ニマァ


サシャ「にやけちゃってますよ?ミカサ」


エレン「おいアルミン!しっかりしろよ!」ユサユサ


アルミン「」ガクガク


エレン「全く……俺が食べさせてやるよ……」スッ


アルミン「」


エレン「あ、水もいるよな!忘れてたぜ」スッ


アルミン「」ゴポゴポ

なんだかんだで一週間



ジャン「さあ、正々堂々勝負だ!」


エレン「恨みっこ無しだぜ……」ギロッ


ジャン「行くぞ!!」


エレン「おう!」ダッ


ジャン(意外にも直線的に突っ込んできた……なら!) ヒュッ


ジャン「うおっ!?」


ジャン「うわ!クソ!離せエレン!」ビシバシ


ミーナ「きゃーーー!!///」

ミカサ「これは…///」


ユミル「……見るな」ギュッ


クリスタ「ええ!?見えないじゃない!」ジタバタ


ライナー「男同士はキツイな…」


アルミン「そういってテント張ってるじゃないか!」


コニー「テントってどこにあるんだ?」


マルコ「黙ってみようよ」


ジャン「ふぅ……」


エレン「死ぬかと思ったぜ!」


エレン「俺の勝ちだな!」

ジャン「ああそうだな」


ミカサ「エレン!」ドドドドドド


エレン「うおっ!?」ドサッ


ミカサ「エレンエレンエレンエレン?(大丈夫だった?怪我は無い?)」


エレン「ああ。今ので怪我したかもな」


ジャン「……」


エレン「ジャンと話すから向こうに行ってろ!」


ミカサ「エレン……(解った)」


ジャン「……なんだ?」


エレン「さあな。でもいってることは解る」

エレン「自分で動かしてる腕も、どうやって動かしてるのかまでは解らないみたいにな」


ジャン「あ、ああ……」


ミカサ「エレン!エレンエレンエレン(エレン!そういう意地悪はやめて)」


ジャン「あの時は頭に血が上ってて、こんな約束しちまったけど」


エレン「良いんだよ。俺はお前と一度、本気で勝負しとかないといけないと思ってたからな」


ジャン「なんでだよ」


エレン「なんでもいいだろ?」


ジャン「じゃあちょっと師匠に礼を言ってくる!お前もミカサに礼はしとけよ!」


エレン「解ってるって!じゃあな!」


アニ「……」

ジャン「ありがとな!お前のお陰だ!」


アニ「……」


ジャン「これで何もかも決着がついた気がする……」


アニ「……よくがんばったね」


ジャン「お、おう!」


アニ「負けたけどね」


ジャン「あの寝技はダメだ。生きた心地がしない」


アニ「じゃあクリスタのところに行ってやりなよ」


ジャン「じゃあな!」


クリスタ「ジャン、負けちゃったね」


ジャン「まあどっちでもよかったんだけどな」


クリスタ「じゃあこれで私の事好きになってくれるよね?」


ジャン「……そのうち、な」







スレタイ見てジャン最低だなと思ったけどそんなことなかった

乙ジャン

ミカサ一筋エンドも書きますので見たい方だけどうぞ

報われないジャン

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