【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」郁乃「その18やで~」 (1000)


※このスレは咲の二次創作安価スレです

※もはや何個あるんだよ……な、京太郎視点です

※最強(麻雀でとは言ってない)の京太郎を目指して、日本各地の高校で雑用をします

※色々補正あり、エンディングはヒロインの数だけ

※鬱なし、ガチ修羅場なし、闘牌なし

※麻雀は基本、京太郎視点のみの個人戦ですよーぅ

※ギャルゲのみでやっていくもよし、麻雀を極めるもよし、すべては安価神とコンマ神のみぞ知る

※前スレやで

パート1
【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」
【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1389148459/)

前スレ
パート17
【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」絹恵「その17やな」
【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」絹恵「その17やな」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1396199014/)

 安価の連続取得、連続スナイプはおk(なるべく非推奨)
 複数選択安価の、同一IDによる複数取得は不可
 踏み台+単独取得は可能

 書き込みエラーは書き込まれている場合があるので、再書き込みの前に更新推奨
 連続書き込み、上げ忘れなどへ、厳しいツッコミはあったかくな~い
 煽りにならないよう、和やかに行きましょう


◆スタートは9月。(現在??月、永水→宮守→阿知賀→白糸台→姫松)
基本ステータスは3つ。
・雀力スキル=咲世界での戦闘力
・執事スキル=炊事・洗濯・掃除・裁縫等の家事全般、教養や成績、さらには容姿に関わるスキル
・雑用スキル=麻雀関連の雑務、気遣い、買い物、データ管理、コミュ力に関わるスキル

※成功判定はコンマが、50+スキル数値÷10以内なら成功、オーバーなら失敗(普通)、ゾロ目で大成功
※麻雀判定は別記載


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1397586014


◆基本的な流れ
・派遣先で一ヶ月過ごす

・一ヶ月の内訳は4週間、週7日、ただし使用するのは二週間分=平日12日+休日2日、+連休3日

・週開始時に、重視行動選択。行動に対応するスキルが毎日1上昇する。
 (例:重視雀力→毎日1上昇×6、週末にさらに6追加)

・各日で選択可能な行動を選び、判定し、イチャイチャしたり鍛えたり

・7日が終わると、6日で成長した分と同じだけさらに成長、スキルポイントと女の子好感度
(技能経験値以外の、コンマ運で上げた分は除く ※例:ボーナス、遭遇判定好感度、おみくじ)
(追加成長は、本来予定していた四週行動の名残。前週と同じ行動をした、という仮定で成長する)

・連休 合宿or旅行or休日×3として使用可能

・そこからまた7日行動、終わると倍成長、日程終了

・オファーをチェックし、別の学校へ(安価多数決)


【※ 学校イベント予定】
テストは基本、5月二週、7月二週、10月四週、12月二週、2月四週。
白糸台と千里山と阿知賀は6月四週、9月二週、12月二週、2月四週。
テスト前週は通常行動の雀力行動不可。

5月一週月曜:体育祭
10月一週土日:学園祭 二年限定10月三週水木金:修学旅行
3月:卒業式(3月0日に、という扱い。行ったことある場所なら、どこでも行ける)
4月:入学式

【麻雀大会イベ】
11月一週休日:秋季地方大会予選
11月三週休日:秋季地方大会本選・ドラフト会議
3月一週休日:春季大会予選
3月四週:春季大会本選
6月一週休日:夏の全国予選(勝ち抜くと、6・8月は学校固定、7月は派遣可)
8月一週・二週:夏の全国大会

【正月の扱い】
・正月期間が存在、実家で過ごす(描写はカット)
・ただし例外として、ときめき以上の相手とは、自由に初詣に行ける。一ヶ所(一人)のみ
・1月の学校は普通に、第一週月曜から

●初詣
・雀力or執事or雑用、いずれか+10
・経験値+60
・一緒に行った女子の好感度+10(すでにときめき、ただしこれを選べばデート回数が1追加)
・別の女子好感度+5
のうちから一つ選択、その後おみくじ安価

●おみくじ
・引くか否か選択後、引く場合はコンマ判定
ゾロ目 大吉 ステ三種+2・経験値+10・全知人好感度+1
01~10 中吉 ステ三種+1・経験値+5・1月派遣先生徒&卒業生好感度+1
キリ番 中吉
11~60 小吉・吉・末吉 一桁123雀力+1、456執事+1、789雑用+1、0好感度+1(※別途人物安価)
60~89 凶 一桁123雀力-1、456執事-1、789雑用-1、0変化なし
90~00 大凶 ステ三種-3
4ゾロ 大凶


◆秋大会=地方大会 ※公式試合の前にはセーブ可能です(公式戦は2回コンティニューできる)
 ●予選:県代表選抜戦、四回判定戦×3試合、10月第一週の日曜。ちなみに次の行動は連休。
初戦はトップ、二回戦・三回戦は二位以上で通過。強さは50、100、150。
試合突破ごとに雀力+2、経験値+5。

 ●本選:○○地方最強決定戦、四回判定戦×3試合、10月第三週の日曜。終了後、移動イベントへ。
三試合の四回判定戦、初戦はトップ、二回戦は二位以上、ラストはトップで地方最強。
全国優勝には含まれない。強さは150、200、250。
試合突破ごとに雀力+3、経験値+10。


◆春大会=全国大会 ※公式試合の前にはセーブ可能です(公式戦は2回コンティニューできる)
 ●予選:四回判定戦×3試合、3月第一週休日。
すべてトップで勝ち抜け。強さは100、150、200。
試合突破ごとに雀力+3、経験値+10。

 ●本選:四回判定戦×5試合、3月の第四週すべて。
初戦・二回戦はトップで勝ち抜け。三・四回戦は二位以上で勝ち抜け。ラストはトップで優勝。
強さは200、250、300、350、400。
決勝卓では対戦相手を上から順にコンマ判定、一番高いコンマが出た相手は補正に上乗せ。
(例:コンマ20、40、30になったら、補正は上から順に+40、+80、+40、となる。ただし、最大50)
試合突破ごとに雀力+3、経験値+10、四回戦・決勝勝利で雀力+10、経験値+100。


◆夏大会=全国大会(インハイ) ※公式試合の前にはセーブ可能です(公式戦は2回コンティニューできる)
 ●予選:四回判定戦×3試合、6月第一週休日。突破すると6・8月がその学校で固定。
すべてトップで勝ち抜け。強さは150、200、250。
試合突破ごとに雀力+3、経験値+10。

 ●本選:四回判定戦×5試合、8月の第一週すべて。
初戦・二回戦はトップで勝ち抜け。三・四回戦は二位以上で勝ち抜け。ラストはトップで優勝。
強さは250、300、350、400、450。
決勝卓では対戦相手を上から順にコンマ判定、一番高いコンマが出た相手は補正に上乗せ。
(例:コンマ20、40、30になったら、補正は上から順に+45、+85、+45、となる。ただし、最大50)
試合突破ごとに雀力+3、経験値+10、四回戦・決勝勝利で雀力+10、経験値+100。

※大会ルールは予告して変更する可能性がございます。


●女子好感度
 嫌い < 普通 < 友人 < 好き < 大好き < ときめき<<<<<<<超ときめき状態
(~0、0~5、6~25、26~60、61~99、100~、1000~)
 の6or7段階。嫌いになることは、あまりないはず。

 出会ったときにコンマ判定、1桁数字+2桁数字。ゾロ目で+10、キリ番で+5。
 77なら+20。00で+50。44で-40。
 執事スキル÷20(切り捨て)に上記を補正。

●例外:清澄について
・帰還時数値+執事÷20
・コンマについては通常ではなく、コンマの高いほうの数のみ追加
・コンマボーナスについては付与

●ルートについて
・基本的に女子からの告白のみでルート確定、ED分岐
 ▽そのまま3年終了までやる、そして強くて最初から
 ▽カップル成立アフターをちょい書き、そして二人は幸せなキスをして終了、強くて最初から
 ▽カップルになって終了、強くて最初から

・告白は月日程終了後、一定条件クリアで
 ▽条件:ときめき状態
     デート3回以上
     悩み等問題がある女子は、それを解決すること(未定、豊音と小蒔は決定済み)
     等々。

・デートは大好きになってから、平日誘って休日のみ可能。10くらい好感度が上がるはず

・告白イベントが起きそうなときや、公式試合の前にはセーブ可能(公式戦は2回コンティニューできる)

・起きるか多数決、受けるか多数決を経て、恋人になります

・これが最終目標かも。ようするに>>1がどれだけ女子とのイチャラブ用意できるかが課題
 血ではなく砂糖を吐くべし

●その他イベント
・期間延長
 月日程終了後、多数決で同じ高校での活動に決まれば、期間延長として扱われる。

・転校
 ▽条件:ときめき状態の女子がその学校に二名以上
    :雑用で大成功が10回以上(累積)
    :雀力が全国レベル(300↑)
 以上が満たされれば、ときめき女子からお願いされる。告白が起きる場合は、そちらが優先。
 安価多数決で、転校するか否か決める。

●好感度追加設定
・選択安価と雑用ボーナス
 好感度変動の行動・返事選択の安価にて、コンマが雑用÷10以下なら、好感度上昇+1
 これは、雑用の要素にコミュ力が含まれるため。執事としての振舞いでなく、京太郎の素のコミュ力

・好感度判定について
 好感度に50足すとき、足さないときがあるが、ランダム
 基準は、無理がある流れなら厳しめの判定、という感じ。曖昧である


◆休日について
●休日の利用(昼行動)
1 メンバーと特打ち(対局ありの先達指導×2、一位=大成功、二位・三位=成功、四位=失敗、という感じで。雀力4~6、経験値10・20・40、好感度1~3、をそれぞれ×2)
2 雀荘(希望するプロ3名と二回対局、順位問わず技能経験値30=60、順位問わずコンマ一桁雀力成長。好感度は1固定、勝利相手にはさらに+1。スキル購入可能)
3 買い物 (土産や誕生日プレゼント購入)
4 デート ※約束ある場合のみ

●デートの仕様
・大好き以上なら誘える
・平日夜に電話で誘う
・空いている休日から選択し、予定を立てる
・告白条件のデート回数、に換算される

●デート内容
・デートスポット自由記入安価 → 移動
>>1が必死に書く、好感度判定で好感度を稼ぐ、成功で5くらい?
・デートスポット安価再び → 移動
>>1が必死に書く、上に同じ

●その他・お土産システム
予算は10000 お土産が1000~3000、プレゼントが4000~5000
1000円につき好感度+1、ただしお土産は3つまで、プレゼントは誕生日相手のみ


◆派遣について
●派遣タイミング
 一ヶ月置きに、多数決安価で派遣先決定
 現在の派遣校でも可能(永水 → 永水、でも大丈夫)

●現在の派遣可能校
 0 清澄高校
 1 宮守女子(※七ヶ月目以降はオファーなし)
 2 白糸台高校
 3 阿知賀女子学院
 4 姫松高校
 5 永水女子
 6 龍門渕高校
 7 千里山女子
 8 新道寺女子
 9 有珠山高等学校
10 臨海女子

 ※プロの付き人は未実装 実装後は派遣なし学校での仕事もあり


◆対局ルール
●和了判定
・コンマ+雀力÷10で勝負。持ち点は25000

・全国クラスの相手は300がデフォ。

・能力保持者はその補正あり

・コンマが奇数でツモorテンパイ、偶数でロンorノーテン(対象は補正処理後の最低値)

・判定一位と二位のコンマ差が3以内なら流局、コンマ差1以内がどこかにあっても流局

・ゾロ目なら無条件(流局除く)で和了確定、競合はプレイヤー優先

・最上級優先スキル>流局>ゾロ目≧スキル


※手加減について
 手抜きで雀力が10分の1に。手加減で5分の1に。やや手加減で2分の1に。

●打点判定
・コンマ反転で下記通り

01~14 1000=300.500  1500=500all 
15~24 1300=400.700  2000=700all  
25~29 1600=400.800  2400=800all  
30~39 2000=500.1000 3000=1000all  
40~49 2600=700.1300 3900=1300all  
50~54 3200=800.1600 4800=1600all  
55~64 3900=1000.2000 5800=2000all  
65~74 5200=1300.2600 7700=2600all  
75~79 6400=1600.3200 9600=3200all  
80~89 7700=2000.3900 11600=3900all 

90~94・11・44・55・40・50・60 満貫 
95~97・33・66・30・70 跳満
98・22・88・20・80 倍満
00・99・10・90 三倍
77・70 役満

●打点上昇判定
 最終和了判定で、上がり主が逆転できない場合、コンマ安価
 補正以内コンマで逆転手への手替わり成功
 越えると失敗、流局


◆通常行動について
●通常行動選択は数字とアルファベットの組み合わせで選択

1雀力スキル行動 スキル購入は指導or雀荘修行でプロがいる場合のみ
 A対局 雀力1~4・好感度0~2(トップなら全員2、二位・三位は下位が1、上昇。最下位はなし)
 B指導 雀力2~4・指導者の好感度1・技能経験値5~20
 C雀荘 トップで5+コンマ一桁、二位で2+コンマ一桁、三位で2、四位で1、雀力上昇。
(プロが登場し、勝利すれば好感度+1。やや手加減以上に勝てば+3。やや手加減以上なら四回判定のみ)

2執事スキル行動
 A差し入れ 執事1~3・好感度1~3
 B掃除 執事2~4・雑用1
 C勉強 執事1~3・好感度1(二人選択可能、テスト期間中は片方2、片方1)

3雑用スキル行動
 A買い出し 雑用2~4・出会い(学外人物との遭遇判定、好感度+1)
 B牌譜整理 雑用2・雀力2・技能経験値+5・部長&顧問好感度+1
 C変動

●次に、人物選択があれば、記入安価を取る

●最後に、遭遇や成功の判定へ続く

----------------------------------------------------------------------------------------------------

◆その他諸注意
・大まかな成長枠と選択後の展開は決めていますが、その他メインとなる会話は、思いつくままに即興で書いています

・ノリによってゴッと上昇することもございます、あらかじめご了承ください

・その際、○○優遇、不公平、などの指摘がありますと、特性あまのじゃくによって、本格的な補正が加わることもございます

・また、そういった指摘によって不快感を覚える方もいます。展開が気に入らなければ指摘の前に、そっ閉じして、どうぞ

・別記載にもありますが、好感度はあくまで指標。ときめき状態+デート回数+告白イベントを終え、やっとED。付き合った後の描写の長短は多数決による予定

・ルート確定(そもそもない)、好感度の大小、そういうのは1000に達するか一人で5回のデートをこなすか、そのくらいになってから口にしましょう

・大学生、プロは一定数デート後に告白、というのがとりあえずの考え。大学生においては、進学先の土地にいることが前提

・プロは基本どこにでもいる、社会人の特権。プロ付き人は、しばし凍結(荒れが予想されるため)

・当スレはマッサージスレではありません。でもマッサージいいよね、ときめき以上のデートならできるようにしたい

・キャラは壊れてるのではなく、成長してるわけです。京太郎の能力然り、女の子の感度然り。夏のインハイ当時なら、こうじゃなかったかもね

・煽りに負けないよう頑張ります(震え声)

・なにかあれば、諸注意は増えていく予定、以上

>>1の修正

現在??月 → 現在1月(五ヶ月目)
まぁ派遣時期なので2月になるわけですが


●スケジュール
2月予定
第二週:連休初日にバレンタイン
第四週:テスト(三週、部活不可)
最終日:卒業前のお見送り
3月0日:卒業式(過去滞在した学校から選択)


2月誕生日(登場予定のないキャラはカット)
【一週】1日:依藤澄子(未遭遇)2日:京太郎、佐藤アナ(未遭遇)
【二週】9日:南浦数絵(未遭遇)
【三週】15日:塞 18日:照 19日:安福莉子(未遭遇)
【四週】23日:咏 26日:森垣友香(未遭遇)


●現在の派遣可能校
 0 清澄高校 (美穂子)
 1 宮守女子
 2 白糸台高校 (女子アナ勢?)
 3 阿知賀女子学院 (あとは小5勢だけ)
 4 姫松高校
 5 永水女子
 6 龍門渕高校 (南浦数絵、南浦聡)
 7 千里山女子 (荒川憩、たぶん)
 8 新道寺女子 (ちゃちゃのん、マジでか)
 9 有珠山高等学校
10 臨海女子 (女子アナ勢? あとは霜崎絃も?)


来月予定はこんな感じ
22:15くらいに、安価予告レスして、直後くらいに安価レスします

次で安価です


●スケジュール
2月予定
第二週:連休初日にバレンタイン
第四週:テスト(三週、部活不可)
最終日:卒業前のお見送り
3月0日:卒業式(過去滞在した学校から選択)


2月誕生日(登場予定のないキャラはカット)
【一週】1日:依藤澄子(未遭遇)2日:京太郎、佐藤アナ(未遭遇)
【二週】9日:南浦数絵(未遭遇)
【三週】15日:塞 18日:照 19日:安福莉子(未遭遇)
【四週】23日:咏 26日:森垣友香(未遭遇)


●現在の派遣可能校
 0 清澄高校 (美穂子)
 1 宮守女子
 2 白糸台高校 (女子アナ勢?)
 3 阿知賀女子学院 (あとは小5勢だけ)
 4 姫松高校
 5 永水女子
 6 龍門渕高校 (南浦数絵、南浦聡)
 7 千里山女子 (荒川憩、たぶん)
 8 新道寺女子 (ちゃちゃのん、マジでか)
 9 有珠山高等学校
10 臨海女子 (女子アナ勢? あとは霜崎絃も?)

安価↓2~8 で多数決安価

電話してました

そして千里山決定ですね、おめでとう!
新規校で誕生日かぁ、千里山勢はどう絡もうか
初対面好感度判定に期待します

ようやく一年がいる学校でよかった
同学年はなんやかんやで使いやすい

清澄3 永水1 阿知賀2 白糸台1 千里山1 で8人
あとは臨海2、有珠山1で11、京ちゃん入れると12ですね
フルコンプしたら1年合宿したい
8人でやってもいいんだけど、京ちゃんが給仕オンリーで、参加者メロメロにしちゃう

今後の更新は、

最終日

久電話

最終日日誌、姫松勢反応、派遣先校反応

到着日

初日

となっていくかな。
到着日の最速出会いイベントは、憩ちゃんにも可能性あることにしよう
なおエンディングは

余裕あれば、上3つくらいは今日、明日に
無理ならぜーんぶ来週です
明後日から東京なので、更新とか無理、たぶん

あんな無防備に腋晒してるのは間違いなくドM
だから京ちゃんに優しくされても落ちない
誰にでも優しい京ちゃんだけど、泉にだけはドS
これで泉ちゃん3秒堕ち


~1月最終日

京太郎「それじゃ、お世話になりました」

絹恵「っっ……元気で、おるんやでっ……絶対っ……」

洋榎「絹は泣きすぎや。京太郎とはまた、春か夏にでも会えるやろ。なぁ京太郎?」

京太郎「そのつもりですよ。だから絶対、絹恵先輩も漫先輩も、東京で会いましょう!」

漫「んっ……せやなっ、もちろんそのつもりや。京太郎くん、その……今日まで、ありがとうな!」

恭子「ほんまに、今日でお別れやねんなぁ……延長はできへんのかなぁ」

由子「噂の、理事の投票で取れへんかったんやろねー。当選やったら、最終日の前に連絡来てるんやもん」

京太郎「名残惜しいです……大学生になっても、よければご指導お願いしますね」

由子「もう私らより、京太郎くんのほうが強いかもしれんからなぁ……」

恭子「そのときは、私らの指導頼もかな……なーんて」

京太郎「まだまだおこがましいですけど……いずれはそうなれるよう、もっと強くなりますよ」

洋榎「そらなぁ。いずれ京太郎もプロになるんやろし、強うなってもらわんと困るわ」

絹恵「そ、そうなん!? ほな、私チケット取る! 毎日行くから!」

漫「遠方での試合もあるで、絹ちゃん」

恭子「そのツッコミはおかしいやろ」

由子「絹ちゃんはここ一年で、さらに京太郎くんにハマっちゃったのよー」

郁乃「それ言いだしたら、うちらみんなや~ん。な~、洋榎ちゃ~ん?」

洋榎「な、なんでうちに振るねんな! 恭子やろ、そういうんは!」

恭子「言うても、麻雀にしっかり絡んどった二年コンビのほうが、あれですし……」

由子「あとは代行が、思った以上に入れ込んでるのよー」

郁乃「そ~んなことあらへんけどぉ~……ずっといてくれたらええなって、思っとるんやで?」

京太郎「――ありがとうございます。そういう評価をしていただけて、本当に嬉しいですっ……」

恭子「……泣かんとっ、しっかり頑張りや! 一時期でも名門姫松におったゆう、矜持を忘れんように!」

京太郎「はいっっ!」

由子「あとは、私らのこと忘れんとってねー」

京太郎「もちろんです!」

洋榎「ときどき連絡するように」

京太郎「努力します!」

漫「身体気ぃつけて」

京太郎「先輩方も!」

絹恵「………………これ、大事にするわ。試合中は、絶対身に着けとくから。京太郎くんが傍におる思て、頑張るからっ……」

京太郎「俺の、プレゼントですね……ありがとうございます。なにかありましたら、いつでもお声をかけてください」

郁乃「最後にもっかい、あのたこ焼き食べさせて~」

恭子「代行、なに無茶言うて――」

京太郎「そうおっしゃられると思って、ご用意してました。みなさんの分も、どうぞ」

恭子「!?」


郁乃「わ~い」

由子「相変わらずなのよー」

漫「それでこそ京太郎くんですし……ふふっ、変わらんいうんは、ええことやなぁ」

洋榎「――にしても、オカンは見送りこれんかったなぁ。オトンもやけど」

京太郎「まぁ、平日ですし……お二人とも、お仕事でしょうから」

絹恵「挨拶、するんやったら……いつでも、うちに来てええからな!」

京太郎「そうですね、お世話になりましたし……小父さんのほうは、親父も世話になったみたいですから。またお伺いできればと思っています」

郁乃「名残はつきんもんやなぁ~」ハフハフ

恭子「楽しかったですからね、この一ヶ月は特に」

京太郎「――でも、そろそろ新幹線の時間ですね」

漫「……はい、これ。餞別やで」

京太郎「っ! なんですか、これ……」

漫「鰹節や。前に連れてったったたこ焼き屋、あるやろ? あそこの裏が鰹節屋さんでな、あの店でもつこてる上物らしいわ」

漫「市販の鰹節つこてたから、そこだけ気になっててん……これつこて、よそでも黄金たこ焼き、披露したるんやで!」

京太郎「っ……はいっ、ありがとうございます!」

洋榎「ま、よその県にはわからんやろけどな~、あの味のよさは」

由子「それ、北大阪ならわかる言うことなのよー」

絹恵「それやったら、近すぎるやないですか……こんな大泣きして別れたん、めちゃくちゃ恥ずかしなるんですけど」

恭子「いやいや、わからんで~」

京太郎「そうなったら、練習試合や合同練習なんかも、気軽にできそうですよね」

漫「なったらええなぁ……あかん、また時間かけてもうた」

京太郎「おっと……それじゃ、みなさん……またお会いしましょう!」

郁乃「気ぃつけてな~、ほなまた~」

恭子「元気でっ……あっかん、目に……埃、入ってもうたっ……」グスッ

絹恵「ええやないですか、普通に泣いたら……京太郎くん、またなぁ!」

洋榎「プロに用あるときは、うちにも声かけや。天王寺の次期エース、ルーキースター洋榎とは……うちのことやで!」ビシィッ

由子「またアホなこと言うてー……春にはいい報告するからねー。そのときは、お祝いしてなー」

漫「真瀬先輩ちゃっかり……見ててや、京太郎くん。春は東京やで! 約束や!」

京太郎「――はい……では、行ってきます!」

~姫松編、カンッ


~新幹線内にて

京太郎「ふぅ、また移動か……おっと、電話だ。デッキに移らないと」


京太郎「もしもし?」

久『――――ごめんなさい』

京太郎「!? 部長がいきなり謝罪……なんか、雲行きが怪しくなってきたんですけど」

久『――――ほんっと、ごめんなさい……連絡遅れました』

京太郎「ツッコミもお叱りもなしなんて……えっ、本当になにかあったんですか?」

久『いえ、そうじゃないの……ただ、もう新幹線乗っちゃったわよね?』

京太郎「ええ、けど一旦長野で荷物を交換する予定ですし――」

久『たぶんね、いらない……1月と2月だと、服の変化もそうないし』

京太郎「でも、気候の変化とかあったら――まさか……」

久『発表します……次回の移動先は……北大阪、千里山女子高校です……』

京太郎「」

久『ほんっと、ごめんなさい……怒ってるわよね?』

京太郎「…………いえ、俺は別に…………」

久『あらそう? よかったー、実はすっごい焦ったのよねー。京太郎が人格者で助かったわ、愛してるぅ♪』

京太郎「それは光栄です、けど……はぁ……」

京太郎「先輩方、これ知ったら怒るだろうな……特に絹恵先輩」

久『まぁそこはそれ、私のせいにしてもいいし、京太郎が自力で乗り切ってもいいから』

京太郎「――あぁっ、もう! 部長のせいにするわけないでしょっ、乗り切りますよ!」

久『ふふっ、ありがと――それじゃ、健闘を祈ります。あ、それと――』

京太郎「まだなにか!?」

久『――3月、私の卒業式だからね。ま、それだけよ……バーイ』


京太郎「――――そう、ですね……それだけは、俺の意思で決めないとな……うん」


【1月最終日】

 謝罪を申し上げます。
 姫松高校のみなさん、あれだけ盛大に別れを惜しんでくださり、ありがとうございました。
 俺自身も、とても別れを惜しみ、涙を堪えたものです。

 ですが、次の派遣先は――千里山女子高校でした。こちらの不手際で連絡が遅れ、申し訳ございません。
 もしどこかでお会いしましたら、遠慮なくお声をおかけください。

 そしてまだ見ぬ千里山のみなさん、あと――知っていたであろう、愛宕監督。
 明後日よりどうぞ、よろしくお願いします。

 新幹線の中から、須賀京太郎でした。

…………


~姫松

「」
「…………ちょお……」
「す、末原先輩と真瀬先輩がフラグ立てたから……」
「私らのせいとちゃうやろ!?」
「き、清澄の部長の罠なのよー」
「……おかーちゃん、知っとったんやんっ……だからか! 見送りにも来んかったんは!」
「あらら~、まんまとやられてしもたなぁ~。けどまぁ、逆によかったやろ~?」
「なにがですか、絹ちゃん恥ずかしすぎですよ……」
「絹だけちゃうけどな」
「まあまあ……せやから~、知らんかったおかげで、そういう本音を京太郎くんに見せられた、いうことで~」
「…………なるほど、代行もたまにはええこと言いますね」
「ほんと、たまになのよー」
「ひどいわ~」
「……まぁ一理あるわな。っちゅーことでどや、絹」
「うっ……そう言われたら、そうかもしれへんけど……」
「……これでほんまに、すぐ合同練習とか練習試合とかしてもうたら、どうしよ……」
「セーラちゃんと洋榎ちゃんの試合見られるや~ん」
「お別れのときのお姉ちゃんの様子、江口さん知ってたらどうするん?」
「!? あっ、なっ……きょ、京太郎はそんなん、ペラペラよう言わんやろ!」
「まぁヒロはそこまで恥ずかしくなかったし、ええのよー」
「涙ぐんでたんくらいは、知られそうですけどね」
「ぐ、ぐんでへんわっ、あほぉっ!」


~千里山

「いよっしゃあああああああ! ギリギリやっ、ギリギリ間に合うたで!」
「はいはい、おめっとさーん」
「叔母ちゃ――監督は冷静なもんですね」
「知っとったからなぁ」
「うちらの試験は、前期で終わりやし……ふふふっ、春大会前の特打ち、参加できるなぁ! 怜ぃっ!」
「そうやなぁ……試験のときは、気ぃ遣わせてしもたし、お礼はせんとな」
「部長、お疲れさまですー」
「私はなんもしとらんし……ま、これで直にデータ取れるわな。ふへへっ、吸い放題やぁ~」
「そういやあの子、住むとこはどうするんやろなぁ」
「こっちとちゃなうんですか?」
「うちがミナミから通えとるのに、わざわざ引っ越すほうが手間かかるやろ。なんやったら、毎朝送ったってもええしな」
「えぇ~、ずっこいわぁ、それ……また洋榎らの近くとか、こっち損ちゃうか?」
「大丈夫っぽいですよ。連盟によると、キタにアパート用意してるて」
「ふむ、そういうことやったら、私になんかあっても世話してもらえんなー、大助かりや」
「怠けなや! ほんま、ビッとしたとこ見せたらんと、また気ぃ遣わせてまうで」
「善処するわぁ……」
「やる気ゼロな返事ですね……まぁ気ぃ遣わせる言うたら、泉もやで」
「わ、私ですかっ?」
「この須賀京太郎、日誌読む感じやと、一年にはえらい甘えられとる。そんだけ、同学年を甘やかすんがうまい、いうことや」
「はぁ……まぁ、私は別に、甘えたりしませんけども」
「よう仕切ってくれてる一年やったしなぁ」
「はい、そらもう」
「――そういう、しっかりした風のモンほど、甘えたい本能があるいうて……何人も落とされとるんちゃうやろか」
「しっかりしてるいうたら、竜華もやなぁ」
「私が一年に甘えるか……んー、それもええなぁ。怜甘やかした分、そっちに甘えたろか」
「ほな、私がスガキョー甘やかしらって、バランス取ろか」
「スガキョーってなんやねん」
「呼びやすいやろ?」
「スガキヤみたいで、微妙っすわ……」
「まぁ呼び名はなんでもええけど――あの子、来月すぐ誕生日やからな」
「へっ」
「祝えとは言わんけど、おめでとうくらいは言うたり。絹恵の誕生日では、えらい世話なったからな」
「あら、絹ちゃんの……そういえばそうでしたね。わかりました、その節はて言うときますわ」
「うぃーす」
「よっしゃ。ほなそろそろ練習しよか! なんや、気合入ってきたわぁ!」
「私らは勉強やな。そろそろ起きや、怜ー」
「んー、もうちょい……この太ももは、離れがたいわぁ……」
「あ、それで思いだしましたわ。須賀京太郎も、なかなか膝枕ソムリエらしいですよ。姫松の前レギュラーは制覇したとか」
「――ほっほう、そら……相手にとって不足なしやな。竜華の膝枕は渡さへんで」
「なんの勝負しとるんですか……」

×「こっちと 【ちゃなうん】 ですか」 → ○「こっちと 【ちゃうん】 ですか?」

×「ほな、私がスガキョー 【甘やかしら】 って、バランス取ろか」→ ○「ほな、私がスガキョー 【甘やかした】 って、バランス取ろか」



住む場所は安価しようかと思ったけど、千里山涙目はいかんよね
ミナミからキタへお引越し
まぁ天王寺付近から千里中央は遠いし

さーて、これで次の更新は到着日からになるね

スガキヤいいよね、変わったスプーン? フォーク? 使うの
まぁ行ったことないんですけど、すまぬ
名古屋ってか愛知行くと、矢場とんかマウンテン行っちゃいます

あ、すまんが投下は無理です、ごめんぬ

大変なことに気づいてしまった

-------------------------------------

浩子「……あっ」

竜華「んー? どないしたん?」

浩子「いえ……先輩ら、前に2月前半でテスト終わるから、三週目から練習付き合えるて言わはりました?」

怜「竜華がそんなこと言うてたような……」

竜華「えっ、そうやろ? なんかおかしいか?」

浩子「私ら、三週はテスト期間なんで……練習できませんよ」

竜華「――へ」

怜「あぁ~、そういうたらそやったな~。いやー、残念無念やわー」

泉「感情込めて言うてくださいよ」

怜「誰が血も涙もない冷血女やて」

泉「そこまで言うてへんでしょ!」

セーラ「俺とやったら打てるで!」

浩子「須賀くんとは無理でしょうけどね」

竜華「浩子と泉もやろ! 意味なっ!」

セーラ「ひどいこと言いなや……」

怜「んー……見えたで」

竜華「なにがや?」

怜「二週目週末が練習か合宿やったら、大勢で打てそうやわ。チャンスはそれだけやろな」

竜華「ほんまか……まぁ、少なくても打てるならええか」

浩子「そういうわけでして、先輩らは前半に勉強詰め込んで、後半は勉強の邪魔するいうことになります」

竜華「せぇへんわ!」

浩子「二人と麻雀するには、二週目の連休しかないみたいですね。竜華先輩の能力はまるで決まってないみたいですけど」

竜華「怜ちゃんと完全状態は?」

浩子「未実装です」

怜「えらいザコやん……」

セーラ「俺の敵とちゃうな!」

浩子「セーラ先輩のも、和了判定下がって打点上がる、劣化三尋木プロですけどね」

セーラ「」

泉「わ、私は……」

浩子「あんたは無能力や」



ってことです。テンプレ作ってて気づいた

マウンテン好きよ、いちごスパ大好き


~2月0日、北大阪到着

京太郎「お疲れさまでしたー。どぞ、よかったら甘いもんと缶コーヒーです。持ってってください」

京太郎「またよろしくお願いしまーす、ありがとうございましたー」


京太郎「――ふぅ、業者の見送り終了っと。荷物も整理できたし、また散策するかなー」

京太郎「まぁその前に、千里山の情報も見ておかないといけないけど」

京太郎「さて――まずは先鋒、園城寺怜さん。三年か」

京太郎「隣のブロックだったからよく知らないけど、照さんと麻雀して倒れて病院送りになったとか……」

京太郎「うーん、確かに……守ってあげたくなるような、か弱い女の子って感じだ」

京太郎「玄先輩、照さん、そして園城寺さん……あとは、和たちの先輩の花田さんだっけか」

京太郎「その中でやってたってことは、この人も相当強いんだろうな……」

京太郎「で、次鋒が二条泉、一年か……一年!?」

京太郎「まあ、咲たちや穏乃たち、それに淡のことも考えればおかしくはないのか……こいつも相当強いんだろうな、なんか妙な能力あったり」

京太郎「菫先輩と宥先輩、それに新道寺の人も三年だったか。その中でがんば――あ、マイナスだ」

京太郎「まぁ仕方ないか、あのメンツなら……名門千里山の一年レギュラーってだけで、十分な実力なのはわかるし」

京太郎「けど、なんでこいつ腋全開なんだよ……冬もこれだったらちょっと引くな」

京太郎「露出が多いだけなら、長野でも日常だけど……さて、気を取り直して中堅は、と」

京太郎「江口セーラ! これは知ってる、大阪二位指名の人だ」

京太郎「うおー、しかもすげー美人、っつかかわいいし……洋榎先輩とはライバルなのかな、プロでも当たることはありそうだし」

京太郎「大阪ダービーとなれば、どっちも出るんだろうな……これは見逃せない、できれば生で見たいもんだ」

京太郎「さてさて、お次の副将さんは……千里山の部長さんなのか。船久保浩子――あれ?」

京太郎「あー、従妹ってこの人か、なるほど……どことなく雰囲気が似てる。やっぱ美人の家系なんだな」

京太郎「おもちは……残念、洋榎先輩タイプか」

京太郎「趣味、データ収集って……あ、ひょっとしてこの人か、この前データがどうこう言ってたのは」

京太郎「俺のデータなんてどうするんだと思ったけど、趣味なら仕方ない」

京太郎「んで、大将……この人は、すごい……」

京太郎「菫先輩か、それ以上……霞先輩ほどではないけど、小蒔先輩とどっちが……いや、身長とのバランスではやはり……」ブツブツ


~二時間後

京太郎「――――はっっ!」

京太郎「ふぅ、理論構築はここまでにしておくか。あとは会って、実際に確かめてみることにしよう」

京太郎「で、なぜか監督まで載ってるし……元プロ、愛宕雅枝監督」

京太郎「お母さんもやりつつ、名門校を全国常連に育てる名監督か……部長とか、そういうタイプになりそうだけど、どうだろ」

京太郎「……秋以降のメンバーは、この中だと二人……だけど、目ぼしい結果はまだ出ていない」

京太郎「北大阪には、あの人……インハイで咲とも打った、荒川憩さんがいるからな」

京太郎「漫先輩、絹恵先輩が手も足も出ないって言ってたんだ……その人を抑えて、千里山は春の大会に出場でき――あ、違ったか」

京太郎「秋の地方優勝で、三箇牧は出場確定だから、千里山にも可能性はあるのか……」

京太郎「とはいえ、全国に出れば三箇牧とも当たるわけだし、そこでの勝利を支えるのが俺の役目か」

京太郎「――やれる限りのことを、精いっぱいやらないと」

京太郎「まあ、咲たちや穏乃たち、それに淡のことも考えればおかしくはないのか……こいつも相当強いんだろうな、なんか妙な能力あったり」



京太郎「まあ、咲たちや穏乃たち、それに淡のことも考えればおかしくはないのか……春も一年レギュラーだし」

京太郎「ってことは、こいつも相当強いんだろうな、なんか妙な能力あったり」


春、すまぬ


京太郎「そうと決まれば、まずは買いだし先の確保だな。街に出てみよう……」


京太郎「ミナミとはまた雰囲気が違うな。でも活気があるのは変わりない……さて」

京太郎「どこから回ってみるか」

>移動選択
1 閑静な住宅街
2 病院
3 食べ物屋
4 雀荘
5 普通のスーパー

安価↓2


ゾロ目出るとか……おめでとう


京太郎「病院か、でけぇな……」

京太郎「俺もお世話になるかもだし、あと……先輩の、あの人が身体弱いみたいだからな」

京太郎「学校からも近いし、ここに連れてくることが多いだろうから、念のために場所を覚えておこう」

京太郎「……しかし、どこの科にお世話になるかはわからないんだよな、どうするか……全部覚えとくか」

??「んー? あらー、そこの方、ちょっとよろしいですかーぁ?」

京太郎「階層毎に違うから、まぁ覚えやすいほうか……どれどれ、なるほどなるほど……」

??「ちょちょちょ、無視せんとってやぁ……君のことですよーぅ」

京太郎「へっ? えっと、俺ですか?」

??「そう、あんたさんですぅ……あ、やっぱりせやんな?」

京太郎「なにがやっぱりかわかりませんけど――」

京太郎「………………えっと、間違ってたら申し訳ないですけど、よろしいですか?」

??「はぁーい、なんでもどうぞー」

京太郎「……三箇牧高校の二年生、荒川憩さんじゃありませんか?」

憩「…………はららー、これは驚いたなぁ。まさか天下の派遣執事くんに、うちの名前知られてるとは、思わへんかったわぁ」

憩「はぁい、仰る通りですよーぅ。三箇牧の荒川憩です、どうぞよろしゅう」ニコッ

京太郎(かわいい)

京太郎(って、見た目に騙されてはいけないっ……この人は穏やかに見えて、めちゃくちゃ打ち筋が鋭いんだ)

京太郎(咲や照さんも、かなり手を焼いてたみたいだし……でも、それだけ強いってことだ……)

京太郎(かわいくて、強い……いいね!)グッ

憩「???? あ、あのー、もしもし?」

京太郎「はっっ! す、すみませんっ、申し遅れまして……清澄高校麻雀部、現在は――というか、明日より千里山女子でお世話になります、須賀京太郎と申します」

京太郎「どうぞよろしくお願いします」

憩「はーい、よろしゅーに」ペッコリン

>初対面好感度判定
詳細は>>4
執事補正は32

安価↓1


>コンマ55
32+5+5+10=52(好き)

憩「それで――さっきはなにを、ボーッとしてはったん?」

京太郎「いえ、試合では見たことありましたけど、素の荒川さんとお話しするのは初めてだったので」

京太郎「つい見惚れてまして、申し訳――」

京太郎「――すいません、いまの忘れてください」カァッ

憩「」

憩「や……」

憩「や、その……なんや、そんなんっ……」

憩「す、すんません、こっちこそ……そんなん、言われたん……は、初めてで……」カァァァッ

憩「お恥ずかしゅう……思てます……」


憩(な、なっ……なんやの、この人いきなりっ……)

憩(いまのっ、完全にアレやんっ、あの……く、口説いてた、やんなぁ?)

憩(や、ば……顔、あっつぅ……っちゅーか、この人も赤なって……って、さっきのは、ほんまってことなんっ!?)

憩(ああああっ……なにを考えてるん、うちはぁ……そやないやろ、いま声かけたんは、そういうんと違て……)


京太郎(やべぇぇぇ! 俺のアホッ、そんなあっさりと、素直にいう奴があるか! 誤魔化せよぉぉっ……)

京太郎(最悪すぎる、絶対印象悪いだろ……軽いとか、変なやつとか、思われてるっつーに!)

京太郎(オワタ)


憩「/////////」

京太郎「/////////」


だいぶ昔のレスで、憩ちゃんはエンドなしに入れてたと思います、たしか
あとたしかに、病院は怜率高かった

-------------------------------------------------------

京太郎(……いつまでも黙ってたって、話が進まない……)

京太郎「ここは俺が、男らしく――」

憩「ひぃうっっ!? おお、男らしくっ!?」

京太郎(声にだすなって言ってんだろぉぉぉっ!?)

京太郎「――コホンッ……それで、荒川さん? なにか用事で、俺に声をかけてくださったんですか?」

憩「へっ? あ、や……その、用事いうたら用事のような、そうでもないような……」

京太郎「? ああ、なるほど……わかりました」

憩「――っ!」


憩(ゆ、有名な須賀くんや思て、ちょっと声かけてみたけど……み、ミーハーやて、思われてしもたやろか……)

憩(けどちゃうねんで! あのっ……そういう気持ちやのうて、疲れが溜まってるようなら、ちょっとでも楽に出来たら思て、声かけただけで――)


憩「………………あ、そ、の……」


憩(――って、言えへぇぇぇんっっ! さっきので、もう、えらい……は、恥ずかし、なってしもて……///)


憩「ちゃう、くて……」

京太郎「あれ、そうなんですか? 俺が案内図見て迷ってるから、見かねて声をかけてくださったと、てっきり」

憩「――っっ! そう、それ!」

京太郎「うおっ!?」

憩「ぁ――んっ、こほんっ……そうそう、そうなんですー。まぁうちの病院やないですけど、案内くらいはできますんでーと思て」

憩「そしたら須賀くんやったから、ちょっと驚いてしもて」

京太郎「そうなんですか……ありがとうございます、荒川さん。お優しいんですね」

憩「……あの、荒川て呼びにくいやろ? 憩でええよ?」

京太郎「わかりました。なら、俺も京太郎で構いません」

憩「はぁーい。ならよろしゅう、京太郎くん」ニコォッ

京太郎「よろしくお願いします、憩さん」

京太郎「で――案内、なんですけど……って、その前にいいですか?」

憩「はぁい?」

京太郎「憩さんの……働いてる? 病院じゃないとして、それならどうして――」

京太郎「ナースの服を?」

憩「ああ、これは趣味ですよーぅ」

京太郎(よいご趣味で!)


手元に阿知賀編ない環境なんで、憩ちゃんの話し方がわからぬ


京太郎「まぁ、お似合いですけれど……それだと、ほかの患者さんに声をかけられたりしませんか?」

憩「ここの看護師制服は、みなさんパンツなんでー」

京太郎「……まぁ、憩さんみたいなミニスカの看護師がいたら、病院が繁盛してよくないですよね」

憩「」

憩「////」

憩「はっっ……も、もうっ、うまいこと言うて……///」

憩「えーっと、それに……うちのおる病院やないですけど、聞かれたらだいたいのことはお答えしてますから、問題あらへんのですぅ」

京太郎「ボランティアの案内、ってことですか?」

憩「ん、そんなとこやろか。それにほら……キャップ取ってしもたら、すぐにはわからへんやろ?」

京太郎「たしかに、それだと遠目には、ナースってわかりにくい……か、な?」

憩「あははー、まぁそんな気にせんと……それより、どこの科にご用なんですか?」

京太郎「大丈夫です、俺は健康体なんで」

憩「あら、そうなんや……前は風邪引いて大変やったし、注意はしとってねー」

京太郎「はい、ありがとうございます……って、それ4ヶ月くらい前のことですよ。よくご存知ですね」

憩「あっ」

京太郎「……それくらい前から、日誌のほうをチェックしてくださってたんですか?」

憩「やっ……ちゃ、ちゃうねん! それは……偶然、いうか……偶々、色々、あって……」

京太郎「――憩さんみたいな、強くて可愛い人にチェックしていただいてたなんて、光栄です!」

憩「………………はうっ……」


憩「か……軽々しく、そういうことは……い、言うたらあかんよ……?」

京太郎「えっ……あ、はい……すいません?」

憩「……ん、まあええよ……それよりも、健康ならなんで病院に?」

京太郎「それは――」

京太郎(……詳しく話すのも、よくないかな?)

京太郎「まぁ、部員の方の体調が悪くなれば、お連れする病院はここかと思ったので、どこに何科があるのか調べておこうと思っただけですよ」

憩「ああ――なるほどね、園城寺さんのためなんやぁ……ふふっ、優しいねぇ、京太郎くん」

京太郎「からかわないでくださいよっ……でも、園城寺さんのことだって、すぐわかっちゃいましたか?」

憩(…………通院してるんはここやから、よう見たけど……それは、うちから言うこととちゃうなぁ)

憩「千里山いうたらね、そうやろかて思て……ああ、安心してよ。誰かになんや言うたりもせぇへんから」

京太郎「はい、ありがとうございます……さて、それじゃ俺はそろそろ」

憩「えっ! ちょっと待ちぃや、もう覚えたん?」

京太郎「? ええ、まあ」

憩「ほんま……頭の使い方も、えらい上手なんやね」

京太郎「一度にいくつかのことを、それも素早くできないと、師匠には怒られますからね……これくらいはなんとか」

憩「…………高すぎる理想は、自分の器を知ったときに苦しむこともあるんよ」

憩「京太郎くんはそういうことならへんと思うけど……ちょっとだけ、心配なるわぁ」

京太郎「――大丈夫です。これでも俺、自分の限界は知ってますから……」

憩(そうならへん、いうのは逆の意味なんやけど……理想にも追いつける、ってな)

京太郎「目指すくらいは、凡人にも許される権利ですから。フル活用していきますよ」

憩「……ふふっ、ほんま……器を知って、苦しまんようになぁ?」

京太郎「はい。それじゃ、失礼します」

憩「んー、それも待ってほしいなぁ」

京太郎「お? なんでしょう、まだなにかありました?」

憩「んふふ、まぁそやね……えっと、このあとの予定は、なんかあるん?」

京太郎「えーっと、この辺りを一通り見て回って、お店の場所とか調べとく予定ですけど」

憩「あらぁ、そらちょうどよかったですよーぅ。あんなぁ、せっかくお会いできたんやし、よかったら案内でもさせてって、言おかと思てたんやわ」

憩「どうやろ、案内してかまへんかなぁ?」

>返事選択
1 ――それでは、お言葉に甘えまして
2 時間かかりますよ? 遅くなるかもしれませんし
3 ありがとうございます、このお礼は必ず

安価↓2


京太郎「――それでは、お言葉に甘えまして」

京太郎「よろしくお願いします、憩さん」

憩「はぁーい、よろしゅう任されましたー。ほな、行きましょうか」

・憩好感度+2

憩「――あ、そうそう。なぁ、京太郎くん?」

京太郎「はい、なんでしょうか」

憩「うちのこと、怖い女やなぁて、思てるやろ?」

京太郎「――――――いえ」

憩「気遣いはいらへんよー。やっぱりあれやろか、イメージとしては、個人戦決勝卓のんが強いんかなぁ?」

京太郎「…………咲と照さんの強さは、心底わかってますので……それと張り合えるだけで、尊敬するくらい強いと思います」

憩「あはは……そうなんやぁ。でも、そんなうちでも怖がるんが、宮永照さんやねんよ?」

京太郎「うーん、照さんは怖くないっていうか……和みますよね、あの人」

憩「ぷふっ……ふふっ、あはははっ! そやろっ? 京太郎くんは、うちの怖がる相手でさえ、そんな風に見てしまえる人やねん」

憩「せやから――うちのことなんて怖がらんと、普通の女の子や思て、接したってなぁ?」

京太郎「……そうですね、すいませんでした……今後は改めますよ、憩さん」

憩「ならよしですよーぅ。さぁて、ほな参りましょうかぁ。まずは雀荘でも行ったりましょーぅ」

京太郎「打ちます?」

憩「いいえぇ、今回は案内だけで。また三箇牧から千里山に声かけさせていただきますよって、そのときによろしゅうお願いします」

京太郎「はい、わかりました」


 案内描写はカット 雀荘 →住宅街(覗くだけ) →食べ物屋 →スーパーと回って、買い物までしましたとさ
 お礼はしないので、ご馳走イベントは発生せず!


京太郎「――っつーことで、ここが俺の家です」

憩「綺麗なアパートやね。ワンルーム?」

京太郎「一部屋とリビングダイニングって感じです」

憩「学生一人にしては広めやね」

京太郎「ですねー。引っ越しに継ぐ引っ越しで、まとめるのが大変だから荷物もあまり持ってませんし」

憩「二人でも住めそうやねぇ」

京太郎「一ヶ月後には別々になりますけど」

憩「あははっ、それもそうやぁ」

京太郎「さて、それじゃ荷物置きましたら――次は憩さんのお家、案内していただきますよ?」

憩「ふぇ?」

京太郎「ほら、もう真っ暗ですから。お送りさせてください――お姫様?」

憩「――――っっ!!」ズッキューン

憩「そ……ゆ、こと……やったら、うん……お、おねっ……お願い、しますっ……///」

京太郎「はい、心得ました。では、すぐに戻ります」


憩「……不意打ちはあかんて、ずっこいやん……もうっ」

・荒川憩の連絡先を入手しました
・荒川憩の誕生日を知りました
・荒川憩の住所を知りました


~0日終了

 ということで、終了。おつかれしたー
 明日は更新無理です、夜行バスの中でしょう
 明後日は頑張れそうなら頑張ります

体調不良につき本日はお休みです


本日は19:00-21:00で
初日終わればいいなぁ
と思ったけど、初対面判定あるからどうだろう


~2月第一週月曜

京太郎「初登校――だが、弁当の支度も朝飯も、そして差し入れの用意も抜かりはない」

京太郎「昨日、色々と案内してくださった憩さんに、感謝しないとな」

京太郎「……しかし、よく考えたら今日から久々の女子校かぁ」

京太郎「執事服での登校、なんとなく違和感が――」

京太郎「あれ? そうでもないな……うん、やっぱりそうだよな」

京太郎「俺は執事として務めると認識していれば、なにもおかしくはない」

モブ子「いや、その理屈はおかしい」

京太郎「おっす、はえーな。あれ、モブ田は――」

モブ子「やつは置いてきた。修行はしたが、この戦いにはついて来られない……」

京太郎「――そうか……惜しいやつを……」

京太郎「あれ、その間ってどこで待機してんだ? 前の学校か?」

モブ子「企業秘密ー」

京太郎「き、気になる……」

モブ子「まーまー気にすんなよ。それよりどーよ、私のセーラー服、久々だぜ~」ヒラヒラ

京太郎「似合う」

モブ子「ふぇっ!?」

京太郎「悔しいが素材はいいからな、仕方ない」

モブ子「ばば、ばっかおめー……なにいってんの、もー」

京太郎「まあ安心しろ、妹の服が似合ってるって感覚だからな」

モブ子「キョータロー、シスベシ! ジヒハナイ!」

京太郎「ワザマエ!」


~朝のHR

雅枝「ほーい、っちゅーわけでやー。今日からうちの唯一の男子生徒として、エロボケ小僧の京太郎が通いよるからなー。なかようしいや」

京太郎「碌な紹介しない監督だな……」

雅枝「なんや言うたか、マネージャー」

京太郎「なんでもございません……えぇっと……みなさんはじめまして、長野県から参りました、須賀京太郎と申します」

京太郎「この前までは姫松高校におりましたので、大阪の勝手はある程度わかっているつもりですが――」

京太郎「久々の女子校ということで、また慣れない点も多いかと思います」

京太郎「可能な限り、注意を払って行動しますが、気に入らない点や用事などありましたら、遠慮なくお申し付けくださいませ」

京太郎「それでは、一ヶ月の間ではありますが、よろしくお願いいたします――お嬢さま方」ペッコリン


>一般女子生徒、初対面好感度判定
32+コンマ一桁+二桁+ボーナス

安価↓1


間違えた、補正+コンマ二桁×10だった

32+80=112(ときめき)


女子生徒一同『』ズッキューーーーーン

京太郎「………………」

京太郎(反応がない……やばい、引かれたか……? そりゃそうか、執事服だもんなぁ……)ショボン

千里女子A(やばい)

千里女子B(ちょっとトイレ行ってくる)

千里女子C(執事最高や!)

千里女子D(Vやねん金髪!)

千里女子E(う、うちぃ……うちだけの、執事やぁ……ふぇへへへへ……)


雅枝「………………目ぇがいっとる」

京太郎「はい?」

雅枝「いぃや、気にせんでええわ……まぁ、うまいこと逃げとり。なんやあったら、モブ子か――いや、あいつがおったわな」

雅枝「泉ぃっ!」

泉「へっ? あっ、は、はい! なんでしょう監督!」

雅枝「部活中以外、監督はやめて……まぁええ。クラスで京太郎の面倒は、あんたに任せたで」

泉「」

雅枝「ほなホームルーム終わりやー。授業の準備して待機ー」ガララッ

泉「――あっ、ちょっ、ま、待ってくださいて、監督――あぁぁぁ……」

京太郎「……行っちゃったな」

泉「丸投げとかひどいですやん……」

京太郎「なんか悪い、俺のせいで」

泉「いや、須賀くんには色々世話なったから、ええんやけど――」

京太郎「えっ? 俺、なんかしたか……っていうか、どっかで会ったことあったか?」

泉「日誌のサイトで、試験勉強手伝うてもろたことがありまして……」

泉「あ、すんません。挨拶遅れて……二条泉です、麻雀部ではレギュラーの席もろてます」

京太郎「そっか、すごいよな、一年でレギュラーなんて……あ、俺は須賀京太郎」

京太郎「改めてって感じだけど……ま、一ヶ月間よろしく。面倒はかけないようにするから」


>泉初対面好感度判定

安価↓1


32+4=36(好き) 最悪どころか好きのもよう


泉(……やっぱあれやなぁ、ごっつイケメンさんや……)

泉(けど、接してみたらわりと気さくで、普通な感じかな……まぁ、そのほうがありがたいけども……)

京太郎「あれ? おーい、二条さーん?」

泉「えっ? あ、ああっ、はい! 大丈夫やで、よろしゅう……それと、私のことは泉でええから」

京太郎「そっか。なら、俺のことも京太郎で頼む。京ちゃんでもいいけど」

泉「なんでそんなフレンドリーな距離ですのん! まぁ、それやったら京太郎くんにしとくんで」

京太郎「うぅむ、関西の人はフレンドリーだと思ったんだが……姫松はそんな感じだったぞ?」

泉「あっちは男子もおるからやろ? 言うとくけど私ら、純粋培養のお嬢さまやで、これでも」

京太郎「――失礼いたしました。では泉お嬢さま、今後ともよろしくお願いいたします……」ヒザマズキー

泉「ふぇ」

>忘れてた一人目用ボーナス
コンマ左右数字の、デカいほう採用でプラス
ゾロ目ならコンマ無視で+10

安価↓1


36+9=45


泉「」プシュゥゥゥゥ

京太郎「あれ? お、おーい、泉! しっかりしろ、おーい!」

泉「や、ひゃ……へ、へい、平気、れしゅ……」カァァッ

京太郎「っておい! めちゃくちゃ顔あけーぞ、大丈夫か!」スッ

泉「わっ、ちょっ――」

京太郎「……ちょっと高いな。とりあえず保健室行くか。悪い、担ぐぞ」ヒョイ

泉「お姫様!? ちょっ、ほ、ほんまにっ、なんでも、なっ、ないて――」

京太郎「お嬢さま、暴れては体調に響きます――この執事に、どうぞお任せを」ニコッ

泉「」

泉「は…………い…………」クテー

京太郎「よしよし。それじゃ、すぐ連れてくからな。おっと、モブ子ー」

モブ子「へいどうしたよ、スケコマシ」

京太郎「悪評を広めようとするな。泉、保健室に連れてくから、そう言っといてくれ」

モブ子「おう、二時間だな。どうぞごゆっくりー」

京太郎「いや、そこまでかからんだろ……まぁいい、任せたぞ」

いま思えば

好き=31~にして
執事補正の上限を決めておけば
初対面で好きにはならなかったかも

そんな気がしたりしなかったり
まぁいまさら言っても仕方ないね
京ちゃん努力したし、ちょっとは報われよう


~初日、昼くらい

京太郎「お、戻ってきたか、泉」

泉「ようやっと落ち着いたわ……」

京太郎「大丈夫か?」ガタッ

泉「ちょっ……待ちぃっ!」ズザザッ

京太郎「おおお……露骨に距離取ってくんなぁ」

泉「は、半径、1メートル以内に入ったらあかん、ええな!」

京太郎「それでも十分近い気はするが……まぁわかった」

京太郎「あ、そうそう。それからこれ」

泉「ん? ノート?」

京太郎「午前中の授業の分、ノート取っといたぞ」

泉「…………おおきに、です」

京太郎「それと昼飯用に、梅粥と雑炊用意したけど、どっちがいい?」

泉「えっ」

モブ子「食べなかったほうは、私がもらうからどっちでもいいよー」

泉「いやいやいや、それ以前にどうやって用意したん!」

京太郎「え? さっき調理室借りただけなんだが……」

泉「その大量の米はどうしたんや!」

京太郎「持ってきたけど?」

泉「」


モブ子「この世には、普通のモノサシでは計れない、狂人がいるという……」

泉「そのようやで、ほんま……」

京太郎「食えるようなら食って、放課後には元気になっててくれよ?」

京太郎「部室に案内してもらわないとだからさ」

泉「はぁ……わかりました、ほな雑炊のほうを――お?」

モブ子「ズゾゾゾゾゾッ」

泉「……梅粥、胃に優しいなぁ」

京太郎「なんかすまん」

泉「モブ子ちゃんの前に、ご飯置いといた時点で、諦めるべきやったわ」

京太郎「初登校の学校で、すでに知れ渡ってるお前の食い意地ときたら……」ポン

モブ子「ズゾッ、ズゾゾッ、ズゾゾゾゾッ」

京太郎「落ち着いて食え! おっと、そういえば泉は、弁当とか持ってなかったか?」

泉「え? あ、ああ、平気やで。朝練前に食べてしもて、昼はだいたい学食やから――」

泉「――や、なくて……普段学食やから、弁当はないなぁ」

京太郎「いや、隠さなくていいだろ。目いっぱい頭使うのに、腹減ってちゃだめだろうし……」

京太郎「それで足りなさそうなら、部活の前になんか用意しとくからな」

泉「そ、そんな大食いとちゃうから!」

京太郎「俺用、差し入れ用、そのついでだ。余ったら食べてくれると助かる」

泉「――はいはい、わーっかりました!」

京太郎「おう、助かるぜ。サンキュー」

泉(…………なんやの、この人は……色々癪やわぁ……)

泉「……まぁ、悪い気ぃはせんけど」


~初日放課後、部室

京太郎「……………………」

怜「ほーん、これがあれか……」

竜華「こら、あれとか失礼やろ」

セーラ「あのたこ焼きの……」

浩子「先輩はちょお黙っとってください」

泉「とりあえず、京太郎くんから挨拶させましょうか。それから、先輩方にもご挨拶いただいて――」

浩子「部長差し置いて、よう仕切ってくれるなぁ」

泉「うぇっ! あ、す、すいません」

雅枝「あんたらがグダっとるからや。まあええ、京太郎、挨拶しとき」

京太郎「はぁ……(やりづらい……)」

京太郎「えー……清澄、永水女子、宮守女子、阿知賀女子、白糸台、姫松と渡り、今月よりこちらでお世話になります」

京太郎「マネージャーの須賀京太郎です。マネージャーですが、麻雀も打たせていただけると、ありがたいです」

浩子「そらもう、たっぷりぬっぽりねっとりと吸わせてもらいますんで……ごちそーさんです」ベロォ

セーラ「またゲッスい顔しとるで」

京太郎「あとは、見習いの執事としても修行中です。なにかありましたら、どうぞご遠慮なく」

京太郎「――ってとこで、大丈夫ですかね?」

雅枝「まあええやろ……そういうこっちゃ。用があるもんは、好きに頼んだらええ」

雅枝「あと、一年はヒマがあったら京太郎について、仕事の手際覚えとき。おらんようなっても困らんように、あと来年の後輩にも教えられるようにな」

京太郎「人に教えられる偉い立場じゃありませんけど、役立てられそうなことがありましたら、なんなりとお聞きください」

京太郎「それでは、短い間ですが、どうぞよろしくお願いします」ペッコリン


>初対面好感度判定
32+コンマ一桁+二桁+ボーナス

怜↓1
セーラ↓2
浩子↓3
竜華↓4


怜↓1 64
セーラ↓2 93
浩子↓3 72
竜華↓4 59

聖なる数字は、たしかボーナス10、だったか……


怜 32+6+4=42
セーラ 32+9+3=44
浩子 32+7+2+10=51
竜華 32+5+9=46


怜(礼儀正しそうや……それに、顔も知らん私のこと、あんなに心配してくれとったわけやし……優しい子やろなぁ)

セーラ(なんでもええからはよ! はよたこ焼きやいてくれ!)

浩子(…………絹ちゃんがえらいはしゃいで話すから、どないなもんや思たけど……これはまぁ、たしかに……その、それなりに……あれですね)///

竜華(……そういえば、膝枕好きなんかな……あ、あかんで! 私の膝は、怜のもんやっ……)

泉「……あのー、先輩方の紹介は、自分がやっていいですか?」

浩子「――はっっ! そ、そうやったな、うん……ほな、私からいきましょか」

浩子「えー、部長の船久保浩子です、趣味はデータ集め。そのうち京太郎くんのも取らせてもらいますんで、その際はよろしゅう」

雅枝「初対面から名前か、えらい気に入ったもんやな、浩子」

浩子「え? あっ――ちゃいますて、これは絹ちゃんやらヒロちゃんやらが、話すときに言うんがうつってしもただけで」

京太郎「まあ俺はどっちでも。それじゃ、よろしくお願いします、船久保先輩。俺なんかのデータでよろしければ、いくらでもどうぞ」

浩子「あら助かるわ。ほな、一ヶ月でたっぷりと」ジュルリ

京太郎(楽しそうだな……ほんと)

雅枝「京太郎、そっちだけ名前で呼ばれるんは不公平やろ。この子も浩子でええで」

京太郎「あ、了解です」

浩子「本人の承諾もなしに……まあ構いませんけど、そのくらいでしたら」

セーラ「っちゅーかいつまでかけてんねん! 次いくでー!」

セーラ「江口セーラ、去年の――エースは怜に持ってかれたけど、気持ちは千里山のエースのつもりや」

京太郎「尭深先輩や憧相手に、ぶっちぎりで稼いでましたもんね。それに、来年からはプロ入りですし」

セーラ「おっ、よう見とるやん! まあそんなわけで、そっちでも活躍するために、毎日練習せなあかんわけや。差し入れ頼んだで!」

怜「食い意地張っとるなぁ」

竜華「はしたないわ」

セーラ「はぁっ!? あんなうまそうなモン見て、こうならんほうがおかしいやろ!」

泉「私は、そこまでは……」

浩子「私も特に」

怜「おいしそうやとは思うけど、なんも必死にならんでも……」

竜華「プロなったら、ちょっとは自重してや」

セーラ「」

京太郎「俺はいいと思いますよ。いっぱい食べてくれる女性は、なんといっても健康的で好きですから」

セーラ「きょ――」

セーラ「京太郎おおおおおおおおおおおおおおっっ! ええやっちゃ、お前はええやっちゃなぁ!」ブワァッ

京太郎「泣くほどっ!?」

怜「いやー、泣いとるセーラはたまらんなぁ」

竜華「このギャップがええねんなぁ」

浩子「これにスカート着せたら……集客アップ、さらに倍してドンやでぇ……」キランッ

泉「え、えげつない先輩らや……」

京太郎「いや、お前も協力してたろ」

泉「そんなつもりなかったんやて!」


京太郎「はいはい……江口先輩、大丈夫ですか? ハンカチどうぞ」

セーラ「おお、すまんなぁ……ぐすっ……はぁ……あ、俺のことはセーラでええで。なんやったら、どっかの一年みたいにタメ口でもええけど」

京太郎「憧ほどなれなれしくはできないですよ、さすがに」

セーラ「ようわかったなー、いまので新子のことやて」

京太郎「阿知賀でよく聞きましたからね。あと、Aブロックの放送のビデオ見せてもらって、なんか仲良さそうでしたし」

セーラ「あいつと打つん、おもしろかったからなー。また打ちたいわ、せっかくやし京太郎おる間にな」

京太郎「そうですね。そういう機会もあるかもしれないですし」

怜「こらこら、勝手に自己紹介終わったみたいな流れ、作らんといてくれるか」

京太郎「あ、すいません――えっと、園城寺先輩」

怜「せや……あ、怜でええよ」

京太郎「そうですか?」

怜「こほんっ……えー、園城寺怜です。受験のときは、わざわざお参りに行ってもろて、ありがとう」

京太郎「――ああ、いえ。大事がなくてよかったです。試験のほうはいかがでしたか?」

怜「うん、よかったで。あとは今週末の二次試験で終わりや……はー、疲れたわ」

竜華「こらこら、まだ始まってもおらんやろ。なに終わった風にしてしもて」

京太郎「清水谷竜華先輩ですねっ、お会いできてうれしいです!」

竜華「」ビクッ

怜「なんや急に、えらい元気になって――はっっ!」

京太郎(やばっ、露骨すぎた……)

怜「……スガキョー、さては……」

京太郎「なんすか、その名前は」

怜「京太郎よりスガキョーのが呼びやすいか思て……そんなことより、竜華見てそんなええ顔しとるいうんは……まさか――」

京太郎「………………」タラー

怜「あんた――竜華の膝枕、狙てるんやろ」

京太郎「………………は?」

怜「さすがミナミの膝枕ソムリエやな、キタ一番の膝枕に目ぇつけたんは、褒めといたる……せやけど!」

京太郎「はぁ」

怜「竜華の太ももは私のもんやで! 触りたかったら、それだけ竜華の信頼掴むこっちゃな~」ゴロンッ

竜華「いや、私の脚やし、私のもんやろ……って、そんなんどうでもええわ」

怜「大事なことやのに……」


竜華「えーと……私が前の部長、清水谷竜華やで。怜が言うとるんは、気にせんでええけども……千里山女子麻雀部のこと、よろしくな」

京太郎「はい、できる限りのことは、させていただくつもりです」

竜華「うん。ほんまは、私も一緒に麻雀できたらええねんけど、日程の都合上、来週末くらいしか機会はないみたいで……」

竜華「まぁそれでもよかったら、色々と教えさせてもらうわな」ニコッ

京太郎「美人ですね(よろしくお願いします)」

京太郎「」

浩子「まーたベタなことやっとるで、この男は……」

竜華「――大丈夫やろか、この子……」

京太郎「が、頑張りますから!」

泉「……はいはい、これで全員挨拶終わりですかね。ほな、部活に入りましょうか」

雅枝「なに怒っとるんや、泉」

泉「なーんも怒ってません。ほな、レギュラー一人ずつ卓ついて、一軍入って対局。二軍は別室で。三軍は入れ替わりながら牌譜と対局。始ましょ!」パンパンッ

浩子「相変わらず仕切ってくれんなぁ……まぁ楽でええか」

怜「部長やろ、だらけなや」

竜華「あんたが言いな! ほら、起き! 勉強始めんで!」

怜「あと五分~」ゴロゴロ

セーラ「京太郎! たこ焼き頼むで!」

浩子「データも取りたいんで、対局もよろしゅう頼むわ」


京太郎「――ふぅ。なんか流れるように練習始まったな、さて――」


>通常行動選択 ※数字とアルファベットを組み合わせて、行動を選択してください

1雀力スキル行動 スキル購入は指導or雀荘修行でプロがいる場合のみ
 A対局 雀力1~4・好感度0~2(トップなら全員2、二位・三位は下位が1、上昇。最下位はなし)
 B指導 雀力2~4・好感度1・技能経験値5~20 (浩子、雅枝)
 C雀荘 トップで5+コンマ一桁、二位で2+コンマ一桁、三位で2、四位で1、雀力上昇。
(プロが登場し、勝利すれば好感度+1。やや手加減以上に勝てば+3。やや手加減以上なら四回判定のみ)

2執事スキル行動
 A差し入れ 執事1~3・好感度1~3
 B掃除 執事2~4・雑用1
 C勉強 執事1~3・好感度1(二人選択可能、テスト期間中は片方2・片方1)

3雑用スキル行動
 A買い出し 雑用2~4、好感度+1
 B牌譜整理 雑用2・雀力2・技能経験値+5・部長(浩子)&顧問(雅枝)好感度+1


※繰り返します、数字とアルファベットを組み合わせて、行動を選択してください

 安価↓2 ※人物指定は、後に別安価


安定の掃除

ってことで、続きは明日
おつでした


●現在のステータス
 雀力:22→465 レベル5 大成功(トップ)ボーナス+4
 技能経験値:151

 所持スキル
【ディメンジョンシュート】師:戒能良子
 補正後コンマにゾロ目があれば、和了可能に

【カッパーシュート】師:戒能良子
 出上がり時の打点コンマを1.5倍にする(小数点以下四捨五入)。二桁偶数キリ番でも和了

【鼓動のリズム】師:瑞原はやり
 コンマ40台なら打点二段階下降で和了、50台なら打点変わらず和了可能

【一意専心】師:野依理沙
 自分に対するデバフを半減、自身コンマ補正+25、他家のゾロ目ツモに最低打点でカウンター(任意)
 ※任意カウンター、親かぶりで逆転可能なタイミングなど、選択でカウンターを見逃せる


 執事:237→647 レベル7 大成功ボーナス+6
 雑用:231→404 レベル5 大成功ボーナス+4

【たこ焼きマイスター】5/5
 大阪二校での差し入れ時、好感度上昇対象に2人選択可能な【黄金たこ焼き】を差し入れできる
 その際、片方には判定結果に加えて、好感度+1のボーナスがつく
 ただし、週に二回まで。また、一度使用後は、二日空けなければ再使用はできない


●女の子好感度
嫌い < 普通 < 友人 < 好き < 大好き < ときめき<<<<<<<超ときめき状態
(~0、0~5、6~25、26~60、61~99、100~、1000~)

【清澄】
・宮永咲   ??→110(ときめき)
・片岡優希  15→22(友人)
・原村和   10→103(ときめき)
・染谷まこ  15→22(友人)
・竹井久   18→37(好き)

【白糸台】※男子好感度:親友、女子好感度:63
・宮永照   20→95(大好き) マッサージ経験済 マ:1
・弘世菫   23→61(大好き) マッサージ経験済 マ:1
・渋谷尭深  23→36(好き) マッサージ経験済 マ:1
・亦野誠子  25→52(好き) マッサージ経験済
・大星淡   26→89(大好き) マッサージ経験済
・多治比真佑子51→(好き)※エンドなし?

【阿知賀(雑用大成功1)】
・松実玄   35→85(大好き) マッサージ経験済
・松実宥   27→93(大好き) マッサージ経験済
・新子憧   37→84(大好き)
・鷺森灼   32→60(好き) マッサージ経験済
・高鴨穏乃  25→41(好き) マッサージ経験済
・志崎綾   31→32(好き)

・岡橋初瀬  37→39(好き)※エンドなし?
・巽由華   28→(好き)※エンドなし?
・小走やえ  30→34(好き)※エンドなし?
・佐々岡よし子28→(好き)※エンドなし
・桐田凛   21→(友人)※エンドなし
・辰己春菜  29→(好き)※エンドなし
・ギバード桜子28→(好き)※エンドなし
・新子望   24→(友人)※エンドなし?

【宮守】
・小瀬川白望 28→121(ときめき)
・エイスリン 31→64(大好き)
・鹿倉胡桃  20→42(好き) マッサージ経験済
・臼沢塞   25→52(好き)
・姉帯豊音  27→62(大好き)

【永水(雑用大成功1)】
・神代小蒔  17→38(好き)
・狩宿巴   22→51(好き)
・滝見春   13→136(ときめき)
・薄墨初美  36→64(大好き)
・石戸霞   28→74(大好き)
・石戸明星  34(好き)※エンドなし?
・十曽湧   13(友人)※エンドなし?
・藤原利仙  25→33(好き)※エンドなし?

【姫松】※男子好感度:親友、女子好感度:77
・上重漫   39→88(大好き)
・真瀬由子  37→66(大好き)
・愛宕洋榎  32→67(大好き)
・愛宕絹恵  41→100(ときめき)
・末原恭子  44→71(大好き)
・赤阪郁乃  39→78(大好き)

【千里山】※女子好感度:112
・園城寺怜  42→(好き)
・二条泉   36→45(好き)
・江口セーラ 44→(好き)
・船久保浩子 51→(好き)
・清水谷竜華 46→(好き)
・荒川憩   52→54(好き)※エンドなし?

【プロ】
・戒能良子  22→66(大好き) マッサージ経験済
・小鍛治健夜 69→114(ときめき) デート1回
・瑞原はやり 30→70(大好き)
・野依理沙  30→39(好き)
・藤田靖子  23→25(友人)
・三尋木咏  36→56(好き)
・赤土晴絵  28→35(好き)

【アナ】
・村吉みさき 40→47(好き)

毎度忘れる週間重視行動
1 雀力
2 執事
3 雑用
4 経験値 ←New!

安価↓2


月曜分で
雑用404→405
となりますな

では今度こそ続きは明日で

●京太郎スキル条件(すべて判明済み)
条件1:雀力500以上
条件2:熊倉トシの指導を受けている【達成】
条件3:小鍛治健夜の好感度が大好き以上【達成】
条件4:個人戦全国優勝を果たしている
条件5:宮永照と対局経験あり【達成】

今月中は22:00開始と言ったな、あれは嘘だ
いや、嘘じゃないんですが、最近ちょっと早いので、そろそろ再開で
19:30~21:30ってことで


 ――野生のスッガは綺麗好きだ。


京太郎「――さて、とりあえず掃除から入ろうかな」

セーラ「えー」

浩子「えー」

京太郎「いえ、その、お約束というか、最初はこれじゃないと落ち着かなくて……」

泉「そんな汚いですかね」

怜「いやぁ、普通やろ?」

竜華「そやなかったら、監督がえらいのん怒ってるやろし」

雅枝「好きにしたらええけど、練習の邪魔しなや」

京太郎「了解です!」



京太郎「さて、それじゃ掃除始めるか――ん?」

「あ、あのー」
「私ら、一年の三軍やねんけど……」
「よかったら、掃除手伝ってもええかなぁ」

京太郎「んー……いや、練習の邪魔しても悪いし、続けてていいぞ?」

「邪魔やないって!」
「そうそう、監督にも、須賀くんの仕事はよう見ときって言われてるし」
「うちらより手際ええんやろから、ぜひ見させてもらいたいわぁ」

京太郎「けど、牌譜とか取れないんじゃ……」

「大丈夫やで!」
「じゃんけんで、勝った方がこっちに来てるから!」

京太郎「そ、そうか、周到だな……」



浩子「…………普通、負けたほうがそっちやないか?」トンッ

泉「無視です、無視。練習しましょ」ムスー

怜「見てみ、泉がおこやで」

竜華「おこかぁ、大変やなぁ」

泉「怒ってませんて!」

セーラ「短気は損気やで、あ――」

泉「え?」トン

モブ子「ローン! チャンタドラドラ!」

泉「」

浩子「集中せんからや、アホ」トン

千里山新レギュ1「こっちもロンです。ホンイツイッツー、なんやらかんやらです~」

浩子「」

怜「まだまだやなぁ」

竜華「あんたの勉強もやで」

セーラ「ローン、倍満なー」

雅枝「セーラは調子ええなぁ」


京太郎「ま、いいか……えっと、それじゃ使ってる部屋は練習用が二部屋と、物置だっけ?」

「あとは部室として、ロッカールームもあるけど――」

京太郎「なら四部屋か……」

「けどそこ、更衣室にもなるから」
「ででで、でもやで! 須賀くんが、見たいんなら、その……は、入っても……」

京太郎「よし、そっちはみんなに任せる。掃除の手際だけ、やりながら説明していくぞ」

「はい!」
「はい!」
「……あれ、先輩?」
「ええやろ、二年のうちらが混ざったかて」
「そもそもうちは、マネージャー志望やったんやし……」

京太郎「大丈夫ですよ。それじゃ、一軍の邪魔にならないよう、物置から回りましょうか」


>執事判定
自動成功、ゾロ目大成功

安価↓1


>成功

京太郎「――と、こんな感じかな」

「」
「」
「」
「」

京太郎「……あれ?」

「見えた?」
「いや、なんやわからんうちに……」
「先生! もう一回お願いします!」

京太郎「あ、ああ……それじゃ、ちょっとゆっくりやってくから。次の対局室のときは、一人ずつ隣につくってことで――」

「やったぁ」
「役得、役得やでぇ」
「て、手取り足取り……腰も、取ってもええから」
「やれやれ、一年はやかましなぁ」
「二年のうちらは、じっとしとっても大人の魅力で――」

京太郎「あの、ちゃんと聞いて……いや、見ててください、頼みますから……」



京太郎「すいませーん、対局室の掃除します。邪魔はしないようにしますのでー」

京太郎「お邪魔しましたー」

「えっ」
「来たとこやん!」
「って、ほんま綺麗になっとる!」



京太郎「失礼します、対局室の掃除させていただきますので」

泉「うるさせんとってや、邪魔なるから」

京太郎「ああ、気をつけるよ」

泉「気ぃつけるやなくて、邪魔せんように――」

京太郎「……こんなとこか」

泉「!?」

セーラ「浩子ー、データ取らんのか?」

浩子「こんなデータ、対局の役に立ちませんし」

怜「おー、あっちゅーまやなぁ」

竜華「よそ見してんと! 集中せな!」


京太郎「……なんというか、おおらかな先輩たちだな、千里山の方々は」

・執事+3
・雑用+1


京太郎「それじゃ、掃除はさっきみたいな感じでお願いします。慣れないことがあれば、こっちでフォローしますので」

京太郎「大丈夫、俺でもあれくらいはできるようになったんですから」

京太郎「千里山女子のお嬢さま方なら、もっと簡単に、上手になりますよ」ニッコリ


「き、鬼畜執事……」
「この人のレベルに、追いつける気がしーひん」
「で、でもやらな、やらな怒られる……」


京太郎「いや、別に怒らないけど……ま、あと一ヶ月もあれば、なんとかなるかな」

京太郎「んー、それじゃそろそろ、掃除以外のことも始めないと」


>通常行動選択 ※数字とアルファベットを組み合わせて、行動を選択してください

1雀力スキル行動 スキル購入は指導or雀荘修行でプロがいる場合のみ
 A対局 雀力1~4・好感度0~2(トップなら全員2、二位・三位は下位が1、上昇。最下位はなし)
 B指導 雀力2~4・好感度1・技能経験値5~20 (浩子、雅枝、プロ)

2執事スキル行動
 A差し入れ 執事1~3・好感度1~3

 C勉強 執事1~3・好感度1(二人選択可能、テスト期間中は片方2・片方1、入試前の竜華・怜も)

3雑用スキル行動
 A買い出し 雑用2~4、好感度+1(任意で一人)
 B牌譜整理 雑用2・雀力2・技能経験値+5・部長(浩子)&顧問(雅枝)好感度+1


※繰り返します、数字とアルファベットを組み合わせて、行動を選択してください

 安価↓2 ※人物指定は、後に別安価


>差し入れ

京太郎「……さて、差し入れでも作ろうかな……んー、けど……」

>差し入れの提供品
1 黄金たこ焼き
2 普通の

安価↓2


京太郎「――よし、せっかくだしアレを……俺の黄金たこ焼きを、作らせていただくか」


セーラ「」ダラー

怜「それは女としてどうなん」

竜華「どんだけ楽しみにしてたんや」

浩子「ドン引きですね」

泉「やべーす」

セーラ「しゃ、しゃーないやろ! あほぉっ!」/////

京太郎「……あの、大丈夫です」

京太郎「できうる限り、おいしいものをお持ちしますので。楽しみになさっててください」

京太郎「それと、ハンカチです、どうぞ」ニコッ

セーラ「……お、おう、すまん……」フキフキ

京太郎「いえいえ。お嬢さまにお美しくいてもらうためなら、この程度」

セーラ「おっ……だ、誰がお嬢さまや!」

京太郎「セーラお嬢さまですが」

セーラ「」ボッ

セーラ「そ、そういうん、似合わんやろっ……やめーや」

京太郎「――真面目に言うと、先輩可愛いんで、似合わなくはないかと」

セーラ「」プシュゥゥゥゥゥッ



浩子「……ツモ。メンタンピンドラドラー。これで飛びやろ、ほな交代や」イライライラ

泉「ツモ、三暗刻チンイツドラ一。はい、入れ替わってください」

怜「ヒートアップしてきたで」

竜華「そろそろ集中せんと、私もヒートアップさせてもらうで」

怜「竜華がイケズやぁ~」ゴロゴロ


京太郎「さて、それじゃ調理室行ってきますのでー」

雅枝「はいはい、行ってきー。なんや、あんたおらんほうが部活スムーズに進みそうや」

京太郎「監督がひどいこと言う……」

雅枝「事実や」



~調理室

京太郎「くっそぉぉぉっっっ! 監督を見返してやる! これが俺のっ……全力、全ッ開!」

>執事判定
自動成功、ゾロ目大成功

安価↓1


>通常成功

京太郎「――お待たせいたしました、本日はせっかくの機会ですので、オリジナルレシピのたこ焼きをご用意しました」

京太郎「ダシの味が活きてますので、そのままでももちろん、お召し上がりいただけますし――」

京太郎「こちらにソース、マヨネーズ、ポン酢、その他調味料もご用意しております」

京太郎「煎茶とほうじ茶、玄米茶、麦茶の準備がございますので、遠慮なくお申し付けくださいませ」ペッコリン


怜「おー、これが噂の執事スガキョーか」

竜華「玄ちゃんにメールで聞いとったなぁ、すごいんですよっ言うてたわ」

京太郎「恐縮でございます」

浩子「それでや、これがヒロちゃん絶賛のたこ焼きかいな……うん、たしかにおいしそうやな」

泉「言うても、たこ焼きはたこ焼きですやん?」

京太郎「ま、食ってみろって」

泉「………………」

京太郎「?」

泉「なんで、その……私には普通なん」

京太郎「だって同い年だし。これまでの経験上、同い年に執事らしくすると、すげー笑われたんだよなぁ」

京太郎「まぁ一部の先輩にも、えらく怒られたんだけど」

泉「……私は、別に笑わへんけど」

京太郎「なら――ありがとうございます、泉お嬢さま。どうぞ、冷めないうちにお召し上がりください」

泉「はぅっ……お、おおきに、です……」


セーラ「ふぁふっ、はふっ、ほふぅぅぅっっ! んまっ、めっちゃうまあぁぁあっっ!」

京太郎「ありがとうございます」

セーラ「ほんまっ、卒業する前にこれ食えてよかったわぁ……お代わりっ!」

京太郎「どうぞ、こちら焼き立てですので」

セーラ「サンキュッ!」ハグハグッ

浩子「はぁー、えらいがっつきようで……んっ、あふっ……けろ、はひかにおいひいわぁ……」ホッホッ

泉「すごぉ……生地のトロトロに、ダシの旨味が詰まっとって、口に広がるぅ……」モフモフ

怜「んぁー」

竜華「ふー、ふー……はい、あーん……って、なんでやの!」パクッ

怜「えええええ……」

京太郎「ふーふー……どうぞ、怜先輩。まだ少し熱いですから、気をつけてくださいね」

怜「ナイスやスガキョー! はふんっ……あふっ、ほふっ……ほぉっ、こらひゅまいっっ!」

竜華「と、怜が、私以外から……あーんて、あーんてっ……」

雅枝「自分で拒否っといてなにショック受けてるんや……しっかし、ほんまなかなかのなかなかやなぁ、これは」

京太郎「ふふふ、どうですか、監督」

雅枝「こんなん食うとったら、練習滞ってまうなぁ」

京太郎「」

雅枝「あほ、冗談に決まっとるやろ。うまいで、おおきにな」

京太郎「あ――ありがとうございますっっ!」

雅枝「こっちはええから、追加でも焼いてきたり。あと、二軍と三軍にも差し入れたるん、忘れなや」

京太郎「了解っす!」


京太郎「――よし、生地はこれで終わりだな。追加の差し入れ、持っていくかー」

京太郎「あとは茶葉を変えた急須も持って、と……」



京太郎「お疲れさまです、追加の分、お持ちしましたー」

京太郎「さて、どこから声がかかるか……」

>相手選択、夏レギュラーより一人記入

安価↓2-3


>竜華、怜

竜華「京太郎くん、こっち追加でお願いや」

京太郎「はい、かしこまりました」

怜「私も~。あ~、あ~ん」

京太郎「はい、かしこまりました。ふー、ふー」

竜華「……京太郎くん、あんまり甘やかさんように」

怜「えぇー」

京太郎「えぇー」

竜華「なんやの二人そろて!」

京太郎「いや、なんというか……この、怜先輩のだらけっぷりが、どうも放っておけなくて……」

怜「せやろ。こう見えても病弱薄幸美少女の、怜ちゃんやからな……男子の庇護欲は集め放題やねん」フフフン

竜華「なんや意味合いがちゃうように思えるんやけど……」

京太郎「けど実際、怜先輩は可愛いですしね」

竜華「まぁ、そらそうやねんけど……」

怜「ようわかっとるで」パクパク

京太郎「まだ食べられますか? その、お身体のこともありますし、あまり多くは……」

怜「ほな、あと一個だけ~。あ~ん」

京太郎「わかりました、それじゃ――」

竜華「むぅぅぅ……京太郎くん!」

京太郎「はいぃっ!?」

竜華「あかん、これ以上甘やかしたら、怜が本格的にだめになるわ」

怜「なんや、ひどい言われようやな……」

京太郎「大丈夫ですよ。俺の知ってる先輩も、散々甘やかしましたけど、最終的にはしっかりしてきましたし」

竜華「怜もそうとは限らへん! 怜、最後の一個が欲しかったら、自分で食べ!」

京太郎「――そもそも、膝枕に寝かせておいて、それはどうかと……」

竜華「……はっっ! い、いつの間にっ……」

怜「遅いで」

京太郎「んー……それじゃ、こういうのはどうでしょう」

>行動選択
1 竜華先輩もどうぞ、あーん
2 今日だけってことで、最後の一個をあーん
3 竜華先輩から、怜先輩にあーんされては

安価↓2


あれ、怜って一人称うちでいいのかな
本編ところどころ私なのに、病弱やからはうちなんだよなぁ……
うちのが書きやすいから、ここからうちにします

-------------------------------------------------------------


京太郎「竜華先輩もどうぞ、ふー、ふー……はい、あーんしてください」

竜華「」

怜「おぉー、そら面白いで」

竜華「いっ……いやいやいやいや、あかんて! なな、なに考えてんの、京太郎くん!」

京太郎「えっ。でも、そうしないと俺、誰にあーんしてあげればいいのか……」

竜華「せんかったらええやろ!」

京太郎「そうでした」

怜「まあ冷ましてもうたんはしゃーない……うちがもろとこか。あー」

京太郎「わかりました、では――」

竜華「あ、あかんて!」

怜「誰かが食べなあかんねん……うちが、犠牲になるっ……」

竜華「あかんっっ、やめて怜ぃ!」

京太郎(これは毒かなんかなのか)

怜「ええねん、竜華のためや……」ホロッ

竜華「う、うぅぅぅ……わかった! それやったら私が……はっ、はむっっ」

怜「食いついたで!」

京太郎「よかったです」

竜華「くっっ……もぐ、もぐ……うくっ、おいしいわっ……」

京太郎「それじゃ、もう一つどうぞ……あーん」

竜華「…………あ、あーん……////」

怜「くくく、照れとる……」

竜華「ふぇっ、ふぇれへへんふぁっ、あほぉっ!」ハフハフ

京太郎「どうぞ、お茶です」

竜華「ずずー……ふぁ、おいしかった……」

怜「…………あれ、うちのは?」

京太郎「あ、なくなっちゃいましたね」

怜「」

竜華「せやから、自分で食べて言うたやろ」


怜「りゅ……」

京太郎「りゅ?」

怜「りゅーかにたこやきとられたぁぁ~~~~~」ブワーン

竜華「人聞き悪いこと言いなや!」ペシッ

京太郎「まぁ、一人前くらいなら、追加で作れますけど」

怜(計画通り)ニヤリ

京太郎「けど、腹八分目が健康の源です。ここでやめておきましょう」

怜「」

竜華「あっはは、残念やったなぁ、怜ぃ~」

怜「こ、これで勝ったと思いなや……」

竜華「もう勝負ついとるで~」

京太郎(仲良いなぁ……とりあえず、たこ焼きは満足いただけたみたいで、よかった)

・執事+2
・竜華好感度+4
・怜好感度+1


京太郎「――とかなんとかやってるうちに、部活が終わってしまった」

雅枝「集中せーや」

京太郎「うっす」

浩子「データ、まだ取ってないんやけど」

京太郎「またの機会に」

セーラ「たこ焼きまた焼いてや~」

怜「んー、毎日はええかなぁ」

竜華「そやなぁ。私はどっちか言うたら、京太郎くんの甘いもんにも興味あるし」

京太郎「了解です」

泉「ほな、今日はここまででー。お疲れさんでしたー。当番は掃除と、牌磨きよろしくお願いします」

京太郎「あれ? 卓のメンテは?」

泉「月二で業者に頼むけども」

京太郎「毎日したほうがいいぞ? ちょうどいいし、今日のところは俺が、やってから帰ることにすっから」

雅枝「便利やな」

泉「言うてる場合ですか! いや、そんなん悪いやん。初日で疲れてるやろし、またにしたらええんと――」

京太郎「言ってる間にパパパッとやって終わらせるから。んじゃ、お疲れさん」

浩子「隙あらば仕事見つけるなぁ……なるほどなるほど、生態データとしては、そこそこ面白いですね」

セーラ「船Qが新しい境地に目覚めよった!」

怜「……せっかくやし、見ていこかなぁ」

竜華「そんなん言うて、帰ってからの勉強さぼりたいだけやろ!」

怜「ちゃ、ちゃうて……あれやん。受験終わっても、部に貢献できるようにやな――」

雅枝「ほんで、結局どうするんや」

泉「……いや、もう好きにしたらええんとちゃいますか。もう、疲れました……」


京太郎「――うん、問題ないな。埃だけ取って、あとは油さしてっと……っし、終わり!」

京太郎「さて、そろそろ帰るかな」


>下校遭遇判定
1怜、3泉、5セーラ、7浩子、9竜華、0雅枝

 安価↓1 コンマ一桁

結論:大阪は下校に会えない


~月曜、夜

京太郎「――はぁ、なんか色々あったなぁ……」

京太郎「けどいいな、初日はいい。充実してて、全然疲れねぇ、むしろ回復してる!」

京太郎「さて、そういうわけで余裕あるんだけど……」

京太郎「怜先輩、竜華先輩の勉強のお手伝いセットは作ったし、あとはどうしようか」


>夜行動選択
1 電話する (対象は一人、選択肢次第で好感度0~6上昇。追加でメール二人に、固定で1、倍成長なし)
2 メールする(二人選択で好感度1~3成長。その後複数に1成長、ただし週末倍成長に含まれない)
3 トレーニング(執事+2)
4 自由記入
5 デートに誘う(休日使用、買い物予定なら注意)

安価↓2 ※人物は別途安価します


京太郎「とりあえず、外走ってくるか――たしか、近所にジムがあったんだよな。一ヶ月とかでも使えるか、聞いてみよう」



京太郎「…………寒い、けど走ってると暑いんだよなぁ」

京太郎「そういえば、ジムっていくらくらいかかるんだろ、そっちも使えるんなら、効率上がるんだけど――」

京太郎「ふぅ、しかし誰にも会わないな。ミナミだと、プロの人が結構歩いてたんだが……ま、みなさんもう帰っちゃってるんだろうな」

>遭遇判定
01~54 成功
55~00 失敗
ゾロ目は無視、聖なる数字は成功

安価↓1


>失敗

京太郎「…………あ、閉まってる。げ、曜日によって時間が違うのか、めんどくせぇ……ま、いいか」

京太郎「とりあえず、あとはいつも通りの筋トレしとくとして――そのうち、開いてるときに来られたら、世話になろう」

京太郎「さて、とりあえず流して帰るとするかなー」


京太郎「…………うーん、そういえばストレッチはしてるけど、俺の筋肉っておかしくなってないのかね」

京太郎「ジムが開いてたら、専門的な人に見てもらえるといいんだけどな」


・執事+2


~月曜終了

ゾロ目ミスですまない。いいおまけが浮かんだら、ミス扱い+おまけ、みたいにはしたい
本日はここまで、明日は日誌、明後日は火曜進行ってことで
おつかれでした


【2月第一週月曜】

 先日は突然の謝罪、なんのことかと思われたでしょう。
 今後はなるべく、次月の派遣先が最終日前に知らされるよう、交渉しておきます。

 ということで、本日より千里山女子に通うことになった。
 久々の女子校、失礼ないように、そして清澄麻雀部の名を汚さないように、務め上げないと。

 クラスメートには麻雀部の一年もいてくれて、非常に助かる。
 よそでもそうだけど、夏のレギュラーに一年生がいるというのは、本当にありがたい。
 これからも仲良くなれたら、なおいいのだが。
 そのうち、一年合宿なんてできればいいんだけどな。まぁ監督者なしじゃ、無理か。

 さて、本日は姫松高校で世話になった折、作り上げたものを試していただいた。
 好評のようだが、毎日では飽きさせてしまうだろう。なるべく日を空けて、提供しないと。

 それと、今回の高校では掃除の方法を訪ねられたりもした。
 一通り、いつもしているように見せたけれど、上手くは伝えられなかったらしい。
 師匠は教えるのも上手でいらした、本当に尊敬できる方だ。

 でもたしかに、後輩ができたときに掃除や道具の手入れ方法なんかを指導できれば、今後のためになる。
 教える方法なんかは、うまく考えておいたほうがいいだろう。

…………

『こ、ここ、これからも仲良くて、どういう意味やのん!』
『普通の意味やろ、なに動揺してるんや』
『たこ焼きうまかったでー。また作ってくれなー』
『うち病弱やから、なんかあったらよろしく頼むな……』
『その振り方やめーて。京太郎くんかて困るやろ』

 ――どうぞ、よろしくお願いします。

『うちもたまに街におるからね、よかったら声かけてくださーい』

『……えっ、誰や?』
『北大阪やろし、あの子でしょうね』
『絶対負けへんから』
『私かて負けへんで』
『どっちの意味なのか、ちゃんと書いといたほうがいいのよー』

 憩さんと、姫松の人たちか……なんか最近、誰がどう書いたか、わかるようになってきたな。
 まとまって書いてくれたら、の話だけど。

『今度こそ、練習試合が組めますように』
『できればこっちに泊まりに来てくれますように』
『いっそのこと、一年合宿でも……や、やっぱいまのなし!』
『ちくわ大明神』
『いいじゃん一年合宿ー! やろうよ!』
『場所や日程や予算、問題は山積みですが……』
『交通費が大変だじぇ』
『でも、できたら京ちゃんに会えるんだよね!』
『なら、やろう……』
『ダメ。一年生だけなんてまだ早い、お姉ちゃんは許しません』
『ぶ、部長に相談なくそういうのは、よくないと思います!』
『いいじゃない。一年だけで動く経験も、させておいたほうがいいと思うけど』
『後輩がいない先輩からすれば、それすら羨ましい』
『ちゃんと練習するならいいけどさぁ』
『京太郎くんが一緒なんでしょう? ちょっと心配ねぇ……』

 ええええ……俺、不真面目と思われてるのかな、すげーショック……

『はぁー、人気者とねー、ほんなこつ』
『私も、会えなかっただと……くそー、なんでよー!』
『仕方ありませんよ。来年以降は、私たちがお世話しておきますので』
『私も会いたかったデス……ラーメン、作って欲しかッタ……』
『プロに行く前に、変な甘えがつかなくてよかったろう』
『二年でよかったです……』
『私も、一年で助かりました』
『在校中の先輩に会わんち……須賀京太郎、許さんばい……』
『す、須賀くんに罪はありませんよ!』

 そうか、行ってない学校……臨海女子、有珠山、新道寺女子の三年生には会えないんだな……
 これは方言からして新道寺か。もし楽しみにしてくださってたなら、申し訳ない。
 行く機会があれば、謝っておこう。

――――――――


~清澄

「――それで、実際そういう合宿って、どのくらいかかりますか!?」
「さっそく私に頼るのね……んーそうね。場所によるけど」
「長野でやるとして、です!」
「呼ぶ気なんだ、へー」
「どういう意味だじぇ?」
「普通は、呼ぶとなったらそこに価値がいるわよね? だから呼ぶ権利があるのは、京太郎がいる学校」
「ああ、なるほどのう。そういうことか」
「――つまり、京太郎くんがいるからこそ呼べるわけですが、京太郎くんと過ごす時間が減ってしまう、ということですか」
「ま、そういうことねー。減りはしないだろうけど、ホスト役はお客様のおもてなし最優先だし?」
「一年同士で親交を深める、っちゅうんならええと思うが……」
「あ、でもそれも楽しそうですね! 高鴨さんや大星さんと、また打てるんだもん」
「どっちみち、今月は私らに呼ぶ手立てはないじぇ」
「そういうこと。ま、3月も無理でしょうねー」
「どうしてですか?」
「卒業式にこっちに戻ってきて、一回会えるんだから、別の学校になりそうじゃない?」
「……ま、連盟次第じゃと思うがの」
「っていうか、3月は戻ってくるって信じきってますね、久さん」
「これで裏切られたら、ダメージ大きいじぇ」
「だーいじょうぶよ。京太郎は私のことが大好きでしょうから♪」
「……宮守女子は全員三年生でしたし、そちらに行く可能性のほうが高くないでしょうか」
「」
「の、和ちゃん!」
「ひどいダメージだじぇ……こいつはもう、手遅れだじぇ……」
「久ぁーっ! 傷は浅いけえ、しっかりしんしゃい!」
「いえ、ですから、万が一の可能性も考慮しておかないと……」
「だ、だだ、大丈夫だからっ……人間は、一番弱いところに、くるんだからっ……」


~龍門渕

「まあ、ハギヨシは確かに教えんのうめーわなぁ」
「それが須賀くんを育てたようなもんだしね」
「……面映ゆくはありますが、彼に指導をしてよかったものかと、たまに思い悩むものですよ、私も」
「本人がそう言って感謝している。受け取っておけ、ハギヨシ」
「はい、それはもちろん。感謝してくれるというなら、これからも彼に、教えるべきことは教えるつもりです」
「なら問題ナッシングでは?」
「教える時期の問題です。彼は高校一年生、私が奪ったのは、夏休みの大部分ですから」
「…………高一の夏は、大きい……」
「なんだそりゃ。んなもん、来年だってあるじゃねーか」
「そうだよ、再来年は受験だとしてもさぁ」
「二年というのは、案外保守に走るものですよ。一年だからこそ、無理をできることもあります。まして、男子ならね」
「…………なら、やっぱりよかったと思う、けど……」
「あら、ともきーが珍しいこと」
「ともきー、ワケを聞かせてくれ!」
「無理をして、ハギヨシさんに弟子入りできたのは、普通の高校生にはできない経験……その結果がどうあれ、後悔してないなら……いい夏休みだったはず」
「……ふふ、そうですか。なるほど、そういうことなら……もっと色々なことを、仕込んであげるべきでしたね、そこを反省しましょうか」
「えっ」
「あれ以上、なにを仕込めたの……そんな時間なかったよね」
「執事ならば、執事なりの時間の使い方があります……彼はまだまだ、甘いですからね」ニッコリ
「こわい(確信)」
「時々、ハギヨシがわからなくなりますわ……」
「案ずるな、透華。ハギヨシはハギヨシ、龍門渕の執事長であろう。なぁ?」
「ええ、もちろんです。私はあくまで――執事ですから」ニッコリ


~白糸台

「一年合宿反対」
「おとなげないやつだな……」
「いーじゃんさー! こっちに呼んだげるからー」
「賛成」
「熱い手の平返し……」
「いや、いいんだけどさ……淡、ちゃんと練習する?」
「するよー! だってサキーとシズノとアコとハルーだよー?」
「原村さんと……」
「片岡さんもいるね。彼女はいい打ち手、将来が楽しみ」
「清澄のはわかってるよー」
「千里山の……二条もいるだろう、たしか」
「誰それ」
「うわ、ひっど!」
「弘世先輩が、散々射抜いて泣かせた相手……」
「スミレきちくだー」
「菫は加減を知らないから……」
「準決勝だぞ、当然だろ! だいたい、そうしてなければ危うく準決勝敗退だ……」
「……すみませんでした」
「いや、亦野に言ってるわけでは――」
「うわああああぁぁぁんっ! スミレがいじめるーっ、私だって反省してるのにー!」
「菫、後輩を苛めちゃだめ、おとなげない」
「お、お前らぁぁ……」ブルブル
「まあまあ、弘世先輩……お茶どうぞ、落ち着きますよ」
「ああ、すまない……って、そもそもお前が――」
「あ、先輩。そろそろ勉強に戻る時間みたいですよ」
「む、そうか……まったく、休憩になるんだかならないんだか……」ブツブツ

「――京太郎くんが連絡でもくれれば、少しは……いや、甘えるな、弘世菫っ……」


~永水

「一年合宿を許さない人、挙手を」
「はい」
「はーい」
「はい!」
「――では、過半数を超えたので不許可で」
「……異議あり」
「一応、聞きましょう」
「一年同士で交流を深めて、来年以降の部の運営に役立たせる機会を奪わないでほしい……」
「具体的にどうぞ」
「たとえば練習試合や、合同練習のスケージュル合わせを協議したり」
「!?」
「練習方法を相談して効率アップを図ったり、今後入ってくる後輩への指導方法を話し合ったり」
「な、なるほどー」
「そもそも、全国へのコネを持つこともできるし、あとは休憩でのレクリエーションも幅が広がるはず」
「い、意外にも真面目に考えてた……」
「てっきり、京太郎さんにお会いすることばかり考えているかと……ごめんなさい、春」
「……………………そ、それも、ある……京太郎と、いっぱい……いっぱい、お話したい……」////
「はい、この話はおしまいね。そろそろ解散しましょうか」
「っ!? ど、どうして……」
「はるるは素直すぎますねー。こういう交渉には、もっと悪知恵が必要ですよー」
「…………各校人数が違う。こちらからは、姫様かOGを一人入れるよう、交渉する……」
「!?」
「!?」
「!?」
「!?」
「――予定だったけど、無理なら仕方ない……諦める」
「待って、春ちゃん」
「はるるー、黒糖揚げ饅頭ですよー」
「春、今後の部を支えるのは私たちです、協力し合いましょう」
「必要なのは、実務をこなす裏方だと思うの。私なんて得意だよ?」
「……ん、なら……話し合お?」ニコッ


~宮守

「……試験、いつだっけ」
「んー? 来週末よー」
「連休の途中だね。大丈夫、センターの手応えはあったし、問題ないよ」
「ワタシモ! ゴウカク、マッタナシ!」
「Vやねん宮守、だよー」
「なんの優勝よ……」
「優勝したかったなぁ、欲を言えば……」
「それだと京太郎くん、こっちに来てないよ」
「だから、優勝したら京太郎引き抜きでよかった……」
「京太郎くんのこと知らないのに、それは無理でしょうに」
「ままならないなぁ……」
「それにうちだったら、私たちが卒業した後、一人ぼっちにしちゃってたよー……かわいそうだよー」
「ダイジョブ! ワタシ、リュウネンスル!」
「大丈夫じゃない!」
「なら京太郎を飛び級させればいいんじゃ……」
「ソレダ!」
「それでもな――くは、ないわねぇ……」
「なーんだ、心配いらなかったねー」ニコー
「腑に落ちるんだけど腑に落ちない……もうっ、京太郎くんが悪い!」
「ハゲドウ!」
「京太郎が悪いね」
「そうねー。ほんと、罪な子だわ、あれは」
「大阪でも大人気だもんねー、ちょーすごいよー」
「無理してなきゃいいわね、ほんとに」


~阿知賀

「一年合宿は、別の機会にまとめればいいと思……」
「そうだよ! それよりもいまは、近場っていう利点を活かして、平日の合同練習の申し込みだよ!」
「まあいいんだけど……その場合、宥姉どうすんの?」
「京太郎に勉強見てもらうっていうことで、なんとか――ね、ねぇ、宥さん?」
「う、うん、そうしてもらえたら……あったか~いなぁ、えへへ……」
「でも、ほかの学校になんか言われないかな。近場に派遣先がない学校は不利だとか、色々とさ」
「大阪二校とうち、東京二校、九州二校はともかく、北海道はね……岩手の宮守、来年は廃部みたいだし」
「そもそも清澄だって、孤立してるよね」
「清澄は龍門渕があるから……」
「でも、呼ばれないってことは、呼べないってことで……その分、一極集中できそうかなぁって……」
「なるほど、メリットとデメリットは半々なわけだ……」
「確かに、せっかく引き当てた学校にしてみれば、なんで急に――っていうのはあると思うよ」
「でしょ? それがちょっとね、気の毒っていうか……」
「そんなことばっかりー。憧はさぁ、京太郎と練習したくないの? 会いたくないの?」
「なっっ……会いたいに決まってるでしょ!」
「会いたいんだ……」
「ふぅ~む、なるほどなるほど」
「なるほどぉ~」
「あったか~い」ポワー
「ふきゅっっ////// い、いいい、いまのなしっ、でも……な、ないけどぉ……」

「お、完全否定しないんだ。成長したわねー、憧」
「私の指導の賜物かな」
「どう考えても京太郎少年のおかげでしょ」
「わ、私も貢献してるしっ」
「何パー?」
「10……いや、8……か、5……くらいは、なんとか……」
「……ま、30%くらいはあんでしょ」
「望ぃぃぃぃっっっ!」ブワァッ
「あー、はいはい。あつっくるしいから離れなさいよー」


~姫松

「楽しそうにやってるみたいですよ、京太郎くん」
「浩子ちゃんからメール?」
「はい。初日でえらい馴染んでる言うて」
「馴染んでるて……向こうは女子校やったやろ、たしか」
「ほんまスケベなやっちゃからなぁ、京太郎は……」
「まあ永水や宮守、阿知賀なんかも行ってますし」
「よう問題が起きんかったもんやで」
「別の問題はあちこちで発生してるのよー」
「これのことかいな、一年合宿」
「まあ現実になるかはともかく、二年と三年が反対してるみたいですね」
「みみっちいことで揉めとんなー」
「あっ、ほな私らは、二年合宿企画したらどうやろ」
「えーと、私と絹ちゃん、千里山の浩子ちゃん、阿知賀の灼ちゃんと玄ちゃん」
「入れるなら憩ちゃんもやねー。清澄は染谷さん」
「白糸台の渋谷、亦野、臨海の――は、まだ京太郎くんと面識ないか」
「あとは神代か」
「龍門渕の人らはどやろ、京太郎くんと面識あるんかな」
「そこの執事さんと京太郎くんが懇意らしいけど、詳しいは知らんなぁ……」
「その辺聞いてみて、人数割りだしたら連絡してみよか」
「――見えたで」キランッ
「なんやの洋榎、怜ちゃんみたいに」
「来週の連休、一年と二年で企画被るわ」
「……ま、まさかぁ……なぁ?」
「あ、ああ、あり得へんでしょ、さすがに……」
「どっちかは京太郎くんあり、どっちかはなし……」
「天国と地獄なのよー」
「残念やなー、うちがおったらおるほうに引いたったんやけど」
「五ヶ月目になってようやっと引いた、洋榎のセリフや思えへんわ」
「」
「……まあ、五ヶ月目の主将は私ですけどね……」
「す、漫ちゃんは悪ぅないてっ」


~千里山

「こここ、これ以上、仲良く……仲良く、あれ、仲良くってどうするんやった……?」
「落ち着きて」
「青春やなー」ゴロゴロ
「あんたは枯れてるなぁ」
「なに言うてるんや。JKの脚からエキス吸い取ってんのに、十分青春やろ」ゴロゴロ
「生々しいこと言いな! っちゅーか発想がオッサンやろ!」
「しっかしあいつ、女子校やいうのに全然物怖じしとらんかったなー」
「ここまでにも何校か、女子校通ってますからね、京太郎くんは」
「女に免疫あるわけか……これは難敵やな、怜ちゃんの魅力にあっさり転ばんわけやで」
「いうても、一番気にかけてたんは園城寺先輩ちゃいますか」
「ま、これでもか弱い、病弱な乙女やからな」
「ちゃうで、あれは……執事の習性や」
「そういえば、聞いたことありますね。宮守女子の、あのやる気ない顔……あの人の介護で、四六時中ベッタリやったとか」
「やる気ない顔て、東京五位の小瀬川やろ」
「けどあの人も、儚げな雰囲気の美人さんやん?」
「ふむ、うちと同じタイプやな」
「自分で言いますか……」
「あとは病的なまでにおもち好きやて、そういうデータもあります」
「麻雀の役に立たんデータも、わりと揃てるな」
「そういうんしか集まらんのですよ、人づてやと」
「ああ、修学旅行で聞いたんか」
「情報源が阿知賀のお二人やから、あとは日誌からの判断ですけどね」
「おもち言うたら竜華だけか……」
「――だからか、急に元気になっとったんは……ほんま、男の子やなぁ」
「わ、私はまだ将来性が……」
「二年後楽しみにしといたる」
「絹ちゃんがうらやましい……」
「監督もあれやのになぁ」
「ひとまず、竜華が独占せんように、うちらで共同戦線いうことかな」
「お、俺は別に気にせんわ!」
「私もそんなん、どうでもいいですから!」
「ついさっきまで、色々言うてたんはなんやったん……」
「独占て……京太郎くんはみんなのために、頑張ってくれてるやん。私だけに世話焼いてくれてるわけちゃうやろ?」
「持つ者の余裕ですね、さすがです、清水谷先輩」
「えっ」
「持たざる者の気持ちは、永遠にわからんねやろなぁ……竜華との隔たりを感じるわ」
「えっ、えっ」
「麻雀やったら負けへんからなぁーっ!」
「私が悪いんとちゃうやろ!」


あ、居酒屋忘れてた
けど絡んでないし、今回はいいか

一年生(京太郎と同輩)合宿は凄く魅力的だね。
メタな事を言うと何処かのSSで「一年生集合してみた」
みたいなネタがあったから可能ならば読んで見たい(期待)

ん?今更だけど長野は清澄だけじゃないよね?派遣先の候補にすら上がってないけど

そうだったのか~~~!?
試験関連の時に三年勢がチョロッと顔出してたから可能性あるのかと思った
まぁ、現状でもキャラ多いから十分楽しめてるけど

なお決めるのは連盟理事という名の安価のもよう


決められるって形じゃなく、安価での決定事項を、京太郎の選択って流れにする予定

例-----

京太郎「卒業式は――」

安価(多数決か一発かは未定)

安価先 →清澄

京太郎「卒業式は、清澄に出席しよう」

-------

こんな感じで

あ、そうか
火曜って京ちゃんの誕生日だ、どうしよう

前日の各校がまるで触れてないのは、すでに計画ができてるんだ、きっとそう

やべぇ・・・

卒業式云々もそうだけど、京太郎の誕生日も気になるな
新規派遣場所の人間が何を何処までしてくれるのだろう
(此処は他校の乱入を楽しみにするべきか)

日誌で(咲でさえ)触れていなかったから無事に京太郎が祝われるのかが勝手ながら不安だよ
直ぐだけど、その辺りも期待して待つとしよう


~清澄

久「――ところで、合宿の話はいいけどね。明日が何の日かわかってるの?」

咲「? 当然ですよ?」

和「京太郎くんの誕生日、忘れるわけがありません」

優希「大阪は遠いからな! 準備するのが大変だったじぇ!」

久「えっ」

三人「えっ?」

久「…………まこ」

まこ「ほ、本人の意思を尊重しとるけえ……いや、平日じゃから、そんな……なぁ?」

三人「……………………」



~白糸台

照「ところで菫、明日のこと忘れないで」

菫「……私は受験生だぞ、わかってるのか?」

照「ならいい。誠子か淡、どっちか――」

菫「ま、待て! 行かないとは言ってないだろう!」

照「素直じゃない……」

誠子「呼びましたか?」

淡「私もー?」

菫「呼んでない! いいから戻って――」

淡「あ、そーだ! 明日ってキョータローの誕生日でしょっ? 大阪行っていいっ?」キラキラ

菫「いいわけないだろう! なあ、亦野!」

誠子「えっ? い、いえ、一日くらいなら……それで残り集中してくれるなら、安いものですし」

菫「い・い・わ・け・な・い・よ・な?」

誠子「…………は、はい……」

淡「えーっ」

菫「だいたい学校はどうするつもりだ……」

淡「仮病使う!」

菫「健康優良児のお前じゃ、すぐバレるだろうが……おい照、なにをしている」

照「荷物の隙間を空けてるとこ」

菫「……なんのためにだ」

照「淡なら小さいから、入って来れるでしょ?」

淡「テルー、愛しテルー!」

照「照だけに」

菫「……どうなっても知らんからな」

誠子「あ、私は知りません。なにも聞いてませんから」

尭深「同じく、です……」ズズ


~永水

春「それじゃ、合宿の話は明日、京太郎や二条さんと詰めるということで……」

霞「そうねぇ。朝も早くなるだろうし、そろそろ寝ないと」

巴「荷作りはさすがに終わってますよね?」

初美「当然ですよー。チケットは、巴が持ってるはずですよねー?」

巴「ええ、大丈夫です」

小蒔「ちゃ、ちゃんとご奉仕できるでしょうか……不安です……」

霞「大丈夫よ。小蒔ちゃんみたいな可愛い子がお世話してくれれば、男性はみんな、大喜びだから」

春「私も、負けない……頑張るっ……」ゴッ

初美「勝負じゃないですよー? 京太郎を楽させる、休ませるために全員協力するんですからー」

小蒔「はい……京太郎さんは、いつも無理をしますからね。誕生日くらいは、労って差し上げないと」

霞「うふふ、久しぶりねぇ……いったいどんな顔をしてくれるか、楽しみだわ」

巴「……すごい衣装ですもんね、メイド巫女服……」

春「でも、サイズは全員ぴったり……さすがモブ子、いい仕事をする……」



~宮守

シロ「……みんな、明日のことだけど――」

塞「さすがに勘弁して……メールと電話はするけどさ……」

エイ「テスト、コンシュウ!」

胡桃「追い込みラストってことで、集中したいんだよね……」

豊音「うー、でも会いたいよー。ちょっとだけでもいいからー」

塞「そもそも交通費も、相当キツいからね……悪いけどシロ、私たちの分まで――」

シロ「……契約金で、全員分だせるけど……」

胡桃「だめ! 友達同士で、そういうのはなし!」

エイ「キモチダケ、アリガタク!」

シロ「だよね、ごめん……」

豊音「わ、私ももうワガママ言わないよー。シロ、私たちの分まで……お礼、伝えてきて!」

シロ「ん……」

塞「それと――その、これ……わ、私からプレゼントってことで……」カサッ

シロ「えっ」

胡桃「あ、私もこれ! はい、よろしくね!」

シロ「あの」

エイ「英)私からも、愛情たっぷりだから、絶対届けてね!」

シロ「聞き取り辛い……愛?」

豊音「私のは、じゃーん! お揃いの帽子だよー。執事服の色合いともバッチリだよー」

シロ「……剥きだしかぁ……かぶっていっていい?」

豊音「いいよー。あ、シロも似合うー。ちょーかわいいよー」

シロ「ありがと……」

シロ(……しまった、どうしよう……まあ、夕食とか作ってあげればいいか……)


~阿知賀

憧「にしてもさ……今月、近くてよかったわよね」

穏乃「うん! 和菓子も傷まないし、ちゃんと持って行ってあげられる!」

玄「ふふふ、お姉ちゃんと協力して考えた、松実館おもてなしコース……味わってもらうのです!」

宥「う、うん……ちょっと恥ずかしいけど、ね……その分、あったか~くなれる、から……」

灼「なにをするつもりなのかと……」

憧「そういう灼こそ、なにそのリボンかけた鉄球」

灼「京太郎用の、マイボール……と、マイグローブもセット」

憧「お、おう」

穏乃「引っ越しのたびに持ち歩くのって、荷物になりませんか?」

灼「大丈夫、これはこっちに置いておくから……いつ来ても、これで遊べるようにって、教えておく」

灼「渡すのはこっち……」

玄「目録?」

宥「…………鷺森ボウル、パーフェクト優待パス……?」

灼「私が店番のとき、事前連絡くれればタダでいくらでも遊べる……」

憧「なんかずるい!」

穏乃「で、憧は?」

憧「………………内緒」

玄「えーっ、ずるいよー」

憧「い、い、いいでしょっ! 内緒は内緒!」カァァァッ

宥「気になるなぁ……」


晴絵「――で、憧のプレゼントって?」

望「憧」

晴絵「えっ」

望「だったら面白いんだけどねー。あ、いまのはジョーク。本当はお守りよ、健康祈願のね」

晴絵「実家の商売道具じゃない」

望「それ言ったら穏乃ちゃんもでしょ」

晴絵「穏乃は自分で作ったらしいわよ。お父さんに見てもらって、合格もらったんだってさ」

望「憧のも、そんな感じよ」

晴絵「………………まさか、その……中に……」

望「あんたの脳内は年中ピンクか。手作りだってことよ。色々祭祀に則ったり、前々から毎朝水垢離したり、大変だったんだから」


~姫松

雅枝「まさか学校サボらんわな?」

絹恵「ほ、放課後にします……」

雅枝「ならよし」

洋榎「うち、自由登校なんやけど……」

雅枝「ふむ、そういえばそうか……ちゅーても、京太郎は休ませへんし、授業時間に部外者は入られへん」

洋榎「ぐぬぬ……」


恭子「地下鉄つこたらすぐやな……でも混むのもなんやし、ちょお早めに移動しよか」

由子「そうやねー。漫ちゃんもそうするのー?」

漫「いや、絹ちゃんに悪いんで、待ってから一緒に行きます」

恭子「そうかぁ……あ、プレゼント忘れなや?」

漫「言うても、そんな大層なもんちゃいますけど……」

由子「京太郎くんは、なにもろても喜ぶから大丈夫や思うのよー」

漫「そ、それはそれで……送りがいがないっちゅうか……」

恭子「わがままガールやなぁ、漫ちゃんは」



~千里山

浩子「……あっ、そういうたら明日、京太郎くんの誕生日でした」

セーラ「せやったな……んー、せっかくやし、部活の休憩にでもちょっとお祝いしたったほうがええやろか」

泉「監督が許してくれるかどうか……」

竜華「休憩中にできる範囲やったらええやろ。ケーキくらい、用意したったら?」

怜「ええなぁ、ケーキ……久しぃ食べてへんわ」

竜華「あんたのもんちゃうで」

泉「なら、お昼にでも買いに行きましょか」

浩子「いや、放課後に届くようデリバリー頼んどいたらええ……よし、これでええやろ」

セーラ「もう注文したんか! えらい手際ええな」

浩子「さっき言いながら、もう注文してましたからね。ケーキはまあ、適当なんにしましたけど」

怜「ほーん、適当なんがこれか……あら、一番高いやつやん」

浩子「~~~~っっ!?」

竜華「なるほどなぁ、適当やわ。適切に当たってるわなぁ」ニヤニヤ

セーラ「これは京太郎も喜びよるやろ!」

浩子「ま、まあ……気持ちですからね、こういうんは」

泉「先輩もなんやかんや言うて、気に入ってるんと――」

浩子「――黙っとり、泉」

泉「」アッハイ

~某居酒屋

良子「関東リーグの方々は、もう帰られましたかね」

理沙「寂しい!」

良子「そろそろキャンプの時期ですし、仕方ないでしょう……さて、ところで明日は――」

咏「おー、お疲れーい! あ、お姉さんとりあえずポン酒ねー。温めでよろしくぅ」

良子「!?」

はやり「あー、寒かったぞ☆ 雪降らなくてよかったー」

健夜「二人とも早い! あ、良子ちゃん、理紗ちゃん、お疲れさまー」

理沙「……帰って、ない?」

咏「んにゃー? また来ただけっすよー」

はやり「京太郎くんの誕生日に、来ないわけないでしょ☆」

健夜「自分だけもらって、お返ししないのもね……うん、悪いし」

良子「……小鍛治プロ、そのでかい荷物はなんですか」

健夜「男子高校生が欲しそうなもの、色々買ってみたの」

咏「かーっ! 永世七冠はコレありますねー」指で○

健夜「やらしい言い方しないで!?」

はやり「はやりも負けないぞ☆」ゴソォッ

良子「ノーウェイ」

理沙「……こ、困らせる、だけっ!」

健夜「大丈夫だって、全部は渡さないから」

はやり「このあとホテルで選別して、一つだけ渡す予定だぞ☆」

咏「ま、私はこいつだけどねぃ」

良子「ほう、扇子ですか」

理沙「いい扇子!」

全員『………………』

理沙「ぐ、偶然っ////」

咏「ふふー、私の行きつけの店でね、二品限定ってやつよ。夫婦扇子だってよぉ」

健夜「!?」

はやり「そ、そういうのは、重いんじゃないかな☆」

咏「だから、それは伏せときますし、私は使いませんって……ま、将来どうなるかはわかりませんけど」

良子「攻めますね……」

理沙「……油断、してた……」

良子「帰ったと思ってましたからね……まあ、私の贈り物は、みなさんには真似できないかと思いますが」

はやり「へー、自信ありげだね。気になるかな☆」

良子「まあ内緒ですが」

咏「おいおい、つまんねーこと言うなよ~。吐いちまいな~」

健夜「まあまあ、とりあえず乾杯しよっ。おねーさん、烏龍茶お願いしまーす」


良子(……三人はスタイルがそこまででない、そして瑞原プロはアイドル……勝負できるのは、私だけのはずっ……)

良子(あ、違いますからね? そんな、さすがに最後までなんて……少し、大人の魅力を見せるだけですから、そして……そ、その……)

良子(できる、なら……私から、日頃の疲れを癒せるよう……まま、マッ……サージ、など、を……)/////


まあこんな感じだったとか、そうでもなかったとか、いう感じで

全部はやらないと思う、さすがに
特に良子、松実、あたりはなに考えてんだ、わりとマジでw

お守りの作り方しらんけど、色々真心込めるために祭祀的な行動をしようと
そしてそのために身を清めないとだから、寒い中頑張ったそうです、たぶん

憧「に、にに、二度とししし、しないかららら……」ガチガチ

望「よしよし、頑張ったわねー。まあ私はしたことないけど」

憧「!?」


そういえば清澄三人組は、初遭遇になっちゃうので、また到着できるかどうかで難関判定つくります
あとの連中は、だいたいやってきます。けど好感度上昇はないです
ほぼ会話イベントのみになるかなーって感じで

誕生日全員集合は、新規校だからってことで
もし既派遣校だったら、そこだけでお祝いだったはず、全然考えてなかったけど


春と良子は、良子大好き前なら、永水で会ってるけど……いま会ったら大変、たぶん


~2月第一週火曜、朝

ピンポーン

京太郎「……ん、ぁ……あ?」

ピンポーン

京太郎「…………5時、前……あ、寝ぼけてるのか……」

ピンポーン

京太郎「――違うらしいな……えっ、誰だよ、こんな時間に」

京太郎「んー……けど、火急の用事なら問題だし、出るしかないか……」

ピンポーン

京太郎「あーっ、はいはい! 出ますよっ、出りゃいいんでしょうが!」

>遭遇判定
・永水 01~33
・宮守 34~66
・白糸台 67~00
・清澄 ゾロ目

安価↓1


>永水

京太郎「誰だーっ、朝っぱらから!」

霞「ふふっ、ご機嫌斜めね、ごめんなさい……でも、おはようございます、ご主人様」

京太郎「」

京太郎「………………」


京太郎(……なんだこの……あれ、なんだ? 巫女服のような、けどメイド服にも……)

京太郎(和風テイストなメイド服、っていうか……そんなのを着た美人……もとい、霞先輩……)

京太郎(霞先輩が、朝からうちに……? その服なんですか、似合いすぎっていうかいかがわしいっていうか……胸、すげえ……)ゴクリ


霞「あらあら」

京太郎「――――あ……あ、ああ、なるほど……」

霞「ふふっ、理解が追いついたかしら」

京太郎「なんだ夢か」


霞「……あら?」

京太郎「はぁー。夢か……なら、、もうちょい寝ても――」

京太郎「――いや待て、夢なんだよな……なら、その……」

京太郎「……現実では絶対できないような、そんな……その、あれを……」ゴクリ

霞「??」ニコニコ タユーン

京太郎「…………あの、夢の中の霞先輩――」

霞「夢じゃないんだけれど……ふふ、どうかしたのかしら、ご主人様?」

京太郎「おもち揉ませていただいていいですか?」キリッ

霞「」


パシーンッッ!



京太郎「…………失礼いたしました、どうぞ粗茶ですが。みなさんも、どうぞ」ドゲザッ

霞「こちらこそごめんなさい、早朝から押しかけておいて、あんな……」

京太郎「いえ、どう考えても俺が悪いんで……」

霞「ううん、突然で驚いてしまったから……いま考えれば、すごくもったいな――」

春「…………霞ちゃん……」

霞「――コホンッ……えっと、それで、京太郎くん?」

京太郎「は、はいっ……」ビクビクッ

巴「大丈夫ですよ、怒ったりするわけじゃあありませんから」

京太郎「では、どうしてみなさんこちらに……」

初美「今日がなんの日か、わかってますかー?」

京太郎「…………節分?」

小蒔「それは明日です。お寺では各地で、なにか催しをされるそうですね、楽しそうです」

春「…………本当にわからない? 京ちゃん……」

京太郎「いや、わかってるっていうか――京ちゃん?」

春「…………きょ、京ちゃん////」


京太郎「…………あ、あーっ、ああ、そうだったな!」

春「そ、そうっ……////」

京太郎「……なんか、照れるな……」

春「い、いいからっ、きょうた――京ちゃんも、私のこと……呼んでっ……」

京太郎「――は、はるる……久しぶりだな」

春「~~~~~~~~~っっっっ!!」ジタバタジタバタ


初美「…………なんなんですー、あれは」

巴「おバカですね」

小蒔「うらやましいですっ」

霞「――春ちゃん、ひとまずあとにしてもらえるかしら?」ニコッ

初美「京太郎もですよー」


京太郎「す、すいません……」

春「ん、またあとで……」ニヘー


霞「では、仕切り直して――本日は京太郎くんの誕生日です、もちろん忘れてないわよね?」

京太郎「まあ、さすがに……えっと、つまり――」

巴「そうだよ、お祝いに駆けつけたってこと……つい、待ちきれなくて早めに着いちゃったけどね」

京太郎(……始発より早くないか? 気のせい?)

小蒔「日頃から無理をされる京太郎さんのために、その……わ、私たちが、労いをさせていただこうと……」カァァッ

初美「メイドでご奉仕、というわけですよー♪ どうです、メイド服っ、巫女メイド服ですよー」クルクル

京太郎(……上、肌蹴すぎです……あと、裾も危ういです……)

春「に、似合う、かな……?」

京太郎「――似合います、ちょー最高です、めちゃ可愛いです」

五人『///////////』


京太郎「……えーっと、なんて言っていいか……まずは、ありがとうございます」

霞「いえいえ、そんな……お誕生日おめでとう、京太郎くん」

初美「おめでとですよー」

小蒔「これからも健やかに過ごされますよう、お祈り申し上げます」

巴「おめでとうございます」

春「…………少し見ない間に、もっと素敵になった……かっこいい……」ポー

京太郎「そりゃ気のせいだろ……ま、ありがとな、春。みなさんも、ありがとうございます」


京太郎「けど、ご奉仕ったって……俺、いまから学校なんですけど。まあ正確には、これから鍛錬して、朝の支度ですけど」

霞「変わらないわね、そのスケジュールは」

京太郎「まあ、日課なんで。さすがに風邪のときは休みましたけど」

巴「その節は駆けつけられず、ごめんなさい……」

京太郎「いやいやいや、どんだけ前のことで――ま、ともかくですよ」

京太郎「これから出かけるので、あまりお構いできないんですけど……どうしましょうか」

小蒔「だ、大丈夫です! とりあえずはいつも通り、鍛錬に行ってきてくださいませ」

京太郎「でも、お客さんをほったらかすわけには――」

初美「今日は私たちはメイド、京太郎はご――ご、ごしゅ、じ……ん、様っ……な、なんですから!」

春「初美ちゃん、顔赤い……」

初美「シャラップ! と、とにかく、朝の支度は私たちがやりますからー」

春「ん……本当は一緒に行きたいけど、京太郎のためにおいしいご飯作って、待ってる……」ニコッ


春「どうぞ……行ってらっしゃいませ、ご主人様」ペコッ


京太郎「…………追いだされるように、ジョギングに来てしまった……」

京太郎「朝飯の準備か……そんなのしてもらえるのは、あれか、正月ぶりだな……」

京太郎「――っていうか、執事としてそれはいいのか? いくら誕生日のお祝いだからって……お客さんにもてなされるなんて……」


京太郎「――ということなんですけど、どうしましょうか、師匠」

ハギヨシ『お誕生日おめでとうございます、須賀くん』

京太郎「あ、ありがとうございます」

ハギヨシ『それで、先の質問ですが――私が決めることではありません』

京太郎「うっ……で、ですよね、すみません……」

ハギヨシ『ふふっ、ですが……せっかく助言を求めて電話をくださったのです、友人としてひと言だけ』

京太郎「はい」

ハギヨシ『リア充爆発しろ』

京太郎「」

ハギヨシ『いやいや、すみません。いまのもほんのジョークです、半分ね』

京太郎(残り半分は!?)

ハギヨシ『せっかくご友人が祝ってくださるのです、素直にお受けすればよいのではないですか』

ハギヨシ『それも、見目麗しい女性がお揃いのようです。断るのは執事としてではなく、男として失格ですよ?』

京太郎「…………たしかに、そうですね……」

ハギヨシ『参考になりましたか?』

京太郎「はい――ありがとうございました、師匠」

ハギヨシ『いえいえ。それでは、またなにかありましたら――』プツッ


京太郎「……だな、聞くまでもないことだった……せっかくの厚意だ、甘えることにしよう――」


 ――だが、このときの京太郎は、まだ知る由もなかった。
 その考えが今日、一日に渡って多大な影響を及ぼす、ということを。


京太郎「ただいま戻りましたー」

五人『お帰りなさいませ、ご主人様……朝食の支度が整っております』キチッ

京太郎「うおぅっっ!? あ、ああ、はい……ありがとうございま――っっ!?」

 本当に朝食か、と目を疑うようなご馳走の数々が、そこには並んでいた。

京太郎「う……まそ……」

霞「本日の料理長は、春が務めました……春ちゃん、なにかひと言」

春「きょう――ご主人様のために、心を尽くさせていただきました……お好きなだけ、お召し上がりください」ペコッ

京太郎「――ありがとな、春」ナデナデ

春「~~~~~~~~~っっっ////」

京太郎「みなさんも、ありがとうございました……ただ、えっと……飯の前に、シャワーだけ済ませていいですか?」

京太郎「冷めそうなのがあれば、先に飯でも大丈夫なんですけど」

春「ううん、大丈夫……あ、いえっ、大丈夫ですっ……」

京太郎「ははっ、似合わねーぞ。普通に話していいって、な?」

春「はっ、うっ……う、うん……えっと、温め直せるものばかりだから、先にシャワーでもいいよっ……」

春「でも……京太郎の、汗は……好き、だから……平気っ……////」

京太郎「…………あー、その……おう、なんか……悪い……」


霞「巴ちゃん、お願い」

巴「了解です」


巴「はい、はるるはちょっとこっちに」ズルズルズル

春「ど、どうして、まだ――きょ、京ちゃ……」ズズズズズ

初美「はいはい、そういうわけなので、お風呂どうぞー」

京太郎「えっ? あ、ああ、はい……それじゃ、失礼します」

小蒔「お、おおおお、お背中っ、お流し仕ります!」キリッ

霞「小蒔ちゃんもこっちにいらっしゃい」ズルズルズル

小蒔「ど、どうしてですかっ、私のときはみんな――あ~れ~……」ズズズズズ


京太郎「誰かが流しに来てくれるかと、ほんのちょっぴり期待したけど、そんなことはなかった」

霞「残念ねぇ」

巴「どうぞ、ご飯です。茸と野菜の炊き込みご飯、おいしく炊けてますよ」

京太郎「ありがとうございます……うん、うまいです」

初美「お味噌汁ですよー。私が作りました、まま、遠慮なくグィーっと」

京太郎「あつっ……ん、うん……これもおいしいです。ホッとしますよ」

巴・初美「……っ……」ピシガシグッグッ

霞「はい、卵焼きは私……おかずになるよう、砂糖はなしよ。どうかしら」スッ

京太郎「や、あの、自分で――」

霞「うふふ……どうぞ、ご主人様……あーん、なさってくださいませ」

京太郎「……あ、あーん……」

霞「ゆっくり、噛んでお召し上がりくださいな……あ、失礼……口元のご飯粒、ちょうだいいたします」パクッ

京太郎「!?」

霞「いかがでしょう、お味は……」

京太郎「お、おいしい、ですっ……」

京太郎(味とかわからんがな……)

霞「うふふ、光栄です」

小蒔「こちらの和え物は私が……白和え、お嫌いではございませんか?」

京太郎「とんでもない。濃厚な味わいで、好きなほうです」

小蒔「よかった……ど、どうぞ、あーんをっ……」

京太郎「…………えーと」チラッ

霞・巴「…………」マルッ

京太郎「い、いただきます……あー……んっ、んぐっ……うん、味がしっかりしてますね。よくできてます」

小蒔「ありがとうございますっ!」


春「むぅー…………」

京太郎「どうした、春?」

春「……霞ちゃんに、先こされた……姫様にも……あと、春はだめ……」

京太郎「おっと、悪い…………でも、そっか。それで……」

京太郎「ありがとな、はるる……」

春「…………朝から、ハンバーグ……嫌じゃない?」

京太郎「動いた後だからな、すげー腹減ってるし……それに、俺の大好物だ」

春「っっ……」

京太郎「前に言ってたの、作ってくれたんだろ? で――もう一つ、約束してたはずだけど?」

春「あっ……うっ、ん……は、はいっ……」カァァッ

春「あ……あーん、して……京ちゃんっ……」スッ

京太郎「あー」

春「/////」

京太郎「うん……うん、うん……」

春「………………」ドキドキ

京太郎「…………ごくんっ……」

春「………………」

京太郎「……すげーうまい。いっぱい練習したんだって、よくわかるぞ……がんばったな、はるる」ナデナデ

春「!!!! う、うんっ、ありがとうっっ……」


春「…………やったぁ……っ」


霞「…………」ジー

小蒔「…………」ジー

初美「…………」ジー

巴「…………」ジー


京太郎「…………なんでしょう」

霞「いえ……私たちは、ご主人様に仕えるメイドにすぎませんから……」ツーン

巴「料理長だけが撫でられのも、仕方ないかと」

初美「世知辛いものですね……ふぅ」

小蒔「あ、ああ、あのっ、私っ……なにか、至らぬことでもっ……」ハラハラハラッ

京太郎「」


 ――このあと滅茶苦茶ナデナデした。腕が痛くなった。


京太郎「――それじゃ、行ってきます……けど、あの……」

初美「はいー。行ってらっしゃいませー、ご主人様ー」ブンブン

京太郎「いや、じゃなくて……このあと、どうされるんです?」

霞「本当なら、このお部屋を掃除しておこうと思ったのだけれど……」

春「……綺麗すぎて、掃除できない……」

巴「野生の京太郎くんは、綺麗好きだものねえ……」

京太郎「俺って野生なの!? いや、その前に野生じゃない俺ってなんだ……?」

小蒔「大丈夫ですよ。食事のお片付けを済ませましたら、少し用事がありますから」

京太郎「そうですか……あの、せっかく来ていただいたのに、お構いできずすみませんでした」

霞「ううん、大丈夫よ。それじゃ、また(あとで)ね」

京太郎「ええ、ではまた(いつか)」

春「また……(あとで……)」

京太郎「人が多いから、行動には気をつけろよ、はるる」

春「京ちゃんっ……私、子供じゃない……」

京太郎「ははっ、悪いな。それじゃ、鍵は郵便受けにでもお願いします。では、行ってきますので」

五人『いってらっしゃいませ』ペッコリン



京太郎「はぁ……朝から驚かされまくったな、しかし……」

京太郎「……もしかして、ほかの学校の人たちも――いやぁ、それはないか、うん」

京太郎「っていうか、霞先輩と巴先輩は大丈夫なんだろうか……試験……」

京太郎「まあ俺よりしっかりしてらっしゃる二人だし、大丈夫だろ」

京太郎「またあとで、お礼の電話かメールをしておかないとな」


>登校遭遇判定
 1怜、3泉、5セーラ、7浩子、9竜華、0雅枝

 安価↓1 コンマ一桁


>遭遇回避


~火曜、昼休み

京太郎「さて、お弁当だな」

泉「なんちゅーか、時間の流れは早いなぁ」

京太郎「授業に集中してたからな」

泉「そういうもんなんかな……」

京太郎「しかし、今日は朝練のあとに食べなかったのか? 弁当」

泉「そ、そんなん毎日はせーへんて言うてるやろ!」

京太郎「毎日は、か……けど、麻雀ってエネルギー使うし、運動部並みに食っても平気じゃ――」

泉「や・ら・ん……言うてるやろ?」

京太郎「」スマセン


泉(…………言えるかいな、これが二個目の弁当やなんて……あああ、このまんまやと、本格的に江口先輩みたいになってまうぅ……)モグモグ


モブ子「むっ、私と同じ匂いを感じるっ、仲間だ!」キュピーン

京太郎「ははは、そんなやついねーだろ」


>移動選択
1 部室
2 中庭
3 屋上
4 教室
5 学食

安価↓2


>教室、竜華遭遇

京太郎「もぐ、むぐ……んっ?」

泉「ん? どしたん……あっ」

竜華「おいすー、泉ー。それと、きょーたろーくーん♪」

京太郎「謎の上機嫌……どうしたんですか、竜華先輩」

竜華「あっはははは……いやー、持つべきものは後輩っちゅうか、なんちゅうか……」

竜華「――ごめん、ここ教えて」

京太郎「ああ、お勉強中だったんですね。昼休みまで、お疲れさまです」

泉「お、おつかれっす……あ、この席どうぞ。私ももう、食べ終わりましたんで」

泉「そ、そやっ、お茶でも買うてきますんで! 京太郎くん、あと任せんで」

京太郎「おう、任せとけー……って、ちょっと待――あーあ」

竜華「そんな気ぃ遣わんでもええのになぁ」

京太郎「そもそも、お茶だったら俺がすぐに淹れるのに……ま、せっかくなんで、待っててやってください」

京太郎「先に、勉強のほう進めましょうか。どこですか?」

竜華「ほんまごめんなぁ、休み中やのに……」

京太郎「いえ、先輩の受験のお役に立てるなら、このくらいは」

竜華「……ええ子やね。だけど、頑張りすぎたらあかんよ?」

京太郎「いえ、そんなには――どうしたんですか、暗い顔されてますけど」

竜華「うん、昔な……頑張りすぎて、チームのためにえらい尽くしてな……ボロボロになって、倒れてしもた子がおるんやわ」

京太郎「…………はい」

竜華「京太郎くん見とったら、なんや……そのときのこと、思いだしてしもて……」グスッ

京太郎「……すみません」

竜華「ははっ、あほぉ……京太郎くんは悪ないんやから、謝らんでええよ。こっちこそごめんやで、変な話してしもて」

京太郎「いえ、その……俺は、本当に大丈夫ですから」

京太郎「俺は……こういう言い方でいいかわかりませんけど、絶対に――倒れません、無理もしてませんし」

京太郎「こういうのは、性に合ってるっていうか……好きだから、やらせていただいてます」

竜華「ん、そうか……おおきにな、ええ子ええ子」ナデナデ

京太郎「……あの、クラスメートが見てますんで、あんまり……っ……」


「清水谷先輩ダイターン」
「爆雷、投下ぁーっ!」
「ダイターンハンマー、射程長すぎやんなぁ」


竜華「っっ!? せ、せやったな、すまんっ……あ、あははっ、ははっ……あ、あつーなってきたなー」パタパタ

京太郎(……ほとんど見られてなかったな、実は……)

京太郎「ふふ、もう少しで泉がお茶持ってきますから、待っててくださいねー」

竜華「そ、そうやんなっ……えーっと、その……や、やろか、勉強!」

京太郎「はい。それじゃ説明していきます……よく聞いててくださいね」

竜華「うん、了解や、セーンセ♪」

・竜華好感度+1


~火曜、放課後

京太郎「っしゃー! 部活の時間だぁー!」

泉「えらい気合やなぁ」

京太郎「授業よりは楽しいだろ?」

泉「段チやなぁ」

雅枝「ほう、ちなみに六限目は誰の授業やった」

京泉「」「」

雅枝「授業はつまらんかぁ……そらすまんこっちゃなぁ……」

京太郎「め、滅相もない……な、なぁっ?」

泉「!? そ、そらもう! 有意義な勉強タイムでしたわ!」

雅枝「あほ、冗談や。ええからさっさと部活行き」

京太郎「う、うっす!」

泉「りょ、了解です!」

雅枝「おまけや、これもやろ」パサパサッ

京太郎「ありがとうござ――なんすか、これ」

雅枝「宿題や。明日までにやってくるんやで」

泉「やべーす」

雅枝「ほな、あとで顔だすからなー」

京太郎「……俺らが悪いか?」

泉「やべーす」


京太郎「……よし、こんなもんかな」

泉「えっ、ちょっ、もう終わったん!?」

京太郎「これくらいなら10分あれば……っしゃ、部活だぁー!」

泉「ぐっふ……帰ってからやらなしゃーないかなぁ……」


京太郎「さて、今日はなにから始めるかなーっと」


>通常行動選択 ※数字とアルファベットを組み合わせて、行動を選択してください

1雀力スキル行動 スキル購入は指導or雀荘修行でプロがいる場合のみ
 A対局 雀力1~4・好感度0~2(トップなら全員2、二位・三位は下位が1、上昇。最下位はなし)
 B指導 雀力2~4・好感度1・技能経験値5~20 (浩子、雅枝)

2執事スキル行動
 A差し入れ 執事1~3・好感度1~3
 B掃除 執事2~4・雑用1
 C勉強 執事1~3・好感度1(二人選択可能、テスト期間中は片方2・片方1、入試前の竜華・怜も)

3雑用スキル行動
 A買い出し 雑用2~4、好感度+1(任意で一人)
 B牌譜整理 雑用2・雀力2・技能経験値+5・部長(浩子)&顧問(雅枝)好感度+1


※繰り返します、数字とアルファベットを組み合わせて、行動を選択してください

 安価↓2 ※人物指定は、後に別安価


>牌譜整理

京太郎「さて、そんじゃ牌譜整理でもするかなー。あ、ちょうどいいところに……浩子先輩!」

浩子「んむ?」

京太郎「紙媒体の牌譜ですけど、電子ファイルに落としてっていいですか?」

浩子「やり方はうちのに合わせてもらうで? やり方わかるんか?」

京太郎「はい、昨日のうちに目を通しましたんで――」

京太郎「~~~~~が、――――で、△△△って感じですよね?」

浩子「……そう、やけど……んんん、ちょお待ってや……あ、監督、ちょっとええですか?」

雅枝「ん? どないしたん、浩子。それに京太郎もか。なんや悪巧みかい」

浩子「ちゃいますて……京太郎くんのせいでえらいとばっちりやな」

京太郎「オレェ?」

京太郎「いや、むしろ先輩のせ――あ、いえ、なんでもないす、はい」

雅枝「漫才だけかい、用事は」

浩子「いえ、牌譜の整理なんですけど――ファイリングの項目に、これと、あとこんなんを追加して――」

雅枝「ふむふむ」

京太郎「ん……ちょっと待ってください、ならこっちのここを、こうして、あとこれも――」

浩子「はー、なるほど……監督、そんな感じでどうですやろ」

雅枝「ええんとちゃうか。バックアップだけは残しといて、わかりやすぅわけときや」

京太郎「了解です!」

浩子「ほな任せたで」

京太郎「はい!」


浩子(…………思った以上に、麻雀もできるんとちゃうかな……くくく、データ集めるんが楽しみでしゃーないわぁ)ベロォッ

雅枝「ゲスな顔やめーて。嫁の貰い手なくなんで」

・雑用+2
・雀力+2
・経験値+5
・浩子好感度+1
・雅枝好感度+1



っしゃー、予定まで消化
おつかれでしたー

ここから先、誕生日イベ絡みなので、続きは明日、か明後日で


判明済み購入可能スキル
●小鍛治健夜
・購入可能技能:国内無敗・劣  技能経験値1000
 和了判定二位でも和了可能。打点一段階上昇。

●三尋木咏
・購入可能技能:破竹の火力  技能経験値320
 和了判定-20で、特殊打点判定(咏のものとは異なる)に。
 子の場合で、01~20が5200、21~40が6400、41~50が7700、51~70が満貫
 71~90が跳満、91~96が三倍満、97~が役満

●大沼秋一郎
・購入可能技能:沼の淵  技能経験値280
 自分の和了判定偶数時、放銃しなくなる。奇数時は打点一段階下降。一度だけ相手のツモをキャンセル可能。


あと判明してないのは、藤田プロのだけかな
でもたぶん、もう必要ないような……

再開


~火曜放課後、特殊イベント発生

浩子「…………そろそろあれやな、休憩にしよか」チラッ

泉「あっ……りょ、了解です! ほな、二軍と三軍にも伝えてきますんでー」ガチャッ

京太郎「それじゃ、俺は差し入れの準備でも――」

怜「まあまあ、ちょっと落ち着き、若いの」

竜華「あんたも十分若いで」

京太郎「はあ……で、どうしました?」

セーラ「ええからええから、とりあえずここ座ろか」ポンポン

京太郎「はい、失礼します」スッ

セーラ「どこ座っとんねん! 俺の膝ちゃうわ!」


怜「ケチくさいなぁ」

竜華「膝枕やないんやし、そのくらい――」

京太郎「ですよね」

セーラ「ええからどけ! ほんでこっちや、椅子座らんかい!」

京太郎「はい」ストン

浩子「そしたらこれや、部長自らお茶を淹れたるで。ありがたく飲んどき」コトン

京太郎「恐縮です……あの、いったいなんなんですか、これは」

浩子「もうじきわかる……泉が戻ってきたらな」


~十分後

泉「戻りましたぁ! 開けますっ、いいですか!」

竜華「ええでー。はい、京太郎くんちょっとゴメンやでー」スッ

京太郎「め、目隠しを……うっ……」

竜華「?? どないしたん?」

京太郎「――なんでもございません」

京太郎(…………この感触は、間違いない…………おそらくは、89……いや、大台に乗ってるか……?)

怜「――ロクなこと考えてへんで、あの口見てみ」

セーラ「最悪やな、涎垂れ流しや」

浩子「お茶でも流し込んどいたらええやろ。泉、ええからカムイン!」

泉「ほな――し、失礼します!」ガチャァッ


泉「……ここでいいですかね?」

セーラ「ローソク刺してー、ふんふん♪」プスプス

怜「サービスや、二十本にしといたろ」

竜華「これで京太郎くんも大人やなぁ」

京太郎(マジすか、これこの先期待していいんすか)ムニュムニュ

浩子「安心し、それはないで」

京太郎「――っ!? 心の声が!」

浩子「顔で丸わかりや……よっしゃ、ほなオープンや!」

竜華「お待たせーっ!」ガバァッ

怜「これがうちらからの……あれ、集金済ませたっけ?」

セーラ「まだちゃうか……ま、まあええわ! これが俺らからのプレゼントや!」

泉「ハッピーバースデーイ! ディア、きょーたろーっっ!」


京太郎「――――――おおっ」


京太郎「誕生日、ケーキ……じゃないですかっ!」

セーラ「せやでー♪ どや、びびったか?」

京太郎「はいっ! えっと、それでどなたの――」

浩子「つまらんボケはええ」

京太郎「はい」


京太郎「すいません、なんか照れちゃって……」

竜華「真っ赤やで」ツンツン

京太郎「ちょっ、どこ突っついてるんすか!」

怜「竜華はやらしいからなぁ」

竜華「頬っぺたやん! やらしないやろ!?」

泉「まあまあ……それじゃとりあえず、一気に吹き消してもらいましょうか」

京太郎「…………あれ、多くないですか?」

怜「サービスで大人にしたったで」

京太郎(すまないムスコ、俺は年齢だけ先に大人になっちまった……)

浩子「なんや、歌待ちかいな……しゃーない」ンッ ンンッ

京太郎「いえ、そんな――」

セーラ「まーええからええから……ほな、歌うでー」

カガヤイテー ココイチバーン ジブンノチョッカンヲシンジテー


京太郎「――!?」


ウケトッター ミラクルラッシュ イマサイコーノー キーセキニノリコメー

京太郎「わぁい^^……ふ~~~~~~~~~~っ」

パチパチパチパチ

京太郎「……バースデイソングじゃない歌で、ロウソク消すことになるなんて……」

浩子「ほーい、おめっとーさーん」パチパチパチ

セーラ「なにはともあれ、えーっと……16? おめっとー!」

竜華「おめでとう」

怜「ようやったで」

泉「なにをですの……あ、おめでとうな」

京太郎「ありがとうございます……それじゃ、俺がお茶淹れますね」

浩子「アホ、主役がなに言うて――」

京太郎「どうぞー。それとケーキも切り分けましたから、取り分けますねー」トリトリ

浩子「!?」

怜「……ああ、これ一巡先が見えてるんか」

竜華「私らも見えてんで」

セーラ「残像も見えへんかった……」

泉「そもそも紅茶って、蒸らしたりなんやらで、時間かかるんとちゃうの……」

京太郎「んー、それをなんとかするのが執事の仕事だしなー」

泉「えっ、なにそれは」

浩子「深く考えたら負けのようやな……ま、データにはしとこかな。目に見えん速度で紅茶を注ぐ、と」

竜華「UMAの生態報告かなんかか……」


京太郎「――ともかく、みなさん!」

怜「おぅ?」モグモグ

竜華「主役よりはよ食べなや」

京太郎「あっはは……その、来たばっかりの俺のために、こんな立派なケーキまでご用意くださって、本当にありがとうございました」

泉「いーって。どうせ部長の奢りやし」

浩子「ちゃうで。あとできっちり割るからな」

セーラ「ケチくさいなー」

泉「たまにはバーンと――」

怜「なら泉とセーラの奢りか……悪いなぁ、ごちそーさま」

竜華「ごちそーさん」

浩子「ごちそうさんです」ベロォ

泉「えっと…………冗談……ですよ、ねぇ?」

セーラ「めげそうや」

京太郎「大丈夫です、いざとなったら俺がだしますから」

浩子「マジになりなや。まあ叔母――監督からもろてるから、そのへんは気にせんでええやろ」

泉「冗談のときは、なんちゃってをつけてくださいて……」

セーラ「ま、まあ俺はわかっとったけどな」

怜「汗すごいで」

京太郎「そうなんですか。ここにいない監督にも、お礼言っとかないと……ありがとうございました」フキフキ

セーラ「俺の汗を拭きながら!」


雅枝「おー、やっとるみたいやな」ガララッ

京太郎「監督! ありがとうございます、こんな立派なケーキを――」

雅枝「絹の誕生日で世話なったしな、これくらいかまへん」

雅枝「それより――あんたに客やて」

京太郎「へ?」

雅枝「玄関の事務局まで来とるそうや。放送かけるとこでうちが見かけてな、伝えに来たったいうわけや」

京太郎「どうも、お手数を……で、客ってどちら様が……?」

雅枝「百聞は一見に如かず、行ってきたらええ」


竜華「……教えたったらよかったんちゃいます?」

雅枝「来客の意図は汲んだらなあかんやろ」

泉「なるほど……で、どなたさんでした? 私らの知らん人ですか?」

雅枝「ああ、それは――」



京太郎「――――えっっ!?」


>遭遇選択
01~19 プロ
20~39 宮守(シロ)
40~59 姫松
60~79 阿知賀
80~89 白糸台(照・菫)
90~00 白糸台(+淡)
ゾロ目 清澄(一年ズ)
77限定 清澄(全員)
聖なる数字 阿知賀+任意でどれか

安価↓3


~清澄~

まこ「さ~て、部活じゃあ……あいつらはちゃーんとやっとるかの……」

「ああ、染谷。ちょっといいか?」

まこ「ん? ああ、先生でしたか。なんぞ、用でもありましたか」

「麻雀部の一年が揃って休んでるようなんだが、なにか聞いてないか?」

まこ「」

「……染谷?」

まこ「――ぁ……あ、ああっ、そういえば昨日、ちょいと体調崩しとるようじゃったかと。連絡できんくらい、寝込んどるんじゃないでしょうか」

まこ「全員、両親が忙しかったり、片方しかおらんかったりで色々とありますけえ……」

「そうか……そういうことなら仕方ないな。元気になって登校すればこちらから言っておこう。すまなかったな、ありがとう」

まこ「い、いえ……それでは……」

まこ「………………」

まこ「……ふっ、ふふっ、ふふふふふ……」

まこ「あいつらぁぁぁぁ――――――っっっ!」

 ――のちに竹井久はこう語る。

久『普段温厚な人ほどキレると怖いのよ。それが骨身に染みただけ、一年はいい勉強したわよね』


~再び、千里山

咲「き、来ちゃった、京ちゃんっ……///」

和「どうも、ご無沙汰しております、京太郎くん」

優希「いぇい♪ 来てやったじぇ、京太郎ぉっ!」


京太郎「――――――お前ら、なんで……」

咲「なんでじゃないよっ、決まってるでしょ!」

和「京太郎くんのお誕生日ですから、お祝いに」

京太郎「そ、そうか、そりゃありがと――じゃねぇ! いやいやいや、そうじゃねえだろ! 学校はぁっ!?」

優希「お、終わってすぐ来たんだじぇ。こまけーことは気にすんな!」

京太郎「こまかくねーよ! 授業終わって駆けつけても、こんなすぐ来れねーぞ!」

和「え、えーっと……そ、そうです! 清澄の創立記念日で――」

京太郎「ちっげーよ! 俺だって通ってんだから知ってるっつーの!」

咲「こ、今年から校長誕生日でお休みに――」

京太郎「…………もしもし、部長ですか? ええ、俺です。今日って――」

三人『ごめんなさい、学校休んで来ちゃいました』ペッコリン

京太郎「…………ったく、んなこったろーと思ったぜ……はぁ……」


京太郎「――はい、すいません。染谷先輩にはうまいこと……うっ、了解です……俺からも、はい……」


京太郎「――ふぅ……」

咲「あ、あの、京ちゃん……」

京太郎「んだよ……」

優希「す、すまんかったじぇ、その……」

和「馬鹿なことをしたとは思ってます、でも……どうしても、直接……お祝いを、したくて……それで――」

京太郎「………………」

咲「ふ、二人は悪くないんだよ! 私が無理やり誘って、その……ま、迷っちゃうから!」

和「いえ、私が提案しました。咲さんが迷う時間も考えて、早退ではなく休むという選択も、私の考えです」

優希「私が! 京太郎に……迷惑かけた分、労ってやるって、言って……だから……」

京太郎「――――――お前らさぁ」

三人『――――っっ!!』ビックゥッ

京太郎「いや、ンなビビんなくても……なんか勘違いしてねぇ?」

咲「えっ?」

京太郎「いや、だから――別に怒ってるわけじゃねーっての、俺は……っていうか、怒ることあるか?」

和「で、でも学校を……」

優希「それに部活も……」

京太郎「それで怒んのは、先生と先輩だろ? 俺は、その……あれだよ……」


京太郎「――――まさか、来てくれるとは思わなくってな……すげー、嬉しい……で、照れてるだけだ……」


咲「きょ、京ちゃんっ……」ウルウル

和「と、とんでもないです、そんな――」

優希「ば、バカ犬っ、なに恥ずかしいことっ……」カァァッ


京太郎「――ありがとなっ、三人ともっ!」ニコッ


>再開好感度判定

咲 ↓1
和 ↓2
優希 ↓3


咲 ↓1 28=8
和 ↓2 74=7
優希 ↓3 98=9

咲 110+32+8=150
和 103+32+7=142
優希 22+32+9=63(好き→大好き)


咲「……………………えへへへへ」ポヤー

和「あ、う……お、おめっ……おめ、でっ、と……ござっ……ぃ……」モジモジモジ

優希「…………あ、れ……なんか、顔……熱い、じぇ……」ポー


京太郎「いやー、しかしすげー久々だよな、電話とかメールはしたけどさ。顔合わせるのも半年ぶりかぁ」

優希(半年で、な、なんかっ……か、変わりすぎだじぇっ……)

咲「そうだよっ、それなのにほとんど電話もくれなくって……バカッ、京ちゃんのバカァッ!」

京太郎「んだとー? 誰がバカだよ、っつーかこっちだって色々忙しいんだぜ?」

和「そうですよ、咲さん。京太郎くんは一人暮らしですから、家事もしないといけませんし……」

咲「わ、私だってやってるもん!」

京太郎「ほう。ならそっちからこっちに、連絡はくれたのか?」

咲「ふぐぅっ――」

京太郎「なんつってな。まあ、そうか……連絡が少なくなったのは、俺のせいだよな。すまん」ペコッ

咲「うっ……ううん、ごめんね……そういうこと、言いたかったんじゃないんだけど……」

京太郎「いや、気にすんなって。けど家事だけじゃなくてさ、勉強したり鍛錬したり、あとは新しい学校にも馴染まないとだし、本当大変だったんだってば」

和「お疲れさまです。そうですよね、長野にいた頃は、学校で話してましたから、わざわざ電話をする必要もなかったですし……」

優希「そうだな……それで、その時間がなくても変わらない生活してれば、連絡だって頻繁にはムリだじぇ」

京太郎「……そう言ってくれると、助かる」

咲「本当に、ごめんねっ……あ、そうだ! これっ、プレゼント持ってきたの!」

京太郎「うぉっ、マジで! サンキュー、咲!」

優希「ちっちっちっ、あめーじぇ、京太郎……それはみんなからだ!」

和「三人で選びました。気に入っていただけるかは、わかりませんけれど」

京太郎「そうか……優希、和、サンキューな!」

和「い、いえ//////」

優希「ふふんっ、せいぜい感謝しろー!」

京太郎「開けていいよな? ダメっつっても開けるけどな」

咲「言ってるそばから開けてるじゃない、もう!」

京太郎「おおっ、マフラーか! しかもカシミヤ!? お、おい、大丈夫なのか……?」

和「ええ、三人で買いましたし、手頃なものを選びましたから」

京太郎「……ありがとな、マジで。大事にする」

咲「うん……お誕生日おめでとう、京ちゃん」

和「おめでとうございます、京太郎くん」

優希「おめでとうだじぇ、京太郎」


京太郎「……よっと、どうだ?」

咲「かっこいいよ!」

京太郎「お世辞でもありがてー」

和「お似合いです、とっても」

京太郎「マジか、そりゃ嬉しい……これつけてりゃ、ちょっとは女の子にモテそうか?」

優希「なっっ……調子のんなっ、バカ犬ぅーっ!」ゲシッ

京太郎「いてぇっ!」

咲「むー……」

和「別に、その……誰かに、モテなくっても……いいじゃないですかぁ……」ムー


京太郎「しっかし、遠いとこご苦労さんって感じなのに……ここで帰ってもらうわけにもいかねーよなぁ」

京太郎「んー……そうだ、ちょっと待ってろ」

咲「えっ、い、いいよ! 部活中みたいだしっ……」

和「あまり遅くなると、帰るのも大変ですから……」

優希「そうだじぇ。こう見えても私らだって、か弱い乙女だじぇ?」

京太郎「そう言いながら、帰りのチケットまでもうちょい時間あんだろ? お見通しだっての」

優希「むぐっっ……そ、それは、違うからなっ! そういうつもりじゃないじぇ!」

咲(うぅ……ちょっとでも一緒にいられたらって、ギリギリのにしたけど……)

和(……い、言いだすのは恥ずかしいですし……)

京太郎「あーあー、わぁーってるって。そりゃ大阪まで来てんだ、観光だってしたいよな」

三人『………………は?』

京太郎「けど、俺だってちょっとは強くなったしさ。それにせっかく千里山にいるんだぜ? 帰って先輩にも、ちょっとは言い訳立つし……練習していけよ、な?」

三人『………………はぁ』

京太郎「…………あれー?」


咲(うぐぐぐぐ……なんで伝わんないかなぁっ……)

和(……まあ、京太郎くんですからね……仕方ないです……でも、しきりに胸を見てくるのは……ありですね!)グッ

優希(ぐむぅぅっっ、やっぱりどうしようもない駄犬だじぇ!)

京太郎「?????」


京太郎「――あ、もしもし、監督ですか?」

京太郎「……はい、それでですね、もしよかったら――」

京太郎「オッケー? マジっすか、ありがとうございます!」

京太郎「えっ、場所移動? 自動卓の移動は? あ、みなさんが……なんかすみません、気を遣わせてしまったみたいで」

京太郎「わかりました、それじゃすぐに向かいますので、はい、では……よーし、許可取れたぞー」

咲「はーい」

京太郎「来客用スリッパはこれな。部室から、広い空き教室に移動したみたいだから、ついてきてくれ――咲、そっちじゃねえ」

咲「わっ、ご、ごめん!」

和「手を繋いでおいたほうがよさそうですね」

京太郎「おっ、そうか? んじゃ、ほれ」

咲「!?」

和「!?」

優希「!?」

咲「――――ぃ……いっ、いいっ、いいよっ、そんなっ!」ブンブンッ

和「はははは、破廉恥です! そういうのではなくっ、わ、私が繋いでおこうと思っただけで――」

京太郎「ん? そっちでもいいけど……はい」スッ

和「~~~~~~~~っっっ!?」ボフーン

咲「そういうことじゃないでしょ!」

優希「お、お前というやつは……ちょっと見ない間にとんでもない輩に成り下がったようだじぇ!」

京太郎「…………ええええ、なんでだよ……すっげぇ理不尽……」

京太郎「照さんなんか、これですげー喜んでくれるのに……迷わなくて効率的だからだろうけど」

咲「なっ――お、お、お、お姉ちゃんっ……またそういうことをっっ……」

和「……咲さんのお姉さん、本当に手強い方ですねっ……」

優希「とと、年上好きめぇっ……」

京太郎「はぁ……まあいいから、見失わないようについてこいよ。和か優希――いや、両方だな。咲の両手掴んで、引っ張って来てくれ」

和・優希「了解」ガシッ

咲「!? ちょ、ちょっと待って、なんかこれ宇宙人みたいな……あぁぁぁぁぁ……」


~部室から移動中組

泉「――けど、なんで移動することにしたんです? 三人増えたくらい、一軍部屋で十分――」

雅枝「まだまだやなぁ、泉」

泉「へ?」

雅枝「予感や」

泉「はい?」

雅枝「嵐の予感がしたんや……」

泉「はぁ……(大丈夫か、この人……)」

雅枝「宿題増やしたろか?」

泉「申し訳ありませんでしたぁっ!」ビシッ

雅枝「…………たぶん、来客は増えるやろからなぁ……」


~京ちゃん with 清澄衆 おまけ

京太郎「よし、ここだぞー。あ、なんか忘れもんとかないか? いまさらだけど」

和「…………すみません、少し電話してきますね」スタスタ

京太郎「おーう。それじゃ、ちょっと待つか……ってか電話? 誰にだ……」

優希「くくくっ、まだまだだな、京太郎――あれは電話じゃなく、おてあ――」

和「SOA!」ブンッッ

優希「ぐはぁっ――」ガスッ

京太郎「!?」

和「すみません、ゆーきがお手洗いに行きたいそうなので、連れて行ってきますね。私はリップを引き直す程度ですけど」

京太郎「アッハイ」

和「それでは」


京太郎「あー、びびった……ん?」

咲「あ、あの、ね、京ちゃん……」クイクイッ

京太郎「なんだよ、レディースランチでも食いたいのか?」

咲「ち、違うよ! っていうか、それ頼んだの京ちゃんのほうでしょ!」

京太郎「懐かしいなー、まるで昨日のことみてーだぜ……んで、なんだ?」

咲「えっと、その……こ、これっ……うまく、できたかわかんないけど……」

京太郎「えっ――」

咲「私の、個人的な……プレゼント……く、クッキー、焼いてみたの……」

京太郎「――――そっか……ありがとよ、咲」ポンッ

咲「う、ううん、別に/////」

京太郎「どれ……さくっ……うん、うまい。しっとりめ、甘さ控えめ、完璧な俺の好み。さすがだな」

咲「え、えへへー、でしょー?」


京太郎「……なあ、咲……あのさ――」

咲「――っっ! あ、あーっ! 私も、その、えっと……り、リップ引き直してくる! それじゃ!」

京太郎「!? おいばかやめろっ……あ、あああ……まずいっ、追いかけないとあいつ……下手したら、九州まで行っちまうぞっ」

和「そんなオカルトありえませんよ……」

京太郎「和? いや、けど咲だし……」

和「さっきすれ違いましたので、優希を渡しておきました。目が覚めたら、連れ戻してくれるはずです」

京太郎(こわい)

和「そ、それでですね……えっと……これを……」カサッ

京太郎「?」

和「……お守り、みたいなものです……」

京太郎「ストラップ? あ、これは……」

和「はい、エトペンです……ぐ、偶然ですけど、私も似たものをもってましてっ、ポーズ違いですが!」

京太郎「お揃い!? いいのかっ?」

和「お、お揃いじゃありませんっ、ポーズ違いで……その……麻雀するときの、お守りになりますから……」

和(あと、は……それを、私だと思って、と――い、い、いいっ、言えるわけないじゃないですかぁっ!)

和「~~~~~~っっ////」プシューッ

京太郎「おいおい、大丈夫か? のどっちモードじゃねーか……んー、熱は大丈夫か?」ヒタッ

和「!?」ボッシュゥッッ

京太郎「いきなり超高熱に!?」

和「ふきゅぅぅぅ……」パタッ

京太郎「の、のどかあぁぁぁぁっっ!?」


 介抱してるときに二人は戻り、気絶した和になにしてるのかと、お叱りを受けました。
 理不尽だと思った(小並感


~一時間後

京太郎「いやぁ――」

雅枝「壮観やな」

京太郎「そうですねー」

雅枝「他人事ちゃうで」

京太郎「うっす」


咲「なんでお姉ちゃんが来てるの!」

照「それは私のセリフ。真面目に学校行ってないなんて、お母さんに言いつけるよ」

菫「淡を連れてきたお前が言うか……」


シロ「…………だる……早く二人になれないかな……」

春「…………それは許さない」

霞「もう、だめよ春ちゃん。ごめんなさいね、小瀬川さん」

シロ「んー……いや、別に……気持ちはわかる」

巴「そういえば、ほかのみなさんは?」

シロ「受験勉強と予算の都合」

小蒔「残念です……」

初美「ま、そのうち機会もあるですよー」


穏乃「和っ! 和も来てたんだね! いやっほーぅいっ!」

憧「おっひさ~♪ あれ、もしかしてまた……」

和「どこを見てるんですかっ」ササッ

玄「!? それはそれは、ぜひとも触診しなければ――」

宥「玄ちゃん?」ニコニコ

玄「」


灼「あっちはなにやってるのか……あ、修学旅行ではどうも……」

絹恵「いえいえ、お恥ずかしいとこをお見せしたみたいで……」

漫「ごめんなぁ、連休は練習試合申し込んでくれたのに……」

灼「りょこ――予定があったなら、仕方な……」

漫(バレてるぅぅぅっっ!?)

絹恵(すごい観察眼やでっ、さすが灼ちゃんや!)

浩子「いや、ほとんど知ってはる思うで……」

絹恵「あ、ヒロちゃん。お邪魔しとりますー」

浩子「――私はそっちのヒロちゃんとちゃうから、定番ネタはせーへんで?」

洋榎「なんやつまらんなー、浩子は」

恭子「なに絡んでるん、洋榎……」

由子「みっともないことはやめるのよー」

洋榎「従姉妹同士のスキンシップやんけー、なぁ?」

浩子「ほんま、相変わらずやねんから……」

セーラ「くくく、言われとるなぁ、愛宕」

洋榎「黙り、男女」

セーラ「お前に言われたないなぁ!」

洋榎「ほーっ、嘗めた口ききよるな……しゃーない、久々に卓で泣かしたるか」

セーラ「おう、ええ度胸やな。そっち座れや」

雅枝「――それ以上そのテンション続けるんやったら、両方つまみだすで」

洋榎「セーラ、仲良うやろか」

セーラ「ったりまえやんけ、なぁ洋榎」

泉「仲良すぎですやん、お二人……」


淡「あーっ、準決勝の千里山!」

怜「おー? あれやな、大将のあわあわちゃん」

淡「淡だよーっ!」

竜華「っちゅーか、なんやの千里山て……」

淡「へ? だって名前覚えてなかったし……」

怜「失礼な子やで……」

竜華「あわあわとか言うたあんたが言いな……私は竜華やで。清水谷竜華、こっちは園城寺怜」

淡「あっ……ねえ、大丈夫だった?」

怜「なにがや?」

淡「ほら、テルーとやったあとの……」

怜「ああ……うん、もうすっかりええで。あのあと負けてしもたほうが、あと引いたかもしれんけど」

竜華「…………ごめんな、怜」

怜「いまはもうケロッとしとるけどな」

淡「あれー? それじゃ、なんで膝枕なの?」

怜「それを聞いてまうかぁ……そら、答えたらなあかんな」

淡「なになに?」

怜「うちが竜華の膝枕を使うわけ……それは!」

淡「…………」ゴクリ


怜「――竜華の膝枕が、北大阪……いや、西日本――いや、日本一の膝枕やからや!」

淡「」

竜華「あーあー、ほら見てみぃ怜……大星さんも呆れて――」

淡「……に、にほんいちっ……すっごーいっ!」キラキラキラ

竜華「通じてる!?」

怜「ふふ、そや……ま、そーゆーわけでや。一回寝ると手放せへんわけやな」ゴロゴロ

竜華「最近はただの怠け癖に見えてきたで……検査の結果もようなってきとんのに」ナデナデ

淡(こっちの……リューカが甘やかしてるからじゃないかなー)

淡「ねっ、ねっ、私にも貸してよ!」

怜「んー……しゃないな。片脚だけやで」スッ

淡「やっほーいっ! ありがと、トキー!」コロンッ

竜華「私の膝やのに……勝手に……」

淡「あわぁっ!?」

竜華「!? なな、なんやっ」ビクッ

淡「き、きもひいぃぃ……」トローン

竜華(そんなにっ!?)

怜「せやろー、さすがやろー?」

竜華「それ愛宕のヒロちゃんの口癖やん……っちゅーか、なんであんたが得意げなん」

怜「うちが認めた膝枕、それが褒められるんはうちの誇りやで」

竜華「意味わからん……」

淡「これはあれだね! キョータローのマッサージの次にすごいよ!」


照「!?」

菫「!?」

玄「!?」

宥「!?」

灼「!?」

穏乃「!?」

良子「!?」


未経験組(えっ、なにその反応は)


京太郎「――いやー、壮観ですね」

雅枝「さっきのんはスルーかい。まあええけども……そんでまぁ、こっちの方々も遠路遥々と」

健夜「いえ。突然の来訪に応じていただき、ありがとうございます」

はやり「よろしければご指導のほうも、当たらせていただきますので、なにかありましたらおっしゃってください」

理沙「なんでもっ……しますっ!」

京太郎(ん? いまなんでも――)

雅枝「アホ」ペンッ

京太郎「聞こえた!?」

良子「////」

咏「良子も挨拶しなってのっ! ったく……あ、私も興味深いの、大阪二位の江口だっけ? 集中して見させてもらうんで~、わっかんね~けど」

雅枝「本人も火力重視みたいで、そらえらい喜びますわ」

良子「……はっっ! し、失礼を……私も、新人のときの経験も記憶に新しいので、来年のプロたちに教えられればと。どうぞよろしく」

雅枝「どうぞよろしゅう、こちらこそ」



京太郎「…………全員、俺の誕生日を祝いに来てくれたって……いや、ついでだよな、さすがに……」ウンウン


全員(ついでとちゃうわっっ!)


長すぎる(小並)

あとは会話と対局、夜イベだけです
人数多くて全員絡められないです、ふええ
会話は5人、対局は3人、夜は1人って感じのはず

ってことで続きは明日、あれ、今日?
今夜は終了で、おつでー


と思ったけど、終わる前に一つ

京太郎との楽しい会話イベント、参加する五名を決めておこう (書き溜めるとは言ってない)


安価↓2-6 来てる人から一人記入、被ったら↓にずれる感じで


>シロ、絹恵、咲、春、宥

との会話ってことでー
穏乃、のよりん……二人の雄姿は忘れない

では今度こそお疲れさま


優希は 好き→大好き じゃなくて 友人→大好き だった
やっぱり執事ってすごい


京太郎「――とりあえず、練習も再開したみたいだし、各校の卓でも回ってくるか……」


京太郎「ご無沙汰してました、照さん。菫先輩」

照「京ちゃん! 寂しかった!」ガタッ ギュゥッ

京太郎「すみません、先月はなかなか連絡できなくて……」ナデナデ

菫「対局中に立つな……久しぶりだな、京太郎くん。仕方ないさ、受験生が三人もいる部活にいたんだからな」

京太郎「そう言っていただけると――」

淡「おかしいでしょーっ! どうして私には声かけないの!」

京太郎「……いや、だってプリンアラモードの準備できてねーし、今日は……」

淡「あわっ! 忘れてた! そうだったよね、約束♪」

京太郎「だからできてねーっての……来るなら事前に言ってくれよ」

淡「うぅ~っ、ウソツキ! バーカ!」

泉「…………そ、それは言いすぎとちゃうの?」

京太郎「ああ、大丈夫だって。こいつはいつもこんなんだから」

淡「こいつって言うなー!」ガーッ

京太郎「で、なんで泉はこの卓に?」

泉「メンツ足らん言うて、弘世さんに……」

菫「――ロン、7700」

泉「ごふっっ」

京太郎「い、泉ーっ!?」

菫「淡と同じ一年だからな。こいつの交友関係を広めるのもいいかと思って、誘ったんだ」

照「三連続で射抜いてる。菫は外道」

京太郎「その容赦なさがいいんですよ、菫先輩は」

菫「そ、そうかな……////」

泉「ど、ドMの京太郎くんと一緒にせんといて……」ブルブル

京太郎「誰がドMだ」

照「京ちゃんはSだよ」

京太郎「えっ」

菫「そうだな」

淡「うん」

泉「えっ」

京太郎「」


京太郎「………………」

照「あっ、そうだ。はい、京ちゃん。誕生日おめでとう」

菫「っっ! そうだった! わ、私からも……まあ、つまらないものだが」

京太郎「あ、ありがとうございます……嬉しいです、とても」ニコッ

泉「大星さんは?」

淡「キョータロー、おめでとーぅっ!」

京太郎「おう、サンキュ」

泉「プレゼントとかは?」

淡「…………んー、そうだな……あっっ!」

京太郎「えっ?」クルッ

淡「スキヤキ!」チュッ

京太郎「!?」

泉「!?」

照「………………ほっぺなら、許す」

菫「お前が決めることか、それは」

淡「ふっふー、いいプレゼントになったでしょー」

京太郎「あ、お……おう、いや……お前な、不意打ちはやめろ……」

京太郎「……あと、色々誤解するだろうが」

淡「ふぁーい」


淡(…………別に誤解じゃないんだけどなー)


京太郎「お疲れさまです、今朝はありがとうございました」

霞「いえいえ、そんなの気にしなくていいのよ」

小蒔「そうです。私たちが、やりたくてやったことでしたから……お邪魔では、ありませでしたか?」

京太郎「そんな文句言うやつがいたら、俺がぶっとばしてやりますよ」

小蒔「ぼ、暴力はいけません!」

京太郎「はい」

初美「素直ですねー、相変わらず」

京太郎「年上には甘いんです」

巴「私たちにも?」

京太郎「そりゃもちろん」

小蒔「で、ではやっぱり……お邪魔だったのに、無理をして……」ガタガタ

霞「あらあら。小蒔ちゃんをいじめちゃだめよ?」ニッコリ

京太郎「うわあぁぁぁっっ! だだ、大丈夫ですっ、本当に嬉しかったんで!」

小蒔「そうですか……」ホッ

京太郎「ふぅ……あれ、ところではる――る、は?」

初美「……京太郎の口からははるると聞く、すごい違和感ですよー」

京太郎「なんか慣れないですけど……まあ可愛いですからね、呼び慣れるようにしますよ」

巴「さっきね、宮永さんに連れていかれたわよ」

京太郎「照さん……いや、咲ですか?」

巴「うん。どこかで打ってるか、お話してるかだと思うけど……」

京太郎「春と咲……あ、字面的にはしっくりくるな。変わったコンビだけど……それじゃ、ちょっと探してきます」

初美「えー、入っていかないんですかー?」

京太郎「ひとまず、みなさんにご挨拶をと。それでは」



京太郎「ここはまた、本気ですね」

恭子「あっ、京太郎くん。久しぶりー」

由子「三日ぶりくらいなのよー」

京太郎「こんにちは。今日はありがとうございます」

恭子「ううん、かまへんよ……あ、これ。つまらんもんやけど、三年からのプレゼント」

京太郎「マグカップだ……ありがとうございます」

由子「二年は別に用意しとったはずなのよー。また話したげてねー」

京太郎「わかりました」

洋榎「一発くるでー、一発くるでー……ってこぉへんのかい!」タンッ

セーラ「そう簡単に来てたまるか! 俺のが先に引くからなぁ……見とれよっ……」タンッ

京太郎「…………お二人には触れないほうがいいですかね?」

洋榎「こらーっ! 無視する気ぃかいっ、ほんま京太郎は……」

セーラ「洋榎が嫌われとるだけやろ」ククッ

洋榎「…………えっ、嘘やん?」オドオド

京太郎「大丈夫です。洋榎先輩のことは、尊敬してますから」ニコッ

洋榎「せ、せやろー? まあ当然やわな」ホッ

セーラ「隙ありや! ほれきたーっ、ツモ! 4000オールは裏乗って6000オールや!」

洋榎「くそぁぁぁぁっっ! リーチが裏目るとか、めっちゃ久々やで……京太郎と話とったからや!」

京太郎「すいません、それじゃそろそろ――」

洋榎「あほ。取り返すまでここにおり、お守りにしといたるわ」

京太郎「んー……それじゃ、一局だけですよ」

洋榎「十分や、それで……さーて、役満の親かぶりでもさせたるかな~」

セーラ「アホ、できるもんならやってみぃ」


洋榎「……あっちゃー、届かんか。8000、4000に一本ずつ頼むで~」

セーラ「」

恭子「めげるわ」

由子「わ、私らは実戦からえらい離れてたから……」

洋榎「よっしゃー、調子出て来たで~。次いくか!」

セーラ「くそっ、負けるかい!」

京太郎「それじゃ、俺はこれで……先輩方、マグカップありがとうございました」



穏乃「ねーっ、ほかの人とも打ちたいよぉっ!」

憧「最初は学校同士で、それで順位が決まったら組み替えてって言われたでしょ」

玄「い、いいい、一位取ったら、また、あの……みみみ、宮永さんと……」ガクガクッ

灼「震えすぎ、落ち着いて……」

京太郎「一位が一位同士で、とは限りませんけどね」

穏乃「京太郎! 誕生日おめでとー!」

京太郎「サンキュ、穏乃……久しぶりだな、背縮んでないか?」

穏乃「ないよ! っていうか、京太郎が伸びたんじゃ……」

玄「きょ、京太郎くん、おめでとうっ!」

灼「めでた……」

京太郎「ありがとうございます、先輩方」

玄「うぅぅぅ、プレゼントはちょっと待って……お姉ちゃんがいないと、おもてなしコースが……」

灼「だからほんとに、なにをするつもりで……あ、これは私から」

京太郎「ありがとうございます……目録?」

灼「ボーリング優待券、みたいなもの……ボールとシューズは京太郎専用の用意してるから、いつでも来て」ニコッ

京太郎「……はい、ぜひ寄らせていただきます」


京太郎「――ところで、さっきからなんで黙ってんだ、憧」

憧「っっ!? べ、べべ、別に黙ってないけど!?」

京太郎「顔、すげー赤いぞ……大丈夫か?」

憧「へいっ、平気だから! ちょっと、触んないでよっ、スケベ!」

京太郎「熱計ろうとしただけだろ……」

憧「いいから、ちょっと待ってて! すぅぅぅ……はぁぁぁ……ふぅ、よしっ……」

憧「京太郎、誕生日おめで――」

京太郎「あ、そういえば宥先輩は?」

穏乃「さっきまで牌譜取ってたけど……なんだかあったかそうな子がいるって、どっか行っちゃった」

京太郎「あったかそう……誰だろ」

穏乃「それより、はい、あーん!」

京太郎「んぁ? おむっっ……んっ、おっ、うめえ!」

穏乃「へへーっ、葛まんじゅうだよっ、私のお手製!」

京太郎「そうか、ありがとな。すっげー、うまいぞ」

穏乃「そう? やったね!」ブイッ

京太郎「……あ、でもそれ捨てるのは――」

灼「助言はなし――穏乃、ロン」

穏乃「あああぁぁぁっっっ!?」

玄「集中しないとだめだよ~」

穏乃「はい、すいません……」シュン

京太郎「ドンマイ。ここからだろ、お前は」

穏乃「っっ……もっちろん! 諦められる、わけがない!」ボッ

京太郎「よしよし……っと」



京太郎「――憧、サンキュな」

憧「――――――ぇ……へっ? な、なにがっ?」

京太郎「さっき、誕生日おめって言ってくれたろ?」

憧「っっ! き、聞こえてっ……」

京太郎「お前の声はよく通るからな」

憧「~~~~~~~っっ!?」////////

京太郎「わざわざ来てくれてありがとな。穏乃も、先輩方も、ありがとうございます」

灼「別に……たいしたことじゃな……」

穏乃「近くにいるんだもんっ、そりゃ来るよ!」

玄「どこにいてても、駆けつけるのです!」ムフー

憧「あ、う……あ、あのっ、京太郎っ……」

京太郎「お?」

憧「その、これ……け、健康祈願の、お守り……」

憧「誕生日プレゼントっぽくはないけど……無理しそうなときは、これ見て……色々、我慢してね……」

憧「カバンとかに、つけとけばいいと思うから……」

京太郎「…………新子神社のとは、違うな」

憧「!! わ、わたっ……私が、作ったから……」カァッ

京太郎「そっか……ありがとな、大事にする」

憧「――っっ! そ、そう、よかった……ふふっ、感謝しなさいよねっ」

憧「あと、私のときはすっごいの、期待してるから♪」

京太郎「ちゃっかりしてんな、お前はほんと……ま、努力はするよ」

京太郎「それじゃ、ほかのとこも回ってきますんで。これで」

灼「またね……」

玄「お、お姉ちゃんと一緒に、おもてなしするから、次は……」

穏乃「あとでねー!」ブンブン


京太郎「……ここはなんで、空気が張りつめてるんですか……」

健夜「さぁ~、なんでだろうね~」ニコニコ

はやり「と、届かないかな……★」

咏「やっぱ、つええ……」

理沙「絶望的!」

良子「ノーウェイ」

京太郎「しかも展開早いと思ったら……東風戦で回してるんですか」

健夜「そうだよ~。総合一位は、指導のときに好きな卓選べるってことで」

京太郎「誰か、お目当ての部員がいるんですか?」

はやり「そりゃ、もちろん……」グググッ

咏「くっそ……ちぎろうにも、この人らも普通につえーしさぁ……」

京太郎「ちなみに、いまの戦績は……」

理沙「すこやん!」

良子「さっき、三人同時に飛ばされました……以前打ったときより、さらにすごい気迫で……」

京太郎「」

健夜「えへへっ、ちょっと張りきっちゃった」

京太郎(なんて無邪気な笑顔で!)

京太郎「――あ、そうだ……足はもう、大丈夫ですか?」

健夜「――っっ! う、うん、それは……けど、その……あのことは、あんまり、ね?」

健夜「特にこういう場所だと、人目も多いし……」

京太郎「おっと……そうですね、すみません……」

健夜「……でも、心配してくれてありがとう。あの日も、とっても楽しかったからね」ボソッ

京太郎「うっ……そ、それは、よかったです……」カァッ

健夜「ふふっ、またよろしくね」

京太郎「はい、こちらこそ」


はやり(なんの話なのかなっ★)

咏(くぁぁぁっっ! それどころじゃねーのにっ、気になっちまうぅぅっっ!)

理沙(前のケーキの写真のやつだっ……うぅぅっっ、すこやん、なにがあったのぉ……)

良子(――過去のことは気にしません。なにより私は、京太郎に肌を許しています……この中の誰より、一歩リードしているはずです……)


京太郎(……なんだろう、また気迫が上がった……うっ、ちょっと頭が……)ズキッ

健夜「大丈夫? あんまり近くにいると、雀気に当てられちゃうから、離れたほうがいいかも」

京太郎(なにそれ!? ま、まあ気にしないほうがいいか……)

京太郎「はい、では少し失礼します……またあとで、機会がありましたら」

健夜「うん、それじゃね」

はやり「またね☆ 絶対、ちゃんと指導してみせるから!」

咏「ま、どうなるかわからんもんだぜぃ、勝負ってのはさ」

理沙「勝つ!」

良子「京太郎くん、その……勝ったら、あの……また……あああ、いえ、なんでも……」

京太郎「??? それでは……」

よそで酉外しミスったのが悪いのですが、そっちでのレスはお控えくださると幸いです



京太郎「漫先輩、こちらでしたか」

漫「あ、京太郎くん! お誕生日おめでとう」

京太郎「ありがとうございます。こっちの卓は、セーラ先輩と入れ替わった感じですね」

漫「せやなぁ……さすがに千里山のエースと大将さんやわ、強いで」

怜「……リーチ」トンッ

竜華「大丈夫なん?」

怜「見るんも控えてるし、どうにかなるやろ」

浩子「勉強はええんですか、ところで」

怜「……きょ、今日くらいええやろ」

竜華「普段からやってくれとったら、それでもええんやけどなぁ……」

京太郎「大丈夫ですよ。今日は色々と準備してますから、あとでお渡しします」

漫「こっちでも先輩らの勉強見てるんやな」

京太郎「できる限りのことは、させていただきたいですから」

漫「ふぅ……ほんま、疲れるばっかりやで、そんなん」

京太郎「大丈夫ですって、ちゃんと休むようにもしてますし」

漫「しゃーないなぁ、ほな……これ、私と絹ちゃんからのプレゼントや。これでちょっとでも、疲れ取ってもらえると嬉しいかな」

京太郎「あ……ありがとう、ございます……」

漫「私らももろたからな。お相子やで」


浩子「……ほっほう、えらいいい雰囲気ですね」

怜「完全に誑かされてるで、あれは」

竜華「やめーや、下世話なん。可愛らしいてええやん」


漫「~~~~~~~~っっ!」

京太郎「ま、まあ気になさらず……嬉しいです、本当に」

漫「そら、よかったけど……あ、絹ちゃんにもお礼言うとかなあかんで」

京太郎「はい、それはもちろん……あれ、そういえば絹恵先輩は?」

漫「ん? さっきまでおったけど……姫松の卓とちゃうかな」

京太郎「あっちは三年の方々と、セーラ先輩でした」

漫「そうかぁ……ほな、別のとこで打ってるか、休んでるんかもしれへんな。ごめん、ちょっとわからへんわ」

京太郎「いえ、いいですよ。また探してみます」

漫「うん、お願い」

京太郎「では――先輩方も、少し外しますね」

浩子「はいはい。お客さんのお相手、よろしゅうな」

怜「そうそう、忘れたあかんで。いまのスガキョーは、千里山の子ぉや」

竜華「お相手済んだら、ちゃんと打つんやで?」

京太郎「了解ですっ」

書けそうなら書くけど、普通に筆が乗ってこないというか、そういう雰囲気にならなくてね
しばらくは日常ダラダラでいくはず、たぶん


京太郎「んー、和と優希はあっちで千里山の子と打ってるから……あと、会ってないのは――」

>シロ、絹恵、咲、春、宥


京太郎「…………あっ」

春「っっ! 京ちゃん!」

咲「!?」

絹恵「きょう……ちゃん……?」

シロ「…………どういうこと」

宥「あったかくない……」ブルブル

京太郎「い、いや、特に意味は……なあ、はるる?」

春「うん、呼び方変えただけ……///」

シロ「…………しかも、はるるって……なにそれ……」

咲「…………お姉ちゃんだけじゃなく、春ちゃんまで……」

京太郎「お前も名前で呼ぶくらい、仲良くなってるじゃん」

咲「いまは関係ないよね?」ニッコリ

京太郎「」

絹恵「ど、どういうことなん! 京太郎くん! 私かてそんなんっ、絹ちゃんて呼んでくれてええんやで!」

京太郎「い、いや、それはさすがに……ほら、先輩ですし」

シロ「京太郎……京ちゃん……京くん……京……うん、京かな……」

京太郎「シロさんまでなに言ってんですか……」

宥「……さん?」

シロ「京太郎がそう呼びたいって言うから」

京太郎「えぇっ!? いや、たしかに言いましたけど、端折ってませんか!?」

咲「そういえばお姉ちゃんは照さんだし……ま、またそうやって、年上ばっかり!」

京太郎「そういうんじゃないから! ね、ねえ、宥先輩っ」

宥「…………寒い……」ブルブルブル

京太郎「ゆ、宥せんぱーいっ!」

絹恵「私はっ! 私も絹恵さんでええやん! なんやったら絹恵でもええで!」

京太郎「呼び捨ては無理ですって……あー、それじゃ絹恵さん。あ、そうだ! これ、いただいたプレゼント……ありがとうございました」

絹恵「このタイミングで! ああ、うん、まあ……ええよ、そんな高いもんにはできんかったけど……」

京太郎「いえ、よく眠れそうです……ありがとうございます」

絹恵「そ、そう? なら、よかったわ……えへへ///」

春「むー……い、いつまで、向き合ってるの……っ」

絹恵「へっ? いやっ、ちゃ、ちゃうて、春ちゃん……」

咲「京ちゃんはこっちっ! はい、座って!」

京太郎「アッハイ」

シロ「……本当に、目を離すとすぐに女の子にちょっかいだすね、京太郎は……」

京太郎「そういうのでは、なくて……はい……」

宥「きょ、京太郎くん!」

京太郎「はい……」

宥「めっ!」

京太郎「」キュン


シロ「…………実際のとこどうなの」

京太郎「えっ、なにがですか」

春「きょうたろ……京ちゃんは、年上が好き……なの? 私は、気にしないけど……」

京太郎「んな悲しそうな顔で言うなっての」ナデナデ

春「はふっ……だ、だって……」

春「最近、良子姉さんとメールしたり電話したりすると、よく京ちゃんの名前が出るし……」

京太郎「」

絹恵「か、戒能プロまで……なんちゅーこっちゃ……」

咲「ふ、ふふ、不潔! 不潔だよっ、京ちゃん!」

京太郎「なんでだよ! なんもしてねーし!」

春「で、でも! 姉さん、メールで……私は、その……きょ、京ちゃんに、触ってもらったことがあるか、とか……////」

春「尋ねられるしっ……」

京太郎「」

シロ「…………どうして私には手ださないの。あれだけしてるのに」

京太郎「誤解!」

宥「…………京太郎くん……」

京太郎「違います! してないです、なにも!」

咲「じゃあどういうことなの! まず戒能プロのから!」

京太郎「いや、ほんとにそっちはなんのことか……せいぜいが、マッサージしたくらいだぞ?」

宥「!?」

春「……本当に?」

京太郎「嘘は吐かないって、前に言ったろ?」

春「う、うん……なら、信じる……」

シロ「素直だなぁ……」

宥「じゃあ、小瀬川――シロちゃんは、京太郎くんが嘘を吐くって思うの?」

シロ「…………思わないかな」

宥「だよね」

咲「でも、それくらいであの……堅そうな戒能プロが、そんなこと言ったり、態度がおかしくなったりするのかな……」

京太郎「いや、それは俺にも――」

宥「…………ありえる、かな……」ボソッ

京太郎「!?」


宥「マッサージされたなら、きっと……ううん、絶対……そうなる……」

シロ「…………気になる……」

春「わ、私にもしてみてっ、京ちゃん!」

咲「京ちゃん、私も!」

京太郎「いや、それは……」

宥「ダメだよ! きょ、京太郎くんのマッサージは……」

絹恵「……あっ、そ、そうや! 漫ちゃんの誕生日!」

宥「えっ?」

絹恵「あっ、や……その、えーっと……ゆ、宥さんの言わんとしてることは、ようわかります……」

絹恵「これは警告やないけど……京太郎くんにマッサージしてもらうんは、人のおらんとこがええと思う」

京太郎(余計いかがわしくなったんだけど……まあ、たしかにちょっと声は大きくなるからな、うん)

咲「そ、そうなんだ……/////」

春「わかりました……あの、京ちゃん……それなら、二人きりのときに、お願いします……」

シロ「……逆に、人がいるところのほうが、牽制になりそう……」

宥「ほかの子になんて思われてもいいなら、それでいいかもだけど……」

シロ「…………わかった、自重する。ありがと、宥」

宥「う、ううんっ、別に……」

咲「でも――宥さんは、それを受けたってことですよね、マッサージ」

宥「へっ? う、うん、まぁ……」

春「なら――感想、聞かせて欲しい」

宥「~~~~~~~っっ!?」

絹恵「そやなぁ。私も、肩をちょっと触ったくらいしか見てないし……」

シロ「お願い、宥」

宥「あ、う……あと、えっと……その……」

京太郎「――あ、あのっ、宥先輩も困ってますから、この辺で……」

シロ「黙ってて」

京太郎「」ハイ

宥「えっとね――」


宥「と……とっても、気持ちよくって……お腹の、奥が……きゅ、キュゥンッて……なりました////」

京太郎(あかん)


咲「」

春「」

シロ「」

絹恵「」


 ってとこで、いったん区切ります。
 誕生日が終わらない……

 漫絹からもらったのは枕です
 あとは両面印刷のカバーです
 漫ちゃんの膝枕と絹ちゃんの膝枕が刷ってあるようです
 畳んであるので、京ちゃんは気づいてないようです


良子さんと春の絡みで、話題はきっちり終わらせないといけない
軽く再開

--------------------------------------------------------

咲「どっ――――」

京太郎「さ、咲……?」


咲「どういうマッサージしてるのっっ、京ちゃんっっっ!」


京太郎「」フ、フツウノ

シロ「普通ってどこ。胸? お尻?」

京太郎「」チガイマス

宥「そ、そんなとこ触らせてませんっ!」カァァァッ

絹恵「ならなんで赤なるんや……」

京太郎「宥先輩をいじめないでください! 本当に、えと……肩とか脚とか腰、です……」

春「…………ほかには?」

京太郎「うおぉ、はるるの視線が冷たい……」

春「ご、ごめんっ、そんなつもりじゃ……」

京太郎「ほかって……首、腕、背中ぐらいだな。ヘッドマッサージは苦手だし」

咲「…………」

京太郎「本当だっての!」

宥「ほ、ほんとだよぉ……」ブルブル

絹恵「そんなん……それで、なんで……お、お腹の奥て……」

シロ「完全にアレなんだけど……」

宥「だって、そうとしか表現できなくってっ……」

春「――――いい、わかった」

京太郎「は、はるるぅ……」ジワァ

春「受けてみればわかる。やって」

京太郎「」


咲「でも、人前ではダメだって……」

春「それも全部、わかる……」

シロ「一理ある」

絹恵「いや、でも……漫ちゃんの誕生日があれやと……」

宥「……どうするの、京太郎くん……?」ジー

京太郎「………………そう、ですね…………」

春「……お願い、京ちゃん……」ウルウル

京太郎(その上目遣い反則だから!)


京太郎「――――うん、決めた」

春「っっ、それじゃあっ……」

京太郎「ここじゃダメだ、やっぱりな」

シロ「…………まあ、そう言うだろうね。宥の感想が本当なら」

絹恵「そら、あんなんがずっと続いたらなぁ……」

咲(絹恵さんはいったい、どんなのを見たんだろう……)

春「…………だめ、なの……?」

京太郎「はるるのためだ、わかってくれ……な?」ヨシヨシ

春「はふっっ……わ、わかった……////」

シロ(ちょろい子だなぁ……)

絹恵(可愛いけど、心配なるわ……)

咲(ああやって、撫でてくれてたのは……私だけだったのに……)シュン

宥(あったか~い)ポワー



京太郎「――ってことで、この話はもう区切っていいですよね?」

春「うん……あっ、まだだめ!」

咲「そうだね」

シロ「肝心なとこが抜けてる」

京太郎「えっ」

宥「私のときは、合宿の旅館だったけど――」

絹恵「……戒能プロには、どこでしたんや? 二人きりやったんやろ?」

京太郎「…………あっ」


春「良子姉さんは、愛媛か鹿児島がホーム……態度が変わった先月は、大阪にいたはず……」

咲「出張みたいな感じだよね? だとしたら、ホテルか旅館に泊まってたはずでしょ?」

京太郎(理詰めやめて!)

シロ「…………ホテル、行ったの?」

絹恵「あああああ、あかんでっ! そんなんあかんっ、高校生が!」

京太郎(助けて……誰か助けて……)

宥「きょ、京太郎くん……」

京太郎(ヘルプミー、宥先輩!)

宥「自分の、お部屋に……呼んだりは、してないよねっ……」ジワァ

京太郎「してないですぅぅぅうわあぁぁぁぁぁんっっ!」

シロ「あ、泣かせちゃった」

絹恵「たぶんあのときちゃうかなぁ、お弁当作ってあげた日ぃか、その前の日」

京太郎「マッサージですっ、それしかしてないですよぉぉぉっっ!」

春「わ、わかったから、落ち着いてっ、京ちゃん!」

咲「京ちゃん、泣かないでっ、ねっ?」

京太郎「うぐぅぅぅっ……ほ、本当なんだよ、そんな……変な噂が立ったら、良子さんに申し訳ない……」

京太郎「あの人は良識ある大人だから、俺みたいな高校生にそんなことしないし、させないっての……」

宥「わかったよ、わかった……ほら、京太郎くん、あったかいよ~。ぎゅ~」

京太郎「うぅぅぅ、宥先輩……」スリスリ

咲「なにしてるの!」

シロ「宥、抜け駆けはずるい」

春「京ちゃん、こっち!」

絹恵「私の膝もあるで! 遠慮せんと!」



怜「…………ほう、なかなかええもんや……けど、日本じゃ二番目やな……」キュピーン

竜華「いきなりなにを言うてんの……それロンやで」

怜「はぁ……平打ちするんて辛いなあ」

浩子「普通はそういうもんですよ」



春「――つまり、良子姉さんは京ちゃんにマッサージをされて……」

シロ「それが気に入ったから、密かに? どころか堂々と自慢してて……」

咲「またしてもらおうと狙ってて……」

絹恵「したんはホテルやけど……」

宥「マッサージしか、してない……まあ、私たちのときもそうだったからね、大丈夫だよ」ナデナデ

京太郎「わかって、いただけましたか……」グッタリ

咲「ごめんね、京ちゃん」

シロ「つい気になって……」

春「信じてたよ、京ちゃん」

絹恵「ちゃっかりと!」

宥「これで仲直り、あったか~い」



京太郎「とんだ誕生日になった……はぁ……」

シロ「あ、そうだ……これ、みんなからのプレゼント。誕生日おめでとう」

京太郎「ありがとうございます……おっ、懐かしい帽子! 豊音先輩のと同じやつですね!」

シロ「そう。執事服にも合うからって……」

京太郎「たしかに、色合いはいいかも……まあ仕事中は使えないんで、私服でも合わせられそうなコーデを探しておかないとな……」

咲「そういえば、気になってたんだけど……なんで制服じゃないの?」

京太郎「いまさら!?」

宥「えっ? 京太郎くんの制服は、これ……だよね?」

春「そのはず……」

シロ「うん、間違いない」

絹恵「うちでは学ランやったけど」

咲「うちもです」

京太郎「千里山には制服ないからな。制服のない学校では、俺の制服はこっちなんだよ」

咲「だってそれ、えーっと……龍門渕の、執事さんみたいじゃ――」

京太郎「マジで!? おおおおっ、俺も師匠に近づいてるのか、すげー嬉しいっ……」

咲「」

シロ「あの人か……」

春「いままでで、一番嬉しそうな顔……複雑……」ムー

絹恵「そういうたら、誕生日に言うてたっけ……ほんまやったんやなぁ」

宥「私はこっちの京太郎くんがいいなぁ……見慣れてるし、その……か、かっこいい、から……」///

京太郎「ははっ、ありがとうございます……まあ、服がかっこいいおかげですよね」

春「そういうことでもないんだけど……」

京太郎「慰めはいいって……けど、俺もいつかは服に着られるんじゃなく、着こなしてみせるぜっ……」ゴッ

咲「……私の知ってる京ちゃんじゃない……」

シロ「いつもこんな感じだったけど。特に、あの……ハギヨシさん? と会ったときとか」

絹恵「学ランのときより、ハツラツとはしてるかもしれへん」

春「…………ちゃんと、麻雀もしないとだめだから、ね?」

京太郎「う……ま、まあそれなりにやってるし――」

宥「京太郎くんは麻雀部でしょ?」

京太郎「はい」

シロ「素直だなぁ……私には、色々口答えするのに。生意気」ギュー

京太郎「ひたいれふ」

絹恵「生意気なんもかわいいもんやで、なー?」ナデナデ

京太郎「あいあほうごらいまふ」


春「……あの、宥さん……」

宥「えっ? どうしたの、春ちゃん?」

春「……宥さんは……京ちゃんと、どんな風に過ごしてた……?」

宥「う、う~ん? えっとねぇ、朝起こしてもらったり、ご飯食べさせてもらったり、お昼は中庭でお昼寝したり……お世話になってばっかりかなぁ」

シロ「私と変わらないのに……どうしてこうも差が」

咲「京ちゃん面倒見よすぎ! 私には面倒見られてばっかりだったのにさぁ……」

京太郎「それはねーよ」

春「それでも言うこと聞くのは……やっぱり、宥さんが……いいの?」

宥「ふぇあぁぁっ!?」

京太郎「……なら、春も一回説教されてみればいい。わかると思う」

絹恵「なんやそれは……いや、でも――」

絹恵「松実家の姉がどれほどのもんか、見る機会でもあるなぁ……」


京太郎「では、宥先輩、お願いします」

宥「え、えぇ~……」

春「………………」

宥「え、えっと……春ちゃん!」

春「…………っっ……」ピクッ

宥「……えーっと……あんまり京太郎くんに、難しいこと聞いちゃだめ、ね?」ニコッ

春「………………」キュン

春「…………はい」

宥「えへへ、よかったぁ~……いい子だね~」ナデナデ

春「…………////」



咲「……あんなお姉ちゃんが欲しかった……」

シロ「……塞とは真逆だなぁ……」

絹恵「くっっ……なかなかの姉力や……これは、玄ちゃんが自慢するんもようわかるわ……」

京太郎「ブラヴォーッッッ! さすが宥先輩っ、さすがですっっ!」パチパチパチッ

シロ「…………まあいいか……私は、違う方向から行くだけだし……」



春「それじゃあ、年上が特別好きとか、そういうことでもないの……?」

京太郎「ちょっと弱いってのは認めるけど、必ずしもそれに直結はしないだろ……最終的には、その人次第なんだからさ」

京太郎(……って、なんで真面目に語ってんだ、俺は……)

咲「ほっ……」

シロ「惜しい……」

絹恵「……まあ、年上らしさを見せられんかったら、同じやんな……」

宥「うぅ~……」

春「そっか……うん、わかった。頑張るね、京ちゃん」ギュッ

京太郎「おうっ……こうやってくっついてくんのも、最終日以来か……なんか懐かしいぞ」ナデナデ

咲「っっ! だ、だ、抱きっ、つ、つつつ……」

シロ「……当てていってるね、完璧に」

絹恵「これができるんは、なんちゅーか……同い年の特権やろ……」

宥「あったかそ~」

春「……京ちゃん、京ちゃん……えへへ」グリグリ フニフニ

京太郎「………………」シャキーン

シロ「咲、ドクターストップ」

咲「は、はいっ……」


咲「しゅ、終了――っっ! 交代っ、順番にしよう!」

京太郎「いや、そろそろ練習に戻らないとだろ。各校の順位も決まっただろうし、監督が対戦表作ってるぞ」

咲「」


>せっかくなので、会話好感度成長 (宥以外には意味ないけど)

最大コンマ者+3、残り+1

72>77>その他ゾロ目>数字の大きい順

↓1 咲
↓2 春
↓3 シロ
↓4 宥
↓5 絹恵


咲+3
春+1
シロ+1
宥+1
絹恵+1


京太郎「ふぅ……なんとか全員と話せてよかった……」

京太郎「監督、そろそろ対局順決まりましたよね?」

雅枝「ふぅ~む……」

玄「なるほどなるほど……」

宥「玄ちゃん、邪魔しちゃ、めっ!」


雅枝「――あかんな、決まらん」

京太郎「なんでやねん」

雅枝「イントネーションがちゃうで」

京太郎「すんません」

雅枝「まあええ……京太郎、3人選び」

京太郎「は?」

雅枝「うちの部員をギリギリまで減らしても、3人余る。その3人を、あんたの対局相手にする。選び」

京太郎「…………千里山女子から、ですか?」

雅枝「それも込みでや。来てる中から、自由に選んだらええ」

京太郎「なんか、ペナルティとかありますか?」

雅枝「うちの部員から選ばんかったら、あと一ヶ月大変やろなぁ……」

京太郎「」

雅枝「アホ、冗談や。せっかく祝いに来てくれとるんや、強うなったとこ見せたり」

京太郎「――わかりました」


>対局相手選択
千里山、姫松、阿知賀、永水、咲、和、優希、照、菫、淡、シロ、から一人記入

安価↓2-4 被ったら↓


そういえば、だいぶ上のほうで、オリ能力ゲットしたら技能なくなるとか言われたけど、なくなりませんので

---------------------------------------------------------

>憧、咲、霞

>イベントあので四回対局


京太郎「――ということで、よろしく」

憧「うぅ……恨むわよ、あんた……」

京太郎「工エエェェ(´д`)ェェエエ工」

憧「なんつー化物卓に……」

霞「あらあら、私なんてもう引退して随分たつのに」

咲「えへへ、二回戦以来ですね。よろしくお願いします、霞さん。憧ちゃんもね!」

憧「あー、はいはい……ま、やるだけやってみますかっ」

京太郎「なんだかんだ、諦めないで向かってくのがお前のいいとこだよなぁ」

憧「負けて元々、勝てば金星……なにより、逃げるなんてかっこ悪いとこ見せられないでしょ?」

京太郎「――だな、阿知賀はみんな来てるんだし」

憧「……そうね、みんな……阿知賀女子麻雀部、6人が揃ってるんだから」

京太郎(……あれ? 晴絵先生は来てないよな……?)

憧(……あ、自分込みってわかってない顔だわ、これ)

咲「よーし、私も頑張るぞー。いいとこ見せるからね、京ちゃん!」

京太郎「お、おう」

霞「うふふ、お手柔らかにお願いね」


対局ルールは>>6

>和了判定一回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
憧 ↓1+66+20
咲 ↓2+102
霞 ↓3+84
京太郎 ↓4+46+25

打点↓5


>和了判定一回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
憧 9+66+20
咲 21+102 【異能:嶺上マシーン】
 ツモ時の打点二段階上昇、判定コンマキリ番・小大or大小並びの連番(12・23、32・21など)なら無条件にツモ和了確定
霞 63+84
京太郎 27+46+25=98

打点43→34 2000→打点上昇→3200(800、1600)

憧25000→23400
咲25000→28200
霞25000→24200
京太郎25000→24200


咲「ツモ――嶺上開花です」

京太郎「…………くっ」

憧「……ねえ、本当に見えてるの? そういうのって」

咲「うん、なんとなくね」 ※完璧にです

霞「あらあら、怖いわねぇ」タプーン

憧「こっちはこっちですごいし……」

咲「憧ちゃんだって十分……」

京太郎「…………」ジー

咲「なに見てるの」ツネー

憧「はいはい、集中する」ツネリッ

京太郎「いでぇよっっ!」

霞「京太郎くん」

京太郎「は、はい!」

霞「そ、そういうのは……あとでね?」

京太郎「」

憧(ま……)

咲(負けられないっ、麻雀だけはっ)ゴッ


>和了判定二回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
憧 ↓1+66+20
咲 ↓2+102
霞 ↓3+84
京太郎 ↓4+46+25

打点↓5


>和了判定二回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
憧 59+66+20=145 △ テンパイ
咲 9+102=111 テンパイ
霞 60+84=144 △ ノーテン
京太郎 19+46+25=90 ノーテン

△が1差、流局

憧25000→23400→24900
咲25000→28200→29700
霞25000→24200→22700
京太郎25000→24200→22700


憧「ああああああ、押さえるだけで手一杯……」

咲「ふふ、和ちゃんが言ってた通り。牌効率もいいし、注意力もすごいよね」

咲「それに、他人の能力をちゃんと受け止めて、その上で対策してるもん」

憧「和はSOAだもんねー。まあ効率で負けるから、そのくらいはなんとか……っていうか、親流れてよー」

咲「ざーんねん」

 ※進行の都合上、親は移動します

霞「ふふ、同じ点数ね、京太郎くん」

京太郎「いや、負けそうなのに落ち着いてられませんって」

霞「そうねぇ……なら、私もそろそろ――」

霞「……苦手分野、いっちゃおうかしら」ゴッ


対局ルールは>>6

>和了判定三回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
憧 ↓1+66+20
咲 ↓2+102
霞 ↓3+84 【苦手分野】
京太郎 ↓4+46+25

打点↓5


>和了判定三回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
憧 36+66+20 ロン和了
咲 83+102
霞 81+84 ●放銃
【苦手分野】
 親以降、和了判定をコンマ一桁勝負に、4・6・8なら自分の和了。それ以外なら数字の大小で決定
京太郎 5+46+25

打点22 倍満 16000

憧25000→23400→24900→40900
咲25000→28200→29700
霞25000→24200→22700→6700
京太郎25000→24200→22700


憧(…………あれ? これって、たしか――)

咲(霞さんの、アレかぁ……しまったなぁ……)

京太郎「……あれ? すげー偏りが……これは……」

霞「ああ、そういえば京太郎くんには見せてなかったわよね……」

霞「私も、霧島の巫女としてある程度は――」

憧「ロ、ロンッ! 倍満、16000です!」

霞「…………あら?」

京太郎「すっげ……」

咲「わっ、すごい」

憧「ま、まーね」

憧(あっぶなぁ……夏の牌譜、色々見といてよかった……あれかな、姫松の末原さんに感謝!)


>和了判定四回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
憧 ↓1+66+20
咲 ↓2+102
霞 ↓3+84【苦手分野】
京太郎 ↓4+46+25

打点↓5


>和了判定四回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
憧 100+66+20 ゾロ目(スキルに優先)ロン
咲 52+102=152
霞 49+84=133 放銃
京太郎 71+46+25=142

打点57→75 子:6400

憧25000→23400→24900→40900→47300
咲25000→28200→29700
霞25000→24200→22700→6700→300
京太郎25000→24200→22700


憧(っっ……やった、トップ……このまま一気に終わらせる!)

咲(……まずいなぁ、流れが完全に……これは追いつけないかな)

霞(ふぅ……参ったわね、途中で終われないし……)

京太郎(…………強い、やっぱり……それでこそ、俺も……成長しがいがあるっ……)


憧「――ロン、6400で……ああああ、お疲れさまぁ……」

咲「お疲れさまでした」

霞「お疲れさま……ちょっとごめんなさい、祓ってもらってくるから」トトト

カスミーナニヤッテルンデスカー ハルルーイドウヨー ナニシテルノ… ツカエルオヘヤ、キイテキマス

京太郎「……お疲れ……はぁ、完敗だな……っていうか、蚊帳の外って感じだった……」

憧「ふふんっ、私になら勝てるかもって、思ってたでしょ」

京太郎「そ、そんなことねーよっ」

憧「あはは、いいってば。私も勝てると思わなかったし……あ、京太郎にじゃなくて、咲にね」

咲「ううん、憧ちゃん強かったよ。すぐに霞さんにも対応したし、やっぱりすごい」

京太郎「ああ、さすがだよ。もしかしたら、穏乃より大将に向いてたりしてな」

憧「それは言い過ぎ。うちの大将はシズ、これは揺るがないの」

京太郎「なんで?」

憧「んー、なんていうかね……今日はこういう結果だけど、必死に食い下がる気力、みたいなのかな……私はそれが足りないって思うのよね」

咲「それに穏乃ちゃんは、大舞台だと燃えちゃうみたいだから……大会の大将は、すっごく向いてるんだよね」

京太郎「お祭り女ってことか」

憧「あっはは、そーかも! ま、今日の勝ちはいい栄養にさせてもらうわ、また打とうね!」

咲「次はぜ~ったい! 負けないから!」

京太郎「俺もだな……まだまだ弱いってことが、よくわかったよ。ありがとな」


 ――その頃、別室では上半身裸の霞と春が胸を押し合い、巴が汗だくで祈りを捧げていたのだが……
 その場にいない京太郎は、知る由もなかった。

・雀力+1


ミス

・雀力+2
・霞好感度+1
でした


さすがに見送り編はカットで
全員見送って、部活も後片付けも済んで、家に帰宅する京太郎 (もちろんルーラで)

そこで京太郎が見たものとは――。


夜イベント編、そんなに長くはなりません
ときめき勢ならイチャイチャして、それ以外なら好感度がゴッと上がればいいな、という感じで

--------------------------------------------------------------

京太郎「はぁー、疲れた……けど、みんなが祝ってくれてよかったなぁ」 (執事服脱ぎながら)

??「………………」

京太郎「その分、みなさんの誕生日も忘れないようにしないと……ん?」 (上半身裸、下半身はボクサー一丁)

??「………………」コソコソ

京太郎「………………あの、いったいいつから……」

>相手選択、千里山以外から、プロ込みで一名記入

安価↓5



決まったら今日は終了予定です


>なんと、帰り損ねたのは淡だった!


淡か、動かしやすくてありがた……
ではイチャコラ好感度アップイベは、明日にでも
お疲れさまでした


あわあわときめきまで11もいるやん……

選択次第でそこまで稼げるようにするか悩むじゃないか
稼げるとしたら翌日までかけた大イベントになっちゃう大変


??「………………」コソコソ

京太郎「いや、見えてるからな? なにしてんだよ、淡」

淡「あ、あははは…………ちょっと、困ったことになって……」

京太郎「それは見ればわかる……いや、それ以前にだよ!」

京太郎「お前っ、こんなとこでなにやってんだよ! ちょっと前に見送ったじゃん! んで、照さんたちと――いや、菫先輩と一緒に駅に行っただろ!?」

淡「そこ言い直さなくても……って、だから困ったことになったって言ってるでしょ!」

京太郎「なんで逆ギレしてんだ!」

淡「キレてないよ! 私を怒らせたら大したもんだからね!」

京太郎「ああああ……もういいっ、キレててもなくてもいいからっ、なにがあったか話せよ、な?」

淡「う~……」

京太郎「っつか、ここにいるって……あれだろ、帰ってくるときに尾けてきたってことだよな?」

淡「っっ! ち、違うもんっ、偶然見かけて追いかけてきただけだもん!」

京太郎(なら声かけろよ……)

京太郎「まあ、それはいい……どっちにしろ、俺に用があるんだろ?」

京太郎「というか、こっちで知り合いらしい知り合いもいないだろうし、俺を頼るしかなかったってことだろうけど……」

淡「頼ってないっ!」

京太郎「だったら頼れ! 俺を!」

淡「――――っっ!」

京太郎「……最低でも、俺のこと友達とは思ってるはずだろ? なら気にしないで頼れよ、ちゃんと……情けなくなるだろうが」

淡「………………うん、ごめん……」

京太郎「いや、俺も言いすぎた……」

淡「……話していい? すっごい迷惑かけちゃうけど……」

京太郎「ああ――いや、ちょっと待ってくれ。その前に……」

淡「??」

京太郎「――服着ていいか? 2月だし、すっげー寒いんだよ、このままだと」ウエハダカー シタパンツー

淡「!?!?」

京太郎「なぁ――」

淡「ばっ――――」


淡「バカぁぁぁぁっっっ!!!! 乙女の前でなんてカッコしてんのっ、信じらんないっ、スケベ! 変態!」

京太郎「お前が着替え中に押し入ってきたんだろうが、この痴女おぉぉぉぉぉっっっ!」


淡「――――ってことがあって……」

京太郎「あほか」

淡「アホじゃない!」

京太郎「つまりまとめると――照さんが駅限定のお菓子を買いに行って、菫先輩が探しに行くからお前は先に乗ってろって言われて――」

淡「荷物積んだ後、お手洗い済ませて、どうせテルーたちも行ってるしって、ちょっと売店に寄り道しに行って――」

京太郎(そこでなんで寄り道したし……)

淡「買い物済んだけど、二人に会えなかったから、戻って乗る前に連絡しようとしたら、携帯忘れたのに気づいて、もっかい売店行って――」

京太郎「そこにもなくて携帯探してる間に、新幹線が行っちまったと……で、携帯は?」

淡「あったよ! カバンに入れてたの、忘れてた!」ペカー

京太郎「あほか」

淡「アホじゃない!」


京太郎「まあいい……で、その携帯がピカピカしまくってるわけだが?」

淡「菫の着信が、いっぱい……メールも……」

京太郎「返事は」

淡「………………」フルフル

京太郎「あ、またかかってきたな」

淡「――っっ!」ビクッ

京太郎「…………はぁ……いいよ、貸せ」

淡「や、やだっ……」

京太郎「いいから貸せっての……あ、もしもし、菫先輩ですか?」

淡「ちょっと勝手に――」

菫『!? なっ……京太郎くんっ?』

照『えっ、京ちゃん!? 代わって!』

菫『黙ってろ……いや、当然の流れか。あいつが頼れるなら、京太郎くんしかいないからな』

菫『それで、そのバカはなにをしてる……いや、そもそもどうして、新幹線に乗らなかった?』

京太郎「…………その、ですね……」

菫『……悪いが、庇わないでほしい。私は引率者としてもちろん責任を負うが、そいつにしてももう二年になる頃なんだ。しっかりしてもらわないと困る』

菫『――と、君に話しても仕方ないな。ともかく代わってくれ、そこにいるんだろう?』

京太郎「………………」

>返事選択
1 わかりました、代わります
2 あれは不可抗力だと思います
3 俺の責任です、すみません

安価↓2


京太郎「……わかりました」

淡「……うぅ……」

京太郎「とにかく謝ったほうがいい。それは俺じゃなく、直接淡が言うべきだ……フォローはそのあとにしような」

淡「……わかった……も、もしもし?」

菫『…………こ、のっ……バカ者ぉぉぉぉぉっっっっ!』

淡「ぴぃぃっ!?」

菫『乗っておけと言っただろう! しかも荷物だけ積んでおくとはどういうことだ! そのせいで乗っていないと気づかなかっただろう!』

淡「ごご、ごめっ、な……さ……」ブルブル

京太郎(……まずいな……)

菫『なにをしていた! そもそも――どうして電話に出なかった!』

淡「だ、だって、お……おこ、られっ……」

菫『――――当たり前だっっ! こっちがどれほど心配したと――』

淡「ごめ、んっ……なさいっ……ぅぐっ、ひっく……うぅ……」

京太郎「――よく頑張った、あとは任せろ」ポンッ

・淡好感度+1

京太郎「――すみません、もう一度代わりました」

菫『だいたいお前は――どうして代わった。申し訳ないが、いまはそう落ち着いていられる状態では……』

京太郎「俺からも言って聞かせます。で、今日の最終には間に合わせま――」

京太郎(……のぼり最終は、21:20だったか……?)

>時計判定
奇数 ギリギリ間に合う
偶数 あ、これは無理ですわ
ゾロ目 そのとき不思議なことが起こった!

安価↓2


>間に合わじ

京太郎「――21:10……?」

菫『……間に合いそうにない、だからこちらも焦っているんだ……いまどこにいる?』

京太郎「お、俺の家です……」

菫『そこから駅までは何分だ』

京太郎「…………10分じゃ、どうあがいても着きません……」

菫『――淡に代わってくれ、お願いだ』

京太郎「……できません」

菫『これ以上叱るつもりはない、今日と、明日のことを話すだけだ』

京太郎「……今日は、俺がなんとか宿の世話をします」

菫『それだけじゃない、交通費だって……おそらくあいつ、持ち合わせが足りないはずだぞ』

京太郎「それも、俺がなんとかしますからっ……」

菫『ならなおさら、あいつに代わってくれ……これだけ迷惑をかけるのに、一言二言いっておかないと、気が済まないんだ……』

京太郎「…………ちょっと待ってください」


京太郎「淡、電話出られるか?」

淡「む、無理……また、怒られる……」ガタガタ

京太郎「――もう怒ってないって、おっしゃってるぞ」

淡「…………怖いよ……」ブンブン

京太郎「はぁ……すみません、菫先輩。やっぱ出られないみたいです」

菫『……そんなに、厳しかったかな、私は……』

京太郎「俺も同じ立場だったら、そう言ってたと思いますけど……心労、お察しします」

菫『ともかく、心配して悪かったと思うなら、あとでメールでもいいから送れと伝えておいてくれ。照も心配していた。買ったお菓子が手つかずだぞ』

京太郎「それは相当ですね」

照『菫、余計なこと言わないで。京ちゃんが私を誤解する』

菫『大丈夫だ、まったく誤解されてないぞ』

照『そう? ならいいか』ムフー


菫『どちらにせよ、宿代と交通費がいるな……どうしようか……』

京太郎「俺がだします、これは淡にいつか返してもらうんで……それと、宿なんですけど」

菫『どこか安宿でいい――いや、あいつも女子だ、しかも可愛いからな、あれで……なるべく安全な場所がいいだろう』

菫『平日なら、まだ空いているだろう……すぐに探そう。ああ、いや……それでも、こんな時間に宿のある場所まで向かうのは、危なくないだろうか……』

京太郎(……妹を心配する姉ちゃんみたいな……いや、娘さんを心配するお母さんかな?)

菫『――――そうか、その手が……い、いや、でも……京太郎くんではなく、淡のほうで問題が……いや、さすがに……だがしかし――』

京太郎「ん? あの、どうかしましたか?」

菫『…………もう、辺りは暗いよな?』

京太郎「ええ、まあ」

菫『そこから、駅の近くに宿を取って、淡が移動して――危なくない、という保証はあるかな?』

京太郎「……大丈夫だとは思いますけど、確証は……」

菫『ならやはり、移動せずに宿を取り、明日の早朝に駅まで移動するほうがいいだろうな』

京太郎「でも、この辺りに宿なんて……知り合いでもいれば、話は別で――」

淡「――――――っっ!?」

京太郎「――――まさか……」

菫『…………すまない、が……ほかに手立てはないんだ』

京太郎「……落ち着いてください、菫先輩」

菫『落ち着いているよ。さっき怒鳴ったからな、これ以上ないほど冷静だ』

京太郎(絶対嘘だ!)


菫『私もこちらの麻雀部も、照も淡も、君のことは信頼している』

京太郎「……さっきからこいつ、すげー不安そうにこっち見てるんですが」

菫『緊張しているだけだ、大丈夫』

京太郎「……絶対、移動のほうがいいと思いますけど」

菫『なにかあったら責任が取れない。だが、君との間なら……君が責任を取れる』

京太郎(!?)

菫『そして、君が責任を取るような事態にならなければ、なにもないということだ……うん、実に安全だな』

京太郎(菫先輩……心労と受験ストレスで、頭を……)ホロリ

菫『ああ、安心してくれ。私ももちろん、鬼ではない……淡に確認して、それで泊まるとなればの話だ』

京太郎「…………わかりました、確認してみます。説得とかなしで、一回だけですからね。それで無理なら、おとなしく宿を探しますから」

菫『ああ、構わん』


京太郎「…………淡、お前今日は俺んチに泊まれ。んで、明日の朝に始発で帰るんだ、できるか?」

淡「……………………」

京太郎(…………よし、返事なし!)

京太郎「もしもし、菫先輩? 聞いての通りです、返事がないので――」

淡「…………かった……」

京太郎「ない、ので……ぇ?」


淡「わ……わ、かった……と、泊まる……ます……////」


京太郎「なん……だと……」


菫『――聞いての通りだ。では、6時発の始発なら、8時半には東京に着くな。迎えに行くからと伝えておいてくれないか』

京太郎「」

菫『…………淡のことを、頼んだ……』

京太郎「ぁ――は、はい……えっ」

菫『では、任せた……それと……さっきの、フォローも……お願いできれば……』

京太郎「…………わかりました。大丈夫です、少し怯えてますけど……しばらくすれば、ちゃんと反省して元通りだと思いますから」

菫『そう願うよ……では、世話をかけるがよろしく頼む』

京太郎「はい」


京太郎「…………………………大変なことになってしまった」

淡「そ、それは……こっちも同じっ……」

京太郎「お前がいいって言ったからだよ!」

淡「しょーがないでしょ! 大阪とか、あんま知らないし……知らないとこで、ホテルで一人とか……ちょっと、こわ――あ、危ないし!」

京太郎「――――――そか」

淡「な、なにさっ、いきなり静かになって!」

京太郎「いや、悪かった……と思って。まあ、うん……狭いとこだけど、ゆっくりしてけ」


京太郎(…………だよな。俺は男だから、夜中も一人で出歩くし、一人暮らしも気にしてないけど……普通の女子高生だったら、知らない街で夜一人ってのは、さすがに心細いか)


京太郎(…………ならせめて、ここにいる間は不安がないように、もてなしてやらないとな……)

京太郎(あ、そうだ……缶詰と、お菓子の材料はこっちにならあるし――)


京太郎「なあ、淡?」

淡「――あわぁっ!? なな、なにっ!?」

京太郎「…………腹、減ってないか?」

淡「……減って、な――」クゥ~w

淡「」

京太郎「飯とお菓子、どっちがいい?」

淡「お菓子!」

京太郎「――プリンアラモード、食べられるか?」

淡「モチのロン!」



淡「――ごちそうさまでした」ペッコリン

京太郎「参考までに、いまの分のカロリー教えとこうか?」

淡「やめてっっ!」

京太郎「時間もなぁ……10時回ってるってのは、かなり――」

淡「やめてって言ってるでしょ、バカーッ!」

京太郎(ふぅ……なんとか、いつも通りって感じにはなったかな……)


淡「? どしたの、いきなり黙り込んで」

京太郎「いや……まあ、今日はここに泊まるとして、だ。明日の朝イチの新幹線で、東京に帰る。それは大丈夫だな?」

淡「うん、へーきっ! あ、でもチケット……お金、ないけど……」

京太郎「さっき予約した。現金もそこそこ手元にあったから、明日の朝、窓口で買えば問題ない」

淡「ありがとっ! ちゃんと返すからね!」

京太郎「そうしてくれ……んで、始発の時間はわかってるか?」

淡「まったくです!」

京太郎「驚くなかれ、朝の6時だ」

淡「わーお!」

京太郎「ってわけで、なにかあったときのこと考えて、明日は5時起きな」

淡「えーっ! 早すぎる! 寝不足はお肌に悪いんだよ!」

京太郎「お前の肌は綺麗すぎるから、一日くらい平気だ。あと、新幹線で寝ろ」

淡「えっ……そ、そう、かな……えへへ……」

京太郎「とにかく、風呂入ってあったまって、ゆっくり寝ろ……そろそろ、風呂も沸くころだ」

淡「わーい、おっふ……えっ」

京太郎「風呂」

淡「……誰が?」

京太郎「お前。あ、先に俺が入ろうか?」

淡「……………………」

淡「………………」

淡「…………」

淡「……」

淡「」

淡「えっ――」

淡「えっ、な……な、ななっ、なっ……おおおお、おふっ、お風呂っ、ろろっ、っててて……」

京太郎(なに動揺してんだこいつ)

淡「な、ななっ、なにすんのっ!? 変なことしないんでしょっ!?」

京太郎(…………妄想逞しすぎるだろ、こいつ)

淡「黙り込んだ! ムッツリしてる! スケベ!」

京太郎「ムッツリじゃねーよっ、オープンだ!」

淡「開き直らないでよっ、バカーッ!」


ギャーギャー スケベー ムッツリハオマエダー ワタシハチガウッ

隣室の住人「………………」

 ドンッッッ!



京太郎「……す、すいません……」

淡「やーい、おっこらっれたー!」

京太郎「お前のせいだろうがっ!」

淡「キョータローもでしょっ!」

ギャーギャー ダカラー オマエガー

 ドンッッッ! ドンッッドンッッ!

二人『す、すいません……』


京太郎に移動の負担をかけたくない
別のお宅で世話になるには移動がいる
一人
危ない

よそから迎えにこさせるのは、なおありえない
なら、頼りは京ちゃんしかいない!



ちょっと区切ります、できたら夜中にでも



京太郎「…………ふぅー、さっぱり……」

淡「………………」

京太郎「…………なんだよ、その顔は」

淡「私のあとの、お風呂……狙ってたでしょ……」

京太郎「別に?」

淡「」

淡「…………っ」ムッカー

淡「なんで! 淡ちゃんだよ!? こーんな美少女の入浴したあとだよ!」

京太郎「はぁ……つっても淡だしなぁ」

淡「ふざくんな!」ゲシッ

京太郎「おっと……んっとに、めんどくせーなぁ、お前は……」ヒョイ

淡「わふっ!? ちょ、ちょちょっ、下ろしてよっ、バカー!」

京太郎「はい、お布団とうちゃーく」ドサッ

淡「ベッド!? ちょあっ、やっ、だ……ま、待って、まだっ……ここ、ここころの準備、とかっ……」

京太郎(………………やだ、この子……マジどうしよう)


>返事選択
1 男の部屋に泊まるんだ、わかってるだろ?
2 ちょっと腹割って話そうか
3 いいから寝ろバカ、俺は寝室の外にいとくから

安価↓2


京太郎(……ちょっとからかってやるか)

京太郎「………………男の部屋に泊まるんだぞ、わかってるだろ?」ギシッ

淡「――っっ! え、う……あ、の……」

京太郎「そんなビビるなって、誰でもするんだから……ん? なんだ、震えてんのか」ギュッ

淡「」

淡「……て、手っ……痛い……っ」

京太郎「こうしないと逃げるだろ?」グイッ

淡「んっっ……ちょ、ちょっと……キョータロー! 私、そのっ……」

京太郎(…………あれ、けどこいつ……ほんとに、ちょっと震えてるような……)

京太郎「………………」

>返事選択
1 すまん、やりすぎた
2 ……優しくする
3 寒いのか?

安価↓2


京太郎「…………すまん、やりすぎた」スッ

淡「…………………………えっ」

京太郎「いや、ちょっとお灸をすえてやるかーとか思って……けど、なんか……」

京太郎「本気で怖がらせたんだとしたら……マジで悪かった……」

京太郎「変なことしたあとで、説得力ないかもしれんが……その、そういうつもりはない、本当に」

淡「」

京太郎「だから、安心して朝まで休んでくれ……っと、俺はほら、あっちの部屋で寝るから」

淡「」

京太郎「……こっちの部屋、一応カギもついてるし……そうだな、あとは――」

京太郎「護身用に、このバット置いとくから……なにかあったら、容赦なく殴ってくれ」

淡「ひ――」

京太郎「……そんなつもりはなかったんだ、すまなかった……それじゃ、おやすみ」

淡「人が――」

京太郎「…………? なんだ、さっきから――」

淡「人が、せっかく覚悟決めたのに……ふっ、ふふっ……ふふふふ――」


淡「ふざけんなあぁぁぁぁぁ――――っっっ!」ガシッッ ブゥンッッ


京太郎「!? なにかあったらって言っただろ! いま振るんじゃねえ!」ガシャーン

淡「黙れっ、女の敵ぃぃぃ――っっっ!」ブゥンッ ゴンッッ

京太郎「ぎゃーっ! かか、壁っ、傷はっ……な、ない、か……? お前っ、落ち着けって――」

淡「ううううう、うるさいっ! これが落ち着いていられるかっっ、覚悟しなさいよぉぉっっ!」

京太郎「また壁ぇぇぇっっ! 淡っ、隣! また隣に壁叩かれる!」

淡「知るかバカああぁぁぁぁっっ! うわぁぁっっっ! 私の覚悟っ、返せぇぇぇっっっ!」ブンッ


京太郎「待てっ、なにがあったか知らんが、ひとまず――ぁっ」ズルッ

京太郎(やばい、滑った……っていうか、これ……直撃しそう――)


>回避判定
自動成功、ゾロ目大成功

安価↓1


>成功

京太郎「くぉっっ……おぉぉぉおっっ!」ゴキンッッ

淡「はぁっ、はぁっ……や、やったか!?」

京太郎「やってねーよ! あぶねえ! 死ぬとこじゃねーか!」

 片手を床について反転、空いた腕をバットの根元に添えて方向をずらし――。
 かつ、万が一にも淡の指が怪我しないよう、柔らかいクッションを叩かせる。

淡「……ざんっねん……けど、まだまだぁ――」ブンッ

京太郎「はい、残念でした」ヒョイッ

淡「わふっ!? か、返してっ!」

京太郎「お前にこんな危ないもん持たせとけるか……いや、ほんと悪かったよ……」

淡「許さない! ぜーったい許さない! 一生許さない!」ガーッ

京太郎(…………たしかに、女性にするイタズラ……というか、ブラフじゃなかったな……)

京太郎「すまん……としか、言えん……とにかく、休んでくれ。明日は早いから……」

京太郎「こっちの部屋にはこない、お手洗いと洗面所は廊下の途中だからな。用があったら声かけてくれ……」

京太郎「じゃあ……おやすみ」ガチャッ バタン

淡「あっ…………」


淡「っっ……バカッ……キョータローの、ばかぁ……」


・淡好感度+2(雑用ボーナス込み)


京太郎「……どうも、淡相手だと……元気な咲が相手みたいで、遠慮なくなっちまう……最低だな、ほんと」

京太郎「寝よう……なんとか、朝飯で……許してもらうしかない……」


~2月火曜、終了


すまない、色々SAN値が減ってて、ほのぼのできなかった

一つ目の選択肢は、
・腹を割って話そう、大泉君
が正解
その後はまったりイチャイチャできた

二つ目は優しくが正解
その後の選択次第では特殊エンドもあったかも、いや、やっぱないか


まあせっかく北大阪にいるのに、淡が目立ってもなんだし
サクッと水曜日に突入しよう


~2月第一週水曜

京太郎「ん…………朝か、何時……4時、半……ふぁ……」

京太郎「あれ、なんで居間のほうに……ああ、そうか」

 傍に転がったバットで気がつく。隣の寝室には、お姫様がお休みのはずだ。

京太郎「とりあえず、朝飯か……時間ないし、ホットサンドにしよう……飲み物……俺は紅茶、あいつはココアだな……ふぁ……」

 微妙に寝不足の感じがする、けど仕方ない。
 色々あって、睡眠時間は4時間くらいのはずだ。寝不足は美容の敵なんだぞ……って淡が言ってたな。


>執事判定
自動成功、ゾロ目大成功

安価↓1


>通常成功
・執事+1

京太郎「――起きてくれば、いつでも食べられるけど……ちゃんと起きてくるのか?」

京太郎「あいつ、寝起き悪いしなぁ……けど、昨日の今日で、なんか起こし辛い……」


~AM5:10

淡「…………おはよう」

京太郎「おはようございます、お嬢さま」

淡「ん、ごめん……あふぅ……ちょっと遅れたかも……」

京太郎「いや、まだ大丈夫。とりあえず朝飯にしよう。顔は洗ってきたな?」

淡「うんっ!」


京太郎(……大丈夫、だよな? まあ、あんまり遺恨を残す方じゃないと思うけど……)

淡(……大丈夫、だよね? 普通にできてるよね、たぶん……泊めてもらったのに、変なことして……謝らないと、だけど……)


京太郎(ちょっと気まずい……)

淡(ちょっと気まずい……もういいや、ご飯食べちゃお……)



淡「おっいしーい♪」

京太郎「そ、そうか? ならよかった……ココア、おかわりいるか?」

淡「んー……ううん、いい。飲んでたら、遅れちゃいそうだし」


 なんとも自然な会話をしつつ、微妙に遠慮をしあいながら、朝食を終え――。
 気がつくと早朝から、新大阪の駅構内に辿り着いていた。
 チケットも揃え、時間はAM5:50


京太郎「……それじゃ、チケットなくすなよ?」

淡「大丈夫、おサイフだからね! あ、と……あり、がとう……お金とか、色々……」

京太郎「ん……気にすんな。返すのも、俺がそっち行くときか、なにかの企画で会うときくらいで……無理に、返しには来なくていいぞ」

淡「わかったー……それじゃ、行くね」

京太郎「ああ……またな、淡」

淡「うん……また、ね……キョータロー」

 ドアが閉じるまではまだ時間がある、けれど淡はそのまま、デッキの扉から座席へ向かった。
 座席はホームの反対側、見送るには距離がある。
 そして、淡は最後まで向こうを向いたままだった。

京太郎「…………じゃあな」

 そんな俺の呟きはたぶん、あいつに届かなかっただろう。
 らしくないことをした、そんな反省を抱えて、小さく頭を小突き。
 俺は、登校準備のために、家に帰ることにした。


~本当の朝、AM5:45

京太郎「――という夢を見たんだ」

淡「バッッッッッカじゃないのっ、キョータロー!」

京太郎「バカじゃねえ! っていうか、お前も寝坊しただろうが!」

淡「寝坊してない! 起きたけど二度寝しちゃっただけ!」

京太郎「それを寝坊っつーんだよ! あ、すいませんっ、これ予約券! 精算お願いします!」

京太郎「んで淡っ、お前はこれ持ってけ。新幹線で食えばいいから!」ポイポイッ

淡「わふっ! なにこれ?」

京太郎「朝飯作ったまでは夢じゃねーんだよ! で、時間ないから詰めといた!」

淡「わーいっ♪ ありがとー!」

京太郎「で、チケットなくすな? 東京駅ついたら、菫先輩に電話しろ。ちゃんと謝れよ?」

淡「わかってるってば! 何回聞いたと思ってんの!」

京太郎「あとでメールもしとくから、目とおしとけ!」

淡「はいはいはいはいはい」

京太郎「はいが多い!」

淡「はい、はい」

京太郎「違う! もっと真剣になるのだ!」


 ――という感じで、新幹線に乗せたのは発車の、たぶん二分前くらいだった。


京太郎「……しかし、いつもより登校が遅れちまった……急がないと遅刻まであるぞ、これ」

京太郎「あ、もちろん朝練の話な? しかしこれ、弁当作ってる余裕もない……」

京太郎「とにかく朝練だ、急ごう」


>登校遭遇判定
 2怜、4泉、6セーラ、8浩子、0竜華

 安価↓1 コンマ一桁


>怜遭遇

>ゾロ目、追加で任意一人(泉、セーラ、浩子、竜華)

安価↓2


>怜泉遭遇

京太郎「い、そ、げっっ……はぁっ、はぁっ……」

怜「お? おー、そこ行く執事、ちょっと待ったってー」フリフリ

京太郎「はぁっ、はぁっ……あ? あ、怜先輩……はよーっす」

怜「おはよーさん。ちゅーか、あれ? なんで全力疾走?」

京太郎「いや、先輩はいいかもですけど、俺っ……朝練、遅れそうなんでっ……」ハァハァ

怜「ちょおちょお、この怜ちゃんがえらい美少女なんはわかるけど、あんまり息荒いと通報すんで」

京太郎「そういう、呼吸じゃ、ないんですけど……」ハァハァ

怜「それと、あっちを優雅に歩いとるんは、同じ一年生やないの? それやったらあれも遅刻ちゃうか?」

京太郎「いや、麻雀部じゃないなら、別に――あれ?」

泉「ん? あ、園城寺先輩、おはようございます……ついでに京太郎くんも」

怜「おはよーさん」

京太郎「はよー……いや、落ち着いてる場合じゃないだろ! お前、遅刻するじゃねーか!」ハァハァ

泉「えっ、まだ余裕やし……っちゅーか、なに息荒くしてんの、キモッ」

怜「美少女怜ちゃんに興奮したらしい、変態やで」

泉「」

京太郎「嘘だから! ダッシュして、息切れてんだよっ……」ハァハァ

泉「朝からダッシュて、なんか用なん? それとも、追われてるとか」

怜「いつかやるとは思ってました」

京太郎「当局の手が回ってたなんて……じゃなくて! のんびりしてる場合かって言ってるだろっ、朝練!」

泉「今日は休みやで」

京太郎「」


泉「昨日はプロも来て、チャンプも来て、練習時間延長してまでやったからて……あれ、連絡してなかったっけ?」

京太郎「…………ぜ、全然……」

怜「おお、そう言うたらそうか。うちらあれやん、スガキョーの連絡先知らんし、逆もまた然りやで」

泉「あ゙っ」

京太郎「…………そういえば」

怜「ふむ、これは不便やな……しゃーない、うちのと竜華と、あとセーラのも教えといたるわ」ポピポピッ

京太郎「そんな勝手に!」

怜「あとでちゃんと言うとくから、安心しぃ」

京太郎(いまいち不安だな……)

泉「ほ、ほな、せっかくやし、私も……はい、登録しといたで」

京太郎「さんきゅ……あれ、こっちから、浩子先輩のとかは?」

泉「勝手に教えたら怒られるやん……」

怜「そこをやってこそ一人前の麻雀部員やな」

泉「ただの礼儀知らずですやん……」

京太郎「ま、いいよ。本人か監督か、絹恵さんか洋榎さんにでも聞くから」

泉「そーしたって……さて、と。朝練ないこともわかったし、ゆっくり行きましょか」

怜「これで事案発生ささんですむな」

京太郎「元から違いますから……けど、それじゃなんで、泉はこんなはえーんだ?」

泉「………………昨日の、宿題、終わってへんから……学校でやろと思て……」

京太郎「あ、なるほど……ま、いーや。それなら教えてやるよ、一緒にやろうぜ」

泉「えっ……ええのんっ、ほんまっ?」

京太郎「困ったときはお互い様、連絡先も教えてくれたし、朝練ないのも教えてくれたしな」

泉「っ……おおきに、助かりますっ」ニコッ

怜「ふむふむ、青春やなぁ……」

泉「そ、そういうんやなくてっ……園城寺先輩は、なんでこない早くに?」

怜「それがなぁ、ようわからんけど目覚ましなって、しゃーなしに……お?」ピローン

泉「携帯鳴ってますけど」

怜「ふむ……お、竜華のメールや」

『朝から図書室で勉強する言うから、迎えに行ったのに……なんでもうおらへんの! いまどこや!』

怜「………………おお!」

泉「あきませんやん……」

怜「ま、先に学校おるて言うたら大丈夫やろ……ほな、ぼちぼち行こか」

京太郎「……竜華先輩、お疲れさまです……」

・怜好感度+1
・泉好感度+1


~2月第一週水曜、昼

京太郎「いやー、まさか朝練ないとは思わなかった……弁当、作ればよかったなぁ」

泉「まぁ私は、そのおかげで助かったけどな……あ、そや」

京太郎「?」

泉「お礼、いうわけちゃうけど……これ、おにぎり一個あげるわ」

京太郎「いいのか? 泉、結構食うのに……あでっ」

泉「誰が大食いや! 私はモブ子ちゃんとちゃう!」

モブ子「ひどい風評被害だ」

京太郎「いや、風評ってか事実だろ……ま、ありがたくいただくよ。サンキュー、泉」ニッ

泉「けど、それくらいやったら足りへんやろ、京太郎くんこそ」

京太郎「そうだなー、どうするか……」


>移動選択
1 部室
2 中庭
3 屋上
4 教室
5 学食

安価↓2


>部室、竜華遭遇

京太郎「――おっ、ラッキー! カギ開いてる!」

京太郎「いやぁ、ダメ元で来てみたけど、あいててよかった……失礼しまーす」ガチャッ

竜華「あら?」

京太郎「竜華先輩でしたか、こんにちは」

竜華「京太郎くんか。お昼はもう済んだん? えらい早いけど」

京太郎「いえ、その絡みでちょっとこっちに用事が……あ、失礼しますね」

竜華「ん? そのロッカーは……」

京太郎「ここは、俺の非常食が……もとい、非常用食材が保存してあるんです」

竜華「あんたは……部室に勝手にそんなもんを……」

京太郎「しょ、しょうがないんですって! ここの調理教室、食材置いとくの禁止って言われてて……」

竜華(普通の学校てそうちゃうの?)

京太郎「で、冷蔵庫置こうと思ってるんで、それまでの仮の置き場なんです……見逃してください!」

竜華(あかんで、そっちのがアウトやで……)

京太郎「お願いします……」グゥ~

竜華「ん? お昼は結局、まだなんか?」

京太郎「はい……で、これ使って色々作ろうと」

竜華「缶詰と調味料メインやん……こんなんでいけるん?」

京太郎「色々できるもんですよ、これでも。よかったら、竜華先輩もいかがですか?」

竜華「いやぁ、私はお弁当あるから。そろそろ開くとこやねん」

京太郎「そうですか……あ、でしたらなにか、デザートもお作りしますね」

竜華「へ? い、いや、ええって、そんなん! お腹空いてるやろし、自分の作ってはよ食べたらええやん」

京太郎「いえいえ、朝のこととかあって、先輩疲れてるでしょうから……労いってことで、ぜひ召し上がっていただければと」

竜華「いや、でも……」

京太郎「あとは、怜先輩に教えていただいた、先輩の連絡先のお代ってことで――」

竜華「へ?」

京太郎「…………あれ、もしかして……」

竜華「……と……とぉ~きぃ~っっ!」

京太郎「お、落ち着いて! 確認しとくとおっしゃってたんですが、朝の先輩からのメールで、失念してらっしゃったんですよ!」

京太郎(たぶんワザとだと思うけど)

竜華「もうっ、ほんましゃーないなぁっ……はぁ、ドッと疲れたわ」

京太郎「そういうときこそ、甘いものですよ」

竜華「はぁ……はいはい、わかったコーサンや。出来立て食べたいし、作ってる間にお弁当食べてしまうで?」

京太郎「はい。それでは、少々お待ちくださいませ。すぐにご用意させていただきます」ゴソッ ゴソゴソッ ゴッソリ

京太郎「では」ペッコリン


竜華「……おかしいな、ロッカーに収まらんほどの量、持って行ったけど……あの中、どないなってるんや……」

・竜華好感度+1


おかしい、ガンバレルと思ったのに、急に眠気が
すみませんがここで切るます

続きは部活からってことになります
お疲れさまでした


~幕間

京太郎「ふぅ、放課後かぁ……」

泉「ごめん、ちょっと先生に呼ばれとって。遅れへんと思うけど、一応言うといてくれへん?」

京太郎「おう、わかったー」


京太郎「さて、なら俺は急ぐとするかな……ん?」

京太郎「メール、いま来たのか? いや、昼か……なになに」


淡『昨日はありがとう、あと今日も』

淡『それとごめんなさい、変なことで怒って』

淡『キョータローの家に泊まるって決めたときは、どうってことなかったんだけど』

淡『あとから、色々意識しちゃって。反省してます』

淡『あれだけお世話になったのに、変な態度ばっかりで、ごめんなさい』

淡『また、お菓子作ってください』

淡『連絡もください』

淡『身体に気をつけてください、じゃあね』


京太郎「…………ワナ、か……?」

京太郎「ってなんのだよ……」

京太郎「んー、そうだな……」カチカチ


『俺のほうこそ、無神経なことしたり、すまなかった』

『お前がそうなら、俺も相当おかしくなってたんだと思う』

『それと、これは嘘じゃない。ただ、失礼だとは思うけど』

『風呂上がりに、お前の肌がちょっと赤いのは、すげー見惚れそうになった』

『俺の服着て、俺の部屋にいるとか、かなり危なかった』

『そういうの、誤魔化そうとしたせいかもしれない』

『悪かった。また連絡する。じゃあな』


京太郎「――ま、あいつが真面目にくれたんなら、たまには真面目にな」



---------------------------------------------

 微妙なフォローかもだけど、淡が世話になったわりには傍若無人だったので、多少は

 変な気分で書いてもロクなことにならない、ということはわかってよかったです
 もっと楽しい文章が書けるようになりたいです(小並

日誌とかそんなん考慮しとらんよ……
あわあわいたし、当日は書けてない、かな

酉忘れ、自分です
誕生日については水曜日誌で触れよう

サボり癖つきそう

21:00から再開します


京太郎「やれやれ、淡のやつめ……」

怜「お、スガキョン。あわあわちゃんどないしたん?」

京太郎「いやー、急にガラにもなく真面目なメールを……スガキョン?」

怜「そっちのんがかわええやろ」

京太郎「普通に京太郎じゃだめなんですか」

怜「うーん、かわいないなぁ」

京太郎「ひどぅい……」

竜華「京太郎くんは淡ちゃんとなかええの?」

京太郎「俺的にはまぁ……向こうにはどうですかねー。時々、すっげー嫌われてる気もしますが」

セーラ「素直になれんお年頃ちゅうやつやな!」

浩子「江口先輩がおっしゃいますか……」

竜華「素直に可愛いかっこしたらええのに……」

セーラ「するか、あほ! 素直にしたいとも思とらんわ!」

京太郎「っつーか俺、こっちきていまだに、セーラ先輩のスカート姿見てないんですけど」

怜「卒業式はさすがに制服ちゃうかな」

竜華「けどそれは来月やしなぁ」

京太郎「なんとか穿いてくれないですかね」

浩子「策を練らな無理やろなぁ」

セーラ「本人おる前で悪巧みすなや……」


泉「遅なりましてー。あ、もう始まってる」

京太郎「お、来たか泉。じゃ、俺らも始めますか」

泉「……なんでダベってますのん、先輩方」

京太郎「いや、勉強を――」

怜「スガキョンが雑談振ってきてなぁ」

竜華「うちらの邪魔すんねん」

セーラ「ほんましゃーないやっちゃで、こいつは」

浩子「――ということやて」

泉「京太郎くん、頼むで……」

京太郎「」

浩子「…………なんちゃって」

泉「なんや冗談ですか」

京太郎「最初からわかってくれよぉっ!」


京太郎「厳しい先輩方のイジメにも負けず、部活しよう……」

セーラ「いじめてへんて……」

怜「案外メンタル弱いなぁ」

竜華「もうちょい優ししたったほうがええんやろか」

浩子「いうても、清澄ほど厳しくはしてないはずですけど」

泉「別ベクトルできっついですから、うちは……」

京太郎「清澄は厳しくないっすよ、すげー緩いです」

泉「…………ほんまにMちゃうのん?」

京太郎「ちっげーよ!!」


泉(……っちゅーことはSなんか……)

京太郎(妙な誤解を受けた気がする……まあいいか)


>通常行動選択 ※数字とアルファベットを組み合わせて、行動を選択してください

1雀力スキル行動 スキル購入は指導or雀荘修行でプロがいる場合のみ
 A対局 雀力1~4・好感度0~2(トップなら全員2、二位・三位は下位が1、上昇。最下位はなし)
 B指導 雀力2~4・好感度1・技能経験値5~20 (浩子、雅枝、プロ)
 C雀荘 トップで5+コンマ一桁、二位で2+コンマ一桁、三位で2、四位で1、雀力上昇。
(プロが登場し、勝利すれば好感度+1。やや手加減以上に勝てば+3。やや手加減以上なら四回判定のみ)

2執事スキル行動
 A差し入れ 執事1~3・好感度1~3
 B掃除 執事2~4・雑用1
 C勉強 執事1~3・好感度1(二人選択可能、テスト期間中は片方2・片方1、入試前の竜華・怜も)

3雑用スキル行動
 A買い出し 雑用2~4、好感度+1(任意で一人)
 B牌譜整理 雑用2・雀力2・技能経験値+5・部長(浩子)&顧問(雅枝)好感度+1


※繰り返します、数字とアルファベットを組み合わせて、行動を選択してください

 安価↓2 ※人物指定は、後に別安価


京太郎「そういえば、月末は試験だったな……それに、先輩お二人は今週末に、大事な入試だ」

京太郎「勉強、お付き合いするべきか?」

>相手選択(セーラ以外から一名記入)

安価↓2-3 被りは↓に


>怜泉

京太郎「――ということで、勉強しましょうか、怜先輩」

怜「ええええ……」

京太郎「いや、えーじゃなくて……竜華先輩は?」

怜「私がおったらサボるやろ言うて、やることだけ言うて出て行ってしもた……うぅぅぅぅ、りゅ~か~」

泉「恋しがるんやったら、最初から真面目にやっときましょうよ……」

京太郎「いいこと言うな、泉」

怜「生意気な一年やで」

泉「来年には……いうか再来月には上級生ですから」

京太郎「その頃に……ま、まあともかく、怜先輩も真面目にやりましょう」

怜「…………せやな。浪人生になって、この部室に来るんはごめんや」

泉「やる気なりましたね」

怜「あんたもやっていき。月末に備えて」

泉「なんでですのん! いや、私は来月大会なんで、ちょっとでも江口先輩にお相手してもらいとうて――」

京太郎「いや、お前も勉強しよう。ちょうどいいことに、試験対策の問題を作ってある」

泉「!?」

京太郎「万が一にも麻雀部から補習者ださんように……って、監督から言われてるからな」

泉「さ、再来週でええやろ?」

京太郎「鉄は熱いうちに打たないと」

泉「まだ熱なってない! 冷たいでっ、熱なるんが再来週やろ!」

京太郎「本当に熱くなるかわからないし、いまのうちに熱入れておかないとな」

泉「鬼や!」

怜「ひー、こわ……」

京太郎「竜華先輩がいない分、先輩も俺がしっかり見ますから」ニッコリ

怜「……ぁ……なんか、フラついてきて……」

京太郎「俺の太ももでも泉の太ももでもご自由にどうぞ。さて、それじゃここの問題から――」

>優先選択
1 怜に厳しく
2 泉に厳しく

安価↓2


>怜重視戦略

京太郎「見えますかー、怜先輩?」

怜「…………ちょっとボリューム足らんなぁ。泉、もうちょい肉つけな、竜華にはほど遠いで」

泉「余計なお世話ですよ!?」

怜「ま、これで泉にも怜ちゃんついたら、多少は強うなるかもなぁ……」ナデナデ

泉「うひぃっ!? ちょあっ、な、撫でんのやめっ……んっ、あっっ……」

京太郎「(冷静になろう、冷静に……) この問題、大丈夫ですか?」

怜「んー、ちょおわからん……あれ? これほんま、どうやるんやっけ……」

京太郎「まず最初の式ですけど……こうしてみたら、わかります?」

怜「ああ、見たことあんなぁ……こうやったっけ?」

京太郎「そうですー。で、ここがその数字なんで、こっちの式がこの形で――」

怜「ほうほう、なるほど……なんや、簡単やな」

京太郎「ま、一問目ですから。似たようなので難しいのを、二問目にご用意してます。そういう感じで繰り返しですね、この問題は」

怜「ほんまや、だるいなぁ……この問題作ったやつは、こんじょ曲がりやで」

京太郎「すいません、曲がってて」

怜「…………問題集、作った人のことやで?」

京太郎「俺の手製ですから」

怜「」

怜「……そら、すまんかったな……んっ、よいしょ……ほな、真面目に解かな悪いなぁ」

泉(ほっ、離れてくれた……)

京太郎「なら次は――」

泉「!? あ、あかん! 京太郎くんには、さすがに膝枕は――」

京太郎「…………お前用の問題の説明ってだけだが」

泉「」

泉「~~~~~~~っっ!? わ、わわ、わかってるわっ、あほぉっ!」

京太郎(じゃあなんで怒ってんだよ……)

怜(泉もムッツリやからなぁ……まあ、そこは純情やて言うといたるか)

京太郎「じゃ、とりあえず30分だけ集中ってことでー、始め。泉はこれ終わったら、思いっきり打っていいからな」

泉「わかったわっ、もうっ……あれ、なんや仕切られてしもてる……」

怜「ま、さくっとやったるかいな……答案の、一巡先……おう? 真っ白や……」

京太郎「……あんまりよく知らないですけど、負担大きいんですよね? 使わないでくださいよ……」

怜「そのほうがよさそうや……実力でやらなしゃーないな」

・怜好感度+2
・泉好感度+1

>執事判定
自動成功、ゾロ目大成功

安価↓1


>通常成功
・執事+2

京太郎「はい、終了ー。採点したら、帰る前に渡すんで……ひとまずは休憩してください。泉もお疲れー」

泉「……これ、テストより難しいない?」

京太郎「範囲絞ってるし、難易度的には緩いはず、たぶん」

泉「……やべーす」

京太郎「今月中なら見てやれるから、安心しろ」ポンッ

泉「うぐっ……お願い、します……」

京太郎「おう。ま、その代わり麻雀のほうとか、部活関係では頼らせてもらうから」

泉「っ……ま、任せときや!」


怜「……なんや、一年同士なかよなってきてるなぁ……」

竜華「ただいまー。怜~、真面目にやって――ちょっと、ノート白紙やないの、どないなってんの!」

怜「えっ……ちゃ、ちゃうねんっ、スガキョンが作ってくれた問題やっとって――」

竜華「言い訳は聞かへんで! いまからやりっ、私が見張っとくからな!」

怜「せ、せっしょやで、それは……うぅ、スガキョンのあほぉ……」


京太郎「……俺、悪くなくね? ま、いいか……さて、次は――」


>通常行動選択 ※数字とアルファベットを組み合わせて、行動を選択してください

1雀力スキル行動 スキル購入は指導or雀荘修行でプロがいる場合のみ
 A対局 雀力1~4・好感度0~2(トップなら全員2、二位・三位は下位が1、上昇。最下位はなし)
 B指導 雀力2~4・好感度1・技能経験値5~20 (浩子、雅枝、プロ)
 C雀荘 トップで5+コンマ一桁、二位で2+コンマ一桁、三位で2、四位で1、雀力上昇。
(プロが登場し、勝利すれば好感度+1。やや手加減以上に勝てば+3。やや手加減以上なら四回判定のみ)

2執事スキル行動
 A差し入れ 執事1~3・好感度1~3
 B掃除 執事2~4・雑用1
 C勉強 執事1~3・好感度1(二人選択可能、浩子・竜華のみ)

3雑用スキル行動
 A買い出し 雑用2~4、好感度+1(任意で一人)
 B牌譜整理 雑用2・雀力2・技能経験値+5・部長(浩子)&顧問(雅枝)好感度+1


※繰り返します、数字とアルファベットを組み合わせて、行動を選択してください

 安価↓2 ※人物指定は、後に別安価


>差し入れ

京太郎「休憩に入りそうだし、差し入れの準備でもしてくるか」

セーラ「!!」ギランッ

京太郎「……いや、先輩はいいかもですけど、ほかの方々は、飽きてるかもしれませんし」

セーラ「…………そうか」ショボン

京太郎(やべえええ、すぐにでもたこ焼きを食わせてやりたいんですか、構いませんね!)

怜「…………竜華ぁ、疲れた……甘いもん食べたい……」

竜華「ゴロゴロしてるし、太ってまうで……」

怜「おもちおっきなるかもしれんやん」

竜華「またアホなこと言うて……」


京太郎「――よし、なにか甘いもの作るか。砂糖たっぷりで、バターどっさりの」

怜「脂肪と糖質少な目で頼むわぁ……」

京太郎「うぃっす」


京太郎「……そだな、健康にも気を遣って作らないと、うん」

>執事判定
自動成功 ゾロ目大成功

安価↓1


>大成功
・執事+9

京太郎「……んー、そうだな……シンプルに、かつ余分な脂がいらないように……」

京太郎「シロップも甘さ抑えめで、あとはメレンゲ……それに苺を……」



京太郎「――という感じで、本日のお菓子はメレンゲで、ウ・ア・ラ・ネージュを」

セーラ「うあら?」

京太郎「シロップを混ぜて、硬く泡立てたメレンゲを湯に落として、苺のソースをかけた洋菓子です」

怜「ほふ、おいひぃ……甘さもほんのりで食べやすいなぁ」

竜華「メレンゲだけ、やったらバターとかもなし?」

京太郎「はい。まあ、それだけだと卵黄があまりますので……バターも使って、焼きプリンも作ってみましたが」

セーラ「うまそー!」

浩子「うぐ……でも、両方はなぁ……」

京太郎「保冷剤ありますので、今夜中に食べてくださるならお持ち帰りできますよ」

泉「ほな、私も持って帰ろかな」

竜華「怜は……どうする?」

怜「ふむ、大丈夫や思うし、もろて帰るわ。とりあえずいまは、これがあれば十分やなあ」ハムッ

京太郎(……よかった、お口にあったみたいだし、身体にも悪くない気はする)


京太郎「さて、お茶をお淹れしないと」


>相手選択、一人記入
安価↓2


>怜

京太郎「どうぞ、怜先輩。梅こぶ茶です」

怜「なんでやねん!」

京太郎「冗談です。こぶ茶の塩気はちょっと合わないかもですね、本日はキーマンを」

怜「紅茶はようわからんなぁ……あ、いけるかも」

京太郎「ウバ、ダージリンに並んで称される中国紅茶です。デザートに合うんですよ」

怜「ほうほう……おおきに」

京太郎「お口に合ってよかったです」

怜「んー、これのことやのうて……いや、これもやねんけどな」

怜「さっきのデザートのことやん。うちの身体気にして、シンプルなんにしてくれたんやろ?」

京太郎「な、なんのことでしょうか」

怜「なんや、うちのことなんて気にもかけてくれへんかったんか……」ショボンヌ

京太郎「……まあ、バターとかは使わないようにとか、ちょっとだけ考えましたけど」

怜「そやろ? まあ、なんちゅうかありがたいなぁ、ああいうんは」

怜「夏のインハイ前も、竜華ら4人で食事メニューも考えたり、うちの負担が少ないようしてくれてなぁ……なんや懐かしいもんやで」

怜「世話かけっぱなしやったけど、部活引退してからは、症状もマシになってきてな。やからまあ、そこまで気にせんでもええんや」

京太郎「っていっても、ふんだんに使うのはまずいでしょう?」

怜「そらなぁ……バター丸ごと揚げてハチミツかけたもんとか出されたら困るわなぁ」

京太郎「ありましたね、アメリカのジャンクフードでしたっけ……」

怜「いっぺんくらいは食べてみたいけどな、一口だけでも」

京太郎「想像だけで胸やけしますけど」

怜「想像しただけで血圧上がってきたわ……ふぅ」

京太郎「だ、大丈夫ですか」

怜「冗談や。けどあれやな、こういう冗談は気ぃ遣わせてまうし、控えんとあかんわな」

怜「けど、今日の気遣いは嬉しかったで、おおきに」

>返事選択
1 それが執事の仕事ですから
2 先輩のことを気遣うのは後輩の役目
3 俺はいつでも、できる限りのことをやるだけです

安価↓2


京太郎「それが執事の仕事ですから」

怜「ほう、仕事人やなぁ……ま、無理はせんようにな」

京太郎「んー、別に無理にってことでもないですからね、大丈夫です」

怜「そんならええけども……そうそう、これはおかわりもらえるんかなぁ」

京太郎「あります、けどだめです」

怜「いけずやなぁ」

京太郎「健康には腹八分目です」

怜「まだ三分も溜まってへんで」

京太郎「言葉の綾です。ともかく、食べ過ぎはよくないってことですよ」

怜「はいはい。仕事熱心な執事さんやなー、もうええわ」フンッ

京太郎「拗ねないでくださいよ……」

怜「セーラにはようさん食べさせてるくせにー」

京太郎「あの人は隙あらば動いて、エネルギー消費してますから」

怜「うちかて頭にエネルギーいるねん!」

京太郎「その分は、さっきので補えましたよ。さ、頑張りましょう」

怜「うぅ、生きるんて辛いなぁ……」

京太郎「その分楽しいんですよ」

怜「毎日仕事仕事の人生でもかぁ……?」

京太郎「いいじゃないですか、仕事! 買いだしも掃除も、楽しいもんですよ!」

怜「おぉう……こらほんま、筋金入りやな……ふぅむ、あっちこっちの子が心配しとるわけやで」

京太郎「心配?」

怜「いやいや、こっちの話や……ほな、せめてお茶のお代わりくらいはもらえるか?」

京太郎「えーっと、規定のカフェイン量は……」

怜「」

京太郎「じょ、冗談ですから……どうぞ、熱いのでフーフー冷まして飲んでくださいね」

怜「子供ちゃうで……あつっ!」

京太郎「だから言ったのに……」

・怜好感度+1


~水曜、部活終了

京太郎「――おお、気がついたら外も真っ暗だな……」

浩子「あんまり遅なったら大変やな。私らみんな、か弱い女子高生やで……」

京太郎「………………そうですね」

浩子「なんやその間ぁは」

京太郎「いえ、全員をお送りしつつ、掃除も終わらせるルートを考えてまして」

浩子「」

京太郎「全員をお送りしてから、学校に戻って掃除して、自動卓のメンテをするのが一番――」

泉「お、お、お疲れさーん!」

セーラ「よし、今日も無事部活終了やな!」

竜華「掃除当番も決まってるし、用のない子ははよ帰ろうなー、不良になるでー」

怜「へとへとやぁ……こういう日はなんもせんと、まっすぐうちに帰るに限るなぁ」

京太郎「そうですね、気をつけてください。それじゃ、お疲れさまで――あれ?」

泉「掃除当番ちゃう子は、はよ帰ろなぁ?」ニッコリ

京太郎「」アッハイ


京太郎「なんてこった、無理やり追いだされてしまった……が――」

京太郎「ふふふ、調理室だけなら掃除できるんだぜ? それを条件に、食材置いてもよくなったからな!」ヤッタゼ


>下校遭遇判定
1怜、3泉、5セーラ、7浩子、9竜華、0雅枝

安価↓1 コンマ一桁


京太郎「――ということで、掃除してから帰宅。やっぱり誰とも出会わなかった、と……」

京太郎「まあ代わりに、晩飯とか弁当用の買い物ができたけどな」

京太郎「あのスーパー便利だよなぁ、学校からは距離あるけど……できれば買いだしにも使いたい」

京太郎「いかに早く、学校とスーパーを往復できるか……うーん、ジョギングだけじゃなくダッシュもメニューに入れるべきか」

京太郎「さて、いかがいたそうか」


>夜行動選択
1 電話する (対象は一人、選択肢次第で好感度0~6上昇。追加でメール二人に、固定で1、倍成長なし)
2 メールする(二人選択で好感度1~3成長。その後複数に1成長、ただし週末倍成長に含まれない)
3 トレーニング(執事+2)
4 
5 デートに誘う(休日使用、買い物予定なら注意)

安価↓2 ※人物は別途安価します


京太郎「昨日まで色々あったけど、落ち着いたし、メールでもするかな」

京太郎「昨日世話になった人か、お会いできなかった人か……さて」

●所持連絡先
(現在49、メール2通・近況メール8通、近況メールは二日に1通)

・宮永咲
・片岡優希
・原村和
・染谷まこ
・竹井久

・宮永照
・弘世菫
・渋谷尭深
・亦野誠子
・大星淡
・多治比真佑子

・松実玄
・松実宥
・新子憧
・鷺森灼
・高鴨穏乃
・志崎綾

・岡橋初瀬
・巽由華
・小走やえ

・小瀬川白望
・エイスリン
・鹿倉胡桃
・臼沢塞
・姉帯豊音

・薄墨初美
・滝見春
・狩宿巴
・石戸霞
・藤原利仙

・上重漫
・真瀬由子
・愛宕洋榎
・愛宕絹恵
・末原恭子
・赤阪郁乃

・園城寺怜
・二条泉
・江口セーラ
・船久保浩子
・清水谷竜華
・荒川憩

・戒能良子
・小鍛治健夜
・瑞原はやり
・野依理沙
・三尋木咏
・赤土晴絵

・村吉みさき


>メールやり取り相手選択、上記より一名記入
安価↓2-3


>照、淡

照から


京太郎「ゆっくりお話できなかったし、照さんにメールしておこう」

京太郎「昨日はありがとうございました。いただいた手帳、大事にします」

京太郎「携帯よりもいざというときは役立ちそうなので、スケージュールはそちらで管理しようかと」

京太郎「そういえば、照さんの写真が入ってました。あれはいただいていいんですか?」


『気に入ってもらえてよかった。本当はロケットに写真を入れて渡そうとしたんだけど、菫に止められて……』

『手帳に入れておいた写真を、私だと思って大事にしてね』

『再来週の私の誕生日には、京ちゃんの写真が欲しいな。よろしくね』


京太郎「……ロケットだったら、持ち歩かないとだよなぁ……さすがにそれは誤解される、うん」

京太郎「菫先輩、ありがとうございます。いや、照さんのためだったのかな?」

京太郎「さて、と――」

>返事選択
1 俺なんかの写真でいいなら、またお送りします
2 ツーショットですよね? 撮りに窺うのは大変そうですが、頑張ります
3 写真はアルバムに挟んでおきました。派遣中は、ちゃんと引っ越し先にも持っていきますよ

安価↓2


京太郎「ツーショットですよね? 撮りに窺うのは難しそうですが、頑張ります」


『……その気持ちだけで十分』

『なんて言わない。待ってるね、京ちゃん』

『それか、私が行ったほうがいいかも、どうなんだろ』

『時期的に、前倒しになっちゃうかもしれないね、どっちにしても』

『楽しみにしてる』


京太郎「……そうか、バレンタインのあとだから……」

京太郎「っていうか、バレンタインもどうするか考えとかないとなぁ」

・照好感度+4 (雑用ボーナス込み)


京太郎「さて――昼にアホなメールを送ってきたあいつ……まあ、俺もアホなメールを送ったわけだが」

京太郎「あれで、遺恨はなくなったと思っていいのか……軽く送って、様子を見ないと」


京太郎「先輩から連絡はなかったけど、無事に帰れたってことでいいんだよな?」

京太郎「お前だったら迷子にもならないだろうから、心配はしてないけど」

京太郎「怒られたとかで、困ったりへこんだりしてたら、なんでも言ってこい」

京太郎「なるべく力になってやるから」


京太郎「さて……」


淡『ふーんだ、余裕で帰れたしー!』

淡『この淡ちゃんが迷うかってのー、スミレもあんまし怒ってなかったし』

淡『でもなんか、目が赤かったかも』

淡『心配させちゃったよね、それは反省』

淡『ちゃんと謝ったよ、えらいでしょ』


京太郎「菫先輩は、いい先輩だな……受験前なのに、迎えにまで」

京太郎「こいつもちゃんと反省はしてんだな、ちょっと驚いた――は、失礼か」


>返事選択
1 先輩に苦労かけさせちゃったか、なんかお詫びしとくか、俺も
2 偉いけど、心配かけないようにしとけ
3 心配かけるなら、俺だけにしとけよ

安価↓2

ミス
かけさせちゃった → かけちまった

京太郎「先輩に苦労かけちまったな、俺もお詫びしとくかな、なにがいいと思う?」


『お菓子!』


京太郎「そりゃ、おめーが欲しいもんだろうが!」

京太郎「……あー、もういいや。そのうち、菓子折りでも送っとこう」


・淡好感度+2(雑用ボーナス込み)


京太郎「メールだと短時間でやり取りできるな……そうだな、昨日会えなかった人にも、近況連絡しておくか」


・染谷まこ
・竹井久

・渋谷尭深
・亦野誠子
・多治比真佑子

・志崎綾

・岡橋初瀬
・巽由華
・小走やえ

・エイスリン
・鹿倉胡桃
・臼沢塞
・姉帯豊音

・藤原利仙

・赤阪郁乃

・荒川憩

・赤土晴絵

・村吉みさき

>上記より一名記入
安価↓2-9 (先着八名)


>まこ、郁乃、豊音、久、綾、晴絵、憩、みさき


京太郎「多い(小並)」

京太郎「まあ、会えなかった人たちだからな……」

 ※文面はカット、か、あとで上げるか……

京太郎「…………こ、この人数だと送るだけでも疲れるな……」

京太郎「うん、けどこれでいいだろ」

京太郎「それじゃ、そろそろ寝る――前に! 明日の準備だ!」


~2月第一週水曜、終了

とりあえず、終了でござる
お疲れさまでした


●現在のステータス
 雀力:22→469 レベル5 大成功(トップ)ボーナス+4
 技能経験値:156

 所持スキル
【ディメンジョンシュート】師:戒能良子
 補正後コンマにゾロ目があれば、和了可能に

【カッパーシュート】師:戒能良子
 出上がり時の打点コンマを1.5倍にする(小数点以下四捨五入)。二桁偶数キリ番でも和了

【鼓動のリズム】師:瑞原はやり
 コンマ40台なら打点二段階下降で和了、50台なら打点変わらず和了可能

【一意専心】師:野依理沙
 自分に対するデバフを半減、自身コンマ補正+25、他家のゾロ目ツモに最低打点でカウンター(任意)
 ※任意カウンター、親かぶりで逆転可能なタイミングなど、選択でカウンターを見逃せる


 執事:237→666 レベル7 大成功ボーナス+6
 雑用:231→410 レベル5 大成功ボーナス+4

【たこ焼きマイスター】5/5
 大阪二校での差し入れ時、好感度上昇対象に2人選択可能な【黄金たこ焼き】を差し入れできる
 その際、片方には判定結果に加えて、好感度+1のボーナスがつく
 ただし、週に二回まで。また、一度使用後は、二日空けなければ再使用はできない

●女の子好感度
嫌い < 普通 < 友人 < 好き < 大好き < ときめき<<<<<<<超ときめき状態
(~0、0~5、6~25、26~60、61~99、100~、1000~)

【清澄】
・宮永咲   ??→153(ときめき)
・片岡優希  15→63(大好き)
・原村和   10→142(ときめき)
・染谷まこ  15→23(友人)
・竹井久   18→38(好き)

【白糸台】※男子好感度:親友、女子好感度:63
・宮永照   20→99(大好き) マッサージ経験済 マ:1
・弘世菫   23→61(大好き) マッサージ経験済 マ:1
・渋谷尭深  23→36(好き) マッサージ経験済 マ:1
・亦野誠子  25→52(好き) マッサージ経験済
・大星淡   26→94(大好き) マッサージ経験済
・多治比真佑子51→(好き)※エンドなし?

【阿知賀(雑用大成功1)】
・松実玄   35→85(大好き) マッサージ経験済
・松実宥   27→94(大好き) マッサージ経験済
・新子憧   37→84(大好き)
・鷺森灼   32→60(好き) マッサージ経験済
・高鴨穏乃  25→41(好き) マッサージ経験済
・志崎綾   31→33(好き)

・岡橋初瀬  37→39(好き)※エンドなし?
・巽由華   28→(好き)※エンドなし?
・小走やえ  30→34(好き)※エンドなし?
・佐々岡よし子28→(好き)※エンドなし
・桐田凛   21→(友人)※エンドなし
・辰己春菜  29→(好き)※エンドなし
・ギバード桜子28→(好き)※エンドなし
・新子望   24→(友人)※エンドなし?

【宮守】
・小瀬川白望 28→122(ときめき)
・エイスリン 31→64(大好き)
・鹿倉胡桃  20→42(好き) マッサージ経験済
・臼沢塞   25→52(好き)
・姉帯豊音  27→63(大好き)

【永水(雑用大成功1)】
・神代小蒔  17→38(好き)
・狩宿巴   22→51(好き)
・滝見春   13→137(ときめき)
・薄墨初美  36→64(大好き)
・石戸霞   28→75(大好き)
・石戸明星  34(好き)※エンドなし?
・十曽湧   13(友人)※エンドなし?
・藤原利仙  25→33(好き)※エンドなし?

【姫松】※男子好感度:親友、女子好感度:77
・上重漫   39→88(大好き)
・真瀬由子  37→66(大好き)
・愛宕洋榎  32→67(大好き)
・愛宕絹恵  41→101(ときめき)
・末原恭子  44→71(大好き)
・赤阪郁乃  39→79(大好き)

【千里山】※女子好感度:112
・園城寺怜  42→47(好き)
・二条泉   36→47(好き)
・江口セーラ 44→(好き)
・船久保浩子 51→52(好き)
・清水谷竜華 46→52(好き)
・荒川憩   52→55(好き)※エンドなし?

【プロ】
・戒能良子  22→66(大好き) マッサージ経験済
・小鍛治健夜 69→114(ときめき) デート1回
・瑞原はやり 30→70(大好き)
・野依理沙  30→39(好き)
・藤田靖子  23→25(友人)
・三尋木咏  36→56(好き)
・赤土晴絵  28→36(好き)

【アナ】
・村吉みさき 40→48(好き)

春大会予選は余裕で突破出来るだろうけど、テンプレのルールがよく理解できない

>決勝卓では対戦相手を上から順にコンマ判定、一番高いコンマが出た相手は補正に上乗せ。
>(例:コンマ20、40、30になったら、補正は上から順に+40、+80、+40、となる。ただし、最大50)

つまり補正値込みで雀力900くらいの相手が決勝卓になると考えればいいの?


たぶん、強さ、補正、コンマって3つ書いてるからわかりにくいんだな、申し訳ない

決勝卓の相手の強さ=補正(京太郎でいう、雀力÷10の値)は、雀力400の+40(これが春大会の決勝、夏大会は+45)
その相手が3人います

んで、その3人を順番にコンマ判定して、一番高かった人は、いわゆる魔物枠ということで、コンマ数値が補正に上乗せされる
けど上限は50の予定なので、コンマ89であっても補正は+89ではなく、+50
合計補正は+90 雀力でいうと900ってことになる

コンマ49以下が最大値なら、そのままその数値がプラスされる
たとえば40が最大なら、+40上乗せされて+80の相手が誕生
コンマ勝負に負けたのは、いわゆる一般人の強い子枠、補正は+40のまま

これでわかるだろうか、どうだろうか

>>915の考えで合ってる、ただしそれだけの強敵は一人だけってことです

雀力÷10の、いわゆる通常の補正は反転しないです
(それすると、すこやんが-500になるので)

で、決勝の上乗せ分はどうしようか迷ったけど、上乗せは能力のバフ効果じゃなく、そもそも雀力が高い扱いなので、反転なしで
そもそも泉レベルといわれる男子全国なので、能力よりも、突発的に素で強い子がいる、程度に考えます

なので春なら最高+90の相手がいると考えて、そこそこの準備はしたいですね


??「わた小鍛治プロの能力とかいいんじゃないかなぁ。よほどコンマ神が荒ぶらなかったら、楽々勝ち抜けだね」

ですってよ


【2月第一週水曜】

 昨日の日誌は、諸事情でカットです。
 そして本日の日誌。

 今朝は遅刻かと思い、弁当も持たず慌てて登校したものの、朝練はなかった。
 なんでも昨日の猛練習で、部員の疲労も濃厚だから、とのこと。
 そりゃたしかに、あれだけのメンバーに見てもらえたのだから、当然だろう。
 俺も相当打てた……いや、負けたんだっけ。あいつはとても強くなってた、俺も負けられない。
 また打ちたい、次は勝つ。

 それはともかく、教えてくれた同級生が、お昼を少しわけてくれた。腹減ってたので非常に助かる。天使かもしれない。
 まあ量は足りないので、それで繋ぎつつ、なんとかお昼を調達。居合わせた先輩への口止めに、デザートを提供。
 放課後は先輩の勉強を見たり差し入れを作ったり、帰る前に、世話になった調理室を磨き上げておいた。

 実に充実した一日だったと思う。
 それと最後に――昨日お世話になった皆さん、本当にありがとうございました。
 いらっしゃらなかった方も、お気持ちは届けていただいてます。ありがとうございます。

…………

 最高の誕生日――と書きかけたけど、断念。最高の誕生日は、さすがに去年だと思う。

「ま、絶対あいつには言わねーけど……お?」

『私と打ちたいくせに……天使とか、浮気もの……』
『だだ、誰が天使ですのん!』

 ……打ちたいのと天使は別だろ、うん。

『一年は強い子がいっぱいだよねっ、三年間楽しみだなー』
『に、二年も負けてませんからね!』
『憩ちゃんも呼んだったらよかったか……』
『新人王のライバルもいっぱいいたし、気は抜けない、私も』
『もっとお話したかった……』
『みんな連れてくればよかった……京太郎に勉強見てもらえたかもしれないのに』

 そ、そういえば三年の先輩方がいっぱい……しまった、俺……普通に麻雀してたよ!
 勉強、見させてもらうチャンスだったのに……不覚だ。

『行き帰りで困るし、京太郎くんに悪いよー』
『そうそう。日誌がないからどうかと思ったけど、ひと言もらえたし十分よ』

 あぁっ、女神さま!
 日誌のことは、すいません……いや、突然の来客で、ほんとに。

『……しもた、勉強のこと忘れて普通に打ってしもてたやん……』
『あれだけのメンバーだったし、仕方ないかと……』
『楽しかったですよ、将来有望な子ばかりで』
『潰さないように』
『潰さないよ!?』

 いや、たぶん……そう簡単に潰れないだろうな、みんな。

『私とは違うし、ダメになるような子はいないってね』
『自虐なのか自慢なのか、わかりづら……』
『大丈夫ですよっ、私たち頑丈ですから!』
『まあ、一年二年ともに、負けん気だけは強い連中だからな』
『あとは……どうも、卒業が近づくと後輩が生意気になると感じるな』
『先輩方の先輩も、卒業前には思ってらしたのでは』
『……ほんま、毎年の風物詩なんやろなぁ』
『そういうとこも可愛いものよ、後輩っていうのは』
『まあうちが一番やけどな』
『残念、うちなのよね』
『ま、まあうちも可愛くなくは……』
『こっちだって可愛いってー、そりゃもうバツグンに!』
『うちのに比べたら、どこも見劣りすっとはしゃあなかよ』

 親バカァ――ッッ!
 俺も来年以降はこうなんのかね……実感湧かないもんだ。
 さて、そろそろ寝るか。

『こういうの、参加できないわね』
『うちもいるでしょ、最高の一年が』
『待った、それはうちのだろう』
『だからうちの後輩だって何度言えば』
『私の、後輩ですよ?』
『……うちの後輩よ、悪いけどね』

――――――――


~清澄

「………………まだ怒ってるの?」
「あたりまえじゃあ、勝手なことしおってからに……ひと言、はっきり宣言してけばええもんを……」
「ふーむ、信頼されてないんだって、拗ねてるわけね」
「久のあとの部長じゃあ、誰でもそう思うわい」
「あのねえ……私がそんなに、しっかりやれてたって思うの?」
「事実やれとったろ。学生議会長もやり、部長もやり、二足のわらじで全国優勝。並の所業じゃないわい」
「――唯一の男子部員を犠牲にして、ね」
「……………………」
「元気にしてたってさ」
「そりゃあ聞いとる」
「だから、今回のは私がそれを確認して来てもらった――ってことじゃ、ダメかしら」
「……お前さんがそうやって、いつまでも手ェ回すからわしは……」
「一年(こども)を躾けるのは二年(おや)の役目、三年(おばあちゃん)は無責任に可愛がるものなの」
「――はぁ……それを注意するんは、二年の仕事じゃのう」
「はーい、反省してまーす」
「……ちゃんと親をやれてりゃあ、わしも悩まんちゅうのに……」
「やれてるから、怖がってるんじゃない。私なんて、まこに怖がられたことないわよ?」
「信頼はしとったろ。わしは、ほんまに信頼されとるかどうか……」
「せめて京太郎がいればねえ……まこを信頼してたって、証明できるのに」
「あいつが一番じゃろ。庇うべき立場じゃったくせに、放っといて……いまさらなんも言えんわ」
「――ま、その辺は本人に確認すればいいわ。もしまこが頼りなかったら、いくら私のお願いでも、こんなの引き受けなかったと思うけど」
「どうかの……っちゅーかなんじゃ、その、お前さんの頼みならだいたい聞くじゃろちゅう自信は」
「だって自信あるもーん」
「言っとりんさい」

(……ま……あながち、間違いでもないかのう……)
(まこが頼りなかったら、残ってたとは思うけど……私なんて、命令して言うこと聞かせてるだけなのよね、実際……)

『…………はぁ……』


~白糸台

「元気にしてたみたいですね、よかったです。けど、結局あの食券は使えなかったかー、残念」
「選択肢次第では、使いに帰ってこられたのにね……」
「使いに、ではないがな……まあ、まだ可能性はあるさ」
「そう、私の誕生日に――」
「バレンタイーン! でしょ!」
「違う、私の――」
「彼なら、当日に全国行脚くらいはしそうだからな……」
「お昼に来るよう、メールしておきましょうかね」
「要求してるみたいにならないかな……」
「へーきへーき! どうせ来るつもりだってばー!」
「散々迷惑かけたお前が言うと、妙に腹が立つ……」
「もーっ、謝ったのにー……けど、まだ足りないかな……」
「…………もういい、過ぎたことだ。今月の残りは、真面目に過ごせよ」
「ふぁーい、了解♪」
「ちゃっかりしてるなぁ、淡は」
「弘世先輩、淡ちゃんに甘いからね」
「そ、そんなことはないだろうっ」

「……あの、私の誕生日だから、だよ……?」


~永水

「春、妙にツヤツヤしてますね」
「キョウタロニウム、いっぱい……」ツヤツヤ
「怪しげな薬品名が出てきましたよー」
「それはいいのだけれど……春ちゃん?」
「?」
「合宿の話、二条さんとしたの?」
「………………あっ」
「ま、仕方ないですねー。お目当てがすぐそこにいたわけですから」
「いっぱいご奉仕できました!」
「せっかく作ったし、これ着た写真でも送ってあげますかー?」
「はっちゃん」
「」ビクッ
「名案ね」
「で、でしょー」
「じゃあさっそく……」
「すでに着てる!?」
「ダメですよ、春」
「珍しく姫様がお説教を――」
「ちゃんと身を清めてから、撮影しないと」
「ん……それじゃ、まずお風呂から……」
「――するわけないですよね、そりゃ……」

「この服は、お気に入りにする……」
「あら、こういうのが好きっていうのは意外でしたよー」
「京太郎が、似合うって……可愛いって、言ってた……////」
「」
「はっちゃん、お口から砂糖がもれてるわよ?」


~宮守

「……ただいま」
「部屋にきたのは私たちのほうなんだけど」
「いらっしゃい?」
「こんにちはー!」
「もう夜だけどね!」
「どしたの、今日は遅かったけど……」
「シロ、ツカレテルト、オモッテ!」
「当日往復だし、今日の昼くらいはゆっくりさせたげようかと思ったのよ」
「ふーん……あ、大阪みやげ」
「変な味つけのスナックとかやだよ?」
「京太郎の焼いたクッキー。一日くらい、大丈夫でしょ」
「シロ、オチャ!」
「人遣い荒いなぁ……」
「あ、私やるよー」
「……いいよ、みんな座ってて……」
「真人間になったわねー、あのシロが」
「来月から寮だから、さすがに……」
「で、京太郎くんはどうだった?」
「んー……女の子いっぱいだった」
「でしょうね」
「グヌヌ……」
「あと……永水の滝見さんが、京ちゃんって呼んでた」
「!?」
「宮永さんじゃなくて!?」
「京太郎も、はるるって呼んでた」
「なっっ……」
「ず、するいよー!」
「……そういえば、シロもさんづけよね。私たちは先輩なのに」
「ヌケガケ! シュクジョキョウテイニ、イハン!」
「難しい単語知ってるね……あれは、京太郎が私に勝って、そう呼びたいって言ったから……」
「だ、だいたい合ってるけど……なにか違うよー」
「私たち……ずっと、先輩のままなのかな……」
「そ、そのうちなんとかなるってば!」
「結婚しても先輩だったら、ちょっとときめくよー」
「けっっ!?」
(『ねえあなた……』『なんですか、エイスリン先輩』『もうっ、また先輩って』『ああ、すいません……じゃなくて、ごめん』『ふふ、いつまでも可愛いんだから』……ありね)ニヤニヤ
「エイちゃんっ、戻ってきて!」

「…………やっぱり、京って呼んでもよかったかな……また考えとこ」


~阿知賀

「咲ちゃんに勝ったってー? 憧、ナイス!」ナデナデ
「ま、まーね/// まあ、石戸さんに助けられてって感じだけど……」
「京太郎がすっごい喜んでたんですよっ、自分のことみたいに!」
「一方その頃、玄は……」
「うぅぅぅぅ、宮永さん、宮永さんが……なに切っても止まらないし、当たっちゃいそうな気がするよぉ……」ガタガタ
「玄ちゃーん! 大丈夫、大丈夫だよ~、あったかいよ~」
「ど、どうしましょう、赤土先生!」
「…………ま、大丈夫でしょ。前は乗り切れたんだし、こんなので潰れるようなか弱いのは、阿知賀女子にいないって♪」
「うちって一応、お嬢さま学校のはずじゃ……」
「無責任だなぁ、ハルエは」
「怖がってるけど、目が活きてるでしょー。なら平気」
「…………ちょっとだけ、お別れ!」タンッ
「玄ちゃん!」アッタカーイ
「ドラ切っても大丈夫なように、色々教えてるんだ。それくらいやってもらわないと困る」
「そうだね、春からは私たちも、三年になる……」
「私たちも二年ですっ、しっかりしないといけませんね!」
「そうそう、その意気。そのしっかりした一年筆頭、京太郎くんの様子はどうだった?」
「京太郎くんなら、お姉ちゃんがいっぱい話してました!」
「ほっほう、では宥。報告を」
「え、ええっと……永水の一年の子を、はるるって呼んでました」
「なにそれ!? 私聞いてないんだけど!」
「あと、その子から京ちゃんって呼ばれて……あったかくない……」ブルブル
「あ、あいつ……なにやってんのよ、ほんとっ……」
「宮永さんみたい! あ、私も京ちゃんって呼んでみよっかなー、次来たときは。ウェヒヒ」
「だ、だめよシズ!」
「ぅ? なんで?」
「な、なんでって……ね、ねえ、宥姉!?」
「きょう……ちゃん……宥、さん……はぅぅ、あったかい……」ポワァ
「ゆうねええええ!?」
「……そういえば、姫松の絹恵さんは絹恵さんだったね」
「宮守の小瀬川さんはシロさんだったよ!」
「……学園祭のときは、シロ先輩って言ってたくせにぃ……っ!」

「ふんふむ、なかなか面白そうね……憧を神代へ、お遣いにやってみようかしら」ワクワク
「泊りがけで?」
「そりゃそーでしょ。夜通しガールズトーク……あ、でもそれじゃ、会話が聞けない! 私も行かないと!」
「あんたがいるとこで、そんな話しないでしょうに……」


~姫松

「……………………」
「洋榎先輩、ちょっと機嫌悪ない?」
「う、うん、ちょっとだけ……でも、自分に怒ってるだけみたいやから」
「セーラと互角、小瀬川に押されて、宮永に完敗……そらへこむやろな」
「私たちが慰められる状況でもないのよー」
「おかーちゃんが言うには、しばらくそっとしとき、いうことなんですけど……」
「……そのわりには、小母さんが一番煽ってなかった?」
「おかーちゃんは、期待してる相手にほどきつぅ言うから……私なんか、そこまで言われたことないもん」
「漫ちゃん、なんで地雷踏み抜くのん」
「これはあかんのよー」
「私のせいですか!?」
「………………あー、くそっ……んまになぁ……」
「………………はぁ、私はダメや……」
「ほらー、どうするのよー」
「そんなん言われましても……」
「……ま、心配いらんやろ。ほっといたらすぐ戻るわ」
「けど、この調子やと……」
「言うとくけど、数日とかちゃうで? 数分やから」
「そんなうまいこと、いくわけないのよー」

「…………京太郎くんやったら、なんて言うてくれるかな……絹恵さんて、また言うてくれるやろか……」ニヘヘ
「…………あー、あかん! うちのこと尊敬しとる言うたあいつのためにも、もういっちょやるか!」

「わかりやすいとこまで、似た者姉妹なのよー」
「な、だから大丈夫やて言うたやろ、漫ちゃ――」

「…………絹恵さんて、え……京太郎くんが、絹ちゃんのこと……先輩、やなしに? ほ、ほんま……?」

「しもた、今度はこっちか……」
「これはどのくらいなのよー」
「……さて、勉強しよか、由子」
「諦めてどないすんのよー、懐いてくれてる可愛い後輩やろー!」
「きょ、京太郎くんが電話してくれること、祈っとこやないの」
「……頼むのよー、京太郎くーん」


~千里山

「あほ。なんで帰らんと調理室の掃除なんかしてんの……」
「心配ですか、やっぱり天使さんは違いますね」
「!?」
「まあ天使やなくても、心配はしたらんとな」
「……無理はしなって、言うてんのに……わからん子やな、ほんま……」
「それでまた、無理はしてへんて言うねんもんなぁ……」
「自己管理が、あんまりうまないんでしょうかね……しゃ、しゃーないですね。私が注意しといたります」
「船Qので聞くやろか……」
「それで聞かせるんが部長ですから」
「できれば肩書きやのうて、自然にそういうん言ってあげられるほうが、ええんやけど」
「無理すなーって言うより、別の切り口のがええんとちゃうか」
「おお、セーラが頭よさそうなことを」
「どういうことですか、先輩」
「うーん……ちょっとわからんなぁ」
「そこが大事な部分ですやん……」
「う、うっさいなぁ!」
「……あの子の休みになるようなことを、私らがお願いする感じで、させたったらええんかな?」
「おお、そらええな……竜華なら膝枕ゆーわけか」
「えぇ!?」
「ま、この膝枕は渡さへんけどなぁ~」ゴロゴロ
「とはいいますけどね――」
「ん? なんや問題あるんか、船Q」
「はい。実は京太郎くんにはおもろいデータがありまして……」
「まさか膝枕が嫌いやと――」
「いっぺん膝枕から離れぇ」
「そういうことやなく、実は京太郎くんは――」

「働いたり動いたり、頼まれごと処理したりすると……体力回復するらしいんですわ」

「――さ、真面目に考えよか、そろそろ」
「いや、船久保先輩の病院が先とちゃいますか?」
「部長やもんなぁ、そら疲れるわ」
「肩揉むでっ!」
「ちゃいますて! ほんまにそういうデータが――」
「そんな人間、おるわけないですよ……」
「ほんまやで。働いたり動いたりで、回復するわけあるかいな。そんなんやったら、私が苦労してへん」
「最近のあんたは、わりと楽そうやけどな……っちゅーか、楽しそうなんか」
「スガキョンからかうの、おもろいしなぁ」
「やめたりや、あんた……」
「ほんまのデータやのに、信じてもらえへんなぁ……まあ、私が一番疑ってるんですけどね」
「そら、妙にイキイキしとるんは認めるけどな」
「回復は言いすぎやろ。普通に休ませるほうがええて」
「異議なーし」


~某居酒屋

「――結局、健夜さんの一人勝ちだったねぃ」
「悔しい!」プンスカ
「悔しいのはこっちだよ……」
「結局、全員が回って、全体を満遍なく見られたからね☆」
「私たちも、京太郎と話す機会を得られました……さすが愛宕プロ……いえ、監督です。よく見ておられる」 
「プレゼントも渡せたし☆」
「まあ、それはいいんだけどさ」
「ふっふっふ、いやー、見えるねぃ……あいつが全国で、私の扇子片手に打ってる姿。くぅ~、照れるねぃ」
「はぁぁぁ……私のヘタレ、どうしてあんな……」
「そういえば、良子ちゃんはなにあげたんだっけ?」
「時計!」
「ああ、見た見た。鎖ついた、懐中時計ってやつだよねぃ」
「ええ、まあ……執事らしいかと思って」

(春があんなことを言わなければ……いえ、むしろよかったのでしょうね。そう思っておきましょう……)

「それより、そろそろ大会だぞ☆」
「予選だね来月頭に……って、まだまだ先だよ」
「そういえば、うちら京太郎が勝ち抜くって勝手に決めてっけど……マジで大丈夫なんすかねぃ」
「余裕!」
「よほどのことがない限り、予選だけなら……」
「まあ今月いっぱい、練習に使えるからね」
「使えない!」
「えっ」
「……ああ! 月末にテストがあるから、学生は練習できないんですよ、たしか」
「つまり――」
「今週と来週だけですね、練習期間は」
「大丈夫かねぃ……」
「だ、大丈夫!」
「はやりもそう思うぞ☆ 最近は、私の打ち方もしっかり身についてるみたいだからねっ」ニヤニヤ
「わ、私のも!」
「まあ一番の師匠は私です。もちろん私の技術もね」
「……どーせ火力重視で上がり速度軽視ですよ」
「おかしいなぁ、私のだってそんなに難しくないはずなのに……」

(モンスターがなんか言ってやがりますが……)
(聞こえないフリ!)
(スルーが一番だぞ☆)
(あんなんが簡単にできたら、魔物が量産されるってーの)


×「京太郎が、似合うって……可愛いって、言ってた……////」

○「京ちゃんが、似合うって……可愛いって、言ってた……////」


呼び名変えると色々大変だ

とりあえず以上デース

今日は休みます、申し訳ない (日誌は昨日の更新のずれ込み)
明日から本気だします

今日は久々に20:00スタートで
もしかしたら20:30になるかも、と保険をかけておくスタイル

再開いたす

----------------------

~2月第一週木曜

京太郎「気がつくと、週も折り返し過ぎてるのか……いや、待てよ」

京太郎「月・火・水、木、金・土・日と考えると、今日が折り返しなのか……」

モブ子「つまんないことで悩んでんねー、ハゲるよ?」

京太郎「親父はフッサフサだけどな」

モブ子「もうちょいあとになったら、どんどん後退していくって。まあ見てな」

京太郎「イヤな予言すんじゃねえ!」

モブ子「そんなことより、今日はお弁当持ってきた?」

京太郎「ああ? まあ、昨日の分までしっかり気合入れたぞ」

モブ子「よかよか。なら、昨日わけたげた分のお返し、ちゃんとするように」

京太郎「ああ、わかって――ちょっと待て」

モブ子「なにかおかしなことでも?」

京太郎「わけてくれたのはお前じゃねえ、泉だ」

モブ子「そこに気づくとは……やはり天才……」

京太郎「お前も、いい加減に節制しないとさらにふと――あれ?」

モブ子「な、なんだよう」

京太郎「言うほど肥えてねーよな。元からは元からだけど、それ以上にってのがない……」

モブ子「元からは余計だ……だがまあ、色々秘訣があってな。必要以上には肥えないのだよ」

京太郎「サナダムシとか飼ってるのか……」

モブ子「飼ってねーよ!」


>登校遭遇判定
 1怜、3泉、5セーラ、7浩子、9竜華、0雅枝

 安価↓1 コンマ一桁

やだこれもー
阿知賀はなにが出ても遭遇だから、その煽りが同じ近畿に影響しているもよう

---------------------------------------

京太郎「珍しく誰にも遭遇しなかったな……ま、いいか。部活行ってくるぞ」

モブ子「あいよー、いっといでー」

京太郎「…………待て」

モブ子「おう?」

京太郎「お前も麻雀部だろうが!」

モブ子「…………ああっ!」

京太郎「設定忘れてんじゃねーよ!」

モブ子「設定違うし! 麻雀好きだもんっ、レギュラー目指してるもん!」

京太郎「いま何位だっけ」

モブ子「……二軍の、十……四位、かな?」

京太郎「先はなげーなぁ。ま、いいや。さっさと行くぞ」

モブ子「はぁ、だっるぅ……」

京太郎「テンション落ちるようなこと言うな」

モブ子「小瀬川先輩のときは、甘やかしてたくせに」

京太郎「あの人のだるいは、こう……癒されるからいいんだよ」

モブ子「差別だー! バカー! グレてやるー!」ダダダッ

京太郎「……って、部活サボるだけじゃねーか……まったく」


~木曜、昼

モブ子「ふっはー、腹減ったー」

泉「モブ子ちゃん、朝練サボったやろ」

モブ子「ギクッ」

泉「二軍リーダーぶちぎれてたから、ちゃんと謝っときやー」

モブ子「ちゃ、ちゃうねん! 京太郎のせいやねん!」

京太郎「おう、俺のせいにすんのやめろ。ついでにエセ関西弁もやめとけ、怒られるぞ」

泉「京太郎くん、なにしたん」

京太郎「だから俺のせいじゃねぇ!」

京太郎「くそう、なんて信用ないんだ……」

モブ子「日頃の行いの差よ!」

京太郎「まだ努力が足りなかったか……くっ」

泉(悪いことしてもうたかな……)

京太郎「おっと、そうだ……泉、これ。よかったら食ってくれ」コロン

泉「わっ! んーと、おにぎり……かな?」

京太郎「昨日のお返しだ」

泉「あらま、律儀に……ほな、ありがたく」

モブ子「私も一個プリーズ!」

京太郎「どの口が言ってんだ、ああ?」

モブ子「ビエーッ! 京太郎が怒ったあああああああああ!」

京太郎「冗談だろ……」

「きょ、京太郎くん怒ったんやて」
「怒ってもかっこええなぁ……」
「むしろワイルドさが増す、ぜひ持ち帰りたい」キリッ

京太郎「怒ってないからっ、超温厚だから、俺!」

泉「怒っとっても人気者ですねー、うらやましいことで」

京太郎「……なんか怒ってる? そっちこそ」

泉「いーえ、なんも!」

京太郎「はあ、女の子のご機嫌は複雑だ……生きるんて辛いなぁ」

>移動選択
1 部室
2 中庭
3 屋上
4 教室
5 学食

安価↓2


>部室、船Q遭遇

京太郎「教室の空気が重い、胃に刺さる……ということで、部室に避難してきたわけだが」

京太郎「鍵がねーと入れねーんだった……さて、どうしたものか」

浩子「……ゴチャゴチャ言うてんと、はよ入ったらどうや」ガチャッ

京太郎「おうわっ!? あ、ああ、浩子先輩……いらっしゃったんですか、お疲れさまっす」

浩子「おったんや、すまんなぁ。これでも部長でな」

京太郎「いえいえ、開いてて助かったくらいで……あれ、なにかお仕事されてたんですか」

浩子「春大会のレギュラー決め、監督から候補だされて、そのメンバーに対してのコメントやなんやと」

京太郎「なるほど……あ、お茶お淹れしますね――さ、どうぞ」

浩子「気ぃ遣いなや――て、もう遅いか。おおきにな」

浩子「さて、ほなちょっと休憩しよかな」

京太郎「候補は一軍の十位までですか」

浩子「そのうち五人がレギュラーになるわけやな。まあしかし、似たり寄ったりなメンツで、監督も頭痛いやろて」

京太郎「……そういえば、監督は叔母さんなんですよね?」

浩子「おー、監督に言うといたるわ。オバハンやて陰口叩いとったて」

京太郎「悪意ある取り方しないで! 叔母と姪でしょってことですよ!」

浩子「わかっとるがな……まあ、そうやけど?」

京太郎「普段は叔母さんって呼んでるなら、学校で出ないのかなーと」

浩子「公私はわけるもんや。当然やで」

京太郎「そうなんですけど……こう、クセってつい出ちゃうもんですから」

浩子「言いかけることはあるな。せやけど、私はレギュラーで、しかも部長や……あんまり馴れ馴れしいしてたら、妙な憶測されるやろ」

京太郎「――ああ、なるほど……」

浩子「コネでレギュラーにした、されたと思われたないし……それで迷惑かけるわけにもいかへんやろ」

浩子「なにより――私は麻雀が好きなんや。そこに余計な要素は入れへん、データも歪んでまう」

京太郎「まあ……実際、浩子先輩は強いですから。普通に話しても、誰もなにも思わないと思いますけど」

浩子「そうは言うても、緊張感が保てへんやろ。練習するからには集中や、それやったら気ぃ張っとかんと」

京太郎「なるほど……参考になります」

浩子「参考?」

京太郎「俺もときどき、執事だとかマネージャー業だとか、そういうのを忘れそうになるんで……うまく、気を張っとかないとと思って」

浩子「……ああ、うん……そこはええやろ、別に」

京太郎「いやー、よくないっすよ。ただでさえ馴れ馴れしいですから、必要最低限の礼儀は守らないと」

浩子「……データにあるわけやないから、たしかなことは言えんけど……」

浩子「日誌のコメントやら見る限りでは、その……京太郎くんを呼んどる人間は、そういうもんを求めてるんとちゃう思うで」

京太郎「? えっと、それはどういう……」

浩子「詳しいことは言わへん。確証あるわけやなし……自分で気づかな、意味ないからな」

京太郎「はあ……(よくわからん……)」

浩子「ま、思った通りに動けばええわ……とりあえずは、お茶、もう一杯淹れてもらおかな」

京太郎「承知いたしました!」ガタッ

浩子「さて……仕事進めるかな、そろそろ……叔母ちゃんも、めんどいことばっかりさせはるわぁ」

・浩子好感度+1


~木曜、放課後

京太郎「お昼にちょっと仕事できて回復できたからかな、午後も無事に乗り切れたぜ!」

泉「……もしかして、先輩の言うてたことはほんまやったんやろか……」

京太郎「よーし、部活行こうぜ、部活!」

泉「はいはい、ちょお待っとって……ん、行こか」

京太郎「重そうだな、持ってやろうか?」

泉「別にかまへん。こんなん、いつも持ってるわけやし」

京太郎「だからこそだろ。いつも持ってんなら、たまには楽しろって」ヒョイ

泉「あっっ……もう、かまへんて言うてんのに……」

京太郎「ま、いいからいいから。せっかくの男手だ、いるときに頼れよ」

泉「…………そんなんしとって、いざ慣れてしもたときにおらんようになるとか、最悪やろ……あほ……」ボソッ

京太郎「おー? どうした、なんか言ったか?」

泉「いや、別に。まあええわ、ほなよろしくー……さ、行くで」

京太郎「おう。あ、そうそう」

泉「んー?」

京太郎「またなんかあったらさ、ちゃんと言ってくれよ。せっかく同じクラス、同じ部活の同じ一年なんだ。協力し合おうぜ」

泉「…………はぁ」

京太郎「ええええ……」

泉「いや、そうやのうて……まあ、はい。そんときは、またよろしゅう」

京太郎「おうっ」


泉(…………いつまでもおるんやないのに、甘えたら……あかんで……うん)


~部室

京太郎「――ってな感じなんですけど、どう思います?」

泉「なにをあっさり話しとんねん!」

竜華「あれか。はやりのデキる女目指してるんか、泉」

怜「はぁーん、かっこええもんやな、応援するで。ま、うちは遠慮なく頼るけども」

京太郎「お任せを!」

セーラ「俺は泉の言いたいこともわかるけどなぁ」

竜華「言うても、せっかく男手あるんやし、普段大変なこと任せるんは悪くないやろ」

京太郎「ですよね」

セーラ「大変なことでもやるから、実になるんちゃうか」

京太郎「うっ……一理ありますけど、それだと俺の存在意義が……」

怜「スガキョンは癒し要因や。おるだけで雰囲気が柔らこうなる……」

京太郎「と、怜先輩っ……」

怜「その癒し空間にある、竜華膝枕……ああ、たまらん……これぞ至福のひと時やでぇ……」

浩子「えらいお楽しみで。でも残念なお知らせがございます」

怜「!? 船Q、まさか……」

浩子「そろそろ部活開始です。お二人も、お勉強なさってください」

竜華「さ~て、お待ちかねやで~」

怜「ひっ……い、いやっ、いややぁ……スガキョン! 助けてぇな!」

京太郎「怜先輩……」

怜「キョン……」

京太郎「さ、今日も頑張りましょうか! 問題用意してきましたよ!」

怜「鬼ぃぃ~~~~~っっ!」

竜華「なんやかんや、馴染んできとる……ん、かな?」


京太郎「さて、俺も始めるか」


>通常行動選択 ※数字とアルファベットを組み合わせて、行動を選択してください

1雀力スキル行動 スキル購入は指導or雀荘修行でプロがいる場合のみ
 A対局 雀力1~4・好感度0~2(トップなら全員2、二位・三位は下位が1、上昇。最下位はなし)
 B指導 雀力2~4・好感度1・技能経験値5~20 (浩子、雅枝、プロ)
 C雀荘 トップで5+コンマ一桁、二位で2+コンマ一桁、三位で2、四位で1、雀力上昇。
(プロが登場し、勝利すれば好感度+1。やや手加減以上に勝てば+3。やや手加減以上なら四回判定のみ)

2執事スキル行動
 A差し入れ 執事1~3・好感度1~3
 B掃除 執事2~4・雑用1
 C勉強 執事1~3・好感度1(二人選択可能、テスト期間中は片方2・片方1、入試前の竜華・怜も)

3雑用スキル行動
 A買い出し 雑用2~4、好感度+1(任意で一人)
 B牌譜整理 雑用2・雀力2・技能経験値+5・部長(浩子)&顧問(雅枝)好感度+1


※繰り返します、数字とアルファベットを組み合わせて、行動を選択してください

 安価↓2 ※人物指定は、後に別安価


>差し入れ

京太郎「――さて、とりあえず二日は空けてみたし、今日の分をたこ焼きにしてもよさそうだな」

京太郎「火曜は色々していただいたし、昨日はメレンゲ菓子だったわけだから……そうだな、そろそろおだしするか」

京太郎「……なんか、セーラ先輩のほうから多大なプレッシャーを感じるし」

セーラ「なっ! べ、別に楽しみにしてへんわっ、あほぉ!」

怜「語るに落ちるとは……」

竜華「このことやなぁ……」

泉「先輩はなんちゅーか……裏表ないですよね」

浩子「男前やなぁ」

セーラ「くそっ、みんなしてバカにしよってからに……」

京太郎「そうですよ、先輩は男前っていうか、可愛い系じゃないですか」

浩子「ふむ、たしかにせや。こら一本取られたわ」

怜「髪伸ばしたらええのになぁ」

竜華「ちょっと化粧したほうが、プロになったあともテレビ映えするやろうし」

泉「あとは仕草もですかね。もうちょい淑やかにしたら、グッと色っぽなる思いますけど」

セーラ「~~~~~~~~~~っっ」プルプルプルプル


京太郎(かわいい)

怜(おもろい)

竜華(かわいい)

泉(かわいい)

浩子(データが潤うわぁ)パシャッパシャッ


京太郎「……さて、ご機嫌取るためにも、マジでたこ焼き作るかなっと」

>執事判定
自動成功、ゾロ目大成功

安価↓1


>通常成功
・執事+2

京太郎「――お疲れさまでーす。たこ焼き置いときますので、どうぞー。はい、こちらもどうぞー」

セーラ「うっ、うぅぅぅ……くっそぉ、うまいっ……やっぱ、どうしようもなくうまいわぁ……」

京太郎「よかった……セーラ先輩のために作りましたから、どんどん召し上がってください」ニコッ

セーラ「ふぐっっ!? な、なな、なにを言うとんねんっ、あほ!」

怜(GJやで)

竜華(いや、あれは天然や……恐ろしいこっちゃで)

泉(まーたあんなこと言うて……ほんま、どうしょもないな)

浩子(データが……データが、潤うわぁ……)カシャカシャ

雅枝「おかしいなぁ。部内の空気が、おかし歪んできとるやないの」

京太郎「? そうですか?」

雅枝「前のを知らんと、ようわからんか……まあええ、それより京太郎や」

京太郎「はい?」

雅枝「まだ休憩とちゃうで」

京太郎「はい。けどもうすぐですし、これだったら突つきながら練習できますから。手も汚れませんし」

雅枝「そうは言うてもなぁ……」

京太郎「なにか問題ありますか?」

雅枝「ある、おおありや」

京太郎「では、その問題とは」

雅枝「こんなとこでええ匂い垂れ流して、ジュージューうまそな音立ててることや」

京太郎「……練習の励みになるかと」

雅枝「励みにはならんなぁ……むしろ、えっらい気ぃ散っとるで」

京太郎「……うぅむ、失敗か……」

雅枝「――ま、かまへんわ。このまま続けとき」

京太郎「えっ、いいんですか?」

雅枝「こっちに気ぃ取られて集中切らしたやつは、お代わりなしや。匂いと音で集中切らさんように、練習続け!」

浩子(はら、うまいこと練習に繋げはったで)

泉(ちょっと強引ですけど、まあ集中力鍛えられる……ん、かな?)

セーラ(食いながらやったら、そこまで気にならんわな)

怜(うちら、勉強しながらやねんけど……)

竜華(ここまでできへんかったら、お代わりはさせへん)

怜(殺生やなぁ……)


>相手選択、五人から一人選択記入

安価↓2-3


>竜華、セーラ 竜華はゾロ目で、とりあえず倍ってことで


セーラ「いよっしゃトップやー!」

雅枝「ふむ、さすがやな」

セーラ「京太郎! お代わり頼むで!」

京太郎「どうぞ焼き立てです。それとこっちのは、タコに少々アレンジを」

セーラ「ほう、どれどれ……おふっ、すっご、味濃いやん!」

京太郎「下茹でしたものをタレで炊きました。タコだけでもおいしく食べられて、かつ生地にも合います」

セーラ「やるなぁ、はふっはふっ」

竜華「おいしそうやなぁ。私ももろてええかな?」

京太郎「竜華先輩、お疲れさまです、どうぞ……あの、怜先輩は」

竜華「怜は置いてきた……勉強はしたけど、この休憩にはついてこられへんで……」

京太郎「……そうですか……」

怜「りゅ……りゅうかぁ……お代わり、三個でええから持ってきて……」

京太郎「なんかおっしゃてますが」

竜華「ノルマ終わってへんからあとやな。さて、焼き立てのお味を……んぅっ、あれっ、ピリ辛っ?」

京太郎「こっちは一味と塩で軽く炙ったものを入れてます。オカズになりそうな味を追求中ってとこですね」

竜華「たしかになぁ、ちょっとご飯に合いそう……いや、タコそのままご飯と食べたいな、これやと」

京太郎「そうですか……むぅ、ならもうちょい生地に馴染ませないとだめか、ふんふむ……」サラサラ

セーラ「うわっ! めっちゃメモ取ってる!」

竜華「まだ改良されんの、この黄金たこ焼き」

京太郎「もちろんです。まだ洋風のレシピも途中ですからね……デザート用も作らないとですし、研究してて飽きませんよ」

セーラ「熱心やけど……別にたこ焼きだけやなくてええんやで?」

>返事選択
1 なるほど、お好み焼きですね
2 明石焼きとかもありでしょうか
3 いっそ焼きそばでも提供します?
4 竜華先輩は、どんなのがお好みですか?

安価↓2


京太郎「なるほど、お好み焼きですね! あれも調べましたけど、相当難易度高いです、タネも具材も」

セーラ「おお! それもええなぁ……ついでにご飯とみそ汁もろて、食いながら打てたら……ああ、あかん……涎が……」ズズ

竜華「もう休憩のレベル越えてんで、それ……」

京太郎「監督に見られると、本気で怒られそうですからね――」

雅枝「………………」ジー

セーラ「ほんまや、めっちゃ見られてるわ……」

京太郎「なら、お昼にご馳走するってのはいかがでしょう。といっても、研究中ですから、まだそこまでおいしいものはできないですけど」

セーラ「昼言うても、どこでそんなん作るんや」

京太郎「調理室でよく色々作ってますから。そのときにでも」

セーラ「いやぁ、鉄板ないやろ?」

京太郎「えっ」

竜華「えっ」

セーラ「えっ?」

京太郎「……えっと、フライパンで焼くのじゃダメですかね?」

竜華「うん、それで皿に取ったらええやん」

セーラ「えぇ~、それやったら鉄板からコテで食えんし、ソース焦がして絡めたりできへんやん」

京太郎「そうか、お店だとそういう提供になるんですよね……うーん、ならフライパンを加熱しながらだせるように……いや、いっそ鉄板皿を用意して――」ブツブツ

竜華「そ、そこまでせんでええやん! ちょっとセーラ! 部活外でまでえらい手間かけさせてっ、どないすんの!」

セーラ「ええ!? 俺のせいかいな……きょ、京太郎? そんな無理せんでええで、無茶言うて悪かった――」

京太郎「いえ、大丈夫です……俺が甘かっただけなので。安心してください、そのうち、リクエストに応えられるよう、ご用意させていただきますので」

セーラ「あ、ほんまに? いやー、なんか悪いな……けど、それやったら期待して――ぁ」

竜華「セ・エ・ラァ~~~~~?」

セーラ「……く、くれぐれも、無茶はせんように……ほら、フライパンで焼いて皿に乗せても、俺はかまへんし……」

京太郎「いえ、お嬢さまのご要望にお応えできずして、なにが執事でしょう……ふふ、久々にやる気が出てきましたよ……そうだな、師匠にも相談してみようか……」

セーラ「」

竜華「……師匠さんて、龍門渕の執事さんやっけ……なんか、えらいことになりそうや」

セーラ「やばい?」

竜華「天江衣とか乗り込んできたらどうするん」

セーラ「…………それはそれで、楽しみちゃうか?」

竜華「ああ、そうかも」

セーラ「お好み焼きに天江かぁ……卒業までに、色々楽しめそうやな」

竜華「ほんま、苦労ばっかりしょいこんで……まあ、楽しそうやからええけど」


京太郎「待ってろお好み焼き……すぐに制覇してやるからなっ……」ゴッ

・竜華好感度+3 (相手選択ボーナス、選択肢雑用ボーナス込み)
・セーラ好感度+5 (たこ焼きボーナス、選択肢雑用ボーナス込み)
・お好み焼きをライバル認定しました


京太郎「――はっ!」

泉「あっ、戻ってきた。そろそろ休憩終わりやで」

京太郎「休憩!? えっ、しかも終わり!?」

浩子「ちなみにたこ焼きは部員がおいしくいただいたから」

京太郎「おおお!? なくなってる……」

雅枝「休憩終わる前に、片づけ済ませてきぃや」

京太郎「…………うぃーす」


京太郎「ま、だいたい終わってたから終わるんだけどな」

怜「うちの……お代わりは……」

竜華「食べ過ぎはあかんでー」

怜「うぅ、竜華のイケズ……」

京太郎「また来週とか、再来週とかにもおだししますから」

怜「ほんまぁ? 嘘ついたら、一生結婚できへん呪いかけるで……」

京太郎「重い上にすげー陰湿!?」


京太郎「とんでもない呪いをかけられそうだ……忘れないよう、ちゃんとお作りすることにしよう。さて――」


>通常行動選択 ※数字とアルファベットを組み合わせて、行動を選択してください

1雀力スキル行動 スキル購入は指導or雀荘修行でプロがいる場合のみ
 A対局 雀力1~4・好感度0~2(トップなら全員2、二位・三位は下位が1、上昇。最下位はなし)
 B指導 雀力2~4・好感度1・技能経験値5~20 (浩子、雅枝、プロ)
 C雀荘 トップで5+コンマ一桁、二位で2+コンマ一桁、三位で2、四位で1、雀力上昇。
(プロが登場し、勝利すれば好感度+1。やや手加減以上に勝てば+3。やや手加減以上なら四回判定のみ)

2執事スキル行動

 B掃除 執事2~4・雑用1
 C勉強 執事1~3・好感度1(二人選択可能、テスト期間中は片方2・片方1、入試前の竜華・怜も)

3雑用スキル行動
 A買い出し 雑用2~4、好感度+1(任意で一人)
 B牌譜整理 雑用2・雀力2・技能経験値+5・部長(浩子)&顧問(雅枝)好感度+1


※繰り返します、数字とアルファベットを組み合わせて、行動を選択してください

 安価↓2 ※人物指定は、後に別安価


なんもなかったような、過去にはなにかしたような、そんな気がする

>指導

というところで、ちょっと次スレ立ててきます
CMのあともまだまだ続きます

次ー

パート19
【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」竜華「その19や!」
【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」竜華「その19や!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1399122677/)


せっかく書いてくれてあれだが、相手選択はいまからにしよう

>指導相手選択 (浩子、雅枝、プロから選択。プロは50+好感度以下コンマなら、召喚成功)

安価↓2

これ決まったら残りは埋めで


>当然のように浩子

それと、来年度(京太郎二年時)以降、おそらく指導の内容が変化するはずです
中身決めてはないけど、いつまでも同級生、先輩に教えてもらってちゃいかんでしょ、たぶん

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