日菜子「犬ですか」 (15)

P「そうだ日菜子、この事務所は猫アイドルやユニットはあっても犬耳が表立っていていることがほとんどない」

日菜子「確かににゃんにゃんにゃんがあるのにわんわんわんはありませんねぇ」

P「そこでだ、俺は日菜子の力を借りたいんだ」

日菜子「まさか日菜子犬耳つけて犬耳アイドルデビュー……ですか?」

P「それもありかもしれんな、ちょっとアホ犬っぽくて可愛いかもしれん」

日菜子「ひどい言いようですねぇ、っていうかPさんって犬派だったんですか?」

P「どっちかってなると犬派かもな、猫かぶるのは嫌いだし」

日菜子「ちひろの犬と専ら噂ですけどね」

P「お前の方がかなりひどい言いようだと思うぞ、事実でもそれは言わないでくれ」

日菜子「日菜子は現実派です……むふ」

P「趣味妄想が聞いて呆れるな」

日菜子「それで犬がどうしたんですか?」

P「まぁ端的に言うと誰が犬っぽそうっていうのを語りたいんだ」

日菜子「その魅力を見つけるのもプロデューサーの仕事ですよねぇ」

P「仕事に関係ないさ、ただそこは日菜子と語り合った方が面白そうだろ?」


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日菜子「趣味妄想は伊達じゃないですからねぇ♪」

P「その気になってくれたか、手始めにキュートからだな、誰が犬っぽそうだ?」

日菜子「そうですねぇ、美穂ちゃんあたりは犬っぽくないですか?」

P「美穂かぁ、あの熊のぬいぐるみを抱きしめているのに、なかなか盲点だな」

日菜子「むふふ……しっかりしてそうだけどちょっと天然な部分がありますからねぇ」

P「新聞取ってきてって言ったらドヤ顔でスリッパを持ってきそうな感じだしな」

日菜子「そこがまた可愛いんですよねぇ♪」

P「確かに皆に愛されるキャラだしな、自身もつけてきてますます輝いてるな」

日菜子「頑張り屋さんですからねぇ、応援したい雰囲気でてますよねぇ……」

P「美穂わん……ありだな」

日菜子「むふ♪」

P「……美穂わんこに躾をしたい願望は置いといて次はクールなアイドルだ」

日菜子「またスケベな妄想を……」

P「特に変な意味はないんだがその真顔をやめてくれよ」

日菜子「むふぅ……まぁクールなら肇ちゃんですかねぇ」

P「凛や聖來ではないのか……美穂わんとは違って肇わんこはしっかりしてそうだな」

日菜子「後で美穂ちゃんにチクっておきますねぇ?」

P「冗談だよ、まぁ肇はイメージ的に垂れ耳のイメージだけどな」

日菜子「和〇総本家の豆助とも相性良さそうですけどねぇ」

P「肇わんこ……よく昼寝してそうだけど」

日菜子「肇わんこはちょっと無防備な感じですねぇ」

P「それでも昼寝してるだけで絵になるって得だな」

日菜子「あんなに幸せそうに寝てたら起こせませんねぇ」

P「妄想中の日菜子もなかなかだぞ?」

日菜子「好意的な意味で受け取っておきますねぇ♪」

Pか

P「俺的には子守とか似合いそうなんだよな」

日菜子「確かに暖かく見守ってくれそうな柔らかい雰囲気はありますね」

P「それでいてしっかりしてるってのは最強だな」

日菜子「もしかして母性感じてるんですかぁ?」

P「まぁしっかりしたお母さんにはなりそうだしな、あんな出来た子をよくアイドルにできたもんだ」

日菜子「一体どうやって手込めにしたのか不思議ですねぇ……」

P「今日はやけに辛辣だな、あと犯罪者にするなよ、俺が正々堂々と頼み込んだよ」

日菜子「本当に騙すことだけは上手ですからねぇPさんは」

P「いたいけな女の子にそんな下衆いことをする人間じゃないと自分では自覚してるよ」

日菜子「まぁ肇ちゃんは芯のある子ですからねぇ」

P「本人は頑固だって恥ずかしがってたけどな」

日菜子「そこも肇ちゃんの魅力なんですけどねぇ」

P「んじゃあ最後にパッションなアイドルでは誰なんだ?」



日菜子「なかなか皆似合いそうですけどねぇ」

P「まぁ茜とかは芽衣子は雰囲気的に犬っぽさはあるな、仁奈は着ぐるみとかもってそうだし」

日菜子「まぁ犬が似合うのは日菜子ですね」

P「日菜子が? あんま犬要素は無さそうにも見えるけどなぁ」

日菜子「無から有を拾い上げるのも妄想なんですよぉ♪ 日菜子にかかれば容易く自分自身すら犬にできます」

P「褒めていいのかどうなのか……まぁ日菜子は犬になるならちんまりした犬だな、小型犬で可愛いらしいんじゃないか?」

日菜子「Pさんのスーツにくるまって匂い嗅いでそうですねぇ……」

P「んでトリップするのか……確かに想像はできるな」

日菜子「このままだとアホ犬ですねぇ」

P「でも意外とちゃっかりしてそうだし、甘え上手だから甘やかしそうだな」

>>5 なんかミスって送信しちゃいました申し訳ないですw

日菜子「そういってもらえると嬉しいですねぇ♪」

P「そうなのか? まぁそれぞれ色んな妄想はできたから俺的にはなかなか満足だな」

日菜子「日菜子的にはこのままユニット組んでも面白そうですけどねぇ……むふふ♪」

P「日菜子が自分からユニット組みたいなんて珍しいな」

日菜子「二人ともなかなか共通点がありませんからねぇ、新たな可能性を見いだせるかもしれませんよぉ?」

P「共通点か……三属性そろって年齢も順になってるけど」

日菜子「強いていうなら美少女ってところですかねぇ?」

P「えらく強気だな、まぁNGだって共通点はなかったし属性の代表的ってのを集めただけといえばそうなるのかな」

日菜子「なら日菜子たちのわんわんわん(仮)もありですねぇ」

P「う、うーん……それだとかなりのゴリ押しだけどなぁ」

日菜子「まぁ妄想するだけならタダですけどねぇ……」

P「でも無から有を拾い上げるのも妄想なんだな……まぁ、提案はしてみるよ」

日菜子「あんまり期待せずに期待してますねぇ♪」



後日 肇と美穂に提案したところあまりの無理やりっぷりに少し引いていた気もする

あとちひろさんが犬耳をつけてたまに事務仕事をするようになった

つづく?

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