【安価】グフ重装型「・・・ここどこ?」 (210)



 グフ重装型(以下グフ)「・・・・・・俺はこの、オデッサ以来の愛機でトリントンに向かったはずだ」


 グフ「なのに・・・」


 グフ「・・・・・・ここどこ?」




 居た場所>>2



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1397551165

とある魔術のたいせんちゅうロシア

ち、地名じゃダメですか・・・

再安価直下





 グフ「どこだここは・・・工場?」




 観光客「わー見て、あれ実物大じゃね!」


 観光客「すっげ、本物みてえ!」


 観光客「随分渋いとこ突くな・・・」




 グフ「・・・とりあえずここ、トリントンじゃないな・・・」




 行動安価


 言い忘れてましたがこのSSはほぼ安価です。



 グフ「・・・この十連バルカンなら工場を破壊することも容易いだろう」


 グフ「が、虐殺は嫌いなのでとりあえず様子を見ることにする。」




 工場関係者「あれなんですかね・・・」


 工場関係者「本社のサプライズじゃないですか?」


 工場関係者「いや、あれ、飛んできましたよ!ばーって!」


 工場関係者「気のせいだろう・・・」




 グフ「・・・何かのエンターテインメントだと思われているようだ、人払いをする気配もない・・・」


 グフ「どうしたものかなあ。早くトリントンに行きたいのに。」




 行動安価



 グフ「モノアイを光らせてみる。」


 グフ「俺のカスタムじゃないよ。元から付いてた機能よ。」ギュピーン




 観光客「おー、モノアイ光ったぞ」


 観光客「お台場ガンダムでもあったよなぁ」


 観光客「いいぞもっとやれ!」パチパチ




 グフ「・・・なんか喜ばれてる・・・」


 グフ「・・・いい加減どうにかしないとなぁ」




 行動安価


 グフ「これでどうにもならなかったら身を運に任せて移動してみる」



 グフ「味方のユーコンやファットアンクルも来ないみたいだし、移動してしまおう。」



 キュイーン ガシーン ガシーン ガシーン




 観光客「うわー!動いたぞ!スッゲー!」


 観光客「やばいやばい、日本の技術力舐めてた!」


 観光客「いいぞー!次はジオン残党カラーのマラサイを作れー!」ピュイー




 工場関係者「」


 工場関係者「」


 工場関係者「」




 トラック「ギャー!」ブチッ


 グフ「おっと、踏み潰してしまった・・・」






 一瞬視線を外しただけで、方向音痴の彼は―――






 グフ「・・・迷った」




 居た場所直下



 グフ「・・・ドーム?ここはキャリフォルニアか?」


 グフ「おかしいな、海は渡っちゃいないのに・・・」




 サラリーマン「うぎゃー!?」


 ギャル「なっなななっ、なにあれ!チョーありえないホギャー!」


 オタク「逃げるべきか見るべきか」




 ギャー!ワー!ヒー!




 グフ「・・・モビルスーツ見たことないのかこいつら?」




 行動安価



 グフ「俺は虐殺は嫌いだ・・・だから、このトリガーは今は引かな」カチッ


 ドガガガガガガガガガ!




 ウワアー!ヒイー!ツウホウシロー!ギャアアアア! ビーッビーッビーッ




 グフ「手が滑った・・・」


 グフ「しかもフルオートとか・・・弾薬少ないのになに馬鹿やってんだ俺は!」セーフティーカチッ


 グフ「それにしても、逃げ惑う人を見るのは存外面白いものだなァ」




 行動安価


 直後に自衛隊出撃





 その頃 東京某所




 泥棒「ハアハアハア」ドタバタ


 警官「止まれ!」ドタバタ


 刑事「待たんかこらー!」ドタバタ


 泥棒「ヒイヒイヒイ、捕まるかよっ!」ガシャガシャ


 警官「あ!金網を!」


 刑事「追うんだ馬鹿!」


 警官「は、はい!」ガシャガシャ


 泥棒「そおい!」ガッ


 警官「あっ、あーっ!」グラッ ガッシャーン




 刑事「だ、大丈夫か!?」


 警官「野郎・・・追ってください、すぐ私も行きます!」


 刑事「わ、わかった!」




 泥棒「ヘエヘエヘエ、・・・」


 刑事「動くな!手を挙げろ!」ジャキッ


 泥棒「!?はっ!」バッ!


 刑事「め、目くらまし!?」


 泥棒「寄越せっ!」ガシッ


 刑事「あっ!」バッ


 泥棒「へへへ、離れろ・・・変な真似をしたら撃t」


 ドゴオンッ!




 刑事「!?」


 着弾



 グフ「・・・はっ!?今、前世を見た気がした・・・」


 グフ「あ?」




 周辺に展開する軍人(実は自衛隊員)。




 グフ「装備が・・・随分旧式だな・・・連邦の基地なのか?」




 行動安価



 グフ「自爆する・・・訳にはいかない!」


 グフ「危なかったー!見えざる力に操られるところだった!」


 グフ「…………ここは危険なのかもしれない」ポツリ






 グフ「飛べグフ!重い装備もものともせずに!」ゴウッ!






 自衛隊員「・・・・・・何だったんだ」











 グフ「あっ渡り鳥だ!」チラッ




 目を少しそらしただけで、着地地点は―――




 グフ「ああ!?ここどこだ!?」




 大幅変更。




 場所安価



 某山山頂火口付近岩棚


 グフ「うおあっつ!?エアコン効かないとかどんだけだよ!」


 グフ「活火山!?活火山かよ!?もう何処に行きたいのかわからなくなってきたぞ!?」




 ?『貴方はジオンの方か!?』




 グフ「うお!?この回線は味方!?」


 ?『私は敗戦よりずっと、ここに潜伏してきたものです・・・』




 潜伏していたMS安価


 ただしデザート・ザク、ドワッジ等暑さに対応したMSのみ



 ヒルドルブパイロット(以下ヒル)『待ったかいがありました、さあ行きましょうトリントンへ!』


 グフ「ちょっと待ってください、なんですその機体は?」


 ヒル「ああこれはモビルタンクヒルドルブ・・・そのレプリカですよ。」


 グフ「ヒル・・・?」


 ヒル「マゼラアタックと主力陸戦兵器の座を争った兵器ですよ。私パイロットになる前は技術者だったもので、設計図を手に入れていたんです」




 グフ「へえ!骨董品ですね」




 ヒル「いえいえ、ザクを改造して以来、細かいチューンアップを繰り返してきました。十分戦力にはなりますよ!」




 グフ「じゃあ一緒にトリントンへ行きましょう、戦力は少しでも多いほうがいい!」




 ヒル「ジークジオン!」




 グフ「ジークジオン!」




 トリントンへ行く方法安価


 ユーコンに乗っけてってもらう、分解して密輸など



 グフ「でも、飛行機やら船やら使うと検問が厳しいですよねえ・・・」




 ヒル「あっ、コムサイはどうです?ブースター付きで下ろしてもらって、宇宙経由で行くっていうのは!」




 グフ「それは名案です・・・ね‥‥‥‥‥‥いや、ヒルドルブって載るんですか?」


 ヒル「あ」


 グフ「考えてみれば、サイズ云々の前に二機も乗らないんですけどね」


 ヒル「いや、じゃあ3機下ろしてもらって、私のヒルドルブは二つに分解して・・・」


 グフ「あのケチ仮面が3機もコムサイ用意すると思いますか?」


 ヒル「‥‥‥‥‥‥ザンj」


 グフ「無いものねだりしたって仕方ありませんよ」


 ヒル「はあ・・・」




 グフ「とりあえず一つ一つ移動しましょうよ」


 ヒル「そうですねぇ・・・チキショウ、ザクのままだったら!」


 グフ「そしたらトリントンに行っても瞬殺ですよ。大丈夫、その機体は実戦で役に立ちますよ。」


 ヒル「じゃあ行きましょう」


 グフ「あっ待ってください、何か来る!」


 ヒル「・・・・・・モビルスーツだ!」




 やってきたMSの 所属・機種・機数 安価



 遡ること数十分 某山付近、連邦駐屯地―――




 司令「ふうむ、これがグリプス戦役で活躍した百式とやら・・・」


 側近「大破したものを、補修したものですね。またガラクタの、押し付けですよ。困ったもんだ」


 司令「悪趣味な色だ」




 ?「散々な言われようですね」




 司令「・・・・・・!?君は・・・」




 ?「私はコーネリアス中尉、この機の専属パイロットです。以後お見知りおきを」




 側近「・・・あなたがあの、百式を修理させた変わり者士官」




 中尉「この機体は、かの赤い彗星が登場したものですよ?ずさんな修理で多少性能が落ちているとはいえ、少々見くびりすぎではないでしょうか?」




 司令「馬鹿な、赤い彗星はア・バオア・クーの決戦の後アクシズに逃れた・・・」




 中尉「そのあとですよ!シャア・アズナブル・・・キャスバル・レム・ダイクンは、クワトロ・バジーナと名を変えてエゥーゴで士官となったのです!その際の乗機です、こんなこと士官学校で教えられましたけどね」


 司令「・・・!」


 側近「(こいつ・・・)」




 ビーッ! ビーッ!




 アナウンス『山頂付近に所属不明MSの機影複数確認!警戒せよ!繰り返す!山頂付近に・・・』




 中尉「・・・これはいい機会だ、おそらく例のダカール攻撃で活気づいた馬鹿どもでしょう」


 側近「待て!まだ何も・・・」


 中尉「この基地にはジムⅡしかいないことは知ってます、下手すると返り討ちですよ。私が出ます」





 中尉「‥‥‥‥‥‥」ガシュインガシュイン





 グフ「やばいやばい来てる来てる、どうしますか!?」


 ヒル「ううん、まともに戦っても勝ち目は・・・」




 戦略安価

安価下で


 グフ「ヒルさん、ここで主砲打ちまくってください。マシンガンは取っておいてください」


 ヒル「ええ!?接近されたら!?」


 グフ「こっちのもんです」ニヤッ








 中尉「敵影補足!・・・なんだあのデカブツは・・・!」


 ドゴオン!


 中尉「チイッ、キャノンか!?」ズキュンズキュン!




 敵のビームは―――!?




 コンマ70以下で周囲の岩に命中


 コンマ80以下で腕をかする


 コンマ90以下で肩に被弾


 コンマ91以上でコックピット貫通


 直下



 ヒル「そんな苦し紛れの攻撃が当たるかッ!」ドゴオン!




 中尉「っく・・・岩が!」ガカアッ!




 ヒル「そこっ!」ドゴオン!




 ヒルドルブの砲弾は―――!?




 コンマ50以下でビームライフルを破壊


 コンマ51以上で回避


 00で左腕破壊


 直下



 中尉「こんなもの!」




 バーニアを吹かして飛び上がる金色の機体!




 中尉「当たれ!」ドキュンドキュンドキュン!


 ヒル「・・・!?」


 グフ「避けろ!」




 ビームは―――!?


 コンマ80以下で回避


 コンマ90以下で被弾


 コンマ91以上で大破


 00で友軍乱入


 直下





 ヒル「無限軌道なめんな!」ガガガガガガガガガ




 蛇行バックで華麗にビームをかわすヒルドルブ!




 中尉「チッ、まどろっこしい!」キュイイーン!




 グフ「抜いた!」




 ヒル「!来る!」




 中尉「残党は残党らしく滅びろッ!」ゴッ!




 金色の機体に、輝くサーベルが映った!




 百式のサーベル攻撃!


 40以下で無傷で回避


 60以下でマシンガン破壊


 80以下でキャノン破損


 90以下で片腕破損


 91以上で撃破


 00で友軍乱入

今日はここまで。
コンマは下で





 中尉「せやァ!」ビュイン!




 ヒル「うっ、く!」ガガッ




 中尉「ふゥん!!」ブウン!




 ヒル「危ない!」ガガガガッ




 中尉「ハァッ!」ギュイイン!




 ヒル「くあっ!」バッ ギャリギャリギャリンッ!




 中尉「止めだ!」




 ヒル「く、せめて道連れに―――」






 グフ「いいや、その必要はない!」ジャキンッ!






 中尉「(何だと、デカブツの後ろから―――!?)」






 グフ「蜂の巣になれッ!」ガガガガガガガガガ!






 グフ重装型のバルカン攻撃!

 コンマ40以下で撃破

 コンマ80以下で一部破損

 コンマ81以上で姿勢を崩す

 00で友軍乱入


 直下





 中尉「馬鹿なッ、こんな旧式に―――!」ガガガチュインチュインチュイン




 グフ「うおおおおおおおおお!」ガガガガガガガガガ!




 中尉「うぬっ・・・がァーッ!!」ガガガガガ ボンッ ガガキュイーン








 グフ「おおお、お・・・」シュウウ




 ヒル「・・・俺を囮に使うとは」




 グフ「あ、すいまs」




 その時!暴発したバーニアの作用で飛び上がり、落下する百識の残骸!


 その中で、瀕死のパイロットは力を振り絞りレバーを引いた!




 中尉「うおおおおっ!」ブンッ!




 ヒル「!?」


 グフ「何っ!?」




 投げたビームサーベルは―――!?


 コンマ50以下でヒルドルブの機関部に命中


 コンマ51以上で回避





 ヒル「あっぶねえッ!!」




 隣の岩がまっぷたつ☆




 中尉「・・・くそ・・・」




 墜落する百式。とともに、吹き出すように爆煙が上がった。




 ヒル「ああ危なかった、漫画版08のビッグトレーになるところだった・・・」


 グフ「結構弾薬使ってしまったなあ」


 ヒル「そうですね・・・とりあえず移動しましょう」




 でも方向音痴な彼らは、煙に巻かれた直後―――




 グフ「また迷った」


 ヒル「ここどこですか・・・」




 居た場所直下

意味がわからないぞ・・・


 ティターンズ、もう無いよ(´・ω・`)

 再安価下



 某所


 セイラ「・・・・・・・・・・・・」


 アルティシア・ダイクンは、一年戦争で上げた戦果が評価され、今は某所で退役女軍人セイラ・マスとして生活していた。


 窓の外の、青い海と空を眺める。かつてはこんなに自由ではなかった―――




 ドズウン!


 セイラ「!?」


 グフ『また迷った・・・』


 ヒル『ここどこですか』




 ジャンプしてきたMSと、それに付いてきた怪獣戦車のような兵器。どちらもジオン製の風貌―――


 セイラ「・・・まさか、過激派が私を!?」




 グフ『綺麗なところですねー』


 ヒル『トリントンじゃないみたいですねぇ』




 グフ達もしくはセイラの行動


 第三勢力の出現・その他出来事でも可


 コンマが00だった場合残党乱入


 直下



 ヒル『あれ?あれは・・・』ズーム


 グフ『なにか見つけましたか?』


 ヒル『あれアルテイシア様じゃね!?』


 グフ『え?どれどれ?』


 ヒル『ほら、あの赤い屋根の家の・・・』


 グフ『あ、引っ込んだ・・・そっくりさんじゃね?』


 ヒル『でも、ジオン軍に協力したくないならすぐ引っ込むだろ、絶対本物だって!サインもらおうサイン!』


 グフ『ううむ、20メートル近いロボットに睨まれたら誰だって隠れると思うけどなあ・・・』




 確かめる方法安価


 コンマ00で残党軍乱入



 ヒル『とりあえず言ってみねえ?』


 グフ『サインくれって?』


 ヒル『ああ、そっちのほうが背高いからスピーカなら届くだろ』


 グフ『・・・ていうかいつからタメになったんだ』


 ヒル『知らね』








 セイラ「・・・ん?」




 <私たちはアルテイシア様のファンの者でーす




 セイラ「・・・・・・」




 <サインくださーい




 セイラ「・・・・・・」チラ




 <うわやっぱ本物だよほら!サインくださいサイン!




 セイラ「(なんのつもりなのあいつら・・・)」








 グフ『あれ本物だわ!』


 ヒル『だろ!?歳食っててわかんなかったけど』


 グフ『やばい、さらに欲しくなってきたどー』


 ヒル『でも、住宅地入ると家ぶっ壊すことになるぞ』


 グフ『心優しいアルテイシア様はきっと許してくださらないだろうな・・・』




 サインもらう方法安価 コンマが(ry

グフ重装備を選ぶ辺りにセンスを感じる

>>80ガンダムUC グフ重装型 迷子でググれ


 ヒル『じゃあお前、降りて行ってこいよ』


 グフ『連邦来たらどうする?』




 ヒル『俺が載せて逃げる』


 グフ『・・・え、俺は?』


 ヒル『・・・・・・』


 グフ『ざっけんなよおおおお!』


 ヒル『いいから行け!』ガンガン




 グフ『くそ、野郎!次会敵したら盾にしてやるからな!』


 ヒル『待て!』


 グフ『何だ!?』




 ヒル『俺のこの、予備のパイロットスーツに書いてもらってくれないか』


 グフ『・・・・・・マジで盾な』


 ヒル『金メッキ野郎の時も盾にしたくせに』


 グフ『盾じゃない、視線遮蔽物だ』


 ヒル『余計悪い』








 グフP「くそ、名前が無いせいで某アイドル育成ゲームみたいになってる・・・」


 ぐふP「変換しろ>>1!余計それっぽいだろ!」


 グフP「パイロットの略にしてもひどすぎるぞ・・・」ブツブツ




 グフP「すいませーん」ピンポーン




 アルティシア家の対応安価

00で(ry



 セイラ「・・・・・・貴方は?」ガチャ


 グフP「ああやはり・・・アルテイシア様とお見受けしました、サインを頂きたく!」


 セイラ「・・・・・・なんであんなものを?」


 グフP「え?だって・・・・・・いや、ただの趣味ですよ、ジオンかぶれの」


 セイラ「・・・・・・どうぞ」ギイ








 エコーズ隊長「あいつ、ジオンだな・・・!?あの女を監視していた甲斐があったというものだ!」


 エコーズ隊員「でも、どうするんです?うちにはロト1台しか・・・」


 エコーズ隊長「それはだな・・・」




 監視していたエコーズの行動安価



 エコーズ隊長「ライフルで奴を殺す!」


 エコーズ隊員「ははあ!持ち物からジオン兵だとわかれば、アルティシアも始末できますね!」


 エコーズ隊長「よし、お前は一応出口で奴を呼び止めろ!その隙に俺が奴のこめかみをぶち抜く!」


 エコーズ隊員「わかりましたァーッ!」


 エコーズ隊長「俺は一応ロトを近くに動かしたあと、反対側の建物の屋上に陣取る!」


 エコーズ隊員「なるほど!じゃあ私は早速行ってきます!」








 グフP「いやあ、俺もサインもらっちゃったよ・・・」ホクホク


 エコーズ隊員「ちょっとすいません?」


 グフP「はい?」


 エコーズ隊長「(今だ!)」




 起きたこと安価


 00(ry



 グフP「!?」チュイーン


 エコーズ隊員「外した!?」


 エコーズ隊長「くそ、やつを捕まえろ!」




 グフP「連邦か!」ダッ


 エコーズ隊員「待て!」




 ヒルドルブ『追わせるか!』ズゴゴゴゴゴゴゴゴ




 エコーズ隊員「なァ、なんだこりゃ!?」


 グフP「俺のグフは!?」


 ヒル『後ろに!さあ乗れ!』




 エコーズ隊長「くそ、こうなればロトで始末してくれる!」


 エコーズ隊員「搭乗!前方に敵影2確認!状況開始!」




 ヒル「喰らえ!」ドゴーン!




 ヒルドルブの滑空砲は―――!?


 自由安価


 00で残党軍乱入



 ロト「っく!?」ドゴーン




 ヒル「着弾敵前方数十メートル!」


 グフ「外れかよ!?」


 ヒル「うるせえ逃げんぞ!仲間を呼ばれたら厄介だ!」


 グフ「アイアイサァー!」








 ロト「・・・!?どこだ!?」




 その頃。



 グフ「もう迷うのは才能だな」


 ヒル「超高校級の迷走」




 居場所安価



 シロー「お前、ちゃんと高校行ってるのか!」ガンッ!


 長男「うっぜーよ!こんな山奥に住んでるの俺だけなんだよ、この世捨て人!」


 シロー「お前はその世捨て人の息子だろうが!」


 アイナ「お願い!もうやめて!」シクシク




 ガキュイン ズヴィイイイイイイインム・・・ バタバタバタバタバタ ギャーギャー




 長男「な!?何の音だ!?」


 シロー「・・・モビルスーツ!?」ガタッ




 グフ『もう迷うのは才能だな』


 ヒル『超高校級の迷走』




 シロー「・・・・・・ジオンか!」




 出来事安価



 シロー「お前らは逃げろ!」ガシャガシャ


 アイナ「シロー!どうするつもりなの!」


 シロー「ゲリラの村から、どさくさで持ってきてしまったロケットランチャー・・・使えるかどうか、分からないが・・・」


 長男「ふざけんな逃げんぞ!」


 シロー「黙れ!俺は一家の主だ!」


 長男「カッコつけてんじゃねえぞこのクソ親父!」


 アイナ「だめ!逃げましょう!」




 シロー「おいそこのモビルスーツ!」ジャキンッ!




 グフ『おおう?』


 ヒル『人か?随分この時代には相応しくないものを・・・』




 シロー「ここは俺の家だ、頼む、立ち去ってくれ!」




 グフ『・・・どうする?ここ、トリントンじゃないみたいだけど。』


 ヒル『ううん、弾薬補給とか出来たりしないかなあ・・・』




 行動安価



 ヒル『あ、あの女、見覚えがあるぞ!』


 グフ『マジで?』


 ヒル『そうか!ここは東南アジアの・・・・・・俺は昔、ここにいたんだ!』


 グフ『マジかよ!』


 ヒル『皆、【震える山】を見返して欲しい。俺らしきザクが写っているはずだ』


 グフ『いっぱい出てくるんじゃね』


 ヒル『そうかそうか、あの人、ここの司令官の妹だよ!懐かしいなあ、ノリスさん天国で元気にやってるかなァ・・・』




 アイナ「ノリス・・・!?」


 シロー「で、どうなんだ?ここに留まるのか?」




 グフ『いや、俺虐殺嫌いだから帰る・・・というか移動するよ。』


 ヒル『あ、弾薬補給できるところ知らねえ?』




 シロー「・・・・・・・・・・・・何をするつもりなんだ」


 グフ『関係ないだろう』


 シロー「・・・なら教えるわけには」


 ズガガガガガガガガ!




 長男「ひィ!?」


 ヒル『知ってはいるんだなァ?』




 シロー「・・・・・・少し行った先に、ジオンの残党の拠点がある」


 グフ『なるほどな、最初からそういえば良いものを・・・あばよ』


 ヒル『達者でな』




 アイナ「・・・シロー」


 シロー「・・・・・・すまない、ああするしかなかった・・・」

 長男「ガタガタガタガタ」



 グフ「お?あれか?」


 ヒル「あれは・・・」




 ジオン残党基地の外見・様子・規模など 安価



 ズゴックE『次は三番フォーメーションの確認だ!各自配置に移れ』


 ズゴック『ウィース』


 ゾゴック『了解です』


 ゼ・ズール『ここだったかなー』


 カプール『球体フォームの機動性パネェww』


 ザク・マリナー『黙って動け!』




 グフ「・・・・・・海軍基地か」


 ヒル「ユーコンが2隻か・・・」




 ズゴックE『ん?何だ!?・・・同胞か』


 ゼ・ズール『え?まだ居たんだー』


 カプール『欠陥兵器さんチイッスwww』


 ズゴック『お前ら・・・』




 グフ「あのー、トリントンには・・・」


 ズゴックE「ああ、今それに備えて訓練中なんだ。君たちは?」


 ヒル「どうにも足がなくてですね・・・」




 グフ「できれば一緒に乗せて行ってもらえないかと・・・」


 ズゴックE「すまんが、それは無理だ!ユーコンの格納庫はウチだけで一杯なんだ」


 グフ「マジですかい!?」




 ヒル「ひーふーみー・・・確かにいっぱいだなあ」


 グフ「・・・どうする?」




 行動安価

トリントン基地攻撃が先に向かったぶたいがかいめつし中止に

>>103それ行動じゃねえから!
安価下



 グフ「あっそうだ!連邦の輸送機をジャックっていうのはどうだ!?」


 ヒル「いいなそれ!・・・待て、どうやってどの輸送機がトリントン行きか調べるんだ?」


 グフ「OH・・・」


 ヒル「そもそも俺たちだけでジャックなんてできるのか・・・?」




 具体的なジャック案安価

少々安価も難問ですし、今日はここまで!

なんだかんだハイペースですね・・・

グフ重装型とヒルドルブは一体どこに行こうとしているんでしょうか・・・



 数日後―――某基地周辺、某バー。




 カランカラン

 


 マスター「いらっしゃいませ」


 女「ハイ、マスター。いつもの・・・って言ってわかるかしら」


 マスター「分かりますよ。うちは基地前とはいえこんな、小さな店ですから」


 女「常連も少ないって?いやむしろ、常連以外にいるのかしら?」


 マスター「お手厳しい・・・」


 女「やあね、褒めてるのよ。捕まえたら離さない、ネズミ捕りみたいな店だわ。エサはなかなかだけど」




 カランカラン




 マスター「いらっしゃいませ」


 女「常連さんかしら?」


 男「いや、二回目だね」


 マスター「道理で顔に覚えがあると思いました・・・」


 男「フフ、まさか頼んだメニューまでは覚えておるまい。」




 男「(俺は・・・)」


 ヒルP「(俺だ!)」


 ヒルP「(そして、あの女は連邦空軍管制補佐官・・・)」


 ヒルP「(さて、どうやってこいつから長距離輸送機の存在を吐かせようか。)」




 安価直下


 すいません今日はこれ限りで・・・


彼女の隣のスツ-ルに座って二人ぶんのカクテルを頼み、話をする

>>113採用で・・・
えっちぃのはダメだと思います




 ヒルP「ハイ、貴女も仕事帰り?」


 女「触れないほうがいいわよ、私そこの基地の軍人だから・・・うふふ!」


 ヒルP「そりゃ怖い、会社員の俺には高嶺の花だね」


 マスター「どうぞ」スッ


 ヒルP「ありがとう。」




 女「あらお上手なのね!でもあなた、元軍人でしょ?」


 ヒルP「!?なんでわかるんだい!?」


 女「トレーニングは欠かしてない・・・当たってるでしょ?」


 ヒルP「ああそうさ‥‥‥‥‥‥私有軍隊ってとこかな」クイッ




 女「あなたの筋肉、うちの基地の海兵隊員の筋肉にそっくりだもの。実用的っていうか、馴染んでるっていうか・・・」


 ヒルP「君も海兵隊なの?」


 女「やだ、そんなムキムキに見える?基礎トレーニングはしてるけど、私空軍の管制官だから。」


 ヒルP「っていうと、何便どこどこへ、何便着陸を許可しますみたいな?」


 女「それは民間よ、うちはもっと機密とか扱ってる。ジオン残党の活動も、静まってきたとはいえまだあるから」クイッ




 ヒルP「秘密の部隊とか?」


 女「そんなざらにあるもんじゃないけどね?フフフ」


 ヒルP「フフ、そんなにあったら他の部隊が弱くなっちゃうね。ジオンの連中が勘違いして出てきたらいいもんだけど」


 女「ちょっと、出てくるってテロ起こすって意味よ?不謹慎よ不謹慎~」


 ヒルP「そうだったねぇ・・・でも、そんな任務ばかりだと緊張するだろう?うちの会社はほぼ24時間だけど、君は?」


 女「私も外出は出来るけど、寮だからそんなところよ。」


 ヒルP「ふうん、俺は家に帰れるだけいいのかな・・・」


 女「割と慣れるものよ・・・住めば都ってやつよ」


 ヒルP「でも、密度は違うだろう?何本も、遠距離の飛行機が出るだろう?輸送機、っていうのかな・・・」



 女「いや、うちの基地はあんまり大きくもないし・・・リレー式じゃない輸送機は、2日に一本ぐらいよ。」


 ヒルP「うちの納入間隔と同じなのが気になるが・・・・・・」


 女「フフフフフ、このバーといい不思議な縁ね・・・」




 ヒルP「待てよ、うちは今日納入したんだが・・・君のところは?」


 女「私は今日ついたから、スタートは明日・・・そして明後日来て、明々後日出る・・・残念、周期までは違ったみたいね」


 ヒルP「そりゃあ残念、残念も残念だ・・・貴女みたいな高嶺の花と、接点が持てただけでもいいのかな」




 女「私、ヨイショして得なほど偉くないわよ?フフ!」


 ヒルP「出来れば、もっと接点を持ちたいものだがな・・・」


 女「やぁね、まだ8時よ?また今度!マスター、お勘定!」


 マスター「はいよ。」








 ヒルP「・・・・・・・・・・・・」



ではでは皆さん。良い週末を・・・

おつー

海外ドラマ好きだろ

>>118
見たことも聞いたこともございやせん。

午前中だというのに突如出現。
安価まで投下します



 残党拠点会議室―――




 グフP「帰ったか・・・どうだ、聞き出せたか」


 ヒルP「バッチリ。出るのは明日、明々後日と一日おきだ」


 グフP「トリントンに行けるメンテナンスが済んでいるといいが・・・」




 ズゴックEP「すまないな、うちの格納庫に余裕があればよかったんだが。」


 グフP「弾薬をもらえるだけでもありがたいですよ。でも、何でバルカンの弾なんかあったんです?」


 ヒルP「水陸両用って使わないよな・・・」




 ズゴックEP「理由は二つある、一つ目は、俺がちょっと前までグフに乗っていたからだ。グフ・カスタム。」


 グフP「そりゃ奇遇だ。グフはどこに?」


 ズゴックEP「俺はこの通り脱出できたが、鹵獲されてしまった。全く不甲斐ない・・・もう一つなんだが、ちょっと付いてきてくれないか」


 グフP「?」








 ズゴックEP「おおい、ザメルの旦那!」


 グフP「ザメル?」


 ヒルP「一年戦争末期にキャリフォルニアでちょっとだけ作られたMS・・・らしい」




 ?「あいよー」




 岩山からぬっと顔を出したのは、髭の男。




 旦那「何のご用だね?」





 ズゴックEP「実は、この二人が連邦の基地を襲うんですが、手数が足りなくて!協力して頂けないかと」


 旦那「ほっほ!そりゃあいい、若いうちはこせこせせず世の中を飲むくらいの気概がないとダメだ!で?どうしろと?」




 ズゴックEP「陽動です!参加するのは私を含めてもたった三機ですから、基地外から砲撃していただけるとありがたいんですが・・・どうですかね?」


 旦那「ふうん、終戦からこいつの整備ばかりやって過ごしてきたが・・・よかろう!ただし条件がある!」




 ズゴックEP「なんです?」


 旦那「ワシをトリントンに連れて行くことだ!どうせ、輸送機をジャックするんだろう?」


 ズゴックEP「ぐ!」ギクッ








 ズゴックEP「(しまった、グフ重装型にヒルドルブを積んでしまえばもう乗らないかも・・・)」








 ズゴックEP「・・・・・・いいでしょう、お願いします!」


 旦那「わかった!動け!ポンコツー!」




 それだけ言うと男はまた岩山に姿を隠す。




 グフP「・・・・・・あの、さっき・・・」


 ズゴックEP「ああ、俺かい?協力させてもらうよ!愛機の借りがあるからね!」


 ヒルP「やったあ、それに加えてあの旦那のザメルとくれば・・・ていうか、ザメルってどんなMSなんです?」


 ズゴックEP「ああ、それは・・・・・・見てみろ、動くぞ!」




 途端に、すごい振動を感じた。気がつくと目の前の岩山は崩れていて―――




 ザメル『決行の日はいつじゃ!?』





 3日後―――




 某連邦駐屯地




 連邦兵「へへへ、それロン」


 連邦兵「マジかよ・・・あーもう今日全然ついてないわ」


 連邦兵「ドラ切りまでしてこのザマかよ・・・」


 連邦兵「もう俺スッカラカンだよ」




 整備兵「オーライオーライ、ストップ!管制塔管制塔、こちら滑走路。輸送機の移動終わりました!どうぞ」


 管制官『夜明けと同時にハワイ基地に出発します 燃料確認よろしく、どうぞ』


 整備兵「燃料確認よし!この戦争時代の鉄くず、ハワイに行けるとはいいご身分だ!」


 管制官『ミデアに嫉妬してどうする 早く倉庫に戻りやがれどうぞ』


 整備兵「お前だって安月給だろ、どうせハワイになんか行けないくせに!どうぞ」


 管制官『お前よりはボーナス貰ってる、哨戒機が着陸するからさっさと消えろ、轢くぞ。どうぞ』


 整備兵「チェッ・・・・・・あ?」




 夜空に、キラリと何かが光った。




 整備兵「管制塔管制塔、哨戒機は12時かどうぞ」


 管制官『馬鹿言うな、6時30分からの予定だ、とうとう目腐ったかどうぞ』


 整備兵「え?でも、今・・・・・・」




 ドゴォ―――ンッ!!


 ゴオオオ ビーッビーッ ワアワア




 管制官『・・・・・・早く戻りやがれどうぞ』


 整備兵「了解、どうぞ・・・」



 司令室




 司令官「状況は!?」


 オペレーター「12時の方向の山岳地帯より砲撃を受けています!被害レベルD!」


 司令官「MS隊は!?」


 オペレーター「格納庫に被弾、1機が大破、1機が小破です!」




 ドゴーン!




 司令官「うっく・・・次はどこだ!?」


 オペレーター「さ、三番ゲート付近!MS隊被害なし!」


 司令官「出撃だ、MS隊を出撃させろ!1番隊は砲撃予測地点に急行!2番隊は基地周辺を警戒・・・」




 ドズーン!




 司令官「くそ・・・また」


 オペレーター「被弾地点は・・・・・・た、大変です!3番ゲートより所属不明MSが侵入!破壊活動を行いつつ中心部へ近づいています!」


 司令官「ええい、MS隊はまだか!」



 格納庫




 隊長「こちら2番隊、これより基地内に侵入したMSの掃討を開始します」


 オペレーター『了解 幸運を祈ります』


 隊長「総員搭乗ォー!」




 グフたちと戦闘する量産型連邦系MSの機種と数


 機種直下


 数安価下3

恐ろしい安価が見える割にジムスト2機という・・・
夕方にまた。

グフ、ドルブ、ザメル

ジムスト×2

お互いロートルだな…

寝過ごしたンゴ・・・

>>134ズゴックEちゃんも足しといてくださいよー




 隊員A『うがあああ!?』




 ドゴーン!




 隊長「どうしたァ!?」




 隊員A『せ、接触がおかしくなってたみたいで・・・ジム・セミストライカー、出撃できません・・・』




 隊長「くそォ!俺たちだけでも行くぞ!」


 隊員B『了解!』








 ズゴックE『滑走路に早く行け、倉庫にしまわれたらもう出せないぞ!』ギュビビビビビビビビン!


 プチモビ「ウギャー!」


 グフ『了解!』ドガガガガガガガガ!


 リジーナ「ドワアー!?」


 ヒル『狭い・・・』ガリガリ


 倉庫「ジミニイタイ・・・」







 その頃


 基地周辺山岳地帯




 ザメル『次ー・・・て、残弾1・・・なんじゃ、もう弾切れか?・・・・・・あ!?』




 ザメルの迎撃に向かった部隊

 機種直下

 機数下3

そんな新型あるわけないやろ!

再安価

機数は?
直下

危なかったァー!



 隊長『ジオンの重MSを確認!総員照準合わせー!』


 隊員『合わせー!』


 隊員『合わせー!』


 ザメル「こいつらも砲撃用か、だが!」ブオオッ!




 隊長『各個連続にて撃て!』ドンッ!


 隊員『撃てー!』ドンッ!


 隊員『は、早い!?』ドンッ!


 ザメル「まだ青いな・・・!」ドホッドホッドホッドホッ




 隊長『み、ミサイル!』


 隊員『うがががが』ドドドドド


 隊員『くそォ!』ダダダダダ




 隊長『お、落ち着け!教習でやっただろう、置き撃ち・・・』


 ザメル「隊長機はコイツか!」ダダダダダッ!


 隊長『あ、く!?』ドチュチュチュチュン!


 ザメル「くらえ重MSの特権を!」ドガーン!


 隊長『ぐうう!?』パリーン!




 隊員『隊長!?くそォ!』ドオン!


 ザメル「くらえ!」ドホッドホッドホッドホッ


 隊員『ぐ、は!?』バガーッ キュイオン




 ザメル「こんなことしちゃいられん、あの若造たちを助けてやらねばな・・・」




 乾燥した大地を、そのMSはひた走る。

次回、ジムストVSジオン連合!



 基地内




 グフ「ええい・・・」ドオン!




 貰い物のファウストを戦車に放つと、勢い良く砲塔が吹き飛ぶ。ただ、滑走路は相変わらず見えてこない。




 ヒル「イラつくなよ、もうすぐだ・・・」ガガガガガ




 グフ「わかってるが、パイロットに降りられたら・・・!?」




 角の向こうにいたのは、連邦のMS!


 ジムスト『!?ジオンか!』ブンッ!


 グフ「く・・・!?」




 ビームスピアの攻撃!


 コンマ高いほど重症


 直下



 グフ「なんの!」グワキーン!


 ジムスト『受け止めた!?チィッ!』バララララララララ




 牽制にバルカンを撃ちながら距離をとるジム!




 グフ「ファウストで・・・」




 ズゴックE『待て!ここは任せろ!』ボシボシボシボシボシ!




 ジムスト『ぐうう!?新手か!』ドカンドカン




 ズゴックE「貴様の相手は俺だ!おい、お前は早く行け!」




 グフ「す、すいません!」ギュアーン








 ジムスト『ま、待て!』


 ヒル「こっちくんな!」ドーン


 ジムスト『くっそ、待てと・・・』








 ズゴックE「そこだあああああッ!!」


 ジムスト『!?』




 苦し紛れのビームスピアはズゴックの左腕を切り落としたが、右腕がジムのコックピットをぶち抜いた―――!





 滑走路前




 グフ「や、やった滑走路だ!ようやく・・・」


 ヒル『そうか・・・って待て!後ろ!』


 グフ「な!?」バッ




 隊長『せああああああああっ!!』ブウン!








 ビームスピアの攻撃!


 コンマ高いほど重症


 直下



 グフ「くっ!?」サッ




 素早いビームスピアの一撃を、何とかかわす!しかし鈍重な機体は、連続の回避が難しい―――!




 ヒル「下がれ!奴、手練だ!」ドゴーン!


 グフ「くそっ・・・」




 ジムスト『小賢しい・・・ジオンめ、喰らえ!』




 砲弾を回避したジムが、スピアで突きかかる!




 未だ緊急回避の姿勢を直しきれていないグフ―――!




 グフ「う、うわあああ!?」








 ザメル「待たせたな若造!」ゴッ!






 突如現れた機体が、ジムに体当たりをして弾き飛ばした!




 グフ「だ、旦那!」


 ヒル「おい、こっちだ!早くしろ!」






 ジムスト『俺は・・・俺は娘をコロニー落としで殺された!まだ・・・まだお前らはそんな悲劇を繰り返すつもりか!』


 ザメル「それは若いものたちが決めること・・・ワシたちは少々、死に遅れたようじゃぞ」


 ジムスト『詭弁だ!』ゴッ!





 機長「ひいい!」


 副機長「ジオンだ・・・奴らァ!」


 機関士「逃げろォ!」


 通信士「わ、MS!?」




 ヒル『待て!貴様らのうち、自動操縦の設定ができるのはどいつだ!』




 機長「うわあ!死ね、死ね、死ねえ!」パンパンパン




 ヒル『黙れ!』グワキーン




 機長「」グチャッ




 副機長「き、機長ォー!」


 機関士「お、俺じゃねえ!俺には・・・」ダッ




 ヒル『黙れと言っている!』グワキーン




 機関士「」グチャッ




 ヒル『自動操縦は!?名乗り出ないと皆殺しだぞ!』




 副機長「は、はい!私です!ひいい・・・」




 ヒル『今すぐトリントンへ行けるように設定しろ!長距離のもだ!』




 副機長「と、トリントン!?長距離のはいけますけど、こっちのは短距離用で・・・」




 ヒル『さっさとしろ!また潰されたいか!』




 副機長「た、只今ァー!」





 ザメル「喰らえ!・・・ん!?」ドホッドホッ・・・


 ジムスト『弾切れか、無様だ!』ゴッ!


 ザメル「!?」




 ビーム・スピアがミサイルポッドを吹き飛ばす!ザメルはかろうじてホバーで距離をとる!




 ザメル「バルカンは・・・クソ!こっちも!」


 ジムスト『そろそろ引導を渡してやる、ジオンの老いぼれ!』ゴッ!


 ザメル「・・・・・・!へっ、いいじゃないか・・・」ニヤッ








 ジムスト『!?・・・最後までむかつく奴だっ!!』ゴッ!


 ザメル「カノン砲、展開!」ギュイーン


 ジムスト『!?貴様・・・!』ガキーン






 ゼロ距離でコックピットを捉えるザメルのカノン砲!そう、砲撃で残った、たった一発の―――!






 ザメル「もう・・・いいじゃないか、もうあとは若者に・・・」


 ジムスト『・・・!‥‥‥‥‥‥』



 ジムスト『‥‥‥‥‥‥ふ』


 ザメル「?」


 ジムスト『ふざけるなァーッ!!』




 瞬間、砲身がビーム・スピアによって両断された!




 ザメル「く!?」




 無理矢理発射するが、半ば暴発したように飛び出した砲弾はジムの右腕を弾き飛ばしたのみ!




 ジムスト『俺はまだ・・・死なん!』




 そのままスピアは、ザメルのボディに押し込まれた―――!








 ザメル「・・・・・・先に行ってるぞ」









 滑走路上


 輸送機




 操縦室




 コンソールに映し出された、オーストラリア大陸。トリントン行きに設定された自動操縦システム―――




 今まさに、離陸しようとするミデア。




 グフ『・・・・・・!?馬鹿な、あのジム!』




 窓より見える格納庫の影!ザメルを撃破した、片腕のジム―――!




 ヒル『旦那・・・やられたってのか!?』








 ジムスト『ジオンめ・・・』


 ジムスト『滅びろッ!』




 すれ違いざま、操縦室にビーム・スピアを突き刺す!




 ミデアは何事もなかったかのように離陸したが、長くは持つまい・・・




 ジムスト『・・・フフフフフ、ハハハハハ・・・』




 ジムスト『ハーハハハハハハハ・・・』







 その時!滑走路より離陸しようとする、もう一機のミデア!




 ジムスト『!?馬鹿な!今のは囮・・・!?』








 グフP「ああそうさ・・・力づくでも、通してもらうぜ!」


 ヒルP「そこをどけェーッ!」




 機銃を発射するミデア!








 ジムスト『ぐうう・・・・・・滅びろ・・・・・・ジオンーッ!!』








 しかし弾幕をすり抜け、ジムはバーニアを吹かした!








 グフP「な!?突っ込んで来るぞ、アイツ!」


 ヒルP「ふざけんな、こんなところで・・・!」








 ?「邪魔させなど、しないさ!」







 ジムの首に巻きつくワイヤー!それは管制塔のほうから引き寄せられ、ジムは滑走路上より姿を消す!




 グフP「な、何だ!?ズゴックの人・・・!?」


 ヒルP「離陸!」
















 ズゴックEP「まさか、俺のグフカスタムがこの基地にあるとは思わなかったよ」


 ジムスト『ぐううっ!?』


 ズゴックEP「ズゴックより、使いやすいね!」




 彼は使い慣れたグフカスタムを繰り、ヒートサーベルをコックピットに突き立てた―――!







 グフP「ズゴックの人・・・」




 ヒルP「名前・・・聞いときゃよかったな」




 ミデアは、ベトナム沖を通過―――間もなく、ニューギニアの上空にさしかかろうとしていた。




 グフP「ああ・・・・・・ん?地上に・・・・・・」








 海岸線にずらりと並び、こちらを向いている高射砲郡―――








 ヒルP「・・・・・・悪夢だ」


 グフP「とりあえずMSで脱出だ・・・」



 その頃―――


 基地。




 輸送機奪取後、改めて水泳部連中が強襲。ジオン軍の、出撃拠点となっていた。








 ゾゴックP「・・・・・・隊長」




 彼の目の前には、対MS兵器を浴びて沈黙した―――グフカスタムが静かに身を横にしていた。




 ゾゴックP「・・・・・・」




 だが、本来の持ち主に最後に使われたことで、満足げにしているようにも見えた。




 ゾゴックP「・・・・・・」




 そりゃそうだ。隊長は、厳しくも優しい、理想の上司だった―――




 ゾゴックP「・・・・・・」ジワ




 ダメだ、思い出すと泣けてくる。早くトリントンへ行かなくては―――




 ゾゴックP「・・・!」




 しかし、数十年ぶりの任務を喜んでいた隊長を置いていくのは、ひどく冷酷に思えた。




 ゾゴックP「・・・このサーベル、持ってっていいですか」




 出来た空きには余っていたゼ・ズールが乗ることになったが、ヒートサーベル一本ぐらいの余裕はあるだろう。




 グフカスタムの残骸が、夕日に照らされてキラリと光った。



 ニューギニア―――




 グフP「沿岸の連邦からは逃げ切ったが・・・」


 ヒルP「まだトリントンには遠いぞ・・・どうする」




 行動・出来事など安価直下


 コンマ00でカークスと合流



 グフP「・・・おい、風が出てきたぞ」


 ヒルP「雨もだ・・・どうしたものか、嵐になったら本格的に動けないぞ」




 行動・出来事安価


 ファットアンクルは雲を避けて飛ぶので残党との合流は無し


 現地の残党との合流ならOK



 グフ「とりあえず移動するぞ・・・」


 ヒル「ミデア、撃墜されてなければこんなチマチマ移動しなくて済んだのによ・・・」


 グフ「途中で飛び降りたから、あれが囮になって俺たちは逃げ切れたんだ。わがままゆーな」


 ヒル「ちぇ・・・」








 グフ「・・・ん?」


 ヒル「何だここ・・・歩いてないと気がつかないような・・・うん?あれ、ジオンのMSですよ!」


 グフ「ここ、残党の基地か・・・!」




 配備兵器・規模など安価直下

では。

地下空洞の基地
ルッグン 1 ドップ 1
グフ・フライトタイプ 2



 木々の傘に隠されて、大地にぽっかりと開く大穴。


 その中の側面、地上から出ないと見えない部分からチラリとグフらしきMSが見えていた。




 グフ「おおい!すいません!」




 整備兵「おい!あれ・・・」


 通信士「同胞だ!トリントンに向かう途中か・・・?」


 士官「司令を呼んで来い!」




 ヒル「・・・小さい基地だ」


 グフ「輸送機は・・・無いみたいだな」




 すると、入口から将校らしき人物が出てきて、言った。




 司令「ようこそダイ航空支部へ!」



キリもいいのでここまでにします。
以前、グフたちはトリントンには遠い・・・



 応接室




 司令「・・・なるほど、異国に迷い込んで、金メッキに襲われて、同胞と基地を襲ったら協力者は全滅―――」


 司令「それはご苦労でしたな。あ、茶どうぞ」




 グフP「改めて並び立てると自分でもひどく感じますn・・・苦い!このお茶苦いですよ!」


 司令「ああそれはすいません、グリーンティーは口に合いませんでしたかな?」


 司令「いつも自分で飲んでいるのがこいつでしてな・・・」




 ヒルP「私は好きですがね・・・日本でしたっけっか・・・」ズズズ


 司令「ええ、私は4分の1だか8分の1だか日本人でして。・・・8分の一かな?」


 司令「興味を持ったらこれですよ・・・すっかりはまってしまいましてな、ハッハッハ。」




 グフP「・・・しかし」


 司令「・・・ええ、戦争で・・・」


 司令「まあどうせコロニーの中だけのマイブームでしたしね」








 ドゴオン・・・


 グフP「・・・!?何の音だ!?」




 起きたこと安価直下



 司令「連邦の襲撃か・・・!?向こうには火薬庫もあるのに!」


 アンゴル「申し上げます!ゲートに連邦の部隊が現れました!」


 グフP「連邦・・・!?」


 ヒルP「馬鹿な、ここが見つかったと!?」


 司令「みなさんはここで待っていてください!」


 グフP「でも・・・!」


 司令「いいから!」








 ヒルP「・・・こうしちゃいられない、俺は行ってくる!」


 グフP「おい、話聞いてなかったのかよ!?」


 ヒルP「俺のヒルドルブが壊れたら一大事だ・・・!」


 グフP「・・・クソッ!俺も行く!お前は先に格納庫にいけ!」


 ヒルP「お前はどこに行くんだ!?」


 グフP「確かめたいことがある・・・俺のグフは頼んだ!」


 ヒルP「お、おう・・・」








 連邦隊長『MSを破壊しろ!抵抗されたら厄介だ!』


 連邦隊員『了解!』


 連邦隊員『MS格納庫を発見!』


 連邦隊員『西ホールクリア!』


 連邦隊員『じ、ジオンの兵器の稼働を確認!野郎!』ズガガガガ


 連邦隊員『バカ、援護を待て!』




 基地を襲撃した連邦のMS部隊の機種


 安価直下

ジムⅢ

>>179ホッとした


 ヴーッ ヴーッ


 放送『敵襲!敵襲!連邦軍MS舞台の侵入を確認!機数6!繰り返す!てきしゅ―――』


 ドガアアアン!




 ジオン兵「連邦どもが!」


 ジオン将校「グフは動かせないのか!?」


 整備兵「早くしろ!すぐここにも連邦が来るぞ!」




 ジオン兵「連邦の豚どもが、皆殺しだ!」グイーン バシュッ




 ジオン側のMS安価直下


 >>172は基地についての安価なのでスルー可能

機数直下コンマ
場合によっては2で割る

3機


 連邦隊員A『MS格納庫に侵入・・・あ!?』


 弾頭「チイッスwww」




 ドガン!ズドオン!




 連邦隊員B『あ、アルベルトォ!』


 ジオン兵B「待てやコラアアアアアアアアアッ!!」


 連邦隊員B『ひいい!?』




 グワキイイイイン(ゲイリー斬り)




 ジオン兵B「・・・またつまらぬものを斬ってしまった・・・っと!?」




 ドゴオン!ズガガガガガガガガ!




 ジオン兵A「油断するな!」


 ジオン兵B「チッ・・・」


 ジオン兵C「動かせたのは俺たちのドムだけか・・・」


 ヒル「俺も忘れないで欲しいなァ」


 ジオン兵A「でも、そのデカブツは基地の中ではあまり動かせないでしょう」


 ヒル「ドムが室内戦用だというのかい?・・・まあ、もう一人も、すぐ来る」


 ジオン兵B「なんにせよ、すぐ片付ければ済む話だ・・・」

ジムはバズーカ装備?



 その頃―――


 基地最深部




 グフP「・・・待ってください」


 司令「・・・?何だ、あなたでしたか。待っているように言ったはずでしたが」




 グフP「・・・あなた、裏切りましたね?」




 司令「・・・何をいきなり」




 グフP「なんで爆発音が聞こえた時、連邦の奇襲だと思ったんです?」




 司令「・・・言いたくはないが、あなた方が逃げてきたから・・・」


 グフP「この基地は、上空からでは見つかりにくい・・・地上からついてきたなら私たちが気づきます。第一・・・」




 グフP「なんで嵐が来ていて、火薬庫の方から爆発音が聞こえたのに、落雷だと思わなかったんです?」




 司令「・・・・・・何だ、気づかれてしまいましたか。なら、仕方ありません・・・」チャキッ


 グフP「・・・・・・」


 司令「撃たせないでください・・・あなたは、私がMSに乗るまでおとなしくしてくれていればいいんです」


 グフP「MS?」


 司令「私が連邦と通じて、提供してもらったMSですよ・・・」




 その瞬間、稲妻の光が吹き抜けを通して最深部を照らした。




 裏切り者司令が連邦から提供してもらったMS


 安価直下



 司令「ガンダムMk-Ⅴ・・・一機がネオ・ジオンにもたらされドーベン・ウルフの原型になったと言われる、インコムの試験機ですよ。」


 司令「一機は試験機として乗り潰され、もう一機は格納庫から行方不明・・・そしてもう一機が、この機体というわけです」


 グフP「まさかこんなもののために・・・」


 司令「ええ、裏切ったのはこれが目当てだったからではありませんよ。私の心の故郷、日本・・・」




 司令「私はそこが壊滅したのは、連邦軍の仕業だと聞きました・・・でも、終戦で資料が開示されてわかった。」


 司令「それは・・・ジオン軍が核兵器を使用したからだったんです・・・!」


 グフP「核!?」




 司令「ええ・・・日本に駐屯する連邦軍をうざったく思った司令部が、核兵器で焼き払ってしまったんです。」


 司令「そしてそこをあまり重要とも考えていなかった連邦軍は秘密裏に賠償金を受け取り、事件は闇の中・・・」


 司令「ふふ、おかしいと思いませんか?」


 司令「過去の大戦で130万人を虐殺され、それを自分のせいだと言われはしたけども、世界の平和を訴え続けた国に・・・」


 司令「なぜ再び核が落とされなくてはならなかったんです!?」


 グフP「・・・」




 司令「私は一年戦争で英雄と言われたガンダムを見れば、何かわかると思った・・・」


 司令「でも、わかるはずがありませんよ・・・」


 司令「連邦軍も、日本を消した加害者なのですから・・・」


 司令「・・・阿呆らしい!」




 司令「私は宇宙に上がって、旅をしようと思います。」


 司令「ここを、このガンダムで焼き払ってから!」バッ




 グフP「・・・!クソッ!」


 MSに乗り込む司令を尻目に、彼は格納庫へ駆け出す。

>>185ノリで想像してください。
ではでは。



 ゲート―――




 ヒュウウウウン・・・ ドドオン!ダダダダダッ ヒイイイイボカン!




 ジオン兵B「ぐわぁあ!」ドガーン


 ジオン兵A「うわ!?くそ、よくも!」


 連邦兵C『う、うわあああ!』ドゴーン








 上空、ミデア―――


 連邦将校「何をやっているんだ前線は!遅い!遅すぎる!」


 オペレーター「はっ、思った以上に敵の抵抗が激しく・・・」


 連邦将校「ええい・・・おい、スピルバーグにデルタプラスとかいうガラクタが積んであっただろう!そいつを出させろ」


 オペレーター「ええ!?しかし、デルタプラスは予備のパーツがないんですよ!?」


 連邦将校「壊れたならそれまでだ・・・さっさとしろ!」


 オペレーター「は、は・・・スピルバーグスピルバーグ、こちらジョニー・デップ。デルタプラスを出撃させよ、どうぞ」




 通信『こちらジョニー・デップ・・・デルタプラス?デルタプラスとはあのデルタプラスかどうぞ』


 オペレーター「そうだ、あのデルタプラスだ。加勢に向かわせる、パイロットは・・・・・・」チラ


 連邦将校「シモンとかいう元ティターンズの女がいただろう、そいつを乗せろ」


 オペレーター「・・・パイロットはシモン・スミス。速やかに出撃させよ、どうぞ」


 通信『ジョニー・デップ、了解。』








 連邦将校「・・・まさか二重スパイじゃないだろうな、あいつ・・・」


 オペレーター「は?」


 連邦将校「いや、何でもない」



 ジオン兵C「ええい・・・」ドガガガガガガガガ!


 連邦兵A「ぐわあ!?」チュドーン!




 ジオン兵A「・・・!C!上だ!」


 ジオン兵C「あ?」


 連邦兵E「死ねえええ!」ゴウッ!




 ジオン兵C「くそ、このっ!」ガキュイーン


 連邦兵E「く!?」


 ジオン兵C「こなくそ!」ギュア


 連邦兵E「うぎゃっ!」ガキュイーン




 ジオン兵C「面倒な・・・」


 ジオン兵A「違う!もう一機!」


 ジオン兵C「あ?」




 デルタプラス「・・・・・・」ブウン!


 ジオン兵C「うぎゃあ!」グワイーン!


 ジオン兵A「離れろ灰色!」ドオン!


 デルタプラス「・・・・・・」ゴッ


 ジオン兵C「うぎゃあああ!腕がああああ!」


 デルタプラス「・・・・・・」ジャキッ




 シモン「・・・機は熟した!」ズキューン!





 ジオン兵C「母さぁ―――ん!」


 チュドーン




 ジオン兵A「くそっ、Cまで!」ズドン!


 連邦兵D「突破ァー!」ドドドドドドドドド!


 ジオン兵A「うわ、ミサイr―――」




 ドゴゴゴゴン!グワガガガガガガガ・・・


 連邦兵C「進めー!奴らの基地を食い破れ!」


 連邦兵F「うおおお、お?おおお!?」ドゴオン!


 連邦兵D「ば、馬鹿などこから―――!?ぐわあああ!」ドゴオン!


 シモン「・・・!あれは・・・MA?」




 ヒル「来やがれ、お前らも的にしてやる!」ジャキン!




 連邦兵C「馬鹿め、すぐにガンダムが到着する・・・」




 ピキューン・・・




 連邦兵C「・・・あ?これは・・・インコム・・・?」バチバチ




 司令「・・・」ニヤッ




 連邦兵C「貴様やはり・・・!」グググ・・・


 司令「沈め」ピキュンピキュンピキュン


 連邦兵C「」バスッ




 シモン「・・・・・・!」


 司令「ジオンも連邦も関係ない・・・皆殺しだ!」ピキュンピキュンピキュンーーー

















 グフ「はあはあ、くそ!司令は・・・ドルブは?」


 グフ「!?」



 火を噴き、墜落するミデア。ひとつ、ふたつ、みっつ。驚く程に灰色の空と、青みがかったガンダムにマッチした。



 司令「・・・」チラ


 グフ「!?」




 ピキュン!








 グフ「・・・?」


 ヒル「」・・・キュイーン・・・ドシャッ


 グフ「ド、ドルブの旦那!俺をかばって―――くそ!何だあのワイヤーのついたあれは!」


 ヒル「いい、さ・・・ジオンのために、死ねたんだ・・・あの火山で、一生を終えるより・・・トリントン、いつか行けよ・・・」


 グフ「・・・くそっ!」




 司令「・・・君か、逃げるなら見逃してやったものを」


 グフ「・・・お前はどうしようもないクズ野郎だ」


 司令「その旧式の機体で、私と戦うか?」


 グフ「・・・」ジャキッ




 グフ「MSの性能の違いが、戦力の決定的差ではないことを教えてやる!」




クソ野郎もとい基地司令繰るガンダムMk-Ⅴとの死闘!

インコムの死角に潜り込め!

グフPの秘策とは―――!?

グフのモノアイが怪しく、赤い光を放った!

次回!『最終決戦ガンダムMk-Ⅴ』

お楽しみに・・・いや、あんまり楽しみにしないで!



 司令「・・・死ね」


 ピキュンピキュンピキュンピキュンピキュン!




 グフ「くっ!」ゴッ


 司令「逃げるなよ・・・」


 間一髪かわすグフに襲いかかる更なる追撃!




 しかしその時、グフが消えた―――!?




 司令「・・・ジャンプか!」


 空中に飛び上がったグフにインコムで攻撃を加える!


 グフ「しぇッ!」プッピガン




 しかし一歩早く着地したグフ!ダッシュで高台に逃れ、更にジャンプ!




 グフ「喰らえ!」ガガガガガガガガ!


 司令「当たるか、そんな弾ァ!」ピキュンピキュンピキュン!


 グフ「チッ!」プッピガン ゴッ!




 司令のガンダムの周囲をぐるぐると回るグフ!追い詰められてはジャンプを敢行しひらりひらりと身をかわす!




 司令「ちょこまかと・・・!」ピキュンピキュンピキュンピキュンピキュン!




 グフ「あと十メートル・・・」ブツブツ




 司令「くそ、くそ、くそ!」ピキュンピキュンピキュン!




 グフ「・・・!・・・・・・」ゴッ!






 司令「当たれ!」ピキュン!


 グフ「ここだ!」ゴッ!バシュウッ!




 ダッシュでかわすグフ!インコムが狙いを定める頃には、ジャンプでガンダムに肉薄していた!




 グフ「そらよ!」ガガガガガ!


 司令「ぐぐ!?俺は・・・俺はァ!!」








 インコムが素早く動いて、グフに照準を合わせた!


 ピキュン―――








 グフ「―――!?」








 その閃光は―――グフの左腕を貫いた!






 司令「・・・・・・」ニヤア




 グフ「見えた・・・死角が!」




 しかし次の瞬間、バーニアを吹かして飛び上がった!




 司令「馬鹿な!まだ燃料が―――!?」




 インコムの射撃をくぐり抜け、接近するグフ!しかし、バルカンを向ける様子はない―――



 司令「!?」プッピガン




 驚いたことに、グフはガンダムと高度を合わせ空中で組み付いてきた!




 グフ「どうだ!インコムは使えまい・・・!」


 司令「馬鹿め・・・肉弾戦で最新型に勝てると思うてか!」キュイイーン!


 グフ「肉弾戦?違うな・・・終わるんだ!今ここで!」ガチャッ!


 司令「!?」




 取り出したのは、シュツルムファウスト!




 強化合宿キャンプで手に入れた残り一本の―――




 グフ「最新型っていうのは、こいつを0距離でくらっても耐えるのかな?」


 司令「キ・・・キサマアアアアアアアア!!」




 司令がビームサーベルを振り下ろすより早く、グフはファウストを押しこむ!








 司令「(こんな・・・ところで?)」




 司令「(俺は・・・)」




 司令「俺は!」




 テキイイイン!




 司令「まだまだああああああああッ!」


 インコムが稲妻のように動いた!



 ピキュン―――




 グフ「!?まさかインコム―――」


 ドガアン!




 シュツルムファウストの弾頭が打ち抜かれ、爆発を起こす。ただでさえビームを受けていた左腕は肩から外れて吹き飛んだ。




 グフ「!?まさか!!あの距離でこんな―――!?」




 司令「・・・俺、は!」ゴッ!




 グフ「・・・!ニュータイプだとでも、言うのか・・・!?」








 司令の繰るガンダムが、ビームサーベルを構えて近づく。インコムはそれを引き立てるように、完全に退路を塞いだ。








 再度ジャンプするには、初動が遅い。ここで、機動性の差を見せ付けられることとなった。




 司令「今思えば、何もかもがこの力の前兆に思えてくる・・・」


 司令「俺の裏切りを見抜いた君は、頭の回転だけは早かった自分のようだったよ。」


 司令「そんな君を殺して、今、俺は―――進化する!」




 グフ「へっ・・・」




 グフ「なら進化するのは、俺だ!」




 EXAMSYSTEM STANBY――――――





 ビコオン!


 司令「!?」


 輝き一つ残して、モノアイは赤い海となったレールに沈む!


 瞬間、グフのバーニアが火を噴いた!





 司令「ば、馬鹿な!どこにそんな―――力が!?」





 全速力のボディチャージにより、歪むボディ。肩からアームが外れ、インコムが糸を切られた人形のように地に落ちた。




 グフ「へへ、これを付ける手間で他のことは何もできなかったからな・・・」


 グフ「落とし前つけてもらうぜEXAM!」




 空中で、無抵抗のガンダムにアームハンマーを繰り返す。尖ったヘッドパーツは折れ、機能美にあふれた装甲はたわんで軋んだ。








 司令「・・・ふっ、連邦にもジオンにもなれなかった俺に、何かできるはずもなし―――か」




 ドゴオン!




 地上に落ちると同時に、グフはバルカンを構えた。




 グフ「やっぱり重装型乗りとして、締めはコイツだろ・・・」


 グフ「蜂の巣になれッ!」




 ガガガガガガガガガガガガガガガガガ!







 シモン「・・・・・・う?」




 シモン・スミスはデルタプラスのコックピットの中で目を覚ました。MAらしきマシンがインコムからかばってくれたことは覚えているのだが―――




 シモン「・・・ティターンズ再興の夢も、また延びるか・・・」




 シモン「!?」








 雨の中に、灰色のMSが一機、立っていた。モノアイレールだけが、赤く光る。




 足元には、ガンダムの残骸―――




 その姿は幽鬼のようでもあった。バーサーカーという言葉も当てはまるかもしれない。




 彼女はその姿に、猛烈に引き寄せられた。




 シモン「・・・すご、い・・・」




 口をついて出たのは、格好いいという月並みなセリフではなかった。おそらく男であろうMSのパイロットに向けるには少々おかしい気もする表現だが―――







 通信『―――き!おいそこの変形機!』


 シモン「!?ひゃ、はい!?」


 通信『貴様、まだ変形はできるな?俺をトリントンへ運んでもらおう!』




 目の前のグフが、手を振る。どうやら通信の相手はグフのパイロットらしい―――




 シモン「ティターンズ再興は延びそうだけど・・・ま、いいか!」




 グフ『あ!?』




 まだ顔も見ぬパイロットだったが、心はあの姿に強烈に惹きつけられ、もはや離れそうもなかった。




 シモン「・・・わかった、どうせ責任取らされるんだ!」




 グフ『やけに現実的な女だな、気に入らん!』




 嵐で聞き取りづらい通信でも、自分を女と気づいてくれた―――?もう、なんでも良かった。








 グフ『俺は、行かなくちゃならない・・・行かなければ彼らに顔向けできない!』








 ウェイブライダー形態のデルタプラスに乗り、グフはトリントンへ飛び立った!





 数十年後




 息子「へえすごーい!お父さん強かったんだね!」


 男「そう・・・なのか?」


 息子「そうだよ、親子ほど年が離れてる母さんをモノにできたことも納得できるよ!」


 男「まったく、マセガキめ・・・」




 息子「でも、トリントンへ行けたならなんでこんなところにいるの?社会の授業じゃ、ジオンの残党は全滅したって言ってたよ?」


 男「ああ、それは・・・」


 男「――――――」


 息子「・・・ええ?」




 女「ご飯よ!こっちにいらっしゃい」




 息子「あ!ご飯だー!」バタバタ


 男「この匂い・・・シチューだな!?」












 行ってみたら仲間は全滅してた。つまり俺は見事に遅刻したのさ―――












 山村の高台に立った家の近くの洞窟氏には、今でも左腕の壊れたグフとデルタプラスがひっそりと肩を寄せ合っている―――




 了


という訳で完結いたしました!

無理矢理ハッピーエンドにした感じは否めないですが・・・

これからも、ジオン残党のSSが立ったら>>1と思って、覗いてくださいね!

ではでは!


後半ちと駆け足気味だが良かったぞ

>>209安価取れなかったのと、ラストへのつなげ方が不自然になっちまったのが心残りです・・・

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