貴音「響、こんなところにいたのですか」 (37)
書きためあり
注意点
・やまなしおちなしいみなし
・百合です
上記、かまわないという方は是非是非おつきあいください
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~765プロ屋上~
響「……貴音」
貴音「はむ蔵達は?」
響「行っちゃったよ」
貴音「響も、先に行ってしまったのかと……」
響「ごめんね、心配させちゃって」
貴音「全くです。罰として、らぁめんをごちそうして下さい」
……
響「ラーメン屋、何処も開いてないね」
貴音「面妖な……」
響「みんな、先に行っちゃったのかな?」
貴音「先程、千早から先に行くと」
響「春香も行っちゃったらしいよ。千早と一緒に行ったのかな?」
貴音「だとすれば……」
響「ん?」
貴音「いえ、羨ましいな、と」
響「大丈夫。自分が一緒だぞ」ギュ
貴音「響……ええ、そうですね」ギュ
……
響「スーパーの食べ物残ってて良かったね」
貴音「最後に響の手作りらぁめんが食べられるとは、私は幸せ者です」
響「大げさだなぁ。でも、自分精一杯作るからな! 楽しみにしててね!」
……
貴音「ふぅ、ご馳走様でした」
響「お粗末様でした」
貴音「ふふ、こうしていると、まるで夫婦のようですね」
響「な///何言い出すさぁ///」
貴音「……響」
響「何、貴音?」
貴音「最初に響の居たあの場所へ……765ぷろの屋上へ行きませんか?」
……
響「で、何か言いたいことでもあるのか?」
貴音「おや、ばれていましたか」
響「そりゃ、長い付き合いだしなぁ」
貴音「ええ、そうですね。真、その通りかと……」
貴音「……響、どうして真っ先に、私の元へきてくれなかったのですか?」
響「ああ、その事か」
貴音「その事か……ではありません! 私、とても不安で……」
響「んー、なんて言うんだろ? 信頼、かな?」
貴音「信頼?」
響「あそこにいれば、貴音がきっと迎えに来てくれるって、自分信じてたから」
貴音「響……」
響「それにね。自分、最後くらいお姫様みたいに迎えに来て欲しかったんだ」
貴音「ふふ、響はいつも走り回ってばかりでしたしね」
響「その内の半分くらいは貴音のせいだけどな」
貴音「面妖な……」
ゴミスレか…死 ね
>>15
どういった点が悪いか言っていただければ幸いです
なんだかよくわかりませんが、投下を続けさせていただきます
響「えへへ、でも全然嫌じゃなかったんだよ。むしろすっごく楽しかったんだから!」
響「でもね、その……自分だって女の子なんだから、一回くらい、大切な人に迎えに来て欲しかったんだ」
貴音「申し訳ありません……私は、響に私の王子様を押しつけてしまっていたようですね」
響「まったくだぞ! 真じゃあるまいし!」
貴音「真に怒られますよ」
響「だいじょーぶ、真なら雪歩と先に行っちゃったから」
貴音「おや、そうでしたか」
響「というか、もう765プロで残ってるの自分達だけじゃないかな?」
貴音「もしかすると、世界で私達二人だけ、かもしれませんよ」
響「だとしたら、ちょっと寂しいね……」
貴音「……」
響「でも自分、貴音と一緒なら平気だよ!」
貴音「……私も同じ気持ちですよ、響」
響「貴音、その……あのさ」
貴音「響、私も同じ気持ちと言ったでしょう?」
響「!」パァ
貴音「響、少し背伸びをして下さい。私も合わせますので」
響「う、うん////」
……
響「……///」
貴音「……///」
響「幸せだね」
貴音「真、幸せですね」
響「それじゃ、もう移行か」
貴音「参りましょうか」
響「また合えるよね、貴音」
貴音「ええ、きっと」
響「それじゃ、またね、貴音」
貴音「ええ、また会いましょう、響」
おわりです
理屈をつけようかとも思ったんですが、下手にオチをつけるよりはこちらの方が良いかと思ったため、これでおわりにしました
世界観なんかは各人補完していただければ幸いです
宣伝になりますが、
春香「ゲッターロボですよ、ゲッターロボ!」
春香「ゲッターロボですよ、ゲッターロボ!」 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1394527173/)
も併せてご覧いただければ幸いです
乙
あんただったのか
向こうも四ドルで―
400円 ププ プルプル
>>34
ありがとうございます!
長かった春香ゲッターロボも、本日で最終回です。よろしければ是非ともおつきあい下さい!
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