霧切「安価とコンマと異能と生徒」 (857)

地下室みたいな時代でもダンガンロンパSSだと笑うんだ


※ダンガンロンパシリーズのネタバレ、キャラ補正など注意
※アンソロ、資料集などのネタもあるかも
※他作品ネタ、メタネタ注意
※とにかく中二病注意
※なんにせよ中二病注意
※田中だけ平常運転ですね

やれば面白くなるよ!きっと大丈夫!!

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1397464143

「は?」

何を言ってんだこのクマ?べらべらと……?


モノクマ「とりあえずわかった?ゲームのルールはこれだから」

そう言いながらモノクマは何かを渡してくる。
これは……?

モノクマ「それが【電子生徒手帳】。キミのライフラインにもなりかねないものだから大事にしてよね?」


つーかその、えーと……?

モノクマ「確認するよ……君は、葉隠クン、葉隠康比呂クンで間違いないね?」

へ?あ、ああ、うん……。


モノクマ「よしよし、葉隠クン参加っと」

!?

モノクマ「ん?なにその顔っ!……質問するなら今のうちだよ?」


↓何か質問あれば3レスくらいまで

参加予定者は何人くらいか
いま確認されたが、参加しないとかいう奴もいるのか
副作用は最悪死ぬもの(即死判定)もあるのか

優勝したら何かあるのか?

何からの理由でLPを残したままリタイアした参加者からLPは奪えるのか?
というかLPは譲渡可能か
多分回答拒否されるだろうがモノクロボールの個数

>>40
このゲーム……何人くらい参加してんだよ。

モノクマ「んー、とりあえず30人くらい、とだけ言っておこうかな?」

……なんで含み持たせんだオメーは。
そこはすっと言えって。

つーかさ、今「参加するね?」とか確認したけど!参加しねーって答えてるやつもいんのか?

モノクマ「ああ、形式上聞かないといけないから聞いてるだけで、基本は全員強制参加だよ?」

…は?
いや、いや……まぁいい、それよりオメー…この副作用?ってのについて聞きたい。……これ最悪死ぬのもあんのか?

モノクマ「ファンブル……つまり、大失敗の判定になった時にはあるかもしれないね」

……ファンブル?

モノクマ「ま、あれだよ。いわゆる不運が分かりやすくキミに襲いかかる、って考えてよ」


>>41

なぁ、そんな事してまでゲームさせるっておかしくね?
……優勝したら、なんかあんのか?

モノクマ「優勝したらキミのお願いをひとつ叶えてあげるよ」

……え。

モノクマ「借金帳消しでも、宇宙人探索でも、なんでもいい……ボクが叶えてあげる。その力がボクにはある」

眉唾もんだな。

モノクマ「ぷんすか!そんな事言わないでよ!」

>>42
あ、そうだ。
LPって奪ったりもらったり出来んのか?

モノクマ「基本は出来ないよ」

…そうなんか。

モノクマ「でも、【同盟】を組んだ状態なら、LPの譲渡が可能だよ」

同盟…つまり、協力者を作れば、って事か?

モノクマ「同盟は電子生徒手帳で操作出来るよ。その時になったらまた説明するね」

ついでにもひとつ聞いていいか?

モノクマ「ん?」

…モノクロボールっつってたか、全部でいくつあるn

モノクマ「それは答えられません」

ですよねー。


↓まだ質問ある?ない?

コアとミッションって何?

誰が優勝すると思うか

>>45
コアとミッションって何なん。

モノクマ「あ、順番に説明するね」


【コア】
参加者の核になるもの。プレイヤーに必ずひとつある。狙って破壊する事も出来るが至難の技。
破壊されるとLPが尽きた時に復帰出来なくなる。またLPが尽きた瞬間に一瞬だけ無防備になる、プレイヤーの弱点。
即死判定が出た場合は、LPを全部削ると同時にコアが破壊されるため、実質そこで死ぬようなもん。


【ミッション】
GMであるモノクマから出されるお題。
ソシャゲーでよくあるような「初心者ミッション」みたいなものである。逐一、電子生徒手帳に配信される。
全てクリアすると、ゲーム自体のクリア条件を満たす事が出来るが…?


モノクマ「これ以上の詳しい事は絶対答えないから。やってみないと分かんないでしょ?」

…え、俺にも【コア】があんの?

モノクマ「うん、あるよ」

どこに?!

モノクマ「体内、かな?心臓とか、その辺じゃない?」

…怖いなオイ!?


>>46
なー、モノクマ。
ぶっちゃけて教えてほしいべ。
…優勝するん、誰だと思うよ?

モノクマ「ボクはゲームを公平に見なくちゃいけないGMだからなぁ」

そこをなんとか!

モノクマ「そう、だね…こう言うのに慣れてる人が強いんじゃない?こう言う、変な世界とかさ」

自分でやっといて「変な世界」って言っちまうんかいな!

モノクマ「もういいでしょ?あのさ、いつまでもだらだら話してる場合じゃないわけ」

モノクマ「だってゲームはもう、始まってるんだからね!」


自分の電子生徒手帳を見る。
…名前と、あとLPが出てる…。
つーか、まじか。
よく分からんうちに、俺は何かに巻き込まれてんのか。

…政府の陰謀?宇宙人の襲来?
理由は分かんねーけど。

モノクマ「いいからさっさと行動しなさいよ!」

モノクマが俺を急かしてくる…。



----------------


葉隠「………あー、分かった、分かったから!」

つってもなぁ。

1移動する、場所指定可
2手帳を見る
3武器を探す
4自分の能力を確認
5占う

>>50

2



電子生徒手帳を起動した。



【電子生徒手帳】
以下のメニューが使用できます。これらは分かりやすくいくつかの分類に別れています。
○島内マップの確認
○自分の情報を見る
○出会った事のある参加者を確認する
○連絡先を交換する
○文書メッセージを使って連絡する
○同盟を組む
○同盟を組んでいる相手の様子を見る
○電子ペットを使う
○全体へのお知らせ、メッセージを確認する
○ヘルプを見る
○その他いろいろ

○通報
違反行為を行っているプレイヤーをGMに通報します。





……結構なんでも出来るんだな。

1情報(マップ/自分/参加者/全体Mss)
2連絡(連絡先交換/Mss送信)
3同盟(組む/解消する/確認する/LP譲渡)
4その他(電子ペット/ヘルプ/通報)
5手帳をしまい移動
6手帳をしまい他の行動

>>54
数字+内容を書いてください
(1+マップ、5+ホテルへなど)

5

(寝落ちしてた。おはようございます)
5、場所指定ないのでランダム



あー……。
手帳がすげーってのは分かった。
でも今は使わない。

モノクマ「ほら、さっさとどこへでも行ってよ!」

……。
モノクマがずーっとうるさい。
しかたねーな、移動するしか……

モノクマ「君がそこまで動かないってんならボクにも考えがあるよ!」

……はい?

モノクマ「ちちんぷいぷい!」

モノクマ「葉隠クンよ、この島のどこかへと飛んでけー!!」

「ちょ、オメーなんて事言っ」

抗議の言葉が途切れる。
俺の体がその場からふわっ、と浮いたかと思うと、直後、世界が暗転した。

……続けて、ちょっとした衝撃が体に走る。
い、って……ぇ……!


こ、ここは……?


◆場所判定、直下コンマ末尾
奇数→遊園地
偶数→病院
ただしゾロ目→軍事施設
44・99ゾロ目→ホテル前のプール

判定:00…だと……?!



さっきの砂浜が柔らかかった分、今度は地面の硬さが体に痛かった。
つーか、どこだべここは……。
辺りを見回すと……え、なにこれ。

あれって、戦車……です、よね。

おいおいちょっと待ってくれって!
なんなん、今これどこなん!?
慌てて手帳をポケットから取り出して、様子を伺う。

俺は軍事施設、とか言う場所に吹っ飛ばされているらしい。

……軍事施設。
なんかもう、戦闘が始まりそうな雰囲気じゃねーかよ!?


じゃりっ、と地面を踏みしめる音がした。

まさか、もう他のプレイヤーがすぐそばに!?
おい、おいおいおい!


◆プレイヤー判定、直下コンマ
~30:白い軍服?のブーツの男
31~59:防弾チョッキを着た黒い女
60~89:蛇のような長い腕の男
90~:颯爽と日向さんが登場

◆また、このレスのコンマと直下のコンマを見比べ
直下がレスコンマを下回った場合、戦闘が開始される

判定:81→蛇のような男
◆戦闘開始は回避した



じゃりじゃり、小石を靴の裏で踏みつける音が俺の方へと近づいてくる。
これってあれですよね。
……敵、です、よ、ね……?
思わず体に力が入るのが分かる。

俺は咄嗟に何かに隠れようとして、


「おい」

葉隠「……は、はい?」


戦車の影に隠れる前に見つかった。
あちゃー。

目の前に現れた男は、腕が妙に長かった。
そうだな、ぱっと見の印象は「蛇みたいだなこいつ」ってとこか。
長い髪、長い舌、どことなく乾いた肌が余計にそう思わせる。


「…お前もこの不可思議なゲームに巻き込まれた人間か?」

葉隠「あ、あー…そう、らしいべ……」


つーか、えーと。
ど、どうする?
どうすりゃいいんだよ?!
こいつもゲームの参加者、なんだよな……?

このまま話をして、向こうさんにお伺い立てるか。
逃げると見せかけて襲いかかるか。
あるいは、同盟を組んじまうってのもありか?
……この段階での同盟はメリットあるかどうか、ってのが問題だが……。


「……おい」


……蛇のような男がこっちに話しかけてきてっけど。


◆会話
1「なぁ、ここは見逃してくんねーか?」
2「オメーと戦わねーとならんのかいな」
3「まずは自己紹介でもしようや」
4「なあ、同盟組んじまうってのはどうだ」
5その他自由記述、ただしあまりにも流れにそぐわないものは流す

>>62

3




会っていきなりやり合うってのは俺は怖くてしゃーないんだけども!
ここは穏便に済ませたいところだ。
そう、穏便にな。


葉隠「あ、あー……その、」

「なんだ」

葉隠「こ、ここで会ったのも何かの縁ってもんなんじゃねーか?なぁ、まずは自己紹介でもしようや」

「……」

葉隠「おいおい、誰かも知らねーような奴と話すんは嫌だぜ、俺は」

「そう言う時は自分から名乗るべきなんじゃないのか?」

葉隠「……あー、なるほど?」


見た目通り、いや、見た目通りなんか?…警戒心の強いやつらしい。
俺の一挙手一投足、全部…隅から隅まで見られてる気がするべ。
怖い……。


「……」

葉隠「俺は葉隠康比呂だべ。んじゃ、オメーは」

「待て」

葉隠「はい?」

「お前も持たされてるんだろ、【異能】とやら」

葉隠「……えーと」

「先ほどから戦闘の意思が感じられん…なんだ、お前の異能は戦闘向きじゃないのか?」

葉隠「……それは……」

「…お前に戦闘の意思がないなら、お前の異能を教えろ」

葉隠「はぁぁ!?オメー何言って……」

「その代わり俺も異能を教える。停戦協定だ」

こいつも戦闘向きじゃない、とでも?
俺の事教えたら、絶対に不利になるに決まってる。
ただ、なんでそこまでして異能を聞き出したい?自分の異能を教えてまで、他人の異能を聞きたい?

……どうする?
1条件を全て飲む
2異能は教えず名前だけ聞く
3つっぱねる
4身構える
5異能を聞きたい理由を聞く
6その他自由記述

>>66

ぬーん

全部しゃべったうえに試しに使って見せる

今日は予告なく中断と再開を繰り返す可能性ががががが



……俺のは、戦闘向きかどうかってレベルじゃない。
そもそもの話、自分でも制御出来るかどうか分かったもんじゃない能力である…って事。
かと言ってここで黙秘を続けるのはあまり得策とは言えない。
なら。


葉隠「……分かった、分かったっての!言う、話すから…」

「素直に従うんだな?」

葉隠「利益がある相手にはな。あー……で、」

「斑井、斑井一式だ」

葉隠「んじゃ斑井っち、だな」

斑井「……」


露骨に嫌そうな顔したよね今?

と言うわけで。
異能の話を全部する事にした。


葉隠「つーわけだべ。何ならここで使って見てもいいけど?」

斑井「……信用しないわけじゃない、が…そんな能力を作る必要が…」

葉隠「よし、分かった!試しにやってみるべ!」

斑井「は?」


Qこのあとなにが起きる?
>>73
◆成否判定は、今回はチュートリアル扱いのためしません

車の荷台にウサミのぬいぐるみが現れる

シュールだなー





あれ、異能ってどうやって使うんですか。


葉隠「まぁいいべ!なんか出ろ!!【アンカー】っ!!」

斑井「そんなまた適当な………!」



ぽにょん



何もない空間から捻り出されるように、空中にウサギ?の人形が現れた。
それがぽすんと車の荷台に落ちる。


斑井「………」

葉隠「………」

斑井「………これがお前の」

葉隠「………」

斑井「………」


斑井っちにビミョーな顔をされた……。


斑井「…まぁいい、これで真実だと分かった事がある。この異能はお前に制御が出来ないと言う事、なにが起きるか分からない事…」

葉隠「その名も【アンカー】!」

斑井「この際名前はどうでもいいんだが」

葉隠「つーか俺のは全部教えたぞ、次は斑井っちの番だろ?」

斑井「あ、ああ、そうだったな」

葉隠「まさか言わんで逃げる気だったとか」

斑井「それはないから安心しろ」

葉隠「………で?斑井っちの異能ってなんなん」

斑井「>>77

◆斑井安価
異能の【能力】もしくは【名前】
どっちかだけでもいいし、あるならどっちもでも
能力なら名前はこっちで付け、名前のみなら能力はこっちで付けます

大きなバリア(盾)を作って身を守る、また攻撃を跳ね返す

斑井「俺のは……まぁ、盾だな」

葉隠「盾?」

斑井「バリア、と言い換えてもいいかもな。攻撃から身を守る、あるいは弾き返す能力…名は【過保護】と言うらしいが」

葉隠「?」

また妙な名前をつけられたもんだな。
名前ってのはちゃんと意味を込めてつけるもんだろ?

あー、アンカーがどんな意味かは知らんけどさ。

斑井「とにかく……俺一人じゃどうしようもない。お前が悪くないんなら俺と行動しないか」

葉隠「……ん?また、なんでそんな話に?」

斑井「お前も防御の異能だったらどうしようかと思ったがな。そうではないらしい……俺にはやらなけらばならない事がある」

斑井「だからこそ、この戦いに勝つ必要がある。………どんな事をしてでも」

斑井「どうだ、葉隠。お前としても、盾がいるならかなり使えると思うぞ」

斑井「まずはこの島の探索でもしながら他プレイヤーと接触する予定だが、どうする?」

うーん……。
斑井っちと一緒に行くって選択肢はありだと思う。
ひとりでむやみに動いてあっさりとやられてしまうよりも、その方が効率はよさそうだ。
だが、もしも斑井っちが敵だったら?
あるいは、これが演技だったら……?

………さて、どうしたもんか。


1斑井に従う
2いいや、斑井と戦うね!
3斑井と連絡先交換し、移動
4斑井と同盟を組む
5ふたりで索敵する
6そのた

>>81

1






………ここはまだ斑井っちと一緒の方がよさそうだな。
他のプレイヤーを探すっつってたし。
バトルに巻き込まれる可能性もあるけど、なにより危険を回避するんなら、斑井っちみたいな防御の能力と一緒にいるのが一番だよなぁ。

名前だけが気になるとこだけど。



葉隠「この島を探索するっつってたな?」

斑井「ああ。むやみに動いてもすぐに息の根を止められるのが関の山だろう。だからこそ俺は慎重に動きたい」

葉隠「ペナルティもあるらしいしなぁ」

斑井「倒される事は確実にマイナスだ。だからこそ一回でもやられればその時点でチャンスはなくなるだろう」


チャンス、優勝の。
斑井っちは本気で優勝する、優勝出来る気だ。


葉隠「分かった。ここはオメーに着いてくべ!」

斑井「よし、そうとなれば葉隠………行くぞ、軍事施設に長居は出来ない」

葉隠「お、おう、おっけーだ」


とりあえずこの島をぐるーっと回ってみるらしい。


◆索敵判定、直下
コンマ40以上でプレイヤー発見、人物してい1名

◆判定:08→誰も見つからなかった
石丸の再来……!?



◆ワダツミ・インダストリアル


斑井「ここは……施設付近にあるからなにかと思ったが」

葉隠「………工場?」


随分広い工場だ。
しかもなにを作っているんだか、よくわからない。
人型のロボット?みたいなもんがあるが……。

………。


斑井「不気味の谷、と言う話を知っているか?」

突然、斑井っちが言ってくる。

斑井「不気味の谷、と言うのはいわゆるロボット工学の専門用語だ…人間に近いロボットに対する嫌悪感を抱いてしまう現象を指すらしい」

斑井「この「人間に近い」って部分がかなり厄介でな。「人間らしいが人間ではないもの」に、人間って生き物は嫌悪感を示すようだ」

斑井「ひどい話だろう…?」

葉隠「………なにが?」

斑井「自分達で作っておいて、いざ人に近付いたその瞬間に」

斑井「限りなく人に近いが、人ではないものに嫌悪感を抱くなんてな」

葉隠「あの、よく分からんのだけど」

斑井「………」

葉隠「つーか何でそんな話を…」

斑井「そこにロボットがあったからだ。思い出したんで、聞いて見たんだがな」

斑井「お前はこの手のものに興味がないらしい…」


斑井っちなりに話を考えてくれたようだ。
ま、一緒に移動する仲なんだ。
なんにも言わないで移動するよりは、そう言う話をしてもらった方が楽だなと思う。

斑井「………しかし、本当に誰もいないな」


がらんどうの工場をじっと見つめて、斑井っちは言った。

アイテムもない、人もいない、なにかヒントがあるわけでもない。
……だが、そんな場所が無意味にこうしておかれているだろうか?

そういや隣に変な建物があった気がする。そっちも行った方がいいんかな。
かと言ってこのままこの工場関係だけ見てて何かが変わるとも思えない。


葉隠「もう少しプレイヤー探すか?」

斑井「どうしたもんかな」


◆行動
1・プレイヤー索敵、コンマ30以上で成功
2・場所移動、移動先の指定可
3・もっと工場探索
4・ちょっと休憩
5・ちょっと雑談、話題も
6・そのほか


>>90

1

ようやくエロエロ…いろいろと片付いたので再開予定
プレイヤーさんいますーかー

(いないのか…!?)
1・判定92のため成功


ワダツミ・インダストリアルは狭いようで広い。
実は色々と部屋があるっつーのは、探索してようやく分かった事だ。

何が何だか分からない機械がごちゃごちゃと置かれてたり、
パソコンが敷き詰めてある部屋がある。

しかもあっちこっちがどれも薄暗いってのが困ったことだった。

なぜかあまり光が差さない。
ライトのスイッチらしきものを触っても触っても反応がなかった。
もしかして電気自体が通ってない?
…ああ、そういやパソコンに電気が入ってんのは見てねーな。

改めて中を見回って見たが、やっぱりアイテムはない。
そして中に人もいない。

無駄に時間を使っちまったか?
そんな風に肩を落として、ふたりで入口付近まで戻ってきたのだが。



「………!?」


葉隠「………!」

斑井「プレイヤー、か」


ワダツミ・インダストリアル内部を見回っている間に、入口に新しく誰かがやってきていた。
バッティングってやつだな。


そこにいたのは
1・不二咲っち?
2・不二咲っちに似てっけど…違うな
3・あー…オーガ?
4・ん?何だオメー、眩しい色してんな
>>98
◆安価レスのコンマが60以上で敵対、戦闘

4

4・判定57で戦闘回…っておい!せっかくバトりやすくしてんのに!



葉隠「ん?なんだオメー、眩しい色してんな」

「うっせ!うっせ!!」

斑井「………何者だ、お前」

「はァ?そ言うの聞く時っつーのは、まず自分から名乗るもんじゃねーのかよ」

葉隠「はぁ……」


なんだ、こいつ。
とにかく騒ぎ回っている、つなぎを着た男だ。
こんなに暗いのに、離れた場所からでもばっちりと見える髪の色が眩しい。

しかしプレイヤーに会えてよかったべ。


斑井「ああ、すまない。俺は斑井一式…こっちは葉隠だ。お前は?」

「ケケケ、オレは左右田和一……人呼んで【超高校級のメカニック】だぜ!」


謎のドヤ顔をかます人物、………改め左右田っち。
つーかなにしにここに来たんだ?


左右田「実はオレ、この島で迷っててよォ……どうすりゃいいかなと思って困ってたんだよ」

葉隠「困ってた?」

左右田「あァ、だってよ…ルール聞いたか?オメーら」

ルール?ああ、ちゃんと聞いたな。
勝利条件も聞いたし、異能も聞いたし。
……ルールがどうしたってんだよ。

左右田「あれって………、つまりドンパチやんなきゃなんねーって事だよなぁァ」

左右田「オレ…生まれてこの方喧嘩とかした事ねーから…」うるうる

左右田「なんつか、こえーじゃねーかよォ……」

斑井「………」

葉隠「つまりあれかオメー」


戦闘に不慣れだから、なんとか戦闘しないで済むようにしようとしてたわけか?
無理言うなぁ。

…だって、倒されても死なねーんだから、何人かはやる気になってるに決まってんだろう?


左右田「な事言うなよ!オレみたいに、戦闘したくねーやつもいるって!」

斑井「お前が俺達と戦闘をしたくないのは分かった…で?」

左右田「は?」

斑井「ならお前はこのゲーム、どうやって勝つつもりだ?」

左右田「………み、っしょん……」

斑井「…そうか」


斑井っちが何かをつぶやいて頷いている…え?なに?何が何だか…。
それより、左右田っちはなぜか涙目でそこにいる。


斑井「……葉隠。こいつの処遇はお前に任せよう」

葉隠「なんでなん」

斑井「俺には…どうしようもないからな」

左右田「なんだよその言い方ぁ!?」


◆どうしましょ
1・見逃してあげる
2・連絡先を交換する
3・見逃すふりして倒す
4・正面から戦う
5・協力して島内探索
6・そのほか

>>106

2




葉隠「んー………」


全員が敵だ、と考えるのは早計か?
倒されても死なねーって事は、倒したら後から報復される可能性があるって事だ。
それならむしろ、恩を売る方が得だな。

…なにかしらのいいことを言えばなびきそうだ、こいつ。

左右田っちのチョロさを既にひしひしと感じていた俺は、笑いそうになるのを堪えた。


葉隠「なぁ左右田っち」

左右田「んだよ」

葉隠「ここで会ったのも何かの縁だべ、運命だべ!天啓だべ!俺のインスピレーションがぴーんと来てんだ!」

左右田「………え?」

葉隠「つまりだ左右田っち、オメーにはこの先、敵からの攻撃が待ち構えている…だからよぉ、俺と斑井っちと、連絡先交換しねぇか?」

斑井「…ほう?葉隠、それになんのメリットが?」

葉隠「プレイヤー同士が戦える、だから全員が敵だってのは間違ってんべ?」

葉隠「敵に襲われてるんが分かれば助けに行けるし、それに必要なら【モノクロボール】のありかを教えてもらったり」

葉隠「もしくは……そうだな、ミッション成功させる方法とか?そう言うのをやりとり出来んだろ?」

左右田「なるほどな……オメーらだけに利益があるわけではねーと」

葉隠「もちろんオメーが疑うんなら俺の連絡先を先に手帳に入力さしてくれ」

斑井「葉隠、お前…」

左右田「………あー、分かった!そうしよう!んで……見逃してくれんだろ?」

葉隠「…どうする?」

斑井「無駄に争う必要はないだろう?」

葉隠「まぁ、それもそうか…」

ぴぴぴぴ


左右田「よし、オレの手帳にオメーの連絡先入れた」

斑井「………」

葉隠「斑井っちは?」

斑井「………俺は遠慮しよう」

左右田「葉隠ェ、さっきのほんとだよな?敵がいたら助けに来るっつーの、信じるからな?」


左右田っちはまだ涙目だったが、とりあえずは落ち着いたのか息を整えた。
そのあと、ワダツミ・インダストリアルには何もないと知って入口から出て行ってしまった。


斑井「……会った参加者がこれで2人?」

葉隠「おかしいべ…もっと誰かしらいてもいいんだけど」

斑井「やめておけ。これで誰かに戦闘を頼まれたらどうする」



1・移動、場所指定。コンマ70以上の時は敵が出る
2・索敵。コンマ80以上で発見
3・そのた

寝落ちるかもしれない
>>110

>>111の質問とかは答える

2・判定:04



結局この工場にはなんにもないってことで一旦出る事にした。
そばにあった倉庫の方もちらっと覗いてみたんだけが…。

………。

その、うん。
そっとしておこう。
俺はなんも見なかった、そう、なんも見なかったぞと。

変な機械が動いてたかもしれんけど…。


斑井「………ワダツミ関係は全て調べ終わったな」

葉隠「まさかぜんっぜん人がいねーとは思わなかったべ…」

斑井「まあいいじゃないか。人がいないと言う事は、ここを拠点にする事も可能と言う事だからな」

葉隠「えー、こんな薄暗い場所が拠点んん…?」

斑井「そんなに嫌なのか、葉隠」


やっぱりずーっといるんだったら明るくておっきい場所がよくねぇか?
俺はそう思うんだけど、斑井っちは違うんかな?

………なんにせよ、さっさと移動すっか。

ここにはもう用はない。
くるっと背を向けて歩き出す…。


◆行き先安価
どこに行くのか、場所指定ください
>>115
ただし安価のレスコンマが50以上の場合は誰かに見つかり戦闘

病院

ほんと見つかんないな、次は厳しくしよう





ポケットから手帳を取り出して、マップを起動した。
この島の中に、例えば拠点になりそうな場所はあるんだろうか?
…あるいは、例のモノクロボールっつったか?それがありそうな場所は…?
マップをじっと見つめながらふたりで考えていた。

うーん…長期戦になる事を想像したら…場所の確保の方が先にしておきたい。


葉隠「……と考えると、病院はなかなかいい判断だと思うんだが?」

斑井「まぁ一理あるか。LPの回復アイテムくらいはありそうだしな。向かってみよう」

葉隠「ただ、問題なのは…」

斑井「既に誰かがいた時、か?」

葉隠「………だべ。そん時はどうすりゃいいかね?」

斑井「その時はその時だろうさ。まだゲームは始まったばかりなんだ…今からそう思いつめては、後から持たないぞ?」


言い得て妙だ。
必要な時に気を張って集中しねーとなぁ。
…こんなとこで後ろから狙い撃ち!なーんて度胸のあるやつがいれば、話は違うけど。


そうして俺達はマップに従って、一旦今の島を出ると共に、病院に行くための橋へと歩んでいく…。


◆判定、直下コンマ
30以下→中央の島で死神と戦闘
70以上→病院前で体操選手に襲われる
それ以外→病院で天使と遭遇
ゾロ目44・99→中央の島で軍人が奇襲

判定:60→病院で遭遇



斑井「しかし妙だな」

葉隠「何が?」

斑井「そろそろ誰かしら、異能の使い方を誤ってLPがなくなるプレイヤーが出るんじゃないかと予測してたんだが」

…なんつー予測を立ててんだオメーは!
つーか、そんなアホなやついんのか?
そもそもLPってのは、攻撃が当たらんと減らねーんだろ?

斑井「自滅だ。そうやって自分の異能を把握するような奴が現れるのかなと思ったんだ」

まぁ、どんな状況も想像しておくんがいいだろうけどな。

確かLPがなくなると、中央の島の公園に戻されるんだったか。
…ちょうどその公園の辺りを歩きながら俺達は思った。

そうだよな。タイミング悪けりゃ、そこに敵がいたのかもしれねーんだ。


葉隠「斑井っち、思い詰めんなって無理だっての…」はぁ

ため息しか出てこなかった。

…不気味なほど静かな橋を渡って、俺達は病院へと足を進める。

その島は随分と殺風景だった。
足元に転がっているのは、なんつったっけ?
いわゆるウェスタン系の映画に出てくる…そうだ!タンブルウィード!

…ここ、南国なんじゃねーんか…?



◆3の島・病院


島の橋を渡ってすぐ、それはあった。
マップで見ているところでも随分近くに見えてたんだが、まさかこんなに近いとは。
しかしなんて言うか…


葉隠「なんか出そうだな」

斑井「まだ外観しか見ていないだろう」

葉隠「でもよぉ、病院っつったら幽霊の宝庫じゃねーかよ」

斑井「宝庫と言うな宝庫と」

葉隠「…うう、斑井っち、開けてくれ」

斑井「面倒な…」


そう言いながらも斑井っちは扉を開ける。
ぎぎい、と軽い音を立てて扉は開いた。

思ったより清潔感あんじゃねーかよ!

一歩、二歩、安堵して俺が足を踏み入れた瞬間、


ぎぎぃっ。


葉隠「…おおおお!?」

む、向こう側にある扉ぁ…今、い、今開かなかったか…!?

斑井「どんだけ驚いているんだお前は」

斑井っちの冷静な声が聞こえてくる。
…そう冷たくすんなっての。
もし幽霊だったらどうすんだよ!俺達も祟られて祀られて死ぬってんだ!

などと思いながらびくびくと俺は背中を震わせる。

ああ、奥見るのが怖い。

…ぎぎい。

次こそ扉が開いた。


葉隠「あああああああ神様仏様海王神様ブッダ様ブラックジャック様ぁぁぁ!!」なむなむ

斑井「落ち着け葉隠!あとブラックジャックは神様じゃない!」

葉隠「じゃあ手塚治虫様ぁぁ!」

斑井「じゃあとはなんだ!?確かに手塚治虫は漫画の神様だが…!」

「…何、してるんですかぁ?」


バカ騒ぎする俺達の前に、桃色の服を着た女性が現れた。
心なしか向こうの方がビビってるように見えるんだが。
ま、こんなやつら見たらビビるかもしれんけどさ…。

「ええと、あなた達は?」


1・自己紹介
2・事情を説明
3・部屋を探している事を説明
4・ゲームの参加者かどうか確認
5・そのた
なお各選択肢は安価コンマが60以上で戦闘に発展
>>125

ハグ

ハグはさすがに戦闘になると思う
ので追加で判定して判断

直下コンマが30以上の場合は戦闘、60以上だと激おこ

激おこじゃなかっただけマシだと思おう
判定:32…戦闘開始っ!



「…ふゆぅ?」


葉隠「えーと、俺は…おっと?」


その時、俺の体はなぜか、自分の意思に反して動いていた。

もしかしてだけど、もしかしてだけど、
これって【アンカー】が発動してんじゃないのー?


斑井「おい葉隠!?」


斑井っちの叫び声が聞こえたのは、そのすぐ後。
俺は、気づいた時には…


葉隠「………あれ」

「………ふ、ふゆぅ……!?」



目の前の女性に抱きついていた。


葉隠「………あ、あの、これにはこう、わけが…」

「………」

葉隠「………へ?」

「………ふふふふ」

葉隠「いやいや、え?」

「…そうなんですねぇ、あなたも私を虐めたい人なんですねぇ!?」

ごうっ!

葉隠「いや、え?ち、違いますよ!?」

斑井「違うならさっさと離れろアホが!」

葉隠「って言うか抱きつかれただけで虐めってそれこそ虐めじゃねーかよぉ!!」

ばっ、と彼女から離れる。
ああくっそぉ、柔らかかった!よし、今日はこれを夜のお供にしようっ!

斑井「淫らな事を考えているんなら死ねよ葉隠」

葉隠「なんでばれたん…あと死にません」


「あなた達も!訳の分からないゲームを!…許しませんからぁ!」


桃色の服を着た女性が身構える…!


◆戦闘開始


桃服「うふふふ、ふふふふ…!」

葉隠「………あ?」

桃服「ゆーっくり看病してあげますからねぇ…」

斑井「…お前、名は」

桃服「罪木……蜜柑です」

葉隠「いい名前じゃねーか!」

罪木「そしてこれが私の異能……!」

葉隠「………へ」


◆罪木の異能
【能力】もしくは【名前】、あるならどっちも募集
なければどちらか書いてもらえたら足りないのはこちらで決めます
>>135

ランダムで混乱毒恐怖の状態異常を起こす

罪木「………っ!」

葉隠「やべっ!」

罪木、と名乗った女が注射器を手に持つ。
どっから出したよそれ!?

斑井「葉隠!こっちまで来い!」

葉隠「っ………!」

焦って後ろに足を出してみて、それでも。

罪木「遅すぎます、よぉ?」

その人は、注射器をーーー投げた。

葉隠「え」

こんなに近かったんだから、避けられるわけもなくて。
ずぶりと、それが首元に刺さるのが分かる。

息が止まりそうになって…んでも、なんだこれ。
LPが減ってるような感じは、し、な……?


罪木「………うふふ」


ぞくっ、とした。
だ、ダメだ、足が竦む。竦む?こんな女性に?いや、違う、頭じゃ分かってっけど、
………怖い。
その場で動けなくなる…!


斑井「葉隠!?何を…」

罪木「私の異能の効果って、ランダムなんですけどぉ…今回は【恐怖】だったみたいですねぇ?」


一言一言が、胸にのしかかるみたいに重く感じる。
逃げ出したい、今すぐ逃げ出したい!
怖い、怖い、怖い……っ!


◆葉隠が【恐怖】を感じています
◆正常な判断が出来なくなります

斑井「…お前、何を言っている…?」

葉隠「………っ…!」がちがちがち

罪木「今言った通りですよぉ?」きょとーん


助けてくれ、斑井っち…。
俺、なんかすっげぇおかしくなってる…!


罪木「これが私の【異能】ーーー名付けるなら……【病床パブリック】」


斑井「………厄介だな」


嫌だ、怖い、こんなところになんていられるか……!
っ、でも、外に出てどうなる?
外も……こんなやつばっかりなんじゃねーのか?
そうしたら、また変な事、されて……!
ひぃっ……!


罪木「さぁ、あなたはどうしますか?」

斑井「俺にそれは効かない。殴り合いじゃ敵わないぞ、お前」

罪木「あれあれあれ?何の自信なんですかぁ?」

斑井「自分の異能をひけらかしているところが既にダメだ。その上、異能対決する気ならお前に勝ち目はないぞ?」

罪木「………じゃああなたは、あそこの人がどうなってもいいんですか?」


ひっ……!
こ、こっちみんなよ!む、向こう行ってくれって……!
やだ、いやだ、怖い、いやだ、こっち来んな、いやだいやだいやだっ…!


◆コマンド?
1・【アンカー】で何かを起こす、コンマ80以上で成功
2・斑井が殴り合いに行く
3・ここは一旦逃げる
4・そのほか、名案あれば

なお各選択肢の安価コンマが20以下の場合、葉隠が逃げ出しランダムで移動

>>141

判定:00
普段は00は特殊判定扱いなのですが、20以下なのでランダム移動
ただし移動先での判定が特殊扱いになります




心臓が痛いくらいに鳴っている。
怖い怖い、怖い、もう嫌だ、こんなところに、いるのは、

嫌だ


葉隠「………っ、う、うわあああぁぁぁっ!!」


つんざく悲鳴が自分の口からこぼれているのに気づくのは随分後だった。
後ろから斑井っちの声が聞こえてるけど、そんなのに構っていられない。

あんな場所にはいられない。
嫌だ、ただひたすら恐怖がこみ上げる。

あの女が、俺の命を刈り取るようで恐ろしかった。

がくがくと体を震わせながら、俺はひたすら走った。
どこに行くでもない。
目的地は設定してない。
いや、出来なかった。

ただ闇雲に走り回った。



◆斑井と別れてしまいました


しばらく走っていると、なんか気持ちが落ち着いてきた。
ふぅ、と大きく息を吐く。
身体中に嫌な汗をかいていた。

◆移動先の判定は直下コンマ末尾(非公開)

◆葉隠と遭遇するプレイヤー指名>>148

キリギリッ

このスレで七海は実態として存在してるの?

移動先:7…図書館(すげぇ橋渡ってる…)
遭遇:霧切



今までの疲れが一気に戻ってくるみたいだった。
どっ、と汗が噴き出す。
息も絶え絶えに、気づけばここどこ俺は誰。


◆2の島・図書館


ひんやりとした空気が肌に触った。
…さっきまでの感情は嘘のように静まっている。
あんなに怖かったのに、あれは何だったんだろうか。

不思議に思いながら首を傾げてると


「………葉隠君?」


聞き覚えのある声がする。
思わず振り返った。


葉隠「ありゃ、霧切っち…?」

霧切「葉隠君……なんだかすごい勢いで入って来たようだけれど」

霧切「…敵に何かされたの?」

葉隠「あ、ああ、今はなんとか落ち着いたべ…怖かった……」はぁ

霧切「怖かった?」

葉隠「………あぁ、怖かった」

>>150
いるかな?いないかな?と内緒にしようと思いましたが、「います」と回答します



霧切「……なんらかの異能を受けたのね」

葉隠「まぁな…」

霧切「ねぇ、それってどんな能力だったの?」


…霧切っちの顔がらんらんと輝いているように見えるのは俺だけ、だよな?
霧切っちってこう言う、その、異能だとかゲームだとかって好きだったっけ?
……まぁ、いいか……。


葉隠「あー…それが俺もすぐ技にかかっちまって…確かな、罪木…って名前の子だったぞ」

霧切「……なるほど?その子の異能は?」

葉隠「なんつってたか、効果がランダムって……その、そっから先はもう全然…怖いって思わされちまって」

霧切「………怖いと思わされた、ねぇ」

葉隠「あ、そうだ…っ、病院で斑井っちがそいつと戦ってんだよ…!」

霧切「そう…同盟を組んでいるの?」

葉隠「え?……いや、そうじゃないけど」

霧切「………」


霧切っちはなんか考え込んでいる。
せっかく霧切っちに会えたんだし、ここは一度一緒に行動すんのが得だと思うんだけどなぁ。


1・霧切に行動を委ねる
2・霧切と一緒に斑井のところへ
3・自分の異能について話す
4・そのほか
>>155

◆他陣営判定、直下コンマ50以上で発生

行動:2
判定:53…他陣営でLP切れが発生



…霧切っちが何考えてんのかは知らんけど、と言うか俺では分からんけど、
今はとにかく斑井っちのとこに戻るのが先決なんじゃねーのか…?

葉隠「なぁ、霧切っち。俺と一緒に病院に行ってくれねーか?」

霧切「字面だけ見るととても意味深ね」

葉隠「やめろよそう言うの!」

霧切「………まぁいいけれど。そうね、そこにあなたの協力者がいるならそうした方が」


びーっびーっびーっ
びーっびーっ
びーっびーっびーっ


突然変な音が鳴り響いた。
なんだこりゃ。………ん?ポケットから?
俺は慌てて電子生徒手帳を取りだす。
どうやら隣で霧切っちも同じような行動をしている。


☆System
◆【狛枝凪斗】がLP0になりました
◆中央の島・公園から再出発します



葉隠「………んあー、なんて読むんだなま……こま……?」

霧切「コマエダナギト、じゃないかしら」

葉隠「あ、ああ、なんかそんなん」

霧切「…あなた、わかってないでしょう」

葉隠「えへへへへ」

霧切「とにかく……病院ね」


手帳を戻しながら霧切っちが言った。
同じく、手帳をポケットにしまいこんで俺は頷く。


霧切「ただ闇雲に突っ込むだけでは、また同じようにされると思うけれど」

葉隠「いや、斑井っちは防御が出来る異能持ちなんだべ。だからちゃんとやれば…」

霧切「防御が出来る?」

葉隠「あー、色々あって俺はその防御から外れちまってたんだけどな」

霧切「………ふぅん、なるほどね」

葉隠「?」

霧切「とにかく行くわよ、葉隠君。その人がやられていたら困るじゃない」


霧切っちの足取りは早い。
いざやる事が決まったら、やはりすぐに行動出来るタイプの人間なんだろうな。
俺とかだとだいぶ悩むからなー!

まぁいいか……。

そんなわけで、俺達は再び隣の島を目指して出発した。


◆移動判定、直下コンマ
30以下→2の島で朝日奈と遭遇
70以上→中央の島の狛枝とバッティング
それ以外→病院で再戦
ゾロ44・99→残姉

判定:68→再戦!


そう言えば、少し妙な事があった。

数字のついた島は、中央の島を経由しねーと移動出来ないような作りになってる。
それがこの島……会場になった、ジャバウォック島ってとこだ。

今俺達がいたのは2の島…図書館やダイナー、ってのがあるらしい。
あとはビーチが綺麗なんかな?

そしてこれから行くのは3の島。

だから絶対に中央の島を経由する。
けれど、そこにもう狛枝凪斗らしき姿はなかった。

隠れている?
あるいは、もう移動した?
同じ島にいるけれど、違う場所に?
……いや、中央の島にはそこまで移動出来る場所はないはずだ……。

嫌な予感を孕んだまま、俺達は3の島へと足を踏み入れた。

◆3の島・病院


ばんっ、と大きな音を立てて俺は扉を開いた。


斑井「遅かったな、葉隠」

罪木「………はぁ、はぁ……!」

葉隠「ま、斑井っち!?」

霧切「これが、あなたの協力者…?」


さっきまでの威勢はどこへやら。
罪木っちは完全に疲れ果てていた。
よく見れば全身ボロボロだ。
…斑井っちがやったんか?


斑井「あ?ああ、少しだけだ。
軽く締めたり投げたりしただけだから安心しろ」

安心出来ませんが!?


罪木「あ、あ、あ……また!また私を虐めに!?」

霧切「…ふーん、あなたが彼を困らせた相手ね。でも無駄じゃないかしら、体力的にね」

罪木「うるさい……うるさいっ!」


注射器が、俺達の方をしっかりと狙っていた。
これどうすんだよ!?


1・【アンカー】で叩き落とす、20以上で成功
2・斑井の影に潜む
3・霧切の異能をきく
4・そのほか

>>168

1・判定:54


罪木「いいんですぅ……あなた達は私が面倒みますからぁ!【病床パブリック】!」


恐らく。
この宙を舞う注射器がそれ、なんだろう。
とにかく、やばい。
避けなきゃ、と思ったんだけど、俺は体が動かない。

恐怖心っつーのはこれがまた厄介なもんで、どうにもこうにも、一回で取れるようなもんじゃない。
罪木っち!俺が注射器苦手になったらどうすんだよ!

きっ、と睨みつけた。


葉隠「うう…でもっ!」

このまま受けるわけにもいかないだろう。
俺はなんとかかんとか、目をつぶりながらも、前に手を突き出して叫ぶ。

葉隠「頼む【アンカー】っ!あれを叩き落とせっ!」

斑井「そんな使い方が出来るのか!?」

霧切「……!」


俺の意思に従ってくれ、アンカー!

にゅう、と地面から手が生えた。


葉隠「」

斑井「」

罪木「………は?」

霧切「!?」


その大きな手は、空中にあった注射器をばんばん叩いて落として行く。
落ちた注射器はと言えば、ぱりんと乾いた音を出して地面に叩きつけられて割れていた。
アンカー………俺がある程度制御する事も可能なのか?


罪木「そ、んな!こんな!こんなデタラメな事があってたまりますか!?」

葉隠「いい加減認めろよ罪木っち………オメーは負けんだよ!」

罪木「いいえ!負けません!」


さらに注射器を構える罪木っち。
…もういい、もういいよ。
俺はこの戦いの無意味さを知っている。

つーかそもそも俺が悪いんだべなこれ!



葉隠「………っ、【アンカー】!>>173!」

◆安価レスのコンマが30以上の場合成功
◆ただし全体攻撃・スタン攻撃の場合は40以上

[ピーーー]思っただけで問答無用で対象を[ピーーー]

ごめんねごめんね

ピーが分からんです

「殺意を持っただけで相手を殺害しろ」的な事でしょうか?
………ただ00特殊判定出てるので、今回に限っては成功扱いになっちゃいます
副作用なしってすごいな

コンマ表

○戦闘判定は基本的に
「戦闘描写レス」と「安価指定レス」のコンマを使います
詳しい事は各レスにて説明します

○このスレ的にはゾロ目は
44・99ゾロ→強制ファンブル、大失敗
77→強制クリティカル
00→特殊判定
それ以外→成功扱い、もしくは失敗回避
でいきます

葉隠クンはサイコパスやろ?
………と、それはさておきさすがにチートすぎたので若干修正。




葉隠「アンカーっ!な、なんとかして!」


実に情けない声を上げたのは俺だった。
だって、だってなんだもん。

罪木「結局何にも出来ないんじゃないですかぁぁぁ!」

葉隠「ぬぅわああああ!」


次の瞬間。
空間がかっ、と光った。


罪木「………なんです、これ」


そこにいたのは、龍だった。

…あの、ドラゴンな。四つ足で立っている、なんかうねうねしてる方の龍。
すごいいかつい顔をしている。
なんだこれ。


霧切「………応龍?」

葉隠「なんだそれ」

霧切「人を殺してしまった龍よ」

斑井「で?それがなんでここに」

罪木「うあ、ううう……」


罪木っちが龍に睨まれている……。

応龍とは

中国神話では、帝王である黄帝に直属していた竜。
4本足で蝙蝠ないし鷹のような翼があり、足には3本の指がある。
天地を行き来することができる。また、水を蓄えて雨を降らせる能力があり、黄帝と蚩尤が争った時は、嵐を起こして黄帝の軍の応援をした。
しかし蚩尤との争いで殺生を行ったため邪気を帯び、神々の住む天へ登ることができなくなり、以降は中国南方の地に棲んだという。
(以上、出展Wikipedia)



つまり?


罪木「……っ、邪気を帯びたものを、自分の住む場所へ引きずり込むと…?」

霧切「つまり、あなたが葉隠君に殺気を覚えた時点で、その応龍があなたの体力を全て奪う……と言う算段じゃないかしら?」

なるほど?
………一発終了じゃねーって事な。はいはい。
ただし、俺に殺気を向けた時点で罪木っちがやばい事になるのは変わらないらしい。

葉隠「別に俺はそこまでして欲しいとは思ってねーけどな」

罪木「う…うう、そんなのずるいですぅ、あなたはっ!あなたは私が……」

葉隠「………すまんかった」

罪木「!」

葉隠「そもそも俺がオメーにフリーハグをしたのがきっかけだったんだもんな…悪かった」

霧切「そうだったの?」


………呆れられてしまった。
やめろ!そんな冷ややかな目を向けるな!


葉隠「…なぁ、罪木っち?」


1・病院は去るので穏便にしないか
2・戦闘はやめて部屋を貸してくれないか
3・なんでそんなに俺を倒したいんだ
4・仲間はいないのか?
5・そのほか、罪木を煽る行為は禁止です

>>186

今後あんまりにもチート出たら勝手に修正します、例え成功判定でもね。死なれたら困りますん





葉隠「その………俺ら別に病院に泊まりたいわけじゃねーし、その…」

葉隠「………いますぐ病院から出て行く。だから穏便にしてくれねーか?」

罪木「………」

葉隠「当然、【アンカー】は解く。ついでにオメーの異能の事について、誰にも話さない。これでいいか?」

罪木「………う、うう、うゆぅ、いいですって言うしかないじゃあないですかぁ………」


あーあ…ついに罪木っちは泣き出してしまった。
ほぼ俺のせいだけど。

応龍は煙がたちのぼるように、ふっとその場から姿を消した。
そしてそれを確認すると同時に、俺達は病院をすぐに出て行った。

………なんて言うか、なんでこんな無駄な戦いを。


斑井「………せっかくの拠点候補だったが仕方がないか」

葉隠「俺がちゃんとやってりゃよかったんだよな」

斑井「まぁいい、次の場所を探そう」

霧切「………待って」

葉隠「ん?」

1・移動する、場所指定可能
2・霧切の異能を確認する
3・今後のクリア方法の話をする
4・連絡先の交換
5・そのほか
>>192



そして今日ここまで
システムに粗がありすぎますので、皆様なにかあればすぐ教えてください
おやすみさん

2

おはようございます(寝癖)



霧切「一旦整理させてちょうだい」

斑井「何を整理する必要がある?」

霧切「今までの事、これからの事……今後の戦略を考えたいの」

葉隠「ん?霧切っち、着いてきてくれんのか?」

霧切「…そうね、今のところ一緒にいるデメリットが感じられないから」

霧切「どこかの誰かさんがフリーハグしないように、見張っておく必要もあるだろうし」


さーてどこの誰でしょうね。
と遊んでいる場合じゃないか。
霧切っちは、少し真面目な顔に戻る。


霧切「だから今のメンバーで出来る事、異能を確認するわ」

葉隠「ああ、まぁいいけどよ…」

霧切「葉隠君が【アンカー】…効果は?」

葉隠「その時その時、何が起きるか分かんねーんだべ」

霧切「ランダム…?」

斑井「ある程度意識下で制御するのも可能なようだが、そこはまだ研究が進んでないな」

霧切「………そう。それで、あなたは?斑井君」

斑井「【過保護】……だ、俺の意思とは無関係に盾が現れ、あらゆる異能からの攻撃を受け止め跳ね返す」

霧切「オートで発動しているのね」

斑井「ゆえに俺への異能攻撃は無意味だ。ただ…この盾が割られる事があるかもしれんが」

葉隠「だからオメーあん時説明をさらっと終わらせたんか」

霧切「………わかったわ」

葉隠「で?霧切っちは?」

霧切「>>197


◆霧切の異能
【名前】もしくは【能力】を指定、あればどっちも
なければどっちかは勝手に付けます

名前 スキャン
能力 一度話した参加者ともう一度接触する事で能力と弱味を知ることが出来る。

連投イクナイ!
って言うか連投なのかこれ………?

ちょっと分からないけど、今回は流して安価下します、ご了承ください

再開だべべべべ
寝るまでやるけどオーディエンスは…い、ない…だと…?

霧切「私のはね、【条件】を満たせば【相手のデータを全て閲覧出来る】…そう言う異能よ」

葉隠「なんですかそのチート!?」

斑井「まぁ待て葉隠、条件が厳しいのかもしれん…」

霧切「………そうね、簡単に条件を言う事は出来ないわ」

葉隠「…」

霧切「まぁ、あなたの情報を見る事はしても、他人に言う事はしないから安心してちょうだい」


◆霧切追加判定は直下コンマ
さすがにノーリスクで全部能力見れるとまずいので
コンマ奇数→【視線を???】
コンマ偶数→【???を聞く】
ゾロ目→【????する】


葉隠「まぁ…その、条件は気になるけども…言ったらまずいっぽいからなぁ…」

斑井「して霧切…どうするんだ?戦闘向きの異能持ちがいないんだが」

霧切「それは確かに問題ね」

葉隠「…果たして俺達は無事に生きて帰れるのか…」

1・移動、場所指定は可能。島内であればどこでも
2・探索。コンマ50以上で武器発見
3・索敵。コンマ40以上で敵発見、70以上なら奇襲
4・今後のクリア方法について話し合う
>>217


◆また>>216のコンマで他陣営判定
40以上で1陣営、70以上で2陣営の戦闘が発生

1ホテル

◆霧切追加判定→奇数【視線を???】
◆他陣営→戦闘は起きなかった



これからどうしたもんか。
病院と言う拠点候補を失った俺達は打ちひしがれるしかなかった。

霧切「…ねぇ」

その声がかかるまでは。

突然、マップを見ていた霧切っちが声をあげた。
俺達は顔をあげて彼女を見る。
その指先に、ひとつの点があった。


霧切「…ホテル・ミライ。何があるかは分からないけれど…」

斑井「ホテル?」

葉隠「…拠点にすんなら充分すぎるな」

霧切「大方誰かがいるでしょうね」

葉隠「じゃー、どうすんだよ」

霧切「そこは交渉するしかないわよ」

さらり、言ってのける霧切っち。
しかしそんな交渉術なんて俺は持ち合わせてませんけど!?

霧切「だからこその【アンカー】じゃないの?」


ふと、霧切っちがそんな事を言い始めたりして。


葉隠「………は?」

霧切「何かが起きるんでしょう?ならそこにかけてみると言うのもありじゃないかしら」

葉隠「オメー……その、オメーがそんな事を言うなんて珍しいな」

霧切「…ええ、奇跡がみてみたいのよ」

斑井「女はいつでもロマンチストだな」

霧切「うるさいわよ」


まぁ、どうしようもなかったら使うのもありかもしれんな。
ただし、制御が完全に出来ないのだから、ここで無理して使う必要もない。
まずは敵がいない事を祈るだけだ。

俺達はその場から粛々と動き始めた。
目指すは1の島、そこにあるホテル・ミライ。

………未来、ね。

例えば、ここから無事に帰っても、俺の未来なんてあるんだろうか。
…果たしてそれは、真っ暗なんじゃなかろうか。

そんな胸に抱えたものは、無視をして。


◆移動判定、直下コンマ
30以下→中央の島で歌姫と幸運
70以上→1の島で御曹司に喧嘩を売られる
ゾロ目→中央の島に御曹司………?
ゾロ目44・99→1の島に絶望
それ以外→ホテルに予備学科が既にいる

判定:64→ホテルに予備学科


俺達は病院のある島から、移動を始めた。
どこかで誰かが戦いをしているのだと思うと少し頭が重い。
つーか、なんでみんなこんなゲームに乗せられてんだ。

………しかし理由は案外単純だった。

霧切「嘘だと分かっていてもね、…どんな願いでも叶うと言われると嬉しいものなのよ、人間は」

結局自分の欲求を満たせると分かれば、有る程度の人間はそれで納得するのだと思う。
例えば嘘でも。
あるいはまやかしでも。

夢ってのは、いつだって叶えるんであって見るもんじゃない、とか言うけど、
案外大人になってみれば、実は夢ってのはだいたい、往々にして「見るだけのものだった」って気付くもんだ。

………なんだこの語り!



◆1の島、ホテル・ミライ



実に静かな島を歩いてきた。
さすがに敵がいるかと思ったが、見つからなかった。
さすがに辺りを見回しても敵がいないので、
本当にゲームが行われているかどうか怪しく思えた。

けれど俺達はかの目的地についたわけで。


ぎいっ。


扉を開く。
なんだか、誰かが掃除したような綺麗なエントランスだった。
そこにスタッフでも立っていればまた違うのに。
しかし明かりもないわ、人もいないわ。
ここは無人島なんだろうなと一人思った。


がさっ………



葉隠「…つーか、誰もいない?」

霧切「待って。もしかしたら誰かから奇襲を受けるかもしれないわ」

葉隠「こえーこと言うなよ!」


だけど、俺の願いってのはそうそう叶わないもんだった。
…新手の能力が、俺達を襲う…!


◆日向、異能安価
異能の【能力】もしくは【名前】募集します
どっちかでもいいです
あまりに強いものは制限をかけます
>>225

ごめんなさい!今日短いけどここまで
次はバンバン戦闘起こしたいからコンマ厳し目にします、おやすみさん

能力名カムクライズルってのは色々とあれかな

おはようさん(虚脱)



しかし、でけーホテルだな。

中に入る前、すぐ近くにコテージがいくつか並んで立ってたのを見た。もしかしてあっちが宿泊施設か?
エントランスは相変わらず綺麗だったし、いわゆる普通のホテルって感じだべ。
電気は……通ってんだかなんだか、分かんねぇなぁ…つーかスイッチどこなん。
あ、あんなとこにテーブル…いや、テーブルじゃねぇな!?あれゲームか!?


霧切「テーブルとゲームが一体になったものね…80年代の喫茶店では流行したみたいだけど?」

葉隠「ほえぇ、これが本物の」

霧切「…ここに置いてある理由が分からないわね」

斑井「まぁ確かに…新しめのホテルには似つかわしくないだろうからな」


雑談をしていた俺達は、すっかり気を抜いていた。
そう、既にここに誰かがいるかもしれないのに、それを考えてなかったんだ…。

不意に背後の扉が開く…!


◆日向の奇襲判定は直下
コンマ末尾1~5で成功、6~9で失敗、0は???する

◆別陣営判定は↓2コンマ
判定したい生徒名を書いてください
コンマ50以上で戦闘発生

◆奇襲:8→失敗した、カムクラも人の子
◆他陣営→十神ならその辺でコーヒー飲んでるよ(休息)




ぎぃぃ


その物音に俺達は振り返った。


霧切「………」

「ああ、何だ…人がいたのか?」

葉隠「んあ、オメーさんは…」

斑井「今来たのか」

「……まぁ、そんなとこ、だな」


歯切れ悪く話す男。
なんつーかあれだな、ガタイがいい。
どっかでスポーツでもやってたんかな。
…あと、髪の毛のてっぺん……それ、なに?凶器?狂気?


「お前達も今来たのか?」

斑井「そんなところだ」

「ははっ、なんだよそれ」

霧切「………」

「…な、なんだよ……?」

霧切「………」じーっ

「あんまり見るなよ、恥ずかしいだろ?」


霧切っちは男から視線を離さない。
…何が目的なのか?
異能に関わるんかな?
とは言え、ここでそんな事聞いたらおじゃんなんだけども。

「…ところでお前達、このゲームで…誰かと戦ったか?」

斑井「それはまた妙な事を聞くな」

「いや、その…まだあまり実感が湧かないんだ、ゲームだとか異能だとか言われても……」

霧切「大体の人がそうでしょうね…私も、異能を実際に見たけれど…」

「見たのか!?」

霧切「……」

「…なぁ、お前達はもしかして、他のプレイヤーと仲良くやって行こうなんて考えてないか?」

葉隠「ん?まぁそりゃあ、戦闘はないなら無い方が…」

「それは無理だ」

葉隠「………なんで、」

「俺は…見たんだよ、髪の長い男が……凄まじい勢いで他の参加者に襲いかかるのを…」

「そいつは、視界に入った人間の全てを襲ってたんだ……足も早いし、力も強い、いつかは絶対に襲われる……!」


………すごい怯えてねーか?


1・ん?でもオメーは襲われてないよな?
2・仕方ない、そいつを倒しに行くか
3・もっと情報はないのか?
4・自由回答
>>232

◆なお直下コンマ末尾でイベント判定、5はふたつあるのでどちらの効果も発揮
1・5→ミッションが発生する
2・6→他陣営で戦闘
3・7→誰かがLP切れを起こす
4・8→討伐ミッション発生
5・9→他陣営で同盟
0→葉隠に悲劇?

1

◆イベント:88→討伐イベント発生



葉隠「ん?でもオメーは襲われてないよな?」

「………ああ、俺も不思議なんだ」

霧切「どうやってそこをやり過ごしたの?」

「それが…覚えてなくて」

霧切「覚えてない?」

「必死にどこかに隠れていたような記憶はあるんだが…」

霧切「………そう」

葉隠「オメーも大変なのな……」

「ああ、そこで出会ったやつと同盟を結ぶ予定だったんだが、その時にはぐれてしまって」

「………慌てて戻ってもいないし、どうしたらいいか頭を抱えていたんだ」

葉隠「それでこのホテルに?」

「ああ、もしかしたらそいつがいるんじゃないかと思って」


ふぅ、と一息ついたその時。

ぴーっ!ぴーっ!

………手帳だ。


葉隠「……ミッション?」

斑井「モノケモノを討伐せよ…か」


クリア条件のひとつ、ミッションがついに始まった…んだよな?
つーか、なんだよこれ。チープだな。


☆ミッション【モノケモノを討伐せよ】
島内に複数の【モノケモノ】と呼ばれる生き物を放出した
モノケモノは個体にもよるがさほど強くないため、プレイヤーによっては異能の確認などにも使えるだろう
全体撃破後、最もモノケモノを倒していた陣営にボーナスが与えられる
なおボーナスの内容は現在シークレットである
モノケモノは全てのプレイヤーのマップから大体の位置を把握する事が出来る



葉隠「………ほう?」

葉隠「………どうする?」

霧切「どうする、って?」

葉隠「いや、ミッション…やるか?」

霧切「そうね…」

霧切っちはまだ男の方を見ている。
何が狙いなのか分からん。

霧切「……モノケモノ討伐でもしかしたら、プレイヤー同士の衝突が起き始めるかもしれないわね」

斑井「先頭に巻き込まれたくないなら行かない方がいいだろうな」

葉隠「あー、まぁな」

「そうか……俺は……」

葉隠「ん?オメーは行くん?」

「………一番いいのはモノクロボールとやらを見つける事だと思うんだが、時間がかかりすぎるかもしれないな」

斑井「何にしても、ずっとひとつの場所にとどまっていては何も出来ないだろう」

霧切「拠点を作り、そこを中心に動くのは得策だけれど、ね」


さて、これからどうする?
1・モノケモノ探しに行こう
2・モノクロボール探しに行こう
3・まずはここをキャンプ地とする
4・ミッションより先に男の話を聞く
5・その他自由回答
>>236

◆直下コンマ末尾でイベント判定
奇数→戦闘狂が暴走族と戦闘開始
偶数→極道陣営が???と戦闘開始
ゾロ→残姉が自滅しLP切れ
44・99→???

3

下がってた(驚愕)

◆イベント:偶数→坊ちゃんが戦闘開始
◆行動3



葉隠「………いや」

以前の罪木っちとのバッティングで俺は学んでいた。
例えば万一の事があった時に集まる拠点を作るんなら、それって急いだ方がいいんじゃねーかなと。
まず真っ先に場所を確保した方がいい。
後になればなるほど、「既に人がいる場所に行っちまう」可能性が増えるからだ。

葉隠「と言うわけだ。まずはここをキャンプ地……じゃねーや、拠点としてどっしり腰落として構えんのが先じゃねーか?」

霧切「葉隠君、あなたって本当にマイペースね?」

葉隠「ん?ダメかよ」

霧切「別に………」

「そうか、お前達でここを使うのか?」

斑井「お前は……ああ、連れがいるんだったな」

葉隠「探しに行くんか?」

「ああ、そうだな……外にあの男がいなきゃいいんだが……」

霧切「………」


霧切っちはまだまだじっと彼を見ている……。もういい加減やめてあげたらいいんじゃねーか………?
とにかくひとまず、このホテルを拠点にすると決めよう。
ここを中心に動くことにするぞ。


◆ホテル・ミライを拠点とし居座りました
◆ホテル近郊での行動が優先的に行えます

霧切「……ミッションを行うかどうかはあなたに任せるわよ、葉隠君」

葉隠「なんで俺なん」

霧切「私がやると言ったらやるの?」

葉隠「………」

霧切「それに色々と、ね」

信頼されてねーなおい。
やるって、オメーが言うんならやるっての。

で?
どうすっかな。

……そういやこいつの名前すら聞いてねーし!
あー、ミッションも気になるし……モノクロボールも……!

どっからやるかなぁ。


1・モノケモノ探し
2・モノクロボール探し
3・男の話を聞く
4・ホテル探索
5・その他自由回答

>>241


◆直下コンマで九頭龍陣営の判定、このレスのコンマと見比べる
±10以内→有利
±30以内→拮抗している
±50以内→押されている
±50以上→不利

3

◆判定→坊ちゃん優勢
◆行動→3



つーかこいつの名前を聞いてねー。
一緒に人を探すんだか、行動するんだか、まだ決めてねーけど………うーん、
とりあえず名前くらいは聞かねーと話が進まんな。


「ああ、すまない。まだ名乗ってなかったな。日向創…創作の「創」でハジメだ」

霧切「日向君、ね。私は霧切響子…こっちは斑井君と葉隠君よ」

日向「霧切に…斑井と、葉隠だな。よろしく頼む」


探偵の前にハジメちゃんが来ちまうってある意味反則じゃねーのか。
いや、そんな事ぁねーか?

…つーか大変だよな。
仲間が増えるかと思いきや邪魔されたっつー事だもんな、それって。
おい…そいつってこの島にいるとか言わねーよなぁ……?


霧切「………葉隠君、ちょっといいかしら」

葉隠「ん?」


霧切っちが呼んで来た。
ホテルの外でふたりきりで話をしたいってよ。
ふたりきりでだって。

………。

………まさかなぁ。

◆ホテルの外

霧切「ねぇ……」

声を上げる。

霧切「……彼、何かおかしくないかしら」

葉隠「おかしいって、何が」

霧切「明らかに嘘をついているじゃない?」

葉隠「………うそ?」

霧切「髪の長い男の話よ…そんなものがいて、彼だけが襲われなかったなんてあり得ない……」

霧切「もちろん、その話が本当である可能性も高いけど…髪の長い男、なんてあなたか斑井君か、そのくらいの長さがなければそう呼ばないわよ」

霧切「果たしてそんなに長髪の男性が複数、島にいるのかと考えた方がいいわ」


疑ってるなー。
そこまで疑う必要なんてあるんか?


霧切「それに………」

霧切「何故だか分からないけど、「私と目を合わそうとしない」の」

霧切「…考えを読まれているみたいで怖いわね」

霧切「葉隠君…私は彼と行動をともにするのは危ないと思うのだけれど」


霧切っちの目はマジだ。
大マジだ。
と言うか、そんな部分で嘘を言うようなやつじゃない。

………どうする?

◆日向と行動をともにするか、ここで倒すか
◆葉隠の行動安価
>>245

◆なお直下コンマで他陣営イベント判定、内容は秘密

今は別行動で泳がせる

◆秘密判定:93→残姉撤退


葉隠「………」


うーん。
ここで結論を急いでも仕方が無いと思うんだがな、俺は。


葉隠「今は別行動して泳がせとくってのは?」

霧切「……どうして?」

自分から危険だって言って置いて理由聞くってのはズルくねーか!?

葉隠「近くにいて化けの皮が剥がれたら困るだろ」

霧切「ふふっ、そうね……」

霧切「泳がせておくのも危険、なのだけれど…でも、彼がどんな人なのかを見るにはそれの方がいいかもしれないわね」



◆ホテル内部


…と言うわけで、それっぽい理由を作って、日向っちとは一緒に行けない旨を伝えた。


日向「そうか…」

葉隠「俺達も一緒に行けりゃいいんだけどよ」

日向「いや、そんな…ありがとう、気持ちだけで十分だ」

葉隠「………ああ、それと………」がさごそ

日向「連絡先の交換、だな?」

葉隠「ま、そう言う事だべ」

せっきがーいせーん。


今時の電子生徒手帳ってすごいのな。
赤外線ついてんだな。

……生徒手帳が今時のかはしらんけど。


日向「それじゃあ、俺は仲間を探してみる。そして…早くこんなくだらないゲームを終わらせよう」

斑井「ああ……分かった」

葉隠「おう、またな」


日向っちはひとりで出て行く。
嘘をついてるってもなぁ、悪いやつには見えねーんだけど、なぁ………。

まぁ、それでも襲われるよりはマシか。



◆電子生徒手帳の情報が更新されました


☆全体へのメッセージ
◆【戦刃むくろ】がLP0になりました、中央の島から再出発します
◆【セレスティア・ルーデンベルク】が【弐大猫丸】と同盟関係になりました
◆【セレスティア・ルーデンベルク】によってモノケモノが倒されました、あと4匹です



…って、はぁ!?



霧切「ふぅ…私達が戦わないと行けないものは多いわね」

斑井「ミッションをやるなら今からモノケモノとやらを探しに行こう」

霧切「やらないのであれば…そうね、この島でモノクロボールを探しましょう?」

葉隠「うーん…」


◆これからの行動方針、安価
>>250

◆直下コンマで他陣営、終里判定
コンマ60以上の場合、誰かと戦闘を開始する

モノケモノ倒しをしつつ攻撃タイプの異能を持つ仲間を探す

◆終里判定:81→戦闘開始
なお今回の犠牲者はアホアホアホ(ry
◆行動:モノケモノ探し



葉隠「とりあえずモノケモノ探すべ!」

霧切「そう、そうね…分かったわ」

斑井「ミッションが全て攻略出来ればその時点でゲーム終了と言っていたな。つまり」

霧切「………ミッションの全攻略のためには、誰かと戦う必要がある?」

葉隠「そんなの……出て見てから考えたらいいべ?やらずに後悔するよりやって後悔しろってな!」

俺は手帳のマップを起動した。
4の島のモノケモノは退治されている。
マップにはあと4つ、赤い点が出ている…。

そしてそのうちのひとつは、この1の島にあるみてーだぞ?


葉隠「もしかしたら、この辺にモノケモノがいる可能性もあんじゃねーのか!?」

霧切「誰かが出会っている可能性もあるけどね」

斑井「………行くか」


◆モノケモノ索敵判定、直下
40以下でその辺にいる、が見つかるまでに他の島のモノケモノがやられる

41~70でその辺にいるモノケモノを見つける、が既に誰かがいる
末尾奇数なら不二咲、偶数なら澪田、ゾロ目なら戦刃

71以上でモノケモノが見つかる、誰もいないし今がチャンス

◆判定:82→もしかして葉隠は【超高校級の幸運】なのかな?


早速ホテルを出る。

相変わらず眩しい熱帯の日差しを浴びて目を細め、
波の音に思わず心を和ませ、
ホテル前のプールで溺れている謎の生物に目を奪われながら、
俺達はホテルを出発し



………。



ホテル前のプールで、謎の生物が溺れてる?


………ん?




モノケモノ「」ばちゃばちゃ



霧切「………かわいいわね」

斑井「そうか?」

霧切「あの間抜けな顔がいいわ」

葉隠「分からないこともないけどよぉ」

霧切「で、なんであの子あそこで溺れてるの?」

◆数分後



モノケモノ「」シヌカトオモッタ


霧切「これよね、モノケモノ」

葉隠「弱いとは書いてあったけど、こいつ倒していいんかな…」

斑井「なんと言うか、良心が痛むな」

葉隠「………」

モノケモノ「………」イジメル?

葉隠「………」

霧切「早くしないと手柄を取られるわよ」

葉隠「いや、けどこいつ、どうやって倒せば……」

斑井「素手でもいけるだろ」

霧切「それか【アンカー】を使えばいいじゃない」

葉隠「あ、そうか」


◆ちなみにモノケモノは弱いので殴ったら死にます
◆もちろん関係なく異能でも倒せます

◆葉隠、行動安価
>>257
なおアンカーを使う場合、コンマ50以上で成功。即死攻撃は44・99で成功

殴る

葉隠「………えい」


モノケモノにデコピンしてみた。


モノケモノ「」イテッ

ぽわわ

葉隠「………え」


◆情報が更新されました

☆全体へのメッセージ
◆【葉隠康比呂】によってモノケモノが倒されました、あと3匹です


………マップから1の島のモノケモノが消えた………。


葉隠「これって自分の居場所バレちまうんじゃ…」

霧切「誰かれ構わず戦いを挑んでいるひとなんかがいたら危ないかもしれないわね」

葉隠「」

斑井「おい、急ぐぞ葉隠……まだ3匹いるんだ。多く倒せばそれだけボーナスへのチャンスが増えるだろう」

霧切「ボーナスがあれば…ゲームを有利に運べるかもしれない。やるなら今すぐ違う島に行くわよ」


残っているモノケモノの反応は、2の島、5の島と中央の島らしい。


◆葉隠の行動、これからどうする?
モノケモノ退治なら移動が得策
>>261

2の島


葉隠「………んだな。なら手近な2の島に行って、ぱぱっと倒すべ?」

霧切「気になるのは中央の島の反応ね」

確かに。
必ず島同士の移動で通るのが中央の島なんだから、そんな場所にモノケモノ置いといたらあっという間にやられるに決まってる!
…にも関わらず、そこにモノケモノの反応があるんはなんでだ?

………。

考えても分からんし、俺は諦めてさっさと2の島へと歩みを開始した。



◆2の島判定直下
コンマ30以下でモノケモノ対ソニア田中
70以上でモノケモノ捕獲成功
31~69でモノケモノ対葉隠対別のチーム

◆終里判定↓2、コンマ70以上で桑田が召される

スピードアップしますぅ

◆判定:78…あのさぁ…(白目)
◆なお桑田はまだ召されていない模様



中央の島には相変わらず何もなかった。
と言うか、本当に人がいるのかも怪しいくらいだ。
…静かなのが怖いってのもなかなか。


◆2の島


霧切「…反応はこちらからよ」

着くや否や、霧切っちが手を招いた。
そちらに向かって行くと、モノケモノはまたしてもそこに佇んでいて。

葉隠「いっそ罠でも張れよ」

霧切「全くだわ。…こんな無防備な状態になっているのが不思議で仕方が無いもの」


…モノケモノが立ったまま寝ている…。
これってもうあれだろ、誘ってるだろ。

斑井「幸いまだ誰にもみつかっていないようだが?」

葉隠「俺ってほんとに運がいい…」

霧切「言っている場合かしら?ほら、行くわよ」

かつかつ、と霧切っちが歩いていく。
そこにいるモノケモノを、じっと見つめて。



◆直下コンマで5の島のモノケモノ判定
30以上でセレスに倒される

◆↓2コンマで終里判定
20以下で敗走、70以上で桑田が昇天

◆↓3コンマで狛枝判定
末尾が7の時、モノクロボールを発見

◆セレス→5の島のモノケモノ撃破
◆終里→00特殊判定、再判定
◆狛枝→羽鳥「なんと!狛枝さんが!モノクロボールを!ついに!ようやく!………見つけられませんでしたー」




霧切「………そう言えば私達はまだ同盟を結んでいなかったわね」

ふと言い始めた霧切っちが、足元にいるモノケモノを見下ろした。


霧切「同盟を結んでいれば、もしかしたらスコアが共有になるのかしら?…何にせよ私が倒しては意味がないわ。葉隠君」

葉隠「………ん」

こつん、足先で寝ているちっちゃい生き物を蹴り飛ばす。
若干の良心の呵責があるが、仕方が無い。
これはゲームなんだ。


◆情報が更新されました


☆全体へのメッセージ
◆【葉隠康比呂】によってモノケモノが倒されました、あと2匹です
◆【セレスティア・ルーデンベルク】によってモノケモノが倒されました、あと1匹です


葉隠「はぁぁ!?」

斑井「奴らもまた運に恵まれている、と言うことか」

葉隠「つーか、あれだよな、ご褒美もらえるのって、確かひとりだけ?」

霧切「となれば、残るは中央の島のモノケモノただ一匹…セレスさんはそこに向かうでしょうね」

葉隠「俺達もうかうかしてらんねぇよ!」


慌ただしく時間が経過し始める。
おいおい、どうなってんだよ。


◆終里と桑田、直下コンマで再判定
30以下→「オメーつえーな、同盟組もうぜ」
70以上→連絡先を交換、桑田歓喜
44・99ゾロ目→桑田はコアごと貫かれて死んだよ
それ以外→相打ちになった

◆↓2コンマで豚神判定
20以下で十神と、60以上で澪田と同盟

◆↓3コンマ末尾で苗木判定
奇数なら舞園、偶数なら罪木と接触、ゾロ目なら七海

セレス&弐大のコンビはよく考えたら強いよな
考察力、戦力が安定して揃う。二人ともメンタル強めだし

末尾ゾロ目とは一体

>>275
末尾判定だけどゾロ目だけは例外って事をかきたかったんだよ!言わせんな恥ずかしい!マジで!


もうちょっとテンポ上げて行きます
プレイヤーさん、現状のルールややり方で分かりやすいですか?って言うか飽きてませんか?めっちゃ不安です

特に問題ないです
順調なのはコンマ運が異常にいいだけだから気にしなくてもいいかと

◆終里と桑田:62→相打ち。さすが野球選手強い
◆豚神:37→誰にも会えなかった
◆苗木:末尾奇数→舞園と遭遇



来て早々の2の島を慌ただしく戻る。
なんつーか、走るのとかあんまり好きじゃねーから走りたくねーんだけど…はぁはぁ。

◆情報が更新されました

☆全体へのメッセージ
◆【終里赤音】のLPが0になりました。中央の島から再出発します
◆【桑田怜恩】のLPが0になりました。中央の島から再出発します


やかましく鳴り響く手帳を手に取る。…はぁ?桑田っち?
しかも同じタイミングで、これは…どんなやつか知らんけど、誰かやられてるじゃねーかよ?!


霧切「相打ち、かもしれないわね。LPが切れたタイミングが同一だもの」

葉隠「あ、相打ち…?」

斑井「桑田とやら、強いのか」

霧切「ええまぁ、それなりには…ね」

霧切っちも斑井っちも、息を切らさずに橋を戻っていく…。
すげーなおい。
…あ、遠くの方でじいちゃんが手を振ってんべ…康比呂は今そちらに行きますよ…



霧切「何してるの早くして葉隠君」

葉隠「あっハイ」


…なんて酷い高校生なんだ!

ルールは現行通り行きます、ありがとでちゅ



◆中央の島


そこには最後の仕掛けが待っていた。


セレス「……ちぃっ!このビチグソがっ!」

男「これセレス、そんな言葉使いは感心せんがのぅ」

セレス「ですが、こんなのってありえますか…!」


ぴしゅーん
どさっ

女「ってぇ!?」

桑田「うげっ!」ごきぃ




霧切「………先に着いたのはセレスさんのようね」

斑井「で?今空から落ちてきたように見えたやつらは?」

霧切「赤いのは桑田君に間違いないと思うわ」

葉隠「……へぃ………ひぃ……」こひゅーこひゅー

斑井「じゃあもうひとつ聞いていいか?」

葉隠「………ふえぇ………」こひゅーこひゅー


斑井「あれは………なんだ?」



セレスっち達と、
桑田っち達と、
そしてたどり着いた俺達と。

その幾つかの視線は、たったひとつのものに注がれていた。


………もの、けもの?

霧切「ラスボスってわけね?」


いやいやいやいやいや!さっきまでのモノケモノとは段違いじゃねーか!?


モノクマ『ぷぎゃー!そいつはボスケモノ!最後のモノケモノだよー!』


空からモノクマの声が響き回る。


桑田「あ?モノケモノ、っつったら今、セレスが倒し回ってたやつか?」

女「オメーあんなの倒してんのか!?すげーな!」ぱあぁぁ

セレス「そんなわけないじゃありませんの!」

霧切「確かに………私達の見たモノケモノともまた違うわよ」

桑田「じゃ、あれは」

葉隠「………ふへー………」

男「それ以前に既に死にかけとるやつがおるんじゃが大丈夫かのう」


◆異能安価
>>284でセレス
>>287で男(弐大)
異能がどんな能力なのか募集


ボスケモノが大声を上げてこちらに来る…!!

◆葉隠の回避判定は直下コンマ
70以下で回避、それ以上はLP-3

相手を自分の為なら命も捨てる忠実な下僕にすることができる
複数相手にも使用できるが、対象を増やしていくとその分効果が薄れていくので注意

お風呂いて来ます
再開は30分から1時間後くらいだたと思うよ
安価なら下でお願いしたいよ

コエカタマリン
叫び声が物理攻撃と化す
声が大きければ大きいほど大きさや速度が増し攻撃翌力も高まる

ただいま帰りました
プレイヤーさんいてますかー


いたら引き続き異能安価
桑田>>297
女(終里)>>300
異能の【能力】を募集
名前こっちで勝手に決めるかもしれないでちゅ

かーそくっ

空気から硬球やバットを作りだす

理想を現実に変える

◆葉隠さんさすがです


『ォオオオオオオオ!!!』


猛烈な勢いで、ボスケモノが近づいている。
やばい、やばい………!


葉隠「ぬおぉぉぉおお!?」

モンハンもびっくりの緊急回避。
無駄に大きい無駄すぎる動きで、俺は直線の体当たりを回避した。
しかし、

『グルゥッ!』

反転したボスケモノが、体から大きな槍のようなもんを飛ばしてくる……っ!

葉隠「んぎゃああああっ!」

今度は転がって避けるしかなかった。
それでも除けられたのが幸いか。


女「………へぇ………おもしれーじゃねーか…でもなぁ、」

ぎゅんっ、と槍が眼前に迫る…!

葉隠「オメー何してんだ避け」

女「オレの方がつえーから無駄だ」


ばきぃんっ


葉隠「」


槍が、女の拳に当たって砕けた。

………はぁ………っ!?

終里に[ピーーー]と……?(ロベルト的な意味で)

そして、そのうちのひとつは。


セレス「まぁ………」



セレス「弐大さん」


ぼええええええ
ばぎぃぃぃっ!


弐大「……無、お前さんは人使いが荒すぎじゃあ」

セレス「こうでもしなくては私の身を守れませんもの」うふふ


『………ガ………』


霧切「なるほど?…それなりにみんな強い異能を持っていたのね」

桑田「あれなんで俺からは目を逸らしてんの、霧切ちゃん」

女「へへっ、まぁな…オレよりつえーやつなんかいねーけど」

斑井「………それよりどうする、あんなものひとりふたりでは倒せない」

セレス「共闘致しませんこと?私には、あれを倒す能力も算段もありますが」

葉隠「ほへ?」

霧切「………」じっ

セレス「私の異能は【悪ノ召使】……ある事さえ出来れば、あれの行動を掌握出来ます」

斑井「その必要行動は………」

セレス「言えませんわね。後から隙を突かれては困りますもの」

霧切「………」じっ

桑田「つかさ、俺を蚊帳の外にしすぎだっての!」

霧切「………」じっ

斑井「霧切もお前には興味がないんだと」

桑田「はぁぁ!?」

セレス「していかがなさいます?」

男「……無………」


『グウウウッ……!』


セレス「尤も、向こうはそんな時間はくれませんが」


葉隠「分かった分かった……オメーに協力すりゃいいのか?」

セレス「ええ……」


◆ボスケモノ戦、ファイッ!

コマンド?
1異能を使用する(葉隠のみ)
2攻撃を回避
3防御を固める
4作戦会議
5そのほか

↓1で葉隠、↓2で霧切、↓3で斑井のコマンドを決定
また葉隠は1の場合、アンカーで何が起きるかも併記

それぞれの成否は「このレスのコンマ」と「それぞれの安価のコンマ」を見比べ決定。安価のコンマが各プレイヤーの数字になる
差が大きければ大きいほど効果が大きくなり、プラスなら有利に、マイナスなら不利になる

判定まとめ
ボスケモノのコンマ:39
葉隠:70→差分+31…回避は難なく成功
霧切:58→差分+19…それなりに作戦を纏めた
斑井:98→差分+59…完全防御だドン!

全員成功ってもうね、すごいね

『ゴアアアアア!』

ボスケモノは、今度もまっすぐ突っ込んで来た。

葉隠「アホかっ!もうビビんねーぞ!」

さっ、と軽く体を捻って、その動線から離れた。
勢いがついた体当たりは全く止まれず、そのまま後ろへ遠ざかって行く。

霧切「………」じっ

セレス「いつまで見ていますの?流石に恥ずかしくなりますが」

霧切「………あらそう?」

セレス「ところで、私をあのケモノのところに連れて行ってほしいのですが」

霧切「そうね……足止めをする必要があるわ……」


『グルゥゥゥ!』


ふたりの会話の最中も、ボスケモノは暴れている。

斑井「だが、無意味だ」

ぱしっ。
斑井っちが自分に向かって来た攻撃をいなした。
どうやらボスケモノはそこまで頭が良くないらしい。
なんつーか、考えなしに突っ込んで来てるっつーか?

桑田「こんの………アホぉぉぉ!!」

おっと、桑田っちがなんか握ってる。
あれは………ボール?


桑田「これでも食らっとけっつーんだ!」びゅっ

がぎぃんっ

『グオォ!?』

女「ははっ、どうだ!オメーはよえーんだよ!」


霧切「………あの女性、異能が見極められないわ…なんなのかしら」

セレス「して霧切さん、なにか名案はありませんの?」

霧切「………葉隠君!」

葉隠「ん、」

霧切「あのボスケモノの動きは……止められないかしら?」

葉隠「えー?いや、わかんねぇって……」

セレス「………?」


『ゴアアアアア!!』


男「お前さんにそれが出来るんなら、お前さんを守ってやるくらいはするんじゃが?」

セレス「弐大さんは私の召使でしょう?」

男「……無、そうじゃったかの?」

セレス「とにかく…葉隠君、あなたに出来るなら見直してあげない事もありません。……さぁ、やってごらんなさい」


なんか見下されてるけど……。


◆このあとどうなる?
>>314
なお成否はこのレスと安価のレスコンマを比べ、安価のコンマが高い時成功する

ボスケモノ、UMAに連れ去られ撃破扱いに

おわりの能力に修正入らないのか
死ねと願えば問答無用で殺せる能力より遥かに強いぞ

>>315
終里がその能力をそうやって使うところが全く想像出来なかったのでした
一応条件みたいなのもありますのでご安心ください


◆ボスケモノがUMAに連れ去られる
ボスケモノのコンマ→07
レスのコンマ→17
まさかの成功

セレスさんなんていらなかったんや!(白目)

葉隠「頼むぞ【アンカー】っ!!」

ばっ!
と手を突き出す。
なんか分からんけど手を突き出す!


ぬっ


セレス「………?」

霧切「………え?」

斑井「………は?」



そこに現れたのは!

なんと!

ビッグフットだった!


葉隠「………ぎにゃぁああああ!?」



◆ビッグフットとは
アメリカ合衆国・カナダのロッキー山脈一帯で目撃されるUMA(未確認動物)、または同種のUMAの総称である。 先住民(インディアン)の間に伝わるサスクワッチ、サスカッチ(英:Sasquatch)と同一視される場合もある。
身長は2 - 3m、体重は200 - 350kg。二足歩行し、歩幅は1 - 1.5m。足跡は大きなもので約45cm。 筋骨隆々で、全身に褐色または灰色の毛が密生している。 顔には毛が生えておらず、鼻が低く、目が落ち窪んでいる。 強烈な体臭を放つとされる。
以上、出典Wikipedia。



葉隠「………くっせぇ!?」

弐大「なんじゃあ!?」


そのビッグフットは、ボスケモノを超えるほどの大きさだった。
……え?これなんめーとる?

俺は目を疑った。
まさかUMA…未確認生物がこの目で確認出来たばかりか、まさかそいつが、そいつが…


ビッグフット「^ ^」

がしっ

『グオォ!?』

ビッグフット「\(^o^)/」

ずしんずしん…




…ボスケモノを脇に抱えて…海の方に消えて行った…。

理想を現実に変えられるんだからなんでもありやで
ロベルトみたいに生物には使えず一度使うと寿命が一年減るみたいな制限もないし
まぁ終理はそうやって使わんか

葉隠「………えー、と」

霧切「………」

セレス「………あら?」


◆戦闘終了


◆情報が更新されました

☆全体へのメッセージ
◆【葉隠康比呂】がモノケモノを倒し?ました
◆ミッション終了
◆一番モノケモノを倒したプレイヤーは【葉隠康比呂】です


………あれ、俺が、一番………?


モノクマ「そうだよ」

うおっ!?

モノクマ「つーわけでご褒美あげるよ、はいこれ」

霧切「…それは?小瓶?」

モノクマ「おくすり(意味深)だよ、まぁ大事に使ってね?」


◆葉隠は【おくすり(意味深)】を手に入れた


女「ふざけんな………」

葉隠「んあ?」

女「もう終わりかよ!?オレはまだ満足してねーぞ!」

>>319
安価の一文から読み取れる内容ならいいんじゃね。別に元ネタを忠実に準拠するスレじゃないんだし
その辺の解釈とさじ加減は>>1に任せよう
あと終里だと正直あまり応用きかせられる気がしな(

霧切「もう私達が戦う理由はないわ」

女「なんだよ………じゃあ理由がありゃ戦うっつーんだな?」

モノクマ「………!?」

瞬間、世界がゆらっと揺らめいた気がした。
…モノクマがビビってる。
おい、何が起きてんだ?

モノクマ「こ、こらこら、そんなとこいじっちゃらめぇ///」

斑井「………気持ち悪い」

モノクマ「」


びーっ……びーっ……!

電子生徒手帳が鳴る。
嫌な予感ってのは、どうしてそう言う時は当たってしまうのか。
そこで、その女の言葉の意味を知る事になった。


◆ミッション:プレイヤー撃破
これより、プレイヤーは今の時点から不特定のプレイヤー1名と戦闘を強制する。
相手は誰でも構わず、また片方のプレイヤーが攻撃を開始した時点で戦闘と見なす。
どちらかのLP切れ、もしくは降伏宣言がない限り戦闘を終了する事は出来ない。
また、一度以上【異能】を使わない状態での降伏は認められない。
降伏を宣言した場合、そのプレイヤーはLPが0になり中央の島に帰還する。
逃げ出す、もしくはプレイヤーとの戦闘を拒絶した場合、強制的に失格となる。


女「これなら!バトるよなぁ!?」

弐大「終里!お前さんと言う奴は!!」

………あれ、これヤバくないか?

終里、と呼ばれたその女性は。


終里「おい」

………いや、うん。

終里「おい!」

…気のせい、だよねー?

終里「オメーだよオメー!」

あっ、ハイ………。


終里「オレとバトれ」

葉隠「………嫌だと言ったら」

終里「ルールに従ってもらうだけだぜ」

葉隠「LPがなくなって中央の島に戻るんだろ?ここ中央の島だし、あんまり意味ないんじゃ……」

終里「じゃあそん時はオメーのコアをオレがぶっ壊す。」

葉隠「」


………めんどくせぇ!!


葉隠「あー、分かった分かっ…」

終里「行くぜ!!」

葉隠「うん、人の話を聞こうか」


◆対終里戦、開始

………つってもなぁ。
どうする?

1アンカー発動
2試しに殴ってみる
3避ける
4防御する
5そのほか

>>327
成否はこのレスのコンマと安価のコンマを見比べ判定
1の場合何が起きるかも併記、ただし即死系や戦闘終了系はぞろ目44・99でないと成功しない

1異能を弱体化

◆コンマ判定
終里:39
葉隠:14
差分-25…あっ



葉隠「ぬりゃあああ!【アンカー】!」

俺は再び手を前に突き出した。
もうこうなりゃヤケだ。ヤケクソだ!
なんでもいい、なんか起きろ!


葉隠「………ありゃ」

ところが、何も起きる気配がなかった。
と言うか、俺の異能がガンガン弱められてるような、そんな気さえする。


◆判定がマイナスになったのでマイナス補正が入ります
◆戦闘中、葉隠の【アンカー】コンマ判定-10


終里「へっ!オメーってそんなもん使わねーといけねーのか!」

葉隠「それを今言われても……」

終里「オメーって『よえー』んだな」


ずしり、と重みのある言葉だった。
まるで事実を言われてるみたいに、いや事実だけど……。


終里「デコピンで倒せるんじゃねーか、オメーなんて?」

葉隠「ちょっ、まっ…」

終里と言うその女性、ぎろりと目を光らせてこちらへ歩んでくるっ…!!
やばい、やばいやばい、やばい!!


1アンカー発動
2殴る
3避ける
4防御
5そうだ!おくすり(意味深)!
6そのほか

1の場合、何が起きるかも併記。ただしコンマ-10

やべ、安価書き忘れなのなの


安価は>>333でおなしゃっす

5

自分がいかに弱いか力説してみる




そうだ!おくすり(意味深)!

こんな時に渡されるくらいなんだ、いくらかは強いアイテムだろ!?


モノクマ「ああ、まぁね(適当)」


葉隠「………しかたねーな………」

おくすりを、一気に飲み干すっ!


終里「そんなもん使ったところでどうにもなんねーだろ!」

葉隠「………」


つーか、これ飲んだらどうなるんだろう?





◆直下コンマ末尾でおくすり判定
相変わらず5は二つあります

1・5→みなぎる(意味深)
2・6→異能が効かなくなる
3・7→モノケモノ化する
4・8→透明になる
5・9→頭の中がお花畑になる
0→一時的に異能が変質する

みなぎる(意味深)+頭の中がお花畑=アカン

◆判定:5

みなぎってきたしお花畑になるし



……味はまぁ、普通だったな。
栄養ドリンクって感じか。
…栄養、ドリンク?
いや、もっとこう……ん?

体がちょっと、熱くなってきた?

…俺、おれ、何で熱いんだろう?

あー、ダメだ、頭ん中ぼーっとしてきた…。


◆葉隠のステータスが更新されます

◆葉隠はみなぎっています(意味深)
体力的には誰よりも優っているでしょう
◆頭の中がお花畑になってしまいました
正常な思考が出来ない状態です



終里「~~~~~~~!?」


なんか言ってる?

でもしーらねぇっと、えへへへへ。


◆コマンド?
1アンカー?えへへ
2おねーちゃんだーれ?
3蝶々を追いかけよう
4眠いから寝る
5ほか
>>343

戦闘にならんなぁ!?

3




あ、蝶々。

ちょーちょ。

羽を広げて地面にいるやつは蛾だよなぁ。
気持ち悪いから嫌い。

あれはちょーちょだ、間違いなく蝶々!

追っかけよう!





終里「オメーどこ行くんだよ!?おい、戦えって!」

葉隠「蝶々……蝶々……」ふらふら

霧切「あなた葉隠君に何を渡したのかしらモノクマ」いらいら

モノクマ「いや、こうなるはずじゃなかったんだけどなぁ」

葉隠「ちょーちょー……」ふらふら

斑井「目が虚ろすぎるぞ」



◆↓1コンマで葉隠追加判定
30以上でラッキースケベ、60以上ならそのままなぜか勝つ

◆↓2で他陣営、花村判定
20以下で誰かと同盟、70以上でやられる

◆↓3で他陣営、腐川判定
60以下なら十神のためにやられて中央の島に来る、61以上は十神と共にいるが違う事を狙っている

判定まとめ

葉隠:95→ラッキースケベは偉大だった
花村:88クリティカル!やられずに済んだ
腐川:05→十神に身を捧げた




ちょーちょー……


あれ?
蝶々がどっかいった?

ちょうちょどこ行った?


…ん?


終里「おっ、ようやくオレとやる気に……」


あ、ちょうちょ!


終里「は?」


おめー、ちょうちょどっかにかくしただろー。
どこにいるのー?


終里「………はぁぁ!?オメー何言って」


ここか?


終里「ちょ、どこさわっ」


どこ?いないよちょうちょー


終里「お、おいっ、おいテメー!?」


ちょうちょ!ちょうちょー!


終里「/////」




あ、こんなところにダンゴムシ?


終里「バカ野郎!そこはオレの(この先のレスは削除されました\(^o^)/)

◆情報が更新されました


☆全体へのメッセージ
◆【終里赤音】が降伏をしました。LPを0にし、中央の島から再出発します
◆【腐川冬子】のLPが0になりました。中央の島から再出発します




霧切「………」

斑井「………」

セレス「………」

弐大「………」

桑田「………」



葉隠「………はっ!?俺は今まで何を……!?」



ひゅうううううう


葉隠「ん?」


どさどさっ


終里「ってて…おんなじ島なんだから、わざわざ上から落とす必要ねーだろ…!」

腐川「あ、あた、し…ここは、中央の島…!?」

葉隠「ちょ!?上から落ちてくんなバカ!」


桑田「バカはお前だバカ」

葉隠「あぁ!?」

霧切「………覚えてないのね、さっきのことは」じっ

葉隠「お、おう…覚えてねーよ…ってあんまりじろじろ見んなっての!」

霧切「………まぁ、嘘ではなさそうだからいいけれど」

葉隠「とりあえず俺はミッション完了だべ」

終里「よし!誰かバトろうぜ!」

葉隠「おっとさっきのがなかった事にされてる」

終里「次はオメーだ、黒づくめ!」しゅばっ

斑井「………ちっ」


…しっかしさっきは何があったんだ?
全く思い出せない……。
終里っちになんかしたか俺…。


桑田「………そっか、ミッションさっさとクリアしねーとなぁ」

セレス「私はすでに終わりましてよ?」

弐大「………無理やりしおってからに」

葉隠「ああ、弐大、っち?ってったっけ、に降伏させたんか」

セレス「使えるものは使いませんと」

弐大「はぁ……」

桑田「俺どーすっかな、葉隠テメーやる?」

葉隠「どうしてそうなる」

腐川「ふ、ふ……血なまぐさい戦いが始まるのね……!」

葉隠「バカやめろよっ!」



◆↓1で桑田の戦闘判定
40以下で葉隠に喧嘩売ってくる


◆↓2で他陣営、苗木と舞園判定
20以下なら舞園が降伏、70以上で苗木が降伏、それ以外で誰かと交戦

◆↓3で他陣営、小泉判定
30以上なら西園寺と同盟。ただし44・99ぞろ目の場合は罪木の襲撃を受ける

てい

◆判定
桑田:69→やっぱいいや
苗木:40→誰かと交戦
小泉:38→西園寺と同盟



桑田「………あーでも、オメーと一緒にいるとアホが移るからな」

葉隠「なぬー!?」

桑田「いいわ、俺その辺で誰か探してくるから」くるっ

霧切「私じゃなくていいのかしら?」くすっ

桑田「だって霧切ちゃんに勝てるビジョンがねーもん」

桑田っちはこの場に背を向けて、どこかに歩いて行ってしまう。
あ、連絡先でも交換すりゃーよかった。
……時すでに遅し。


◆情報が更新されました

☆全体へのメッセージ
◆【終里赤音】のLPが0になりました。中央の島から再出発します
◆【小泉真昼】と【西園寺日寄子】が同盟を結びました


手帳にはそのメッセージが乗っていた。
って終里っち、またやられたん!?


斑井「俺に異能は効かないと言ったんだが、こいつ全く聞かなくてな」

終里「ちくしょう……おい、そこの女!オメーもオレとバトれ!」

霧切「ひとりが何回も戦闘していいのかしら?」

終里「戦闘回数に制限つけてねーからな」

霧切「そう………」じっ

終里「………行くぜ!」

葉隠「…つー、か……」

モノクマ「こうなっちゃったけど、次のミッションは出しておくよ?」

葉隠「へ?」

モノクマ「このミッションは強制的に出させられたものだからね。ボクの作ったものじゃないし」

葉隠「………ああ、そうかい」



◆ミッション【遺跡のスイッチを押せ】
2の島にある遺跡には鍵がかかっている。
その鍵は5の島の屋台群の何処かに隠されており、それを使わなければ開けられない。
そして鍵は複数あり、正解の鍵は1つだけである。
プレイヤーはこの鍵を発見し、遺跡を開く。
その中にあるスイッチを押せればミッションクリア。


モノクマ「逃走中っぽいかなぁ」

葉隠「それは知らんけどさ」

モノクマ「バトルミッションと同時進行だよ。もちろん今から遺跡の鍵探しに行ってもいいけど、」

モノクマ「葉隠クンはひとりでそんな事出来る?」


◆葉隠、行動安価
>>362
屋台群に行く、誰かに連絡する、アンカー使う、自由に
アンカーの場合は追加判定

◆↓1で他陣営、苗木舞園判定
コンマ50以下なら勝った、51以上で負けた

◆↓2で他陣営、花村判定
30以下なら江ノ島に消される、70以上で大神に消される(物理)

やー

判定まとめ

苗木:14→勝った!第3部完っ!
花村:物理的に消えた。なおコンマ判定により、コアごといかれたためゲームオーバー


葉隠の行動だけ再安価
>>369

>>363

ああ、そうだ。

左右田っちは何か知ってるだろうか?
…協力頼めねーかなぁ。
とりあえず電子生徒手帳を取り出す。


☆全体へのメッセージ
◆【花村輝々】のコアが破壊されました
◆【花村輝々】が【大神さくら】に負け、ゲームオーバーになりました。再出発はありません。

◆【戦刃むくろ】のLPが0になりました。中央の島から再出発します。



またメッセージが増え…お?コアが破壊された?
…なるほど、ゲームオーバー、か。

花村…とか言う人には会う事なく終わってしまった。
まぁ、オーガに直接消されるくらいなんだ。
なんかやらかしたんだろうなぁ。


さてと、左右田っちは生きてるか?んでもってついでに、5の島行かねーかー?


◆ではまとめてコンマ判定行きます


◆↓1で左右田判定
20以下でソニア・田中にあしらわれ失意なう、80以上で電気街にいるので無視。それ以外は協力をしてくれる

◆↓2で桑田判定
40以上なら澪田と遭遇、バトル

◆↓3で江ノ島判定
コンマ奇数で罪木に接触、偶数で九頭龍・辺古山と接触

◆↓4で霧切判定
40以上で終里をあしらって勝った。ただし44・99は危険

残姉が来る、だと……

苗木舞園が戦ってたのが残姉のつもり


判定まとめ
左右田:76→協力してくれる
桑田:42→澪田と戦闘
江ノ島:43→奇数・罪木
霧切:90→勝った!



ひゅううう

どさっ


戦刃「いてて…」

斑井「また増えた…」

葉隠「おう、斑井っち。こいつは戦刃っちだべ。確か【超高校級のーーー」

戦刃「ーーー軍人】、です」

斑井「血気盛んだな。それで先から何度もLPをゼロに」

戦刃「………」ふるふる

葉隠(あっ)



◆【終里赤音】のLPが0になりました。中央の島から再出発します。


どさぁっ

戦刃「ぐはっ……!」

終里「うがー!また負けたーっ…!」

霧切「あなたは異能の使い方が下手くそなのよ」ファサァ



女の戦いって恐ろしいのな。

それはともかく、左右田っちに連絡しねーと。


宛先→左右田
ミッション見た?これから5の島に行く予定なんだけど、オメーも手伝ってくれないか?俺達だけじゃ鍵は探せねーと思うんだ


程なくして、返事は来た。



送り主→左右田
あ?ミッションって屋台でどうのこうのの方かよ?ああ、いいぜ。オレもひとりじゃどうしようもねーだろうし。
そういや、先に来てた?戦闘の方は済んだのか?オレはまだだ。



左右田っちには、俺達は戦闘終わったってことを伝えておいて、その上で5の島で合流しよう。
どうしてもミッションやんねーとならんのなら、誰かがやればいいよな?


戦刃「………待って。あなた達は私が倒す」

弐大「これお前さん、少し落ち着かんかい!」

戦刃「でも、参加者に混乱を与えろって、盾子ちゃんが…」

霧切「………」じっ


………じゃ、俺達も移動するか?


◆↓1で葉隠の移動判定
70以上で狛枝に見つかる

◆↓2で桑田判定
30以下で澪田にぼっこぼこにされる

◆↓3で江ノ島判定
10以上でモノクロストーンひとつ所持、50以上でふたつ所持


もう寝る、オーディエンスいつもありがとう
おやすみさんだべべ

乙でした

おはようございます(微熱)
モノクロストーンってなんだストーンって、モノクロボールだ
昨晩の判定からまとめます


葉隠:19→死神回避
桑田:63→まだ負けてない、さすが桑田
江ノ島:76→モノクロボール2こ所持

桑田がいかに身体能力チートなのか分かりますね

宛先→左右田
俺達は戦闘のミッション?ってのは終わった。だから次のにぱっと移れるんだ。
中央にいるから、5の島に向かう


さっと簡単に連絡をして、俺達は足早にその場を去る。
ところでセレスっちの異能ってのは、召使っつってたな…何かされたら召使にされんのかな。
こわいこわい。


………移動中も何かが起きるんじゃないかと思って気を張っていたが、特に何も起きなかった。
もしかしたら他の参加者も5の島に来てるのか?
それとも5の島ではなく、もうはなっから遺跡の前にいるのか?
どちらにせよ、協力者がいればいいなとひとりごちた。


霧切「そういえば5の島…私は初めて来るのだけれど」

斑井「俺達は2度目、か?」

葉隠「ああ、なんとかインダストリアルがある場所だべ」

斑井「…ワダツミ・インダストリアルだ」

霧切「そう…、そこに何か仕掛けはなかったの?」

葉隠「いんやぁ、俺達ふたりで工場内全部見回ったけど、なんも」

斑井「恐らく今後のミッションで使うのだろう、さもなくば………」

葉隠「さもなくば?」

斑井「いや、なんでもない」




◆5の島・屋台群

そこに着いた時……
◆↓1で屋台群の判定
~20→不二咲がいる
21~40→↑+七海
41~60→↑+石丸
61~80→↑+豚神
81~→↑+大和田
ただしぞろ目は大神・朝日奈のみ、44・99は江ノ島・罪木のみ

◆↓2で桑田っち判定
30以下でぼっこぼこにされる、60以上で競り勝つ

◆↓3で小泉・西園寺判定
50以下なら中央の島に移動完了する

◆5の島・屋台群


葉隠「ようやく着いたべ…」ふぅ

相変わらずふたりとも足の速いこと速いこと。
着いて行くのに必死だった。

霧切「………ねぇ」

葉隠「あ?」

斑井「…これは予想外だったな」

普段は寂しいはずの(見た目が)屋台群には、複数人が群がっていた。
…ありゃ、なんでこんなにいるんだ?



フードの女の子「………うーん、ここにはないよ」

スカート少女「そっかぁ…どこだろう?」

軍服の青年「いいかね、もしかしたら隙間に落ちている可能性もある。満遍なく探すよう心がけたまえ」

特攻服の青年「おう…ったく、無駄にたくさん屋台がありやがるな。何か作ってやがったのか?」

白スーツ「今は無人島だが、かつては観光名所として知られていた……と言ったところだろうな」

フード「じゃあ昔は誰かが住んでたのかな?」

白スーツ「それも推測の域を出ないが」

軍服「だがここまではっきりと、生活の余韻が残されているのだ。以前人がいた事はまず間違いないだろう…」



霧切「………それも随分見知った顔が多いわね」

みんなはどうやら、既に屋台群に鍵がないかどうかを探し始めているところだった。

屋台の数はわりかし多い。
……ざっと見積もっても……30?


霧切「…」かつかつ

軍服「………おお、霧切くんか?」

霧切「ええ。あなたならきっと来ると思っていたわ、石丸君」

軍服「ははは、当たり前じゃあないか」

斑井「…知り合いか」

葉隠「クラスメイトだ」

あ、そっか。斑井っちは初めましてか。

斑井「………そう、か」

石丸「? 連れがいたのかね」

霧切「ええ」

石丸「おお、葉隠くんに…そちらは?」

斑井「………斑井一式、だ」

石丸「ふむ…斑井くんだな」

霧切「鍵を探しているんでしょう?私達も探しに来たの」

何事か思いふける石丸っちに、霧切っちは本題を切り出した。
まぁ、ああなった石丸っちはこう、話聞かんからな。

石丸「おお、それは助かるぞ!さあ、みんなで鍵探しだ!」

霧切「ほら、あなた達も手伝って…」

葉隠「お?あ、ああ、はい…」


◆↓1・↓2・↓3で鍵探しの判定をします
それぞれコンマ40以上で鍵発見!さらにぞろ目(44・99含む)の場合は2つ発見
最大6つの鍵を発見する
当たりかどうかは使用時に判定

◆鍵を探しました
55・13・56…西園寺「このスレはぞろ目の見本市なのかなー?」



◆情報が更新されました

☆全体へのメッセージ
◆【澪田唯吹】のLPが0になりました。中央の島より再出発します。


…あの中央の島にさらに得体の知れない参加者が増えたら大変だな…。

さて、全員の自己紹介もそこそこに俺達は作業に加わった。
ひとりなぜか「十神白夜」を名乗ったのが気にかかるけども突っ込んだら負けらしい。

豚神「区別するために豚神(とんがみ)とでも呼べ」

葉隠「オメーはそれでいいのか、それで」

などとだべりながらも作業再開。
いやしかし、いくら人間がいても有象無象の屋台群から、小さい鍵を見つけるなんて至難の技…


ちゃりん


…でもなかった。
そこかしこに、とにかく鍵が落ちまくっている。
らしい。
らしい、と言うのは、俺自身で見つけた鍵が3本しかなかったからだ。


霧切「…もしかしたら、この中に正解の鍵がない場合もあるわね…」

霧切「ねぇ、提案なのだけれど」


鍵捜しを始めて数分、霧切っちが声を上げる。

霧切「まだ鍵はたくさん落ちているわ。ここは鍵を探す側と、鍵が本物か試す組に別れない?」

葉隠「ほー、そうすりゃ確かにいろいろはかどりそうだけども」

斑井「………ほかに案がないならそれを採用しよう」


◆葉隠はどうする?
1・案に賛成、鍵試す側になる
2・案に賛成、鍵探す側になる
3・案に反対し全員で移動を提案
4・案に反対しその他の案を自由記述

>>404

1

桑田だからね、仕方ないね
◆行動、1


葉隠「ん、分かった。んじゃ俺は今ある鍵を試しに遺跡に行くべ」

霧切「あら、てっきりあなたは残るのかと思ったけれど」

葉隠「なしてそうなる」



豚神「なら俺はこちらに残る。歩くのは痩せている人間がしろ」ふんっ

七海「………じゃあ私は鍵試す側に行くよ。ほかのみんなは?」

大和田「あー…なら俺もオメェと一緒に行く。兄弟、オメェなら整理整頓は得意だろ?」

石丸「ああ、任せてくれ兄弟!」

斑井「………彼らは兄弟なのか?」

葉隠「まぁな」

斑井「なぜ名字が違うんだ」

オメーが思った理由が理由でいいよ!じゃねーや、ふたりは義兄弟なんだよな。
血よりも濃い……絆を結んだ……。


不二咲「じ、じゃあ僕は石丸君の手伝いをするねぇ…」

大和田「そうだな。オメェなら隙間の鍵も拾えるだろ」

不二咲「うぅ……」


◆鍵捜し:石丸・豚神・斑井・不二咲
◆鍵試し:葉隠・七海・霧切・大和田


斑井「人数はちょうどか。これでいいな?」

霧切「………なるほどね」

大和田「鍵を試して全部ダメだったら、俺がもっぺんこっちに取りに来る」

霧切「いえ、それなら後から来てもらう方がいいわ。先に3人で行って…」

大和田「移動中に誰かが来ねーとも限らねーだろうが」

七海「……そっか。エンカウントしたら、今の私達のレベルじゃ足りないもんね。でもレベル上げも大事だよ?」

RPGやってるみてーな言い方してもダメっ。

大和田「とにかく行k左右田「おーい!オメーらぁー!」


霧切「」

左右田「無の顔されたァ!?」

葉隠「………おっせぇよ………」



◆↓1で移動判定
30以下で再び終里、懲りないやつだ。70以上で江ノ島と罪木

◆↓2で他陣営判定、十神
50以上で他陣営どこかに喧嘩を売る

◆↓3で他陣営、澪田
40以上で中央の島から出発。奇数なら遊園地、偶数でライブハウス方面に行く

判定
移動:60→敵との遭遇なし
十神:45→随分おとなしいですね?
澪田:82→「おっ、ライブハウス発見伝ー!?ヒャッハー!汚物は消毒だぁーっ!」と叫んで3の島へ




◆中央の島

あの騒がしさは嘘のようだ。
参加者はどいつも、どこかに行っちまったらしい。
静かになった島の円周をぐるりと回る。

……しかし不便だなぁ。


七海「スーパーダンガンロンパ2だったらボタンひとつですぐ移動出来るのにね」


メタメタしい発言はやめとこうか。


大和田「スーパーダンガンロンパ2?んだそりゃ、なんか面白そうな名前だけどよ」


便乗すんなっての。

……しかしこう、ねぇ。
静かなのが逆に怖い。
本当ならこれでいいはずなのに。

まぁ、このまま穏便に終われればそれでいいんだけど。
俺は。
少なくとも、俺は。

◆2の島


七海「うーんと、遺跡は…」

霧切「ええ、こちらの方にあるみたいね」

ふたりが電子生徒手帳片手に方向を確認して歩き出す。
しかし遺跡だと?
こんな島国に遺跡があるなんて、ロマンだよな。

もしかしてあるんかな?
太古の時代に隠されたオーパーツ!


霧切「ないわよ」

葉隠「………いや、まだ口に出して言ってねぇから」

霧切「やっぱり。変な事を考えていたのね」

葉隠「」

大和田「あぁ?なんの話だ?」


なんて雑談していたら、それは不意に現れた。


◆遺跡


自然の中に隠れるように、埋もれるように、調和するように。
間違いなくジャバウォック遺跡はそこにあった。
インディ・ジョーンズの気分になってくる。
考古学はよく分からんけど、財宝くらいはありそうだ。

霧切「だからなんですぐ金に話をすり替えるの?」

葉隠「いやだからまだ言ってn」

霧切「………」じとり

葉隠「………」


◆↓1、遺跡の鍵判定
80以上で正解の鍵を葉隠が持ってる

◆↓2で他陣営、左右田のバトル判定
左右田「オレさぁ、まだバトルミッション終わってねーんだ、誰かやってくんね?」
30以下で石丸、70以上で豚神、それ以外は斑井なので負け確

◆↓3で他陣営の戦闘判定
50以下は田中・ソニアVS腐川(ジェノ)、51以上で九頭龍・辺古山VS江ノ島・罪木

判定
鍵:79→妖怪イチタリナイ
左右田:37→【左右田和一】のLPがゼロに(ry
戦闘:90→九頭龍陣営VS江ノ島陣営、開始!




じっとりと嫌な視線を背中に感じながら、持ってきた鍵を全部試す事にした。
いかにも遺跡っぽい扉の入り口に、妙に安っぽい鍵穴がある。
…大方この鍵穴は、このゲームのためにささっと作ったんだろうなぁ。



………。

………?

………んん?



葉隠「……これで最後か」

大和田「全部ダメだったっつーのか」

霧切「あのルールの書き方からして、その可能性はあったから仕方ないわ。今左右田君に連絡ーーー」


◆【左右田和一】のLPがゼロになりました



霧切「」いらっ


七海「………あ、ミッションやったんだね、彼らも」

大和田「あ?ミッション……あー、戦えだのどうのってやつか…あれってやんねーとダメなんだろ?」

モノクマ「まぁやって欲しいけど、ボクが作ったルールじゃないからやんなくてもいいよ?」

霧切「そう……それだと左右田君はやられ損だけどそれでいいのかしら………」

モノクマ「その方が面白いしよくない?」

葉隠「おい待てモノクマいつからいた」

モノクマ「ん?」

モノクマ「葉隠クンが太古のオーパーツがあるかもしれないって考えてた辺りから」

葉隠「え?何この島、エスパー増えるの?」

モノクマ「それはともかく、そのミッションをやるついでに次のミッション発表したいんだけどいい?」

霧切「どうしたの?モノクマ、そんなにあせって」

モノクマ「ボクはね!君達を!絶望させるつもりだったの!それなのに仲良しこよししちゃってさぁ!」

モノクマ「だからね、次こそはクリア出来る人数が制限されてる事をやるつもりだから!だから!」

葉隠「でも最初のミッション時点で、ミッション全クリの可能性は俺とセレスっちにしかねーべ?」

モノクマ「………」


モノクマ「………」いらっ




左右田「………、………!」だっしゅ



霧切「あら?左右田君?」

葉隠「もしかすっと左右田っち、鍵持って来てくれたとか?」

大和田「あー、そのためにやられたってのかよ」

七海「って言うかミッションの話、ほんと?」

モノクマ「………」いらっ

葉隠「やいやいモノクマ、さっさと次のミッション言えよ」


モノクマ「>>421

葉隠「………は?」


◆↓1で江ノ島判定
20~60の間で勝利、くずぺこは散った
それ以外は撤退。ゾロ目の時は敗北するが、44・99の時はくずぺこのコアごと殺る

◆↓2で?????判定
40以下で動き出す

安価下
一定時間内に誰かと二人三脚しないとコア破損…とかどうだろう?
テルテルいないし最低一人は脱落するよね

二人三脚は面倒だし 『はい、二人組つくってー』っでいいんじゃない?
テルテルいないから一人は絶対脱落するし...

絶望的にはコア破壊は欲しいところだな
電子手帳から名簿で一人選択して一番票を集めた人物のコアを問答無用で破壊とかは?
学級裁判っぽいし猶予時間も投票後もギスギスしそうで妹様得

>>423

>>424
で投票
↓3票入ったやつ実行

仮に>>424になった場合って破壊判定はやっぱコンマ?
その場合00だと妹様とかになったりするんだろうか・・・

>>426
それだ

………とは言えもし葉隠になっちゃったら一発終了だしなぁ………
まぁそれはそれで絶望的でいいよね(マジキチスマイル)

再開しまーす

オーディエンスおっけー?
424で行くよー

モノクマ「投票します」

葉隠「………なん、だと………」



ミッション【クビツリ投票】
これから参加者には、1人につき3票まで投票権利が与えられる
各自、電子生徒手帳のメニューより参加者を3名決めて投票をする
ただし全ての票は別の参加者に振らねばならず、また自分に投票する事も出来ない
投票権を放棄する事は出来ず、タイムアップまで投票されなかった場合はランダムで投票される
最も票を集めた参加者は、開票後ゲームオーバーとなり、復帰は出来ない


モノクマ「うぷ、うぷぷ……」


霧切「何よ、この…ルール……!」

モノクマ「ぷぎゃー!」


3票…入れないといけない?

それって、よぉ……。


モノクマ「多分最初の1票は決め打ちで、あるいは強いて言うならで入れるよね!」

モノクマ「次の1票もきっと同じような感じで入れると思うんだ……」

でもさぁ、
最後の1票でもし、入れられたら?


モノクマ「誰も選べなくて、まぁこいつならいいかと、消去法で入れられてたら?そしてそのせいで自分がゲームオーバーになったら?」

モノクマ「うぷぷ!もちろん終了後も開票はしません!そんなひどいことしたやつは誰だ!ってみんなで考えてください!」

モノクマ「また、既にゲームオーバーの花村クン以外の全生徒の名前を一時的に開示しまーす!」

モノクマ「オマエラ、お手元の手帳から投票してください!」


モノクマ「………制限時間は、5分間!よーい!」


ご、ごふん!?みじか………


モノクマ「………スタート」

◆それでは運命の投票タイム
今回はこんな感じで脱落します

30以下の奇数→朝日奈
30以下の偶数→ソニア
70以上の奇数→九頭龍
70以上の偶数→西園寺
31~69の間の奇数→苗木
31~69の間の偶数→霧切
ゾロ目44・99→葉隠
ゾロ目00→江ノ島


いいですか?いいですね?
抗議は判定が終わってから聞こう
直下コンマ

◆判定:13→30以下の奇数のため、朝日奈



モノクマ「しゅーりょーーーっ!」ぴぴーっ


はやっ!?

モノクマ「ありゃ、まだ投票終わってない権利がたくさんあるねぇ……ランダムで入れちゃおう。えい」ぽち

モノクマ「………出ました!」



◆情報が更新されました


☆全体へのメッセージ
◆【クビツリ投票】の結果【朝日奈葵】が選ばれました。ゲームオーバーです



………え………、朝日奈…っち…?




そして直後、遠くの方から獣の唸り声のようなものが、海を渡って響き渡った。
………つーか、なんで朝日奈っちが…。


モノクマ「いやー、5分で投票相手が決められないなんて!君達は本当にチキンガイズですね!」ぷんすか

モノクマ「だから最終的にはランダム投票なんかに頼る事になるんですよ!いいですか!?」



◆朝日奈が脱落しました、復帰は出来ません
◆これにより大神が激昂しているようです



左右田「………っはぁ、なんなんだってんだ、いきなり…」


鍵を持った左右田っちがようやくこっちに来た。

左右田「あー……つうか、もうそんなの気にしてる場合じゃねぇだろ……?」

葉隠「………う、ん」

モノクマ「コアを破壊された生徒の事は考えちゃダメ!あんまり考えるようなら記憶消すよ?」

霧切「ひどい事を企むのね、モノクマ…」

モノクマ「とにかくいいかい?君達は君達の手で朝日奈さんを殺したの。そこは理解しておいてよ?」

モノクマ「じゃ、次のミッションの時に会おうね!そこ、がんばって開けてよ?」

どひゅーん



………モノクマがいなくなった………。
辺りには沈黙が漂っている。

…俺達が、朝日奈っちを殺した…。
………そうだよな、そう言っても違いねぇ事を……、俺達は……。
………。


霧切「………いつまでそうしてふさぎこんでいるつもり?」

葉隠「!」

霧切「ほら。…まだこっちのミッションは、終わってないのよ。」

葉隠「………でも」

霧切「こんな卑劣な手段でゲームオーバーさせられた朝日奈さんの仇を討ちなさい、葉隠君」

葉隠「………」


◆↓1で再び鍵判定
70以上で当たりの鍵発見
あんまり時間を食うとさらにミッションを出される可能性も……

◆↓2でオーガ判定
50以下で小泉・西園寺陣営に襲いかかる

◆↓3で????判定
80以上で江ノ島と接触

判定
鍵:79→ブラボー…おお、ブラボー…
大神:39→小泉・西園寺陣営と戦闘
???:59→奇跡も魔法も才能もない



じゃらっ、と左右田っちが腕からいくつもの鍵を落とした。

左右田「っし、これ片っ端から試してこうぜ」

葉隠「またもんのすごい数の鍵だべ…」

大和田「これ兄弟達で拾ったんだろ…よく拾って来れたな……」

霧切「それ以前になんで袋使わないのあなた、よく落とさなかったわね」

左右田「何本か落としたかもしんねェけど……」

七海「それってあれじゃない?その中に正解があったパターンじゃない?」

左右田「やめろよそういうこと言うの!」


俺はおもむろにひとつ鍵を手に取り、鍵穴に刺して回してみた。

………かちゃん。

面白いように鍵が回った。

扉は仰々しい音を立てながら開いた。

そしてその中には、土台がひとつと、
その上に置かれた「へぇボタン」みたいなボタンだった。


大和田「………なんだこりゃ」

七海「へぇボタン?」

霧切「何かしらそれ」

七海「…ああ、知らない?」

大和田「霧切は海外にいた時間がなげーって前に言ってたからな」

葉隠「ああ、それは知らねーわ」


って言うか何人に伝わんの、その話?


ひとりひとり、そのボタンを押して行く。


<へぇ

七海「おおっ」

霧切「!?」


大和田「とりあえず兄弟達にも知らせてやんねーとな」かちかち


◆↓1でセレス弐大判定
30~80の間でこの自体を全て把握しており、へぇボタン押して帰る

◆↓2でオーガ判定
80以上で小泉が消滅(物理)、それ以外は戦闘続行

◆↓3で????陣営判定
40以下で十神に喧嘩売る、ゾロ目で化けの皮剥がれる

流石さくらちゃん強い(確信)

なんでやねん!なんで…やねん…!

判定
セレス:37→知ってました
大神:81→【速報】小泉も脱落
???:81→だらしねぇな




葉隠「んじゃ後は石丸っち達が来るのを待」

たたっ

ぽちっ

<へぇ

セレス「計画通り」

セレス「………です、わ」

霧切「着けていたのね」

セレス「当然じゃありませんの?」

七海「ん?誰、かな」

弐大「やつはセレスじゃあ……ギャンブラーなんじゃと」

セレス「そしてこちらは弐大君…私の忠実な召使ですの」

葉隠「ず、ずりーぞオメー!」ぷんすか

セレス「ズルくはありませんわ。押せればいいのですから」

などと言い合いしていると、鳴った。

そう、電子生徒手帳が。


◆【小泉真昼】のコアが破壊されました。
◆【小泉真昼】が【大神さくら】に負け、ゲームオーバーになりました。再出発はありません。


弐大「………小泉?」

葉隠「やっぱ、まさかとは思うけど」

大和田「さっきの音って………」

セレス「………大神さん、だとでも?」

霧切「彼女ほどの肺活量なら、不可能ではない、けれど……」


弐大「どんなやつなんじゃあ、大神…」

七海「ぜひ会ってみたいところ、だけど…今は遠慮したいよね」

左右田「………だな。」

霧切「…そして、モノクマがいつ新しいミッションを出して来るのか…」


……オーガ。
まさかとは思うけどよ、俺達全員殺るつもりじゃねーよな………?
いやいや、俺は朝日奈っちには入れてねーっての…!

…じゃあ誰に入れたか、なんて言えねーし言わねーし。



◆↓1でさらに大神判定
80以上で西園寺もやられた、ゾロ目なら戦刃が通りかかる

◆↓2で他陣営、石丸達
40以下で終里に絡まれ足止め、80以上で十神に絡まれ足止め

◆↓3でイベント判定
60以上ならさらにミッションが発生する

西園寺:23→逃げ切れ……た?
石丸達:79→十神「」
イベント:36→起こらない




それから数分後。


斑井「無事に鍵を発見出来て何よりだ」ざっ

石丸っち達、鍵を探す組が合流した。
ああ、ちなみにセレスっちと弐大っちは既にこの場を離れている。
こっちの話を聞く気はねーみたいだし。


石丸「これも僕達の努力があったからこそ!そして正解を引き出した君達の運あってこそだ!ありがとう!」

不二咲「ひとりもかけずに残れてよかったけど……朝日奈さん……」ぐすっ

大和田「…仕方がねぇだろ…俺達はそれを選んだんだからよ」

豚神「」←疲れている

石丸「これで僕達の目的は果たしたな!」<へぇ

斑井「………だな。感謝する」<へぇ

葉隠「緊張も喜びもあったもんじゃねーな」

霧切「………」

どした、霧切っち?


霧切「…みんなは、これからどうするのかしら」

石丸「む?なぜだ?」

霧切「ええ………もしかしたら、背後から奇襲を考えている人がいるかもしれないから」

不二咲「え、そ、そんなぁ……」

七海「暗殺はアサシン専用コマンドだよ?霧切さん」

豚神「」<へぇ

葉隠「タイミング!」

霧切「………そうね、裏切りなんて一切出来る根性なさそうな葉隠君」

葉隠「」

霧切「次のミッションが来るまでに、ひとつ……私と同盟を組まないかしら」

え?

霧切「同盟の利点をまだ私達は理解していないわ。プレイヤーに有利ならすべきじゃないかしら」

霧切「それに……破棄できるなら、結んでおいてもまぁいいんじゃない?」


◆葉隠、回答
同盟を結ぶ?結ばない?
>>462

◆また直下コンマで他陣営判定
60以上で終里がどっかしらに殴り込み

結ぶ

◆終里の出番もない


葉隠「………ん、オメーの言うとおりだな。デメリットねーんなら組んどくか」

霧切「ありがとう」ふふっ

◆葉隠と霧切が同盟を結びました


◆同盟のメリット
LPを分け会える
お互いの情報が常に閲覧出来る

◆基本的にデメリットはありません
基本的にはね、うぷぷ。


霧切「同盟を結んだ事って、こうして全体メッセージで出てしまうのね」

葉隠「らしいなぁ、強いて言えばそこがデメリットか?」

斑井「とりあえずお前達の実験は終わったな?」

霧切「……さてと。次のミッションを待ってもいいけれど……」

石丸「時間がもったいないのであればどこか、別な場所にでもいくかね?」

大和田「俺は兄弟や不二咲と一緒に行くけどよ」

七海「私は不二咲君と一緒に行く、かな?」


◆これからどうしよう?
>>467

連絡先交換してからボール探し

葉隠「んじゃあれだな。モノクロボール捜しに行くか?」

霧切「そうね」

葉隠「よーし!そうと決まれば!行くぞ!どこか分からんけどな!」

葉隠「と、その前に」

石丸「む?」

斑井「まだ何かやる事があったか?」

葉隠「おう、連絡先の交換を、と思って」

霧切「……そう、ね。モノクロボールが見つかった時に、それぞれ連絡する事にしましょう」

大和田「………おう」


………あれ?
そう言えば、もしモノクロボールを見つけたら連絡すんのはいいけど……、
誰がそれ全部持って優勝すんだ?


◆この場にいるメンバーと連絡先を交換しました

霧切「……これで全員分ね」

葉隠「ん、よし!」

不二咲「これで何かあったらすぐ連絡出来るねぇ!」

斑井「何かあればすぐ言え、駆けつけてやる……事もない」

葉隠「っし、霧切っち…一緒に行くべ?」

霧切「離れてもいいのだけれど、ほら……常に連絡はいつでも出来るし」

葉隠「ああ、そうだなぁ……まぁ、まずは一緒に行かねーか?」

◆これから霧切と一緒に行動します

葉隠「あれ、斑井っちは?」

斑井「邪魔でないなら共に行こう」

霧切「邪魔になるはずがないわよ。少なくとも葉隠君よりは」

ひでぇーっ!あんまりだぁーっ!


◆さて、どこにいく?
>>472
また、コンマが50以上で十神と遭遇。そろそら出してあげよう

空港

ヒナクラにスルーされ石丸達に接触し損ない…
葉隠と対照的にとことんコンマに愛されないな…

◆場所→空港
十神の出番ねーから!



葉隠「ここが2の島だよ、な……うーん」


せっかくホテルを拠点にしてるんだ。
ここは一旦ホテルに戻るってのはありなんじゃないだろうか。

俺はホテル付近のマップを見る。
……空港、なんてどうだ?


霧切「そう、ね。ホテルに戻る選択肢はあるわ」

斑井「なるほど。モノクロボールを発見し次第ホテルに持って行けばいいのか」

葉隠「ホテルなら取られないように出来るだろ?」

霧切「ふふっ、そうね。……誰がホテルに残るかも大事になってくるけれど」

葉隠「ひとりで抜け駆けしてボール持ってくようなやつがいないようにしねーとなぁ」

霧切(あなたが一番やりそうなのだけれど)

葉隠(って思われてそう)

◆そして1の島・ジャバウォック空港


葉隠「と言うわけで急いで来たけど」

霧切「……空港には空港らしく、飛行機があるのね」

斑井「だが……あれはここから見ても完全にハリボテだぞ」

葉隠「なん……だと……」

霧切「なら、私達はどうやってここへ来たのかしらね」

葉隠「……んー、飛行機?」

霧切「私達が乗ってきた飛行機がここにない事は確かね」

斑井「なぜないのかは疑問だが」

葉隠「とにかく、ここにモノクロボールがないかどうか…捜してみねーか?」

霧切「そうしましょうか」

斑井「そうだな。まずはやって見てから考えてみよう」

何事も行動しなければ次には進まない。
そうだよな!


◆んじゃ、空港での判定行っとくぞ!直下コンマ!
60以上の時にモノクロボールはっけーん!


◆↓2で???さんの判定
70以下なら次のターゲットが……

◆すげーなおい

モノクロボール発見!
なおカムクラの出番はない模様


葉隠「むー……」


!!


葉隠「椅子の下に落ちてると出たべ!俺の占いは3割当たる!」

斑井「あったぞー」がこんっ

葉隠「」

霧切「まずはひとつ、ね」


◆モノクロボールを手に入れた!
小木さーん!やったよー!!


葉隠「じゃあ……これどうすっかなぁ……」

◆モノクロボールを手に入れたけど、どうしましょう?
ホテルに持って帰る?自分で持っておく?
◆大きさは野球のボールサイズ
◆持ち運びはカンタンです
>>484


◆↓2は江ノ島判定
60以上でモノクロボール3コめゲット

霧切さんは早めにコア破壊して排除したいところだな

安価下でいいね

◆モノクロボールは自分で持っておこう
江ノ島:64→ボール3つめ
残りのボールは3つ


葉隠「ま、こんくらいの大きさなら自分でも持ってけそうだし……持っておくべ!」

霧切「あら、そう?」

斑井「だがその方が分かりやすくていい。お前を優先的に守ればいいんだからな」

霧切「私は守ってくれないのかしら」

斑井「いや、そうじゃなくて…」


モノクマ『あー、あー!』

モノクマ『みなさん、聞こえてますかー?』

モノクマ『これまでの経過を発表するよー!』

◆ゲームオーバー
花村/小泉

◆モノクロボール所持
江ノ島→3つ
葉隠→1つ
残りは3つ

◆そのほか
大神→現在暴走中
日向→ん?なんか変な動きしてる?
戦刃→ダイナーで飯食ってる

◆現在
あれあれ?葉隠クン頑張っちゃってるじゃん。
まぁほら、江ノ島盾子ちゃんが最強なのは当然だし?


もうすぐクライマックスだしさ、
異能ばりっばり使って戦っちゃいなよ!
そのためにもミッションばんばん出すからさ!


……じゃあ、次のミッション行っとく?
ミッション内容:>>492

連絡先を交換した人から一人選んでコア破壊

人によって内容違うのってあり?
ありなら
大神:参加者10名を討伐
それ以外:大神を討伐

面白そうだから>>491

どっちに転んでも絶望やなこれ

>>492しまちゅ

大量脱落もしくは最大戦力脱落か…胸熱

モノクマ『じゃっじゃーん!』


◆ミッション【鬼退治!】
ただいまより、プレイヤー全員に対し【大神さくら】の討伐令を発令する
プレイヤーは【大神さくら】を討伐する事がクリア条件となる
討伐とは【コアの破壊】である
【大神さくら】の討伐時に同じ戦闘フィールドにいる全員をミッションクリアとみなす
(同じ戦闘フィールドとは、大神さくらと対面出来る距離である。同一の島と言う意味ではない)
また、【大神さくら】は中央の島・ジャバウォック公園にいる
発見したプレイヤーを見境なく攻撃し、粉砕する。真正面から攻撃を受ければまずコアごと砕かれ助からないだろう
このミッションは【大神さくらの討伐】もしくは【大神さくらが10人のプレイヤーを破壊する】まで続く


モノクマ『じゃ、がんばってね?』

見境なしとか余程朝日奈脱落がこたえたんだろうな…
さくらちゃんを失った時の朝日奈を見ているようだ

……は?

なんかむちゃくちゃなのが始まったぞおい。
つか、オーガと真正面から戦えってか……?
無理だろう!
無謀だろう?!
いくら異能がどうこうってったって!


霧切「……」

葉隠「…他のプレイヤーがもし向かったら、そいつは死ぬかもしれん」

葉隠「お、俺は……そんなの、怖……」

霧切「そうね、確かに怖いわ」

葉隠「!」

霧切「……でも、今のあなたは……積極的に動こうとしてるんじゃないの?」

葉隠「……それ、は……」


びびーっ

電子生徒手帳が鳴る。
……メールだ。

差出人は石丸っち。
「今のを見たかね!?大神くんと戦うのはいささか気が進まないが…君はどうする?」
…だって。

いつもの俺ならきっと投げてる、逃げてる。
でも、今日は……。

葉隠「……」


霧切「……ふぅ、私は行くわよ?葉隠君」

葉隠「あ、いや、待っ」

霧切「いいの?私があなたの目の届かないところで、同盟解消なんてなってしまっても」

葉隠「……うう……」

斑井「行こう葉隠。……そういう雰囲気じゃないのか」

葉隠「……でもよぉ、俺も」

斑井「力づくでいいか?霧切」

霧切「いいわよ。どうせ、こうなるって思っていたし」

がしっ

葉隠「へ」

斑井「俺達と一緒に来たのが運の尽きだな、葉隠」

えええええ!?せ、選択肢は?!慈悲はぁぁぁぁ!?



◆↓1で鬼退治判定
~30で石丸・大和田・不二咲がいる
31~50で九頭龍・辺古山も
51~70でさらにセレス・弐大も
71~なら桑田・澪田もいる
またコンマには関係なく左右田が既にいる

◆↓2で江ノ島判定
70以上でモノクロボール発見、いよいよ独走?

◆↓3で他陣営判定
40以上なら十神・腐川が遅れて来る

鬼退治:74→フルメンバーやないかーい!
江ノ島:95→4つめ、独走やないかーい!
十神:69→ようやくやけどなんか……なんかコンマ!



◆中央の島・ジャバウォック公園


桑田「おせーぞオメーら!」

そこには既に、あのメッセージを受けてプレイヤーが多く集まっていた。
いや、はえーなおい。

「うっひょー、あれが鬼さんっすか?唯吹、気になります!」

セレス「また集まってしまいましたわね」

「ちっ、何人残れるか……それが問題だな」

弐大「じゃのう…ありゃあ……」


俺達は公園にいる、それを見た。


『……お主らが……朝日奈に、悪意を……!悪意を持って、投票などするから……!!』



ありゃ、鬼だ。
俺も初めて見た。
あれは本物の、鬼だ。


霧切「……ふう、あれじゃあ【密室書庫】も使えなさそうね」

葉隠「ん、密室、書庫?」

霧切「私の異能よ…」

斑井「俺の【過保護】もあまり効き目がなさそうだな。あれは異能ではなく、本人の努力で生み出されたものだから」

葉隠「……つーか、もう、どうしよう?」

◆異能安価

今出てないメンバーの異能安価
もしも「ああもうめんどくせ、1が決めて」って時はそんな感じの事書いてください
それ以外は能力がどんなのか教えてください

まずは
左右田>>508

澪田>>510

美少女戦闘ロボ(ソニア似)を出して戦わせる

相手の部位を分解する

演奏し続ける間対象一名の移動速度を飛躍的に上昇させる

澪田近すぎたか!…だが安価は絶対、絶対なんだ……





左右田「…ちっ、【セラミックガール】!」

ぱにゅんっ

SG「Deathワ」

葉隠「」ぶふーっ

左右田「美しいソニアさんくりそつな【セラミックガール】…何回でも出せっけど、常に1体だけしか出せねェ」

左右田「ソニアさんを戦わせんのは気が引けるけどよォ……あいつを倒すためなら仕方ねーよなぁ…!?」

葉隠「つーかオメーそんなん持ってたん」

セレス「あの状態の大神さんに【悪ノ召使】が効くかどうか…」

澪田「はいはい!んならこの澪田唯吹の異能使うっす!バラバラにしてやるっすよ!」

霧切「……私達は足手まといにならないように、離れるわ」

斑井「弱点を探る!だから死ぬなよ葉隠」

葉隠「待ったなんか俺死ぬ気がしてきたっ!?」


◆と言うわけで戦闘開始

◆↓1で葉隠のコマンド決定
攻撃、防御など自由に、ただし逃走は許されない
成否判定はこのレスとコンマを見比べ合い行う

◆続けて異能判定
同じく1が決めていい時はそう書いてもらえたら勝手に決めます
大和田>>516
石丸>>519
不二咲>>522

防御

清聴したまえと叫んだらその声を聞いた人は一度止まる

石丸で「教育的指導」
一定空間を不可視障壁で内外に分断しバトルフィールドを展開する

問題や課題の答えを選択する際、正解するものを選ぶことができる
本人の心身が追い詰められているほど確率が上昇する
逆に平常時や余裕がある時はまったく効果がない

連投や連取りになるなら安価下

大和田さんは安価下にします、が……強いなオイ
で、522のIDの方を大和田で採用するので
不二咲は自動的に安価下にします


分かりにくくてすまんDeathわ

葉隠「っしゃ、こうなったらもう一か八か!」

俺はいよいよ腹を括って、オーガの方に走っていく!

『ぬぅぅぅぅ……!!』


石丸「やはりか大神くん、君は葉隠くんを敵だと……ならば仕方が無い!」

石丸「大神くん!『静聴せよ!』」

『!?』ぴたぁ

葉隠「ぬうぁああ!?」どげっ


……け、蹴っちまったけど大丈夫か!?


葉隠「つか、なんで今止まって……」ずざざー

石丸「僕だ……【鎮静剤】と言うらしいが、僕の声を聞くと一瞬、体が止まるようになっている」

石丸「ピンポイントに使えるとは思っていなかった、が」

葉隠「……霧切っち!」

霧切「待って、今作戦を練ってる」


◆異能安価
九頭龍>>529
辺古山>>532

コマンドと一緒にやったからこちゃっとなりましてすいませんでした

かそっく

1が決めていい

ペコで

自分を標的として放たれた攻撃に対しヒットする直前でどこからともなく現れた丸太と入れ替わる
同盟を結んでいる相手が居た場合同盟相手に向けられた攻撃に対しては
丸太は呼べないが自分と場所を入れ替え身代わりなる事は可能

じゃけん九頭龍はこっちで決めましょうね~
ご協力誠にありがとうございました



霧切「……みんなの異能が分かれば、そこから作戦を作る事は可能よ」

弐大「ワシのは【声を固める】技じゃあ、お前さんも前に見たじゃろ」

霧切「セレスさんが【召使にする】……石丸君が【止められる】、左右田君が【ロボットを出す】」

不二咲「僕のは【スローモ】……時間を減速させる、って言えばいいのかな…」

霧切「なるほどね……そっちは」

九頭龍「つーかまだ名前も言ってねぇだろ」

桑田「っせーな、それどころじゃねーし!」

辺古山「こちらが九頭龍坊ちゃんで、私が辺古山ペコだ」

斑井「……そうか」

葉隠「そうか、じゃねーよぉお!?」

九頭龍「オレのは【極刑】……身体能力の向上と、武器使いが上手くなる」

辺古山「が、使えば使うほど若返る。正直、使うタイミングを見誤ると死ぬ」

九頭龍「やめろバカ!」

辺古山「もう数センチも身長が縮んでおります、坊ちゃん」

九頭龍「」

辺古山「……そして私のが【かわりになってよ】……身代わりの異能」



澪田「レオンちゃんのって【わんぱく野球バカ】っすよね?」

桑田「うるせぇ」

葉隠「うーん……俺のはランダムだからどうしようもねーよなぁ」

斑井「俺はただ異能を防ぐだけ。何度も言うが、このままじゃ手助けにもならん」


『いつまで話している……!?』


ごごごご……

葉隠「……ひっ」

『今度は……我が行くぞ……』


猛烈な速度で、彼女はやってきた。
自殺志願者がホームに飛び込むような速度で。


◆コマンド?
葉隠>>536
霧切>>539
また葉隠は異能使用可能。ただし即死系は無効。
霧切は自身の行動と別に、他人へ指示をだす事が可能。
また↓1と↓2のコンマで他参加者(霧切の指示出し以外の参加者)の成否判定もする

さくらちゃんのスカートをめくる

お腹が張って痛い

あ、コンマ判定特殊て……

葉隠の安価、及び仲間安価の再判定

↓1で葉隠→ギャルのパンティを見よう(?)
60以上→大ぶりな大神の攻撃はお見通しだべ
それ以外→阻まれた
44・99→殴られた!?し、しぬ……


命令のない仲間達の成否はこのレスと↓2のコンマを見比べる

>>540が葉隠判定ならこのスレ終わってた
オーガのコンマ:22クリティカル、その後44ファンブル
結果クリティカル帳消し

霧切の指示:81→スムーズに伝わる
葉隠:68→オーガのパンツはいいパンツ
他の仲間:92→連携取れてる



全員が全員、オーガの乱暴な攻撃をなんとかギリギリでかわしている。

『うおおおおおお!!』

葉隠「マジかオーガっ!?容赦ねーべ!?」

霧切「……石丸君!合図したら、さっきみたいに大神さんを止めて!」

石丸「何!?」

霧切「弐大君と左右田君…あと九頭龍君、あなた達で全力の一撃を繰り出してほしいの」

九頭龍「……なるほどな、一撃で仕留めるのか」

大和田「殴るだけなら俺達でも出来るぜ」

不二咲「み、みんな気をつけて……!」

澪田「最後は唯吹が決めるっすから!」

葉隠「なんでそうなんだよぉ?!」

『おおおおおおお!!』

霧切「……今っ!」

石丸「大神くんっ!」


『静聴せよ!!』

大神「ぐ、おおお…!?」びたぁ

九頭龍「……行くぜ、【極刑】」ギュルッ

左右田「っしゃあ!【セラミックガール】っ!!」

弐大「……」すぅぅぅ


大神「く、ううおおおおおお!?」


SG「!」ぶんっ

九頭龍「おらぁぁぁぁ!」

弐大「……クソじゃあああああああ!」


ごうっ!


凄まじい熱量と風を纏って、それぞれの攻撃はオーガへと向かった。
最初にそこに着いたのは九頭龍っちだった、らしい。
オーガの大きな顎を跳ね上げるように蹴った。
が、すぐさま離脱する。

その直後に【セラミックガール】が腹に連打、上段を撃ち抜くように弐大っちの声砲が飛んで当たった。

かいくぐるように俺はオーガのスカートをめくった。
精神的攻撃も必要だろう?


大神「お、おお、おおおお!!」


が、相手は地上最強だ。


霧切「……LPは減ってるはずっ!なのになんで…」


唐突にオーガが動き出す……!


不二咲「……だめっ!」

大神「!!!」ぐぅぅっ

オーガの動きが遅くなった?
ち、がう、これは……もしかして……


不二咲「ミンナガオソクナッタンダヨ」


何?聞き取りづら……


不二咲「オソクナッテナイノハボクトマダライサンダケ」


どごぉっ!


大神「う、ぐ……!?」


そして時は元に戻る。
鬼退治は順調、のはずだ。
今までは。


大神「お主ら……まだ分かっていないようだな……」

大神「お主らが!まともにあの時投票に取り組んでいれば!」

大神「朝日奈は泣かずに済んだのだ!」

大神「誰だ!誰が朝日奈を陥れた!?」

大神「うおおおおおお!!」


……えっ、まさかと思うけど、攻撃、し……!


◆大神は真空波を生み出した……!?

◆↓1で葉隠、↓2で霧切、↓3で斑井、↓4で仲間達の回避判定
このレスとコンマを見比べ合い、30以上上回っていれば無傷で回避。下回ると余計に負傷
通常ダメージでLPマイナス3

大神:15

葉隠:33クリティカル→無傷回避
霧切:02→差分-13、追加でダメージ
斑井:90→余裕以外何もない
仲間:59→らくらく回避



大振りの腕から放たれた真空波は、実に俺達は見事にかわした。


霧切「っぐ……!?」


……ただひとりを除いては。

手帳確認すると、霧切っちのLPが一発で4まで減らされていた。
残ったのが奇跡なのか?あるいは……?

霧切「……はぁ、はぁっ……」

葉隠「き、りぎ」

霧切「大丈夫よ……」

葉隠「……でも!」

霧切「私なら……はぁ、はぁっ……」

桑田「俺らも【セラミックガール】と【スローモ】なかったらイってたぜ…」

澪田「もう少し近づけたら【解体ショー】が使えるっすけど…間合いが詰められないし……」


……同盟を結んだ今の俺なら、霧切っちにLPを分ける事も出来る。
今じゃなくて、死にかけたそのタイミングで渡すってのもありだな。
霧切っちは今、体勢を立て直すのに必死だしな。


大神「うおおおお!お主らあああああ!!」

葉隠「霧切っち!」


ふらつく霧切っちが危ない。
俺は……


◆コマンド?
葉隠>>560
斑井>>562
仲間達>>564
それぞれレスとこのレスのコンマを比べ会う
上回れば上回るほどダメージを与え、下回れば回るほどダメージを受ける
なお異能を使う場合、葉隠の時は何が起きるかも併記。即死系や戦闘終了ものは不可

おやすみだべ

霧切さんを囮にして逃走

霧切をかばう

霧切さんに意識が向いている隙に攻撃を試みる

おはようございます(腹痛)

※撤退は許されない、すればヤられる
よって安価下でいいね?

来るっ……!


霧切「……私は、いいから……逃げて」

葉隠「でも」

霧切「いい、から」

葉隠「……」

俺ってなんてこう、こう言う時に使えないのか。

葉隠「……うおおおおあああああ!」

ダッシュした。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



葉隠は走って逃げて行く……?

大神「逃げるか!お主…お主はあああ!」

霧切「待ちなさい、あなたの相手は……」

大神「小賢しいっ!」

がきゅっ

大神「……!?」

斑井「ただ力任せの攻撃なら俺にでも軌道を反らせるぞ、大神」

大神「な、に……!」

そしてそこに、九頭龍。


九頭龍「おせぇぞボケが」


しかし、どう見てもその姿は幼くなっている。
【極刑】を課すための罰…自らの年齢が若返るのだ。

やがて使い果たせば、姿が消えてなくなるだろう。


九頭龍「だが!テメェにぶちかますには!ちょうどいいハンデだ!!」

大神「おおおおっ!」

石丸「……っ!『静聴せよっ!』」

大神「効かぬ聞かぬ利かぬっ!」

鬼は動かないはずの体を無理やりひねっていた。
ぶちぶち、と空間と肉の避ける音が生々しく響く。

石丸「な、バカなっ……!?」

セレス「……弐大さん!」

弐大「ぐ、う!セレスっ、お前さん、無理やりワシを…」

セレスの【悪ノ召使】は、自身の忠実な召使を作る能力である。
中空に浮き、今まさに大神の一撃を受けかけた九頭龍を……セレスは己の異能にて、弐大を使役し守った。
弐大が大神と組み合っている。当然、リミッターの外れた大神がはるかに力が上回ったのだが、その瞬間攻撃のなかっただけで十分だ。

続けて、そこに九頭龍のかかと落としが炸裂する。

大神「が、あああああ!!」

辺古山「弐大っ!」ひゅん

続けて辺古山の異能が、弐大と辺古山の位置を入れ替えた。
組みあった形から、するりと辺古山が逃げ出す。

大神「お主らは……ひとり残らず!粉砕!!するっ!!」


その眼前に


左右田「いっけぇぇぇぇ!!」


美少女ロボットが飛んできた。

大神「おおおおお!!」

ばごぉぉっ

SG「……で、すわ……」しゅうう

左右田「ソニアさーん!!」

斑井「の偽物だろうが」





次の瞬間、大神の背後に澪田がいた。



大神「……!!!」



◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



よかった。
俺から気を逸らしてもらえて、本当によかった。

あの後俺は、アンカーの力を借り、
絶好のタイミングで、澪田っちをオーガの背後に送り込ませる事に成功した。


澪田「ここなら……ここならっ!完璧っす、康比呂ちゃん!!」


澪田「行くっすよ!【解体ショー】!」



◆鬼退治判定、直下
60以上で【解体ショー】がヒット、オーガの右腕を解体。ただし澪田が多少負傷する
ゾロ目なら無傷生還で解体
それ以下は避けられる。澪田負傷
ゾロ44・99は一発退場


◆そして十神判定↓2
奇数で登場、澪田が負傷の判定の時にダメージ軽減
一発退場時は……?

澪田:40→か、かわされ…
十神:63→ようやく着いた



澪田「行くっすよ!【解体ショー】!」

あのアホ!
声上げたらバレるって……

大神「」ぐるんぬ

澪田「あ」

あ、じゃねぇぇぇぇ!!

猛烈な速度の拳が迫る!
これは……もう、やってもうた……!



「…派手にやっているようだが」



……聞き覚えのある声が、そこに凛と響いた。


「だが、無駄だな。俺には…」

澪田「び、白夜ちゃ……?」

どんっ。


大神「ちいっ、外したかっ!?」


いや、当たってる。
拳圧が……まるでそれ自体が武器なんじゃねーと思わせるほどの拳圧が、澪田っちに当たってる。
2ほどLPは削られてるらしい。

さっきより、マシか。


「おい」

「まさか俺なしでこの大神に勝つつもりか?」

「そ、そうよ……あんた達、白夜様なしで勝とうなんて無駄、無駄無駄無駄……!」


そこには、見覚えのある金髪とメガネが。


葉隠「十神っち……腐川っち!オメーら来てくれたんか!」


十神「ふん、お前がモノクロボールとやらを持っているらしいからな。奪いに来たんだよ」

ひ、ひでぇ。

十神「だが、それにもこの大神をまずなんとかしなければならんか…」

腐川「び、白夜様には手を出させない……!」

十神「失せろ腐川、俺の前で死なれても面倒だ」


◆異能、安価
十神>>582
腐川>>585

重力を操る 

書いた事を現実に

いよいよ中二っぽくなってきた


十神「とりあえず距離を取るか。お前、捕まれ……『飛ぶ』ぞ」

澪田「は?」

腐川「ああん、白夜様に抱きつかれるなんて最低っ!この女ァ……」

とんっ、と床を蹴った瞬間、十神っちは大きく高く……ま、舞い上がった!?


十神「【重力無重力】」

大神「ぬぐううぅぅ!?」

宙に舞う(?)十神っちには拳圧も当たっていないらしい。


腐川「……白夜様ぁ」

十神「腐川、これをなんとかしろ」

なんとかしろとはまたざっくりとしたオファーだ。

が。

腐川「は、はいぃぃ!!」かきかき

大神「ぬうぅぅぅ!」

オーガが腐川っちに迫る、が

辺古山「そうはさせん」

斑井「何が起きるかは分からんが、賭けてみるか」

がしぃっ!

ふたりがかりでオーガ止めてる!?


◆腐川ちゃっちゃちゃーんす
↓1~3までのコンマの合計が120以上で優位、150以上で撃破まで
届かなかった場合はその場の全員にLP3のダメージ

判定:64+56+10=130
結果:優位だぬ


腐川「い、行きなさい…【ライナーノート】…」かきかき

腐川「ふ、ふふ、ふ、白夜様に害を成す鬼には…『雷でも落ちればいい』のよ!」

鬼に雷とは、洒落てんなぁ。
途端、雲がオーガの上空をもくもくと漂って…

ぴしゃん!

大神「…………!!?」

光と熱とあと何か色々にオーガが包まれた!




腐川「いくらなんでも、あ、あんたが人である限り…これには敵わないはずよ……」

弐大「こりゃあ……」

九頭龍「さすがに鬼でも……」

澪田「……フラグっすよみんな」



やったか!?の時は大体やってない。
そして、この場合もまた。



大神「……!」


オーガは自分の足で立っていた……。
いやいや、マジで?



モノクマ「いやそう簡単にやらせるわけないじゃん、何人対1人だと思ってんの?」

しかしオーガの全身はボロボロだ。肩で息をしている……。

モノクマ「んー、とは言えそろそろ限界っぽいね。教えといてあげるけど、大神さんの異能は【リフレイン】って言うから!」


ほぇ?
リフレイン?


十神「……ちっ」

セレス「事実なら厄介、ですわよ」

霧切「それでも私達は戦いを辞めるわけにはいかない」

左右田「つーか有利なのは変わってーんだろ?こっからあとは押し込むだけだって」

葉隠「なんだけど……」


嫌な予感がする。
このまま誰も脱落せずに終われるのか?


大神「我は、我はっ……!」



◆↓1で葉隠、↓2で斑井、↓3で仲間達の判定とコマンド
葉隠が異能使用の場合は何が起きるかも併記
↓3の仲間の場合、行動させたい人物を最大3人まで、行動と共に記入
それぞれのコンマとこのレスのコンマを見比べる

葉隠死んだか……と思ったら行動書いてなかった。ただしファンブルなのでこうなる


大神:69→【リフレイン】発動

葉隠:44ファンブル→やばい
斑井:97→差分28、ほぼ完璧にガード
腐川:87→差分18、足止めくらいにはなりそう


大神「おおおおおお……!」

また衝撃波かっ!?
ちょ、やべぇやべぇ、避けないt

斑井「……葉隠!?転んでる場合か!」

葉隠「ーーーっ」

十神「腐川!」

腐川「そ、それはさせない……」さっかきかき

腐川「あんたはっ……!」

大神「おおおおお!」

腐川「『あんたは今後、一切の行動を不可にするっ』!」カッ

大神「!」


けれどオーガが止まったところで。

引き金が引かれたピストルを壊しても、弾が止まらないように、
無情にも衝撃波は俺達へと到達していた。


斑井「っ……おおおおっ!?」

霧切「けど威力は充分すぎるくらい落ちてるわ!」

左右田「霧切ぃ!【セラミックガール】っ!」

SG「ですわ!」がぎぎっ

霧切「!」



弐大「じゃから人使いが荒いとあれほど…ふぅ」

セレス「あら?その割にはLPが大して低下していませんわよ?」

弐大「異能使って威力相殺してるんじゃあ」

セレス「ええ、あなたでなければ反応出来ないほどの速度で……ね」



十神「ち、もう一度飛ぶ」とんっ

澪田「こんなのはじめてっす!」

十神「俺もだ」

澪田「新曲書けそうっすね!『ボクの背中には羽根があるかもしれない』!」

十神「ギリギリすぎるぞ」


石丸「くっ、これはーーー」

大和田「テメェらはオレの後ろにいやがれ!」

石丸「……兄弟!」

不二咲「そんなの、そんなのダメだよぉ……!」

大和田「最悪、オレの傷はあいつに押しつけりゃいいじゃねーか…」

不二咲「……っ!」


辺古山「坊ちゃん……ペコがお守りします……!」

九頭龍「ぼ、ボケがっ!それでテメェが傷ついてちゃ世話ねぇ…」

辺古山「あなたの異能を使い続けるにはもう限界です…なればペコが、あなたの盾になりましょう」




桑田「って俺には何もなしかよぉぉ!?アホアホアホ!!」




◆判定、やっとく?直下コンマ
30以下→腐川が負傷、能力は継続
70以上→なんとか全員かわせたものの、かすり傷
31~69の間の奇数→桑田さんが遂に円環に
31~69の間の偶然→正ヒロイン霧切さんに悲劇
ゾロ目→全員攻撃をかわすがリフレイン発動、さらに連続判定
44・99→斑井のザル警備で葉隠さんが

あっなんだこの誤字

……そうだね、偶然なら仕方が無い



モノクマ「そんなわけねーだろ」

モノクマ「え?1が誤字ったから再判定させろ?いいよ?」

モノクマ「いいけど鬼コンマ表作るよ?(いろんな意味で)」

モノクマ「……それでもいいの?葉隠クンが円環の理に導かれてもいいの?」きょとーん


1・そうだ、あれは誤字だった。仕方ない、さらば霧切さん。
2・なんで女なんだよ!葉隠なんていらないんや!再判定!
3・十神でいいじゃん(ダメです)
4・ここで葉隠さんはさらにいい案を思いつく

モノクマ「で、どうするの?」

↓はい多数決、3票くらい最初に入ったの実行

1把握
再開は夜遅いかも

寝る前に1レスくらいだけ





葉隠「っぉおおおお!?」


弱まった衝撃波は、何とか俺達でも防ぎ切れた。
さすがだ。

斑井っちの防御も完璧に間に合った、らしい。
それでもLPが削れたらしいが。
幸いにも、大怪我をしたやつがどこにもいなかった。


葉隠「オーガ!オメーがいくら強くても…」

だからこそ。

葉隠「俺達の力には勝てねーんだべ!」


【リフレイン】。
全く相反するふたつの意味を持った言葉。


大神「……く、くく、くくく……」

葉隠「……?」


その時、風が吹いた。


……ぉおっ!

葉隠「え」

何もない空間に、衝撃波が再び生まれた。
これ、は、まさか……

霧切「……っ、間に合、わ……」



◆おまけで判定
直下コンマが80以上だと葉隠のヘルプが間に合って霧切救出
そろそろ終わる予定、おやすみさん

オハヨウゴザイマス(ポケテレ)
今日いいところまで行けたらいいなと思いながらやります!よろしくお願いします!

判定:20






リフレイン…「我慢する、やめる」と言う意味と、「繰り返す」と言う意味の、
相反するふたつの意味を持った単語。






人の体が砕ける、と言うのは、まぁ言い過ぎだと思っていた。

たとえ話、比喩だと思っていた。
まさか直喩の方かよ。
…凄まじい風圧が場を支配する。


左右田「んなッ!?」

SG「……で、す、わ……」ボロッ……

霧切「ダメ、間に合わ……な……」


どんっ


今度は純度100パーセントの衝撃波だ。
霧切っちが無情にも吹き飛ばされる。
その宙に浮いた体に、なぜか、さらに追撃の衝撃波が飛んで行った。

……動けないはずのオーガが、なぜ同じ場所から、同じ威力の衝撃波を出せる?

十神「リフレイン……やはりそう言う意味か!……霧切!」

セレス「……いえ、もう……彼女は……」



大神「我が死すなら!ひとりでも多く道連れに……!!」

大神「お主らの悪意が……朝日奈を穢したのだからな!」


中空。

霧切「……あ……」

彼女の体が砕けて行く。
角砂糖が溶けるみたいに。
心臓の辺りで、丸くて紫色の何かが砕けて行く。
彼女の顔から生気が抜けて行く。


葉隠「……き、霧切っち……!?」




◆情報が更新されました

☆全体へのメッセージ
◆【霧切響子】のコアが破壊されました
◆【霧切響子】が【大神さくら】に負け、ゲームオーバーになりました。再出発はありません。

◆ミッション【鬼退治!】終了の残り撃破人数は【9人】です

空中で消える寸前、霧切っちがなんか言っていたような、気がした。





腐川「な、な、な……なん、なのよ……!!」


☆個人へのメッセージ
◆【霧切響子】がゲームオーバーになりました。同盟は自動的に解除されます。


……うそだろ?



大神「お、おお、オオオオオオ!!」

オーガは今ので活気付いたのか、さらに衝撃波を辺りに繰り出している。
全員が全員、その攻撃に当たらないように大きく後退した。


大和田「ちくしょー……霧切っ……!」

石丸「……だが、それを悔やんでいる暇はないぞ」

不二咲「モンハンで言うと激昂状態……って七海さんなら言う、のかなぁ」

あれ、そういやオメー七海っちと一緒に行ったんじゃ?
……今はそれは置いておくか。

左右田「っつか、マジでもう反撃の一手がなくねぇか……!?」

葉隠「いや、まだ……」

十神「俺に考えがある」すたっ

葉隠「あ?」

十神「……腐川が大神を止めている間に、誰かがやつを無力化し、コアを一気に叩く。それがお前になら出来るんだろう、澪田」

澪田「はいっす!」

いや、でもそれはさっきやってミスったんじゃあ……!?

十神「俺を信じろ。あくまでも、俺は十神家の人間だぞ。お前達愚民を導くために、仕方なく協力してやる。だからもう誰も死ぬな」

桑田「……言っとくけど何もカッコ良くねーからな」

十神「ちっ」

全員が全員、満身創痍。
全力でかかれるのはきっと次が最後だろう。


◆白夜様かっこいい判定
↓3までの3レスのコンマ合計で計算
合計80でまず澪田が無力化を進めるが、追加判定で2名消滅
100で無力化+1名消滅
130で無力化、攻撃なし
170以上で十神の策が成就する

ゾロ目は×2倍として計算、今回は44・99もこれに含む
また00は100とみなし特大クリティカル

十神「上手くやれ」

手短に策を伝えた十神っちが俺達から離れた。


大神「十神!貴様も、そうなのだろう……朝日奈に、いや、全ての生徒に!邪気をもたらすつもりなのだろう!?」

十神「……ふん、大神。貴様も存外堕ちたな…仲間のためと唄いながら、その実お前のしている事はただの破壊だ」

大神「……そのメガネ……叩き割ってくれる……!!」


再び衝撃波が空間に出来た、が
何かに触れて破裂した。


斑井「…なるほど、この衝撃波は【リフレイン】で繰り返しているものだから、俺の【過保護】に引っかかったのか」

大神「ぬぅぅ!?お主ら!今、一体何を……!?」

十神「今だ、澪田」

澪田「【解体ショー】っ!!」


一閃。


オーガの腕が、足が、首が。
まるでレゴブロックとか、おもちゃみたいに面白いくらい簡単にバラバラにされて行く。
能力なしでも身動きは取れねーだろう。

ただ、この異能では人は殺せないらしい。
現に、オーガはずっと唸っていた。
腕や足は勝手に動こうとしていたが、それらは叶わなかったらしい。

根元から五体外され、下半身すらバラされ、今や屈強な胸板がごろりとそこに転がっている。


葉隠「……普通に考えたらスプラッターハウスだべ」

大神「うおおぉああああ!!」

ぶぅんっ

斑井「どこに衝撃波を飛ばしている……そこには誰もいないぞ」

不二咲「そっかぁ、リフレインは…固定した場所からじゃないと攻撃を繰り返せないんだぁ……!」

十神「……ふぅ、随分と引っ掻き回してくれたな、大神」

十神「終わりだ」

全員の渾身の一撃が、転がった胴体の左胸、心臓のところにあるコアを狙って一斉にかかった。

大神「ぐ、がっ……!」

音が来て、光が刺さって、バットが飛んできた。……いや、ボールじゃなくて?


大神「ならぬ……我らが争うなど……」

大神「ぐっ…!ち、がう……お主らは争いのタネを蒔いたのだ……」

大神「ぬ……ぅ……!!」

大神「……朝日奈……」


十神「終いだ。俺の【重力無重力】で、終わらせてやる」


大神「我、は……朝日……奈……」


あれ、オーガ泣いてる…?


セレス「……?」


十神「ゆっくり寝ていろ」

どんっ!
空間が揺れた。


十神「お前の安っぽい復讐心なんて、これっぽっちの価値もない」

十神「目を覚ませ大神……まぁ、次はもうないが、な」


パキンッ



◆情報が更新されました

☆全体へのメッセージ
◆【大神さくら】のコアが破壊されました。

◆プレイヤー達の活躍で【大神さくら】は討伐されました。ミッションクリア!



あら、俺って活躍してない?



◆↓1、江ノ島判定
70以上でモノクロボール入手

判定:47→盾子ちゃんはボール4つから変わらず




疲れた……。
全員でその場に座り込んでしまった。
おいおい、俺も…だけど、
ここにはLP満タンのやつがいねーじゃねーかよ!

なんとか回復出来ねーもんかなぁ。

葉隠「 はぁー……ようやく、終わったな」

十神「大神ひとり潰すだけでこれか」

九頭龍「先が思いやられるぜ」

腐川「……なんでここに小学生がいるのよ」

九頭龍「オレは高校生だ」いらんぬ

葉隠「しかし……」


1霧切っち……
2これからどうしよう……
3どこにいこう……
4みんなと話そう……

>>642

1

すごいねてた



葉隠「霧切っち……」

斑井「……」

もう少し早く俺が決断してれば助けられたんじゃねーだろうか?
霧切っちだってあんなとこでやられると思ってなかったんじゃないか……?

後悔先に立たずってのは上手い言葉だなと俺は思った。

斑井「霧切の事は…残念だった」

葉隠「……」

斑井「だが……これだけの人数であの鬼に向かって行って、この被害で済んでいる事も奇跡」

葉隠「だけど、それで霧切っちが助けられないんじゃ元も子もねーだろ」

斑井「お前の気持ちは分かる。が……」

十神「大局を見ろ」

葉隠「!」

十神「……霧切を失ったのは大きい。だが同時にゲーム終了にも近付いた。喜ばしい事じゃないか」

………十神っち……。

石丸「こら十神くん、君はなんて事を…」

十神「事実だろう」

澪田「ち、ちょっとー?みんな仲良くするっすよー?」

………。



1・十神!お前はここで倒す!
2・こんな男は無視だ。この場を離れよう
3・電子生徒手帳を確認しよう
4・他の誰かと話をしよう(生徒指定可)
5・男泣き
>>645



柄にもなく俺は泣いていた。
おいおい、俺はそんなキャラじゃありません。
………分かってる。
分かってっけど、涙が止まらない。

十神「ち、愚民が…いちいちひとりふたりの脱落で泣いているつもりなのか!?」

違う、そうじゃない。
あれは完璧、俺がなんとか出来ただろ!

斑井「あまり気を病むな、葉隠。気にしても仕方が無い事だろう」

そうかもしれんけど………でも。
折角なら最後まで行きたかった、一緒に。
恋煩いでもなったんかな。
………いや、違うな。


◆直下判定
コンマ40以上で十神に戦闘をふっかけられる、70以上だと腐川もついてくる
39以下だと斑井と共に拠点まで戻る

◆↓2で他陣営、西園寺判定
50以上で江ノ島と接触、絶望

◆↓3で他陣営、???判定
70以上で江ノ島と接触

ちょっとまずいかな?

判定
葉隠:02→ホテルまで戻ります
西園寺:51→江ノ島に接触
???:72→江ノ島に接触





十神「うるさいハエだ………」

苛立っているのは分かっていたが、かと言って涙は止まらない。

大和田「テメェ…人様に向かってハエはねーんじゃねぇか…!?」

十神「ふん。ハエのようにやかましく泣いているからハエだ、と言ったまでだが」

斑井「そこまでにしておけ。今争うのは、互いにとってメリットがない」

石丸「そうだぞ!今協力したばかりじゃあないか…」

不二咲「仲良くしようよぉ……」

大和田「……ちっ」

斑井「………葉隠、立てるか」


斑井っちの助けを借りてよろよろと立ち上がる。
中央の島から、一路俺達はホテルの方へと戻って行った。

◆1の島…ホテル・ミライ


斑井「………」

泣いている俺を、斑井っちは何も言わずに見守っていた。
なんの物音すらも立てずに。

しばらくして、ひとしきり泣いて。

斑井「………落ち着いたか」

…なん、とか。

斑井「…霧切の件は、残念だった。だが、悔しいが、あいつの言う通りだ…」

斑井「あれだけの人数で脱落が1人…よほどの事がなければ不可能だっただろう」

斑井「………」

…そんなの、分かってんだけど……。

分かってんだけど、納得したくない。

斑井「それでもお前のゲームはまだ終わってないんだ」

斑井「あいつのためにも、ここで負けてやるつもりはないのだろう」

………。

斑井「十神に一泡吹かせたいなら、ここで勝つしかない」

………ああ………。
斑井っちなりの励まし、らしい。
その言葉の端々が不器用なのがまた、俺には心地いい。
そのくらいの方が今は助かる。

斑井「…シャワーでも浴びてこい。準備が出来たら、再びここを立つ。モノクロボール捜しを再開するぞ」


◆↓1でイベント判定
70以上で次のミッション

◆↓2で他陣営、江ノ島判定
60以上でモノクロボール発見、いよいよ5つめ

◆↓3で他陣営、七海判定
40以下で………?

判定
イベント:09→まだない
江ノ島:73→あれ……やばい………
七海:65→ぐーすか




言われた通りにシャワーを浴びる事にした。
コテージのひとつを開いて、そこで適当に服を脱ぎ散らかす。

正味、シャワー浴びるような気も全くわかないのだけれど。
……頭をこのままぼやけさせていても何も進まない。

蛇口をひねって数秒で暖かいお湯が出てきた。

………。


結局のところ、アンカーってなんなんだ?
何も起きなかったり、なんかへんな事が起きたり…。
俺自身が思ってもみないような効果が生まれる可能性がある、のか?

……?



ぼんやり考えながら、
何マジになってんだ、俺…と冷静になって苦笑した。
たかがゲームだってのにな。
…されどゲーム、なのか。

知らんけど。


さて、これからモノクロボールを捜しに行くんだったっけか?


◆モノクロボール捜索
どこに探しに行こう?
>>661
なおコンマが50以上の時、発見する

遊園地

もうこれ終わりしか見えない




◆ホテル・ミライ


斑井「支度は出来たのか」

…ああ、もう大丈夫。
すっきりしたしな、いろんな意味で。

斑井「そうか………なら行くぞ、葉隠」

ところでどこに行くのか、俺は聞きそびれていたのだけれど。

斑井っちが手帳のマップを開いて指を指した。

斑井「………遊園地が怪しいと俺はにらんだ。ごちゃごちゃと物が多そうだしな」

斑井「まるで宝探しだ」


ぼそっと、笑いどころをつくるみたいに斑井っちが言った。
別にそんなんではないと思うけど、まぁいいか。

行こう………次のところに。

◆4の島・ネズミーランド



いやにきらびやかな島に、俺達はいた。
なんだかネオンがぎらぎらしていて、こう………


葉隠「お子様向けっぽいよなぁ、これ」

斑井「お子様向けと言うなよ」

葉隠「いやだって、安っぽいべ、あの看板」

斑井「………確かにな」


そもそも男ふたりで遊園地ってどうなの?
ああ、霧切っちがいてくれりゃもう少しマシになったかも。




◆ほどなくして




◆????の家


おんぼろい家を発見した。

斑井「………」

葉隠「………」


……これ、アトラクション………なのか?
いや、確かに某ランドには某ネズミの子の家があるけども。
これはちょっと、その、さぁ、ボロボロすぎねぇか……?


斑井「………ウサミの家、と書いてある」

葉隠「ウサミ、なぁ」

斑井「ネズミーランド、なのにマスコットがウサギって言うのはどう言う了見してるんだか」

葉隠「確かにな、稼ぐ気ゼロだべ。設計者の顔が見てみたいもんだ」

斑井「………入ってみる、か」


なんでこんなところに………。

と思って扉を開けると、そこはがらんどう。
誰もいなかった。
あと部屋が汚かった。


斑井「………」


◆使い古したニンジンが落ちている……
◆隣にモノクロボールが置いてある


葉隠「………これって」

斑井「………」

葉隠「………」


◆【使い古したニンジン】を手に入れた
◆【モノクロボール】を手に入れた

ぴんぽんぱんぽーん


突然、島内全域に音声が流れた。



モノクマ『いえーーーーい!』

モノクマ『オマエラ、楽しんでる?』

モノクマ『実はここで重大発表がありまーふ!』

モノクマ『なんと!モノクロボールが全て発見されましたー!』



☆所有状況
江ノ島:5個
葉隠:2個



モノクマ『ぶっは!?葉隠クン、江ノ島さんの邪魔しちゃダメだよぉ!?』

モノクマ『………と言うわけで、ここからは』

モノクマ『江ノ島さんの手帳からは【葉隠クンの現在地】が、逆に葉隠クンの手帳からは【江ノ島さんの現在地】が』

モノクマ『それぞれ見えるようになってまーす!』

モノクマ『がんばってモノクロボールを奪い合ってください!』

モノクマ『ちなみにどちらかが7つ所有した時点で、そのプレイヤーの現在地は全プレイヤーに通達されます!』

モノクマ『よろしく!』



………は?
はぁ?
はぁぁぁぁぁ!?

慌てて手帳を見る。

江ノ島っちは……うげ、今は3の島か。
どうやらあの罪木っちのいた病院にいるらしい。
これさぁ……かなりヤバいんじゃねぇのか………?


斑井「落ち着け葉隠。まだ何かされたわけじゃない」

葉隠「けど、現在地が」

斑井「………」

葉隠「ど、どうしよう……」


◆これからの作戦を決めましょう
江ノ島に接近でも、仲間を集めるでも
とにかく最終決戦っぽいです
>>669

仲間を募って情報収集

葉隠「こ、ここは冷静に………」

葉隠「………仲間を集めるべ」

斑井「その方がいいだろうな。お前の敵が、江ノ島盾子がどれだけの戦力を保持しているかまだ不明なのだし」

江ノ島っちが3の島から移動して、ここに辿り着くよりも早く。
………4の島に、協力者を集める。

とにかく今はそこに集中しよう。

斑井「俺も協力しよう。今までに出会ったプレイヤーと全員、連絡先の交換はしているだろう?」

葉隠「いや、十神っちとか澪田っちとかとはしてない……はず」

斑井「そうか。今までに知り合った中で呼べそうなやつに片っ端から連絡してみろ…俺はそうだな、遊園地は使えるかどうか見てくる」

ん?使えるかどうか?


………いやいや、そんな事気にしてる場合じゃねーんだよ!
とにかく、今は情報を集めたい!


◆↓1~5までで仲間勧誘コンマ判定
勧誘する人の名前を1名(ないし同盟ありは2名)書いてください
連絡先を知っている人物は(不二咲・七海・石丸・大和田・豚神・左右田)です
30以下もしくは80以上の時、その人物は何かしらの理由で仲間になれないよ

連絡先を知らない人物を勧誘する場合はコンマ60以上で島内にてばったり遭遇します

現在弐大とセレスしか同盟が存在してないけど、大和田不二咲、田中ソニアは同盟なの?

左右田:01
苗木:67
豚神:32
田中・ソニア:73
大和田・不二咲:42
→左右田だけ来ない


>>680
行動は共にしてるけど同盟結んでませんでした、ぶっちゃけ1も間違えたのでこのまま進めます
苗木の場合は舞園が勝手についてきます



◆異能安価
勝手に決めていいよ、の場合はその旨お書きください

苗木>>684

舞園>>687

名前 ヤドリギ
一時的にLPを相手に譲渡することで相手からの攻撃を一切受け付けなくなる
一定時間経つと譲渡していたLPは自分の元に戻り、相手に譲渡していたLP分を対象者から奪うことも任意で可能

傷を癒やす歌声

◆数分後、4の島・入口


豚神「全く………はぁ、はぁ……お前も、俺をなんだと……はぁ………思っ……はぁ、はぁ………」

どんだけ疲れてんだよ!

大和田「あ?つーか、左右田にも連絡したんじゃねーのかよ」

葉隠「いや、全然連絡が来ねーんだ……」

不二咲「忙しい、のかな?」

幸いまだ3の島から江ノ島っちの反応は動いていない。
間に合ってる、らしい。

俺が連絡出来た人物はあまり多くはなかった。
そのうちのひとりには無視されてる始末だ。
だが、どうやら………運は俺に味方してるようだぜ!


苗木「あれ、葉隠クン?」

葉隠「おう、苗木っち……え?あれ、なんで?」

「魔力を帯びた一団が蠢いていたのでな、何事かと思い帯同したところ、こやつに会ったのだ」

葉隠「?」

舞園「みんなで4の島に向かっていたので、気になって一緒に来たんです」


◆異能安価
田中>>692
ソニア>>695

◆苗木っち強すぎなので
直下コンマ末尾が最大使用秒数になる、0は10として扱う

インフィニティアンリミテッドフレイム
能力内容は1に任せます

相手をラザニア好きにする

へ、へ、変態だー!!(AA略)



葉隠「あー、なるほどな。んで全員集まったって事か」

「俺様は田中眼蛇夢、氷の覇王なり」

「わたくしはソニア・ネヴァーマインドですわ」

葉隠「おう、よろしく頼むべ」

苗木「………それより葉隠クン、さっきの放送………」

葉隠「ああ、どうやら俺は江ノ島っちに狙われてるらしいべ」

舞園「LPは減っていませんか?私、回復が出来るんです」

舞園っちが胸に手を当てて言う。
あ、そういやちょっと削れてたな。
…ここは素直に回復してもらうか。


◆そして

斑井「……大所帯だな」

豚神「意外にも、な」

舞園「それでは………聞いてください、私の歌!」


それだけで世界が明るくなるような歌が聞こえてきた。
心が、体が軽くなった気がする………!



◆ちなみに敵チームの異能はこっちで決めます


◆ソニアの異能代償安価
ちなみにソニアの異能名は
【スーパーウルトラミラクルサンダーファイヤーエキセントリックシャイニングウィザードセンチメンタルノーザンライトボムひみつきち】
>>703

◆なお直下コンマでイベント判定
70以上で悪いイベント、30以下でいいイベント

アイヤーフコーネー

使う程絶望が溜まるにしよう、名前噛むだけでも絶望しそうだしそれでいいよね(適当)

◆25→いいイベント



葉隠「しかし」

おかしい。江ノ島っちが動かない。
……これは、俺達を焦らしているのか?
それとも。


斑井「もしかして」

葉隠「え?」

斑井「………江ノ島が電子生徒手帳を放棄した可能性はないのか」

葉隠「江ノ島っちが?」

斑井「…ああ、あいつの事だ。もしかしたら」

葉隠「俺達へのカモフラージュのために、手帳を3の島に置きっぱにしてるって?」

斑井「可能性は否めない」

葉隠「そんなのって!………だって俺らが移動したらどうする気なんだ?」

斑井「3の島と4の島は隣り合っている。それに移動には中央の島の経由が必須…なら、中央に見張りを立てれば、移動は看破出来るだろう?」

葉隠「けどよぉ、それが分かったところでどうすれば……」

斑井「作戦はいくつかある」

1江ノ島が来たところを奇襲
2正々堂々と遊園地で勝負
3あえて中央に移動して誘い出す
4自分も手帳を放棄し、場所を移す
5そのほか

>>716

2




葉隠「男なら、正々堂々ーーー」



江ノ島「ーーー真っ向勝負ってわけね。あんたも一応男だったんだ、へぇ」



◆江ノ島の奇襲は失敗しました



斑井「やはり……手帳を放棄して移動していたか」

江ノ島「私様にはこんなヒントいらねーっつんだよ、完璧なんだからヒントなくてもあんたくらい殺れますー」

葉隠「………江ノ島っち」

苗木「決着つけに来たんだね」

江ノ島「ま、そう言う事。」

罪木「……江ノ島さぁん?こんな雑魚とじゃれあってないで、さっさと絶望させませんかぁ?」

江ノ島「シャーラーップ!!」

罪木「ひっ」


◆江ノ島陣営
江ノ島・罪木・西園寺・松田・戦刃



斑井「……松田、お前もそちらに着いたのか」

松田「もとより俺には江ノ島以外興味がない、がな」

松田「葉隠とか言ったか。このブスに迷惑をかけてもいいのは俺だけだ。今なら半殺しで済ませよう…モノクロボールを渡せ」

葉隠「結局半殺しかよ!?やだべ!」


江ノ島「………葉隠、私様もあんまり暇じゃないからさ」

江ノ島「ここは正々堂々、1対1…あんたと私だけで戦わない?」

江ノ島「外野からの干渉は一切禁止。降伏も禁止……負けたらモノクロボールは全部相手の物」

斑井「葉隠、あんなものに騙されるな…恐らく奴の言葉、裏がある」


◆江ノ島の提案に乗る?乗らない?
>>720
乗ると一騎打ち、乗らないと複数戦

乗ってやれ!

葉隠「………」

葉隠「男には引いちゃなんねー時ってのがある……」

それが、今だっ!



葉隠「ぃよおぉぉし!この葉隠康比呂、男らしく最後の戦いに臨んでやるべ!」

江ノ島「そう来ないとねぇ」

俺と江ノ島っちは、遊園地のだだっぴろい通路へ移動する。
周りでアトラクションが動いているのが妙に面白い。



戦刃「………じゃあ、残ったみんなは私達が駆逐する」がちゃん

斑井「なぜだ?戦う必要も理由もないぞ」

松田「理由ならあるな。お前達を絶望させるという理由が」

大和田「クソが………オメェらに負けるわけねーだろ」





◆遊園地・中央




江ノ島「いいの?あんなにお仲間連れて来たのに、まさかひとりで私様に挑もうなんて」

葉隠「……ここで戦わねーと、俺もうどうしようもねーと思うんだ」

江ノ島「あっそ」

葉隠「俺は………オメーに勝って!借金をチャラにする!!」

江ノ島「……何その、絶望的な理由」



◆戦闘開始!

葉隠のコマンド決定!
1物理攻撃、とりあえず殴る蹴る
2防御を固める
3回避行動を取る
4異能【アンカー】発動!何が起きるか併記
5場所を移す
…遊園地内のどこでも移動出来るけど、ストロベリーハウスとかはやめてね
>>725


コマンド成否は、このレスとコンマを比べて高かった場合成功
なおゾロ目の場合は低くても強制成功
44・99は大ファンブルのため不利になる

5
ミラーハウス

5・ミラーハウスに移動する


葉隠「っと、こんななんもねーとこじゃどう考えても負けるってーの!退散退散っ!」

江ノ島「おいこら葉隠ぇぇ!まだなんにもしてねーってのに逃げんなゴルァーー!」

江ノ島っち早いなおい!
すぐさま追いつかれそうだ。
あー、……なんかいいとこ、いいとこ!

葉隠「………あそこならなんとかなっかも!」


扉を乱暴に開けて中に入り込む。
後ろからさらに音がした。
多分江ノ島っちもここに入ったんだろう。


葉隠「ミラーハウス…にな!」

江ノ島「やばい!何これ!絶望的にかわいい私様の顔がたくさん見える!絶望的!」


ここなら、直接的に攻撃を受けることは無い、と思いたい。
だがどうやって攻撃をしたもんか。


コマンド?
1後ろから殴る(+20以上上回った場合成功)
2さらに場所移動
3【アンカー】発動!内容も併記
4そのほか
>>729
コンマを比べる戦闘方式はそのまま

待ってさすがに96はダメだわ

江ノ島のコンマはこのレスに変更する

96でもよかったんじゃないか
いやだめか


江ノ島:26
行動:96
差分70…これ死ぬんじゃね?

江ノ島「っつーかこんな場所でかくれんぼですか?ったくつまんねーなオイ!」

江ノ島「さっさと出て来やがれってんだよぉぉぉ!」


江ノ島っちは飽き性だ。
だからこそ、今のこの状況にすでに飽きている。
飽きているからこそ、待ち伏せができる。


俺は音を立てないように背後から忍び寄った。


葉隠「っ………あああああ!」


江ノ島「!」


両拳を重ねて、頭に思いっきり振り下ろす。
渾身の力を込め、自分の体重をかけ。

こんなのはじめて。

いかな江ノ島っちといえど結局女性だ。
彼女の頭には、この一発は効いたようだ。


江ノ島「………ん、の……葉隠ぇぇぇぇぇぇぇ!!」

葉隠「っ!」


江ノ島「もう………知らない……っ!【絶望ビリー】っ!!」


やばいっ、何されっか分かんねーけど!
とにかく!
江ノ島っちの腕に捕まらないようにしないと!
にげろ、逃げろ逃げろ!!


江ノ島「テメーも絶望させてやるっ!」


◆直下コンマ、判定
30~70の間の場合、回避する

順調すぎて怖い


江ノ島「オラオラオラオラオラ!!」

葉隠「無駄無駄無駄無駄無駄無駄!(ただ走って逃げてるだけ)」


江ノ島っちの攻撃がなんなのかは分からんが、とにかく腕に捕まったら終わりっぽい。
……つーか、ミラーハウスでどたんばたんやりすぎて、ちょっと鏡が割れねーか心配になってきた。

まだ大丈夫、みたいだけどな。

江ノ島「っきぃぃ!いつまで避けてんだファック!このままじゃ終わんねーだろーがぁ!!」

葉隠「って言われてもなぁ、俺だって負けんのいやだべ」

江ノ島「ちいぃ!あんたの一撃のせいでこっちのLPは8に減ってんだよ!」

葉隠「ご愁傷様だな」

江ノ島「あーくそ、こんな事なら一騎打ちとか言わなきゃよかったぜ!」

葉隠「……っ……!」

江ノ島「つーかこんな狭いとこでちょこまか逃げんな、チキン!」


確かにこのままじゃジリ貧か………?
一気に決める………?
そんな事出来んのか………?


1攻撃
2奇襲!(+20以上上回った場合成功)
3【アンカー】発動、内容も併記
4場所移動する
5そのほか、名案


>>737

3
江ノ島の目に映る鏡の中の江ノ島が全て葉隠に見えるようになる

鏡に映るその姿は。


「………あれ?」


江ノ島盾子、その人だった。


ぜ、絶望的いぃぃぃぃ!?



江ノ島「!?」

「!?」

江ノ島「あ、れ…葉隠がいない!?」

「え?え?え?」

江ノ島「あれあれあれあれ?」

江ノ島「ど、どうしてこんな可愛らしい私様がここにもう一人いるわけぇぇぇぇ!?」

「………!?!?」


………ど、どうしたらいいんだよこれぇー。



◆↓1、判定
30以下でさらに不利に、60以上で解除してみる
それ以外はまだ混乱している

◆↓2~3他陣営判定
40以上で優位になっている

このまま順調に終わろう!ね!



江ノ島「っち、じゃあ葉隠はどこ行ったってのよ」

江ノ島「こんなプリティな私様が葉隠………なわけないもの」

「もしそうだとしたら」

江ノ島「絶望的いぃぃぃぃ!」

葉隠「………そりゃよかったな!」

江ノ島「!」

江ノ島「あんたの異能はなんなの?それは何?」

江ノ島「このオレが把握できていない……そんなバカな事があるわけねぇ!おとぎ話じゃないんだぞ!?」

クールなキャラの口調で取り乱している。
随分と慌ててるみたいだな?
これがネタかマジかは分からんが、もしマジなら………?


江ノ島「ふー、落ち着け…落ち着いて素数を…」


葉隠「させるか!」


◆コマンド?
攻撃、移動、アンカーなど自由指定
異能の場合は何が起きるかも併記
>>748
±50以上コンマに差が出た場合はオーバーキル

攻撃

あと数分で再開予定だけどオーディエンス、おっけーでしょうか

判定は攻撃失敗してカウンター食らう感じからっすよ!

狩野英孝「コロシアイ芸人生活だって!?」


1のコロシアイが始まる少し前、
テストとして16人の芸人が希望ヶ峰学園に放り込まれていた!


「【超芸人級のギャンブラー】、徳井健太…だよ」

「鈴木拓。俺は【超芸人級の悪役】だって、すごいよね」

「我輩は【超芸人級の貴族】こと山田ルイ53世だ、ハッハッハ」

「【超芸人級のポジティブ】小島よしおっす!…オレそんなポジティブじゃねーんだけど」

「どもっす、【超芸人級の剣道部】金田哲っす」

「これ自分で言うん恥ずかしいんやけど…あー、後藤輝基…【超芸人級のツッコミ】…や」



そんな彼らはコロシアイ芸人生活を送る事となる…果たして最後まで生き残るのは誰だ!?
って言う蔵出しネタを見ながらお待ちください

判定、差異マイナス30でカウンター食らう葉隠さん




葉隠「させるかっ!」

俺はそのまま肘打ちを…


江ノ島「ドララァァア!」

…打とうとして、カウンターを浴びせられた。
腹に一発か……いいのもらっちまったな…一瞬、息が止まる。
まともにやりあえば、筋力に差があるとは言えど、観察眼が鋭い分こいつの方が上手だ。
俺ってほら、運動とか超苦手だし。


江ノ島「………くくっ、ははは、ははは!」

葉隠「…っ!」

LP減ったみてーだな…まずい、このままじゃやっぱジリ貧。

江ノ島「異能なしのテメーなんぞ恐るるにたらず!」

だが幸いな事に、今もらった一発はただのカウンターだったらしい。
【絶望ビリー】とやらは発動してないのか。
発動させる余裕がなかった?
それとも?


江ノ島「もう飽きたから、死んで?………【絶望ビリー】!」


◆コマンド?
>>758
このレスと安価のレスのコンマを比べ合い成否判定
安価レスのコンマが上回った場合は成功とみなし行動
またゾロ目は強制クリティカル、44・99のみ強制ファンブルとなる
00は特殊判定

【アンカー】発動 江ノ島の両腕を縛り上げる

江ノ島:51
葉隠:92
差分+41
ほぼ完全に無力化した




俺は………

葉隠「まだ死なないっ!【アンカー】!」


そうだ!俺には夢があるんじゃねーか!?
世界中のオーパーツ集めて、あらゆる謎を解き明かしていく夢が!
そのためにも借金なんか帳消しにしなくちゃならんし!
そのためにも、こんなくだらねぇことで立ち止まってはいられねーんだ!



葉隠「江ノ島っち!オメーの腕を縛り上げるっ!」

江ノ島「…な、に?!」


声を上げるより早く、江ノ島っちの振り上げた腕が後ろ手に回された。
そして手首から、硬いバインドのようなもので完全にロックされてしまった。

………これで江ノ島っちは手が使えなくなった。
かなり有利だ、俺。

それでも油断が出来ないのは、こいつが江ノ島盾子だからであって。


江ノ島「何この展開……?私様が、ラスボスがこんなに押されてるなんて……」

江ノ島「絶望的ぃ……」うっとり


…これだ。江ノ島っちのこえーのはここだ。
つまり、どんな逆境も、どんな苦行も……
己の快楽に変えてしまう、このメンタリティ。


江ノ島「それに腕がダメなら足を使えってね……!」

江ノ島「ほら私って天才じゃない?だからカポエイラとかも余裕で使っちゃうんだよね」

葉隠「いや、もう終わりだよ、江ノ島っち」

江ノ島「………」

あとは【アンカー】でコアぶっ壊せばいいんだ。
わかってるのに、怖い。
でも、立ち止まってもいられない!


◆葉隠判定
↓3レスまでで、コンマの合計が120以上になれば江ノ島を撃破!ハッピーエンドです、お疲れさまでした
なお合計が180を超えると………?
それ以外は継続
なおゾロ目は44・99も含めて2倍、00は100として扱う

29+45+50=124
ギリギリでしたね
超えてよかった………




葉隠「江ノ島っち、これでほんとに最後だべ」

江ノ島「なんなのよ…いくらなんでもあんたに負けるとか立ち直れないくらい絶望的なんですけどぉぉぉ!?」びくんびくん

葉隠「………」いらっ





◆その頃、外の陣営



戦刃「………殲滅、する!」ばばばばば

大和田「ぐ………」

不二咲「お、大和田君っ!」

大和田「はっ、オレにトドメさせなかったのか?なら無駄だぜ……【ノーダメージ】…!」ぽんっ

戦刃「!」びきびきっ


松田「いい加減に諦めたらどうだ!」

斑井「…出来ない相談だな」

日向?「隙ありです」どがっ

斑井「な、に……!?」

松田「手っ取り早く終わらせる。もう茶番は飽きたんだよ」


苗木「希望は前に進むんだ…!」

罪木「そんな毒を受けた状態で言っても無駄ですよっ!」

舞園「………♩~」

苗木「まだ、ボクは…!」しゅうう

罪木「なっ…なんで!?」


田中「【無限に尽きぬ冷たい炎(インフィニティ・アンリミテッド・フレイム)】!」

西園寺「ぐっ………!」

ソニア「今ですわ!【ひみつきち】!」

西園寺「……あ、やだ、やだやだ!ら、ラザニア食べたくなっちゃう!大好きに!ラザニア大好きになるぅぅぅ!」

ソニア「」←そっとラザニアを破壊しようとする

西園寺「わたしが悪かったからっ!降参するからぁ!やめてよぉぉぉぉ!」

どんっ



田中「!?」

舞園「今のっ…て」

豚神「向こう側、からか!?」







◆ミラーハウス



葉隠「……コア、壊したぞ」



江ノ島「が、は………」

江ノ島「なん、なの……あんたの、異能………」

江ノ島「ランダムに………何かが起きる、とか………」


江ノ島「そん、な……の…理解、……出来………」



江ノ島「ぜ、つ……ぼ………」





☆全体へのメッセージ

◆【江ノ島盾子】のコアが破壊されました。
◆【江ノ島盾子】が【葉隠康比呂】に負け、ゲームオーバーになりました。再出発はありません。

◆所持していたモノクロボールは全て【葉隠康比呂】に渡ります




………終わったんだな。
あとはボール持って中央の島に行くだけ、か。

◆エピローグです

1・スキップしてリザルト
2・見る?
3・他参加者情報の方が見たい

↓多数決

◆エピローグを再生します




江ノ島盾子が消滅した。


参加者全員が、その瞬間戦いをやめた。
そして、絶望の陣営は、再び武器を取った。

意味のない事だと分かっていても、やめられなかったのだ。




葉隠「これがモノクロボール」


江ノ島っちがいなくなった辺りには、それがごろっと何個も転がっていた。
さほど大きくないからポケットに入るだろう、と適当にいれる。
自分のと合わせて7つ、間違いなく持っている。

………俺はそれの数を最後に1回ちゃんと数え、欠けが無い事を改めて確認して、その上でもう一度ポケットにしまう。

勝った。
まさか俺がマジで勝つとは思わんかった。

嬉しさでにやけるのだが、なんとかそれを堪えてミラーハウスを出て行く。
そうして入口の近くまで戻って来た時、まだみんな戦いをやめていなかった。



西園寺「ラザニアあぁぁぁ!よかったぁぁあぁ無事だったよおぉおおぉぉ!」

ソニア「………わたくし、絶望しかけていますわ」

田中「もう少し粘れ雌猫」


日向?「……この戦い、葉隠クンが勝ったのですね」

斑井「ああ、そうなるな」

日向?「くくっ、滑稽です。絶望が滅ぶその瞬間を直接見られなかったのだけは残念ですが」

斑井「お前……なんのためにそちら側に……!?」

日向?「希望も絶望も僕は興味がなかったんですよ」

そんな会話の隙間に、俺はやって来た。

罪木「あなたが」

……彼女はたしか、一度争った。

罪木「あなたがあの人を、私の大事な人を!」

絶望にもそういう感情ってあるんだな。
ぼんやりどこかでそう思っていた。
このままだと刺されるんだろうなってのも分かってたけど、無視して。

苗木「【ヤドリギ】!」どんっ

罪木「!」どすっ

苗木「……罪木さん!君はボクが許す!」

罪木「え………?」


…あの、俺を無視してなんか始めるのやめてもらっていいかな?


斑井「終わったのか、葉隠」

葉隠「…ああ、やっとな」

斑井「………まだ絶望は俺達を殺す気だぞ」

葉隠「らしいな」

斑井「だからお前一人で行け」

葉隠「は?」

斑井「大丈夫だろ、お前なら」

戦刃「大丈夫じゃない!盾子ちゃんの仇っ!」がぢゃ

不二咲「あ、【スローモ】!!」

ばしゅううう

不二咲「………葉隠君、早く!」


不二咲っちは範囲を限定して、自分と戦刃っちだけが囲われるようになんとか調整して異能を使っていたらしい。
それに見送られて俺はひとり、中央の島に戻っていた。

◆中央の島


そして俺はそこの中央に、足を踏み入れた。


◆情報が更新されました


☆全体へのメッセージ


◆【モノクロボール】が7つ集まりました

◆【葉隠康比呂】が【モノクロボール】を中央の島に持ってきました

◆ゲームクリアです




モノクマ「まさかだったよ」


傍にいつの間にか現れたモノクマが言った。

モノクマ「キミのこったろうから、途中で逃げたり仲間を見捨てたりするのかと思ったけど」

…失礼なやつだな。

モノクマ「でも最後までそんな事しなかったでしょ?」

モノクマ「やっぱ主人公補正って偉大だね」

なんの話だべ!?

モノクマ「こっちの話だよ」

モノクマ「さて………と、葉隠クン、ボクは約束通りキミの願いをひとつだけ叶えてあげるよ」

ああ、俺の願いはーーー

◆数日後、希望ヶ峰学園



苗木「あ、おはよう葉隠クン」

葉隠「よーっす、苗木っち」


あのゲームはあっけなく終わった。
まさかとは思ったけど、ほんとにゲームだったとは。
起きた時、でけーポッドの中で目が覚めてビビった。


霧切「………」

葉隠「よう、おはようさん?霧切っち」

霧切「…あら、おはよう葉隠君…私にライフを分けてくれなかった葉隠君」

葉隠「あんなタイミングで分けられねーっての!」


前まではあんまりしゃべんなかった霧切っちが、随分喋ってくれるようになった。

俺は、もうこれだけでよかったと思える。


だが。
…今日発売のとある週刊誌を見る。


【どんでん返し!葉隠康比呂の詐欺問題、被害者と思われていた人々の嘘と悪意】


………つまり、俺への疑いは全て晴れ、しかも一部からは金までもらえて、借金もいつの間にか帳消しになってたのだ。
これがあのゲームのクリア特典、なんだろうか。

霧切「私は最初からあなたの事を疑っていたわけじゃないの」

葉隠「うーん?」

苗木「葉隠クンは確かに怪しいかもしれないけど、嘘を言うわけじゃないからね……」

セレス「ですわね。おはようございます」

葉隠「お、おはようさん」

戻って来た金、戻って来た時間、戻って来た大切なものーーー


俺はそんな優しさの中でけらけら、笑いながら、
次は一体誰に占いをふっかけようかと考えていたのだった。


葉隠「……ま、俺の占いは3割当たるんだ。3割は確実に、な」


まるで異能のようなその才で、俺はリアルを生きていく。
…次は、訴訟起こされないように。



ーーーーEnd Good!お疲れ様でした!

日向について
最初にホテルで出会った時点でカムクラです
迎え入れてたらそのうち暗殺されてました

狛枝について
ただフラフラしてただけです
いろんな希望を見たかったんです



次はどんなスレやりましょうか

学園内でのバトロワとか

江ノ島主人公ラスボス苗木で78期生絶望させるとか

>>790
ちょっと違うけど、前に学園で九頭龍主人公のバトルやったら十神しか死ななかったのですよね……
あんまりだよ!

>>793
そんなのどこかで見たことある気が…絶望……ラスボス……モノクマ先生……うっ

乙です
あえて新境地?で超シリアス物はどうでしょか?
コロシアイ学園生活直前の話、とか・・・・・

ここ何スレかの落ちたやつかき集めた

TOKIO長瀬「リーダーすげぇ!ジャバ鍋じゃないっすか!」

朝日奈「おっぱいミサイル……?」

七海「なんかすごいコントローラもらった」

モノクマ「なんか生徒が全員むさ苦しいんだけど」

大泉洋「僕ぁね、希望ヶ峰学園に行くなんて言ってないんだよ!」

葉隠「答えは奈良だべ!」くりぃむ上田「それは違うねぇ」


この他なにかあれば教えて!と言うかネタください!


>>797
やるなら1派生エンドからのタイムトラベルがやりたかです

モノクマ操作じゃなく盾子ちゃん操作なら先人と被らないし行けるで工藤!(暴論)

十神が安価で彼女作る話……って前にやったっけ?
とりあえず十神で遊びたい

罪木の保健室はもうやってた?

カムクラが主人公とかどうだろう

>>800
そうなんですか?(単純)

>>801
大和田ハーレムはやりましたが、十神ハーレムはまだです
十神にはお友達作った事ならありました
ハーレムやる?

>>802
まだやってないです

>>803
……なん、だと……?


↓ここから多数決
>>799に出たやつ、今上がったやつ、見てみたいネタどれか

モノクマ先生は一応一回はエンドしたからマシじゃん……

せっかくなので過去に落ちた小泉が写真撮るというのをリクしとく

ミラクル9は、有田チームに誰入れるかで相当内容が変わりそうで悩むんだよなぁ…
もしやるなら有吉・ヒャダイン・大家・具志堅辺りは当確、あと生瀬さん?芸人枠は澤部ちゃん


決戦投票やりますぅ

1・希望ヶ峰バーサスミラクル9
非安価(もしくは一部安価)、クイズ番組
くりぃむのアレ。時間かかるかも

2七海「すごいコントローラーもらった」
安価、マジキチ~どシリアスまで
幅が広いですね

3十神ハーレム
安価あり、多分すぐ死ぬ

4むさ苦しいコロシアイ
非安価、全員石丸化

5そのた、ダベミちゃんの脳みそフル回転するやつ

↓多数決!決まったやつやる


>>817
それワシのスレじゃないんじゃあ……
らーぶらーぶカメラ的なタイトルのやつですよね確か!?

芸人にサバンナ高橋入れてもいいんじゃね?

「元ネタ分からん」は辛いですよね
そして、だからと言って元ネタ観れるほど面白くできる自信はないのだった

なんだったら出来るんだろう
めちゃイケの期末テスト編とかだったら見れる?のかな?
英孝ちゃんとの絡ませ方が分からんけど、ロンハーの格付けし合う◯◯シリーズみたいな感じ?
それかアメトーク「ダンガンロンパ芸人」みたいなの?


>>831
茂雄の正答率は素晴らしいです

と言うわけで元ネタ分からんが何レスか来てしまった上、同数なので2にしましょうか
もしくは違うネタ出ししてさらに投票しましょうか
むーんむーん

しゃべくり見たことなかったけど全員知ってる芸人だからついていけた
番組どうのより出演者の問題じゃないかね。メジャーな人で押さえておけば大丈夫かと


>>838
なるほど、出演者の問題はやはり大きいですね
番組のお約束みたいなものするために必要な面子もいるので、そこだけ崩せませんが
やるとしたらわかりやすい面子で固めます


夜遅いので寝まちゅ
どのみち1と2は同数なので再投票必要
もし上記にないネタが見たいよ!とかリクエストあったらお手数ですが書き込み願います
おやすみさん

おはようございます(半目)

昨日からの引き続きになり申し訳ありませんが、次スレ何しましょうか会議です
1・2が同数でしたのでどちらか、
もしくはそれ以外に見たいものがあればそれ
をやる事にします
よろしくお願いします

と言うわけで↓多数決
1・ミラクル9編
2・七海コントローラー編
3・その他
でお願いします
票がまた同数になる、割れた時は大泉洋

2をやろう、そうしよう

安価スレ立てて来ます

【安価】七海「なんかすごいコントローラーもらった」
【安価】七海「なんかすごいコントローラーもらった」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1398046897/)


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