【皆で】八幡「どこにでもある日常風景」【短編集】 (470)


お題をもらって短編集

適当なキーワードとキャラを指定してもらいながら短編集を書いていく

キャラ指定無しでもOK




ゲーム

雪乃



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1397402346

いろは
生徒会室
ふたりきり


―――

ゲーム

雪乃「部室で何をしているの?」

八幡「音ゲー」

雪乃「音?」

八幡「ぁー。ゲームだよ。リズムに合わせて指定されたボタン押したりとかするんだよ」

雪乃「そう」

八幡「やってみるか?」

雪乃「ふんっこんなもの」


10分後


雪乃「……く」カチャカチャ

八幡「滅茶苦茶ハマってますね」

結衣「いやー。ゆきのん負けず嫌いだもね」

八幡「お前も大概だがな」

結衣「何をー!」

雪乃「……ふんっ。どうかしら?」ドヤッ

八幡「は?……いや、かんたんをフルコンしてどや顔されても」

雪乃「……?」

八幡「……いや、何でもない」


――――

アニメ


結衣「ヒッキー何してるん?」

八幡「ぁー?アニメ見てる」

結衣「……うわぁ。学校で……」

八幡「仕方ねーだろ。本読んじまったんだから」

結衣「……そんなに面白いの?」

八幡「あ?……まぁ」

結衣「……私も見る」ズイッ


八幡「ちょっと由比ヶ浜さん。狭いんですが。てかイヤホンしなくても外せばいいだろ」


結衣「いーから。このままなの!」


八幡(な、何故リア充はイヤホン片方ずつをしたがるのか……あ、こいつの髪やっぱサラサラ……じゃなくてね)


八幡「は……離れろ」


結衣「あーもう。うるさい。聞こえないでしょ」


雪乃「あなたたちは部室で何をやっているの……」


結衣「あ、ゆきのんも一緒に見ようよ!」


雪乃「遠慮するわ」


八幡「こっちのイヤホンも貸してやるから……一人で見ろ」


結衣「えー」


八幡「はぁ……」


勉強


三浦「あーし、数学だめだわ 」


姫菜「優美子の場合全部でしょ……」


結衣「あ……あはは」

三浦「こんな時に隼人もいないしー」


八幡「……」ボー


三浦「……そうだ。ヒキオって頭よくなかったっけ」

八幡「……は?」

三浦「あーしらに勉強教えろ」

八幡「え。何この強制イベント」

三浦「何いってんの」

結衣「ご、ごめん!ヒッキー」

八幡「……あのなぁ……」

結衣「……お願い!」

八幡「……わかったよ」


三浦「あ、これわかんない」

八幡「何度目だ……だからここはこう」

三浦「あー……ヒキオやるじゃん」バシバシ

八幡「痛いからやめてくれ」


まぁ、こんな感じで

よろしく頼みます


―――


>>2


生徒会

八幡「ほら、終わったぞ」

いろは「先輩。次はそこです」

八幡「……あのね、人を使っておいてそれですか……少しは労え……」

いろは「嫌です。私は先輩に嵌められて生徒会長担ってしまったんですから」

八幡「あのなぁ……」

いろは「……先輩がいなきゃやりません」

八幡「……そうですか」

いろは「……はい」


八幡「まぁ……やめられても困るから手伝う」


いろは「よろしくです!」ニコッ

ゆきのん
はるのん
買い物

エロなし

グロ無し

忘れてたわ。すまん

海老名
修学旅行
お礼


―――

>>9

陽乃「いやー。ごめんねー。比企谷くん」

八幡「は、はぁ」

雪乃「……何で私まで」

八幡「むしろ何で俺が呼ばれてるんだよ……お前ら姉妹で買い物しろよ」

陽乃「だってー雪乃ちゃんは私と二人だと買い物とかしてくれないしー?」

八幡「あのですね……それだと俺がいるとますます……」

陽乃「でも来てるじゃない?ほら、結果オーライ♪」

雪乃「……私は姉さんに無理矢理連れてこられただけよ……けして比企谷くんがいるからじゃないわ」


八幡「……とのことですよ」


陽乃「素直じゃなーい」


八幡(この二人に挟まれると死ぬ未来しか見えないって……)

海老名
材木座
オタ話

いろは
バレンタイン
大きめのマフラー

平塚静
結婚!


―――

>>12

姫菜「……比企谷くん。はいこれ」

八幡「……なにこれ?」

姫菜「……まぁ、その……修学旅行でのお礼まだだったから……今更でごめんだけどね」

八幡「……俺はなにもしてない。ただ、告白しただけで、それでフラれた……ただそれだけだ」

姫菜「……うん」


八幡「だからこれは……」


姫菜「受け取って……お願い」


八幡「……わかった」


姫菜「うん。それじゃあね」


八幡「……クッキーか」サクッ


八幡「…………旨い」


八幡は数学できないだろ


―――

>>15


姫菜「いいえ!こう!」


材木座「はっはっは!笑わせる!ここは……こうだー!」


姫菜「ば、馬鹿な……い、いえ。これはこれでありかも……グフ」


八幡(こいつら仲良いなぁ……でも、俺を間に挟むのは止めてね?周りが凄く見てるから白昼堂々と卑猥な話をするの止めようね?)


>>19

歴史でも教えてもらってたと思っといてくれ

めぐりん
八幡のベストプレイス
一緒に昼食

―――

>>16


八幡「さーて、帰るか」


いろは「……遅い」


八幡「あのさ……何で俺の自転車に乗ってるの」


いろは「……はい。これ」


八幡「……ぁ?」


いろは「義理ですけどね。余っただけですから」


八幡「……毒入りか」


いろは「今殺しましょうか?」


八幡「悪かった」


いろは「クシュ」


八幡「お前……まさかずっとここで」


いろは「……そんなわけな……クシュ」


八幡「……これ。使え」


いろは「……マフラー?」クンクン


八幡「ちゃんと洗濯してるっての」


いろは「……これ。私には少し大きいです」


八幡「文句言うな。その分巻け」


いろは「……先輩のせいで風邪引いたので、駅まで送ってください」


八幡「はぁ?」


いろは「ほら。はやく」


八幡「……あのな、このご時世に堂々と二人乗りで帰る奴がいてたまるか」


いろは「うるさい。あと……」ファサ


八幡「は?お前なにして」


いろは「……余ってたからしてるだけです。勘違いしたら許しませんから……そもそも先輩のですし」


八幡「……はぁ……落ちるなよ」


いろは「はーい」

サキサキ
予備校の自習室
珍しくデレあう2人

由比ヶ浜
嫉妬
ヒネデレヒッキー

―――

>>17

八幡「結婚?平塚先生が?」


結衣「うん!なんかね!廊下でついに結婚だー!って叫んでたらしいよ?」


八幡「そういや、婚活パーティとかよくいってるもんな」


雪乃「私には何故そんなにも結婚したいのかわからないのだけど」


結衣「え?でもお嫁さんとか憧れるじゃん。子供とか。ウェディングドレスとか」


雪乃「けれど、その分負担が増えるし、やりたくないわね」


結衣「そ、それは……ほら、その人とならどんな困難でも!ってやつじゃない?」


雪乃「なるほど……比企谷くんには無理ね」


八幡「どうしてそこで俺が出るんだ……」


雪乃「あら?だって貴方を苦労してまで養いたいと思う人は恐らくいないわよ」


八幡「どっかにいるかもしれないだろ。しかも養っては貰うがその分主夫業で働くぞ。俺は」


結衣「そっかー。ヒッキーと結婚するなら稼がないといけないのかぁ……」


八幡「まるで俺と結婚するみたいに言わないでくれませんかね……勘違いするから」


結衣「はっ!?……な、ないない!ないからね!」


八幡「ぜ、全否定か。いいけど」


結衣(あ、あたしのバカァ!)



ちなみに先生の結婚話は破談になったそうだ



平塚「社会のバカ野郎ー!なーにが、格差社会だ!」


八幡「先生……飲みすぎ……」


>>22

八幡「いい加減寒いな」


めぐり「こんにちは」


八幡「え?ああ。城廻先輩」


めぐり「久しぶり」


八幡「……どうも。どうかしました?」


めぐり「一緒にご飯を食べよう」


八幡「なぜ」


めぐり「ほら、私もうすぐ卒業だし、思い出にね」


八幡「いや、尚更ここじゃなくて、他で 」


めぐり「だめかな?」


八幡「……ぅ」


めぐり「だめ?」


八幡「……はぁ。別にいいですよ」


めぐり「うん!よろしくね!」


>>24

キーワードないから不可


デレるだけじゃなくて話題をいれてくれ

大岡
チェリー卒業?


―――

>>25

廊下

八幡(由比ヶ浜……?)


「由比ヶ浜。手伝うよ」

結衣「へ?ああ。ありがとう」

「それでさ、今度よかったら」

結衣「あー。んー。ごめんね。その日は……」


八幡(今日も人気絶頂だな)


「まぁまぁ。そういわず。一日だけ」


結衣「う、うーん」


八幡(断れ。断られてフラレてしまえ)


結衣「……ぁ」


「え?なに?」


結衣「あ、ごめん。そうじゃなくて」ジー


八幡(あ。すげぇ見られてる。気付かれたか)


結衣「……」ジー

八幡(あ?助けて?)

八幡「……」

八幡(知るか。自分でなんとか……)

「ねぇ?由比ヶ浜。聞いてる?」パシッ

結衣「へ?あ。ごめんね。やっぱり無理だよ」

「えー。いいじゃん」

八幡「おい。由比ヶ浜。部活行くぞ」


結衣「あ。うん!それじゃあね」


八幡「お前今のさっさと断ればよかっただけだろ」イライラ

結衣「あはは。面目ない」


>>29

風見鶏どんなやつか忘れた


それじゃとりあえず終わり


お疲れ様

各ヒロイン

新婚生活

小町

ナンパ

千葉シスコンランク第二位スキル発動

八幡
雪乃
街頭インタビュー

いろはす
八幡
温泉

サキサキ
兄弟へのプレゼント
こっそり


キョン「例えばのひとかな?」

ヒッキー
葉山
放課後で雑談

由比ヶ浜
雪ノ下
料理


>>33

結衣「ヒッキー!イメプしよー!」

八幡「は……?」

結衣「え?知らない?」

八幡「……お前……また適当な知識で……」


結衣「何いってるの?まぁそれより!お題は新婚生活で!」


八幡「……新婚生活がどうしたんだよ」


結衣「だーかーらー。私達が新婚生活したらどうなるか。を考えようよ」


八幡「俺と由比ヶ浜?」

―――
――


結衣「……はい。あなた。ご飯ですよ」

結衣「うわー!手が滑っちゃった」ゴンッ





八幡「……し、死ぬ」


結衣「何でだし!」


八幡(まぁ、家事は俺がやるけど)




結衣「じゃあ、ゆきのんとだったら?」


八幡「はぁ?雪ノ下?ありえないだろ」


結衣「いいから!」


八幡「雪ノ下ねぇ……」




雪乃「貴方ね、料理も掃除も中途半端だなんて。恥ずかしくないの?養ってもらってるくせに」ニコリ



八幡「……ストレスで死ぬ」

雪乃「……お望みなら今してあげるわよ?」ニコリ

八幡「勘弁してくれ」

―――

>>35

ららぽーと


八幡「買い物終わったか?……あれ?小町?」




小町「え?いやいやー、申し訳ないですけど。兄がいるので」


「家族連れか……」テクテク


八幡「……何?ナンパされてたわけ?」


小町「お兄ちゃんがトイレから戻るの遅いからね」


八幡「俺のせいかよ……」


小町「……」


八幡「どうした?」


小町「お兄ちゃん……結衣さんとかがナンパされてたらちゃんと助けるんだよ?」


八幡「え。嫌だよ。怖いし」


小町「大丈夫だよ。こうやって……」パシッ


八幡「おい」


小町「手を繋いで引っ張るだけだよ」


八幡「……引っ張るなよ。腕が痛い」


雪乃
陽乃
取り合い

―――

>>36


八幡「げ」


雪乃「……最悪ね。貴方と休日に出会うなんて」


八幡「そりゃこっちの台詞だ」


八幡(休日にまで罵倒されるなんてお断りだ)


「そこのカップルのお二人。ちょっといいですか?」


八幡「カップル?」


雪乃「止めてくれないかしら。貴方とカップルだなんて」


八幡「俺だってお断りだ」


「あ、あのぅ……話を」



―――

>>37


いろは「……ねぇ先輩」


八幡「働け生徒会長」


いろは「温泉いきません?」


八幡「温泉?」


いろは「温泉」


八幡「夢見てないで働け」


いろは「えー!いきたーい!行きたいですー!」


八幡「銭湯でも行ってろ」


いろは「えぇー」



―――

>>38

八幡「なぁ」

川崎「何?」

八幡「何故俺はお前の弟のために買い物に付き合っているんだ」

川崎「うっさい。選挙の時の借りを返すって言ったのはあんたでしょ」

八幡「そうだけどさ」

川崎「……あ、これとかどう?」

八幡「それ、むしろお前に似合いそうだな」


川崎「……」


八幡「買わないのか?」


川崎「い……いい」カァァ


八幡「?」


―――

>>39 違います


八幡「俺はまだ死にたくないぞ」


結衣「ヒッキー酷すぎ!」


雪乃「いえ。この機会に死んでしまうのも世界のためでは?」


結衣「それあたしの料理で殺すってこと!?」


八幡「今更か……自覚してたかと」


結衣「そ、そんなことないもん!次は大丈夫だよ!うん!」


八幡「……味見はしたのか?」


結衣「へ?これからヒッキーがするんだけど?」


八幡(それは毒味と言うんですよ)


八幡「……まぁ。頑張って作ったんだったら……」ガリッ


八幡「……えーっと……ハンバーグだっけ?これ」ガリガリ


結衣「うん!」


八幡(……この感触卵の殻か?)ガリガリ


結衣「ど……どう?」

八幡「……う、うまいぞ」

八幡(そんな不安そうな顔されたらこうするしかないだろ……)バクバクバク


結衣「わ。全部食べた」


八幡「……ちょ。ちょっとMAXコーヒー買ってくるわ。うん」


ルミルミ
子ども扱い

はるのん
ヒッキーの部屋へ強襲


―――


>>47


八幡「だからさ……俺を巻き込まないでくれない?」


陽乃「えー?お姉さんとデートだよ?嬉しいでしょ」


八幡「いえ。まったく」


雪乃「そうよ。姉さん。離れなさい」


陽乃「えー?雪乃ちゃん羨ましいの?」


雪乃「そんなわけないでしょう。私はさっさっと平塚先生に頼まれたものを買って帰りたいだけよ」


八幡「そもそも、何で陽乃さんが?」


陽乃「二人が仲良さそうに歩いてたからつい♪」


八幡「仲良くないです……」


雪乃「そうよ。風評被害で訴えるわよ。比企谷くんを」


八幡「え?俺なの?なんで?」


陽乃「ほら、息ぴったり♪」

―――

>>53

八幡「誰?」


結衣「えー。ヒッキー忘れたの?」


雪乃「鶴見留美さんよ。林間学校の」


八幡「ああ……で、何でここに?」


留美「お母さんに会いに来た」


八幡「お母さん?」


結衣「鶴見先生だよ」


八幡「……あの先生か」


結衣「ヒッキー絶対わかってないでしょ……」


八幡「……そんなことないぞ」


雪乃「鶴見先生は今外に出てるからその間ここで面倒を見てるのよ」


八幡「ここは保育所じゃないぞ……」


留美「子供扱いしないで」


八幡「……悪かったよ」

仮面ライダーやプリキュア
八幡
熱く語る

―――

ストーブ


八幡「は?ストーブ?」


結衣「そうそう!ほしくない?」


八幡「まぁ、部室寒いもんな」


結衣「だよね!」


雪乃「……決まりね……はい。これ」


八幡「何?この券」


雪乃「引換券よ」


結衣「ストーブの♪」


八幡「……俺に取ってこいと?」


雪乃「そういうことよ」


八幡「こ、このやろう」


結衣「……あれだったらあたしも行くよ?」


八幡「……いいよ。ストーブ運ぶだけだし」


雪乃「お店は……」


八幡「はいよ」



―――




結衣「じゃじゃーん!」


八幡「……何処から持ってきたそれ」


結衣「土鍋とカセットコンロだよ」


雪乃「……由比ヶ浜さん。学校で火を使うのは禁止よ?」


結衣「カセットコンロだし」

雪乃「いえ。だから、火を」

結衣「アルコールランプも火だし」

雪乃「……それは学校の備品で」

結衣「鍋したいのー!ゆきのんとー!」

雪乃「ちょっと……由比ヶ浜さん離れて」


結衣「いーやー」


八幡「……IHならいいんじゃねーの」


結衣「それだ!さすがヒッキー!」


雪乃「あ、あなたまで」


八幡「……まぁ、いいんじゃね?校則で禁止されてないだろ?」



雪乃「……仕方ないわね」



結衣「ありがとゆきのんー!」



―――

>>56


八幡「……」ペラッ


ピンポーン


八幡「……」ペラッ


ドタドタドタ


八幡「……ん?」


バンッ!


八幡「こら、小町扉はもう少し優……しく」


陽乃「こんばんはー」


八幡「……」ポカーン


陽乃「来ちゃった♪」


八幡「ちょっと待ってください。来ていきなり部屋を漁らないでください」


陽乃「後ならいいの?」


八幡「それ以前に用件を速やかに言ってそのまま帰ってください」


陽乃「特に用事はないよ♪それじゃ、お邪魔しまーす」


八幡「小町ー。110番ー」


陽乃「おー。小学生の比企谷くん可愛い」


八幡「帰ってください」



―――

>>61

結衣「またヒッキーアニメ見てるし……あ。でも懐かしい」


八幡「初代だしな」


結衣「うわー。よく見てたなー」


雪乃「こんにちは」ガラッ


結衣「あ。ゆきのん見て見て!懐かしいよ!」


雪乃「?」


結衣「ほらほら。懐かしくない?」


雪乃「ご、ごめんなさい。見たことがないわ」


八幡「は?お前見てないの?」



雪乃「……貴方に言われると苛立ちを覚えるわね」


八幡「しょーがねーな。俺が説明してやろう」


1時間後


雪乃「……」ペラッ


八幡「……わかったか?だからまずは……」


結衣「す。ストップ!ヒッキー!十分わかったから」


八幡「え?まだこれから」


結衣「こ、今度皆で一緒に見ようね!うん!そうしよう!」


雪乃「……」ペラッ


結衣(ゆきのんは五分で読書始めちゃうし……)


―――

掃除


めぐり「いやー。ごめんねぇ?」


八幡「……はぁ」


めぐり「あはは。後でコーヒー奢ってあげるから……ね?」


八幡「まぁ、奉仕部にきた依頼ですしね。……よっこいしょ」


いろは「本当助かりますねー。男手があると」


八幡「お前は……もう少し……働け」ドシッ


いろは「働いてますよ?」


八幡「……さっきからジュース飲んでるだけだが」


いろは「先輩の応援係♪」


八幡「……はぁ」



―――

体育


材木座「ついにこの時がきたか……」


八幡「……」


材木座「さすが我がライバル……我の前に立つのは貴様しかいないと思っていたぞ……八幡!」


八幡「バスケのパス練習で何を言っているんだ……お前は」シュッ



材木座「むむっ!これが噂の消えるシュートか!」


八幡「ただのパスだ……」


材木座「うーむ。流石八幡」


八幡「聞けよ……」

―――

ケーキ

結衣「駅前に出来たケーキ屋に行こう!」

雪乃「いかないわ」

八幡「いかない」

結衣「二人して即答しないで!?」


結衣「じゃあさ!今度皆でケーキ作ろうよ!」

八幡「嫌だ」

雪乃「由比ヶ浜さんの場合、作ろうではなくて作ってになるわね」

結衣「ゆきのん!?」

八幡「……まず由比ヶ浜は卵焼きから頑張れ」

雪乃「そうね……いえ、でもゆで玉子も……玉子かけご飯からでどうかしら?」

八幡「あ。それいいな」

結衣「卵割るだけじゃん!?」


八幡(その卵すらまともに割れてないんですが……わかってますか?由比ヶ浜さん)

めぐはす
生徒会室
八幡と買い出しにどっちが行くか

陽乃
密室
壁ドン

あーしさん
勉強のお礼デート

ゆきのん
方位磁針
新宿駅

折本
デート

悪いがルミルミとか書ける気がしない


―――

>>71

いろは「私がいきますよ」

めぐり「いいよいいよー。生徒会長を働かせるなんてとんでもないよぉ」

いろは「いえいえー。私も先輩を使うなんてとてもとても」


八幡「どっちでもいいから……早く……てか一色俺も先輩だからな」


いろは「先輩はいいんですよ!」


めぐり「比企谷くんはどっちがいいの?」


いろは「そうだ。先輩はどっちがいいんですか!」


八幡「一人がいいです」


八幡(結局三人で買い出しかよ……)

葉山と八幡
共通の天敵
はるのん襲撃


―――

>>72


八幡「……」ガラッ


八幡「……あれ?一番乗りか」




八幡「……」ペラッ


陽乃「ひゃっはろー!雪乃ちゃーん!」


八幡「……雪ノ下ならいないですよ」


陽乃「おー!比企谷くん。久しぶりー」


八幡「近い近い近い……離れてください。雪ノ下さん」


陽乃「……えー?お姉さんわからなーい」


八幡「こんなところ雪ノ下とか由比ヶ浜に見られたら……」


ガラガラ


結衣「やっはろー!」


雪乃「……こんにち……わ」



八幡「……」


陽乃「あ。ひゃっはろー♪」



ピシャ


陽乃「あらら」


八幡「こんな時だけお約束だよ……ああもう」


―――

>>73

三浦「今日クレープいかない?」

結衣「いいねー」

姫菜「いいよー」

隼人「悪い。部活だ」

三浦「えー。また?」

隼人「また今度埋め合わせするよ」

三浦「ならしょーがないかー」

姫菜「三人で行く?」

三浦「んーヒキオ。あんたも付き合え」

八幡「……お断り」

三浦「付き合え」

八幡「ひゃい」


クレープ屋

八幡(俺金ないぞ……たかられても払えねーよ。どうすんだよ)


三浦「ほら」


八幡「あ?」


三浦「ん!」


八幡「ど、ども」


三浦「……この前の勉強の分だから……こらでチャラだし」


八幡「……ああ、忘れてたわ」


八幡「……ありがとな。三浦」


三浦「……ふんっ」


―――

>>74

新宿駅

雪乃「何故東と西が一緒の方向に?」

八幡「俺が知るか……というか、東口でいいんだな?中央とかじゃなくて」

雪乃「ええ」


八幡「……とりあえず行くぞ」


八幡(陽乃さんも何でこんな方向音痴を新宿駅なんて最高難易度ダンジョンに呼びつけるかねぇ)


雪乃「……」テクテク


八幡「おい。馬鹿。そっちじゃない」


雪乃「……わかってるわ」


八幡「前途多難だ……」


>>82


ごめん陽乃さんじゃなくて雪ノ下さんだ

>>75


頼むからデートとかじゃなくて何か話題をいれてくれ

由比ヶ浜
雪ノ下
葉山
八幡
イニシャル


―――

>>79


葉山「比企谷くんは陽乃さんに気に入られてるよね」

八幡「……遊ばれてるだけだぞ」


葉山「あはは。でも彼女たちと上手くやっていけてるよ。君は」


八幡「……何処が。俺からしたらどっちも怖い」


八幡「……前から思ってたけどお前」


陽乃「わっ!」


八幡「……」ビクゥ


葉山「やぁ。びっくりしたよ」


陽乃「二人が歩いてるのが見えたからね!」


葉山「さっきたまたま会ったんだ」


陽乃「へー。仲良さそうに何を話してたのかな?」ニッコリ


葉山「ただの世間話だよ」


陽乃「えー?」


八幡(……やっぱこの人恐い)

いろは
いろはす

八幡 戸塚 材木座
体育 バレー

モスキート音
平塚先生

川崎
模試の結果と志望校

奉仕部員
ポルターガイスト

―――

>>85

いろは「ねぇ先輩」

八幡「何だサボり会長」

いろは「好きな人います?」

八幡「いない」

いろは「即答……イニシャルでいいですからー!」


八幡「だからいない」


八幡「……そういや」


いろは「なになに?やっぱりいるんですか?」


八幡「違う」


八幡(葉山が林間学校の時そんなこと言ってたような)


八幡「……Yだっけ」



いろは「Y?……結衣先輩ですか!?それとも雪ノ下先輩ですか!?」


八幡「だから俺はいないって……」


八幡(そういや、あいつらYだったな)


いろは「ありゃ、怖い顔してる」


―――

>>87


いろは「先輩何飲んでるんですか?」


八幡「いろはす」


いろは「……それ好きですか?」


八幡「普通だけど……たまたまMaxコーヒー売り切れてたから買っただけだし」


いろは(……録音開始っと)


いろは「……先輩。あれなんですか?」


八幡「は?……ただの木だろ」


いろは「それは?」


八幡「いろはす」


いろは「あれは?」


八幡「木」


いろは「繋げて言うと?」


八幡「いろはす木」


いろは「はい。どうもー」


八幡「……?」


いろは(適当に編集して先輩に送信しよっと♪)


―――


>>88


材木座「食らえ八幡!必殺!」


八幡「戸塚。レシーブ一緒にやろうぜ」


戸塚「え?僕?いいの?」


八幡「全然。むしろ戸塚がいい」


材木座「八幡!?我も!我も入れて!ねぇ八幡!」


八幡「あれ。材木座いたのか」


材木座「酷くない!?ねぇ!酷くない!?」


戸塚「あはは。材木座くんも一緒にやろうよ。」


八幡「……ほら、ボール」


材木座「……八幡」


八幡「暑苦しいから抱き締めに来るな」


―――

>>89


八幡「うわ。何この音」


結衣「モスキートーン!何かね。若い人しか聞こえない音なんだって!」


八幡「ああ……何か中学の時教室で煩かったのはそれか」


結衣「そうそう!平塚先生は聞こえるかな?」


雪乃「いくらなんでも、平塚先生なら聞こえるんじゃないかしら?」


平塚「邪魔するぞ」


雪乃「先生……ノックを」


平塚「まぁまぁ。そういうな。そへより比企谷。お前に用があるんだ」


八幡「俺?」


平塚「ああ」


結衣「そうだ。先生何か変な音が聞こえませんか?」

平塚「ん?いや。特に何も聞こえないがどうかしたかね?」


結衣「……いえいえー!それでは、ヒッキーを持っていってください」


平塚「ああ。貸してもらおう」


八幡「俺はモノじゃないんですが……」


―――


>>90


八幡(……やっぱ数学が足を引っ張るなぁ)



川崎「……」



八幡(……えーっと川なんとかさんだ。川越だっけ?)



八幡「どうかしたか?」



川崎「……別に」


八幡「……じゃあ何故俺を見た……」



川崎「……模試……どうだったの?」


八幡「……数学が2点だった」


川崎「……馬鹿じゃないの」


八幡「いいんだよ。数学なんて必要ない大学行くし……お前は?」


川崎「何が?」


八幡「模試。お前も受けたんだろ?」


川崎「……そこそこだね」


八幡「そうか」


川崎「あんたさ。何処の大学受けるの?」


八幡「家から通える文系の大学」


川崎「……ふーん」


八幡「それがどうかした訳?」


川崎「別に……何となくだよ」


ディスティニーランド
雪乃
パンさん

三浦
由比ヶ浜
水着


―――

>>91


八幡「ポルターガイスト?」


結衣「そうなんだよ!出るんだよ!幽霊!」


雪乃「あ、ありえないわ。幽霊なんてそんな非科学的な存在……い、いるはずがないでしょう?」


結衣「でもー!夜な夜な教室の机とか椅子が浮いてるって……」


八幡「何処情報だよ……」


雪乃「ただの噂でしょ?馬鹿馬鹿しい」







ガタッ

雪乃「……ひっ!」


雪乃「……居るはずがない……居るはずがないわ」


雪乃「目に見えなければ居ないのと変わらないわ」


ピシッ


雪乃「……っ!」ビクビクッ


はやはち
腕相撲(ガチ)


―――

スポーツ

結衣「ねぇヒッキー」

八幡「嫌だ」

結衣「まだ何も言ってないよ!?」

八幡「どんな頼み事も嫌だ」

結衣「全否定だ!?」

八幡「で、なに?」

結衣「皆でテニスしようよ!」

八幡「しない」

結衣「ヒッキーこれから即答禁止!」

八幡「寒い。しない」

結衣「ゆきのんー!テニスしようよー!」

雪乃「嫌よ」

結衣「ゆきのんまで……」


結衣「……ヒッキーに負けるのが嫌なの?」


雪乃「……何ですって?」ピクッ

八幡「は?」

八幡「何故俺がでる?俺断ったよね?」


結衣「彩ちゃんが誘ってくれたんだけどなぁ」


八幡「仕方ねーな。何時やるんだよ?」


雪乃「ふふっ……私が比企谷くんに負けるはずがないわ」


結衣「……やった!それじゃー!レッツプレイテニース♪」


―――

>>98



八幡「なぁ雪ノ下」


雪乃「何かしら?」


八幡「ディズニーに来て三時間もこの店にいるんだが」


雪乃「気のせいよ」


結衣「あ、あはは。ゆきのんよっぽど好きなんたね」


八幡「お前、三浦達とジェットコースターとか行ってもよかったんだぞ?」


結衣「ううん。今日はヒッキー達といたいんだー」


八幡「まぁ、それならいいけど。小町なんてさっさと行っちまうし」


雪乃「……」キラキラ


結衣「ゆきのん可愛い♪」


奉仕部
きのこたけのこ戦争

―――

>>99


八幡「小町に無理矢理温水プールに連れてこられたと思ったら……」


結衣「……ぁぅ」モジモジ


三浦「何見てんだし」



八幡「あー。悪い。見てるつもりはなかったんだがな」


三浦「結衣もあーしの後ろに隠れるの止めな」


結衣「だ、だってー!可愛くない水着だし……」


三浦「ゴチャゴチャ言うな」


結衣「やー!」


三浦「ほら、ヒキオ!」


八幡「な、なんだよ」


三浦「感想!」


八幡「…………に、似合ってるんじゃないの?」


結衣「ぁ……ありがと」


三浦「あーしは?」


八幡「似合ってるよ」


三浦「よし!あったり前だし!さー遊ぶよ!」


結衣「待ってー!優美子ー!」


八幡
陽乃といろはのちがいについて

海老名
着替え
おんぶ

―――

>>101


八幡「腕相撲大会?」


葉山「クラス内で勝負みたいでね」


八幡「出ない」


葉山「と、言うと思ったから僕が君の対戦相手なんだ」


八幡「お前の勝ちでいい」


葉山「まぁそう言わないでさ」


八幡「……はぁ」


八幡(手を抜いてさっさと負けよ)


葉山「君には負けたくないかな」


八幡「お前に勝ってることなんて一切ねーよ」


葉山「本気で頼むよ?」


八幡「……はいはい」



―――

>>106

結衣「やっはろー!」

雪乃「こんにちは」

結衣「ねぇねぇゆきのん!」

雪乃「何かしら?」

結衣「ゆきのんはたけのこの里とキノコの山……どっち派!?」

雪乃「……私はキノコ派かしら。手が汚れないし」

結衣「ええー!そんなー!」

雪乃「何かしら?」

結衣「ゆきのんだけはあたしの味方だと思ったのにー!」

雪乃「話が見えないのだけど……」

結衣「今日ね!優美子達とどっち派かの話になって皆キノコ派だったの!」


雪乃「……?別にいいんじゃない?」

結衣「うー!……あ!ヒッキーは!?」


八幡「……きこりの切株」


雪乃「……?」


結衣「……何それ?」


八幡「知らねーのかよ……え?皆知ってるよね?」


―――

>>108


八幡「あ?一色と雪ノ下さんの違い?」


小町「そうそう。前お兄ちゃん一色さんを超強化相模?劣化陽乃さんっていってたでしょ?後可愛くない小町とも」


八幡「そんなこともあったか?」


小町「あったよー。ほら、どんな人か気になるよ」


八幡「そのままの意味なんだが……そうだな……小町は策略をよくする」


小町「それはまた随分な言い分だね。お兄ちゃん」


八幡「けど、底が浅く看破されやすく考えがわかる」


小町「むー」


八幡「そこが可愛いんだからな?けして雪ノ下さんや一色のようにはなるなよ」


小町「お……おぉー。小町のポイントがストップ高だよ!」


八幡「んで、一色……あいつは自分がどう見られてるかわかってる」



八幡「だから、相手を誘導しながら上手く立ち回ろうとする」


小町「ふんふん。それで?」


八幡「雪ノ下さんは敵も味方も巻き込む」


八幡「気がついたら利用されてる。それも自分の意識外で……まさに魔王だ」


小町「お兄ちゃん」


八幡「なんだよ」


小町「小町よくわかんない♪」


八幡「……ようは、小町は小悪魔で一色は四天王で雪ノ下さんは魔王だ」


八幡「わかったか?」


小町「強さの序列はわかったよ!」


八幡「それで充分だろ」


―――

>>109


八幡(ボールボール……っと)


八幡(……材木座め……テニスは野球じゃないんだぞ)


姫菜「あ。比企谷くん」


八幡「……女子も体育じゃなかったっけ?」


姫菜「抜けちゃった♪」


八幡「……何かあったわけ?」


姫菜「んー……あはは」


三浦「姫菜ー。どうしたんだし。あれ?ヒキオじゃん」


姫菜「……何でもないよー」


三浦「教師が集合かけてるよ」


姫菜「うん。すぐ行くよ……」ズズ


八幡「……?」


三浦「どうかした?姫菜」


姫菜「何でもないよ」


八幡「足……怪我してるんじゃないか?」


三浦「はぁ!?姫菜あんた怪我してんの!?」


姫菜「……あはは」



八幡「……何故俺が」テクテク


三浦「うっさい。あんたも男でしょ」


姫菜「ごめんね?重くない?」


八幡「すっごい重」


三浦「……あ?」ギロッ


八幡「すっごく軽い。ハネミタイー」


姫菜「優美子……」


三浦「女を重いだなんて言うのが悪い」


八幡「……理不尽だ」


八幡
雪乃
千葉の兄妹について

>>1の仕事が早くて嬉しいわ
小町
陽乃
似てる


―――




結衣「雪だー!」バーンッ


八幡「……」ペラッ


雪乃「……」ペラッ


結衣「……ユキダー」


雪乃「……由比ヶ浜さん」


結衣「なになに!何かな!ゆきのん」


雪乃「寒いから閉めて頂戴」


結衣「……ですよねー」


結衣「うぅー……私だけ馬鹿みたいじゃん」

めぐはす
いろはす(水)
からだ巡茶


―――


>>115


結衣「ねぇ。ヒッキー」


結衣「ヒッキーはよく千葉の兄弟はーって言うじゃん?」


八幡「千葉の兄弟は総じてシスコンだろ」


雪乃「そんなことはないわ」


八幡「ああ。そういやお前も妹属性だったな」


雪乃「妹属性?」


八幡「何でもない。お前は兄妹じゃなくて姉妹で同性だから千葉理論が当てはまらないだけだ」


結衣「んー。でも、ゆきのんも仲良く出来ると思うんだけどなー」


雪乃「嫌よ」


八幡「……筋金入りだな」


雪乃「貴方だって……葉山くんと兄弟で仲良くしろと言われたらどうなるかしら?」


八幡「ああ。そりゃ無理だ。一発で破門だ破門」


結衣「納得しちゃった!?」


八幡「つまり、千葉の兄弟は同性なら敵に異性なら味方だ」


結衣「強引だ……」


―――

>>116


結衣「小町ちゃんと陽乃さんって似てるよね?」


八幡「……は?何処が?」


結衣「ほら。髪型とか。明るい性格とか」


八幡「俺から言わせりゃ全然違うぞ」


結衣「そう?」


八幡「ああ。小町は可愛い。雪ノ下さんは恐い。ほら。違う」


結衣「それヒッキーだけじゃない?てか相変わらずシスコンだ……」


八幡「俺だけじゃねーよ」


結衣「えー?でも陽乃さん恐がってるのってヒッキーぐらいじゃない?」


八幡「……多分葉山も恐がってるぞ」


結衣「うっそ!?本当に!?あんなに仲良さそうなのに!」


八幡「ソースは無いけどな」


結衣「ほぇー。隼人くんがねー」


>>118

すまん。よくわからん


とりあえず消化したから寝る


お疲れ

いろはvs雪ノ下

葉山
八幡
好きな人

小町が
八幡に
嫉妬

小町と陽乃
初対面で意気投合
寒気を覚える雪乃と八幡

奉仕部
ボードゲーム

奉仕部の雪乃と結衣
八幡は欠席か離席中


―――


>>124


いろは「はい!先輩!」スッ

雪乃「……」スッ

八幡「えー。これは?」

いろは「クッキーです」

雪乃「……」

八幡「それは見たらわかる……一名見てもわからないヤツもあるけど」

結衣「それってあたしのこと!?」

八幡「部室にこないと思ったらお前ら……一色は生徒会やら部活やらどうした……」


いろは「そんなことは今はどうでもいいです!」


いろは「私と雪ノ下先輩……どっちのが美味しいか判断してください!」


結衣「あたしは?ねぇあたしは!?」


八幡「何故勝負になるんだよ……しかも審査員俺だけとか……」


雪乃「いいから食べなさい。そして公正に判断しなさい」


八幡「お前も何でそんなにノリノリなんだ……」パクッ


八幡「……」パクッ


いろは「どうですか!?」


八幡「……一色のヤツのが旨い」


いろは「そ、そんなぁー」


雪乃「当然ね」


八幡「は?何で……」


雪乃「一色さんが持ってるのは私が作ったものよ」


いろは「うぅー。容姿や頭だけじゃなくて女子力でも負けたぁ」


八幡(何でわざわざ入れ替えたんだよ……)


結衣「ヒッキー。あたしのもー」


八幡「……まぁ少しは旨くなったな」モグモグ


結衣「やったね!」

バレンタイン
八幡
葉山


―――

>>128

>>138


葉山「やぁ。比企谷くん」


八幡「……相変わらずモテモテのようで」


葉山「うん?……ははは。皮肉かい?」


八幡「……さぁ?どうだろうな」


八幡(両手にチョコとか糖尿病にかかって死ねばいいんだ)


葉山「……僕は、数より質だと思うけどね」


八幡「質ねぇ……」


八幡(贅沢すぎるぞ葉山)


葉山「……好きな人からは貰えないからね」


八幡「……好きな人ねぇ」


八幡(例のYさんか。千葉県のYさん。出番ですよ。2000個ぐらいこいつにチョコ送ってやれ)


葉山「……君は好きな人から貰えそうかい?」


八幡「……それは皮肉か?」


葉山「……さぁ?それはどうかな?」


三浦「おーい!隼人ー!」


葉山「今行くよ。それじゃあね」


八幡「……好きな人なんていないっての」



―――

>>131


小町「お兄ちゃん今日も出掛けるの?」


八幡「……ああ。何か部活があるんだとよ」


小町「……んー」


八幡「どうかしたか?」


小町「お兄ちゃんが真人間過ぎて小町悲しい……」


八幡「はぁ?」


小町「……小町もう一回寝る。気を付けてね」


八幡「……?」


小町(……駄目だなぁ最近お兄ちゃんが遠くにいったみたいで……)


八幡「小町ー?」


小町「え?お兄ちゃん?出掛けないでいいの?」


八幡「お前の様子がおかしかったから断った」


小町「……クスッ」


小町「……そんなこと言って本当はめんどくさかっただけじゃないのー?」


八幡「そうともいう」


小町「……駄目だなぁお兄ちゃんは♪」


八幡「……そうだよ」


小町「……小町がついてないとね」


八幡「……買い物でも行こうぜ」


小町「うん!」



―――


>>132


陽乃「ひゃっはろー!」


八幡「……小町帰ろう。今すぐ」


小町「どっしたの?」


八幡「……魔王だ」


陽乃「もー。魔王とか酷いなぁ。比企谷くんはー」


小町「……えっと。たしか林間学校の帰りに……」


陽乃「わ!覚えててくれたんだ!雪ノ下陽乃です♪雪乃ちゃんのお姉ちゃんです」


小町「比企谷小町です。何時も兄がお世話になってますー!」



八幡(……悪夢だ。目の前で悪魔パーティが建設されそうになっている。こいつらに一色だけは会わせてはいけない……俺が死んでしまう)


―――

>>133

結衣「二人とも……」

八幡「?」

雪乃「……なにかしら?」

結衣「……これで勝負だ!」

八幡「は?」

雪乃「……?」

八幡「……由比ヶ浜……それは?」

結衣「オセロだよ!勝負勝負!」

八幡「……何故?」

結衣「ヒッキーもゆきのんもあたしを馬鹿にしすぎなんだよ!だからこれで汚名返上だよ!」

八幡(その考えが既に馬鹿っぽいんですが……)

雪乃「……オセロとはどうするのかしら?」

八幡「え。したことねーの?」

雪乃「え。ええ」

結衣「ゆきのん!あたしが教えてるから大丈夫!一緒にやろう!」

雪乃「わかったわ」

結衣「ヒッキー。あたしと勝負だ!」

八幡「……わかったよ」

結衣「はい。これでおしまい。あたしの勝ち♪」

雪乃「なるほど……つまり挟んで陣地を増やせばいいのね」

八幡(それはどちらかと言えば囲碁だ)

八幡「んじゃ、由比ヶ浜とやってみろよ」

雪乃「ええ」


10分後


結衣「ま……負けた」

雪乃「そのようね」

結衣「も、もう一回!」

雪乃「いいわよ」

結衣「……10戦全敗……うわーん!」

八幡「……おい。少しは手を抜いてやれ」コソコソ

雪乃「これでも四隅は全て渡してるのだけど」

八幡「……それで勝つのかよ……」

結衣「……やっぱりオセロじゃなくて五目並べにしとけばよかったかなぁ……」

八幡「……人生ゲームとかにしといたほうがいいんじゃないか?」

結衣「だって悔しいんだもんー!」


―――

>>135

結衣「……んー」チラッ


雪乃「……」ペラッ


結衣「……」チラッ


雪乃「……12回目よ」


結衣「へ?何が?」


雪乃「貴女が時計を見た回数」


結衣「え?」


雪乃「……比企谷くんなら平塚先生が連れていっていたわよ」


結衣「な、なんでヒッキーがでるの!?」


雪乃「あら。彼を待っていたので時間を気にしてたんじゃないの?」


結衣「ち、違うよ!?」


雪乃「……じゃあどうしたのかしら?」

結衣「それはー……そのー……」


結衣「……ぅー……そんなに分かりやすい?」


雪乃「ええ。凄く」


結衣「ぁぅ……」カァァ


雪乃「……あなたたちは、似てるわね」


結衣「へ?」

雪乃「貴女が遅いときも彼はソワソワしながら時計を見ていたわ」

結衣「ヒッキーが?ほ、本当に?」

雪乃「ええ」

結衣「そ。そうなんだ……えへへ」

雪乃「嬉しそうね」

結衣「べ、別にそんなんじゃないからね!」

雪乃「フフッ」

結衣「あー!ゆきのん笑ったなー!このー!」コチョコチョ

雪乃「ちょ。やめ……由比ヶ浜さん」

結衣「それそれー♪」

八幡
結衣
貧血

ゆきのん
仔犬になつかれ
あたふた

小町
戸塚
恋愛について

サキサキ
お弁当
勝負


―――

>>144


廊下

八幡「……体育だるかった」


八幡「……?」


結衣「……」フラフラ


八幡(……フラフラと何やってんだあいつ)


結衣「……」グラッ


八幡「な」


八幡「おい。大丈夫か」パシッ


結衣「………ひっ……きー?」


八幡「……おい。由比ヶ浜?」


八幡「おいおい。マジかよ」


保健室


結衣「……んっ……」


三浦「結衣!大丈夫!?」


結衣「優美子……?それに姫菜も」


先生「大丈夫。ただの貧血よ」


姫菜「本当よかった」


結衣「貧血……優美子が運んでくれたの?」


先生「男の子が連れてきたのよ」


結衣「男の子……あの。名前わかりますか?」


先生「ごめんなさいね。何も言わず出て行ってしまったから」


結衣「そうですか……」


結衣(気のせい……じゃなかった?)


三浦「どうかした?」


結衣「ううん。大丈夫だよ」


―――

>>147


廊下


八幡(……飯飯っと……ん?)


雪乃「……」ビクビク


八幡(雪ノ下?……と犬?)



中庭



雪乃「……ご、ご飯。こ、ここに置いとくわよ?」


「くぅーん」テクテク


雪乃「ひっ!」ビクッ


「……くぅん?」


雪乃「大丈夫……大丈夫」



八幡(仔犬か……)


雪乃「……」ソー


「わんっ!」


雪乃「……」ビクゥ


八幡「……」クスッ


八幡(……今日は部室で食べるかな)


材木座
戸塚
ゲーセン

陽乃
八幡
妹話

はるのんと小町といろは
ついに邂逅を果たし
八幡絶望

―――

>>148

戸塚「……あれ?小町さん」

小町「ほぇ?オオー!戸塚さん」

戸塚「こんにちは。お買い物?」

小町「ええ。戸塚さんはどうされたんですか?」

戸塚「ラケットのガットを張り替えてもらっててね」

小町「そうなんですかー。あ。じゃあ今お暇ですか?」

戸塚「うん。お茶でもしていく?」

小町「是非御一緒させてくださいー♪」


喫茶店


小町「戸塚さん」

戸塚「何かな?」チュー

小町(ストローでジュース飲む戸塚さんはそりゃもう可愛くてお兄ちゃんがみたら卒倒してしまうかも)

小町「お兄ちゃんって上手くやれてます?ほら、色々あって心配で心配で」

戸塚「うん。大丈夫だよ」

小町「……お兄ちゃんも恋人の一人でも作れば安心できるんですけどねー」

戸塚「あはは。八幡には素敵な人が沢山いるもんね」

小町「戸塚さん的にはどう思いますか?お兄ちゃんが好きな人とか何か聞いてません?」

戸塚「んー。何も聞いてないよー。八幡はそういう話を避けてると思うし」

小町「あー。やっぱ戸塚さんにも話してないのかー」

戸塚「あはは。でも誰を好きでも八幡は八幡だし。僕の大切な友達だよ」ニコッ

小町「……あーこりゃ確かにお兄ちゃんも惚れるわ」

戸塚「へ?」

小町「ああ。何でもないですよー。これからも兄のことをよろしくお願いします」

戸塚「こちらこそ。よろしくです」


>>149

川崎「あんたって、専業主夫希望とか言ってたけど、料理とかできるの?」

八幡「舐めんなよ。俺はこれでも小学生高学年までの料理スキルはある」

川崎「小学生って……舐めすぎ」

八幡「お前こそ出来るのかよ?」

川崎「これでも大志の弁当とか作ってるよ」

八幡「俺だって小町に飯作ったりしてるっての」

川崎「勝負する?」

八幡「望むところだ」


数日後


雪乃「川崎さん」

結衣「サキサキ」

いろは「川崎先輩」

めぐり「川崎さん♪」

平塚「比企谷」

川崎「私の勝ちだね」

八幡「な、何故だ」


雪乃「味は評価するけど見た目とバランスがイマイチ」

結衣「ヒッキーのはちょっと弁当の量が多かったかな?」

いろは「昼から焼き肉弁当はきついでーす」

めぐり「野菜がもう少し欲しかったかなぁ」

八幡「ぐ……」

平塚「私は比企谷の弁当の方が旨いがな。ご飯も進むし」

八幡「……」

八幡(女子力皆無の先生に認められる=女子力皆無の弁当=主夫失格……詰んだ)

川崎「ほら。でも私もあんたの弁当好きだよ。味は旨いし」

八幡「これが勝者の余裕か……」


―――

>>152

戸塚「あ、ほらほら。これ凄く可愛いよ八幡!」

八幡「……お、おおお、おう」

戸塚「……取れるかなぁ」

八幡(くそっ……ここで俺に任せとか言えたらなら……でもそんな金もないし)

材木座「ふふふ。我に任せよ!我はこのゲームにおいて常勝無敗!」チャリン

戸塚「本当に!?頑張って!材木座くん!」

八幡「おいおい。そんな事言ってもいいのかよ」

材木座「……ふっ。別に取ってしまっても構わんのだろう?」

八幡「……取れるならな」


結果


材木座「ふ、ふん。こんなもの我に掛かれば容易いものよ」

八幡「5000円も使っといてよく言うよ」

戸塚「材木座くん!ぼ、僕貰えないよ!」

材木座「それは、汝のために取ったもの……受け取ってくれ」

戸塚「じゃあせめてお金は返すよ」

八幡「材木座。燃え付きすぎてキャラがおかしくなってるぞ」

材木座「八幡……燃え尽きたぜ……真っ白にな」

八幡「はいはい」

材木座「もうちょっと乗ってくれてもよかろうに……」

八幡「戸塚。次はなにする?」

材木座「ちょっと!聞いてますか!?八幡ー!」



―――

受験

小町「行ってきます!お兄ちゃん!」

八幡「ああ。気楽にいってこい……ほらこれ」

小町「ほぇ?」

八幡「お守り。効果は実証済みだ」

小町「お兄ちゃん……うん!絶対受かるよ!」

八幡「ああ。行ってこい」

小町
八幡
深夜のコンビニ

―――

>>153

陽乃「妹って可愛いよねー」

八幡「は……はぁ……そうすね」

陽乃「比企谷くんには小町ちゃんがいるもんね」

八幡「あげませんよ」

陽乃「それも魅力的だけど私には雪乃ちゃんがいるからいいよ♪」

八幡「……」

陽乃「ふふふ。今度はちゃんと黙ってるね」

八幡「別に……ただしゃべる話題を考えていただけですよ」

陽乃「勘のいい人は嫌いだけど……比企谷くんなら許してあげようかな」

八幡「……構いすぎたら潰すことになりますよ」

陽乃「……さて、なんの事かなぁ。あ、そうか比企谷くんのこと?」

八幡「……はぁ」

八幡「そろそろ帰ります。小町も帰ってくる時間なんで」

陽乃「うん。小町ちゃんによろしくー」


八幡(やっぱあの人と喋ると疲れる)


―――

買い物


八幡「何で俺が」


いろは「いいじゃないですかー。荷物持ちですよ。荷物持ち」


八幡「それを喜ぶのは戸部ぐらいだろ」


いろは「めぐり先輩の送迎会を提案したのは先輩ですからね」


八幡「してない。俺は千葉県横断相談メールに来たメールを返しただけだ。提案したのは由比ヶ浜だ」


いろは「返したのは先輩でしょ。男ならゴチャゴチャ言わない」


八幡「……はぁ」


いろは「溜め息つかない!」


八結
結婚
雪乃平塚化


―――

>>162

小町「お兄ちゃんー小町コンビニ行ってくるねー」

八幡「は?こんな時間に?」

小町「だってプリン食べたくなったし」

八幡「……ちょっと待ってろ」



小町「ぅー寒い」

八幡「自転車だしな」

小町「でも過保護だなぁお兄ちゃんは」


八幡「俺もたまたまプリン食べたくなっただけだ」


小町「あはは。お兄ちゃんのそういうところ好きだよ」


八幡「あ、今の小町的にポイント高い」


小町「あー!お兄ちゃんそれ小町の台詞ー!」


八幡「はいはい。ポイント高い高い」


小町「もー!」


小町「……ねえお兄ちゃん」


八幡「何だよ?」


小町「小町……受かってるかな?」


八幡「……受かってるさ」


小町「そっか」


小町「……今日は特別に小町が奢ってあげよう!」


八幡「え。まじ?」


小町「うわ。お兄ちゃん現金だ」


八幡「金欠なんだよ」


小町「本当……お兄ちゃんは仕方ないなぁ」


―――


>>166


雪乃「それにしても……あなた達が結婚するとはね」


八幡「……うるさい。俺だって驚いてるよ」


結衣「えへへー」


雪乃「頬が緩んでだらしないわよ。由比ヶ浜さん」


雪乃「……そういえばそうね」


結衣「比企谷結衣だよ!」


雪乃「……そうね」チクッ

八幡「恥ずかしいから止めろよ。結衣」

結衣「えー?別にいいじゃんー。八幡」

雪乃「……」

結衣「どうかした?ゆきのん」

雪乃「い、いえ」


チュンチュン


雪乃「……悪夢ね」

>>166の逆バージョン

いろはす
八幡
お酒

対戦ゲーム
由比ヶ浜>ヒッキー≒ゆきのん>はるのん


―――

送別会


めぐり「こんにちはー」

パンパンッ

いろは「めぐり先輩……今までありがとうございました!」


めぐり「ふぇ!?え。えっと?」


八幡「……お前は。説明もなしに……」


雪乃「つまり……城廻先輩の送別会をしようと。三年生はもうすぐ自由登校なので今のうちに」


結衣「私達も先輩にお世話になりましたから」


めぐり「……皆。ありがとう」ニコッ


いろは「湿っぽいのは無しで行きましょうよー。まだ卒業までは時間がありますし」


めぐり「うん!ありがとう。いろはちゃん。皆♪」


―――

>>172

結衣「びっくりだよねー」

八幡「……うるさい」

雪乃「……私も心底後悔しているわ」

八幡「おいこら」

結衣「だって二人が結婚だよ?高校時代から考えたらありえないよー」

八幡「大学で色々あったんだよ……」

結衣「大学…… 」

八幡「ま、こいつの毒舌は変わらずだがな」

雪乃「当然よ」

八幡「……二人の時は甘えてくるくせに」

雪乃「何の事かしら。妄想も大概にしてくれないかしら」

結衣「……あたしも同じ大学だったら……」ボソッ



チュンチュン


結衣「……はっ!?」ガバッ

結衣「ゆ……夢?」

結衣「……勉強しよ」

結衣「……夢だよね?」


季節ネタとかそこら辺は拾える時期になってから拾います

拾えなかったネタとか本当にごめん

お疲れ様でした

雪乃
小町
妹トーク

陽乃
結衣
昔話

いろは
八幡
気遣い


>>154


合格


結衣「それじゃあー小町ちゃん」

小町「はい!」

結衣「総武高合格……おめでとー!」

雪乃「おめでとう。小町さん」

八幡「おめでとう」

いろは「おめでとうございますー」


小町「ありがとうございます。結衣さん。雪乃さん。それと……」


八幡「ああ。そうか。初対面だったな……一色いろはだ」


いろは「どうもー。生徒会長やってます」


小町(生徒会長……ああ)


小町「四天王さんか」


八幡「ばっ」


いろは「四天王?」


小町「はい。実は……」


八幡(詰んだ。よし。逃げよう)


いろは「へぇ……先輩?」


八幡「……」ガクブル


―――

>>173


いろは「全く……失礼な話ですよ」グビグビ


八幡「悪かったって」


いろは「誰が四天王ですか。誰が」


八幡「だから悪かったって」


結衣「でもヒッキー」


八幡「何だ?……つかお前何か顔赤くないか?」



結衣「そんなことないよ?四天王なら他には誰がいるの?」



八幡「……さぁ」



雪乃「……気になるわね。特に私を見た理由を教えてもらいましょうか」ズイッ


八幡「見てない。見てないから。つか、近い離れろ」


いろは「先輩ー」ギュッ


八幡「お前も止めろ……つーか何か暑い……」


いろは「えへへー」フラフラ


雪乃「比企谷くん……答えなさい」


結衣「ヒッキーでれでれしないのー」ギュー


八幡「……お前ら……まさか」スッ


八幡「……酒じゃねーかこれ……」


八幡(なんつーもの持ってきてるんだ一色。てか、気づけよお前ら……)



小町「あはは。お兄ちゃんモテモテ」


八幡「助けてくれ……小町」


小町「嫌♪」


―――

部室

いろは「先輩ー」ガラガラ

八幡「……呼ばれてるぞ由比ヶ浜」

結衣「多分あたしじゃないよ?」

雪乃「……」ペラッ

いろは「皆でゲームしましょう!」

結衣「ゲーム?」

八幡「しない」

雪乃「……」ペラッ

いろは「あ。テレビとかは生徒会長室にありますので」

八幡「何であるんだよ……」

いろは「ほら。行きますよ!」

八幡「ちょっと……」

結衣「ゆきのんも!ほら!」

雪乃「え?私も?」

結衣「行こっ!」

雪乃「わかったから引っ張らないで……」


―――


陽乃「やほー。お揃いでどこいくのー?」


雪乃「むしろ何故姉さんがここにいるの」


陽乃「えー?私ここの卒業生だし?」


雪乃「全く……姉さんはいつもいつも」


陽乃「はいはーい。わかりましたよー」


八幡(離れとこ……)


いろは「……先輩。どちら様ですか?」コソコソ


八幡「……ああ。雪ノ下のお姉さんだよ……」


陽乃「何をコソコソしてるのー?比企谷くん」


八幡「何もしてませんよ」


いろは「……」


陽乃「おおー。可愛い子だね。誰?誰?比企谷くんの彼女?」


八幡「違います。こいつは一色いろはです。この学校の現生徒会長です」


いろは「よろしくお願いします」ニコッ


陽乃「……うん。よろしくね♪」ニコッ



八幡(恐い。笑顔が恐い)





―――

>>174


いろは「どうぞどうぞー」


八幡「え。何これ」


いろは「交代制でやりましょうよ」


結衣「うわ。懐かしい。スマブラ」


八幡「64か」


いろは「もらったんですよー」


雪乃「……これがコントローラー?」


陽乃「これどうやって持つんだろ?」


結衣「へ?もしかしてやったことないの?」


雪乃「ゲーム自体やらないもの」


陽乃「そうだねー。やらなかったね」


いろは「それじゃあ私がやり方教えますよ」


―――

結衣「やったー!またあたしの勝ち!」


八幡「お前……強すぎ」


雪乃「……ふ、ふん。まだまだね。姉さん」


陽乃「うーん。これ難しいね」


雪乃「次は比企谷くんを倒すわ」


八幡「はいはい」


陽乃「あ。じゃあ一色さん代わろうか」


いろは「いえいえ。私はまだ後でいいですよー」


陽乃「そう?じゃあ次は比企谷くんを狙い撃ちかな♪」


八幡「げ」


―――


雪乃「……この私が一度も……比企谷くんに勝てないなんて……」


陽乃「残念だったねー」


八幡(あんたら姉妹自滅しすぎなんですよ……)


八幡「そして由比ヶ浜と一色は強すぎる」


結衣「とりゃー」


いろは「ほい!」



八幡(まぁリア充御用達ゲームだもんな。俺は一人でやってるが)



雪乃「比企谷くん以下……」ズーン



八幡「お前はへこみすぎだろ……むしろ俺がへこみそうだわ」



いろはす
八幡
間接キス


―――

卒業

めぐり「それじゃあね。皆」

いろは「めぐり先輩ー!」ギュー

めぐり「わわっ。もうー。仕方ないなぁ」

いろは「……お世話に……なりました」

めぐり「うん。今までありがとう。いろはちゃん」ナデナデ


八幡(あいつも意外と涙もろいよなぁ)

結衣「また……会えますよね?」ウルウル

八幡(こいつもか……まぁ流石に)

雪乃「……ありがとうございました」

八幡(こいつは流石に泣かないわな)

めぐり「勿論だよ由比ヶ浜さん。こちらこそありがとう。雪ノ下さん」

めぐり「比企谷くんも……ありがとう」

八幡「へ?あ、はい」

めぐり「ちゃーんと、選ぶんだよ?」

八幡「え?」

めぐり「それじゃあね。今から二次会だから」

八幡「……はい。お疲れ様でした。色々と」

めぐり「うん。またね♪」


八幡(しかし、選べってなんだ?)

結衣「行っちゃったね」

八幡「……そうだな」

結衣「……やっぱり寂しいよね」

雪乃「……来年は私達よ」ゴシゴシ

結衣「……そうなんだよね」

いろは「ううーめぐり先輩ー」

八幡「お前泣きすぎだから。ほら、戻るぞ」

いろは「だってー!」



―――

入学


小町「さぁ行けー!お兄ちゃん♪」



八幡「まさかこれから毎日乗せていくのか?」



小町「レッツゴー!」



八幡「……新しい自転車を買え」



小町「えー。めんどくさいよー」


八幡「朝から兄に重労働を強いるか」


小町「でも、お兄ちゃんならやってくれるよね♪」


八幡「……はぁ」


小町「さっすがお兄ちゃん大好き♪」


八幡「……最初だけだからな」


―――

>>185


小町「第一回妹ぶっちゃけトーク」


雪乃「どういうことかしら?」


小町「このコーナーでは雪乃さんと私がリスナーの皆様のお便りに返答しまーす」


雪乃「あの?小町さん?」


小町「はい。じゃあ一通目。雪乃さんの好きな人を教えてください」


雪乃「話を聞いてくれないのは兄譲りなのね……」


小町「ほらほら。どうなんですか?」


雪乃「……いないわ」


小町「えー?じゃあ愚兄とかどうです?今ならお安いですよ?」


雪乃「い、いらないわ」


小町「あれー?二通目ー。春休み雪乃さんが愚兄と歩いてるのを見ました。付き合っているんですか?」



雪乃「それはただの見間違いじゃないかしら?見間違いね。もしくは他人の空似ね」



小町「……そうですかぁ。それでは三通目なんですが、雪乃さん」



雪乃「……さっきから私ばかり質問されるのは何故かしら……」


小町(そりゃあ内容は小町が考えてますし)


小町「雪乃さんはこの学校でも有名人ですから。当然ですね♪」


雪乃「……あまりいい気はしないわね」


小町「まぁまぁ♪」


いろは
葉山
八幡について

9巻読んでいるなら

折本
何処かのショッピングモール
鉢合わせ

ルミルミvsいろはす


>>191


結衣「小さい時のゆきのんってどんなのだったんですか?」


陽乃「え?昔の雪乃ちゃん?」


結衣「はい」


陽乃「昔の雪乃ちゃんはねー、可愛かったよー。今もだけど」


結衣「それは知ってます」


陽乃「あ、そう?んーそうだね。何時も私の後ろを追いかけてたかなぁ……後すっごくドジで泣き虫だったよ。そして負けず嫌い」


結衣「えー!何か意外ですね」


陽乃「私と勝負して、負けて、そして泣くの。それがもうすっごく可愛いんだよー!」


結衣「……あー」


陽乃「だからついこう……ね?わかる?ガハマちゃん」


結衣「あはは……わかりたくありません」


陽乃「好きな子に冷たくするみたいなあれだよね♪」



結衣「陽乃さん……それを止めたら少しはゆきのんと仲良くなれるのに……」


陽乃「だーめ。これは私の生き甲斐なの♪」


結衣「嫌な生き甲斐だよぉ……」



―――

>>192



いろは「先輩ー。今回もお力をお貸しください」


八幡「お前な……もう生徒会の連中ともうまくやれただろ」


いろは「あれは、先輩達が手伝ってくれたからです」


八幡「……はぁ」


いろは「ほらほらー。先輩。お菓子もちゃんと買ってきましたから」スッ


八幡「はいはい」スッ



結衣「……むー」


雪乃「……」



八幡「な、何だよ?」


結衣「何かヒッキー前からいろはちゃんに甘いよね」



八幡「んなことはないだろ」



八幡(生徒会に関しては俺も関わりがあるからだし)


結衣「そんなことあるの!」


いろは「……」ニコニコ


いろは(いやー。前の問題のおかげで先輩反射的に物とか持ってくれるんだよねー。ちょっと勝った気分に浸れてお得ですね)




―――


>>201


八幡「……よ」バキバキ


八幡「……何か最近生徒会のパシリが増えてるぞ……」


八幡(もういい加減仕事も慣れてるだろうし手伝い要らないと思うけどなぁ)


いろは「先輩ー」


八幡「遅いぞ一色。あと人手を増やせ。回らん」


いろは「まぁまぁ、お詫びにこれあげますから」ポイッ


八幡「ちょ。投げんなよ……まぁもらうけど」ゴクゴク


いろは「あ、先輩。いい忘れましたがそれ私の飲みかけですから」


八幡「ファ!?」ブファ


いろは「ちょっとー。先輩汚いです」


八幡「おまっ……ゴホゴホ」


いろは「あははは!冗談ですよ?」



八幡「たちの悪い冗談はやめろ……ゴホゴホ……鼻にきた……」



いろは(まぁ飲みかけなんですけどね)


やっと9巻読んだ

そしたらキャライメージがころりと変わって涙目


お疲れ様でした

いろはすの長編が見たいです…


―――

>>206


葉山「……」


いろは「……」


葉山「……」


いろは「……葉山先輩」


葉山「……なんだい?」



いろは「……比企谷先輩についてどう思ってますか?」


葉山「……どうして急に?」



いろは「何となくです」



葉山「俺は……そうだな。アイツを凄い奴だと思ってる。彼は認めないだろうけどね」



いろは「……そうですね。先輩捻くれてますもんね」



葉山「……いろははどう思ってるんだい?」



いろは「……私は……」



葉山「……そうか」



いろは「……はい」



八幡「一色。資材買ってきたぞー」テクテク


いろは「はーい!今いきます!それじゃ、葉山先輩」


葉山「ああ」


葉山「……本当……彼は人を変える」


――――


>>209


折本「あれ?比企谷じゃん」


八幡「あ?」


八幡(……最悪だ)


折本「へぇ。比企谷も買い物とかするんだ」



八幡「当たり前だ」



折本「あはは。ウケる」



八幡(何がウケるんだ何が。頭の思考回路どうなってんだよ)



折本「……今日は一人?」



八幡(さて、なんて答えるか。ここで誰かと来ていると言えばこいつから逃げれるだろうか……)



八幡「ああ。言っておくが葉山じゃないぞ。妹とな」



折本「え?比企谷妹いたっけ?」



八幡「ああ」


折本「あ。もしかしてロリ谷とか言われてた時の子?」


八幡(小町と中学の時帰ったらそう呼ばれるようになってたんだよな。その後は小町に迷惑かけないために別々に登下校したし)



八幡「ああ」



折本「なにそれマジでウケるんだけど」



八幡(ふぇぇぇ。この人ウケるしか言わないよぉぉ)



折本「……結構楽しくやってるんだ」



八幡「……まぁな」

折本「……そっか。うん。……またね」

八幡「……ああ」

八幡「……またね?」


―――


>>210


いろは「先輩……腐っていても犯罪に手をかけるとは……私悲しいです」


八幡「あのな……一色」


いろは「ああ、でも、安心してください、ちゃーんと面会には行きますからね!私って健気!」


八幡「だからだな……」


いろは「言い訳は男らしくないですよ!」


八幡「……だから、留美とはたまたま会って買い物に付き合ってるだけでだな」


留美「……」


いろは「先輩それアウトです。見た目的に」


留美「……ねぇ、八幡」


八幡「あ?なんだ?てかお前も否定しろよ」


留美「こんな人放っておいてクレープ食べにいこうよ」


いろは「こんな……人?……あ、あはは」


留美「八幡は今私と出掛けてるの。貴女には関係ない」


いろは「せ、先輩は目付きの危ない人なんですよ?」


八幡「おいこら」


留美「私は八幡のことそんなことで判断しない」


いろは「……い、言わせておけば」


留美「……ほら、いこ」パシッ


八幡「お、おい」


いろは「……先輩」


八幡「な、何だよ?」


いろは「このことは結衣先輩と雪乃先輩に言いつけますからね!先輩のバカぁぁ!」




八幡「……俺、悪くなくない?」




ルミルミは書けると思うよ

ただ恋人とかは無理かも

葉山軍団は戸部なら何かしら書けそう

お疲れ様でした

>>217

長編はこれで勘弁

次の長編は考え中

いろは「全力で先輩を攻略する」八幡「やめてくれ」
いろは「全力で先輩を攻略する」八幡「やめてくれ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1392011044/)


いろはす
八幡

ルミルミ
けーちゃん
なんだかんだ年下に甘い八幡

ゆきのん
ゆいゆい
格差

いろは
小町

奉仕部
比企谷家の写真アルバム
鑑賞

けーちゃん
さーちゃん
はーちゃんについての話


―――

勉強


結衣「ヒッキー!ここ教えて」


八幡「あのな……ここはたしか一年の初めにやったはずだぞ」


結衣「だってわかんないんだもん!」


八幡「ユキペディアさんに聞きなさい」


結衣「だってー!ゆきのんに聞いたら……」



結衣「貴女はまた……もう何度目だと思うの?少しは自分で調べるというのを覚えてからにしたらどう?」



結衣「って言われたんだもん!」



八幡(あのユキペディアさんが投げ出すとかどんだけ聞いたんだお前は……)



八幡「つーか、お前急にどうしたわけ?最近部室でも勉強してるし」


結衣「ちょっとね!うん」



八幡「はぁ?」



結衣「ヒッキーはわからなくていいの。ヒッキーだし」



八幡「今のはちょっと傷付いたぞ……」



――

川なんとかさん



川崎「あんたさ」

八幡「あー?」

川崎「私の名前わかる?」

八幡「……」

川崎「……」

八幡「……」

川崎「……」

八幡「……わかる」

川崎「……即答はできないんだ」

八幡「……川崎だろ」


川崎「……下は?」


八幡「さーちゃんだっけ」


川崎「……は?」


八幡「すみません。マジ怖いからその目をやめろ」


八幡「……何なんだよ急に」

川崎「別に、何となくだよ」

八幡「……川なんとか沙希だろ。さーちゃん」

川崎「……」

八幡「……何だよ。その顔」

川崎「……べ、別に」

川崎「ただ……ちゃんと覚えてたんだって……それだけ」ニコッ


八幡「……たまたまな」ポリポリ


―――

部活


結衣「そういえば小町ちゃん。部活入ったの?」


八幡「いや、あいつは仮入部すらせず帰宅してるぞ」


結衣「え?そうなん?」


八幡「ああ」


結衣「ふーん、どうせなら奉仕部に入れば良いのに」


八幡「……どうだろうな」


八幡(俺たち三年が引退したらあいつ一人になる部活なんだがなぁ)



雪乃「小町さんなら、もううちの部員よ?」


八幡「は?」


結衣「ふぇ?」


雪乃「前日仮入部期間が終わったでしょ?だからうちに正式に入部届けを出してきたわ。今日から来るんじゃないかしら」



小町「こんにちはー!」




八幡「おいおい……まじかよ」



小町「今日から入部させて頂いた比企谷小町です。よろしくお願いします!」



結衣「こちらこそよろしくー!」イエーイ


八幡「小町……お前本当にここで良いのか?」


八幡(この部はもうすぐ廃部同然になるし、将来的内申点にもあまり影響を与えない部だろう、何せ奉仕部とか会社からすりゃ訳のわからん部活だしな)



小町「大丈夫だよ。小町はここがいいのだ」



八幡「……そうか。なら、改めてよろしくな」


小町「うん!」



―――

>>223


いろは「見事に雨ですね」


八幡「だから今日はさっさと切り上げろって言ったんだよ」


いろは「私傘もってないです。先輩は?」


八幡「俺はある。だから帰る」


いろは「ええー!女の子を置いていくんですか!」


八幡「知らん。忠告を聞かなかったお前が悪い」


いろは「ぶーぶー!先輩のバーカバーカ」


八幡「……お前な……はぁ」スッ

いろは「ふぇ?」

八幡「それ使っていいからさっさと帰れ」

いろは「……」

八幡「何だよ?」

いろは「ごめんなさい。気持ち悪いです」

八幡「……やっぱ返せ」


いろは「無理でーす♪一度譲渡されたものは返せませんー」


八幡「どこの盗賊だお前は」


いろは「だから傘のない可哀想な先輩に私が……」バサッ


八幡「……」


いろは「……これなら二人とも帰れるでしょ?」


八幡「……俺はそこら辺の傘パクって帰るからいい」


いろは「駄目ですよ。そんなことしたら。大人しく入ってください」


八幡「……傘貸せ」


いろは「はい♪お願いします」



とりあえずここまで


お疲れ様でした

八幡が
いろはの
水着買いに付き合わされる

大志
奉仕部
小町を追って

大志
小町を追って
受験失敗

副会長
八幡
外で鉢合わせ

八幡
いろは
一緒に登校

いろはす多いなwww

戸部と
いろはすが
八幡について話す

ゆきのん
猫と会話
姉のんに見られる

いろはす
めぐりん
八幡
修羅場

川崎
町でばったり




>>224


八幡「なんで呼び出されたわけ?」


留美「……だめ?」


八幡「……いや、別にいいけど」


留美「ホントに?」


八幡「ああ……まぁどうせ暇だしな」


京華「はーちゃん!」


留美「はーちゃん?」


八幡「川崎の妹の……どうした?さーちゃんと一緒じゃないのか?」


京華「さーちゃんお買い物!」


八幡「そうか、そのさーちゃんはどこだ?」


京華「んっとね……わかんない!」


八幡「え」


留美「へ?」




八幡「悪いルミルミ。ちょっと人探しに付き合ってくれるか?」


留美「いいよ。でもルミルミはやめてて」


京華「はーちゃん」ツンツン


八幡「ん?」


京華「この人だぁれ?」


八幡「ああ。そっか。えーっと……るーちゃんだ」


留美「なにそれ」


八幡「いいだろ?まだこの子幼稚園児なんだぞ」


京華「るーちゃん……るーちゃん!よろしくね!」


留美「ぅ……わかった……けーちゃん」


京華「うん!」


八幡「……さて、どうするか」


京華「あっち!」


八幡「こら。お店の中で走ったらダメってさーちゃんに言われてるだろ?」


京華「……ぁ。はーい!」


八幡「よし。とりあえずあっちなんだな?」


京華「うん!」



15分後


留美「見つからないね」


八幡「だな。しょうがない迷子センターにいくか」


京華「……さーちゃん……」ウルウル


八幡「ほら。泣くな。さーちゃんはちゃんとけーちゃんのこと探してるから」


京華「……うん」


八幡「よし。偉いぞ。ご褒美にジュース買ってやる」


京華「ほんと!?」


八幡「ああ」


京華「やった!」



八幡(さて、ジュースも飲み終わったし、そろそろ迷子センターにでも)


川崎「けーちゃん!やっと見つけた!」


八幡「……やっとか」



川崎「……本当ごめん」



八幡「いいって。別に。ただ気を付けてやれよ」


川崎「うん」



八幡「それじゃあな、けーちゃん。もうさーちゃんと離れたら駄目だぞ?」


京華「うん!ありがとう。はーちゃん!」



八幡「おう」



京華「バイバーイ!はーちゃん!るーちゃん!」



留美「バイバイ」フリフリ



八幡「やれやれだったな」



留美「……八幡って小さい子好きなんだ」


八幡「は?」



八幡(え。なにこれ。冤罪で訴えられるフラグですか?)


留美「けーちゃんの扱い上手かった」


八幡「ああ。……小町が小さいときに慣れたんだよ。そういうの」



留美「ふーん。……ねぇ私もジュース飲みたい」



八幡「……しょうがないか。一本だけだぞ」



留美「うん」



―――

>>225


結衣「ねぇねぇ、ヒッキー」


八幡「あ?なんだよ」


結衣「格差ってなに?」


八幡「ググれ」ペラッ


結衣「えー!……わかったよ」ポチポチ


結衣「……ねぇ、ヒッキー」


八幡「……今度は何だよ?」


結衣「胸囲の格差って出たんだけど」


八幡「……見ない方がいいぞ」ペラッ


結衣「ゆきのん知ってる?」


雪乃「知らないわ」ペラッ


八幡「むしろ知ってしまうとなにかを失うぞ……お前らまんまそれだし」


雪乃「?」


結衣「?」


―――


>>226


いろは「ねぇ。小町ちゃん」


小町「はい。なんですかー?」


いろは「先輩ってシスコンだよね」


小町「そうですね。それも結構重度です」


いろは「家とか先輩となにしてるの?」


小町「特に何もしてないですよ?」


いろは「そうなの?」


小町「はい。二人でゴロゴロしたり、ココア飲んだりですね」


いろは「へー」


いろは(小町ちゃんは先輩に可愛がられて羨ましいなぁ)


いろは「でも、先輩の妹は大変そうだなぁ」


小町「捻くれてますからね」


いろは「だよねー」


いろは(まぁ、恋人はもっと大変なんだろうけど)


―――

>>227


八幡「何で俺の家で……」


小町「小町が提案しましたー!」ニコニコ


結衣「ヒッキーの家も久しぶりだねぇ」


雪乃「……」サワサワ


カマクラ「にゃー」


八幡(カオスだ……)


八幡「とりあえずお茶いれてくる」



八幡「おいこら。何やってんだ」


小町「アルバム見てるんだよー」


八幡「それは見ればわかる……何故俺のを」


雪乃「貴方。小学生の頃から目が腐ってたのね」


結衣「小さい頃のヒッキーはまだ可愛いげがあったのにねぇ」


八幡「ほっとけ」


結衣「あ、この人この前の……」


雪乃「ああ。たしか……お……ごめんなさい。忘れたわ」




小町「あ。その人お兄ちゃんが告白した人ですよ♪」



結衣「……うそ」


雪乃「……」


八幡(小町……わざとなのか?わざとだよな?この空気どうするんだよ)



結衣「ヒッキー……告白したんだ」


八幡「……フラれたけどな」


雪乃「貴方、ああいうのが好みなのね」


八幡「昔の話だ」


結衣「ふーん?」


雪乃「そう」


結衣「ねぇねぇ。ヒッキー」


八幡「何だよ?」


結衣「ヒッキーは今好きな人ができたら告白する?」



八幡「しない。フラレるし」



結衣「即答された!?しかも理由が悲しいよ!?」



雪乃「当然ね」



結衣「ゆきのん!?」



雪乃「よかったじゃない。おり……何とかさんと付き合っても捨てられるだけだったわよ」ニコリ



八幡「お前らは本当に人のトラウマを抉るのが好きなのな……」



小町(あーあ。お兄ちゃん本当にゴミぃちゃんだなぁ……雪乃さんや結衣さんの安心した顔見て何か思わないのかなぁ)



>>228


京華「ねえ。さーちゃん」


川崎「何?」


京華「はーちゃんと遊びたい」


川崎「ぁー。はーちゃんと?」


京華「うん!」


川崎「んー。今は無理かなぁ」


京華「えー!」


川崎「また今度ね?またはーちゃんにも聞いてみるから。今日はさーちゃんと遊ぼ?」


京華「うん!」



川崎「……どうしよ」




とりあえずここまでです


いろはすの人気の高さに……


メインヒロインってなんだっけ

それではお疲れ様でした

乙です
9巻でいろはすのこと好きになった人も多いだろうしな
俺もそうだし

いろはす
八幡
平塚先生に怒られる

八幡
いろはす
二人で昼食


―――

>>235


八幡「なぁ一色」



いろは「何ですか?」


八幡「帰っていいか」


いろは「駄目です。あ、これとかどうです?」



八幡「……普通」



いろは「えー。じゃあこれとこれ。先輩は黒と白どっちがいいですかぁ?それとも水色とか?」



八幡「どれでもいいから早く解放してくれ……」



いろは「えー。女の子は水着を買うのに時間がかかるものですよ」



八幡「それはわかったから……頼むから」


八幡(こんな水着コーナーにいたら通報されかねない)



いろは「じゃー。先輩。選んでください」



八幡(……全部露出が激しい……一番まともそうなのでいいや)



八幡「んじゃ、これ」



いろは「ほほぅ。白のビキニですか」



八幡「わかったからさっさと買ってこい……」



いろは「はーい」



いろは「あ、先輩」



八幡「なんだよ」



いろは「今年の夏は海に行きましょうね」タタタッ


八幡「……夏はどっか引きこもろう。うん」


―――
>>236

>>238


大志「こんにちはー」ガラガラ


八幡「あ?」


小町「あれ?大志くんじゃん。久しぶりだねぇ」


雪乃「たしか川崎さんの」


結衣「うん。サキサキの弟さんだね」


小町「どうかしたの?」


大志「どうかしたじゃないよ。最近塾にも来ないし」



小町「ああ。塾ならもうやめたんだ」


大志「え。マジすか!?」


小町「うん。大学に行く気はないしねぇ」



八幡「つーか、お前。その制服……」


大志「あ。はい。海浜総合っす」


八幡「……ぁー」


小町「大志くんも総武受けたんだけどねぇ……残念だったね」


大志「ぅ……」


小町「でも大丈夫だよ!高校は違ってもずっと友達だから!」


大志「ずっと……友達」ガクッ


八幡(哀れだな……まぁこれが片想いの現実だ。どんまい)



―――

>>240


副会長「こんにちは」


八幡「……?ぁー。副会長か」



副会長「覚えてくてたか」



八幡「……まぁ。何かようか?」


八幡(生徒会位しか絡みないぞ)



副会長「……いや、海浜の時はありがとう。まともに礼も言えなかったからね」



八幡「ああ。そんなことか」



八幡「……あの会長は大変だろうけど、適当に頼むわ。本人はお前らと仲良くしたいみたいだしな」



副会長「大丈夫だ……最近は彼女も馴れてきている。だが、君がいてくれたら心強いんだがね」


八幡「勘弁してくれ」


副会長「ははは。それじゃ」


八幡「ああ」



八幡(……問題なさそうじゃん)




今日はここまで


9巻読んで一番可愛かったのはどう考えてもガハマ


それではお疲れ様でした


奉仕部
年下について

あーしさん
八幡
ショッピング

八幡
めぐりん
進学した大学のキャンパスでばったり

がはまさんに出番あったけ……?

静ちゃん
八幡
煙草

ランドでヒッキーとゆきのんの間に幸せそうに挟まれてたじゃないか

奉仕部
ランドの思い出話

ゆきのん関連のお題は割とスルーされて悲しい


―――

>>241


八幡「なんでお前と登校してるんだ俺は」


いろは「偶然出会ったからです」



八幡「……はぁ」



八幡(小町にお使い頼まれたせいだ……というか、何であいつ学校でヨーグルト食べたいんだよ……)



いろは「ため息はひどいですねぇ」



八幡「そういやお前、生徒会上手くいってるみたいだな」


いろは「え?そうですかね?」



八幡「ああ。もうそろそろ俺は必要なくなるな」



いろは「それは駄目です!」



八幡「……え、なんで?」



いろは「そ、それは……」



いろは「それは……」



いろは(ど、どうしよう。このままじゃ先輩が!)



いろは「……そう!先輩がいなくなると買い物が大変なんですよ!」


八幡「はぁ?」



いろは「ほらー。副会長さんに荷物持たせるのも悪いじゃないですか。先輩ですし」


八幡「俺も先輩だが」


いろは「先輩は特別です」


八幡「……はぁ。わかったよ」


八幡「……そろそろ本気出して漕ぐからちゃんと捕まってろよ」


いろは「はーい♪」

―――


>>242


いろは「ねぇ戸部先輩」



戸部「ぁー?なんだー?いろはす」


いろは「あ。その椅子はそっちです。比企谷先輩ってクラスではどんな感じなんですかぁ?」


戸部「ああ。こっち?……比企谷?ああヒキタニくんだしょ?」



いろは(あれ。もしかして素で間違えてるのかな)



いろは「はい。そのヒキタニ先輩はどんな感じですか?」


戸部「どんな感じって言われても……よっと……んー。イヤホンして寝てるかな」


いろは(それ狸寝入りじゃないですかね)



戸部「ああ。でも最近」


いろは「?」



戸部「三年になってから結衣と教室でも喋るようになってたかな?つーかいろはす手伝ってくれよ」



いろは(やはり最大の難関は結衣先輩なのか!)


戸部「ちょ、まじ聞いてる?おーい」


いろは(んー。でも結衣先輩可愛いしなぁ)

―――


>>243



雪乃「あら?……野良猫?」



猫「にゃー」




雪乃「ふふっ。にゃー」クイクイ



猫「……」オソルオソル


雪乃「怖くないわよ……にゃー」


猫「……」ツンツン



雪乃「……よしよし」ナデナデ



陽乃「……」ニヤニヤ



雪乃「……」ピタッ



陽乃「どうぞどうぞ。続けて♪」



雪乃「……何かようかしら?姉さん」



陽乃「うん。とりあえず誤魔化すなら目を猫から離そうね」


雪乃「くっ……」


猫「にゃー」スリスリ


雪乃「……にゃー」


陽乃「あ。こりゃだめだ」

―――


>>247


めぐり「比企谷くーん!」



八幡「はい?あ、城廻先輩」



めぐり「久しぶりー!元気だったー?」



八幡「ま、まぁ」



めぐり「ん?どうかした?」



八幡(ほら、こう。久しぶりに会うと何話していいかわからなくなるよね?)



八幡「いいえ。なにも。城廻先輩こそどうしてここに?」


めぐり「私は」



いろは「お待たせしましたー!」


八幡「……げ」



いろは「先輩!?何でここに!?」




めぐり「最近上手くいってるみたいでよかったよ」



いろは「はいー。これも城廻先輩のおかげです!」



八幡(何故巻き込まれた)


めぐり「比企谷くんも頑張ってくれたんでしょ?ありがとう」ポワポワ


八幡(このオーラ卑怯だよなぁ。断れなくなる)



いろは「……」ムー



めぐり「そういえば、比企谷くん進路は?」


八幡「一応○○大が希望ですけど」



めぐり「本当に!?じゃあ私と一緒だ!」



八幡「え。そうなんですか?」



めぐり「うん!聞きたいことがあったら何でも聞いてー」



八幡「はい。じゃあ……」



いろは「……先輩!」


八幡「……ど、どうした?」


いろは「あ、いや、そのー……み、水入れてきますね」


八幡「……?」




いろは「あー。もう。失敗したぁ」



八幡「何が」



いろは「な!何でいるんですか!」



八幡「お前一人で水三人分も持てんだろ……ほら、貸せ」



いろは「……はぁ」



八幡「?」



いろは「先輩って卑怯です」



いろは(惚れた弱味なのかなぁ……こんなことでさっきまでのがどうでもよくなっちゃった)


八幡「?」



いろは「気にしないで下さい。ヒキタニ先輩」



八幡「おま。それ」



いろは「くすっ。冗談ですよ♪」



とりあえずここまでです


>>284


そんなつもりはなかったんですが……何かすみません



それではお疲れ様でした

はちまん
こまち
おひるね

八幡
いろは
趣味

のんびり頑張れよー

いろはす
八幡
告白予行練習

結衣
いろは
ビッチ度対決

八幡
ゆきのん
八幡が失明、ゆきのんが介護

―――

>>250


川崎「あ」


八幡「ん」


川崎「……」


八幡「……」


八幡(ぁー。休日にちょっとした顔見知りの人と出会うと困るよね、どんな風に対応したらいいか)


八幡「……何か用か?」


川崎「……あのさ」


八幡「なに?」


川崎「うちの妹覚えてる?」


八幡「ん?……ああ。それがどうかしたわけ?」


川崎「……あんたと遊びたいみたいなんだけど」


八幡「はぁ?」


川崎「だから、今度また遊んでやってくれない?」


八幡「……そのうちな」


川崎「うん。それじゃ」


八幡「……おう」


八幡(まぁそのうちと答えておけばそれは一生来ないんだけどな)


―――

>>265


平塚「お前らなぁ……派手にやりすぎだ」


いろは「すいませんでしたー」


八幡(俺悪くないのに……何故)


平塚「確かに生徒会選挙の宣伝をするのは許可したが……ビラを屋上からばら蒔くとはどういうつもりだ」


いろは「いやー。インパクトがあって皆見るんじゃないかなぁーって」


平塚「あのなぁ……そのビラを回収するのにどれだけ私が苦労したか……」


八幡「だから止めたのに……」


いろは「最後の方は先輩だってノリノリだったじゃないですかぁー」


八幡「知らん」


平塚「もういい……お前ら帰れ……私は疲れた」


八幡「まぁまぁ。……ほら、先生若手ですから大丈夫ですよ」


平塚「む?……ふむ。まぁそうかな?うん。まぁそうだな。若手だしな」


八幡「ええ」ニヤリ


いろは(うわぁ……先輩姑息だ)



―――

>>269


いろは「はい。先輩これどうぞ」


八幡「……お前の弁当のおかずを貰うとか後が恐いんだけど」


いろは「そんなこと言ってると今すぐ鼻からねじ込みますよ?」ニコリ


八幡「いただきます」パクッ


いろは「どうです?」


八幡「……食えなくはない」


いろは「えー?何ですかそれー。もっとこうあるんじゃないですか?」


八幡「……はぁ。旨いよ」


いろは「はい。さすが先輩わかってますね!」


八幡「……はぁ」


いろは「それじゃあ先輩。これ」


八幡「……何故箸を俺に渡す」


いろは「あーん」


八幡「……うわぁ」


いろは「ちょっと!?」


八幡「ないわー。あざとすぎるわー」


いろは「……はぁ。先輩のバカ」


八幡「はいはい」



―――


>>275


結衣「ヒッキーって年下が好きなの?」


八幡「はい?」


結衣「だって、小町ちゃんは勿論。いろはちゃん。最近はルミちゃんとも仲が良いみたいだし」


雪乃「……年下すぎるのは犯罪よ。ロリ谷君」


結衣「そうだよ?駄目だよ?」


八幡「人を勝手に犯罪者扱いするなよ……小町は好きだが他は普通だぞ」


雪乃「そういえばシス谷くんだったわね」


結衣「そこまで言い切っちゃうんだね……ヒッキーらしいけど」


八幡「何度も言うが千葉ではデフォだから」


雪乃「そんなことはないわよ」


結衣「そうだよぉ」


八幡「……ほら、川なんとかさんもブラコンのシスコンだし」


結衣「へ?サキサキ妹さんいたんだ?」


雪乃「……何故貴方がそれを知っているの?」


八幡「……たまたま知り合っただけだぞ」


結衣「……」ジー


雪乃「……」ジー


八幡(え?何でそんなに俺を見るの?勘違いしちゃうよ?まぁしないけど)



―――

>>276


三浦「ヒキオー。こいつもお願い」ドサッ


八幡「……どうしてこうなった」


三浦「あー?結衣の代役でしょ」


八幡「海老名さんはどうした」


三浦「姫菜は家族とご飯食べにいったの」


八幡「……日をずらせばよかったじゃん」


三浦「あ?何か言った?」


八幡「いや、何も」


三浦「……そ。あ、これも可愛いじゃん」


八幡(何で買い物で由比ヶ浜の代わりに俺を呼ぶかねぇ)


三浦「ヒキオはどっちがいい?」


八幡「……俺にセンスを求められても困るぞ」


三浦「あんた、そんなんじゃ結衣のことどうすんのさ」


八幡(何故由比ヶ浜が出てくる……)


八幡「俺はただの荷物持ちだ」


三浦「……ちょっと来な」グイッ


八幡「ちょっ」


八幡(え。これ、俺もしかして逆鱗に触れた?やべ人生オワタ)




三浦「ほら。これとこれ」


八幡「……なにしてんだ」


三浦「は?見てわかんないの?試着してこい」


八幡「何故俺が……お前の買い物はいいのかよ」


三浦「さっさと行け」ギロッ


八幡「はいぃ」


八幡(何なんだ一体……まぁさっさと着替えよう。怖いし)


八幡「とりあえず着たけど」シャッ


三浦「……んー。下はいいけど上があれだね……次これ」


八幡「ちょ。何で」


三浦「さっさと着替える」





一時間後



三浦「うん。まぁこんな感じかな」


八幡「つ……疲れた」


三浦「それじゃそれ全部買うから」


八幡「ちょっと待て。そんな持ち合わせは無いぞ俺」


三浦「あーしが買うから」


八幡「それこそ何でだよ。買って貰う理由がないぞ」


三浦「理由?そんなのいらないでしょ。ヒキオってたまに変な考え方するよね」


八幡「変じゃないだろ……むしろ常識的な考えだぞ」


八幡(俺からすればお前らみたいな奴の考えの方がわからないっての)


三浦「これ全部お願いします」


店員「かしこまりました」


八幡「ま」


三浦「よし。じゃあいくよ」


八幡「お、おい」


店員「ありがとうございました」






八幡「おい、三浦」


三浦「……あーしは、別にあんたを荷物持ちで呼んだ訳じゃない」


八幡「……」


三浦「……それ、ちゃんと着なきゃブッ飛ばすから。それじゃ」


八幡「おい、どこに」


三浦「帰る」


八幡「……ぁー」ガシガシ


八幡「三浦」


三浦「……なに?」


八幡「その……ありがとな……服」


三浦「……今回だけだかんね」


八幡「ああ」


三浦「……あんたさ」


八幡「何だよ?」


三浦「結衣のことどう思ってんの?」



―――



>>277


キャンパス内



八幡(……さて、見るものも見たし帰るか)


八幡「やっぱ受けるならここか」


めぐり「あれ?比企谷くん?」


八幡「はい?……城廻先輩」


めぐり「やっぱり!久しぶりー!」


八幡「そ、そうすね」


八幡(ひ、人が沢山見てるんですけど……)


めぐり「見学?言ってくれれば案内したのにー」


八幡「は、ははは。すいません。あの……場所変えません?」


めぐり「ふぇ?……あ。うん」


八幡(大学生になってもゆるほわは健在か……恐るべし)




お久しぶりです


更新が遅くて申し訳ありません


それではお疲れ様でした

待ってたぞ

奉仕部
勉強会

いろは
折本
八幡について話す

八幡
格ゲー
神回避

八幡
いろはす
風のいたずら


―――


>>278


八幡「先生もう10本目ですよ」


平塚「ん?ああ……すまんな」


八幡「いえ、消す必要はないですよ。ただ身体に悪いと思っただけです」


平塚「ふむ。それもそうだな。控えるとしよう」


八幡「……先生は何で煙草を?」


平塚「おや。君がそんなことを聞くとは」


八幡「ラーメンが来るまでの繋ぎですよ」


平塚「……そうだな。きっかけは……逃げたかったからかな」


八幡「……」


平塚「おいおい。そんな顔するな。比企谷は色々と察しすぎるのが問題だな」


平塚「……まぁ、これを吸い出したのは辛さをまぎらわす為だったが……今ではそうでもない。タバコの席での会話ってのもあるしな」


八幡「……そうですか」


平塚「ああ。……でも比企谷の言う通り身体には毒だな……少し自重しよう」


八幡「……ええ」


平塚「ほら。ラーメンが来たぞ。ここのラーメンはまた旨いんだぞ」


八幡「はい」


―――

>>280

結衣「ゆきのーん!見てみて!」


雪乃「落ち着きなさい。由比ヶ浜さん」


結衣「ほらほら!去年のランドの写真!」


雪乃「あら。現像したの?」


結衣「うん!この前デジカメ触ってたら思い出したの!」


雪乃「懐かしいわね」


結衣「うん!あ、ほらヒッキー!これとか凄い顔してるよ」


八幡「ぁ?……うわ。何その顔面崩壊してる男……あ。俺?」


小町「うわぁー。これは酷いですね」


雪乃「普段からこんなものじゃないかしら?」


八幡「おい」


小町「そうかもです」


八幡「ちょっと?」


結衣「あはは。あ、ほら、これ!皆で撮った奴!」


八幡「ああ。そんなのもあったな」


結衣「これは人数分焼き回したんだー。はいっ」


八幡「お、おう」


雪乃「……ありがとう」


結衣「えへへ」



―――

>>297


小町「おにいちゃーん。ここ教えてくれない?」ガチャ


八幡「……」スースー


小町「……およ?珍しい昼寝してる」


小町「……黙って寝てたらかっこよく見えなくもないんだけどなぁ」パシャ


小町「……結衣さんと雪乃さんに送信っと」


八幡「ん……」モゾモゾ


小町「……小町も少し眠くなってきちゃったな」ゴロン


カマクラ「ふにゃー」


小町「カーくんもおいでぇ……一緒にお昼寝しよっか」ナデナデ


カマクラ「……にゃ」ゴロン


小町「……おやすみ……お兄ちゃん」


お休みなさい


お疲れ様でした

折本
奉仕部
ショッピングモール 鉢合わせ

謎の折本押し

八幡
三浦
服のお礼

いろはす
デート
修羅場

八幡
結衣
料理

さきさき
けーちゃん
サーちゃんの好きな人

八幡
めぐりん
新婚if


>>298


いろは「ねぇ先輩」


八幡「なに」ペラッ


いろは「先輩って読書好きですね?」


八幡「……ああ」


いろは「……趣味ですか」


八幡「……ああ」


いろは「読書かぁー……んー……あんまりしてこなかったけど……やってみようかなぁ」ボソッ


八幡「……」


いろは「ねぇ、先輩。……私が読書したら変ですか?……なんて」モジモジ


八幡「……」


いろは「……先輩?」


八幡「……」ペラッ


いろは「……い、いつのまにかイヤホンしてるし」


八幡「……」


いろは「……せーんぱい♪」


八幡「あ?おい。本返せ」


いろは「外に行きましょう♪」


八幡「え?……てかお前なんか怒ってないか」


いろは「そんなことないですよ?あはは」


八幡(何なんだ一体。ん?外にってもしかして表に出ろてきあれなのか?)


>>299

いろは「ねぇ先輩」

八幡「今度はなんだ」

いろは「私今から先輩に告白します」

八幡「……は?」

いろは「先輩……私……先輩のことが……」

八幡「おい。冗談はやめろ」


いろは「……」


八幡「……」


いろは「……」


八幡(……だ、騙されるな。どうせこの後の台詞は好きとかじゃなくキモいとかそんなことを言われるはずだ)

いろは「ずっと前から……好きでした」

八幡「……」

いろは「……」

八幡「……わ」

いろは「なーんて!」

八幡「……は?」

いろは「……冗談……ですよ?」

八幡「……あ、ああ。だよな」

いろは「すみません。……練習させてもらいました」

八幡(……はぁ。やっぱそうだろ)

八幡「……なら、ずっと前からっていらなくないか?前振られてるんだし」

いろは「……あ。それもそうですねー」

八幡「……?」

八幡(何か顔赤くないかこいつ)

いろは「……まぁ、あってるんですけどね」ボソッ

八幡「どうでもいいけど、お前顔赤いぞ」

いろは「そ、そりゃーいくら先輩でも告白は緊張しますよ」

八幡「練習なんだろうが……しかも俺でもって……」

いろは「あれー?もしかして少しでも期待しちゃいました?」

八幡「ない」

いろは「……はぁ」


>>300


結衣「あたしビッチじゃないし」


八幡「え?何?」


結衣「ヒッキーいっつもあたしやいろはちゃんをビッチって言うじゃん?」


いろは「そうですねー。酷いですよねー」


小町(面白そうな話をしてるなぁー)キラーン


小町「はいはーい!それじゃあここは小町にお任せくださーい」



小町「じゃあ第一問。どうぞー」


八幡「……あー。じゃあ。学校で男に遊びに誘われたらどうする」


いろは「学内で有名な男子なら適当に遊びまーす。違うならお断りです」


八幡「はい。これビッチ」


いろは「えー?」


八幡「完全に男をステータス扱いしてるだろ……それ」


いろは「……そんな訳じゃないですよ?」


八幡「その首を傾げるのもあざといんだよ。計算型ビッチ」


いろは「何か酷くなってませんか!?」


いろは「結衣先輩はどうするんですかぁ?」


結衣「んー。二人で遊ぶってのはちょっと嫌かなぁ。優美子を呼ぶかな?」


八幡(そりゃ炎の女王が来たら怖すぎて何も出来ませんね。逃げ出すまである)



いろは「なーんか納得できません」


八幡「何が」


いろは「私が計算型ビッチなら結衣先輩はどうなんですか?」


八幡「天然無自覚ビッチ」


いろは「それ最低のあれじゃないですか……」


結衣「ビッチ言うなし!」


八幡「……由比ヶ浜」


結衣「なに?」


八幡「無自覚が一番酷いんだぞ」


結衣「何か諭されてる!?」



八幡「つうかお前ら時間大丈夫なのか?由比ヶ浜はバスだし、一色は会議だろ」


結衣「あ!ヤバ!優美子待ってる!」


いろは「会議なんかよりこっちが……」


八幡「こら」


いろは「はーい」テクテク


八幡「……ふぅ」


小町「……ねぇ、お兄ちゃん」


八幡「何だ?」


小町「お兄ちゃんは結衣先輩と一色先輩をビッチって言ってたじゃん?」


八幡「ああ。そうだな」


小町「本当は思ってないんでしょ?」


八幡「……さぁ?」


小町「本当お兄ちゃんだなぁ」


八幡「何だそれ」


小町「んーん。何でもー」


10巻はよ

というわけでお疲れ様でしたー


>>301

小町「ほら、お兄ちゃんついたよ」ガラガラ


八幡「よう」


雪乃「こんにちは」


雪乃「……どうして小町さんに手を引かれてるのかしら?」


八幡「……」


雪乃「……比企谷君?」


小町「そ、その……」


八幡「小町」


小町「う、うん」


雪乃「……何かあったのね?」


八幡「……ああ」


雪乃「それで、どうしたのかしら?」


八幡「……俺学校辞める」


雪乃「……え?」


雪乃「……笑えない冗談はやめてくれないかしら?」


八幡「……」


雪乃「……」


小町「……雪乃さん」


雪乃「……本気……なのね」


八幡「……ああ。今日は退部届けとついでに最後の挨拶をな」


雪乃「何故……と聞いてもまともに答えるわけないわね」


八幡「……」


雪乃「……そう」


八幡「悪いな。これが退部届けだ」


小町「……」スッ


雪乃「待ちなさい」



雪乃「……笑えない冗談はやめてくれないかしら?」


八幡「……」


雪乃「……」


小町「……雪乃さん」


雪乃「……本気……なのね」


八幡「……ああ。今日は退部届けとついでに最後の挨拶をな」


雪乃「何故……と聞いてもまともに答えるわけないわね」


八幡「……」


雪乃「……そう」


八幡「悪いな。これが退部届けだ」


小町「……」スッ


雪乃「待ちなさい」




八幡「……何だ。退部を認めないとかは言うつもりじゃないだろうな?お前らしくもない」


雪乃「そうね。それは貴方が持って直接私に渡しなさい」



八幡「……」


雪乃「じゃないと受け取らないわ」



八幡「……」


小町「お兄ちゃん……」


八幡「……大丈夫だ」スッ


八幡「……」テクテク


トンッ


八幡「……!」


雪乃「……そういうことね」




雪乃「何時からそうなの?」


八幡「……何のことだ?」


雪乃「目のことよ」


八幡「は?俺の目が腐ってるのは元からなんだろ?」


雪乃「……少なくとも女性にぶつかるほど腐ってはいなかったわね」


八幡「……」


雪乃「……見込みはないの?」


八幡「……ああ」


雪乃「……そう」


八幡「……」


雪乃「……」



半年後


雪乃「ほら、口開けなさい」


八幡「あのさ」


雪乃「何かしら?」


八幡「何でこうなってるの?」


雪乃「あら?不服?女子高生にあーんして貰っているのに?」


八幡「むしろ目に見えないぶん恐いぞ……」


雪乃「比企谷君の腐った目が回復するまではこうするつもりよ?」


八幡「……だから、希望は」


雪乃「あるわ」


八幡「……」


雪乃「絶対に……」


八幡「……由比ヶ浜は元気か」


雪乃「……前よりはね」


八幡「……そうか」


雪乃「……心配なら本当のことを話せばいいんじゃない?」


八幡「……無理だろ。今更」


雪乃「……」



姫菜「……その後結衣と町で偶然出会って三人は徐々に修羅場に!っていう劇を考えたんだけど」


八幡結衣雪乃「却下」



>>319


八幡「だから、そこは」


結衣「こ、こう?」


雪乃「違うわ。正しくはこうよ」


結衣「うー」


小町「お茶入りましたよー」


八幡「……休憩にするか」


雪乃「そうね。ありがとう。小町さん」


小町「いえいえー」


結衣「やったー!休憩ー!」


八幡「お前はせめてそこ終わらせてからにしろ……」


結衣「ええ!?ヒッキーの鬼!」


八幡「じゃないと休憩中に忘れるだろ……」


結衣「バカにしすぎだし!」


雪乃「そうよ。比企谷くん」


結衣「ゆきのん」ジーン


雪乃「由比ヶ浜さんはまだ理解してないのだから出来ないわ」


結衣「ゆきのん!?」


八幡「お、俺より酷いぞ……」


雪乃「あら?そうかしら?」


結衣「ゆきのんー!あたしもっと頑張るから見捨てないでぇ!」


八幡(……ま。冗談を言いあえる仲になったってことか)



よし。お疲れ様でした



お題減ってきたよな(錯乱)


>>322


雪乃「……おかしいわ」


八幡「何が」カチカチ


雪乃「く……何故当たらないの」


結衣「ゆきのん!がんばー!」


雪乃「当たっているはずなのに」


八幡「そりゃ当たってないからな」


八幡(昔からやってたから攻撃モーション全部暗記してるし。攻撃範囲も把握してるしな)


雪乃「あ」


八幡「俺の勝ちだな」


雪乃「……負けた?比企谷くんに?」


八幡「お。おい?」



雪乃「ふふふふふ」ゴゴゴ



結衣「ゆ、ゆきのんから変なオーラが」


八幡「……こわいぞ」



>>323


八幡「ぁー……」


いろは「どうしました?」


八幡「何故俺は草むしりをしているんだ?」


いろは「生徒会の雑務です」


八幡「……はぁ」


いろは「まぁまぁ。ジュース買ってきますから」


八幡「安すぎるだろ……」


いろは「Maxコーヒでいいですか?」


八幡「ん?……ああ」


いろは「はーい」タタタ


八幡(あいつ俺がMaxコーヒ好きって知ってたっけ?)


ゴォォ


いろは「きゃっ」


八幡(縞パン。何か意外だな。つうかきゃって今時どうなの?)


いろは「……先輩」


八幡「……みてな」


いろは「水玉?」


八幡「え?あれが?」


いろは「やっぱ見たんじゃないですかー!」


八幡「……見てない」


いろは「先輩達と小町ちゃんに言いふらしてやる」


八幡「おい。小町はやめろ」


八幡(本当やめてよね?小町に嫌われたらどうすんの?死ぬよ?)


いろは「そこで真っ先に出るのが小町ちゃんですか……」


>>330


小町「はい。お兄ちゃん」


八幡「……ん」


雪乃「次はこれね」


八幡「……」


結衣「ヒッキーこれとかどう?」


八幡「……ああ」


小町「何か不機嫌だね?」


八幡「そりゃ休日に叩き起こされたらな」


小町「もー。女子高生三人と買い物だよ?全国の勝ち組だよ?」


八幡「そんなのが勝ち組なら俺は負け組でいい」


小町「またお兄ちゃんは……」


折本「あれ?」


八幡「あ?」


折本「比企谷じゃん」


八幡「……折本」



小町「……」


雪乃「……」


結衣「……」


折本「買い物?」


八幡「……ああ」


折本「……そっか」チラッ


八幡「……?」


折本「……ううん。それじゃあね」


八幡「あ、ああ」


小町「……」


八幡「どうした?小町」


小町「……別に」


八幡「……」


雪乃「……」


結衣「……」


八幡「お前らも」


雪乃結衣「別に?」


八幡「……はぁ」

>>320

折本「あ。そういえばさっき比企谷と会ったよ」


いろは「え?先輩とですか?」


折本「うん」


いろは「先輩が休日に外出?」


折本「うん。女の子と一緒にいたよ」


いろは「お、女!?」


折本「ちょ。一色さん落ち着いて」


いろは(先輩と出掛ける人……結衣先輩?それとも雪ノ下先輩?)


折本「ほら、えっと……雪ノ下さんと由比ヶ浜さん?だったかな?後一人知らない人がいたけど」


いろは「あー」


いろは(多分小町ちゃんに嵌められたんだろうなぁ……)


折本「……」ジー


いろは「どうしました?」


折本「比企谷が好きなんだ?」


いろは「はい!?」


折本「あはは。その反応だとバレバレだよ?」


いろは「な、なんで私が!」


折本「……違うの?」


いろは「……はぁ」


いろは(やっぱこの人は苦手だ)



>>331


八幡「……なぁ、由比ヶ浜」


結衣「え?何?」


八幡「三浦って……何が好きなわけ?」


結衣「……え?」


八幡「ん?」


結衣「……ど、どうして優美子が?」アワアワ


八幡「どうした?」


結衣「……ん。ううん。何でもないよ」


結衣「優美子かぁー。んー。可愛い系の小物とか好きだけどなぁ」


八幡「それ。お前じゃないの?」


結衣「違うし!」


八幡「そうか」


結衣「……何かあったん?」


八幡「何もない」


結衣「……むー」ソワソワ



八幡「三浦」


三浦「んー?」


八幡「とりあえずこの間の礼だ」


三浦「この間?何かあったっけ?」


八幡「……服の礼だ」


三浦「……ああ。別によかったのに。あーしが勝手にやったことだし」


八幡「じゃあこれも俺が勝手にやったことだ」


三浦「……そ。ありがと。ヒキオ」ニコッ


八幡「期待はすんなよ」


三浦「ま。ヒキオだしね」


八幡「……ああ」


今日はここまでです

お疲れ様でした

葉山
いろは
八幡について話す

八幡がけーちゃんとサキサキに遊びに連れ出される
サキサキ一時離席
いろんな人に目撃される

いろは
ファーストキス

八幡
いろは
ハグ

いろは
八幡
お見舞い


>>332


いろは「ねぇ先輩。これとかなら使えないですか?」


八幡「その前に何で俺が学校のイベントの買い出しにこなければいけないんだ」


いろは「ほらー。それはあれですよあれ。荷物……じゃない。デートです♪」


八幡「思いっきり荷物とか言ってるしこの子……かさばるからあんまりでかい布とか買うなよ」

いろは「はいはい。あ、これも」ドサッ


八幡「無慈悲ですか」


いろは「♪」

小町「あれ?お兄ちゃん?」

八幡「は?」

雪乃「あら。比企谷くんと……一色さん?……比企谷くん。犯罪はやめなさい?」

八幡「してないから。どうみても違うだろこの状況」


結衣「わ。ヒッキーだ。なにしてんの?いろはちゃんとこんなとこで」

八幡「これは」


いろは「デートです♪」


結衣「え……?」


雪乃「……」ピクッ

小町(おおー。これは修羅場な予感)


結衣「……な、何でヒッキーといろはちゃんが?ど、どういうことヒッキー!」

八幡「落ち着け揺らすな物が落ちる」

雪乃「一色さん……正直に答えて。もしあの男に弱味を握られて脅されたりしてるのならいい弁護士を呼ぶわ」

八幡「お前もなにを言って」

いろは「いいえ♪そんなことはありませんよ」

雪乃「……!」


小町「よろしくお願いしますね♪いろはお姉ちゃん」

八幡「お前まで何悪乗りしてるんだよ」

いろは「よろしくね!小町ちゃん!」

八幡「ちょっと……誰でもいいから話を聞いて」


>>336

結衣「ねぇねぇ、ヒッキー。適量って?」



八幡「……適当にってことだろ」


結衣「えー?じゃあ。えいっ」ドバッ


八幡「え?いや、それ入れす」

結衣「えーっと次は砂糖と……」ドバドバ


八幡「いや、まって。それ適量じゃない」


結衣「えー?でも適量って書いてるよ?」


八幡「入れすぎだ……どんだけ甘いケーキ作る気だよ」

結衣「甘い方がいいじゃん」


八幡「いいか……料理が苦手なやつは大概勝手にアレンジするか調味料の分量を適当にするやつだ」


結衣「ほぇー。ヒッキーよく知ってるね」

八幡「感心してる場合かよ……二つともお前のことだぞ……」


結衣「ええ!?」


雪乃「その上しっかりと作っても焦げたりするしね」

結衣「ゆきのんまで!?そ、そこまで酷くないし!」


八幡「ちなみに前者は自分が料理が下手だと自覚してない場合が多い。……これにも当てはまってるな」


結衣「言い過ぎだからね!?」


雪乃「クスッ……分量が多かったのならそのぶんケーキを多く作ればいいわ。手伝ってくれるかしら?由比ヶ浜さん」


結衣「ゆきのん……もちろん!」ニコッ


>>339

「起きてー」ユサユサ


八幡「ん……」

「ほらー。早くしないと遅刻しちゃうよー?」

八幡「……何だよ小町……今日は土曜……」


めぐり「まだ寝ぼけてるのー?会社だよ?」

八幡「……は?」


めぐり「あーほら。寝癖ついてるよ」


八幡(えっと……何これ?目が覚めたら何故かめぐり先輩がいる……つかここどこだ?俺の家じゃないんだが)


めぐり「ほんとにどうしたのー?体調悪い?」ズイッ


八幡(顔近いって!)スッ


八幡「え。えっと……何でめぐり先輩がここに」

めぐり「?まだ寝ぼけてるの?」


八幡「いえ、バッチリ目が覚めてるんですが」

めぐり「私達先月結婚したばっかなのにー。自分のお嫁さんに何でここにいるのってのは酷いよぉー」

八幡「……」


八幡(何だよドッキリか)


八幡「また冗談を」


めぐり「もー!なら……」


八幡「え?」


八幡(あの……顔が更に近っ)



ドンッ



八幡「……」


八幡「どんな夢だよ……しかもベタなタイミングで目が覚めるんだ……」


>>337

京華「ねぇさーちゃん」

川崎「なーに?」

京華「好きって何?」


川崎「へ?」

京華「えっとね。今日好きな人だーれ?って聞かれたから皆って答えんだけどね、そうじゃなくてって言われたの」

川崎「ああ……そういう」


京華「好きにも沢山あるの?」


川崎「んー。けーちゃんにはまだちょっと早いかなぁ」

京華「えー?じゃあさーちゃんにはいるの?」


川崎「え?」

京華「好きな人さーちゃんにはいるの?」

川崎「そ、それは……」カァァ


京華「ねぇねぇー」

川崎「……さーちゃんはけーちゃんが好きだよー」

京華「ほんと?」

川崎「うん。大好き」


京華「私もさーちゃん大好き!」


>>378

いろは「……んー。疲れたー。なーんでこんな忙しいときに限って先輩いないかなー」


葉山「ははは。俺じゃ役不足だったかい?」


いろは「いやいやとんでもないですよ。むしろこんな雑用を葉山先輩にやらせてるのが心苦しいんですよー」


葉山「……随分と信頼されてるんだな彼は」

いろは「へ?信頼?」


葉山「違うのかい?俺には心苦しくても比企谷になら頼れるんだろ?」


いろは「いやー。それは信頼というより雑用を押し付けているだけといいますか」


葉山「君がそんなことをするのも珍しいと思うけど」


いろは「あはは。そうかもです」


いろは「……葉山先輩は先輩のことどう見てます?」


葉山「……どうだろう。俺自身もわかっていない。もしかしたら嫌いなのかもしれない」


いろは「えー。葉山先輩に嫌われるって相当ですね」


葉山「彼は俺には出来ないことを平気でやるからね。多分嫉妬してるんだ。彼に」


いろは「……随分と高い評価してるんですね」


葉山「それは君もだろう?」


いろは「いやー。それはどうでしょうか?」


葉山「多分君を変えたのも比企谷なんだろうな」


いろは「え?私変わってないですよ?」


葉山「……いいや。変わったよ」


いろは「どこら辺ですか?」

葉山「それは教えない」


いろは「えー!教えてくださいよー!」


>>381

京華「はーちゃーん!」


八幡「おー。元気だったか」


川崎「……悪いね。休日に」

八幡「……まぁ借りは返せるうちに返しとかないとな」

川崎「あんたに貸しなんてあった覚えないけど」


八幡「……こっちにはあるんだよ」


京華「はーちゃーん!肩車!」


八幡「ぁー肩車ね。ほらっ」ヒョイ

京華「わー!たかーい!」


川崎「こら。けーちゃん」


八幡「いいって。別に重くないし」


川崎「……ごめん」


八幡「だから気にするなって」


プルルル

川崎「あ。ごめん。バイト先からだ」


八幡「出ていいぞ」


川崎「うん。ありがと」


京華「はーちゃん!あれ!あそこ!」

京華「風船!」

八幡「ああ。貰いに行くか」

陽乃「……」ニコニコ

京華「?どうしたの?はーちゃん」

八幡「……な……何でもない」

八幡(え?あそこにいるの雪ノ下さんだよね?え?何で風船配ってるの?と言うかメッチャこっち見てるよ)

京華「はーちゃん早くー」

八幡(む、むりむりむり。この状況であそこに近づくのか?無理だろ!)

陽乃「はい。風船どうぞー」

京華「わー!ありがとーおねーちゃん」

八幡(向こうから来ちゃったよ。詰んだ)

陽乃「うんうん。いい子だねー。お名前は?」

京華「んっと……けいか」

陽乃「けいか?京華ちゃんかー。よろしくね」

京華「うん!」

陽乃「それでー?比企谷君この子は?」

八幡「……知り合いの妹ですよ」

陽乃「……誘拐は犯罪だよ?」

八幡「違いますから……」

陽乃「よっと」パシャ

八幡「……あの?」

陽乃「送信♪」

八幡「送信早」

陽乃「返信が楽しみだねー」

八幡「え、マジで今の一瞬で送ったんですか」

陽乃「勿論♪」

八幡「誰に……とは聞くまでもないですよね」

陽乃「戸塚くん♪」

八幡「ちょ。何してくれてるんですか。てか何で戸塚のアドレスを」

陽乃「あはは。冗談だよー。雪乃ちゃんとガハマちゃんと静ちゃんだよー」

八幡「え。何気に多いんですが……」

陽乃「ちなみに静ちゃんには比企谷くんに隠し子が!って送っといたよ」

八幡「待ってください。そんなことしたら……」

陽乃「それじゃー頑張ってね♪またね。京華ちゃん」

京華「うん!風船ありがとー」

八幡(……明日は学校休もう)

川崎「ごめんお待たせ……どうしたの頭抱えて」

八幡「……別に」

八幡(まぁこいつと一緒なのを見られなかっただけよかっただろ。川崎に迷惑かけるのもあれだし)


今回はここまでです

次は10月の中旬頃になる予定です
遅くてすいません
お疲れ様でした


>>395

いろは「先輩ってキスしたことあります?」


八幡「……はい?」


いろは「キスですよキス」

八幡「……いきなりなんな訳?発情期の猫かよ」


いろは「……爪でひっかこーかなぁー」

八幡「……悪かったからその笑顔やめろ。怖いから」


いろは(先輩はまだなのかー。これはいいネタを貰えましたね)


>>396

いろは「よっこいしょ」ダキッ

八幡「あの……後ろから急に何をしてるんでしょうか」

いろは「前雑誌で一度はやられたい事ランキングってのがありましてですね」

八幡「あの……それを何で俺にするんですかねぇ……後離れろ」

いろは「トキメキましたか?」


八幡「全く」


いろは「えー」




結衣「暑いねー」

雪乃「そうね」ペラッ

小町「……暑いですねー」

八幡「……」ペラッ


結衣「……夏だねー」

雪乃「ええ」

小町「ですね」

八幡「……」ペラッ

結衣「……」

雪乃「……」ペラッ

結衣「クーラーほしいよー!」

雪乃「そんな部費ないわ」

小町「せめて扇風機がほしいですねー」

結衣「ぅー。ヒッキーどうにかならないー?」

八幡「そんなもん俺にどうこうできるわけないだろ……」

結衣「あ、夏と言えば海だよね!今年は皆でいこうよ!」

八幡「会話飛びすぎ……」

雪乃「……由比ヶ浜さん。私達はもう3年なのよ?」

結衣「うぐ」

八幡「……受験生だな」


結衣「あぅ」

小町(んー、フォローしたいけどどうも出来ないなー。ごめんなさい結衣さん)

結衣「でも人生最後の高校の夏休みじゃんー。なんかしたいよー!」

雪乃「……」ペラッ

八幡「……」ペラッ

結衣「スルーされた!?」

短いけどここまでで

お疲れ様でした

思い


小町「ねーお兄ちゃん」

八幡「んー?」

小町「もう夏も過ぎて秋だよね」

八幡「ああ」

小町「……お兄ちゃんはだれをお嫁さんにするの?」

八幡「……真剣な顔で何を言い出すんだ……」

小町「小町は真剣だよー。だってお兄ちゃんの将来に関わるんだもん」

八幡「あのなぁ……小町俺はそこそこの大学にいってそこで」

小町「ストップ」

八幡「……」

小町「確かに大学でお兄ちゃんに出会いもあるかもしれないよ?でも今の段階ではわかんないよね」

八幡「……そりゃあな」

小町「それじゃあ小町は不安なのです。なので、現段階でのお兄ちゃんの候補を聞きたい訳なのですよ」

八幡「……現段階も何もいないっての」

小町「……そっかー。あーお兄ちゃんの将来が心配だなぁー」

八幡「……凄い棒読みなんだが?」

小町「……これはもう小町がお兄ちゃんを養うしかないのかなー」


八幡「……アホ」

小町「お兄ちゃんは誰を選ぶの?」

八幡「……だから」

小町「じゃあお兄ちゃん、お兄ちゃんはどこまで気がついてるの?」

八幡「……何に」

小町「お兄ちゃんは自分で思ってるほど皆から嫌われてないよ」

八幡「いきなりなんだよ」

小町「お兄ちゃんはみんなが嫌い?」

八幡「……人は好きか嫌いかってだけじゃないだろ……普通だ普通」

小町「……そっか」ニッコリ

八幡「……」ポリポリ

小町「あ。ちなみに小町はお兄ちゃんのこと大好きだよ。あ。今の小町的にポイント高い」

八幡「はいはい」

小町「だからさ」

八幡「?」

小町「お兄ちゃんには幸せになってほしいわけなのです」

八幡「……」

小町「えへへ」

八幡「……俺はお前がいるだけでも充分幸せだっての」

小町「……おお!?お兄ちゃんが珍しくデレた!?」

八幡「……やっぱ取り消す」

馬鹿正直

結衣「ごめんねー?重くない?」

八幡「……ついでだからな。それにこれぐらい重いうちに入らない」

結衣「ついででもだよー。元々これはあたしの仕事なんだし。もっと持つよ?」

八幡「ついでだ。俺も平塚先生に用があるしな。後お前無理しすぎだっての。前が見えないぐらいのプリント持ってるやつとかアニメとかでしか見たことないぞ」

結衣「あはは。平塚先生に用事なの?」

八幡「……まぁ少しな」

結衣「ふーん」

八幡「……なぁ由比ヶ浜」

結衣「何?」

八幡「……何でわざわざ志望大学変えたんだ?」

結衣「……んー、内緒かな」

八幡「……お前目に熊できてるぞ」

結衣「え!?嘘!隠したはずなのに!?」

八幡「……やっぱりな。授業中寝過ぎだぞ」

結衣「あ。……ヒッキー騙したの!?」

八幡「お前最近頑張りすぎなんじゃねぇの」

結衣「……そりゃあ頑張るよ」

八幡「だから何で……」

結衣「内緒」ニコッ

八幡「……そうかよ」

結衣「うん!」

天の邪鬼

八幡「流石に秋とはいえ寒いな……平塚先生も何で俺一人に落ち葉回収させるかなぁ……」

八幡「……もうすぐ冬か」

八幡「……うーす」

雪乃「お疲れ様」

八幡「?」

雪乃「何を突っ立てるの」

八幡「あー、いや。何がお疲れ様なわけ?」

雪乃「あら?貴方落ち葉の掃除をしてたじゃない」

八幡「見てたのかよ……てか手伝えよ」

雪乃「……そうね。貴方が手伝いを望んでいたのならそうしたわ」

八幡「……つまり俺が頼らなかったから手伝わないと」

雪乃「そうよ……それに貴方は手伝うといっても断るでしょう」

八幡「……いや、それはどうだろうか」

雪乃「……そう?なら次はそうしようかしら」コトッ

八幡「……サンキュ」

雪乃「味わって飲みなさい」

八幡「……へいへい」

10巻をアマゾンで買えばよかったと後悔
どこにも置いてないとか予想外ですわ
それではお疲れ様でした

雪乃、由比ヶ浜、平塚
>>411の陽乃からのメールを見ての反応


>>398

いろは「……」フラフラ

八幡「……一色?」

いろは「……」

八幡「……おい?」

いろは「……え?……先輩?」フラッ

八幡「……ちょ」

いろは「……ごめ……なさ」

八幡「……おいおい」

―――

保健室

いろは「……ぅ」

八幡「……よう」

いろは「……寝込みを襲うなんて変態ですね」

八幡「……いきなり倒れたのはどこの誰だ。ほら」ピトッ

いろは「……あ……冷たい」

八幡「……今週保険医が出張でいないんだと」

いろは「ああ……それで先輩が」ムクッ

八幡「……ほれ、ポカリ」

いろは「……ぁ……どうも」

八幡「……平塚先生が後で送ってくれるはずだから今日は大人しく帰れ」

いろは「あ。でもまだ私やることが……」

八幡「それ飲んだら寝てろ」

いろは「だから……やることが」

八幡「そんな状態の奴が来ても迷惑かかるだけだろ」

いろは「……先輩が優しいって……何か気持ち悪いです」

八幡「……そんだけ憎まれ口叩けたら充分だ」

いろは「すいません……迷惑かけて」

八幡「……寝てろ」

いろは「でも……」

八幡「……」

いろは「……先輩ってたまに頑固ですよね」

八幡「……」

いろは「……ごめ……なさい……」スゥ

八幡「……はぁ」

この後滅茶苦茶働いた

何で働いてんだよ俺……


>>435

結衣「あ、みて見てゆきのん。この写真懐かしくない?」

雪乃「何かしら……ああ、これは」

八幡「あの……何でこっち睨んでるんですか」

結衣「はい、これ」

八幡「……ああ?……おいこれ」

雪乃「あら、これは比企谷くんが犯罪を犯してる証拠写真じゃない」

八幡「お前らなぁ……」

結衣「あの時のゆきのん怖かったねー」

雪乃「あら、由比ヶ浜さんも凄い慌てようだったじゃない」

結衣「そ、そんなことないよ!?」

雪乃「そうだったかしら?確か……」

―――

結衣「ゆ、ゆゆゆゆきのーん!」

雪乃「何かしら由比ヶ浜さん。電話に出るなり」

結衣「さ、さっきの写真みた!?」

雪乃「写真?何のことかしら?」

結衣「陽乃さんから送られてきた写真だよー!」

雪乃「姉さん?……ああ。そういえばさっき姉さんからメールが来てたわね」

結衣「それ早く見てみてー!」

雪乃「まったく……どうしたの……よ……」

結衣「ね!?どうおもう!?」

雪乃「……明日学校についたら比企谷くんを警察に突き出さないといけないわね」

結衣「ゆ、ゆきのん?」

雪乃「ふふふ」

結衣「ゆ、ゆきのーん!?帰って来てー!」


八幡「そんなのだったのかよ……」

結衣「もうそれからゆきのんを止めるのにどれだけ苦労したか」

八幡「と言っても次の日俺は雪ノ下やお前に散々詰め寄られたわけだが」

雪乃「当然よ」

結衣「そうだよ!……でも流石に平塚先生に追い詰められてるヒッキーみてたら冷静になったよねー」

雪乃「ええ……流石に平塚先生の鬼気迫る感じには負けたわ」

八幡「……ほんと誰か貰ってやってくれ」


クリスマス

八幡「……お前らさ家の前で何やってんの」

結衣「やっはろー!」

雪乃「こんばんわ」

八幡「……言っとくが」

小町「いらっしゃいませー!」

八幡「……小町……またお前」

小町「いいからいいから。パーティーしましょう!」

結衣「おー!」

雪乃「お邪魔じゃないのかしら?」

八幡「……ここまで来たら小町は譲らんだろうしな」

雪乃「そう。流石兄妹なのね」

八幡「……」ポリポリ

その後小町主催のパーティーによりやたらと盛り上がった

雪ノ下や由比ヶ浜だけでなく川崎や一色、挙げ句のはてには陽乃さんまで来た

ああ、もちろんクリスマスプレゼントは渡しておいたぞ

二週間前ぐらいからやたらと小町がうるさかったしな

この辺はもう色々とカットでいいだろ

俺にとってはもう恥ずかしすぎる黒歴史だったとだけ言っておく


三学期はずっと勉強だったと思う

特に俺や由比ヶ浜は雪ノ下とは違って推薦ではなかったしな

だが結果として……

結衣「う、ううう受かったぁぁぁぁ!?」

小町「おめでとうございます結衣さーん!」

雪乃「私が教えたんだもの……当然よ」

八幡(とか言いながら涙必死に堪えてるのバレバレですよ雪ノ下さん。てか俺も受かったんだけどなぁ……)

小町「お兄ちゃんもおめでとう!」

雪乃「おめでとう」

結衣「おめでどー!」

八幡「……さんきゅ……由比ヶ浜もお疲れ」

結衣「よがっだよぉぉぉ!」

八幡「な、泣くなよ」


先輩

いろは「……ねぇ先輩」

八幡「……あー?」

いろは「……もうすぐ卒業なんですね」

八幡「そうだな。嬉しいか」

いろは「はい。すっごく」

八幡「ですよねー」

いろは「……すっごく嬉しいですよ」

八幡「……一色?」

いろは「……ほんと……先輩と出逢ってから私の人生は狂っちゃいましたね」

八幡「はい?」

いろは「だって生徒会長なんてやったんですよ?この私が」

八幡「……」

いろは「……多分先輩に会ってなかったらありえなかった未来ですよ」

八幡「……そうか」

いろは「先輩なんて適当に付き合って適当にバイバイする予定でしたのに……」

八幡「……」

いろは「……ないで」

八幡「……え」

いろは「……何てね。やっぱり葉山先輩と別れるのがホントに辛いですねー」

八幡「……」


いろは「それじゃ、先輩またそのうちー」

八幡「……一色?」

いろは「なんです?」ニッコリ

八幡「……いや、何でもない」

いろは「ではではー」


【……いかないで】

八幡「……まさかな」


仮面

葉山「やぁ」

八幡「……よう」

葉山「……聞いたよ。大学合格おめでとう」

八幡「……お前こそ……一番いいとこ行ったんだろ」

葉山「あはは。ありがとう」

八幡「……結局最後までお前はやり抜いたな」

葉山「……何だ?悪いか?」

八幡「……いいや、そのうちボロが出ると思ってただけだ」

葉山「……優美子か」

八幡「……決着つけたんだな」

葉山「ああ……君たちには迷惑をかけた」

八幡「……由比ヶ浜が頑張ってたんであって俺はなにもしてないぞ」

葉山「……そうか……軽蔑したか?」

八幡「別に。お前はいい奴じゃないってのは知ってたからな」

葉山「はは。お互い様だな」

八幡「……」

葉山「……君が嫌いだよ」

八幡「……喧嘩売りに来たのかよ」

葉山「選べる立場にいながら選ばない君が嫌いだ」

八幡「……俺に選べる選択肢なんてないぞ」

葉山「……君は違うだろ」

八幡「……」

葉山「いい加減素直になれよ」

八幡「あいにく素直になっていい思いした事がないんでね」

葉山「……少しは自分の幸せを考えろよ」

八幡「……」


八幡「……俺の幸せをお前が決めつけるなっての」


卒業

結衣「この部室ともお別れだね」

雪乃「……そうね」

八幡「……ま、たまには様子見に来てもいいんじゃないの。小町もいるしな」

結衣「うんうん!それいいね。皆で遊びに来よう!」

雪乃「遊びって……由比ヶ浜さん」

結衣「あはは。いいじゃん、あたしたちは卒業生なんだしさ」

雪乃「まったく……貴女は」


ブーブー

八幡「……メール?」

結衣「およ?珍しいねヒッキー」

八幡「やかましい……城廻先輩からだ」

結衣「え!?何でヒッキーにメールが!?」

八幡「……卒業おめでとうだってさ。午前に講義があったから行けなくてごめんなさいってさ」

雪乃「わざわざそんなメールを貰うなんて随分と仲がいいのね。比企谷くん」

八幡「……いや、これから通う大学の先輩だしな」

結衣「めぐり先輩はいい人だもんねー」

八幡「お前は何でそんなジト目なんだよ……お前らにもおめでとうってさ、色々助けて貰ってありがとうとも書いてあるぞ」

結衣「あはは。じゃあお礼のメール考えよっかゆきのん!」

雪乃「……そうね」


いろは「先輩ー!」

結衣「いろはちゃーん!」

雪乃「こんにちは」

八幡「葉山ならあっちだぞ」

いろは「もー!何で先輩は最後までそうなんですかー!」

八幡「……お前が一番知りたい情報だろうが」

いろは「葉山先輩は人気者ですから人が多いところに行けばすぐ見つかるんでいいんです」

八幡「……そうですか」

いろは「結衣先輩ー。雪ノ下先輩ー寂しくなりますよー」

八幡「俺はいいのかよ……まぁ知ってたけどさ」

雪乃「卒業式……いい挨拶だったわよ」

いろは「ホントですか!?うわー!まさか雪ノ下先輩からそんなことを言ってもらえるなんて」

雪乃「ただ、もう少し抑揚をつけたらどうかしら?」

いろは「最後まで駄目だしですか!?」

雪乃「フフッ……貴女にはまだ後一年あるわ。頑張りなさい」

いろは「……はい!」

結衣「いろはちゃん。また連絡するからねー!」ギュー

いろは「私からも連絡いれますー!連絡待ってますー!」

八幡(これ、大抵は連絡をいれずに自然消滅する流れな。そもそも連絡するって何をだよ……)

いろは「特別に先輩にも連絡をいれてあげますよ。健気な後輩をもって幸せですね!」

八幡「いらん」

いろは「最後までひどくないですか!?」

戸部「おーい。いろはすー」

いろは「あ。まずっ……そろそろいきますね」

八幡「ああ」

いろは「……卒業、おめでとうございます。結衣先輩。雪ノ下先輩……比企谷先輩」

八幡「……」

八幡(……あいつに苗字で呼ばれるとくすぐったいな)

雪乃「……」

結衣「……うぅ」

八幡「……おま……泣きすぎ」

結衣「だっでぇー!」

雪乃「全く、これだから比企谷くんは」

八幡「俺のせいかよ……」


結衣「……ゆきのんやヒッキーはこの後どうするの?」

雪乃「私は少し先生方に挨拶をしなければいけないわね」

八幡「……俺はもう少し学校回ってく」

雪乃「あら?貴方はてっきり式が終わったらさっさと帰るのかと思ってたわ」

八幡「何で俺の中学の卒業式を知ってる訳ですか……エスパーですか」

結衣「あはは……でも何か想像できるかも」

雪乃「かわいそうな男ね」

八幡「ほっとけ。そもそも式が終わったのに校門に留まってる方が迷惑だろうが」

結衣「普通は最後に皆と写真とったりするんだけどね……」

八幡「……写真とるのか?」

結衣「うん!とるとる!ゆきのんもいいよね!?」

雪乃「嫌と言っても撮るんでしょ?」

結衣「もっちろん!」

雪乃「仕方ないわね」

結衣「それじゃあ、えっと誰か」

三浦「貸しな」

結衣「優美子」

三浦「……ほら、さっさと三人並びな」

結衣「えへへ。ほら、ヒッキー、ゆきのん」

雪乃「わかっているから引っ張らないで」

八幡「……裾を離してくれませんかね……別に逃げたりはしないから」

結衣「二人とももっと寄ってよー」

八幡「お、おい」

雪乃「ちょっと」

結衣「優美子お願いー!」

三浦「いくよー」パシャパシャパシャ

八幡「まさかの連写かよ……」

三浦「……なにこれ?結衣これでいーの?」

結衣「あははは。いいよいいよ。ありがと優美子」

優美子「……隼人達と何時もの店で待ってるよ」

結衣「うん!後で行くよ」


優美子「……あのさ」

結衣「ふぇ?」

優美子「……結衣じゃなくてそっちの二人」

八幡「……?」

雪乃「何かしら?」

優美子「……あんたらも来ない?」

八幡「……」

結衣「ゆ、優美子」

優美子「……」

雪乃「……私は」チラッ

優美子「言っとくけど結衣の友達だから誘ってる訳じゃないから」

雪乃「……?じゃあなぜ」

優美子「……店は結衣に聞いて。時間は18 時からだから」

優美子「それじゃ」


八幡「……」

雪乃「どういうことかしら」

八幡「お前今のでわかんねーか」

雪乃「あら。貴方にはわかったの?」

八幡「……あいつは自分の友達としてお前に来てもらいたいって言ったんじゃねーの」

雪乃「……まさか」

結衣「ゆきのん!」

雪乃「……な、何かしら」

結衣「お店の場所はメールしといたから」

雪乃「ちょっと」

結衣「また後でね!」

雪乃「……まったく」

八幡「……いいんじゃないのか。行っても」

雪乃「貴方まで……」

八幡「……別に無理に絡もうとしなくていいだろ。三浦だってそれを承知の上でお前を誘ったんだ。例え喧嘩になってもいてほしいと願ったんだろ」

雪乃「……そうね。私につっかかってきたのはこの学校ではたった三人なんだものね」

八幡「三人?」

雪乃「あら?貴方のことよ」

八幡「別に俺はそんなことをした覚えはないがな……もう一人はあいつか」

雪乃「ええ……きっと……彼女がいなかったらこうはならなかったわ」

八幡「……そうかもな」

雪乃「……比企谷くんもよ」

八幡「……?」

雪乃「これでも私は貴方に感謝してるわ」

八幡「……お、おう?」

雪乃「……ありがとう」

八幡「……」

雪乃「……何かしら。そんな呆けきった顔をして」

八幡「あ……いや……まぁその、なんだ。こっちこそありがとよ」

雪乃「気持ち悪いわね」

八幡「おい」

雪乃「クスッ……それじゃ。また後で」

八幡「……ああ、そうだ雪ノ下。最後に」

雪乃「何かしら」

八幡「……俺と友達に」

雪乃「ごめんなさいそれは無理」

八幡「……ったく。悪かったな引き止めて」

雪乃「本当よ……今更そんなことを言うなんてね」

八幡「……だな」

八幡(まぁ流石に二年近くこいつと一緒に過ごしたんだから今のが本心でないってことぐらいは伝わったさ)


八幡(……さて、本当は雪ノ下や由比ヶ浜の予想通り俺だって式が終わったら直帰する予定だったのだ)ガサッ

八幡「この手紙がなければな……」


比企谷八幡様

17時に部室でお待ちしております


八幡「……女の字……だよな」

十中八九イタズラなのだろうが高校生活最後の余興だ

これで痛い目を見て人生の黒歴史に新たな項目が増えるのも悪くないかもしれない

どうせ今更黒歴史の一つや二つ増えても問題はない

ただ問題が一つある

八幡「17時まで後四時間近くあるんだけど……」

八幡「どうすっかな」

川崎「何やってんの。そんなとこで」

八幡「お、おう?……ああ、川崎」

川崎「……卒業おめでと」

八幡「……お前もな。ちゃんと予定通りの大学いけたんだろ?由比ヶ浜がいってた」

川崎「……何とか」

八幡「……まぁ、そのうちどっかで会うことがあったらよろしく頼む」

川崎「……なにそれ。ごめんなんだけど」

八幡「……最後まで手厳しいやつだな」

川崎「……それじゃ私行くとこあるから」

八幡「ああ」

川崎「……」

八幡「……」

川崎「……また連絡するから」

八幡「……おう?」

八幡「……ん?何を?」

八幡(え?まさか依頼?卒業してまで奉仕活動することになってんの?そんなわけないよな)


戸塚「八幡ー」

八幡「よう。まだ残ってたんだな」

戸塚「うん。テニス部の皆と」

八幡「そうか」

戸塚「……あ。八幡」

八幡「どうした?」

戸塚「あのね……最後にお願い……聞いてもらってもいいかな」

八幡「ああ。戸塚の頼みならなんでも。これで最後になんてさせないまである」

戸塚「あはは!じゃあ僕と最後に……」

八幡「……ああ」



テニスコート

戸塚「……はい。これラケット」

八幡「おう」

戸塚「しばらくラリーしてから試合でもいいかな?」

八幡「……わかった」


戸塚「……僕の勝ち……だね」

八幡「……はぁ……はぁ……そうだな」

戸塚「あはは。大丈夫?」

八幡「……ああ。大丈夫だ」

戸塚「どうかな?少しはうまくなれたかな?」

八幡「滅茶苦茶うまくなってる」

戸塚「あはは。ありがとう」

八幡「……なぁ戸塚」

戸塚「何かな?」

八幡「……悪かった」

戸塚「え?何が?」

八幡「……部活だ。結局入らなかったからな」

戸塚「……あははは。そんなの気にしてたんだ」

八幡「……悪い」

戸塚「いいよ」

戸塚「八幡」

八幡「何だ?」

戸塚「僕は八幡に出会えてよかったよ」

八幡「……」

戸塚「だから、幸せになってね?」

八幡(戸塚と結婚できたらそれだけで幸せです)

八幡「まぁ、俺は専業主婦になってみせる」

戸塚「……本当はそんな気ないんでしょ?」

八幡「……」ポリポリ

八幡「いや、あるからな?むしろ働かなくていいなら何でもする」

戸塚「あはは。そうだね。八幡は本当に何でもしちゃうから」

八幡「……」

戸塚「でも、一人であんまり無茶はしないでね」

八幡「……」

戸塚「八幡の周りにはもう色んな人がいるんだから……ね?」

八幡「……どうしても1人で出来なかったらな……」

戸塚「うん!」

戸塚「あ。そうだ八幡」

八幡「何だ?」

戸塚「一緒に写真とろっか」


その後写真を録り戸塚と別れた

1人で出来ないことは諦めるに限るし、そもそも1人で出来ないことはあまりないと言うのが俺の持論であるんだが……

どうしても諦められなかったり逃げれないことなら頼ってもいいのだろうか

……とりあえずだ

さっきの戸塚とのツーショットを待ち受けに変更しておこう


平塚「……やぁ比企谷」

八幡「どうも」

平塚「君は私に挨拶にはこないと思っていたよ」

八幡「俺もその予定だったんですけどね」

平塚「……卒業おめでとう」

八幡「……どうも」

平塚「……少しいいかい?」

八幡「他の生徒はいいんすか?先生は人気者でしょ」

平塚「まぁ何故か女生徒には人気があるが、ただ君はあまり人が多いと困るだろ?」

八幡「……まぁそうっすね」

裏庭

平塚「ほら、餞別だ。外はまだ寒いからな」スッ

八幡「……どうも」

平塚「……手のかかる生徒だったよ」

八幡「……?」

平塚「君だよ」

八幡「……どうもすいませんね」

平塚「いや。むしろ最近の生徒は手がかからなすぎて困るんだよ」

八幡「……そうすか?」

平塚「ああ。例えば葉山とかはそのいい例だよ」

八幡「……」

平塚「……結局答えはでなかったかね?」

八幡「……何のことすかね」

平塚「おや、最後の最後ぐらい素直に話してくれてもいいんじゃないのか?」

八幡「……」

平塚「……それも君らしいか」

八幡「……」

平塚「……まったく」

平塚「まぁいいか……君はもうわかっているだろうしな」

八幡「……お世話になりました」

平塚「……ああ。また顔を見せに来たまえ。ラーメンぐらいなら奢るよ」

八幡「……あの人には敵わないよな……多分ずっと」


部室

八幡「……17時どころか15時だけど別にいいよな」

八幡「……答え……ね」ペラッ


ここに来たのはそんな願望もあったのかもしれない

もし、限りなく無に等しい確率であっても信じてみたかったのかもしれない

そんなものを押し付けるのが一番嫌いだったはずなのに


八幡「……本でも読んどくか」


人間失格


この本を最後に読んだのは何時だっただろうか

記憶にあるのは二年生の時だろうか

今年になってから随分と本を整理したがこれだけは手離さなかった

高校生活の最後の締めくくりにはこれを読もうと決めていたから

昔読んだ俺の感想と今の自分の感想は違っているんだろうか

何も変わってないのか……それとも……



八幡「ふぅ……17時か」


本を読み終えた時刻はもう17時10分になるところだった

この手紙には17時だと書いてある

案の定……イタズラだったのだろう

三浦に呼ばれた打ち上げは18時からだからそろそろ行かなければならないだろう

【……答えはでなかったのかね?】

【お兄ちゃんは誰を選ぶの?】

【……少しは自分の幸せを考えろよ】

八幡「……」

全部ここに置いていこう

思い出として、経験として

この部室を出たら全部終わりだ


ガラガラ


八幡「……は?」

??「……」



その後の事を少しだけ話そう


あ、ちなみにあの時誰と出会ってどんな会話をしたかは割愛する

特に語ることはない

……と言うか語りたくない

俺は大学へと進学しその後無事卒業した

大学生活ってのいいもので今までよりずっと楽なもんだった

まさに人生の夏休み

こればっかりは大学に行かせてくれた親父に感謝だよな

小町「お兄ちゃんー!遅いぞー!」

八幡「別に遅刻したわけじゃないぞ」

小町「何言ってるの!お姉ちゃんも待ってるし、皆も待ってくれてるんだよ!」

八幡「……随分と久しぶりに会うよな」

小町「ほんと、よくお兄ちゃんのために皆集まってくれたよねー」

八幡「……だな」

小町「なのに主役のお兄ちゃんが遅いとはどういうことなのさー!」

八幡「んな大袈裟な……ただの飲み会に」

小町「何言ってるのお兄ちゃんの祝宴なんだよ!?」

八幡「……俺よりはあいつの」

小町「はいはい。二人の祝宴ねー熱いですねーはぁ、死ねばいいのに」

八幡「あの……何で妹にディスられないといけないんでしょうか」

小町「そんなのお兄ちゃんが大学四年間でどれだけ小町に迷惑かけたかで考えてほしいよ」

八幡「……反論の余地もないです」

そう、大学生活余裕とか言ってたが色々とあったのだ

なにしろそんな経験がまったくなかったんだ

そりゃもう毎日のように色々とあったさ……

小町にも他の皆にも迷惑を振り撒いた事もあった

よくここまで関係続いたよ……ホントに

小町「まぁでも……」

小町「本当によかったね!お兄ちゃん」

八幡「……ああ」

小町「お姉ちゃんを泣かせたら許さないからね!」

八幡「……わかってるよ」

小町「あ。みなさーん!」

平塚「遅いぞ。比企谷。お姫様はもう中で待ってるぞ」

小町「ほんとうちの愚兄がいつも遅くて」

八幡「うるさいっての……行くか」

小町「うん!」



End

終わりになります
ダラダラとしたくせにこんなオチですまない
誰と付き合ったかはご想像にお任せします
それではお疲れ様でした

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年04月14日 (月) 23:09:10   ID: CNcDOJnX

面白いからっだからッ!
執筆頑張って下さい!

2 :  SS好きの774さん   2014年04月15日 (火) 21:46:37   ID: FQwvZpfZ

こういうの好きだわ

3 :  SS好きの774さん   2014年05月02日 (金) 16:27:54   ID: 2GrdaFiz

メインヒロインはいろはだろ?(錯乱)

4 :  SS好きの774さん   2014年05月09日 (金) 19:36:32   ID: LRobiToq

いろはす〜

5 :  SS好きの774さん   2014年05月11日 (日) 18:24:40   ID: 1SlyOjQo

いろはルートなのかッ(血涙)

6 :  SS好きの774さん   2014年05月13日 (火) 01:18:01   ID: MjZqMtds

いろはルートやったぜ

7 :  SS好きの774さん   2014年06月01日 (日) 00:50:50   ID: tm2uaGwO

いろはルートではないな

8 :  SS好きの774さん   2015年06月04日 (木) 01:37:10   ID: RS_NUbG8

いい終わり♪

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