オティヌス「安価で拾った」ふぃあんま「♪」トール「は?」 (242)















・フィアンマくん(幼児)とグレムリンズの皆さんのお話(予定)

・基本はほのぼの進行

・キャラ崩壊注意

>>1は(安価スレの割に)遅筆


※注意※
安価次第で展開が多種多少に変化します(ガチホモから百合まで) 。
エログロ展開の可能性があります。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1397395108

【無駄に改行してしまった 雑談要望ご自由に】




結論を言えば、彼は知り過ぎた。
そして、踏み入れてはいけない場所に足を踏み入れた。
過去、勇者イカロスがそうであったように。

人は、高みに近づいて失敗した時に地獄を這う。

切断された右腕。
右肩断面の熱さは、既にもう感じない。
寒さで血が凍ったのか、はたまた死の淵に居るからか。
きっと後者なのだろう、と右方のフィアンマは目を閉じる。

「………は、」

吐きだした息はひどく白い。
悪くない人生だった、とぼんやり振り返ってみる。
失敗してしまったけれど、上条当麻には大切なことを少し教えてもらった。
自分にはまだまだ理解出来ていないことが沢山あるのだろう。
何もかもをすり減らしてそれを学ぶつもりだったが、それは難しそうだ。

「………」

かみさま。

久しく祈るな、とフィアンマは苦く笑った。



もしも、ねがいをかなえてくださるのなら。




きたないせかいをなにもしらないですんだ、こどものころにもどして―――――。

【時間軸はお察しの通り旧約22巻以降~ 設定は基本、原作に準じます】


「………迷子かな?」
「落下したところを見る限り、服装は同じようだけど」
「じゃあ、やっぱりこの子が彼ということか…」
「呪いの類…にしたってちょいとおかしいな…」

金髪の男女が、雪原に立っていた。
彼らが見下ろしているのは、赤い衣装をまとった幼い少年。
まだ一人で歩かせては直様迷子になる年齢の。

「う……」
「……ひとまず連れて帰ろう。
 仮に勘違いだったとしても、小さい子供をこんなところには置いて行けないし…」

青年はそう言って、しゃがみこみ。
それから子供を雪の中から助け出すと、付着した雪を払ってやる。
雪原は赤黒い血液に汚れていたが、子供に怪我はない。

「それじゃ、戻ろうか」
「そだね」

さっぱりと女が応え、二人の大人と一人の子供はその場から姿を消す。
後に残ったのは、血液が滲んだ赤い雪だけだった。


あったかいにおいがする。

べっどと、おふとんと、みるくのにおい。


すんすん、と鼻を鳴らしつつ、フィアンマは目を覚ました。
知らない家の天井だ、とぼんやりと思う。
ついさっきまで、自分は一人で本を読んでいたように思う。

・・・・・・・
いつものようにひとりぼっちで。

「う……?」

のそのそと身体を起こす。
まだ少し眠いが、怠惰はいけないと少し前に習った。

「ふぇう……」

お腹がすいた。

主張しようにも、きっとドアノブに手は届かない。
周囲のものを踏み台にしても良いのだが、丁度良い踏み台代わりもない。
きょろきょろとしていると、窓に誰かが立っていることに気がついた。

ふんわりとした長い金髪。
魔女の意匠を持つ鍔付き帽子。
黒い革の、露出が激しい衣装。
物々しい黒い眼帯と、緑色の瞳。
身体は細く、ところどころがやわらかそうな、女性的な少女。

開けてくれ、と口パクをしていた。


「んと、……」

開けるか開けまいか。
おばけだったらどうしよう。

思うところはあったが、それよりも先に『この人が風邪を引く』という心配が頭によぎった。
そして、今のフィアンマは人を疑うということを知らない。

たたた、と駆け寄り。

精一杯背伸びをすると、フィアンマは窓の鍵を開けた。
華奢な少女は開いた窓から顔を覗かせ、じっとフィアンマを見つめる。

「……」
「……お…おばけ?」

おどおどとしながらそう問いかけてくるフィアンマに。
少女―――魔神オティヌスは僅かに考え込んで。


>>9

おばけの方がまだ良かったかもなー


オティヌス「おばけの方がまだ良かったかもなー」ニヤ

ふぃあんま「えっ」

オティヌス「…ちなみにお前は、私を何だと思う?」

ふぃあんま「…あくま?」

オティヌス「そう見えるか」

ふぃあんま「じょうきゅうのあくま」

オティヌス「フォローになっていない。…まあいい」グイ

ふぃあんま「ふぁ、」

オティヌス「あの出来損ないにとってどの程度の価値かは知らないが、奪っておいて損はないだろう」

ふぃあんま「……」

オティヌス「…抵抗しないのか」

ふぃあんま「んー……」ウトウト


――――『グレムリン』拠点 


オティヌス「戻った」

トール「アンタが直接偵察なんて珍しかっ…」

トール(何だあのでんでん太鼓で遊んでる子供)

オティヌス「気まぐれで拾った」

ふぃあんま「♪」デンデンデン

トール「は?」

オティヌス「あの出来損ないの家に居た子供だ。利用価値はあるだろう」

トール「ああ、なるほど。……それは良いけど、どうするつもりだよ」

ふぃあんま「たべられる…?」

オティヌス「そうそう煮込んで食べ…はしない。育てる」

トール「…育てる? 聞き違いじゃなけりゃ、今育てるって」

オティヌス「確かに言った。何か問題でもあるのか?」

トール「>>13

俺は手伝わないぞ


トール「俺は手伝わないぞ。子供って苦手なんだよ」

オティヌス「ふむ」

トール「……」

オティヌス「……」

トール「……」

オティヌス「腕を切断されるのと子供の世話をするのとどちらが好みだ」

トール「脅迫してんじゃねえよ。大体、他のメンバーなら子供好き居るだろ」

オティヌス「先にそちらを回ってくるか…行くぞ」

ふぃあんま「?」デンデン




オティヌス「止まれ」

ウート「うおっ。…何かご用ー?」

オティヌス「子供を預かれ」

ウート「えっ。…いや俺スマートな頭脳労働タイプだし子守とかそーいう汗臭いのは…」

ふぃあんま「……おばけさんはおれさまをやっかいばらいしようとしてるの?」

オティヌス「」

ウート「」

ふぃあんま「……そうなの?」ジワ

オティヌス「>>16

あ?

お前の顔ムカつくんだよ。とっとと消えな、ダニガキ

違う違うそうじゃない

ち、違うぞ!決してそんなことは考えていない!


>>+1のコンマ一桁(修羅場の幻術使いにかわりまして雷神がお送りします [sage]:2014/04/13(日) 22:56:54.7X←ココ)で台詞判定

0~3 >>15

4~7 >>17

8.9 >>18

【結果:2=>>15   今日はここまで。お疲れ様でした】


オティヌス「あ?」

ウート(脅して泣き止ませるのは子供相手にゃちょっと厳しいって)

ふぃあんま「ふぇ、」ジワジワ

オティヌス「……おい」

ウート「……わかったわかりました。ひとまず俺が世話するよ…」

ウート(何でこの俺が……)

オティヌス「……ふん」グイ コツコツ





ウート「…さて」

ふぃあんま「……おこってる?」

ウート「ん? 何が。オティヌスが?」

ふぃあんま「ん。あと、おにいさん」

ウート「俺は怒ってねえけど。怒るような状況でもないし? オティヌスの無理強いはいつものこと。
    大体さあ、怒るってスマートじゃないよね。いつでも余裕で微笑んでるのが俺としてはベター」フフン

ふぃあんま「よくわかんない」

ウート「」ズコー

ふぃあんま「おなかすいた…」キュルル

ウート「あ、何も食ってないんだ。んー、何か食いたいものある?」

ふぃあんま「なんでもいいの?」

ウート「あんま手の込んだモンはナシね」

ふぃあんま「>>24

きゃびあと、ふかひれと、ふぉあぐらが食べたい


ふぃあんま「 きゃびあと、ふかひれと、ふぉあぐらがたべたい」パッ

ウート「えー…」ウーン

ふぃあんま「……」キラキラ

ウート「…ちょい待ち」

ふぃあんま「?」




ウート「準備完了。この写真見て」

ふぃあんま「きゃびあのしゃしん?」

ウート「そ。んで、こっち」

ふぃあんま「ふかひれのすーぷ」

ウート「正解。んじゃ、目閉じて」

ふぃあんま「んー」

ウート「……はい、目ぇ開けて」

ふぃあんま「…きゃびあだ! ふかひれのすーぷと…ふぉあぐら?」

ウート(実際はたまごボーロにオニオンスープ、ベビーチーズに過ぎねえが…『騙せた』みてえだな。流石俺。幻術の平和利用も完璧だ)

ふぃあんま「てじな? まほう?」クイクイ

ウート「>>28


【安価下で!】

【ちょいちょい安価下とかコンマ選択します】


ウート「お前も大人になったらできるようになる」ウン

ふぃあんま「おとなはみんなまほうつかえるの?」

ウート「そういうもんなの。あ、自己紹介してなかったな」

ふぃあんま「…じこ?」

ウート「車にはねられる方じゃなくて。名前言ってなかったなって」

ふぃあんま「おれさまはねー、おなまえ…」

ウート「言いづらい名前か? 舌を巻く単語が入るとか」

ふぃあんま「えと…」

ウート「?」

ふぃあんま「あのこ、とか、あれ、とかしかよばれないから、おなまえわすれちゃった」シュン

ウート(事情重っ。『グレムリン』としちゃ、いっそ相応しいくらいか? 何処から拾ってきたんだか…)

ウート「ちなみに俺はウートガルザロキ」

ふぃあんま「うーとあうあろい?」

ウート「4文字しか合ってない」

ふぃあんま「うーとおにいちゃん、おれさまによびなつけて」クイクイ

ウート「呼び名ねえ……」





ウートガルザロキはどうする?>> 2


ウート「フィーアちゃんはどうだ?」

ふぃあんま「ふぃ?」

ウート「さくっとノリで決めたから、嫌だったら別の考えるけど」

ふぃあんま「んー…」

ウート「……」

ふぃあんま「ん、ふぃーあにする。うーとおにいちゃんがくれたおなまえだから、もんくない」フルフル

ウート(いい子だな……)シンミリ

ふぃあんま「おなかいっぱい」プハ

ウート「ちょっと残してるが…まあ良いか。そんないっぱい食えねえよな、ガキは」

ふぃあんま「ん」ギュ

ウート「ん、なになに?」

ふぃあんま「おれい。ぎゅー」ギュウ

ウート「…そりゃどうm「入るね」」

シギン「………」

ウート「………」

シギン「………」

ふぃあんま「……」スリスリ

シギン「…隠し子?」

ウート「>>44

ばかが セックスなんて行為よりも幻覚でくるいじにするやつらをみたほうがよっぽどエクスタシ-を感じるぜ あれはたまんねえゾクゾク

【安価は連続取得等良識の範囲内でご自由にどうぞ】


ウート「……俺の父親の弟のいとこの娘の夫の隠し子だ」

シギン「…父親の弟の…」

ウート「いとこの娘の夫の知己の祖父の孫の再従姉妹の隠し子」

シギン「???」

ふぃあんま「……」ウトウト

シギン「…お名前は?」

ふぃあんま「ふぃーあ……」ウトウト

シギン「フィーア、よろしくね」

ウート「…ついでだからこの子預かってくんね? そろそろ霊装の調整もしたいし」

シギン「子供は苦手で…シンプルじゃないし、ロジックが繋がらないから」

ウート「適当にトールとかロキ辺りに押し付けてくれたらいいからさあ。頼むよ」

シギン「…うん、わかった」ヒョイ

ふぃあんま「………」ムニャ








シギンはどうする?>>+2


シギン(どうしようかな…)ムニムニ

ふぃあんま「むぇう……」

シギン(こういうときに限ってベルシは外出中…他に世話を任せられる相手か…)ムニムニ

ふぃあんま「むゅ……」モゾモゾ

シギン(ライスケーキみたい……。……自分にうまく『助言』出来たらいいのに…)ムニムニ

ふぃあんま「うー……」グシグシ


『適当にトールとかロキ辺りに押し付けてくれたらいいからさあ。頼むよ』


シギン(ロキは…もう寝てるかもしれない。結構早寝タイプだもんね…)

ふぃあんま「……」スヤスヤ

シギン「…決めた」テクテク




シギン「……」コンコン

トール「ん、何だよこんな夜更け、に……預からねえからな」

シギン「でも寝てるし、きっと手間かからないよ?」

トール「そう言うならシギンが面倒看りゃいいだろ。違うか?」

シギン「オティヌスに呼ばれちゃって。何かきな臭い『助言』になりそうだから」

トール「……あのな」

シギン「多分この様子だとずっと今夜は眠ってると思うよ」

トール「……」

シギン「他に預けられる人が居なさそうだから…どうかな。
    『この子を預かること』は『戦闘能力の向上』に繋がるよ。助言しておくね」

トール「>>55

断固拒否


トール「断固拒否、だ。オティヌスにもそれは言ってある」

シギン「どうしても?」

トール「どうしても」

シギン「私の『助言』があっても?」

トール「……小さい子供はうっかり怪我させちまうかもしれないから駄目だ。
    子供が苦手ってのもそうだが、危ないだろ。俺のところに居ると」

シギン「気が変わったら言ってね」テクテク






シギン「遅くなったけど、来たよ」

オティヌス『入って座れ』

シギン「ん。…、」ストン

ふぃあんま「……」スヤスヤ

オティヌス「…その子供を連れてきたのか」

シギン「いけなかった?」

オティヌス「>>59

>>58
お前が死んでこのスレに二度と来なくなったらなるかもな


オティヌス「……さあな」フイ

オティヌス(…寝顔が可愛らしい)

シギン「?」

オティヌス「寝ているのなら構わない。邪魔にはならないだろう」

シギン「私もそう思うよ。…それで、何に『助言』すればいい?」

オティヌス「その子供についてだ」

シギン「この子?」

オティヌス「ひとまずこちらへ寄越せ」

シギン「はい」

オティヌス「……」ワシャワシャ

ふぃあんま「えぅ……」モゾ

オティヌス「……」ナデナデ

シギン「……オティヌス?」

オティヌス「…! ………オッレルスのところから連れ去ったは良いが、この子供の利用価値について考えている。
      魔術の心得があればそれを利用しようかとも思ったが、いまいちその兆候は伺えない。
      という前提条件で私に『助言』しろ。この子供をどうするべきか」

シギン「……」ウーン

オティヌス「……」

シギン「>>67

>>66


シギン「溺愛する」ピコン

オティヌス「…今何と言った?」

シギン「説明出来ない助言だけど、この子には『価値』があるよ。
    それを利用したいなら、まずはなついてもらわなくちゃいけない。
    だから、溺愛。甘やかされて嫌がる子供は居ないと思う」

オティヌス「……」

シギン「……今回の『助言』、何か問題があった?
    シンプルにまとめたつもりだけど」

オティヌス「……部屋に戻れ。充分だ」

シギン「うん。おやすみなさい」スッ テクテク




オティヌス「……溺愛か」

ふぃあんま「……」モゾモゾ

オティヌス「長い永い世界の中で、……何にも愛されず、何をも愛したことのない私に、溺愛など出来るものか」

ふぃあんま「……う」パチ

オティヌス「…目を覚ましたのか?」

ふぃあんま「おばけさんさみしいの…?」

オティヌス「……、」

ふぃあんま「さみしそうなかおしてる」

オティヌス「>>70

そうだな。私は、さみしいのかもしれないな


「そうだな。私は、さみしいのかもしれないな」

ぎゅう、と小さな身体を抱きしめる。
あぷあぷと慌てる素振りが見えて、腕の力を緩めた。

そうだ。

自分はきっと、さびしい。さみしい。

自分を理解してくれる人なんて居ない。
何を差し置いても自分の味方になってくれる人なんて居なかった。

そして、これからも。

これからも、何をしても、味方なんて出来っこない。
自分は誰かの特別なんかになれない。
何故なら、自分にとって誰も特別なんかじゃないから。
例外はオッレルスかもしれないが、彼とは敵対している仲だ。
優しいものとは程遠い。特別の意味が違う。

「誰も、私の隣には立てないから」

立ちふさがるものはある。
後ろについてくる者はいる。
前を進みゆく者も存在する。

でも。

自分の隣で立ち止まり、同じスピードで歩いてくれる人なんて、世界中のどこにも居ない。

「私は、そんなに寂しそうに見えるのか」
「おれさまにはそうみえるだけだよ」

ふるる、と首を横に振り。
幼い手を伸ばし、少年はオティヌスの頬に触れてみる。

「じゃあ、おれさまがおばけさんのとなりにいる」
「……、…お前のような子供に何が出来る?」
「えっと、……ぎゅーってすることと、いっしょにわらうことは出来るよ」

ね、と浮かべた笑顔は柔らかく、神話に謳われる天使のような。

「おれさまは、おばけさんをしんじる。だから、おばけさんもおれさまをしんじて」
「……、…>>73

そういうことは大きくなって惚れた女にでも言ってやれ

【今日はここまで。不定期更新します】

乙。大作になるといいな

>>79 難しいんじゃないかなって 思うんだなあ】


オティヌス「……、…そういうことは大きくなって惚れた女にでも言ってやれ」

ふぃあんま「おれさまおばけさんすきだよ?」

オティヌス「そういうことではない」ハァ

ふぃあんま「??」

オティヌス「…そういえば名前を聞いていなかったな」

ふぃあんま「ふぃーあ。うーとおにいちゃんにつけてもらった!」

オティヌス(ウート……ああ、ウートガルザロキか)

ふぃあんま「おばけさん、おそとまっくらだよ。ねないの?」

オティヌス「お化けが夜に眠ると思うのか?」

ふぃあんま「ひるまにねるの?」

オティヌス「……もはや今の私に睡眠などというものは必要ない」

ふぃあんま「じゃあいっしょにあそんで」クイクイ

オティヌス「帽子を引っ張るな。…何をして遊ぶつもりだ?」

ふぃあんま「>>82

キツネ狩りに行きたいな。僕たち2人が、どれだけのキツネを殺せるか競い合うんだ。楽しいよきっと


ふぃあんま「とらんぷ」

オティヌス「…用意はあるが、二人きりで?」

ふぃあんま「みんなもよぶ?」

オティヌス「この時間には来ないだろう。ましてややる内容が内容だ」

ふぃあんま「じゃあふたりで!」

オティヌス「ゲームは何を?」

ふぃあんま「しんけいすいじゃく」

オティヌス「……、…」

オティヌス(『現実』で、私がし飽きたゲームか)

ふぃあんま「おれさまとらんぷつよいよ」

オティヌス「ほう」

ふぃあんま「あとじゃんけん」

オティヌス「……じゃんけん」

ふぃあんま「ぽん」

オティヌス「確かに私の負けだな。認めよう」

ふぃあんま「じゃあおれさまあとのばんにする」

オティヌス「捲るのは私からか。カードを並べる必要があるな……」ペラペラ

ふぃあんま「おばけさんはとらんぷすき? つよい?」

オティヌス「>>89

>>88
自分でわかんねぇのか 残念な脳味噌ですねぇチンパンジーの方が頭良いんじゃないかな?あ、チンパンジーに失礼だね
その脳味噌いるの?ねぇその脳味噌いる?いらないよね?


安価は まぁ好きだ、それなりに強い


オティヌス「まぁ、…好きだ。それなりに強い」ウン

ふぃあんま「いいしょうぶになりそうだね!」

オティヌス「ああ」ナデナデ



ふぃあんま「えーっと、だいやのなな、だいやのなな…」ウロウロ

オティヌス「………」

ふぃあんま「ん!」ペラッ

オティヌス「随分と接戦だ」フム

ふぃあんま「おばけさんつよいね」

オティヌス「言っただろう、それなりに…と。…スペードのキングか…」

ふぃあんま「……」ソワソワ

オティヌス「…ああそうだ。負けた方は勝った方の言う事を聞くことにしよう」

ふぃあんま「おれさまがかったらなんでもおねだりしていいの?」

オティヌス「部屋を埋め尽くすお菓子でも、腕から溢れ出す玩具でも、何でも好きなものを叶えてやる」

ふぃあんま「!!」

オティヌス「その代わり、私が勝利した場合は」

ふぃあんま「……?」

オティヌス「>>95

私の抱き枕になるか
魔術を覚えてもらうぞ
なに、簡単な魔術さ 物を動かす程度のな

【今日はここまで。お疲れ様でした】


オティヌス「私の抱き枕になる…か」

ふぃあんま(まくらにされるの?)オロオロ

オティヌス「魔術を覚えてもらうぞ」

ふぃあんま「まじゅつ?」

オティヌス「なに、簡単な魔術<じゅつしき>さ。物を動かす程度のな」

ふぃあんま「んとー……うーとおにいちゃんがつかったまほうのこと?」

オティヌス「ヤツが何を披露したかは知らないが、そんなようなものだ」

ふぃあんま「でもおとなになったらつかえるっていってたよ」

オティヌス「一足先に大人の仲間入りだ」ウン

ふぃあんま「………うーん」

ふぃあんま(まけたらまほうおしえてもらえるけど、おかしもらえないんだ…)ウーン

オティヌス「……読み違えたか」ペラッ スッ

ふぃあんま「ぅー……」ペラッ




>>+2のコンマ一桁(>>1にかわりまして修羅場萌えがお送りします:2014/04/15(火) 22:07:15.0X←ココ)で勝敗判定


0~4 オティヌスの勝ち


5~9 フィアンマの勝ち


【今日はお休みです…】

【結果:1 オティヌスの勝ち】


オティヌス「…私の勝利だ」パシッ

ふぃあんま「あっ」

オティヌス「……」フフン

ふぃあんま「う…」ショボン

オティヌス「私からの要求は先程述べた通り。
      とはいえ、夜更けに魔術の勉強を急いてする必要はない。ひとまずは抱き枕になってもらう」

ふぃあんま「まくらにされるの…?」

オティヌス「不服か」

ふぃあんま「……おれさまにわたつめるの…?}

オティヌス「……」

ふぃあんま「おなかにわたつめるの…? いたいよ…」ジワジワ

オティヌス「>>105

そういう事ではないさ
有り体に言えば、お前を抱きしめて寝るって話だ


オティヌス「そういう事ではないさ」

ふぃあんま「えぅ…」

オティヌス「有り体に言えば、お前を抱きしめて寝るって話だ。
      要求内容を厳密に言うなら、私が抱きしめて寝付くまで動くな」

ふぃあんま「ん…わかった!」

オティヌス「……」コイコイ

ふぃあんま「……」テクテク




ふぃあんま「おふとんもふもふー」ゴロゴロ

オティヌス「つい先程抱き枕だと言い渡したはずだが…まあ良い」

ふぃあんま「んー」ギュウ

オティヌス「……」ナデナデ

オティヌス(身長差故か、丁度手が届く)

ふぃあんま「ねむれそう?」

オティヌス「……恐らく。…お前に親は居ないのか」

ふぃあんま「>>109

ママならいたよ。でもね、ぼくをいぬみたいにはだかにして、くびわつけていじめるんだ。お、おくつをなめさせたりもしたんだ

なんであんなことするんだろ。こわい、こわいよ


ふぃあんま「ままならいたよ」ウトウト

オティヌス「…母親か」

ふぃあんま「おれさまをいぬみたいにはだかにして、くびわつけていじめるんだ…」

オティヌス「……、」

ふぃあんま「お、おくつをなめさせたりも、したんだ…」

オティヌス「……」

ふぃあんま「なんであんなことするんだろ…。こわい、こわいよ」フル

オティヌス「……そうか」

オティヌス(差し詰め、そのような境遇を知ったなり損ないが攫ったのか)

ふぃあんま「でも、ここのみんなはやさしいね。おばけさんも、うーとおにいちゃんも、たたいたりしないし」

オティヌス「……」

ふぃあんま「あと、ちゃんとおなまえつけて、よんでくれるし…あそんでくれた…。
      わがままいっても、おこったりしない、から……ここに、ずっといたい、なぁ…」ムニャ

オティヌス「……………好きなだけ居れば良い」

オティヌス(……お前も。…私と同じで、ひとりぼっちか)ナデナデ






――――翌朝


オティヌス(眠れなかった…いつも通りの軽いうたた寝程度だったか)チッ

ふぃあんま「んむー……」ムニャ







オティヌスはどうする?>>+2


オティヌス「……」プニ

ふぃあんま「ん……」モゾ

オティヌス「……」ムニムニ

ふぃあんま「うー……」

オティヌス「……」ムニ

オティヌス(なかなか悪くない触り心地だ)

ふぃあんま「……あさ?」

オティヌス「朝だ」

ふぃあんま「じゃああさごはんたべられるね!」

オティヌス「何か食べたいのか?」

ふぃあんま「おばけさんおりょうりできる?」

オティヌス「>>116

コックを雇えばいい


オティヌス「コックを雇えば良い。今まで作る必要には駆られなかった」

ふぃあんま「…できない?」

オティヌス「魔神に、この世界でおおよそ出来ないことなどない」キッパリ

ふぃあんま「まじん?」

オティヌス「魔術界のプロサッカー選手のようなものだ」

ふぃあんま「……??」

オティヌス「まだわからずとも問題はない」

ふぃあんま「じゃあおれさまがおりょうりする」

オティヌス「やめておけ」

ふぃあんま「ちょこれーととかせるよ!」

オティヌス「それは食事とは言わない」

ふぃあんま「む……」

オティヌス「……何か作って欲しいものでもあるのか。成功するかどうか自信はまだ持てないが」

ふぃあんま「>>121

【書き忘れ 今日はここまで  安価>>122で】

オムライス!


【間に合ったら23時から再開します 出先寒い】

【マモレナカッタ…オニショタカカネバ……何でもないです 再開します、遅くなりましてすみません】


ふぃあんま「オムライス!」

オティヌス(また面倒なものを)

ふぃあんま「……」キラキラ

オティヌス「わかった。良いだろう」

ふぃあんま「んっ!」





――――キッチン


オティヌス(料理をするのは何万年ぶりだ…?)

ふぃあんま「……」ウロウロ

オティヌス「…危険が多い。動くな」

ふぃあんま「う、」

オティヌス「……というのも酷か。出来上がるまで他のメンバーのところに居ろ」

ふぃあんま「はーい」





ふぃあんまは誰の所に行く?>>+2(グレムリンのメンバー名)

【○エログロ ×虐待】


ふぃあんま「……」テクテク

ふぃあんま(ここどこだろ)キョロ

ロキ「おや、小さいお客様。何かお困りですかな?」

ふぃあんま「おじいさんはぐれむりんのめんばーですか」

ロキ「ええ、そうですよ」ニコ

ふぃあんま「いっしょにいさせてください」

ロキ「構いませんが……ああ、貴方がオティヌス様の仰られていた」フム

ふぃあんま「おてぃ?」

ロキ「全員分の通称はご存知ではないようだ。申し遅れました、私はロキと申します」

ふぃあんま「ろきさん?」

ロキ「その通りでございます」ハイ

ふぃあんま「おばけさんがほかのめんばーさんのところにいなさいって」

ロキ「おばけさんはご存知ありませんが、もしやオティヌス様でしょうか」

ふぃあんま「くろいおぼうしのおばけさん」

ロキ「詳細な情報をいただき心より感謝いたします。はて、何をして時間を潰しましょうか」

ふぃあんま「ろきさんはどんなおしごとしてるの?」

ロキ「>>139

『家』の防衛と機密保持でございます。

…ああ、わかりやすく申しあげますと、ここをみんなにナイショにする仕事でございますフフフ


ロキ「『家』の防衛と機密保持でございます」キッパリ

ふぃあんま「ぼうえいときみつほじ」

ふぃあんま(ぼうえいはまもることで…きみつほじってなに?)

ロキ「…ああ、わかりやすく申しあげますと、ここをみんなにナイショにする仕事でございます」フフフ

ふぃあんま「ないしょ?」

ロキ「オティヌス様は何かと"ご多忙"な方ですから、瑣末事に気をかけている暇などございません。
   故に、私がありとあらゆる現存する手段を用いてこの『家』を世界中から隠しています」

ふぃあんま「かくれんぼ!」

ロキ「規模の大きいかくれんぼとも言えましょう」ニコニコ

ふぃあんま「ずっとかくれんぼしててつかれないの?」

ロキ「それが私の『仕事』でございますからね。重要で、とても大切な」

ふぃあんま「おれさまもおてつだいできる?」

ロキ「>>143

絶対邪魔になるからダメ


ロキ「大変申し上げにくいのですが、…実行する上での障害<じゃま>となりましょう。駄目です」

ふぃあんま「えっ」

ロキ「簡単に言いますと、とても難しいお仕事ですから……ですが、お気持ちは感謝いたします」

ふぃあんま「じゃあ、かくれんぼのじゃましないようにするね」

ロキ「ありがとうございます」ナデナデ

ふぃあんま「ん……」ノビ





ふぃあんま(ろきさん、じゅつしきせいび? にいっちゃった…)ウロウロ

ふぃあんま(おばけさんまだおりょうりしてたからじゃましないようにしないと)

ふぃあんま「……」キョロキョロ





ふぃあんまは誰の所に行く?>>+2(グレムリンのメンバー名、ロキを除く)

【マズい ぜんぜんフェンリル先輩の口調掴めない】


ふぃあんま「うーん……」

フェンリル「ん? 迷子?」

ふぃあんま「おにいさんはぐれむりんのめんばーさん?」

フェンリル「どう思う?」

ふぃあんま「えっとねー」

フェンリル「……」

ふぃあんま「めんばーさん!」

フェンリル「正解。見抜けた良い子にはお菓子あげよう」

ふぃあんま「おかし……あっ」

フェンリル「どうかした?」

ふぃあんま「いまおばけさんにおむらいすつくってもらってるから、おかしたべない」フルフル

フェンリル「そりゃ残念。…っつか、おばけさんって誰」

ふぃあんま「くろいおぼうしの」

フェンリル「あー、理解した。魔神に飯作らせて散歩ってすごいね」

ふぃあんま「?」

フェンリル「ごめんごめん、イヤミじゃないから。それで、暇潰し?」

ふぃあんま「うん。なにかやることある?」クイ

フェンリル「>>154

ポケットモンスタ-のゲームをやろう XY

【経験はありますけどXYはないです…】


フェンリル「ポケ○ンのゲームをやろう。XY」

ふぃあんま「げーむってなに?」

フェンリル「オモチャ。いやー、科学サイドの研究用に買ったのは良いけど、面白くて」

ふぃあんま「おもちゃ! あそぶー!」

フェンリル「無邪気でいいな。じゃあこっち」テクテク







――――フェンリルの部屋


フェンリル「ちなみに生き物育てて戦わせる内容ね」

ふぃあんま「すとりーとふぁいと」

フェンリル「難しい言葉知ってるな。合ってるけど」カチカチ

ふぃあんま「んー、みえない……」

フェンリル「俺の膝の間座る?}

ふぃあんま「うん」テクテク ストン





ふぃあんま「んーんーんー」カチカチ

フェンリル「すごい勢いで金稼いでるな」

ふぃあんま「きずぐすりがいっぱいかえるから、たたかってもつらくないよ!」

フェンリル(そういうブラック経営者的発想もどうなのかね…)

ふぃあんま「ふぇんりるおにいちゃんはどんなおしごとしてるの?」

フェンリル「>>159

潜行して敵側の準備や物資を呑みこんじまうことかな


フェンリル「潜行して、敵側の『準備』や『物資』を呑みこんじまうことかな。人材含め」

ふぃあんま「おおぐいするの?」

フェンリル「そういう発想はなかったけど、まあそんな感じ」

ふぃあんま「いっぱいたべてくるしくならない?」

フェンリル「楽しいからならない」ウン

ふぃあんま「…めのまえ が まっくら に なった………」

フェンリル「あー、負けたのか」

ふぃあんま「うー……」

フェンリル「でもレポート書いてたし大丈夫だろ」

ふぃあんま「つづきから?」

フェンリル「つづきから」





ふぃあんま「ごはんたべる」ノソノソ

フェンリル「そろそろ出来てるだろうしね。いってらっしゃい」ヒラヒラ



――――キッチン

ふぃあんま「……おばけさん」ヒョコ

オティヌス「>>163

邪魔だ失せろ


「邪魔だ。失せろ」

刺々しい声だった。
しかし、オティヌスの表情は怒りに近いものではなく。
むしろ、失望に近い色合いのものだった。

彼女の手はところどころ止血のために絆創膏が貼られており。
生ゴミコーナーの卵はぐしゃぐしゃに中身を含めて潰れている。
フライパンは一部ひしゃげているし、まな板の上にはきちんと切れていない鶏肉。
鍋の中には、上手に炊けなかった米が入っている。
コンロ上、フライパンの中にあるオムライスのようなものはいかにも不味そうで、ぐちゃぐちゃで、包めていない。

明らかな失敗の痕跡。

何より。
彼女の瞳は、悔しさに潤んでいた。
それは、背後で沈黙している子供を想ってのことだった。

出来るはずなのだ。
なのに、今日は『負』に傾いてばかりで、うまくいかない。
料理は、人間関係と違って伏線を張ることが出来ない。
『計画』のように、そうそう修正だって利かない。
こんな出来栄えじゃ、食べさせてあげることなんて不可能だ。

「……失せろと言って、」
「おばけさん、おむらいすよそって」
「見てわからないのか。失敗し」
「よそって。おなかすいた。……だいじょうぶだから」

言外に、『それでいい』と告げていた。
オティヌスの指の怪我に気がついたから、なのだろう。
そのことにオティヌス自身思い至り、酷くイライラとする。

どうして、こんな子供が気を遣うんだ。

何でも出来る魔神に。

何でもできる?

『元の世界』に帰ることもできずに彷徨っている子供の自分が何でも―――――


「ッ、」


嫌な音だった。
オティヌスが苛立ちに任せて皿を落とし、割った音だった。
皿の欠片が僅かに頬を掠め、フィアンマは痛みとしびれに小さく震える。

「この場所から出て行け。今すぐにだ」
「おばけさ、「これ以上私を怒らせない内に、早く出ろ」」

逡巡して。
それから、フィアンマは背を向け、ドアを開けて出て行った。
後に残されたのは、ボロボロに傷だらけの、独りぼっちの少女だけだった。


自分がきっと悪いのだろう。
母からはよく『悪い子』だと言われていたから。
お化けさんが怒ってしまったのも無理もない。

でも、あれ以上料理をすれば怪我が増える。
怪我は痛くて、辛くて、嫌なものだ。
完全に治るまで、ずっと痛みが続く。

「……」

頬を伝っているのが血液であること位、わかっていた。
じんじんと痛む頬に泣き出したかったが、我慢する。
だってきっと、自分を傷つけたお化けさんの方が痛かったはずだから。

やっぱり、我が儘を言ってはいけないんだ。

何かを食べたいかと聞かれ、食べたいものを言った。
ウートガルザロキお兄ちゃんは何の苦もなく提示してみせたが、お化けさんには出来なかったのだ。
出来ないものをやれと言われて、出来ると言い切って、出来なかった時は辛い。
そんな状況にお化けさんを追い込んでしまった自分は、紛れもなく悪い子だ。

悪い子は要らない。
悪とは絶滅させられるべきものだから。

外に出よう、と思う。
昔から言われていたじゃないか、死ねだとか、そんなことを沢山。






外に出た。
外から中に入るのは難しくとも、中から外へは容易。
辺りを見回して見えるのは海だった。一面の、広い海。

「………」

自分は泳ぐのが苦手だから、溺れたら死んじゃうかもしれない。
そしたらもう二度と我が儘を言わないし、お化けさんももう怒らないで済むのではないか。


頬から溢れ出す血液が、その後押しをしてきているような気がした。
よろよろと、港の端に歩み寄る。
後一歩でも踏み出せば海に落ちるその場所で、フィアンマは海面を見つめた。

「………」

神様はきっと、俺様のことが嫌いなんだろう。

あまりにも、世界は冷たい。
ほんの少しの優しさをかき消す程。

「………」

真っ暗な海に手を伸ばす。



あとすこしで、



「何やってんだお前」

ぐらついた体。
その首根っこを掴まれ、すんでのところで子供の体が浮く。
視線を上に上げると、大変面倒臭そうな表情を浮かべた少年が立っている。

「えっと、……とーるおにいちゃん?」
「いつ聞いたんだ、俺の通称。まあいいか。で、何やってんだよお前は」
「しんだらおばけさんもうおこらないかな、っておもって」
>>170


トール「…お前が死んでお化けさんが怒るか怒らないかは知らないけどな、」

ふぃあんま「う、」

トール「俺は怒るぞ。テメーの命を粗末にすることだけは、俺は絶対許さない」

ふぃあんま「でも」

トール「でもじゃねえ」

ふぃあんま「だって、」

トール「だって、でもねえ。……俺が見回りに駆り出されてなかったらお前本当に死んでたぞ」

ふぃあんま「おれさまのせいで、おばけさんいっぱいおけがして、すごくおこってたよ」

トール「暴れたのか? って、それ位であの魔神が傷つく訳もねえか…。痛けりゃ気は立つだろ」

ふぃあんま「だから」

トール「はーぁぁぁぁぁぁぁ……………クソ。だから駄々こねるガキは苦手なんだって…」

ふぃあんま「……とーるおにいちゃんはおれさまのことがきらいなのに、どうしてしんだらおこるの。
      ままはおれさまのこときらいだったから、『死んだら清々する』っていってたよ」

トール「>>175

俺は戦闘狂いの異常者だ それでも殺人狂じゃねえ

ひとの命は等価値だ がきのいのちはたすけるさ


トール「俺は戦闘狂いの異常者だ。…それでも、殺人狂じゃねえ」

ふぃあんま「……」

トール「人の命は等価値だ。……ガキの命は助けるさ。後味悪いのは嫌いなんだ」

ふぃあんま「……」

トール「そもそも弱い者いじめが嫌いだしな。見過ごすってのは見捨てることと大差ねえんだ」

ふぃあんま「ふ……」

トール「怪我してんな。大して深くはないみてえだが」

ふぃあんま「ぇ、う、ひく、」

トール「……ちょっと待て」

ふぃあんま「う、あああああん!! とーるおにいちゃあああああああん!!」ブワッ

トール「俺が泣かせたみてえだろ! やめろよ!」





――――トールの部屋


トール「面倒は看ないって言ったんだけどな……」ペタ

ふぃあんま「いた、」

トール「我慢しろ。…これで放っておけば良くなるだろ」プニ

ふぃあんま「んむ……」

トール「…で、何したんだ?」

ふぃあんま「えっとね、なにたべたいってきかれてね、おむらいすっていってね」

トール「はあ」

ふぃあんま「ほかのひととおはなしして、もどったらおむらいすぐちゃぐちゃで、おばけさんけがしてて」

トール(作るのに失敗した訳か)

ふぃあんま「おばけさんがけがするのいやだから、しっぱいしたおむらいすたべるっていった」

トール「そしたらキレて皿か何か投げたか?」

ふぃあんま「うん。……きらわれたかな」ジワ

トール「>>179


トール「馬鹿が。お前は悪くねえ」

ふぃあんま「……」

トール「悪いのは『お化けさん』、だ。料理を上手く作れないから八つ当たりしただけだろ。
    時間が経ちゃ落ち着くさ。その程度の癇癪だろうよ、恐らくな」

ふぃあんま「やつあたり?」

トール「と、しか考えられねえ。ったく、アイツも存外ガキだな…ちょっと外すぞ」

ふぃあんま「どっかいっちゃうの?」

トール「ちょっとな。すぐ戻るから留守番してろ」

ふぃあんま「んー」クイクイ

トール「あん?」

ふぃあんま「ぎゅー」ギュゥ

トール「……」ポンポン




――――キッチン


オティヌス「………」カチャ コト

トール「居るか?」

オティヌス「…何か用か」

トール「お前が拾ってきた子供」

オティヌス「……フィーアがどうかしたのか」

トール「……」

オティヌス「…何だ。用がないのなら話しかけるな。今は片付けで忙しい。周辺警護はどうした」

トール「テメェの行動のツケを、あのガキが死んで払うところだった」

オティヌス「……何を言っている?」

トール「>>181

死んで償え


トール「アイツは純粋なんだよ、マジにな」

オティヌス「……」

トール「事実を言われねえとわかんねえか。アイツ、海に落ちようとしてたぞ。自分からな。溺れる前提で」

オティヌス「…、」

トール「自分が死ねば、お前を怒らせることもないだろうって、そんなこと言ってたぜ。
    勿論、魔神様は気にする必要なんかねえだろうさ。何しろガキの戯言なんだから」

オティヌス「……」

トール「だがな、あんな小さいガキを自殺に追い込むってのは感心しねえ。人間として、だ。
    次、似たようなことがあれば孤児院か何かに預ける。テメェからは隠蔽してな」

オティヌス「……あの子供は私が利用する」

トール「その利用ってのは死体を使うモンなのか?」

オティヌス「………」

トール「…少し頭冷やせよ」





――――トールの部屋


ふぃあんま「かえってこないなー…」ゴロゴロ












ふぃあんまはどうする?>>+2

【今回はここまで  皆さん何んま推しですか】


ふぃあんま「……とーるおにいちゃん、まいご!」ハッ

ふぃあんま(さがしにいこう)ノソ パタン





ふぃあんま「……」テクテク

ふぃあんま「うーとおにいちゃん」クイ

ウート「お、フィーアちゃんか。何かあった?」

ふぃあんま「とーるおにいちゃんしらない?」

ウート「トール? いや、見てねえけど」

ふぃあんま「あと」

ウート「?」

ふぃあんま「おばけさんとなかなおりするの、どうしたらいいかな」

ウート「喧嘩したのか?」

ふぃあんま「ちょっとちがうけど、おこってるから」

ウート「おー……そりゃ大変だ。仲直りねー……」

ふぃあんま「………」

ウート「>>189


木原ンマさんか…書いてみたいな…と思いつつ難しい 科学サイドだと宗旨替えに近いから…
バカンマさんもそのうち……かわいい感じで 
本当はウーフィアスレ考えてたはずなのに展開が自分の過去スレと被り始め諦めました
フィア神裂はいいなと思います いけそう感 書きたい感


木原ンマ検討します…間に合ったら更新します


風邪を引いてしまったのでしばらく更新出来ません 申し訳ないです
もしかしたらあっちのスレは少し更新出来るかもしれ  な


ウート「手伝ってやるよ」

ふぃあんま「う?」

ウート「ごめんなさいの練習とか」

ふぃあんま「! うん」

ウート(抱きつきゃ解決しそうな気もするけどな。この歳じゃ)

ふぃあんま「どうやってごめんなさいしたらゆるしてくれるかな…?」

ウート「それは自分で考えないと意味ないだろー?」

ふぃあんま「う……ううう……」グス

ウート「ああもう泣かない泣かない。ようは『申し訳ない』って気持ちが伝わればいいんだよ」

ふぃあんま「そしたらゆるしてくれる…?」

ウート「多分な。そのためには相手が嬉しいと思うようなことも添えた方がいい」

ふぃあんま「おやつ?」

ウート「オティヌスは別におやつ好きじゃねえから。……んー…」

ふぃあんま「……」

ウート「ひとまず>>201

似顔絵とか?

【書き忘れた お久しぶりです 元気になったのでもう大丈夫です】


ウート「ひとまず似顔絵とか?」

ふぃあんま「にがおえ……」ウーン

ウート「絵とか音楽ってのは感情を上手に伝える道具だ。使いこなせば直接言うよりよっぽどいい」

ふぃあんま「おばけさんのおかお……」

ウート「この短期間で覚えてはいるだろ」

ふぃあんま「うん」

ウート「じゃあ、画用紙とクレヨン」ハイ

ふぃあんま「ん! ……うーとおにいちゃんはおえかき上手?」

ウート「そこそこ。魔術師が通常所有すべき技量程度」

ふぃあんま「つうじょうしょゆ、しょ、」

ウート「人並み、普通。下手でも上手でもないってこと。オッケー?」

ふぃあんま「わかった! んと……くれよん、くろいろいっぱいだね」

ウート「まあ、見た目があれだもんな」

ふぃあんま「……おなかすいた…」カキカキ

ウート「何も食べてないのか?」

ふぃあんま「あさからなにもたべてない」フル

ウート「可哀想に。つっても俺も持ち合わせが……ポッ○ーでいい?」

ふぃあんま「ちょこれーとだ!」パアッ

ウート「あーん」

ふぃあんま「あーん」ポリポリ

ウート「気に入った?」

ふぃあんま「おいしい」ニヘラ

ウート「良かったな。ひと袋食って良いよ。俺は食べ飽きた」

ふぃあんま「うーとおにいちゃんいいひとだね」モグモグ

ウート「…そう見える?」

ふぃあんま「すくなくとも、おれさまにはやさしいよ。だからいいひと…じゃないの?」

ウート「>>204

残念だか俺はサイテ-サイアクの狂人さ 無理やり人々にナイトメアを見させて楽しむようなやつだよ


ウート「残念だが、俺はサイテーサイアクの狂人さ。無理やり人々にナイトメアを見させて楽しむようなやつだよ」

ふぃあんま「む」

ウート「所謂悪人。っつか、この『グレムリン』には悪人ばっかだけど」

ふぃあんま「…でもみんなやさしいよ」

ウート「オティヌスに傷つけられたばっかでよくそれが言い切れるな」

ふぃあんま「う…でも」

ウート「悪人だっていい事はするさ。逆もまた然りって感じだけど」

ふぃあんま「わるいひとはわるいひとで、いいひとはいいひとだよ」

ウート「テレビの中じゃ、確かにそうだけど…現実はそういうモンでもないんだ」

ふぃあんま「……じゃあ、うーとおにいちゃんはおれさまとけんかしたら、あくむをみせるの?」

ウート「流石にやんない」キッパリ

ふぃあんま「………??」モグモグ

ウート「童話なんかを本気で信じちゃってる歳にゃ難しいか」ナデナデ

ふぃあんま「んー……。……できた!」ピラッ

ウート「どれどれ」

ふぃあんま「こっち」ハイ

ウート「……」ジー

ふぃあんま「……」ソワソワ

ウート「>>208

上手いな、だけど何でオティヌスが裸なんだ

【禁書のラッキースケベは基本大事な部分が湯けむりで隠れてますけどその理論を応用すればフィアンマさんのラッキースケベもありえるんじゃないかなって思うんですけどいつあるんですかね見落としかな】

ウート「おー…上手いな」

ふぃあんま「!」ぱっ

ウート「……だけど、何でオティヌスが裸なんだ?」

ふぃあんま「あのね」

ウート「ん」

ふぃあんま「ふくがむずかしかった。ぺたーって、ばさーってしてて」

ウート「あー…」

ふぃあんま「あんまりじろじろみてたわけじゃないし…」

ウート「今だけだぞ、見ても許されんの」

ふぃあんま「ひとをじろじろみるのはおぎょうぎがわるいんだよ」メッ

ウート「良い子良い子。つっても何かしら着せなきゃ駄目だろ。やり直し」ナデナデ

ふぃあんま「どんなのがいいかな?」

ウート「それはフィーアちゃんが決めたやつでいいだろ。俺の趣味で決めても意味無いから」




ふぃあんま「できた」ハイ

ウート「やっぱ上手いな、よしよし。今度は……ウェディングドレス?」

ふぃあんま「おんなのこをなかせたらけっこんしなきゃいけないってしんぷさまがいってたから」

ウート「確かに隣にフィーアちゃんいるし、こっちはタキシードっぽいけど。……って、え!? 泣かせた!?」

ふぃあんま「あっ、なかせてないよ! ないけど、…なきそうにみえたから、それはおれさまのせいだし」

ウート「>>215

>>214


ウート「なんだよ、意外とやる事はやる方か? こいつぅー」ツン

ふぃあんま「やること?」

ウート「イロイロ。それで泣かせかけたと」ニヤニヤ

ふぃあんま「な、なにもしてないよ!」

ウート「ふーん。へー」

ふぃあんま「ほんとになにもしてないよ……うう、……」

ウート「悪い悪い、ついからかっちまう。んじゃ、一回練習して行かないとな」

ふぃあんま「……おばけさん、ごめんなさい。これ、うけとってください!」

ウート「ちょっとズレてる気もするが謝罪の意思は充分伝わるな。気をつけて行ってこいよ」

ふぃあんま「うん! うーとおにいちゃん、ありがと」タタタッ

ウート(……俺が…いい人、ね…)





―――キッチン


『テメェの行動のツケを、あのガキが死んで払うところだった』
『次、似たようなことがあれば孤児院か何かに預ける。テメェからは隠蔽してな』
『…少し頭冷やせよ』


オティヌス「………」

オティヌス(…取り乱した上に無力な子供に八つ当たり、か。魔神に似つかわしくない幼稚さだ。
      そもそもあの子供は、私の怪我を見たからこそあんな風に気を遣わざるを得なかったというのに)

ふぃあんま「…おばけさんいる?」ヒョコ

オティヌス「……、」









オティヌスはどうする?>>+2

【今回はここまで やはりオティふぃあになる感じか…】


「ここに居る」

一瞬、黙って隠れることも考えた。
けれど、嫌なことを先延ばしにしたって何も解決しない。

「おばけさん」

ててて、と走り寄ってきた子供が、外套を引く。
そちらに向き直り、静かに頭を下げた。
驚いたような雰囲気を感じ取ったが、構わず謝罪する。

「……すまなかった。お前に怪我をさせ、暴言を吐き、追い詰めてしまった」
「おれさまもごめんなさい、おばけさんにいやなおもいさせて」

ぺこ、と下げられた頭。
先程以上に迫る自省心と後悔を飲み込んで、オティヌスはフィアンマの髪を撫でた。

「…その手にあるものは何だ」
「あやまるときはにがおえをかくときもちがつたわるよ、ってあどばいすもらったから」

はい、と見せられた画用紙の中身。
恐らくウェディングドレスを着用した自分と、タキシードを着用した目の前の少年の絵だった。
似顔絵、というよりは全体絵だ。センスがあるのだろう、子供の絵にも関わらずわかりやすい。

「……」
「あげる」
「…貰って良いのか。私が」
「うん! ……もうおこってない?」
「怒っていない。……ここまでされておいて沈黙というのものな。何かして欲しいことはあるか」
>>222

じゃあ、おばけさんの乳首をしゃぶらせて。おっぱいが恋しいんだ


荒らしに反応するのも荒らしっていうのは当然のことだと思うのですが、今までの流れを振り返っていかがでしょう。
他スレで問題を起こそうと、ここで荒唐無稽な内容で安価をゲットしようが、一回は一回です。
このスレの>>1には、問題のある人物のIDが変わっていた場合に見分けることは出来ませんし、ピンポイントで人物を指定し、安価内容を却下するような技量はありません。
何か考えて欲しい、と思うのは自由ですが、何も出来ません。
荒らし以上に、荒らしに過剰反応して>>1へ安価採択基準に対する批判、否定、解決策の要望をされるということに疲れました。
具体的にはどうしたら良いんでしょう。専ブラですか? それをする程の荒らしですかね。連投でも暴言でもないのに。
その安価内容を捌けないと思ったら、それを書いたのが誰であろうと安価下や再安価等、対処はしてきました。
これ以上何をどうしたら皆さんは現状に満足して荒らしに反応せず、楽しく普通に安価スレに参加してくれるのか想像出来ません。
ですので、今後は安価スレは二度とやりません。冗談でも嘘でも、後で取り消すものでもないです。
何度も同じことの二の舞でHTML化してしまったスレの履歴を残すのも嫌なので。

皆様、お疲れ様でした。

もっと荒らしに積極的に排斥対応の出来る>>1のところで楽しく安価スレに参加してきてください。
どんな荒らしが来ても適切な対処が出来て、スレの内容が悪化することのない素晴らしい>>1のところで。



長文だからコピペして晒されそうですね。   それでは、依頼出してきます。

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