上条「幻想殺しの意味」 (18)

新訳9巻のifです
初めてのSSになるのでかなり拙い文章になると思いますが生暖かい目で見てください

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1397224257


これでもう何回殺したのだろうか

はっきりいってここまで挑んで来るとは思わなかった

殺した数は10031回、次が10032回目だ

だが何回挑んでも私は変わらない

あいつがあいつの世界を望んでいるように私も私の世界を望んでいる

あいつが立ち上がるなら何回でも殺し続けよう

それが私の望んだ世界をてにいれるためなら

そしてまたあいつが地獄をくぐって現れた





上条?「は?やっと出てこれたぜ」

オティヌス「なんだと?」

上条?「よう、こいつを壊してくれてありがとな」

オティヌス「ついに精神が壊れたか」

やはりあいつも人間だったということか

上条?「おう、もう自分がなんのために死んでたかもわからないくらいボロボロだぜ」

オティヌス「じゃあなぜお前はまだ正気なんだ?」

上条?「俺はこいつじゃないからな」

オティヌス「やはり壊れていたようだな、 ならばこれで終わりだ」

オティヌス「[ピーーー]」


魔神の力を使い圧倒的な威力の光線を発射する

これですべてが終わり私は私の世界をてに入れれるはずだった





パキィン

しかしその一撃は届く前に何かによって打ち消されてしまった




オティヌス「なに?」

上条?「こんなもんじゃ俺は殺せねぇよ」

一体何が起きたんだ、右手で打ち消したならまだしもあいつに届く前に消えてしまった


オティヌス「一体なにをした!! お前の右手では到底防ぎきれない威力のはすだ!!!」

上条?「右手? ああこれのことか」

オティヌス「お前は右手だけの存在だったはずだ!! それ以外は普通の人間なはずなのに」

上条?「こんなもんじゃねぇよ俺の幻想殺しは」

オティヌス「ありえない、私は神だ、私の攻撃は人間に防がれていいわけがない!」

オティヌス「次はないぞ、私は神としての全てをお前にぶつけてやる」


魔神の証、無敵の証明、必殺の槍
主神の槍を投げる


それは世界を壊しながら進んでいく

上条?「だからそんなんじゃ俺には届かねぇって」

次の瞬間、世界は壊れ無限の闇が広がっていた

「主神の槍」 それは絶対のはずたった しかし主神の槍は触れる事もなく粉々に砕け散った

上条?「そんな棒っきれで本当に俺を殺せると思ってたのか?」

オティヌス「お前は何者だ?」

上条?「あぁ そういえば自己紹介がまだだったな」




最初の超能力者
神上討魔だ、よろしく



オティヌス「最初の超能力者……だと?」

オティヌス「………ふざけるな、なんでお前のようなものが存在している!!」

神上「本当はもっと早く出てきたかったんだけどよ、こいつの意志がおもいのほか強くて出てこれなかったんだ」

神上「でもお前が10031回殺してくれたときにやっと出てこれたぜ」

オティヌス「お前はなんのためにその人間の中にいたんだ!?」

神上「………まあ簡単に言えば世界を変えるためだ」

オティヌス「変えるだと?」

神上「あぁ、俺が歪ませちまった世界をな」

オティヌス「……そんなことはどうでもいい」

オティヌス「お前が最初の超能力者だったとしても……私は神だ、お前に負けるはずはないんだ!!」

神上「お前さっきから神神、いってるけどさぁ」



お前神ってのが何かしってんのかよ


今日はここまでです

ついでに書くのが初めてで話が膨らませられませんでした
かなり短くなると思いますがよろしくです






オティヌス「神が何かだと?」

神上「じゃあお前が言う神ってのはなんだ」

オティヌス「それは…絶対的な存在のことd「じゃあそれは誰が決めたことだ?」

オティヌス「そんなのは人間が決めたことだろ」

神上「そうだ、人間が決めたことだ」

神上「お前が神だってゆうのは誰が決めたんだ?」

オティヌス「それは……」

神上「お前とその他の人間がいっていただけだ」

神上「お前が神だとどうやって証明できる?」

オティヌス「……」

神上「結局神なんてのは人間が作り出した幻想なんだよ」

神上「お前も気がついていたんだろ?だけど気付かないフリをしていたんだ」

オティヌス「………」

神上「昔の人間は自然を恐れていた、だからその現象が何かが起こしていると思いたかった」

神上「そこで産み出したのが神とゆう存在だ」

神上「人間は絶対的な存在を信じることで生きていくことができたんだ」

神上「だから神ってのは自然そのもの、この世界に起きる現象、災害、変化、世界そのもののことなんだよ」

オティヌス「……神が幻想だったとしても、私の力はかつて人間が恐れた世界そのものだ!神ではないなら私は一体なんなんだ!!?」

神上「それが俺の存在している理由だ」



オティヌス「それが理由…だと?」

神上「お前も魔術がなぜできたのか知ってるだろ?」

オティヌス「それは、才能の無いものが才能のあるものにおいつくため……」

オティヌス「まさか…お前がその超能力者だというのか!!!?」

神上「正解だ」

神上「俺が生きていた時代俺は全ての人間のために力を使っていた」

神上「最初のうちはみんなも幸せに暮らせていた」

神上「だがそのうちいつまでも俺に頼ってはいけないと言うのが出てきた」

神上「そして俺は知っている全てを伝えた」

神上「そして俺が死ぬ少し前に魔術が完成した」

神上「最初の魔術はどう使っても人を傷つけることができないほど弱いものだったが、人々はそれを使って自然に抗っていた」

神上「だが俺は少しの不安を感じていた」

神上「俺が伝えたことが世界を変えちまったんじゃないか、ってな」

神上「だから俺は保険を残すことにしたんだ」

神上「それがこいつだったってことだ」



オティヌス「お前は、世界を変えるといったがどうするつもりだ?」

神上「それをするための鍵がこの右手だ」

オティヌス「そんな異能を消すだけの力でなにができる」

神上「確かにこのままじゃなにもできねぇよ」

神上「言っただろ、この右手が鍵になってるってッ!!」

オティヌス「なっ!!?」

オティヌス「自分の腕を切り落とした!!?」

神上「これで俺はやっと目的を遂げられる」

神上「最後に幻想殺しの本当の力を教えといてやる」

神上「この右手の力なんかじゃない」

神上「この右手は、力が漏れ出てしまっていただけだ」

オティヌス「何をするつもりだ!?」

神上「この力は俺の中の本質にある」

神上「この力は………」




世界から全ての異能の力を消す






オティヌス「そんなことをしたら世界のバランスが崩れるぞ!? お前が目指したのは平和じゃなかったのか!?」

神上「俺は始めから平和なんて望んでねーよ」

オティヌス「なに?」

神上「みんなが幸せな世界なんて作れるわけねーんだ」

オティヌス「どういうことだ?」

神上「人間は一人じゃない、みんな違うんだ平和なんて言葉でくくっちゃいけねーんだよ」

オティヌス「………」

神上「本当はもっと昔にできていたはずのことなんだよ、だけど俺が伝えたことがそれを歪めちまった」

神上「人はもう弱くない、自分達の力で自然に立ち向かえる」

神上「異能なんてものなくてもみんなが自分の幸せを手に入れられるさ」

神上「だからお前も自分なりの幸せを見つけてみろ」



挑戦しろよ、オティヌス




次の瞬間世界は光に包まれた





その後やはり世界のバランスは崩れてしまった
だが少しずつだが魔術と超能力の境界はなくなりつつある
あいつのいった通り一人一人が幸せを掴める世界が来るのかもしれない


だから私も挑戦しよう



一人の人間として


スイマセンこれで終わりです
本当は戦闘シーンとかも入れたかったですけどぜんぜん膨らませられませんでした
今度はもっと練ってから書きます

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