【安価】晴れのち雨、時々幻想の郷 (869)

このスレはまったりと幻想郷世界を書くスレです
前回はお流れになってうんぬん

余計な事言ってないでキャラ作りましょう
位置が被ったら再安価面倒なのでずらして取ります


↓2 あなたの種族
↓3 あなたの年齢(おおよそ)
↓4 開始地点
↓5 その他なんかあれば

ぐらいから初めて行きましょうかね

あと注意点として星蓮船までしかキャラ知らん

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1397141391

種族 人間
年齢 15
開始地点 墓地

その他だけ変えざるを得ないか

↓1-3でコンマ大きいの

種族 人間
年齢 15
開始地点 墓地
その他 霊が見える

幻想郷って見えない霊の方が少ないと思うんです

それじゃ行きます

……

ズキズキと痛む頭を押さえながら、あなたは立ち上がる
辺りにはたくさんの石……いや、墓が並んでいる
何故こんな場所に自分がいるのか、あなたは思い出そうと頭を捻るが
ズキズキといまいち思考が纏まらない

「……だーれーだー」

遠くから響くようで、すぐ近くで聞こえたその声は
あなたの視界の端、墓の陰で両腕を突きだしている女が発したものだ

「……」

ギギギ、と音がしそうなほどぎこちない動きで
その奇天烈な恰好の女はこちらへ近づいてきた


1、立ち向かう
2、竦む
3、逃げる
4、その他

↓2

まぁ出だしはここまで、眠い

星までじゃなくて神霊廟も分かるんだった、どうでもいいことだけど

あなたは立ち向かおうか、逃げようか一瞬悩んだが
バゴンッとその女が墓石を破壊しながら接近してきたとき
足が竦んで動けなくなってしまった

「うー……おー……」

女の腕が、ゆっくりとあなたに近づく

「止まりなさい、芳香」

「うー……っ?」

別の方向から聞こえてきた声で
目の前の女がビタッと立ち止まる

「驚かせてしまったみたいね、ただの人間さん?」

今度は奇天烈な髪形の女が現れた
いったい自分はどこに迷い込んでしまったのだろう


1、ここは一体?
2、あなたは一体?
3、この人は一体?
4、声が出ない
5、その他

↓2

書いてる途中一瞬思った禁断のネタだったのに

は、墓石を……破壊し、ないでください

あなたは緊迫した状況で、渾身のギャグを放った
怪力の女は頭の上に「?」を浮かべてあなたを見ていた
後から来た女はあらあら、と少し嘲笑にもにた笑みを浮かべている
恥ずかしすぎる

「やっぱり、何か害意が合ってきたわけではなさそうね」

ずいっ、とあなたの方へと近づく女
近付かないと気付かなかったが、何やら独特な匂いがする……
いい匂い、とも言えないが
拒絶したくなる匂い、ではない

「あら、どうしたの?ふふ」


1、ここは一体?
2、あなたは一体?


↓2

ここは一体……?

あなたは一番の疑問をぶつけた

「……?」

質問を聞いた女は、後ろでまだ「?」を浮かべる女と同様に
「?」を浮かべてあなたを見つめる
とりあえず、事情を説明しなければ進まなさそうだ

「なるほど、記憶が……ねぇ」

じーっ、とあなたを見つめる瞳
じっと見ていたら、なんだか引き込まれてしまいそうで
ぷいっ、とあなたは目を逸らした

「死体……じゃなさそうよね、ちゃんと物を考えてるし」

ぶつぶつ、と何やら呟いている
後ろの女はまだ「?」を浮かべている
もう何を疑問に思っていたのかすら疑問なのかもしれない


自由な行動

↓2

貴方は、誰?

恐る恐る、あなたは聞いてみる
ぶつぶつ、と呟いていた女があなたの方を向く

「青娥……霍青娥よ」

怪しげな笑みを湛えて、自己紹介をした青娥

「それで、こっちのは芳香」

「うがー?」

聞いてないもう一人の方も説明してくれた
青娥と芳香、一体どういう関係なのだろう?

「あなた、これからどうするおつもり?」

またずいっ、と青娥が近づきながら尋ねる
この香り、クセになってしまいそう……


自由な返事

↓2

ありがとう、と二人に礼を言い
あなたは奥へと向かった

「とーおーしーてーいーいーのーかー?」

「ふふ、いいのよ。だって……面白そうじゃない、なんだか」

奥へと進むと、だんだん怪しい雰囲気が増していく
人の気配は、未だ無し
まさか、担がれたのか……?と言う疑惑が頭に浮かんだ所で

「止まれ、そこの者!」

大声に振り返ったあなたの目の前に
また不思議な恰好の女が現れた
こんなのばっかなのだろうか、ここの人達は

「そこのお前……」


あなたは今、どんな格好? 例:巫女服、ゴスロリ、等々……
※これによりあなたが何者なのかのヒントになります

↓1-3

とりあえず出尽くしてからと思ったが

「……なんだ、その妙な恰好は」

妙な恰好の奴に、妙な恰好と言われてしまった
どこをどう見ても、普通のシスターじゃないか
シスターが普通かどうかなんて、知らないけど

「怪しい奴め、ここは通さぬぞ!」

バッ、とポーズを決めてあなたの前へと回る女


1、争うつもりはない
2、そっちがその気なら仕方ない
3、覚悟!
4、無言
5、その他


↓2

争うつもりはない、とあなたは告げるが
向こうはもうすでにやる気満々で

「覚悟しろー!」

どこから現れたのか、船に乗り
水の無い空中へと漕ぎ出した
戦うしかないらしい、でもどうやって……

あなたの能力 コンマ判定じゃなくて今回は案出しで
戦闘向き、戦闘不向き関係なし
酷いのは無投票扱いで下に流す 例:おもらししたくなる能力等
↓1-3

↓1-4で多数決 同票は大きいコンマがある物

あなたの能力 浄化する程度の能力

弾幕勝負について
システムを複雑化すると面倒な上に、いちいちスペルカードを調べる必要があるので

レーザー ホーミング ミサイル

の三すくみでジャンケンする方式を取ります
優越関係は
レーザー<ホーミング<ミサイル<レーザー
と言った感じで

HP分だけ削ったら勝ちます
スペルカードは色んな効果があります

まぁ、やってるうちに調整します

あなたのステータス
上一桁 HP 下一桁÷2 スペル枚数

↓1

間違えました IYASHIですね

HP 1 スペル枚数 2

一言で言うと妖精以下ですね でも普通の人間ってこんな物なのかも

古代日本の尸解仙
物部布都 
HP 5 スペル 3

あなた
HP 1 スペル 2

最後にスペル名を考えてください
名前によってある程度効果考えます
上手く癒しに関係させてくださると助かります

↓1-4でコンマ大きいの二つ

スペル
癒符「過剰治癒危険域」
発動後3ターンの間HPが二倍になります
3ターン後HPが半分になります(死にはしません)

不死「永久回復機関」
発動後3ターンの間HPが回復します
回復量は残りスペル枚数に依存し、スペルが0枚になるとき発動できません


「いざ参るぞ!」

ザプーンッ、と船が漕ぎ出すと同時に
矢の雨があなたへと降り注いだ

あなたの行動
レーザー 威力1
ホーミング 威力1
ミサイル 威力1

布都の行動
レーザー 威力2
ホーミング 威力1
ミサイル 威力2

あなたの行動選択 ↓2

布都の行動コンマ 偶数 レーザー 奇数 ホーミング 15以下または85以上 ミサイル

「喰らえいっ!」

女の放った矢を、あなたは
ひらりと交わし、視線を前に向ける
戦い方は、分からないけど
これなら私にも、出来る気がする

「ぬ、ぬおっ!?」

あなたの手の平から放たれた弾丸が、命中した
船がぐらりと揺れるが、落ちるまでには至らなかった

「や、やりおるの……!」

物部布都 
HP 4  ※敵のスペルめんどいので消します

「だが、まだまだじゃ!」


あなたの行動
レーザー 威力1
ホーミング 威力1
ミサイル 威力1
スペル 残り2

布都の行動
レーザー 威力2
ホーミング 威力1
ミサイル 威力2

あなたの行動選択 ↓2

布都の行動コンマ 偶数 レーザー 奇数 ホーミング 30以下で ミサイル

「そりゃそりゃ!」

今度は小さな球体が、あなたの周りを飛び回る
それも当たる寸前でかわすと、またあなたは反撃する

「ぶぎゃっ!?」

今度こそ船がぐわりと揺れ、そこから落ちる女
別にそれがなんだと言うわけではないのだが

物部布都 
HP 3

「お、お主一体……」


あなたの行動
レーザー 威力1
ホーミング 威力1
ミサイル 威力1
スペル 残り2

布都の行動
レーザー 威力2
ホーミング 威力1
ミサイル 威力2

あなたの行動選択 ↓2

布都の行動コンマ 偶数 レーザー 奇数 ホーミング 10以下70以上で ミサイル

あなたの飛ばした弾丸と
女の飛ばした弾丸が空中でぶつかり
弾けた

あなた
HP0

物部布都 
HP2

布都は仰け反る程度の衝撃だったようだが
あなたはまるっきり違った
大きく弾き飛ばされ、地面をゴロゴロと転がった

「ふはは、どうだ!これが物部の秘術と道教の融合だ!」

すいーっとあなたの方へ飛んできた女は
あなたを見下すようにふんぞり返って、慢心を絵に書いたような表情をしている

「さぁ、言い残すことはあるか!」


返事

↓2

いやぁ……たすけて……

あなたは目に涙を浮かべながら懇願する
そんな様子に、女は「うぉ……」と小さく唸った

「し、しかし……太子の敵は……」

「布都、その方は恐らく敵ではありません」

「た、太子!?」

太子、と呼ばれる割には
奥から出てきたのは女性であり
歳はそう変わらないように見えるが、何やら不思議な威厳を放っている

「布都、下がってよいですよ」

「……了解です」

どうやら、かなり偉いのだろう
布都と呼ばれた女は奥へと引っ込んで行った

「怖がらなくてよいですよ、取って食おうなどとは思っておりません」

「……今のところは、ね」


自由な会話

↓2

ひとまず、助けてもらったお礼を述べるあなた
そんなあなたに太子は軽く笑い

「むしろ、非礼はこちらの方ですね。申し訳ございません」

と、頭を下げた
なんだかあたふたしてしまうあなた
それを隠すために、それとなく青娥の行っていた物知りさんに付いて聞いてみた

「物知りさん……?青娥がそんなことを、ねぇ」

言いながら、くすくすと笑って

「たぶんその物知りさんって言うのは私の事でしょう」

そう答えてくれた
目の前のこの人が、物知りさん
この人は私の事、知っているのだろうか

あなたの正体
↓1-3 でコンマが偶数かつ一番大きいもの 奇数だけの場合不明になる 知らない、も可

今日はこの辺で

そう言えば主人公の容姿があんまり固定されてないな今回

やる気の移り変わりが激しいもので、前回は申し訳ないね


凄い人がいるんですねぇ……

巫女、と言う言葉のイメージからあまり恐ろしい感じがしないあなただった

あ、遅れましたが自己紹介を

少女の人懐っこさからか、初対面と言う事を忘れて話し込んでしまった
自分の名前と、軽く現状を語ると
少し少女の顔に、怪訝そうな色が現れたのをあなたは見逃さなかった


1、言及する
2、言葉を待つ
3、その他

↓2

あの、何か……?

少女の態度が気になったあなたは、少し斬り込んでみた
あなたの言葉に、少女は気まずそうにはにかみ

「……地下の霊廟とうちの神社は、宗教的にちょっと仲がよくないんです」

そう答えてくれた
最初に神子があなたに言った言葉を思い出した
宗教対立、か……


1、あなたには関係ない
2、あなたにも関係ある
3、無関心
4、その他


↓2

あなたにも、他人事ではない
神子のあの反応からして、あなたも他宗教の者なのだろうし
ここ、幻想郷で生きていくならば避けては通れなさそうだ

(でも、どうしたらいいのかも分からないや……)


自由な行動 及び 会話


↓2

ぐーっ

「……」

……

気まずい静寂を崩す、間抜けな音
あなたは頬がみるみる熱くなっていくのを感じた

「そういえば、もうお昼近いのですね」

にこにこ、と少女が笑いながら
おむすびを二つ、差し出してきた

「4つあるので、半分どうぞ!」


1、ありがたく
2、恥ずかしがりながら
3、いらないっ
4、その他

↓2

あ、ありがとう……

背に腹は代えられない
あなたは恥を忍んでおむすびを受け取る
塩だけの質素なおむすびだったが、今のあなたにとってはなによりのご馳走だ

「ごちそうさまでしたー」

ごちそうさま、でした

無邪気な表情のままの少女
異宗教であるあなたと、仲良くしてよいのだろうか……

遭遇判定 範囲 妙蓮寺前

↓2

「……!」

……っ

少女が、バッと振り返る
あなたも明らかに変わった空気に、喉を鳴らした

「……響子」

「は、はいっ!」

響子、と言う名前らしい
少女は耳をピーンと立てて直立した

「その方は、一体?」

「……」

初対面の神子にも感じた、威圧感
優しく微笑んでいるように見えるが
隠しきれていない感情が見え隠れしている


1、黙っている
2、あなたから喋る (内容も)
3、その他 行動系

↓2

内容も……

今後、選択肢の()書きを無視した場合無言で安価↓取りますね
再安価でスレ埋めるのは面倒ですので

会話の内容

↓2

え、えと……

あなたは少し緊張しつつ、自分の名と
どういう経緯で、どこからここへ来たか語った

「……」

目の前の女性は、無言であなたの話を聞いていた

聖の心象

1ほど悪く 9ほど好感 一定値以下で戦闘発展

↓1

(´・ω・‘)<悲しいけどこれ…… 最低コンマなのよね……

出かけるのでまたあとで書きまする

「命蓮寺」ですね、ゴメンナサイ



「響子、下がっていなさい」

先程までと変わらぬトーンで
しかし、有無を言わさぬ様相で女性がそう告げる
響子は何か言いたげに口を開こうとしたが、顔を伏せながら寺へと戻って行った

「……あなたがここへ何をしに来たのかは、存じませんが」

ザッ、と両足を踏みしめ
あなたの前に立ちふさがる女性
あなたとそう変わらない身長なのに
まるで巨大な石壁が立ちふさがっているかのようなプレッシャーだ

「このまま帰すわけにも、参りません」

戦うしかない、と
あなたの本能が告げていた

封印された大魔法使い
聖白蓮 HP 10

レーザー 2
ホーミング 3
ミサイル 4

あなた HP 1 スペル 2
レーザー 1
ホーミング 1
ミサイル 1

スペル
癒符「過剰治癒危険域」
発動後3ターンの間HPが二倍になります
3ターン後HPが半分になります(死にはしません)

不死「永久回復機関」
発動後3ターンの間HPが回復します
回復量は残りスペル枚数に依存し、スペルが0枚になるとき発動できません


あなたの行動選択 ↓2
聖の行動コンマ 偶数 レーザー 奇数 ホーミング 20以下 または90以上 ミサイル

ゾロ目です 相性無視します やったね。

「はぁっ!」

聖の体から放たれた弾丸が、あなたの
あなたの眼前を通り過ぎて行き、敷石を吹き飛ばす
当たっていれば、あなたも同じようになっていたのだろう

「……やりますね」

あなたの放った弾丸は、聖を的確に捉えている

聖白蓮 HP 9

咄嗟に出た一撃、もう一度上手くいくかは分からない


あなたの行動選択 ↓2
聖の行動コンマ 偶数 レーザー 奇数 ホーミング 20以下 または90以上 ミサイル

飛んできたレーザーを、あなたはスペルでかき消す
体の中に限界まで取り込んだ治癒の力が、あなたの生命力を奮い立たせる

あなた HP 2 残り3ターン
スペル 1

「……なかなか耐えますね」

握った拳を緩めぬまま、聖の鋭い視線があなたを捉える
彼女にここまでさせるのは一体、どういう感情なのか

あなたの行動選択 ↓2
聖の行動コンマ 偶数 レーザー 奇数 ホーミング 20以下 または90以上 ミサイル
5以下または95以上orゾロ目で……?

あなたが放った弾丸を全て撃ち落としながら
聖が放った光線が、あなたを捉えた
壁に叩きつけられ、口からこひゅっと声が漏れる

「……」

そんなあなたを見下ろす聖
すさまじい強さに、あなたは顔も上げれない

自由な行動 及び 台詞

↓2

なんで……私を……?

あなたの問いかけに、聖は小さく

「……ごめんなさい」

とだけ答えた
あなたの意識が、闇に溶けていく


移動判定 範囲 いずれかの神社

↓2

あなたが目を開けると、天井が見えた
一瞬、霊廟かと思ったが起き上がり辺りを見回すと、庭が見えたので違う場所だとあなたは悟る

「あ、起きました?」

ひょこ、と襖の端から
緑色の髪をした少女が現れた
歳はあなたと同じか、上ぐらいか?

自由な返事

↓2

ここは……?

ちかちかする目を凝らしながら、あなたは声を出した
少女があなたの額に手を当て、「ん、大丈夫そう」と呟いてから

「ここは守矢神社です。森を巡回していたらあなたが倒れていたものですから、勝手に連れてきちゃいました」

聞きたいことを一通り勝手に喋ってくれた少女
おしゃべりが好きなタイプなのだろうか?
しかし、森で倒れていた……


自由な会話 及び 行動

↓2

神社……と言う事は
この人もあなたの正体を知れば、迫害してくるのだろうか
咄嗟にピューッと部屋の隅へ逃げるあなた
その様子に、緑髪の少女がパチクリと瞳を瞬かせる

「え、ど、どうしたんですか……?」


1、無言
2、びくびく
3、フシャーッ
4、その他


↓2

あなたはぷるぷると震えながら、少女を見つめる

さ、さでずむ……?

震えるあなたに、緑髪の少女が近づいてくる

「大丈夫ですよ、安心してください」

頬を若干染めながら言われても、説得力がない


自由な行動

↓2

あなたは何者ですかっ

びくびくと、あなたは尋ねる
歩み寄っていた足を止め、ハッと緑髪の少女が立ち直る

「し、失礼しました……私は東風谷早苗。この守矢神社で巫女をしています」

巫女、と聞いて
響子から聞いた話が思い出される

「こわーい、こわい巫女」

……

「……な、なにか?」


自由な行動

↓2

あなたはしゃがみ、頭を守る体制をとる

やぁぁ、巫女様ごめんなさい、食べないでぇ……

妖怪が怖いと言うような巫女だ
何をされてもおかしくはない

「え、えぇっ!?」

あなたの言葉に、流石に驚いたのか
緑髪の巫女が困惑している

「……何してるんだい、早苗」

「あ、神奈子様!それが、ごにょごにょ……」

何やら、また誰か来たようだ
あの二人とはまた違う何かを感じるその人は
一目で人間でないことが分かる

「食べないで、ねぇ……」

「私、そんなに怖いですかぁ?」

「まぁ、ある意味ね」

「そんなぁ」

何やら向こうで勝手に話が進んでいるようだが……


自由な行動 及び 会話


↓2

あなたはしゃがみの体制のまま、二人をちらちらと見る
向こうもどうしていいか分からない、と言った様子で
あなたを食べようとはしてこないように見える

「その……なんだ。あんたに危害を加える気はないんだ」

神奈子が、あなたに優しい声を掛けた
隣で早苗もうんうん、と頷いている

「まぁ、気の済むまでいて貰って構わんよ。すぐに出て行ってもらっても、もちろん構わないしな」

それだけ言うと、神奈子は去っていく

「あ、まってください神奈子様!」

早苗もその背中を追って、行ってしまった
部屋の中には、滑稽なあなた一人


自由な移動 及び 行動 又は 遭遇

↓2

「ケロケロ、面白い子だね」

あなたがおどおど、と部屋を出ると
突然上から声が聞こえてきた

「よっと」

すとんっ、とあなたの目の前に降りてきた少女は
早苗の妹だろうか?と思うほどの背格好
だが、いたずらっぽい笑みの中に
何故だか闇を、感じた

「ふふ……」


自由な会話

↓2

あの巫女様は、怖い人ですか?

あなたは恐らく早苗の関係者であろうその子に聞いてみた
少女はニタリ、と言った感じでけろけろ笑い

「怖いって言ったら、逃げるの?」

と聞いてきた
なんだか、感じが悪い

返答

↓2

逃げない……と思います

少女の目をしっかり捉え、答える
見つめられると、なぜだか逃げられない

「……そっか」

ぴょこんっ、と跳ねてあなたの隣を超えると
あなたの背中から、声を掛ける

「優しいいい子だよ」

言ったあと、ケロッと笑う
あなたはなぜだか力が抜けて、ぺたんとへたり込んだ
気付けば、少女は消えていた
不思議な場所だ、ここは


自由な移動 及び 行動

↓2

とりあえず、周囲を見て回るあなた
広さはそれほどでもなく、質素な作りの神社のようだ
どこへ行ったのか、先ほどの三人の姿はなく
不用心と言えば、不用心だ

遭遇判定 範囲 守矢神社

↓2

「……」

歩き回っていると、屋根の上に
神奈子、と呼ばれていた女性の姿があった
目を閉じ、体を山の方へ向け
ただひたすら、瞑想している
あなたがいることにも、全く気付いていない様子で
わざわざ声を掛けることもないだろうか……


1、声を掛ける
2、そっとしておく
3、屋根に上る
4、その他

↓2

「……あ」

……あ

緑髪の巫女、早苗と言っただろうか
空を見上げていたあなたの隣に、箒を持ってやってきた

「……」

あなたを警戒させないよう
一定の距離を置いてくれているようだが


1、近寄る    (行動も)
2、声を掛ける (内容も)
3、逃げる
4、その他


↓2

先程は失礼しました……助けていただいて、ありがとうございます

ぺこり、と頭を下げたあなた
早苗はそんなあなたを見て、満面の笑みを返した

「これも巫女の役目ですから!」

誇らしげにそう答える早苗
早苗はこの仕事に誇りを持っているのだろう

「そういえば、聞いていませんでしたが……なぜあのような場所に?」

……

あなたは伏し目がちに、御寺で起こった事を話した
出来るだけ相手が悪く聞こえないように

「……あそこの御寺ですかー。前にも騒動を起こしてるんですよねぇ、あそこ」

早苗は困ったようにはにかむ

「霊夢さんにも伝えた方がいいのかなぁ……」


自由な会話 及び 遭遇

↓2

次の会話をどうしようか、と悩んでいると
突然、あなたの目の前に閃光が走った

……?

眩さに目をチカチカさせながら
なんとか慣れてきた目を開くと
目の前に見知らぬ女性が立っていた
立ちにくそうな下駄で絶妙なバランスを保つ少女は
カメラから顔をひょこり、と覗かせ

「あやや、目を瞑った所を撮ってしまいました」

とだけ言った


自由な行動 及び 台詞

↓2

貴女はこの神社の関係者?

あなたの言葉に、目の前の女性は手帳にメモを取りながら

「関係者……と言えば関係者ですかね」

と、歯切れの悪い言葉を返した
早苗の方は知り合いなのか、特に敵意を向けるでもなく

「いい意味でも悪い意味でも……ですね」

「あはは……」


自由な会話

↓2

何かを調査してるんですか?

あなたは懐から覗く新聞を見ながら、少女に尋ねる
新聞を見て何かしに来たのか、はたまた……

「あぁ、この方は新聞記者なんですよ」

あなたの疑問を、早苗がすぐに解消してくれた
新聞記者はむぅ、と呟いてから

「知られてない方がやりやすかったのですが……改めて自己紹介を」

カカンッ、と下駄が軽快な音を立て
あなたの隣から声がした
いつの間に……と隣を向いた所で

「文屋の射命丸文です、今後お見知りおきを」


返答

↓2

よろしくお願いします、不思議な新聞記者さん

あなたはペコリ、と頭を下げる

「あや、これはご丁寧にどうも……」

文も帽子を取り、あなたにお辞儀を返した
しかし、いい意味でも「悪い」意味でも……とはどういうことなのだろう

「では、さっそく取材をさせてくださいな」

文の取材が始まったが
半ば記憶喪失気味のあなたに返せる言葉は少なく

「……ふーむ」

文もそれを察したのか、早めに取材を切り上げると

「ご協力感謝しますよ、ではっ」

と言う言葉を残すと、ピューンッと飛んで行った
後には黒い羽が数枚だけ

「相変わらずせわしない人ですね……」


自由な会話 及び 行動

↓2

そろそろ廟に帰るとしよう
落ち着いてきたあなたはそう思い……


1、緑髪の少女に声を掛けた
2、屋根の女性に声を掛けた
3、ケロケロ、と声が聞こえた
4、そのまま帰る

↓2

あなたは掃除を続けていた緑髪の少女に声を掛けた
少女は少し残念そうに箒を握っていたが、やがて微笑むと

「またいつでも来て下さいね」

とだけ言った
手を振り別れるあなた
また来よう、と胸に誓って


【あなた移動中。。。】


遭遇判定 範囲 地上

↓2

「……む?」

帰り道も半ば、と言ったところで
あなたの目の前に突然、少女が現れた
特徴的な耳と、目立つ尻尾を持つ少女は
不思議な棒を二本、あなたの方に向けている

「特大の反応があるから来てみれば……むぅ」

今の言葉はあなたに向けてと言うよりは、握った棒への独り言のようで

「最近誤作動が多いな……ダウザー失格だ」

上の空、と言ったご様子

自由な会話

↓2

どうしたもんかなこれ…… ちょっと長考

(私から……悪しきオーラを感じるのね)

ピコンピコン、と反応する棒が
まるであなたの悪い心を見破っている、ような気がして

「……もしもし?」

そんなあなたに、目の前の少女が申し訳なさそうに声を掛ける
どんな顔をしてしまっていたのだろう

「なんだか私のせいで気を揉ませてしまったようですまないな……」

バツの悪そうな顔をする少女


返事

↓2

いいえ、お気になさらず……少し物思いにふけっていただけです

あなたの言葉に、少女はほっとした顔をし

「そう言ってもらえると助かるよ」

言いながら、手にした棒を背中に回した

「自己紹介もまだなのに、失礼したよ。私はナズーリン。この近くの寺でダウザーをしているものだ」


返事
1、寺?
2、ダウザー?
3、その他

↓2

寺?

あなたの聞き返しに「あぁ」と小さくナズーリンが呟き

「命蓮寺、という寺だ。知名度がまだあまり高くないがね」

命蓮寺、と言えば
あなたをあーしてこーしたあの女性がいた寺のはず
まさかこの女性は……


自由な行動

↓2

あなたの体が無意識にびくりと揺れ
そのままぺたん、と地面にへたりこんでしまった
そんなあなたの様子にナズーリンが驚きながら

「だ、大丈夫か?」

と、駆け寄ってきた


自由な行動 及び 返答

↓2

な、何でもしますから……見逃してくださいぃ

情けない声で、ナズーリンに懇願するあなた
反応が予想外だったのか

「……ん」

少したじたじ、と言った様子のナズーリン
そんな様子もあなたを油断させる演技でないとは、言い切れないが

「今何でもするって言ったよね……?」

ナズーリンが、ぺろっと舌を出す


ナズの要求

↓1-3で大きいもの一つ

寝ます

植物と言えばって人が出てきたなぁ……

なんかまだちょっと書けそうな気分

|д゚)チラッ

無意識に歩いていたあなたは、黄色い回廊へとたどり着いた
とても手入れされていて、一本一本が喜んでいるのが分かる

「……あら?」

しばらく歩いた所で、誰かがいた
綺麗な葉のような、映える緑色の髪に赤を基調とした服の女性
日に焼けないようになのか、日傘を片手に花の水やりをしている

「ごきげんよう、この場所に何かご用?」

少し、棘を感じる物言いだ


返事


↓2

よく考えたら、能力だけで言うと幽香の上位互換的なあなた


花が、喜んでる……

そう言って、あなたは向日葵へ手を伸ばした
女性が一瞬ぴくり、と反応したが
あなたの行動に悪意が無いことを察したのか、傘を降ろした

たくさんの「声」が聞こえて……ここに

正直、ふらふらしてたら迷い込んだだけなので
用事も何もあった物ではない

「あら、あなたもこの子達の「声」が聞こえるの?」

日傘を指でくるくる回し、女性があなたに近づいた
ふわり、といい香りがした


自由な会話 及び 行動

↓2

ここには外の世界では絶えてしまった仲間たちがいる……

太陽に向かって伸びる向日葵達を見ながらあなたは呟く

「……」

女性は黙ってあなたの言葉を聞いている

きっといつか元の地に戻れる日まで、大切にしてあげて

さっきあったばかりのあなたにこんなことを言われても、困るかもしれないが
と思ったが、女性はそんなことを気にした様子は無く
あなたの方に屈み込むと、あなたに優しい笑みを向けた

「優しいのね、あなた。いい子いい子」

撫でられて、悪い気はしない


自由な行動

↓2

あなたは自分が何者なのかを女性に伝える
女性はあなたが植物であることを知って驚いていたようだが
植物の声が聞こえる点などを鑑みて納得したようだ

「それじゃ、私も自己紹介しましょうか……私は風見幽香。ここで花の手入れをしているだけの妖怪よ」

花の世話妖怪と言うのもいるのか、とあなたは驚く
幽香はそんなあなたを見て、笑いながら花の水やりを続ける
あなたも、自分の力を使って虫を払ったり、伸びすぎた草を除草したりと手伝いをする
幽香曰く

「力で花を育てちゃダメなの。あくまでも手伝うだけ」

との事だ


自由なイベント

↓2

「あやや、あの風見幽香があんな表情をするとは……」

「ね、ねぇ文……バ、バレたらヤバいって……」

あなたと幽香が花の手入れを続ける中
向日葵の影から覗く4枚の羽の姿があった

「はたてが念写で教えてくれたのでしょう?逃す手はありませんよこれは」

「そ、そうだけどぉ……」

パシャリ、とシャッターの音が聞こえてあなたが振り返る
作業に集中していたせいか、幽香は気付いていないようだ
気配は二つ、まだ気付かれていない


1、幽香に伝える
2、あなたが捕える
3、無害そうなのでスルー
4、その他


↓2

あなたは幽香のスカートを引き、注意を喚起した
幽香は「ん?」と言った表情であなたを見たが
すぐに気配に気づくと素早く振り返った

「やば……」

「文っ……!」

小さな声が聞こえるや否や
幽香が手にした傘を思いきり振りかぶり投擲した
向日葵を傷付けないように、縫うように
ビィィィンと木に傘が突き刺さる

「……あややや」
「ヒィィ……」

二人の女性のスカートが見事に傘にかすめ取られ
まるで木に貼り付けの虫のようになっている

「……さて、どうしてあげようかしら?」


「お、お手柔らかに……」

「……ブクブク」


自由な行動 及び 会話

↓2

……樹がびっくりしてる

あなたは幽香も二人も無視して、すぐに樹の元へ向かう
手を触れると、怯えが少し伝わったが
流石年月を経た大木、このくらいなら大丈夫らしい
あなたがホッとしているのを見て、幽香が頭を掻き

「ごめんなさいね、樹の気持ちは分からないから、私」

傘を引き抜きながら、幽香が気に謝罪した
そんな二人を見て、もう片方の二人はキョトンとしている

「……とりあえず、こいつらは花の肥料にしてやろうかしらね」


「あわわ」「……ガクッ」


自由な行動 及び 台詞

↓2

「……誰?」

あなたは二人を見て、一言
幽香はあぁ、と小さく呟いてから

「鴉天狗よ、こいつらは……まぁ、人のプライベートにずかずかと入ってくる奴らね」

「酷い言いようですね……」

幽香の態度を聞く限り、あまりいい人たちではないらしい

「……ここはあなたに任せるは、こいつらの処遇」


「あややっ、御慈悲をっ」
「……ガクガク」


処遇

↓2

……植物、傷付けなかったら別にいい

あなたは幽香を見て、興味なさ気にそう言い放つ
幽香は傘を突き付けていた位置から肩の上に戻し「そっか」と短く言った

「助かりましたぁ……」
「生きた心地しなかったぁ……」

安心している二人に、あなたは力で出した植物を見せて

……何かしたら、食べる

そう、注意しておく
あなたが出したのは、食虫植物
「食虫」と言っているが、このサイズなら人もペロリだ

「……か、帰りますよはたてぇっ!」

「ヒィィィ!!」

凄いスピードで、二人が逃げていく
あなたは食虫植物達に礼を言うと、還って貰った
傾いてきた日の中で使った力
少し、疲れた


自由なイベント

↓2

だんだんと日も落ち、眠気も増してきたところで
向日葵畑から引き揚げ、幽香の家でくつろいでいた
家の中も花だらけの家は、とても居心地がよい

コン コン

地面に張り付いていたあなたにも、振動が伝わる
ドアがノックされたのだ

「あら、こんな時間に誰かしら……」

客人をあなたも顔だけ上げて確認する
見知った金髪に、黒い服
あなたを見て「あーっ」と声を上げた少女は、まごうことなき魔理沙

「知り合い?」

「知り合いってほどでも……あるかな」


自由な会話 及び 行動


↓2

あー……また、すりつぶしたりする……植物がほしーんですか……

あなたは眠たい目を擦りながら、魔理沙に尋ねる
その言葉に魔理沙は手をひらひらと振り

「違う違う、ここに来たのはたまたまだよ」

幽香とあなたに少しじっとりと見られ、困ったような顔の魔理沙
何の用かは、知らないが
あなたにはあまり関係のない話をしていそうなので
ボーッと待っていることにする

「―――」

「……」

親しそうな、魔理沙と幽香


自由な行動

↓2

二人はお友達……ですか?

あなたの言葉は二人に向けられたものではなく
部屋に飾り付けられた花たちに向けたもの
花達は魔理沙と幽香の関係を知ってる範囲で教えてくれた

(昔からの仲なんだ……へぇー……)

花達の言葉を聞きながら、あなたの意識はまどろみへと落ちて行く

「あんなに強くても、心はまだまだ子供ね」

「何の話だ?」

「こっちの話よ」

「なんだ、そっちの話か」


【1日が終了しました】


起床イベント

↓2

あなたは誰かの話し声で目を覚ました
日が差し込みやすい作りになっている部屋の中は、とても気持ちよい

「だから、やっぱりパワーが全てなんだよ」

「魔理沙は相変わらずそればかりね。もう少し色々考えてみればいいのに」

一体何の話だろうか……?


自由な会話


↓2

「それじゃ、せっかく練習したんだしな」

魔理沙があなたの手を引いて、外へと連れ出す
幽香がやれやれ、と言った顔で魔理沙を見つめた

「子供なのね」

「なんだよ、悪いか?」

……

恐らく、弾幕勝負のお誘い

相性表
レーザー<ホーミング<ミサイル<レーザー

普通の魔法使い
霧雨魔理沙

HP 10


あなた (二つ名は脳内補完で)

HP 14
スペル 1
望壌「物種果ててもいつかきっと」
残機が尽きた際にコンマ判定
下一桁÷2で復活するが、弾幕の威力は最低になる

レーザー 1
ホーミング 8
ミサイル 1

「それじゃ、こちらから先に行かせてもらうぜ!」

魔理沙が箒の上から、何やら構える
その直後、星の雨が降り注いだ


あなたの行動
レーザー・ミサイル・ホーミング

同時に魔理沙の行動
偶数 レーザー 奇数 ミサイル 15-25の場合 ホーミング

↓2

「あらあら」

ぽふんっ、と柔らかい感触があなたの顔を受け止めた
あれだけの日光と、おいしい水も貰ったと言うのに
まったく人の形というものは、ここまで燃費が悪いものだろうか
顔も上げられない状態のあなたの頭を撫でながら

「いいのよ、ゆっくりおやすみなさい」

そう言って幽香はあなたを抱きしめた
後ろで魔理沙の赤い顔がちらりと見えた
瞼が、重い……


【1日が終了しました】


重要イベント発生判定

コンマ偶数で発生 奇数で発生せず

↓1

あなたは、暖かな光の中で目を覚ました
頭に何か柔らかい感触を感じたのでそちらを見ると
幽香があなたの頭を膝に乗せていた
本人はと言うと、無防備な寝顔を見せている

……

日差しは十分
問題は、喉の渇きだ
ふらふら、とあなたは立ち上がると
幽香が普段水やりに使っていると言っていた水をゴクゴクと飲んだ
なぜだろう
まだ喉が渇いている
あなたはフラフラと、外へと出る

河の水を飲んでみたが、まだ足りない
何か根本的に欠けている気がする
何かが……
あんなに好きだった日差しが、あなたを酷く照らし付ける

「なんだ?こんな所に子供がいるなんて……迷子か?」

知らぬ誰かの、声がする
あなたの体が声の方へ動く

新鮮な、水だ
喉が潤っていく


「ねぇ、紫」

「何かしら?霊夢」

「ただ飯食いに来るなら、帰ってくんないかな」

「んもぅ、つれないわねぇ。力を使うとお腹が減るのよ……強ければ強いほど、ね」

「能力使わなきゃいいでしょうが、それ私のおかずよ」

嗚呼、日差しが心地よい
喉の渇きは完全に癒えた
木陰に座ったあなたはくわぁ、と大きく欠伸をした


遭遇判定 条件 幽香を除くキャラ

↓2

「ひっ、ち、血が……」

あなたのまどろみが、誰かの声で砕かれた
体を起こし、大きな欠伸をすると
声がした方向へとあなたは視点をずらした
先程飲んだ水場に、誰かがへたりこんでいる
緑の髪に、薄い羽
まるで羽虫のような少女が、その可愛らしい顔を恐怖で歪めていた
何をそんなに怯えているのか?


自由な台詞 及び 行動

↓2

……どうしたの?

ガサリ、と物陰から出てきたあなたに
緑髪の少女はあなたを見て、視線をあなたの口元へと写し

「―――っ」

ブクブクと泡を吹いて倒れてしまった
あなたは首を捻り、頭に「?」を浮かべた
この子、このままにしておいていいのだろうか


1、運ぶ (どこへ行くかも)
2、放置する (どこへ行くかも)


↓2

あなたは髪の毛で少女を持ち上げると、そのまま頭の上に乗せた
こうまでしても起きないほど、少女は強く気絶している
そのままあなたは幽香のいる畑へと戻った
そんなあなたを待ち構えていたのは

「……!」

「……あらあら」

怖い顔の霊夢と、驚いた顔の幽香だった


自由な台詞 対象選択 霊夢 及び 幽香

↓2

おはよう……ん、霊夢がいる。久しぶり?

間の抜けたあなたのあいさつに「えぇ、おはよう」と返したのは幽香だけで
霊夢は依然として、怖い顔
なんだかみんな、今日はあなたを見て変な顔をする
頭の上で気絶している女の子然り、あなたの喉を潤した水場然り

「あんた……その口元の血、その子の?」

ピリピリ、と空気が震えた気がした


返事

↓2

えっ……血……?

血とは一体、なんだろう
確かに水分補給はしたが……

「霊夢、この子はただ『水分補給』をしてきただけよ」

幽香があなたにおいでおいでをしたので
あなたは少女を地面に置いて、とてとてと歩き出す
その間に霊夢が割って入る

「あんた達妖怪にとっちゃ『水分補給』でも……人間にとっちゃ脅威なのよ」

厳しい目の霊夢と対照的に
小馬鹿にするような幽香の視線

「博麗の巫女でも、お腹が空けば食べるでしょう?」

「……だから、そう言う事じゃないって言ってるでしょうが!」

霊夢が、何かを手から放つ
それらがあなたの周りで陣を描くように飛びまわり、襲い掛かる


偶数で止める 奇数で当たる また奇数でも25‐75で回避

↓1

あなたへと飛んできた札
体は反応していなかったのに、あなたの周りに棘の様な触手が立ち上り
全ての札を貫いた

「……ふっ!」

その棘を蹴りで破壊しながら、霊夢があなたへ突撃をかける
あとワンテンポ遅れたら直撃、というタイミングで
目の前に傘が突き刺さり、霊夢の蹴りを受け止めた
大きな衝撃に、傘がぐにゃりと捻じ曲がった

「……邪魔する気?」

「この子は私の大事な友人ですもの」

見えない火花が散っているような気がする……


自由な台詞

↓2

どうしたの……?なんで霊夢は怒ってるの?

あなたは幽香へ心配そうな視線を向ける
自分はそんなに悪いことをしてしまったのか?
喉が渇いたから水を飲んだ、ただそれだけなのに

やっぱり『私たち』は要らない存在なの……?

あなたの体が震える
それはあなたの意思だけではない、あなた全体の心

「いいえ、あなたは要らない存在なんかじゃないわ。私が保証してあげるわ」

傘を構えず、腕をふわりと回すと
花びらが周囲を舞い、霊夢へと襲い掛かる

「……」


戦闘判定
1ほど霊夢有利 9ほど幽香有利

↓1

「どうしたの?そんなものかしら」

華麗に踊るような幽香の動きにまるで絡め捕られた蝶のように
霊夢は動きを制限され、地に落ちた

「……やるわね、妖怪」

「これでも結構強いですもの」

意外と余裕のありそうな二人
押しているのは幽香のように見えるが……

「……でも、申し訳ないけれど」

霊夢が、リボンをしゅるりと外す
力が溢れたわけでもなければ、幽香の力が弱まったわけでもないが
霊夢の『何か』が変わった


コンマ判定
↓3でゾロ目が出せれば……

このスレでは博麗の巫女が『幻想郷最強』となっておりますので、気に食わなかったら申し訳ないです

「……くっ」

目の前で、幽香が膝を付く
今の霊夢は見た目こそリボンが取れただけだが
さっきの霊夢とは決定的に違っており
幽香の攻撃は、リボンを外した後に一度もかすることすらなかった

「妖怪に負けるわけにはいかないのよ」

怒りではなく、ただただ無感情に
目の前の霊夢はそう言い放った
今まで感じたことのない、冷たい感情があなたの背を伝う


1、逃げる
2、幽香の前に立つ
3、動けない
4、その他


↓2

あなたは幽香の前に、両手を広げて立ちふさがった
植物達も、怯えながらあなたの言葉に従い幽香を守る壁を作り出す

「……あなたは悪いことをした」

霊夢が一歩一歩、あなたの方へ近づく
幽香が「逃げなさい……」と声を漏らすが、逃げたくとも足は動かない

「……理解、出来る?」


返事


↓2

「……そ、やっぱ理解できないか」

霊夢がパンッ、と拳を叩く
ついに、あなたの目の前への一歩を踏みしめた

「……」

見下ろす冷たい目が、あなたを捉える
逸らせない、瞳


自由な行動 及び 台詞

↓2

今日はこの辺で

多分このスレ中には終わります
勢いこのままならね


やっぱ1は短くそれぞれの話を纏めてくれる方がいいと思うし見てる方も安心できる

>>850

他スレだとpart長くて凄いよね
ボリューム不足感あったらすまないッス

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