ベジータ「はたらく王子さまだとぉ!?」 (54)

はたらく魔王様×ドラゴンボールのssです
なお、はたらく魔王様のキャラは登場させない予定です

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ーーベジータが地球に着く前の話ーー

キーン…………

ベジータ『地球に着くのは1年後………といったところか』

ナッパ『なげぇなオイ………』

ベジータ『さて………ひさしぶりにドーンと睡眠をとるか…じゃあ1年後を楽しみにな』



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ザワザワ…………

ベジータ「………うん?」ムクッ

ナッパ「あん………?着いたのか?」

人A「お、おい何だよあいつら…………」

人B「う、宇宙人………………?」

ベジータ「どうやら着いたようだぜ」

ナッパ「ああ、そいじゃピーピーうるせぇヒヨコ達にちぃと挨拶してやるか」クンッ



シ~ン……………

飯食ってきます

再開します

ナッパ「…………………あ?」

ベジータ「…どうしたナッパ?軽めに挨拶してやらんか。ほらクンッと」

ナッパ「………出ねぇ……?」

ベジータ「は?」

ウーウーウー

ベジータ「な、何だ!?」

警察A「はいはーい、そこの君達、おとなしくしてねー」

警察B「ちょっと事情聞かせてもらうよー」ガシッ

ベジータ「!!」バッ

ベジータ「貴様!!サイヤ人の王子ベジータ様に気安く触れるな!」

ベジータ「はぁーーーー…………」

ベジータ「ギャリック砲!!」バッ


シ~~ン…………………


ガチャッバタン

ウーウーウー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

『取り調べ室1』

警察A「さて……事情を聞かせてもらうか」

ベジータ「フンッ」クビチョップ!

警察A「うぉ!?…………」バタン

ベジータ「……チッ、やはりな、力が…………」スタスタ




『取り調べ室2』

ベジータ「おいナッパ!」バンッ

ナッパ「」

カツ丼「ハンブンモクワレタゼベイベー」

ベジータ「…………ナッパ…」

ナッパ「い、いや!こ、これはだな…」

警察B「き、キミ!勝手に入って来たら………」

タンッ

警察B「おぅっ………」バタン




ベジータ「………この世界のことを色々調べたが、なるほどな………」

ナッパ「ど、どうなってんだよベジータ……?」

ベジータ「ここは確かに『地球』という星だが…どうやら俺達が目指していた地球とは別の世界線…ということではないだろうか」

ナッパ「なん……だと……!?」

ベジータ「俺達が目指していた地球は、ラディッツから送られてきたスカウターの情報によると、全部で43地区あるらしい………だが、ここの地球という星には、約200の区分…国というものがあるらしい……」

ベジータ「さしずめ『パラレルワールド』といったところか…………」

ナッパ「じ、じゃあさっき力が使えなかったのは…………?」

ベジータ「恐らくこの世界には我々のような『チカラ』の概念そのものがないため、この世界では我々のチカラが使えないんだろう……」

ナッパ「じ、じゃあさっきの食い物は…………?」

ベジータ「あれはこの星の食べ物だ、『カツ丼』という食べ物らしい」

ナッパ「な、なるほど…『カツ丼』………いい響きじゃねぇか…」

ベジータ「え?いや、これはさして重要なことではないぞ………」

これは悟空たちがいる世界なの?
それともはたらく魔王さまの世界なの?

>>14
どっちでもない
設定がはたらく魔王様で、ドラゴンボールの世界線から俺達の住むような普通の何もない地球になんかの作用で移動してしまった感じ




ベジータ「とりあえず『コセキ』というものを作ったぞ、次は当面の住む場所を決めねばならん」

ベジータ「他人の家で過ごしてもいいが、それだと『ハンザイ』という行為とみなされて『ケイサツ』に捕まってしまうらしい」

ナッパ「なぁ、他人の家でいいじゃねぇか」

ベジータ「貴様は『カツ丼』が食べたいだけだろう」

ナッパ「ギクッ」

ベジータ「住む場所は『フドウサン』というところで決めるらしい」

ベジータ「早速出かける、後に続けナッパ!」

ーーアパート『血祭理荷死荘』ーー

不動産「ここが一番安い物件ですが…………」

ベジータ「ボ、ボロい…………」

ナッパ「ひでぇなこりゃ………いつか行った『惑星ボンビラス』並じゃねぇか………」

ベジータ「いや、あれよりはマシだ」



ベジータ「さて、物件を買ったはいいが、『オカネ』なるものがこの世界では必要らしい」

ベジータ「それには働いて『オカネ』を稼ぐしかないそうだ、というわけで今、俺達は先程気絶させた警官から『オカネ』を拝借し、『リレキショ』というものを書いているが………」

ナッパ「誰に話しているんだベジータ………あ、書き間違えた」

ベジータ「貴様!『リレキショ』だってタダではないのだぞ!」

ナッパ「す、すまねぇ………」

ナッパ「それにしても、この『夏葉 光(なつは ひかる)』って………変な名前だなぁオイ………」

ベジータ「これが日本の名前らしい、我慢しろ」←『辺仕 太郎(べじ たろう)』

ベジータ「くそぅ………何でこんなことに……………」

こうして、ベジータとナッパの波乱の生活が、始まるのであった……………

ーー数ヵ月後ーー


『203号室(仮惑星ベジータ)』


ナッパ「おいベジータ!ゴミは分別しろって毎日言ってんだろうが!!業者の苦労もちったぁ考えろ!!」

ベジータ「ふん、うるさいぞ夏葉!」

ナッパ「ナッパって呼べ!」

ベジータ「しまった!もうバイトの時間ではないか!行ってくる!」タタッ

ナッパ「あっ!逃げんな!」

ベジータ「行くぞ『王子号』!」チャリンチャリン


すっかり馴染んでいた……………

ーーマクドナルドーー

ベジータ「いらっしゃいませー!」

女店員(やっぱり辺仕さんかっこいいなぁ…………///)





店長「辺仕、君はホントによく働いてくれるな、働きしだいでは正社員もありえるぞ」

ベジータ「はい!ありがとうございます!今後とも精進します!」

ベジータ「ではお先に失礼します!」

店長「おつかれさまー」

女店員「お疲れ様でしたー!」

ベジータ「おう!貴様も頑張れよ!」

女店員「///」

ベジータ「はーっはっはー!とばせ王子号!」チャリンチャリン

ドサッ

???「おいキサマ」

ベジータ「む?」キキッ

???「まさかこんなところであうとはな………ベジータ」

ベジータ「………!貴様、何者だ!」

???「ふん、俺は貴様に会ったことは無かったな」

パラガス「俺はパラガス、貴様の父ベジータ王には随分と世話になったよ」

ベジータ「!!サイヤ人………!?」

パラガス「貴様に復讐するこの時をまっていた!覚悟!」シュッ

パシッ

パラガス「シュワット!今はゴミのような戦闘力だった!」

ベジータ「お前もか…………」

ベジータ「何があったかは知らんが、俺のアパートに来い」

パラガス「くっ……………」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ベジータ「さぁ着いたぞ…………ん?」


『203号室(仮惑星ベジータ)』


ブロリー「今日からここに引っ越して来ました、『原ヶ 夫郎(はらが ぶろう)』と申します」

ナッパ「あ、これはこれは、夏葉と申します…………」

ベジータ「ナッパ!今帰ったぞ!」

ナッパ「ベジータ!今はお客様が………」

ブロリー「ベジータだと?」

パラガス「えええええ!?隣の部屋だと!?」

ベジータ「ダニぃ!?こ、こいつは………?」

パラガス「俺の息子だ」

ナッパ「ベジータ、その方は…?」















ベジータ「なるほど………それで俺に復讐をしようとしたのはいいが、突如謎のブラックホールに飲み込まれてこの世界に着いたと…………」

ナッパ「俺達もそのブラックホールに飲み込まれたのかもな………」

パラガス「俺達親子は一ヶ月前に目を覚ましてだな、この世界のことを調べ、持つ限りの金品は売りつくし、今に至るというわけだ」

ブロリー「まさか貴様らが来ていたとはな…………親父、今すぐ殺すかぁ?」

パラガス「今俺達にはゴミ程の戦闘力しかないだろう」

ブロリー「ああ、そうだった………」

ベジータ「貴様らはどこで働くのさあだ?」

パラガス「そんなことをしなくても金ならいくらでもある」

ベジータ「ふざけるな!働かない野郎に生きている価値は無い!」

パラガス「なぜかは分からんが、貴様に言われるとイラッとくる」

パラガス「ではブロリーよ、存分に働くがいい」

ブロリー「親父は働かないのか?」

パラガス「俺はもうトシだ、ゴホゴホ」

ブロリー(うぜぇ)

ベジータ(さっき俺のこと殺そうとしてた癖に)

ナッパ「とりあえず戦闘力を手に入れる術を探すしかないようだな…………」

パラガス(まぁそれまでの辛抱だ、ブロリーは伝説のスーパーサイヤ人、力さえ戻ればあんな奴等…………)



ーーさらに数ヵ月後ーー


パラガス「むぅ………それでどうするのだ?」

ナッパ「ここで、ニンニクをすり下ろし………」




ベジータ「いらっしゃいませー!」

ブロリー「新商品をよろしくお願いしまーす!」

すっかり馴染んでいた…………




パラガス(何か忘れてるような………まぁいいか)

今日はここまで
気が向いたらまた来ます

こんばんはー
続き書きまーす

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ベジータ「ブロリー、今日は卵が1パック30円とお得らしいな」スタスタ

ブロリー「なるほど……親父達を連れて1パックでも多く買うか…」スタスタ

ベジータ「さっさと行くぞ、後に続けブロリー!」



???「…………………」ピッ



ドォォン……………

ベジータ「な、何だ!?」

ブロリー「ぬぅ……!?」

フリーザ「ほっほっほ………久しいですね、ベジータさん」

ベジータ「フ、フリーザ様!?」

ベジータ(な、なぜフリーザがここに………それに今の光線は…………!)

ベジータ「フリーザ様…………いや、フリーザ!貴様なぜチカラを使えるのだ…………」

フリーザ「ほっほっほ………私もこの世界に来た時にはチカラを使えず戸惑いましたよ」

フリーザ「しかし、私の近くにたまたまいた人間が私を見て悲鳴をあげた途端、私の中に僅かですがチカラが戻ってきたのです!」

フリーザ「実験をした結果、人間の『恐怖』によって私のチカラが戻っていくことが分かったのです!」

ベジータ「き、恐怖のエネルギーだとぉ!?」

ブロリー「しかし、そんなことをベラベラ喋ってしまっていいのか?」

フリーザ「…………………………………ハッ!」

ブロリー「そうなれば話は早い!恐怖を集めに行くだけだぁ!」

フリーザ「ち、ちくしょう……!」

ベジータ「やめろ!ブロリー!」

ブロリー「何ィ………?」

ベジータ「この世界に俺達を巻き込んではならん…………!ましてや恐怖を与えるなどもっての他だ!」

ブロリー「ハッ………!」

フリーザ「ほーっほっほ!血と戦闘を好むサイヤ人ともあろうものが、随分と甘くなられたものですねぇ!」

ベジータ「へっ………ほざけ!だったらテメェを恐怖に震わせてやればいい話だ!」

フリーザ「果たしてそのようなことができるんでしょうかねぇ………限定的なチカラとはいえ今の私の戦闘力は約3万………たとえあなたのチカラがフルに戻ったとしても到底勝ち目はありません」

ベジータ「へっ………これでも腹筋とか色々しているんだ、サイヤ人の王子を舐めるなよ」

フリーザ「ホホッ、ワロスww」

ベジータ「え?」

フリーザ「ハッ!コホン………ではしとやかに殺らせていただきましょうか」ピッ

ベジータ「ふぉっ!」ゴロンゴロン

ガシャアアアアアン

ベジータ「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおじごおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!俺の王子号がああああああああああああああ!!!」

ブロリー「そうこなくちゃ面白くない」ブン

フリーザ「ふん!…………うわっ!?」グチャッ

フリーザ「ペ、ペイントボール…………!?」

ブロリー「走れ、ベジータ!」

ベジータ「くっ!弁償しろよフリーザめ………!」

ーーー駅ーーー

ブロリー「ハァッ………ハァッ……」タタタタ

ベジータ「ゼェ……ゼェ……こ、ここまで来れば…………」

フリーザ「逃がしませんよ」スッ

ベジータ「!!」

フリーザ「そぉれ!」ピッ

ドオオオン

ワーワーキャーキャー

フリーザ「ほーっほっほっほ!!!今度こそ終わりですねぇ!!」

モクモク……………




ブワァッ!!!!!

フリーザ「何!?」

ベジータ「………へっ、お前の言ったことは本当のようだな、力が戻って来てやがる」シュインシュインシュイン

ブロリー「気が高まる………溢れる……………」シュインシュインシュイン

フリーザ「しまった!ここは……………駅!?」

ベジータ「よりによって恐怖のエネルギーが溜まりに溜まる場所でこのようなことをするなど……余裕もいいところだな!フリーザ!」

フリーザ「………ふ、ふん!たとえ力が戻ったとて、私を越えることはできんっ!!」ボォッ

ベジータ「そうかな?………やってみなければ何も分からん!!!」ボォッ

フリーザ「消し飛べぇっ!」ピッ

ベジータ「ふん!」キィン!

フリーザ「何!?」

ベジータ「ちぇああっ!」バキッ

フリーザ「ぐあっ!」

フリーザ「こ、この………」

ベジータ「後ろだウスノロ」

フリーザ「!?」

ベジータ「フンッ!」ドンッ

フリーザ「ぐおっ!!」ヒューーーー

ベジータ「コンドコソギャリック砲だあああああ!!」ギュオッ

フリーザ「ぬおおおおおお!!」ズガガガ

フリーザ「!!ぐあああああああ!!!!」


ズオオオオオオオ


フリーザ「お、おのれ…………なぜ!?なぜ俺の戦闘力を上回っている!?」ハァハァ

ベジータ「ククク……フリーザ様ともあろうお方がサイヤ人の性質を忘れたとはな……………」

ベジータ「俺達サイヤ人は死の淵から蘇るたびに強くなる!この数ヵ月間、この脆い体で俺は何十度も死にかけた!しかも筋トレとかした!戦闘力も軽く10万は越えているだろうな………!」

フリーザ「くっ…………!退散!」

ナッパ「おっと、そうはさせんぜ」

ベジータ「ナッパ!!」

パラガス「俺もいるぞ」

ベジータ「パラガス!」

フリーザ「おのれ雑魚がぞろぞろと…………!ならば!俺の真の姿を見せてやる!!光栄に思え!!俺の真の姿を拝めるのは貴様らが最初で最後だ!!」

フリーザ「はあああああああ……………」ゴゴゴゴ………

ベジータ「こ、これは………!」

ナッパ「なんかやばい感じがするぜ…………!」

フリーザ「はぁーーーーっはっはっ!!恐れおののけ!!これが俺の真n」

ポーピー

デデーン

ベジータ「!?」

ブロリー「とっておきだぁ………」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

フリーザ「調子乗ってスミマセンでした」

ベジータ「わかればよろしい」

ブロリー「しかし力はまた消えてしまったな」

パラガス「街の瓦礫を元に戻すのに使ってしまったからな」

ナッパ「まぁいいじゃねぇか!ガハハ!」

フリーザ「ちくしょう!私はどうすれば……………」

ベジータ「ならばウチにこい」

フリーザ「!?」

ベジータ「元の世界に帰るための方法を一緒に探すのだ、いいな」

フリーザ「ふ、ふざけるなよ…」

ベジータ「ちなみにブロリーにはまだ少し力が残っているぞ」

フリーザ「一生ついていきますだから許してください」

ブロリー「そんなことよりベジータ」

ベジータ「何だ?後にしろ……」

ブロリー「卵のタイムセールがあと10分で終了なんだが……」

ベジータ「それをもっと早く言わんかあああ!!!」ダッ

ナッパ「俺も行くぜ!」ダッ

パラガス「俺もだ!!」ダッ

ブロリー「俺もだぁ!」ダッ

フリーザ「わ、私も……」

『お前は来なくていい!!』

フリーザ「」

ベジータ「さぁ行くぞお前ら!!後に続け!!」

これで終わりです
皆さんありがとうございました

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