渋谷凛「ここは……?」 (501)

※SS初心者です。ご指摘がありましたらばしばしどうぞ。
※現在イベントで黒薔薇姫のヴォヤージュがやっているので、それっぽいファンタジーSSです。
※世界観的にはソードワールド的なものを目指してますが、ブレブレなので一般的なファンタジーと考えていただいて問題ないです。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1396972636

※よろしければ前作もどうぞ

P「今日は蘭子の誕生日だな」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1396895779/)

凛「ここ、どこなんだろう?」

凛「見渡す限りの大草原。まったく知らない場所なんだけど」

凛「さっきまで事務所にいたのに、一体どうして……?」

凛「それになんだか、服装もファンタジーチックになってるし……」

凛「……ダメ、思い出せない」

凛「とにかく、こんなとこにいたってどうしようもないし、誰かとあわないと」

凛「とりあえずこの辺の道を適当に歩いてみよう。少し舗装されてるからどこかには着く、はず」

ソノヘンノ村

凛「なんか村っぽいところが見えてきた。えっとここは、ソノヘンノ村…? その辺の村ってこと…? また安易な…」

マルメターノ村人(以下村人)「おっ、あんたその服装、冒険者かい?」

凛「…? 冒険者?」

村人「こんな平和な村にそんな恰好で来たってことは冒険者なんだろう? 冒険者なら初めてきた村では酒場あたりで情報収集をするってのが通だぜ」

凛「ふーん、そうなんだ、ありがとう」

村人「いいってことよ」ガハハ

凛(でも酒場って、私未成年なのに行っていいのかな…)テクテク

???「おっとお嬢ちゃん、一人でどこに行こうってんだい?」

凛「誰!?」

???「ふっふっふ、気づかれちゃぁ、仕方ない。世を忍ぶこのきらめく星の仮面。ミツボシ仮面とは私のことだ!」バーン

凛「あ、未央」

ミツボシ仮面「ちょっ!? み、未央じゃないって! 私の名はミツボシ仮面。仮面をつけ世を忍ぶ……」

凛「え、でも未央でしょ。声色とか背格好とか思いっきり」

未央「だーかーらーっ! 未央じゃないってー!」

未央「あ、ほらぁっ! しぶりんが私の名前を連呼するから「ミツボシ仮面→未央」ってなっちゃったじゃーん!」

凛「いや、結構自分自身でも名前、連呼してたじゃん」

未央「もーっ、しぶりんはノリ悪いなぁ……」

凛「そのノリに乗ったら、迷宮入りしそうだし……」

凛「で、未央はどうやってここに来たの? 私は前後の記憶が全くなくて」

未央「しぶりんもかー。私も気付いたらソノヘンノ村にいたんだ。それでね、しまむーもいたんだけど」

凛「卯月も?」

未央「うん、それで今しまむーが酒場に行ってて、私は誰か知り合いが他にもいないか探してたんだ」

凛「そうだったんだ。っていうか、卯月だけで行かせて大丈夫なの?」

未央「いやぁ、それが」

???「未央ちゃ~ん!」

未央「おっ、しまむー、おかー」

卯月「はいっ、それに凛ちゃんも!」

凛「う、卯月。これはまた、ゴッテゴテの鎧だね…」

未央「そうなんだよね~、しまむーってばこんな重そうな鎧着た上で武器持ってるから滅多なことでは危ないことにならなそうだし」

卯月「でも、これ全然重くないよ? ほら、凛ちゃん、持ってみて?」ヒョイ

凛「う、うん、っておもぉっ!」グワシ

未央「だよね!」

凛「い、一応両手でなら持てなくはないけど、これを振り回すのは、ちょっと無理かな…」プルプル

未央「よし、これから怪力しまむーと呼んであげよう」

卯月「えぇっ!?」ガーン

凛「それで結局二人ともこんなことになったのは覚えがない、ってことでいいのかな?」

未央「うん」

卯月「私たち、少なくとも事務所にはいたはずだよね?」

凛「そのはず、なんだけど。気付いたらこんなよくわかんないとこに来て」

未央「そして、三人ともファンタジーな服装になっていると。あ―っ、もうわかんないよー!」

卯月「私も酒場でお話を聞いてみたんだけど、あんまり分かりませんでした」シュン

凛「どうしてこんなところに私たちがいるのかは分かんないけど、この三人がいるってことは他の人もいるかもしれないよね」

卯月「うん、皆が皆なのかはわからないけど。もしかしたら」

未央「ということは当分の間、知り合いを探した方がいいってことなのかな?」

凛「うん、もしかしたら誰かが帰る方法を知っているかもしれないし」

卯月「だったら、まずはどうしたらいいのかな?」

凛「私たちみたいに武器持っている人って冒険者、って呼ばれているんでしょ? だったら、その仕事をしながら旅をするっていうのがいいと思うんだけど…。でも実際みんなそういう荒事できるの?」

卯月「私は重い武器を振り回せますよ! あと重いもの持てます!」

未央「私は応援できるよ! フレーフレーって!」

凛「え? それだけ!?」

未央「あと、気配を隠せるよ。しぶりんも声かけなかったら気づかなかったでしょ?」

凛「確かにそうだね。私は軽めの武器を持ってるけど…使えるのかな?」

未央「しまむーがあんなぶんぶん振り回してるんだから使えるんじゃないの?」

凛「そうかな……」

ちょっとの間席外します。
今夜のうちに完結はしないと思いますが、もう少し書きます。

ぴにゃこらた村人(以下村人)「た、大変だぴにゃー! ま、魔物の群れが村にぴにゃー!」

三人「!?」

村人「そ、そこにいるのは冒険者さんぴにゃか!? た、助けてくれぴにゃ! 一人の冒険者さんが戦っているけど、時間の問題ぴにゃー!」

未央「え、えぇー…」

卯月「い、いきなり、そんなこと言われても……」オロオロ

村人「そ、そんなぴにゃー!」

凛「……ねぇ二人とも」コソコソ

卯月「な、何、凛ちゃん?」コソコソ

凛「助けてあげない?」コソコソ

未央「え、えぇーっ! しぶりん本気!?」コソコソ

凛「だって、いくら何でもかわいそうだよ。魔物ってのがなんなのかはわからないけど困ってる人を見捨てていける?」コソコソ

卯月「で、でもなるべく危ない橋は渡らないほうがいいんじゃ…」コソコソ

凛「確かにそうだけど、ここで村の人たちを見捨てて先に進んで後悔しない? この世界の事私は全くわかんないけど、こうやって頼られてるのに無下にして、後悔するくらいならできることは全部やっておきたいよ」コソコソ

未央「しぶりん…」コソコソ

凛「それに私たちがこうやって派手に動けば、もしかしたらアイドルの誰かが知ってくれるかもしれないし、村にも感謝されるし。成功したらいいことづくめだよ」コソコソ

卯月「でも、凛ちゃん。私たち、こんな強そうな服着てるけど戦った事なんて一度もないんですよ?」コソコソ

凛「そうだね、でも二人が行かないっていうなら私一人だけでも行くよ。少なくとも誰か一人は戦っているらしいし。その人の頑張りを無駄にはさせたくない」

未央「……あーっ! もーっ! しぶりんってば強情なんだから、わかった。しぶりん一人で行かせるわけにはいかないもんね! 私も乗った!」

卯月「う、わ、私も頑張ります! 一番お姉さんなんだし、一緒に戦います!」

凛「……ふたりとも、ありがと。あんなこと言っておいて、一人で行くのは少し怖かったから」

未央「よしじゃあ村人さん! そこまで案内して! 私たち三人に任せておけばもう万事解決よ!」

村人「た、助かるぴにゃ! ありがとぴにゃ! こっちぴにゃ!」

チカクノ村の門

夏樹「ちっ、流石に一人でこの数のゴブリンを相手するっていうのも、無理があったか」

ゴブリンA「ゴブゴブ」

ゴブリンB「ゴブゥ」

夏樹(ここの村には申し訳ないけど、そろそろこっちも危ないしな。キリのいいところでどうにか切り抜けないとな)

ゴブリンC「ゴブ!」バッ

ゴブリンD「ゴブゴブー!」バッ

夏樹「へっ、きやがれ!」

ゴブリンE「ゴブリバー!」ブンッ

夏樹「なっ、伏兵だと! ぐぅっ!」ガインッ

ゴブリンC「ゴブー!」ブンッ

ゴブリンD「ゴブゴブゴブー!!」ブンッ

夏樹(ヤバいっ、やられる!)

卯月「あぶなーい!!」ブオンッ

ゴブリンC「ゴブーッ!?」

ドゴォンッ!

キラッ☆ミ<ハッピハピィ

夏樹「なっ、おまえら!?」

凛「夏樹さん! 大丈夫!?」

未央「ここで戦ってたのはなつねぇだったんだね、でも大丈夫! 助けに来たから!」

夏樹「なんでお前らまでここに!?」

凛「そういう詮索は後!」

卯月「今はまず、この子たち倒さないとっ、えぇーいっ!」ブォンッ

ゴブリンB「ゴブゥッ!?」ガインッ

凛「ハァッ!」ヒュンッ

ゴブリンE「ゴブッ!」キンッ

未央「よしっ、じゃあ私は応援するね! すぅぅ~っ」

未央『フレエエエエェェェェ~~~ッ!!!』 BGMミツボシ☆☆★

凛「な、なんか攻撃翌力上がった気がする!」キィンッ

ゴブリンE「ゴブ!?」

卯月「えぇいいっ!」ブオンッ

ゴブリンB「ゴバァッ!」ゴスッ

夏樹「へっ、あとから来たやつらに負けちゃいられないな! うおぉっ!」

残ゴブリン「ゴブーッ!!」

凛「はぁ、はぁ……勝て、た」

卯月「う、うえぇ~んっ! こわかったよぉ~! 凛ちゃぁんっ! 未央ちゃぁんっ!」ガバァッ

未央「わぷっ! し、しまむーったら力強すぎ、ちょっ、おもっ、おふっ」

凛「うわっ! う、卯月っ、この足ががくがくの時に抱き着かれるのはっ」

卯月「うぇええ~んっ! だっでぇ!」ベソベソ

夏樹「おいおい、あれだけ勇ましく出てきたのに、終わったらこれかよ」

凛「ち、違うよ、夏樹さん。泣いてるの卯月だけだし」

卯月「びえぇっ」

夏樹「ははは、冗談だって。助けられたこっちの身としては礼こそいうものの、悪口を言うつもりなんざさらさらないからな」

未央「そ、それにしてもまさかなつねぇだったとは」

夏樹「アタシだって、こんなとこでNGと会うなんて思ってなかったぜ」

凛「うん、それなんだけどさ。夏樹さんって今がどういう状況かわかる?」

夏樹「うーん、それなんだけど、そういう質問ぶつけてくるってことはそっちも何も分からずじまいってことなんだろ? アタシも多分そっちと同じで気付いたらここにいた、なんだよなぁ」

未央「やっぱり」

凛「こっちに来た理由も、帰る方法もわかんないんだよね?」

夏樹「そうだな。気付いたらこんな盗賊風の服装だったんだけど」

未央「一応こっちは、今みたいになるべく知り合いに会いに行こうと行動するつもりなんだけど、なつねぇも来る?」

卯月「そうですね! 夏樹さんが一緒に来てくれると心強いです!」←泣き止んだ

夏樹「あ~、そのことなんだけどさ。悪い、一緒には行けない」

未央「えぇ~っ!? なんで!?」

夏樹「一緒に行きたいっていう気持ちはあるんだけど、だりーの奴を探してやんなきゃなんないからさ」

凛「えっ? 李衣菜がいるの!?」

夏樹「いや、そんな確信は別にないんだけど、もしあいつがアタシらみたいに気付いたらここにいたってなってたら……確実に泣きべそかきそうだからな…」

未央「あ、あぁ~、なるほど」

凛「李衣菜には失礼だけど、確かにその絵がありありと浮かぶよ」

夏樹「だろ? だから誘いを蹴っちまうようで悪いけどアタシはだりーを探しに行くからさ」

未央「じゃあせめて連絡が取れるようにして――」

卯月「でも未央ちゃん。携帯電話とか持ってる?」

未央「うぐっ…持ってない」

凛「そもそも、こっちでどうやって連絡取り合えばいいんだろ」

夏樹「そこなんだよな。仮に知り合いと会っても連絡手段がなきゃあ」

村長「あのぅ、もし、冒険者の方」

卯月「? どうしたんですか、おじいさん?」

村長「いえ、わし、この村の長を務めさせているものなのですが。先程はありがとうございます。この村も小さいもので魔物に襲われたらひとたまりもなく、困っていたところを助けていただいてこちらも大助かりです」

夏樹「いやいや、別にいいんだ。アタシらが勝手にやったことなんだし」

村長「それで、そのぅ…。恥ずかしいお話なのですが、この村には魔物が襲来した時などの戦力がおりませぬ。無論若い衆がいざという時は戦うのですが、やはり村人の安全のため、彼らには非難の誘導を行っておるのです」

未央「はぁ」

村長「それで、真に不躾ながら、あなた方にこの村を守ってほしいのです。無論雇主として報酬は払わせていただきます。また、そちらには何やらご用件がある模様。そちらの方が急用だというのなら、こちらも無理は言いません」

凛「つまり、こっちの都合がよければこの村を守ってほしいってこと?」

村長「そういったご解釈で結構です」

凛「ちょっとこっちで話してもいいかな? 急には決められないし」

村長「もちろんでございます」

凛「二人ともどうする?」コソコソ

夏樹「悪いけど、アタシはさっきだりーを探すって言ったからな。この村には残れないぜ」コソコソ

卯月「でも、こっちが勝手に着いてくのはいいんですか?」コソコソ

夏樹「それは、まぁ、こっちとしても願ったり叶ったりだけど」コソコソ

未央「でも、村人さんたち、もしかしたらまた襲われちゃうかもしれないんだよね?」コソコソ

夏樹「もしかしたら、だけどな。でもこの村だって最低限の蓄えはあるさ」コソコソ

未央「…だったら私はこの村に残りたいな。少なくとも私たち以外の誰かがこの村で護ってくれるようになるくらいの間。出来ることなら守ってあげたい」コソコソ

凛「確かにここに居続ければ、誰かの耳に入るかもしれないけど」コソコソ

卯月「でもそれって、どこかに冒険して他の町で聞き込みするのと比べたら」コソコソ

夏樹「確率的にはどっこいどっこいだな。ここに居残っても、どこかに行っても誰かと会えるかなんてのはわかんないさ。よほどでかい町とかに行くなら、話は変わるけど」コソコソ

凛(進んでも、留まっても差はあまりないか)

夏樹「どうすんだ、凛。アタシはお前らの行動に口出しなんてする気はないけど」コソコソ

凛「じゃあ>>23

以下から選択をお願いします
1、 この村を出て他の人を探しに行く。
2、 この村にとどまって、村を守る。
3、 夏樹と一緒に李衣菜を探す。
4、 任意。書かれたことをする。

安価ミスは↓を採用します。

とりあえず今日はここまでにします。おやすみなさい。

2

凛「じゃあ、このまま村に残ろう。未央の言うとおり心配だし」

未央「さっすがしぶりん! 話が分かるぅ!」

卯月「うんっ、それに他の人が訪ねに来てくれるかもしれないですし!」

夏樹「やれやれ、甘ちゃんだなぁ、お前らは」

凛「ふふっ、でも最初に助けに行ったのは夏樹さんじゃん」

夏樹「そりゃ、目の前の不条理を見過ごすなんてロックじゃないからな!」

未央「おっ、さすがロックシンガー!」

翌日

凛「じゃあ、気を付けてね。夏樹さん」

夏樹「おう、そっちもな」

卯月「李衣菜ちゃんともし会ったら、こっちも言っておきますね」

夏樹「わかった、とりあえずこっちは東へ行くからそう言っといてくれ。それにしてもこういう時にこそバイクとかがあると楽なんだけどなぁ」

未央「流石にそれはないでしょー。そんな便利アイテム」

村長「……いや、ありますぞ?」

全員「え!? あるの!?」

村長「はい、旧式の魔動バイクですが、きちんと動きます。乗り手もおらず売っても大した金にならないので、倉庫で埃をかぶっていますが」

夏樹「ちょっ、ちょっ、ちょっとそれ見してくれ!!」

夏樹「おっ、おおおおっ!! すげぇ! 確かに塗装とか所々剥げてて古そうだけどきちんとバイクだ!」

未央「え、これなにで動いてるの…?」

村長「魔力ですが…」

未央(あーそっかー、ファンタジー世界だから魔法とかあっても当然かー)

凛「今更ながらとんでもないね…」

夏樹「きちんと動くみたいだな、鳴らしてみても異常はないっぽいし。本当にこれもらっていいのか?」ドルルンドルルン

村長「勿論です。倉庫で埃にまみれているよりもその方がいいでしょうから」

夏樹「おうっ、ありがとうな! じゃっ、行ってくるぜ。お前らも達者でな!」ブロロンブロロン

卯月「夏樹さんも頑張ってくださーい!」

凛「……いっちゃったね」

未央「バイクに乗れるなら、意外と快適な旅かもね。私、ここの村に来るだけでも半日くらいかかったし」

卯月「うん、他の町まですぐに行けるね」

村長「本当によろしかったのですか? こちらも無理を言ったようで少々心苦しいのですが」

未央「だいじょぶだいじょーぶ! 私たちよりこっちの方が心配だし!」

卯月「うん、そうですね。ということで、これからお世話になります」ペコリ

村長「いやいや、頭をあげてください。こちらも大したおもてなしはできませんが、どうかよろしくおねがいします」

未央「こっちこそ」

卯月「よろしくお願いします!」

凛(ひょんなことから、こんな知らない世界に来ちゃったけど…なんとか、なりそうかな。この二人と一緒なら)



渋谷凛「ここは……?」一話終わり

需要があるかどうかはわかりませんが、凛たちのステータスをのっけておきます。
いらないならいらないといってくれればそれ以降は載せません。
逆にもっと詳しく載せてほしい場合も同じにします

渋谷凛
Eレイピア
Eソフトレザー

技能
軽戦士Lv2
学士Lv2

特徴
手先が器用
割と俊敏
肝っ玉が太い

本田未央
Eハードレザー

技能
斥候Lv2
軍師Lv2

特徴
元気
それなりに俊敏
手先が器用

島村卯月

Eヘビーメイス
Eスプリントアーマー
Eラウンドシールド

技能
戦士Lv2
野伏Lv1

特徴
かなり力持ち
とても元気
ちょっと器用

しばらくしたら、二話を開始します。自己満SSですが最後まで付き合っていただけると恐縮です。

酉ってつけたほうがいいですかね?

つけた方がいいかも?

>>37-38
了解です。ありがとうございます。

凛(私たちがこの世界に来てから一週間が経った)

凛(相変わらず、ここに来た理由も、帰る方法もわからずじまい。)

凛(その上、他のアイドルの皆とも会えないけど、そんな私たちとは正反対にこの村は平和なまま)

凛(こっちも今のところやることはなくて、卯月が村の子と遊んでいるくらいなんだけど)

未央「うーん、あんなこと頼まれたくらいだからよっぽどこの村って危ないのかなって思ってたけど」

凛「思ってたより、ひどいことは起きてないよね」

未央「そうだね、しまむーが近所の子たちに悪戯されたり、鬼ごっこしてたら沼に落とされたり、かくれんぼしてたらしまむーだけ置いてけぼりにされたり、それくらいだよね」

卯月「それくらいじゃないよ!? 結構ひどめのいじめだよ!?」

未央「え~、だってしまむーが「私が子供たちと遊ぶ」って言ってたじゃん」

凛「うん、私なんか「このおねーちゃんなんかこわい」って言われてるし」

未央「うんうん、適材適所ってやつだよ。しまむー好かれてるみたいだし」

卯月「一緒に遊んでるっていうか、遊ばれてる気しかしないんですけど…」

凛「それも卯月の人徳だよ」

卯月「まぁ、平和なのはいいこと…なのかなぁ、私が一番大変な目に合ってるし」

凛「ともかく、ここ一週間の間は特に危ないことはなくて、めぼしい情報も手に入んなかった」

卯月「結局夏樹さんみたいに知り合いの人たちともあえてないですし」

未央「もうちょっと派手な事件とかあると、有名になれるんだけどねー」

凛「未央」ジロ

未央「うそうそ! そんなこと思ってないって。ただこっちとしてもずっと村のお世話になってるし、何か仕事しないと悪いじゃん」

卯月「私、子守を頑張ってます!」

凛「う、うん、知ってるよ」

未央(子守りをしてるのは、はたしてどっちなのか…)

凛「なんか手伝うことないか、村の人から聞いてこよっか。ずっとじっとしてるのも、そろそろ疲れてきたし」

未央「よし、じゃ行ってみよっか?」

村長宅

卯月「と、いうことで何かお手伝いできることはありませんか?」

村長「ふむ、あなた方のおかげでこの村も平和になってきました。なので、何かを頼むというのもおこがましいのですが、しいて言うのなら」

未央(あ、結局頼むんだ)

村長「商人に頼んだ食料や農作物などが今日届く予定なのです。それの荷運びを手伝っていただきたいのですが、かまいませんかの?」

凛「うん、それくらいだったら」

卯月「全然大丈夫ですよ!」

村長「それはよかった。では、西の門から来る手はずになっております」

未央「でも、しまむー一人で十分なんじゃない? 力持ちだし」

卯月「えぇっ!?」

西の門

凛「結構大きめの荷馬車だね」

マルメターノ村人(以下村人)「HAHAHA!! そりゃあ俺らの生命線だからな。これ全部運ぶのも中々に一苦労だぜ、よっと」

卯月「お、おもーい、なにこれもてなーい(棒)」

未央「しまむー…いいんだよ無理しなくて。無理して女子力アピールしなくていいから」ホロリ

卯月「未央ちゃん…でも引かない? 力持ちな女の子なんて」

未央「そんなことないよ、しまむー。別に元々力持ちなわけじゃないし、第一そんなことでなんとも思わないって」

卯月「う~、そう? じゃあ」ヒョイ

未央「」

卯月「ひいた!? ひかないっていったよね未央ちゃん!」ガーン

村人「HAHAHA!! ……お嬢ちゃん何者だい? なかなかのタフネスじゃあないか」

凛(軽いもの持っていけばよかったんじゃないかな…?)

しばらくして

村人「おうお疲れ、嬢ちゃんたち!」

未央「うぅ~、腕がパンパンだよこれ」

凛「卯月に対抗心燃やして、たくさん荷物運ぶからだよ」

卯月「あはは…」

村人「YEAR!! 流石冒険者の嬢ちゃんたちだな。いつもよりも簡単にすんじまったぜ。ありがとよ!」

凛「はい。ありがとうございます」

卯月「ふぅ、さすがに疲れましたー」

未央「……」

凛「あれ? どうしたの未央。疲れた?」

未央「え? あ、いや……えへへ、ちょっとね……こんなことしててホントに帰れるのかなぁって」

卯月「未央ちゃん…」

未央「そりゃ、最初はさ、ちょっとばかしこの村守ってやろっかなーっていう気もしたけど、実際はこういった雑用ばっかやってるわけでしょ? なんか心配になってきちゃって…」

未央「あ、あははー! 私ともあろうものがこんな弱音はいちゃうとは…ごめんごめん。気にしなくていいからっ」

凛「み、未央。大丈夫? 無理してない?」

未央「だいじょぶだって! うん、今日も本田未央は元気快調超好調だよ! さぁさぁ、さっさと村にもどっ――」

卯月「っ!? 未央ちゃん危ないっ!」ガバッ

未央「うぇっ!?」ブン

山賊A「ちっ、しくったか」

山賊B「ふひひ、しかし若い娘がたくさんじゃあ」

山賊C「お嬢ちゃんたちよぉ、おじさんたちと楽しいことしよぶべほぅっ!」ゴスッ

凛「気持ち悪い、おじさん」

山賊B「この青臭い娘がぁ、こっちが下手に出ていたらいい気になりおってからに」

未央「下手って…いきなり殴りかかろうとした上にセクハラ発言してるだけじゃん!」

凛「女の敵だね、許さないよ」

山賊A「生意気だな、少しばかし教育してやるよ」

凛「望むところだよ」

卯月「えいっ!」ゴゥンッ

山賊B「ナバッ!?」ゴスッ

凛「やっ!」シュッ

未央「二人ともぉ……っがんばれぇええ!!」マサニハランバンジョー

山賊A「ち、くしょ、後ろの小娘の声援のせいでこいつら無駄に強くなっていやがる!」

凛「小娘なんて、言わないでよね!」

卯月「私たち三人で協力し合って戦っているんですから!」

未央「勿論だよ二人とも! いっけええええええぇぇぇええ!!」タイキケントツニュウモコワクナイー

山賊A「がっはぁっ!!」ドサァッ

未央「ふんだ! どうだNGの実力!」

山賊A「……へ、へへへ」

凛「っ、何がおかしいの」

山賊A「はっ、強くても結局お前らはガキンチョだ、今頃うちの本隊がてめぇらの村を襲っているころだろうぜ」

卯月「……え」

凛「な、にそれ」

山賊A「その程度のことにも気づかなかったのか、つくづくめでたいやつらだぜ」

凛「あ、あんた、何してるかわかってるの!? この村の人たちだって生きてるんだよ! それを横からかすめ取ろうだなんて、最低だよ!」

未央「し、しぶりんそんなこと言ってる場合じゃないって! 早く村に戻んなきゃ! ここ村の端っこだから今すぐ戻んないと!」ダッ

凛「わ、わかってる…っ」ダッ

卯月「早く、早く戻らないと……っ!」ダッ

山賊A「へっ、お前らごときが今更向かったってうちのリーダーに勝てるはずなんてねえけどな」

山賊A「それにしても、いくら相手のが多かったからって、あんな娘どもに負けるたぁ、俺もヤキが回ったもんだぜ…」

とりあえず、今日はここまでにいたします。読んでくださった方に感謝を。

展開が急だったり描写が早かったりするのは申し訳ありません。

どなたかアドバイスをいただけると改善できるかもです。

あと、出して欲しいアイドルがいたらぜひ書き込んでください。

(例 霊媒師の小梅、天使の智絵里、ドラゴンライダー(ヒョウ君)な小春、エルフな楓さん、等々)

職業次第では、悪役になってしまうかもしれませんが…。

では皆様おやすみなさい。

卯月「はぁ、はぁ…っ」

未央「あ~、もうっ、さすがにあれだけ暴れまわった挙句、この全力ダッシュはつらいっ!」

凛「やっぱり、今日食料が届くのってわかってやってるのかな…」

卯月「そ、それはっ、もしかしたら、そうかもしれないですけど…っ」

未央「でも、それって普通わかりっこないと思うんだけど! そこそこ広いったって、田舎の村だよ!」

凛「どうやってとかどうしてこの村を襲ってるのかはわからないけど、許せないよ…っ」ギリッ

卯月「ゲームの中みたいな話ですけど、実際起こってるんですよね…」

未央「……ふ、二人とも暗いよ! 大丈夫だって、すぐ何とかなるから!」

凛「未央……うん、そうだね」

卯月「あっ、見えてきました!」

???「ふひひ★あ~小っちゃい子はいいなぁ、癒されるなぁ」

アッキーヘアーの村人(以下村人)「か、かえしくれ! 私の娘を返してくれぇ!」

山賊D「うるせぇぞじじい!」

山賊E「そうだ、うちのリーダーが持ち帰るっつったらそういうことなんだよ」

山賊F「むしろよかったじゃねえか? うちのリーダーに見初められるなんてなぁ」

???「大丈夫だよ~★あたしがい~っぱい可愛がってあげるから★ふひひ★」

幼女「」クタッ

ぴにゃこらた村人(以下村人)「や、やめるぴにゃ! それはこの村の食糧ぴにゃ~!」

山賊G「うるせぇ! 少年少女の健やかなる成長は食生活からだ!」

山賊H「こんなド田舎で暮らすお前らに代わって俺らが育ててやるんだから逆に感謝して欲しいくらいだぜぇ、ふひひ」

幼女の姉「うわぁ~んっ! 妹を返して~!」

山賊I「うるせぇぞガキ! どっかいきやがれ!」ドンッ

幼女の姉「あうんっ!」ドテッ

???「っ!! ちょっとそこなにやってんの!」ヒュルンッ

山賊I「おほぉんっ!」バシンッ

???「その子だって立派に幼女でしょうが! なに暴力加えてるの!?」

山賊J「すいませんリーダー!」

???「YESロリータNOタッチ、でしょ★ふひひ★」

山賊’s「「「YESロリータNOタッチ!!! YESロリータNOタッチ!!!」」」

美嘉「ふひひ★」





凛「」

未央「」

卯月「」

凛「                                                       はっ、あ、あまりの馬鹿馬鹿しい光景に意識が飛びかけてた…」

未央「えっと、あれ、美嘉ねぇで、いいんだよ……ね?」

卯月「そのはず、だけど……あれ、なんでだろう。自分の判断に自信が持てない…?」

凛「とっ、とにかくっ、ちょっと美嘉! 何やってるの!?」

美嘉「ふひ? 誰あなたたち?」

未央「だ、誰って、冗談にもほどがあるよ美嘉ねぇ! なんでこんな変なことしてるのさ!?」

美嘉「ねぇねぇ、皆この子たち知ってる?」

山賊E「いえ、しりませんぜ。大方冒険者かなにかでしょうが」

美嘉「ふぅ~ん、そっか★ごめんね私熟女は嫌いなんだ★」

卯月「じゅっ!? じゅく!?」

美嘉「遊んであげたいけど~★今はこの子たちの回収が先だから、後にしてくれる?」

未央「え? いや、ちょっ、美嘉ねぇ! 私だよ! 未央だよ! しぶりんとしまむーもいるんだよ! そんなへんてこなことしてないでよ!」

美嘉「…ミオ? シブリン、シマムーって…何それ?」

凛「……っ! ふざけてるのか、なんなのかは知らないけど、そこまでいうなら一度目を覚まさせてあげるよ! 美嘉!」チャキ

美嘉「あ~、も~萎えちゃうなぁ…せっかくこっちは癒されてたのになんか知らないおばさんにやっかまれるし……いいよ、皆。適当に片付けちゃって★」

山賊F「へぇ! 野郎ども!」

山賊’s「「「うおおおお~っ!」」」

未央「流石に数は多いけど…っ」

卯月「だからって負けられません!」

凛「未央! おねがい!」

未央「分かってる! せーのっ、二人ともっ負けるなぁあぁああぁ~~ッ!」BGMミツボシ☆☆★

凛「はぁっ!」シュッ

卯月「やあぁっ!」ブゥンッ

山賊I「はんっ! たかが二人でこの人数を相手できるかよ!」

凛「それは、どうかなっ!」ビュン

山賊I「うぉっ!? はえぇ!」

卯月「やっ!」ゴンッ

山賊H「ぬおっ! 腕がしびれやがる」

凛「やっ、やっ、やぁ!」

山賊I「ちっ、こうもはえぇと隙が突けねぇ」

山賊D「こっちも手伝いやがれ! この怪力女、一人二人じゃ抑えられねぇぞ!」

卯月「怪力女じゃありません~!」ドッゴォン

山賊E「怪力じゃ、げはっ!」

美嘉「ふぅ~ん…」

美嘉(二人とも強いけど、それだけじゃないみたいだね。多分後ろで歌ってるのが強化している、ってとこかな~?)

美嘉「もう、まったく皆。ダメダメ、きちんと考えて攻撃しなきゃ」ヒュンッ

未央「えっ? あっ、かっ…!?」シュルッ

美嘉「弱いとこからしとめなきゃ★」

未央「ぐっ……っ! っ! ……ぅっ」

凛「未央っ!」

美嘉「こうやって歌えなくしちゃえば、もう大丈夫で、しょっ」ブンッ

未央「うぁっ!!」ドンッ

美嘉「もう、いっちょ!」ブオンッ

未央「あぁっ!!」ドサァッ

卯月「未央ちゃん!? 未央ちゃんっ!?」

凛「こっ、のっ、どいてっ!」

山賊I「ちっ、悪あがきしやがって!」

山賊G「役立たず一人がのされたくらいで、何キレてやがん、だっ!」

凛「っ! 役立たずなんかじゃ、ない!」ザシュッ

山賊G「ぐえっ」

美嘉「ふひひ★ふひひ★大丈夫だよ、痛くしないから★」

ショタ「た、たすけてー! ウ、ウヅキおねえちゃ――っ!」

卯月「っ! 待ってて、今、行くからっ!」

凛「卯月! まって、そんな別行動したらっ」

山賊H「いくら鎧を着こんでいたって、そんな隙だらけじゃあなっ!」ドゴッ

卯月「きゃあっ!」

山賊D「おいおい、お返しがまだ残ってるぜ!」ゴスッ

凛「うっ、このっ、卯月に手を、出さないで!」キンッ

山賊I「出すなといわれて、おとなしくなるような腑抜けはうちにはいねえよ!」

卯月「はっ、はぁっ、ぐ、うぅっ」フラフラ

山賊F「おいおい、ずいぶん大人しくなっちまったなぁ!」

卯月「きゃっ、う…うぅっ、も…だめ…」バタリ

凛「卯月っ! もう、やめてよ!」

山賊I「へっ、一人になっちまったなぁ?」

凛「ぐっ」

美嘉「……もう暗くなっちゃうかなぁ、小っちゃい子もいなさそうだし。小っちゃい子は五時の鐘が鳴る前に帰んなきゃ。皆、帰るよ~」

山賊D「そうだなぁ、ババアをいじめる趣味なんてねぇし」

山賊H「これから小っちゃい子たちをめでなきゃなんねぇんだからなぁ…ふひひ」

美嘉「そういうこと★じゃねっ、よわ~い冒険者さん?」

凛「うっ、ま、って! 美嘉ぁ!」

山賊G「うるっせぇんだよ! すっこんでな!」

凛「うあっ! ぅ、う……」

とりあえず今日はここまでにします。予想外に多くの方がレスしてくれました、感謝です。

ご要望のアイドルと職業が全員出せるかはわかりませんが可能な限り多くのアイドルを出して、職業も遵守したいと思います。

引き続きアイドルの希望職業のレスをしてくれるとありがたいです。

あと姉ヶ崎Pの方は本当に申し訳ありません。なんか私の中で異常なほどハマり役だったんです。

ごめんなさい。お姉ちゃんに一票入れてきます

夕方

凛「……」

卯月「……zzz」スヤァ

未央「……っ、う、あ、れ…?」

凛「っ!? 未央!」

未央「うっ……しぶ、りん?」

凛「大丈夫? どこか痛まない?」

未央「うん、ちょっと痛むけど……っ!? 美嘉ねぇは!? 村の皆は!?」

凛「うん……ごめん…………負けちゃった」

未央「っ! そ、っか……」

凛「一応、食糧とかはね、あんまり奪われてないらしいんだけど…村の子たちはみんな連れ去られちゃったみたい」

未央「そう、なんだ…」

凛「うん…」

未央「……ごめんね、しぶりん。私が、足ひっぱちゃってさ…」

凛「…違う、そんなことないよ」

未央「だって、真っ先に倒されたの私だし…それにここに残ろうなんて私が言わなきゃこんなことにならなかったし」

凛「だからって、それは未央のせいじゃないよ…」

未央「…っ、ご、めん……ごめんっ、ね」ポロポロ

凛「泣かないでよ……っ、だって、私だって…っ」グスッ

卯月「……うにゅ」スヤァ

凛「それで、どうにかしてさらわれた子たちを美嘉達から取り戻さなきゃならないんだけど」

卯月「うん」←起きた

凛「やっぱり人数的な不利は覆しようもないと思うんだ。だから私たちはそれを未央の声援でどうにか対応していたわけなんだけど」

未央「美嘉ねぇにはお見通しだったんだよね。それで私は美嘉ねぇの鞭で首絞められちゃって…」

卯月「未央ちゃんの歌があるとないとでは大違いなんだよね」

凛「それなんだけど、私に考えがあるんだ」

未央「おっ、なになに?」

凛「鞭で絡められても、美嘉以上に力があればもしかしたら未央がやられたみたいに振り回されないかもしれないよね?」

卯月「あっ、わかりました! つまり未央ちゃんが狙われても私が未央ちゃんの身代わりになれば、未央ちゃんを助けられるだけじゃなくて美香ちゃんもどうにかできるかもしれないってことですね!」

凛「うん、そうなんだけど…」

未央「でも、美嘉ねぇがそんな簡単なことで邪魔できるかな? 私の声援のことを一発で見抜いたんだよ? 多分美嘉ねぇとしてはパワーファイターなしまむーは絶対相手したくないと思うんだけど」

凛「だからかな、卯月の周りにはやたら子分がいたよね。それに美嘉はあからさまに卯月を挑発していたし」

卯月「……なんで美嘉ちゃんはあんなことしているんだろ」

未央「そうだよね、美嘉ねぇって確かに小っちゃい子好きだけどあんなじゃなかったし…」

凛「……操られたり、してるのかな」

未央「それなら確かに、私たちのことを覚えていないのも、あんなふうにひどいことしたのも説明できるけど……そんなの簡単に信じられないよ」

凛「でも、それ以外に説明のしようがないし」

未央「そうだけど~」

卯月「でももし美嘉ちゃんが操られてるっていうなら、早く助けてあげないと!」

凛「それは…うん、勿論だよ」

未央「そのために今できる事って」

凛「やっぱりまずは卯月と美嘉の一対一で戦うこと、だよね。卯月、大丈夫? 今更だけど私酷いこと提案してるし…」

卯月「ううん、大丈夫だよ。美嘉ちゃんだってあんな目にあってるの辛いだろうし、私頑張ります!」

未央「そうなると周りの子分たちが厄介なんだけど…そういえばさ」

凛「何?」

未央「私がいて、しぶりんがいて、しまむーがいる。NGは皆そろってるよね?」

卯月「うん」

未央「それでなつねぇはりーなちゃんを探してるんだよね?」

凛「いるかどうかは分からないって、本人も言ってたけどね」

未央「でもさなつねぇだっているかもしれないって気持ちが強かったからわざわざこの村出て探しにいったんでしょ? もしかしたらさ莉嘉ちゃんもいるかもしれないってことにならない?」

凛「そりゃ、美嘉がいるなら莉嘉もいるって可能性もあるだろうけど」

卯月「莉嘉ちゃんを探すの?」

未央「うん、莉嘉ちゃんなら力になってくれそうじゃん! お姉ちゃんがあんななわけだし」

凛「莉嘉が同じく操られていたらマズいけどね」

未央「うっ」

凛「もしくはこの夜の内に夜襲をかけるってのも手だよね。こっちだって不意打ちされたんだし」

卯月「それになるべく早く村の子供たちを助けてあげないとだもんね」

未央「どうするしぶりん?」

凛「えっ? 私が決めるの?」

卯月「凛ちゃんがこういうの一番正しく考えていそうなんだもん」

凛「別にいいけど、じゃあ>>97

以下からの選択をお願いします

1、 莉嘉を探す。
2、 夜襲をかけに行く。
3、 任意行動。何か自由に書いてください

安価ミスは一つ下を採用します

1

凛「じゃあ、莉嘉を探しに行こう」

未央「おっけー! じゃあ今すぐにでも…ととっ」フラッ

卯月「ちょっ、だ、大丈夫未央ちゃんっ!?」

未央「う、うん、だいじょぶだいじょぶ、ちょっとふらついただけだから…」

凛「…無理しないほうがいいよね、三人とも怪我してるわけだし」

卯月「うん、これからもっと暗くなるんだもん。さすがに危ないよね」

未央「えぇ~っ、善は急げって言うじゃん! しぶりんだって夜襲かける気満々だったし」

凛「それとこれとはまた別だよ。莉嘉を探すのに、今必要以上無理するわけにもいかないし」

卯月「未央ちゃん。今日だけはやすも? それに実をいうと、私もちょっと疲れてて…」

未央「うぅ、そこまで言われるとわがままも言えない…は~い、わかりました。今日は休もうっ! 休むぞーっ!」

凛「もうちょっと静かに休めないかな…」



渋谷凛「ここは……?」二話終わり

引き続きステータスはのっけておきます。不要なら言ってください

渋谷凛
Eレイピア
Eソフトレザー

技能
軽戦士Lv3
学士Lv2

特徴
手先が器用
割と俊敏
肝っ玉が太い

本田未央
Eハードレザー

技能
斥候Lv3
軍師Lv2

特徴
元気
それなりに俊敏
手先が器用

島村卯月

Eヘビーメイス
Eスプリントアーマー
Eラウンドシールド

技能
戦士Lv3
野伏Lv1

特徴
かなり力持ち
とても元気
ちょっと器用

SIDE 幸子&小梅&輝子

砂漠

幸子「二人とも! ちょ、ちょっと待ってください! カワイイボクを置いてきぼりにしないで下さい」ゼェゼェ

輝子「フ、フヒ…だ、大丈夫…? さ、さっちゃん……?」フワフワ

小梅「ご、ごめんね…わ、わたしの魔力だと、二人までしか、浮かせられないから……」フワフワ

幸子「いえ、全然大丈夫ですよ! この中で一番体力あるのはこのボクですから! 友達のために体を張るボク! とってもカワイイです!」フフーン

小梅「ほ、ほんと? 無理、しないでね……。つ、辛くなったら、私たちが、歩くから……」フワフワ

輝子「フヒ…キノコから作った、く、薬、飲む…? ちょっと、楽になるかも…フヒヒ」フワフワ

幸子「フフーン! 大丈夫です! 小梅ちゃんは只でさえ涼しくなる魔法を皆にかけてるんですから! ボクはカワイイので少し休めば疲れも吹き飛びます! さあさあ二人とも、こんな砂っぽいさっさと抜けて事務所に帰りますよ!」

小梅「う、うん……っ」フワフワ

小梅(ま、魔法じゃない、けど……あの子が、さっちゃんの後ろに、いるだけ…)

小梅(それに、こ、この砂漠……飢え死にしちゃった人の、怨念がいっぱい、いて…すごく楽しい…)ニヘラ

輝子「そ、それにしても、ほ、ほんとに、ここ……どこなんだろ、フヒッ…さっきから、ず、ずっと砂漠続き…あ、珍しいキノコ」フワフワ

幸子「心配しなくても大丈夫です! ほら、あそこにオアシスが!」

小梅「あ、あれ…ちがう、よ? 怨霊の、幻術…多分、だけど」フワフワ

幸子「……これ、何度目のパターンですかね…さすがのカワイイボクでもげんなりしてきますよ」

輝子「フ、フヒッ…で、でも、歩いていれば、必ず、ど、どこかには着く、はず…」フワフワ

幸子「その通りです! 二人とも! あのオアシスは迂回してまっすぐ進みますよ!」

小梅「う…うん、わかり、ました」フワフワ

小梅(ちょっと、行って、みたかった、かも…残念……)

輝子「フヒッ……じゃ、じゃあ、いこー、キノコーキノコー」フワフワ

幸子「だからスピードは弱めてくれませんか!? カワイイボクでも遅れちゃいます! あ、ちょっ、まって!」

幸子編 一話終わり

輿水幸子
Eロングソード
Eソフトレザー

技能
戦士Lv3
練体士Lv2

特徴
カワイイ
元気
ちょこっと角が生えてる

白坂小梅
Eメイジスタッフ
Eアミュレット
Eあの子

技能
霊魔術師Lv3
占師Lv2

特徴
結構物知り
手先が器用
ちょっとうたれ弱い

星輝子
Eナイフ×2(キノコを刈り取る用)
E野伏のマント
Eキノコ(たくさん)

技能
軽戦士Lv2
野伏Lv3
斥候Lv1

特徴
結構物知り
ちょっと器用
突然元気

とりあえずいったんここでストップします。毎度のことながら読んでいただけることに感謝感激です

142'sも同時進行でやっていきたいと思います。全員分の職業を可能な限り描写するには村で守っている凛たちだけではどうしても無理が出るので…

3話目はVS美嘉編(の予定)です。

あと誤字脱字やキャラ崩壊してんじゃねェよksって方は申し出てください。それ以降ならこちらも修正が可能なので。

では、おやすみなさい。

早朝

村長「お体のご調子はもうよろしいのですか?」

凛「はい、ごめんなさい心配をかけたみたいで」

村長「いえ、私どもとしてもあなた方がいなければあの山賊たちにいいようにしてやられるところだったので」

卯月「ごめんなさい、守って、あげられなくて…」

村長「そのようなことはおっしゃらなくても大丈夫です。あなた方がいなければ、こちらの食糧まで奪われてしまったでしょうし」

未央「でっ、でも、子供たちはすぐにでも助けるから! 心配しないで、待ってて!」

村長「ほほ、力強いお言葉ですな…わかりました。我らはお力にはなれませんが、ご武運を祈っております。お気をつけて」

凛「はい、じゃあ行ってきます」

凛「で、莉嘉を探すのはいいんだけど」

卯月「よくよく考えたら、莉嘉ちゃんがいるかどうかも、いたとしてもこの近くにいるかなんて保障、どこにもないんですよね」

未央「ふっふ、だが私にいい考えがある」

凛「え、なに?」

未央「じゃあ、しまむー! 莉嘉ちゃんといえば!?」

卯月「えっ? え? えっと…う、う~ん……莉嘉ちゃんといえば、美嘉ちゃんの妹?」

未央「いや、そうだけども! も~っ、しぶりんは分かる!?」

凛「え? いや、私もわからないんだけど」

未央「まったく、二人ともやれやれだなぁ。いい? 莉嘉ちゃんといえば、カブトムシでしょうが!」

凛「ああ、そういえばそうだね」

卯月「それがどうかしたの?」

未央「ふっふっふ、じゃ~ん! なんとこんなところにハチミツがありまーす! これをそこら辺の木に塗っておけばカブトムシが集まるのでは? という私の推理! どう!?」

凛「カブトムシは集まるだろうけど、それで莉嘉も釣ろうって発想が……」

卯月「それに、そういうのって夜の遅いうちにやらなくちゃいけないんじゃないのかなぁ?」

未央「それはそれ、これはこれ! やってもないのに諦めるのはナッシングだよ!」

凛「ま、まぁ、それ以外の方法もないから、とりあえずはそれでいいけど…」

卯月「見つかると、いいなぁ…」

見つかる?>>128

コンマ00~39で莉嘉が見つかる。40~79で見つからない。80~99でアクシデント。

そいや

凛「…みつからないね」

卯月「うん。はちみつを塗ったとこにもいないし」

未央「くっ、さすがに食べ物で釣ろうっていう考えは浅はかだったか…」

凛「そうだよ、かな子や法子やみちるじゃないんだから」

卯月「り、凛ちゃん、それは三人に失礼じゃないかなぁ…?」

かな子「呼びました?」

三人「「「うわぁっ!?」」」

かな子「あれ…? 卯月ちゃんに凛ちゃんに未央ちゃん…? う、うっ、は、初めて他の人に出会えた、ふえぇえ~んっ!」ダキッ

卯月「か、かな子ちゃん…? えっ、えっと、よ、よしよし…」

凛「ちょっ、え? な、なんでかな子が…?」

かな子「ううっ、なんか甘い匂いがしたからつられてきてみたら、皆に会えたよ…ぐすっ」

凛「え……? 結局食べ物につられたの…?」

未央「お、おおぅ、誰かこの展開の速さを説明して…」

凛「えっと、それで今私たちは莉嘉を探しに来てるんだ。これまでの事情わかった?」

かな子「うん、気付いたら事務所じゃなくてこの世界にいて、しばらく歩いたら村があったからそこで人助けをして暮らしていたら、山賊さんに襲われている村を助けようとしたら美嘉ちゃんが山賊さんのリーダーで凛ちゃんたちは多分操られてる美嘉ちゃんを助けるために今莉嘉ちゃんを探してる。ってことだよね?」

未央「えっと、誰に向けて復唱したの?」

かな子「え? その、自分に向けて?」

卯月「それにしても、まさかかな子ちゃんが見つかるとは思ってもみませんでした…」

かな子「うん、私もずっとこの森の中彷徨っていて…心細かった。うぅ、本当に三人とも、ありがとうございますっ」

凛「かな子が無事なのが不幸中の幸いだったね。しかし、かな子もまた卯月に劣らずのゴッテゴテの鎧だね…」

かな子「本当はもっとかわいいのがよかったんですけど」

卯月「うん、そうだね。なんかこの鎧のせいで未央ちゃんに怪力扱いされるし」ジトッ

未央「そ、そんなことあったかなー? あ、あははは」

凛「でも、これでかな子が見つかったってことは莉嘉もいる可能性大だよね」ドシン

未央「同じく彷徨っているのかな? 意外と莉嘉ちゃんのことだから元気そうにやってたりして」ドシンッ

卯月「それなら、いいんですけど」ドシンッ!

かな子「……ねぇ皆、この地響きってなんだろう?」ドシィンッ!

三人「「「え?」」」クルッ

熊「ぐる」

凛「」

未央「」

卯月「」

かな子「」






四人「「「「くっ、くまだああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!?」」」」

かな子「ちょ、ちょちょちょっ! 熊は無理! 熊は無理ですよどう考えても!」ダッ

凛「み、未央! ハチミツぬったの未央なんだからどうにかしてよ!」ダッ

未央「え、えぇえぇっ!? わ、私のせい!?」ダッ

卯月「ガ、ガガガ、ガンバリマスッ!」

凛「頑張らなくていいから早く逃げるよ卯月ぃっ!!!」ダッ

熊「ぐるー」ダッ

未央「なんで追いかけてくるのさあああああああああああああああっ!!?」

かな子「ふ、ふふ、皆とせっかく会えたのに、熊さんのお昼ご飯になっちゃうんですね…………。あと一回でいいからとびきりのケーキバイキングに行きたかった…」

凛「かな子! 走馬灯に浸ってないで逃げてぇえっ!」

卯月「ガガガッ、ガガガッ、ガンバリマス! ガガガッ、ガガガガッ、ガンバリマスッ!」

未央「ああっ、しまむーがすでに壊れてる!」

未央「そしてまともに逃げる描写すらなく、追い詰められたぁ!」

かな子「本当に、熊さんのご飯になっちゃうんですねー」ウツロ

凛「ぐっ、もうこうなったら、戦うしか」チャキ

未央「み、美嘉ねぇ達と戦うよりも遥かに無理だと思うんだけど!」

卯月「ガンバリマス!」

???「ちょっと熊く~ん! 置いてかないでよ~!」

未央「あぁ、ついに私まで幻聴が聞こえてきた……初めから莉嘉ちゃんのためにハチミツなんて塗っていなければ…」

凛「いや、あれって」

莉嘉「も~っ、いくらハチミツ塗ってあったからってそのまま興奮して走ることないじゃん! ってあれ? 皆いる? へ?」

かな子「り、莉嘉ちゃん?」

莉嘉「うん、莉嘉だよー…ってホントに皆? やったぁ! 初めて他の人に会えたぁ!」

未央「こ、これ、なんてでじゃぶ…」

莉嘉「ごめんなさい、うちの熊くんが迷惑かけて」ペコリ

かな子「い、いいんですよ? り、莉嘉ちゃんが見つかったのなら、それで全部解決です」ガクガク

未央「は、あはは、か、かな子ちゃん。足震えてるぞー!」ガクガク

凛「未央もだよ」

卯月「い、今までで一番生きた心地がしませんでした…」

莉嘉「うぅ、ごめんねっ、怖がらせちゃって。ほらっ、熊くんも謝って!」

熊「ぐるる」

莉嘉「それで皆なんでこんなところにいるの?」

凛「莉嘉を探しに来たんだよ」

未央「偶然だけどねー」

莉嘉「ふぇ?」

莉嘉「お姉ちゃんがワルイ事してる? 操られて?」

凛「うん、そうなんだ」

莉嘉「う~っ、そりゃ確かに、私がいてみんながいればお姉ちゃんもいるかもしれないのは分かるけど…そんな操られてるとか信じられないよ~っ」

卯月「確かに目の前で見てた私たちも最初は信じられなかったですし」

莉嘉「ちなみにお姉ちゃんってどんなことしてたの? だ、大犯罪とか!?」

未央「……言っちゃっていいのかな?」

凛「言わないほうがいいと思うよ。莉嘉の中の美嘉をこわしたくない」

卯月「でも後からバレちゃうんじゃ」

凛「ま、まぁ、そうなんだけど」

莉嘉「そんな隠されると逆に気になっちゃうよ、卯月ちゃんの言うとおりどうせ後でお姉ちゃんと会うんだしさー」

凛「じゃあ、言うけど……心を強く持っててね?」

莉嘉(え? そんなひどいことになってるの、うちのお姉ちゃん)

凛「美嘉は、その、村の子供たちをさらって……なんか自分で育てる的なことを言ってた」

莉嘉「」

未央「でっ、でも、ほらっ! あ、操られてるから! 操られてるから美嘉ねぇだっておかしなことしているんだろうし! 元に戻ればきっと大丈夫だよ! …………多分」

莉嘉「う、うん……そっか」

卯月(り、莉嘉ちゃんのテンションが…)

かな子(や、やっぱりショックですよね……。憧れのお姉ちゃんですし)

莉嘉「そっか、キモチワルイモードになってたかー、はは、あはは…はぁ」

凛「だ、だからその、莉嘉が一緒に行けば説得できるんじゃないかなって、事で莉嘉を探しに来たんだけど」

莉嘉「うん…ちょっと流石にキモチワルイモードのお姉ちゃんはほっとけないし…一緒に行く」

凛(このことってやっぱり話してよかったのかな、明らかに莉嘉のテンションが)

未央(でも美嘉ねぇと会った時にこうなるよりかはマシだろうし)

莉嘉「よーし! じゃあお姉ちゃんをつれもどすぞー!」

森の奥

凛「…たぶん、村を狙ったってことは美嘉達もそれなりに村の近くにいると思うんだよね」

卯月「それに村の近くにこんな森まであるし…」

未央「だからいるならこの森の中なのかな? そういえば二人ともこの森にいたってことは何か心当たりはない?」

莉嘉「う~ん、ごめんね。アタシはないなぁ」

かな子「私もです。まだこの世界に来て1日くらいしかいないですし…」

凛「え?」

卯月「い、1日位って……ほんとに?」

未央「私たちはかれこれ1週間くらいはいるんだけど…」

かな子「そうなんですか? 莉嘉ちゃんは?」

莉嘉「アタシ? アタシは多分3日くらいかなぁ? 熊くんが近くにいたから寂しくはなかったけど、あんまりウロウロしなかったし、怪しいとこがどこだかはわかんないよー?」

凛「……それぞれ、いる時間が違うってことは来たタイミングが違うってことなのかな…?」

未央「分かんないけど、しぶりんの前に私はしまむーに会ったし…そのあとになつねぇにあったんだよね」

卯月「夏樹さんもあんなふうに戦いなれていたし…人それぞれやっぱりいる時間が違うのかなぁ?」

凛「ということは、もしかしたら美嘉は私たちよりもっと長くいるかもしれないってこともありえるよね」

未央「私たちより今の状況に詳しいってこと? うーん、しぶりんには悪いけどちょっとご都合主義すぎないかな? そんな簡単になんで来たのかとか帰る方法はわからないと思うんだけど…」

かな子「でも、それより美嘉ちゃんを助ける方が大切だと、私は思いますよ」

凛「それは、そうだね。美嘉からどんな話が聞けるかよりも美嘉の方が大事だよ」

卯月「あ、みてみて、皆! あれじゃないかな?」

美嘉アジト乗り込み&VS美嘉は今日の夜以降に書きます。
いきなり二人も追加でキャラ出すと負担がすごいくる。

山賊D「ふあぁ、あー暇だ」

山賊K「リーダーばっかずりぃよなぁ、甘い汁すすんのはいつもあの人だよ」

未央「うーん、見張ってるねぇ、山賊さんたち」

卯月「二人、いるね…」

かな子「あの人たちがそうなんですか?」

凛「うん、片方に見覚えがある」

未央「流石に正面突破は、ダメだよね?」

凛「できれば、美嘉のところまで無傷で行きたいから、あんまり無意味な戦闘はしたくないんだけど」

莉嘉「熊くん行かせる? 怖がって逃げるかも?」

未央「いやいや、流石に中に戻っちゃうでしょ」

卯月「罠とかはれるのが一番なんですけど…」

かな子「あのー、眠らせるとかでもいいんですか?」

凛「眠らせるって?」

かな子「用はあの山賊さんたちに見つからなければいいんですよね? だったら山賊さんたちを傷つけないでなにも出来なくさせちゃえばよくないですか?」

未央「それが出来たら一番だけど…そんなことできるの? かな子ちゃん」

かな子「はい、出来ますよ!」

凛「うん分かった。離れておいた方がいいかな?」

かな子「その方がいいかもしれませんね、巻き添えになっちゃうといけませんし……『スリープ』」

ピカッ

莉嘉(? なんか光ったよ)

山賊D「ん? なんだ今のひか、り…は、zzz」

山賊K「zzz」

卯月「かな子ちゃん凄い!」

かな子「ふふっ、実はちょこっとだけなら魔法が使えるんです」

未央「魔法をかけたいっていつも言ってたもんね」

凛「かな子のおかげで見張りをどうにかできたんだし、中に入ろうか」

莉嘉「こっそり、こっそりだよー」コソコソ

卯月「ごめんなさいっ、山賊さん、通りますね…」

山賊D「zzz」

山賊K「zzz」

アジト内

未央「中は意外と明るいね」

凛「遺跡みたいな感じだけど、電気が通ってるのかな」

卯月「違うみたいだよ? なんかこの水晶みたいのが光ってるみたい」

かな子「神秘的ですね」

莉嘉「熊くんも通れるくらい広いしね~っとと、どしたの熊くん?」

熊「ぐるるっ」

莉嘉「ん~、なんかねっ、奥から大勢の人の匂いがするって!」

未央「く、熊くん万能だね」

凛「……どうする? 迂回したほうがいいと思うけど」

卯月「中に美嘉ちゃんがいるかどうかってわかる? 莉嘉ちゃん」

莉嘉「んんっとね…男の人の匂いがほとんどだけど、他に匂いもするって!」

凛「それって、たぶん…」

かな子「美嘉ちゃん、ですよね?」

未央「多分きっとたくさん子分もいるんだろうなぁ……」

卯月「でも避けようがないし、中に入らなきゃどうしようもないし」

凛「そうだね………ふふっ」

未央「どったのしぶりん?」

凛「ううん、昨日あれほどコテンパンにされたっていうのに。怖くないんだ。むしろやってやんなきゃ、みたいな」

卯月「凛ちゃんはクールだけど結構熱いもんね!」

凛「そう、かな?」アセアセ

莉嘉「そうそう! 凛ちゃんて時々だけどお姉ちゃん位かっこいい時あるよ!」

凛「そっ、そんなことないよ。ふ、普段なら美嘉の方がセンスとかも良いし」

かな子「ふふっ、凛ちゃん。顔真っ赤ですよ?」

凛「うぇっ!? も、もう! そんなからかわないでよ!」

未央「しぶりんったら可愛いんだからぁ!」

卯月「ねー?」

凛「まったく、もう、皆して……んんっ、じゃあ…行こうか。美嘉を取り戻しに!」

四人「「「「おーっ!」」」」

熊「ぐるーっ」

美嘉「ふひひ★ねぇねぇ! 次はこの服着てみない?」ハァハァ

幼女「お姉ちゃん、もう飽きたよ~。さっきからずっと服の着せ替えしてるだけだもん! なんか他のことしようよ~」

美嘉「え~? だってこの服も可愛いよ★きっと似合うから★」ハァハァ

幼女「ぶ~」

美嘉「あっ、でもこっちのひらひらのワンピースでも可愛いかな!?」ハァハァ

山賊E「た、大変だリーダー!」

美嘉「も~っ、何!? こっちはお洋服選ぶのに忙しんだけど!?」

山賊「それどころじゃねえっすよ! 昨日の奴らが!」

美嘉「昨日の?」

卯月「えいっ!」ブオンッ

凛「はぁっ!」シュッ

かな子「やぁっ!」ザンッ

熊「ぐるーっ」ドガァンッ

莉嘉「とぉっ!」ザシュッッ

山賊F「ぎゃあああああ!? なんで熊いるんだあああアッ!?」

山賊G「のわあああああっ!」

山賊H「お、落ち着けお前ら! 熊ごとき何度も狩ったことあるじゃねえか!」

山賊I「罠にはめてだけどな!」

凛「やっぱりこれだけ味方が多ければ、未央の歌にもそれだけ効果があるね、っ!」キンッ

かな子「すごいですねっ、未央ちゃんの歌を聴くだけで力が沸いてきます!」

未央「えへへっ、それほどでも!」トビノッテリューセーイッ!

熊「ぐるるーっ!」ベシッ

莉嘉「うわ、熊くんまで強くなってる!?」

美嘉「あぁ、昨日の弱ーい冒険者さんたちかー。懲りないなぁ★」

莉嘉「あっ! おっ、お姉ちゃん!」

美嘉「お姉ちゃん? あなたのお姉ちゃんになった覚えはないんだけどー………………ふむ……じゅるっ、ふひひ★」

莉嘉「っ!!?」ゾクッ

美嘉「いいよぉ★でもあと五センチ身長が低かったらちょうどドストライクだったのになぁ」

未央「ちょーっ!? そ、それはさすがにマズいって美嘉ねぇ! 姉妹同士はマズい!」

莉嘉「お、おね、お姉ちゃん…?」ガクガク

美嘉「あー、ヒールはいてんの? なら、ちょうど身長はばっちりそうだね★ふひひ★」

かな子「」アゼン

凛「まぁ、そうなるよね、普通…」

美嘉「まっ、それには他のいらないのをお掃除してあげなきゃ、ねっ!」ヒュンッ

卯月「きたっ、未央ちゃん!」バシンッ

未央「おっと、サンキューしまむー!」

卯月「えへへっ、未央ちゃんのことはちゃんと守るから、任せて!」

凛「よし、これなら、やっ!」ブンッ

山賊I「ち、調子に乗りやがって!」

美嘉「ありゃ、はじかれちゃった。でーもー、これならどうかなー★」ヒュルルンッ

未央「二本同時!? まずっ」

卯月「未央ちゃっ、きゃっ、あうっ!」ベシンッ

美嘉「う~んっ、重い鎧にはうまく絡み付かないなぁ」ヒュンヒュンッ

凛「卯月! これは、やばい…っ、かな子!」

かな子「はいっ、わかってます!」

山賊E「おっと、そう簡単にゃ通してやんないぜ?」ザッ

山賊J「リーダーに任しておきゃあ勝てる勝負なんだ。俺らのやることは足止めよ!」

山賊L「そこの熊もな!」

熊「ぐるー…」ジリジリ

莉嘉「く、熊くーん…」

美嘉「じゃっ、バシバシ★イっちゃおうか!」ヒュルルン

卯月「うっ、きゃあっ!」ベシベシッ

未央「し、しまむー! 大丈夫!?」

卯月「え、えへへ、まだ何とか…」

凛(まずい、かも…まさか美嘉が鞭を二本もあんなふうに扱えるなんて…卯月ががんばってくれてるけど)シュッ

山賊M「ぐああっ!」

かな子「うっ、くっ、ううんっ!!」ブンッ

山賊N「おわああっ!」

凛「かな子…どうにかして卯月のとこまでいけない?」

かな子「さ、さすがにこの人数を潜り抜けるのはちょっと難しいですね」

凛「莉嘉もおんなじだしね…」

莉嘉「こ、このっ、とぉっ!」ザクッ

山賊O「うわああっ! 幼女に刺されたああぁっ!」

山賊L「この野郎! 許しちゃおけねぇ!」

美嘉「幼女に刺された!?(ちょっと羨ましいカモ…)」

凛「え、何今の反応…?」

美嘉「んっふっふ~★あなたたちと遊ぶのもいいけど~、やっぱりアタシもあっちで遊びたいかな★」

卯月「ちょっ、美嘉ちゃん!?」

美嘉「だからぁ、死んじゃえ!」ビュオォンッ

卯月「え、あ、ぐ、ぐぅっ…」ヒュルルッ

未央「しまむー!」

卯月「うっ、く……んんっ」グイイッ

美嘉「ん? あーそっかー。力の勝負なら負けないって思ったんだよね★でもざーんねん。別にアタシそこまで力が弱いわけじゃないからっ、と」ググッ

卯月「っ、う……ぐ、ぅっ!」ググ

未央「しまむー! い、今行くから! ってきゃあ!」ピシャアンッ

美嘉「ふふっ、次はあなただよ?」

未央「くっ、ひ、ひどいよ! 美嘉ねぇ! ホントに私たちのこと覚えてないの!? 元の美嘉ねぇに戻ってよ!」

美嘉「なに言ってんのか、わかんないけど、元も何もないよ、これが私だし!」グイイッ

卯月「っぅ………んっ、うぅっ」グラッ

凛「卯月! くっ、通して!」キンッ

山賊H「だからそういわれて通すような奴がいるかってんだ!」ガキィンッ

美嘉「苦しそうな子の顔をずっと眺めてるってのいいんだけど、しつこいのは嫌いだし」

未央「美嘉ねぇ!」

美嘉「さーてと、これでっ、トドメだよ!」ビュオンッ

莉嘉「! 熊くん! 私の事投げて!」

熊「ぐるっ!? ぐるーっ!!!」ブオオンッ!

莉嘉「うにゃああああ!!」ヒューンッ

かな子「莉嘉ちゃん!?」

莉嘉「お姉ちゃんの……っ!」

美嘉「うぇっ!?(マッ、マズッ!? このタイミングじゃ鞭がもどせなっ…)」

莉嘉「バカ――っ!!!」パコーンッ

美嘉「ふひ!?★」

砂漠

輝子「フヒ?」

小梅「? ど、どうか、したの……? しょ、輝子ちゃん…?」

輝子「フ、フヒッ、な、なんかよばれた、様な気がして……」

幸子「おかしな輝子ちゃんですね、ここにはカワイイボクと小梅ちゃんしかいないですよ?」

輝子「フヒッ、た、たぶん……気のせい」

美嘉「っ、いったー、このっ、思いっきり叩いて、つつ」

莉嘉「まだ目が覚めないの!?」

莉嘉「アタシのお姉ちゃんはっ、カッコよくてっ、優しくてオシャレで、お菓子を買ってくれてっ、着なくなった服もくれてっ! 勝手にアクセとか服とか雑誌とか借りたらものすごく怒って! でも優しくて! そんなお姉ちゃんが大好きなの! そんなお姉ちゃんが皆のことイジめるっていうなら、目が覚めるまで何度でも叩いて、起こしてあげるんだからあっ!」パッコーン

美嘉「うあっ、ちょっ、まっ、ひんっ!」

莉嘉「ばかっ、ばかっ、ばかあああああああっ!!!」

>>177 訂正

美嘉「っ、いったー、このっ、思いっきり叩いて、つつ」

莉嘉「まだ目が覚めないの!?」ポロポロ

莉嘉「アタシのお姉ちゃんはっ、カッコよくてっ、優しくてオシャレで、お菓子を買ってくれてっ、
   着なくなった服もくれてっ! 勝手にアクセとか服とか雑誌とか借りたらものすごく怒って!
   でも優しくて! そんなお姉ちゃんが大好きなの! 
   そんなお姉ちゃんが皆のことイジめるっていうなら、目が覚めるまで何度でも叩いて、起こしてあげるんだからあっ!」パッコーン

美嘉「うあっ、ちょっ、まっ、ひんっ!」

莉嘉「ばかっ、ばかっ、ばかあああああああっ!!!」

美嘉「きゃっ、もっ、このっ! 調子に乗るなっ!」

莉嘉「きゃあっ!」

美嘉「ちょっと小っちゃいからって甘く見ちゃってみたいだけど……ってあれ、鞭は?」

未央「これの事?」ヒョイ

美嘉「え? な、なんであんたが…」

未央「莉嘉ちゃんががんばってくれたおかげでこの通り!」

卯月「けほっ、が、頑張りました!」フンス

美嘉「くっ、で、でも皆が」

凛「…隙だらけだよ」スッ

美嘉「っ!?」

凛「莉嘉の言うとおり、目を覚ませっ! やぁっ!」ザシュッ

美嘉「きゃあっ!! が……ふ……み、みり、あ……ちゃん……」ガクッ

かな子「なんで、みりあちゃん……?」




山賊H「う、うわあああっ! り、リーダーがやられた!」

山賊I「に、逃げろ!」

ワーワードタドタ

未央「あっ、逃げ足はやっ!!?」

凛「いいよ……今はとりあえず、ほっとこう。美嘉のほうが大事だよ」

卯月「うんっ、それで大勝利です!」

しばらく後

美嘉「……っう、ん……」

莉嘉「っ! お、お姉ちゃん!」

美嘉「……あ、あれ……ここ、莉嘉……?」

莉嘉「っ、ぅっ、ぐっ、お、お姉ちゃあぁんっ! うえぇええぇんっ!」ビエ~

美嘉「ちょっ、莉嘉、痛いってば…っていうか、ここどこ? あれ、皆?」

未央「美嘉ねぇ! 美嘉ねえええええええっ! うええぇんっ!」ビエ~

美嘉「ええぇっ!? な、なんで未央まで抱き着いてくんの!? ってか、ちょっ、おもいっ! おもいってばっ!」

莉嘉「お姉ちゃんのばかあああああああっ!」

未央「美嘉ねぇのばかああああああああっ!」

美嘉「えっ? えっ? なんで!?」

かな子「…よかった、ちゃんと元に戻ったみたいです…」

凛「だね」

卯月「村の子たちも無傷だったし、食糧もほとんど丸ごと取り返せたし。結果良ければ全て良しだね!」

凛「まぁ、ね」

村長「本当になんと申し上げたらよいのか……山賊にさらわれた村の子たちを取り返してくれるとは、感謝の言葉しかありません」

卯月「いえいえっ、大丈夫です!」

凛「もともとはこっちのミスなんだし、気にしなくてもいいです」

村長「気にしないでといわれても、村の者は皆感謝しております。元来辺境の村で生き延びるのにも精一杯故、本当に、本当になんと申し上げたらいいのか……っ」

かな子「え、えへへ、な、なんだか照れちゃうね」

凛「それでさっき言った事なんですけど」

村長「はい、わかっております、あの方は操られていたのでしょう? 我が村でいいのならもちろん迎え入れますとも。村の者にもそう伝えておきます」

卯月「ありがとうございますっ! えへへっ、なんだか疲れちゃい、ました…」フラッ

凛「これで、一件落着、だね……」フラッ

かな子「きゃっ、ふ、二人とも!?」

村長「おっ、おおっ!? どうなされたか!?」

かな子「……ふふっ、二人とも緊張の糸が切れちゃったみたいです。寝てるみたい」

卯月「くぅ……zzz」

凛「すぅ……zzz」

村長「そうでしたか、ではこちらの部屋に運びましょう。あなたもお疲れでしょう? どうぞこちらでお休みを」

かな子「ふふっ、じゃあお言葉に甘えちゃいます」



渋谷凛「ここは……?」 三話終わり

渋谷凛
Eレイピア
Eソフトレザー

技能
軽戦士Lv4
学士Lv2

特徴
手先が器用
割と俊敏
肝っ玉が太い

本田未央
Eハードレザー

技能
斥候Lv4
軍師Lv2

特徴
元気
それなりに俊敏
ちょっと物知り

島村卯月

Eヘビーメイス
Eスプリントアーマー
Eラウンドシールド

技能
戦士Lv4
野伏Lv2

特徴
かなり力持ち
とても元気
ちょっと器用

三村かな子

Eハルバード
Eプレートアーマー

技能
戦士 Lv3
魔術師 Lv2

特徴
かなり元気
結構器用
まぁまぁ力持ち

城ヶ崎莉嘉

Eショートスピア
Eブレストアーマー
E熊

技能
戦士Lv3
騎手Lv2

特徴
すごく元気
結構俊敏
熊と一緒に戦える

城ヶ崎美嘉

Eローズウィップ×2
Eハードレザー

技能
戦士Lv5
斥候Lv2

特徴
かなり器用
両手で武器が扱える
少し物知り

SIDE アナスタシア

どこかのお城

アナスタシア「…クラシーヴァ、ここから見る月は綺麗ですね」

???「失礼します」コンコン

アナスタシア「……ダー、どうぞ」

翠「まだ、起きてらっしゃっていたのですね。アナスタシア姫」

アナスタシア「シトー、えっと、何の用でしょうか、翠さん?」

翠「…私にさん付けはやめてください。貴女の方が身分は上なのですから」

アナスタシア「いえ、ですけど…」

翠「とにかく、貴女は早くお休みになってください。近頃の貴女はずっと月を見てばかり…月が美しいのはわたくしも同感ですが、御身は一つしかないのです。ご養生なさってください」

アナスタシア「ですが、あの…」

翠「…」ジッ

アナスタシア「…わかりました。おやすみなさい、です」

翠「はい、よい夢を」バタン

アナスタシア(翠さん…)

アナスタシア(起きたらいつの間にか、このお城にいて…翠さんと千秋さんがいましたけど、どうやら二人は私のことを忘れているみたいです)

アナスタシア(その時に、私が問い詰めすぎたせいか…錯乱していると思われたそうです。今はこの部屋から出ることすら許されません)

アナスタシア(一体二人に、いえ、私にも何があったのでしょうか…)

???「みゃあ」

アナスタシア「? シトー? 誰ですか?」

猫「にゃあ」カリカリ

アナスタシア「ふふっ、プリヴェート。思わぬお客様ですね」

猫「にゃあ」カリカリ

アナスタシア「…ごめんなさい、鍵がかかっていてこの窓を開けることはできません」

アナスタシア「ですけど、薄い窓です。お話くらいはできます。…もしも暇ならお話を聞いてくれませんか?」

猫「にゃあっ」

アナスタシア「スパシーバ。なぜか、猫さん相手なのに安心できますね」フフッ

翠「……」

アナスタシア編 一話終わり

今日はこれでおしまいにします。バトル描写の拙いこと拙いこと。これから上手くなれればうれしいですが…

もしかしたら今日の深夜にもう少し上げるかもですが、その時はよろしくお願いします。

おやすみなさい。読んでくれた方々に感謝を。

書きだめしていたの一気に行きます

SIDE 幸子

幸子「ふぅ、ふぅ……よ、ようやく町らしきところに来れました……」ゼェゼェ

輝子「フヒ……な、なんか映画とかで見た事、ある雰囲気、だな……う、ウエスタン? な、感じ……」

小梅「あ、暑いね……建物も、ぜ、全然影に、なってくれないし……」

幸子「こんなに日差しが照り付けてるとカワイイボクの肌にシミがついちゃいます! 特に二人なんかは肌が白いんですし、長い時間外にいるのは危ないかもしれませんね、ともかくどこかで休みましょう!」

輝子「さ、賛成……フ、フヒッ」

小梅「あ、あそこの……お、お店? 暗くて、じめじめしてそう……涼しいかも……」

幸子「じゃあそこに行きましょう!」

酒場内

ハゲ村人(以下ハゲ)「てめえ俺の頭の事なんて言いやがった!」

ホモ村人(以下ホモ)「ハゲをハゲって言って何が悪いんだい? 少しは頭を使いなさいよ、それとも頭の中までハゲなのかな?」

ハゲ「このやろうぶっころしてやる!」

ホモ「のわっー!」

村人「乱闘だーっ! 殺れ殺れーっ!」

メイド「お客様やめてくださいーっ!」

幸子「め、めちゃくちゃ治安悪そうなんですけどここ……」

輝子「み、みたい……だね、フヒヒ」

酔っ払い「うーい……っんん? おうおう、くぁいらしいお嬢ちゃんじゃねえかぁ、ヒック」

小梅「ひ、ひうっ!?」

幸子「ちょっとちょっと! ってうわ、酒くさ!? ボ、ボクの友達に何しようとしているんですか! 酔っ払いとはいえ変なことしたら容赦はしませんよ」ササッ

小梅「さ、さっちゃん……」

酔っ払い「うーっ、あんだよ、そんなに邪険にしないでもいいーじゃんかよぉおーっ! ヒック、やってぇ……らんねぇえーぜぇえーっ」フラフラ

幸子「ま、全く、どこにいってもああいう仕方のない人はいるんですね!」

小梅「さ、さっちゃん、あ、ありがと……た、助けてくれて……」

幸子「フフーン! いいんですよ! ああいう不埒物にはガツンと言ってあげないといけませんからね!」

輝子「フ、フヒッ、で、でも……さっちゃん、かっこよかった、と思うぞ……フヒ」

幸子「もっと褒めてくれてもいいんですよ! でもボクはカワイイですからね! かっこいいもいいですけど!」

小梅「う、うん……あ、お、お店の人、き、来たみたい、だよ…?」

愛梨「す、すいませんお客様! お待たせしちゃ、って、え? さ、幸子ちゃん!?」

三人「「「あ、愛梨さん!?」」フヒ」

幸子「はぁ、借金のかたに売り飛ばされた……ですか、またどうしてそんなことに」

愛梨「それはね、その……美波ちゃんが」

小梅「ど、どうか、したの…?」

愛梨「うん、あのですね。私たちも小梅ちゃんたちと一緒で気付いたらこの町の近くの砂漠にいたみたいなんです。だけど、ちょっと迷っちゃって…」

輝子「た、確かに……し、知らないところにいたら、町に来るのも、ひ、一苦労……フヒ」

愛梨「それでね、迷っていたらその間に……美波ちゃんが、風土病にかかっちゃったみたいで……」ジワ

幸子「え!? え、ちょっ、だ、大丈夫なんですかそれ!?」

愛梨「う、うん……それで困っていたところを、親切な人が助けてくれて……お薬を使わせてもらったんです。美波ちゃんはそのおかげで治ったんですけど……お薬の値段が高くて」

輝子「な、なるほど……」

小梅「い、いま、美波さんは……どうしているん、ですか?」

愛梨「お薬のお金を返さなきゃいけないから、一緒に働いていますよっ、一応、もう元気いっぱいです」

幸子「ち、ちなみにどれくらいの借金が残っているんですか? ボクたちもここまで来るのにダンジョンとか攻略して少しはお金あるんですけど」

愛梨「え、えっと……その、き、聞いても驚かないで下さいね? ……い、10000G、です」



幸子「え?」

小梅「え?」

輝子「ヒャッハーー!! 借金地獄だぜぇーーっ!!」

幸子「た、たっか……って、ていうかそんな高い薬あるわけないじゃないですか! ぼ、暴利ですよ暴利!」

愛梨「で、でももうサインもしちゃいましたし……」

輝子「フ、フヒ、か、確認しないで……サインするのは、危ない……」

小梅「わ、私の、知り合いの幽霊も……しゃ、借金で死んじゃった人、た、たくさん、いるよ……?」

幸子「な、なんか二人がまるで実体験のように話してますけど……愛梨さん!」

愛梨「は、はい!」

幸子「そういう無茶な要求は突っぱねちゃっていいんです! っていうか突っぱねましょう! 大丈夫です! そういうヤクザ者なんてカワイイボクがちょっと説得すればすぐに解決できますから!」

輝子「フヒ、さ、さっちゃん、こっちに来てから…け、結構、頼もしげな事……沢山、言ってる」

幸子「いざという時は小梅さんが幽霊けしかけてくれますし! キノコの胞子で輝子さんがハピハピにしてくれますし!」

輝子「フヒッ!?」

小梅「そ、そんなこと、しないよ……?」

幸子「ともかく、同じ事務所の仲間が悪徳借金取りに絡まれてるんです! 責任者を出してください! 断固抗議しますよ!」

オカマ店長(以下オカマ)「ま~ったく、さっきからうるさいわねぇ? いったいなんなのぉ、愛梨ちゃん?」

愛梨「あっ、店長さん」

幸子「店長!? このカワイさのかけらもない気持ち悪いのがですか!?」

オカマ「まぁっ、失礼しちゃうわ! チンチクリンには分からないでしょうね、アタクシのこの美貌は!」

幸子「どこがですか!」

輝子「フ、フヒ……な、なんか、に、似てる……二人とも…」

小梅「う、うん……じ、自信満々な、所とか」

幸子・オカマ「「どこがですか!」よ!」

輝子「フヒッ、こ、こういう……ところ」

幸子「と、とりあえず言いたいことは多々ありますが、ひとまずおいておきます。アナタにいたいことは只一つです。愛梨さんと美波さんを解放してください!」

オカマ「はんっ、何を言うかと思ったら言ってることまでチンチクリンね。い~ぃ? お嬢ちゃん。世の中は約束事で成り立っているの。お金を払うからご飯を賄う。働くからその分だけの賃金を払う。アタクシたちはたっか~いお薬を差し上げたけど、別に無償の善意であげたわけじゃないの。そっちは払えるっておっしゃったものねぇ? 現にサインはこっちで保管してあるわ。そっちがお金を払いきるまで働くのは当然の事でしょう?」

幸子「だ、だからってそんな法外なお金を要求するというのはもっと悪質じゃないですか!」

オカマ「だまらっしゃい! 悪質だろうとなんだろうと約束は約束、契約は契約よ! それともなぁに? あなたたちが代わりに払ってくれるっていうの? アタクシはそれでもいいけどぉ?」

幸子「ぐ、ぐぬぬ」

オカマ「まぁ、無理よねぇ? さっ、チンチクリンちゃんは帰りなさい? これ以上騒ぎを起こすっていうのなら、こっちにも考えはあるんだけど…」パチン

荒くれ共「うへへ」「がっはっは、めんこいこだのぅ」「怖いならおうちに帰ってもいいんだぞう?」「ぴよぴよ」「こっちも嫌だけど、仕事じゃ仕方ないしなぁ」「痛い思いする前に帰った方がいいぞう?」「おっおっおっ」

愛梨「て、店長さん、や、やめてください! この子たちは関係ないです!」

小梅「ひ…っ」

輝子「フヒ……」

幸子「くっ、ずるいですよ! 困ったら暴力に頼るなんて! やっぱりカワイさのかけらもない気持ちの悪い人ですね、フフーン!」

オカマ「やっぱりちょっと痛い目見ないとわからないみたいねぇ…?」

愛梨「店長さん!」

???「あいやまたれぃ!」

輝子「フヒ……っ!?」

小梅「だ、誰…?」

???「小さくても、お山はお山。それを虐げようとする人を、私は許さないよ!」

幸子「ま、まさかあなたは!?」

愛海「うひひ」

幸子「」

オカマ「ボス! こんなところまでわざわざおいでになって…っ!」

愛海「ここに素晴らしいお山の持ち主がいると聞いてね。ちょっと味見しn」ワキワキ

愛梨「あ、愛海ちゃん?」

愛海(―――――っ!!!!!!! マ、マーヴェラス……っ!!! な、なんなのあの山っ……い、今まで見たこともない、ましてや揉んだこともない、こんな田舎の砂漠に、ここまで、ここまでのお山が、むしろ花が咲いていたの!!? まさに砂漠のオアシス! 張り、弾力、サイズ、形、色、艶、胸筋…っすべてが、すべてが世界レベル!! まるでそう……前世で再び会うことを誓い合った恋人と会ったかのような、この体をつんざく驚愕感!! インポッシボーー!!)ピシャーンッ

愛海「うひ、うひひひひひひひひひひひぃっ!!!!」ゾンッ

愛梨「ちょっ、あ、愛海ちゃ、きゃ、きゃあっ!」

愛海「い、いただきまーsぶへぁ!」ガツン

小梅「あ、い、いい一撃……殺人鬼の映画、なら…ものすごく、良い感じ…」

幸子「あなたは相変わらず何をやっているんですか!?」

愛海「う、うえぇえ~んっ、最高のお山への挑戦がなんか知らない子に邪魔されたぁ、しかしその小さな山に挑戦しに行くのもいい気がしてきた!」

幸子「あなたは本当に相変わらずですね!! って、え? 知らない子?」

オカマ「あなた…! うちのボスに殴り掛かるとはいい度胸ねぇ…あんたたち!」

愛海「ちょっとちょっとまったー! お山全部私のものだよ! たとえ初対面の女の子であろうと力の限り攻略する! それが私!」

幸子「初対面とか、知らない子とか、さっきから愛海さんはなんなんですか! あれだけ事務所の中で暴れまわっていて挙句の果てに忘れたなんて厚かましいことを言う気ですかぁ!?」

愛海「そ、そんなこと言われても知らないものは知らないし……揉んでみればわかるかも!」ワキワキ

小梅「あ、愛海ちゃん…ほ、ほんとに、私たちのこと、お、覚えてないの……?」

愛海「ふぅむ、その乳に見覚えはないなぁ…やっぱり揉んでみてもいい?」ワキワキ

輝子「フヒ? な、なんで…? 忘れてる……?」

オカマ「そんなことはどうでもいいの! ボス! この子たちがやっかみをかけてきてねぇ!? もう大変なの!」

愛海「えー、別にどうでもいいよー私はお山が揉めればー」

オカマ(ここできちんと借金とりたてれば、お山も揉み放題よ! ボス!)コソコソ

愛海「さて、どういったご用件だったかな?」キリッ

輝子「い、いきなり、ま、まじめになった……フヒ」

オカマ「先日そこのウェイトレスちゃんたちが風土病にかかっちゃったみたいで、その薬を売ってあげたのよ。だけどそのお金が払えないっていうから払いきるまでここで働かせることにしたのよ」

愛海「ふむふむ」モミモミ

愛梨「あ、あの愛海ちゃん? ちょ、ちょっと、くすぐったいから、あっ、ひゃふっ も、もまないでぇ…」

オカマ「で、そこのチンチクリンちゃんたちが暴利だなんだと文句をつけてくるのよ~まったくいい営業妨害だわ」

愛海「ふむふむ、それはいけないね」モミモミ

愛梨「きゃっ、は、ふ……ぅ、あ、あつみちゃぁ~んっ、あっ、やっ、そこはだめです! やぁっ」

輝子「フ、フヒ……さ、さなえさん……こ、こっちです……」

愛海「でもさぁ、ずっとやっかまれるのもなんだしなぁ…返しちゃおっか?」

幸子「え?」

愛海「もっちろんただじゃないよ~。そうだなぁ、このおっぱ、じゃなかった。この人を返してもらうならなんでもする?」

幸子「何でもはしないですけどね、何でもって言ったら襲い掛かるでしょう?」

愛海「テヘペロ、でもそれならそうだなぁ…? 確か、この近くに大きな遺跡があったよね?」

オカマ「ええ、あるわね。そこの奥深くには救国の宝が眠っているって噂だけど、どこまでホントの話なのかしら」

愛海「じゃあそこまで行ってもらおう! そのお宝でおっぱ、じゃなくて借金をチャラにしてあげるよ」

オカマ「ボス!?」

幸子「本当ですか? なんか裏がありそうなんですけど……」

愛海「ふひひ、その通り! こっちもずっと待ってられないしね、だから期限は5日間! それを過ぎたらあなたたち三人もうちのお店で働いてもらうよ!」

愛梨「そ、そんな、三人は関係ないです!」

愛海「といっても、おっぱいちゃ、じゃなくておねえちゃん。こっちも親切心でここら一帯を占めてるわけじゃないからさ~、これくらいの旨みをもらわないとやってられないしね」

幸子「……もし約束通りその宝とやらを持っていったら、愛梨さんと美波さんを返してもらえるんですね? 良いですよ! ノッてあげます!」

小梅「い…いいの? さ、さっちゃん……?」

輝子「あ、危ないかも……だけど、い、行くのか? フ、フヒ」

幸子「勿論ですよ! 二人はお留守番でもいいですよ、ボクはカワイイのであっという間に遺跡なんて踏破しちゃいます!」

小梅「う、ううん…わ、私も、行くよ…」

輝子「フヒヒ、さ、さっちゃんにばっかり、く、苦労かけてられないし、な……フヒヒ」

幸子「ふ、二人とも……っ、と、ということです! 今のうちに荷造りしたほうがいいですよ、愛梨さん。美波さんにもそう伝えておいてください!」

愛梨「だ、大丈夫ですって幸子ちゃん。そ、その頑張ってお金を返せば、そ、そのうち…」

オカマ「ん~、残念だけどチンチクリンちゃんたちはやる気満々みたいよ?」

愛梨「そ、そんなっ!」

愛海「ふひひ、じゃあそういうことで契約完了だね、期待して待ってるよ~」

ボス(でも、よかったのボス? あの遺跡はとんでもない迷宮ダンジョンだって聞いたけど?)ヒソヒソ

愛海(だからだよ、きっとすぐにあきらめるでしょ? そうすればあっという間にお山が六つも手に入っちゃう! ふひひ、今から楽しみだなぁ)ヒソヒソ

ボス(流石ボスね、意外と先のことまで考えているじゃない)ヒソヒソ

愛海(ふひひ、5日後が楽しみだなぁ)

幸子「じゃあ、二人とも行きますよ! せーのっ」

三人「「「おーっ」」」

幸子編 二話終わり

輿水幸子
Eロングソード
Eソフトレザー

技能
戦士Lv4
練体士Lv3

特徴
カワイイ
元気
ちょこっと角が生えてる

白坂小梅
Eメイジスタッフ
Eアミュレット
Eあの子

技能
霊魔術師Lv4
占師Lv3

特徴
結構物知り
手先が器用
ちょっとうたれ弱い

星輝子
Eナイフ×2(キノコを刈り取る用)
E野伏のマント
Eキノコ(たくさん)

技能
軽戦士Lv3
野伏Lv3
斥候Lv3

特徴
結構物知り
ちょっと器用
突然元気

奈緒「はぁ、はぁ、くっ…も、もう追手が来た!」

加蓮「奈緒、こっち!」

奈緒「分かって、うわぁっ!?」

真奈美「二人とも大丈夫か!」

加蓮「な、何とか…っ!」

奈緒「真奈美さんの方は!?」

真奈美「こっちも同様だ。まったく、とんだ逃亡劇になってしまったな」

加蓮「ホント、しつこすぎ!」

奈緒「でも、そろそろ追手の数も少なくなってきた」

真奈美「ああ、ここらで逃げ切れれば苦労はないんだが」

???「はあぁーーっ!!!!!!」

ズドォンッ!!!

加蓮「きゃああああああっ!!!」

奈緒「加蓮!? 大丈夫か!?」

加蓮「な、なんとかね…つつ」

???「はーはっはっはぁっ!! やはり雑兵任せじゃあなく、自ら出陣するに限るなっ!」

真奈美「やれやれ、呼んでもいないというのに…君も存外しつこいな、光」

光「そんな気安く名前を呼ばないでもらおう、帝国に刃向かう反乱軍め。正義と愛する民のためアタシは戦うんだ!」

奈緒「そっちこそいい加減に目を覚ましてくれよ、光! なんだってこんなことに…」

???「目を覚ますのはそっちの方なんじゃないかな?」ザツ

加蓮「あ、飛鳥まで……」

飛鳥「どちらが正義かなんて今さらな議論をする気はないよ。だけどボクらはいわば正反対の立場さ、追うものと追われるもの。戦うための理由なんてそんなものだろう?」

真奈美「あいにくだが、そんなに人生を達観しているわけじゃないのでね。諦めを前提とした行動はしたくないのさ」

飛鳥「そうかい、なら仕方ないけど諦めてもらう他なさそうだ、こちらも到着したみたいだ」

亜季「帝国に仇なす敵はこの拳でなぎ倒すと、そういったはずなのですがね…?」

飛鳥「隊長。お早いお着きだね?」

奈緒「そ、そんな……あ、亜季さんまで…っ」

加蓮「あ、あはは、これはちょっと、ヤバいかも…」

亜季「女帝陛下はすべての民に等しく愛を、とおっしゃっている。怪しげな妄想に取りつかれた貴様らを正しく導くのもまた我らの使命でありますからなぁ」

奈緒(それにしても、亜季さんキャラ変わりすぎだよな…)

加蓮(ま、まぁ、操られているわけだし、ノリノリだね…)

真奈美「ふふっ、そうだな、少し冷静になってみれば本当におかしな状況だ」

奈緒「真奈美さん、あたしが言えたことじゃないけど、そんな軽口叩ける状況じゃ」

真奈美「分かってるさ、どうやら私も吹っ切れったようだ。奈緒! 加蓮! 光のところから突破するぞ!」

二人「「は、はい!!」」

光「おっ、来るみたいだな、望むところだっ、来い!」

真奈美「残念だが、そんな取っ組み合う気分でも、ないのでね、っと!」ボフンッ

光「なっ!? これは!」ケホッ

飛鳥「煙玉みたいだね、小狡い知恵は働くようだ」

亜季「逃がすな! 帝国の反乱分子だ! 即刻追うのであります!」

真奈美「さて、まんまと出し抜けたわけだが」

奈緒「流石、真奈美さんだな。あんなところで煙玉使うなんて」

真奈美「ふふっ、二人の会話を聞いていたらなんだか真面目に戦うのもばからしく思えてな」

加蓮「…っ、ぷっ、あははっ! そ、それもそうだね」

奈緒「みんなノリノリすぎて中二病超えてるもんな…確かに冷静になってみれば、くくっ」

真奈美「なに、郷に入っては郷に従えさ、今の私たちも大差ない」

奈緒「でも、崖っぷちなのは変わりないんだよな」

真奈美「そうだ、だからこそ体を張る場面でもある」ザッ

加蓮「ま、真奈美さん?」

真奈美「二人とも、後は任せたぞ。私はここで足止めに徹するとしよう」

奈緒「……こうやって、ギルドから一緒に逃げた時からうすうすそんな予感はしてたけど、本当に…そうしちゃうのかよ…っ」

真奈美「なに、私とて犠牲精神で戦うわけではない、後顧の憂いを立つためさ」

加蓮「それなら、なおさら力を合わせた方がいいんじゃないですか…っ」

真奈美「なら、はっきり言わせてもらおう。二人がいても戦力にはならん、足手まといだ。それくらいなら逃げてくれた方が私も安心できる」

加蓮「なっ…!? ま、真奈美さん! そんなこと本気で!」

奈緒「加蓮! 言っちゃダメだ!」

加蓮「……な、奈緒」

真奈美「ふっ……奈緒は私の言った意味が分かるようだな」

奈緒「はい……だけど、信じて、いますから」

真奈美「無論だ、そのようなかわいらしいお姫様に言われたら女の私でも張り切らざるを得んな」

奈緒「なっ!? ふ、服装のことは言うなよ!! いや言わないで下さいよ!」

加蓮「あははっ、確かに奈緒ってずっとふりふりのひらひらだもんね。私は鎧と盾だし」

真奈美「…来たようだな。武運を祈ろう、互いのな」

奈緒「そんなかっこいいセリフで〆るくらいなら、初めから服のこと言及して欲しくなかった……っ」

加蓮「ほら、ぼそぼそ言ってないで…じゃあ、お願いします…真奈美さん。……ちょっとだけ恨んでやりますから」

真奈美「ああ」

真奈美「おや、遅い到着じゃないか。三人とも」

飛鳥「……よく言うよ、散々逃げ回った挙句の囮が」

光「残りの二人はどうしたんだ?」

真奈美「さぁな、探してみるといい。まぁ……探せればの話だが」

亜季「………二人とも、ここは私に任せて、逃亡者を追うのであります」

光「それはいいんだが…」

飛鳥「いいのかい? 隊長一人で?」

亜季「我々の任務の斉唱!!!!」

光「ひ、一つ! 帝国に仇なす反乱分子の処分!」

飛鳥「二つ、反乱分子の増殖を防ぐ」

亜季「……以上のことを理解できないほど、二人はおろかでありましたかな?」

飛鳥「まぁ、そこまでいうなら、是非もないよ。行こうヒカル」

光「くっ……次の悪人はアタシに譲ってもらうからなっ、隊長!」

真奈美「だから行かせないと言っているのだが、っと!」ゴインッ

亜季「私の目の前で任務の妨げになる行為をみすみすさせるとでも思いましたかな?」

真奈美「やれやれ、亜季。君も仕方ない人だ、何の因果か操られこうして誰かの手のひらで戦わざるを得ないのだからな」

亜季「操られている? 何をばかなことを、異常者はそっちでありましょう」

真奈美「どう思おうとかまわないよ、しかしこれは逆に大助かりだ。どうやら私はこっちの世界では少々特殊みたいでね。こんなセリフを吐くなんて現実なら何があろうとごめんなのだが、そうでないなら話は別だ、私だってかっこつけたい日もある」シュルシュル

亜季「何をさっきからぶつぶつと…辞世の句でありますか? 覚悟が決まったなら、さっさと終わらせたいのですがな」

真奈美「そんなに焦るな。私もこれを使うのは…………初めてなのでね!!」ズオッ

亜季「貴様………っ! その角、その青き肌っ! 穢れし者…っ“ナイトメア”かっ!!!」

真奈美「夢か現か幻か、とはいえ実感があるからには、精一杯抵抗させてもらうぞ! あああああああああああああああああああああああっ!!!」

亜季「面白い……っ! ならば我が拳にて滅ぼすまでだ! おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」

はい、こんな感じです。ここから四話につなげたいのですが疲れました。
亜季さん、ナンジョルノ、飛鳥が明らかに悪堕ちしてますので、多少のキャラ改変があります。
最初に書くべきでした。申し訳ありません。まぁ、いまさらですがこの三人は依然どなたかが言っていた組み合わせです。
一応、ちまちま書く予定です。これからもどうかよろしくお願いします。
では、しつれいします。

悪堕ちゆかりん書きたすぎてヤバイ

未央から加蓮を呼ぶときって普通に「加蓮ちゃん」でしたっけ?
奈緒のことは奈緒っちだったと思うんですが

ttp://dic.nicovideo.jp/a/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%20%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%AC%E3%83%A9%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA%3A%E5%91%BC%E7%A7%B0%E8%A1%A8
アイドルマスター シンデレラガールズ:呼称表
奈緒っちも二次創作じゃなかったっけ

>>241
一応それとwikiを参照にずっとしていましたが、ないっぽいですね。
多分、加蓮ちゃんでいきます。

凛(美嘉が操られていたのを助けてから、あっという間に一か月くらいたつけど、この村は結局変わりなく平和だ)

凛(結局美嘉は何も覚えておらず、私たちが帰るための情報はまるで何も手に入んなかったけど……)

凛(まぁでも、一気に三人も合流できたし。少しずつ進んでいる自覚はある)

凛(あるん……だけど)

卯月「平和ですねぇ」ポワポワ

美嘉「そうだねぇ」ポワポワ

凛「……なんで、私たち日向ぼっこしてるの……?」

卯月「天気がいいからついー」エヘヘ

美嘉「意外と芝もきもちいいもんだねー」ポワポワ

凛「パトロールって名義で私たち外に出てるんじゃなかったっけ……?」

卯月「んー♪ 凛ちゃんも一緒に寝っころがろうよー、きもちいいよー」ゴロゴロ

美嘉「凛もそんな張りつめてたら疲れちゃうよー」ゴロゴロ

凛(杏みたい……)

まだまだ謎が沢山あるのにそんなにのんびりで良いんですかな

凛「ここ最近はなんだか村の人も私たちのことを敬い過ぎていて、簡単な仕事も頼まれないし」

卯月「確かに暇になっちゃったけど」

美嘉「せいぜい大量発生した害獣とか、魔物退治位だしねー?」

凛「そうだけど……」

卯月「りーんーちゃーん?」ゴロゴロ

美嘉「りーんー」ゴロゴロ

凛「ちょっ! 二人ともまとわりつかないで! っていうかここ、川の近くだからバランス崩れると、きゃあっ!」

卯月「きゃあああああ♪」

美嘉「えーいっ!」

凛「ちょっ、わ、わああぁあっ!?」ドボーン

卯月「きゃあっ!」ドボーン

美嘉「あっはは! 二人ともびしょびしょじゃん!」ケラケラ

凛「ぷはっ…………なんで美嘉だけのがれてるの…」ビショビショ

美嘉「へ? 流石にこの服で塗れたら寒いし」

卯月「えへへっ、なんだかこうやってビショビショだとなんか楽しいですね!」ビシィビショ

凛(……ダメだ! 全体的に皆平和ボケしてる!)

未央「あれ? おーい皆、何して…なんでしまむーとしぶりんはずぶ濡れなの?」

凛「……聞かないで」ビショビショ

卯月「えへへっ、へっ、へ、へっくちん!」ビショビショ

未央「おおう、このままじゃ風邪ひいちゃうよ? よし、ここは『ファイアボール(小)』!」ボッ

卯月「わぁ、未央ちゃん凄いね! いつの間にかこんな魔法つかえてるようになってますし!」

未央「えっへん! まぁ天才ですから?」

凛「ふーん、あれだけかな子に教わっておきながら?」

未央「それでも、私の努力の結晶だしねっ! 今ならしぶりんにも負けないよ!」

凛「ふふっ、そっか」

美嘉「本当にあっという間に乾いたね。さすが魔法というかなんというか」

凛「……それにしても平和だね」

未央「そうだねー、美嘉ねぇが山賊さん連れ込んだときが嘘みたいだよ」

美嘉「……ねぇ、結局その話の事アタシは全然覚えてないから何したかわからないんだけどさ、一体アタシって何したの?」

凛「…」メソラシ

未央「…」メソラシ

美嘉「なんでいっつも目逸らすの? そんなアタシやばいことしちゃったの?!」

凛「なんというか」メソラシ

未央「ねぇ?」メソラシ

卯月「私もちょっとあれは衝撃的でした…」

美嘉「卯月がここまでいうってのが、一番アタシの中で傷つくんだけど!?」

未央「あはは……? ねぇねぇ、あれって?」

卯月「? どうかしたの? 未央ちゃん」

未央「いや、あそこ…やっぱりなんかいる…」

凛「未央、危ないから下がって……あれ…っ! 人だよ!」ダッ

卯月「えっ? えっ?」

???「はぁ、はぁ……あ、ぐ」

凛「そこの人、だいじょう――っ!?」

加蓮「はっ、はぁ…あ、り、凛…っ」フラフラ

凛「か、加蓮…!? そ、それに奈緒も!」

加蓮「あ、あはは…やった……凛だぁ」ドサッ

凛「加蓮!? 加蓮! しっかりして、加蓮!!」

未央「し、しまむー! 二人のこと運べる!?」

卯月「は、はい!」

美嘉「やばい…二人ともすっごいボロボロ」

凛「二人ともっ! しっかり! 二人ともぉ!」

少しだけ投下しました。>>245様の言うとおり投下スピード遅くて申し訳ない。
明日の夜にでもシリアスパートをやります。

宿

凛「……」

未央「し、しぶりん? しぶりんも休んだ方がいいと思うんだけど…? ずっと二人の子とみてるでしょ?」

凛「ううん、起きてる」

未央「…もー、強情なんだから」

凛「だって……私の友達って皆こうやって倒れていて……私はただこうやってみているだけしか…っ、できなくて……っ」

未央「しぶりん……大丈夫だよ、いましまむーと莉嘉ちゃんが薬に使えそうな約そ探しにってるし…大体私たちだってすぐに目覚めたじゃん!」

凛「……うん、それならいいんだけど…」

かな子「中に入ってもいいですか?」コンコン

未央「おっ、かな子ちゃん、いいよいいよ、はいってー」

凛「かな子」

かな子「あっ、やっぱり……凛ちゃん、ひどい顔色ですよ? 加蓮ちゃんたちが運ばれてからずっと起きっぱなしですよね?」

凛「そ、そうだけど……でも、二人の事ずっと診ておきたいし」

かな子「そんなクマだらけの顔で、ですか?」

凛「うっ」

かな子「二人が起きた時に凛ちゃんがそんなひどい顔だと余計な心配かけちゃいますよ。凛ちゃんも少し休まないと」

凛「……わかった、休むよ」

かな子「はい、そうしてください」

凛「でも! 二人が起きたらその時は起こして。…それくらいはいいでしょ?」

かな子「それはもちろんです」

凛「うん……じゃあ、お休み」

未央「さすがかな子ちゃんだね。あのしぶりんをあんな簡単に言いくるめちゃうとは」

かな子「あそこで言うこと聞いてくれなかったら、魔法で眠らせちゃおうかと思ったんですけどね」

未央「い、意外と強引だなぁ…」

かな子「それにしても、どうしてこんな大怪我を」

未央「そうだよね…ちょっと尋常じゃない感じの怪我だよ。奈緒っちは比較的に軽傷だけど加蓮ちゃんなんか鎧も傷だらけで、楯なんかもう形を成してないし」

かな子「……これで、八人、ですね」

未央「うん、やっぱり皆いるのかなぁ…この村って割と広いけど周りが森に囲まれてるから、他の村とかの状況ってまるで分からないんだよね」

かな子「この村を出て、情報収集に努めてみたいんですけど…」

未央「なるべくなら…それはいやかな……この村結構物騒だし…わがままなこと言っちゃうけど守ってあげたいし」

かな子「……未央ちゃんは優しいですね」

未央「ええぇっ!? そ、そんなことないよ! 穂、ほら、気になることあっちゃうとそれを徹底的にってだけだし」

かな子「本当にかなぁ? 私に魔法を教わったのも皆の足手まといになりたくないって言ってましたし」

未央「わぁーっ!? ちょっ、そ、それをばらすのはなしだよ! ぜ、絶対にばらさないでね!? 絶対だよ!?」

かな子「ふふっ、はぁい」

未央「むむぅ……なんだか弱みを凄く握られた気がする…」

今日は全然進みませんでした、すいませぬ。
完結は一応します、ただかなり当分先です、現イベント終わるまでなんてとても…
最後までお付き合いいただけたら幸いです。

翌日

奈緒(ぐっ、や、やめろっ……か、加蓮に手を出すな!)

奈緒(か、加蓮! もうちょっとだ、もうちょっとで助かるから……っ!)

奈緒(加蓮! し、しっかりしろ! 加蓮!? 加蓮!?)

奈緒「ぅ……あ……んんっ……ぅあ……っ、っ!? 加蓮!?」ゼェゼェ

奈緒「あれ……? え? み、未央? そ、それにかな子まで……い、いやそれよりここは……」

未央「……ぐぅ」zzz

かな子「……すぅ」zzz

奈緒「二人とも寝てるし……加蓮も……いるな、うん」

未央「むにゃ……む? ふぁ……おはよー、奈緒っち……ん? 奈緒っち? うわっ、奈緒っち起きたの!? いつの間に!」

奈緒「おおうっ、朝なのにテンション高いな」

加蓮「う、んっ……奈緒、うるさい…静かにしてよ…」

奈緒「加蓮!? あぁ、ちゃんと加蓮も元気そうだ……良かった」

未央「二人とも起きたみたいだし、私しぶりん呼んでくるね!」

加蓮「ぅ……うん? あれ、ここどこ? 私たち逃げてたんじゃ……?」

奈緒「ああ、たぶん逃げ切れたんだと思うけど…」

かな子「むにゅ……ふわ、あれ? 二人とも起きてたんですか?」

加蓮「かな子、おはよ…ここってどこなの?」

かな子「ソノヘンノ村ですよ」

奈緒「ソノヘンノ……? その辺の……また安易な」

凛「奈緒! 加蓮! 二人とも無事だった……うぅっ」ダキッ

加蓮「え? り、凛?」

凛「よかった……っ! う、ぐすっ…」

奈緒「うぇ!? なっ、なんで泣いてんだよ!」

凛「はぁ!? な、泣いてないし!」グスッ

未央「まぁ、あれだけボロボロな感じで倒れられたら、ねぇ?」

かな子「心配しちゃいますよね?」

奈緒「いや、この際どうでもいいからはなしてくんないか? 結構首しまってる…」ギリごギリ

凛「やだ」ググ

奈緒「ちょっ! 力強まってる! しまる、しまってるって!」ギリギリ

加蓮「あはは、奈緒がんばれー」

未央(しぶりんはメンタルがもろいんだか強いんだかよくわからないなぁ…)

凛「それで……どうして二人はあんなボロボロだったの?」

加蓮「ちょっと追手に追われてて」

凛「え? 追手って、なに?」

未央「まさか二人とも、何かとんでもないことをやらかしてしまったんじゃ…っ!」

奈緒「ちげぇよ! いや、確かにやらかしたって点では否定のしようないけど!」

凛「やらかしたって?」

加蓮「その前にさ、一つ聞いておきたいんだけど、凛たちは知ってる? 今この国の現状っていうか、私たちの現状を」

凛「国……? わるいけどこの村から出ていないから、それ以上のことはよくわからないんだ。ただ、なぜか気付いたらこの村にいたってことぐらいしかわからなくて」

奈緒「そっか、そこからか、なら一つずつ説明しなきゃいけないみたいだな。まず凛の言うとおり、あたしも加蓮もどうやってこの世界に来たかは分かんないんだ。ただ凛たちと違うのはこんな田舎の方じゃなく、わりと首都に近かったってところかな」

未央「首都? てことは、やっぱこの村田舎なんだ」

加蓮「そりゃそうでしょ、こんな周りが森に囲まれた村なんて、いまどきそうはないよ」

奈緒「ただそのおかげで見つかりにくいのかもな、もしかしたら」

かな子「見つかりにくいって……その、追手って言っていた人たちからですか?」

加蓮「……うん。帝国軍からね。私たちはその人たちから反乱軍のテロリストって扱いになってるみたいなんだ」

未央「え? て、てろ?」

凛「加蓮、奈緒、一体二人とも何してたの?」

奈緒「り、凛、そんな怖い顔するなよ……」

加蓮「そうだよ、私たちは間違ったことなんてしてない。皆を助けてるだけなんだから」

凛「……どういうこと?」

加蓮「帝国、っていうか割と都会の方限定の話なんだけど…今、首都の方は圧政に苦しんでるだって」

未央「圧制?」

加蓮「うん。税金をあげたり、やたら厳しく取り締まるようになったり……そんな風に生活が厳しくなってる」

奈緒「それをやってるのが、皆らしいんだ」

かな子「み、皆って…いったい誰ですか?」

加蓮「事務所の仲間たち…アイドルの皆だよ。もちろん全員ってわけじゃないんだけど、帝国の女帝がが亜里沙さんって話なんだ……」

かな子「あ、亜里沙さんが!?」

奈緒「亜里沙さん以外にもたくさんあっち側にいるアイドルも大勢いるんだけどな、亜季さんに光に飛鳥にゆかりに……他にもたくさん」

凛「もしかして、その皆って操られてるの?」

奈緒「よく知ってるな。そうなんだ、あたしたちはこうやって凛のこと覚えてるし、たぶん今帝国に残っている他のギルドのアイドルの皆は現実でのことを覚えてる。でも、さっき言った人たちはなんでかあたし達の事を覚えてないらしいんだ」

加蓮「それどころか、本気で襲い掛かってくるし。私たちもそれでボロボロになっちゃって」

未央「美嘉ねぇと同じだ……」

凛「うん。ただ美嘉は一度気絶させたら元に戻ったけど」

奈緒「美香もそんな目にあってたのか…そうみたいなんだよな。だからあたしたちはどうにか操られてるみんなを助けだして、この世界から帰りたいって思ってるんだけど……」

未央「思ってるんだけど?」

奈緒「肝心の帰る方法が、まだ見つかってない…」

凛「やっぱり」

加蓮「ただ、目星はついてるみたいでね。いま晶葉ちゃんやマキノが必死に情報集めてるんだけど」

未央「成果は上がっていない……と」

奈緒「そうなんだよなぁ……ただマキノが言うには帝国の上層部は何かを隠してるって話なんだけど」

凛「とりあえず経緯は分かったよ。で、二人はなんでこんなところまで逃げてきたの?」

加蓮「私たちのいたギルドが運悪く帝国軍に見つかっちゃって…それで狙われるようになって」

奈緒「そうだ……こんなところで寝てる場合じゃ…っ! 真奈美さん探さなきゃっ!」

凛「ま、待ってよ奈緒! 真奈美さんって…!?」

奈緒「ああ、そうなんだ……一緒に逃げてきたんだけど、あたし達を逃がすために一人残って……」

かな子「れ、冷静になってくださいっ奈緒ちゃん! それっていつごろの話ですか? 奈緒ちゃんたちが見つかってから丸一日くらいたっているんですよ?」

奈緒「え…そ、そんなにあたし達、寝てたの……?」

加蓮「じゃあ、真奈美さんと別れてから一週間は経ってるよね。もう最後の方は意識がとぎれとぎれだからあまり覚えていないんだけど」

凛「一週間もたってたら、仮に無事だとしてもどこに行ったかなんてわからないよ。それより奈緒たちが躍起に探す方が私的には怖いんだけど」

加蓮「私はそんな無茶なことしないもん」

奈緒「……悪かったな、無茶なことしようとして」

未央「それでどうするの?」

奈緒「どうするって?」

未央「奈緒っちも加蓮ちゃんもその帝国軍から逃げたっていうのは分かったんだけど、逃げ切った今からどうするのかなって?」

加蓮「ぶっちゃけた話、逃げ切れったっていうわけでもなさそうなんだよね……私たちが捕まったっていうわけでもないから、あっちはまだ私たちのこと探し続けてるだろうし」

凛「ということは……二人ともまだ狙われてるんだね」

奈緒「う……そう、だな、ごめん……せっかく会えたってのに厄介ごと持ってきちゃって」

未央「なにいってんの奈緒っち」

凛「そうだよ、今更水臭い」

奈緒「え?」

かな子「二人が狙われてるっていうなら、どうにかしてかくまうか」

凛「この村に迷惑がかからないようどこかに私たちも逃げてしまうか、だね」

奈緒「えっ? えっ? ちょ、ちょっと待て!」

加蓮「いいの? 私たち、いわゆる余計な荷物だよ? 凛たちの迷惑になっちゃうよ?」

凛「なにいってるの、友達でしょ。困ってたらそれくらい助けるって」ニコッ

加蓮「凛……」

未央「やだしぶりんイケメン……」

奈緒(ちょっとあたしもおんなじこと思った…)

加蓮「なら凛。私たちと一緒に首都に戻ってくれる? あそこの神殿地下がギルドの本部なんだ」

凛「そんな近くて大丈夫なの?」

加蓮「なんか、神殿と帝国は政治的な関係で互いに触れず関わらずなんだって」

凛「じゃあ、卯月たちが帰ってきたら早速話し合おうか」

加蓮「ありがと、凛」

未央「それにしてもさ、奈緒っちなんで起きてるのにそんな布団をかぶってるの?」

奈緒「えぇっ!? い、いや、べ、べべ、別になんでもねぇしっ! た、ただ寒いだけだから! 別にそれだけだからな!」

未央「は、はい……」ケオサレ

加蓮「ねぇ、凛?」

凛「うん、はいじゃおっか」

奈緒「えっ!? な、なんでだよ!」

凛「こんな昼間から布団にくるまってるなんて杏じゃないんだから不健康だよ、奈緒」

加蓮「そうそう、今日なんてこんないい天気で寒いなんて嘘ついちゃダメだよ、奈緒」

未央「大体その布団だってずっと使っていたんだしちょっと汗臭くない? 奈緒っち」

奈緒「お前らこういう時ばっかり本当に息あうよなぁ!? 嫌がらせか! っていうか未央もかよ!」

加蓮「そんなことないよ」ホホエミ

凛「ほら、布団から出てきなよ」ホホエミ

未央「それでそのやたら隠してる服……ゲフンゲフン、奈緒っちのその健康的な肢体をみせてよー」ホホエミ

奈緒「おいっ!? やっ、ちょっ! やめっ! 無理やり引きはがすなぁ! ちょっ、助けてかな子……!」

かな子「そうですね、二人ともずっと寝ていたんだから布団から出た方が健康的でいいと思いますよ?(天然)」

奈緒「あああああああっ!!」

バサァッ

奈緒「」プルプル

凛「奈緒……ずいぶんと可愛い服だね」

未央「奈緒っち……またお姫様みたいなドレス着て」

奈緒「やめろぉっ! そんな同情と慈しみで染まった言葉であたしの格好についての感想を言うなぁ!」

凛「いや、本当にかわいいよ、奈緒。今度から普段着もこういうの着ておけば?」

奈緒「うるせぇよ!? あたしだって…あたしだって、出来れば皆みたいなカッコいい格好でいたかったさ!」

加蓮(それはそれでどうなの)

未央「いやぁ、でも奈緒っちのはもはやドレスだね。この前のメイド服とちょっと前のゴシック服を足してメルヘンに仕立て上げた感じ。すっごいお姫様みたい!」

奈緒「うああああああああっ! ぬわあああああああっ! にゃああああああああっ! うおわああああああああっ!」ブンブンブンブンッ

加蓮「な、奈緒、あらぶりすぎ…」

凛「からかいすぎちゃったかな…」

奈緒「はぁ、はぁ……いいんだ、いいんだ、どうせあたしはいままでも、そしてこれからもこの服の事でからかわれ続けるんだ……」

未央「まぁ、美嘉ねぇよりはマシだよ、うん」

加蓮「え、美嘉になにがあったの……?」

凛「美嘉の名誉のために、話さないでおくよ」

今日はここまでにしておきます。読んでいただいてありがとうございます。
次からはたぶんバトルのパートに入れるんじゃないかと予想していますが、果たして。
1~2日に一度は更新する予定のつもりです。このペースを保てたらいいんですが。
ではおやすみなさい。

少し時は遡る・・・

亜季「げぶっ、がはっ、ぐぶ……っ、ぜぇっ、ぜぇっ、は、ぐ、ぅうっ、あ……危なかった、あともう少しで……危なかった、ぐっ……この反乱軍めがぁっ!!」ドゴスッ

真奈美「」ドゲシッ

亜季「ぜぇっ……ぜぇっ、ぐっ、左腕が完全に、ぜぇっ、逝きましたか…血も多く流し過ぎた……」

???「あら、ずいぶんとひどい目にあったようですね?」

亜季「……フェアヘイレン参謀総長でありますか……いったい何のご用で?」

ゆかり「そんなボロボロなんですから、肩ひじ張らなくて結構ですよ。私はあなた方の救援に来たのですから」

亜季「……救援? どういうことでありますか? 参謀本部が直々に動くなどありえないでしょう。いったいどういう意図で」

ゆかり「それは秘密ということにしておきます」

亜季「秘密ですと? 気に食いませんな、そもそもこの任務は女帝陛下から直々に仰せられた任――」

ゆかり「ええそうですね、ですがあなたが考えつくようなことはすでに対処しきっています。あなたは何も心配することはありません」

亜季「………………ならば是非もありません」

ゆかり「ええ、というわけで回復をしてあげます、流石にその左腕は本格的な治療をした方がよろしいでしょうが」パァ

亜季「礼は一応言っておきましょう、恩に着ます」

ゆかり「しかしあなたほどの方がここまで怪我を負わされるとは……それなりに苦戦なさったのですね」

亜季「そういえば、ここでこのように話し合っている場合でもありませんな。誰かある!」

兵士「はっ!」

亜季「ここに倒れている反乱分子を閉じ込めておけ、ただし重要人物だ、決して逃がすな!」

兵士「了解いたしました!」ザッ

ゆかり「流石、様になっていますね」

亜季「そのような心ない賛辞を送るためにわざわざ現場にまで総出で出向きにいらっしゃったのかな?」

???「あら、気づいとったんどすか」

???「にゃふふ~、あれかな、武人の勘ってやつ~?」

ゆかり「一応全員総出で迎えとのことでしたので。うふふ、私はそれでもかまいませんが一応公の立場もありますしね。あなたの部下二人は逃亡者を追っていましたが、つい先刻見失ったようです」

亜季「チッ、あの愚か者どもが」

ゆかり「ですが、この森の地形や他の村や集落の調査を続けたところおそらくこの村に逃げ込んだ確率が高いと調査結果が出ました」

亜季「どれ、ふむ……ずいぶんと首都から離れた所にある村ですな」

ゆかり「ええ、このソノヘンノ村他、ソッコラ村、ハジマリノ村等々ありますけど、ここから一番近くのソノヘンノ村にいる確率が高いと思います」

亜季「そうでありますか……では尋ねに行くとしましょう」

ゆかり「尋ねに…?」

亜季「ええ、あくまで我らは帝国に住まう庶民と女帝陛下の平和を守るもの、その村とて我らが守るべき対象であります。罰するべきは反乱分子のみ」

ゆかり「あら、そうですか」

ゆかり(相変わらずの妄執ですね、甘く緩い手を打つからそんなみじめな恰好になっているのに)

ゆかり「なら、炙り出しでもしてみましょうか?」

亜季「どういうことでありますか?」

ゆかり「あなたの言うようにその村を守るというなら、わざと威圧的な態度をとるのです。この村に反逆者がいると大声で叫び、我ここにいるということをアピールしてください。その際包囲網は目立たないレベルで一つほど緩ませておくように、お願いします」

亜季「なるほど、そこから逃げるであろう反乱分子を捕まえると」

ゆかり「できれば、尾行して敵の本部を突き止めるのがいいんですけどね」

亜季「なるほど、しかし敵が村の人々を人質にした場合如何するのですか?」

ゆかり「あら、それならまさにあなた方の本領発揮ではないですか、帝国に仇なす敵がか弱き民の命を弄ぶのです。そういう状況こそ、あなた方のおもちの武力によって殲滅するべきなのでは?」

亜季「ふん……そうでありますな。荒事になるならそれこそ我々に任せてくれればそれでかまいませぬ」

ゆかり「ええ、おまかせしました」

ゆかり「シュラークは行きましたか……さてこっちも動くとしましょう」

ゆかり「では、手筈通りにお願いしますね」

???「ふふっ、腕が鳴るんや~」

卯月「し、島村卯月! ただいま帰りました!」ボロッ

莉嘉「カブトムシとってきたよー☆」

美嘉「」マッシロ

凛「………えっと、ちょっとツッコみきれないんだけど」

卯月「え?」

莉嘉「どーいうこと?」

凛「えっと、じゃあまず一つずつ。なんで美嘉は魂抜けてるの?」

莉嘉「あ、これはねっ」

回想

卯月「う~ん、なかなか見つからないなぁ……」ガサゴソ

莉嘉「そだねー」ガサゴソ

美嘉「うわ、ちょっ、ここクモの巣張ってるし…ねぇねぇ二人とも、アタシ帰ってもいいかな?」

莉嘉「えーっ!? お姉ちゃんなんでーっ!?」

卯月「そうだよ美嘉ちゃん! 奈緒ちゃんたちのために薬草集めようって来てくれたのに」

美嘉「いや、そうだけどさ…さすがにこんな虫いるとは思ってなくて…」

莉嘉「えっ!? カブトムシかっこいいじゃん!」

美嘉「いや、カブトムシはともかくほかのクモとかムカデとか純粋にキモいじゃん……」

莉嘉「そりゃゴキとかは気持ち悪いけど」

美嘉「ゴ、ゴキッ!?」

卯月「~♪」ガサゴソ

美嘉「う、卯月? 何してるの…?」

卯月「え? ちょっと茂みのところにも薬草ないかなって思って」ガサゴソ

茂みの中の虫「やぁ」キショキショ

美嘉「」

莉嘉「あっ! ホントだ! よしここのもいっぱい採っちゃおう! 熊くん、来て~☆」

熊「ぐる」ノシノシ

美嘉「なっ、なんで二人とも、そ、そんな、グロいのみて平気なの!?」

卯月「え?」←虫平気

莉嘉「え?」←ゴキブリとかじゃなければ虫平気

熊「ぐる」←熊なので平気

美嘉「皆おかしい……」

卯月「ねぇねぇ美嘉ちゃん、足元」

美嘉「え?」

虫「おっす」ウジュルウジュル

美嘉「キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!?」ダダダダッ

莉嘉「お、お姉ちゃん! どこ行くの!?」

卯月「大変! 追わなきゃ!」

莉嘉「っていう」

美嘉「うう、虫が……虫がぁ……」

凛「ああ……」

奈緒「なんていうか……」

未央「南無三……」

卯月「でも、美嘉ちゃんのお蔭でたくさん採れたよ!」

莉嘉「そういえば起きてたんだねっ、二人とも」

加蓮「今更!?」

凛「じゃあ卯月たちも帰ってきたし、ちょっと話しておこうか」

美嘉「話って?」

凛「奈緒と加蓮の事情をさっき聞いたんだけど、二人は美嘉みたく操られた皆から追われていて、逃げているんだって」

加蓮「うん、それで一度首都の方…操られていない皆のところに合流しようと思っていて」

未央「ちょっと協力しようかなって思ったんだけど、一応しまむーたちにも話しておこうと思って」

卯月「い、いつの間にかすごい話をしてたんですね……」

莉嘉「よく話わかんない……」

奈緒「ちゃんと戻ったら詳しい話はもう一度聞けるはずだと思うけどな。多分情報量もあっちのが多いはずだし」

凛「で、決めたいのは皆で奈緒たちと首都に戻るか」

未央「何人かこの村に残しておくかってことだよね?」

かな子「確かに、何人か残しておかないとこの村も危ないですもんね」

奈緒「いや、待ってくれ。あたし達がこの村に訪れったってことは絶対そのうちばれる。この村に残り続けるのは危ないかもしれない」

加蓮「それに元々私たちは見つかっていないアイドルの中で協力してくれそうな人を探すために行動してたんだ」

美嘉「なる、じゃあそっちも達成できた方がいいわけなんだ?」

奈緒「まぁ、こんな事態になっちゃた以上、難しいけど」

凛「うん、難しいね。少なくとも奈緒たちは追われている以上逃げなきゃいけないし」

卯月「じゃあ、いつもの事だけど凛ちゃん、お願い」

未央「うんうん、しぶりんの選択でミスったことないしね!」

凛「うっ、そういうのやめてよ、無駄にプレッシャーかかるし……」

凛「じゃあ>>304

1、 皆で首都に向かう。
2、 奈緒と加蓮に何人かついていき、何人かは村に残らせる
3、 奈緒と加蓮に何人かついていき、何人かは他のアイドルを探しに行く
4、 その他

今日はここまでにしておきます。読んでいただいた方、ありがとうございます。
2,3を選ぶときは、メンバーも書いていただけると幸いです。

自分の考えが>>302と同じだった
人数的にこれが妥当かね

凛「じゃあ私と未央は奈緒と加蓮と一緒に首都に向かって、他の卯月たちは他のアイドルを探しに行こう」

未央「りょーかいっ」

卯月「えぇっ!? 私だけニュージェネレーション仲間外れ!?」

凛「いや、そういうわけじゃ……」

未央「諦めな、しまむー。しぶりんはもうしまむーに飽きちゃったのさ」

加蓮「そんなっ! ひどいよ凛!」

未央「ニュージェネレーションはもう解散だね……」

卯月「そんな……」

凛「……どこからツッコめばいいのかな、これ」

かな子「ま、まぁまぁ…」

未央「というわけで本田未央! トライアドプリムスに移籍します!」

奈緒「もうそれトライアドじゃないよな」

卯月「未央ちゃん!」

美嘉「じゃあ一人になっちゃった卯月はファミリアツインがいただくよー★」

凛「それもツインじゃないよね。ついでにファミリアでもなくなってるし」

凛「悪ふざけはそこらへんにしておいて、それでどうしよう?」

卯月「どうしようって?」

凛「探すって言っても心当たりなんてないでしょ、皆?」

かな子「確かにそうですね」

奈緒「じゃあさ、一度一緒に首都に来たらどうだ? あっちに行けば情報もあるだろうし、何にも手がかりなく動くよりかは動きやすいと思うんだけど」

未央「それがいいかもね。さすがにいきなり別行動は危ないだろうし」

美嘉「じゃあ問題はいつ動くかなんだけど」

マルメターノ村人(以下村人)「大変だぞお前ら!」

莉嘉「えっ!? なになに、何が起きたの!?」

村人「て、帝国の軍人さん達がきやがって……っ」

亜季「聞こえるか! 帝国には向かう反乱分子共!」

亜季「我々は帝国軍第三部隊、そして私は部隊長アキ・シュラークである!!」

亜季「この村に帝国に仇なす反乱分子が潜んでいるとの報告を聞き、馳せ参じた次第!」

亜季「すでにこの村は包囲している! 無駄な抵抗はやめ、直ちに出頭するがよい!」

美嘉「……これ地声?」

加蓮「たぶん」

未央「拡声器とかマイクとかなにも使わないでこの声の大きさとかどういうことなの……」

村人「てなわけなんだ、もちろん俺らはお前らがそんな悪党には思えないからな。この村を何度も救ってもらっているわけだし」

卯月「でも、こうなっちゃった以上、早くこの村から出ないと」

凛「うん、迷惑かけちゃうよね」

村人「ああ、だから俺は村長から頼まれて、あんたらを逃がすように言われたんだ。準備がいいならさっさと逃げちまった方がいいんだが」

凛「分かった、だったらさっさと行こう」

村人「追い出すみたいになっちまって悪かったな」

かな子「そんなことないです! むしろ今までお世話になりました!」

卯月「はいっ! このご恩は一生忘れません!」

村人「いいっていいって、そんなこと言われたらむずがゆくなっちまう」

凛「ありがとうございます。その、村長さん達にもよろしくって言っておいてください」

村人「あたぼうよ! んじゃこっちだ、ついてきな!」

村の地下通路

未央「こんな通路があったなんて……」

村人「あぁ、ヒミツの抜け道だからな。本来ここを使うなんてことはめったにないんだが」

奈緒「ここってどこに通じてるんですか?」

村人「森ん中だ。悪いけどそっからは案内できないぜ」

卯月「はい、それはもちろん」

美嘉「むしろここまでしてくれてありがとっていうね」

村人「HAHAHA! そういってくれるとこっちも助かるぜ。ここいらだな、よいせっと」ズズズ

凛「ここから地上に行けるんだ」

未央「うん、じゃあ、ありがと村人さん!」

村人「おうよ、達者でな!」

ゆかり「はい、ご苦労様です」

村人「んぁ? あれ、俺いったい何して……?」

ゆかり「ちょっと迷っていらしただけですよ」

村人「そ、そうかい。あれ、でも俺こんなとこ知らねえしなぁ……あんたもいったいこんなとこでなにして」

ゆかり「……ふふ」ポゥ

村人「んなっ!?」

ゆかり「おやすみなさい、ここからは私に任せてくださって結構ですから。よく役に立っていただけました、操り人形の割には、ね」

今日はここで終わりにします。すいません、今日はマジで無理です…
水曜か木曜は時間とれるんでその時に多めに投下します。

凛「ここからだとどれくらいの時間で首都につけるの?」

奈緒「分かんないけど……大体急いで5日くらいかな」

加蓮「私たちもボロボロだから結構な間森彷徨っていたし……」

未央「追われているって言ってもそのぐらいならちょっと遠めのピクニックみたいだね」

卯月「なんかそう聞くとちょっとだけ楽しくなってきちゃうね」

莉嘉「うんうん、たくさん荷物も持ってるし、本当にそれっぽいよね!」

美嘉「荷物持ってるのは主に熊くんなんだけどね」

かな子「手伝わなくても大丈夫ですか?」

莉嘉「うん、大丈夫だって! 熊くん力持ちだし!」

凛「自分の荷物だけに集中できるのはいいね」

奈緒「今日か明日のうちに森を抜けられるといいんだけどな」

未央「そうだね……ん?」

卯月「どうしたの未央ちゃん?」

未央「いや、ん? なんか、変な感じがして……」

加蓮「変な感じって?」

未央「多分、気のせいだと思うんだけど」

美嘉「そんな変な感じする? アタシは何にも感じないんだけど」

未央「美嘉ねぇがそういうなら、多分大丈夫かな……?」

数時間後

凛「ハァハァ……」

卯月「こ、ここの森ってこんな感じだったっけ……?」

かな子「も、もう夕方なのに……まだ森の真ん中なんて」

加蓮「な、奈緒……こ、こんなにこの森って深かった?」

奈緒「地図見た限りじゃ、こんな深い森じゃないと思うんだけど」

莉嘉「お姉ちゃーん、私もう疲れたー」フラフラ

美嘉「ちょっ、莉嘉? 大丈夫?」

莉嘉「うにゅー、っ、わっ!」コケッ

美嘉「莉嘉!」

莉嘉「いたた、もう、なんでこんなとこにこんなでっぱりが……え?」

未央「ねぇ、この取っ手みたいのって……」

凛「うん、私たちが村から出る時に使った抜け道だよね」

奈緒「おいおい、マジかよ! まさか半日かけて戻ってくるなんて……っ」

加蓮「そんな、こんなのおかしい! だって私たちずっとまっすぐ進んでいたのに」

凛「なにか、なにかがおかしい……」

???「うふふ、そうどすなぁ」

奈緒「っ!? 誰だ!?」

???「まるで狐に化かされたみたい、そない思おりませんか? 反乱軍ん方?」

未央「(こっちから声が聞こえた!)『ライトニング』!」

バリバリィアッ!

卯月「み、未央ちゃん!? なにしてっ!?」

未央「こんな状況なんだからほぼ確実に敵だよ! のんびりしてる場合じゃないって!」

???「思い切りんええ人どすなぁ、やて外れどす」

美嘉「えっ!? 今度は逆方向から!?」

紗枝「楽しんでくれたんやか? うちん魔法は」

凛「なっ!? さ、紗枝!?」

加蓮「まさか、紗枝までそっち側なんて……っ」

美嘉「と、ともかく紗枝も操られているっていうなら……うりゃっ!」ヒュルンッ

紗枝「や~か~ら~、外れやて言うてるでっしゃろ?」

美嘉「なっ!? すりぬけたぁ!?」

奈緒「なら、魔法なら! 『ゴッド・フィスト』ォッ!」ズドォンッ!

紗枝「はぁ……お馬鹿はんは、かなんおすなぁ」

加蓮「あ、あはは……魔法もすり抜けちゃうんだ」

卯月「で、でもすり抜けるってことはあっちも危害を加えることはできないはずじゃ……」

紗枝「ほやけどそないやてへんや、こないな風にね? 『エネルギー・ジャベリン』」ズオッ

卯月「きゃああっ!!」

莉嘉「わあぁっ!?」

かな子「卯月ちゃっ!? きゃぁっ!」

紗枝「ほらほら、逃げいでええんどすか?」ドシュンドシュンッ

凛「ぐっ、い、いったんここは逃げよう、皆っ!」

奈緒「に、逃げるって言ってもどこに!?」

凛「と、ともかくみんな早く!」ダッ

紗枝「そやそや、逃げて逃げて。それがこっちゃも大助かりやから、やてね?」

紗枝「こないなことも、出来はるんや」パチン

未央「い、岩がひとりでに集まって……」

ストーンサーバント「ゴー」

かな子「な、なん、ですか……あれ?」

奈緒「スッ!? ストーンサーバント!?」

ストーンサーバント「ゴゴーン」ブオンッ

かな子「きゃっ!? うっ、ぐぅっ!」ガインッ

卯月「かな子ちゃん! このっ! たぁっ!」ゴスッ

美嘉「かな子から、離れろ!」ビュンッ

ストーンサーバント「ゴゴ」ノシッ

美嘉「ま、まるでびくともしないなんて……っこのっ」

凛「あ、あんなのに襲われたらひとたまりも……っ!」

未央「ええいっ! 『ファイアボール!』」ボォッ

ストーンサーバント「ゴゴン」ズーンッ

紗枝「あら」

未央「今の内だよ皆! 早く!」

卯月「あ、ありがと未央ちゃん!」

未央「はぁ、はぁ、に、逃げ切れた?」

美嘉「い、いきなりあんな目に合うなんて、幸先不味過ぎだよ……」

凛「まさか、紗枝も操られているとはね……」

加蓮「しかも透けてるって、どういうことなの……?」

凛「それだけならともかく、思いっきり迷ってるし。……多分紗枝のせいだよね?」

加蓮「そりゃそうでしょ、多分幻覚か結界か、何かしらの魔法で迷わされてるんだろうけど」

奈緒「と、ともかくまずは回復させなきゃ、大丈夫か? 三人とも? 『キュアハート』」

卯月「な、なんとか……」

かな子「あ、あんな強い魔法なんて初めてでしたから」

莉嘉「完全に油断しちゃったよー、うー、いつつ」

凛「多分紗枝を倒すのは無理だよね、攻撃が効かないとなると」

未央「うん、あんなの反則だもん」

加蓮「だからやるべきことは」

美嘉「逃げる、ってことだね★」

奈緒「普通こんな強力な幻覚にしろ結界にしろ、こんな強めな魔法を使ってるなら術者……紗枝自身もそれなりに近くにいるはずだから」

凛「その魔法を使っている術者を無力化させるってことだね、どっちにしろ苦労しそうだけど」

未央「無理して倒す必要はないよね? こんな強い魔法使ってくる相手とか、正直心もとないよ……」

凛「まぁ、相手をしないに越したことはないから、どうにかして森を抜けることを先決にしながら紗枝をやり過ごすってところかな」

卯月「でも、もう暗いしあんまり動くのは危ないんじゃないかな?」

未央「そりゃしまむーの言うとおりだけど」

美嘉「普通相手はお構いなしだよね……」

加蓮「しかもストーンサーバントまでいるっていう徹底ぶり。多分、卯月、私、美嘉、かな子の四人で当たってどうにか倒せるってとこかな……」

奈緒「だよな、だから夜の内に休みたくても休めないし。ストーンサーバントは倒せるだろうけど、その労力も半端ではないし」


熊「ぐるる、る」

莉嘉「熊くん? どうしたの?」

美嘉「なに、この変な煙? うっ、なんかすごく気分が、悪くなって……えほっ」

加蓮「あれ……? な、なに、これ……へ、変なにおいが、して……」フラッ

凛「加蓮!?」

卯月「うぅっ、な、なんで、こんな、変なにおい……して」

未央「げほっ! えほっ!」

奈緒「み、皆、一体なにが!?」

凛「卯月っ、未央っ! こ、このままじゃ……」

>>336

煙は皆にどんな影響を与えるか。コンマで戦闘に支障
00~14 全員がほぼ戦闘不能
15~39 半分が戦闘不能
40~69 数名が戦闘不能
70~99 みんな少しだけ気分が悪くなる程度、戦闘に支障なし

今日はここまでです。毎度読んでいただいてありがとうございます。

ほい

卯月「あぅ、ん……ら、に……これ……? ち、からが……ひゃいんな、い……」バタ

加蓮「う、ぐ……だ……め、えほっ、げほっ! 立って、られ、な……」バタ

莉嘉「うあ……頭が、ガンガンするぅ……けほっ」

凛「み、みんなっ、けほっ、しっかりして! げほっ! う、はぁ、はぁ……」

奈緒「く、っそ……全然、集中も出来な、いから……治すことも、出来ね……げほっ、げほげほっ!」

美嘉「ぅ……あ……ううっ、ん……はぁ、ぐ……げほっ! えほっえほっ!」フラッ

未央「げほっ! な、んか……これ、あれ、みたい……酔っぱら、ったみたいな、げほっ! う、ぁ」

???「にゃーっはっはっ! どうどう? 楽しんでくれてる?」

奈緒「なっ……! ま、た新手、かよ……っ、こん、なときげほっ! にぃ……あ、ぐぅ」

志希「うんうん、皆いい感じに吸ってくれたね。こういう被験対象がいるとやっぱ捗るなぁ」

かな子「し、しき、ひゃん? なっれ、こんら……はぁ、はぁっ」

志希「う~ん、それにしてもこんなうまく嵌ってくれるとはね~、いい感じに風でも吹いてくれたのかな? 薬品付け加えすぎたせいでかなり重くなってるんだけど……」

凛「やく、ひん……? なんの、はな、し……して……う」クラッ

志希「ん~? ああ、キミたちが吸った奴の事? いやぁ、聞かれちゃうと答えないわけにはいかないなぁ、まぁぶっちゃけ難しいことは何もしてないんだけどね。ただの興奮剤とか媚薬とかを『ドランク』で仕立て上げた、要は只のお酒みたいな霧ってだけなんだけど~でもでも実際これってもうちょっとにおい成分を変えていくとさいわゆる前線で戦う戦士さんのために超使えるようになるんだよね~、ほら、精神的には落ち着いてほしいんだけど肉体的には高揚して欲しい的な? まっこれはそれの副産物でできた趣味の延長線上の奴なんだけどーこうやってキミたちを昏倒させるような使い道はあるしこれはこれで需要あるしねー」

未央「な、なんか……よけい、眠くなってきたんだ、けど……」

志希「にゃふ? でも自分の研究成果がこうやって形になるとうれしいにゃぁ。やっぱ慣れてないとアルデヒドのにおいってのはきついのかなぁ? キミはこんなに刺激的なのにねぇ」

凛「ぐ、ど、でもいいから……治して、よ……げほっ! この臭い、嗅いでるの、つら、いんだけ、ど」

志希「うん? いやいやそういうわけにもいかないんだよ。一応こっちもお仕事だからね~。キミたちを掴まえてしょっぴかないと」

志希「まだまだしゃべれるってことは、元気なんだね~。じゃあ仕方ない。いい匂いでも強すぎると不快感しかないんだけど、濃度を二倍にしちゃおっと『ドランク』」モクモクモク

奈緒「えおっ、お、うぅっ! う、ぐ……げほっ! げほっ! あぁあ……ぐっ、げほっ!」

未央「えほっ、えほえほっ! こ、れ……まず、い、げほっ! ぎぼぢわるっ……うぇっ」

美嘉「あ、ぅ……げほっ、あ、ふ……足、にちから、は、いんな……」ドサッ

凛「みん、な……にげ…ぇ……っ」フラフラ

志希「逃げるってどーこにー?」ブンッ

凛「ぅわぁっ!」ドスン

志希「インドア専門の私でも、流石にこんなフラフラのキミたち相手なら投げ飛ばせちゃうってね~」

凛「う、ぐ……」

志希「にゃふーん、もう立ってる子はいないっぽいねぇ……。じゃあ回収しに来てもらおっか」

凛(ま、ずい……卯月と加蓮は既に倒れてて、他の皆もうずくまるかそれでなくても動けない……逃げることも戦うことも、出来ない)

凛(こんな、こんなところで終わるなんて、嫌なのに……力が入らない、まるで全身が動くことを拒否してるみたいで……もう、もう……これじゃ……)

凛「も、だめ……かな……」ドサッ







――その時、空から不思議な光が下りてきたのです……





凛「」ドクンッ

未央「」ビカッ

卯月「」ムクッ

志希「あれ? 今の何? ってえ? なんで起き上がってんの?」

凛「」シュンッ

卯月「」ダッ

志希「え!? ちょっ! にゃあああっ!」ズサァア

未央『真、第八階位の功。閃光、瞬閃、熱線――光槍。エネルギー・ジャベリン』ズオッ

志希「ちょちょちょっ!? まっ! あにゃあああっ!」ズドーンッ

志希「なんてね! 不屈なのさ私は!」ムクッ

志希「でも勝てる気がしないから退散しちゃおう! あとは任せたよふったりともっ! ついでに置き土産っ!」バッ

ロックゴーレム「ゴゴーン」ノシ

凛「」キュインッ

卯月「」ズガッ

ロックゴーレム「ゴゴッ」ズズン

未央『真、第十一回位の功。電撃、電撃、滅殺、迅雷――轟雷。サンダー・ボルト』ババババッ

ロックゴーレム「ゴ……ゴ」ズ

凛「」ザシュッ

卯月「」ズゴッ

ロックゴーレム「ゴ……ォ」ドシャァ

凛「」シュッ

紗枝「おや、まさか隠れとった場所までわかられんとは……」

卯月「」ブオンッ

紗枝「おっと、かなんかなん」

紗枝(明らかにさっきまでと様子がちゃうなぁ、こん臭い的にシキはんの薬も嗅いやはずなんに……ここまで暴れられへんとは、どないなってるんや……)

紗枝「ちびっと確かめてみる必要がおますなぁ?」ブゥン

凛「」ビュッ

未央『真、第九回位の縛。鋼鉄、鋭刃、捕縛――刃網。ブレード・ネット』

紗枝「ほっ、邪魔どす」パチン

ストーンサーバント「ッゴゴー」

卯月「」バゴンッ

紗枝「甘い。『ドレインタッチ』」

卯月「」グオンッ

紗枝「ととっ、お構いなしかいな。かなんわぁ、っと」

凛「」ザシュッ

紗枝「そやったなぁ、そちらはんもおわしたん忘れるところやったわ……ん?」

未央「」ゴゴゴゴゴゴ

紗枝(なんや、この魔力……まずっ!?)

紗枝「サーバント!」

ストーンサーバント「ゴゴッ」ダッ

凛「」ガインッ

卯月「」ゴスッ

紗枝「なっ!? 逃げんとのこった、まさかもろとも……っ!」

未央『真、第十五回位の功。強化、召喚、衝撃、破壊――隕石。メテオ・ストライク』ヒュオオオオォッ

紗枝「これは……!?」

ドッッッッッゴォォォォォォオオオオンッ!!!

凛「ぅ」フラッ

卯月「あ」フラッ

未央「ぁ」フラッ

今日はここまでにしておきます。すいませんバトル描写が短いうえに上手く描写も出来ず…。
あと、これ完全にソードワールドですね。呪文くらいはかっこよく詠唱するとそれっぽいかと思ったけど、なんかまずった気がします。あとこれ未央が完全な蘭子ちゃんになってる……

とりあえず読んでいただいた方々に感謝を。ようやく首都に行けそうです。
仲間にしてほしいアイドルがいるなら言っていただけると(展開上無理がなさそうな範囲で)仲間になるかもです。

紗枝「…………? あら、ここは?」

ゆかり「大丈夫でしたか?」

紗枝「ユカリはん……はぁ、肝冷やしたわぁ」

ゆかり「ふふっ、ごめんなさい。こっちもギリギリまで手出しはする気なかったので」

紗枝「それで殺されたら辛抱ならんどす」

ゆかり「さすがに『メテオ・ストライク』による隕石落としを使われたとなるとこっちもそれなりに迎え撃たなければなりませんからね。それに本音を言えばサエさんだけでどうにもなるところ、わざわざシキさんまでくわえてダメだししたところなんですから」

紗枝「それで、あれ、なんやの?」

ゆかり「ふふっ、さぁ、といっておきます。私もまだわからないので……ふふふふっ」

紗枝「ユカリはん……そないな隠し事しはるんは悪い癖やと思うんやけど」

ゆかり「そうですね、シュラークにも目をつけられてますし……ですけどサエさん。別に隠し事っていうほどではありません、今はまだ伝えるべきではない。伝えても確信がないといったところですから」

紗枝「そうでっしゃろか……で、あらどないしはるん?」

ゆかり「ひとまずは、放置で。泳がせた方が今は吉です」

紗枝「シュラークはんと同士討ちにやてさせるつもりどすか? ホンマに下剋上好きどすなぁ」

ゆかり「そんなじゃありませんよ、やりたいことをやっているだけですから。じゃあ撤退しましょうか」

紗枝「ええやんか?」

ゆかり「ええ、元々私たちはお忍びで来ている者、バレないような手はまわしていますし、バレたらバレたでシュラークにでも責任を押し付けておけばいい」

紗枝「ほんま、こわいわぁ。こん人」



ゆかり(ふふ、ようやく見つけられましたね。私の悲願をかなえるためにもせいぜい頑張ってください)スゥ






渋谷凛「ここは……?」 三話終わり

渋谷凛
Eレイピア
Eソフトレザー

技能
軽戦士Lv7
学士Lv5

特徴
手先が器用
俊敏
肝っ玉が太い



本田未央
Eソフトレザー

技能
魔術師Lv6
斥候Lv4
軍師Lv4

特徴
けっこう元気
それなりに俊敏
そこそこ物知り



島村卯月

Eヘビーメイス
Eスプリントアーマー
Eラウンドシールド

技能
戦士Lv6
野伏Lv5

特徴
かなり力持ち
とても元気
割と器用

三村かな子

Eハルバード
Eプレートアーマー

技能
戦士 Lv6
魔術師 Lv4

特徴
かなり元気
結構器用
まぁまぁ力持ち



城ヶ崎莉嘉

Eショートスピア
Eブレストアーマー
E熊

技能
戦士Lv6
騎手Lv5

特徴
すごく元気
結構俊敏
熊と一緒に戦える



城ヶ崎美嘉

Eローズウィップ×2
Eハードレザー

技能
戦士Lv7
斥候Lv5

特徴
かなり器用
両手で武器が扱える
少し物知り

北条加蓮

Eブレードキラー
Eプレートアーマー

技能
戦士Lv7
練体士Lv5

特徴
うたれ弱い
割と力持ち
盾で殴れる



神谷奈緒

Eエルフ神のお守り
E聖印付きマナコート

技能
神官Lv8
戦士Lv3

特徴
ツンデレ
物知り
肝っ玉が太い

遅れて申し訳ありません。週末GMだったもんで…。しかも量も少ないという。
GW中に今までの倍以上進められたらいいなぁ……。
まだまだ終わりが見えませんが最後までお付き合いいただけたら幸いです。

SIDE 幸子

幸子「やぁっ!」ザシュ

リザードマン「ゴァッ」バタリ

幸子「ふぅ、戦うボクもやっぱりかわいいですね!」

輝子「フヒ……お、終わった?」

幸子「終わりましたよ、このボクの可愛さにひれ伏したみたいですね!」

小梅「ご、ごめんね、わ、私たち……あんまり、戦うの、と、得意じゃ、ないから……」

幸子「そんなことないですよ、二人とも魔法で探索したり、怪しげな薬でボクのこと回復させてくれたりで大活躍じゃないですか! もちろんボクの次にですけどね!」

小梅「あ、あの子が……頑張って、く、くれてるから……すり抜けて、罠の、あるとこ、見つけてくれて……」

輝子「フヒ……あ、怪しげな薬じゃない、キノコ……あ、さ、さっちゃん。傷ちょっとつい、てる……キノコ、食べるか?」

幸子「なんでキノコを食べたら傷が治るのかよく分かりませんがいただきましょう!」モグモグ

小梅「け、結構、深いとこ、まで、も、もぐってきたけど……」

輝子「ま、まだ終わりが、見えない……フヒヒ」

幸子「もしかして愛海さんたち、無理難題を吹っ掛けたんじゃないでしょうかね……」

小梅「じ、実際ね……? あ、あの子がいなかったら、た、たぶん、こんなとこまで、来れなかったって、思う……」

輝子「フヒ……あ、あの子さまさま、だな……」

幸子「まぁ、でも、ボクのお蔭でこんなとこまで来れてるんですけどね! ボクはカワイイですから!」

小梅「そ、そうだね……さっちゃんがいなかったら、私たち、た、戦えないから……」

輝子「あっという間に、お陀仏……フヒ」

小梅「……? ど、どうしたの……?」

輝子「な、なんかあった……?」

小梅「あの子、だけじゃなくて……この周りの、子たちも……な、なんか怯えてる……」

幸子「幽霊が怯えるってどういう状況ですか……」

小梅「多分、この周りの子たちは、その、怯えてる……何かが、何かして……そ、それで幽霊になっちゃったんだと、思う……」

輝子「つまRyyyyyyyyyy! ギロチン台まで一直線んんんんんっ! って、事だなヒャッハー!」

幸子「うわっ!? ちょっ、いきなりうるさいですよ!」

輝子「あっ、ご、ごめん……」

幸子「ともかく、そんな危ないとは関わりにはなりたくないですね。小梅さん! 君子危うきに近寄らずです! 避けていきましょう!」

小梅「で、でも……この一本道の先、だから……避けられないよ……?」

幸子「…………マジですか?」

小梅「ま、まじ、です……」

幸子「その、とんでもないのと、会わなきゃいけない……?」

輝子「そ、そうみたい……フヒ」

幸子「…………」

小梅「あっ」

幸子「ひっ!? な、なんですか! 小梅さんいきなりそんなこと言って! あ、わ、わかりましたよ! お決まりのボクを驚かそうっていうあれですね、仕方ありませんね小梅さんは! 驚いてもカワイイボクを見せてあげますから、これっきりに――」

小梅「そ、そうじゃ、なくて……あ、あれ」

幸子「はい?」

ケルベロス「グルルルルルルッ!!」ウジュルウジュル

小梅「でてきた、みたい……」ワクワク

幸子「フギャアアアアアアアアア!!!!!?」

ケルベロス「ゴギャアッ!!」ドゲシッ

幸子「な、な、な、な、なんであんなのがいるんですか!!? おかしいですよね!? ちょっとボクらの手に負えないっていうか完全に漏れきってるんですけど!」ズシャアアアア

輝子「フヒ……レ、レベル50くらい、ありそう……」

小梅「わぁ……た、たくさん、返り血浴びてる……っ、それに、傷とかも、たくさんで肉も、丸見え……」キラキラ

幸子「ちょーーーーっ!? な、何やってるんですか小梅さん! 死にますって! ボーっとしてたら食べられちゃいますよ!」

輝子「フヒヒ……確かに、こんなのいたら、皆よりつかないに、き、きまってるな」

小梅「え? な、なんで? あ、あんな可愛いのに……」シュン

幸子「前から思ってましたけど、ちょっと趣味おかしいです!」

ケルベロス「ゴモガァッ!」ボォッ

幸子「フギャアアアアアッ!? 火! 火ぃはきましたよ! 火ぃっ!!」

輝子「に、逃げ回っても、ダメみたい……フヒヒ、万事休す」

幸子「くっ、動きは幸いこっちのが速いからスピードを生かして……えいっ!」ザンッ

ケルベロス「ガルルッ」ザシュッ

ケルベロス「グルルルッ」ウジュルウジュル

幸子「ギャアアアアアア! ものすごくグロい感じに傷が治ってええええ!」

小梅「す、すごい! す、すてき! さ、さいこう……!」ウットリ

輝子「こ、小梅ちゃ……?」

ケルベロス「ゴギャアァッ!」ゾシャァッ

幸子「ひえっ! ちょっ、危ないですよ!」

ケルベロス「グゥウウウッ!」ジリジリ

輝子「さ、さっちゃん……い、いちど戻って……! キ、キノコドーピングするから……」

幸子「わ、わかりました! でもそのネーミングはちょっとやめてください!」ダッ

ケルベロス「グルオアッ!」ブオンッ

幸子「フギャアッ!」ゴスンッ

小梅「……あ、さ、さっちゃん!」ハッ

輝子「ヒャ」

輝子「ヒャッハアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!! おうおう、犬っころ! 私のシンユウ相手に爪とぎなんかしてんじゃねえええええ! 爪どころか、全身切り刻んでやるぜえええええ!」

幸子「ちょっ、自分でキノコ食べてどうするんですか……」

小梅「だ、大丈夫……?」

幸子「な、なんとか……くっ、ボクがカワイイばっかりに油断しました……」

小梅「あ、あの、あのね、な、なんかあのワンちゃん……おかしいと思う」

幸子「お、おかしいって、何がですか?」

小梅「あ、あの子がね……あんな強いのに、私やさっちゃんの逃げ足に、つ、ついてこれないなんて……そんなことはないって、言ってるの」

幸子「ま、まぁ確かに、あの犬もどきがボクの可愛さを認識できたとして、ボクの可愛さにひれ伏したという計算を入れても、そういわれてみると妙ですけど」

小梅「うん、そ、それで……ぜ、絶対に、あ、あの奥の方から、はなれないように……し、してる……」

幸子「ここにはお宝があるって話ですし、それを守ってるって考えれば……」

小梅「ち、ちがう……も、もっと必死なの……もっと、あ、あのワンちゃんにとって……だ、大事なもの……」

幸子「そ、そうなんですか?」

小梅「わ、私……ちょっと話してみる……」

幸子「えっ!? ちょ、あ、危ないですって! ま、全くなんで二人ともこういう時に限ってアクティブなんですか!?」

輝子「ヒャッハアアアアアアア!!! どうしたどうした! すっかり遅くなっちまってよおおおお!! 一回切られたらそのたびにワンって鳴けやあああああ!」

小梅「ま、待って……! しゅ、輝子ちゃん!」

輝子「フヒ?」

小梅「そ、その子、な、何か……おかしい、そんな傷だらけなのに、やり返さないなんて……」

ケルベロス「グルルルルル……」

小梅「だ、大丈夫……わ、私は敵じゃない……から……さ、さっきまで痛いことして……ご、ごめんなさい」

ケルベロス「グゥゥゥッ」

輝子「フヒッ、あ、あぶない! こう――」

幸子「待ってください!」

輝子「フヒ、またキャンセルされた……」

幸子「小梅さんにも、考えあっての事です。出来る限り見守りましょう……本当に危なくなったら、逃げますけど……」

輝子「で、でもそれじゃ、愛梨さんや美波さんが……」

幸子「だからって、目の前の二人を放っておくわけにはいかないですから……」

小梅「あ、あのね……わ、私っ、私たちは……こ、このさき……このさきの、道に行きたい、だけなの……あ、あなたに、迷惑……嫌なことはしないから……お願い、だから……そこを」

ケルベロス「グオオオオオッ!」

幸子「小梅さん!!」

小梅「!」

ケルベロス「……グルル」

輝子「す、寸止め……」

小梅「い、痛かった、もんね……ご、ごめんなさい、私たちが、こんな……ひどいことして……っ、起こって、と、当然……だ、だけど……あ、あなただって……こ、こんなこと……したく、ない、よね……?」

ケルベロス「!」

小梅「な、なにか……っお、おてつっ……お手伝いできること、あったら……する、から……」

ケルベロス「グルル……」カプ

小梅「あれ? なにし……キャァッ!」ヒョイ

幸子「な、なんか乗っけられましたよ……」

輝子「フヒ……背中ひろい……」

幸子「って、こっちにきましたよ! ってうわあああっ」

輝子「フヒッ、せ、背中に乗れってこと……?」

小梅「そ、そうみたい……」

ケルベロス「ガゥウウオオオッ!」ダッ

幸子「ってちょっ はやああああああっ!!」ビョオオオ

輝子「さっちゃん、さっきから、叫んで、ばっか」ビョオオオオ

小梅「し、舌噛んじゃう、よ?」ビュオオオオ

数分後

ケルベロス「グオオオッ」キキーッ

幸子「はぁ、はぁっ、加速と減速……ひどすぎですよ」

小梅「あ、あそこ……っ!」

子ケルベロス「がうー」ジタバタ

輝子「ち、ちっちゃい犬っころが……扉に足……挟んじゃってる」

幸子「な、なるほど……この犬もどきは親なんですね……それでこのまま奥に行かせると子供にたどり着いて」

小梅「お、襲われるって、思ったみたい……」

輝子「な、なるほど……それなら私たちを、ひ、必要以上に追いかけなかったのも……納得」

幸子「扉を壊すにしても、力が強すぎて危険だって思ったんですね」

小梅「……たすけて、あげなきゃ」

輝子「うん……キノコ療法……全開……フヒヒッ」

小梅「わ、私も、簡単な魔法で……回復できる」

幸子「勿論ボクは扉を切り崩しますよ! せいやっ」ザシュ

子ケルベロス「がうっ!? がうー!」ヨジヨジ

輝子「フヒヒ、待ってて……このキノコを使って」

しばらくして

子ケルベロス「がうー!」ピョインピョイン

小梅「な、治った……」

幸子「もともと、あんな化け物みたいな治癒能力を持ってますから処置さえしちゃえば、なんですね……」

ケルベロス「グオオオオオオオオオオンッ!!!」

輝子「フヒッ!?」

小梅「お、お礼……い、言ってる……す、すごく、嬉しがってる」

ケルベロス「ペロペロ」

輝子「く、くすぐったいぞ……犬っころ、フヒヒ」

小梅「ふあっ、ふふっ……」

幸子「な、なんか結構ざらざらしてて痛いんですけど……」

ケルベロス「グオオオオオオオオンッ!!」

子ケルベロス「ぐおおおおんっ」

輝子「い、行っちゃった」

幸子「元々、このダンジョンに住んでいたってわけでもなかったみたいですね……」

小梅「で、でも、よかった……ワンちゃんたちも、無事で」

幸子「ええそうです! そして目の前にはいかにもな扉! ようやく最奥ですよ!」

輝子「フヒ、長かった……」

幸子「じゃあ開けますよ!? いいですか!」

小梅「ま、待って……せーので、あけよ……?」

輝子「フヒ……そ、それ、いい……友情っぽいし」

幸子「分かりました、じゃあせーので開けますよ!」

小梅「う、うん」

輝子「よし……じゃ、じゃあ」

三人「「「せーの!」」」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!

続きはまた今度。ソードワールドの技能成長は難しいから機会があれば説明したいです。

最奥

幸子「ここは……」

小梅「す、すごい……み、水が……」

輝子「水が、わいてる……」

ジャボジャボジャボ

幸子「そんな……ここ、砂漠の奥地ですよ……いくらダンジョンだからって、こんな水が沸いているなんて」

輝子「フヒ、いい湿り気……」

小梅「あ、あの子も喜んで、る……」

幸子「まさか、この水が宝物なんて言うそんな現実的なオチじゃないですよね……」

???「びええええん! 水で! 酔えるかああああああ!」

小梅「!? い、今の……」

幸子「お、奥に誰かいますよ!」

輝子「フヒヒ……人、ならいいな」

幸子「物騒なフラグ立てないで下さい!」

小梅「と、とにかく、い、行こう……?」

早苗「ううっ……なんでこんなとこにつなぎとめてるくせに、ビールの一瓶も置かないのよぉ……いい加減にしろー!」

輝子「フヒ……さ、早苗さん……」

早苗「全く、アルコールなさ過ぎて幻影まで見えてきた……ん?」

幸子「幻影じゃないですよ! 本物のカワイイボクです!」ドヤァ

小梅「だ、大丈夫、ですか……早苗さん?」

早苗「うわああああああ!? 幸子ちゃんたちだぁああぁああ!」ガバァ

幸子「フギャ!」

輝子「だ、大丈夫?」

幸子「大丈夫じゃ、ないです……」

早苗「ふむふむ、つまり三人は愛海ちゃんたちから無理難題を吹っ掛けられたと」

幸子「そういうことになりますね」

早苗「……よし、シメちゃおっか?」ゴキキッ

小梅「だ、だめです……!」

輝子「フヒ…シャレにならない」

早苗「あ~、愛梨ちゃんと美波ちゃんが人質なんだっけ? ……でも大丈夫じゃない? 力こそ正義、いい時代になったものね」

幸子「それ本当にシャレになってないです!」

小梅「そ、それで……なんで、早苗さんは……こんなところ、い、いるの……?」

早苗「そう! それよそれ! なんか起きたらここでずっと鎖につながれていたのよ! ビールないし! ビールないし!!」

幸子「なんで二回言うんですか…」

輝子(と、トイレとか、どうしたんだろ……)

早苗「思い切って引きちぎってあげようかと思ったけど、流石にねー」

幸子「それできたら、人間平気ですよ…とりあえず、鎖切っておきますね」ガンガンッ

早苗「あっはっは、幸子ちゃんったら面白いこと言ってー」グリグリ

幸子「ちょっ! 痛いですって! 笑いながら頭ぐりぐりしないで下さい!」

早苗「それにしても鍵で切れるとは……幸子ちゃん地味に力あるわね」

幸子「このカワイイボクの剣ですからね!」

輝子「実は毒キノコの、毒を、ま、まぶしてるだけ……腐食効果が、凄い……」

早苗「へぇ~、そりゃすごいわね」

早苗「幸い、この落ちてたナイフを地面にさすと水が沸くから、それで耐え忍んでたけどご飯も食べてないしねー、まぁ空腹はある程度なら耐えられるけどさ」

小梅「ナ、ナイフ……?」

早苗「うん、こんな具合にぐさーっと」

ジャボジャボジャボー

輝子「フヒッ、す、すごい……」

幸子「もしかして、これが件の宝物なんじゃないですか?」

小梅「そ、そう、かも……これ、あれば町も涼しく、なる……」

輝子「じゃあ、これ、も、持ち帰れば……」

幸子「OKです! これで愛梨さんたち助けられますよ!」

小梅「で、でも、帰り道……大変、だと思う……あ、あの子が、この辺の魔物、お、起きはじめたって、い、言ってる」

輝子「フヒ、ここまで来るのに、時間かかったから、もっと、か、かかるかもしれない」

早苗「なんかよく話が分からないんだけど、後は帰るだけなんでしょ? じゃあ問題ないけど」

幸子「何でですか、ここまで来るのに結構苦労したんですけど……」

早苗「いやいや、あたしもついてこっかなって、鎖も切ってもらったし」

幸子「それはもちろんそのつもりですけど、敵を避けていくのも中々骨ですし」

早苗「いやいや、シメちゃえばいいじゃない、こう見えてもあたし強いわよ?」

ダンジョン内道中

早苗「とぉっ」ゴギャンッ

トロール「ホゲェッ!!!!?!!」ドガァンッ

早苗「せいっ」ゾシャンッ

スケルトンナイト「」バキャアアアッ

早苗「ばきゅーんっ」バシューゥッ

オーガ「ゴ……が」バターンッ

早苗「どっせえええええい!」ズドドデュクシドッカーン

ミノタウロス「グギャアアアアアアアア!」ゴギャーンッ

早苗「ふぅ、このへんのは一通り倒したかしら、ほら三人ともいくわよー」









幸子「」

小梅「」

輝子「」

幸子「なんですかあの化け物性能」

輝子「フ、フヒッ……モーゼみたいに、道が出来てる……」

小梅「み、味方になってくれて、よ、よかったね……」

幸子「っていうか今ならあの犬もどきにも勝てるんじゃないですか……」

早苗「あっ、出口見えてわよー! ようやく外だー!」

約束の日

愛海「ふひひ……っ、あと一時間、一時間でおっぱいが新しく六つも手に入る……おっと思わずよだれが」ジュルリ

オカマ「うーん、それにしても根を上げるなんてしなかったわねぇ、お蔭で待たされることになっちゃったんだけど」

愛海「どうでもいいよそんなこと! 待てば待つほどおっぱいがおいしくなるもの…ふひーふひーっ」

愛海「ふふふ、メイド服で揉んじゃうのもおつだけどいっそのこともっといいものでもみたいなぁ……巫女服とか、神官服とか、ふふふ! 夢が広がるーぅ!」

オカマ「欲望に純粋ねぇ、ボスは」

愛梨「幸子ちゃん……」

美波「愛梨さん、ごめんなさい、元々は私のせいで……」

愛梨「そ、そんなことありませんっ! 私が三人を止められなかったから……っ」

美波「それでも、私も少しは責任感をもっちゃうんです」

愛梨「もしも、間に合わなくても、三人だけはどうにかできないかな……」

美波「そうなったら、一生懸命お願いしてみましょう。大丈夫です、愛海さんですもの、お願いしたらきっと聞いてくれます」

オカマ「あらあらぁ、一途ねぇ、でももうこんな時間だもの、間に合わないと思うわよ?」

愛梨「て、店長さん」

オカマ「それにこういう契約をしたんだもの、今更それをたがえる、なんてねぇ……?」

美波「それは、そうですけど……」

町人「おいおい、結局またあいつらが勝っちまうのかよ」

町人「でっかい顔しやがって、あいつらがいったいなんだっていうんだ、金持ってるだけじゃあねぇか」

オカマ「うるさいわよアンタたち! うちに逆らったらどうなるか忘れたわけじゃないでしょうね?」

待ち人「ぐっ……」

愛海「ぐふふ、そんなこんなでもうじき約束の時間だよ~、もういただいちゃっていいよね?」

愛梨「そ、そんな、ま、まだ少し時間が残っています! もうちょっと待ってあげても」

愛海「うるさぁ~い! 私が法律だ! じゃあいただきます!」

幸子「まったぁっ!!!」

愛海「お?」

幸子「ぜぇぜぇ、ま、間に合っていますよね……?」

小梅「こひゅーこひゅー」

輝子「ま、ま……まに、あっ……フヒィ……」

早苗「二人にこの全力ダッシュはつらかったわね……」

愛梨「幸子ちゃん!」

幸子「フフーン! ただいまです! どうやらドンピシャのタイミングみたいでしたね!」

美波「すいません……私のせいでこんな目に合わせてしまって」

輝子「そ、そんなこと、ない……」

小梅「二人とも、と、 友達、だ、だから」

愛海「ふひひ、来たならちょうどいいや、どうせお宝なんてなかったんでしょ、ご苦労様。さぁ、私のお山コレクションの一員に……」ワキワキ

幸子「そんな目にあってたまりますか! とってきましたよお宝!」

オカマ「な、なんですって……!」

幸子「このナイフがそうです! このナイフで地面を刺すと、水が湧き上がってきます!」

愛梨「えぇっ!? 本当ですか!」

幸子「ええこの通りです!」グサーッ

ジャボジャボジャボー

町人「おおおおおおおお! すげえええええ!」

町人「こりゃこの町の水不足が解消されるぞ……!」

幸子「フフーン! どうですか愛海さん! ぐうの音も出ないでしょう!」

愛海「ぐぬぬ、そ、そんなものがあったなんて……」

オカマ(ま、マズいわ……この町を収めてるのは私たちがお金を持っているから、でもこのチンチクリンがこんなものを持っていたら、あっちの方に求心力は流れていく!)

愛海「で、でも認めないよ! そんなものがお宝なんて! お山は、おっぱいは私のものだあああああっ!」

幸子「な、何を言ってるんですか!」

輝子「フヒ……あ、愛海ちゃん、お、往生際、悪い……」

オカマ「そ、そうよっ! それだってうばってしまえばいいわ! そうすれば問題ないもの! 衛兵団の子たち、出てきなさーい!」

美波「そ、そんな、ひ、ひどい」

衛兵団「お、おいどうすんだよ」

衛兵団「出るしかねぇだろ、雇われてるんだし……」

衛兵団「畜生、恨んでくれるなよ!」

愛海「そうだそうだやっちゃえー!」

早苗「え?」

衛兵団「」ズタボロ

愛海「え?」

オカマ「な、なにがおこったの!?」

早苗「いや、ちょっとシメだけなんだけど、皆情けないわねー。弱いのもそうだけど自分よりも小っちゃい女の子たちによってたかって」

愛海「そ、そんな、わ、私のお山が、おっぱいが遠のいてく……」

オカマ「ま、まだよ! こっちには姉御がいるわ! 姉御―っ! 出てきて―っ!」

幸子「姉御?」

小梅「な、なんか」

輝子「も、もう予想、できるような」

拓海「なんだよ、情けねぇ声出しやがってよ……」

愛海「あっ、タ、タクミさん! 良いところに! あの人だよ! あの人たちやってきて! 私のお山を取ろうとする悪党だよ!」

拓海「山って……ったく、お前まだそんなことしてるのかよ、まぁ一宿一飯の恩義があるから、力貸す――」

早苗「あら、拓海ちゃんじゃない」ゴキキッ

拓海「け……ど、よ……」サァー

オカマ「どうしたの姉御!! 早くやっつけて!」

拓海「だ……ダメだ、あいつと会うの初めてなのに、勝てる気がしねぇ……せ、背筋が凍りついて……」

早苗「あらあら、随分とひどい言いぐさじゃないの~、あんなに面倒見てあげたのに」

小梅「た、たぶん、愛海さんと同じ、だよね……?」

幸子「そりゃ、まぁ……拓海さんが早苗さんの事を忘れるなんてありえないでしょうし」

早苗「ああ、愛海ちゃんもなんか私たちのこと覚えてないんだっけ? 拓海ちゃんもか~」

早苗「まぁ、でも……シメれば、治るでしょ?」ゴキキッ

オカマ「ひっ」

早苗「さぁ、覚悟しなさい、国家権力の目の前で不埒なことを働くと」

愛海「お、お山が……っ、近づいてくるのに、とおのく……っ!」

早苗「こうなっちゃうってね♪」

三人「「「ぎゃあああああああああああああああああああああっ!」」」

幸子編 第三話終わり

輿水幸子
Eロングソード
Eソフトレザー

技能
戦士Lv5
練体士Lv3

特徴
カワイイ
元気
ちょこっと角が生えてる



白坂小梅
Eメイジスタッフ
Eアミュレット
Eあの子

技能
霊魔術師Lv5
占師Lv3

特徴
結構物知り
手先が器用
ちょっとうたれ弱い



星輝子
Eナイフ×2(キノコを刈り取る用)
E野伏のマント
Eキノコ(たくさん)

技能
軽戦士Lv3
野伏Lv3
斥候Lv4

特徴
結構物知り
ちょっと器用
突然元気



片桐早苗
Eパワーリスト
Eパワーアンクル
Eリュンクスベスト
Eサーペンタインガン

技能
拳闘士Lv9
射手Lv8
魔動技師Lv8

特徴
ものすごく器用
ありえないくらい俊敏
恐ろしいほど力持ち

今日はここまでにしておきます。
次回の更新はちょっと遅れるかもですが、
なるべく早めの投下を心がけます。
みなさんおやすみなさい。

早苗さんの安心感よ

凛「う……ん」

凛「あれ…ここは…? 確か私、村から出た森で紗枝や志希に襲われて…」

卯月「むにゃ…」

未央「ぐぅ…」

凛「二人は……寝てるし、他の皆は、どこにいったんだろう…」

クラリス「あら、お目覚めになりましたか?」

凛「クラリス……さん?」

クラリス「はい、もう一週間もお休みになられていましたけど、お加減はいかがでしょうか?」

凛「い、一週間も!?」

あい「凛君もどうやら気づいたようだね」

凛「あい……さん?」

あい「ああ」

凛「他の皆は? それにここは…?」

あい「順に説明しよう。まずここはクラリスの教会だ。そしてここはその看護室。クラリスが操られていないお蔭で他の皆もここを隠れ蓑にしながら生活している」

凛「隠れ蓑って…?」

あい「どうやら君は他の皆の様に操られている、といったわけではないようだね。」

凛「うん、というか何回かあったことあるよ」

クラリス「それなら話ははやいですね。操られていない方もいますがその方たちは色々な理由がありまして操られている方に狙われていて、理由なく戦うのもどうかと思いまして皆さんをかくまっているんです」

あい「皆が戦えるというわけでもないのでね、幼少組の子も多くいるから」

あい「それで、まずは他のアイドルをなるべく保護しようという話になったから、各地のアイドルと協力して連絡を取り合っていたんだが、まぁ、後の事は君たちの方が詳しいだろう。激しい戦闘があったというのを聞いてその場に行ってみたら凛君たちがいたというわけだ」

凛「そうなんだ」

クラリス「凛さんたちは特別傷が深かったのか、随分と長く眠っていらしたみたいで…心配したんですよ?」

あい「奈緒君たちから話の詳細は聞いているが、それでもやはり彼女たちもあまり覚えていないらしくてね。凛君たちが何かしら覚えていてくれるとよかったのだが」

凛「ううん……私も皆と同じであっという間にやられちゃったよく覚えてなくて…」

あい「そうか……わかった。ありがとう、とりあえず先に起きている奈緒君たちや他のアイドルにも挨拶しておくといい」

凛「そうしたいけど……まだ卯月も未央も起きてないし」

クラリス「ふふっ、やっぱり皆さんは友達思いですね。皆さんおんなじことを言っています」

あい「その気持ちは分からなくはないが、同じ気持ちを君もさせてきたんだ。早く元気な姿を見せておいで」

凛「うっ……じゃ、じゃあそうする」チラッ

凛「…」チラッ

あい「二人が起きたらちゃんと知らせるから、そんな名残惜しそうにしないでくれないか?」

凛「さて、奈緒や美嘉たちに顔をみせに行けって言われたけど、どこに行けばいいんだろ」

凛「そもそも、ここ。あいさんは教会って言っていたけどそれにしてはなんか広すぎるし……もともと教会ってこんなに広いのかな。行ったことないけど」

???「おや?」

これから出てくるアイドル


>>459-461

岡崎

ものすごく短いですが、今日はここで閉じさせていただきます。
二週間も更新あけて申し訳ありませんでした。これもすべてスパロボってやつのせいなんだ。
エタる気はないので、更新は続けていきますが今後も不定期になりがちだと思います。

>>459-461のアイドルは個別に出していきます。流石に絡ませるのがちときついんで。
とりあえず書きだめしておきます。

凛「そもそも、ここ。あいさんは教会って言っていたけどそれにしてはなんか広すぎるし……もともと教会ってこんなに広いのかな。行ったことないけど」

鎧兜「あら、凛ちゃんじゃないですか」ガシャガシャ

凛「!? え!? だ、だれ!?」

鎧兜「? ハッ、もしかして、凛さんはまだ操られていて……っ、仕方ありません。凛さんには申し訳ないですがここはひとつ…」ガシャガシャ

凛「いやいやいや! 普通に兜かぶってて鎧でばっちり体まで隠しているからだよ!」

鎧兜「ハッ!? す、すいませんっ、じ、自分ではほとんど重さも感じなくて、違和感もあまりないので」ガシャ

肇「ふぅ、あ、でも、兜を取ったら少し息苦しくなくなりましたね」

凛「肇だったの!? 中身肇だったの!?」

肇「え、ええ…おかげさまで…」

凛「もっと、中身はガタイのいい人だと思ってた……なんでこう皆無駄に力持ちなのかな…」

肇「確かに自分でもこんな鎧を着れるなんて思ってもみませんでしたけど、意外と快適だったもので」

凛「快適なの!?」

肇「はい、自分で作ったものですから」

凛「自分でつくっ!? も、もういい、もういいよ肇、と、とりあえずもう私を驚かせないで…」

肇「あはは…」

肇「凛ちゃんは最近になってこの教会に来たって聞きましたけど、どうしてまたこんなところに?」

凛「あいさんに卯月や未央が起きるまでの間、しばらくここら辺を散歩して来いって言われてて」

肇「迷子になってしまったんですか?」

凛「迷子っていうか、向かうとこがないっていうか……」

肇「そうなんですか、ここは地下一階なのでほとんど皆さんの部屋はないんですけど」

凛「地下!?」

肇「はい、晶葉さんが発明品で地下に空間をつくったとかどうとか。地下十階まであるみたいです」

凛「晶葉が相変わらず常識の範疇からはみ出て凄すぎるんだけど…」

肇「私も驚きましたけど…。ここは私たちの女子寮みたくなっていて、下の階に皆住めるようになっていて。今私は泰葉さんと同じ部屋に住んでいて、よろしければいらっしゃいますか?」

凛「えっ? べ、別にいいよそんな、邪魔しちゃっても悪いし…」

肇「遠慮しなくても大丈夫ですよ、私たちも基本的に暇なのでお客様は嬉しいですし。何か先約があるというなら、無理にお誘いはできませんけど」

凛「そういうことはないけど……だけどせっかくだし、お誘い受けようかな」

肇「はい。ふふっ、きっと私たちの部屋に来たら驚きますよ」

凛「? なんで?」

肇「それはついてからのお楽しみです」

肇「というわけで、私たちの部屋です」

凛「あれ? なんか移動の過程をよく覚えてないような…気のせい?」

肇「え? でも現にこうやって移動してきましたし」

凛「そうだよね、ごめん、変なこと言っちゃったね」

肇「いえいえ、大丈夫ですよ。では、こんなところで立ち話もなんですし、部屋の中に入っちゃいましょうか」





泰葉「さ~て、ティオちゃん。そろそろお着替えしましょっか♪」ニコニコ

人形「」ピコピコ

人形「」フヨフヨ

凛「」

肇「」ニコニコ




泰葉「…………っ!?」ハッ

泰葉「はっ? えっ、ちょっ!? えぇっ!?」




肇「いやぁ、それにしても……泰葉ちゃんはいつでもかわいらしいですね」







泰葉「きゃあああああああああ!?」

泰葉「ひ、ひどい……い、いつも言っているのに、ノックしてって……」ワナワナ

肇「ノックしても何も、自分の部屋ですし」

泰葉「私の部屋でもありますっ!」

凛「ま、まぁまぁ、泰葉もそんな怒らないで」

泰葉「せ、せめて、凛ちゃんにはこんな醜態見られたくなかったです…」

凛「ご、ごめん、成行き上お邪魔することになっちゃって」

泰葉「い、いえ、勿論歓迎していますけど」

肇「泰葉ちゃんは気にし過ぎだと思いますけど」

泰葉「は じ め さ ん のせいですよね!」

凛「肇って、こう、意外といい性格してるね」

肇「え? そうですか?」キョトン

凛(本当にいい性格してる…)

凛「それにしても、ものすごい、こう……なんていうか、一部分がファンシーな部屋だね」

泰葉「っ!」

凛「というかもう泰葉の恰好がファンシーすぎるよね」

泰葉「え、ええ……そ、そうです……ね……」

凛「人形とかもなんか自立して動いてるし」

肇「ですよね」

人形「」フヨフヨ

人形「」ピコピコ

肇「ほら泰葉ちゃん。凛ちゃんも他の皆と同じこと言ってますよ?」

泰葉「わ、私にも私のイメージという物が……」

肇「そんな恰好で?」

泰葉「ぐふっ」

凛「あ、泰葉が倒れた」

泰葉「クールなんです……こんな、こんな千佳ちゃんが着るような、フリフリの服を着ていても……私はクールなんです……」

凛「や、泰葉が…」

肇「ふふっ、よかった」

凛「え?」

肇「凛ちゃん、私と会ったときは結構疲れた顔してましたから、今は幾分か顔色もよくなってます」

凛「そ、そうだったの?」

肇「はい、いろいろあったって聞いてますけど。せめて今くらいは楽しく過ごしたいじゃないですか」

凛「そう、だね」

肇「はい、では凛ちゃんも落ち着きましたし、私の作った湯呑でお茶でも…」

凛「嬉しいけど、泰葉は放っておいていいのかな…」

凛「けぷっ」

凛「ちょっとお茶飲み過ぎちゃったかな」

凛「肇曰く晶葉が放送用の機器を作ったらしいし、卯月たちが起きたら連絡が入るって言ってたから、まだ二人は起きてないんだろうけど」

凛「また手持無沙汰になっちゃったな」

ヘレン「ヘーイ!」

凛「うわあっ!?」

ヘレン「あら、こんなところをほっつき歩いて、どうしたというのかしら」

凛「え? いや、別にただ肇たちの部屋から出てきただけで…」

ヘレン「いいえ、何も言わなくてもわかってるわ」

凛「ちょっ」

ヘレン「あなたも世界レベルの汗を流しに来た。そうでしょう?」

凛「違います」

ヘレン「いいえ違わないわ」

凛「違わないの!?」

ヘレン「ええ、言うまでもなく私は世界レベル。それは実力も、そしてそれに伴う精神も。二つが重なり合って、美しい二重奏を奏でる。ゆえに私は磨き続けるの、自分という原石を輝かし続けるため」

凛「はぁ」

ヘレン「そしてそれに対する、私のこの四肢の隅にいたるまで、癒しを与えなければならない。念入りにね。それに付き合いなさい」ズンズン

凛「あっ、ちょっ、裾ひっぱんないで!」

カコーン

ヘレン「風呂は心を潤してくれる。リ○ンの生み出した文化の極みね。そう感じないかしら、凛」

凛「アッハイ」

凛(わからない)

凛(なぜ私はヘレンさんと一緒にお風呂に入っているんだろう……)チャプ

ヘレン「この湯はね、楓が暇だからといって掘り当てた湯脈なの」

凛「っ!?」ゴボッ

ヘレン「楓曰く「温泉は人の気持ちをリラックスさせて正直にさせるような、そんな効果があるんですよ」らしいわ。……まったく、そのとおりね」

凛「待って、待ってヘレンさん。私を話の流れから振り落とさないで」

ヘレン「湯船に入れば、人は裸一貫。しがらみも、後悔も、すべてなげうって、ありのままの自分でいられる。この私も、湯船の中ではただのヘレン。世界レベルを脱ぎ捨てた、ただの女よ」

凛「おーい」

ヘレン「怖いのかしら、これからの事が」

凛「…っ」

凛(いまの)

凛(いまのヘレンさんのセリフ、なんてことない、いつも通りのヘレンさんのマイペースな一言なのに)

凛(なんで今の一言が心に引っかかって)

ヘレン「夢か、現実か、それすらもあやふやな、不確かな大地を踏む事が。今もこうやって自分がただこうしているだけの事が」

凛「…何が、言いたいの」

ヘレン「人間は常に怖がりよ、ガラスの彫刻のように世界レベルの繊細さで紡がれたそれはほんの少しの波風でひび割れてしまうわ。……なら、閉じこもればいい。それが出来るのならね」

凛「……」

ヘレン「あなたはその程度かしら? 仮にも同じ事務所で研鑽を積んだ身として、そのような見当違いをさせてほしいわけではないけれど」

ヘレン「つまり、そういうこと」ザバァ

凛「ちょっ、ヘレンさん! 私、まだ、なにも……!」

ヘレン「何はともあれ、今は体も心もリフレッシュしておきなさい」

凛(結局、ヘレンさんが何を言っているのか、半分もわからなかった)

凛(とても、とても大事な何かを言われた気がしたのに、それをわからないもどかしさと)

凛(もっとわかりやすく伝えてくれてもいいじゃんっていうちょっとした恨みがましい気持ちが)

話し方や呼称などに違和感があったらご指摘お願いします。肇がなぜか天然畜生に、なぜだ…
あと、更新遅くなってすいません。

先輩×ファンタジーじゃあ、アリス・マーガ何たらしか僕には思い浮かばなかった
あと、このSSを書いてる最中にヘレンさんをフリトレでお迎えしました。

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