ドラゴン「我こそが魔王なのだっ!」〔安価有り〕 (32)

――とある洞窟


ドラゴン「――我こそは偉大な魔王に仕えた名誉ある魔物、ドラゴンである」

ドラゴン「大昔、魔王は人間の勇者などと呼ばれる愚劣な存在に敗れ、世界の支配権は人間が握ってしまった」

ドラゴン「主が敗れれば我ら魔物は逃げ惑うのみ。そうして、何百年も山奥でジッとしてきた……」



ドラゴン「……しかし、それももう終わりなのだッ! 山奥にて蓄えた我の力を使って再び人間に絶望を見せてやろう……」ゴゴゴ



ドラゴン「しかし、我は今の人間がどういう進化を遂げたかも分からぬ。 よって、人間に化け、人間社会に馴染み人間を観察してやろうと考えた!」


ドロンッ


竜女「こんな感じでな。 だがやはり一人では寂しい…… 一匹魔物を配下にし、共に行動をしたいのだが……」

竜女「……ふむ、あそこの魔物なんて良いな」


>>3 何て魔物が居た?

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1396972606

下新田のお熊

《下新田のお熊》の性別と外見は?

安価直下

ちょっと気味が悪いので……

再安価直下

申し訳ないですが最初から再安価致しますよ

>>17 どんな魔物をお供に?(RPGなどに出てくるような魔物にしてください)

例: スライム プリン ボム がいこつ……etc

サキュバス

気味が悪いって、腐った死体とか安価されても却下したの?

53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
公園(ホームレス共からご飯を恵んで貰う為に彼らの性欲処理をしている美少女が住みついている公衆便所があるとこ)
2014/04/10(木) 17:30:06.29 ID:2G2CrhaX0

いい加減にしろよ変態 荒らし回ってんじゃねーよ屑

竜女「そこの魔物よ」

サキュバス「何よ――って人間じゃない! ご馳走だわぁ……!」ヨダレダラダラ

竜女「おっと、変身したままだったかっ」

ドロンッ

ドラゴン「――グルルオオン! 見ての通り魔物だ。話を聞いて欲しいのだが」

サキュバス「ひぃっ! 貴女は高名なドラゴン様……! 私めに何の用で……?」

ドラゴン「おぬしは何故こんな山奥に居るのだ?」

サキュバス「それは……」

ドラゴン「……人間に迫害された、違うか?」

サキュバス「っ! ええ、そうですとも! あたしたちは人間に迷惑をかけないよう、ひっそりと森の奥に暮らしておりました」

サキュバス「しかし人間は、森の奥にサキュバスが居ると知るや否や、攻めこんできました!」

ドラゴン「なんと……愚かな」

サキュバス「半壊はしたものの、あたしらは人間達を返り討ちにしました……」

サキュバス「……しかし、それを知った人間の国が大勢の人間をあたしらの住処に寄越しましたっ!!」

サキュバス「……そうして、一族はあたしを除いて滅びました。 今は仲間に助けられたこの命が憎いです……!」ギリッ

ドラゴン「……ふむ」

ドラゴン「おぬしは命が惜しくない、そういうのか?」

サキュバス「はい 最後くらいと思って、人間を喰って死のうと思っていましたけど……」

ドラゴン「――ならば私と来るのだ……! 今こそ人間を貶める時ぞ!」

サキュバス「……え」

ドラゴン「私は探していたのだ! 優秀な幹部、お前のような人材をっ! 仲間に助けられたその命、仲間の仇のために使わないかっ」

ドラゴン「――さあ、私と共に、魔王軍を結成するのだ!」

サキュバス「……」

サキュバス (それも、いいかもしれないわね……)

サキュバス「……分かりました。『魔王様』」



サキュバス「――貴女のご活躍を、間近にて見届けますッ!」



サキュバスの特徴は?

安価直下

例: イオナズンが扱える レズ 胸が大きい 実は人間が好き……etc

エロい、とにかくエロい

>>21 把握しました

>>18 気味が悪いのは書き込んだ人の事です


夜に再開します 申し訳ない

――王国 関所

衛兵「む、立ち止まれい!」

竜女「……」ピタッ

サキュバス「……」ピタッ

衛兵「貴様ら怪しいなぁ…? ちょっと身体検査を――ぐふっ!」

気が付けば竜女の突きが人間の胸を鋭く突き刺さっている…
改めて竜の強さを思いしり、畏怖するサキュバスであった――

竜女「これで潜入出来るな」

サキュバス「…何で突然攻撃を?」

竜女「何故か腹が立ったのだ… 何故か、な」

サキュバス「……」



――王国 城下町

サキュバス「魔…いや、竜女様。人間の国は昔と比べてどうですか?」

竜女「ふむ、そうだな… 建築技術の向上と、人間達がいかに優雅な暮らしをしているかが見受けられるな」

サキュバス「なるほど… では、攻めこむのは容易いと?」

竜女「何を言っている。いくらひ弱な人間とて、武力はある… まずは我らの軍を作らねばな…!」

サキュバス「ふんふん…」

竜女「どれ、まずは宿を――」

ドンッ

???「!」

サキュバス「むっ…!」


ぶつかってきたのは…

1. いかにも戦士、といった大男

2. 神秘的なオーラに包まれた女性

3. 小柄でやんちゃな娘

4. 威厳溢れる老人


>>26 1から5までの数字でお選び下さい

女賢者「あっ すいません…! 前方不注意で…」

竜女「い、いや… 気にしなくていい。それより、聞きたい事があるのだが…」

サキュバス (何を魔王様は焦っているんだろう… それよりも、この人間の女…もちもちで柔らかそうだなぁ)

女賢者「はい、何ですか?」

竜女「先程からまわりが騒々しいのだが… 今日は祭りか何かか?

女賢者「…知らないんですか? 今日は国王が魔王討伐隊を募る日、私も今日のために鍛練を積んだんです…!」

サキュバス「なっ…! 魔王、とは?」

女賢者「東の洞窟に現れた魔物です。どうやら城の兵士が束になっても倒せなかったとか…」

竜女「ふむ… 面白い! どれ、私も参加するとしよう!」

サキュバス「気になりますからね!」

女賢者「そ、そんな簡単にご決断するのですね…」

竜女「こう見えて、私も実力には自信があるからな」

サキュバス「あたしもっ」

女賢者「…なるほど では、三人で城まで行きませんか? 実は心細くて…」

竜女「……」ムッ

サキュバス (魔王様の顔が曇った…!)

女賢者「だ、駄目でしたか…」

竜女「いや、良いだろう。貴女の事ももう少し知りたいしな」

女賢者「…! ありがとうございます」

サキュバス「はい! まずあたしから質問いいですかっ スリーサイ――」




竜女 (…この女からひしひしと伝わる懐かしい圧力…!)

竜女 (間違いない。こやつこそ、我らが天敵であり最強の壁…!)




竜女(――勇者の血族ッ!)ゴゴゴゴゴ

――王国 中庭


竜女「強そうなのがちらほらおるな…」

サキュバス「ああ、魔王様…! 退魔の力を持つものも居ます…」ヒソヒソ

竜女「…ふうむ」

竜女 (我は瞑想から醒めたばかり… いくら人間といえど、今の我は容易く捻られるであろうな)

女賢者「あっ お二方! どうやら王様が直々にお話してくれるそうですよ」

竜女「そうか。どれ、拝聴させてもらおう」


竜女 (そしてこの女… 我の目に狂いが無ければ只者ではない…! 僅かに漂う勇者特有の『匂い』がする…)

――

国王「ごほんっ 諸君、よくぞ私のもとに集まってくれた! 礼を言おう!」

国王「…見渡せば顔つきのいい屈強な戦士、そして知的な女性が見受けられるな!」

国王「誠に頼もしい! これならば魔王なんぞ一捻りやもしれんな……」

竜女「……」ギリッ

サキュバス「……」ムカムカ

国王「――だがッ! 私は諸君を信用出来ない! 信用が無ければ諸君に重役を任せる訳にもいかんのだ!」

女賢者「なんと…」

国王「これから命ずるは魔王討伐の命ではない! 北の塔に赴き、城の兵士相手に実力を思う存分振るって見せよっ!」

国王「さすれば私は信用をしようッ!」

まわりの至極小さな囁きが段々と広がって行く…

国王「――さあ、行くのだ戦士たちよッ!」

王の右手の一振りで、行け、と合図される
最初こそ困惑していたものの、血気盛んな男たちは雄叫びを上げて城を飛び出し、北の塔へと向かった


竜女「……」

サキュバス「…どうしますか、竜女様」


どうする?


1. 北の塔へと行ってみる

2. 東の洞窟の魔物に会ってみる


安価直下 お選び下さい

繝?せ繝?せ

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