ユミル「今日も空が高いな」(59)

ssと言うか板等に初投稿です。
進撃のssになります。がっ!オリキャラが主役ですので嫌いな方はそっとじでお願いします。

もし張り方等が変であれば教えて下さい。

ネタバレ注意で!

…失礼しました。

検索したら此処が出て来たもので…。

とは言っても何処に貼ればいいか分からんから此処に貼ってきます。

 某学校
ーHR終了ー ガヤガヤ

レオン「……………」ボーッ

フィル「レオン!帰ろうぜって…どうした?…空に何かあるのか?」

レオン「いやぁ…今日も空がたけぇなと思ってさ…」

フィル「…意味分からん事言ってないで帰ろうぜ?」

ー帰宅中ー

レオン「学校もようやく終わったぜ!」

フィル「おうよ!!今日は月に一度のお楽しみの日じゃんか!」

レオン「そういやそうだったな!!…まぁ俺の場合は、4ヶ月に一度だけどさ…。結構長いんだよなぁ」
  
フィル「だからよ?お前も別マガも読めばいいだろって」

レオン「う~ん…。いやだってさ?考えてみ?そしたら単行本読んだ時の感動が半減しちゃうじゃんか?俺は一気に読んで感動したいんだよ!」

フィル「あぁそうでございますか!別にさ?そんなに深く考えなくてもいいでない?とりあえず読んどくって感じでもいいと思うけどなぁ…」

レオン「いいじゃねぇかよ!悪ぃか!!」

フィル「まぁどうでもいいけどさ…。それより、どうせ読みながら帰るんだろうから気ぃ付けて帰れよな?」

レオン「ん?誰に言っておるのかね?明智くん」ハハハ

フィル「いや君だよ?!この間、漫画読んでて車に轢かれそうになったき・み・に言ってるの!!」

レオン「わーってるって!気ぃーつけるよ!サンキューな!」

フィル「ったく…まぁまた明日進撃の考察でもしようぜ!」

レオン「おぅ!!また明日なぁ~」ヒラヒラ

ー書店ー ガ-
アリガトウゴザイマシタ-

レオン「よっしゃ!!進撃の12巻ゲットだぜ!!」

レオン「……分かっているさ…分かっているんだ!読みながら帰ったら 危ないって事ぐらいっ!だが…漢には引けない時がある!!今が 
そうだ!!勝負は今!!ここで決める!!」ウォ~ ピリピリ

レオン「………………………っ!!」テクテク

レオン「…えっ?ちょっ!?団長ぉ!腕喰われてもうてるやん!!?」

ー交差点ー

レオン「うわぁ……。マジかよ…。でもこれはマジでアルミン参謀フラグ来たか?!」ドンッ

男「イテッ」

レオン「おっと!すみませんね!」スタスタ

男「ったく……んっ!?おい!!君!!信号!おいっ!!!」
キッーーー
―――――――
――――――
――――
レオン「へっ??」
――ドンッ
ガヤガヤ
男「ヤバイ!轢かれたぞ!!えっと…っ!!救急車!!あれ?!119番って何番だ?!」

青年「おっさん!寝ぼけたこと言ってんな!119番は119番だろうがよっ!?」

男「っ!!す、すまん……動揺していて…」

ガヤガヤ ガヤガヤ
レオン「------あれっ?.....なんか体が熱いような、軽いような…。変な感じだな…。まるで自分の体じゃねぇみてぇだ………。俺死ぬのか…な…。」
――――――
―――――
――――
―――
女1「…………」ボーッ

女2「…?どうしたの?空なんか見上げて…」

女1「いやさ…今日は星がよく見るなってよ…」

女2「…本当だ!綺麗だね!…ところでさ…もし良かったら井戸まで付き合ってくれない?」

女1「あぁ~別に構わねぇぞ?」
――――
――
女2「付き合ってもらちゃってごめんね!何だかのどが渇いちゃって//」

女1「あぁ~?気にすんなよ。どうせ私も渇いたしな」

女2「ありがとっ。……あれっ?ねぇ!?あそこに誰か倒れてない?!」

女1「はぁ?どれ…。ホントだ…何か居るな…」ハッ!?

女2「大変!!助けなくちゃ!!」

女1「やっぱりかよっ!」

女2「当たり前でしょっ!!とりあえず見に行こうよ!」

女1「はぁ~。はいはい分かりましたよ…さっすがお優しいことで」

女2「もしもし?大丈夫ですか?…どうしよう…反応しないよ?!」

女1「んじゃ死んじまってるんじゃねぇのか?…一応拝んどこうぜ」

女2「ちょっと!やめてよ!…うんっ!脈は有るみたいだよ?」

女1「(チッ!)あぁ~じゃどうするんだよ?一応医務室まで運んどくか?」

女2「そうだね…でもここら辺りの人じゃないのかなぁ?あまり見たこと無い服装だし…」

女1「まぁ確かにな…ん?胸に何かマーク付いてるぜ?......見たことねぇ紋章だな…字も読めない文字だぞ?!こいつもしかしたらヤバイんじゃねぇか?!関わるのよそうぜ?!」

女2「でもほっとけないじゃないっ!!」

女1「ッ!?はぁ~分かったよ!とりあえず運ぶぞ…チッ!こいつ無駄にデカイな…悪いが足持ってもらっていいか?一人じゃ流石にキツイ」

女2「分かった!」
――――
―――
――
ー医務室ー

男「成る程…。無論、市民を助けるのが兵士の務めだ。その行いに免じて消灯時間が過ぎたにもかかわらず、外にいた事については言及しないでおいてやろう」

女1・2「(ギクッ!)ハッ!ありがとうございます!」

男「しかし困ったものだな…。身元に関わる物は何も所持していないとはな…。なぜそんな所に倒れていたんだ?」

女2「分かりません!」

男「う~む…。このままこの男を見張っているわけにもな……かと言って起き出して訓練所内をうろつかれても困る…。」

男「仕方が無いな。お前達で交代しながらこの男を見張っておけ!万が一、起きた場合は教官室に居るので私を呼びに来い!」

女1・2「(ええっ?!)(マジかよ…。)」

男「どうした?不服か?一般市民など救っていられないと?」

女1・2「いえっ!了解しましたっ!」

男「うむっ!」ツカツカ
ギーッ バタンッ

女1「…うむ!じゃねぇんだよっ!!」

女2「ごめんね!私が巻き込んだせいで…。後は私が見ておくから先に戻って休んで?明日も訓練有るんだからさ?」

女1「何言ってんだよ!訓練有るのはお前もだろうがっ!!それに私も賛成したんだからお前のせいじゃねぇよ」

女1「しかもどっちかって言えば、お前の方が体力無いんだからお前が戻れよ!後は私がやっておくからよ」

女2「ダメッ!!…じゃ一緒に見てようか」ニコッ

――――
―――
――

レオン「ハァハァ!…マジかよ………。何でこんな所に巨人が…。マジで追いつかれるっ!!」
――
―――
―――――

レオン「う~ん…。」

女2「はっ!寝ちゃったよ…。何か大分うなされてるけど大丈夫かな?それにすごい汗…。拭いてあげよう」

レオン「うわぁっ」ガバッ
――ゴッ

女2「~~~ッ!?」

女1「っ?!何だ?!何事だっ?!ん?!?おいっ!どうした?!大丈夫か?!」

レオン「いってぇ…はっ!!巨人はっ!?」

女2「うぅ…。あっ!良かった!気が付いたんだね!」

レオン「っ!!ゴメンナサイ!大丈夫ですか?」

女1「テメェッ!これが大丈夫に見えるのかよっ?!」

女2「もう!ユミルっ!私は大丈夫!あなたこそ平気?ずいぶんうなされていたようだけど…。」

女2「あっ!私はクリスタ・レンズ。クリスタって呼んでね」

レオン「……………はい?クリスタ??(確かに今気付いたけど、クリスタそっくりだ…。)」

女1「おいっ!クリスタが名乗ってんのにテメェh..クリスタ「こっちの子はユミルっていうの」

ユミル「」

レオン「ははは…。ユミルね…。(マジでか?!まるで進撃の巨人の世界観じゃないかっ!!)」

レオン「(とりあえず自己紹介かな…。)申し遅れましたね。僕はレオン。レオン・パルマーって言います」

クリスタ「レオン・パルマー…パルマー君ね!」

レオン「レオンでいいですよ」

レオン「ところで…レンズさん…でしたよね?あの…ここは何処なんでしょうか?どうやってここまで?それと今は何年なんですか?」

クリスタ「クリスタでいいよ!...ここはどこって…まさか記憶が無いの?!...私達はあなたがこの訓練所の門の所で倒れているのを見つけてとりあえず医務室に運んだの。今は何年って…847年じゃない!」

ユミル「記憶喪失ってやつかよ…。めんどくせぇのが来やがったな…まぁ、一先ずクリスタは教官呼んで来いよ」

クリスタ「分かった!」

ユミル「さて…。お前本当に何も分からないのか?」

レオン「…えぇ…まず何で自分がここに居るか分からないんですよ」

レオン(そういや進撃読みながら、車に轢かれたんだっけ??でもその割には体はなんとも無いしなぁ…。でもそんな事言ったところで怪しまれて終わりそうだしなぁ…。とりあえず様子見か)

ユミル「ふぅ~ん…。どこから来たのかも分からないのか?その胸の紋章は何だ?服装もここらじゃ見かけねぇ服だしなぁ?マジでお前何者だ?」

レオン「いや~…。何者だと言われましても…。本当に分からないんですよ…。ただ、敵では無い事は確かだと思いますよ!ユミルさん(やっぱりこいつは鋭いな…。教官が来たら思い切って話してみようか…)」

ユミル「ハッ!どうだかな…。後その堅っ苦しい喋り方やめろ。普通にユミルでいいよ」
ギィー 

教官「起きたか…。」

教官「私はキース・シャーディス。このトロスト区訓練所で104期の実技教官をしている者だ…。君は訓練所の門の所で倒れているのをそこの二人に発見され、ここに運び込まれたのだ。君は何者なんだ?」

レオン「僕はレオン・パルマーと言います。門の所で倒れていたとの事ですが、イマイチ僕にも状況が理解出来ないでいます」

キース「そうか…。しかしまぁともなれば困ったものだな……。」

レオン「(このままじゃ埒が明かねぇしな…。話してみるか)教官っ!」

キース「何かね?」

レオン「申し訳ありませんっ!実は今伏せた事が有りますっ!この話は恐らく信じてもらえないと思ったからです…。が、このまま伏せておいても話が前進しないと思いますので、やはり申し上げます」

キース「そうか…。ならば聞いた方が良さそうだな」

レオン「ありがとうございます。今から申し上げる事は誓って嘘ではありません」

レオン「………そもそも私はこの世界の住人ではありません!」

キース「何っ??!」

クリスタ「えっ??!」

ユミル「ハァ?!」

レオン「そう思われるのも無理はないですが、本当です。私がいた所はーーーと呼ばれていました。私はその世界から何らかの方法で飛ばされてしまった物と思われます」

キース「……。う…む。にわかには信じがたい話だな…。まぁ確かに見た事の無い格好はしているが…」

クリスタ(どうしよう…。頭が全く付いていかないよ…)

ユミル「怪しいな。何か証拠でも見せられねぇのかよ?」

レオン「証拠…ですか…」

レオン「じゃあ例えば…(こいつらの同期の名前でも出せば、ある程度証明にはなるか?いや…何で知っている?って話になるよな……。あっ!!!スマホでも見せてみるか…。)これなんかはどうでしょう?」

キース「これは?」

レオン「これは電話と言って、離れている相手でも相手が同じ機械を持っていれば、会話が出来るという物です」

キース「何っ?!では誰かと会話してみてくれ!」

レオン「申し訳ありせんが、今申し上げた通り、相手もこれを持っていなければならないので、難しいです…。さらに、元の世界に掛けようにもこの世界では、電波が飛んでいないために会話不可能の状態です」

ユミル「じゃ結局何も証明出来てないだろうがっ!!」

クリスタ「でも、確かにあんなもの誰も持ってないよ?それを持ってるんだから本当じゃないのかなぁ…」

ユミル「そもそもお前さっき飛び起きた時に、巨人がどうの!って叫んでたろうがっ!!何でこの世界の住人じゃないのに巨人なんて言葉が出てくるんだよ?!まさかお前の世界にも巨人が居るってか?」

レオン「ふー…(流石に痛いとこ突っ込んできたな…。じゃあもう全部言っちまうか…)」

レオン「それは…………この世界の事は僕の世界では本になっているんですよ…」

ユミル「は?」

キース「なっ?!」

クリスタ「えっ?!」

ユミル「テメェッ!嘘つくならもっとマシな嘘つけよっ!!」

レオン「嘘じゃないっ!!じゃ例えば何か皆さんの間でしか知らないような事を質問してみて下さいよ!」

ユミル(はぁ?こいつバカか?しかし想像以上にヤバイ奴だな…クリスタの為にも、分かる訳がねぇ質問して教官に追い出させよう…。)

ユミル「じゃあ私らの同期にサシャっていう奴が居るんだがな?そいつのアダ名が有るんだよ…。それを答えてもらおうか?(こんな話じゃ例え内地の人間でも知らないだろう。何が目的かは分からんが、危険な芽は早めに摘むに限る)

レオン「芋女」

ユミル「…え?」

レオン「だから芋女でしょ?サシャのアダ名は?」

クリスタ「…何で…こんな質問分かったの?」

レオン「だからこの世界の事は本になってるんだって!所以は、入団式の通過儀礼の時におもむろに芋を食べだしたから。さらに教官に詰め寄られるも、自分だとは理解出来ていなかった…。そして教官は死ぬ寸前まで走るように命令し、フラフラになって帰ってきた所でクリスタがパンを分け与えて以来、クリスタの事を神様と呼んでいる…。こんな所かな?」

キース「ここまで詳細を知っているとなれば、信じざるえんな…。しかし…じゃあ何故いきなりこんな所へ飛んで来てしまったんだ?」

レオン「……僕の向こうの最後の記憶では、車に撥ねられて、もう死ぬのか?と思った時に気が付いたら、ここにいました」

キース「そうか…。車?」

レオン「あぁ、こっちの世界で言う馬車と似たような物ですね。向こうはエンジンと言って特殊な装置で車輪を動かすんですよ」

キース「そんな物まで…文明にかなりの差が開いてしまっているようだな…先程の話だが、君の世界にも巨人が?」

レオン「いえ…僕の世界では巨人はいません…なので壁に囲われてもいません」

キース「何と…。」

ユミル「マジかよ…」

クリスタ「スゴイ…」

キース「そうか…では君の世界では巨人などは見たこと無いまま暮らしていけるのか…」

レオン「はい…12歳で訓練兵になるのがこの世界では常識でしょうが…。僕達の世界では12歳なんていったらまだ鼻垂らしてます…本格的に社会に出るのは、早くても18歳からです」

キース「そうか…だが一介の兵士として、人類が安寧を満喫しているならば喜ばしい事だと言えよう」

キース「君の話は分かった…。どちらにしても、今日はここに泊まって行きなさい。また明日にでも話をしよう」

レオン「はいっ!ありがとうございます!」

キース「では」ツカツカ

ユミル「……………」

クリスタ「…………」

ユミル「納得は行かねぇが、仕方ねぇな……」フゥ

クリスタ「…っ!私は信じるよ…!」

レオン「(おぉ~流石女神と呼ばれているだけあるな)信じてくれてありがとう…。それに看病までしてもらっちゃって…」

ユミル「気にするなよ。奴隷になってくれればいいからさ」ニヤッ

クリスタ「もうっ!やめなってばっ!!」

クリスタ「気にしないで。当たり前の事をやっただけだから!」

レオン「ありがとう」

ユミル「…まぁそんな事よりさ…。仮にお前がこの世界の住人じゃないとして、どうやって元の世界に帰るんだ?」

クリスタ「………………あっ…」

レオン「…………………えっ?」

レオン(そうだよ…!全然考えてなかった!!どうやって来たかも分からねぇのに帰り方なんて分かるはずがねぇ!!)

レオン「いやまぁほら?また寝ればいいんじゃない?で、起きたらまた元通りっ!」

ユミル「…だといいな」

クリスタ「だっ…大丈夫だよっ!!明日、目が覚めたら家に戻ってるよっ!!」

レオン「…ははは…そうだよなっ!さすがクリスタっ!」

レオン「まぁという事は、もう会えないわけだし最後にお願いが有る」

クリスタ「私に出来る事ならっ!」

ユミル「ふざけんなっ!!お前が言う事聞くんだろうがっ!」

レオン「まぁまぁ…。そんなに興奮しないで。えっと…実はさ…ずっとユミルのファンだったんだよね//」

ユミル「あぁ?!」

クリスタ「~ッ//」

レオン「だから最後に、ハグをお願いしy…ユミル「ふっふざけんなっ!//」バキィ

レオン「がはぁっ!」

クリスタ「ちょっ…ちょっとユミルッ!!」

ユミル「ハァハァ……。何を言い出すかと思えば…テメェは私を馬鹿にしてんのか?!」

レオン「イテテ…。いや何で馬鹿にしてるってなるんだよ?!俺はユミルが好きだから好きって言ってるだけだろ?!」

ユミル「はぁ…。(こいつマジで何なんだ…//)...何かキレるのも馬鹿らしくなってきたな…」

レオン「クリスタも記念にお願い出来ないか?」

クリスタ「えぇっ//私?う~ん//」

ユミル「あ?やめとけクリスタ。ハァ~…じゃ記念に私がやってやるよ…」

レオン「マジで?!やった!言ってみるもんだなっ!」

ユミル「ほらこっち来いよ」ギュッ

レオン「ありがとっ!」ギュッ~



ユミル「………いつまで抱きついてんだよっ!」バシッ

レオン「イテッ!...いやぁありがとう!いい思い出が出来たよ…。向こうに戻ったら自慢しまくろうっと!(信じてもらえねぇと思うけど…。しかしいい匂いだった//)」

たぶんここかな?
http://jbbs.shitaraba.net/comic/6689/

ユミル「私で自慢になるのかよ?」

レオン「なるよっ!何気にユミルは人気者だよ?イケメンだっつって。ユミルみたいな姉貴が欲しいっ!とかさ」

クリスタ「ユミル良かったじゃない!!やっぱりユミルの良さはちゃんと伝わってるんだねっ!」

ユミル「殆ど女関係無い気がするがな……。まぁどうもありがとよ//」

クリスタ「照れちゃって!可愛いんだからっ!」
キャイキャイ

レオン(いやぁ眼福眼福)

レオン「でもホントにありがとう。短い間にずいぶんお世話になっちゃったけどさ…。二人と会えたのは一生物の思い出だよ!もし願わくば僕の事も覚えててくれると嬉しいな//」

クリスタ「私も忘れないよ!ありがとう!」

ユミル「…あぁ~何だ…。まぁ達者に暮らせよ?折角平和な世界なんだろ?私らの分まで幸せに生きろよ…。」

レオン「あぁありがとう…。二人もどうか無事でね…」

クリスタ「うんっ!...じゃあ私達は部屋に戻るね…。オヤスミ…」

レオン「オヤスミ」
ギィ バタン

>>21
有難うございますっ!でも…もう始めちゃったんでここに貼ってもいいですかね?

レオン(いやぁしかし濃い一日だったな…。まぁでも漫画のキャラに会ったのなんか、後にも先にも俺ぐらいじゃねぇか?貴重な体験だったな)

レオン(しかし…何でいきなりこの世界に飛ばされたんかな…。あの時読んでたからかなぁ…。ってか俺車に轢かれたけど生きてるんだろうな…?死ぬ前の奇跡体験とかじゃねぇよな?)

レオン(まぁ考えててもしょうがねぇか…。もう寝よ寝よ…起きたら家だ)
―――――――
――――――
―――――
――――
―――
チュンチュン

レオン「ふわぁ~…朝か…」キョロキョロ

ー医務室ー

レオン「……まだ夢か…じゃもう一眠り…」
――――
―――
――


レオン「………ムク」キョロキョロ












ー医務室ー



レオン「………ジーザスッ!!!!!」

レオン(おいぃぃ!?戻ってねぇじゃねぇか!紛うこと無く昨日の部屋だよ!?これは帰れないフラグじゃない?え?何なの?死ぬの?)
ギィー
 
キース「おはよう。起きてたか…もしかしたら、寝てる間に戻ってしまうかとも思ったが…」

レオン「(俺もそうであって欲しかったよ…)おはよう御座います…」

キース「しかし君の話を本当だとすると、困った事になるな…まずはどうやって戻るかだな…。そして戻れるまで何処で暮らすか…」

キース「ここは兵士養成所だ…この世界の事を本で見たなら知っていると思うが、訓練とは言え、毎年死人も出ている危険な物だ…」

キース「心臓を捧げた者ならいざ知らず、関係無い者をむざむざ死なせる訳にはいかんしな」

キース「君にも帰りを待つ人が居るだろう…?」

レオン「………。(確かに…。まぁ兵士になる前に俺じゃ立体機動なんて出来なさそうだしな…自分の世界じゃ無い所で死ぬのもなぁ…)」

キース「申し訳ないが、やはり開拓地で暮らしてもらい、元の世界に戻るのを伺ってもらうという事でいいだろうか?」

レオン「…そうですね…。(…待てよ…考えてみれば俺はこの世界の未来を知っているって事だよな?何処までその通りに進むか分かねぇが、サシャの件は当たっていた…ってことは上手くやれば、この地獄みてぇな世界を変えられるかもしれん)」

キース「そうか…ではそのように馬車等を手配s…レオン「あのっ!教官!」

キース「どうした?」

レオン「やはりぼっ…いえ…私も兵士にして頂けませんか?(怖ぇけどこんな経験二度と出来ない…ユミルとも一緒にいれるし…そして何よりあの三人も救えるかもしれない)」

キース「ほう…。ではこの世界の人類に心臓を捧げることが出来るという事か?君の本当の世界では無いのだろう?」

レオン「その通りです…。しかしこうしてこの世界に来たというのは何か意味が有るように感じるんです!その意味を見つけた時、初めて帰れるんだと思います!」キリッ

レオン(原作は大分先までストーリーは展開してるけど、少し様子を見てからその話はしよう…◯山先生ゴメンナサイ!)

キース「……いいだろう…。では本日より訓練兵団に向かい入れる!今までいた世界とは違うぞ!この訓練中にせいぜい死なないことだな!!心臓を捧げよ!!」

レオン「ハッ!!」バッ

レオン(やってやる…。一匹残らず駆逐してやる!!俺が…この手でっ!!!)キリッ

レオン(って間違えた…。世界平和だ!)キリリッ

キース「まずは貴様を紹介しなけばならんな。丁度朝食で食堂に集まっているだろう…行くぞ!」

――――
―――

ー同時刻ー
ー女子宿舎ー

クリスタ「う~ん…。みんなぁ…おはよぉ」

アニ「…はよ」

ユミル「んだよ…もう朝かよ」

アニ「そういえば、二人共夜中まで居なかったね…何処行ってたんだい?」

ユミル「…あぁちっと色々とな…まぁ一種の人助けだな」

アニ「………あんたが?」

ユミル「おいおい…私がやったらそんなに変かよ?....まぁ尤もクリスタが居なけりゃやらなかったがな…」ハッ

ユミル(あいつはもう自分の世界に帰ったかな…?無事帰れればいいがな…って何考えてんだッ!私はっ!//)

アニ「そんな事だろうと思ったよ…」

クリスタ「結局助けたもんね?……ユミル?」

ユミル「っ?!あぁ悪い少し考え事しててな…」

クリスタ「…ふ~ん…。レオンの事?」ボソッ

ユミル「は?!違ぇよ!!//」

クリスタ「別に隠さなくてもいいじゃない!」

ユミル「いやだから…」
ヤイヤイ

アニ「そんな事よりもう朝食の時間だよ」

ユミル「っ?!おう!そうだな!ほらクリスタ行くぞ!」

クリスタ「あっ!待ってよユミル!」
―――
――


ー食堂ー
-朝食-
ガヤガヤ

サシャ「クリスタ!ユミル!おはようございます!」

クリスタ「サシャおはよう!」

ユミル「おーっす!」

ライナー「クリスタおはよう!」

ベルトルト「ユミルもおはよう」

クリスタ「ライナーとベルトルトもおはよう!」

ユミル「おはよーさんっ」

ユミル「ふぁーっとっ…。眠ぃーなおい…」

クリスタ「流石に眠いよね…でも今日は立体機動の訓練は無いから良かったよねっ!」

ユミル「まぁ教官もそう思ってああ言ったと思うが…」

サシャ「何ですか?二人揃って夜中に食料庫でも忍び込んだんですか?」
ユミル「お前と一緒にするなよ!芋女っ!」

サシャ「なっ!?芋女とは誰のことですか?!」

ユミル「お前以外に誰が居るんだよ…まぁ安心しろその[芋女]ってのは意外と有名みたいだぞ?」

サシャ「えぇっ?同期以外にも知ってる人が?!」

クリスタ「もうっ!そんな言い方したらサシャが可哀想じゃないっ!…サシャ?大丈夫だよ?誰もそんな事思ってないから!」

ライナー「それで?結局どうして二人揃って寝不足なんだ?」

ユミル「まぁ一種の人助けだよ…」

ライナー「……お前がか?」

ユミル「……はぁ…。その件はもういいよ…」

クリスタ「二人で井戸に水を飲みに行ったら、門の所に人が倒れてて…それでユミルと二人で医務室に運んだの」

ユミル「それで、まんまと教官に看病を押し付けられたって訳だ」

ライナー「そいつは災難だったな…」

ベルトルト「でも何だってそんな所に倒れてたんだい?」

クリスタ「えぇ~と…(ユミルどうしよう?)」チラッ

ユミル「(私に任せておけ)コクッ…いや…結局起きてすぐに教官呼んで任せてきたから詳しくは分からん」

ベルトルト「そっか…二人共大変だったね」

ライナー(流石俺の嫁…)
バタンッ

キース「注目っ!!!」
ガヤ シーン

キース「昨日、この訓練所の前で倒れている人間を訓練兵が保護したのだが…」

クリスタ「ねぇユミル…教官は急にどうしたのかな?」

ユミル「…さぁな」

キース「どうやらここ最近の記憶が曖昧らしく、帰る場所が分からないそうだ!!」

エレン「うわぁ…そいつは大変だな」

アルミン「そうだね…故郷が有るのに帰れないなんて」

ミカサ「……」

ユミル(何か話がおかしいぞ…)

キース「そこで本人の強い希望により、兵士として貴様らと共に励んでもらうことになった!!…入れ!!」

ライナー「おっ?新人か」

レオン「皆さん初めまして!レオン・パルマーといいます!今日からから皆さんと共に訓練に参加させていただきます!!よろしくお願いします!!」キリッ

男子陣「へぇ~…しかしデケェな?ライナーくらいか?」

エレン「デケェな!格闘術とか強いのかな?」

アルミン「ははは…。どうだろうね…まぁ今度から訓練に参加するみたいだし、一緒に組んでみればいいじゃない?」

エレン「おぉ!そうだなっ!」

クリスタ「えっ?」

ユミル「は?」

女子陣「ふ~ん…結構まともな男じゃない?」ワイワイ

キース「半年遅れだが貴様らの仲間だ!互いに研磨せよ!!それとブラウン訓練兵!」

ライナー「ハッ!」

キース「宿舎等の仕組みを説明してやれ!」

ライナー「了解です!!」

キース「何か分からない事があれば奴に聞け!部屋はブラウン訓練兵と同室だ!奴が宿舎長もしている!」

レオン「ハッ!ありがとうございます!」

キース「他の者も協力する様に!以上!」

ライナー「俺はライナー・ブラウンだ!よろしくな!レオン…っつたか?」

レオン「あぁ!こちらこそよろしくな!ライナー!」

レオン「そうだ…ちょっと恩人に挨拶してくるよ」

ライナー「あぁユミルとクリスタならあそこに座ってるぞ」

レオン「サンキュー!……ユミル!クリスタ!」

クリスタ「レオン!どうしたの?てっきり帰ったのかと…」

レオン「まぁ俺もそうしたかったんだけどさ…目が覚めてもまだ医務室でさ…」

クリスタ「そっか……でもいずれ帰れるようになるよ!」

レオン「ありがとなっ!クリスタ!」

ユミル「…お前が最後にとか言ったからそんな感じの空気だったのに…何ちゃっかり戻ってきてんだ?」

レオン「あははは!」

ユミル「笑い事じゃねぇよ!!」

サシャ「この方ですか?さっきお二人が言っていたのは」

レオン「初めまして!俺はレオン!よろしくな!」

サシャ「初めまして!私はサシャ・ブラウスです!こちらこそよろしくです!」

ユミル「レオン!気を付けねぇとパンとか食われちまうからな」

サシャ「なっ!?そんな事しませんよっ!!」

ユミル「おいっ…どういうつもりだ?何で兵士になんか…」ボソッ

レオン「その事に付いて話が有るんだ…少しいいか?」ボソッ

ユミル「…あぁ…。クリスタも行こうぜ」

クリスタ「えっ…?うん…」

レオン「おーい!ライナー!また宿舎でな!」

ライナー「おぅ!次は対人格闘だからな!遅れるなよ!」

ー宿舎裏ー

ユミル「…んで?話って?」

クリスタ「……………」

レオン「いやお前らは…何処まで俺の話を信じてる?」

クリスタ「何処までって…確かに信じ難いけど…レオンが嘘ついてる様には見えないし」

ユミル「……まぁ私も同感だな」

レオン「そうか…。じゃ信じてる方向で話を進めるぞ?俺はこの世界を知っていると言ったな?」

ユミル「あぁ」

レオン「実は俺の世界では大分話が進んでいるんだ…。訓練兵もとっくに卒業してる」

レオン「実際何処まで同じように動くか分からんが…サシャの件は当たっていたし、立体機動の適正の時はエレンがひっくり返らなかったか?」

クリスタ「うん…。そうだよ!」

レオン「という事は…大方同じように動くと考えてもいいと思う」

ユミル「……お前の世界じゃどれ位進んでるんだ?」

レオン「それに答える前に確認しておきたいことが有る…ユミルちょっとこっち来てくれ…」

ユミル「……」スッ

レオン「ユミル…お前は敵か?それとも味方か?」ボソッ

ユミル「………そこまで知ってるのか…」

ユミル「…まぁ正直言えば、私はクリスタの為になるように動くだけだ…だからどちらとも言えないな…」チラッ

クリスタ「…………?」ニコッ

レオン「そうか……やっぱりな…。じゃもしクリスタの為になるならその力を壁内の人類の為に使うんだな?」

ユミル「……お前は何処までしってるんだ?何をする気だ?」
カーンカーンカーン

ユミル「ちっ…」

クリスタ「いけない!訓練の時間だ!」

レオン「とりあえずまたじっくり話そう」

ユミル「…あぁ」

レオン(俺が先を知っている事は、成績上位とアルミンには言っておくべきかな…)
―――――
――――
―――

ー格闘技場ー

キース「今日は立体機動の訓練は無いが…対人格闘が有る。点数は低いが訓練だ!だが問題は貴様が何処まで出来るかだ!」

キース「半年間とはいえ、貴様よりも鍛錬している連中と同じレベルでやれるか?」

レオン「ハッ!対人格闘でしたら元の世界でもやっていましたので問題有りません!」

キース「そうか…では見せてもらおうか」

キース「おいっ!そこの訓練兵!」

訓練兵「ハッ!!」

キース「新人の相手をしてやれ!」

訓練兵「っ!?(俺かよ!めんどくせぇなぁ…まぁ新人だしな。憂さ晴らしでボコってやるか…)

レオン「(…とか考えてそうな顔だな…)よろしく」

キース「では始めろ!!」

訓練兵「まずは俺がならず者だっ!!」ダッ

レオン(へぇ~…。モブの割にはなかなか早いじゃん…が…甘い!悪いが寝てもらうぜ)

訓練兵「ラァッ!!」ブン

レオン「………」スッ

キース(むっ?訓練兵の腕を躱してそのまま腕を引っ張った…)

訓練兵「くっ!」

レオン「オラァ!」ガンッ

訓練兵「がっ……」ガクッ

キース(成る程…相手の勢いを利用しカウンターで肘を顎に浴びせた…こいつは…)

キース「貴様は柔術経験者か?」

レオン「いえっ!古武術です!!」

キース「ほう…古武術?聞かんな…」

レオン「私達の世界から更に昔の武術で、薙刀術や槍術、棒術、剣術、柔術等…一つに絞らずに様々な術を扱います!」

キース「そうか…これからも励め!」

レオン「ハッ!!」バッ

「おいっ!レオン!!」

レオン「んぁ?」クルッ

エレン「俺はエレン・イェーガー!お前やっぱ強いんだな!一回手合わせしようぜ!」

レオン「おぉ!エレン!レオン・パルマーだ!レオンって呼んでくれ!」
ザワッ

オイッ!エレンガカランダゾ…

ミカサ「エレン…レオンはまだ新人…。ので、無理強いは良くない」

レオン「えっと…こちらの美人さんは?(まぁ一応まだ知らないフリしとこう//)」

ミカサ「私はミカサ。ミカサ・アッカーマン」

レオン「ミカサかぁ!俺はレオン!よろしく!…(いやぁ実物もかわえぇ//)」

ミカサ「よろしく…。エレンは強い…あなたも無理に付き合うことはない」

エレン「レオンも強かったぞ!さっき見てたんだ!」

レオン「まぁ対人格闘はやってたことが有るんだよ」

エレン「成る程な…で…?相手してくれるよな?」

レオン「あぁ…俺で良ければな!」

ミカサ「…ハァ…」

エレン「じゃまずは俺がならず者だ!…行くぞっ!!」ダッ

レオン(っ!?流石エレンだ…早いな…)

エレン「オォラァッ!!」ブンッ

レオン「あっぶねっ!」サッ

レオン(おいぃ!…エレンの奴ガチじゃねぇか!!)

エレン「どうした…?避けてっ…!…ばっかじゃ…!…やられちまうぞ?」

レオン「喋ってるとっ…!舌っ…!オットッ!…噛むぞ?!」スッ

エレン「…!?しまっ…!」バシッ!

レオン「オラッ!」グルンッ

エレン「…ぐっ」ドサッ

ミカサ(…!?今のは何?それほど腕を回した様には見えなかった…なのにエレンが回った…?)

レオン「わりぃな…大丈夫か?エレン?」スッ

エレン「イテテ…なぁ今のスゴイな!変な感じだったぞ?何か軽く回されちまった…」ガシッ

レオン「まぁ…そういう技だからな…お前の力を利用させてもらった」

エレン「…あぁ何かアニの奴もこの前そんな事言ってたなぁ」

レオン「じゃ次は俺がならず者だな?…行くぞっ!…最初っからクライマックスだ!!」キリッ

エレン「来いっ!」

レオン「…ソラッ!」ブンッ

エレン(…っ!?木剣を投げ付けてきやがった!)サッ

レオン「もらったぁっ!」ガシッ…グルンッ

エレン「うわっ!」ドサッ

レオン「ふぅ…。大丈夫か?」スッ

エレン「…あぁ…。まんまとやられたよ…」ガシッ

レオン「いや…俺が勝てたのはまぐれだ…次は負けちまうよ」

エレン「あぁ…!次は負けねぇからな!」

ミカサ(どうだろうか…ライナーを相手にしながらだったから、よく見てなかったけれど…。大分余裕が有りそうだった…)

ライナー「」ゴフッ

キース「集合!対人格闘はここまでだ!各自昼食を取り座学へ向かえ!解散!!」

訓練兵一同「ハッ!」

ー食堂ー
-昼食-
ガヤガヤ

エレン「いやぁレオンはやっぱり強かったよ!」

アルミン「そうなんだ?何かやっていたのかな?」

エレン「あぁ…対人格闘はやってたことが有るって言ってたな」

アルミン「…そうなんだ…すごいよね!鍛えてる兵士と渡り合えるなんてさ」

レオン「いや…さっきのはまぐれだって」

エレン「うぉっ!脅かすなよっ!」

アルミン「君がレオン君か。僕はアルミン・アルレルト!アルミンでいいよ!よろしくね!」

レオン「おぉアルミン!俺はレオン・パルマー!俺もレオンでいいよ!よろしくな!」

エレン「ところでレオンは何処らへんの出身なんだ?」

アルミン「っ!?エレンッ!」ボソッ

エレン「んっ?あっ…わりぃ…覚えてないんだよな」

レオン「いや気にするな!人間の脳みそは、必要な事を選んで思い出すらしいからな…。忘れてるって事は、今はまだ必要じゃ無いって事だよ」

エレン「へぇ…お前物知りなのな!」

アルミン「じゃあいずれちゃんと思い出せる日が来るよ!」

レオン「ありがとな!(まぁ忘れてる訳じゃないんだがな…)」

エレン「あぁ…対人格闘はやってたことが有るって言ってたな」

アルミン「…そうなんだ…すごいよね!鍛えてる兵士と渡り合えるなんてさ」

レオン「いや…さっきのはまぐれだって」

エレン「うぉっ!脅かすなよっ!」

アルミン「君がレオン君か。僕はアルミン・アルレルト!アルミンでいいよ!よろしくね!」

レオン「おぉアルミン!俺はレオン・パルマー!俺もレオンでいいよ!よろしくな!」

エレン「ところでレオンは何処らへんの出身なんだ?」

アルミン「っ!?エレンッ!」ボソッ

エレン「んっ?あっ…わりぃ…覚えてないんだよな」

レオン「いや気にするな!人間の脳みそは、必要な事を選んで思い出すらしいからな…。忘れてるって事は、今はまだ必要じゃ無いって事だよ」

エレン「へぇ…お前物知りなのな!」

アルミン「じゃあいずれちゃんと思い出せる日が来るよ!」

レオン「ありがとな!(まぁ忘れてる訳じゃないんだがな…)」

最後まで書ききってほしい。期待。

エレン「でも、さっきの技は凄かったよ!今度教えてくれ!」

レオン「おぉいいぜ!俺も分からない事は聞くからさ」

エレン「おう!」

アルミン「やっぱり何かの格闘術の概念なのかな?」

レオン「あぁ…そうだな。俺のは古武術って言ってな」

エレ・アル「古武術?」

レオン「まぁ一つの型に拘らず、色んな術を総合的に扱うんだ。記憶が曖昧な割には、体に染みこんでいたのは覚えてるらしい」

エレン「何かかっこいいなっ!!」

クリスタ「レオン!」

レオン「おぉクリスタ!どうした?」

アルミン「あれっ?知り合いなんだ?」

レオン「いや俺を助けてくれたってのは、クリスタとユミルなんだよ」

アルミン「あぁ!そういう事か!」

クリスタ「訓練初日で大変だろうなって!格闘訓練は大丈夫だった?」

ユミル「そこの死に急ぎ野郎にボコられなかったか?」ニヤッ

エレン「いや…レオンに負けちまったよ…」

レオン「まぁ不意打ちみたいなもんだったしな…」

クリスタ「でもエレンは格闘訓練の成績いいのに…スゴイね!」

ユミル「へぇ~伊達に変態な訳じゃねぇのな」ニヤッ

レオン「誰が変態だよ!?」

ユミル「お前しか居ないだろ?」

クリスタ「ちょっと!ユミルっ!別にレオンは記念にハグさせてって言っただけじゃない!…ハッ!?」

エレン「記念に…?」

アルミン「ハグ…?」

ミカサ「…………」モグモグ

ユミル「…ハァ……クリスタ……」

レオン「……まぁね…」

クリスタ「えっと…今のは違うの…そうじゃなくて…」

アルミン「ま、まぁ別に挨拶代わりで抱き合う習慣の所も有るって言うしね…//」

エレン「なぁハグって何だ?しかも記念って?」

レオン「……。(どうする?まだ早いが上位陣には教えておくか…?)」

ユミル「おい…どうするんだよ?」ボソッ

レオン「一度、話合おう。夕食後にさっきの場所で落ち合おう」ボソッ

ユミル「分かった」ボソッ

レオン「…まぁその辺はまた詳しく話すよ!そろそろ訓練の時間じゃねぇか?」

クリスタ「ごめんね!レオン…」

レオン「いいって!気にするなよ!大丈V!」

エレン「そうだな…遅れちまったら罰走だぞ?」
カーンカーン

アルミン「丁度合図だ…とりあえず行こうか?エレン、ミカサ、レオン」

ミカサ「えぇ」

エレン「おう」

レオン「ほい」

アルミン「…そのクリスタに抱き着いたって話は、後でじっくり聞かせてもらうよ?」ニコッ

レオン「あ、あぁ…。(何かアルミンが誤解してる気がする…)」

――――
―――
――

ー座学教室ー

教官「では始めようか」

教官「今日からの者が居ると、キース教官から聞いているが…」

レオン「ハッ!私です!レオン・パルマーといいます!よろしくお願いします!」

教官「うむ!ところで、記憶が曖昧だと聞いているが?」

レオン「ハッ!申し訳ありません!イマイチ状況が分からないんです…。しかし!私も人類に心臓を捧げた訓練兵です!直ぐに他の訓練兵にも追いついて見せます!!」

教官「そうか…では死に物狂いでついてくるように!(まぁ監視対象なのは変わらんが…)」

レオン「ハッ!」

コニー「へぇ~あいつ何かよく分からねぇけど凄そうな奴だな!」

サシャ「なかなか爽やかですよね?」

ジャン「けっ!まぁた変な真面目ちゃんが入ってきやがったな」

マルコ「ジャン!真面目なのはいいことじゃないか!」

――――
―――
――

ー座学教室ー

教官「では始めようか」

教官「今日からの者が居ると、キース教官から聞いているが…」

レオン「ハッ!私です!レオン・パルマーといいます!よろしくお願いします!」

教官「うむ!ところで、記憶が曖昧だと聞いているが?」

レオン「ハッ!申し訳ありません!イマイチ状況が分からないんです…。しかし!私も人類に心臓を捧げた訓練兵です!直ぐに他の訓練兵にも追いついて見せます!!」

教官「そうか…では死に物狂いでついてくるように!(まぁ監視対象なのは変わらんが…)」

レオン「ハッ!」

コニー「へぇ~あいつ何かよく分からねぇけど凄そうな奴だな!」

サシャ「なかなか爽やかですよね?」

ジャン「けっ!まぁた変な真面目ちゃんが入ってきやがったな」

マルコ「ジャン!真面目なのはいいことじゃないか!」

連投すみません!
>>44
有難うございます!!
書きためで書き終わってますんで、2,3日中に最後まで行きますっ!

ジャン「はいはい…悪かったよ」

教官「~~~で~~~あるから~~~~のように~~」

レオン(…成る程!…分からん!!)

教官「では誰か分かる者はいるか?」

アルミン「はいっ!そこは~~~ですから、~~~~~~のように~~」

教官「流石アルレルト訓練兵だ!皆も見習うように!」

レオン「Zzz」スヤ

ユミル「あ?あいつあんな事言っておきながら即効で寝てやがる!」

アルミン「ちょっと!レオンッ?!」ボソッ

レオン「…はっ!?スマン…。あまりに分からなくて…」

アルミン「しっかりしてよ……」

教官「では更におさらいだ…パルマー訓練兵!立体機動装置のガスは何で作られている?」

レオン「っ!?ハッ!」

アルミン(大丈夫かなぁ…)

レオン「まず…ガスは氷爆石を都市部で精製して使用しています!更に高圧力に耐えられる様に、ボンベは黒金竹で出来ています!」キリッ

教官「うむ!なかなか良く聞いているな!」

レオン「…ふぅ…」

アルミン「やるじゃない」ボソッ

レオン「おう!(まぁそこら辺は有名だしな)」ボソッ

教官「ここが~~~になり~~~で…」
カーンカーン

教官「むっ?では今日はここまで!解散!」

訓練兵一同「ハッ!」
―――――
――――
―――

ー食堂ー
-夕食-

レオン「……ぐはぁっ…さすがに疲れた…」

アルミン「慣れないんだから仕方ないよね」

エレン「でも教官の問題にもしっかり答えてたじゃねぇか!」

レオン「あれは偶々聞いてた所だったからな」

ミカサ「でも…明日は立体機動の訓練が有る」

エレン「あぁ…あれは結構しんどいぞ?」

レオン「だよなぁ…まず出来るかどうかが分からn…キース「パルマー訓練兵!」

レオン「っ!?ハッ!」

キース「貴様に立体機動の適正を受けてもらう!それが出来なければ開拓地行きだ!直ぐに運動場に来い!!」

レオン「マジかよっ!?いきなり…」

エレン「まずはベルトをしっかり調整しろ!あと壊れてないかの点検もやるんだ!」

アルミン「慌てなければ出来るよ」

レオン「あぁ!ありがとな」

エレン「俺も付いていくからよ!」

――――
―――
――

ー運動場ー

レオン「ベルト良し!金具破損無し!…大丈夫です!」

キース「良し!これが出来ないようなら兵士は務まらん!…上げろ!」

うーん、ざっと読んだけどやっぱり深夜向きじゃないよ
削除申請したらスレ削除されるし、投下した文章はコピペで浮かない掲示板に貼った方がいいのでは?

このままだと荒れる可能性があると思う

レオン(マジでエレンみたいにひっくり返ったらヤバイ!あいつは主人公補正が有ったが…俺はそうはいかないしな…)ギギギッ

レオン(…ぐっ!!何か思ったよりも負担がデカイな…だが腰掛ける感覚を持てばそう難しくない…か?)ギギギッ

キース「ふむ…問題無いようだ!明日は立体機動の訓練が有る!励め!」オロセッ!

レオン「ハッ!!ありがとうございます!」

エレン「やったな!レオン!」

レオン「あぁ!ひっくり返らなくてよかったよ!」

エレン「…装備はよく確認した方がいいぞ!!…俺はそのせいで開拓地行きになる所だったからな…」

レオン「っ!!あぁ肝に銘じておくよ」

アルミン「とにかく良かった!本格的に明日からよろしくね!!」

レオン「あぁ!」

――――
ー茂みー

ユミル「まぁ何とかなってよかったな」

クリスタ「ねぇ…?何でこんなにこそこそするの?」

ユミル「べっ別に深い意味はねぇよ!//」

クリスタ「…素直じゃないんだから」ボソッ

―――――
――――
―――
ー宿舎ー

レオン「えっと…(ユミルと話しそびれた…だが女子宿舎の渡り廊下までどうやって呼び出す?)」

レオン(いきなり入って行ったら殺されそうだしな…ハァ…。携帯が繋がりゃこんな苦労はねぇのによ)

レオン(…んっ!?あれは…ツンデレラのアニじゃんか…!あいつに呼んでもらおう)

レオン「あのっ!」

アニ「…………何?」クルッ

レオン「(怖っ!)いきなりゴメン!俺はレオン・パルマー!…実はユミルに少し用があって…悪いけど呼んで来てくれないかな?」

アニ「はぁ…。何で私が…ちょっと待ってな」

レオン「ありがとう!ところで…君は名前なんて言うの?(何だかんだ聞いてくれる辺りがアニだよな…)」

アニ「……アニ…」スタスタ

レオン「アニか…ありがとな!アニ!っていねぇし…」

>>54
ありがとうございます!
荒れますか…。ならやっぱり上で教えてもらった所にします。

駄文失礼しました!

板違いすみませんでした。

ユミル「今日も空が高いな」 - SSまとめ速報
(http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/6689/1396973952/)

こっちに作ったので良かったらぜひ!

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom