梓「やっぱり好きな人にはかっこよくいて欲しいです」 (17)

昔どっかのスレに投下したやつの修正版です


※※※※※※※※※※

唯「あずにゃんがそう言ってるのを聞いた」
唯「もっと好きになってもらえるようにカッコ良くなるよ!」フンス

※※※※※

紬「お茶淹れるわね」テキパキ

唯「」ジー

唯(お茶淹れるムギちゃんかっこいいなー)ピーン

唯「今日は私がお茶淹れるよ!」フンス

律「おいおい大丈夫か?」

紬「うふふ。じゃあ手伝うからお願いしようかしら?」

唯「任せてよ!」

※※※

ドンガラガッシャーン

唯「うひょお!!」

ビシャ

紬「ゆ、唯ちゃん」

律澪梓「」ハラハラ

※※※

紬「完成よ~」

唯「うう…ほとんどムギちゃんにやってもらった…」ジワッ

紬「唯ちゃんもカップ並べてくれたじゃない」ヨシヨシ

律「幼稚園児のお手伝いか…」

梓「唯先輩…」

※※※

澪「ここにこれを代入するだろ」カキカキ

梓「なるほど!澪先輩の解説は分かり易いです」

唯(お勉強のできる澪ちゃんかっこいい)ピーン

梓「次はこの問題なんですけど」

唯「あずにゃん!私に任せてよ」フンス

律「おいおい数学だぞ?」

唯「私は二年生さんだよ、ちょちょいのちょいだよ~」ドレドレ

梓「?」

唯「…あ、えーと」タラー

澪「ゆ、唯」

唯「サインがコサインでタンジェントを代入してルートを」アセアセ

律「メチャクチャだな」

唯「うう…全然分からない」ジワッ

梓「唯先輩…」

※※※

律「カチューシャをつけてっと」スチャ

律「んー、今日も美少女りっちゃんだぜ」キリッ

澪「鏡に向かって何を言ってるんだお前は」ヤレヤレ

唯(イケメンりっちゃんかっこいい)ピーン

唯「そうだ!これだよ!この顔だよ」キリッ

律「は?」

唯「あずにゃんに見せに行こう」ダッシュ

※※※

ガチャ

唯「あずにゃん、ムギちゃんただいま!」キリッ

紬「唯ちゃん足元っ!」

唯「のひょおおおお」ズベッ

梓「大丈夫ですか…?」

唯「いててて。シールドに引っかかっちゃったよ」ムクッ

紬梓「…ぷっ」

唯「?」

紬「唯ちゃん、顔」クスクス
唯「へ?」

紬「お鼻が真っ赤よ」



澪「唯、いきなり走るな…ぷふっ」

律「あははは!トナカイかよ」ゲラゲラ

唯「うう…」ジワッ

紬「唯ちゃん、あっちで冷やしましょうね」

梓「唯先輩…」

※※※

唯「あずにゃんが晩御飯食べに来たよ!」

梓「すいません」

唯「ご飯はみんなで食べた方が美味しいからね~」

憂「腕によりをかけちゃうね!」

梓「憂、ありがとう」

唯「」ジー

唯(ご飯を作る憂ってかっこいい)ピーン

唯「今日は私が作るよ」フンス

憂梓「えっ」

憂「や、やめといた方が…」

唯「大丈夫!まーかせて!」

梓「心配です…」

※※※

憂「お姉ちゃん!それ重曹!」

憂「苺入れちゃだめぇぇ!!」

憂「火力に大は小を兼ねるとかないから!」

憂「もーサラダ切ってて!」

唯「うきゃあ」プシャァ

憂「お姉ちゃん大丈夫!?」

梓「な、何ができるんだろう…」

※※※

唯「強制退場になりました」ショボン

梓「手、大丈夫ですか?」

唯「痛い…」ジワッ


唯(あずにゃんにかっこいいトコを見せようと思ったのに)シュン

梓「?」キョトン

唯(これじゃ嫌われちゃう…)

唯「ううう…やだよー」ウワーン

梓「唯先輩っ!?どうしたんですか!?」アワワワ

唯「あずにゃんに嫌われちゃうよ~」ウワーン

梓「え?え?え?」

唯「かっこよくなりたい~」ウワーン

憂「お姉ちゃん手痛いの!?」

※※※

唯「」グスン

梓「そういう事ですか」ハァ

憂「お姉ちゃん…」

梓「嫌いになるはずなんてないでしょ」

唯「だって…」

梓「普段のままでいいんです」

唯「え?」

梓「ちょっとドジで天然でいつもニコニコしてる唯先輩の事を好きなんですから///」

唯「あ、あずにゃん」ジワッ

梓「そ、それに!ギターを弾いてる時の唯先輩は世界で一番かっこいいですよ///」

唯「あずにゃぁん!嬉しいよぉ」ウワーン

梓「もうっ!泣かないで下さいよ」ヨシヨシ

憂「よかった」ニコニコ

※※※※※

唯「ね、あずにゃん。さっきのもう一回言って?」

梓「はっ恥ずかしいから言いません///」


おしまい

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