少女「魔法使いになりたい」男「お前じゃ無理だ」 (95)

少女「なれるから!私、魔法使いの学校に入る!」

男「お前みたいな子供には無理だ」


少女「子供扱いしないで。もう14歳だから!」

男「一流の魔法使いになれたら認めてやるよ」

少女「おじいちゃん、私魔法使いになりたいの。いいでしょ?」


おじいちゃん「しかし、ここから魔法学校のある街までは遠い」

おじいちゃん「ここ一帯は交通手段もあまり発達していない」

おじいちゃん「歩いて街まで行かなくてはならんぞ」


少女「だ、大丈夫だよ!お母さんが使ってた杖があるから!」

おじいちゃん「お前の母親は大魔術師じゃった」


おじいちゃん「モンスターを召喚する魔法を得意としていた」


おじいちゃん「じゃが、あるモンスターを召喚しようとした時にじゃな」


おじいちゃん「そのモンスターを操れずに殺された」

おじいちゃん「お前が母親と同じ失敗をしないか心配なんじゃ」

おじいちゃん「じゃから、わしはお前に試練を与える」


おじいちゃん「試練を乗り越えられれば学校に行くことを許可しよう」


少女「試練ってなに?」

おじいちゃん「あそこに山があるじゃろ。頂上まで登るんじゃ」


少女「何のために?」


おじいちゃん「あの山の頂上には聖なる木があるんじゃ」

おじいちゃん「その木の精霊を仲間にするんじゃ。それが試練だ」

おじいちゃん「お前の母親もあの木の精霊が始めて召喚したモンスターじゃった」

少女「うん!明日、早速行くね!」

少女「絶対に精霊を仲間にするよ!」

ー次の日ー

少女「おじいちゃん。行ってくるね」

おじいちゃん「気をつけるんじゃぞ」


少女「山登りなんて簡単だよ。早く頂上に行こうっと♪」

ー1時間後ー

少女「まだ半分も登ってないのに...」

少女「もう足が重いよ...歩けない」

少女「少しあそこの木の下で休もう」

少女「私には無理だったのかな...」

少女「お母さんもこの山を登ったんだ。私だって頂上まで登れる」

少女「足の疲れが取れて来た。頑張ろう」

少女「あ、狼が倒れてる。どうしたのかな?」

狼「ガルル...」

少女「怪我してる!?どうしよう...」


少女「そういえばおじいちゃんがこの山には薬草があるって言ってた」

少女「薬草を飲ませて休ませてあげたら元気になるかもしれない」

少女「狼さん!待っててね。薬草を探してくるから」

少女「うーん無いなぁ...早くしないと狼さんが死んじゃう」

少女「あっ!これかな?」

少女「これで間違いないみたい。薬草を煎じて狼さんに飲ませてあげよう」

少女「近くの川から水を汲んで来て火を起こして沸かさなきゃ」

少女「おじいちゃんからマッチを貰っててよかった。これで簡単に火を起こせるよ」

続きは夜に書きます

カタコト...カタコト...

少女「お湯が沸いたから薬草を中に入れよう」

少女「薬茶ができた。狼さんに飲ませよう」

少女「狼さん、これを飲んだら傷が治ると思う。だから飲んでくれる?」

狼「...ペロッ」

少女「やった!飲んでくれた」

少女「狼さん、少し休んでね。きっと良くなるから」

少女「もう暗くなっちゃったな。私も今日はここで眠ろうかな」

少女「おやすみなさい。狼さん」



ー次の日ー

狼「アオーン...アオーン」

少女「ん...もう朝?」

少女「狼さん?あ、動けるようになったんだ」

少女「よかったね。もう怪我しちゃ駄目だよ?」

狼「ハッハッ...」

少女「え、もしかしてついて来てくれるの?」

狼「ウオン!」

少女「ありがとう狼さん。一人じゃ少し不安だったから嬉しいよ」


少女「狼さん、乗ってみていい?」

狼「ウオン!」

少女「ありがとう。狼さんは毛がフサフサしてて気持ちいいね」

少女「ちょっとお腹が空いてきたね。あの木の果物を食べたいな」

狼「ガルル...」ドンッ!


少女「狼さんすごい!木に体当たりして果物を木から落とすなんて」


少女「美味しいよ。この果物」



少女「狼さんが兎を捕まえた。食べるみたい」

少女「生きるためには仕方ないよね...」

少女「頂上に近づいてきてるから急ごう」

誰か見てる?自分以外のレスがないと心が折れそうだ(´;ω;`)

おお、感謝します。早速続きを書くよ

少女「頂上に着いた...」

少女「あれが聖なる木かな?」

少女「すごい綺麗...光ってる木なんて始めて見たよ」

少女「聖なる木の精霊さん...姿を見せて」

少女「うわっ!木が動き出した!?」

少女「木の上に...あれが精霊なの?」

少女「狼さん、戦って力を認めて貰わないといけないんみたい。戦ってくれる?」

狼「グルルルル...ウオオオーン!」

少女「私達の周りの植物がみんな動いて狼さんを狙ってる...」

少女「これが木の精霊の力?すごい...」

少女「狼さん、植物は避けてあの輝いてる気の上にいる精霊を狙って!」

狼「

途中送信しちゃった(´・ω・`)

少女「私達の周りの植物がみんな動いて狼さんを狙ってる...」

少女「これが木の精霊の力?すごい...」

少女「狼さん、植物は避けてあの輝いてる気の上にいる精霊を狙って!」

狼は一直線に気の精霊に向かって行く。

だが、狼の正面は木の蔓に遮られた。


少女「狼さん!?大丈夫」

狼「ハッハッ!」

少女「攻撃しようとしてもあの蔓に遮られちゃう」

少女「狼さん、蔓を噛み切れる?」

狼「 ヘッヘッ!」

少女「ありがとう、狼さん」

少女「あの蔓の壁を超えることができたら木の精霊が私達を認めてくれる」

少女「そんな気がするんだ。木の精霊は守ることが得意みたいだから」

狼は再び木の精霊に向かう。次は木の蔓の壁を壊す覚悟を決めて。

ガキィン!
狼が木のに噛み付く。狼は噛み切ろうと歯に力を込めた。そして木の蔓が噛み切られ、木の精霊は植物を操るのをやめた。

木の精霊シルフ「あなたは強い。して、目的はなんでしょう?」

少女「私、あなたを仲間にすることが試練だと言われてここに来た。仲間になってくれる?」

シルフ「ええ、私はあなたのことを主として認めます」

少女「よろしく、シルフ」


少女「さあ、試練はクリアしたから山を降りよう」


今回はここまでにします。また明日書きます。

少女「はあ...疲れたなあ」

少女「これからまた山を降りないと行けないなんて」

少女「狼さんも疲れてるよね。自分で歩かなきゃ」

シルフ「急ぎましょう。主」

少女「シルフは元気だね。羨ましいよ」

シルフ「自然が私に力をくれるのです」

シルフ「自然は主にも安らぎを与えてくれるでしょう」

少女「うわ...なんか体が軽くなったよ?」


シルフ「木が生命力を分けてくれているのです」

少女「狼さんも元気になったみたい。すごいなあ」

少女「あ、村が見えてきたね。」

ー村ー

少女「おじいちゃん。木の精霊を仲間にしたよ」

おじいちゃん「ほほう、頑張ったな。試練は合格じゃ」

少女「魔法学校に行くことを認めてくれる?」

おじいちゃん「認めよう。お前は才能がある」

少女「三日後、村を出るよ」

おじいちゃん「わかった。今日は疲れただろう。もう休みなさい」


少女「うん、おじいちゃん」

おじいちゃん「精霊と狼はわしの家の空き部屋で休ませよう」

ー出発当日ー



村人1「気をつけてね。疲れたらちゃんと休みな」

村人2「うちの畑で穫れた野菜を持って行ってきなさい。頑張るんだよ」

少女「みんなありがとう」

おじいちゃん「辛いこともたくさんあるじゃろう。じゃが、お前なら絶対に魔法使いになれる」

おじいちゃん「この村から魔法学校のある街までの地図じゃ。これを頼りに行くんだ」

少女「おじいちゃん...グスッ...ありがと」

ザッザッザッ...

少女「あ、男...」

男「・・・まあ、お前なんかすぐに諦めて帰ってくるだろう。お前なんて大したことないしな」


少女「何よ!私は絶対に諦めない。才能はないかもしれないけど努力してなんとかしてみせるから!」


少女「じゃあ私はもう行くよ。絶対に魔法使いになって帰ってくる」

村人1「少女に言わなくて良かったのですか?」

村人1「少女の母親の命を奪ったモンスターが再び姿を現す日が近いことを」

おじいちゃん「今はまだいいんじゃ、少女が村に帰って来た時に全てを話す」

村人1「ですが...少女は何年で帰ってくるでしょうか?3年で帰ってこなかった場合は...」

村人1「あのモンスターが完全に力を取り戻してしまいます」

おじいちゃん「少女なら1年で帰ってこよう。わしはそう信じておる」


おじいちゃん「帰って来たら少女にモンスターの住処を教えるんじゃ」

おじいちゃん「あのモンスターに深手を負わせた母親の血を受け継いでいる少女なら倒せる可能性がある」




少女「えーと...魔法学校のある街に着くまでに三つ村があるみたい」

少女「私は他の村を見たことがないから色々体験してみたいな」

少女「でも、一番近い村でもまだまだ時間が掛かりそう」

少女「狼さん、シルフ、頑張ろうね」

また休みます。

少女の見た目はこれをイメージしてください。続きを書きます。


少女「暑いなぁ...喉が渇いちゃった」

少女「狼さん、そんなに毛が多いとすごい暑そうだよね。大丈夫?」


狼「クゥーン...」

少女「狼さんも暑そう。シルフは大丈夫?」

シルフ「私は大丈夫です。暑さにはなれてます」


少女「そう?でも水が欲しいよね。近くに川はないかな?」

少女「あ、川があったよ。狼さんも水を飲んでね」

狼「ハッハッ...ペロペロ!」

シルフ「主、今日はもう陽が落ちてきています。夜に歩くのは危険ですからここで休みましょう」

少女「そうだね。テントを貼ろう」


訂正

少女「あ、川があったよ。狼さんも水を飲んでね」

狼「ハッハッ...ペロペロ!」

シルフ「主、今日はもう陽が落ちてきています。夜に歩くのは危険ですからここで休みましょう」

少女「そうだね。テントを張ろう」

ー夜ー

少女「村の人たちから貰った野菜でご飯を作ったよ」

少女「狼さんは自分で動物を捕まえてたね」

少女「シルフはなんか食べるの?」

シルフ「栄養のあるものなら人間の食事でも大丈夫です」

少女「そっか、じゃあ一緒に食べよう」

ー食後ー

少女「シルフ、美味しかった?」

シルフ「はい、主は料理もできるんですね」

少女「私が小さい頃にお母さんが死んじゃったからね。自分で料理できるようにならないといけなかったんだ」

シルフ「父親はどうしたのですか?」

少女「お父さんは私が生まれる前に病気で死んだから会ったことないの」

シルフ「すみません。辛いことを思い出させて」


少女「気にしないでよ。もう昔の事だしね。それより疲れたからもう寝ない?」

シルフ「そうですね。主、おやすみなさい」

ー次の日ー

狼「アオーン!」

少女「あ...朝?おはよう狼さん。起こしてくれてありがとう」

少女「シルフ、朝だから起きて」

シルフ「はい...主」


少女「今日も歩くよ」


最初の村の近くまで飛ばします。

今、見てる人はいますか。雑談も交えながらSS書いていきたい

少女かわいい

>>54 このスレの>>1が書いてくれました。

ー三日後ー

少女「村が見えてきた。門の前に衛兵がいるみたい。入れてくれるかな?」

少女「すみません。村の中に入ってもいいですか?」

衛兵「ダメだ。帰れ」

少女「どうして入れてくれないんですか?」

衛兵「お前みたいな小娘に話すことは何もない!向こうへ行け!」

少女「入れてもらえなかった...グスッ」

少女「どうしたらいいんだろ...」


シルフ「主、あそこで人がモンスターに追われています」

少女「え?本当だ!助けなきゃ」

少女「あのモンスターは...蜂?」

男性「君たち、助けてくれ!」

男性「あのモンスター達の巣に間違って入ってしまって、そしたら追いかけてきたんだ!」

少女「任せてください!」


支援するぞ

>>58
ありがたい。書く気が出るよ( ´;ω;`)


シルフ「待ってください。主」

少女「何?早くしないと!」


シルフ「ここには私が使えそうな植物は花しかありません。狼は空中にいる敵とは戦い辛いでしょう」

シルフ「ここは逃げましょう。私があの花の成長を促して大量の蜜を出すようにします」

シルフ「あの蜂たちは花に引き付けられるでしょう。その隙に逃げるのです」

少女「うん、わかったよ」


少女「はあ...はあ...逃げれたみたい...」

少女「大丈夫ですか?おじさん」

おじさん「ぜぇぜぇ...すまない...私は研究ばかりしてて...運動は得意じゃないんだ...」

少女「狼さん、おじさんを乗せてあげて」

狼「ウォウ!」

おじさん「ありがとう...近くに私が住んでる村があるんだ...寄って行くといい」

少女「村って...」

おじさん「着いたみたいだね...ここだよ」

衛兵「ん?博士!どうしたんですか!」

おじさん「ああ...モンスターに追われていたところを彼女に助けられたんだ」


衛兵「少女よ、先程の無礼を許してくれ。博士を助けてくれたことを感謝する」

少女「博士を早く休ませてあげて」

少女「私は宿に泊まるよ」

衛兵「わかった。宿に無料で泊めるよう伝えておくよ」

少女「ありがとう。じゃあね」

ー翌日ー

衛兵「大変だ!博士が!」

少女「んん...?何?」

衛兵「いいから早く来てくれ!」


少女「わかったけど...とりあえず着替えるから待ってて」

衛兵「ああ...すまない」

またストップします

ちょっと間が空いてすみません。書きます

少女「それで...博士がどうしたの?」

衛兵「高熱を出し身体中激痛だと訴えているんだ。今は眠らせているが目を覚ましたら辛いだろう」

衛兵「実は、前から博士と同じ症状を訴えていた人は何人かいたんだ。だが、原因がわからなかった」

衛兵「博士は今回、その原因を調べる為の調査で外に行っていた」

衛兵「。その博士が同じ症状になった。蜂に追いかけられて逃げ延び、村に戻って来たら」
衛兵「つまり、この症状は蜂が原因なのだ」

少女「解毒薬はあるの?無いならどうしようもないよ」

衛兵「村の診療所に居る医師が何かわかったと言っていた」

衛兵「これから聞きに行く。博士もそこに居る」

ー診療所ー

衛兵「連れて来ました。博士を救助した少女です」

医師「君がか、博士を助けてくれたことしな感謝する」

少女「いえ、目の前で襲われている人を放っておくことはできないので」

医師「そうか、では本題へ入ろう」

医師「蜂の毒ということは衛兵から聞いているね?」

少女「はい」

医師「その蜂の解毒薬なのだが...博士が僅かに採取していた蜂蜜の成分を分析した所、蜂蜜が解毒作用を持っているということがわかった」


少女「じゃあその蜜を博士に...」

医師「ダメだ。量が少な過ぎて回復は見込めない。それに、他にも同じ症状の患者がいるんだ」

少女「じゃあ...私が蜂の巣に行って蜂蜜を持ち帰って来ます」

医師「いいのかい?かなり危険だよ」


少女「私ならあの蜂たちに勝てます。それに、博士も他の患者さんもこのままじゃ死んじゃいます」


医師「そうだな...頼んだ」


少女「それじゃあ今すぐ出発します!」



医師「待ちなさい。巣の場所わからないでしょ。これから教えるから」

少女「あ、そうでした。急ぎ過ぎました」

医師「ほら、ここだよ」

少女「それじゃ、次こそ行って来ます」

ーーーーー

シルフ「主、その蜂の巣の近くに木はあるんでしょうか?」

少女「ん?わからないよ」

シルフ「木が周りにあれば操って有利に戦えるのですが...ないとあまり役に立てないかもしれません」

少女「大丈夫だよ。きっとなんとかなるから、 ねぇ、巣が見えて来たよ」

おはようございます。
ー巣の前ー

少女たちは近くにある岩の影からかくれて様子を見る。

少女「あの蜂たちは木を使って巣を作ってるみたいだね。周りにも木がたくさんあるよ」

シルフ「そうですね。これなら私の能力を十分に発揮できます」

シルフ「まずは木の蔓を伸ばして蜂の身体に絡ませて締め上げます」」 シュルシュル

シルフ「これで大半の蜂は気絶するでしょう」

シルフ「この蜂達は10匹くらいの群れのようですね。木が教えてくれました」

シルフ「普通の蜂はこれで倒せますが、厄介なのはこの群れのボスです」

シルフ「仲間の蜂が倒されたことで興奮して襲いかかってくるでしょう」

少女「狼さん、シルフ、気は抜かないでね」

シルフ「はい」

狼「ウォウッ」





シルフ「出てきました!あの蜂がこの群れのボスです」

少女「私の何倍も大きいよ...勝てるの?」

シルフ「任せてください。作戦があります。狼に蜂の気を引くように頼んでくれますか?」


少女「分かった。狼さん、あの蜂の気を引いて!」

狼「ガルルルル」

蜂「ブウンッ」

少女「狼さん、蜂が空を飛んでるから避けることしかできてない...あのままじゃ...」

少女「シルフ!早くしないと狼さんが...」




シルフ「出来ました。行きます!」ドンッ

少女「あの口みたいな植物は?」


シルフ「食虫植物です。少し成長させるのに時間が掛かりましたけど蜂を食べてくれます」

少女「狼さん、あの近くまで蜂を誘導して!」

狼「ウオウッ!」

食虫植物「 グジュル グジュクジュ」

少女「なんか気持ち悪いよ。あっ!蜂を捕まえた!」

シルフ「主、見ないでください」

少女「う、うん」

蜂「ブウンッ!ブンッ!ブウンッ...」

少女「音がしなくなったけど...」


シルフ「蜂はあの食虫植物に捕食されました。私たちの勝ちです」

少女「・・・・蜜を取って帰ろう」

シルフ「はい。これで治療出来ますね」

少女「(シルフって意外と怖いなあ、でも私の為に戦ってくれたんだから感謝しなきゃね)」

ーー村ーー
少女「帰って来たよ」

衛兵「おお!無事だったか!それで...蜜は?」

少女「はい、私たちは疲れたから休むね。あなたから渡してあげて」

衛兵「ああ...ありがとう」

少女「じゃあね」

ーー宿屋ーー

少女「今日はもう寝るよ、おやすみ」

シルフ「はい、主」

狼「クウン」

ーー翌日ー診療所ー

少女「失礼します」ガチャ

医師「ああ、君か!がんばってくれたね。博士には既に蜂蜜を飲ませてあるよ。後一週間くらいで完全に良くなるだろう」

少女「よかった...あの、博士に聞きたいことがあるんです」

医師「じゃあ話せるようになるまでゆっくりして行きなさい。」

医師「君はこの村の危機を救ってくれたんだ。みんなにそのことを伝えて置くよ」

少女「ありがとうございます」

医師「じゃあまた後でね」

少女「はい」ガチャ

少女「一週間かあ...」

少女「色々村の人の話を聞いて見たいな」

少女「あの!少しお話をしませんか?」

おばあさん「いいよ。私のことはおばあさんとでも呼びなさいな」

少女「お、おばあさん」

おばあさん「今はどこで寝てるんだい?」

少女「宿屋...」

おばあさん「宿屋じゃあ落ち着かないでしょう?」

おばあさん「私の家は部屋が空いてるからそこを使いなさいな」

少女「ありがとうおばあさん」

ー夜ーおばあさんの家ーー

おばあさん「さ、ご飯だよ」

少女「美味しそう。頂きます」

少女「モグモグ...料理が上手ですね」

おばあさん「そうかい?少し照れちゃうねぇ」






少女「美味しかったです」

おばあさん「もう寝るかい?」

少女「...うん」

おばあさん「あっちの部屋を使いなさい」

少女「おばあさん、おやすみなさい」

おばあさん「はい、おやすみ」

ーー1週間後ーー

少女「そろそろ博士が目を覚ますかな」

ーー診療所ーー

医師「やあ!博士が目を覚ましたよ」

少女「会えますか?」

医師「ああ、もちろんだ」

博士「久しぶりだね。助けてくれてありがとう」

少女「無事でよかったです。あなたに聞きたいことがあります」

博士「なんだい?なんでも答えるよ」

少女「博士、魔法学校に知り合いが居ますよね?」

博士「いるよ。なぜ分かったんだい?」

少女「博士の服は魔法学校の研究員の服じゃないですか」

博士「そういえば君は魔法学校を目指してるんだったね。僕から君の事を紹介する手紙を送るよ。がんばってくれ」

少女「ありがとうございます。それじゃあ次の村を目指します」



少女達は次の村に向かい始めた

少女「次の村までは5日くらいかな」

少女「ここから次の村に行くまでに森を一つ抜けないと行けないね」

少女「森はモンスターか多いから気をつけていかなきゃ」

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