ミカサ「エレンが病気?」(5)

ミカサ「嘘!ねぇ!嘘って言って!」

アルミン「…………」

アルミン「こんな悪質な嘘は言わないよ……」

ミカサ「お医者さんは何て言ってるの!?治るんでしょ!?」

アルミン「こればっかりはエレン次第だって……お医者さんも厳しい顔で言ってたよ……」

ミカサ「そんな………エレン……」

アルミン「ミカサ!これが現実なんだよ!でも嘆いても仕方ないんだ!前を向いて行こうよ!エレンが病気を克服するって信じてさ」

ミカサ「………アルミンの言う通り…私は冷静じゃなかった」

エレン「おいお前ら!」

アルミン「あ……エレン」

エレン「こんな所で何をしている?漆黒の翼(ダークリユニオン)に勘付かれるぞ?」

ミカサ「……………」

アルミン「そ、そうだね……」

エレン「俺たちは漆黒の翼(ダークリユニオン)を倒して。絶対に故郷のイシュザークに帰るんだ!」

エレン「この左腕に眠る能力(チカラ)でな……」

アルミン「昨日も言ったけど僕らの故郷はシガンシナだよ?」

エレン「悪魔の巣窟(デーモンズコート)に潜む巨悪を絶対に許さん!!!」

ミカサ「で、でーもんずこーと?巨悪?」

アルミン「多分デーモンズコートっていうのは外の世界のことだよ。巨悪っていうのは超大型巨人だろうね」ぼそぼそ

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