男「真実を知る能力?」悪魔「そっ」 (145)

~自室~

男「いやいや、つーか、あんた、誰?」

悪魔「誰って、悪魔ですけど」

男「いやいやいや!て言うかさ、なんで窓から入ってきてんの?ここ、二階なんだぞ」

悪魔「う~ん……悪魔だから?」

男「なんで疑問形なんだよ…つーかいきなりすぎんだろ」

悪魔「あっ、一応伝えとくけどこれ、現実よ?夢とかじゃないからね」

男「……」

悪魔「まっ、と言うわけだからこれを渡しとくわね」

男「?これ、面白い形してるけど、鍵?だよな」

悪魔「そうそう、これを使って他人の真実を知る事ができるわけ」

男「………寝よ」

悪魔「あっ、ちょっと~、まだ説明しきれてないんだってば」

~自室~

男「いやいや、つーか、あんた、誰?」

悪魔「誰って、悪魔ですけど」

男「いやいやいや!て言うかさ、なんで窓から入ってきてんの?ここ、二階なんだぞ」

悪魔「う~ん……悪魔だから?」

男「なんで疑問形なんだよ…つーかいきなりすぎんだろ」

悪魔「あっ、一応伝えとくけどこれ、現実よ?夢とかじゃないからね」

男「……」

悪魔「まっ、と言うわけだからこれを渡しとくわね」

男「?これ、面白い形してるけど、鍵?だよな」

悪魔「そうそう、これを使って他人の真実を知る事ができるわけ」

男「………寝よ」

悪魔「あっ、ちょっと~、まだ説明しきれてないんだってば」

~自室~

男「いやいや、つーか、あんた、誰?」

悪魔「誰って、悪魔ですけど」

男「いやいやいや!て言うかさ、なんで窓から入ってきてんの?ここ、二階なんだぞ」

悪魔「う~ん……悪魔だから?」

男「なんで疑問形なんだよ…つーかいきなりすぎんだろ」

悪魔「あっ、一応伝えとくけどこれ、現実よ?夢とかじゃないからね」

男「……」

悪魔「まっ、と言うわけだからこれを渡しとくわね」

男「?これ、面白い形してるけど、鍵?だよな」

悪魔「そうそう、これを使って他人の真実を知る事ができるわけ」

男「………寝よ」

悪魔「あっ、ちょっと~、まだ説明しきれてないんだってば」

~自室~

男「いやいや、つーか、あんた、誰?」

悪魔「誰って、悪魔ですけど」

男「いやいやいや!て言うかさ、なんで窓から入ってきてんの?ここ、二階なんだぞ」

悪魔「う~ん……悪魔だから?」

男「なんで疑問形なんだよ…つーかいきなりすぎんだろ」

悪魔「あっ、一応伝えとくけどこれ、現実よ?夢とかじゃないからね」

男「……」

悪魔「まっ、と言うわけだからこれを渡しとくわね」

男「?これ、面白い形してるけど、鼻くそ?だよな」

悪魔「そうそう、これを使って他人の真実を知る事ができるわけ」

男「………寝よ」

悪魔「あっ、ちょっと~、まだ説明しきれてないんだってば」

悪魔「これからね、君には人助けをして欲しいのよ」

男「あ、悪魔が人助けを……ま、ますます胡散臭い話しだな」

悪魔「こうやってね?この鍵を他人の頭に向けて、アンロックって呟いたら使える能力なんだけど」

男「いや、まだやるって決めて無いんだけど…」

悪魔「あぁ、それなら無理、この鍵を君に渡した時点で契約完了だからさ」

男「……」

悪魔「まぁ使ってみれば分かるって!ほら、君には妹さんがいるでしょ?早速使ってみてよ」

男「い、意味が分からんぞ……それに真実を知ってどうするんだよ」

ガチャ

妹「お兄ちゃん、宿題手伝ってくれるって言ってもう9時なんだけど何時手伝ってくれるの?」

男「!!」

男「馬鹿!勝手に入ってくんなっての!!あっ、こ、こいつはその、なんだ」

妹「は?こいつって誰?」

男「いや、目の前に居る奴なんだけどさ……あの、その」

妹「へ?目の前って、お兄ちゃんしか居ないけど」

男「……は?」

悪魔°「ふふっ、今姿消してるから君にしか見えないの。どう?凄いでしょ」

男「いや、姿消してますってあんた…に、人間技じゃねーじゃん」

悪魔°「だから悪魔って言ってるでしょ?ほらほら、早く能力使ってみてよ」

男「能力って、妹の真実知ってどうすんだよ…」

妹「だ、大丈夫?頭痛薬なら下の部屋にあるから取ってこようか?」

悪魔°「ほらほらぁ、物は試しって言うでしょ?」

男「……わ、わかったよ……あ、アンロック」

悪魔「これからね、君には人助けをして欲しいのよ」

男「あ、悪魔が人助けを……ま、ますます胡散臭い話しだな」

悪魔「こうやってね?この鍵を他人の頭に向けて、アンロックって呟いたら使える能力なんだけど」

男「いや、まだやるって決めて無いんだけど…」

悪魔「あぁ、それなら無理、この鍵を君に渡した時点で契約完了だからさ」

男「……」

悪魔「まぁ使ってみれば分かるって!ほら、君には妹さんがいるでしょ?早速使ってみてよ」

男「い、意味が分からんぞ……それに真実を知ってどうするんだよ」

ガチャ

妹「お兄ちゃん、宿題手伝ってくれるって言ってもう9時なんだけど何時手伝ってくれるの?」

男「!!」

あ、悪魔の答えをだす能力の奴か

久しぶり

男「………ん」

悪魔「ほら、ここが君の妹の心の中だよ」

男「んっ、心の中って……ま、マジかよ」

悪魔「マジなのです!ほら、早く真実を知りにいくよ~」

男「……なぁ、ここ、なんか扉が無数に有るんだけどなんなんだ?」

悪魔「あぁ、これはね、悩みの扉。まぁ今はこの悩み達は無視してもいいの」

男「悩みの扉……ははっ、いよいよ現実離れしてきてるな」

悪魔「適応力がモノを言う時代だから、君も適応してかなくちゃね~」

男「けどさ、悩みの扉っていったいなんなんだ?」

悪魔「はぁ……適応力以前におつむが少々足りない感じがする」

男「う、うっせーよ!は、早く教えてくれよ」

ん?リメイクかパクリかどっちか教えてくれ

男「答えを出す能力ですか」悪魔「そそっ!」
http://elephant.2chblog.jp/archives/51793117.html

エレファントですまん

悪魔「人にはね、多大な悩みってのを持ってるもんでしょ?」

男「ま、まぁ確かに」

悪魔「それで、私達はこの鍵を使って悩みの扉を開いてその悩みを解決するってわけ」

悪魔「まっ、今回の悩みは勉強が上手くいかないって悩みだからここら辺の扉はスルー安定って訳、理解した?」

男「ふ~ん、まぁなんとなく」ガチャ

悪魔「って、言ってるそばから適当に開けるなー!」

男「わ、悪い、本当に開くのかなって思ってさ」

悪魔「はぁ、私が嘘をつくって疑ってるのね」

『最近、友達が私に冷たい気がするなぁ』

男「うおっ!?な、なんか聞こえた」

悪魔「……まっ、じゃあ手始めにその悩みを解決したげましょっか」

大分前見た、母親がAVにでてた奴とか面白かった
またマジキチ路線で書いて貰いたいもんんだ

~悩みの部屋~

妹「私、いつも通りにしてるつもりなのに…もうわけわかんないよ」

男「ほ、ほえぇ、部屋に入ったら真ん中で妹が体育座りしてぶつぶつ言ってる」

悪魔「まっ、学生だからねぇ。それに女の子だし周りの目って気にしちゃう年頃な訳かも」

男「な、なぁ、これ、どうすればいいんだ?」

悪魔「それは君次第、この悩みを解決するかしないかを決めるのも君次第。さっ、頑張ってみ?」

男「……わ、わかった」スタスタ

妹「なにもしてないのに、もしかして私、虐められてるのかな…」

男「お、おい」

妹「えっ?だ、誰?」

男「あっ、俺ってのは認識出来ないの?」

悪魔「そりゃあまぁ、なにせ脳内に入り込んでるんだから誰かなんて分かるわけ無いでしょ」

>>19
タイトル分かる?

>>21
男「母ちゃんがAVに出てたわ」友「wwww」
http://blog.livedoor.jp/nyuun-matomeito/archives/17429693.html

またしてもまとめですまん

ちなみにこのSSの話にちょこっとネタとしてアンサートーカーの話題がでる

これの次の日か前の日マジキチSSも書いていた模様

男「あのさ、友達関係で悩みんでるんだよな」

妹「……関係無い、これは私の問題なんだから」

男「すっげーネガティブ、これ、本当に解決出来るのか?」

悪魔「……」

男「無視、ね……ほ、ほら、考えすぎなんだよお前、別に友達関係なんてそんな深く考える事無いと思うぜ?」

妹「何が?なんであなたにそんな事言われなきゃなんないの?」

男「いや、その……はぁ、お前さ、一緒に暮らしててずっと思ってたんだけどよ、ちょっと神経質すぎんだよ」

男「なんつーかさ、家の中でもたまに挙動不審になる時とかあんだろ?」

妹「な、なんで……知ってるの」

男「まぁそれは置いといてさ、ちょっとだけでいいから周りを見る能力っつーかさ、なんつーか……」

男「深く物事を考え過ぎるなって事だよ」

妹「……」

男「多分さ、周りだって受験かなんかでピリピリしてんだよ。ほら、お前中3だろ?」

男「それを勘違いして悪い方悪い方って勝手に思い込んでよ、それに」

妹「……それに?」

男「なんかあったらさ、小さいことでも良いんだよ。一番近い奴に相談してみるってのも良いかもしれないぜ?」

男「ほら、お前には兄が居るんだろ?そりゃ相談し辛いかもしれねーけど、お前が悩んでるって事は何時しかそいつの耳にも入ってくるかもしれないだろ?」

男「その時にさ、兄がお前のこと、どう思うと思う?」

妹「わかんない……どうせほったらかすに決まってる」

男「バカ、お前、自分の妹が苦しんでる時に力になりたくないって思ってる兄なんてそんなに居ないっての!それに、お前の兄は間違いなく心配する」

悪魔「……」

男「だからよ、今日でも、明日でも良いんだ。重い荷物を兄に持ってもらうってのも悪くないと思うんだ……頼ってやれよ、お前の兄をさ」

妹「……お兄ちゃんを、頼る…」

男「俺からはこれ位しか言えない、なんか説教くさくなっちまってごめん」

男「けどさ、何時までも思い詰めてるだけじゃ何も解決しないって事を覚えていて欲しいんだ」

妹「……」

男「……い、以上」

妹「…あの」

男「ん?」

妹「そうやってお兄ちゃんに相談して、ウザがられたりしないかな…」

男「思うわけねーだろ?俺が保証してやる」

妹「……うん、わかった」

妹「言い辛いけど私……頑張ってみる」

男「おう!約束だぞ」

妹「う、うん!あの、ありがと」

男「ばーか、じゃあ待ってるからな」

妹「えっ?!それって、どういう」

男「……あ、あれ?」

悪魔°「ありゃりゃ、戻って来ちゃった」

妹「……あ、あのね、お兄ちゃん」

男「ん、ん?どうした」

妹「や、やっぱ宿題は良いや!あ、明日さ、ちょっと相談したい事があるから…い、良いかな?」

男「えっ?あ、あぁ」

妹「……それじゃ、お休み」バタン

男「あっ、おい!」

悪魔「……あはははは」

男「な、なに笑ってんだよ気持ち悪い」

悪魔「いや、君が適当に開けた扉、あれが今回の彼女の悩みみたいだったみたい」

悪魔「その証拠にほら、これ」

男「……なんだこれ、パズルのピース?」

悪魔「そっ!彼女の本当の悩みを解決したから入手したピースよ。これを集めるのが君の役目って訳」

男「け、けどよ、あいつ勉強が出来ないのが今回の悩みだったんじゃないのか?」

悪魔「それ、きっと嘘だったのよ」

男「は、はぁ?」

悪魔「きっと彼女、こうやって困った時はあんたの側に居る事で気持ちを落ち着かせていたんでしょ」

男「い、意味が分からねーぞ」

悪魔「女の子ってのは難しい生き物なのよ。まっ、結果オーライって事」

男「……う、う~ん。まぁそれで良いならそれで良いんだけどさ」

悪魔「そうそう、そうやって適応していくのが一番だよ」

男「そっか……まぁいいや、じゃあ俺は寝て良いんだよな」

悪魔「うん、お礼に一発で寝させてあげる」パチン

男「んぁっ…。ぁ…zz…ZZz」

~翌朝~

男「ん……んあっ」

男「あれ…ベッドの中……?」

男「あぁそっか、夢、見てたんだな俺」

悪魔「夢じゃ無いんだなぁコレが」

男「うぉわっ!!」

悪魔「ん?何を今更驚いてんの?」

男「い、いや……ゆ、夢じゃ無かったんだなって」

悪魔「さっ、早く学校とやらに行きましょっか」

男「あ、あぁ」

~廊下~

妹「あっ、おはよ~」

男「ん、おはよ」

妹「いや、お兄ちゃんに言って無いんだけど」

男「は?」

悪魔「おはよ、ゆっくり眠れたかな?」

妹「うん、じゃあ下で待ってるね」スタスタスタ

男「……おい、どういう事なんだよ」

悪魔「ん~?記憶操作」

男「き、記憶操作って…」

悪魔「いやぁ、何時も姿消すのって案外疲れるんだよね。だから記憶を弄ったの、ちなみに私はこの家に居候してるって設定ね」

男「お前、結構惨いことするんだな」

悪魔「そりゃあ悪魔ですから」

男「……」

とりあえず、途中で落ちた3つ目の話がどうなるのか知りたい

男「答えを出す能力ですか」悪魔「そそっ!」

男「絶対服従ねぇ…」

男「強制的に逝かせる能力か…」天使「そーですよ!」

そして先日の
執事「朝ごはんの時間です、ツンデレラお嬢様」
で男が回収しようとした伏線は何だったのか
この辺の詳細頼む

これ以外直接繋がってないよな?

~通学路~

男「まぁ、そんな気はしてたけどさ…」

男「その服、俺の学校の制服だよな」

悪魔「うんうん、私もさ、どうせなら人間界での生活を満喫したい訳なの。どう?似合ってるでしょ」

男「ま、まさかと思うけどさ」

悪魔「そっ、記憶操作。この辺一帯は既に私の支配下だからね~」

男「こ、怖いっての」

友「おっ、おっすー」

男「あ、おはよ」

悪魔「おっはよ~」

友「はは、相変わらず二人で登校してんのな」

男「……」

友「それにしてもさぁ俺たちももうすぐ3年になんだよなぁ」

男「はは、まだ早いだろ」

友「まぁな~。まだ修学旅行とかいってないもんな」

悪魔「修学旅行?」

友「ん?ほら、もうすぐ修学旅行だろ?忘れちまったの?」

悪魔「あっ、あはは、うん、忘れてた」

男「……」

友「なぁ、今日さ、部活帰りにどっかいかね?」

男「ん、あぁ、良いけどあんま遅くなるのは勘弁な」

友「おう!じゃあ早く学校いこうぜ」

~教室~

悪魔「へぇ~、なんか普通の感じなんだね」

男「いや、そりゃそうだろ…何を期待してたんだよ」

悪魔「う~ん、特に」

委員長「あっ、来てたのね」

男「ん?おはよ」

委員長「おはようじゃなくて……昨日手伝ってくれるって言って無かったっけ?」

男「へ?……あ、あぁあ!学級委員の仕事だっけ、悪い悪い」

委員長「はぁ、じゃあ職員室にプリント取りに行きましょ」

悪魔「頑張ってね~」

男「あっ、お前は着いて来てこないのね」

悪魔「めんどくさいのは嫌いな主義だからね~」

~廊下~

男「……(委員長、毎日毎日こうやって学級委員の雑務こなしてんだよな)」

委員長「ん、どうしたの?」

男「えっ、いや、その…さ」

男「委員長ってさ、今悩んでる事とか有るのかなって思って」

委員長「きゅ、急になに?カウンセラーの先生にでもなるつもりなの」

男「えっ!?いや、ただなんとなく……ほら、委員長って毎日こんな雑務やってるじゃん?だから」

委員長「これは私が進んでやってる事だから、学級委員として当然の事……なのかな」

男「ふ~ん……(まっ、一応やってみるか)」スッ

委員長「?どうしたのそれ、綺麗な鍵ね」

男「アンロック」

~悩みの部屋~

男「っと、到着っと」

男「……あれ?悪魔の奴は一緒じゃないんだな」

男「まいっか、昨日の要領で適当に解決してピース手にいれてやっかな~」スタスタスタ

男「前は適当に扉開けたけど、通路みたいになってるんだから奥に進んでみるかな」

男「………ん!あったあった、ここが一番奥みたいだな。それに扉の色が赤いし、よっしゃ!ここ開けてみるかな」ガチャ

男「うわっ、真っ暗じゃねーか」

『パパ……パパ』

男「おっ、けど声は聞こえるな。まぁ奥に進めば良いんだろ」

『なんで?どうして……私を』

男「おーい」

『………誰?』

ガチャリ

男「!?(えっ?扉の閉まる音が)」

『誰……なんで…勝手に入ってくるの…?』

男「……(まっ、別にいいか)」

男「委員長、あんたの悩みを聞きに来たんだけどさ」

『来ないで、来ないで、私の中に入ってこないで』

男「とりあえずさ、暗いと委員長がどこに居るかわかんないんだよ。だから明るくし

『来るな、来るな…私の想い出に入って、くるな』

男「な、なんだよ、俺はお前の悩みを聞きに来たんだぞ?(なんだろ、なんか、妹の時とは違う…)」

『来るな来るな来るな、これは私だけの想い出、関係無い、関係無い関係無い関係無い』

男「……(な、なんかマズイな、こっから出た方が良さそうだな)」スタスタスタ

男「あったあった、ここに、鍵を差し込んでっと……」ガッチャ

男「……ん?なんで、あかないんだよ」ガチャガチャガチャガチャ

『来るな来るな来るな来るな来るな来るな来るな来るな来るな!!』

男「お、おい!なんで空かないんだよ!んなの聞いてねーぞ!」ガチャガチャガチャガチャガチャガチャ

『なんで!?なんで私の想い出に入って来たの、私の心に入ってくるな、これは私の想い出なの、だからだからだから』

男「くっそ!なんで空かねーんだよ!あのバカ悪魔!」ガチャガチャ

『……カンケイナイ、これ以上ワタシのここロに入ってクルナラ……もう、知らない』

男「!!?(な、なんだよこれ、か、身体が動かないぞ)」

男「う、ぁ……(それに、なんか、この部屋に入ってから…気持ち悪い、なんか、すっげえ居心地が悪い)」

『もう知らない、じゃあ教えてあげる、私の想い出、私の悩み、私の悩み、私の……ナヤミ』

男「ぅ、あ……ぁぁ……」

男「ぁ……(駄目だ、なんか……意識が…)」

男「っそ…んなの……聞いて、ねぇぞ…」

男「………」ドサッ

~保健室~

男「………んぁ」

悪魔「ん、ようやく起きたみたいだね」

男「あ、、…ぁあ……」

男「ぁあぁあ!!あぁぁあぁぁああ!!」

保健の先生「わわっ!?だ、大丈夫なの?救急車呼んだ方がいいかしら」

悪魔「あっ、大丈夫です。すぐに収まりますから」

保先「あら~、なら良いんだけど」

男「うぁぁあ!!ぁぁあ!!」

悪魔「全く、何時まで発狂してんのよ」パチン

男「うあっ?!!………あ、はっ、はっ…はぁっはぁ」

悪魔「大丈夫?」

男「あ、あれ…お、俺」

悪魔「廊下で倒れてね、委員長が保健室に運んだって聞いてここに来たって訳」

男「……そ、そうだ、俺、委員長の悩みを」

悪魔「それなんだけど、もしかしなくても君、一番奥の扉を開けたでしょ」

男「あ、あぁ…」

悪魔「はぁ、もしかしなくてもその扉の色、他のと違ったでしょ」

男「……」

悪魔「あのねぇ、物事には順序ってのが有るんだよ?それなのにいきなりそれは無いでしょ」

悪魔「レベル1でゾーマ倒しに行くくらい無謀な事を君はしたの、つーかやっちゃったの」

男「……な、なんだったんだよアレ。部屋に入った瞬間から気分が悪くなって、突然扉が閉まって……そ、それで!」

悪魔「はい落ち着く。まぁ私の説明不足が招いた事態だから謝っとく、そしてちゃんと説明してあげる」

男「た、頼む.」

悪魔「悩みって言ってもね?簡単に解決出来るのとそうでないのが有るの」

悪魔「きっと君が開けようとした扉は赤色、これは誰にも相談出来ない、自分で閉ざして閉まってる悩み」

悪魔「う~ん、普通の扉の難易度が1としたら赤は5くらいかな」

男「……」

悪魔「あの扉は一方通行、入る為に開ける事は出来るけどね?本人に閉められちゃったら開ける事は出来ないの」

悪魔「その悩みを解決したら、つまり本人の気持ちが晴れた場合のみその世界から抜け出せるの」

男「お、俺……あの部屋で」

悪魔「今回は私の力で無理矢理こじ開けて君を引きずり出したんだけど、次は助けないからね?」

男「……」

悪魔「誰にだって有るのよ、他人には絶対に言えない悩みってのが。まっ、これに懲りたら次からは慎重にいってね」

男「あ、あぁ…分かった」

悪魔「うんうん、じゃあ行きましょうか」

~屋上~

男「って、なんで屋上なんだよ」

悪魔「ん~、そりゃあ時間が時間だからかなぁ?もう授業始まっちゃってるし」

悪魔「それに私、勉強とか嫌いだからね~。魔界でも授業とか全く出てなかったから」

男「……はぁ」

悪魔「おっ、もう挫折?」

男「なんつーかさ、あんな事態になるとは思わなくて……まだあの時の気持ち悪さが残ってる」

悪魔「ふ~ん、そんなに落ち込まれちゃ私が困るんだけどな」

男「は、ははは……この悩みを解決してほしいっての」

悪魔「寝たら治るでしょ?男の子なんだからさ」

男「う~ん、まっ、そうだな」

ガチャ

不良「ん、なんだよお前も屋上かよ」

男「おっ、なんだよ、お前が学校に来るって珍しいな」

悪魔「どうも~」

不良「別に良いだろ……隣、いいか」ドサッ

悪魔「……(あはは、聞く前から座ってるし)」

不良「……」ガサガサ

男「ほら、ライター」

不良「ん…」シュボ

男「ったくよー、学校で吸わなくても良いだろ?」

不良「お前だってライター持って来てんじゃねーか」

男「まぁな、俺は護身用に常に持って来てるからな」

不良「はっ、どうだか」

不良「っかしよ~、久しぶりの学校ってのもおもんねーな……すうぅ、はぁぁ」

男「俺は毎日来てるっつーの」

不良「……なぁ、、お前さ、金のアテとかあるか?」

男「ばーか、有ってもお前には貸さないっつーの」

不良「ははっ、んだよ、友達だろ?」

男「友達でも金関係は無理なの、つーか俺バイトしてねーし無いよ」

不良「っか、じゃあ無理に集る必要もねーな」

男「……」

不良「じゃっ、俺は帰るから」

男「ん?おぉ、じゃあな」

悪魔「ねぇねぇ、早速悩みの種を見つけたんじゃない?」

男「バカ、金の悩みなんて解決しなくていーっての」

悪魔「あはは、確かに。解決する術なんて彼にお金を渡すしかないもんね~」

悪魔「けどさけどさ?お金さえあれば悩みを解決してピースを手にいれれるんだよ?」

男「いーやーだ、なんであいつに金渡さなきゃなんねーんだよ」

悪魔「ふ~ん、なら良いけどさ。残念だな~、あんな簡単な悩みなら早めに解決しといた方が良いと思うんだけどな~」

男「絶対に嫌だ、他の奴等の悩みを解決する」

悪魔「……まっ、君がそう思ってるなら追求はしないけど」

男「ん、んだよその振り」

悪魔「べっつに~」

~教室~

友「おっ、サボっち組が帰って来たな」

悪魔「そんな事言うんだぁ、へ~」

友「い、いやっ、俺はただ…お、男の事をいったんだよ!な?」

男「なんで俺だけなんだよ……まぁサボったのは事実だけどよ」

友「ははっ、そゆこと」

悪魔「……(はぁ、思ったより退屈だな、明日からは行かなくて良いかも)」

友「………はぁ」

男「ん?どうしたんだよ」

友「いや、お前は悪魔ちゃんが居るじゃん?」

男「な、何がだよ」

友「いや、彼女っていいもんだなって思ってな」

悪魔「!!(んっ、悩みの種発見)」

男「……(悪魔が俺のことを見てる…分かったよ、やりゃ良いんだろ)」

男「アンロック」

~悩みの部屋~

悪魔「はいはいじゃあピースを手にいれちゃいましょ~」

男「すっげぇテンション高いな」

悪魔「そりゃあ授業受けるよりはね~、ほらほら、悩みは分かってるんだから早くいこっ!」

男「行くっつったってさ、また変な扉開けるのだけは勘弁して欲しいんだけど」

悪魔「あっ、説明するの忘れてた!あのね、この鍵ってダウジング機能も有るからね」

悪魔「悩みさえ分かればその鍵をかざせばどの扉を開ければ良いか分かるんだよ~」

男「……もっと早く言えよ」スッ

男「おっ、ほんとだ。こっちに行けば良いんだな」スタスタスタ

男「つーか恋の悩みとか、俺に解決出来るのかよ……」

悪魔「あくまで解決すれば良いだけだからね。恋を実らせる~とかキューピットになれって言ってる訳じゃないんだから楽勝っしょ~」

男「へいへい、じゃあ入るぞ」ガチャ

友「……はぁ」

男「おーい、お悩み解決委員ですよ~」

悪魔「ぷっ、な、なにそのネーミング」

男「う、うるせっ!」

友「ん~?誰だよあんた」

男「だから、お悩み解決委員だ。お前の悩みを解決しにきたって訳、理解したか?」

友「……なんかお前、初めてって感じじゃないな」

男「へ?」

悪魔「ふ~ん、君って彼からかなりの信頼得てるんだね」

男「あっ、そういうパターンとか有るんだ。まぁいいや、悩みってさ」

友「あぁ、恋の悩みだよ……俺さ、どうしても想いを伝えたい人が居るんだけどよ」

男「ちなみにさ、誰かってのを教えてくれたりするのか」

友「………だよ」

男「え?」

友「母ちゃん…だよ」

男「は?」

友「だから、母ちゃんだよ」

悪魔「う、うわぁ…人間界には自分の母親をそういった目で見る奴って居るんだ」

男「い、いやお前それはいくらなんでも」

友「ははっ、だよな…」

悪魔「あーちょっとちょっと!!なにしてんのさ!君は悩みを解決しに来たんだよ?!」

男「いや、けどさ…」

悪魔「あーもう!!ねぇ、そもそもどうして母親に対してそういう感情を抱いたの?」

友「……」

悪魔「……ほら、やっぱ君じゃなきゃ心に開いてくれないもん」

男「わ、分かったよ……なぁ、なんで母親を好きになったんだよ」

友「たまたまさ…母ちゃんと父ちゃんのSEXしてるとこを見てしまってよ」

友「そっからだな……なんかさ、母ちゃんを見てるとこう、変な想いがこみ上げて来て、あぁ、これ恋なんだなって思って」

男「……諦めろ」

悪魔「ちょっとー!!」

男「いや、けど」

悪魔「だーかーらー!別に恋のキューピットにならなくて良いの!背中を一押しするだけで良いんだからさー」

男「そ、そりゃ友の母親は綺麗だし美人だけどさ……絶対に実らないだろ」

悪魔「あ"ぁ"もう!」

男「……」

友「ははっ、だよな…笑えよ、気持ち悪いだろ」

悪魔「そんな事無いよ!近親相姦なんてすっごく素敵だと思うな~」

友「……」

悪魔「……ねぇ、こいつ殺していい?」

男「な、なんでだよ!」

悪魔「いや、分かってはいるんだけどさ、なんか無視されるのって苛々するなって」

男「わ、分かったから!なんとかするからお前は何もすんなっての」

悪魔「……うん、我慢する」

男「はぁ…」

男「あのさ友」

友「はっ、なんだよ」

男「俺はさ、親子の恋なんてそう実るもんじゃないって思ってる。けどさ」

男「そうやってずっと思い詰めてるのってもお前にとって良くない事だと思うんだよな」

友「……」

男「いきなり告白ってのは無理でもさ、親孝行って形で少しずつだけど距離を縮めるってのはどうかな」

友「親、孝行」

男「そう、それならお前だって嬉しいしきっと母親も喜んでくれると思うんだよ。つーことはさ、WinWinだろ?」

男「だからさ、いきなりじゃなくて少しずつでいいんだ。生き急がなくてもさ、お前から母親が離れるって事は無いんだからよ」

男「……ど、どうかな(なにいってんだよ俺は、自分で恥ずかしくなってんだけど)」

友「親孝行か……いいなそれ」

友「確かにそれなら何不自然なく母ちゃんと仲良く出来るんだよな」

男「あ、あぁ……(なんでこいつも納得してんだよ気持ち悪い)」

友「……ありがと」

男「え?」

友「なんか、悩み、聞いてくれてさ」

友「スッキリした。それに、なんかお前に相談して良かったって思ってる」

男「あ、そう…ならいいんだけどさ」

友「うん、ありがと……あのさ、また何かあったら俺の悩み、聞いてくれるかな」

男「ばーか、当たり前だろ?なんたって俺たち、親友なんだからよ」

友「え?」

男「いや、なんでもない……じゃあな、頑張れよ」

悪魔「じゃね~」

すんません夜食買って来やす

~図書室~

男「……」

悪魔「順調順調~♪って、なんでお昼なのに書庫にきたの?」

男「ん?俺、図書委員だからさ、こうやって本の貸し借りやってんの」

悪魔「ふ~ん、誰も居ないけど」

男「そりゃあまだ昼食だからなぁ、今頃購買部か食堂に集ってるんだろ」

悪魔「へぇ、で?君は食べないのかな」

男「俺、あんま動かないからさ、体育の時間だって隅っこで見学してたろ?」

悪魔「ふむふむ、って、答えになってないし!」

男「食べたくなったら食べるよ……はぁ」

男「なんかさ、友、あいつ上手くやれんのかなって思ってんだけどさ」

悪魔「私達は解決すりゃいいの~、後のことはどうでもいいのよ」

男「そんなもんなのかねぇ……って、お前は何も食べないのか?」

悪魔「え?冗談やめてよ、私は悪魔なの、下界のくっそマズそうな食べ物なんて口にあわないの」

男「ひ、酷い言いようだな……もしかして食べた事無いのか?」

悪魔「まぁね~、それに私達って60日くらいなら何も食べなくて大丈夫だし」

男「……おにぎり、母親から作って貰ってるんだけどさ、良かったら食べる?」

悪魔「えぇ!?そんな白と黒、対に値する色の食べ物なんて絶対マズイに決まってるからいい」

男「あ~~、やっぱ食べた事無いんだな」

悪魔「うん、一応向こうで教え込まれてるからねぇ」

男「食べてみろって、母親のおにぎり、スーパーに売って有るおにぎりくらい美味いんだぞ」

悪魔「いや……それってさ、褒めてんの?」

男「まぁ一応…」モグモグ

悪魔「さっきお腹空いてないって」

男「食べたい時に食べるって言ったろ?だから食べてんの」モグモグ

悪魔「ふ~ん、美味しそうに食べるんだね」

男「だから食べてみろって、不味かったら捨てたら良いんだからさ」

悪魔「……じゃあ、一応」

悪魔「………」モグモグ

男「それにしても2日目にしてピースが2個か、順調、なんだよな…」

悪魔「……ま」

男「ん?」

悪魔「うんまっ!なにこれ、情報と全然違うんだけど!!」

男「だろ?スーパーのおにぎりクラスって中々出せない味と思うんだよな」

悪魔「だって、だってだってだってさ!向こうじゃ下界の食べ物って口に含んだ瞬間、喉が引き裂かれる様な苦痛に襲われるって言われてたから……美味しい、これは帰ってあいつに教えなきゃ」モグモグ

男「ん、とにかく気に入ってくれたなら嬉しいよ」

男「あっ、ちなみに購買部のオススメは焼うどんパンな、あれは絶品だぞ」

悪魔「っよし!!調達してくる!」スゥッ

男「……消えた、んだよな?瞬間移動とかじゃないよな」

男「まいっか、たまには図書委員らしく本の整理でもしてみっかな」

後輩「あっ、先輩!やっぱりここに居たんですね」

男「おぉ、誰かと思ったら水泳部期待のエースの後輩ちゃんじゃないですか」

後輩「いや、そんなハードル上げないでくださいよ~……って、なんでちゃん付けなんですかぁ!」

男「ははは、悪い悪い。で?なんのようかね」

後輩「いやぁ、先輩どこに居るかなって探してたんですよ~」

男「へぇ、俺になんの用事なんだ?」

後輩「今日の部活なんですけど、出るのかなって思って」

男「おい、なに俺が部活に出ない幽霊部員みたいな言い方してんだよ。毎日出てるだろ」

後輩「けど先輩、1000泳いだらだいたい休んでそのままじゃないですか。私達の間でもあまり評価がよろしくないので忠告に来ました!」

男「別に女子に迷惑掛けて無いだろ?それに俺たち男子水泳部ってお前等と違って半分遊びなんだし良いだろ」

後輩「それなんですよ!その男子水泳部のやる気のなさが私達の間で超批判を産んでまして」

男「……」

後輩「う~ん、先輩、どうすれば先輩のやる気を高められるんですかね」

男「いや、んな事言われてもさ、俺等男子水泳部って顧問が居て居ないみたいなもんだからよ」

後輩「それが私達女子水泳部の悩みなんですよねぇ、それなら廃部にすれば良いんじゃ無いのかって話題になってますし」

男「ふ~ん、考えとくよ……(悩みって、コレは別にいいな。悪魔が居なくて助かった)」

後輩「……」

男「……」

男「いや、あのさ、なんでまだ居るんだ?」

後輩「えぇ?!いちゃ駄目なんですかぁ!?先輩、プールの水よりずっと冷たいんですね…」

男「上手くねーよ」バシッ

後輩「あいたっ!!んも~、頭叩かないでくださいよぉ、脳細胞が死んじゃいます」

男「頭じゃなかったらそのパイオツ殴れば良いのか?」

後輩「うわぁ、先輩、下品です。下衆です下衆」

男「分かったから早く帰れよ、昼休みになったら図書委員が来るんだからよ」

後輩「やっぱり冷たい!先輩のバカー!」タッタッタッ

男「……くっそ典型的なバカだな」

~昼休み~

図書娘「あっ、もう来てたんだ」

男「ん、何時も当番の時は居るけど」

図書娘「そうだよねぇ、私より熱心なんだもん」

男「まぁね……(悪魔のやつ遅いなぁ、いっつも思うけど気まずいんだよな、この子と二人だと)」

図書娘「……」

男「……(隣のクラスの奴なんだけど、あまり喋った事無いもんなぁ。同じ委員なのに)」

図書娘「そろそろ修学旅行だよね」

男「えっ?あぁ、うん、そうだな」

図書娘「……」

男「……(いやそれで終わりなのかよ!くっそぉ、そっから何かしら話広げてくれよ)」

男「……あのさ、図書娘はどっか回る予定なのか」

図書娘「えっ…」

男「修学旅行、2日目って自由時間じゃん。だからどっか回るのかなって思ってさ」

図書娘「う~ん、特に」

男「あっ、そう……(会話終了~、誰か来てくれないかな。どうせなら後輩帰らせるんじゃなかった)」

図書娘「男くんは、どこか行く予定なの?」

男「俺?とりあえずピザ食べに行く」

図書娘「ぴ、ピザ…?」

男「うん、ベリーベリーなんちゃらってピザの美味い店が有るみたいでさ」

図書娘「そ、そうなんだ」

男「……」

図書娘「……」

男「あ、あのさ」

図書娘「へ?な、なにかな」

男「もしかして、なんか悩みとか有るのかなって思ってさ」

図書娘「な、悩み?いや、私は別に」

男「絶対嘘、だってさ、何時もなんか考え事してるじゃん。ずーっと俯いてるし」

図書娘「……別に、無いよ」

男「……(恐いけど、赤色の扉さえ開けなかったら大丈夫なんだよな)」スッ

図書娘「?なにその鍵、綺麗だね」

男「アンロック(まっ、ピースが手にはいればばんばいざいってとこで)」

~悩みの部屋~

男「っと、到着」

男「う~ん、悩みは無いって言ってたけど間違いなく嘘だよな」

男「あんな毎日がつまらなさそうな顔で居るんだし何かし等悩みは有るんだろ」スタスタスタ

男「え~~っと、ん?この扉、青色だな」

男「……だ、大丈夫だよな?赤が5なら青はきっと2か3だろ」

男「ちょっち恐いけど……けど、あいつの悩みを一つでも解決してやりてーもんな」

男「毎日楽しく生きろとは言わないけどさ、たまには明るい気分で生きてる方が絶対楽しいもんな」ガチャ


男「おじゃましまーす……(良かった、部屋は暗くないな)」

図書娘「……」

男「おーい、なに悩んでんだよ」

図書娘「!?」

男「いや、そんな引き攣るくらいビックリしなくても良いじゃん」

図書娘「?……?…」

男「そ、そんなオロオロしなくても…って、何か悩みが有るんだろ?ほら、良かったら相談してくれないかな」

図書娘「……」

男「で、無視と…」

図書娘「!!」

男「首振るくらいなら違うって言ってほし……ん?(まさかこの悩みって)」

男「もしかしてさ、重度の人見知りなのかあんた」

図書娘「?!……!」

男「あぁ、成る程…会話そのものが苦手なタイプなのね」

図書娘「……」

男「……(悩みは分かったんだから、これから解決すればピース、手にはいるよな?)」

男「例えばさ、誰かと話したくても話せない時ってあるよな」

男「自分なんかと話してもきっと楽しくない、不快な気持ちにさせちまったらどうしようとか」

図書娘「…う」

男「それでいざ話しても何話せばいいか分からなくて結局何も話せず終わるとかさ、きっとそういった経験があるから今みたいになっちまったんだよな?」

図書娘「…………うん」

男「分かるわ~、俺だってよく会話に息詰まって何したらいいか分からなくなる時とかあるもん」

男「……って、俺みたいなお喋りクソ野郎に私の気持ちなんて分からないって思ってるだろ?」

図書娘「……」

男「あのさ、俺の知り合いにも居るんだよ、お前みたいなの」

図書娘「えっ……」

男「そいつさぁ、よく一緒に居る事あるんだけど全く喋らねーの、だから俺も声掛けづらくってさ」

男「俺はさ、そいつの事知りたいんだよなぁ。可愛いし、あわよくば仲良くなりてーなんて思ってたりもすんだよ」

図書娘「……そう、なんだ」

男「うん、近くに居てさ、そいつの事知りたいのに知れないって結構辛いんだわ」

男「おまっ……君にも居るのかな、そういった奴」

図書娘「…うん」

図書娘「わ、私も……よく一緒に居る人が居るの」

図書娘「その人、いつも私の事、気に掛けてくれて……けど、何話したらいいか分からなくて」

男「そっか、君にもそういう人がい

図書娘「さっきも、話し掛けたの」

男「……ん?」

図書娘「勇気を出して、話し掛けたの」

図書娘「わ、私の何気無い事、ちゃんと聞いてくれて……」

図書娘「それにね?あの……私がこの事で悩んでるの気に掛けてくれて」

図書娘「私、すっごく嬉しかったよ」

男「え、え?お!?おっ?」

図書娘「……彼も、私と同じ気持ちだったら嬉しいな」

図書娘「彼も私の事、気になっててくれたら良いなって……あの」

男「おっ?お?!」

図書娘「君が誰かは分からないけど……ありがと、少しだけ、勇気が持てた気がする」

男「えっ?あ、あぁ、そ、そうなんだ。あ、あはは」

図書娘「……あのね、私、彼と色んな事を話してみたい」

図書娘「ウザイとか思われるかもしれないけど…私みたいなつまらない女と話しても楽しくないかもしれないけど」

図書娘「私、彼の事が知りたいな」

男「あ、あぁ、うん、うん…あ、あはは」

図書娘「これ」

男「へ?か、鍵?」

図書娘「この部屋を出る鍵」

男「あ、あぁ……ありがと」

図書娘「……じゃあね、素敵な人、私みたいな女の愚痴を聞いてくれて、ありがと」

男「……」ガチャ

図書娘「ばいばい」

男「……ちげーよ」

図書娘「えっ…?」

男「ばいばいじゃなくてさ、またね、だろ?」

図書娘「けど、私は貴方の事を知らないの」

男「ん~~……なんつーかさ」

男「きっとまた会えるからさ、じゃっ、またな」

図書娘「………うん、また、ね」

男「おう!」バタン

図書娘「不思議な人……っていうか、人だったのかな?」

図書娘「……またね、か……また会えたらいいな」

~図書室~

男「……」

図書娘「……」

男「……(うぅ、あれから気まずい空気しか流れてねーぞ。ピースは手に入ったんだから解決してるはずなんだけど)」

男「……(それにしても、仲良くなりたい彼って……いやいや、俺じゃないだろ)」

キーンコーンカーンコーン

男「あっ…(よっしゃぁあぁぁあ!ナイスナイスナイスッッ!やっとこっから出れる!!)」

男「じゃあ、昼休み終わったし、行くから」

図書娘「あ、あの」

男「ん~?」

図書娘「……明後日、同じ日だから…そ、その」

図書娘「ま、また…ね」

男「あっ………あぁ、じゃあな」タッタッタッ

~屋上~

悪魔「ふぇっ!?ひゃんへヒーフもっへんの?!」

男「……せめて食べ終わってからにしろよ」

悪魔「ん……」ゴクン

悪魔「って、なんでピースGETしちゃてるの?!い、いつのまに」

男「お前が居ない時に、つーかなんで屋上に居るんだっつーの。授業始まるってのに教室に居ないからまさかとは思ってたけど」

悪魔「うん、購買部でさ、いろんな食べ物調達したから食べてたの」

男「……か、金は」

悪魔「んふふ、トップシークレット」

男「あっそ、じゃあ俺は教室に戻るから」

悪魔「ねぇ、気になってたんだけどさ、なんで顔赤いの?」

男「……なんでもねーよバカ」 バタン

~放課後~

友「んよっしゃ、じゃあ部活行きますかね」

男「そうだな、適当に泳いで適当に帰ろうや」

友「んだな、そんでドンキで時間潰しだ」

男「結局いくとこってドンキかよ…飽きないよなお前」

悪魔「ねぇねぇ」

男「ん?あぁ、どうしたんだよ」

悪魔「私は家に帰っとくよ?」

男「あっ、それならさ、妹の相談ってやつを

悪魔「あぁ大丈夫大丈夫!記憶操作で完全抹消したから」

男「お、おい…」

悪魔「だから~、私達はピースさえあれば良いの。後始末なんてめんどくさい事はしなくて良いの。じゃあね」

男「あっ………まっ、それでいいなら良いんだけどさ」

友「ほら、早く行こうぜ」

~部室~

顧問「ほっほっほ」

男「って、部員俺たちだけかよ!」

友「ははは…帰るか?」

顧問「諦めたらそこで部活終了だよ」

男「……一応泳いでいこうぜ」

友「だ、だな…流石に顧問の先生に悪いしな」

顧問「うん、じゃあ僕は帰るから、よろしくね」スタスタスタ

男「あっ」

友「……帰るか?」

男「うん、ドンキ行くから」

~ドンキ~

友「おーいプルクラ撮ろうぜ~」

男「キモいからやめてくれ、絶対に嫌だわ」

友「ってへやははは……ん?」

男「?どうしたよ」

友「いや、あそこにいる集団の中にさ、不良の奴が混じってね?」

男「……」


不良「ちっ、こいつもたいして金持ってないな」

取巻き「不良さんヤバイっすよ、明後日までに14万どうやって用意するんすか」

雑魚「不良さん、どうしますか」

不良「分かってるよ……ったく、ほら、行くぞ。警察呼ばれる前にな」タッタッタッ

取巻き「あっ、待ってくださいよー!」

雑魚「不良さーん!」タッタッタッ

男「……」タッタッタッ

男「あの、大丈夫ですか?」

おっさん「あ、あぁ…あのクソ餓鬼共、財布奪いやがった」

友「とりあえず警察に電話しますね」ポピペプ

男「……見間違い、だよな」

友「んなわけねーだろ、確かにあれは不良だったよ」

男「や、やっぱり?」

友「あの馬鹿、捕まっても知らねーぞ」

男「……(あいつ、金に悩んでるってそんなに大金なのかな)」

友「はぁ、なんか萎えたわ。警察来て事情聴取終わったら帰るか…」

男「あ、あぁ…わかった」

もう5時なのね、おやぶみ

~自室~

男「……」

悪魔「あっ、おかえり。早かったんだね」

男「あったりまえの様に人の部屋に居て当たり前の様に人のベッドでくつろいでるんだな」

悪魔「にひひひ、まぁね~。それに君の部屋ならなんか落ち着くし」

男「はぁ、ほら、お土産」

悪魔「?!なにこれ」

男「お菓子だよお菓子、きっと好きになると思うから食べてみ」

悪魔「ふーん、じゃあ遠慮なく」

男「……(不良の奴、どうにかしねーとな。けど、どうすりゃいいんだ)」

男「金なんて用意出来ないし……はぁ、どうしたらい

悪魔「うまぁあー!!この棒すんごい美味しいんだけど!」

男「……最後までチョコたっぷりだからな」

悪魔「ふへ?お金?」カリポリ

男「あぁ、不良の奴の悩み、どうにかして解決したくてよ…いくらか分からないけど他人から財布を盗むって事はそれなりの金が必要かと思ってさ」

悪魔「ふ~ん……あのさ、君って面倒見良いとか言われてた?」

男「はぁ?急にどうしたんだよ」

悪魔「いやぁね、困ってる人が居たらなんとかして解決しようとしてるじゃん?だからさぁ」カリポリ

男「……どうなんだろうな」

悪魔「まっ、私は君のそういうとこ好きなんだけどね」

男「ば、馬鹿っ急になに言ってんだよ」

悪魔「ん~?本音を伝えただけなんだけどなぁ。それに君ね、すっごく心の色が綺麗なんだよ」

男「心の色が綺麗?」

悪魔「うん、私達はね、人間の心の色を見る事が出来るの。それで私は君の心に魅せられて君を選んだんだよ?」

男「うっ、なんか恥ずいからやめてくれ」

悪魔「あはは、可愛い」

悪魔「君はね、少し純粋過ぎるのが欠点かなぁ」カリポリ

男「そ、そうなん?」

悪魔「うんうん、だからね気を付けてね」

男「……ん?」

悪魔「あの時みたいにね、人の事を考えず行動して爆発しちゃったでしょ?」

男「あっ、委員長の事か…」

悪魔「助けたいって気持ちは分かるよ、けどね、あまり深入りしない事。ただでさえこの能力って危険なんだから」

男「き、危険…?この、真実を知る能力がか?」

悪魔「うん、特に感受性が高い人、つまり君みたいな人間にはちょっぴり刺激が強いの」

男「刺激が強いって……?…ん、な、なんだ…これ…ぁっは」

悪魔「えっ?マジ?」

男「ごほっげほっ!!あぁ、んだこれ…っんぁ…く、苦し……がはっ!」ドサッ

悪魔「あわわわ、振りじゃ無いからね!?って、そんな事言ってる場合じゃないや」

男「んぐぁ"っ、ぎ……んだよ…かはっ…い、息が…」

悪魔「えっと、回復魔法なんて会得してないしなぁ……仕方ない」

悪魔「ちょっぴり痛いよ?」

男「んぎっ、っぐ……ぁ…ぎぎぎ…ぐるじ…」

悪魔「えっと……ほ、ホイミ!」ボコッ

男「んぐっ?!」

悪魔「回復魔法と言うなの正拳突……楽になったっしょ?」

男「あぁ…溝落ち入ったから苦しいけどな」

悪魔「ん~、きっと頑張りすぎたのが原因だと思うんだよね」

男「ごほごほっ……な、なにがだよ」

悪魔「いや、だからさ?他人の悩みを解決するって事はさ、その人の悩みを受けとめなきゃならない訳でさ」

悪魔「えへへ、言いたくなかったんだけどさ。この能力、使う度に他人の悩みの種、つまり不幸を体内に溜め込むんだよね」

男「……な、なんつー理不尽な能力なんだよ」

悪魔「まぁねぇ、ごめんなさい」

男「素直に謝られても困るんだけどさ…」

悪魔「だからね?あまりこの能力を多用するのはやめてね、それとあまり考えすぎないで」

悪魔「さっきも言ったけどさ、君って感受性が高いから能力を使う度に蓄積される不幸が爆発しちゃう可能性があるから」

男「……んだよ、今更心配してんのか」

悪魔「そ、そりゃあまぁ…ちょっとサボり過ぎたってのも有るしそれに、君に壊れて欲しくないから、かな?」

男「だったらもうピース集めしなくて良いって事か?」

悪魔「あうぅ、それは困る」

男「……全く、別に辞める気はないから安心しろ。それにその不幸ってやつが爆発しそうになったらまたお前に頼めば良いんだしよ」

悪魔「んんん…」

男「お前、俺の側に居てくれるんだろ?なら安心だよ」

悪魔「あはは、うん、任せてよ」

男「……しっかし、あの感覚ってほんと変な気分になるな。頭がパニックになってさ、気付いてたら床でもがいてたんだぞ」

男「……それとよ」

悪魔「なになに?」

男「そのさ、お前って俺を呼ぶ時、君って言うよな」

悪魔「えっ?まぁ、そだけど」

男「何時迄かは分からねーけどさ、一応こうやって側に居る時間が長いんだからよ、ちゃんと名前で呼んでくれよ」

悪魔「……」

男「な、なんだよ…そんなジーっと見てよ」

悪魔「いや、君も私の事をお前って呼ぶよね?」

男「……」

悪魔「えへへ、だったら今からはちゃんとお互い名前で呼ぼうね」

男「わ、分かったよ。改めてよろしくな、悪魔」

悪魔「うん、よろしくね、男」

男「……ほ、ほら、下行ってご飯食べにいくぞ」

悪魔「は~い」

~翌日~

男「……」

悪魔「ねぇ、なんでベッドで寝なかったの?」

男「うる"せぇ"、お前が寝てるからだろ…うっ、身体痛っ」

悪魔「そんなんで恥ずかしがるなんて子どもだね~男は」

男「はずかしがらない方が子どもだろうが…ふわあぁぁ、朝飯食べに行きますかね」

悪魔「あっ、うん」

男「……お前、悪魔って割には普通にご飯食べる様になったし睡眠もとるんだな」

悪魔「下界の料理が美味し過ぎるのがいけないの、それに悪魔だって睡眠はとります……って、またお前って言った」

男「うるせーよ、毎回毎回名前で呼ぶの疲れるんだよ」

悪魔「ふ~ん、変な強がり言ってるとこがまた子どもっぽいねぇ」

~教室~

男「おーっす」

友「あっ、おはよ」

悪魔「やっほ~、今日も良い天気だねぇ」

男「……あれ?委員長、職員室?」

友「ん?まだ来てないだけ」

男「ふ~ん、この時間になってもこないって事は休みかな」

友「まっ、十中八九そうだろうな」

男「じゃあ学級委員の仕事、お前と一緒にやるかね」

友「はぁ?!ちょっまてよなんで俺がそんな事しなきゃいけねーんだよ」

男「500円やるから」

友「よっし、職員室行ってくるかな」スタスタスタ

男「……安い奴」

悪魔「さってと、私は購買部でもいってこようかな~」

男「あっ、購買部って午前中は空いてないぞ」

悪魔「……寝よ」

男「いや、授業受けろよ」

悪魔「ん~、記憶☆操作しといたから平気平気」

男「こ、こんどはなにしでかしたんだよ」

悪魔「私はこの学校でなにやっても良い様にね~、だからお休み」

男「……」

ガララララ

担任「おーい、みんな席につけー、日直、頼む」

男「あっ、友の奴、職員室いったままじゃん……まっ、いっか」

~廊下~

男「……(一限目が終わったのは良いけど相変わらず悪魔は寝たままだし)」

男「周りに困ってる奴なんて居ないし、つーかまたぶっ倒れるのは困るからなるべく学園内で使うのは控えよっと」

顧問「おや、男くんじゃないか」

男「あっ、先生…どうしたんですか?」

顧問「いやなに、たまたま君を見つけただけだよ」

男「そうなんですか」

顧問「……君は真面目に部活に出ているな」

男「は、はい?」

顧問「いや、君くらいな者だよ毎日部活に顔を出すのわね。私はそれだけで嬉しいんだ、ありがとう」

男「あっ、は、はぁ」

顧問「じゃあまた、今日も部活に顔を出してくれるかね?」

男「もちろんっすよ、じゃあね先生」

~屋上~

男「……」

悪魔「あっ、やっぱりここにいたかとかは無いんだ」

男「別にぃ、それにもう昼休みだし…」

悪魔「それにしてもさ、ここには3年生とかは来ないんだね。見晴らし良いし気持ち良いし」

男「う~ん、ここって実際使用禁止になってるからなぁ」

悪魔「えっ、そうなの?」

男「うん、よくこっから生徒が飛び降りるみたいでさ。俺が1年の時には鍵が掛けられてたんだけどさ」

男「不良の奴が鍵破ってからそれっきし、まぁ滅多に人は来ないわな」

悪魔「へぇ、ねぇねぇ向こうにある旧校舎には何かあるの?」

男「知らない、噂じゃ幽霊とか居るみたいだけどさ…入った事すらねーよ」

悪魔「いってみない?」

男「嫌だよめんどくせぇ、行きたかったら一人で行けば良いだろ?」

悪魔「うっわ、絶望的にノリが悪い」

~放課後~

担任「あっ、男」

男「はい?どうしたんですか先生」

担任「いや、お前よく委員長の雑務手伝ってるだろ?だからこれ、今日のプリント」

男「えー、俺がですかぁ?」

担任「お前しか居ないからな。ははっ、メモリあういいチャンスじゃないか、じゃあ頼んだからな」

男「メモリあうって先生……」

友「おーい、早く部活行くぞ」

男「あっ、悪い、今日無理になったから顧問の先生に言っといてくれよ」

友「はぁ?お前が行かないなら俺も行かねーよ」

男「あ、あはは…委員長の家にプリント届けに行かなきゃなんねーから」

友「ふ~ん、面倒ごと押し付けられちゃったんだな。じゃあ俺、帰るから」

男「い、一緒に来てくれないのか…」

悪魔「やっほ~」ヒョコ

男「うおわっ!?」

悪魔「いや~、旧校舎探索楽しかったぁ」

男「昼から姿見ないと思ったら旧校舎いってたのかよ…で?なんか面白い事あったのか?」

悪魔「うん、幽霊と友達になったんだよ~」

男「……嘘くせ」スタスタスタ

悪魔「あっ、待ってよ!ほんとなんだってば!」

男「はいはい、じゃあ明日合わせてくれよ」

悪魔「明日って言わずに今日にでも見せたげれるよ!」

男「………悪魔、先に家に帰ってろ」

悪魔「にゃに!?な、なんで?」

男「今からは委員長の家に行かなきゃなんないんだよ、だから先に帰っててくれよ」

悪魔「あ、うん……分かった」スゥ

~委員長の自宅前~

男「……(ある意味タイミング良かったのかも知れないな)」

男「やっぱ…ほっとけないよな」

男「あんなもん見せられてさ、はいそうですかってスルー出来るほど腐って無いんでね」

男「確か委員長、母親と二人で暮らしてるんだったよな……」ピンポーン

ガチャ

委員長の母「あら、男くんじゃない、どうしたの?」

男「あっ、こんばんわ。これ、今日のプリントです、委員長に渡しといてください

委員長の母「あら~、わざわざありがとうね。あの子ねぇ、もう熱は下がったから明日は学校に行けると思うから」

男「あ、あの、ちょっと聞きたい事があるんです」

委員長の母「?聞きたい事って」

男「……あの、答えたくなかったら良いんですけど…委員長の父親についてなんです」

~リビング~

ママ「はい、お茶」

男「あっ、ほんと、ありがとうございます(うぅ、家に上がらされちまった…き、聞くんじゃ無かったか)」

ママ「そうね、彼の事が聞きたいのよね」

男「あっ、いえ、話したく無いんなら良いんです!」

ママ「……彼はね、娘が小学4年生の時に亡くなったの」

男「……(うわっ、いきなりドロドロした展開じゃん…やっぱ聞くんじゃなかった)」

ママ「それも、娘を車に乗せた日に亡くなったの。私は仕事が入ってたから一緒に行けなかったんだけどね」

ママ「……未だに引きずってるみたいなの、彼を殺したのは私のせいなんだって。だから彼の事を娘の前で話すのは禁止になってるのよ」

男「そ、そうなんですか」

~玄関前~

ママ「もう帰るの?まだゆっくりしていけば良かったのに」

男「いえ、お茶ありがとうございました。それと、父親の事、教えてくれてありがとうございました」

ママ「あっ、娘には言っちゃ駄目よ?」

男「大丈夫です、約束は守ります……それと、最後に聞きたいんですけど」

男「なんで僕に教えてくれたんですか?」

ママ「う~ん……うふふ、なんでかしら」

男「え、えぇ?」

ママ「ふふ、嘘よ。ただね、君になら良いかな~って思っただけ」

男「そ、そんな適当なんですね」

ママ「えぇ、それじゃあね。私、これから仕事があるから」

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