クワトロ「雪合戦か…」シロッコ「フフフ…」(128)

たまにちょくちょく安価取る。が、取り方殆どわかんねえから。
お手柔らかにな。


クワトロ「やるのか?」

シロッコ「当然だ。スポンサーも既に用意してある。」フフン

ウォン「呼んだか?」

クワトロ(マジでか…)「とりあえず、人を呼ぶぞ。」

シロッコ「ああ。サラ。」ユビパッチン

サラ「はい。パプテマシュ様!」シュアバ

ウォン(何処から現れた…)

クワトロ(いきなり噛んだか…)


シロッコ「何はともかく人を呼ばねばな。サラ、頼むぞ。君にしか出来ない。」

サラ「はい!」シュアバ

クワトロ(いや、誰にでも出来るだろ。)「こちらも人を呼ばなければ。」

--数時間後--

クワトロ「カミーユ。来たか。」

カミーユ「はい。呼べるだけ呼びましたよ。」

シロッコ「サラ!よくやってくれた。」

サラ「いえ、大したことではありません。」

ウォン(ホントにな。)

エゥーゴサイド・メンバー
クワトロ、カミーユ、エマ、ファ、レコア、カツ
ティターンズサイド・メンバー
シロッコ、サラ、ジェリド、マウアー、ヤザン、>>6

>>6は次の内いずれか。
ハマーン、アムロ、キシリア

はまーん


クワトロ「うむ。このメンバーなら勝てるだろう。」

シロッコ「れ、レコア!」

レコア「パプテマス様!」ダッ

クワトロ「おっと、君はこっちだ。」ガシッ

カミーユ(鬼畜だ…)

レコア「無粋な男。そんなんだからシリーズ通してずっと独り身なのよ。」ボソボソッ

クワトロ「」ザクザクッ
クワトロ「6対6で良いかな?」

シロッコ「あ、ああ。」


ヤザン「どうするんだぁ!?シロッコ!」

シロッコ「むぅ…」

サラ「問題有りません。既に手は打ってあります。」

ハマーン「邪魔するぞ。」

ジェリド「ぞええっ!?」ビクッ

マウアー「ジェリド、落ち着いて。」

ジェリド「ああ。俺は至って冷静だ。敵の親玉が目の前に急に現れたもんで、少し驚いただけだ…」


シロッコ「まさかサラ、手を打ってある、とは…」

サラ「ええ。敵とはいえ、心強い増援かと。」

ハマーン「この私がアクシズから飛んできてやったのだ。まさかこのままお引き取り下さい等とは抜かすまい?」

シロッコ「ええい。来てしまったものは仕方ない。ここは共同戦線といくぞ。」

カミーユ「なんだかあっちは騒がしいですね。」

カツ「ハマーンでも来てるんじゃないんですか。」

エマ「まさか。ここは地球よ。アクシズからハマーンが来るわけな…」

クワトロ·カミーユ「!!」ピキーーン

ファ「どうしたんですか大尉。顔色が悪いですよ。」

レコア「カミーユも、真っ青よ。」


カミーユ「ハハハハ、なんでもありませんよ。ねっ?大尉。」

クワトロ「す、少し花を摘みに行ってくる。明日の朝には戻る…」スタスタ

レコア「待たんかい」ガッシリ

クワトロ(あんな常にプレッシャーを放っている緊張感のコンビニエンスストアみたいな女と雪合戦だと?無理無理無理。無理だわ。絶対無理。混沌がカオスを呼んでカヲスに拍車かかって混沌とするだけだから。)ダラダラダラダラ

エマ「大尉…汗だくね…」

カツ「めんどくさい大人だ…」

カミーユ「カツ。アレは大人じゃない。」

カツ「そうでした。」


ウォン「面合わせはもう良いだろう。そろそろゲーム形式を決定しようじゃないか。」

カミーユ「ゲーム形式は>>13で良いでしょう。」

シロッコ「うむ。」

ハマーン「そうだな。」

1.山の上にあるフラッグを取り合うマウンテンフラッグスタイル制
2.互いにチームが向かい合い直接雪を当て合うチームスノーウォースタイル制

2


カミーユ「まどろっこしいのは抜きで。」

ハマーン「ところで、シャアはどうした?」

カミーユ「ピンクおかっぱ型のプレッシャーに気圧されたせいで花を摘みに行ってます。明日の朝には戻るそうです。」

ハマーン「」

シロッコ「さ、さあ、そろそろそれぞれの陣営に戻ろうではないか。」


ファ「カミーユ!どうだった?」

カミーユ「ルールは普通の雪合戦だってさ。」

エマ「じゃあ、普通に雪玉を作って当てれば良いのね?」

ウォン「それは違うぞ。」

レコア「ウォンさん?」

カツ「何が違うんです?」

ウォン「これを使ってもらう。」つ銃

クワトロ「これは…銃?」

カミーユ(あ、復帰した。)


ウォン「ただの銃ではない。それはアナハイムで開発した雪玉専用の銃だ。」

カミーユ(バカか)「大きさとしてはショットガン位ですか。」

カツ「銃口はちょっとしたバズーカ砲位ありますけどね。」

エマ「あら?何かしら?これ、後ろにも銃口があるわ。何ですかこれ?」

ウォン「自決用だ。」

レコア「え!?」

ウォン「冗談だ。」


ウォン「この後ろの銃口を雪が貯まってる場所に着けてだな…グリップの下のレバーを引けば…」シュゴォ

カミーユ「雪を…吸い込んでる!」

ウォン「それだけじゃない。これを見ろ。」

カツ「ノーマルスーツ…じゃない。」

ファ「こんなピッチリしてなかったわね。」

エマ「なんです?この腰部分にカラビナで付いてるペンライトみたいなの。」

ウォン「スノーサーベルだ。」ドヤァ

カミーユ「あ、大体使い方わかりました。」

ウォン「こんな所で能力の無駄遣いはやめろ、ニュータイプ。」

カミーユ「いや使ってないです。」


ウォン「長さは柄のノブで調節出来るぞ。」

カツ「調節なんてせず最大にすれば…」キュキュキュキュ

ウォン「バカ者…!」

カツ「うぉっ!」ドテッ
カツ「お、重い…」グググ

ウォン「ノブで調整すれば軽くなる。」

カツ「あ。」キュキュキュ

ウォン「それとスーツには特殊な塗料が塗ってあるからな。傷を付けるなよ。」

カミーユ「なんです?特殊な塗料って。」

クワトロ「大方、雪に反応して蛍光色に染まる塗料だろう。」

ウォン「その通りだ。」

今夜はここまで。


ウォン「さあ、兵器の具合は試したな?次はルール説明だ。」

カミーユ「そういえば、これ一人何基にするんです?」

ウォン「十基だ。」

レコア「十基!?」

ファ「随分と多いわね…」

カツ「これ基数の移動は…」

ウォン「出来る。残りの基数が常にカウントされているからな。手首に付いている…」

エマ「この時計みたいな奴ね。」

ウォン「うむ。それを互いにくっ付けあい、ボタンを押せば良い。」

クワトロ「押した数だけ、基数が移るのだな。」


ウォン「さて、私はティターンズにも説明をしてくる。作戦開始は二時間後だ。トイレは済ませておけ。」

エゥーゴ(遠足かよ。)

--二時間後--

クワトロ「エゥーゴ代表、クワトロ・バジーナとカミーユ・ビダンだ。」

シロッコ「パプテマス・シロッコだ。」

ハマーン「ハマーン・カーンだ。」

ウォン「時間は四時間。十分後に開始だ。双方、各陣営に戻れ。」

--戦闘開始--
エゥーゴサイド
<前衛>カミーユ、カツ
<ちゅうえい>クワトロ、ファ
<後衛>エマ、レコア
ティターンズサイド
<前衛>ヤザン
<ちゅうえい>ジェリド、マウアー
<後衛>シロッコ、サラ、ハマーン

ルール説明
互いに一人十基。基数の移動は可能。雪玉ショットガン(アナハイム作)に撃たれたり、
スノーサーベル(アナハイム作)で斬られ(殴られ)たりすると基数が減る。
基数が切れた場合戦闘不能。全滅すると敗北。また制限時間後に基数の合計が少なくても敗北。
更に各陣営に設置してある氷像(エゥーゴ側には裸踊りをしているブレックス准将、
ティターンズ側にはホモ絡みをしているバスクとジャマイカン)を破壊されても敗北。


~エゥーゴ前衛~
カミーユ「良いかカツ、警戒しておけ。向こうの前衛は恐らくジェリド達かヤザンだ。」

カツ「どちらにしても厄介ですもんね。分かってますよ。」

カミーユ「まあ、ヤザンならギャアギャア騒ぎながら来るだろうから直ぐに察知出来るだろうけどな。」


~ティターンズ前衛~
ヤザン「エゥーゴの前衛には間違いなくあのカミーユとかいうケツも髪も青いガキが出てくるだろう。」ギャアギャア

ヤザン「他にオマケが付いてきていたとしてもどうせガキか女だ。返り討ちにしてシロッコへの手土産にしてやる。」ギャアギャア

ヤザン「んん?なんだァ?あの2つの人影はァ!?」ダッダッダッダッダ


~エゥーゴ中衛~
ファ「暇ですね…」

クワトロ「まあな。中衛後衛はそんなものさ。」

ファ「後衛は陣営に暇潰しの道具があるからいいでしょうけど…」

クワトロ「准将の裸の氷像とかな。」

ファ「あれ多分実物大ですよね。」

クワトロ「ナニの方も実物大なのかな?」

ファ「止めてください大尉。」

クワトロ「いや何、心配になっただけだよ。あれが実物大だとしたら准将はかなり小さいと言う事に…」

ファ「……」ガシャコン

クワトロ「落ち着きたまえファ君。それは味方<わたし>に向ける物ではない。」

クワトロ「それにしても小さかったよな…君もそう思わないかね?」

ファ「……」チャキ バン バン

クワトロ「少しカミーユ達の様子を見てくる」ダダダダダダ


~エゥーゴ・ティターンズ両前衛~
カミーユ「!?アレは!?」

カツ「ヤザン!!」

ヤザン「ハッハッハ!!ケツの青いガキ共が相手か!精々楽しませろ!」ガシャン

カミーユ「コイツ!」バァン

ヤザン「ガァハッハ!!」ヒョイ

カツ「この!!サラは何処だ!!」バン ガシャリ バン

ヤザン「知らんなァ?今頃シロッコに可愛がられてるんじゃないかァ?仮眠室辺りでなァ!」ヒュッ バン

カツ「このゲスがー!!」バン ガシャリ バン ガシャリ バン

カミーユ「カツ!撃ち過ぎだ!」

ヤザン「ガァハッハ!!墜ちろォ!!」バァァァァァン

カツ「しまっ…」ドォォン
カツ→九基


カミーユ「カツ!下がれ!もうこれ以上数を減らすな!!」バン

カツ「でも!!」

カミーユ「挑発に乗りすぎだ!頭を冷やせ!中衛の大尉と代わるんだ!!」ヒュオッ バン

カツ「クッ…分かりました…」ダッ

ヤザン「ハッ、余程俺に墜とされたいらしいな!カミーユ・ビダン!!」バン

カミーユ「このぉ!!」カキン

ヤザン「何ィ…!?サーベルで、弾を…ぬゥ!!」ガシャリ バン

カミーユ「これでカツの分を!」キン ブン

ヤザン「ヌオォ!!」ズバァ
ヤザン→九基


クワトロ「カミーユ!」バン

カミーユ「大尉!」

クワトロ「状況はカツ君から聞いた。」

ヤザン(マズイな…赤い彗星まで来たか…チィッ…癪に障るがここは下がるか…)ダッ

カミーユ「待てよ!この!」ダッ

クワトロ(恐らくシロッコとハマーンは後衛だ…残りの三人なら私とカミーユで何とかなるか…)ダッ

今夜はここまで。


~ティターンズ中衛~
ジェリド「マウアー…」イチャイチャ

マウアー「ジェリド…ふふ…」イチャイチャ

ヤザン「チイィ!!」ダッダッダ

ジェリド「ん!?何だ!何が起こってる!?」ガバッ

マウアー「あ…」

ジェリド「カミーユ!」

カミーユ「この感覚…ジェリドか!?」

ジェリド「アンタ…早速基数が減ってるのか!?」

ヤザン「……」

ジェリド「チッ、とにかくアンタは後衛まで下がれ!赤い彗星が出てきたならあのハマーンとかいう女も動くだろう!」

ヤザン「す、スマン…」ショボン ダッ

マウアー(邪魔者が…!!良いところだったのに!)メラメラ

ジェリド「カミーユ!ここで会ったが百年目!地獄に送ってやる!!」メラメラ


クワトロ「カミーユ!気を付けろ!」

カミーユ「分かってます!アイツら…いつもと様子が違う…!」

ジェリド(毎回毎回出会う度に俺の相棒を殺して行きやがって…俺の部屋には今ベッドと仏壇しかない!!ついたアダ名がティターンズの仏壇屋…!!カミーユ…俺はここで貴様を倒して男として…エリートとしてのプライドを取り戻す!!)

マウアー(ジェリドの邪魔も、私の邪魔もさせない!!)

クワトロ「何だ…何なのだ…このプレッシャーは…」

クワトロ「特に女の方…キャラまで変わってる気がする…」

カミーユ「せいッ!」ブン

ジェリド「このォッ!」ブン ガキン


ジェリド「クッ…」ギリギリ

カミーユ「クゥ…」ギリギリ

マウアー「ジェリド!」バン

カミーユ「!?しまった!」

クワトロ「甘い…」シャンシャンシャンシャン
クワトロ「フンッ!」パキン

マウアー「た、弾を…叩き落とした…」

カミーユ「大尉!」

クワトロ「カミーユ!2対2だ!それぞれが一人相手を受け持てば良い!」バン

マウアー「そう簡単にやられはしない…」ヒョイ バン

ジェリド(また…俺は女を殺すのか…?相手はあの赤い彗星…マウアーでは歯が立たないだろう…また…マウアーのあの声を聞くのか…?)
ジェリド(そんな事はさせない!俺はジェリド・メサだ!)


ジェリド「おい、アンタの相手はこの俺だ!!」メラメラ

クワトロ「ジェリド君…と、言ったかね?」

ジェリド「なんだ?怖いのなら逃げても構わないぜ!」カチャリ

クワトロ「君は彼女を私とぶつけたくないようだが、カミーユとぶつけても結果は同じだ。」

ジェリド「何だと…」(コイツ…知ったような口を!)

クワトロ「君は私には勝てん。カミーユにも勝てん。それは横にいる彼女も同じだ。」

クワトロ「大人しく下がれ。ここで基数を無駄に減らしても我々に損害を与える事は出来んよ。」

ジェリド「なめやがってェ…このォ!!」ブン


~ティターンズ後衛~
シロッコ「うむ。やはりサラの淹れる紅茶は落ち着くな。砂糖の量も完璧だ。」ズズー

サラ「パプテマス様…」ポッ

ハマーン「確かに。茶葉の香りを楽しめつつ、渋すぎないこの丁度良さ。絶品だ。」ウンウン

ヤザン「シィロッコォ!!」バーン

シロッコ「何かね?私は今ティータイムを愉しんでいる所だ。それに君は前衛の筈ではないかね。」

ハマーン「ザビアロフ曹長の紅茶が飲みたくなったのではないか?」

ヤザン「あ、赤い彗星だ!!」ハァハァ

シロッコ「何だと?」

ヤザン「赤い彗星とカミーユ・ビダンが中衛拠点のすぐそこまで!迫って来ている!」

ハマーン「何ィ!!」ガシャン

シロッコ「ヤザン…君らしくも無いな…単騎とは言え中衛地点まで敵に押されるとは…」

ハマーン「そう責めてやるな…相手はあのシャアとカミーユ・ビダンだ。」


シロッコ「確かに…あの二人相手に九基とは奮戦した結果だな。」

サラ「パプテマス様。」

シロッコ「分かっている。そろそろジェリド君達が危うくなる頃だ。」

シロッコ「ハマーン、行くぞ。お前もシャアに会いたいにではないか?」

ハマーン(シャア…シャア…シャア…シャア…)ブツブツ

サラ「お供致します。」

シロッコ「うむ。頼りにしているぞ。サラ。」ギュッ

サラ「パプテマス様…」ギュウ

ヤザン「お、俺はどうすれば…」

シロッコ「この際中衛拠点は捨てる。君はジェリド君達と最終拠点防衛に当たってくれ。」ナデナデ

サラ「どうやらこの時計、周波数を設定する事で通信が可能なようです。」アア...パプテマスサマ...

ハマーン「エゥーゴの連中は恐らくこの事を知るまい。これを利用しない手はないな。」シャア...シャア...

シロッコ「うむ。では行くぞ。ヤザン、何かあったら通信で知らせる。防衛は任せたぞ。」


~エゥーゴ後衛~
エマ「ふぁぁ、暇ねえ…」ノビー

レコア「珈琲のおかわりはいかが?」

エマ「頂くわ。それにしても暇だわ。珈琲と茶菓子…他に何か無いのかしら?」

レコア「チェスがあるわよ。」トン

エマ「私、ルール知らないのよ。」

エマ「それにしてもこの時計随分とボタンが多いのねぇ…」ピッピッピッピッ

エマ「!」

レコア「どうしたの?」ズズー

エマ「これ、通信機になるみたい。」

レコア「へぇ。ってそれ、結構スゴいじゃない。どうやるの?」

エマ「多分この周波数を合わせて…」ピッピッ

レコア「私と同じく設定するのね。」ピッピッ


エマ「それでこの"speak on"ってボタンを押せば…」

レコア「なるほど。時計から貴女の声が聞こえるわ。」

エマ「私、前衛、中衛のメンバーに伝えてくるわ。」

レコア「あ、その前に…」

エマ「何?」

レコア「珈琲一杯いかが?」

エマ「頂くわ。」


~ティターンズ中衛~
ジェリド(八基)「ぐ…クソ…」ガクリ

クワトロ(十基)「私は最初に忠告したはずだ。ジェリド君。君では勝てない、と。」チャキ

マウアー(七基)「ジェリド!」

カミーユ(十基)「よそ見!してる!場合じゃ!ないでしょ!」ズバッ ズバァ ズバァ ズバッ

マウアー(三基)「うあああああぁっ!」バタリ

カミーユ「女性にこんな酷い真似はしたくないんですけどね…」

ジェリド「ま、マウアー!!」

クワトロ「情けないな。自分の女が痛めつけられるのを見ている事しか出来んとは。」

ジェリド「このォ!」ビュゥ

クワトロ「……」ガキン

クワトロ「さて、そろそろ終わりにさせてもらうよ。我々はシロッコ達も相手せねばならん。」ブン

シロッコ「そこまでにしておきたまえ。」

クワトロ「!!」ピタリ


ハマーン「シャア。お前の相手は私が務めよう。」スッ

カミーユ「ハマーン・カーン!」

シロッコ「ジェリド君。君は今何基かね?」

ジェリド「な、八基です…」

シロッコ「ふむ。ならばマウアー君は今三基と行った所か。」

マウアー「……」

シロッコ「君達は下がりたまえ。ヤザンと共に最終拠点防衛に当たってもらう。」

ジェリド「りょ、了解です…」

マウアー「……」ダッ

クワトロ「ハマーン…悪いが素のお前に負ける気はしないよ。」

ハマーン「素の私?何を言ってるのかさっぱりわからんな。」

ハマーン「今の私はキュベレイに乗っている時となんら変わらん。…ファンネル!!」

クワトロ「!?」


ハマーン「……冗談だ。だが、見くびって貰っては困る。」

クワトロ「冗談を飛ばす余裕位はあるらしい。良いだろう。やってやる。」

シロッコ「ということだ。我々はカミーユ・ビダンを相手にせねばならないな。」

カミーユ「サラ!君はそんな奴の横に居てはいけない!ソイツは人をダメにする人間だ!」

シロッコ「賢しい事を!!」ブン

カミーユ「コイツ!」カキン

サラ「パプテマス様の邪魔をするなら…貴方だって!ガチャリ バン

カミーユ「クッ…」ヒョイ


~エゥーゴ中衛地点~
ファ「!?エマ中尉!?」ガバッ

カツ「どうしたんです?」

エマ「ああ、二人共、この時計(ry」

カツ「は、早くクワトロ大尉達に教えないと!」

エマ「私が行くわ。」

カツ「僕も…」

ファ「貴方はもう既に一基失ってるでしょ!大人しくなさい!」


~ティターンズ前衛地点~
カミーユ「お、押されている…!」

シロッコ「ハッハッハ!小賢しいだけの子供に!何が出来る物か!」ブン ブン ブン

カミーユ「この…戦争を手段にするエゴイストがァ!!」キキン キン ブン

サラ「そこッ!」バン

カミーユ「しまっ…」

エマ「そう簡単に!」バーン

シロッコ「撃ち落としたか!?」チラッ

カミーユ「ソコだァ!!」ブゥン

シロッコ「ぬあァ!」ズバアァ
シロッコ→九基

なんか指が動かんから今日はここまで。
???「ユ·B!動け!ユ·B!何故動かん!?」


サラ「パプテマス様!」

エマ「そこ!」バン

サラ「クッ」サッ

ハマーン(十基)「ふふ…」バン

クワトロ(九基)「むぅ…」ササッ

ハマーン「シャア。そろそろ分かったのでは無いか?私との決定的な実力差が。」

クワトロ「まさか。」

ハマーン「認めろ。お前の動きは全て分かっている。」

クワトロ「フッ、そんなハッタリに私が引っ掛かるとでも?」

ハマーン「本当に分かっているのだぞ?今こっそりと後ろ手に腰のサーベルに触れている事もな。」


クワトロ「チィッ!」タッタ

ハマーン「…」バン

クワトロ「はぁ!」サッ ブン

ハマーン「シャア。私と共に来い。私と共に…」サッ

クワトロ「断る!」チャキ

ハマーン「…………それは…残念だよ!!」タッ ブンブンブゥン

クワトロ「ぐっ…」キンキン ズバッ
クワトロ→八基


エマ(なるべくティターンズの居ない所で使いたかったけど、大尉がもう危ないし……)

エマ「クワトロ大尉、現在基数八基!救援を要請します!」ビー

*レコア「了解。既にファ・ユイリイがそちらに向かっています。」

カミーユ「ファが!?」

シロッコ「敵も通信機能を知っていたか…」

サラ「いかが致しますか?」

シロッコ「敵の動きを見る限り別動隊の存在もなさそうだ。」
シロッコ「ヤザン。敵の増援が来た。救援を頼む。」

*ヤザン「ガァハッハッハッハ!!任せろォ!五分で行く!」ピピッ

シロッコ「ジェリド君。状況が危うくなった。すまないが作戦B時に使う予定だったルートを用いてマウアー君と敵本拠点の氷像を破壊してくれ。」

ジェリド「了解です!!」ピッ

>>47、ジェリドに*付けるの忘れてたテヘペロ

--数分後--

ファ「クワトロ大尉!御無事ですか!?」

クワトロ(七基)「私自身は無事だが…」

ハマーン(九基)「大分基数を減らしたな。まあ私も一つやられたが。」

ファ(クワトロ大尉から1対1で一基しか落とさず三基も奪ったなんて…)

ハマーン「小娘、下がれ。邪魔をしたところで、シャアの基数が減るのを阻止出来はせんよ。」

ファ「……」

ハマーン「そうか。ならば仕方がないな。」カチャリ

カミーユ「待て!!」


ハマーン「何だ。」

カミーユ「ヤザンの到着まで、お前の数をいくつ減らせば、お前は下がる!」

ハマーン「何を……!」ギリギリ

ハマーン「小賢しい事を!!」タタッ ブゥゥン

クワトロ「待て。ハマーン。」

ハマーン「何だ。遂に私と一つになる決心がついたか。」

クワトロ(気色悪い事をこの女よくもぬけぬけと…)

クワトロ「ああ。」

カミーユ「!?」

ここで多分最終安価。
最終的に勝つのは>>53
エゥーゴ?ティターンズ?

乱入してきた第三勢力

>>53テメーマジふざけんなよ氏ねよマジでさぁ…
………書いてやるけどよ。


クワトロ「ただし私がそちらに行くのではない。お前がこちらに来るのだ。」

シロッコ「ほぉう…」

ハマーン「シャア、その話…」

???「ターゲット確認。速やかに制圧する。」バン バン バン

ハマーン「ぐぅ!」バタ
シロッコ「がっ!」ドサッ
カミーユ「うおっ!」ドサ

ハマーン→八基
シロッコ→八基
カミーユ→九基

エマ「何者!?」チャキ

ヒイロ「………」チャキリ

アムロ「動くな!」カチャリ

クワトロ「アムロか!?」

カミーユ「何やってんです!こんな所で!」


ジュドー「なんかドンパチやってて楽しそうだったし、入れてもらうよ!」

ハマーン「ジュドー!貴様こんな真似をしてただで済むと…」

ジュドー「鬱陶しいんだよ!」バン バン バン

ハマーン「ぐぅああ!」
ハマーン→五基

クワトロ(相手が激しく粘着してくるピンクお局おかっぱ大年増とはいえ…流石にこれは…)

カミーユ(今ポンプアクション無しで三連射した…新兵器か…!?)

アムロ「ハマーン・カーン!これで終わりだ!」ババババン バン

ハマーン「んあああああ!!」ドドン ドン ドドン
ハマーン「」ガクリ
ハマーン→零基


サラ「うわぁ…」(引くわ…流石にあの連射はエグいわ…)

シロッコ「き、君たちはその…ハマーンに何か怨みでもあったのかね?」

ジュドー「いや本編でめっちゃベタベタされたし。」

アムロ「なんか性格と髪型が気に入らなかった。」

ヒイロ「特に無いけどなんか興奮した。」

カミーユ「えっ」
クワトロ「えっ」
エマ「えっ」
ファ「えっ」
シロッコ「えっ」
サラ「えっ」


カミーユ「…………」ゴホン

クワトロ「ま、まあハマーンについてはもう良い。幾ら話したとて彼女が黄泉から返る事はない。」

ハマーン「いや死んで無いんですけど…」

ヒイロ「……」バン

ハマーン「」

ヒイロ「…………///」ゾク

カミーユ(……屑が。)ペッ

クワトロ「っき、君達はどちらに就くのかね?」

アムロ「さっきのヒイロの射撃からもわかる通り、どちらの味方もしない。」

ジュドー「そーいう事!」


シロッコ「第三勢力、と言うことか。」

クワトロ「だが、お前達に勝ち目があるとは思えんな。アムロ。」

カミーユ「十基あるとはいえ、たった三人で…」

アムロ「フッ。」

ジュドー「ハハハハハ!!」ゲラゲラ

ヒイロ「フン。」クスリ


カミーユ「何がおかしい!?」カチャ

*ジェリド「こちらジェリド!正体不明の少年が一人…なんだ!?マウアー!」

シロッコ「どうした!ジェリド君!」

*ジェリド「緑の髪の少年が…ぬあっ!」バタリ

シロッコ「………」

アムロ「ガロード君!もういい!准将の氷像の最も重要とされていると思われる部分をサーベルで切り取ってこちらにこい!」

*ガロード「了解!あと、今気絶してるお姉さんに何かちょっとイタズラしてって良いか?」

アムロ「どっちだ?」

*ガロード「両方!」

アムロ「あまり時間はかけるなよ。」


シロッコ「レコア…貴様ァ!!」ブン

ヒイロ「大人しくしていろ。」バン バン バン バン

シロッコ「うぐぅ…」
シロッコ→八基

サラ「パプテマス様!」

シロッコ「そ、そうだ。や、ヤザン!!応答しろ!」ピピッ

*???(♂)「ヤザン?この人の名前かな?」

*???(♀)「恐らくな。」

*???(♂)「出なくてもいいか。早く氷像壊しましょう。」

クワトロ「今の声…まさか…バナージと…マリーダか…?」

アムロ「その通りだ。協力してもらった。」

*ウォン「エゥーゴ・ティターンズ双方、氷像が破壊されたため、痛み分けとする。」

カミーユ「今回はこの人の一人勝ちですね。」

>>61やっべ、四発も撃たれてんのにシロッコの基数減ってねえ。
正しくは
シロッコ→四基
な。

結果
勝者:ウォン・リー率いるガンダム乗り・ニュータイプチーム。

最終基数
カミーユ・ビダン:九基
クワトロ・バジーナ:七基
エマ・シーン:十基
ファ・ユイリィ:十基
カツ・コバヤシ:九基(なお途中から出番無し)
レコア・ロンド:零基(ガロードによる襲撃)

パプテマス・シロッコ:四基
ハマーン・カーン:零基(特に理由のない暴力による襲撃)
サラ・ザビアロフ:十基
ジェリド・メサ:二基(ガロードからの攻撃からマウアーを庇い気絶)
マウアー・ファラオ:零基(ガロードによる襲撃)
ヤザン・ゲーブル:零基(バナージ、マリーダ両名と遭遇、自ら戦闘を仕掛け、返り討ち)

アムロ・レイ:十基
ヒイロ・ユイ:十基
ジュドー・アーシタ:十基
ガロード・ラン:十基
バナージ・リンクス:十基
マリーダ・クルス:十基

勿論二回戦もあるからな。
はーじまーるよー。


--戦闘終了後・某所にて--
クワトロ「気に入らんな…」グビグビ

カミーユ「ええ。このままじゃ収まりがつきませんね。」ゴクゴクゴク

シロッコ「くぅ…らにが白い悪魔だ…ちくひょう…ヒッコ」グデングデン

クワトロ「自棄酒か…少し羨ましいな。」

カミーユ「酒に全て投げ込むってのはある意味一番楽ですしね。」グビリ

クワトロ「ところでカミーユ、君が飲んでいるのは何だ?」

カミーユ「氷尻のゆずです。」

クワトロ「少し飲んでも良いかな?」

カミーユ「やです。」

クワトロ「……」


ハマーン「今戻ったぞ。…カミーユ・ビダン。美味そうな物を飲んでいるな。」

カミーユ「氷尻のゆずです。飲みますか?」

ハマーン「では一口だけ頂こう。」

クワトロ「…………」グビグビグビグビグビグビグビグ ベコッ

カミーユ「温泉はどうでした?」

ハマーン「中々良かった。露天風呂は広くて眺めも良くてな。」グビグビ

カミーユ「それは良かった。サウナはどうでした?」

ハマーン「温度も丁度よく、快適だった。テレビを見てる内にあっという間に時が過ぎてしまった。」

シロッコ「ぬうぅ!酒はもう要らん!サラとレコアを呼べ!!」ヌギヌギ

クワトロ「ここで脱ぐな。…ッ…空き缶を投げるな!!」パコン

シロッコ「なんらってんら!あのヒヒイロとか言う餓鬼はぁ!!」ゴクゴクグビグビ

カミーユ「ヒイロですよ。それと、酒はもう要らないんじゃなかったんですか?」


サラ「パプテマス様!」

シロッコ「サラ!」ハッ
シロッコ「済まない。少し酔ってしまった様だ…済まないが肩を貸してくれないか…」ヨロヨロ

サラ「部屋まで参りましょう…///」カァァア

ハマーン「アレは完全にヤるパターンだな。」

カミーユ「良い大人の女性が辞めてください。」

ハマーン「すまない。」

クワトロ「それにしても何故急にアムロやバナージ達が現れたんだ。」

カミーユ「新兵器を持っていた辺り、ウォンさんかそれ以上のスポンサーを味方につけてたんでしょうね。」

ハマーン「と、いうよりはソイツがクライアントだったのではないか?」


クワトロ「あり得るな…」

カミーユ「直接聞いて見ましょうよ。」

ハマーン「何!?直接?」

カミーユ「ええ。……もしもしアムロさん。さっきはどうも。今ちょっと大尉と飲んでるんですけどどうです?一緒に。え?ああ、居ますよ。そんなの知りませんよ。何にせよ来ない事には始まらないでしょ。」

ハマーン「何と言っていた?」

カミーユ「えーと、まず女はいるか?って。次におさわりはokか?って。」

クワトロ「相変わらずだな。して、何と答えた?」


カミーユ「女は居るって。おさわりは知らないって言いました。」

ハマーン「一応聞いておくがその女とは私か?」

カミーユ「しか居ないでしょ。」

クワトロ「おさわり…okなのか?相手と箇所による。」

カミーユ「アムロさんが太もも触るのは?」

ハマーン「銃殺刑だな。」

クワトロ「シロッコが胸を揉むのは?」

ハマーン「ピンヒール電気アンマだな。」

カミーユ「クワトロ大尉なら何しても許されそうですね。」

クワトロ(試しに尻行ってみるか)「……」サワッ

ハマーン「…!!!!」ビックゥッ
ハマーン「…………」ピシッ

カミーユ「まぐろ、ですね。」

クワトロの台詞とハマーンの台詞が分割されてないが脳内変換で上手くやってくれや。


クワトロ「う、動かない…ぞ?」

カミーユ「今の内ですよ。胸行っちゃいましょ。胸。」

クワトロ「そ、そうだなフフフ…私も一人身で結構寂し…(ry」

アムロ「済まない。遅くなった。」ガラッ

カミーユ「あ、忘れてた。」

アムロ「これはどういう状況だ?それと女はどこだ?」

ここまで。


カミーユ「居るじゃないですか。ここに。」

アムロ「……!…カミーユ!謀ったな!カミーユ!!」

クワトロ「君と君のお仲間がいけないのだよ。」

アムロ「くだらん!付き合ってられるか!バーカ!バーカ!」スタスタ

シロッコ「もう少しゆっくりしていってはどうかね?」ニコリ

カミーユ(酔いが覚めてる…)

クワトロ「ザビアロフ曹長はどうした?」

シロッコ「今1R済ませてきた所だ。」

カミーユ「すっきりしたみたいですね。色々な意味で。」

シロッコ「ああ。」サッパリ

アムロ(今の内、今の内……)ソロソロソローリ

シロッコ「さて、飲み直すとするか。」ガシリ


アムロ「うおお!放せ!放せ!」

クワトロ「話すのはお前だ。アムロ。」

ハマーン「…ん…なんだ…騒々しい…これは一体なんの騒ぎだ…?」ムニャムニャ

カミーユ「酔ってダウンした貴女をアムロさんが襲おうとしたので今話を聞こうとしてるところです。」

アムロ「放せシャア!お前らと話す事など何もない!」

シロッコ「まあまあ、まずは一杯どうかね?」ガッシリ

アムロ「放せ!俺にはネグリジェで待ってるベルトーチカとチェーンが居るんだ!」

クワトロ「尚更返す訳には…」

  ド    ン


ハマーン「アムロ・レイ。そこに座れ。正座だ。」クィッ

アムロ「いやだから俺にはネグリジェで…」

ハマーン「そ こ に 座 れ」

アムロ「はい…」

ハマーン「さて、まずは話を聞こうではないか。”ゆっくり”と。」

アムロ(だ、誰か助けて…)


--数時間後--
シロッコ「2時か…」

カミーユ「いつまで事情聴取するんです?」

アムロ「だから濡れ衣だ!俺はやっていな…!」

クワトロ「シラを切るつもりか。良いだろう。じっっくり聞き出してやる。」

ハマーン「まずは爪でも行っとくか。」

カミーユ(その場しのぎでアムロさんに擦り付けたけど、嘘だとは言えない雰囲気になった…)

シロッコ(カミーユ・ビダン。そろそろホントの事を言え。)シャンシャンシャンシャン

カミーユ(やだよ。殺されちゃう。お前が行けよ。)シャンシャンシャンシャン

シロッコ(いやお前が。)シャン

カミーユ(いや、お前だろ。)シャン


シロッコ(それよりシャアは何故あんなにアムロ・レイに必死に擦り付けようとするのだ?)シャンシャンシャンシャン

カミーユ(ハマーンの尻触って気絶させたのが自分だとバレないように。)シャンシャンシャンシャン

シロッコ(成る程。屑だな。)シャンシャン

カミーユ(ああ。屑だ。)シャンシャン


シロッコ(ええい!)「ハマーン。その話は後にしないかね。」

ハマーン「何ぃ…!?」ギィロリ

シロッコ(うっ!なんというプレッシャー…)「未遂のハラスメントよりも私としては昼間の事が気になる。」

カミーユ(ナイス、シロッコ!)「そ、そうですよ!あの五人、何者なんですか!!」ズィ

ハマーン(チッ…)「アムロ・レイ。どうなのだ!」バキッ

アムロ(結果的には殴られたけどありがとう、カミーユ、シロッコ。)「お、俺達は雇われただけだ。」

クワトロ「誰にだ?」

アムロ「……」


--翌朝--
ウォン「つまり、黒幕はジャミトフとバスクなのだな?」

クワトロ「はい。」

ウォン「まあ、お前達もやられっぱなしじゃ気に入らんだろう。」

カミーユ「ええ。まあ。」

ウォン「まあ、ここに最強の五人が揃っている。これでチームを編成すればいい。」

シロッコ「あの老人達に一泡吹かせられるわけか。」

クワトロ「用意は?」

ウォン「戦場もセッティング出来ている。あとは先方を招くだけだ。」

ハマーン「だが六人でやるには一人足らんな。」

ウォン「安心しろ。こちらで一人用意してある。」

オールスターチーム最後の一人は>>83

バナージ、マリーダ、ジュドーの内一人。
尚これら以外の選択肢は無く、この三つ以外の名前が
出た場合は安価下とする。

誰か入れろよw
ksk

ジュドー


ジュドー「どーもー!」

クワトロ「君は確か…」

シロッコ「よくものこのこと姿を表せたものだ。」

ジュドー「ちょっとー、皆冷た過ぎじゃない!?」

アムロ「仕方ないさ。俺達は雇われとはいえ敵だったんだから…」

ハマーン「そう言うことだ。」

カミーユ「事情を話した後朝まで殴られ続けたアムロさんに比べれば良い方さ。」

ジュドー「あれ?アンタ確か…」

カミーユ「カミーユ・ビダンだ。一度会った事がある筈だ。」

ジュドー「ああ!ファ姉ちゃんのコレか!」オヤユビ

クワトロ「随分とオッサン臭いサインを知ってるな。」

カミーユ「お、俺はファとはそんなんじゃ…」

ハマーン「ファ”とは”?では他にコレが居るのか?」コユビ

クワトロ「ハマーン…」


シロッコ「確かフォウ・ムラサメとか言う…」

カミーユ「ワァーー!!ワアアアァァーー!!」バタバタ

アムロ「何はともあれ皆馴染めている様で良かった。」

ハマーン「まあ、私は顔見知りだしな。」

アムロ「皆、俺はともかくジュドー君は許してやってくれ。彼は妹を人質に取られていたんだ…」

ジュドー「良いんだよ!アムロさん。俺が皆を襲ったのは事実なんだから…」

クワトロ「妹を…人質に…」
クワトロ(妹を人質に取られて助ける為に戦っていたというのか…)ジワッ

シロッコ「まあ、その、なんだ。最初、辛く当たってすまなかった…」

クワトロ「そ、それで…グスリ…妹さんはどうしたのかね?」シクシク

アムロ「しゃ…シャア?」

ジュドー「無事返して貰えたよ。今はシャングリラに居るのかな。」

クワトロ「いや、私にも年下の兄妹が居るものだから…」グスン


ウォン「とにかく、これで人数は揃った。明日の明朝4時、作戦が開始される。」

クワトロ「作戦とは?」

ウォン「まず親善試合と称して彼奴らを呼ぶ。そして1日拠点に眠らせる。試合は翌日と言ってな。」

カミーユ「そこに襲撃を掛けるんですね。」

ウォン「ああ。」

クワトロ「だが、拠点とは言え、快適に寝させる為室温はあげてあるのでしょう?」

アムロ「それではライフルは使えないのでは…」

ウォン「その為に仮説拠点とも言える大型車を持って行く。雪をたっぷり積んでな。お前達にも雪を貯蔵出来るバックパックを持たせる。それに雪を積めればライフルが使用可能だ。」

ハマーン「敵も恐らくそれなりの警戒はするだろう。」

シロッコ「うむ。一気に制圧は出来んだろうな。」


ジュドー「大丈夫大丈夫!このメンバーに勝てる人達なんて居ないって!」

シロッコ「確かに…」

クワトロ「全員ニュータイプだしな…」

ハマーン「奴らが来るのは?」

ウォン「恐らく夜にはこちらに到着するだろう。」

カミーユ「充分ですね。」

アムロ「ああ。各自、武器のメンテナンスと休養を怠るなよ。」

クワトロ「分かっている。」

ハマーン「貴様に言われるまでもない。」

シロッコ「当然だな。」


--夜--
バスク「ティターンズのバスク・オムだ。」

ウォン「ウォン・リーだ。今回はよろしく頼む。」

バスク「明日の朝から試合は開始なのだろう?それまではどこに居れば良いのだ。」

ウォン「拠点を用意してある。そこで一夜過ごして貰って構わん。」

バスク「こちらにはティターンズ総帥、ジャミトフ・ハイマン閣下もいらっしゃるのだぞ。」

ウォン「安心しろ。拠点といってもかまくら等ではない。ちゃんと暖房や電気、ガス、水道も通っている。」

バスク「…………フン!まあいい。たったの一夜だ!」

ウォン「総帥にもよろしく言っておけ。今から拠点を案内する。」


--作戦時刻一時間前--

アムロ「皆、集まったな。」

シロッコ「六人全員居るようだ。」

クワトロ「そろそろ作戦を説明しよう。」

ジュドー「あ、待って。もうちょい。今ボス戦中!」

ハマーン「後にしろ!」ブチリ

ジュドー「ああ、電源!何すんだよハマーン!データ消えちゃうだろ!」

カミーユ「……アムロさん。作戦説明を。」

アムロ「ああ。まず、敵拠点は正面入口と非常口A、非常口Bがある。まずは三名でその3つの出口を塞ぐ。そして残りの三名で中に突入する。」

クワトロ「頃合いを見て、出口を塞いでいる三名も突入し一気に制圧する。」

カミーユ「敵も抵抗してくるんじゃないですか?そもそも試合のメンバー六人もそこに居るんでしょ。」

クワトロ「ああ。敵の抵抗も考えられる。用心して行かねばな。」

ジュドー「ええ!?皆寝てるんじゃないの!?」

シロッコ「当然、警戒して寝ずの番位用意してくるだろうな。」


ハマーン「まあ、並の相手なら直ぐに気絶させられるだろう。」

クワトロ「今回の作戦目標はジャミトフ・ハイマン並びにバスク・オムへの復讐だ。」

アムロ「というよりは、単なるやり返しだな。」

シロッコ「老人共を雪でまっちろちろにする訳か。」

カミーユ「気分が良さそうですね。」

ジュドー「じゃあ、その二人以外はどうすんの?」

クワトロ「気絶させる。」

カミーユ「出来ますかね?」

シロッコ「まあ、頭に当てれば直ぐに、”バタリ”だろう。」

ハマーン「よし、作戦は粗方把握した。作戦地点へと急ごう。」


ハマーン「行くぞ!」

アムロ「俺達は!」

シロッコ「伝説の!」

カミーユ「ニュータイプ!」

ハマーン「やられたら!」

クワトロ「やり返す!そう、」

五人「倍返しだ!!」ピカーン

ジュドー「ダサい!いつの間に練習したのそれ!?俺だけハブぅ!?」

ハマーン「Z出演者だけの秘密だ!残念だったな、ジュドー。」

ジュドー「いやぶっちゃけそんな残念でもない。」


ウォン「何を遊んでいる。出発だぞ。装備等の準備は出来ておるな。」

ジュドー「あ、そうだ。お弁当持ってこう。後DSLiteLLLLも。」

ハマーン「ピクニックじゃないんだぞ。」

カミーユ「バナナはおやつに入りますかね?」

アムロ「遠足でもない。」

クワトロ「バナナはおやつに入らんぞ。栄養補給の食料だ。おやつは500円までだから大事にな。」

シロッコ「昔どんぐりガムの数ちょろまかしてるのバレて先生に怒られてる奴居たなぁ…」

ジュドー「ビール持ってく?勝った後の祝勝会用に。」

クワトロ「良いアイデアだ。ジュドー君。」

ウォン「それはこちらで用意する。」


ウォン「ええい!さっさと車に乗れぃ!!出発だ!この馬鹿者共が!」

ジュドー「はーい。」

カミーユ「…チッ…」

ウォン「お前今舌打ちしたな?」

カミーユ「してませんよ。もう空耳が聞こえるんですか?それとも幻聴ですか?しっかりして下さいよ。」

ウォン「良いからさっさと乗れェ!!」


ウォン「私はここで待つ事しか出来ん。吉報を期待している。」

クワトロ「ええ。それでは、行ってきます。」

ウォン「冬だが雨が降っているしこの低気圧だ。雷も落ちるかもと予報では言っている。気を付けろよ。」

カミーユ「ウォンさんの雷とどっちが怖いですかね?」

ウォン「人が折角気遣っていると言うのに!このガキ!」ピカァ!

ジュドー「落ちた!運転手さん!早く車出して!!」

カミーユ「打たれたら怖いもんな。」

ハマーン「そこらへんにしておけ。」

お前ら、読んでる?


--車内にて--

カミーユ「そういえば、最初に突入する三人と、外で逃げ道を塞ぐ三人、どうするんです?」

アムロ「どうするって?」

カミーユ「メンバー決めてないじゃないですか。」

ジュドー「あー…」

シロッコ「正面の出口は私が守ろう。」

クワトロ「えー、なんか歴史の立会人とか言っといてラスボスポジションかよ…」

ジュドー「正面がラスボスとは限らないでしょ。」

アムロ「でもま、最初は正面突破を考えるよな。」

カミーユ「まあ、いいや。僕は突入したいです。」

ジュドー「俺も俺も!!」

アムロ「子供だけで行かせるわけには行かん。俺も行こう。」

カミーユ「僕まで子供扱いですか…」

ハマーン「奇しくもガンダムチームが出来上がったな。」


クワトロ「では私はAを塞ごう。」

ハマーン「では私はBだな。」

アムロ「そろそろ車が着くようだ。ついてからは隠密行動だぞ。」

ハマーン「分かっている。」

シロッコ「今回は基数の制限がない。つまり、気絶するまでやれるわけかね。」


カミーユ「着きましたね。行きましょう。」

アムロ「ああ。行くぞ、ジュドー君。」

ジュドー「あいよ。」

ハマーン「我々は別行動だな。」

クワトロ「ああ。やられるなよ。ハマーン。」

ハマーン「貴様こそ。それよりシロッコの方が心配だな。」

シロッコ「ふん。要らぬ世話だ。」

アムロ「分かれるぞ!」


--内部--
アムロ「いつ敵が来るか解らん。注意しておけ。」

カミーユ「はい。」

ジュドー「んもう!アムロさんもカミーユさんも警戒しすぎ!きっと皆グースカ寝てるって。」

カミーユ「君は油断し過ぎだ。作戦がバレて待ち伏せされている可能性だってあるんだぞ。」

アムロ「!!今何か動いた!敵影かも知れん。」ヒソヒソ

ジュドー「マジ!?行ってきまーす!」タタタッ

カミーユ「待てよ貴様!」

アムロ「お前も待て!…チィッ!!……こちらアムロ。敵と思われる人影を確認。対処する。」

*クワトロ「了解。気を付けろよ。」

アムロ「ああ。」


ジュドー「ジュドー・アーシタ、シュシュッと参上!御用だよん!!」

カミーユ「動くな!抵抗の意思を示した瞬間撃つ!」

シロー「……」

コウ「……」

バーニー「……」

アムロ「勝手に先行するな!お前達は…………えっ!?」


シロー「ここでやられる訳にはいかない!アイナの為にも!」カチャリ

カミーユ「クッ…貴様!!」

コウ「貴様ら…女を人質に取って!戦争だからなんでもして良いとでも思っているのか!」チャキリ

ジュドー「ちょっ…何がなんだか…アムロさん!なんとかしてよ!」

バーニー「子供を人質に取って戦争をするなんて…人間のする事じゃない!待ってろよ…アル…」カシャン

アムロ「彼らにも色々と事情があるようだな……それにしても酷いメンバーだ…」


シロー「はぁっ!!」バンバン

カミーユ「撃ったな!貴様撃ったな!このぉ!」バン

シロー(アイナ…必ず助ける…だから待っていてくれ…)

カミーユ(コイツ…女を人質に捕られてるのか…!?)ピイイィィィィィン

コウ「貴様ら!ニナを何処にやった!答えろ!!」バンバンバンバンバンバン

ジュドー「うおっ!?知らないよ!俺達はそんな人知らない!」ササッヒュン バババン

コウ(バスク大佐はコイツらがニナを拐ったと言っていた……ニナは必ず助ける!)

ジュドー(この人どう考えても冷静じゃない!それになんか…どことなく暑苦しい!)

バーニー「くっ、クソ!この!このぉぉ!!」バンババン

アムロ「落ち着け!君は騙されているんだ!女子供を拐って人質にするのはティターンズの手口だ!」ヒュヒュヒュン

バーニー「ジオン兵だった俺の命を救ってくれたバスク大佐がそんな事するか!!」バンバン

アムロ(ダメだ…完全に頭に血が登っている…これでは話し合う事は出来ない…)


クワトロ(暇だな…)

クワトロ(そういえば当初はウォンさんがアムロ達を率いてたとてっきり思った物だが…)

クワトロ(どうやら違ったようだ。カミーユ辺りは完全にウォンさんが黒幕だと思ってたようだったしな。)

クワトロ(まあ、場を仕立てたのがウォンさんだったしな。)

クワトロ(あんな風にいとも簡単に侵入されるのは出来すぎだ、というのも分かる。)

クワトロ(カミーユがイジりまくっていたのもウォンさんを疑っていたからこそだろう。)

クワトロ(しかしこうして物資も提供してくれているのだから、ウォンさんは無実だろうな。)

クワトロ(……少し悪い事をした。)


......ガサリィ......ガサリィ......

クワトロ「誰だ!」

バナージ「……」カチャン

クワトロ「バナージ君か。」

バナージ「その声…フル・フロンタル!?」

クワトロ「そうでもないし、そうであるとも言える。」

バナージ「?」

クワトロ「まあ、詳しく知りたければ原作を読め、と言う事だ。」

バナージ(ステマか…)「……」ピッピッピッピッ

クワトロ「待て、wikiを見るな、おい。」

バナージ「そういう事だったのか。なるほどな。」

クワトロ「あーあ……」


クワトロ「君は何故、そちら側に居るんだ?」

バナージ「……」

クワトロ「……ふむ…まあ、大体の予想は出来る。ミネバ…オードリーが拐われたか何かだろう。」

バナージ「……はい。」

クワトロ「そういったパターンが結構多いようだな。君はジュドー君の様に人質を直ぐに返しては貰えなかったわけか。」

バナージ「ジュドー君…居ないと思ったらそういう事だったのか…」

クワトロ「ミネバは我々が救出する。だから君は下がってくれないか。」

バナージ「…………………………」


バナージ「そんなの…信用出来ませんよ!」

クワトロ「信用出来ない…何故かな?」

バナージ「そもそも貴方達が何故戦っているのか俺はまだ知らない!」

クワトロ「バスクとジャミトフに一泡吹かせる為だ。」

バナージ「復讐の為に戦っている人間を信じろって言うんですか?」

クワトロ「…………」

バナージ「それじゃ、もしバスクやジャミトフへの復讐が成功したらオードリーをなんかどうでもよくなるんじゃないですか!?」

クワトロ「私達を信じろ、バナージ君。」

バナージ「大人の言う事なんて…信じられませんよ!!」


クワトロ「君はミネバを奪われて冷静では無いな。」

バナージ「だったらなんです?」

クワトロ「すまないが私にも私のやり方や考えがある。」

バナージ「邪魔をするな…って事ですか?」

クワトロ「残念だがそういう事だ。」

バナージ「だから大人って……信用出来ないんだよ!!」シュイン ブン

クワトロ「…………」カキン サッ


シロッコ「言葉が走った…何処かでもう既に戦いが始まって居るようだ。」

シロッコ「この声は…ヤザンを倒した若者と、シャアだな…」

シロッコ「いつまでもそんな所で隠れてないで出て来てはどうかね?」

ヒイロ「……………………」

シロッコ「さて、我々もそろそろ始めようじゃないか。ヒイロ・ユイ君。」

ヒイロ「……ターゲット確認。戦闘態勢に移る。」カチャリ

シロッコ「さて、お手並み拝見と行こう。」ガチャン


ハマーン(既に戦闘が始まって居るようだな…)

マリーダ(ハマーン・カーン…ミネバ様の摂政…本当に彼女がミネバ様を拐ったのか…?)

ハマーン(アムロ・レイ達が戦っている相手…特に強い感じはしないが…やけに硬い何かを感じる…)

マリーダ(本当に彼女が…?既に摂政という立場であるのに…?)ガサ

ハマーン「誰だ!?」

見てます

>>111みたいにレスしてくれるとやる気でる。
してない人を非難するつもりも無いけどね。
んじゃ、再開。


マリーダ(バレたか…)スッ

ハマーン「プルか…いや、プルツー…でもない…誰だ貴様は?強化人間なのだろう?」

マリーダ「そうだ。私は強化人間だった。」

ハマーン「今もそうだろう。プルシリーズの一人のはずだ。」

マリーダ「今は違う。」

ハマーン「やはり貴様は強化人間なのだな。」シャンシャンシャン

マリーダ「うっ…!!」シャンシャンシャン

ハマーン「成る程な。十二人目、プルトゥエルブか。」

マリーダ「今はもう違う…!私は…私はマリーダ…マリーダ・クルスだ!」バンバン

ハマーン「ふん。ジオンの強化兵が私に銃を向けるか。」ヒョイ

マリーダ「……」バン

ハマーン「躾がなってないようだな。まあ躾けたのがグレミーでは仕方がないか。」ヒュン

マリーダ「うるさい!」バンバンバンバンバンバン

ハマーン「良いだろう。丁度暇だったのだ。相手をしてやる。」ヒュヒュヒュヒュオ クルン ババン


--三十分後--
シロッコ「フフフ…やはり身体は子供か。サーベルを使えば容易いな。」ブンブンブブン

ヒイロ「ぐっ…」キキキンカキン

シロッコ「墜ちろぉ!!」バアアァァァァァァァン

ヒイロ「がはっ!……っ…り、リリーナ…ァ…………」ドサリ

シロッコ「すまないな。だが君の大事な女性…プリンセス・リリーナは私が救おう。」

シロッコ「アムロ・レイからの連絡は無いが、恐らくもう進んでも問題はあるまい。」スタスタ


マリーダ「くっ……」ガクリ

ハマーン「これで終わりだ。プルトゥエルブ。」

マリーダ「……最後に一つ、教えてくれ。」

ハマーン「なんだ。」

マリーダ「ミネバ様を拐ったのは、お前達なのか…?」

ハマーン「下らん。俗な質問だ。貴様もバスクに騙されているのか。」

マリーダ「やはり…違うのか。」

ハマーン「摂政であり最もミネバ様に近しい私がそんな真似をする必要は無い。」

マリーダ「やはり…」

ハマーン「お喋りは終わりだ。無駄な手間を掛けさせる。」ドゴォ

マリーダ「ッ…!……」バタリ

ハマーン「さて、シロッコも小僧を片付けて中に進んだようだな。私も急ごう。」スタスタ


バーニー「ウオオォォォ!!」ブウゥゥゥン

アムロ「悪いが相手をしている暇は無い!」サッ バキィッ

バーニー「」

アムロ「大人しくしていてくれ。君の大事な人は俺達が助けよう。」

カミーユ「おい!話を聞いてくれよ!」

シロー「今更言い訳等!」バババン

カミーユ「クッソ……頭を冷やせ!!」バキュウゥゥゥン

シロー「があっ!このぉ!」チャキン ブン

カミーユ「うおっ!?コイツ、頭に一発食らってまだ起きてるのか!?」サッ

シロー「うおお…っ!………」バタ

アムロ「カミーユ!迂闊だぞ!」

カミーユ「すいません。」


ジュドー「うわあっ!」ドテ

コウ「辛うじて急所は避けたか!だがまだ!!」ブン

ジュドー「このぉ!」カキン ドカッ

コウ「うぉっ!?」ヨロリ

ジュドー「てやあぁっ!!」ブン チャキリ バン

コウ「うっ……ニ…ナ…………」ドサ

アムロ「行くぞ!」

ジュドー「了解!」

カミーユ「もう先行したりするなよ。」

アムロ「君もすぐに追い掛けたりするな、カミーユ。」

カミーユ「…了解。」


ハマーン「……シロッコか。」

シロッコ「フフフ…ジャミトフの部屋はここかね?」

ハマーン「ああ。下手に突入して罠に掛かるのもつまらん。」

シロッコ「ここでガンダムボーイズとシャアが来るまで待機か。」

ハマーン(が、ガンダムボーイズ……?)「ああ。ところで、シロッコ。あの少年、どうやってあんな速くに仕留めた?」

シロッコ「なに、所詮は子供だ。サーベルで押したまでだよ。」

ハマーン「お前は腕っぷしは苦手とてっきり思っていたがな。」

シロッコ「こう見えても柔道と空手は黒帯だ。」

ハマーン「それがサーベルの押し合いで何のバロメーターになるかは分からんが、やるな。」

シロッコ「うむ。」


シロッコ「お前はあの娘をどのように片付けたのだ?」

ハマーン「中身を覗いて動揺した所を一気に叩いた。」

シロッコ「成る程。強化人間は精神が脆いと聞く。」

ハマーン「奴は表面こそ硬かったが、一度内側を覗けばすぐに崩れた。プルツーにそこは似ていたな。」

シロッコ「それにしてもえげつない事をする。」

ハマーン「強化人間の分際で私に刃向かう方が悪いのだ。」

シロッコ「うわぁぉお。」


アムロ「こっちだ。恐らく此処らにジャミトフとバスクはいる。」

ジュドー「お、ハマーン!」

カミーユ「それに、シロッコ!」

シロッコ「ジュドー君に、カミーユか。」

アムロ「首尾は?」

ハマーン「上々と言って良いだろう。年老いた老人はこの先だ。」

カミーユ「バスクは一緒じゃないのか!?」

ジュドー「そりゃ流石に同じ部屋で寝たりはしないでしょ。」

アムロ「同感だ。ジャマイカンとじゃあるまいし。」

シロッコ「フッ。」

ハマーン「ところで、シャアはどうした?」

カミーユ「さあ……?」

アムロ「無線を開いて見よう。」ピピリ


*シャア「ゼェゼェ…」

*シャア「いや、コイツマジでふさけんなよ…何マジでサーベル振り回してんだよ。俺もう若く無いんだって…中年なんだって…オッサンなんだって…若手士官とかにゃもう<赤い加齢臭>とか陰で呼ばれちゃってる訳。そんぐらいオッサンなのに、コイツマジでふさけんなよ…!もう体力無いんだって…若い頃みたいに子供とフェンシングの真似事とかももう出来無いんだってもう……」ハァハァ ゼェゼェ

アムロ「しゃ、シャア!?」

*シャア「うびゅっ!?…………き、聞いてたか?」

アムロ「…ん?何の話だ?知らないな。」

*シャア「そ、そうか。聞いてないなら良い。」

カミーユ「ええ。僕ら全く聞いてませんよ。<赤い加齢臭>さんの哀愁、と言うか加齢臭溢れる話なんて。」

ジュドー「あ」
シロッコ「やべ」
ハマーン「おまっ」


*シャア「…………フフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフ……………」プツン

アムロ「シャア!しゃ…切れた……」

カミーユ「…プッ」

ハマーン「笑ってる場合か!!」バチン

カミーユ「あべしぃ!」ブベラ
カミーユ「」クタァ

アムロ「おら立て!立たんかい!バスク捜しに行くぞこのボケぃ!」ズルズル

ジュドー「あ……行っちゃった。」

シロッコ「済まないが君はシャアを捜しに行ってくれ。見たところ罠は無いようなので私とハマーンで突入してジャミトフを潰す。」

ジュドー「了解!行ってきまーす!」

ッッッドッオオオオオオォォォォォォォォォォンンン!!

ハマーン「ジャミトフ・ハイマン!御用である!」

シロッコ「おい今宇宙世紀。」

ハマーン「こういうのはムードが大事なのだ。」キラン

シロッコ(出たよ、女の必殺技、ムード。)「だがいくらなんでも浅葱色の羽織まで着るのはやりすぎではないかな?」

ハマーン「そうだな……私は土方をやる。お前は一応美男子らしいから沖田だ。」

シロッコ「話を聞け。そしてムード気にしすぎだろお前。」


ジジイ「何者だ!?」

シロッコ「あ、何今気づいたわけ?あんな派手な突入の仕方したのに。」

ジャミトフ「何のようだ、ハマーン。」

シロッコ(また無視か。嫌われてるのかな…)(´·ω·`)

ハマーン「貴様を捻り潰しに来た。ぐうの音も出ん程にな。」

シロッコ「ジャミトフ閣下。そr...」
ジャミトフ「私を捻り潰す、か。それも良かろう。しかしだ。」

ハマーン「?」
シロッコ(´·ω·`)?

ジャミトフ「私を潰しても代わりが現れるだけだ。」

ハマーン「ほぅ。」

シロッコ「だが自分は交渉に応じr...」
ジャミトフ「交渉だ。お前たちの望みは全て叶えてやろう。ただし、ハマーン・カーン。お前には私の愛人になって貰う。それが条件だ。」

ハマーン(キっモっ!!)「ジャミトフ閣下は何か勘違いをしていらっしゃる。」


ハマーン「条件を出すのは我々だ。貴様では無い!!」ジャキン

シロッコ「閣下。わt...」
ジャミトフ「撃つのか、私を。」

シロッコ(´·ω·`)

ハマーン「我々の望みはただ一つ。貴様らへの、復讐だ。」

ジャミトフ「くぅ…ま、待て。ハマーン!」

ハマーン「これ以上貴様と話す事等ない!!」

シロッコ(`·ω·´)「フフフ、閣下。」ジャキリ

ジャミトフ「し、シロッk...」

シロッコ「若い女を、口説き落とせませんでしたな。」ババババンバンバンバババンババン

ハマーン「フン。」ババンバ バン バン バン

ジャミトフ「」クタ

シロッコ「よし、まっちろちろだ。」

ハマーン「ざまあみやがれ、性欲爺め。…行くぞ。」


ジュドー「あ、いたいた!アムロさん!」タッタッタ

アムロ「ジュドー君!バスクなら今〆た所だぞ。」

ジュドー「違うよ。シャアさん、連れて来たよ。」

シロッコ「おや。」

ハマーン「シャアが居るのか!?何処だ!?」

シャア「ここだ。」ヒョイ

ハマーン「フン。全く。大事な場面で役に立たん男だ。」

シャア「すまん。」


カミーユ「ところで、ジャミトフは!?」

ハマーン「向こうの部屋に縛りつけてある。」

シャア「後で宅急便でブレックス准将の所に送ろう。着払いで。」

アムロ「ん?今着払いって…」

シャア「さて、飲みに行くか。」

シロッコ「祝勝会だな。サラを呼ぼう。」

ジュドー「アンタ女の事しか頭に無いのぉ!?」

シロッコ「失敬な。私は人類を……」

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