【安価】京太郎「俺が活躍する!?」 健夜「出来るか試してみる?」【3rd9】 (481)

□目的

・咲に登場する女の子(プロ含む)と仲良くなって、

・(あわよくば)同じ屋根の下で暮らしたり、

・あんなこと(入部や部の設立、コーチ引き受け)やこんなこと(大会優勝)をするまでの過程を逝くスレ

・略してSOA安価スレ

・イチャイチャが目的ではありません(棒)

□能力―ステータス―


・精神――

その場の空気に耐えるための重要な能力。低いとプレッシャーに押し負けて気絶や逃走もある
また、好感度が高い状態で相手の精神を傷つけると、病んだり、ひねくれたり、
それは安価を反映する主人公自身にも起こりうる

・麻雀――

麻雀においての強さを表し、これが高ければ高いほど麻雀で勝ちやすくなる
ただし、異能相手にはなかなか勝てない

・異能――

麻雀における異能を判定する
一定以上になると、異能習得イベが発生する

こんな感じ。あとは、

・連投は原則禁止(コンマ判定は連投に含まず)

・5分経ってレスなしであれば連投も可

・コンマ運は無いものとして考えた方が幸せです

・麻雀判定は朝方であれば連投可

・判定・選択の安価において、ステルスモモは安価下とします

>>1000について

・本編にて影響を与えるものも可(~が転校してくる。など)

・番外として、本編無関係の小ネタも可

・ただし、本編に影響与えるものをとったとしても、

・ちょっとダメかな(暴力系統など)。と>>1が判断した場合は小ネタになります

今週sswiki http://goo.gl/c6vV12  前週sswiki http://goo.gl/hddKF8  前々週sswiki http://goo.gl/AY8HR



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1396696206

3周目前スレ

【安価】京太郎「俺が活躍する!?」 恒子「しちゃうかもーッ!」【3rd8】
【安価】京太郎「俺が活躍する!?」 恒子「しちゃうかもーッ!」【3rd8】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1396151971/)
【安価】京太郎「俺が活躍する!?」 ネリー「出来たらお金一杯?」【3rd7】
【安価】京太郎「俺が活躍する!?」 ネリー「出来たらお金一杯?」【3rd7】 - SSまとめ速報
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【安価】京太郎「俺が活躍する!?」 淡「あははっ頑張れーっ!」【3rd6】
【安価】京太郎「俺が活躍する!?」 淡「あははっ頑張れーっ!」【3rd6】 - SSまとめ速報
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【安価】京太郎「俺が活躍する!?」 裕子「すると思いますよ。きっと」【3rd5】
【安価】京太郎「俺が活躍する!?」 裕子「すると思いますよ。きっと」【3rd5】 - SSまとめ速報
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【安価】京太郎「俺が活躍する!?」 良子「イエス」【3rd4】
【安価】京太郎「俺が活躍する!?」 良子「イエス」【3rd4】 - SSまとめ速報
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【安価】京太郎「俺が活躍する!?」 照「できるの?」【3rd3】
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【安価】京太郎「俺が活躍する!?」 はやり「牌のお兄さんで☆」【3rd2】
【安価】京太郎「俺が活躍する!?」 はやり「牌のお兄さんで☆」【3rd2】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1394256637/)
【安価】京太郎「俺が活躍する!?」【3rd1】
【安価】京太郎「俺が活躍する!?」【3rd1】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1392509912/)


2周目継続非安価(姫様ルート)

【安価】京太郎「俺が活躍する!?」咏「鬼畜高校生だぜぃ」【2nd 15スレ目】
【安価】京太郎「俺が活躍する!?」咏「鬼畜高校生だぜぃ」【2nd 15スレ目】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1392352425/)


京太郎(知名度115(003/050)、精神12(74/100)、麻雀124(133/250) 、異能104(117/250) )

5月第1週 火曜日


>各キャラ  名前(相手視点関係  好感(友情)/信頼)

       本日             >       前日

Ss>大星淡  (従妹 10.5/10.7)   >大星淡  (従妹 10.5/10.7)

SP>戒能良子 (好意 11.4/10.3)  >戒能良子 (好意 11.2/10.4)

   宮永咲  (友人 3.0/3.0)    >宮永咲   (友人 3.0/3.0)

   宮永照  (友人 4.0/5.3)    >宮永照   (友人 4.0/5.3)

   九十九  (信頼 7.0/11.8)   >九十九   (信頼 7.0/11.8)

     新見  (知人 1.0/1.0)    >新見    (知人 1.0/1.0)

  瑞原はやり (友人 5.9/6.3)    >瑞原はやり (友人 5.8/6.0) 仕事成功ボーナス 信頼+0.3

  三尋木咏  (友人 2.6/2.7)    >三尋木咏 (友人 2.6/2.7)

  野依理沙  (PTSD 0.5/0.5)   >野依理沙 (PTSD 0.5/0.5)

  佐藤裕子  (知人 2.2/2.3)    >佐藤裕子 (知人 2.2/2.3)

  福与恒子  (知人 0.7/0.6)    >福与恒子 (知人 0.7/0.6)

  村吉みさき (知人 0.8/0.7)    >村吉みさき (知人 0.8/0.7)

    ネリー  (教子 2.8/3.5)    >ネリー     (教子 2.8/3.5)

  辻垣内智葉 (教子 2.2/2.9)    >辻垣内智葉 (教子 2.2/2.9)

     雀明華 (教子 2.2/2.7)    >雀明華    (教子 2.2/2.7)

      慧宇 (教子 2.2/2.7)    >慧宇     (教子 2.2/2.7)

    ダヴァン (教子 2.0/2.6)    >ダヴァン   (教子 2.0/2.6)

 アレクサンドラ(知人 2.0/2.7)    >アレクサンド(知人 2.0/2.7)

    南浦数絵 (知人 1.0/1.0)    >南浦数絵 (知人 1.0/1.0)

  八岐大蛇  (憑物 3.8/3.5)    >八岐大蛇  (憑物 3.8/3.5)

  大沼秋一郎 (知人 0.9/0.7)    >大沼秋一郎  (知人 0.9/0.7)

    南浦プロ (知人 1.2/1.0)    >南浦プロ (知人 1.2/1.0)

 

Ss=従妹/幼馴染(関係は初期から深く、頼れるけれど恋愛関係になりにくい)

SP=特殊(特殊な繋がりを持つキャラ)

中学校は子供麻雀教室の類いだから……
要らないなら抜くでー

05分から


1、清澄
2、高遠原
3、風越
4、龍門渕
5、鶴賀
6、平滝
7、晩成
8、姫松
9、千里山
10、三箇牧
11、永水
12、宮守
13、新道寺
14、有珠山
15、劔谷
16、鹿老渡
17、九州赤山
18、須和田


安価下~下5


京太郎「えーっと……」

姫松高校、宮守女子、千里山、新道寺

そして……清澄

(清澄高校とやらに何かあるのか?)

京太郎「いや……あるわけじゃない。でも、ないわけでもないんだ」

「どうかしたのかね?」

京太郎「あ……い、いえ……馴染みのある名前があったので」

清澄高校

麻雀部がないから。と、咲が選んだ高校だ

もしも照さんが長野にいたら

風越か龍門渕に2人揃って行ってただろうな

オファー来たのはその5校に

白糸台、臨海、阿知賀を含めた8校か……


「学校からのオファーは見てもわかるが期限があるから気をつけたまえ」

京太郎「大体予選前ですよね」

インハイ予選は【6月第1週 6日目】だから

それまでに8項全部めぐる……だって?

いやいや、それはさすがに厳しいんじゃないか?

白糸台と臨海は【6月第1週の1日目~5日目】でも大丈夫だったとして

ほかはどうする?

俺が月、火、金、土は仕事がある

……夕方だけだけど

姫松高校(大阪)、宮守女子(岩手)、千里山(大阪)、新道寺(福岡) 、清澄(長野) 、阿知賀(奈良)

長野と大阪と岩手、奈良はまあ頑張れば新幹線でも日帰りできるとして

お金はかかるけど、飛行機なら……福岡もなんとか

今週の日曜日に清澄か阿知賀、明日に行かなかった方

5月2週目の水木に姫松、千里山、日曜日に新道寺か宮守……

(……お主死ぬつもりか?)

……だよな。そんな詰め込みは流石にやばいよな


それでなくても、CMとか取材とか、番組があるのに……

番組は

【5月 第1週 金/夜】 【5月 第1週 土/夜】

CMは

【7月 第1週 火/朝昼】 【7月 第1週 水/朝昼】 【7月 第1週 木/朝昼】 【7月 第1週 土/夜】 【7月 第1週 日/朝昼】

取材は

【6月 第1週 月/昼】 【6月 第1週 月/夜】 【6月 第1週 火/朝】 【6月 第1週 火/夜】

【6月 第1週 木/朝】 【6月 第1週 木/夕】 【6月 第1週 金/朝】 【6月 第1週 金/夜】


京太郎「CMの方はまだ先ですね……番組がー……あれですかね。ゲスト出演」

「ふむ……そうだね」

とりあえずの問題は、どれを受けてどれを断るか……だ


どれも牌のお兄さんの仕事には被らないようになってるけど

夕方の牌のお兄さんのあとにすぐ仕事が入るっていうのがなぁ

毎回じゃないにしても

金曜日の夕夜、土曜日の夕夜

どっちも仕事っていうのは些かきつい……体力的に

(軟弱者め。そのくらいできるだろう?)

番組だけなら……な

学校と取材についても考えなくちゃいけないんだ

京太郎「ん~……」

優先させたいのは


1、番組
2、取材
3、高校の特別コーチ


15分


優先した仕事>優先しなかった仕事となるので

例えば高校を優先して
6月第1週水木に大阪に行く場合
木曜日が大阪の仕事になるため、木曜日の取材は受けられなくなる

といった感じになります


いきます


1、番組
2、取材
3、高校の特別コーチ

安価下~下5


せっかく学校からの誘いが来てるんだし

やっぱり学校優先で考えたいよな

(……女子目当てではなかろうな?)

そんなわけ無いだろ

俺はただ純粋に、教えて欲しいって言うから行くだけだ

怪訝そうな顔付きの大蛇に対して

小さくため息をつきながら、ディスプレイとにらみ合う

白糸台と臨海は土曜日の昼でも大丈夫だからな……

ほかのところから考えようか

まず、期限までに俺が遠出できる日だけど

【5月第1週 木】、【5月第1週 日】、【5月第2週 水】、【5月第2週 木】

【5月第2週 日】、【6月第1週 水】、【6月第1週 木】

7日間だ

と言っても、明日を含めてだけど


理想的なのは、水木に大阪なんだけど

別に両方行かなくちゃいけないっていうわけでもないからなぁ

どちらか片方でも問題はないし、とりあえずは明日かな……

明日は木曜日で平日

つまり、コーチできるのは夕方のみ

どこに行くにしても、朝行って夜帰るのが基本だけど……


【5月 第1週 木】にどの高校に行く?

1、姫松高校(大阪)
2、宮守女子(岩手)
3、千里山(大阪)
4、新道寺(福岡)
5、清澄(長野)
6、阿知賀(奈良)


安価下


【5月第1週 日】にどの高校に行く?

1、宮守女子(岩手)
2、千里山(大阪)
3、新道寺(福岡)
4、清澄(長野)
5、阿知賀(奈良)


安価下


【5月第2週 水】にどの高校に行く?

1、千里山(大阪)
2、新道寺(福岡)
3、清澄(長野)
4、阿知賀(奈良)


安価下


【5月第2週 木】にどの高校に行く?

1、新道寺(福岡)
2、清澄(長野)
3、阿知賀(奈良)


安価下


【5月第2週 日】にどの高校に行く?

1、新道寺(福岡)
2、清澄(長野)


安価下


あ……ごめん、日曜日無理


【6月第1週 水】が新道寺で


【6月第1週 木】にどの高校に行く?

1、清澄(長野)
2、いかない

安価下~下5


白糸台はいつ行く?

1、【5月第1週 土/朝】
2、【5月第1週 土/昼】
3、【5月第2週 土/朝】
2、【5月第2週 土/昼】
3、【6月第1週 木/夕】

安価下


臨海はいつ行く?

1、【5月第1週 土/昼】
2、【5月第2週 土/朝】
3、【5月第2週 土/昼】
4、【6月第1週 木/夕】

安価下


京太郎「……ま、まぁこんな感じで」

(われがやるわけではないからな。お主が良いなら良い)

とりあえず高校の特別コーチを優先的にスケジュール組んだけど

……大丈夫なんだろうか?

せっかく誘われたんだから。と

多少無理してみたわけだけど……ギッチりだ

(だが、清澄高校とやらにはいかぬのだな)

ああ……行かない

いや、行けないっていったほうが正しいかもな

来るなと言われたわけじゃない

でも、置いてきた人がいる

その人にどんな風に会えばいいのか

どんな話をしたらいいのか……解らなくてさ


(名を伏せる必要などないぞ。お主は既にその名を心に出したのだからな)

京太郎「………………」

大蛇の不思議と優しい声に

ほんの少しの安らぎを感じて頷く

咲……宮永咲

照さんに置いていかれ

俺もまた……置いてきてしまった幼馴染

照さんが離れてからは俺も疎遠になっていたし

あまり気にすることではないのかもしれないけど……


番組は……

1、【5月 第1週 金/夜】を受ける
2、【5月 第1週 土/夜】 を受ける
3、受けない
4、両方受ける


安価下~下5


学校もこんな感じにすればよかったと後悔


了解、3で
中途半端だけど今日はここまでで
お疲れ様でした



学校の決め方を間違えた……非常に面倒な手段にしてしまってごめんよ

今回決めた学校遠征に置いては選択ミス以外ではバッドステータスつかないから安心して欲しい


昼頃に再開できればな。と


再開します

あとはCMと取材を受けるか受けないか

受けるならいつのを受けるか……だけ


番組は勿体無いかもしれないけど

受けるのは止めておこうかな

(有名になりたいのではないのか?)

それはまぁそうなんだけど

いきなり番組ゲストってなるとやっぱり不安なんだよな

牌のお兄さんは瑞原プロの誘いで断りにくかったっていうのもあるけど

番組自体は見慣れてた……ってほどでもないけど知ってたからなんとかなるけどさ

でも、今回のはそういうのじゃなくて

今話題の~っていう感じの

質問攻めに合いそうな感じのやつなんだよ

そういうのはちょっとな

それに、学校訪問+牌のお兄さん加えてそれはちょっと厳しいと思うし

またの機会にって思ったんだよ


大蛇に理由説明をしつつ

自分の一気に埋まり始めたスケジュールに

思わずため息を漏らす

面倒くさいとか、辛いとかではなく

単なる一息

あとCMオファーと取材オファーにも答えないといけないからな

(人気者だな)

褒めてるのか皮肉なのか

判別しづらいことを呟き

大蛇は小さく笑う

その姿はなんだか少し

大人びて見えた……まぁ、遥かに年上なんだけど



取材は……

0、全部受けない
1、【6月 第1週 月/昼】
2、【6月 第1週 月/夜】
3、【6月 第1週 火/朝】
4、【6月 第1週 火/夜】
5、【6月 第1週 木/朝】
6、【6月 第1週 木/夕】
7、【6月 第1週 金/朝】
8、【6月 第1週 金/夜】
9、全部受ける


50分

複数可


いくよ


0、全部受けない
1、【6月 第1週 月/昼】
2、【6月 第1週 月/夜】
3、【6月 第1週 火/朝】
4、【6月 第1週 火/夜】
5、【6月 第1週 木/朝】
6、【6月 第1週 木/夕】
7、【6月 第1週 金/朝】
8、【6月 第1週 金/夜】
9、全部受ける


安価下~下5

今スケジュールがどうなってるのか分からないんだけど……





000

=なし

>>114


5月第1週(確定)

水:朝(なし)  昼(なし)  夕(なし)   夜(なし)
木:朝-夜(姫松:大阪)
金:朝(なし)  昼(なし)  夕(仕事)  夜(なし)
土:朝(白糸台) 昼(なし) 夕(仕事)  夜(なし)
日:朝-夜(宮守:岩手)


5月第2週(一部確定)

月:朝(なし)  昼(なし)  夕(仕事)  夜(なし)
火:朝(なし)  昼(なし)  夕(仕事)  夜(なし)
水:朝-夜(千里山:大阪)
木:朝-夜(阿知賀:奈良)

金:朝(なし)  昼(なし)  夕(仕事)  夜(なし)
土:朝(臨海)  昼(なし)  夕(仕事)  夜(なし)
日:朝(なし)  昼-夕(大会)       夜(なし)

6月第1週(予定)

月:朝(なし)  昼(なし)  夕(仕事)  夜(なし)
火:朝(なし)  昼(なし)  夕(仕事)  夜(なし)
水:朝-夜(新道寺:福岡)

木:朝(なし)  昼(なし)  夕(なし)   夜(なし)
金:朝(なし)  昼(なし)  夕(仕事)  夜(なし)
土:朝(なし)  昼(なし)  夕(仕事)  夜(なし)
日:朝-夜(宮守:岩手)



6月第2週(予定)

月:朝(なし)  昼(なし)  夕(仕事)  夜(なし)
火:朝(なし)  昼(なし)  夕(仕事)  夜(なし)
水:朝-夜(千里山:大阪)
木:朝-夜(阿知賀:奈良)

金:朝(なし)  昼(なし)  夕(仕事)  夜(なし)
土:朝(なし)  昼(なし)  夕(仕事)  夜(なし)  【地区予選】
日:朝(なし)  昼-夕(大会)       夜(なし)

CMは

0、受けない
1、【7月 第1週 火/朝昼】
2、【7月 第1週 水/朝昼】
3、【7月 第1週 木/朝昼】
4、【7月 第1週 土/夜】
5、【7月 第1週 日/朝昼】
6、全部受ける


18分


いきます


0、受けない
1、【7月 第1週 火/朝昼】
2、【7月 第1週 水/朝昼】
3、【7月 第1週 木/朝昼】
4、【7月 第1週 土/夜】
5、【7月 第1週 日/朝昼】
6、全部受ける


安価下~下5


京太郎「……………………」

(……………………)

俺が黙ってオファーに対して返事をする中

大蛇もまた黙って心の内側からディスプレイを見つめ

怪訝そうな顔つきで唸った

(お主……人付き合いは好まぬのか?)

京太郎「そんなことはないけど……」

(ならば何故、高校以外は全て断る。大人であろうと、生娘や小娘でだいぶ馴染んだであろうに)

カタカタカタッと

響くキーボードの音は止まり

パソコンの電子音がジーッと微かな音を保つ

(あまり好かぬか? 公にされるのは)

そんなだったら、プロになんてなってないし

牌のお兄さんなんてやってないよ

(では、何故受けぬ)

再びの言葉に対して

背もたれに体をあずけ、天井に向かって息を吐く

大蛇だって解ってるだろ? 俺の中にいるんだから

沢山の仕事が来たことが嬉しい……でも、同時に恐れてもいるってことに

(……失念していたよ。お主は我が関係なくとも、小心者であったな)

言い捨てるように呟いた大蛇を尻目に

最後の返事の送信ボタンをクリックする

たくさん来た仕事そのほぼ全てを俺は断った

京太郎「……オファー、来なくなるかもな」

いや……断ってしまった


・【小心者】を取得しました
・仕事依頼確認時に-補正が入ります


5月第1週 事務所 (水曜日/昼)


とりあえず……どうしようか

家の保証人の件、社長には言いづらいし

やっぱり候補から外すべきだよな

となると、淡の両親か、俺の親

一応大会優勝したし、テレビにも出てる

うまく説得できれば俺の親でも一人暮らしの許可も貰えるだろうけど

京太郎「……………………」

後々……というか

何かあった際に迷惑をかけたくないなら親にするべきだけど

迷惑かけない自信があるなら、淡の両親だな


1、電話(相手固定:大星家、両親)
2、出かける(相手固定:大星家)


18分

※1の場合は、相手を同時に選択


いくよ


1、電話(相手固定:大星家、両親)
2、出かける(相手固定:大星家)


安価下~下5


※1の場合、相手を同時選択で


親に……しておこうかな

大蛇が言う通り俺は小心者だよ

だからこそ、許可を貰える可能性高いとしても

淡の両親には頼れない

説得できるかどうかなんて解らない

でも……何かあった時のことを考えるのなら

親以外はありえない

だから……親の方にする

京太郎「……………」

鳴り響くコール音

電話をかけたのは家の方だから

多分……お母さんが出るはず


安価下コンマ判定

4、44で父親  それ以外で母親


『もしもし、須賀です』

たった1ヶ月、されど1ヶ月

聞くことのなかった声に思わず言葉を失う

懐かしい

俺が唯一、大人の女の人で何の問題もなかったのが母親

まぁ、当たり前かもしれないけど

自分自身へのその切り返しに、小さく笑う

京太郎「……久しぶり」

『あら……ふふっ。どうしたの?』

電話番号で解っていたからか

そこまで大きく驚くことはないお母さんの声は落ち着いていて

ダメだと言われたことをもう一度お願いしようとしていて

緊張する神経を優しく撫で降ろしていく

京太郎「テレビ、見てくれた?」

『なんのこと?』

(……伝えていないのにどうやって知るのだ)

……だよね


京太郎「ごめん、じつはさ。俺今テレビ出てるんだ」

『へぇー……いつ?』

京太郎「月火、金土の夕方の牌のお兄さんお姉さん」

隠すことでもないと

素直に教えると、返って来たのは笑い声で

思わず恥ずかしくなって目を伏せ、声を大きくする

京太郎「そ、そんな笑わなくていいだろ!」

『ふふっ、ごめんね……ふふふっあ、貴方が牌のお兄さんだなんて……ふふっ』

京太郎「っ……」

『そ、それで? どうかしたの?』

まだ笑いの残る明るい声でお母さんは本題へと移ろうと問う

この感じならお願いしても通るだろうか

それとも……通らないだろうか

※【小心者】:発動

……考えれば考えるほど、様々な言葉が思い浮かんでくる


1、実は……一人暮らししようと思って
2、久しぶりに声が聞きたくなってさ
3、報告してなかったから報告しようかなって
4、……俺にさ、八岐大蛇が憑いてるみたいなんだ
5、咲が今どんな感じかわかる……?
6、用事がないとしちゃいけないものなのかな……家って
7、その他自由


15分


いきます


1、実は……一人暮らししようと思って
2、久しぶりに声が聞きたくなってさ
3、報告してなかったから報告しようかなって
4、……俺にさ、八岐大蛇が憑いてるみたいなんだ
5、咲が今どんな感じかわかる……?
6、用事がないとしちゃいけないものなのかな……家って
7、その他自由


安価下~下5


京太郎「実は……一人暮らししようと思って」

『一人暮らし?』

お母さんの声は一瞬で切り替わって

笑いのないものへと変わる

けれどそれは張り詰めてなんていなくて

きょとんとした表情が浮かんできた

京太郎「淡の家とかはさ、俺がゆう目になることで迷惑がかかると思うんだ。だからさ……」

『ん~……』

京太郎「ダメ?」

『言われてみればそうなんだけどね……でも、不安だわ』

お母さんはそう言いながらも

んーっと

小さく呻きながら答えを探し、そして答えた


安価下コンマ判定


4 お父さんに話してみてくれるかしら

2 そうだわ。お母さんが貴方のところに行ってあげれば良いんだわ

0 少し、考えさせて貰えるかしら。お父さんにはお母さんが話してみるわ

7 良いわよ。必要な事なんでしょ?


ゾロ目=7

44= ダメよ。一人暮らしなんて危ないわ。淡ちゃんのご両親には話してみるから残って頂戴

姫様との結婚は許すのに一人暮らしは駄目なのか


『少し、考えさせて貰えるかしら。お父さんにはお母さんが話してみるから』

京太郎「あ……うん」

『別に急ぎではないでしょ?』

京太郎「あ、いや……その」

『ん?』

俺は今淡の家に住んでいるわけじゃないし

女の人とホテルに住んでるから早く…なんて言えないし……

友達の家――

(ホテルか事務所にしておけ)

京太郎「え」

『なぁに?』

京太郎「あ、いや、今は事務所にお世話になってて……だからその、なるべく早く……」

『もうっ、それならそれで貴方も早く電話しなきゃダメじゃない』

たしかに早く連絡ほしいなら

昨日決まったわけだし、昨日のうちに電話するか

せめて朝電話するべきだったよな

『……解ったわ。夕方か夜にでもかけ直すからちゃんと出なさいね?』

京太郎「うん……ごめん」


・夕方または夜に電話がきます
・夕方の判定に引っかからなかった場合
・夜に着信が確定します


京太郎「……なんで友人じゃダメだったんだ?」

(相手を聞かれたらどうする。小娘を素直に出すのか?)

京太郎「それは……」

それは無理だ

かと言って新見さんに頼めるか解らないし

友人なんて答えてたら……

(一人暮らしの件を考えて貰えるだけ吉だぞ。お主がそうするのは危険すぎる)

京太郎「危険って……お金はあるし、料理だって少しは」

(そういう問題ではなく、内面的な問題だ)

京太郎「……………………」

(いっそのこと、母上を呼べば良い。その方が、お主の精神的な意味では救いになるであろうぞ)

中にいた大蛇だからこその言葉……だろうか

京太郎「……考えておくよ。一応」

ぶっきらぼうに答え、通話終了のままの携帯をポケットへとしまう

……今日はまだ移れないかもな


5月第1週 事務所 (水曜日/夕)


安価下コンマ判定

13 仲間帰社

58 (電話)

76 電話(親)


ゾロ目は11、33、55、88、66、77のみ有効  ほかは無し


スルーで、少し中断


>>170

前回とは性格が違うからね、京太郎が
それに伴ってお母さんも変わってる

今回は結構落ち着いた性格


5月第1週 事務所 (水曜日/夕)


京太郎「………………」

社長が仕事へと出かけた事務所

当然、残った俺一人が残る

朝はいたのかもしれない

でも、昼は誰も来なくて夕方にも誰も来ない

前もこんな感じだったよな

(問うておるのか?)

京太郎「独り言だよ。答えなくてもいい」

(ふんっ……病は気からというであろう? なれば、起こらぬもまた気であろう)

京太郎「俺が潜在意識的に、誰かと会うことを拒絶してるって言いたいのか?」

(我に問うな。それは仮定であって解ではない。ゆえに、風花のように脆いのだから)

……そっか

俺がここにいることは知らないだろうし

ただ単に、間が悪かっただけなのかもな


というか

お母さんから電話来なかったし

これはもう、引越しは明日以降確定だな

でも、明日は姫松の予定だし最短でも明後日になるか

京太郎「……許可、貰えるかな」

(さぁな。それは己自身が解っているのではないか?)

それがわからないから聞いたんだけどな

……まぁ、聞いた所でどうにもならないんだけど

(することはないのか?)

家の契約と家具くらいしか予定はなかったな

で、家の契約できてないし、借りられるかも分からないから

家具は見送りで予定全損

京太郎「……どうしようか」



1、出かける(再安価)
2、電話(再安価)
3、メール(再安価)
4、大蛇と話す
5、寝る(イベント待機)


安価下~下5


京太郎「暇だし……寝る」

(それも良かろう)

最初の頃使っていたソファベッドに横になり

久しぶりの天井を見つめる

……この一ヶ月いろいろあったなぁなんて

しみじみ思いながら

前は大蛇なんていなくて

プロの知り合いなんていなくて

戒能プロとだって全然だったのに……と

回想に浸り、微睡みの中に溶け込んでいく

今日はどうしよう

ホテルに帰ろうかな

でも、今日も帰って――……

考えがまとまらないうちに

思考までもが闇に溶けていった


安価下コンマ判定

13 電話

58 訪問


1 九十九
2 照
3 臨海メンバー(2桁目12でネ 34で明 56で智 78でダ 90で慧)
4 淡
5 健夜
6 良子
7 再安価
8 咏
9 理沙
0 奈緒(団体戦不足 補充要員)


安価下コンマ判定

ゾロ目は再安価(33以外)


(おい、小僧! 来訪者だ)

そんな怒鳴り声にも近い声が頭に響き

意識を強引に目覚めさせ

神経機能を取り戻していく

中途半端な睡眠のせいか

体は重く、頭も重い

そんな俺の視界に映ったのは

俺が酷い事をして

それでいて以降避けようとしてきた人

理沙「…………お、おはよう!」

野依プロだった


一歩後ずさりながら時間までも後ずさってしまったのか

夕方……いや、もう夜と言ってもいい時間にも関わらず

野依プロからの言葉はおはようだった

(……思考は追いついてきているのか?)

……ん。なんとか

寝ぼけ眼をこすり

ほんの少しの痛みを利用して一気に目を覚ましていく

京太郎「こんばんは、野依プロ」

理沙「ぁ……ん」

時間に気づき、ちょっと怒ったように頷く

でも、これは別に怒っているわけじゃないらしい

と、普段なら言えるが

今はどうなのか定かではなかった


俺にトラウマを感じているはずなのに

どうしてここに来たんだろうか

なぜ、会いに来たんだろうか

あの依頼の答えを聞きに?

あれは時間は何時でもいいと

空いてる時間を教えて欲しいと……そう書かれていたはずだ

だからそれは違う

じゃぁ……どうして?

俺と話に来た? 話ではなく会いに来た? 克服するために?

それとも……なんだ

謝りにこないから怒って……とか?

※【小心者】:発動

思考はどんどん現実を曲解していき

野依プロが俺を怖がっているはずなのに

俺までもが、野依プロに恐怖心を抱こうとしていた


1、な、何しに来たんですか!
2、土下座
3、大蛇、君に決めた!
4、何も言わず、何もしない
5、とりあえず取り押さえる
6、……大丈夫なんですか? 俺なんかに会いに来て
7、この前はすみません……今更ですけど、その……本当に
8、も、もう大丈夫ですよ。あの悲劇は繰り返しませんから!
9、その他自由

00分


逝きます


1、な、何しに来たんですか!
2、土下座
3、大蛇、君に決めた!
4、何も言わず、何もしない
5、とりあえず取り押さえる
6、……大丈夫なんですか? 俺なんかに会いに来て
7、この前はすみません……今更ですけど、その……本当に
8、も、もう大丈夫ですよ。あの悲劇は繰り返しませんから!
9、その他自由


安価下~下5


36543 だから3だね


蛇任せ……禁断の果実を食そうぞ


お、大蛇!

(……おい)

俺の思考を読んでたんだから

言わなくても解ってるだろ……?

(そういう問題ではなく……)

ダメなんだよ

考えれば考えるほど相手が怖くなる

このままじゃもっと嫌な想像しちゃいそうなんだ

だから……悪いとは思うけど、頼む

元々は大蛇のせいでもあるんだから

その罪を清算する為って感じで……な?

(生娘の血の誓いですら未遂だというのに、小僧)

半ば怒ったように言う大蛇に対して

心の中で頭を下げ、言う

それはちゃんとやるから頼む。と

もともと通じてる思いは関係なく

大蛇はため息をつきながらも、俺を見つめ頷いた

(代わるのは構わんが――別に、あやつを喰ろうてしまっても構わんのだろう?)

そ、それは困


・入れ替わりました


京太郎「……どうしたんですか? 野依プロ自らこんな場所に来るなんて」

理沙「っ……」

俺(大蛇)の問いに対して

野依プロは言いづらいのか口元を歪め

視線を落としていく

やっぱり

あの対局のことが尾を引いていて

話しづらいんじゃないか。と申し訳なく思う俺だが

大蛇は気にせず野依プロを見つめて小さく息をつく

たったそれだけ。

小さなため息……それだけで

野依プロはビクッと反応し

数歩後ずさって壁に背中をぶつけてしまった

京太郎「そんな驚かなくても」

理沙「つ、つい……」

京太郎「………………」


安価下コンマ判定

4 あんまりオドオドしてると、噛み付いちゃいますよ

2 ……そこまで怖がられるようなことしたつもりはないんですけど

0 ……何か飲みます? お茶か水しかないですけど

5 申し訳ないです。ほんと……あんなことになるとは思わなくて 

7 怖いですよね。首を齧られたんですから……


ゾロ目 7の上位

44=4


京太郎「……何か飲みます? お茶か水しかないですけど」

理沙「だ、大丈夫!」

京太郎「あまり大丈夫そうには見えませんよ」

そう言いながら

浮かせていた腰をソファに落ち着かせ

京太郎はため息……ではなく

静かに深呼吸をして、野依プロを見つめた

京太郎「……いつまでも黙っていたら何も始まらないし終わりもしないですよ。野依プロ」

理沙「解ってる! ……けど」

緊張なのか怒りなのか

語気を強める影に、恐れの色が浮かび上がり

言葉が漏れ、影が深まっていくばかりで

話が一向に進むことはなかった


苛立つかと思えば

心の中では悲しげな感情が渦巻いていて

大蛇はじっと野依プロを見つめたまま動かず

野依プロもまた

チラチラと挙動不審ではあるけれど

京太郎の方を伺いながら

机を挟んで向かいにあるソファへと座り込む

理沙「……………………」

京太郎「…………………」

気まずい沈黙

ゴクッと緊張を飲み込む野依プロに対して

大蛇は静かに口を開いた


安価下コンマ判定

4 どうしても無理なら……俺のことを刺しても良いですよ

2 あれは力が暴走したせいで……だからもう、平気です

0 野依プロ、あのことについて俺は謝るつもりはないです。全力を出しただけですから

5 ……俺から話しますね

7 動かないでくださいね


ゾロ目 7の上位

44=4


京太郎「野依プロ、あのことについて俺は謝るつもりはないです。全力を出しただけですから」

沈黙を破った京太郎の言葉は意外なもので

野依プロは唇を噛み締め、拳を握り締め

京太郎のことを睨むように見つめようとしながらも

恐怖心からか視線は斜めに落ちていってしまう

にも関わらず、大蛇は容赦することなく続けた

京太郎「俺は全力を出し貴女はそれを受け止められなかった」

理沙「違ッ――」

京太郎「何も違いませんよ。いや、違いますね。あの場にいた三尋木プロとは……全然違う」

理沙「っ…………」

京太郎「俺の全力を見てもなお、三尋木プロは倒してみせるといった。なのに貴女は怯えてるだけ」

呆れたような物言いと

その気迫に満ちた態度に野依プロは怯え、体を震わせる

それでも、大蛇は言い放つ

京太郎「そんな人と、俺はもう二度と打つ気はない……対局申請なんてお断りです!」

あまりにも酷い言い草だ

原因は自分にあるくせに

それはあまりにも理不尽じゃないかと言おうとした俺を止めたのは

野依プロの大きな一言

理沙「対局!」

言葉とともにぶつかる視線は鋭く突き刺さる

それもそのはずだ――野依プロが京太郎のことを睨んでいたのだから


とりあえず今日はここまで

お疲れ様でした


大蛇の精神攻撃で理沙が黄色い救急車のお世話になる可能性もある……多分ない


今日の投下はちょっと無理

もしかしたら明日も無理かもしれない

出来そうならまた報告いれます


京太郎「……なんですか?」

怪訝そうな顔付きながらも

心の内ではしてやったり。と、大蛇はにやりと笑って問う

理沙「対局する!」

京太郎「嫌ですよ。俺は」

京太郎……というか大蛇は

一考することさえなく

野依プロに対してそっぽを向くように言葉を返す

その冷ややかな視線にわずかばかりの恐怖を感じながらも

野依プロは見上げ、言い放つ

理沙「克服したい!」

京太郎「……俺を?」

理沙「力を!」


安価下コンマ判定


4 いや、貴女には無理ですよ

2 ……期待はしませんけど

0 言葉では何とでも言えますよ……だから、対局しましょうか(対局申請を受諾 日時は安価)

5 やっと、やっと言ってくれましたね……俺はそれが聞きたかったんですよ

7 あははっ、出来るものならやってみてくださいよ。強い意志で向かってくるなら拒みません。大歓迎ですから


ゾロ目=7

44=4


京太郎「いや、貴女には無理ですよ」

その思いを前にして

京太郎(大蛇)は認めるなんてことはせず

ばっさりと……切り捨てた

理沙「できる!」

京太郎「無理ですよ」

理沙「っ……出来る!」

それでも食い下がる野依プロだったけれど

ほんの少し冷めた瞳で見下ろしながら

京太郎(大蛇)は言い放つ

京太郎「怯えて隠れてたのにですか?」

理沙「っ…………」

(流石に言い過ぎだ!)

野依プロの瞳にはじんわりと涙が浮かび始め

体は微かに震え……そして


安価下コンマ判定


4 逃走

2 泣き崩れる

0 どうしたら……良い? 解らない!

5 なら……対局!

7 でももう、隠れてない! 後悔してる!


理沙「どうしたら……良い? 解らない!」

こぼれそうな涙をこらえながら野依プロは聞いてきたものの

見上げているほどの気力はないのか俯き、表情を隠す

理沙「……………………」

京太郎「…………………」

答えを待つ野依プロと

それを見下ろす京太郎(大蛇)

その沈黙を破ったのはやっぱり……京太郎(大蛇)だった

京太郎「じゃぁ……対局しましょうか」

理沙「!」

京太郎「どうしても力を克服したい。そうできる自信がある。そういうのなら……相手してあげますよ」

理沙「本当!?」

京太郎「ええ、でもその代わり俺が勝ったらお願い。聞いてもらいますよ」


理沙「お願い……?」

京太郎「チャレンジャーが何かを賭けるのってやっぱり必要だと思うんですよ」

上手く口車に乗せられていることを誇るように

心の中の俺に対して嫌味な笑みを向けながら

同じように怪しげな笑みを浮かべ、言う

京太郎「どうします? お願い聞いてくれますか?」

理沙「聞く!」

京太郎「あははっオーケーです。じゃぁ、日時はまたご連絡しますよ」

簡単に承諾してくれたのは多分

折れる寸前まで傷つけられたプライドとかのせい

大蛇のやつ……

京太郎「この件は秘密ですよ。同席する人たちにも」

理沙「了解!」

……野依プロを完全に掌の上で躍らせやがった


・野依プロからの対局依頼を受けます(日時はまたあとで安価)
・野依理沙のアドレスを正式に入手しました


ぐぬぬ……

短いけれどここまで、ごめんよ


とりあえずイベントをひと段落できたし良かった 


大蛇がするお願いなんて判りきったアレかもしれない



5月第1週 事務所 (水曜日/夜)


野依プロを掌で躍らせた大蛇と入れ替わって

外を見てみれば既に夜

野依プロが帰り、俺だけの事務所は閑散としていて

まとわりつく空気はほんの少しだけ冷たく感じる

京太郎「………………」

(どうするのだ?)

京太郎「……そうだなぁ」

明日は姫松に行かなくちゃいけないのだけど

それを昨日プロに伝えてはいない

俺の仕事内容だし、別に伝える必要はないかもしれないけど

お世話になって忽然と都内から姿を消すのは如何なものか……

(それは普通ならば一報でも入れるべきであろうな。最も、小娘は昨夜何も言わずに帰らなかったのだ。文句は言えまい)

京太郎「それはさ、俺がホテルに帰るってことを言わなかったっていうのもあるだろうし」

(お主が帰らないとも言ってはおらぬが……ククッ、手ずつな者共だのう。見てて飽きぬ実に愉快だ)


京太郎「……なんで笑うんだよ。というか愉快って」

(我は事実を述べたまでだ。まぁ、お主が小娘の誘いを断った時点で致し方ないことであったのだろうがな)

小娘っていうのは戒能プロのことだろうし

その誘いで断ったって言うんだから、移籍の件……だろうな

京太郎「で、何が致し方ないんだ?」

(ふむ……小娘がホテルには戻らぬこと。だ。だが、いずれは戻らねばなるまい。それまで浸らせてやるのも悪くはなかろう)

京太郎「………………」

大蛇が何を言いたいのか

何を思っているのか

俺の表側ではなく、裏側に大蛇がいる以上

それを言われずに察することはできなかった


1、電話
2、メール
3、大蛇と会話
4、テレビでもつける
5、ご飯を食べよう(イベント待機)


安価下~下5


京太郎「戒能プロに電話するかな……」

明日のこともあるし

昨日ホテルに帰らせて貰った事もあるし

今日のことも……あるしな

(また向こうに帰るのか?)

京太郎「それは決めてない」

戒能プロに電話をしたら多分

何か言われるだろうし

それがもしも帰ってこないでくださいとかそういう感じのだったら

戻れるわけがないしな

(帰ってきて欲しい。そう言われたら戻るのか?)

京太郎「……解らないよ」

(まだまだだな。お主も。しかし……小娘が戻って来いと言うとは思えぬがな)

大蛇がなぜはっきりとそう言えたのか

俺にはやっぱり……解らなかった


短いけれど中断で
出先だから再開時にはID変わると思う


……夜は親からの電話イベントじゃなかったかなぁ。忘れてたぜぃ


良子『……もしもし』

京太郎「…………………」

少しだけ暗い戒能プロの声に

思わず大丈夫なんですか? と問いかけそうになって

言葉を飲み込んでしまった

良子『京太郎くん?』

京太郎「あ……えっと、こんばんは」

良子『こんばんは』

ぎこちない挨拶を交わして

いざ会話を……と

思い立ったが吉日とは言うけど

思い立ったあとに思い立たなければ

その吉も持ち腐れどころか危地に早変わりするだけ

良子『………………』

京太郎「………………」

俺達は挨拶を交わしただけで

どちらも言葉を発することはなく。。沈黙が生まれてしまった


京太郎「………………」

良子『………………』

電子音とそれにうっすらと交じる互いの呼吸音

その影で女の人や男の人の笑い声が聞こえる……そんな程度の静かな世界

その均衡を破ったのは

話題を振るべきな俺ではなく

戒能プロの方だった

良子『……京太郎くん』

京太郎「は、はい……」

(……お主が連絡したのではないのか?)

挙動不審な俺に対して

大蛇は少し呆れつつ、そんなことを漏らす

いつもなら小心者だからな。なんて

ふざけた返しもできるけど……そんな余裕はなく

良子『……何か用事があったのでは?』

不思議そうに訪ねて来た戒能プロへの答えを探して

思考の海の中でもがいていた


1、よ、良子さん昨日帰ってこなかったみたいなので……
2、い、いまお仕事中ですか?
3、その……今日もホテルに戻ってもいいですか?
4、その……俺、今日は事務所に泊まります
5、……用事がないとダメですか?
6、そのほか自由


A、明日姫松に行くと伝える
B、明日姫松に行くとは伝えない


20分

1~6 A~Bは同時選択でお願いします


やっちゃってるからこのまま進めちゃってもいいけど……どうしましょ

さっきのエラーで更新されてなかったみたいだし

ふむ……じゃぁ、やっちゃいますか


京太郎「よ、良子さん昨日帰ってこなかったみたいなので……」

良子『それは……』

戒能プロは言い淀み

電話の奥の笑い声がより大きく聞こえる

言えないようなことがあったのだろうか

なにか大変なことでもあったんだろうか

そんな不安を打ち消すように、俺は話を続けた

京太郎「で、でも電話に出てくれましたし……元気そうで何よりです」

良子『え、ええ……』

京太郎「そ、それでなんですけど。俺、明日姫松高校にお邪魔することになったんです」

良子『ホワイ』

京太郎「大会とかでの功績が買われたというか、有名になってしまって……特別顧問にお呼ばれしたんです」


良子『……そう、ですか。おめでとうございます』

京太郎「ど、どうも」

戒能プロは少し残念そうにそう言い

俺のぎこちなく不安定な答えに続けた

良子『私も明日は一日仕事ですから』

京太郎「確か……試合があるんですよね」

良子『イエス』

何故か嬉しそうに答えたのに

それに続いたのは落ち込んだため息

俺以上に戒能プロは不安定なようだ

(……お主、本来は一日暇であったのだろう?)

そうだけど……?

大蛇の疑問に首を傾げつつ答えると

やはりそういうことか。と、勝手に納得しただけで

大蛇は口を閉じてしまった


良子『お仕事、頑張ってください』

京太郎「良子さんも、頑張ってくださいね」

良子『オフコース』

戒能プロはそう言って

明日も早いので。と

電話を終わらせてしまった

京太郎「……………………」

(小娘はお主がどこにいるかを聞かなかったな)

京太郎「……ホテルに帰るとは思ってないってことだろ?」

(さてな。実はこの事務所の中で隠れてお主を見ているやもしれぬぞ)

京太郎「こ、怖いこと言うなよ!」

(クックック、冗談だ)

質の悪い冗談で俺を困らせて遊びながら笑う大蛇にそっぽを向き

見上げた空の曇り具合に思わず、顔を顰めた


・夜行動を終了します
・このあと家の件で電話がかかってきます


中断で

可能なら21時くらいに再開
できなければまた明日になると思います


ちょっとバグったな
専ブラかパソコンか……デフラグやったせいかな


戒能プロとの電話を終えてから暫くして

お母さんからの電話がかかってきた

『もしもし?』

京太郎「もしもし」

『もう寝ちゃってた?』

京太郎「いや、もうすぐ寝るつもりではあったけど……」

『そう。じゃぁ簡潔に伝えておくわね』

京太郎「う、うん」

お母さんからの話は言うまでもなく家のことだ

お父さんと話して考えてくれるとは言ってくれたけど――

『一応ね、許可は貰ったわ』

その言葉を聞いた瞬間

喜んで飛び起きた体はソファの肘掛に強く背中をうち

いろんな意味で言葉を失った


『どうかしたの?』

京太郎「い、いや……大丈夫、つ、続けて?」

『貴方が一応はちゃんと活躍しているってお父さんも知ってたみたい』

ふふっと笑いながら

お母さんは話を続けた

『あの人も意地が悪いのよ。応援したいならしたいって素直に言えばいいのに』

(なるほど、蛙の子は蛙ということか)

……どう言う意味だよ。それ

(言うまでもなくそのままの意味だ)

大蛇の嫌味に睨みを返し

お母さんの声に集中することにした

『でも、一人暮らしができるからって調子に乗ったりしちゃダメよ?』

京太郎「解ってるよ」

『そう。なら良いわ。体に気をつけるのよ? ご飯もちゃんと食べて、良く寝て、歯磨きも、あと――』

心配そうに並び立ててくるお母さんの声を

俺は小さな笑いを浮かべながら耳に通していった


・一日を終了します

京太郎(知名度115(003/050)、精神12(74/100)、麻雀124(133/250) 、異能104(117/250) )

5月第1週 水曜日


>各キャラ  名前(相手視点関係  好感(友情)/信頼)

       本日             >       前日

Ss>大星淡  (従妹 10.5/10.7)   >大星淡  (従妹 10.5/10.7)

SP>戒能良子 (好意 11.4/10.3)  >戒能良子 (好意 11.4/10.3)

   宮永咲  (友人 3.0/3.0)    >宮永咲   (友人 3.0/3.0)

   宮永照  (友人 4.0/5.3)    >宮永照   (友人 4.0/5.3)

   九十九  (信頼 7.0/11.8)   >九十九   (信頼 7.0/11.8)

     新見  (知人 1.0/1.0)    >新見    (知人 1.0/1.0)

  瑞原はやり (友人 5.9/6.3)    >瑞原はやり (友人 5.9/6.3)

  三尋木咏  (友人 2.6/2.7)    >三尋木咏 (友人 2.6/2.7)

  野依理沙  (敵 0.5/0.8)   >野依理沙 (PTSD 0.5/0.5)

  佐藤裕子  (知人 2.2/2.3)    >佐藤裕子 (知人 2.2/2.3)

  福与恒子  (知人 0.7/0.6)    >福与恒子 (知人 0.7/0.6)

  村吉みさき (知人 0.8/0.7)    >村吉みさき (知人 0.8/0.7)

    ネリー  (教子 2.8/3.5)    >ネリー     (教子 2.8/3.5)

  辻垣内智葉 (教子 2.2/2.9)    >辻垣内智葉 (教子 2.2/2.9)

     雀明華 (教子 2.2/2.7)    >雀明華    (教子 2.2/2.7)

      慧宇 (教子 2.2/2.7)    >慧宇     (教子 2.2/2.7)

    ダヴァン (教子 2.0/2.6)    >ダヴァン   (教子 2.0/2.6)

 アレクサンドラ(知人 2.0/2.7)    >アレクサンド(知人 2.0/2.7)

    南浦数絵 (知人 1.0/1.0)    >南浦数絵 (知人 1.0/1.0)

  八岐大蛇  (憑物 3.9/3.6)    >八岐大蛇  (憑物 3.8/3.5)

  大沼秋一郎 (知人 0.9/0.7)    >大沼秋一郎  (知人 0.9/0.7)

    南浦プロ (知人 1.2/1.0)    >南浦プロ (知人 1.2/1.0)

 

Ss=従妹/幼馴染(関係は初期から深く、頼れるけれど恋愛関係になりにくい)

SP=特殊(特殊な繋がりを持つキャラ)


―5月第1週 水曜日終了にて―

~事務所は京太郎がいるため抜きます


~白糸台~

「おっ……やっと返事が来たか」
「ちょっとスミレ! 何笑ってんの!」
「ん? いや、ちょっとな」
「むーっ! 私だって連絡待ちしてるのに!」
「ふふっ、そうかっかするな。向こうだって忙しいんだろ?」
「それは……そうかもしんないけど」
「なら大目に見てやれよ。な?」
「………でもぉっ」
「どうしても話したいなら連絡なり会いに良くなりすればいいだろ?」
「……………………」
「そうしないのは、淡が彼の邪魔になるのが嫌だって思ってるからじゃないのか?」
「そ、そんなことないしっ」
「そっか。まぁ、頑張っていればいい事があるかもしれないぞ?」
「良い事?」
「例えば、その彼がここに来てくれるとか。な」
「あーないない。どうせ来てくんないよ。きょうたろー強いからね。来る意味なんてないって」
「ふふっ」
「むっ、なにさ!」
「いや、すまん……そうかもしれないな」


~臨海女子~

「……疲れマシタ」
「ねぇ、ちょっと良いかしら」
「なんデスカ?」
「カップラーメンってそんなに美味しいものなの?」
「食べたことないんデスカ?」
「ええ、色々と厳しいというか……お料理は出されるものが基本だから」
「確かに明華はそんな感じがするよね」
「高級な料理を食べてるイメージがありますね」
「あら、そうですか?」
「ああ、常に傘を指しているのも相まってな」
「あらあら……」
「なら今日は皆でインスタントラーメンを食べまショウ!」
「……おい、本気か?」
「あの目は本気だね。輝いてるし」
「智葉は嫌ですか?」
「いや……そんなことはないが」
「ならいただきませんか?」
「ふむ……まぁ、たまには。な」


~プロ~

「ん~どうかした?」
「いえ、別に」
「元気ないけど……急に」
「……知り合いが仕事で明日の応援には来れない。と」
「なるほどねぇい。良子ちゃん的にはその人の応援が欲しかったと」
「………………」
「あーっ、咏ちゃんが良子ちゃん虐めてるー☆」
「もうっ、咏ちゃんはもうちょっと考えて言わないと」
「ホント申し訳ないっす」
「ノープロブレム。あの人が忙しいということは解っていましたから」
「良子ちゃんにとっては結構大切な人なんだね」
「ええ、まぁ……そうですね」
「いいなぁ☆ はやりもそう言う人が欲しい☆」
「そうだね。私もそろそろ考えないとダメかなぁ」
「考えてなかったんすか……考えてなかったっすよね」
「ど、どう言う意味かな!?」
「何も言ってませんって」
「聞こえたからね! 麻雀しちゃうよ!」
「別に良いっすよ。怖くないですし」
「え?」
「そだねー☆」
「え? なに、なんで? というか冗談だったんだけど……」
「はやり達は神様に触れちゃったからね☆」
「へ、へぇ……」
「いや、あたしは知らんし。神様とか関係ないんじゃないですかねー知らんけど」


ごめんよ、今日はここで終わり
出来たら明日やりたい
できなかったらまた日曜日になるかも


5月第1週の日曜日はイベント入れてたような気がするんだけど
誤って仕事入れちゃったよ……


5月第1週 木曜(朝)  事務所


安価下コンマイベント判定


2 照(対面)
4 九十九(対面)
6 良子(電話)


5月第1週 木曜(朝)  事務所


京太郎「ん……」

上質なベッドに慣れていたせいか

久しぶりのソファの硬さに背中がビキッと嫌な音を響かせる

今日は大阪に行く予定だ

夕方からだし

昼から移動すれば間に合うからまだ余裕はあるけど

それでもいつまでも寝ているなんてことにはいかないわけで

(何もすることないならば寝ていれば良かろう)

京太郎「そういうわけにも行かないんだって……出来るならしたい気もするけどさ」

(……で? 暇な時間をただ無駄に流すわけではあるまい?)

京太郎「そうだなぁ……」


早めに大阪いって

軽く観光的なことをするのも良いし

昼少し過ぎたあたりのでも

ギリギリ間に合いはするし

朝はこっちでどこかに行くのもありだ

……まぁ、その行き先の予定がないわけだけど

(小娘の大会を見に行ってやったらどうだ?)

京太郎「良子さんの?」

(一目見ておきたいだとか、お主が思うのならの話だ。別に小娘以外の人間に会うのも良かろう)

京太郎「そうだなぁ……」

別に言われたからといっていく必要はない

既に行くことは伝えてあるからな

照さんや九十九さんに心配かけないように行くことを伝える方がいいような気もする……どうするか


1、電話
2、メール
3、良子に会いにいく
4、出かける
5、もう大阪に向かう
6、ぼうっとする(イベント待ち)
7、ネットを見る
7、その他自由


安価下~下5


京太郎「じゃぁ、良子さんに会いにいくよ」

(我は別に強制はしておらんのだがな)

京太郎「でも、あんたは基本的に無意味なことは言わないだろ?」

(その信用、仇になる可能性を忘れるなよ?)

にやりと笑う大蛇に対して

俺は小さくため息をつき、笑い返す

京太郎「それは怖いなぁ」

(お主は警戒心がないな。女子に対する言動のように)

京太郎「……悪かったな」

女の人との件では殆ど大蛇任せだし

問題を起こしてるのは俺の不用意な言動で

文句も言えなかった

(会いにいくのなら急ぐべきだぞ。小僧。お主に残された時間には限りがあることを忘れるな)

京太郎「余命宣告みたいだからその言い方はやめてくれ!」


・大会会場に向かった


5月第1週 木曜(朝)  大会会場


安価下コンマ判定

7 はやり

0 咏

1 健夜

4 誰にも会わない

それ以外で良子


ゾロ目はなし


良子「………………」

戒能プロは直ぐに見つかったけど

少しだけ落ち込んでいる空気に怯え

話しかけるべきか

そのまま見るだけに済ませるか

悩んでいると

戒能プロの目が俺を捉えてしまった

良子「京……太郎くん?」

京太郎「あ、その……」

良子「なぜここに?」

見た瞬間こそ驚いていたものの

周りの目もあるからか

クールな見た目を損なわない貼り付けたような声とともに近づいてきた

貼り付けた→張り詰めた


良子「今日は大阪の方に行くのでは?」

京太郎「それはそうなんですけど……ちょっとだけ時間がありまして」

大蛇に言われたから。

なんて真実の中の真実は言えず、

中途半端に留めると

戒能プロは「そうですか」と、話を止めてしまった

京太郎「………………」

良子「………………」

向かい合いながらも黙り込む戒能プロは

暇な手を体の前で組み、指同士を絡めては離す

その無意味そうな自分の行動をやや俯き気味に見つめていた

京太郎「……良子さん?」

良子「ソーリー……その、なんと言えばいいか……」

遊ばせていた手を力なく下ろしたものの

俯いていた顔は上げなかった


なんて言えば良いか分からない

それは俺自身も同じようなもので

会いに来たはいいけど何を話せばいいのか解らなかった

(試合を頑張ってと言えば良い)

いや、でもさ

わざわざそれだけ言いにくるっていうのもおかしくないか?

電話とかメールでいいだろ

(なら家が決まったことを報告すればいい)

だから、それだって……

(……なら験担ぎに一目見に来たとでも言えばいいだろう。先輩プロなのだろう?)

京太郎「……………………」


1、何も言わない
2、試合、頑張ってください
3、実は、家が決まったんですよ
4、た、ただ見に来たんで……話とかは別に
5、大蛇ーッ(チェンジ)
6、その他自由


安価下~下5


京太郎「試合、頑張ってください」

色々考えた結果の

たった一言だったのだが

戒能プロは少し驚いたように俺を見上げた

良子「それだけ……のために?」

京太郎「え?」

良子「いえその、ウェイスト……とは言えませんが……メールや電話でも良かったはずです」

京太郎「それは、そうなんですけどね」

戒能プロの指摘に対して何も言えず

狼狽えていると

戒能プロは慌てて口を開いた、が

良子「も、もちろんうれ……ですが……あの、その……」

戒能プロの言葉はだんだんと小さくなっていってしまった


京太郎「良子さん……?」

良子「っ……」

俺が半歩近づくと

戒能プロは一歩後ずさってしまうし

俺のことは見ずに俯いてしまったままだから

何を思っているかも――

(解るだろう)

分かるのか?

(簡単だ。お主が来てくれたことが嬉しい。ただそれだけだ)

大蛇は意味ありげな含み笑いと共に

俺に向かって息を吹きかけてきた

(来なくても良いようなことを、わざわざ来て伝えた。それが嬉しかったのだ)

京太郎「………………」

言われ、目を向けると

戒能プロは気恥かしそうに頬を染め、困ったような笑みを浮かべていた

良子「京太郎くんは……悪い子ですね」

京太郎「え?」

良子「……………………」


安価下コンマ判定


0 良子「京太郎くんも頑張ってください」

2 良子「ふふっ、解りました。京太郎くんには優勝を送りましょう!」

7 良子「……優勝したらご褒美をくれますか?」 


ゾロ目=7


良子「京太郎くんも頑張ってください」

京太郎「え、あの……」

『参加の皆様は対局室の方へ――』

良子「タイムアウトですね。では」

京太郎「ちょ、ちょっと良子さん!?」

戒能プロは【悪い子】の理由を明かすことなく

逃げるように去っていき

残された俺の頭の中では

大蛇の嘲笑うような声が五月蝿く響くだけだった

京太郎「くっ!」

(ククッ、お主も悪よのう?)

乗らないからな

(つまらんな)

つまらなくて結構


・仕事に向かいます


とりあえずここまでで

悪い子ですね……京太郎くんは
意味がわかれば良子ちゃんの気持ちもわかるかも……知らんけど


永水の方落ちてるけどこっちは残ってた

でも安価スレ云々の前にネットをやる余裕さえなかったから仕方ない……いやすみませんでした

データは復元すればともかく
PCはないし時間もないし
投下とか無理だから落として貰うしかないかな……
8月頃まで延命なんて迷惑だろうし


ごめん忘れてた
久しぶりなんだ、許して欲しい

スマホだからID変動率高いけど
変わってなければそのまま>>405のはず

もちろん報告はちゃんとするよ
その前に一応と思って

完結はさせたいけど
週1 2週1の投下の安価スレは問題あるよね?

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