DIO「行くぞ承太郎!」 承太郎「やれやれだぜ……」(23)

承太郎「てめぇは俺を怒らせた……」

DIO(……何故だ! 何故このDIOがこのような目に合わねばならんのだ! えぇい! 何処で選択を間違えたというのだ! そうだ! 承太郎が仲間だったら人間を……)ゴボォ

ザ・ワールド「……」





DIO「ハッ!? ここは一体どこだ?  私はエジプトに…… うっ! 日光だと!? 何故!? 今は夜の筈じゃあ……!」

ゴトン

DIO「空から日傘が落ちてきただと……? ふん! ちょうどいい 使わせて貰おう 太陽の光を浴びると死んでしまうからな…… まったく……」バッ

DIO「どうやらここは日本の何処かのようだ 一体どうして…… はッ!?」


学生「ジョジョーッ またあの芸やってくれよ!」

承太郎「…やれやれだぜ…」


DIO「ふぅ……危ない こんなところで奴に見つかったらどうなることか…… まてよ?! 何故あいつがここにいるッ!? 詳しく調べる必要があるな……」

DIO「はぁ…… ここが日本だと言うことはわかったが…… 一体何故ここにいる!? どうすればエジプトに戻れる……!? ん?」

Booooooommm!

泥棒「へっへっへっ」

女「キャァァ! 助けてぇーッ!」

DIO「盗人か…… ふん! 気に食わんな! 『世界』ッ!」

ドォォォォォォン



泥棒「」ピクピク

女「ありがとうございます」ペコペコ

DIO「フン…… 気にするな」スタスタ


ジョセフ「ムッ! あの男は!?」

ジョセフ「そこのアンタ! 待ってくれ!」

DIO「な、なんでしょう? 素敵なお爺さん?」(何故生きている!? ジョセフ・ジョースターァ!? し、しかたない シラをきろう)

ジョセフ「いや…… 何処かで会った気がするんじゃが…… 人違いだったかの? すまんな」

DIO「いえ 大丈夫ですよ」(Foooo…… 大丈夫みたいだ)

ジョセフ「そうだ…… さっきのアンタ どうやって泥棒を倒したんだ?」

DIO「……いや? 私は泥棒を倒してなんかいませんよ? 彼が勝手に転んだだけです」(WRYYYY! コイツゥ! このDIOをコケにしおって!)

人違いってことはDIOはどんな服装なんだ?

>>5 あのまんま

DIO「あ、あの! 僕病院なんで帰ります!」

ジョセフ「ああ わかったぞい お気をつけてな」

ホリィ「どこいってたの?」

ジョセフ「いや…… ちょっとな」



DIO「何とか巻いたが…… ここは何処だ?」

DIO「腹が減った…… 仕方ない…… 『世界』を使ってコンビニエンスストアとやらから何か盗んでくるか」

テンテンテンテテーンテンテテテーン

承太郎「……」パラパラ

DIO「ッ!?」

承太郎「……誰だおっさん? さっさと失せろ 俺の【亡霊】に殺されたくなけりゃあな」パラパラ

DIO(おっさんだとゥ!? いや待て! 何故いきなり私に話しかけてきたのだ!? どうしよう…… そうだッ! 確か笑顔で対応すれば日本人は巻けると何処かで聞いたぞ……! 愛想笑いッ! そいつの名前はこれだッ!)

承太郎(このおっさんから何かを感じる…… とてつもない【何か】を…… コイツはジジィと何処か似ている…… いや、もっと強い【何か】を持っているッ!)

DIO「どうしたのかい? 承太郎君?」ニコニコ

承太郎「何で俺の名前を……  おっさん 表出ろ」

DIO(しまったァ!)

ドォォォォォン

DIO「……」ザッ

承太郎「テメェの面を暴いてやる……」グリュ

DIO「ふっ……『世界』」

承太郎「!?」

DIO「帽子を探しているのかな?」パラッ

承太郎「テメェ!? 何をしたァ!」

DIO「この【DIO】を見くびられては困るッ!」

承太郎「【世界】……  それがテメェの幽波紋か…… オラァァァァァァ!」グオォォ

承太郎「ヤロぉ!」ブン

DIO「ふん! 地面に出た蚯蚓のごときスピードだッ! そんなことではこのDIOは倒せん!」

シュルシュルシュル グホォ

承太郎「何ィ!? コンビニの看板を蔦で持ち上げただと!?」

DIO「WRYYYYY!」

グシャアァァァーアアアァン

DIO(奇妙ッ…… 何かが奇妙だ)

スタープラチナ「……」

承太郎「お返しだッ!」メシィ

DIO「なっ!? 貴様どうやって!?」バッ

承太郎「俺の【幽波紋】が持ち上げたんだよジジィ! 確かDIOとか言ったな? これまでのお返しだッ!」シュッ シュッ シュッ

DIO(おかしい…… 何故コイツは俺のことを知らないような言い方なんだ!?)シュ サッ ソッ

シュゥゥゥゥゥ ゴォォォォ!

承太郎「俺の【霊波紋】ッ! コイツに目をつけられたら終わりだぜ!?」

>>10 【亡霊】じゃなくて【悪霊】ですた



承太郎「ォォォォ!」ズガァ!

DIO「ヌンッ! 貴様ッ!」ボゴォ

承太郎「オラぁっ!」

DIO「……【世界】」



承太郎「はっ!? 何処に行きやがった?」

DIO「コンビニエンスストアの上だよう? 君はまだ未熟だなあ ……承太郎ッ!」

DIO「WRYYYYYYYーッ!」グゥォォオォ

承太郎「クッ…… オラオラオラオラオラーッ!」

ズダダダダダダダダダッ!

ジョセフ「止めんか二人ともッ!」

DIO「ジョジョ……!?」

承太郎「じいさん……!?」

DIO「ふん…… ジョセフか……」

承太郎「何だジジィ!? 邪魔をするんじゃあねぇ!」

ホリィ「止めて二人共!」

ジョセフ「とりあえず一時休戦といこうじゃあないか? そこのアンタも」

DIO(……やはりおかしい 何故このDIOのことを奴等は知らないのだ? ここは下に出て様子を見よう)

DIO「ふん 仕方がないな 休戦してやろう」

ジョセフ「助かる ……お主も幽波紋使いのようだな」

~喫茶店~

ジョセフ「珈琲を五つ頼む」

店員「かしこまりました」


ジョセフ「……ではそこの君、名前を聞かせて貰えないか? 私の名前はジョセフ ジョセフ・ジョースターだ」

DIO(やはりここは本名を言った方が事実確認ができる 私の予想が当たれば……)

DIO「ディオだ ディオ・ブランドー」

アヴドゥル「ほう ディオさんか どうして日本に?」

DIO(やはり無反応…… ここは全て言ってしまおうか)

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