P「ポケモンマスター?」 (31)

P「……」

P「……」

P「……いててて」

P「……ん?ここはどこだ?」

P「ティン!とか言う怪しげなおじさんにプロデューサーにならないかねって言われてほいほい着いてきてた筈なんだがいきなり目の前が真っ暗になって……」

P「まさか騙されたのか?」

P「……はー、参ったな」

P「まあ仕方ないか……戻ろう……」

P「って……ここ……どこだ?」

P「見覚えが全くないぞ? さっきまでと道も全然……」

P「取り敢えず人の居そうな方向に行ってみるか……しかしこんなに田舎っぽい道だったかな」ガサガサ

???「おーい!待てー!待ちたまえ!」

P「ん?」

???「草むらに入っちゃいかんよ!」

P「あ、さっきのおじさん、もう探してたんですよ」

高木「危ないとこだった!草むらでは野生のポケモンが飛び出す! 」

高木「こちらもポケモンを持っていれば戦えるのだが・・・・・・そうだ!・・・ちょっと私に着いてきなさい!」

P「え?え?元々着いて行ってたと言うか……と言うかポケモン?何?この人大丈夫かな……」


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P「そして無理矢理連れてこられましたとさ 」

P「なになに?タカギポケモン研究所?」

P「あれ、さっき貰った名刺にはアイドル事務所の社長って書いてあった気が……名前は高木だからあってるけど」

P「それにポケモン?なんだそれ?」

>>5「博士!待ちくたびれちゃった!」

高木「お、>>5君かね? ……おおそうか、私が呼んだんだった!ちょっと待っていてくれたまえ!」

高木「こちらP君、今日から君と同じくポケモントレーナーになるものだ」

P「え!?何ですかそれ」

高木「いやいや、さっき君を一目見たときにティン!と来てね。 君はいいトレーナーになるよ」

P「え、え、」

高木「さて、こっちがこの街に住む>>5君だ。君と同じく今日からポケモントレーナーになる」

高木「はは、さしずめ君達はライバル
になる、と言ったところかな」

高木「さ、自己紹介したまえ」


>>5
765プロ所属のアイドル

はるかっか

春香「はい!今日からポケモントレーナーになる春香です!可愛いポケモンが好きです!」

春香「それで……えーとその、あなたの名前はなんですか?」

P「あ、プロデューサーって言うんだけど……」

春香「プロデューサーさんですね!今日からライバルですよ!ライバル!一緒に高みを目指して頑張りましょうね!」

春香「私小さい頃からずっと旅に出るのを待ってたんです!やーっとそれが叶って……」

春香「えへへ、なんだか感無量です。あーライバルまで出来てすっごいやる気出て来ました!」

高木「……さて、自己紹介もすんだかな?」

高木「それでは新人トレーナーのメインイベントといこうかね」

高木「P君! そこに三匹のポケモンがいるだろう! はっは!モンスターボールの中にポケモンがいれてあるんだよ」


高木「昔は私もバリバリのポケモントレーナーとしてならしたもの!老いぼれた今は三匹しか残っておらんが君に一匹やろう!・・・さあ選びたまえ!」

春香「あッ!ずるい!博士!私にも下さいよお!」

高木「まー! 慌てないで大丈夫だよ春香君! 君も好きなものをとりたまえ!」

春香「!」ピーン

春香「……あ、プロデューサーさんから選んでいいですよ?」

春香「えへへ、何も考えてませんってばぁ」

春香「……さぁどうぞ!」


>>8
全シリーズ御三家なら何でも

ミズゴロウ

P「えっと、よくわかんないけど……取り敢えず選んだ方がいいっぽいな」

P「おお……これがポケモン……?」

P「こんなの見たことないつーか、なんかすげー」

P「おっはは、こいつなんか懐かしい」

P「故郷の川にいたオオサンショウウオっぽいな……かっこいい」

ミズゴロウ「……」フスーフスー!

P「なんかやる気も満々って感じだし」

P「えっと、一緒に来るか?」

ミズゴロウ「!」コク

P「よっしゃ! おじさん! 俺こいつで!」

高木「うおっほん……博士と呼びたまえ」

高木「ん? そいつはミズゴロウか。 そのポケモンは本当に元気が良いぞ!」

高木「きっと君の旅の良きパートナーになってくれるだろう」

高木「さて、そんなパートナーに名前を付けるかね?」

>>10
付けるor付けない
付けるなら名前も

ヒビッキー

P「うーん、お前はヒビッキーだ! なんかヒビッキーって感じだ!仲良くしような!」

高木「うんうん、良い名だね。大切にするんだよ!」

高木「さて、次は春香君だ。残りは2匹しかいないが好きな方を選びたまえ」

春香「はいっ! えへへ、プロデューサーさん! 勝負はもう始まってるんですよ!」

春香「後に選ぶ方は有利なタイプのポケモンを選べる……ふふ、春香さんなんて策士」

春香「と言う訳で私はこの!キモリちゃんにします!可愛い!目が可愛い!」ギュー

春香「ふふ、私が選んだポケモンの方が強そうですね」

高木「うむうむ、大事にしたまえよ!」

高木「さて!未来あるポケモントレーナーになった2人にはこれをあげよう」

P「これは?」

高木「これはポケモン図鑑! 見つけたポケモンのデータが自動的に書き込まれてページが増えていくという、大変ハイテクな図鑑なんだよ君ぃ!」

高木「プロデューサー君、春香君、これを君たちに預ける!」

高木「ポケモンをただ見つけただけでは詳しいデータを手に入れることは出来ん! 必ず捕まえなければならないだ! だから、そのために……必要な道具も渡そう!」

P「(赤いボール?が5個……)」

高木「野生のポケモンが飛び出してきたらチャンス! モンスターボールをポイ! と投げればポケモンを捕まえられる!」

高木「ただし……うまく捕れるかどうかはわからんがね! 元気なポケモンは逃げやすいし、運もあるからな!」

高木「この世界のすべてのポケモンを記録した完璧な図鑑をつくること! それが私の夢だった!」

高木「しかし、私ももうジジィ!そこまで無理はできん! そこで君たちには私の代わりに夢を果たしてほしいんだよ!」

高木「さぁ、二人とも。早速出発してくれい!これはポケモンの歴史に残る偉大な仕事だー!」

P「……あの」

高木「……なんだね君ぃ、せっかく決まったというのに」

P「この図鑑?を埋めればいいんですか?」

高木「ああ、なるほど。……うむうむ、確かに図鑑を埋めてくれると私には有難い」

高木「が実はそれはついででも構わんのだよ」

P「ついで?」

高木「ああ、君たちポケモントレーナーには無限の道と無限の可能性がある」

高木「たくさんのポケモンを捕まえても良いし、色々な場所に行くのも良い」

高木「ポケモン勝負の頂点を極めてもいいし、旅を通して色々な人に出会い友達になるだけでもいい」

高木「ポケモントレーナーの旅に決まりも答えもない」

高木「君は何でも好きなように旅をしたまえ。図鑑作りはそのついで、気が向いたらでも構わんよ」

P「……」

高木「まだ何がしたいか見つからないのならそのミズゴロウと一緒に旅をしながら見つけたまえ」

高木「さて、マサラの子らよ、旅立ちの時だ」

高木「さぁ、いってらっしゃい!!」バタン

P「旅、旅かぁ。まだやりたいことは見えないけどなんだかワクワクするな」

春香「ふふ、そうですね!」

P「あ、春香さんは何かやりたいことあるの?」

春香「春香でいいですよ…………えへへ、私の夢は決まってます!ポケモンマスターです!」

春香「ポケモンリーグの四天王とチャンピオンをバッタバッタと倒し!ポケモンマスターになるのが私の夢です!」

P「ポケモン、マスター……」

春香「ふふ、プロデューサーさん、その夢の実現の為に……」

春香「バトル、しましょう!」

春香「……」グッ

P「……」

春香「……?」

春香「……どうかしましたか?」

P「……さっきから出てるポケモンバトルって、何?」

春香「……」ドンガラガッシャーン

春香「……プロデューサーさん、本気ですか?」

P「え……うん」

春香「今までよくそれで生活してこれましたね……」

春香「いいですか! ポケモンバトルと言うのはトレーナー同士がお互いのポケモンを繰り出して戦わせることを言います!」

春香「出せるポケモンはお互い6匹まで! 手持ちが尽きるまで戦って勝者は賞金として相手の持ってるお金を半分貰えます!」

春香「大体こんなところです! あとは町のポケモンセンターで聞いて下さい!」

P「……なるほど! (ポケモンセンターって何って聞いちゃいけない雰囲気だな)」

P「……と言うかバトル……こいつらを戦わせるのか」

春香「バトルは相手と互いに認め合う為の行為、決して野蛮なものじゃないってテレビで言ってましたから大丈夫です!」

P「なるほど……なんだか面白そうだな」

春香「はい!私も初めてですけど絶対楽しいですよ!」

P「……よし!やろう!」

春香「えへへ、決まりですね!」

春香「それじゃあさっそく!いけっキモリ!」ポンッ

キモリ「キモキモ!キモ!」

P「うわ、すげーキモキモ言ってる……」

春香「……早く!」

P「は、はい! 投げればいいのかな。いけっヒビッキー!」ポンッ

ミズゴロウ「ミズッ!ミズミズッ!」

P「あ、すげー可愛い、天使か」

春香「いいから!それじゃあバトルスタートです!」

春香「いけっ、キモリっ、はたくっ」

キモリ「キモキモっ!」パシーン

ミズゴロウ「ミズッ……!」

P「うおっ、ヒビッキー大丈夫か!? 迫力あり過ぎだろ」

春香「プロデューサーさんも見てないで指示しないと! 指示!」

春香「ポケモンとトレーナーが一つになるのがポケモンバトルなんですよ! テレビで言ってました!」

P「し、指示か……と言っても……」

ミズゴロウ「?」

P「あれ……?」

春香「……ミズゴロウははたくを使えませんよっ! キモリ! 続けてにらみつける!」

キモリ「キモッ」ギロッ

ミズゴロウ「ミズッ!?」ビクッ

ミズゴロウ「……」ブルブル

P「ど、どうしたヒビッキー!?」

春香「にらみつけるは相手の防御を下げるわざ、一気に決めます! はたくっ」

P「何っ、まずい……! 何か……ん?」

P(春香、さっきから図鑑を見て……)

P(もしかして図鑑に使える技が……?)ピピッ

P「出たっ、多分これだっ……ヒビッキー!なきごえ!」

ミズゴロウ「みーずー♪」リーン

キモリ「……キモッ!?」ぺしーん

ミズゴロウ「ミズッ!」

春香「ふふ、やりますね」

P「なんとかな、よし!反撃だ!ミズゴロウ!たいあたり!」

ミズゴロウ「ミズッっ!!」ドスッ

キモリ「キモッ……」グッ

春香「……でももう手遅れです。キモリ、はたくっ」

キモリ「キモッ」バシッ

ミズゴロウ「ミッ、ミズッ……ぅ」ドサッ

春香「ふふ、ミズゴロウ戦闘不能。よって勝者!春香さんです!ぶいっ!」

P「ヒッ、ヒビッキー!?」

春香「一回博士のところに戻って回復させて貰えば大丈夫ですよ」

P「そ、そうか! ならっ……!」

春香「そーれーよーりー」

春香「えへへ、出すもん出して下さい♪」

P「1500円も取られた……明日は過ごせるのか」

春香「えへへ、ルールですから仕方ないです! キモリ! これで美味しいもの食べようね!」

P「……でも、なんだかすごいワクワクしたな、ポケモンバトル」

春香「あっ、やっぱりプロデューサーさんも?」

春香「キモリの一つ一つの動きに、一つ一つの私の指示に、ずーっとドキドキして……」

P「ああ、手に汗握って、胸が高鳴って」

P「こんな気持ち初めてってくらい興奮した!」

春香「……ふふ」

P「ん? なんだよ」

春香「いえ、私達本当にいいライバルになれそうだなーって」

P「……え?」

春香「今回は私が勝ちましたし、次も私が勝つでしょうけど……またバトルしましょうね! プロデューサーさん!」

春香「それじゃあまた先の町で!もっと強くなって待ってます!」タタッ

P「……行っちまった。まだ聞きたいこといっぱいあったのに」

P「まあ行く方向はこっちっぽいしミズゴロウを回復させたら俺も向かうかな」

P「……」

P「……くそうっ、次こそはもっと強くなって……」

P「……頑張ろうな、ヒビッキー」





to be continued

ミズゴロウやキモリ(ルビサファエメ)だからじゃね?(適当)さて三人目はでるのか

そういえばマサラなら最初の御三家安価しない方がよかったんじゃね?
カントーにはミズゴロウキモリアチャモとかいないしオリジナルの町とかなら安価はよかった思う
765プロのメンバー(律子や小鳥入れる)と14だけどライバルで-1されて残りは13
ジムリーダーで8人として残りは5人で四天王で-4されて残りは一人
三人目(ライバルその2)を出せばぴったり全員出るな

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