俺「ふん…あんたは、なにもわかっていない」 (5)

羽生善治「なにがわかっていないというのかね、君の玉には必至がかかっている…そして私の玉には詰みはない」

羽生善治「わかるよね?この意味、君はここまでよくやったと思うよ、しかし君の棋力では名人にはなれない」

俺「べらべらとよくしゃべるなあんた、俺はさっきいったはずだ、あんたなにもわかっちゃいないと」
自身ありげにそういうと駒台にある角に手を当てた

羽生善治「…(奴の顔は…)」チラ

羽生善治「(自信に満ち溢れている!?、この局面でなにかあるということなのか…?いやしかし、どう見ても私の勝ちだ…角でどうしようと…)」

俺「なあ、善治、聞こえないか?」

羽生善治「…なんだね?」

俺「お前の玉、泣いてるぜ?」

ビシッ、89角打

羽生善治「?!」

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