「私の名前は百子」「私は合子」 (34)


以前某イラスト投稿サイトに連載しようとして断念した漫画をSSにしてみます。

お付き合いいただければ幸いです。

ちなみにキャラはこんな感じです。

ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org4972525.jpg


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1396456580





彼女の名前は「百子(ゆーこ)」


彼女の名前は「合子(あこ)」


二人は同じ学校のクラスメート。

ごく普通の女の子・・・。


でも人と唯一違うところが、それは・・・・・・



二人は女の子同士ですが付き合っているのです。






百子「ねえねえアコちゃん何してるの?」

合子「読書」

百子「ねえねえアコちゃん私の事好きだよね?ねえねえ」

合子「うん」

百子「そうだよねぇ~ねえねえ私の事どれくらい好き?凄く好き?」
百子「好きだよね、好きじゃなきゃ一緒にいないよね?そうそう私昨日メールいっぱいしたのにどうして返事くれなかったの?あんなにいっぱい送ったのにどうして返事くれなかったの?」

百子「いっぱい送ったのに返事くれないとやっぱり私も不安になっちゃうんだよねねえどうして返事くれなかったのねえどうしてなの?私いっつも返事はすぐくれるようにって何度も言ったよねねえどうしてどうしてなのねえあああああああああああああ!!!」


ガッ


百子「なんでこんな時に悠長に本なんか読んでるのよこんな本なんて捨てなさいよ!!」


ポーイ


合子「あ」

百子「何よ私なんかよりあんな本が大事だって言うの!?アコちゃん私の気持ち分かってるの!?ねえ、ねえねえねえってばあああ!!」


ガシッ


百子「!! ちょっと何よいきなりつかんで殴るなら殴りなさいよそれでアコちゃんの気がすむなら殴りなさいよ!!でも私は許したわけじゃないんだからね私が怒ってるのは誰のせいか分かってるのねえ聞いてるのっ・・・・・・」


チュッ


合子「・・・・・・」
百子「・・・・・・」



・・・・・・プハッ


百子「あ、アコちゃんんんん////」ぽわわわ~ん

百子「いきなりキスするなんて、ず、ずるいよぉ////」バタンキュー



合子「・・・・・・」

合子(・・・・・・ユーコ、ちょろいな)フッ







合子さんってすごくかわいいよねー

そうそう、お人形さんみたいだよねー


百子「・・・・・・」

百子(クソがあああああああああこの雌豚共がああああアコちゃんに色目使いやがってこんちくしょうううううアンタにアコちゃんの何が分かるっていうのよこのクソ共が!!)

百子(私は知ってるんだよお前らが虎視眈々と日々アコちゃんを狙ってるっていうのを!!オメーらとアコちゃんじゃ釣り合わないしそもそも私とアコちゃんは強い運命で結ばれてるんだよそれは誰にも分かつ事の出来ない確固たる絆なんだよそれを邪魔するお前らなんか死んでしまえばいい殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す

合子「ユーコ」

百子「!!」

合子「私は貴女を愛してるし、私の恋人は貴女しかいない」

合子「何も心配しないで貴女も私を愛していればいい」


百子「あ、アコちゃん・・・・・・!!」ぽわわわ~ん

百子「わ、私も愛してるよおおおおおおお!!!!!!!」



でも百子さんはちょっとキモイよねー

そうだねー何考えてるかわかんないしねー



合子「・・・・・・」





合子(アイツら ブ ッ 殺す)







百子「ア コ ち ゃ ん !!!!」

合子「なに」

百子「何じゃないでしょ何じゃこの間あんなにあんなに言ったのにどーしてまたメールの返事もくれなかったし電話も出てくれなかったの!?そんなに返事できないくらい何か大事な用事でも合ったのねえねえだったらなんで一言今日は忙しいとか言ってくれないの!?たった一言言ってくれるだけでいいのにどうして経ったそれだけでいいのにさあああああ!!」

合子「うん、ゴメンネ」

百子「ゴメンネ じ ゃ な い よ!!私は本気で怒ってるんだよ!?私の気持ちに大してこたえてくれないアコちゃんに怒ってるんだよ!?どうしてこんな辛い思いをさせるの!?私の事すきならこんな辛い思いさせないでよ!!」

合子「ウン、ゴメンネ」

百子「あああああああああああああああもう分かったよ分かった!!アコちゃんやっぱり私の事嫌いなんでしょ!!嫌いだからこんなことするんでしょ!!もういいよ分かった、やっぱりアコちゃんんのこと信じた私がバカだったんだね!!もういい、本当にもういい!!私の事きらいならなんで嫌いって言ってくれなかったの!?ねえどうして裏切るの!?ねえどうしてねえねえねえなんで 

私 の こ と 嫌 い な ん で し ょ う ! ? 」

合子「うん。嫌い」
百子「えッッッッッッッッッッ!?!?!???!?」

合子「嫌い」

百子「えっ!!」

合子「・・・・・・」

百子「エッ・・・・・・」

合子「ェ・・・・・・」

百子「・・・・・・」

百子「う、嘘でしょ・・・・・・」

合子「・・・・・・」

百子「や、やだアコちゃん・・・・・・そ、そんな事言わないでよぉ・・・・・・」

百子「二度ともうこんなひどい事言わないから、ね、ねぇ・・・・・・」

百子「あ、アコちゃ・・・・・・・・・・・・う、うううわあ~~~~~ん」ヒッグエッグヒッグ

合子「・・・・・・」

百子「あ、アコちゃ、アコちゃんごめんゆるじで~~ごめんなざい~~」ウウッウッウッ ヒックヒック

合子「ウソだよ」 百子「!!」

百子「あ、アコちゃん~~~~」ウエェェェ~~~ン

合子「ゴメンネ」ヨシヨシ ナデナデ

百子「ア、アゴヂャアアアンぶええええんびえええええん」ナミダドバーーー

合子「よしよし、よしよし」ナデナデ


合子(・・・・・・・・・・・・・・・・・・)

合子(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・か、かわいい・・・)

合子(かわいいよユーコかわいいかわいいよ!!!!!!!!!////////)ハアハアハアハアアアハン





深夜、合子の部屋


ピロリン♪

合子(・・・・・・ユーコからメールだ)


ピッ


『タイトル:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:

本文:じゃあそろそろ寝るねぇ、おやすみアコちゃん。また明日も愛してるよ!』


合子(・・・・・・今日は意外と普通にメールが終わったな・・・)

合子(返信しなきゃ、『お・や・す・み』っと・・・)ピピピピ

合子(「送信」っ・・・・・・!!!!!!!!!!)ハッ!!!


ピピピピピピピ

ピ・・・・・・

『メール1件を送信中止しました』


合子「・・・・・・」



翌日

百子「 ア コ ち ゃ ん !!!!なんであれほど言ったのに昨日のお休みメールだけには返事くれなかったのよ!?!?」

合子「マアマア、オチツイテ」

百子「オチツイテ じゃ な い よ!!いい加減にしてよ!人の気持ちを裏切って面白い!?愉快!?楽しい!?」

合子「オチツイテユーコ、オチツイテ」

百子「やっぱり他に好きな女でもできたんでしょ!?私の事裏切ったのね!!もうどうてもいいからこんなぞんざいに扱うんでしょ!!私はこんなにこんなに!!」

百子「狂いそうなくらいアコちゃんのこと好きなのに!!愛してるのに!!どうしてどうしてどうしてなのよ!?ねえ(以下略)



合子(・・・・・・)

合子(・・・・・・・・・・・・ユーコの狂気に満ちたこの姿・・・・・・)

合子(嗚呼、なんて・・・)

合子( な ん て 愉 悦 !! ハアハアハアハア)ドドーン

ここまでは漫画を描いていました。
漫画が残っていたのでうpします。つたない絵ですが雰囲気の参考にしてください。

1 ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org4973723.jpg
2 ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org4973716.jpg
3 ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org4973720.jpg
4 ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org4973722.jpg




体育の授業


じゃー2人1組になって体操しましょー


合子(・・・・・・ユーコとペアになれなかった)

合子(残念・・・・・・)


「合子さん、よろしくね」

合子「・・・・・・はい」


それじゃあかつぎ合いをしましょー 腕を組んでー せーの ピッ


合子(!!)

合子(や、ヤバイ。ユーコ以外の人に触られたから鳥肌が)

合子(・・・なんかさらに蕁麻疹っぽくなってきた)


はーいじゃあ 交代ー せーの ピッ


合子(こ、呼吸困難までしてきた気がする)ハアハア

合子(嫌だ嫌だ・・・なんでこんな辛い思いしなくちゃいけないの)

合子(どうして私だけこんな辛い思いを・・・あっ)

合子(そうだ・・・私と組んでないという事は、ユーコもきっとこの辛さに耐えているはず)チラッ


百子「・・・・・・」

「百子さん、じゃあ交代しよう」

百子「ワ、ワカッタ・・・・・・」


合子(・・・そうだ、私だけじゃないんだ)

合子(ユーコだって、あんなに青い顔をして震えながら耐えてるじゃない)

合子(・・・ここはユーコの事も思って耐えなくちゃ)

合子(そしてこれが終わったら、2人で抱きしめ合おう)

合子(・・・愛してるよ、ユー・・・)



百子「ウウッ!!?!?」
「!?」


百子「ウエロゲロゲロゲロゲロゲエエエエ!!!」ゲボオオオオアアアアア

ヒッ ギャアアアアーーッ キャーッ!!


合子「!?」


「せ、先生!!ユーコさんが吐いて倒れました!!」
「マーライオンみたいに吐きました!!!」

ギャーギャー ハヤク ホケンシツニ!! キャー


合子「・・・・・・」

合子(・・・・抱きしめあうのは吐瀉物を洗ってからだな・・・)





国語の授業


百子(・・・・・・授業退屈・・・早くアコちゃんとお話したい)

百子(他のページでも読んで暇をつぶそう)


ペラッ ペラッ


・・・・・・

百、いや千・・・数えきれないほどの星が空に広がっていた。僕の傍にいた京
子は、目をそれこそ星のように輝かせながら、その夜空に見入っていた。
子供の頃以来だ。こんなに美しい景色を見るのは。なぜなら僕の日々は、会
合、会議、数字と向き合う単調な日々。そんな日々は・・・・・・

・・・・・・


百子(・・・・・・)

"百"
"子"
"子"
"合"

百子(・・・・・・ニマ~ッ)

百子(他にもないかな・・・・・・)


ペラッペラッペラッペラッ


百子(!!)


・・・・・・


統合するためには非常に重要だと思われる。しかしそれに必要なのは、年配
、子供、年齢層はどれでも構わないという。では最も必要なのは何か。それ
は女性の力なのだ。まず、女性の色彩感覚だ。一般的に色彩感覚は男性より
は女性の方が優れていると言われている。服飾を見れば分かるだろう。ここ
に女性ファッション誌の年間の・・・・・・


・・・・・・


"合"
"子"
"女"
"女"
"女"


百子(コ、コレは!!)

百子(アコちゃんの後ろに女が3つも!!)

百子(ね、狙われている!!)

百子(許さん!!処刑してくれる!!)カッ!!


ゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシ


百子(こうして消しゴムでこすりまくって抹消してくれるわ!!)

百子(フハハハハハハh


ビ リ ッ


百子(・・・・・・あれ?)

百子(!!)


百子("合"と"子"の間から教科書が破れちゃった!!)

百子(アコちゃんが・・・・・・!!)

百子(あ、あ、あ、あああああああああああああああああ)

百子(あああああああああああああああああ)

百子「ぎゃあああああああああああああああ(発狂)」

「!?」ビクッ
「!!!?」ビクビクッ


百子「オマエかーーー!?アコちゃんを誑かしたクソ雌豚はーーーー!!」ギャオー

「きゃー何よなんなのよー!?」
「ユーコさんがまたおかしくなったーーー!!」

キャー ギャー キャー



合子(・・・・・・)

合子(ユーコの教科書・・・・・・去年のやつじゃない・・・・・・?)





美術の授業


相手の顔をよく見て、描きましょうねー


百子「アコちゃんアコちゃん、今日は一緒のペアになれてよかったねぇ!私一生懸命描いて、とっても綺麗なアコちゃんとってもとっても綺麗に描くからねぇ!!頑張るからね!!」

合子「うん」

百子「あぁあああ早くアコちゃんの美しさを完成させたいよぉおおおクソッちんたらスケッチしてる暇なんてねえ!鼻からさっさと描いてその美しさを余すことなく描いてやるッ!!」

シュバババババガリガリガリガリ

百子「うおおおおおおおおおおお」

合子「・・・・・・」

カリ・・・カリ・・・カリカリ・・・・・・



・・・・・・


・・・・・・



はーい、じゃあ途中でもいいので、出来上がった絵を相手に見せましょう


百子「できたできた出来たよぉ~アコちゃん!!ルーヴル美術館に飾られるくらいの大傑作が出来たよ!!っていっても私の腕がいいんじゃないのアコちゃんが美しすぎるから傑作なの!!」

合子「そっか」

百子「さあ見て見て!!これが私のアコちゃんへの愛よ!!」


ジャン!!  バ バ ー ー ー ン


「おおっ、百子さんの絵見て!!」
「うわー!!凄い上手!!本人みたい!!」
「百子さんって変だけど、絵は上手いのね~」


百子「どうよアコちゃん!!アコちゃんのこの美しいまつげも、潤んだ瞳も、つややかな黒髪もすべて描きました!!」

百子「さあ、じゃあ次はアコちゃんの絵を見せて!」

合子「!!」ビクッ


「あー私も合子さんの絵見たい!!」
「合子さん勉強できるし絵も上手そうだよね」
「ねえねえ見せてよ合子さん」


合子「え、えっと・・・その」

ガタン!!

合子「あっ!!」


「あっ、落ちちゃった」
「拾ってあげる!ついでに見ちゃえ!えーと・・・・・・」
「・・・・・・」


ドド~ン  ヘ タ ク ソ ~


「・・・ピカソかな?」
「・・・バスキアかな?」
「・・・アウトサイダーアートかな?」

アハハハハ~ 合子さん以外~ 絵は下手なんだ~


合子「・・・・・・ぅ・・・」
合子「・・・ぅぅ・・・」ジワッ


百子「ちょっとアンタ達、それ以上私の大切な人を傷つけたら」

百子「本気で殺すよ」


ギロッ!!


「ひっ・・・」
「・・・な、なによぉ!ちょっとビックリしただけじゃない!!」
「やっぱり百子さんっておかしいわ!このクレイジーサイコレズ!!」

いこいこ! あ~あ~ ちょっとでも褒めて損した・・・


合子「・・・・・・」グスッ

百子「・・・アコちゃん」

合子「・・・・・・・ユーコ、ごめん・・・」

合子「ごめん、こんな、こんな下手な絵で・・・・」

百子「いいんだよアコちゃん」

百子「どんな絵でも、アコちゃんが私の為に描いてくれたんだったら、私にとっては宝物だよ」

百子「それに、絵に描かれた私より、本物の私を・・・見て欲しいな」

合子「!!」

合子「・・・・・・ありがとう・・・ユーコ・・・・・・」

百子「でもこれ宝物にするね!!・・・こっちが上かな?」

合子「!! そ、それ下・・・」

百子「えっ!?ご、ごめんごめんアコちゃんあーーーーーーーーッ泣かないでアコちゃんごめんなさーーーい」ウワーン





・・・・・・

・・・・・・フーッ フーッ


合子「フーッ・・・・・・フーッ・・・・・・」ハァハァ


プルルルルルル プルルルル


合子「!!」


ピッ


合子「・・・・・・もしもし」

百子『アコちゃん今どこ』

合子「・・・・・・ちょっと」

百子『ちょっとってどこ?ねえなんでメールの返事くれないの?』

合子「・・・・・・ちょっと手が離せなくて」

百子「どういうこと!?私より大事な用事があるってことなの!?私のメールに返事することより!?ねえどうしてなの?」

合子「・・・・・・ちょっと・・・・・・今は・・・・・・」フーッフーッ

合子「・・・・・・取り込み中で・・・・・・」フーッフッハァハァ

百子「いいかげんにしてよ!!どうしていつもそうやって人の事からかうのよ!!たった一言今どこってメールに返事してくれるだけでいいだけなのに!!どうしてなのよ!?あんなにあんなにあんなにあんなに!!メールしたのにどうして返事くれないのよ!!いつもいつも私はアコちゃんのことばかり考えてアコちゃんを愛してるのに!!アコちゃんに愛されたいのに!!なんで私の事裏切るの!?ねえどうしてなの!!?」

百子「今どこにいるのよ!!どうせ私のこと嫌いになったからこんなことするんでしょ!?ねえどこにいるの早く教えなさいよ!!早く!!」

合子「今は・・・・・・・・・・・・」


合子(・・・・・・・・・・・・今は、ユーコの座ってるベットの下にいるよ・・・・・・)ハアハアハアハアハア

















百子「アコちゃーーん!!」

合子「ユーコ、おまたせ」

百子「ううん、全然待ってないよ!!じゃあ早速、お花見行こう!」

合子「…待ってユーコ」


ギュッ!


百子「!!」

合子「手、握っていこう」

百子「あ、アコちゃん!!」

百子「うう嬉しいよおぉぉぉ!ヤッタアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!今日は最高のお花見だったよおおおおおおお!!」

合子(…まだ桜見てないでしょ)


ワイワイ ガヤガヤ

百子「すごい人だねぇ、アコちゃん」

合子「いきなり桜が満開になって、皆一斉に見に来てるからね」

百子「桜の木までまだかなぁ~」

合子「もう少しだと思うけど」



DQN男「なァ」

チャラ男「ん~何何~?カワいこちゃんでも見つかったか~?」

DQN男「あァ」

チャラ男「お~!!マジかわうぃ~じゃん!!あの黒髪でウェーブかかってて巨乳の子だろ~?マジかわいくね?マジやばくね?」



ツカツカツカツカツカ



百子「ち ょ っ と」


DQN「んァ?」

チャラ男「あ~君あの子の友達だよね?ちょっとあの子、呼んできてくれな~い?」

百子「あんたらふざけた事言ってるとぶっ殺すよ」

DQN「はァ?」

チャラ男「ん~ちょっと君には用事ないんだよネ~ゴメンネ~マジゴメ~ン」

百子「あんたらふざけたこと言ってると ぶ っ 殺 す よ 」

DQN「はアァァ?」

チャラ男「・・・ちょっといい加減にしてくんねーかな、あんまりふざけた事言ってっと女と言えど容赦しねーぞ?オラ?」


百子「・・・・・・」

DQN「おらァ」

チャラ男「ん~どったのどったの?ビビって声も出ねえってか?いい加減にわかったら早くあの子連れて来い・・・・・・」


ズオオオオオオオ


百子「・・・・・・ ぶ  っ  殺  す  よ  」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


DQN「うおァ!?」ビクッ!

チャラ男「ヒッ」ビクビクッ!!


DQN「う、うおァァ・・・・・・」

チャラ男「ご、ゴメンねゴメン~~!!ちょ~っとふざけただけだってば!さ、さーってと!ミホとカナの所に戻ろーっと・・・ハハハ・・・」

百子「・・・・・・」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

百子「・・・・・・」

百子「・・・アコちゃ~~~~ん!!危なかったね!!危なかったよ!!本っ当ーーーーーに危なかった!!私が追っ払ったからもう安心してね!!あのクソカス共はさっさと地獄に落ちろ!!死ね!!ケッ!!」

合子「・・・・・・ユーコ」

百子「大体あんなちっぽけな存在のクソのくせにアコちゃんに声をかけようだなんて100年早い、いや死んでも早い、いや!輪廻転生しても早いんだよ!!このクソボケアホb


バゴキん!!


百子「ハブッ」

合子「・・・・・・よそ見してるから看板にぶつかるって言おうとしたのに」

百子「う、うう~~痛い!!痛いよぉアコちゃ~ん」



ヤリマン「ちょwwwwあの女マジぶりっ子じゃね?痛いぃ~~んだってさwwwwww」

ビッチ「ちょーでけー声でマジうぜーんだよwwwww頭の中も桜で満開ってやかましいわwwwwwwwww」



カツカツカツカツカツカツ



合子「ちょっと」


ヤリマン「あぁ?」

ビッチ「なんだデメー?さっきのアホの片割れか?キットカットですかってやかましいわwwwwwwwwww」

合子「さっきの言葉を訂正しろ。さもなくば、ブッ殺す」

ヤリマン「はぁ~~~?何コイツ、いきなりケンカ売ってきたんだけどwwwwwwwうけるwwwwwww」

ビッチ「お祭りの出店にケンカ屋出店っすかってやかましいわwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

合子「さっきの言葉を訂正しろ。さもなくば、 ブ ッ 殺 す」

ヤリマン「・・・テメーいい加減にしろよ?あんまフザけたこと言ってっとケンジとタカシ呼ぶかんな?」

ビッチ「やかましいわwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwやかましいwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


合子「・・・・・・」


ヤリマン「オラ何か言ったらどーなんだよ!!テメーみてーな女もムカツクんだよ!!」

ビッチ「そうですぞwwwwwwwwwwwwwやwwwwwかwwwwまwwwwしwwwいwwwwwですぞwwwwwwwwwwwwwwwwwヌフォwwwwwwww」



ゴオオオオオオ


合子「  ブ  ッ  殺  す  」ドドドドドドドドドドドドド


ヤリマン「ヒィッ!?」ビクッ!

ビッチ「ヒギィッ!?」ビクビクッ!!


ヤリマン「な、なんだよテメー・・・お、覚えとけよ!!」

ビッチ「やかましいのはウチらのほうでしたかってやかましいわwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwフヌカポォwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

合子「・・・・・・」ドドドドドドドドドド

合子「・・・・・・」

合子「・・・ユーコ、あの喧しい奴らは追い払った。さっさと桜を見に行こう」

百子「・・・・・・あ、アコちゃん・・・・・・」

百子「アコちゃんかっこよかったよおおおおお!!すっごくかっこよかったああああああ!ヒーローみたいだったよぉ!!ステキ!!」

合子「あ、ユーコ・・・・・・」

百子「やっぱりアコちゃんは私だけのものなんだねっ!!そうだよね!!だってあんなに私の事を守ってくれたんだもん!!私のこと大好きってことなんだよね!うれしいよアコty」


ド ス ン ! !


百子「あぶシッ」

合子「・・・またぶつかるって言おうと思ったのに」

百子「ああ~~ん痛い!痛いよぉおお・・・って、あ、コレ・・・!」

合子「・・・ここで一番大きな桜の樹だね」

百子「わあ・・・・わああああ~~~~!!超キレイ~~~~~!!」


百子「ってハッ!!ち、違うんだよアコちゃん!!これは違うの!!アコちゃんよりキレイって言ったわけじゃなくて!!その!!」

合子「分かってるよ、ユーコ」

合子「私も、桜よりユーコの方がキレイだって分かってるよ」

百子「!! も、もうぅ、アコちゃんったら////」カアアアア

百子「・・・・・・でも」

合子「うん」



百子「この桜は、本当に、とってもキレイ・・・・・・」

百子「ううん、2人で見るから、こんなにキレイなんだね・・・・・・」

合子「そうだね」

合子「・・・今日、桜を見に来て、よかった」

百子「うん!!私も、アコちゃんと最高の桜を見れて、幸せだよ!」

合子「私も」

百子「へへ・・・」

合子「・・・ふふっ」



ヒラヒラヒラ・・・


百子「あ、桜の花びら・・・・・・」


ピトッ


合子「ん」

百子「!!」


百子「さ、桜の花びらが、あ、アコちゃんのくくく唇にくっついたぁぁぅぅぅう!?」

百子「おのれ桜めえええええええ!こいつまで、コイツまでアコちゃんを狙うとは!!許せない!!許せええええええん!!おのれ!!今ここで切り落としてくれる・・・・・・」



ヒラヒラヒラ・・・ ピトッ


合子「あ」

百子「ん!?」

合子「・・・・・・ユーコもくっついた」

百子「あ、ああああ違う!!ちがうのこれは浮気じゃないのアコちゃん!!じ、事故で事故なのそうなのううああああああああああ!!ごめんなさいごめんなさいごめんなさいアコちゃあああああんん」

合子「分かってるよ、大丈夫」

合子「・・・・・・でも、今日の最初を桜に奪われたのは」

合子「ちょっと嫉妬かな」

百子「え!?あ、アコちゃんちょっと!?あ、アコちゃ・・・・・・」



チュッ



百子「・・・・・・」

合子「・・・・・・」



・・・・・・ ねーねーママーあのおねーちゃんたちチューしてるよー!

あっ!?こ、こらっ!見ちゃいけません!!

お~すげ~大胆だなぁ~ ・・・・・・




百子「・・・・・・アコちゃんってば、強引なんだから・・・」

合子「ユーコだっていつも過激でしょ」

百子「・・・へへへへ」

合子「ふふふふっ」






あーママー!あのおねーちゃんたちまたチューしてるよ!パパとママとおなじだね!

なっ!? こ、こらっ!!

アハハハハ クスクスクス・・・・・・





・・・・・・


・・・・・・


DQN「あァ!!」

チャラ男「お~~!ミホぉ!カナぁ!ど~こ行ってたんだよぉ!!」

ヤリマン「ケンジ!タカシ!ちょっときーてよぉ!!さっきチョー怖い女に会ってさぁ・・・ホントチョーマジチョー怖かったんだよぉ!!」

チャラ男「マジかよ!?俺たちもマジヤベエ女に会ってさ~ホントマジ災難だった・・・」

ヤリマン「ちょっとタカシ、女に会ってたってどういうこと?」

チャラ男「エッ!?あ、ああ~え~~とね~~・・・・・・そ、その・・・・・・」

ヤリマン「またナンパしてたんでしょ!!もーホント今日という今日はマジ許さないんだから!!アッ!!ちょっと何逃げてんのよタカシ!?ちょっとタカシ!!待ちなさいよーー!!」

DQN「・・・・・・あ~あァ・・・・・・」

ビッチ「どこもかしこも桜満開ですなってやかましいですわwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwコポォwwwwwwフヌカポォwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

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