真姫「高坂穂乃果被害の会」 (46)

真姫「ええー、これより高坂穂乃果被害の会を開催したいと思います」

真姫「進行は私、西木野真姫が務めます」

真姫「本日参加するのはこちらの方々です」

にこ「矢澤にこです」

花陽「小泉花陽です」

希「東條希です」

真姫「本日は皆さんよろしくお願いします」

真姫「はい、それじゃあこの会の趣旨を説明します」

真姫「この会は天然小悪魔っ子、高坂穂乃果による被害を報告し、傾向から対策を考える会です」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1396278768

真姫「まずは被害報告をお願いします」

にこ「じゃあまず、にこから報告するわね…」

にこ「あれは…数週間前のこと」


~回想

穂乃果「にこちゃん!お疲れ様!」

にこ「ああ…穂乃果、お疲れ様」

穂乃果「なんだか、にこちゃん、本当に疲れてるなぁ…」

穂乃果「もしかして、熱でもある?最近流行ってるからね~」

にこ「へ?」

ピトッ

穂乃果「うーん、熱はないなぁ」

にこ「…//」カァァ

にこ「ちょ、ちょっと近いわよ!おでこなんてあてないで!」


真姫「それは恐ろしい…」

にこ「もう本当、困っちゃうわ!」

にこ「穂乃果ったら、基本顔が近いのよ」

希「にこっちは恥ずかしいん?」

にこ「恥ずかしいというか!ほら、あるでしょ!?適切な距離感とか…」

希「まあ…そうやな」

にこ「あの子はそれをお構い無しにぐいぐい来るのよ」

花陽「なるほど、確かに距離感をわかってないんだよね」

真姫「それなら私も…」


真姫「新しい曲が出来たわ」

凛「ほんと!?聞かせて!」

~♪

ことり「いい曲だね~」

穂乃果「うん!凄いよ!真姫ちゃん!」

穂乃果「真姫ちゃーん!」ダキッ

真姫「ちょ、ちょっと!重い~!」

穂乃果「へへっ!真姫ちゃん!」




真姫「こんな風にね」

真姫「あの子はすぐにボディタッチをしてくるわ」

真姫「まあ、あの子にとっては普通の事なんだろうけど…」

にこ「確かにあの子は何のためらいも無く、触ってくるわ」

真姫「次は希、お願いできる?」

希「…」

希「うちに言わしたら、皆のいってる事なんてほんまに些細な事やで」

真姫「えっ?」

希「穂乃果ちゃんの天然に一番苦しめれたのはうちかもしれへん」

希「あれは年末、穂むらにお手伝いに行った時の事…」

回想~

希「やっぱりつきたてのお餅はおいしいなぁ」パクパク

穂乃果「あれ?希ちゃん、鼻の頭の所にお餅がついてる」

希「ホンマに?作ってる時についたんかな?」

穂乃果「穂乃果、とってあげる!」ゴシゴシ

希「うわっ!」

希(顔ちかいなぁ…)

穂乃果「あー…とれないなぁ」ゴシゴシ

穂乃果「固まっちゃってるのかな?」

穂乃果「ちょっと、失礼するね」

希「へ?」

カプ

穂乃果「あ、とれた!」

希「へぁ!?…///」カァァァァ




希「こういうことがあったんや」

真姫「」

にこ「」

花陽「」

真姫「穂乃果の天然は想像以上だったようね…」

にこ「にこ、そんなことされたら…その後、まともに穂乃果の顔見れないわ」

希「また、穂乃果ちゃんのいい匂いが気になるんや」

花陽「そうだね、なんであんなにいい匂いなんだろう」

真姫「そういう花陽はどんな被害を?」

花陽「花陽は皆みたいに凄いボディタッチをされた訳じゃないけど…」

花陽「あれは…ライブの後の事…」

回想~

穂乃果「皆!ライブお疲れ様!」

花陽「はぁ…はぁ」

花陽「ライブ楽しかったぁ!」

穂乃果「花陽ちゃん、とっても可愛いかったよ!」

花陽「そ、そう?」

穂乃果「今日のライブが成功したのは花陽ちゃんのおかげだよ!」

花陽「そ、そんな…」テレテレ

穂乃果「うん!やっぱり花陽ちゃんは輝いてる!」ギュ

花陽「ほ、穂乃果ちゃん!?」

穂乃果「μ'sに入ってくれてありがと!」

花陽「あう…」ズキューン



花陽「こういうこと言われたんだよ」

真姫「穂乃果はそんな歯が浮くような台詞を自然にいうのよね…」

花陽「穂乃果ちゃんは中学生の時からの知り合いだけど…話すといつもドキドキしちゃうよ…」

にこ「そういう事ならにこも…」

回想~

にこ「にこにーにこにーにっこにっこにー♪」ルンルン

穂乃果「お!にこちゃん、その歌可愛いね」

にこ「そうでしょ?にこの歌だもん当然よ!」

穂乃果「うん!にこちゃん可愛い!」

にこ「そ、そんなに言わなくてもわかってるわよ」

穂乃果「あれれ~?照れてるの?可愛い~」

にこ「うるさいわよ!このアホのか!」

穂乃果「酷い!?」

穂乃果「でも、にこちゃん、本当に可愛いよ」

穂乃果「こんなに可愛い子がいるんだもん!μ'sは絶対に人気のアイドルグループになるよ」




にこ「さすがのにこもこれには、照れちゃったわ」

希「言葉でも天然を発揮してくる…恐ろしいで」

真姫「そうね、それじゃあ傾向と対策について話合っていきましょう」

花陽「傾向と対策?」

真姫「そうよ、今日はそのために穂乃果と付き合いの長い四人を呼んでるわ」

真姫「入って!」


海未「どうも」

ことり「呼ばれたからきたけど…」

絵里「なにこれ?」

凛「かよちんもいるにゃ!」

真姫「今日は穂乃果被害の会よ」

海未「被害?」

絵里「なんかやらかしたの?」

真姫「ええ、正直我慢ならないわ」

ことり「ええっ!?」

海未「真姫がそんなに言うなんて」

絵里「あの子何をやったのよ」

花陽「それはもう…かくかくしかじかで」



ことり「ああ…」

海未「へ?普通では?」

絵里「私たちは慣れてるもの普通に感じるんだわ」

凛「かよちんだって、中学からずっと穂乃果ちゃんといるにゃー」

花陽「そうだけど…慣れないものは慣れないの!」

凛「じゃあかよちん、凛でなれるにゃー!」ギュ

花陽「り、凛ちゃん!」

真姫(こいつも同類か…)

真姫「それで!できれば傾向と対策を教えて欲しいんだけど!」

海未「対策?必要があるんですか?」

真姫「そりゃそうよ!だって…恥ずかしいのよ…」

絵里「ふうん…まあ真姫たちの頼みだしね」

ことり「ことりは穂乃果ちゃんが抱きついてくれたら嬉しいけどな…」

真姫「それで、あれは止めさせれないの?」

海未「直接いえばいいのに」

にこ「言っても聞かないでしょ!」

絵里「そうね」

希「四人は?穂乃果ちゃんと特に親しいけど、穂乃果ちゃんにこんなことされた!とか無いん?」

ことり「ことりはねぇ~」

ことり「高一の時かなぁ…」

真姫「それで!できれば傾向と対策を教えて欲しいんだけど!」

海未「対策?必要があるんですか?」

真姫「そりゃそうよ!だって…恥ずかしいのよ…」

絵里「ふうん…まあ真姫たちの頼みだしね」

ことり「ことりは穂乃果ちゃんが抱きついてくれたら嬉しいけどな…」

真姫「それで、あれは止めさせれないの?」

海未「直接いえばいいのに」

にこ「言っても聞かないでしょ!」

絵里「そうね」

希「四人は?穂乃果ちゃんと特に親しいけど、穂乃果ちゃんにこんなことされた!とか無いん?」

ことり「ことりはねぇ~」

ことり「高一の時かなぁ…」

回想~

穂乃果「おーい!ことりちゃーん!」タッタッタ

ことり「穂乃果ちゃん!」

穂乃果「やっと追い付いた!」ダキッ

ことり「きゃっ!」

穂乃果「えへへ、帰り道にことりちゃんを見つけたから!」

ことり「海未ちゃんは?」

穂乃果「まだ、残ってるよ!」

穂乃果「久しぶりに手を繋いで帰ろう?」ギュ

ことり「あわわ…//」カァァ

ことり「あの時の穂乃果ちゃん可愛いかったなぁ~」

海未「…」

絵里「…」

希「幼馴染みならではって感じやなぁ」

絵里「可愛いわ」

絵里「次は私のほのエピを聞いてくれるかしら」

真姫(あれ?)

絵里「これは、穂乃果の家に泊まりに行ったときの話…」

回想~

穂乃果「絵里ちゃんが泊まりに来てくれるなんて久しぶり!」

絵里「そうね、小学生の時以来?」

穂乃果「うん!」




絵里「そろそろ、寝ましょう?」

穂乃果「うん!絵里ちゃんはベッドを使ってね!」

絵里「ありがとう、お休みなさい」

穂乃果「お休み!」



穂乃果「絵里ちゃん寝た?」

絵里「寝てないわ」

穂乃果「それじゃあ」ガサガサ

絵里「えっ?」

穂乃果「一緒に寝よ?」

絵里「ほ、穂乃果…」

穂乃果「えへへ、絵里ちゃんいい匂い…」ギュ

絵里「嗅がないで!」

穂乃果「嫌だよー、穂乃果、絵里ちゃんの匂い大好き!」


絵里「いやー、抱き締めるのを我慢するのはキツかったわ」

海未「…」

ことり「…」

にこ(空気が変わった…)

海未「次は私ですか」

海未「私はいつも冷静なので、穂乃果が抱きついて来たくらいで動揺しませんが」

海未「去年の夏の事ですかね…」

回想~

穂乃果「海未ちゃん!ことりちゃん!ここのソフトクリーム美味しいね!」ペロペロ

ことり「うん!」ペロペロ

海未「牛乳がいいんですかね、美味しいです」

穂乃果「あー!海未ちゃん!ほっぺにアイス付いてるよ~」

海未「本当ですか?拭かないと…」

穂乃果「穂乃果がとってあげる!」

ペロッ

海未「!」

穂乃果「とれたよ、海未ちゃんのやつも美味しいね」


海未「まあ別に何とも思いませんでしたけどね」

希(じゃあ何で言ったんや…)

ことり「あの時海未ちゃん、顔真っ赤だったけどね」

海未「こ、ことり!捏造しないでください!」

絵里「強がるんじゃないわよ」

真姫(なんか趣旨が変わってきた…)

凛「じゃあ凛も話そうかな」

凛「凛のほのエピはね~」

回想~

凛「穂乃果先輩!」タッタッタ

穂乃果「凛ちゃん!」ダキッ

穂乃果「応援に来てくれたの?」

凛「うん!大好きな先輩の試合だもん!」

穂乃果「ありがとう!凛ちゃんが応援してくれたら、絶対に負けないよ!」




穂乃果「めぇぇぇぇん!」パシン!

凛「本当に勝っちゃったにゃ!」

凛「カッコいいにゃ…」


凛「あの時の穂乃果ちゃんは最高にカッコよかったにゃ」

ことり「その試合ことりも応援してたのに!」

絵里「私もよ」

海未「私も見ていました!」

真姫「ちょっとあんたたち、この会はあんたらのほのエピを自慢する会じゃないのよ」

にこ「そうよ、私たちはどうしたらいいのよ!」

海未「どうするって…受け入れるしかないでしょう?」

ことり「そうだね」

絵里「言って聞かないんだもんね」

にこ「叩いて矯正させるとかは?」

海未「そんなこと私が許しませんよ」グイッ

にこ「じょ、冗談よ…」

ことり「というか真姫ちゃんたちは知り合って間もないのに、なんでそんなに穂乃果ちゃんにベタベタされてるの?」

絵里「あの子は本能でベタベタ出来る人を区別してるからね」

凛「凛は親しくならないとベタベタ出来ないにゃ」

ことり「逆に言うと穂乃果ちゃんにくっつかれると言うことは、無条件に信頼されてる人物だって言うことだよ」

希「そうなんや」

真姫(なんかちょっと…)

にこ(嬉しい…)

海未「でも、確かに穂乃果は他人との距離が近すぎですね」

海未「もう少し自重して欲しいです」

海未「私の恋人なんですから」

ことり「は?」

絵里「は?」

凛「にゃ?」

希「なんやて!?」

にこ「なによ!それ!聞いてないわ!」

花陽「花陽も!」

絵里「何を馬鹿なこと言ってんのよ!」

絵里「穂乃果は私と付き合ってるのよ!」

海未「は?」

ことり「ちゅん!?」

凛「絵里ちゃん、ふざけないでよ!」

凛「穂乃果ちゃんは凛の彼女にゃ!」

ことり「はぁぁぁぁぁ?」

海未「ね、寝言は寝て言ってください」

絵里「そうよ!」

ことり「二人は人のことを言えないよ!」

ことり「穂乃果ちゃんはことりと将来を約束した仲なのに!」

うみりんえり「はぁぁぁぁ!?」

真姫「ちょ、ちょっと!落ち着いて!」

にこ「そうよ!状況を整理しましょう!」

希「四人とも座り!」

花陽「四人が穂乃果ちゃんと付き合ってたってこと?」

にこ「そう言ってるけど…」

真姫「一人づつ聞いていきましょ」

真姫「まずは海未ちゃんから!」

にこ「付き合いだしたのはいつ?」

海未「あれは…そうですね」

海未「小学校四年生のとき…穂乃果が私の家に泊まっていったときのことです」

~回想

穂乃果「海未ちゃん、お風呂入ろう?」

海未「全く穂乃果は、まだ一人でお風呂も入れないんですか」

穂乃果「ち、ちがうよ!」

穂乃果「海未ちゃん家に折角泊まったんだから、ずっと海未ちゃんといたいの!」

海未「穂乃果…」

海未「一緒に入りましょ?」

穂乃果「本当!?やったぁ!海未ちゃん大好き!ずっと一緒だよ!」ダキッ

海未「ふふっ、私もですよ」



海未「という感じで、愛の告白を受けまして」

にこ「は?告白?」

絵里「…そんな」

ことり「穂乃果ちゃん…」

希「えっ?」

真姫「まあまあ、次はエリー話して」

絵里「わかったわ…」

絵里「あれは中学の卒業式の日」

~回想

穂乃果「え゛り゛ちゃぁぁぁぁぁぁぁぁん」ボロボロ

穂乃果「卒業しちゃやだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

絵里「穂乃果…駄々をこねないで…」

絵里「私だって穂乃果と一緒の学校に居たかったけど…仕方ないわよ…これだけは」

穂乃果「絵里ちゃん、大好き…」グスッ

絵里「私もよ、穂乃果…」

穂乃果「穂乃果、絶対絵里ちゃんと同じ学校にいく!」

穂乃果「絵里ちゃんとずっと一緒にいたから」ギュゥゥ

絵里「穂乃果…ありがとう。私も穂乃果とずっといたいわ」

穂乃果「うん…穂乃果、勉強頑張って音ノ木坂に行く!絶対!」

絵里「約束よ、穂乃果」



絵里「まぁ、こんな感じで卒業の日に、二人の愛を約束したの」

海未「はい?ちょっと、それについて意義があります」

真姫「まって!全員分聞いてからね」

海未「うみみ…」

ことり「じゃあ、ことりの番だね」

ことり「そうだね~、私は高校一年の春…」

回想~

穂乃果「あっ!ことりちゃん!あった!同じクラスだよ!」

ことり「本当だ!やったねー!穂乃果ちゃん!」

穂乃果「うん!穂乃果、とっても嬉しい!だって大好きなことりちゃんと授業中もずっと一緒に居られるんだもん!」

ことり「穂乃果ちゃん!」キュン

穂乃果「えへへ」

ことり「ことりも大好き!」



ことり「ことりの馴れ初めはこんな感じかな」

真姫「凛は?」

凛「凛も卒業式のときなんだけど…」

回想~

凛「うぇぇぇぇぇぇん!穂乃果せんぱぁぁぁぁぁぁい」

凛「行かないでぇぇぇぇぇぇ」

穂乃果「凛ちゃん…」ナデナデ

凛「ふぇぇん…グスッ」

凛「穂乃果先輩がいなくちゃ…寂しいにゃぁ…」

穂乃果「よしよし、凛ちゃん」

穂乃果「大丈夫だよ、来年凛ちゃんが音ノ木坂に入ったら会えるよ」

凛「待てないにゃ~…ううっ」

穂乃果「じゃあ、穂乃果、卒業しても凛ちゃんに会いに行くよ!」

凛「えっ?」

穂乃果「凛ちゃんが寂しく無いように、いつでもそばにいるから」

凛「穂乃果先輩、ありがとう…」



凛「穂乃果ちゃん、素敵だったにゃ~」

海未「真姫、もういいですよね?色々言いたいことがあります」

真姫「ど、どうぞ」

海未「まずは絵里」

海未「あなたはそのほのエピを自慢気に語っていましたが…」

絵里「何よ!卒業式の日に恋人同士になる…素敵な話しじゃない!」

海未「それはそうですが、穂乃果は音ノ木坂を受けると決めた時こうも言ってました」

回想~

穂乃果「海未ちゃんは音ノ木坂でしょ?」

海未「ええ、国立でそこそこのレベルですし」

穂乃果「穂乃果も音ノ木坂うけるよ!」

海未「本当ですか!?勉強大変だと思いますよ?」

穂乃果「うん、でも絶対音ノ木坂に行きたい!」

穂乃果「だって海未ちゃんと一緒の学校に行きたいもん!」

海未「穂乃果…」ジーン

海未「私も出来るだけ、穂乃果の勉強がうまく行くように協力します!」

海未「だから頑張りましょうね?」

穂乃果「うん!」

海未「穂乃果は、私とずっと一緒にいたいから音ノ木坂を受けることにしたんですよ」

海未「絵里は関係ありません」

絵里「なっ!?」

ことり「海未ちゃん…嘘言っちゃダメだよ」

ことり「ことりも実はおんなじような事を穂乃果ちゃんに言われたよ」

海未「はっ!?」

海未「嘘なんて言ってません、そちらこそ捏造はいけませんよ」

海未「次にことり!あなたの話ですけど…」

海未「私も同じクラスで、同じ様なことを言われました!」

海未「ことりこそ、嘘はいけません」

花陽「はわわ、喧嘩はダメだよぉ」

希「花陽ちゃん…もう無理やで」

真姫「この人たち、火がついたら止まらないもの」


凛「黙ってきいてたら、三人とも作り話じゃん!」

絵里「なんですって!?」

海未「凛こそ、作り話では?」

ことり「うん、穂乃果ちゃん、卒業してからは中学に顔出すことは少なくなったしね」

凛「なっ!それでも二週間に一回はきてくれたにゃ!」

凛「海未ちゃんの話だって、小四の時の話を持ち出して!」

絵里「そうよ!普通小四の時の話なんて無効だわ!」

ことり「そうだ!そうだ!ことりの話が一番最新だもん!」

海未「幼なじみですよ?約束は絶対です!」

ことり「そんなこと言ったらことりだって!」

絵里「私も!」

凛「凛も!」



ギャーギャー ガヤガヤ

花陽「こんな風に皆、穂乃果ちゃんに落とされていったんだね」

真姫「なんというか…」

にこ「穂乃果って本当に天然小悪魔ね…」

希「うちらも落とされんように気をつけよ…」



ガチャ

穂乃果「みんなー!揃ってる~?」

穂乃果「ってどうしたの?みんな」



海未「じゃあ!いいですよ!決着をつけましょうよ!」

絵里「望むところよ!」

ことり「ことり、怒っちゃったよ!」

凛「負けないにゃ!」

穂乃果「みんな喧嘩してるの!?」

海未「穂乃果!」

絵里「いたの!?いつから」

穂乃果「今来たところだよ~」

穂乃果「それより、喧嘩はダメ!みんなで仲良くしよ?」

ことり「い、いやだなぁ…穂乃果ちゃん」

凛「喧嘩なんてしてないにゃ?」

絵里「そ、そうそうこんなに仲良しなのよ?」ダキッ

海未「え、ええ」ダキッ

穂乃果「本当?良かった!穂乃果、仲良しな皆が大好き!」

海未「穂乃果…」トローン




花陽「ええ…と、これって」

真姫「もしかしたら…」

にこ「この四人が」

希「チョロいだけかもしれんな」

おわり

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