【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」絹恵「その17やな」 (1000)


※このスレは咲の二次創作安価スレです

※もはや何個あるんだよ……な、京太郎視点です

※最強(麻雀でとは言ってない)の京太郎を目指して、日本各地の高校で雑用をします

※色々補正あり、エンディングはヒロインの数だけ

※鬱なし、ガチ修羅場なし、闘牌なし

※麻雀は基本、京太郎視点のみの個人戦ですよーぅ

※ギャルゲのみでやっていくもよし、麻雀を極めるもよし、すべては安価神とコンマ神のみぞ知る

※前スレやで

パート1
【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」
【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1389148459/)

前スレ
パート16
【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」漫「その16やで!」
【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」漫「その16やで!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1395330396/)

 安価の連続取得、連続スナイプはおk(なるべく非推奨)
 複数選択安価の、同一IDによる複数取得は不可
 踏み台+単独取得は可能

 書き込みエラーは書き込まれている場合があるので、再書き込みの前に更新推奨
 連続書き込み、上げ忘れなどへ、厳しいツッコミはあったかくな~い
 煽りにならないよう、和やかに行きましょう


◆スタートは9月。(現在1月、永水→宮守→阿知賀→白糸台→姫松)
基本ステータスは3つ。
・雀力スキル=咲世界での戦闘力
・執事スキル=炊事・洗濯・掃除・裁縫等の家事全般、教養や成績、さらには容姿に関わるスキル
・雑用スキル=麻雀関連の雑務、気遣い、買い物、データ管理、コミュ力に関わるスキル

※成功判定はコンマが、50+スキル数値÷10以内なら成功、オーバーなら失敗(普通)、ゾロ目で大成功
※麻雀判定は別記載


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1396199014


◆基本的な流れ
・派遣先で一ヶ月過ごす

・一ヶ月の内訳は4週間、週7日、ただし使用するのは二週間分=平日12日+休日2日、+連休3日

・週開始時に、重視行動選択。行動に対応するスキルが毎日1上昇する。
 (例:重視雀力→毎日1上昇×6、週末にさらに6追加)

・各日で選択可能な行動を選び、判定し、イチャイチャしたり鍛えたり

・7日が終わると、6日で成長した分と同じだけさらに成長、スキルポイントと女の子好感度
(技能経験値以外の、コンマ運で上げた分は除く ※例:ボーナス、遭遇判定好感度、おみくじ)
(追加成長は、本来予定していた四週行動の名残。前週と同じ行動をした、という仮定で成長する)

・連休 合宿or旅行or休日×3として使用可能

・そこからまた7日行動、終わると倍成長、日程終了

・オファーをチェックし、別の学校へ(安価多数決)


【※ 学校イベント予定】
テストは基本、5月二週、7月二週、10月四週、12月二週、2月四週。
白糸台と千里山と阿知賀は6月四週、9月二週、12月二週、2月四週。
テスト前週は通常行動の雀力行動不可。

5月一週月曜:体育祭
10月一週土日:学園祭 二年限定10月三週水木金:修学旅行
3月:卒業式(3月0日に、という扱い。行ったことある場所なら、どこでも行ける)
4月:入学式

【麻雀大会イベ】
11月一週休日:秋季地方大会予選
11月三週休日:秋季地方大会本選・ドラフト会議
3月一週休日:春季大会予選
3月四週:春季大会本選
6月一週休日:夏の全国予選(勝ち抜くと、6・8月は学校固定、7月は派遣可)
8月一週・二週:夏の全国大会

【正月の扱い】
・正月期間が存在、実家で過ごす(描写はカット)
・ただし例外として、ときめき以上の相手とは、自由に初詣に行ける。一ヶ所(一人)のみ
・1月の学校は普通に、第一週月曜から

●初詣
・雀力or執事or雑用、いずれか+10
・経験値+60
・一緒に行った女子の好感度+10(すでにときめき、ただしこれを選べばデート回数が1追加)
・別の女子好感度+5
のうちから一つ選択、その後おみくじ安価

●おみくじ
・引くか否か選択後、引く場合はコンマ判定
ゾロ目 大吉 ステ三種+2・経験値+10・全知人好感度+1
01~10 中吉 ステ三種+1・経験値+5・1月派遣先生徒&卒業生好感度+1
キリ番 中吉
11~60 小吉・吉・末吉 一桁123雀力+1、456執事+1、789雑用+1、0好感度+1(※別途人物安価)
60~89 凶 一桁123雀力-1、456執事-1、789雑用-1、0変化なし
90~00 大凶 ステ三種-3
4ゾロ 大凶


◆秋大会=地方大会 ※公式試合の前にはセーブ可能です(公式戦は2回コンティニューできる)
 ●予選:県代表選抜戦、四回判定戦×3試合、10月第一週の日曜。ちなみに次の行動は連休。
初戦はトップ、二回戦・三回戦は二位以上で通過。強さは50、100、150。
試合突破ごとに雀力+2、経験値+5。

 ●本選:○○地方最強決定戦、四回判定戦×3試合、10月第三週の日曜。終了後、移動イベントへ。
三試合の四回判定戦、初戦はトップ、二回戦は二位以上、ラストはトップで地方最強。
全国優勝には含まれない。強さは150、200、250。
試合突破ごとに雀力+3、経験値+10。


◆春大会=全国大会 ※公式試合の前にはセーブ可能です(公式戦は2回コンティニューできる)
 ●予選:四回判定戦×3試合、3月第一週休日。
すべてトップで勝ち抜け。強さは100、150、200。
試合突破ごとに雀力+3、経験値+10。

 ●本選:四回判定戦×5試合、3月の第四週すべて。
初戦・二回戦はトップで勝ち抜け。三・四回戦は二位以上で勝ち抜け。ラストはトップで優勝。
強さは200、250、300、350、400。
決勝卓では対戦相手を上から順にコンマ判定、一番高いコンマが出た相手は補正に上乗せ。
(例:コンマ20、40、30になったら、補正は上から順に+40、+80、+40、となる。ただし、最大50)
試合突破ごとに雀力+3、経験値+10、四回戦・決勝勝利で雀力+10、経験値+100。


◆夏大会=全国大会(インハイ) ※公式試合の前にはセーブ可能です(公式戦は2回コンティニューできる)
 ●予選:四回判定戦×3試合、6月第一週休日。突破すると6・8月がその学校で固定。
すべてトップで勝ち抜け。強さは150、200、250。
試合突破ごとに雀力+3、経験値+10。

 ●本選:四回判定戦×5試合、8月の第一週すべて。
初戦・二回戦はトップで勝ち抜け。三・四回戦は二位以上で勝ち抜け。ラストはトップで優勝。
強さは250、300、350、400、450。
決勝卓では対戦相手を上から順にコンマ判定、一番高いコンマが出た相手は補正に上乗せ。
(例:コンマ20、40、30になったら、補正は上から順に+45、+85、+45、となる。ただし、最大50)
試合突破ごとに雀力+3、経験値+10、四回戦・決勝勝利で雀力+10、経験値+100。

※大会ルールは予告して変更する可能性がございます。


●女子好感度
 嫌い < 普通 < 友人 < 好き < 大好き < ときめき<<<<<<<超ときめき状態
(~0、0~5、6~25、26~60、61~99、100~、1000~)
 の6or7段階。嫌いになることは、あまりないはず。

 出会ったときにコンマ判定、1桁数字+2桁数字。ゾロ目で+10、キリ番で+5。
 77なら+20。00で+50。44で-40。
 執事スキル÷20(切り捨て)に上記を補正。

●例外:清澄について
・帰還時数値+執事÷20
・コンマについては通常ではなく、コンマの高いほうの数のみ追加
・コンマボーナスについては付与

●ルートについて
・基本的に女子からの告白のみでルート確定、ED分岐
 ▽そのまま3年終了までやる、そして強くて最初から
 ▽カップル成立アフターをちょい書き、そして二人は幸せなキスをして終了、強くて最初から
 ▽カップルになって終了、強くて最初から

・告白は月日程終了後、一定条件クリアで
 ▽条件:ときめき状態
     デート3回以上
     悩み等問題がある女子は、それを解決すること(未定、豊音と小蒔は決定済み)
     等々。

・デートは大好きになってから、平日誘って休日のみ可能。10くらい好感度が上がるはず

・告白イベントが起きそうなときや、公式試合の前にはセーブ可能(公式戦は2回コンティニューできる)

・起きるか多数決、受けるか多数決を経て、恋人になります

・これが最終目標かも。ようするに>>1がどれだけ女子とのイチャラブ用意できるかが課題
 血ではなく砂糖を吐くべし

●その他イベント
・期間延長
 月日程終了後、多数決で同じ高校での活動に決まれば、期間延長として扱われる。

・転校
 ▽条件:ときめき状態の女子がその学校に二名以上
    :雑用で大成功が10回以上(累積)
    :雀力が全国レベル(300↑)
 以上が満たされれば、ときめき女子からお願いされる。告白が起きる場合は、そちらが優先。
 安価多数決で、転校するか否か決める。

●好感度追加設定
・選択安価と雑用ボーナス
 好感度変動の行動・返事選択の安価にて、コンマが雑用÷10以下なら、好感度上昇+1
 これは、雑用の要素にコミュ力が含まれるため。執事としての振舞いでなく、京太郎の素のコミュ力

・好感度判定について
 好感度に50足すとき、足さないときがあるが、ランダム
 基準は、無理がある流れなら厳しめの判定、という感じ。曖昧である


◆休日について
●休日の利用(昼行動)
1 メンバーと特打ち(対局ありの先達指導×2、一位=大成功、二位・三位=成功、四位=失敗、という感じで。雀力4~6、経験値10・20・40、好感度1~3、をそれぞれ×2)
2 雀荘(希望するプロ3名と二回対局、順位問わず技能経験値30=60、順位問わずコンマ一桁雀力成長。好感度は1固定、勝利相手にはさらに+1。スキル購入可能)
3 買い物 (土産や誕生日プレゼント購入)
4 デート ※約束ある場合のみ

●デートの仕様
・大好き以上なら誘える
・平日夜に電話で誘う(大好き以上に電話すると、話題のところに出てくる)
・最寄りの休日に、出かけることになる
・告白条件のデート回数、に換算される

●デート内容
・デートスポット自由記入安価 → 移動
>>1が必死に書く、好感度判定で好感度を稼ぐ、成功で5くらい?
・デートスポット安価再び → 移動
>>1が必死に書く、上に同じ

●その他・お土産システム
予算は10000 お土産が1000~3000、プレゼントが4000~5000
1000円につき好感度+1、ただしお土産は3つまで、プレゼントは誕生日相手のみ


◆派遣について
●派遣タイミング
 一ヶ月置きに、多数決安価で派遣先決定
 現在の派遣校でも可能(永水 → 永水、でも大丈夫)

●現在の派遣可能校
 0 清澄高校
 1 宮守女子(※七ヶ月目以降はオファーなし)
 2 白糸台高校
 3 阿知賀女子学院
 4 姫松高校
 5 永水女子
 6 龍門渕高校
 7 千里山女子
 8 新道寺女子
 9 有珠山高等学校
10 臨海女子

 ※プロの付き人は未実装 実装後は派遣なし学校での仕事もあり


◆対局ルール
●和了判定
・コンマ+雀力÷10で勝負。持ち点は25000

・全国クラスの相手は300がデフォ。

・能力保持者はその補正あり

・コンマが奇数でツモorテンパイ、偶数でロンorノーテン(対象は補正処理後の最低値)

・判定一位と二位のコンマ差が3以内なら流局、コンマ差1以内がどこかにあっても流局

・ゾロ目なら無条件(流局除く)で和了確定、競合はプレイヤー優先

・最上級優先スキル>流局>ゾロ目≧スキル


※手加減について
 手抜きで雀力が10分の1に。手加減で5分の1に。やや手加減で2分の1に。

●打点判定
・コンマ反転で下記通り

01~14 1000=300.500  1500=500all 
15~24 1300=400.700  2000=700all  
25~29 1600=400.800  2400=800all  
30~39 2000=500.1000 3000=1000all  
40~49 2600=700.1300 3900=1300all  
50~54 3200=800.1600 4800=1600all  
55~64 3900=1000.2000 5800=2000all  
65~74 5200=1300.2600 7700=2600all  
75~79 6400=1600.3200 9600=3200all  
80~89 7700=2000.3900 11600=3900all 

90~94・11・44・55・40・50・60 満貫 
95~97・33・66・30・70 跳満
98・22・88・20・80 倍満
00・99・10・90 三倍
77・70 役満

●打点上昇判定
 最終和了判定で、上がり主が逆転できない場合、コンマ安価
 補正以内コンマで逆転手への手替わり成功
 越えると失敗、流局


◆通常行動について
●通常行動選択は数字とアルファベットの組み合わせで選択

1雀力スキル行動 スキル購入は指導or雀荘修行でプロがいる場合のみ
 A対局 雀力1~4・好感度0~2(トップなら全員2、二位・三位は下位が1、上昇。最下位はなし)
 B指導 雀力2~4・指導者の好感度1・技能経験値5~20
 C雀荘 トップで5+コンマ一桁、二位で2+コンマ一桁、三位で2、四位で1、雀力上昇。
(プロが登場し、勝利すれば好感度+1。やや手加減以上に勝てば+3。やや手加減以上なら四回判定のみ)

2執事スキル行動
 A差し入れ 執事1~3・好感度1~3
 B掃除 執事2~4・雑用1
 C勉強 執事1~3・好感度1(二人選択可能、テスト期間中は片方2、片方1)

3雑用スキル行動
 A買い出し 雑用2~4・出会い(学外人物との遭遇判定、好感度+1)
 B牌譜整理 雑用2・雀力2・技能経験値+5・部長&顧問好感度+1
 C変動

●次に、人物選択があれば、記入安価を取る

●最後に、遭遇や成功の判定へ続く

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◆その他諸注意
・大まかな成長枠と選択後の展開は決めていますが、その他メインとなる会話は、思いつくままに即興で書いています

・ノリによってゴッと上昇することもございます、あらかじめご了承ください

・その際、○○優遇、不公平、などの指摘がありますと、特性あまのじゃくによって、本格的な補正が加わることもございます

・また、そういった指摘によって不快感を覚える方もいます。展開が気に入らなければ指摘の前に、そっ閉じして、どうぞ

・別記載にもありますが、好感度はあくまで指標。ときめき状態+デート回数+告白イベントを終え、やっとED。付き合った後の描写の長短は多数決による予定

・ルート確定(そもそもない)、好感度の大小、そういうのは1000に達するか一人で5回のデートをこなすか、そのくらいになってから口にしましょう

・大学生、プロは一定数デート後に告白、というのがとりあえずの考え。大学生においては、進学先の土地にいることが前提

・プロは基本どこにでもいる、社会人の特権。プロ付き人は、しばし凍結(荒れが予想されるため)

・当スレはマッサージスレではありません。でもマッサージいいよね、ときめき以上のデートならできるようにしたい

・キャラは壊れてるのではなく、成長してるわけです。京太郎の能力然り、女の子の感度然り。夏のインハイ当時なら、こうじゃなかったかもね

・なにかあれば、諸注意は増えていく予定、以上


>屋上、恭子遭遇

京太郎「……んー、屋上まで来たけど……やっぱり休むなら、あっちのほうが――」

恭子「そらそうやろ。こんな時期の屋上なんか、寒いだけやで」

京太郎「最近よく、屋上にいるんですね。前は漫先輩がいましたけど」

恭子「私で悪かったなぁ」

京太郎「そんなことないですよ。ちょうど、お願いしたいことができましたし」

恭子「へぇ、珍しいやん……なんや?」

京太郎「その……もう一度、膝枕を――」

恭子「あかん」

京太郎「(´;ω;`)」

恭子「な、泣いてもあかんもんはあかん! ほら、よう見てみ!」

京太郎「……っっ!? 恭子先輩っ、スカートじゃないですか! めっちゃ可愛いです!」

恭子「!? なな、なにをいきなりっ、からかいな!」

京太郎「からかってないですって! でも、急にどうして……?」

恭子「…………スパッツが、なくてな」

京太郎「なっっ……わかりました、犯人探してきます」

恭子「あほ、盗まれたんとちゃうわ、落ち着き。ソース飛んだから洗て、いま干してるとこなんや」

恭子「そんでまぁ、代わりにこうしてスカートを……っちゅーわけで、膝枕はできへん」

京太郎「? なんでですか?」

恭子「いや、そらそやろ……こんなん、スカートでなんか……」

京太郎「問題ありませんよ」キリッ

恭子「めっちゃええ顔で言いな!」

京太郎「たしかにスパッツはよかったです、いいものです、最高でした。でもスカートがそれに劣るなんて、誰が言ったんですか。むしろいい、ギャップ最高です」

恭子「」

恭子「……知らんかった、そういうキャラも眠ってたんやな……」

京太郎「ということで、ぜひお願いします!」

恭子「あかん言うてるやろ」

京太郎「……昨夜も頑張ったので、少し寝不足で……」

恭子「うっ……」

京太郎「……ほんの少し、休みたくて……枕を貸していただければ、よく休めるんですけど……」

恭子「……………………」

京太郎「いえ、いいんです。調子に乗りましたよね……教室で、机に突っ伏して寝ることにします……」

恭子「…………わ、わかったわ……その、そんなに言うんなら……や、やったる……しゃーなしやで?」

京太郎「ありがとうございます! やったぜ!」

恭子「」

京太郎「ではよろしくお願いします。さっそく参りましょう」

恭子「……あーっ、もうしゃーないな! わかったわっ、女に二言はあらへん!」

 スカートの膝枕も、いいものだった(小並感)


・恭子好感度+1


~水曜、放課後

京太郎「――だめだ、このままだと俺……膝枕の虜になっちまうかもしれない……」

モブ田「言いにくいけどお前、それもうなってるよ」

京太郎「マジかよ!」

モブ子「つってもまだ一人しか試してないんじゃん? な、ならさ、ほれ……別の誰か試してみても――」チラッチラッ

京太郎「たしかに……由子先輩とか、綺麗な脚してるもんな……」

モブ子「ですよねー」

モブ田「お前は本気なのか、冗談なのか」

モブ子「冗気だよ」

モブ田「ますますわからん……」

京太郎「――部活中に、狙えそうなら頼んでみるか……いや、けど迷惑をおかけするわけにも――」

モブ子「こいつはいつまで悩んでるんだろう」

モブ田「そろそろ部活だし、俺は行くから。あとは任せたぞ」

モブ子「ひどいっ、裏切者! せめて担いでってよ!」

モブ田「それは女子部のだろ。じゃーな、男子部はクールに去るぜ」

モブ子「ああああ……しかもこっちはこっちで、ブツブツ計画立ててるし……もうやだ」


京太郎「お疲れさまです、今日も頑張りましょう!」ハツラツ

洋榎「おー、気合入っとんなー」

京太郎「そりゃもう、お昼にチャージしましたから」

恭子「///////////」

絹恵「末原先輩、顔赤いですよ?」

恭子「……気のせいやで?」

漫「真瀬先輩も、足元気にしてません?」

由子「……なーんかねー、よからぬ視線を感じるのよー?」


京太郎「……頑張ろう」

>通常行動選択 ※数字とアルファベットを組み合わせて、行動を選択してください

1雀力スキル行動 スキル購入は指導or雀荘修行でプロがいる場合のみ
 A対局 雀力1~4・好感度0~2(トップなら全員2、二位・三位は下位が1、上昇。最下位はなし)
 B指導 雀力2~4・好感度1・技能経験値5~20 (由子、恭子、郁乃、絹恵)
 C雀荘 トップで5+コンマ一桁、二位で2+コンマ一桁、三位で2、四位で1、雀力上昇。
(プロが登場し、勝利すれば好感度+1。やや手加減以上に勝てば+3。やや手加減以上なら四回判定のみ)

2執事スキル行動
 A差し入れ 執事1~3・好感度1~3
 B掃除 執事2~4・雑用1
 C勉強 執事1~3・好感度1(二人選択可能、テスト期間中は片方2、片方1)

3雑用スキル行動
 A買い出し 雑用2~4、好感度+1(三年のみ、一緒に行ける)
 B牌譜整理 雑用2・雀力2・技能経験値+5・部長(漫)&顧問(郁乃)好感度+1

安価↓2


すません、指導は由子・恭子抜きでー
悪いので再安価


>通常行動選択 ※数字とアルファベットを組み合わせて、行動を選択してください

1雀力スキル行動 スキル購入は指導or雀荘修行でプロがいる場合のみ
 A対局 雀力1~4・好感度0~2(トップなら全員2、二位・三位は下位が1、上昇。最下位はなし)
 B指導 雀力2~4・好感度1・技能経験値5~20 (郁乃、絹恵)
 C雀荘 トップで5+コンマ一桁、二位で2+コンマ一桁、三位で2、四位で1、雀力上昇。
(プロが登場し、勝利すれば好感度+1。やや手加減以上に勝てば+3。やや手加減以上なら四回判定のみ)

2執事スキル行動
 A差し入れ 執事1~3・好感度1~3
 B掃除 執事2~4・雑用1
 C勉強 執事1~3・好感度1(二人選択可能、テスト期間中は片方2、片方1。現在期間中、ただし由子・恭子限定)

3雑用スキル行動
 A買い出し 雑用2~4、好感度+1(三年のみ、一緒に行ける)
 B牌譜整理 雑用2・雀力2・技能経験値+5・部長(漫)&顧問(郁乃)好感度+1

安価↓2


>対局(由子、恭子不可)

京太郎「まずは俺も、部活しないと……それからだな」

恭子「……なにがそれからやねんな」

由子「ん? なんか言ったー?」

恭子「いーや、なんにも」


>相手選択
洋榎、漫、絹恵、郁乃

安価↓2-4 かぶったら下ずれ


>漫、郁乃、絹恵

>対局方式決定
1 二回判定
2 四回判定

安価↓2


>二回判定

京太郎「――すいません、俺も打たせていただいて、いいですか?」

郁乃「あら~、やる気やね~。ええで~、入って入って~」

漫「ちょうどええとこやで、代行に相手してもらうとこや」

絹恵「前にお姉ちゃんと打って以来やな、よろしくなぁ」

京太郎「はい、よろしくお願いしますっ……」

京太郎(春に向けての、俺の実力を計るんだ……っ)


対局ルールは>>6

>和了判定一回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
漫 60+↓1
郁乃 80+↓2
絹恵 54+↓3
京太郎 40+↓4+25

打点↓5


>和了判定一回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
漫 60+60=120
郁乃 80+78=158 ロン
絹恵 54+30=84 放銃
京太郎 40+29+25=94

打点88 子:16000

漫25000→
郁乃25000→41000
絹恵25000→9000
京太郎25000→


郁乃「ん~、それロンやな~。ちょっとでかいで~、倍満よろしく~」

絹恵「うぐっ……は、はい……」

京太郎「……つええ」

漫「そら監督やからなぁ……」

郁乃「う~ん? せやけど、京太郎くん狙ったつもりやったのに~」

京太郎「ちょっ、狙い撃ちとかやめてくださいっ」

郁乃「なに言うてんの、厳しいせんと覚えへんのやろ~?」

京太郎「誰ですか、そんなデマを……」

漫「あの余裕、なんとか崩したいなぁ……絹ちゃん、まだいける?」

絹恵「あ、あったりまえやん! こんなんで、へこんでられへんもんっ……」


>和了判定二回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
漫 60+↓1
郁乃 40+↓2
絹恵 54+↓3
京太郎 40+↓4+25

打点↓5


>和了判定二回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
漫 60+54=114
郁乃 40+85=125
絹恵 54+42=96 放銃
京太郎 40+7+25=72 聖なる数字、ロン

打点51→15 親:2000


逆転狙い、打点上昇判定
01~40、ゾロ目で成功
それ以外で失敗

安価↓1


>成功

京太郎「――すみません、絹恵先輩」

絹恵「っっ!」ビクッ

京太郎「タンヤオトイトイ、ドラ3……跳満でまくりました」

漫「……すごい」

郁乃「あらら~、まくられても~た~」

絹恵「……っっ……はい……」

京太郎「……はぁ、なんとか届いた……」


京太郎 トップ
・雀力+4
・漫、郁乃、絹恵好感度+2


絹恵「………………」

京太郎「……あの、絹恵せんぱ――」

絹恵「……ごめん、いま話かけんといて……泣きそうなる……」

京太郎「…………どうしてですか」

絹恵「えっ?」

京太郎「たしかに、俺は春まで素人でしたし、夏も秋も大した結果は残せてません……でも」

京太郎「ここまで、努力はしてきたつもりです……培った分を、ここで出し切ったつもりです」

京太郎「その俺に負けたからって……それも、練習で一回負けただけで……泣かれるのは、不本意です」

絹恵「――っっ!」

京太郎「………………すみません、生意気なこと言って」

絹恵「――ち、が……違うっ、ごめんっ……せや……せやんな、京太郎くんかって、頑張ってるねん……」

絹恵「私が……あほな、勘違いを……あと、思い上がりを……ごめんなさい、京太郎くん。それと――」

絹恵「……強かったです。また打って、私を強うしてください。よろしくお願いします」

京太郎「……絹恵先輩も、素敵な打ち方でした。こちらこそ、またよろしくお願いします……ありがとうございました」

絹恵「ふふっ……なんやなぁ、言われてしもたなぁ」

京太郎「お、お気に障りましたよね……? ほんと、生意気で――」

絹恵「ううん、言ってもろてよかった……二年でレギュラーなって、今年から副主将で……調子に乗ってた、アホな私をやっつけてくれたんや」

絹恵「感謝してるんやで、京太郎くんに」ニコッ

京太郎「そう言っていただけると、助かります……」


郁乃「ええ話やな~。でもあれやで~、副主将があんな振り方しとったら、ちょっと勝てるもんも勝てんくなるわ~」

絹恵「はい……すいませんでした」

漫「い、一回だけですやん。ここまでの絹ちゃん、調子よかったですし」

郁乃「その一回が、大事な試合で出たら困るやろ~」

郁乃「は~い、そういうわけで特別練習、用意しといたからあっちでやろな~」

絹恵「……はい、よろしくお願いします」

漫「絹ちゃん、落ち込まんといてな?」

絹恵「うん、平気やで。それより、私、目標できたから……ちゃんと上向いて、努力するんや!」

漫「……ん、ならええか。ほな、頑張ってな、副主将!」


京太郎「……うーん、狙い撃ったみたいで、ちょっと引っかかるかな……」

洋榎「あほかい、なにを悩んでんねんな」

京太郎「あ、洋榎先輩……」

洋榎「いやー、絹のことよう見といて言うたん、もう実践してくれとるんやな、結構けっこう」

京太郎「いや、そういうつもりでは……」

洋榎「謙遜はせんでええって。いい打ち方しとるみたいや……なんちゅーか、プロみたいにごっつい強いわけやないけど――」

洋榎「――おもろいで。そのまま頑張り、もっと強うなるはずや」

京太郎「……はい、頑張ります」



京太郎「――と、褒めていただいたのはいいけど、ほかにもやることはあるんだよな……」


>通常行動選択 ※数字とアルファベットを組み合わせて、行動を選択してください

1雀力スキル行動 スキル購入は指導or雀荘修行でプロがいる場合のみ
 A対局 雀力1~4・好感度0~2(トップなら全員2、二位・三位は下位が1、上昇。最下位はなし)
 B指導 雀力2~4・好感度1・技能経験値5~20 (郁乃、絹恵)

2執事スキル行動
 A差し入れ 執事1~3・好感度1~3
 B掃除 執事2~4・雑用1
 C勉強 執事1~3・好感度1(二人選択可能、テスト期間中は片方2、片方1。現在は由子、恭子のみ)

3雑用スキル行動
 A買い出し 雑用2~4、好感度+1(三年のみ、一緒に行ける)
 B牌譜整理 雑用2・雀力2・技能経験値+5・部長(漫)&顧問(郁乃)好感度+1


※繰り返します、数字とアルファベットを組み合わせて、行動を選択してください

 安価↓2 ※人物指定は、後に別安価


>指導?

>相手選択
郁乃、絹恵、プロ (理沙は87以下で召喚)

安価↓2


>郁乃

郁乃「おっと、そこ行く執事の学生さ~ん?」

京太郎「普通に声かけてください……なんでしょうか」

郁乃「さっきの局はトップやったけどぉ~、ちゃーんと京太郎くんにも課題は用意してます~、安心したか~?」

京太郎「いいですね、望むところですよ!」

郁乃「ほなやろか~。まぁ言うても、そんな難しいことやあらへんよ~。京太郎くんの強みが、いまのところは人のコピーみたいやから――」

京太郎「ふんふむ」

郁乃「それがのうなっても勝てるように、地道に地力をつけてもらいます~。ほい、こっちきて~」

郁乃「ほんで、ここに座る~。そしておもむろにネト麻を起動~」

京太郎「うっ……俺がやると、サイトが潰れたりするんですけど……」

郁乃「大丈夫やで~、運営が連盟のサイトやから~」

郁乃「まぁその分、参加も色々条件がいるんやけどな~」

京太郎「俺はいいんですか?」

郁乃「うまいことやっといたから、平気やで~」

京太郎(なにをやったんだ……いや、詳しく聞くと共犯にされそうだ、やめておこう)

郁乃「まぁともかく、ここの人らと打ってもらいます~」

京太郎「……リンシャンさん、コークスクリューさん、実家暮らしさん……」

郁乃「あ、ちなみに本人やないからね~。けど、打ち筋は似とるかも~。ほな、そこを心得た上で、レッツ麻雀や~」

京太郎「…………本人って、誰のことなの……」

>雀力判定
01~91 成功
92~00 失敗
ゾロ目 大成功

安価↓2


>成功

京太郎「――勝てねぇ……なんだこの人ら、すげーつえーんだけど」

郁乃「強い人らの、過去のデータやからねぇ……まぁそれはともかく、やっぱり強いなぁ、京太郎くん」

京太郎「フルボッコされてるんですけど」

郁乃「そん中で、よう二回も上がれたやん。これ、三軍の子らやと一回も上がれへん、二軍でも一回上がればええほうやで?」

京太郎「これで本人ほどじゃないって、その本人はどんだけ強いんだ……」

郁乃「まぁ一人は、ネト麻やとそこまで強うないみたいやけど――うん、ほな今日はここまでにしとこか~」

京太郎「はい、お疲れさまでした……しかし、なんだこの疲労は……」

郁乃「頭使てるからな~。時間制限、効いてきてるやろ?」

京太郎「早碁ならぬ、早麻雀ですね……」

郁乃「相手変更もあるから、ちょくちょくこれやってもらいます~、ほなまたね~」

・雀力+3
・経験値+10
・郁乃好感度+1


忘れてた、対局のトップボーナスで雀力さらに+4

---------------------------------------------------

~下校

京太郎「お疲れさまでした~っと」

京太郎「はぁ……しかし、麻雀に熱中しすぎて、勉強と差し入れが済んだら、膝枕頼む時間なんてなかったな……」

京太郎「だが俺は諦めない……やがて、第二第三の膝枕が――」


>下校遭遇判定
1漫、3由子、5洋榎、7絹恵、9恭子、0郁乃

 安価↓1 コンマ一桁


>遭遇なし

京太郎「ふぅ、ただいま帰りましたよっと……」

京太郎「さて、それじゃ今日も――明日に備えて、問題作りだ! 飯食ったらすぐだな」

京太郎「休んでる場合じゃないぞ、試験はもうすぐだし」



~数時間後

京太郎「…………ちょ、ちょっとだけ休憩、なにしようか……」


>夜行動選択
1 電話する (対象は一人、選択肢次第で好感度0~6上昇。追加でメール二人に、固定で1、倍成長なし)
2 メールする(二人選択で好感度1~3成長。その後複数に1成長、ただし週末倍成長に含まれない)
3 コンビニへ(買いだしの遭遇判定に準拠、新規出会いは超低確率)
4 たこ焼きマイスターへの道(執事+2、雑用+2)現在3/5

安価↓2 ※人物は別途安価します


>メール

京太郎「今日もメールにしておくか、息抜きにいいし、短く済ませれば二人に送れるしな」

京太郎「さて、誰に送ろうかな、今日は」

●所持連絡先
(現在43、メール2通・近況メール7通、電話一本・近況メール2通、近況メールは二日に1通)

・宮永咲
・片岡優希
・原村和
・染井まこ
・竹井久

・宮永照
・弘世菫
・渋谷尭深
・亦野誠子
・大星淡
・多治比真佑子

・松実玄
・松実宥
・新子憧
・鷺森灼
・高鴨穏乃
・志崎綾

・岡橋初瀬
・巽由華
・小走やえ

・小瀬川白望
・エイスリン
・鹿倉胡桃
・臼沢塞
・姉帯豊音

・薄墨初美
・滝見春
・狩宿巴
・石戸霞
・藤原利仙

・上重漫
・真瀬由子
・愛宕洋榎
・愛宕絹恵
・末原恭子
・赤阪郁乃

・戒能良子
・小鍛治健夜
・瑞原はやり
・野依理沙
・三尋木咏
・赤土晴絵

・村吉みさき

>相手選択、上記より一名記入
安価↓2-3


>あわあわ、はるる


 すいません、激烈に眠いので、中途半端だけどここで中断、続きは明日とかにします
 ついでに、近況メール七人も選んでから、終わりにしましょう

>相手選択
●所持連絡先

・宮永咲
・片岡優希
・原村和
・染井まこ
・竹井久

・宮永照
・弘世菫
・渋谷尭深
・多治比真佑子

・新子憧
・鷺森灼
・高鴨穏乃
・志崎綾

・岡橋初瀬
・巽由華
・小走やえ

・小瀬川白望
・鹿倉胡桃
・臼沢塞

・狩宿巴
・石戸霞
・藤原利仙

・戒能良子
・小鍛治健夜
・瑞原はやり
・野依理沙
・三尋木咏


安価↓2-8


>照、菫、憧、霞、穏乃、シロ、巴


 では、次はメールやり取りからです
 お疲れさまでした


のよりんェ…


>淡

京太郎「そろそろ、淡のやつがぶーたれてる頃かな……いや、もう遅いか」

京太郎「気がついたら二週間ちょっと……いや、正月も入れると三週間くらいだな」

京太郎「ずいぶん連絡してないし、便りらしいものといえば、夢の国のおみやげくらいだ……」

京太郎「……まぁ、ここは自然に、いつも連絡してるって感じで……」

京太郎「先輩が忙しい時期だけど、なんか困ってることとかないか――みたいなので、どうだろう?」


『おー、おひさし! やったね、テルーより先に連絡きた!』

『でも亦野先輩とスミレには、ちょーっと連絡したよね、ずっこい!』


京太郎「うっせーな、悪かったよ……けど、怒ってはいないな。ちょっと安心した」


『んでなんだっけ? 困ってることかぁ……』

『あんねー、お菓子成分が足んない! 足りなさすぎ! 過不足算!』


京太郎「懐かしいな……っていうか、お菓子か……写真でもたまに上げてるだろ? 夢の国のも送ってやったのに」


『ノーたこ焼き! イエスクリーム! あとプリンとかパフェとか、そういうの! でも夢の国チョコはおいしかった、ありがと!』


京太郎「テンションたけーな。しかし、クリームね……初めて会ったときからあれだったけど、こいつクリーム好きだよなぁ」

>返事選択
1 プリン・ア・ラ・モードを作って写真送信
2 クリーム好きな女の子って可愛いよな
3 今度作ってやるから我慢しなさい

安価↓2


~しばし料理中

京太郎「――よーし、できた。こいつを盛って……さて一枚」パシャッ

京太郎「ほーら、ご所望のお菓子だぞー」


『』

『うわああああああんっっ! いじめだー、こんなのいじめだよー!』

『なんでこんなすっごいの、送ってくるの、意地悪ー!』

『…………でもおいしそう、すっごい……はぁ……』

『キョータローのお菓子、早く食べたい……』

『わがままとか、言うつもりないけど……こんなの見たら、そう思っちゃうでしょ』

『……いつでも、いいけど……なるべく早く、作ってよ!』

『会えそうな機会あったら、優先して! 絶対だから!』


京太郎「……寂しがってくれてるのかな、淡なりに……」

京太郎「悪かったな、そのときにはこのアラモード、二個でも三個でも食わしてやる。約束だ」


『……うん、わかった』

『待ってる、約束だよ』

『――っちゅーことで、さらば! またね、キョータロー!』


・淡好感度+2


>春のターン

京太郎「――そういえば、膝枕してくれるって言ってたな」

京太郎「せっかくだし、ちゃんと返事しとくか」

京太郎「忙しい春にそんなことさせられないだろ、気持ちだけもらっとく」

京太郎「お前のほうこそ、俺にもたれてよく寝てたろ」

京太郎「疲れたら、また枕になってやるよ」


『……じゃ、じゃあ、忙しくないときにして!』

『あ、ち、違う……忙しくないとき、してあげる……』

『それも、違う、その前っ……どうして、私のってわかったの?』


京太郎「書き込みのことかな、そりゃ――」


>返事選択
1 文章の打ち方に、春のしゃべり方のクセが感じられた
2 なんとなく、ああいうこと言うのは春だろうって
3 確信がないから確認したんだ、すまない

安価↓2

2


京太郎「――なんとなくかな。あ、春っぽいなって思って」

京太郎「春以外、ああいうことは言わないだろうし」


『っっ……』

『はい……私、です』

『ごめんね、恥ずかしいこと書いちゃったかも』

『だけど、本当だから……京太郎が疲れてたら、お膝くらいいくらでも貸してあげるから』

『私の前で、ゆっくり休んでほしい』


京太郎「…………やべぇ、嬉しい……」

京太郎「断ったりして悪かった。そのときは、膝枕してもらうぞ」


『うん、もちろん』

『あ、でも……さっき京太郎も言ったね、枕になってくれるって』

『それも、忘れないでね?』


京太郎「おっと、ちゃっかりしてんなぁ……ま、いいか」

京太郎「いいぞ、それはいつものことだからな……と」


・春好感度+4 (雑用ボーナス込)


春「……やったぁ……えへへ」ゴロゴロ

もう(はるると結ばれるしか)ないじゃん…


>近況メール、照・菫・憧・霞・穏乃・シロ・巴

京太郎「おみやげのお菓子はどうでしたか? 照さんが喜びそうなのを選びましたから、きちんと食べてくださいね?」

京太郎「菫先輩なら、心配はいらないと思います。努力が裏切らないことを教えてくれたのは、菫先輩ですもんね」

京太郎「気づいたかと思うけど、クリスマスのあれ……小物入れになってるからな? お前のセンスには届かないけど、よければ置いといてくれよ」

京太郎「遅くなりましたが、年末年始はお疲れさまでした。試験については、霞先輩の成績を信じてますので、なにもありません。平常心を」

京太郎「冬の山は危ないから、あんまり薄着で走り回るなよ? あと、最近は和菓子も作るようになったんだが、よかったら、また相談に乗ってくれると助かる」

京太郎「そちらでの雪のニュースをよく見ます。雪かきや雪下ろしは一人でやらず、大勢で協力してください。俺がそばにいれば手伝えるんですが……もどかしいです」

京太郎「以前お伺いした進路が変わってなければ、週末は大事な日になりますね。俺でどこまで力になれるかわかりませんが、なにか困ったことがあれば、遠慮なくお電話ください」


京太郎「……長い(確信)」

京太郎「さすがに、言いたいことは色々あるんだよなぁ、全部入れられないのが残念だよ」

・照、菫、憧、霞、シロ、巴 好感度+1
・穏乃好感度+2 (ゾロ目)


~水曜終了、日誌はすぐには無理ですだ、すみません

ええんやで


●現在のステータス
 雀力:22→419 レベル5 大成功(トップ)ボーナス+4
 技能経験値:121

 所持スキル
【ディメンジョンシュート】師:戒能良子
 補正後コンマにゾロ目があれば、和了可能に

【カッパーシュート】師:戒能良子
 出上がり時の打点コンマを1.5倍にする。二桁偶数キリ番でも和了

【鼓動のリズム】師:瑞原はやり
 コンマ40台なら打点二段階下降で和了、50台なら打点変わらず和了可能

【一意専心】師:野依理沙
 自分に対するデバフを半減、自身コンマ補正+25、他家のゾロ目ツモに最低打点でカウンター(任意)
 ※任意カウンター、親かぶりで逆転可能なタイミングなど、選択でカウンターを見逃せる

 執事:237→609 レベル7 大成功ボーナス+6
 雑用:231→376 レベル4 大成功ボーナス+3

【たこ焼きマイスター】3/5


●女の子好感度
嫌い < 普通 < 友人 < 好き < 大好き < ときめき<<<<<<<超ときめき状態
(~0、0~5、6~25、26~60、61~99、100~、1000~)

【清澄】
・宮永咲   ??→110(ときめき)
・片岡優希  15→22(友人)
・原村和   10→100(ときめき)
・染井まこ  15→22(友人)
・竹井久   18→34(好き)

【白糸台】※男子好感度:親友、女子好感度:63
・宮永照   20→95(大好き) マッサージ経験済 マ:1
・弘世菫   23→61(好き) マッサージ経験済 マ:1
・渋谷尭深  23→36(好き) マッサージ経験済 マ:1
・亦野誠子  25→52(好き) マッサージ経験済
・大星淡   26→87(大好き) マッサージ経験済
・多治比真佑子51→(好き)※エンドなし?

【阿知賀(雑用大成功1)】
・松実玄   35→85(大好き) マッサージ経験済
・松実宥   27→89(大好き) マッサージ経験済
・新子憧   37→84(大好き)
・鷺森灼   32→60(好き) マッサージ経験済
・高鴨穏乃  25→41(好き) マッサージ経験済
・志崎綾   31→32(好き)

・岡橋初瀬  37→39(好き)※エンドなし?
・巽由華   28→(好き)※エンドなし?
・小走やえ  30→(好き)※エンドなし?
・佐々岡よし子28→(好き)※エンドなし
・桐田凛   21→(友人)※エンドなし
・辰己春菜  29→(好き)※エンドなし
・ギバード桜子28→(好き)※エンドなし
・新子望   24→(友人)※エンドなし?

【宮守】
・小瀬川白望 28→121(ときめき)
・エイスリン 31→64(大好き)
・鹿倉胡桃  20→42(好き) マッサージ経験済
・臼沢塞   25→52(好き)
・姉帯豊音  27→59(好き)

【永水(雑用大成功1)】
・神代小蒔  17→38(好き)
・狩宿巴   22→51(好き)
・滝見春   13→133(ときめき)
・薄墨初美  36→64(大好き)
・石戸霞   28→74(大好き)
・石戸明星  34(好き)※エンドなし?
・十曽湧   13(友人)※エンドなし?
・藤原利仙  25→33(好き)※エンドなし?

【姫松】※男子好感度:親友、女子好感度:77
・上重漫   39→74(大好き)
・真瀬由子  37→52(好き)
・愛宕洋榎  32→56(好き)
・愛宕絹恵  41→69(大好き)
・末原恭子  44→64(大好き)
・赤阪郁乃  39→55(好き)
・愛宕雅枝  49 ※エンドなし

【プロ】
・戒能良子  22→66(大好き) マッサージ経験済
・小鍛治健夜 69→102(ときめき)
・瑞原はやり 30→65(大好き)
・野依理沙  30→38(好き)
・藤田靖子  23→25(友人)
・三尋木咏  36→56(好き)
・赤土晴絵  28→35(好き)

【アナ】
・村吉みさき 40→43(好き)


菫さんが近況メールで切なさ爆発して大好きになっちゃったそうです

---------------------------------

●女の子好感度
嫌い < 普通 < 友人 < 好き < 大好き < ときめき<<<<<<<超ときめき状態
(~0、0~5、6~25、26~60、61~99、100~、1000~)

【清澄】
・宮永咲   ??→110(ときめき)
・片岡優希  15→22(友人)
・原村和   10→100(ときめき)
・染井まこ  15→22(友人)
・竹井久   18→34(好き)

【白糸台】※男子好感度:親友、女子好感度:63
・宮永照   20→95(大好き) マッサージ経験済 マ:1
・弘世菫   23→61(大好き) マッサージ経験済 マ:1
・渋谷尭深  23→36(好き) マッサージ経験済 マ:1
・亦野誠子  25→52(好き) マッサージ経験済
・大星淡   26→87(大好き) マッサージ経験済
・多治比真佑子51→(好き)※エンドなし?

【阿知賀(雑用大成功1)】
・松実玄   35→85(大好き) マッサージ経験済
・松実宥   27→89(大好き) マッサージ経験済
・新子憧   37→84(大好き)
・鷺森灼   32→60(好き) マッサージ経験済
・高鴨穏乃  25→41(好き) マッサージ経験済
・志崎綾   31→32(好き)

・岡橋初瀬  37→39(好き)※エンドなし?
・巽由華   28→(好き)※エンドなし?
・小走やえ  30→(好き)※エンドなし?
・佐々岡よし子28→(好き)※エンドなし
・桐田凛   21→(友人)※エンドなし
・辰己春菜  29→(好き)※エンドなし
・ギバード桜子28→(好き)※エンドなし
・新子望   24→(友人)※エンドなし?

【宮守】
・小瀬川白望 28→121(ときめき)
・エイスリン 31→64(大好き)
・鹿倉胡桃  20→42(好き) マッサージ経験済
・臼沢塞   25→52(好き)
・姉帯豊音  27→59(好き)

【永水(雑用大成功1)】
・神代小蒔  17→38(好き)
・狩宿巴   22→51(好き)
・滝見春   13→133(ときめき)
・薄墨初美  36→64(大好き)
・石戸霞   28→74(大好き)
・石戸明星  34(好き)※エンドなし?
・十曽湧   13(友人)※エンドなし?
・藤原利仙  25→33(好き)※エンドなし?

【姫松】※男子好感度:親友、女子好感度:77
・上重漫   39→74(大好き)
・真瀬由子  37→52(好き)
・愛宕洋榎  32→56(好き)
・愛宕絹恵  41→69(大好き)
・末原恭子  44→64(大好き)
・赤阪郁乃  39→55(好き)
・愛宕雅枝  49 ※エンドなし

【プロ】
・戒能良子  22→66(大好き) マッサージ経験済
・小鍛治健夜 69→102(ときめき)
・瑞原はやり 30→65(大好き)
・野依理沙  30→38(好き)
・藤田靖子  23→25(友人)
・三尋木咏  36→56(好き)
・赤土晴絵  28→35(好き)

【アナ】
・村吉みさき 40→43(好き)


【1月第三週水曜】

 朝から来客あり。
 色々な方に気遣われている、というのを感じる。ありがたいことだ。
 ひとまず今週中は、多少の無理もやむなしということで。
 昼休みにいい睡眠時間をもらえたから、なんとかやっていけるだろう。

 と、思っていた矢先。
 部活中に、少しキツいことを言ってしまった。しかも先輩相手に。反省。
 先輩は気にしていらっしゃらないようだったが、自分としては不本意だった。
 とはいえ少し、自分の本音も見えた。
 これが叶うときまでは、努力を怠らないようにしよう。

…………

 感情とか状況とか人名とか、あらゆるものを伏せに伏せたらこうなった……大丈夫か?
 すげー抽象的な日誌なんだけど……もはや日誌じゃないな、日記だろ、これ。

 『私は気にしてへんよー。いや、気にしてへんっていうのもおかしいけど……その、はっきり言うてもろて、嬉しかったで』
 『本人がこう言うてるから、京太郎はそれでよしとしとき』
 『なにがあったかより、京太郎の本音が気になる』
 『うらやましい……それを聞けた人が』
 『見た感じ、本音と建て前ってことじゃなくて、願望って感じよね』
 『気になるなぁ……』
 『どうしてうちでは言ってくれなかったの、京ちゃん』
 『こら、そういうことを聞くな。うちで満足していた、そう思っておけばいいだろう』

 照さんは負けても、それを受け入れてくれたからです。
 願望というか……結局のところ、麻雀でも強くなって、それを認めてもらいたいだけだ。
 認めてもらえなかったからって、つい言ってしまったことは、反省しないとな。

 認められないなら、このまま努力を続ければいい。
 偶然の勝ちじゃなく、必然の勝ちを重ねれば、いつかみんなにも、強いと思ってもらえるはずだからな。

 『――なにやら思い悩んでいるように感じたが。一人で考え込んでも、いい結果は生まない……とだけ、言っておく』

 ――時々、鋭いことを言ってくるこの人は何者だ。

 『これはデレましタネ?』
 『そのようです』
 『お金かかる?』
 『かからん!』
 『なんね、そげん言われようちゅーことは、普段きつぅ当たる人なん?』
 『……自覚はないが、そういうきらいはあると思う』
 『本人はそう思っていますが、優しい先輩ですよ』
 『後輩がこう言ってるし、自分に厳しいだけなのかな?』
 『どこの先輩も、だいたいそうなんじゃないの? うちの二年と三年はそんな感じしないけど』
 『……後輩にそう言われる先輩がいるいうんは、ちょっと信じられませんね』
 『うちの一年は礼儀知らずでして、申し訳な……』
 『――言われてるわよ?』
 『私じゃなくて、そっちのことでしょ!?』

 いままで見た一年は――。
 咲、和、優希、春、穏乃、憧、初瀬、淡……淡と、条件付きで憧だな。
 しかし、来年になって一年が入ってきたら、俺はどうすりゃいいんだろう。
 厳しく注意するってのも、才能がいるんだよなぁ、難しいもんだ。

――――――――


~清澄

「京太郎が、先輩にキツく……興味あるわね」
「なんじゃあ、そういう趣味もあったんか」
「ないわよ!」
「なに言ったのかなー、気になるなー」
「ですが、言ったことを後悔してるみたいですし、教えてはもらえないでしょうね」
「そもそも怒ったってのが、一番意外だじぇ」
「……京太郎くんだって、怒ることはありますよ。普段が優しすぎるだけで」
「ふーむ、余計に気になるのう、なにがあったんか……」
「本人がいいって言ってるし、相手に非があったようなんだけど……」
「タコスを作らせすぎたか……」
「それ、優希ちゃんのことだよ……」
「よく怒らせませんでしたね、ゆーきは」


~白糸台

「ずるい、私も京ちゃんに怒られたい」
「怒られてたじゃないか」
「いつ!」
「永水から合宿で来てたときの練習でだ」
「」
「そういえばあのとき、プロの方々と宮永先輩が揉めてましたっけ」
「いま思えば、とんでもない相手にケンカ吹っかけたものだな」
「……処理を、誠子に丸投げした人もいたような……」
「……………………」
「露骨に目を逸らさないでくださいよ、別に気にしてませんから……」
「うわああああああああああああああ!!!!」
「!? なにっ、なにごと!?」
「どうしたの、淡」
「キョータローがひどい! こんなメール!」
「………………これはひどいね、京ちゃん」
「甘そうだな」
「うわー、甘そう。カロリーどれくらいですかね」
「でもおいしそう」
「文句言っとく! 言っとく――けど……うん……ちゃんと、返事してあげよっと……」カチカチ
「…………そういえば」
「どうした」
「まだ私に連絡がない。なのに淡には……」
「……まぁ、精神の成熟した三年より一年だろう。特に淡は、気難しいからな」
「京ちゃん相手なら、そうでもないのに……」

(以前……近況報告のメールが来たことは、黙っておこう……)


 ――数時間後。

(っ……ば、かっ……こんな、こと……言われたら、会いたくなるだろっ……京太郎ぉ……っ……)


~永水

「はるるのテンションがマックスですねー」
「そうねぇ、大変だわ」ニコニコ
「こ、困りますね、本当に」カァァッ
「……こっちもですかー」
「初美ちゃん、二人……いえ、三人ともどうしちゃったんでしょう」
「どうせ京太郎から連絡がきたんですよー」
「枕……ふふ、ふふー……」ニヤニヤ
「なんか気持ち悪い感じにまでなっちゃってますよー」
「そんなこと言わないのよ、はっちゃん」
「そうですよ、はっちゃんにもすぐ、京太郎くんから連絡きますよ」
「……言っておきますけど、私は昨日もらってますからねー?」
「」
「」
「えへへぇ……」ニヤニヤ
「一人聞いてませんよー」
「私は、いただいてません……」シュン
「姫様があんな風になっても困りますからねー、そのほうがいいですよ」
「でも……どうして、初美ちゃんはああならないんですか?」
「二人とも受験で不安でしょうし、京太郎の連絡待ち侘びてましたからねー」
「ああなるのは仕方ないですから……それなら、せめて私がしっかりするしかないじゃないですかー」
「ふんふむ、そういうことでしたか……すごいです、初美ちゃん! 大人ですっ、かっこいいです!」
「そうでしょうー」フフン
「……とはいえ、三人をあんな風にしちゃってる元凶には、早く戻ってきてもらわないとですねー」
「春までに戻ってきていただかないと、巴ちゃんとは一緒に会えなくなってしまいます……」
「お百度までしちゃうのは、必死過ぎてあれですからねー。ともかく早いうち、頼みますよー」


~宮守

「この中で、京太郎に怒られた人ー」
「「「「………………………………」」」」
「だよね……」
「キョータロ、ヤサシイ! グウセイ!」
「ちょーやさしかったよー」
「シロが目いっぱい甘えても、全部受け入れるほど度量広いからね」
「逆になにやったら、怒るんだろ……」
「周りの人が被害受けると、怒りそうだよね」
「すごいヒーロー属性!」
「でも実際そんな感じだよー」
「あとは……家族を大事にしてそう」
「そういえば、私は家族と同じって言われたかな」
「!?」
「クワシク!」
「聞かせて欲しいよー」
「だめ、こればっかりは内緒」
「どどっ、どどど、どうせあれでしょ、ペットみたいな感覚でしょっ」
「声震えすぎっ、目泳ぎすぎ!」
(けど鋭い……カピバラだもんね。調べてみたら、かわいかったけど)


~阿知賀

「――誤解ないように、言っとくけど……」
「自分に厳しいように見えない、じゃなくて」
「厳しく指導するタイプに見えない」
「――はい、そうです」
「わかってるよ~、大丈夫~」
「ってか、いまさら憧の言動でどうこう言わな……」
「うっ……それはそれで、私がひどい礼儀知らずに聞こえる……」
「だって憧、玄さん灼さん、宥さんはもちろん、赤土先生にまでタメ口でしょ?」
「うぐぅ……」
「親しき仲にも礼儀ありって言葉は、もちろん知ってるよね?」
「……で、でもさっ? 私がいまさら敬語使うと、ほらっ、逆に違和感あるっていうか――」
「う~ん、そうなのかなぁ……だけど、ちょっと聞いてみたいかも……」
「じゃあ憧ちゃんは明日の部活中、敬語しか使っちゃダメにするのです!」
「はぁっ!? ちょ、ちょっと玄っ、いきなりなに言いだすのよ!」
「明日だったらそれ、減点だから……」
「しかもポイント制!?」
「うはっ、おもしろそ~。はーい、私もやりたいです!」
「じゃあ穏乃ちゃんは逆に、敬語使わないっていうの、どうかな~」
「え~、難しいですよ~」ウェヒヒ
「ちゃんとやらないと、だめだよー」アハハッ
「………………あの、灼先輩」
「」ゾクッ
「玄先輩、それに宥先輩も……その提案、なんとか考え直してはいただけないででしょうか」
「あ、憧……ちゃん……?」
「あったかくない……」ブルブル
「どうしてもと言うことであれば、先輩命令には従います……ですが、私としてはフレンドリーな部活を楽しみたいです」
「いかがでしょうか。私の意図を、把握した上での判断を――どうか、よろしくお願いします」
「あわ、あわわわわ……」
「や、やっぱりなしで……なんか、気持ちわる……」
「――でっしょー? だから言ったの、逆に違和感あるってさー」アハハッ
「戻るの早っ!」
「え、演技だったの……?」
「っていうか、んー……まぁあれよ。普段から、ちゃんと敬意とかは持ってるってこと。その上で、チームワーク向上のために、あえてタメ口を――」
「うさんくさいなぁ、憧」
「適当なこと言いだしたハルちゃんみたい……」

「こっちに飛び火!? しかも灼が……あの灼が、あぁぁぁ……」
「レジェンドにクリティカル! 効果はばつぐんだ!」
「き、きあいのタスキ持ってるから……」
「灼ちゃんはこだわりネクタイって感じね」
「お、うまいねー」


~姫松

「でも絹ちゃん、落ち込んだようには見えないのよー」
「そりゃそうですよ。逆に、やる気になりましたから……それに京太郎くんに謝るんやったら、言葉やのうて結果で見せたいです」
「あっちも逆に、気にしてそうやからな……落ち込んで見せるより、そういう態度でおったほうがええやろ」
「――ほんで、漫ちゃんはなんでうらやましそうに見てんの」
「そ、そんな風にしてないです! ただ、その……京太郎くん、絹ちゃんにはそういうとこ見せるんやなぁって思ただけで……」
「なんや、やっぱり羨ましがってるんやん」
「ちゃ、ちゃいますって、だから!」
「まあ京太郎も人の子やしな。それに疲れとるみたいやし、そういうこともあるやろ」
「うぐっ……なんや、そう言われると悪いわな……」
「私ら、世話になりっぱなしやもんねー。恭子はちゃんと、お返ししとるからええけどもー」
「? お返しってなんですか?」
「膝枕や、膝枕。昼休みに寝るときは、そうするんがお約束みたいやで」
「!? そうなんですかっ、末原先輩!」
「洋榎が勝手に言うてるだけや! そんなん、私は……ただ、まぁ……それで、楽になるんやったら……とは、思てるけど……」
「……やってるんですね?」
「やってるんやろなぁ……」
「――ちょっと待ってください。末原先輩、昼に汚した言うて、スパッツ洗てたやないですか」
「ちゅーことは……ほう、スカートで膝枕かい。勇者やなー、恭子」
「……ちゃ、ちゃうねん」
「むー。それやったら私も、お昼に会えたらしてあげるのよー」
「ほー、そんならうちもやったろかな。まったく、京太郎も結局は男やなー」
「な、なんでそんな話にっ……あー、もう! 私は知らんからな、なーんもっ!」

(……私も、やったげよ……嫌がられへんかったら、やけど……)

(私もやろっと……あー、でも迷惑かなぁ、どないしよ……)

そうだよ(肯定)


デートができない、ということで
既婚者とデートさせないための仕様なのですが、そんな感じで

雅枝さんはとりあえず、ハギヨシ、大沼、熊倉と同じコテゴリです
知り合い →師匠 →友人 という区切りのほう
だからまぁ、好感度の枠は別個、こんな感じにしてもいいかも

●師匠枠の知り合い (エンドなし)
・ハギヨシ(師匠)
・大沼秋一郎(師匠)(判定補正32)
・熊倉トシ(師匠)
・愛宕雅枝(知り合い)(判定補正49)

上記メンバーは、絶対にエンドなしです、確定です
エンドなし?勢の今後は考えてません
一部の学生については、デートに誘えるようになればいいなとは思ってます

阿知賀に行けば晩成メンバー、千里山なら憩ちゃん、永水なら利仙ちー、臨海なら絃ちゃん
とかです
あ、あれ、もこちゃん……百鬼さん……

とにかく、いまはデートできない、だからエンドもない
それだけは確かです

悲しいお知らせ

今月、大量に仕事受けたので、更新ペース落としていきます
具体的には、一日進行に2~3日かけるかな、という感じで
仕事がスムーズに進めば、更新ペースも上がります

ひとまず今日は22時から0時でやって、ペースの様子見します


~1月第三週木曜

京太郎「モーニングコールはいいって言われたし……」

京太郎「うーむ、けどそれはそれで寂しいもんだ」

京太郎「さて、今日は朝練もないし、ゆっくり行くとするかな」


>登校遭遇判定
 1漫、3由子、5洋榎、7絹恵、9恭子、0郁乃

 安価↓1 コンマ一桁


ゾロ目のときはどうしてたっけ、任意で一人追加だっけか……

>相手選択
洋榎確定
洋榎以外から一人記入

安価↓2


>洋榎、絹恵遭遇

京太郎「――あ」

京太郎「……おはようございますっ、洋榎先輩、絹恵先輩!」

洋榎「おー、おはよーさん」

絹恵「おはよぉ……ふぁ……ああ、ごめぇん……むにゃ……」

洋榎「こらこら、気合入れんかい、絹」

絹恵「んぅ、わかってるて……おはよー、京太郎くん」

京太郎「はい。というか、随分眠そうですね、大丈夫ですか?」

絹恵「う、うん、平気……あふ、ふぁぁ……こんなん、なんてことあらへんで……」

京太郎(そうは見えない……)

洋榎「本人こう言うとるし、そう思っといたってーな。けど大変やったんやで、朝からなぁ」

絹恵「ちょっとお姉ちゃん!? あ、あかんてっ……」

洋榎「もうな、どこのホラー映画やっちゅーて思ったわ」

洋榎「眠いんかなんや知らんけど、部屋から這うて出てきてなぁ……」

洋榎「髪は乱れて血走った目ぇでやで? おねえ、ちゃん……私も、行く……」

洋榎「――っちゅーて、足首掴んでくるねん」

京太郎「意外とマジで怖かった!?」

絹恵「~~~~~っっ! い、い、言わんとってって……言うてるのに……」

洋榎「まぁあの絹が、早起きしよて本気で頑張ってるいうんは、驚いたわ。ええこっちゃけどな」

京太郎「あの、やっぱりモーニングコールくらいは――」

洋榎「あー、あかんあかん。それしたら、うちに甘えとったみたいに、京太郎にも甘えて、家に来させようとするからなぁ」

絹恵「し、しやへんもん!」

洋榎「せっかくやる気になってるんやし、このままさせたってや。それが絹のためやで」

京太郎「……わかりました」

洋榎「まぁ、今日のことでもやる気出たやろうし、明日っからも期待できるやろ、なぁ?」

京太郎「へ? なんでですか?」

洋榎「この時間に出たら、だいたい京太郎と会えるいうことやからな。それ思ったら、早起きできるんとちゃうか、なぁ?」

絹恵「!? お、おお、お姉っ……なな、なにをっ……」

洋榎「うちかてそうやで。京太郎はうちに寄らんかったら、だいたいこの時間やろ?」

京太郎「あ、はい。そうなると思います、朝練ないときは」

洋榎「よっしゃ。ほなうちも、なるべく会えるように、この時間狙うわな」

洋榎「――っちゅーことで絹? 邪魔したかったら、頑張って起きぃや、な?」ニヤニヤ

絹恵「う、うぅぅぅぅ……もう知らん! 私、先行くからなぁ!」プイッ

京太郎「あ、絹恵先輩!? ちょっと洋榎先輩――」

洋榎「あー、構わへんって、照れとるだけや。ま、うちらはゆっくり行こうや」

京太郎「いや、でも――」

洋榎「わからんか? うちかて、その……たまには二人で、登校してみたいんやからな?」

・洋榎好感度+1
・絹恵好感度+1


~木曜、昼

京太郎「いまさらだけど、女子のスクールコートっていいよな」

モブ子「服装の話題好きだねー」

モブ田「けどわかる」

京太郎「特にさー、元気な子があれ着て、ゆっくり歩いてるとこがすげー好き」

モブ子「……ぐ、具体的には誰かな? 元気といえば、一年にも――」

京太郎「そりゃ洋榎先輩だ。ちゃんと前閉じて、両手でカバン持って隣歩いてる姿に、なんか萌えた」

モブ田「普段はあまり見せないおしとやかな部分がいいんだよな」

京太郎「そうそう。まああの人、普段もなにげに淑やかなんだけどな」

モブ田「イメージ先行するけど、たしかにそういう部分はある」

京太郎「いいよなぁ……」

モブ子「クソァ! 完全に男子の会話になってやがる……」

京太郎「あと、恭子先輩は男らしく羽織ってるのが結構いい。真瀬先輩は、マフラーの結びがオシャレ、それが見えるように開けてるんだよな」

モブ田「ほうほう、二年のお二人は」

京太郎「…………言わずと知れるだろ」

モブ田「ふっ、さすがおもち第一主義の京太郎だ……」

モブ子「…………」フニフニ

京太郎「それは腹だぞ、モブ子」

モブ子「クソァ!」ダンッ


>移動選択
1 部室
2 中庭
3 屋上
4 教室
5 学食

安価↓2


>中庭、漫遭遇

京太郎「……ふぅ。スクールコート談義で熱くなった肌を冷ますには、いい寒さだな」

漫「なにをわけのわからんこと言うてるん……」

京太郎「!? す、漫先輩っ……えっと、聞いてらっしゃいましたか?」

漫「聞いとったけど、ようわからんわ。なんやの、スクールコート談義って」

京太郎「…………いえ、別に。スクールコートのデザインについての、話し合いです」

漫「制服変えるとしたら……みたいな?」

京太郎「え、ええ、そんな感じで……ところで、漫先輩はどうしてこんなとこに?」

漫「ほんまこんなとこやで、寒いだけやいうのに」

京太郎「じゃあどうして?」

漫「京太郎くんがおったからや。あっちの廊下でそれが見えてな、ここまで追っかけてきてん、えへへー」

京太郎「あ、なにか用事ですか?」

漫「ううん、なんもないよ。なにしてるんかなぁ、思て……せやけど、特に用事もないみたいやんな?」

京太郎「ええ。あとはまた、ちょっと寝ようかなって思ってますけど」

漫「!! な、なぁ、それ! その……ぶ、部室やと、あかんかな……?」

京太郎「いえ、大丈夫ですけど……いいんですか?」

漫「そ、そらええよ、主将がええて言うてるんやから。ほら、私ってカギも預かってるし、それくらいの権限はあるやん!」

京太郎「んー……いや、でもやっぱりそういう私的な使用は悪いですし。例の穴場で寝てきま――」

漫「あ、あかん!!!」

京太郎「えっ」

漫「そこ……私、場所知らんもん……一緒に行かれへんやん」

京太郎「そっか……教えたらだめって、言われてますからね」

漫「せやから、部室で……そこやったら、私も……膝枕できるやろ?」

京太郎「えっ……し、してくれるんですか!?」

漫「……想像以上にえらい食いつきええな。ちょっと引くで……いや、引かへんけど。むしろ、うれし――」

漫「――ごほんっ……ほんで、どないする? 部室で、寝ていく?」

京太郎「そうですね。でしたら、お願いします……ありがとうございます、漫先輩」

漫「うん、ええねんで。先輩らのために頑張ってるんやし、労ってあげたいから……ほな、行こか?」

・漫好感度+1


~木曜、放課後

京太郎「…………すっげ柔らかかった……あと、上向いてるときの視界が、すげー……」ボー


恭子「……どないしたんや、京太郎くんは」

由子「呆けすぎなのよー、もう部活始まるのにー」

洋榎「気ぃ抜けとんな、完全に。主将、ちょおビシッと言うたらんとあかんのとちゃうか?」

絹恵「……あかんで、お姉ちゃん。漫ちゃんもおかしなってる」


漫「……寝顔、たまらんわぁ……なんであないかわいいんやろ、髪もくしゃくしゃしてもうたぁ……えへへぇ……」


恭子「…………漫ちゃん! いつまでボーッとしとるん、さっさと部活始めや!」

漫「!? はは、はい! すんません、末原先輩!」

恭子「……まったく、なにしてるんや……」

洋榎「よう踏み込んだな、恭子」

由子「なにげに私情も混じってたっぽいけど、よう言ったのよー」

恭子「わ、私は単に部のこと考えただけで――」

絹恵「あっははは……すいません、私の仕事やのに……ほな、仕切ってきますねー」

洋榎「なら、うちも行こかいな……そうそう、恭子。京太郎も怒鳴ったったほうがよさそうやで、まだボケとる」

恭子「――ほんまに、あの子はぁっ……京太郎くん!」


京太郎「………………」

京太郎「部活は真面目にしないとな、うん」キリッ


>通常行動選択 ※数字とアルファベットを組み合わせて、行動を選択してください

1雀力スキル行動 スキル購入は指導or雀荘修行でプロがいる場合のみ
 A対局 雀力1~4・好感度0~2(トップなら全員2、二位・三位は下位が1、上昇。最下位はなし)
 B指導 雀力2~4・好感度1・技能経験値5~20 (郁乃、絹恵)

2執事スキル行動
 A差し入れ 執事1~3・好感度1~3
 B掃除 執事2~4・雑用1
 C勉強 執事1~3・好感度1(現在は由子、恭子限定。片方2、片方1)

3雑用スキル行動
 A買い出し 雑用2~4、好感度+1(三年のみ、一緒に行ける)
 B牌譜整理 雑用2・雀力2・技能経験値+5・部長(漫)&顧問(郁乃)好感度+1


※繰り返します、数字とアルファベットを組み合わせて、行動を選択してください

 安価↓2 ※人物指定は、後に別安価


>買い出し

 洋榎は一緒に外出可、由子・恭子は御用聞きとなります

>相手選択
三年から一人選択

安価↓2


>由子、ゾロ目で成長倍

京太郎「先ほどはすいませんでした」

由子「んー? 私は気にしてないから平気よー?」

由子「それより、わざわざ声かけてくるんは、なんの用事なんかなー?」

京太郎「ええ、ちょっと買いだしに行く予定がありまして……なにか必要なものがあればと、お声かけさせていただきました」

由子「あらー、ごめんね、わざわざ……んー、そうやなぁ……」

由子「あっっ! あぶなっ、忘れるとこやったのよー」

京太郎「なにか大事なものですか?」

由子「そう、鉛筆! センターやと必須やからねー」

由子「買おうと思えば、ギリギリでも買えるけど……せっかくやし、買ってきてもろてええかな?」

京太郎「お安いご用です。HBで大丈夫ですか?」

由子「うん、Bじゃなかったら大丈夫よー。恭子もいるかもしれへんから、10本入りのでお願いねー」

京太郎「はーい。それじゃ、行ってきますので」

由子「一応、先に渡しとくねー。お代と……はい、お駄賃のアメちゃんよー」

京太郎「定番ですねー。それじゃ帰りに、なにかあったかいものでも買ってきましょうか」

由子「いらんのよー。でも――」

京太郎「でも?」

由子「……早めに帰ってきて、あったかいお茶淹れてほしいかなーて思てるのよー。よろしくねー」

京太郎「――はい! それじゃ、急いで行ってきます!」

由子「急がなくていいから、気ぃつけてねー。ちゃんと信号見て、青でも左右確認するのよー」

恭子「……なんやの、その親子みたいな会話は……」


京太郎「よーし、それじゃ……サクッと買って済ませるかな」

>雑用判定
01~87 成功
88~00 失敗
ゾロ目 大成功

安価↓1


>成功
・雑用+6

京太郎「――よし、食材と部品と、あとは……頼まれてた鉛筆もバッチリだな」

京太郎「で、お茶が欲しいって言われたから、あとはいい茶葉でも買えればいいんだけど――」

京太郎「……ん? いまのは――」

>遭遇判定

01~15 健夜 (テレビの企画)
16~30 はやり (テレビの仕事)
31~45 理沙 (麻雀の仕事)
46~60 良子 (麻雀の仕事)
61~75 咏 (テレビの仕事)
76~90 みさき (若手研修の引率)
91~00 雅枝 (家の方に用事)
ゾロ目 澄子・友香・莉子 (劔谷勢)

安価↓2


>みさき遭遇

京太郎「――やっぱり見間違いじゃない、みさきさんだ……けど――」

京太郎(……どうする、知らない相手じゃないし、声かけるか?)

京太郎(いやいや、仕事でいらしてるのは間違いないのに、邪魔するのは――)

京太郎(そもそも俺のことを覚えてるかどうかも、疑問だしな……まぁそれだと、前に送ったメールもアウトなんだけど)

京太郎(ただ、こっちにいるってことも知らなかったし、向こうだって声かけられても困るだけかもしれないな……)

京太郎「うん、やっぱり見なかったことに――」

みさき「………………あの」

京太郎「はい? って、あれ?」

みさき「どうも、ご無沙汰してます……えっと、私のこと、覚えてますか?」

京太郎「あ、はい……お久しぶりです、みさきさん……そりゃあ、おとといメールしたばかりですから」

京太郎(やべっ、いつの間に目の前に……全然気づかなかった……というか、いま声かけられたよな、つまり――)

みさき「あ、そうでしたね……忙しくて、返事しそびれてましたから、つい」

みさき「でもよかった……人違いではないと思いましたけど、忘れられてたらって、ちょっと心配してました」

京太郎「そんな、忘れるなんてこと……せっかく知り合えた、テレビの人なんですから」

みさき「ふふっ、テレビの人なんて……言い方が、小鍛治プロみたいですよ」

京太郎「そりゃ嬉しい、麻雀も強くなれそうだ。でも俺のほうこそ、覚えててくださってよかったですよ。忘れられてるかと」

みさき「麻雀関係のマスコミなら、派遣日誌はチェックしていますから、忘れたりしませんよ」

みさき「なにより、私の携帯に登録されてる唯一の高校生です。忘れるなんてもったいないじゃないですか」ニコニコ

京太郎「それは光栄です……素直に嬉しいですね。それでみさきさんは、お仕事でこちらに? 初めてお見かけしましたけど」

みさき「はい、もちろん。若手アナウンサーの研修で、こちらの研修施設に缶詰状態ですよ。今日はたまたま、お遣いでここに」

京太郎「お疲れさまです。でも若手アナウンサーって、みさきさんだって十分若いじゃないですか」

みさき「ふふっ、嬉しい。ではそうですね、若手じゃなく、新人と言い換えましょうか。指導はもっとベテランの方がいますから、私は間繋ぎの調整役です」

京太郎「へぇ……時期的には、内定者用ってことですかね」

みさき「あら、詳しいんですね」

京太郎「社会人のことは、修行中にいくつか聞いてて……っと、すみません。あまり話し込んでたら、お遣いに遅れますよね」

みさき「あ……そうですね、ごめんなさい。もっとゆっくりお話できればよかったんですけど」

京太郎「いえ、声をかけてくださって、少しお話できただけでも、嬉しかったです」

みさき「……ふふっ、そう言ってもらえてよかった。私も、嬉しかった……それに、少しだけど楽しかったです。えっと……」

京太郎「?」

みさき「また、その……メールとか、お電話とか……くださいね? 仕事の励みになります……って、学生さんに甘えちゃいけませんか?」

京太郎「――いえ、問題ありませんよ。それじゃ……また連絡しますね、みさきさん。お仕事、がんばってください」

みさき「ありがとうございます……では、京太郎くんもがんばって。でも、無理はしないように」

京太郎「心得ておきます。では、失礼します」

みさき「はい、ごきげんよう」


京太郎「……落ち着いてる人だなぁ。プロ雀士の人たちと違って、大人っぽい大人って感じだ」ウンウン

・みさき好感度+2


~学校

京太郎「すみません、遅くなりました! 由子先輩、鉛筆買ってきましたよ!」

由子「おかえりー、寒かったやろー?」

京太郎「はい、まぁ……けどダッシュで戻りましたんで、いまは暑いですね」

京太郎「あ、でも大丈夫です。すぐにお茶は淹れますから――」

由子「……ううん、ええよ。それより、ちょっと休憩し?」

由子「はい、ここ座って……そや、飲み物買ってきてあげるわ」

京太郎「いやいやいや、由子先輩にそんなことは……大丈夫ですって」

京太郎「約束しましたから、ちゃんと淹れてきます。任せてください」

由子「むぅ……せやったら、お願い変更よー」

京太郎「はい?」

由子「はい、ここ座る」

京太郎「はぁ……」

由子「そんで、私がこうてくるお茶飲んで、落ち着いて……それから、してくれたらええからな?」

京太郎「……わかりました。じゃあ少しだけ、休ませていただきます」

由子「よろしー。じゃあ、ちょっと待っててねー、すぐ買ってくるからー」

京太郎「待ってください」

由子「んー? リクエストー?」

京太郎「いえ、お茶はいいです。あとで淹れますから……その代わり、なんですけど」

京太郎「隣、いてもらっていいですか? そのほうが休まりますから」

由子「――――」

由子「……も、もうっ、そんなこと言うてー///」

由子「先輩を使いパシリにしたないだけやろー?」

京太郎「はは、バレちゃいました……でも、いてほしいのは本当ですから」

由子「しゃあないのよー……じゃあ、代わりにはい」ポンポン

由子「……ひ、膝枕、しててあげるのよー」

京太郎「」

京太郎「あ、あの、部活中で……しかも、部室で……」

由子「え、ええからっ……ほら、いまは恭子もおらんし、こっち見てる人おらんからー///」

由子「早めに、ほんで五分くらいで終わらせるからっ、はよー」

京太郎「わわ、わかりました……じゃあ、その……失礼します」モゾッ

由子「っっ……んっ……ぁ……ど、どやろ、硬ない?」

京太郎「や、柔らかいっす……あり、ありがとうございますっ……」

由子「ん、ええよー……ふふ、髪やらかー」ナデナデ

・由子好感度+2


0時なったし、今夜はここまでだー
部活後半と夜行動を、明日やるってことでー
日誌はさらに翌日だー、ってことでー

今月は、そんな流れでー
おつしたー

更新ペースダウン中は、22:00からになります

あっちだと竜華枕の取り合いになるからね

-----------------------------------------

京太郎「……はっ」

恭子「………………」

洋榎「………………」

漫「………………」

絹恵「………………」

郁乃「………………」

由子「……こ、これは違うのよー」

絹恵「…………真瀬先輩」

由子「は、はいっ!」

漫「部活中なんで、ほどほどにしとってくださいね……」

由子「ご、ごめん、なのよー……」

恭子「京太郎くん」

京太郎「な、なんでしょう……」

恭子「……私の膝は、もう飽きたんか?」

京太郎「め、滅相もございません……」カタカタ

恭子「……せやったら、かまへんけど……」モジモジ

京太郎(…………んー?)

洋榎「――ほな、再開しよか」

郁乃「そやな~」


京太郎「まあ――確かに、うん。部活中によくなかった……冷静に考えれば気づくんだよなぁ……」

京太郎「ここからの行動で、挽回して見せる!」


>通常行動選択 ※数字とアルファベットを組み合わせて、行動を選択してください

1雀力スキル行動 スキル購入は指導or雀荘修行でプロがいる場合のみ
 A対局 雀力1~4・好感度0~2(トップなら全員2、二位・三位は下位が1、上昇。最下位はなし)
 B指導 雀力2~4・好感度1・技能経験値5~20 (由子、恭子、郁乃、絹恵)
 C雀荘 トップで5+コンマ一桁、二位で2+コンマ一桁、三位で2、四位で1、雀力上昇。
(プロが登場し、勝利すれば好感度+1。やや手加減以上に勝てば+3。やや手加減以上なら四回判定のみ)

2執事スキル行動
 A差し入れ 執事1~3・好感度1~3
 B掃除 執事2~4・雑用1
 C勉強 執事1~3・好感度1(二人選択可能、テスト期間中は片方2、片方1)

3雑用スキル行動
 A買い出し 雑用2~4、好感度+1(三年のみ、一緒に行ける)
 B牌譜整理 雑用2・雀力2・技能経験値+5・部長(漫)&顧問(郁乃)好感度+1


※繰り返します、数字とアルファベットを組み合わせて、行動を選択してください

 安価↓2 ※人物指定は、後に別安価


>対局

京太郎「――さて、差し入れも済んだし、片づけも終わった……」

京太郎「その間に、お二人の勉強も見させていただいたし……そろそろ、打ちたくなってきたなぁ」

>相手選択
漫、洋榎、絹恵、郁乃から一人記入

安価↓2-4


>郁乃、洋榎、絹恵
洋榎のみゾロ目、勝てば倍成長

京太郎「あっ……」

絹恵「…………いらっしゃい京太郎くん」

京太郎「…………よ、よろしくお願いします……」

洋榎「お、南の膝枕ソムリエやないか」

京太郎「は?」

郁乃「北大阪代表……千里山女子の、園城寺怜いう子がおるんやけどなぁ? その子が膝枕ソムリエ自称してるんやわぁ~」

京太郎「その称号もよくわかりませんけど……それで、俺は南のなんですか?」

京太郎(……あと、女子だったらソムリエールになる……のか? まぁいいか)

洋榎「そらもう……恭子やろ、漫やろ? さっきんで由子も済ませたし……あとはうちと絹、あとおまけで代行もこなせば、名実ともにソムリエやで」

郁乃「誰がおまけや~」

京太郎「いや、あれは……いえ、言い訳はしません。すみません、今後は気をつけますので――」

洋榎「いやいや、ちゃうっちゅーねん。反省はせんでええから、機会見つけて全員にしてもらえて言うてるんや、なぁ絹?」

京太郎「は?」

絹恵「へ? あ、うん……って、ちゃうわ! なに言うてんの、お姉ちゃん!」

洋榎「さっき自分で言うとったやろ。前例できてしもたし、私がやってもええねやんな……言うて」

絹恵「!? い、い、言うてへんわっっ!」///////

京太郎(……言ってたのか……)

洋榎「っちゅーても、うちの可愛い妹とうちの膝枕や、簡単には味わわせへんで」

洋榎「うちらに勝たんと、堪能するんはまたの機会、いうことになるわなぁ」

京太郎「――わかりました。膝枕はともかく、洋榎さんにはボコボコにされましたから……なんとか、一矢報いて見せますよ」

洋榎「ほー、そらおもろい……楽しませてもらおやないか」

京太郎「あと、絹恵さんもです」

絹恵「ふぇっ? わ、私もっ? なんで!? だって、前はあんな――」

京太郎「あれがまぐれなんて、思わせたくないですから……今回も、勝ってみせますから!」

絹恵「――うん、わかった。せやけど、私も負けへんで?」

郁乃「盛り上がってるとこ悪いけど~、うちもおるからな~」

>対局方式
1 二回判定
2 四回判定

安価↓2


>二回判定

京太郎「よろしくお願いします!」

洋榎「さてさて、どうなるんか……ま、うちは誰にも負けへんけどな」

郁乃「親番や~、回すで~」

絹恵「っ……気持ちでは、負けたらあかんっ……」


対局ルールは>>6

>和了判定一回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
郁乃 80+↓1
洋榎 120+↓2
絹恵 54+↓3
京太郎 41↓4+25

打点↓5


>和了判定一回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
郁乃 80+44=124
洋榎 120+24
絹恵 54+67=121 放銃
京太郎 41+78+25=144 ディメンジョンシュート発動

打点15→51 カッパーシュート発動 51→76.5→77 役満

郁乃25000→
洋榎25000→
絹恵25000→-7000
京太郎25000→57000


京太郎「――ロンです、絹恵さん」

絹恵「あちゃ……」

洋榎「絹ー、しっかりせいやー?」

絹恵「ご、ごめん……」

郁乃「点数は~?」

京太郎「……32000です」

郁乃「は?」

絹恵「えっ」

洋榎「」

京太郎「四暗刻、単騎だったんで……えっと、終了ですよね?」

洋榎「お、お疲れ……嘘やん……」

絹恵「…………すごい、ほんまにっ……」

郁乃「あらら~……もう、言葉もあらへんわぁ~」


京太郎 トップ

・雀力+4
・郁乃好感度+2
・洋榎好感度+4
・絹恵好感度+2


トップボーナス、追加で雀力+4


洋榎 (好き)→(大好き)


洋榎「………………まじかいな……」

京太郎「はい、マジっす」

洋榎「っっっ……やっばい……ほんま、やっばいな、京太郎っ……」

京太郎「えっ、なんかミスってました!?」

洋榎「ちゃうわっ、あほ! ほんまっ……あー、あかん、なんちゅーたらええか……」

洋榎「とにかく――ようやったで、京太郎! その調子や、もっと強うなりや!」

京太郎「は……はい!」

洋榎「あー、なんや嬉しいわぁ……いや、みくびっとったんとちゃうで? せやけど、いきなり役満は……いやいや、想像してないわ」

京太郎「牌が集まってくるって感覚、ですかね……なんか、面白いように手が進んでましたよ。俺もびっくりしました」

洋榎「難しいことはええわ! ほら、もっぺんや! 席ついて――」

京太郎「……その前に、お忘れじゃないですか?」

洋榎「へ――」

洋榎「…………あっ」

京太郎「お願い、してもいいんですよね?」

洋榎「なっっ……こ、ここでかい! しかもいまか!?」

京太郎「洋榎先輩もやったとなれば、由子先輩一人で、罪悪感覚えなくていいですからね」

洋榎「むー……なんやそれ、由子のためかい」

京太郎「それも、目的の一部ってことです。もちろん、純粋にしてもらいたいってのもありますけど――」

京太郎「せっかく勝って、手に入れた権利ですし――勝者として、要求します」

洋榎「うぐっっ……わ、わかったわ! 女愛宕洋榎、二言はないで!」

洋榎「ほ、ほれっ、こっち来ぃ! ちゅーか、もうっ……は、はよ済ませてくれやっ……」

京太郎「では、失礼しまして……おおっ……」

洋榎「!! なな、なんやその声は!」

京太郎「あ、ああ、すみません……ちょっと気持ちよくて、つい……」

洋榎「なっっ///////// あ、あほなこと言うてっ、はたき落とすで!」

京太郎「だめです、10分だけ……あー、気持ちい……」

洋榎「……おい、京太郎。どないしてん、えらい疲れてるやん……」

京太郎「そりゃ疲れますって、先輩二人と代行相手にして、役満上がるなんて……ちょっと、腕も上がんないくらいです」

洋榎「…………言うとったな、そういうたら……そんだけ無茶した、いうことかぁ……」

京太郎「勝ちたかったですから」

洋榎「ん、そーか……ほな、もうちょいゆっくり寝とったらええわ」ナデ…

京太郎「はぁ……ありがとう、ございます……」


 残り二人は、機会があれば


~部活終了

京太郎「はぁ~~……あ、お疲れーっす」

「ど、どうしたん、京太郎くん。えらい疲れてるやん!」
「そんなんで掃除したん!? 無理したらあかんて!」

京太郎「いや、これは掃除前のが疲れてまして……掃除して、かなり回復したとこです、いま」

「えっ、なにそれは」
「SOA」
「これが究極生物というやつなのか……」
「そのうちスッガは考えるのをやめた」

京太郎「まぁこれで、なんとか帰るくらいはできるかな……っつーことで、お先でーす」


京太郎「あ゙~~~~~」

京太郎「やっばい、気ぃ抜くと手がプルプルしやがる……体力ねぇなぁ、ほんと……」

京太郎「結構鍛えてるほうだと思うんだけど、こうなんだもんな……全国の人たちって、どんくらいすげーもんなのか」

京太郎「ひとまず体力か、俺の場合は……朝晩のジョギング、距離伸ばすかなぁ……」


>下校遭遇判定
1漫、3由子、5洋榎、7絹恵、9恭子、0郁乃

 安価↓1 コンマ一桁


>郁乃遭遇

京太郎「ふぅ……あ、脚が重い……」

郁乃「ふふふ~、お困りのようやね~。そこの学生さ~ん?」

京太郎「そ、その声は――って、代行?」

郁乃「せやで~、あなたの郁乃ちゃんや~」

京太郎「そういや、いくのんって呼ぶ選択肢もありましたね」

郁乃「あっ、そうする? ま、まぁあれやで~? 二人のときやったら、かめへんけども////」

京太郎「いえ、郁乃さんで。俺、年上には敬意を忘れないようにしたいんです」

郁乃「……う~ん、残念やね~。まぁええか……それより帰りやろ? 一緒に帰ろか~」

京太郎「はい、お供させていただきま――」

郁乃「ちゃうちゃう、京太郎くんがうちを送るんやなくて~、今日はうちが、京太郎くんを送るんやで~」

京太郎「へ?」

郁乃「へ? やあらへんで~。そんな疲れとるのに、歩いて帰るてあほのすることや~」

郁乃「っちゅーことで、もうちょい待っとりやー。そろそろ来るはずやから……あっ」

京太郎「来るってなにが――」

郁乃「言うとる間ぁに来たなぁ。はい、そういうわけで~、これが京太郎くんの脚になる、タクシーや~」

京太郎「い――いやいやいや、いいですって、そんな大げさな!」

郁乃「……あのねぇ、大袈裟や思てるの、京太郎くんだけやねんで?」

京太郎「ぇ――」

郁乃「そらそやろ? 倒れんまでも、立てんくらい部活で疲れて、帰りになっても足フラフラしとって――」

郁乃「普通やったら学校の保健やらなんやらで、病院の検査受けなあかんくらいや~」

郁乃「しかも京太郎くんは普通とちゃう、よその学校から預からせてもろてる、そういう立場でもあるんや」

郁乃「万が一があったら、うちだけやのうて、姫松の責任になるんや……せやから、ここでタクシー使うんは、京太郎くんのためでもあり――」

郁乃「うちや、姫松のためにもなるんやで?」


京太郎「…………はい」

郁乃「さて――ここまで言うても、まだ断れる子ぉかなぁ、京太郎くんは~」

京太郎「……いえ。そういうことなら、ありがたく使わせていただきます……その――」

京太郎「なんていうか、全部……説明までしていただいて、ありがとうございました」

京太郎「俺――自分がそんな状況だって、しっかり理解してなくて……ご迷惑おかけしそうになって、すみませんでした」

郁乃「ううん、かめへんで~。こんな説明、本人は受けてないやろし……こういう状況で説明するんも、なんやフェアっぽくあらへんしなぁ」

郁乃「せやから、お互いさまやで……ほら、はよ乗り~」

京太郎「はい……って、郁乃さん」

郁乃「ん~?」

京太郎「なんで郁乃さんまで乗り込んでんですか……」

郁乃「そら、送っていったあと、うちもこれで帰るからや~」

京太郎「ま、まさか、それが目的で――」

郁乃「さて、それはどやろか~。あ、運転手さん、だしてんか~。まずはこの子のアパートまで、住所は――」

京太郎「ってぇ! そういや、俺んちまで来るんですか、郁乃さん!」

郁乃「そら顧問やも~ん。まぁまぁ、遠慮せんでええからな~」

京太郎「そっちがしてくださいよ! あぁもうっっ……」

運転手「今夜はお愉しみですか?」

京太郎「生徒と教師ですよ!?」

運転手「なんやつまらん」

郁乃(う~ん、この流れではそうなってまうかぁ……ちょっとだけ残念やなぁ)


・郁乃好感度+1


~木曜夜、自宅

京太郎「……なんとか、家の中は死守することができた……」

京太郎「いや、上がっていただいても全然構わんのだけど、まぁ……」

京太郎「結構、疲れてっからなぁ、まだ……こんなんじゃ、満足におもてなしもできないから、しゃーねーか」

京太郎「はぁ、先輩らの勉強素材作る前に……ちょっとだけ、休憩して……それから、飯と――ジョ、グ……し……」

京太郎「…………」スースー


~2時間半後

京太郎「…………やばい、なんか思った以上に寝ちまった……しかも、飯食ってねぇし……」

京太郎「けど疲れは取れたし、サクッと飯食って、明日の準備にかかるか――」

京太郎「鍛錬は諦めるしかないな、さすがに……」

京太郎「ま、それ以外にできることがあれば、やっておくとしよう、うん」


>夜行動選択
1 電話する (対象は一人、選択肢次第で好感度0~6上昇。追加でメール二人に、固定で1、倍成長なし)
2 メールする(二人選択で好感度1~3成長。その後複数に1成長、ただし週末倍成長に含まれない)
3 コンビニへ(買いだしの遭遇判定に準拠、新規出会いは超低確率)
4 たこ焼きマイスターへの道(執事+2、雑用+2)現在3/5

安価↓2 ※人物は別途安価します


>たこ焼き

京太郎「そういえば、飯の材料もほとんど……おっ」

京太郎「そうか、これがあったな……よし、ちょうどいい」

京太郎「オリジナルレシピを研究しつつ、飯にするとしよう……いやぁ、粉は大目に買っといてよかったぜ」

京太郎「ダシとのバランスは取れてるから、あとは――そうだな、具材でも研究してみるか」

京太郎「というか、研究しないことには具が入らない……タコがねーからな」

京太郎「あるもんっつったら……ベーコン、チーズ、缶のスイートコーン……」

京太郎「ネギとこんにゃくと紅ショウガ、それに……」

京太郎「あかん、ろくなもんがあらへん……まぁけど、こういうのを入れると、意外に合うかもしれないし――」



京太郎「…………ありだな、うん。こういうのも合うのか、すげー意外……」

・執事+2
・雀力+2
・たこ焼きマイスター4/5

~木曜、終了

 今回より、カッパーシュートの項目に、小数点以下は四捨五入、というのが加わることになりました
 ということで、お付き合いどうも
 日誌は明日です、お疲れさまでした


●現在のステータス
 雀力:22→427 レベル5 大成功(トップ)ボーナス+4
 技能経験値:121

 所持スキル
【ディメンジョンシュート】師:戒能良子
 補正後コンマにゾロ目があれば、和了可能に

【カッパーシュート】師:戒能良子
 出上がり時の打点コンマを1.5倍にする(小数点以下四捨五入)。二桁偶数キリ番でも和了

【鼓動のリズム】師:瑞原はやり
 コンマ40台なら打点二段階下降で和了、50台なら打点変わらず和了可能

【一意専心】師:野依理沙
 自分に対するデバフを半減、自身コンマ補正+25、他家のゾロ目ツモに最低打点でカウンター(任意)
 ※任意カウンター、親かぶりで逆転可能なタイミングなど、選択でカウンターを見逃せる

 執事:237→611 レベル7 大成功ボーナス+6
 雑用:231→385 レベル4 大成功ボーナス+3

【たこ焼きマイスター】4/5


●女の子好感度
嫌い < 普通 < 友人 < 好き < 大好き < ときめき<<<<<<<超ときめき状態
(~0、0~5、6~25、26~60、61~99、100~、1000~)

【清澄】
・宮永咲   ??→110(ときめき)
・片岡優希  15→22(友人)
・原村和   10→100(ときめき)
・染井まこ  15→22(友人)
・竹井久   18→34(好き)

【白糸台】※男子好感度:親友、女子好感度:63
・宮永照   20→95(大好き) マッサージ経験済 マ:1
・弘世菫   23→61(大好き) マッサージ経験済 マ:1
・渋谷尭深  23→36(好き) マッサージ経験済 マ:1
・亦野誠子  25→52(好き) マッサージ経験済
・大星淡   26→87(大好き) マッサージ経験済
・多治比真佑子51→(好き)※エンドなし?

【阿知賀(雑用大成功1)】
・松実玄   35→85(大好き) マッサージ経験済
・松実宥   27→89(大好き) マッサージ経験済
・新子憧   37→84(大好き)
・鷺森灼   32→60(好き) マッサージ経験済
・高鴨穏乃  25→41(好き) マッサージ経験済
・志崎綾   31→32(好き)

・岡橋初瀬  37→39(好き)※エンドなし?
・巽由華   28→(好き)※エンドなし?
・小走やえ  30→(好き)※エンドなし?
・佐々岡よし子28→(好き)※エンドなし
・桐田凛   21→(友人)※エンドなし
・辰己春菜  29→(好き)※エンドなし
・ギバード桜子28→(好き)※エンドなし
・新子望   24→(友人)※エンドなし?

【宮守】
・小瀬川白望 28→121(ときめき)
・エイスリン 31→64(大好き)
・鹿倉胡桃  20→42(好き) マッサージ経験済
・臼沢塞   25→52(好き)
・姉帯豊音  27→59(好き)

【永水(雑用大成功1)】
・神代小蒔  17→38(好き)
・狩宿巴   22→51(好き)
・滝見春   13→133(ときめき)
・薄墨初美  36→64(大好き)
・石戸霞   28→74(大好き)
・石戸明星  34(好き)※エンドなし?
・十曽湧   13(友人)※エンドなし?
・藤原利仙  25→33(好き)※エンドなし?

【姫松】※男子好感度:親友、女子好感度:77
・上重漫   39→75(大好き)
・真瀬由子  37→54(好き)
・愛宕洋榎  32→61(大好き)
・愛宕絹恵  41→72(大好き)
・末原恭子  44→64(大好き)
・赤阪郁乃  39→58(好き)

【プロ】
・戒能良子  22→66(大好き) マッサージ経験済
・小鍛治健夜 69→102(ときめき)
・瑞原はやり 30→65(大好き)
・野依理沙  30→38(好き)
・藤田靖子  23→25(友人)
・三尋木咏  36→56(好き)
・赤土晴絵  28→35(好き)

【アナ】
・村吉みさき 40→45(好き)


【1月第三週木曜】
 最近は睡眠事情がいい。ぐっすり眠れる。
 ご協力くださり、ありがとうございます。

 それと、今日は部活の買いだし中、珍しい方にお会いした。
 俺のことを覚えててくれたようだ、とても嬉しい。
 そういえばマスコミ関係者でも、麻雀絡みの仕事をしている人は、日誌を見ているとか。
 本当かな?

 まぁ本当だとしても、ことさらに気は遣わないでおこう。
 日々あったことを、日誌としてまとめていくだけだ。

 あと、今日あったことといえば――役満でトップを取ったことだ。
 以前、別の学校にいて合宿をしたとき、東一局で親の三倍満をくらい、負けたこともあった。
 今回のような打ち方ができれば、あいつにもリベンジできるかもしれない。頑張ろう。

…………

 『見てるよー。いやー、さすがに関西までは行けないんだけどさ、どこにネタ転がってるかわかんないし』
 『こちらも、目を通すくらいはしています。時々、仕事でお世話になるプロの方ともお話しますから』
 『機会がなければ、会うこともありませんけどね。こういう情報を追うのも、こちらの仕事です』

 なるほど……さすがプロって感じか。
 俺だったら、こういうのって知り合いがやってでもいないと、時々しか見ないだろうな。

 『あったねー、三倍満。リベンジってことは、次にうちにきたときだよねっ、楽しみだなー』
 『う、うちくるの!? 来月? 再来月?』
 『落ち着いて、あっちに選択権ないから』
 『そう。それに、先にこっちに来てもらわないと、困る』
 『私の卒業前にもう一回来てくれるはず。来月は私も、それに京ちゃんも誕生日だから』
 『東京は3月になったら行くからいいよね。それより、新規校のほうがいいと思うんだけど。北海道とか』
 『新規校だと、京太郎のお祝いを十分にできないかもしれない』

 いや、それは別にいいんですけど……。
 俺のことで、みなさんのお手間を取るのは心苦しいし。

 『確かにその可能性はあるな』
 『……そげんこつなか。うちに決まったら決まったで、ちゃんと祝いばしちゃるけん』
 『そうですよ。なにしろ後輩たちの友人でもあるのですから。すばらなおもてなしを期待してくださいな』
 『……先輩は気遣いの人でしたからね』
 『部長なのに後輩にまで気を配る、理想の上司ってやつだったじぇ!』
 『おやまぁ、照れますね、そんなことはありません。お二人こそ、立派な後輩でした。ほかの部員もです』
 『……ごめんなさい、ほんと……』

 まーたこの人は……何度も言ってんのに、部長には感謝してるって。
 いや、だけど和にとってみたら……エトペン抱いて試合に出るなんつー、痛いことさせた人になるのか。
 優希のやつも、頭から煙出るくらい、問題集解きまくってたしなぁ……。
 けど、それでみんな強くなったんだし、さすがの指導力だよ……うん、やっぱり尊敬しちまう。

 『話流れてしもたけど、役満て誰から上がったんや?』
 『あほ、そんなんここで書けるわけあらへんやろ』
 『再来月からプロやろ、もっと気ぃ遣えるようになりやー』
 『す、すまんな……』

 いえ、気にしてませんけど。

 『まぁうちの妹やねんけどな。もうちょい頑張ってもらわんとなー』
 『なんで言うの!?』
 『あら、ご愁傷様です。とはいえ、そんだけ強うなったんやったら、そろそろデータ取らせていただきたいですね』
 『データなぁ……あ、寝顔が可愛い』

 !?

 『腹筋触られるとくすぐったがる』

 !?

 『えっ、私が触ったときはそうでもなかったよー? むしろ喜んで触らせてくれた』
 『じゃあこっちで調教しちゃったってことか……やるね』
 『変なこと言わないで!』
 『ふきゅ』

 あの、やめてください、ほんと……。

 『……まぁ、データはこっちに来られたら、改めて取らせていただきます』

 完全に引かれてる!!
 なんてこった……。

――――――――


~清澄

「…………くすぐったがりだったんだ……」
「ふ、ふ、ふっ、不潔です! 腹筋なんてっ、そそ、それにっ……」
「ふふんっ、京太郎の躾はこっちのほうが先だじぇ!」
「いったいなにをしとるんじゃ、あいつはぁ……」
「腹筋割れてるのねー、私も興味あるわね」
「だ、だめです!」
「落ち着きんしゃい、和」
「あらあら、なに考えちゃったのかしら~?」ニヤニヤ
「あんたもやめいっちゅうに」
「大丈夫、和ちゃん? 真っ赤だけど……」
「は、はい……大丈夫です……」
「のどちゃん、妄想逞しいじぇー」
「しし、してません! 妄想なんてっ」


~白糸台

「……お前は、なにを暴露してるんだ」
「だ、だってあっちが言ってきたんだもん! 私のせいじゃない!」
「カチカチの腹筋触ったときのことだね」
「なんでそう……そういう言い方するのさ……」
「? そういうって?」
「誠子はムッツリ」
「私のせいなんですか!?」
「お前の不用意な発言で、京太郎くんがどうなるか考えてみろ」
「んー……さらにカッチカチになる!」
「それを触ろうとする子が増えるだろう、ということだ」
「」
「ちょっと大阪行ってくる。具体的には姫松」
「待て」
「止めないで、菫」
「いや、先輩一人じゃ辿りつけないからじゃ――」
「私も行こう」
「」
「面白くなってきたね」ワクワク
「尭深、完全に第三者だね……なにかあったら、こっちに連絡くるよ? どうするの、副部長?」
「……よろしくね、部長」
「二人で解決しようよ!」
「わ、私のせいじゃないもん! 鍛えてる京太郎が悪い! あとチョーキョーされちゃったのも悪い!」


~永水

「……誰か、触ったか……見たか、した……?」
「してないわねぇ……ふふ、男の子の鍛えた腹筋、素敵でしょうね」
「霞ー、やらしい顔してますよー」
「してないわよ!」
「鍛えてるのは知ってましたけど……残念でした。いまは触っても、くすぐったがらないってことですよね」
「タイミング的には、宮守かしらねぇ……」
「あ、あのー、いつまで目隠ししてるんですかー。私にも京太郎さんの日誌を……」
「後半以外なら、読んでもいいわよ?」
「わかりました!」
「姫様には、刺激が強すぎる……」
「ちょっと過保護じゃないですかー?」
「本家の……ご当主様が、過保護ですからね……」
「すごいっ、京太郎さんが役満だそうです!」
「強くなったわねぇ……」
「……早く、一緒に打ちたい……」
「そうだね……」
「でも巴、こっちで一緒に打つなら来月しか無理ですよー?」
「……さ、再来月も、ギリギリいるからね……」

「一緒に……京太郎の、家で……打ちたいな……」
「夜通しはだめよ?」
「………………」ポリポリポリポリ
「久々に誤魔化してますね……」
「というか、はるるの共に夜を過ごしたい欲求はなんなんですかー」
「べ、別に夜を過ごしたいわけじゃないっ……」
「ふんふむ」
「……ず、ずっと、一緒にいたいだけっ……////」
「」
「……甘い」
「あっまあまですね……」


~宮守

「塞の調教が行き届いたね」
「……やめて、ほんと……私が悪かったから……」
「珍しかったねー、塞がこんなの書き込むなんて」
「っていうかー、私たちも知らなかったよー、腹筋くすぐったがるなんてー」
「サワリタカッタ……キョータロノ、カラダ……」
「エイちゃん、言い方!」
「でも、そうだね……いまはもう、喜んで触らせるのか……残念。嫌がるのを、無理やり撫でたかった」
「シロもひどいね……」
「だ、だめだよー、嫌がることするのはー」
「うぐっ……ご、ごめんなさい……」
「あっ、ちち、違うよー、そういうつもりじゃ……」
「イヤヨイヤヨモ、スキノウチ」
「確かに……京太郎も、本気で嫌なら本気で抵抗すれば逃げられたはずなのに」
「あの京太郎くんが、本気で嫌だからって先輩に逆らって、力尽くで抵抗するって? するわけないでしょ!」
「……はい、すみません……」
「周りで気を遣ってあげないとねー」
「申し訳ございませんでした……」
「……でもなぁ、状況を想像すると……」
「サエガ……キョータロノ、カラダ――」
「腹筋ね!」
「アブドミナルマッスル……サワッタ……」
「……絶対喜んでるよね、京太郎くん」
「誰に一番甘えてたかって言ったら、間違いなく塞だよね」
「……そ、そんなことないでしょ?」
「内心、喜んでたのかなー」
「まぁその結果、調教完了しちゃったんだけど」
「だから調教言わないで! 悪かったから!」


~阿知賀

「ふふ、腹筋て! 腹筋触るって……ど、どういう状況よっ、そんなの……あの、ああいうときしかっ……」
「ああいうときって?」
「~~~~~~~~~っっっ//// シズにはまだ早いわよ!」
「えぇぇ……同い年なのに……」
「でも、穏乃も腹筋すごいよね……一つ下の、女子とは思えな……」
「合宿にも、プロテイン持ち込んで飲んでたもんねー」
「はい! 私もすっごい身体になりたいですからねー、大きくなりたいですし!」
「ど、どこが!?」
「…………身長、だけど……?」
「そ、そう……ならいいけど……」
「憧、ちょっと黙ってよう、ね?」
「腹筋かぁ……あんまり筋肉が出てると、寒いから……」
「脂肪だけつけてるのも、だらしないけどねー」
「」
「ゆ、宥さん、しっかり!」
「宥さんはその分、その……おもちも、おっきいですから!」
「そうだよ、お姉ちゃん!」
「いや、私が言ったのは胸じゃなくてお腹の話で――」
「」
「お、お姉ちゃぁ~~~~~んっ!」
「憧、ちょっと正座」
「違うんだってば! そりゃ、だけだとだらしないけど、宥姉くらいのはむしろ……健康的な感じよ?」
「……そう、なのかなぁ……」フルフル
「言いたくないけどさぁ……そういうの、その……男子が、好きそうな感じ……」
「……え……えっ、えええええっっっ!? そそ、そうなのっ、ど、どうしようっ……/////」
「当然なのです! お姉ちゃんの身体は、すべてにおいて隙がありませんのだ!」
「……隙があるからこそ、男子が好むんじゃ……」

「さて、ここで私生活が隙だらけな、阿知賀のレジェンドにお話を――」
「ちょっと、変なこと言わないで! 春に備えて、一人暮らしも始めてるから!」
「自炊、どれくらいしてる?」
「………………週に、み、三日?」
「一回あるかないかよね?」
「い、言うなあぁぁぁっっっ!」


~姫松

「なるほどなぁ、あそこで騒いでたんは、これが原因やったんか」
「すいません、不甲斐なくて……でも、京太郎くんもすごかったんです!」
「言い訳はなしやで、絹」
「まぁまぁ、ヒロと同じ卓で、ヒロのほう警戒してたらそうもなるのよー」
「……ううん、ちゃうんです。前も負けて、私は京太郎くんもしっかり警戒してました……けど、あかんかったんです」
「その割には、落ち込んでないやんなぁ?」
「うっ……だ、だって、その……ほんまに、すごかってんもん……」
「まぁ――上がり宣言したときの京太郎は、その……ほんのちょっとは、かっこよかったかもしれんな」
「それも役満やで、役満! スッタンて、しかもまだほとんどツモってないのに……はぁ~、かなんわぁ」
「……姉妹そろて、完全にあれやな」
「あれなのよー」
「ええなぁ、見たかったなぁ……」
「こっちもよー」
「そんなん、私かて見たかったわ……」
「ちょっと」
「由子も見たかったんやろ?」
「……ひ、否定はしないのよー」
「っていうか、なんでそこに代行やのん!」
「なんでや! 代行悪ないやろ!」
「しかも洋榎は膝枕しとるし!」
「あ、あれはっ、頼まれたからしゃーなく……っちゅーか、由子がしとったんが原因やろ!」
「しゃーないのよー、漫ちゃんがお昼にやって、部活にまで持ち込んだからねー」
「そ、そもそも末原先輩が始めたからですよ!」
「…………京太郎くんが、してほしいて言うんやもん……しゃーないやん……」
「私だけ、頼まれてない……」
「あかんで絹、あいつはちゃんと言わんとわかってくれへんで」
「……お姉ちゃんは、言ってもろたのになぁ……」ハァ
「やばい、めっちゃ落ち込ませてしもた……どないしよ」
「京太郎くんに膝枕お願いされたら、治るんちゃいます?」
「頼むでー、明日は頼むでー、京太郎ー」


~某居酒屋

「……ついに、みさきっちゃんまで遭遇できたんかい……」
「まぁ偶然ですし、すぐにお別れしましたけど」
「はぁー、私はもう地元戻んねーとなんだよなぁ……んまっ、しゃーないやね。今月は、私の月じゃあなかったんかいねぃ」
「そのうち機会がありますよ。彼はまだ一年ですし、二年間はあちこち飛び回るんですから」
「春からはシーズン始まって、忙しくなるからねぃ……おっ、そうだ」
「なにか思い浮かびました?」
「いやぁ、試合のチケットでも送ってやりゃあ、来るかもなーってねぃ」
「近くであれば、ってなりますけど」
「だーかーらー、近くの試合でのチケットにするんさ。ま、西か東かは運次第だけどねぃ」
「関西リーグのほうに行っちゃうと、交流戦だけですよね」
「あとは……日本シリーズ、くらいかぁ」
「昨年はプレーオフで敗退でしたよね、横浜は」
「なーに、今年はやったらぁ!」
「まぁそうでなくても、彼が全国大会出場すれば、春と夏の二回、東京に行きますけどね」
「おお、そいやそうだ。役満上がったっつーし、期待してもいいよねー……へへっ」
「……嬉しそうですね」
「強くなったって聞きゃあ、そりゃ楽しみだよん」
「ふふっ……あっちに戻ったとき、局でえりさんにお会いしたら、報告しておきますよ」
「やめて、マジでやめて」

一挙確認中、姫様 →春 の呼び方は「春」だったと判明
やれやれだぜ

21:00から23:00までやるますー
キリいいとこまで


~1月第三週金曜

京太郎「あんまり、膝枕ばっかりねだってられないよな、俺はマネージャーをしに来てるんだから……」

京太郎「――ということで、今日は断固として、膝枕を借りないようにする」キリッ

モブ田「……そして五分後」

モブ子「膝枕には、勝てなかったよ……」

京太郎「勝てるから! 余計なこと言うなっ!」


>登校遭遇判定
 1漫、3由子、5洋榎、7絹恵、9恭子、0郁乃

 安価↓1 コンマ一桁


>由子、遭遇

由子「朝から楽しそうねー」

京太郎「由子先輩、おはようございます」

モブ子「はよーございまーす」

モブ田「おはようございます」

モブ子「さて、あいさつも済んだし」

モブ田「あとはお若い二人に任せて……」

由子「行っちゃったけど、いいのー?」

京太郎「あいつら日直なんで」

由子「そっかー、ならしゃーないのねー」

由子「でも、期せずして二人になれたのよー」ニコニコ

京太郎「そうですね。夜の勉強のほうは、無理せずやれてますか?」

由子「そやねー。まぁ今更、無理やの無理やないの、言うてられないのよー」

京太郎「たしかに……でも、なんかあったら、遠慮なく電話してください」

由子「うん、おおきにー」

由子「そうやなぁ……ほんなら、急に膝枕しとうなった、でもええのー?」

京太郎「」

京太郎「……して欲しい、ってことですよね?」

由子「ううん、ちゃうよー? 京太郎くんに、してあげたいなーて思てるの。それでもええかなー?」

京太郎「」

京太郎「………………」

由子「あー……うん、ごめんねー、変なこと言うて……忘れてくれてええの――」

京太郎「――っっ!! そ、その必要はないです! いつでも――その、膝枕されに……行きますので……」

由子「ほんまにー? わー、嬉しいわー。なら約束よー」キュッ

京太郎「ええ、はい……約束、です……」ユビキリー

京太郎(…………膝枕には、勝てなかったよ……)

・由子好感度+1


~金曜、昼

京太郎「あー、腹減ったぁ!」

モブ子「珍しいねー、いっつも朝もしっかり食べてんのにさー」

京太郎「いや、昨日めっちゃくちゃ疲れて、なのに晩飯も軽くて、朝食った分じゃ保たなかったみてーだ」

モブ田「なんでそんな疲れたんだよ」

モブ子「昨夜はお楽しみでしたか?」

京太郎「部活中の疲れだよ!」

モブ田「なるほど、部活中はお楽しみでしたと……」

京太郎「……もうそれでいい」

モブ子「実際そうだったけどねー。コロコロ枕変えてさー、やらしーのなんのって」

京太郎「やらしく――ない……とは、言えないっ……」グヌヌ

モブ田「……女子部ってどんな麻雀してんだ。脱衣か?」

京太郎「女子部を舐めんな! みんななぁっ、必死にやってんだよ!」

モブ田「す、すまん……」

モブ子「あーあー、デリカシーってもんがないなー」

モブ田「ぐぬぬ……」

京太郎「……はぁ、ともかく栄養補給しねーとな」


>移動選択
1 部室
2 中庭
3 屋上
4 教室
5 学食

安価↓2


>教室、洋榎遭遇、聖なる数字

洋榎「邪魔しまっせー」

「邪魔すんなら帰ってくださいねー」

洋榎「おー、こら失礼――ちゃうわ、あほ! そういうんええから、京太郎呼んだってやー」

京太郎「なんですか、いまのコント……」

洋榎「おお、京太郎。ってなんや、知らんのかい、新喜劇」

京太郎「なんすか、それ」

洋榎「花月でやっとる劇場コントでなぁ、毎週土曜に――見たことあらへんか?」

京太郎「長野では見ませんでしたね」

洋榎「東はあかんなぁ……せやけど、こっちではやっとんの、見たことあるやろ?」

京太郎「んん……土曜の、何時ですか?」

洋榎「昼や」

京太郎「……おもっきり、学校なんですけど」

洋榎「あー? 部室のテレビで見れんで?」

京太郎「部活の前になにやってんですか、みなさん……」

京太郎「っていうか、その時間は調理室にいますからね、俺」

洋榎「そうかぁ……まぁ機会あったら見てみぃて。色々、勉強なるで」

洋榎「ほかの学校やと……そうやな、奈良でも見られるんちゃうか」

京太郎「あっちでも話題に出ませんでしたね」

洋榎「ななな……なんちゅーこっちゃ、それは……関西人の血が泣くで」

京太郎「そういえば、あいつら関西弁でもないんですよね……って、そんなことより、どうしてうちのクラスに?」

洋榎「おっと、そうやった。ちょお用あってやぁ……頼みごと、聞いてくれんやろかぁ……」チラッ

京太郎「らしくない上目遣いですね、すっげー嫌な予感しますけど……」

洋榎「あかんか? 聞いてくれへんか?」

京太郎「……なわけないでしょ。そんなかわいいの見せられたら」

洋榎「なっ――あ、あほっ、余計なこと言わんでええねん! と、ともかくや……ちょおついて来てんか」

京太郎「はぁ……?」


洋榎「……ほい、これが一年の須賀やで」

「おー、ほんまにおったんやー」
「なかなかかいらし顔しとるやん」
「こわないでー、ほら、おいでー。おやつ食べる? 満月ポンやでー」

京太郎「恐縮です……洋榎先輩、なんすかこれ」

洋榎「話せば長なるんやけど……」

「洋榎がさぁ、言うんやわぁ」
「麻雀部に入ってきた一年が、なんでもできて麻雀も強うて、ごっつ頼りになるー言うて」

洋榎「そ、そそ、そこまでは言うてへんやろ! なかなかやる奴やて――」

京太郎「洋榎先輩、俺のことをそこまで――」ブワッ

洋榎「言うてへんて言うてるやろ!」

「――とまぁ、そういうわけでや。そんなマンガみたいなやつおらんやろー、言うたら、おるわー、言うて」
「ほな連れてきぃや、おうわかった待っとれやー……ってな流れやったわけ」

京太郎「なるほど……事情はわかりましたけど、たしかに期待に応えるほどのことはできないと思います」

京太郎「なんでもはできないですからね、できることくらいしか」

洋榎「――せやけど、あれやん……やってほしいことは、だいたいやってくれとるやろ……」

京太郎「そうですかね……できないことのが多すぎて、いつも悩んでるんですけど」

「まぁまぁ、お熱いことで」
「せやなぁ……なら一個だけで堪忍しといたろか」
「それができたら、洋榎の勝ちやで」

京太郎「……なんか勝負になってんですけど、どういうことで?」

洋榎「言うたら、うちのプライドの問題や。うちが褒めるほどの男やて、証明したってや、京太郎!」

「ほんなら……うーん、あれやな。お昼も食べてもうたし、アフタヌーンティーいうの、やってみたいわ」
「ええなぁ、焼き菓子並べて、ティーパーティー。なんや優雅なもんやん」

京太郎「……みなさん、受験生でしたよね? 結構、切羽詰まってます?」

洋榎「たぶんそやろな」

「っちゅーわけで、準備してくれへんかなぁ?」
「あははっ、無茶言うたら可哀想やで」
「それで負けたら、洋榎も釈然とせんやんなぁ?」

洋榎「いいやぁ? むしろ簡単な頼みごとで、ありがた山のトンビ烏やで」

洋榎「――京太郎、準備したってや」

京太郎「……かしこまりました、少々お待ちくださいませ」ペッコリン

「えっ」
「嘘やん」
「……一応言うとくけど、冗談やで?」

>執事判定  自動成功

京太郎「お待たせいたしました、こちらスコーン、ジャムはストロベリー、ブルーベリー、マーマレード、ピーチとご用意いたしました」

京太郎「お茶はオレンジペコを。それ以外にも、フレーバーを各種、ダージリン、アッサム等……お好みのものを、お申し付けくださいませ」

「」
「」
「」

洋榎「……まぁまぁやな」

京太郎「ありがとうございます、洋榎先輩」

洋榎「せっかくやし、うちももらおかな……淹れてくれんか?」

京太郎「喜んで……洋榎お嬢さま」

洋榎(……たまには、ええもんやな……お嬢さんいうんも)

・洋榎好感度+2


~金曜、放課後

洋榎「――ちゅーことがあったわけや。いやー、楽しかったわ、ほんま」

京太郎「喜んでいただけてよかったです」

恭子「……あほか、あんたは」

絹恵「言いたないけど、お姉ちゃん! 京太郎くんも忙しいねんから、関係ないとこで無理させたらあかんやん」

洋榎「うっっ……せ、せやけど、クラスのやつらが――」

由子「それはヒロの問題で、京太郎くんは関係ないのよー」

漫「それにいきなり三年の教室連れて行かれたら、京太郎くんかてびっくりするやん。なぁ? 大丈夫やった?」

京太郎「ええ、まぁ。みなさん優しい方たちでしたし」

洋榎「うぅ、そない責めんでもええやん……」

恭子「言うてる暇あったら、反省してください」

京太郎「ま、まあまあ……俺は平気でしたから。洋榎先輩も、そんなに落ち込まないでください」

洋榎「京太郎ぉぉぉっっっ! おおきになぁっ……」

由子「甘やかしてるのよー」

絹恵「うー、ずっこい……」

漫「……私らも、クラスで自慢したいやん、そんなん……」

恭子「ちゅーか、もっと言いたいことがあるんやけど……」

由子「そこよねー。ほんま、ヒロは気ぃ利かんのよー」

洋榎「な、なんやねん、どういうこっちゃ」

恭子「私らも呼びや」

由子「ほかのクラスもよー」

京太郎「」

絹恵「……負担が増えるいうんは……」

漫「……なんやったんや……」


京太郎「まぁお茶会の準備くらいなら、特に負担じゃないけど……さて」


>通常行動選択 ※数字とアルファベットを組み合わせて、行動を選択してください

1雀力スキル行動 スキル購入は指導or雀荘修行でプロがいる場合のみ
 A対局 雀力1~4・好感度0~2(トップなら全員2、二位・三位は下位が1、上昇。最下位はなし)
 B指導 雀力2~4・好感度1・技能経験値5~20 (郁乃、絹恵)

2執事スキル行動
 A差し入れ 執事1~3・好感度1~3
 B掃除 執事2~4・雑用1
 C勉強 執事1~3・好感度1(現在は由子、恭子限定。片方2、片方1)

3雑用スキル行動
 A買い出し 雑用2~4、好感度+1(連れだしは洋榎のみ、三年ほか二人はご用聞きのみ)
 B牌譜整理 雑用2・雀力2・技能経験値+5・部長(漫)&顧問(郁乃)好感度+1


※繰り返します、数字とアルファベットを組み合わせて、行動を選択してください

 安価↓2 ※人物指定は、後に別安価


>勉強、ゾロ目なので効果倍 (2~6、片方4、片方2)

京太郎「――というわけで、ここはこういう解き方のほうが、かなり楽になると思います」

京太郎「ここまで、大丈夫ですか?」

由子「うん、平気よー」

恭子「ふぅ……やっぱりわかりやすいわ、京太郎くんの教え方は」

京太郎「ありがとうございます。では――っと、ちょっと休憩しますか?」

恭子「ううん、かめへんよ。このまま続けて」

由子「科目ごとに切ったほうが、切り替えやすいしー」

京太郎「なら、ここまでやったら、次に英語にしましょうか」

由子「そやねー」

恭子「けど最近、英語と数学ばっかりやなぁ……」

京太郎「歴史と古文、現国は明日用にテスト作ってますから」

由子「……それで、試験前は最後、かぁ……」

恭子「……やっぱり、意識してまうなぁ……」

京太郎「大丈夫ですよ。ここまでの勉強成果を見てますけど、お二人なら心配いりません」

京太郎「俺も、やるべき範囲――あと、予想される範囲は集中してお教えしましたから」

京太郎「あとは落ち着くだけ……普段通りに、緊張しないで、臨んでください」

恭子「……ありがとう、京太郎くん」

由子「あはは、明日言うたほうがええんやろけどねー」

京太郎「お礼なら、合格発表のときがいいですね」

恭子「そのときはおらへんかもわからんからなぁ……まぁ、センターのあとに言わせてもらうわ」

由子「そやね……ともかくいまは、京太郎くんが用意してくれた課題を、しっかりやってくだけよー」

京太郎「――とか話してる間に、残り三分ですけど。できてます?」

由子「えっ」

恭子「あっ」

京太郎「…………隣、失礼しますね」

>どちらから教えていく?
優先相手選択
1 由子
2 恭子

安価↓2

ここでもゾロ取られたらやっばいとこだった……

>由子

京太郎「……恭子先輩は、結構進んでますね……じゃあ、由子先輩のほうから」

恭子「くっっ……頑張って、損するとはっ……」

京太郎「あとで見させていただきますから」

恭子「あっ……ご、ごめん、そういうことやのうて……うん、まぁ……ゆっくり教えたってーな」

由子「ほな、よろしくー……ごめんねー、つい話に夢中になってて……」

京太郎「いえ、俺こそ話膨らませちゃって……えーっと……」

由子「ううん、ちゃんと集中しとったらできるからー。そこで見とって、間違ってたら指摘するくらいでええよー」

京太郎「はい」

京太郎「――やっぱり、身についてますよ、由子先輩」

由子「へっ?」

京太郎「あ、すみません、また邪魔しちゃって……」

由子「んふー、かまへんてー。それより、話してや……聞きながらやるから、な?」

京太郎「いえ、そんな大した話でもないですよ。ただ……俺が今月の頭に来たときより、スムーズに解けてますし」

京太郎「すごく、努力してきたんだって……よくわかります。それがすごいなって、思ったんで」

由子「……ふふ、誰のおかげやと思う?」

京太郎「もちろん、先輩自身の努力ですよ」

由子「そっかー、ありがと……でもねー、私はちゃうて思てるんよー」

京太郎「そんなこと――」

由子「全部ね、京太郎くんのおかげや……さっきの恭子やないけど」

由子「本当に、感謝してるのよー」

京太郎「――はい、お疲れさまでした、由子先輩」

京太郎「もう少しです、頑張りましょう……試験のあとも、まだありますけどね」

由子「そやねー、了解よー」

>執事判定
ゾロ目大成功、それ以外成功

安価↓1


京太郎「――はい、それじゃ休憩にしましょう」

由子「んー、疲れたー、のよー」

恭子「おつかれさーん……はぁ……」

京太郎「お茶です、どうぞ」

由子「あー、おおきにー」

恭子「ほんま、いつ淹れてるんいうはやさやね……いただきます」

京太郎「先輩方のためですから、いつだって迅速にご用意しますよ」

京太郎「それが俺にできる、精いっぱいですから」

由子(ほんまに、この子は……)

恭子(それ以上をくれてるんを、自覚せんのやなぁ……)

・執事+4
・由子好感度+4
・恭子好感度+2


京太郎「……よし、大丈夫だ」

絹恵「なにが大丈夫なん?」

京太郎「いえ、膝枕の誘惑に負けずに頑張ったなと――」

絹恵「膝枕?」

京太郎「――――いえ? なんでもないですよ?」

絹恵「し、したいんやったら、その……よかったら、わ……私の、膝でも……////」

京太郎「だっ、だめっす! 俺は、その……膝枕断ち、してますから!!!」

絹恵「」

絹恵「行ってしもた……なにがあったんやろ……」


京太郎「ふぅ……まったく、この学校は誘惑が多くて困る……」


>通常行動選択 ※数字とアルファベットを組み合わせて、行動を選択してください

1雀力スキル行動 スキル購入は指導or雀荘修行でプロがいる場合のみ
 A対局 雀力1~4・好感度0~2(トップなら全員2、二位・三位は下位が1、上昇。最下位はなし)
 B指導 雀力2~4・好感度1・技能経験値5~20 (郁乃、絹恵)

2執事スキル行動
 A差し入れ 執事1~3・好感度1~3
 B掃除 執事2~4・雑用1
 C勉強 執事1~3・好感度1(現在は由子、恭子限定。片方2、片方1)

3雑用スキル行動
 A買い出し 雑用2~4、好感度+1(連れだしは洋榎のみ、三年ほか二人はご用聞きのみ)
 B牌譜整理 雑用2・雀力2・技能経験値+5・部長(漫)&顧問(郁乃)好感度+1


※繰り返します、数字とアルファベットを組み合わせて、行動を選択してください

 安価↓2 ※人物指定は、後に別安価


>対局

>相手選択
漫、絹恵、洋榎、郁乃から一人記入

安価↓2-4


>郁乃、絹、漫 絹ゾロ目につき、勝てば好感度倍

>対局方式
1 二回判定
2 四回判定

安価↓2


絹恵「さて――勝負しよか、京太郎くん」ニコニコ

京太郎「き、絹恵先輩……さっきのは、その……別になんでも……」

絹恵「勝負しよか」ニコニコ

京太郎「あの、お気を悪くされたなら、謝りま――」

絹恵「しよか」ニコニコ

京太郎「………………あの」

絹恵「するやんな?」ギロッ

京太郎「」ハイ

郁乃「なになに~? 絹ちゃんと京太郎くん、ケンカ中なんか~? あかんよ~、仲良うせな~」

絹恵「へっ……そ、そういうんとちゃいます! これは、その……意地っちゅうか、そういうもんで……」


漫「……なにしたん、京太郎くん?」

京太郎「その……膝枕を、お断りして――」

漫「そらあかんわ。絹ちゃん怒るんもわかるで……しゃーない、潔う勝負したりや」

京太郎「即答!?」

漫「謝りたかったら……勝負で勝たな、しゃーないんちゃうか?」

京太郎「うぅ……けど、俺が傷つけたみたいだし……わかりました。やります、勝ってみせます!」

漫「うん、ええ返事やで」

漫(…………けど、そう簡単には勝たせへんっ……私かて、姫松のエース……主将やねんからな!)


対局ルールは>>6

>和了判定一回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎

郁乃 80+↓1
漫 60+↓2
絹恵 54+↓3
京太郎 42+↓4+25

打点↓5


郁乃 80+19=99
漫 60+36=96 放銃
絹恵 54+48=102
京太郎 42+84+25=151 ロン

打点77  役満 子:32000

郁乃25000→
漫25000→-7000
絹恵25000→
京太郎25000→57000

漫のトビ終了
京太郎、トップ


京太郎「ロンです、漫先輩」

漫「うわちゃっ……あ~、もうちょいで流局やったのに」

郁乃「あら~、爆発せんかったなぁ~」

絹恵「………………点数は?」ドキドキ

京太郎「その……言いにくいんですが……」

漫「――――――」ゾクッ

漫「じょ、冗談やろ……そら、京太郎くんは中鳴いてるけど、そんなん――」

京太郎「――大三元、32000です……先輩のトビ終了、ですね」

漫「………………はい」ブルッッ

漫(……あかん、こんなん……めっちゃ悔しいのにっ……)

漫(……この子が、打つとこ……勝つとこ……っ……もっと見たなってまう……)キュンッ

絹恵「……はぁぁ……もう、敵わへんやん……」

京太郎「絹恵先輩のおかげですよ、いまのは」

絹恵「なにがやのん……」

京太郎「先輩に謝りたくて、頑張ったからです……先ほどは、すみませんでした。せっかくの申し出をお断りして……」

絹恵「…………あほ。そんなん、謝られたら……余計に、辛いだけやんっ……」

京太郎「――すみません、それで……そんな状況だっていうのに、空気読めなくて恐縮なんですけど……」

絹恵「?」

京太郎「お願い、聞いてもらえませんか?」

絹恵「…………なんやの」

京太郎「……勝ったご褒美に、膝枕してください」

絹恵「……………………本気か?」

京太郎「はい」

絹恵「………………はぁ……ほんま……あほ、キザ……女たらし……根性わる……」

京太郎「……ごめんなさい」

絹恵「…………ええよ、おいで」ポンポン

京太郎「――き……絹恵せんぱああぁぁぁぃいっっっ!」ブワァッ

絹恵「!? な、なんなんっ、そんな泣かんでもっ……もうっ、あんたはぁ……しゃーない子やなぁ」ナデナデ

京太郎「ごめんなさい、本当にっ……俺が、バカな意地張ってたせいでぇぇぇえっ……うぐっ、うぅぅぅ……」

京太郎「先輩に膝枕、最高ですっ……視界も、感触もぉっ……」

絹恵「そ、そうか/// えへへぇ、そらよかったわ――視界?」

京太郎「…………いえ、なんでも……気持ちいいっす、ほんとに……」


漫「……なんなんあれ……上がられたん、私やで!?」

郁乃「うふふ~、せやなぁ~……主将がそんなんで、大丈夫なんかなぁ~?」ニコニコ

漫「」

漫「……こ、ここ、このことは……末原先輩には、ご内密にっ……」

恭子「見てたわ、あほ……これは罰ゲームちゃいますか、代行?」

郁乃「せやんなぁ~。ほな、なんて書こかなぁ~」

漫「いやあぁぁぁっっ! やめてっ、やめてくださいっ、デコはあかんですっ……ちょっとなに書いてはるんですかっ!?」

恭子「京て書いとくわ」

漫「なっっ/////// ここ、困りますっ、そんなんっ……京太郎くんのモンみたいですやん!」/////

恭子「……なんで満更でもないん。あかんな、気ぃ変わったわ」

漫「えっ」

恭子「色惚けしとるみたいやし、色て書こかな」

郁乃「欲でもええんちゃうかなぁ~」

漫「さ、最悪やん……」プルプル

・雀力+8
・漫、郁乃好感度+2
・絹恵好感度+4


ぐ、偶然やろ……

今日はここまでー
帰宅遭遇、夜行動だけになるけれど、続きは明日で
お疲れでしたー、ありがとうございましたー


霞「そういえば、春ちゃん」

春「なに、霞さん」

霞「京太郎くんの夢枕で、メッセージを伝える秘術があるのだけど――」

春「……っっっ!!」

霞「……送ってみる?」

春「やっ……ら、ないっ……」プルプル

霞「あらあら、どうして?」

春「……一方的なのは、迷惑だと……思うから……」

霞「だけど、送った影が見た光景は、自分でも感じられるわよ? 京太郎くんの姿を、間近で見られるのだけど……」

春「っっ!!! や……ら、ないっ、それでも……」ブルブルブル

霞(あらあら)

霞「――わかったわ。なら、この術は永久封印ね」

春「……ん……」

霞「……ふふ、よく誘惑に負けなかったわね、偉いわよ」ナデナデ

春「えっ……た、試したのっ?」

霞「ううん、そうじゃないわよ? 全員に聞いて、一人でも賛成がいれば、送ろうとしてたのよ」

霞「最初の私はもちろん拒否、姫様、はっちゃん、巴ちゃんも拒否して――たまたま最後に、春ちゃんになっただけなのよ」

春「……よかった、みんなも同じ気持ちで……」

霞「ふふ、そうねぇ……だって、必要ないものね」

春「ん……京太郎は、またこっちに来るから……それまで、大事に気持ちを温めておくの……」キュッ

霞「……早く会いたいわね、京太郎くん」

春「うん……会いたいっ////」



やっぱり永水勢はぐう聖だった!
はい、始めます


~金曜、部活終了

京太郎「ふぅ……絹恵先輩は優しくてよかった」

「なに満足げな顔してるん」
「ちょおやらしいんちゃう? 緩んでんでー」
「あれやろ、主将と副主将と代行相手に役満トップやったん、ご褒美でももろたんちゃう?」

京太郎「はい、とっておきのをいただきました!」

「」
「……せせ、先輩ら、なんちゅーやらしいことをっ……」
「いまから私らもあげれば平等ちゃうやろか」
「一理ある」

京太郎「うっひょー! 元気になったし、掃除も捗るぜーっ、ヒャッハー!」


京太郎「いつもよりかなり早く終わったな……これは、誰かと帰れるチャンスかもしれん!」


>下校遭遇判定
1漫、3由子、5洋榎、7絹恵、9恭子、0郁乃

 安価↓1 コンマ一桁


京太郎「会えるかもしれないと思ったが別にそんなことはなかったぜ!」

「テンション高いなぁ」
「やけど、ええのん? うちら送ってもろて」

京太郎「いえ、むしろすみません。先輩方や、同じ一年がこの時間に帰ろうってのに、放っておこうとしてしまって」

京太郎「ご自宅まではお送りできませんが、お近くまではこの須賀京太郎、しっかりと護衛いたしますので」

「はぁ~、お姫様気分」
「もう王子様が送り狼でもええわぁ」
「そ、そういえば、私んち、今日は親遅なるて――」




京太郎「ふぅ、ようやく帰って来れた……まーたあいつの家で、足止めを食らっちまったな」

京太郎「もうちょっと親御さんが遅くなったら、家に引きずり込まれてたぞ……まるでヒキコ様じみた引力だったな」

京太郎「……やばい、永水でのアレ、思いだしちまった……恐怖体験は、まじで勘弁してほしい……」


京太郎「気を取り直して、と……さて、今夜はなにしようかな」


>夜行動選択
1 電話する (対象は一人、選択肢次第で好感度0~6上昇。追加でメール二人に、固定で1、倍成長なし)
2 メールする(二人選択で好感度1~3成長。その後複数に1成長、ただし週末倍成長に含まれない)
3 コンビニへ(買いだしの遭遇判定に準拠、新規出会いは超低確率)
4 たこ焼きマイスターへの道(執事+2、雑用+2)現在4/5

安価↓2 ※人物は別途安価します


>たこ焼きマイスターへの道

京太郎「うーむ、大阪に来てから三週間……」

京太郎「ずいぶん、たこ焼きと格闘してきたけど……そろそろこの、オリジナルレシピを完成させないとな」

京太郎「……粉、ダシ、焼き時間に具材、その大きさに入れる順番――」

京太郎「ほぼ固まりつつあるこのレシピ、あとは最終調整だけだ……」

京太郎「――俺の全力を持って、たこ焼きとの戦いに終止符を打つ!」

>執事判定
自動成功、ゾロ目なら大成功

安価↓1


>成功

京太郎「――――長く、苦しい戦いだった……」

京太郎「……あふっ、はふっ、んっっ……」

京太郎「ふっ――ふふふ、ふはははっ、あ――はははははっっっ!」

京太郎「できたぞ、俺の――黄金たこ焼き! 完成した、ついにっ……」

京太郎「――いや、まだだ。これは完成じゃない、これを……」

京太郎「みなさんに食べていただいてようやく、完成になるんだ……」

京太郎「近いうちに振舞おう、この黄金たこ焼きを――」


【たこ焼きマイスター】5/5

たこ焼きマイスターを取得しました

・この能力は大阪二校での差し入れ時、たこ焼きを作るかどうかの選択肢を発生させる
・ただし、一度使用した場合は、二日の感覚を空けなければ再使用できず、週に二回までしか使用できない
・使用することで、差し入れの好感度成長が+1される
・また、+1成長の相手を一人追加できる (一人を+1、もう一人を+2できる)
・この成長は、次週成長にも含まれる


京太郎「……ん? なんだこれは……オ コ ノ ミ ヤ キ……?」

京太郎「ばかな……たこ焼きだけでなく、お好み焼きだとっ……」

京太郎「ふっ……ふふふ、面白いっ……どこまでも俺を愉しませてくれるっ……」

京太郎「いいだろう! 師匠の名に懸けて、お好み焼き……お前も制覇してみせるぞ!」

【お好み焼きマイスター】0/5

 ※うそです

・執事+2
・雑用+2

~金曜、終了

どうしよう、日誌は明日書くとして、ちょっとだけ進めます
具体的には、絹ちゃんの誕生日前くらいまで、なんとか

33 66 99 なんだよなぁ……


~1月第三週土曜、朝

京太郎「ふぅ……昨日はつい、はしゃぎすぎてしまった……」

京太郎「けどまぁ、ようやく完成したんだし、これを早くお披露目したいもんだな」

京太郎「さて、そろそろ学校行かないと――ん?」

京太郎「メールか、朝から珍しいな……お?」


洋榎『今日は昼から部活、そのあとうちで、絹のパーティーやで』

洋榎『残念ながら、恭子と由子は参加できんけど……漫と京太郎にはぜひ来てもらえちゅーて、オカンが言いよってな』

洋榎『まぁそんなん関係なしに、京太郎と漫は呼ぶ予定やったし……っちゅーわけでや』

洋榎『放課後は空けとくように、ええな?』

洋榎『ほなまた学校で。あ、サプライズでもなんでもないから、絹にはお祝い言うたってなー』

 ※進行の都合上、センターは日曜のみの予定です、あしからず


京太郎「……だよな、明日は大事な試験だし、遊んではいられない、か……」

京太郎「その試験中に、俺は……健夜さんとデートなんだよな」

京太郎「……なんだか申し訳ないけど、当日に俺ができることなんてないんだ。朝から激励して、見送るくらいしか」

京太郎「ともかく――今日は先輩方の勉強の総仕上げを終えて、そのあとは……愛宕家で、絹恵先輩の誕生日パーティだ」

京太郎「……愛宕家で、か……やばい、なんかすげー緊張してきた」

京太郎「どうしよう、執事服持って行っといたほうがいいかな……あああ、それにプレゼントもだっ……」

京太郎「学校で渡すかパーティで渡すかはわからないけど、とにかく持って行っとこう」

京太郎「ケーキとか料理、作らせてもらいたいけど……その辺は、雅枝小母さんと相談して決めるか」

京太郎「――よし、忘れ物はないな。今度こそ、行ってきます、と」


>登校遭遇判定
 1漫、3由子、5洋榎、7絹恵、9恭子、0郁乃

 安価↓1 コンマ一桁


じ、時間が合わへんだけやろ(震え声

------------------------------------

京太郎「うーん登校中に会えれば、そこでお祝いを伝えられたけど……」

京太郎「色々準備して遅れたせいで、結局会えなかったな」

京太郎「まあいい、部活でも会うんだし、みなさんもそのとき、お祝いされるだろうからな」

京太郎「――そういや、お前らの誕生日っていつなん?」

モブ子「2月29日」

京太郎「レアだな!?」

モブ田「10月8日」

京太郎「……普通だな」

モブ田「ばっかお前! 赤阪代行と、有珠山の真屋さんの間なんだぞ!」

京太郎「へー……真屋さんってあれか、あの……すげーちっちゃいのに、すげーでかくて、すげーつえー子」

モブ田「おうよ。いやー、準決勝はやばかったなぁ、宮永妹、ネリー、真屋さん、そんで末原先輩だもんな」

京太郎「二回戦に続き、末原先輩はすごかったなぁ……ほんと、プロ行かないのがもったいないぜ」

モブ子「本人、頭もいいからねー。麻雀だけに使うほうが、周り的にはもったいないかも」

京太郎「たしかに……いいよなぁ、多才な人って」

モブ田「お前もたいがい多才だと思うんだが」

京太郎「俺のは才能じゃなく、教えられたことをやるだけ。基本、誰でもできることだ」

京太郎「はぁ……才能がほしい」

モブ子「……たらしの才能」ボソッ

モブ田「本人無自覚だから、持ち腐れなんだよなぁ……」

・遭遇なし、好感度変動なし


~土曜昼&部活

京太郎「ちーっす、おはようございます……」

洋榎「おーう、京太郎。ちょうどええとこやで、新喜劇始まったばっかりや」

京太郎「ほんとに見てるんですか……けどすいません、荷物だけ置いたら、昼飯作りに行くので」

洋榎「」

絹恵「もう、お姉ちゃん。そんな顔せんと――」

京太郎「あ、絹恵先輩。えーっと、いま言っていいのかわかんないですけど……」

京太郎「お誕生日、おめでとうございます。あとでお宅のほうに、お邪魔させていただけるとか」

絹恵「えへへ、おおきにな。うん、そやで。うちでパーティやから……絶対来てや、約束やで!」

京太郎「はい、もちろんです。それで、その――」

絹恵「あ、料理とかのことかなぁ?」

京太郎「ええ、そうです。一応、雅枝小母さまと相談させていただこうとは思ってるんですけど――」

洋榎「それやったら心配いらん。オカンの飯よりうまいから作ってもらおて、うちから言うといたわ」

京太郎「――怒られたでしょ、それ」

洋榎「………………鬼やったで。冗談矢のになぁ、ほんま」

京太郎「まぁ――けど、そういうことなら、ぜひ腕を振るわせていただきます。本格的なコースは難しいですけど、オードブルとメイン、スープで何品か」

絹恵「――っっ! もしかして、あれかなぁ……あの、旅行で言うてた……」

京太郎「まぁ、そんなとこです。そうだ、出席されるのは、何名くらいですか?」

洋榎「せまいうちやし、うちとこの家族と漫、京太郎だけやで」

絹恵「私とこは毎年、家で家族でっていうのがお決まりやったからな」

京太郎「じゃあ材料は6人分ですね、お伺いする途中に、用意していきますから」

洋榎「なんかすまんなぁ、手伝おか?」

京太郎「先輩にそんなことはさせられませんよ。大丈夫です、任せてください」

絹恵「楽しみにしてるわなぁ」


恭子「――お疲れさんですー。あ、絹ちゃん。よかったわ、誕生日おめでとう」

絹恵「あ、ありがとうございます、末原先輩」

恭子「ごめんな、パーティ顔だせへんことなって……」

絹恵「いえ、明日は大事な日ですから……こっちのことは気にせんと、集中したってください」

恭子「うん、そうさせてもらうわ。で、そのお詫びにこれ……ま、つまらんもんやけど。ほんの気持ちやで」

絹恵「いいんですかっ? ありがとうございます♪」


京太郎「………………」

>プレゼントどうする?
1 渡す
2 パーティで

安価↓2


京太郎(――いや、俺はパーティーに出るわけだし、そのときに渡そう)


由子「お疲れなのよー。あ、絹ちゃーん、お誕生日おめでとー」

漫「ごめん、遅なったー。ほな、部活始めよか」

洋榎「漫ー、あとのことちゃんと覚えとんなー?」

漫「そらもちろん。教室で絹ちゃんにも確認してますから、大丈夫ですよ」

洋榎「よっしゃ。ほなサクッと部活済ませて、はよ帰ろか」

恭子「いや、私用ではよ終わらせたあかんやろ……」

由子「ヒロは自由よねー、いつも通り」

絹恵「あははは……はーい、それじゃ始めるよー。みんな集合ー」パンパン

京太郎「はい!」


京太郎「さて、まずは――」


>通常行動選択 ※数字とアルファベットを組み合わせて、行動を選択してください

1雀力スキル行動 スキル購入は指導or雀荘修行でプロがいる場合のみ
 A対局 雀力1~4・好感度0~2(トップなら全員2、二位・三位は下位が1、上昇。最下位はなし)
 B指導 雀力2~4・好感度1・技能経験値5~20 (郁乃、絹恵、今回はプロ不可)

2執事スキル行動
 A差し入れ 執事1~3・好感度1~3
 B掃除 執事2~4・雑用1
 C勉強 執事1~3・好感度1(現在は由子、恭子限定。片方2、片方1)

3雑用スキル行動
 A買い出し 雑用2~4、好感度+1(連れだしは洋榎のみ、三年ほか二人はご用聞きのみ)
 B牌譜整理 雑用2・雀力2・技能経験値+5・部長(漫)&顧問(郁乃)好感度+1


※繰り返します、数字とアルファベットを組み合わせて、行動を選択してください

 安価↓2 ※人物指定は、後に別安価


>対局

京太郎「まぁ、部活はいつも通りにしよう……ってことで、対局しようかな」

京太郎「――って、恭子先輩、由子先輩……なんで打ってるんですか」

恭子「そらあんた、決まってるやろ。明日は試験やで?」

京太郎「なら、なおさら――」

由子「平常心を保つんやったら、普段通りするんが一番よー。私らの普段通りは、やっぱりこれやからねー」

京太郎「…………そうですね。すいません、俺のほうが緊張してるみたいです」

恭子「おっ、それやったら私らも勝てそうやなぁ。最近調子ええ、京太郎くんにも」

由子「もうちょい待っとったら空くけどー?」

恭子「まぁそれからメンツ変えてもええし、隣の卓入ってもええやろし」

京太郎「そうですね――」


>相手選択
五人と郁乃から一人記入

安価↓2-4


>漫、いくのん、きぬのん

京太郎「それじゃ、少し待ってから――」

郁乃「あら~、空いてるのにそらないんとちゃうか~?」

京太郎「――すみません、代行に呼ばれてしまって……」

恭子「はぁ……ほんまあの人は……」

由子「まぁまぁ。ええよー、行っといでー。せやけど、あとで打となー?」

京太郎「はい、もちろんです。それでは」


京太郎「……これは、昨日のリベンジってことでしょうか」

漫「偶然やで?」

絹恵「偶然やんなぁ?」

郁乃「偶然や~」

京太郎(……絶対狙ってるよな)

京太郎「――まぁ、どっちでも構いません。よろしくお願いします!」

絹恵「今日は負けへん、絶対やっ……」

漫「京太郎くんの額に、落書きするんやっ……す、すす、漫って書くからなぁっ……」

郁乃「熱いなぁ~、若い子ぉは~」

京太郎「代行も若いでしょ、かなり」

郁乃「えっ……え、えへへぇ、そう見えるぅ~?////」

絹恵「……代行には、負けへんっ……」

漫「代行、覚悟してくださいねっ……」

郁乃「えっ」

>対局方式
1 二回判定
2 四回判定

安価↓2


>二回判定


京太郎(――なんでか知らないが、矛先が代行に向いた……これはチャンスなのか?)

対局ルールは>>6

>和了判定一回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
漫 60+↓1
郁乃 80+↓2
絹恵 54+↓3
京太郎 43+↓4+25

打点↓5


漫 60+20=80 △
郁乃 80+14=94
絹恵 54+26=80 △
京太郎 43+36+25=104

△が同値、流局
全員ノーテン


京太郎「………………あれー?」

漫「なんや京太郎くん、不発やん」

郁乃「漫ちゃんがそれ言うん~?」

絹恵「ふふん、私らかて、そう何回もやられへんで」

京太郎「というか、全員ノーテンでしたね……」

絹恵「あ、あははは……ちょっと、警戒しすぎてもーた」テヘヘ

漫「白とか鳴くから、ベタ降りしてもうたわ……」

郁乃「ええプレッシャーかけられてるで~、その調子や~」

京太郎(……この人が、俺の当たり牌、全部掠めてそうなんだよなぁ……ま、想像だけど)


>和了判定二回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎

漫 60+↓1
郁乃 80+↓2
絹恵 54+↓3
京太郎 43+↓4+25

打点↓5


たしかに、コンマ差ってしてるとわかりにくいかな
コンマ+補正の判定値の差ってことですね


>和了判定二回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎

漫 60+76=136
郁乃 80+100=180
絹恵 54+16=70 放銃
京太郎 43+50+25 【鼓動のリズム】発動 ロン

打点62→26 親:2400


漫25000→
郁乃25000→
絹恵25000→22600
京太郎25000→27400 トップ

京太郎「――ロンッッ! あっぶね……あー、2400です。これでトップですね」

絹恵「ぎにゃーっ! ああああ、もうっ、最後の最後で……」

郁乃「平らなとこから、綺麗に抜けたな~。おめでと~」

漫「今回はあんまり動きませんでしたね……」

京太郎「……郁乃さん――じゃない、代行。張ってましたよね? もしかしたら、上がってたんじゃ……」

郁乃「んーん? 惜しいとこはあったんやけど~、残念ながら出やへんかったわ~」パララッ

漫「うわ、ほんまですやん……絹ちゃんスレスレ、私もスレスレ……で、当たりは京太郎くんの手の中かぁ」

京太郎「あー、こっちでしたか……ちょっと迷いましたけど、今回は助かりましたね。はやりさんに感謝です」

郁乃「ん~? 瑞原プロなん~?」

京太郎「あの人の独特の、リズム感と打ち方で……それを真似てちょっと手が止まったので、その牌だけ止めておいたって感じです」

漫「…………すごいなぁ」

絹恵「私らも、真似できるんやろか、そういうん……自身なくなってきたわ」

京太郎「――俺でもできるようになったんですから、お二人だってできますよ。一緒にやりましょう。ね?」

漫「……約束やで?」

絹恵「うん、一緒にな……もう私らが教えるより、教えてもらうようになったんかもわからへんなぁ」

京太郎「そうだとしたら、お世話になった分、しっかりとお教えしますから」

絹恵「そら、おおきに……期待してます、京太郎くん」

漫「……逆に教えてもらうんも、ええなぁ……」ポワー

郁乃「主将~、副主将~、自覚持ってや~?」

・雀力+8
・それぞれ好感度+2


カッパーシュートで26→39 だから3000点でしたね。特に問題ないですが

郁乃 (好き)→(大好き)

-------------------------------------

郁乃「にしてもぉ~、ほんまえらい強うなったなぁ、京太郎く~ん」

京太郎「代行も色々と、指導してくださいましたから。ありがとうございます」

郁乃「ふふ~、せやけどうちは、指導の前から思っとったよ~?」

郁乃「京太郎くんは、えらい強いんやって~」

京太郎「こっちに来て、いろんな人が教えてくださいましたからね……そのおかげですよ」

京太郎「俺は今年――じゃない、去年の4月に麻雀始めたばっかりの、素人でしたから」

京太郎「夏は予選一回戦負け、秋は予選ベスト4。全国出場選手に比べれば、見劣りするばかりです」

京太郎「だから――誰よりも上を見て、あがいたってだけですよ」

郁乃「…………がんばったんやね、偉いえらい~」ナデナデ

京太郎「子供ですか、俺は」

郁乃「子供やで~? ほんで、うちは大人や~」

京太郎「ほかの部員には、してないですよね?」

郁乃「ほかの子ぉらは、まだまだがんばり足りへんからな~。京太郎くんはようがんばったから、特別や~」ナデナデ

京太郎「――ありがとうございます、郁乃さん」

郁乃「えへへ~。そや、膝枕もいっとくか~?」

京太郎「さすがに誰かに見られたらまずいですよ。申し訳ないですけど、遠慮しておきますね」

郁乃「……むー、つまらんなぁ……」


京太郎「ふぅ――まぁ、勝つには勝てたけど……今後の課題は、打点だよなぁ」

京太郎「そっちもちょっとずつ、改善できればいいんだけど――さて」

京太郎「ほかにも仕事はあるし、順番に片づけていかないと」


>通常行動選択 ※数字とアルファベットを組み合わせて、行動を選択してください

1雀力スキル行動 スキル購入は指導or雀荘修行でプロがいる場合のみ
 A対局 雀力1~4・好感度0~2(トップなら全員2、二位・三位は下位が1、上昇。最下位はなし)
 B指導 雀力2~4・好感度1・技能経験値5~20 (郁乃、絹恵、今回はプロ不可)

2執事スキル行動
 A差し入れ 執事1~3・好感度1~3
 B掃除 執事2~4・雑用1
 C勉強 執事1~3・好感度1(現在は由子、恭子限定。片方2、片方1)

3雑用スキル行動
 A買い出し 雑用2~4、好感度+1(連れだしは洋榎のみ、三年ほか二人はご用聞きのみ)
 B牌譜整理 雑用2・雀力2・技能経験値+5・部長(漫)&顧問(郁乃)好感度+1


※繰り返します、数字とアルファベットを組み合わせて、行動を選択してください

 安価↓2 ※人物指定は、後に別安価


>差し入れ

が決まったとこで、本日は終了でー
おつかれでしたー

明日、というか今日の更新は金曜分の日誌ってことで
部活後半、絹ちゃん誕生日、夜行動は明後日の予定


あら、爽さんが大将で、由暉子は副将なのか……
逆で考えてたから、色々ミスってますね、過去分も含めて

今後は正しい順番の設定で進みます

昨日の残りで日誌書いて、今日は更新にすればよかったかもしれんね、順序的に

-----------------------------------------------------------------------

【1月第三週金曜】

 今日も頑張り、トップになることができた。
 でも今日のは、ある先輩に謝りたかったから、そのおかげでもある。
 おかげで許してもらえたし、よかった。

 だけどさすがに、また役満だったっていうのは出来過ぎだろう。
 これを毎度、偶然でもなく上がれるのが、トップの人たちということだろうか。
 とても怖い。

 夏の大会で役満を上がった方は、俺に知ってる範囲で三人もおられる。
 とはいえ、参考になるのはおそらくそのうちの、一人だけだろう。
 まあ、参考にするにはもっと上手くなることも必要なのだけど。

 それはさておいて、全国大会の舞台で役満を上がるっていうのは、どういう気分なのかな。
 それを味わえるのが強い人なのか、当然だと思うのが強い人なのか、強いってそもそもなんなのか。
 知るためにはもっと、強くならないとだめなんだろう。

 だけど、俺は強くなるだけではよくない。
 みなさんのお役に立てるよう、そちらの技術も怠らず磨かなければ。
 今日の昼は、久しぶりにお茶会の準備をさせていただいた。
 先輩には満足していただけたが、スコーン以外も用意するべきだっただろう。
 今後に反省を活かしたい。


 ――追記――

 反省した結果がこちらです。
 【黄金たこ焼きの写真】

…………

 『これはどっちを話題にすればいいのか悩みますねー』
 『役満なぁ……広島のんは、完全に油断しとったからなぁ。うちはなんともよう言わんわ』
 『ちゃ、ちゃちゃのんの実力はあんなもんと違うんじゃ! プロでリベンジしたるけえ!』
 『私のは、色々条件があるから……準備ができなかったら、収穫できないし……』
 『私のほうも、対策は色々されてましたからねー。特に宮守のあれには、完璧にしてやられましたー』
 『こっちはクタクタだったんだけどね……言いたくないけど、一校が完全に空気読めてなかったから……』
 『宮守、ということはあのときのことでしょうか……偶然とはいえ、牌の偏りが目立ちましたね』

 初美先輩、尭深先輩、それに洋榎先輩……そういえば、塞先輩はそれを止めてたんだよなぁ。
 和はブレないのが強みなんだけど、いま思えば風牌鳴かせてたので、塞先輩はすげー大変だったんだな……お疲れさまでした。

 『まぁ役満なんか出るときは出るからな、それよりこっちの話やろ』
 『うちらも気になってる、なんやのこれ……』
 『やばいな、写真で見ただけでもわかる……これはごっつうまいで、間違いないわ』
 『差し入れでだしてくれるんやろか……あ、ちゃうで!? 要求とかそういうんと――』
 『マジでこれだすんやったら、なんでもするからこっちに声かけてや。こんなん絶対食いたいやろ』
 『ん? いまなんでもするって言うたか?』
 『あほか、あんた。こっち来るの待って、焼いてもろたらええだけやないの』
 『来月こんかったら、俺ら卒業やてわかってるか?』
 『……卒業しても、うちらは顔だすし……』
 『せやんな』
 『ちょお待てや! そんなん、俺……チーム事情もあるし、勝手できへんやろ!』
 『それはあんたの事情や、すまんな~』
 『あ、ウチはまだ一年ありますから、いつでも声かけてください~。大歓迎ですよーぅ』

 すごい食いつき……とはいえ、大阪だけかな?
 うーん、他チームはそれほど魅力に感じないのか……ちょっと残念。頑張ったのに。

 『……また、ノーパソが涎で……まぁ今回のは私のじゃないけど』
 『私のなのに……』
 『れじぇんどんまい』
 『』

 ――えっ、誰!?
 れじぇんどんまい書いたの誰!? あ、灼先輩か!?

 『そんなことより京ちゃん……京ちゃんのケーキ、早く……』

 明日、ケーキは焼く予定です。
 けど前に、淡に悪いことしたしな……また写真だと、怒らせそうだ。

――――――――


~清澄

「……和、ほんとブレないわね……」
「? なにがでしょうか?」
「なんでもないよ、和ちゃんはそのままでいいんだから、ねっ?」
「まぁ、それが強みじゃしのう……」
「そんなことより、京太郎が役満だと! 練習とはいえ……信じられないじぇ!」
「姫松高校の、レギュラーを相手にということですよね……素直にすごいと思います。もちろん、運も絡むわけですけど」
「レギュラーかぁ、誰かなー。末原さんかなー」
「彼女は受験生よ、試験前だからないんじゃないかしら」
「受験生抜いたら、新しいレギュラーさんか、優希とやりあった上重さんか、あとは愛宕姉妹じゃのう」
「洋榎相手だったら、本気ですごいわよ」
「先鋒も、なかなかやる奴だったじぇ」
「うふふー、そんな人たち相手に役満トップかぁ……早く京ちゃんと打ちたいなぁ」
「……やりすぎないよう、見ててあげてね」
「まぁ、なるべく気ぃつけといたるわい」


~龍門渕

「ずいぶんと、ハギヨシに憧れてんだなぁ、こいつは」
「嬉しいことですが……彼の指針を私が決めてしまったのは、軽率だったかもしれませんね」
「ハギヨシは背中を見せただけ、それに憧れるのは本人の意思一つですわ。気に病むことはなくてよ」
「その通りだ。それに京太郎は、ただ憧れや信奉だけでその道を見据えているわけではあるまい」
「そうだね。彼自身が、人のために――っていう気持ちを、純粋に持ってるように見えるよ」
「そうじゃないと……学校を渡り歩いてマネージャーなんて、できない……」
「……ええ、そのはずです。気持ちの面では、おそらく彼には、天賦の才がありました」
「清澄の英才教育かねぇ、これは」
「あるいは……もっと根源の、あの者の出自に絡むことやもしれぬな」


~白糸台

「京ちゃんが、粉モノの人になっちゃった……」
「思い詰めすぎだ。あと泣くほどのことか」
「そーだよー。前にあーんなクリームのメールしてきたんだもん、許せないよ!」
「あれ、怒る流れだったんだ、いまの」
「京太郎くんのクリームは、とっても濃厚で甘いからね……おいしかったなぁ」ペロッ
「それよりももっと、麻雀のほうを見てやれ。あの姫松で、練習とはいえ役満和了だぞ?」
「京ちゃんは強い子だから、それは当然としか」
「それはカイカブリだよ! 京太郎なんて、まだまだよわっちいもーん」
「こーら。そんなこと言ってると、すぐ追い抜かれるよ?」
「ふふーん、だったら直に勝負してから言ってやるもーん」
「要するに、淡ちゃんは早く、京太郎くんと打ちたいんだよね?」
「ふぇっ? そそ、そんなこと言ってないー! 違うからねっ、勘違いしないでよね!」


~永水

「あらあら、はっちゃん珍しく頬が緩んでるわよ?」
「!? そ、そんなことないですよー」
「私たちの牌譜も、しっかり見てたんでしょうね……役満に絡めてすぐに思いだしてるのが、その証拠です」
「……初美さん、あれ教えて……」
「春には難しいですよ。初美ちゃんならではの、特別な打ち筋ですから」
「……残念……」
「いいじゃないですかー。私だって、京太郎にあれは教えられないんですからー」
「そうねぇ。特別な打ち方じゃなくて、普通の打ち筋の人ほど……京太郎くんと一緒に、上達していけるんじゃないかしら」
「……そ、そうかな……///」
「私は無理ですね、そうなると……」シュン
「……祓い方をお教えすれば、ともに歩んでいけるのではないでしょうか」
「私が教えるっ」ガタッ
「春ちゃん、落ち着いて」
「ふーむ、でも一理ありますよー。怪異に出くわしたり、それなりの才能はありそうですからねー」
「一緒に修行、頑張るっ」フンスッ
「ただ……そうなると、その……えっと、彼と……は、肌を……なんですが……」カァァッ
「あっ」
「」
「」
「////////」
「――――この話は、忘れましょう。いいわね?」ニッコリ


~宮守

「試験前だってのに、妙なこと思いだしちゃったなぁ……京太郎くんのせいで」
「楽しかったからね、仕方ないと思う……残念なことも、そうだけど」
「でもでも、ちょーたのしかったのは事実だよー」
「塞がすっごい疲れて、シロが心配して見に行ったくらいだもんね」
「シロ、ヤサシイ! レア!」
「……いつも優しいよ」
「あ、ほんとに見に来てくれてたんだ、あれ。あのときは誤魔化してたくせに~」ニヤニヤ
「……あれは、お小水のついでで……」
「……ありがとね、シロ。それにみんなも、心配かけちゃったでしょ」
「何ヶ月前のことなのさ、もう!」
「ダイジョブ! オマツリ、マダマダ!」
「そうだよー。私たちみーんな合格して、来年もそのまた来年も、お祭り続けるんだよー」
「……私も、入ってていいのかな?」
「もちろんだよー」
「京太郎くんがいるんだし、来るでしょ?」
「……まぁ、ね……なにがあっても、絶対に」
「そのためにも、まずは明後日だよね……心の準備は、明日するのでいいかな?」
「明日は、たぶん……京太郎が、日誌で激励してくれると思う」
「そうね。それじゃ……みんなでももう一回、お祭りの続きをするためにも――」
「モウ、ヒトフンバリ!」
「今夜は寝かさないよー」
「いや、寝るのは大事だよ……京太郎も言ってるし……」
「シロのツッコミ!?」
「これもレアよね、ものすごく……」


~阿知賀

「れじぇんどーんまい♪」
「れじぇんどんまいですのだ!」
「れじぇんどんまいです~」
「……あの、ごめんハルちゃん……」
「ううん、いいよ……ほんと、ドンマイだし……ふ、ふふふ……」
「す、すみませんでした、赤土先生!」
「まぁまぁ、シズちゃんがそうなるのは、もう仕方ないってことでー……はーい、サクッとたこ焼き作ってあげたわよー」
「い、いいんですかっ?」
「はい、どうぞー。熱いから気をつけてねー」
「いただきまーす!」ガツガツ
「がっつきすぎ! ほんと、お姉ちゃんはシズに甘いんだからさー」
「憧ちゃん、ヤキモチ妬いてるの? かわいいね~?」
「や、妬いてないし!」
「いやー、モテる姉は辛いわー」
「私もお姉ちゃんがほかの子を甘やかしてたら、ヤキモチ妬いちゃうなぁ……」
「大丈夫だよ、玄ちゃ~ん」ナデナデ
「わぁ~い、お姉ちゃ~ん」ハグハグ
「おっ、うちもやっとく、憧?」
「やんないわよ!」
「灼、私らもやっとく?」
「いや、姉妹じゃないし……っていうか、わずらわし……」
「」
「れじぇんどんまい♪」
「れへんほんはいへふっっ!」
「……シズはいいから、食べてからにして……あと望、うざい」
「えー?」
「でも言い方、憧ちゃんのにそっくりだったね~」
「やっぱり姉妹だね~、仲良いんだぁ~」アッタカーイ
「や、やめてってば、ほんとっ///」


~姫松

「絹ちゃんと漫ちゃん、大丈夫なんかなぁ……」
「ふーむ……まぁうちも上がられたわけやし、なんとも言えんわなぁ」
「京太郎くんがモンスター級に強い、いうことでしゃーないんとちゃうー?」
「けど、それやったら漫ちゃんが爆発せなおかしいやん?」
「神代小蒔と打っててもせんかったし、まだまだ成長中なのよー、たぶん」
「せやなぁ。秋にはええ結果残しとったし、春見てから判断したろや」
「……私らも夏のシード逃すことになった、春季大会ですか……」
「人数ギリギリで出られへんかった清澄、阿知賀は置いといても……」
「本命は永水、龍門渕、臨海女子、白糸台言うとこやろなぁ」
「試験控えて、後輩の心配してる余裕なんかないけど……心配やわぁ」
「うちらの先輩方は、そういうんなかったしなぁ……ま、なるようになるやろ」
「ケセラセラやねー」

「……京太郎くん、すごいなぁ……」
「せやんなぁ……もっとうちに、いてくれへんかなぁ……」
「あの子と打ってたら、ええ練習になるんやけど……」
「――おらんでもしっかりせなあかんねんけどなぁ、私ら主将と副主将やねんで?」
「……わかっとるけど……」
「そうやんな……っちゅーか、ボーッとしとる私の言えることちゃうし……」
「……しゃーないて、あんなん見てしもたら……そうやろ?」
「うん、まぁ……はぁぁ……」
『かっこよかったなぁ~、京太郎くん……』

ただ、ですのだにしちゃうと、オチ担当というか
こう、キリッとした感じの松実、じゃなくなっちゃうんだよね

普通のしゃべり方でも、松実妹だとわかるようにしないといけない
本来の彼女は真面目で優しくて一途で、お姉ちゃん想いで努力家ないい子
す、すごいヒロイン力だ……


そういえば、差し入れはたこ焼きにするか聞いてなかった

------------------------------------------

京太郎「――そろそろ、あれの出番だな……」スッ

京太郎「せっかく準備したんだ、どうせなら味わっていただきたい――」

京太郎「けど、前にそこまでたこ焼きが――とか言われた気もするし、悩むなぁ」

>差し入れ選択
1 いや、迷っていても仕方ない。ここは黄金たこ焼きで勝負だ!
2 ……無難に洋菓子にしておこう

安価↓2

今日はちょっと早いですが、ここから再開で

---------------------------------------------

京太郎「――出すか、黄金たこ焼きを……」


京太郎「差し入れの仕込みに行ってきます、いいですか?」

漫「うん、ええよ……どないしたん、えらい真剣な目ぇやけど」

京太郎「いえ、なんてことないです……では、行ってまいります」

漫「う、うん、行ってらっしゃい……」

絹恵「京太郎くん、なんやて?」

漫「えっ? いや、差し入れの準備してくるて、そんだけ……」

絹恵「なんや、そうかぁ」

漫「せやけど――」

絹恵「えっ?」

漫「あっ! う、ううん、なんもあらへんで!」

絹恵「そう? ほな、差し入れくるまでもうちょい頑張ろかな~」


漫(せやけど……真剣な顔の京太郎くん、もうっ……あかんわ、ほんまかっこいい)////


京太郎「――さて、やるか。気合入れないとな、誰かにお出しするのは初めてなんだから」

>執事判定
自動成功、ゾロ目で大成功

安価↓1

危うく大阪城が破壊されるとこだった……

--------------------------------------

>成功

京太郎「――よし、できた……味、具材、焼き加減……どれも問題はないな」

京太郎「さて……出陣だ!」



京太郎「というわけで、本日の差し入れに、たこ焼きを用意させていただきました」

京太郎「こちらに来てから、オリジナルのレシピを研究した、その成果です」

京太郎「お口に合うかはわかりませんが、どうぞお召し上がりください」

洋榎「……これは、あれやな……昨夜の」

恭子「写真で見たんと、おんなじやつやん……」

由子「ちょーおいしそうなのよー」

絹恵「別の人と同じリアクションなってますよ、真瀬先輩」

漫「なんで真剣なんかと思たら……私らに初めてたこ焼きだすから、緊張しとったんか」

京太郎「まぁ、そんなとこです……って、そんな真剣な顔してましたか?」

漫「本人自覚ないもんやなぁ……けど、心配せんでええやろ。こんなおいしそうなんやもん」

京太郎「見た目がよくても、中身がダメなら台無しですから」

洋榎「まぁそういうこっちゃろなぁ……よっしゃ、うちらで判定したろやないか」

絹恵「あかんで、お姉ちゃん……なんか、前とおんなじ未来が予想できてまうわ」

恭子「前て……ああ、最初の差し入れもろたときのん? 大丈夫やろ、たこ焼きやったら、私らも食べ慣れてるし」

由子「きょ、恭子まで……」

郁乃「ほな、いっただっきまーす♪」

漫「ちょっ、代行! 抜け駆けずるいですやん! っていうかどこにいはったんですか!」

郁乃「だって誰も手ぇつけへんねんやも~ん。はよ食べななくなるで~」パクッ

洋榎「させへんわ! うちもいただくでぇ!」ハムッ

絹恵「お姉ちゃん、落ち着いてーや……ほな、私も」パクッ

恭子「私ももらうわな」

由子「いただきますー」

漫「……いただきます」


洋榎「ふわぁぁぁ……なんやこれぇ、うますぎるて……」

恭子「うっ、うっ……なんちゅうもんを、食べさせてくれるんやっ……」

由子「う、うううう……うーまーいーのーよー!」

絹恵「ひゅ、ひゅごおい……まわりがえらい香ばしいのに、中身トロットロやぁ……はふっ、はふぅぅ……」

漫「おい、しっ……おいしいっ、めっちゃおいしいで、京太郎くんっっ……」ボロボロッ

京太郎「泣くほど!?」

郁乃「………………」

京太郎「? 代行、お口に合いませんでしたか――」

郁乃「…………っ……」ポロッ、ボロボロボロッ

京太郎「こっちも!?」

郁乃「っっ……ごめっ、堪忍やぁ……ふぐっ、こ、こんな、おいしいたこ焼きっ……食べたこと、のうてっ……」

京太郎「……また作りますから。本日のところは、こちらをゆっくり召し上がってください」

洋榎「お、おかわり! おかわりもろてええか!」

恭子「待ち洋榎! こっちが先や!」

絹恵「私も、欲しいんやけど……ええかな?」チラッ

由子「ふごいおいひいのよー」ハフハフッ

漫「食べるんもったいないくらい、おいしい……これが、ほんまのたこ焼きなんやな……」ジーン


京太郎「大好評だ……作ってよかった、本当に……」

京太郎「――とりあえず、なくなりそうだから追加で焼いてきたけど……誰からお渡しすればいいやら」

>相手選択
安価↓2-3 コンマ高いほうにボーナス、ちょっとマイスター効果と差し入れの結果バランスミスったんで、あとで修正します


>漫、郁乃 ボーナスは郁乃に

【たこ焼きマイスター】5/5
 大阪二校での差し入れ時、好感度上昇対象に2人選択可能な【黄金たこ焼き】を差し入れできる
 その際、片方には判定結果に加えて、好感度+1のボーナスがつく
 ただし、週に二回まで。また、一度使用後は、二日空けなければ再使用はできない


京太郎「……あの、郁乃さん。よろしかったら、こちらを……焼き立て、ご用意してきました」

郁乃「えっ……えぇ~、かまへんの~?」

京太郎「その……なんというか、すげー嬉しそうに泣いてらしたので……こっちも、嬉しかったですから」

郁乃「えへへぇ、なんや悪いなぁ……ほな、遠慮のういただきます~」パクッ

郁乃「……うん、やっぱりおいしいわ……」

京太郎「どうして泣いてらしたか、聞いても?」

郁乃「そんな大したことやあらへんよぉ。昔にね、これに似たたこ焼きを、よう食べさせてくれたお店があってやね~」

郁乃「その頃のこと、色々思いだしてしもて……なんや懐かしゅうて、ウルッときてしもただけや~」

京太郎「そうですか……なら、よかったです」

郁乃「なにが~?」

京太郎「いえ、嬉しそうには見えましたけど……本当は、なにか悲しいことを思いだされたのかと思って」

郁乃「あはは~、大丈夫やで~? でも心配してくれてんね……おおきに、京太郎くん」ニコォ

京太郎「――――かわいい」

郁乃「ふぇっ!?」

京太郎「あっっ……ち、違いますっ、いまのはっ……いや、違いませんけどっ……なんでも、ないんでっ」

郁乃「……あ、あはは~、そそ、そんな照れんでもええやん~」カァァッ

京太郎「郁乃さ――だ、代行だって赤くなってるじゃないですかっ」

郁乃「そそ、そら、そんなん……あんなん、言われたら……なるやんかぁ……」////

京太郎「うっ――ま、またそんな……」

郁乃「………………」

京太郎「………………」

漫「…………なにお見合いしてるん、二人して」

京太郎「!? すっ、すす、漫先輩!? いやっ、なんでもないっす……ああ、そうそう! これ追加です、よかったらどうぞ!」

漫「わっ、ええの? そら嬉しいわぁ……ありがとなぁ」

京太郎「ええ、どうぞ……あ、けど部活のあとで――」

漫「んぅっ、わかってる。漫ちゃんのやろ? なるべく、控えめにしとくからな~」

京太郎「はい、お願いします」

京太郎「ふぅ――郁乃さん、大丈夫ですか?」

郁乃「う、うん……ごめんな、つい……教師やのに、あんな……」

京太郎「いえ、俺のほうこそ……それより、どうぞ」

京太郎「まだありますから……懐かしい味よろしければ、もっと堪能してください」

郁乃「……ん、おおきに」ニコォ

>好感度判定
安価↓1 郁乃 自動成功、ゾロ目大成功
↓2 漫 自動成功、ゾロ目大成功


差し入れの選択肢を復活させたいな、と思いつつある
余裕が出来たら

-----------------------------------------------------

>両者成功

京太郎「なんとか満足してもらえたし、よかったな」

・執事+2
・郁乃好感度+3
・漫好感度+2


京太郎「……あれ、今日って結構早めに終わりました?」

漫「せやでー。まぁ……先輩らは明日、試験やし……ほら、絹ちゃんのもあるやろ?」

京太郎「あっ……買いだしに行くから、気を遣ってくださった感じですか?」

漫「それも込みで、いうとこかな。ほな、私らは一回帰って着替えてから行くけど……京太郎くんは?」

京太郎「そうですね……買い物して、着替えと仕込みを軽くしてから、行くことにします」

漫「ん、わかったー。時間は洋榎先輩に聞いとるて思うけど、遅れそうなったら言うてやー」

京太郎「了解です」


京太郎「さて――なら、まずは買いだしに行くか。仕込みもあるし、ちょっとだけ急がないとな」


>下校遭遇判定
1漫、3由子、5洋榎、7絹恵、9恭子、0郁乃

 安価↓1 コンマ一桁


>無事帰宅

京太郎「よし、これで食材の準備は大丈夫……さて、どういうメニューにするかな」

京太郎「時間が夕飯には少し早いから、オードブルは摘みやすいものを用意して……作って、冷やして持って行っておこうか」

京太郎「で、夕食までにスープの煮込みと、メインの下拵え――ケーキはこっちで作って、冷蔵庫をお借りしようか」

京太郎「うん、それじゃ――早いとこ準備をして、先輩のお宅にお邪魔しようか」

>執事判定
自動成功、ゾロ目大成功
安価↓1


>成功
・執事+2


~愛宕家

京太郎「もう漫先輩はいらしてるかな……あ、声がしてる」

京太郎「支度してるようなら、邪魔するのも悪いんだけど……まぁ、勝手に上がるのもなんだしな」ピンポーン

京太郎「須賀でーす。参りましたー、上がっていいですかー」

洋榎『おー、京太郎か、よう来たなぁ。何べんも来とって、勝手知ったるいう感じやろ、上がってきてんかー』

京太郎「了解です、お邪魔しまーす」


京太郎「では――改めまして、お誕生日おめでとうございます、絹恵先輩」

絹恵「うん、おおきに……ところで、京太郎くん?」

京太郎「はい?」

絹恵「いや、その……その、格好は?」

洋榎「ぶはははははっっっ! 京太郎、なんやそのカッコ……くっ、んぷっ……くくくくっ……よ、よう似合てるで……」

京太郎「すげー新鮮な反応、ありがとうございます……やっぱ制服があるとこだと、普段と違う格好なんで、そうなりますね」

漫「っていうか、なんでそんなん持ってるん? 燕尾服……執事服、言うん?」

絹恵「なんで着てきたん、いうほうが大きいんやけど……」

京太郎「修行中に、師匠からもらった服でして……まぁ、俺なりの勝負服です」

京太郎「あとは、こちらで料理させていただきますから。一番動きやすい服装にしました」ビシィッ

絹恵「しょ、勝負服なんやっ……私のために、その……き、着てくれたわけやんな?」

京太郎「はい! あっと……こちら、ケーキのほう先に準備させていただきまして……冷蔵庫、お借りしていいですか?」

雅枝「ほー、でかい箱やなぁ、立派なもんや。ほな、預からせてもろとくでー」

京太郎「あ、お願いします……って、雅枝小母さま! 本日はお招きいただき――」

雅枝「あー、そういうんはええて、気にせんで……っちゅーかなんやの、そのけったいな服装は」

京太郎「俺の勝負服、兼女子校での制服です。千里山にお邪魔した際は、これで通学の予定ですから」

雅枝「ほんまかいな……まぁ、見慣れたらおかしないやろな。それに、よう見たら似合てるし」

京太郎「ありがとうございます」

洋榎「ま、玄関先であーだこーだ言うんもあれや。とにかく入ってやー。飾りつけ途中やけどな」

漫「京太郎くんは料理してくれるんやったかな……ほな、手伝ってもろても悪いやんなぁ?」

京太郎「下拵えはしてますし、オードブルはもうお出しできますから。飾りつけもお手伝いできますよ」

漫「あ、そうなん? ほなちょっと高いとこを――」

絹恵「あっっ……ま、待ってくれへん? その……京太郎くんには、お願いしたいことあって……」

京太郎「――えーっと、それじゃ……本日の主役ですし、絹恵先輩を優先ってことで――」

漫「むー……ま、しゃーないか。私のときもくっついてもろたし、今日は絹ちゃんについてあげててや」

京太郎「はい!」

絹恵「お、おおきに……ほな、行こか?」

京太郎「どちらへお供しましょう」

絹恵「えっと、その……////」


絹恵「わ――私の、部屋やねんけど……////」

漫「」


~絹恵の部屋

京太郎「――――――」

絹恵「て、適当に座っててんか……あ、そや……クッション、クッションは……」

京太郎「お、お構いなく……」


京太郎(…………落ち着こう、まずはクールになれ)

京太郎(先輩の服が、ちょっと胸の開いた可愛らしいのだからって、ことさら気を払うまでもない――)

京太郎(……いやいや、無理だろ。さっきから谷間見えまくってるし、あれ絶対誘ってるよな?)

>選択
1 誘ってる
2 間違いない
3 部屋にきたのはそのため


京太郎(…………だから落ち着け! 絹恵先輩はそんな人じゃないからっ……)

絹恵「ごめん、京太郎くんがくれたクッションしかくて、それ枕にしてるから――」

絹恵「ベッドに座っててくれへん?」

京太郎「」


京太郎「……へ?」

絹恵「せ、せやからっ……もうちょっとしたら、えっと……夕飯の時間くらいにやな。オトンが帰ってくるんやわ」

京太郎「はぁ……」

絹恵「そんでな、オトンの前でや、その……ああいうことは、できへんやろ?」

京太郎「ああいう?」

絹恵「……す、漫ちゃんに、してたみたいなん……」

京太郎「――誕生日の、執事役ですか?」

絹恵「ま、まぁ有り体に言えば……」

絹恵「せやから、その……先にちょっとだけ、ここで……お嬢様な気分でも、させてもらえへんかなって」

京太郎「構いませんけど……え、でもそんな大したことしてましたか?」

絹恵「せ、せやって! あんな……あーんとかっ、肩揉んだりとかっ……あかんやん、普通に考えて!」

京太郎「……確かに、親御さんの前では……」

京太郎(松実館はともかく、シロさんのお父さんのこともあるしな……)

京太郎「あれ、けど雅枝さんだけだったらいいんですか? お父さんのことばっかり気にされてますけど」

絹恵「……あんたがうち来て、オカンになに言われたか、ぜーんぶ思いだしてみ?」

京太郎「…………すみません、止める人じゃないですよね」

絹恵「せや。だからオトンの目だけ気にしたらええねん」

京太郎「んー……けどそれだったら、なにも特別なことをしなかったらいいだけじゃないですか?」

京太郎「わざわざ、その……私室にまで呼んでいただかなくても――」

絹恵「はぁぁ……あほ、そんなん無理に決まってるやろ」

京太郎「はい?」

絹恵「今日はなんの日や?」

京太郎「絹恵先輩の誕生日です」

絹恵「せや……ほんで、うちは今日を楽しみにしとってん。だって、今日やったらええやろ?」


絹恵「漫ちゃんがされてたみたいなこと、おねだりできるんやもん……年に一回の、特別な日やから」


京太郎「――――――申し訳ありません」

絹恵「えっ――あ、あかん、かなぁ……やっぱり……」

絹恵「あ、あははっ……ま、まぁしゃーないわな、うん! せやったら、もう戻ろか――」

京太郎「いえ、そうじゃなくて……先輩が――いえ、絹恵お嬢さまがそんな風に思ってらしたこと、気づかなかったことについてです」

京太郎「本当に、申し訳ありませんでした……ほんの短い間となりますが、俺はいまから、お嬢さまの専属執事です」

京太郎「なんなりとお申し付けください」

絹恵「――――――う、うん! おおきにっ、京太郎くん!」

京太郎「京太郎――と、お呼びくださいませ」

絹恵「」


絹恵「……きょ、京太郎っ!」

京太郎「はい、お嬢さま……どうぞ、お茶です」

絹恵(どこから!?)

絹恵「お、おおきに…………」

絹恵(……あかん、緊張する……よう考えたら、部屋でなにしたらええんやっ……)

京太郎「――――お嬢さま?」

絹恵「ふやっ、はいぃぃっ!?」ビビクンッ

京太郎「どうかされましたか? お顔が赤くて――風邪でも、召されましたか?」

絹恵「ちゃ、ちゃうよ、うんっ……その、ごめんな……」

京太郎「いえ、謝られるようなことは……というか、ほんとどうしたんですか?」

絹恵「その、なんちゅーたらええんやろ……なにしてもろたらええか、わからんくて、それで――」

京太郎「…………俺は、なんだって構いません。それに、なにもしなくても、構いませんから」

絹恵「えっ……」

京太郎「絹恵先輩は、いつも通りにしててください……俺はそれを手助けする、それだけですから」

京太郎「無理に用事を頼まれなくても、必要なことがあれば俺が察して、動きます――執事の役割ですから」

絹恵「……そっか、うん……おおきに」

京太郎「……落ち着かれましたね。肌が、綺麗な白色に戻っています」

絹恵「きっっ……あ、あほなこと言わんのっ、もう!」

京太郎「失礼いたしました――ふむ、では……」

>返事選択
1 髪の毛を梳かせていただきます
2 膝枕、させていただきます
3 アルバムでも見ましょうか

安価↓2


京太郎「――そうですね、では……そのまま、じっとしてらしてください」

絹恵「――――っっ!!」

絹恵(も、ももっ、もしかしてっっ……じじ、じっとして、目ぇ……つ、瞑って、その――)

絹恵(ああああ、あかんで、絹恵! 私らまだ高校生やで、そんなんっ……で、でも、高校生やったらそんくらいは……あぁぁっ、でも! 今日なんかみんなうちおるし!)

京太郎「綺麗なおぐしですね、梳くのもスムーズです」

絹恵(きれっっ……ま、また言われてしもたっっ……こんなんっ、ぜ、絶対……されるやんっ、され――)

絹恵「……はれ?」

京太郎「あ、動いちゃだめですよ。櫛引っかかっちゃいます」

絹恵「あ、ごめん……なんで髪梳いてるん」

京太郎「同級生だったら、頭でも撫でて落ち着かせるんですけど……先輩相手にそれはできませんから」

京太郎「で、前にもしましたし、髪を梳くなら許してもらえるかなーと。今日はパーティですし、おめかしのお手伝いを、と」

京太郎「まぁ、先輩の髪はいつでもサラサラで、いい匂いするんですけど」

絹恵「…………ヘンタイ」

京太郎「ひどい罵倒を!?」

絹恵「冗談やって……やっぱええなぁ、気持ちいいわ……京太郎くんにクシ通してもらうん」

京太郎「…………少し、髪の毛上げさせていただきますね」

絹恵「ひゃうっっ!? ちょっ、首あかんてっ……んっっ、あっ……よ、弱いねんっ、んっっ……ぁんっ……」ゾクゾクッ

京太郎「失礼――はい、これで大丈夫です」

絹恵「はぁ……んぅ? 別に、髪型は変わってないけど……あ、れ?」

絹恵「このネックレスて……えっ、どないしたん、こんなん!」

京太郎「えーっと……俺からの、誕生日プレゼントです」

京太郎「……少し、その……開いた服ですし、首周りが寂しいかと思って……つけさせて、いただきました」

京太郎「勝手に、すみません……先輩のお好みかもわからないのに」

絹恵「…………赤い宝石やね」

京太郎「先輩が好きなのってなにか、考えてまして……そうしたら、思いついたんです。先輩は、お姉さんの――洋榎先輩が、大好きだって」

絹恵「うん、そうや……お姉ちゃんの髪の色と、おんなじ……綺麗な石やわ」

京太郎「洋榎先輩はもうじき卒業ですから……この宝石の色で、その慰めになればと」

絹恵「…………おおきに、めっちゃ嬉しい……大事にするわな」

京太郎「お気に召していただけて、よかったです」

絹恵「ん……ほな、そろそろ降りよか。京太郎くん、料理の支度せなあかんやろ?」

京太郎「そうですね……オードブルはご用意してますので、摘みながら待っててください」

絹恵「期待してるで? 私のシェフさん?」

京太郎「――お任せくださいませ」

・絹恵好感度+6 (プレゼント込)


京太郎「――――お待たせいたしました、冬野菜のクリームポタージュ、蒸しエビとクルトンを添えてあります」

雅枝「――――洋榎」

洋榎「言うた通りやろ?」

雅枝「あんたも見習い」

洋榎「そっちかいな!」

漫「……ふわぁ、すご……野菜とエビと、スープの味がえらい濃厚や……」

絹恵「うん……おいしいわ、京太郎」

京太郎「ありがとうございます」

洋榎「………………京太郎?」

京太郎「はい?」

洋榎「……いや、いま絹が――」

絹恵「――っっ!! きょ、京太郎くん! 京太郎くんや!」

京太郎「京太郎でもいいですけど」

絹恵「そ、それはまだ早いで!」

雅枝「どういう基準なんや……」

漫「京太郎……京太郎くん……うーん、どっちがええやろか……」ブツブツ

京太郎「ポタージュですけど、こっちのパンを浸しておいしいですよ。試してみてください」

洋榎「飯ちゅーたら米や思とったけど……洋食やと、パンも合うもんやなぁ」パクパク

漫「メインも待ち遠しなってまうわぁ……」

京太郎「ご期待いただければ……けど、すみません。食事中に立ったり、慌ただしくて」

雅枝「作ってるもんを、あとから食べさすわけにもいかんしな……あんたのオードブルと、うちが用意した惣菜もあるし、立食や思えばええやろ」

洋榎「オトンも遅いし、焦らんでええからな~」

漫「そういえば、小父さん遅いですね」

雅枝「ほんま、なにしとるんやろ……可愛い娘の誕生日や言うのに」

絹恵「うん、それもあるし……オトン、京太郎くんに会うの、楽しみにしとったんやけどなぁ」

漫「――っっ! な、なんやのそれっ、どういうこと!?」

京太郎「俺も意外です。なんでそんなことに」

雅枝「あ、言うてなかったか? 実は――」


愛宕父「いやーっ、すまん! えらい遅なってしもて――」


雅枝「言うとったら帰って来たで……」

洋榎「オトン、おっそいわー」

絹恵「もうご飯食べてしもてんで? 途中やけど……」

愛宕父「やー、悪いなぁ」

漫「ど、どうも、こんばんは! お邪魔しとります」

愛宕父「おっ、漫ちゃんかぁ、いらっしゃい。なんやまた、美人になったんちゃうか?」

漫「そ、そんなことあらへんですよっ」

雅枝「……嫁の前でまぁ、おもろいこと言うオッサンやなぁ」

愛宕父「ま、まぁ落ち着きて……一番はお前やで?」キリッ

雅枝「あほ、冗談や。そんな若い子相手に、妬いたりするかいな、いまさら」

京太郎(なんか、すげー人だな……)

洋榎「京太郎、これオトンな」

愛宕父「これてなんや、ほんまに……って、京太郎!?」

京太郎「は、はじめまして……洋榎先輩、絹恵先輩には部活動でお世話になっています。須賀京太郎と申します」

愛宕父「おぉーっ、京太郎くんかぁ。なっつかしいなぁ、えらい大きなったんとちゃうか?」

京太郎「そうですね、お久しぶりで――って、なんでですか。初対面でしょ?」

洋榎「なかなかのノリツッコミやで」

絹恵「20点くらいかな」

京太郎「すげえ厳しい!」

絹恵「ほんまもんはもっとすごいからなぁ……」

愛宕父「まぁそれは置いといてや……なんや雅枝、まだ言うてないんか?」

雅枝「説明するとこであんたが帰ってきたんや、ちょうどええわ」

京太郎「へ?」

雅枝「まぁざっくり説明するとや、うちのダンナの仕事の関係で、昔、あんたのお父さんと一緒に仕事しとったことある、いう話や」

京太郎「へ――」

洋榎「はぁ――?」

漫「えっっ!? なな、なんですかそれっ、家族ぐるみのお付き合いですか!?」

絹恵「漫ちゃん落ち着いて――いや、でも私もちょっと驚いてるんやけど……」

洋榎「なんや、会いたがってたんは、そういうわけかいな……」

愛宕父「まぁそういうこっちゃな。須賀にはえらい世話なっとってなぁ……あれはまだ、九州におった頃やったか」

京太郎「九州……? 俺、九州に住んでたんですか?」

愛宕父「なんや知らんのか……まぁ、十年か前のことやし、京太郎くんもちいちゃかったからなぁ」

愛宕父「わしが単身赴任中でなぁ、その仕事先で、須賀に世話なっとたんや」

愛宕父「ほんであいつは、元気にしとるんか?」

京太郎「ピンピンして、よく動き回ってますよ。正月に会ったきりですけど」

愛宕父「昔から、色んなとこ行っとったからなぁ……まぁ元気ならなによりや」

愛宕父「そんなわけで、子供の頃の縁もあるんや。京太郎くんのことは、我が子のように思っとったんやで」

京太郎「うーん、覚えてない……すみません」

雅枝「まぁしゃーないやろ、それは」


京太郎「というか、その須賀って俺の親父のことなんですか?」

雅枝「どうやらそうみたいやで。新年の挨拶やらなんやらの関係で、調べてみたらドンピシャでなぁ」

京太郎「はぁ……九州、ねぇ……全然覚えてない……」

漫「おもしろい縁もあるもんですね……」

洋榎「まぁ京太郎がオネショしとった頃の話はええわ。今日のメインは京太郎とオトンやないで」

愛宕父「せやせや、絹恵ー、誕生日おめでとうなぁ」

絹恵「おおきに、朝も聞きましたけども」

愛宕父「まぁまぁ、プレゼントもあるから、あとで――お? なーんや絹恵、色気づいてそんなもん……はっはーん」

絹恵「な、なんやの、そのやらしい顔っ」

愛宕父「いやいや~、京太郎くんもなかなかやりよるなぁ、思て」

京太郎「………………」

漫「……っっ! ほんまやっ、絹ちゃんアクセサリーつけてる、さっきまでなかったのに!」

洋榎「ああ、さっき部屋に二人でおったときのあれか」

愛宕父「…………なんや、興味深い話が聞こえたけど」

雅枝「言うほどおもろい話ちゃうわ、ええから流しとき」

愛宕父「……京太郎くん、あとで詳しい話を――」

漫「だ、大丈夫ですっ、小父さん! うちもこれ、誕生日にもろてますから! 手袋、めっちゃぬくいです!」

愛宕父「お、おう……」

洋榎「漫もてんぱっとるなー」

雅枝「おもろなってきたな、今度は」

京太郎「………………」

愛宕父「……京太郎くん、どっちが本命で――」

絹恵「おとーちゃん! ええかげんにしい!」

愛宕父「おぉ~、こわっ……ま、今日のとこは聞かんとくから、ゆっくりしてってや」

雅枝「それがそうもいかへんのや。この子は、今日の料理長やからな」

愛宕父「へ?」

京太郎「…………と、とにかく、料理の続きしてきますね……あ、小父さんの分もご用意しますので」


京太郎「――――色々と驚いたけど……ふーん、そうだったのか……」

京太郎「九州って、そういえばおふくろの実家だっけか……親父のほうは中国地方だったような……」

京太郎「――っっ……だめだ、思いだせん……とにかく、メインを作るとするか」


誕生日編、前半終了
後半は明日でー

九州フラグはいまんとこ一個しか回収してないんで、色々大変よー
なお、須賀父と愛宕父の交友関係は、当然オリ設定です

いつか愛宕京太郎物語もスレ立てたいです
とりあえず、本日終了、おつかれでした

あ、ちなみにそこまで大変なフラグじゃないです
というか、ある人とある人用のなんで、回収できなくてもそっちEDが無理なだけでー

幼いころの愛宕姉妹と京ちゃんは面識ないでー
今回は九州にいたことがある、とだけ確定に
覚えてないのはフラグ不足だからです

重くも複雑でも、誰かが特別になるわけでもない、スレ限定の裏設定
誰得なの……

??「おかしい、こんなこと許されるはずがない」
??「京ちゃんの幼馴染ポジは一人だけで充分なのに…」

京太郎「10年前…女の子と何か約束したような…」

京太郎「10年前…女の子と何か約束したような…」

京太郎「10年前…女の子と何か約束したような…」


色々期待されてて申し訳ないが、過去の話はとりあえずここまでなんだ
ここまで4回のフラグ選択肢を1回しか拾えてないからね

×誰かが有利に
○誰かが不利に
むしろこっちで

読者様A「イヤだいイヤだい! ボクが納得できる設定と展開じゃなきゃ鼻水つけるぞ!」
読者様B~F「いやなら読むな」
読者様G~W「おもしろけりゃ設定とかどうでもいいじゃん」
読者様XYZ「いまだ! 燃料を投下しろ!」

安価スレと戦争は切っても切れない、つまり因果関係

少女マンガばりのお姫様扱いして、最後はマッサージで身も心もメロメロにするに決まってんじゃん


京太郎「――さて、いい鴨肉だからな……コンフィにしてとも思ったけど、6人分は時間がなぁ」

京太郎「小父さんや雅枝小母さんは、油脂分多いのもよくないだろうし……素直にローストさせてもらおう」

京太郎「あとは……果物でピュレを、それに添え物を――」

>執事判定
自動成功、ゾロ目大成功

安価↓1


>成功
・執事+2

京太郎「お待たせいたしました、鴨のローストです。どうぞ」

愛宕父「ほっほー、こら立派なもんや……」

雅枝「鴨てまた……えらい張り込んだもんやな。ほんま、さっきの精算分で足りとるんか?」

京太郎「よくお世話になってるお店で、安く譲ってくださいましたから」

雅枝「そうか。買い物上手なんはええことや」

洋榎「ほら、せっかくやし絹から口つけや」

絹恵「な、なんや恥ずかしなぁ……はむっ」

漫「…………どうやろか」

絹恵「…………ふへぇぇ……か、鴨て、こんな……柔らこうて、濃厚で……あ、あかん……止まらへん!」パクッパクッ

京太郎「――――ありがとうございます。みなさんも、どうぞ召し上がってください」

洋榎「…………う、うまぁっ……口ン中で蕩けよるのに、なんやこの深い味わいはっ……」

雅枝「鴨いうたら肉の味より、脂……取ったダシなんかがうまいて聞くけども……」

愛宕父「こら鴨そのものの味が、肉にしっかりついとるで……くぅ~、たまらん! 絶品やな!」

漫「……一生、こんなん食べて過ごせたら、幸せすぎるやろ……ほわぁぁ……」

京太郎「いつでも、おっしゃっていただければご用意しますが」

漫「そういう意味ちゃうわ、あほぉ……はふぅぅ、おいひいわぁ……」


京太郎「ふぅ、喜んでいただけてよかったな……さて、と――」

絹恵「あれ? どこ行くんや、京太郎くん?」

京太郎「あと片づけと、このあとのご飯ものを――あと、ケーキもそろそろ、最後の飾りつけがありますので」

絹恵「あとにし。京太郎くんも、はよ食べな。冷めてまうやん」

京太郎「味見で少し摘みましたし、ご飯をお持ちしてからでも――」

絹恵「あーかーんー! ちゃーんと食べるまで逃がさへんでっ」ガシッ



愛宕父「おい、絹のやつ酔うてるんとちゃうか」

雅枝「酒はこっちにしか注いどらへんけど」

愛宕父「いやいやいや、絹のグラス、紫の入ってるやんけ!」

洋榎「気分だけでも思て、ブドウジュースや」

漫「完全にワインや思て飲んでるわ、絹ちゃん……」

雅枝「ワインをあんなグビグビ飲むかい、ビールちゃうで」


絹恵「はい、ここ座る!」

京太郎「はい」

絹恵「ナプキンつけて」スッ

京太郎「膝上です、こういうのは」

絹恵「ナイフとフォーク持って」

京太郎「盛りつけで切り分けてますので、箸でも大丈夫ですよ」

絹恵「ほな召し上がれ」

京太郎「…………あの、絹恵先輩」

絹恵「なんやろか」

京太郎「なぜ俺の鴨を、フォークで?」

絹恵「ちゃんと食べるか心配やし、うちが食べさしたる」

絹恵「はーい、口あけやー」


漫「あわっ、あわわわわわ……」

洋榎「おもろなってきたな」

雅枝「さて、京太郎はどないするんか……」

愛宕父「もしもーし、お父さんの前やでー、わかってるんかー」

雅枝「オカンが許す、黙って見とり」

愛宕父「はい」


京太郎(外野うるせぇ……)

>行動選択
1 箸を手にする
2 あーん
3 絹恵の手ごとフォークを持つ

安価↓2


京太郎「………………あ……」

絹恵「んー?」

京太郎「……あ、あーん……」

絹恵「ほい、召し上がりー」

京太郎「はむ、あむ……んむ……ふむ、ふむ……うん、いいですね」

絹恵「おいしかったか?」

京太郎「はい。ありがとうございました。ごちそうさ――」

絹恵「はい、次のいっとこかー。あーんやでー」

京太郎「…………あー……はむっ……」


漫「うぐぐぐ、そっちのパターンでもええんか……」

洋榎「…………」

雅枝「洋榎、目がマジなってるで」

洋榎「なっ!? あ、あ、あほ言いなやっ、なにがマジや!」

雅枝「誰があほやて」

洋榎「」スマセン

愛宕父「京太郎くん、大丈夫やでー。絹恵は優しい子やからなぁ、そらもう――」

雅枝「誰と比べてや?」

愛宕父「い、一般論やないか(震え声」


絹恵「どやー、うまいかー?」

京太郎「はい、おいしいです」

絹恵「はぁー、酔うたんかなぁ、あっつなってもうたわぁ……失礼して、上脱がせてもらうなぁ」ヌギッ


京太郎(ブドウジュースでなぜ暑く――ってぇぇっっ!)


京太郎「ちょっとストップ、絹恵せんぱ――」

絹恵「――え?」タプーン

京太郎「」

京太郎「」

京太郎「………………あ」

京太郎「アウトおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」


・絹恵好感度+4


京太郎「こちらケーキですー、どうぞー」ボー

絹恵「忘れ」

京太郎「アッハイ」

愛宕父「絹恵は雅枝によう似とる」

洋榎「なんか言うたか」

愛宕父「洋榎は目が雅枝に似とるわなぁ」

洋榎「それで誤魔化したつもりかあああああああああああ!」

漫「ま、まーまー、落ち着いて先輩」

雅枝「麻雀には関係ないやろ、心配しなや」

洋榎「持っとるもんの余裕かい、はー、腹立つわー」

雅枝「おんなじ環境で、おんなじモン食うて育ったはずやのになぁ……おっ、ちごたわ」

洋榎「――っっ!! そうか、サッカーが……」

漫「普通、運動したら減っていかへんかな……」

京太郎「麻雀やって育ってる人も、いっぱいいますしね……」

洋榎「京太郎」

京太郎「」ヤベェ

洋榎「ケーキはよ」

京太郎「か、かしこまりました……」


京太郎「本日は持ち運びの関係もありましたので、チョコレートミルクレープ、ご用意いたしました」

京太郎「周りは緩めのビスケット生地で固めて、崩れないよう、でも食べやすいようになってるかと」

京太郎「どうぞ、絹恵先輩」

絹恵「んぅ~、これもええなぁ、おいひぃ……」

京太郎「ビスケット生地、ついてますよ」ヒョイ

絹恵「お、おおきに……ごめん、がっついてしもた」

京太郎「いえいえ。喜んでいただけたなら、なによりですよ」


洋榎「うちらの分はどうなっとんねん」

雅枝「勝手にわけたらええやろ。ほれ、食べやー」

漫「はぁ、やっぱり絶品やで……これも毎日食べたなるなぁ……」

愛宕父「須賀の息子はどえらい才能持っとるなぁ……」

洋榎「京太郎は努力しとるんや、才能才能言うたらあかん」

漫「そうですよ」

愛宕父「しかも女にもモテよる……須賀そっくりやなぁ。思いだすわ、九州おったころ、飲み屋のねえ――」

雅枝「詳しく聞こか」

愛宕父「」


京太郎「……グッドラック、小父さん……」

絹恵「どないしたん?」パクッ

京太郎「いえ、なんでも……」

絹恵「それより京太郎くん、ちょお聞きたいんやけども」

京太郎「なんなりと」

絹恵「おおきに……んーとな、ちょっと難しいことかもしれへんねんけど」

絹恵「こんな風に、いつもなんや作って、人に食べてもろてて――」

絹恵「そら、自分も食べてるんは知ってるで? せやけど、作ってばっかりやん」

絹恵「誕生日も、なんや、来月や言うし……そういうときに、誰かに用意してもらいたいとか、思ったことはないんか?」

京太郎「……そう、ですね――」

京太郎「家にいたときは、おふくろが色々してくれましたけど……いまの俺だと、誕生日も一人でしょうし」

京太郎「自分でちょっとしたことはやるかもしれませんが、人にもてなされるってのは、あんまり想像できないですね」

絹恵「……そうかぁ……うーん……せやけどこの人にやったら、とかいうんは……ない、かなぁ?」

京太郎「俺をもてなしてくれる人、ねぇ……」

>返事選択
1 あり得ないことですけど、やっぱり師匠なら
2 部活のメンバーなら
3 いるなら、大事な人ってことになりますかね

安価↓2


京太郎「――いるなら、大事な人ってことに……なりますかね」

絹恵「――――――」

絹恵「えっ……と……その、それは……いる、いうことかな……そういう人が……」

京太郎「残念ながら独り身です……」ウルウル

絹恵「泣きなや! いや、そやなくて……その、祝ってほしい、大事な人がおるて――」

京太郎「…………」

>返事選択
1 います
2 いません

安価↓2


京太郎「え? えーっと……ええまぁ、いるといえば……」

絹恵「――――――」

絹恵「な……なーんや、そうかー! あれやなー、京太郎くんも隅に置けへんなー」バシバシッ

京太郎「痛い! ちょ、どうしたんですかいきなりっ……っていうか、そんな大層に思ってるんでもないですからね!」

京太郎「なんとなく、祝ってもらえたら――ってくらいで! そういう、す……とか、そういうんじゃ――」

絹恵「まーまー、照れなや。こうやって飛び回っとったら、そのコにもなかなか会えんのやろー? よう頑張らなあかんでー、ほんまー」

京太郎「だからそういうんじゃ――って、痛いっ、なんかすっげー痛いです、絹恵先輩!」


雅枝「おおう……こら意外も意外や……」

洋榎「まぁ……あれは照れ隠しやろけど、ほんまにそこまで――っちゅー可能性もあるわな」

漫「絹ちゃん……っ……大丈夫や、そういう関係になってないんやったら……なんぼでも、取り返しつくわっ……」


京太郎(……前にも日誌に書いたんだけど、名前は伏せたんだよなぁ……)

京太郎(あのとき考えたのは、照さんだったけど……あー、でも、うん……)

京太郎(照さんが色々準備してくれたら、それは嬉しいだろうな……)

京太郎(――――ま、ありえないけどな! 師匠以上に!)


絹恵(…………がんばろ……もっと、頑張るんやっ……)


・絹恵好感度+1


京太郎「――それじゃ、遅くまでお邪魔しました」ペッコリン

雅枝「ええんかいな、余ったケーキもろてしもて」

京太郎「一人で持って帰っても、食べきれませんから。味見で甘いものは、食べ飽きてますし」

雅枝「ほなありがたくもろとくでー。気ぃつけて帰りや」

京太郎「はい、ありがとうございました」

洋榎「どーせやったら、京太郎も泊まっていったらええのに」

漫・絹恵「そ、そんなんまだ早いわ!」

洋榎「まぁそういうわけで、漫はうちにお泊りやでー。一人で帰るん寂しいやろ、途中まで送ったろか?」

京太郎「それしたら、また洋榎先輩送って戻ってこないとだめじゃないですか」

洋榎「あほ、地元で近所で、送っていらんやろ」

京太郎「女の人が遅くに一人は、どれだけ近くでも危ないですよ」

京太郎「まして、洋榎先輩なんてすげー美人なんですから」

洋榎「」

漫「ぐぬぬ……」

絹恵「ぐぬぬ……」

雅枝「うちに似たんやで」

洋榎「な、なに自分の手柄にしとんや!」

京太郎「とまぁ、そういうわけなんで、お暇します……あれ、小父さんは?」

雅枝「酒回っとったからなぁ、寝てしもたんちゃうか?」

洋榎「せやな(棒」

漫「安らかな顔してましたよ」

京太郎「…………ゆっくりと、眠ってください……」

絹恵「明日には起きとるやろ、心配いらんわな」

京太郎「そういえば、明日の部活は――」

漫「うん、先輩らは来られへんから。私らだけやで」

絹恵「遅れんようになー」

洋榎「絹がそれいうんかい」

絹恵「す、漫ちゃんもおるし……」

京太郎「あはは……それでは、また明日。今日はありがとうございました……お疲れさまでした」


~絹恵誕生日、終了


~土曜、夜

京太郎「ふぅ……楽しかったな、食事会」

京太郎「帰る前に、小父さんともう少し話ができればよかったんだけど……ま、そのうち機会もあるだろうし」

京太郎「明日の朝は――お二人のお弁当をご用意して、お届けしないと」

京太郎「なら、早く寝ないといけない……ん、だけど――」


>夜行動選択
1 電話する (対象は一人、選択肢次第で好感度0~6上昇。追加でメール二人に、固定で1、倍成長なし)
2 メールする(二人選択で好感度1~3成長。その後複数に1成長、ただし週末倍成長に含まれない)
3 コンビニへ(買いだしの遭遇判定に準拠)

安価↓2 ※人物は別途安価します


京太郎「それ以外の明日の準備があるんだった……コンビニで買いだししとこう」

京太郎「昼から、出かけるんだからな……健夜さんと、デートだ……くぅ~っ、楽しみだぜ!」

京太郎「いやいやいや、俺だけ盛り上がってもだめだろ……健夜さんはもしかしたら、デートと思ってないかもだし……」

京太郎「ともかく、コンビニにっと……」


>遭遇コンマ判定

01~15 健夜
16~30 はやり
31~45 理沙
46~60 良子
61~75 咏
76~90 みさき
91~00 雅枝
ゾロ目 再安価、任意で二人

安価↓1


>みさき遭遇


京太郎「さて、と……まぁアレはいらないだろうけど……口臭ケアくらいはな、うん」

京太郎「それ以外にも、いくつか――」

京太郎「おっと、すみません」

みさき「いえ、こちらこそ――あ」

京太郎「みさきさん!? うわ、偶然ですねっ……あれ、お仕事先ってこっちのほうなんですか?」

みさき「ええ、でも自由に外に出られるのは、基本的にこんな時間だけで……はぁ」

京太郎「お疲れさまです」

みさき「ええ、ほーんとお疲れですよ。食事もおいしくないですし、若い子は言うこと聞かないし、上の人は無茶ばっかり言うし――」

京太郎「……お、お疲れさま……」

みさき「――――すみません、京太郎くんに言うことじゃなかったですね」

みさき(なにやってんの、私……高校生にグチるなんて、疲れてる証拠じゃないの……)

みさき「ご、ごめんね、そろそろ私は戻るので――」

京太郎「あ、ちょ、ちょっと――」

>返事選択
1 待ってください
2 お気をつけて

安価↓2


京太郎「お、お気をつけて……行ってしまった」

京太郎「うーん……もう少し話でもと思ったけど、お忙しいなら仕方ないな」

 用事を済ませ、帰宅した

・みさき好感度+1 (雑用ボーナス)


~土曜、終了


本日終了っす
おつでー

明日は日誌、余裕なければ明後日日誌
その翌日が日曜午前、その次がようやくデート
長かったなー


~おまけのすこやん

――土曜、昼

健夜「た、ただいまっ」アセダク

J( 'ー`)し「………………」

J( 'ー`)し「月末まで大阪で仕事って言ってなかった?」

健夜「ちょっと用事があって! すぐ戻るから……ってそんなことより服っ、勝負服持ってかないと!」

J( 'ー`)し「勝負服って、あんた……デートじゃあるまいし……」

健夜「………………」

健夜「…………で、デートだもん」

J( 'ー`)し「」

J( 'ー`)し「お薬だしときますねー」

健夜「ほんとだから!」

J( 'ー`)し「嘘おっしゃいよ。相手いくつなの、年収いくらなの」

健夜「年収なんてないよ!」

J( 'ー`)し「母さん、無職者との結婚は反対だねぇ、さすがに……」

健夜「相手高校生だから!」

J( 'ー`)し「」

J( 'ー`)し「……もしもし警察ですか? はい、娘が――」

健夜「通報しないで! あっ、なんでもないです、母は少々痴呆が――」

J( 'ー`)し「誰が痴呆だと?」

健夜「母君が健康であらせられ、健夜はいつも感謝しております」フカブカー

J( 'ー`)し「まったく……それで、本当なの?」

健夜「……はい、まぁ……デートかはわかんないけど、一緒にお出かけします……」

J( 'ー`)し「……世間様に顔向けできないようなこと、しないのよ」

健夜「はい……」

J( 'ー`)し「それで、どんな子なの。まぁ高校生なんだし、まだまだ子供――」

健夜「この日誌――ブログ書いてる子だよ。これが写真」スッ

J( 'ー`)し「………………健夜」

健夜「ん?」

J( 'ー`)し「あんた、これ逃がしたらおしまいだわ。絶対捕まえなさい、いいわね」

健夜「えっ」

J( 'ー`)し「返事は!」

健夜「は、はいぃっ!」


J( 'ー`)し「やっぱりパンツよりはスカートよね。寒いから、こっちの上と合わせて――こっちのタイツ履いていきなさい、あとは――」

健夜「……うぅ、いい年してお母さんにデート服決められるなんて……」


――カンッ

※上記のようなことが本当にあったかは、一切不明です

J( 'ー`)し「須賀君には健夜を司る、新しい聖雀士をやってくれ!」

京太郎「そんな事を言って、(すこやんに襲われる)隙を作らせるのか!」

J( 'ー`)し「そうでもあるがぁぁぁ!!」

お母さんのファッションセンスはすこやんよりいい、というイメージです
けど、日和とか本編、シノハユ0話見る限り、すこやんもけっこうオシャレさんですよね
まあかわいくします、ちゃんと

あと、日誌はマジ無理ぽです
という報告です


【1月第三週土曜】

 本日は、先輩の誕生日です。
 ほんの気持ちではありましたが、料理とケーキのほう、振舞わせていただきました。
 楽しいパーティーにお招きいただけて、とても嬉しかったです。
 ありがとうございました。そして、本当におめでとうございます。


 さて、明日はいよいよ、三年の――受験をされる先輩方の、最初に試験日になるかと思います。
 もちろん、受けない方もおられるかと思いますが、大勢の方にとっては大切な日でしょう。
 
 突然ですが、俺は麻雀が下手です。
 だけど、今日まで毎日努力をし、最近は勝率も上がってきました。
 努力は、確実に力になるんだと、そう感じています。

 俺の尊敬する先輩方がそう教えてくれました――だから皆さんも、きっとそうです。
 やったことを忘れず、いつもの気持ちで臨んでください。
 ご武運を、お祈りしています。

…………

 『――ありがとう、京太郎くん。震えが止まったかな。明日に備えて、よく眠れそう』
 『私もだわ。大丈夫、いつも通りの気持ちで臨むわね』

 『ま、らくしょーってことで』
 『後輩に心配されるまでもないよ、へーきへーき』
 『英)二人はそう言ってるけど、日誌を見て緊張がほぐれたみたい。もちろん、私もよ』
 『えへへー、そう言ってもらえると、ちょーあんしんしたよー』

 『あったかい報告ができるように、頑張るね……』
 『にわかな試験ごとき、相手にならんよ』

 『ありがとう。とても、心強いよ』

 『お世話になった分、絶対ムダにはせーへんから』
 『吉報を待っててほしいのよー』

 『一年生に言われずとも、準備は万端のつもりだ。だが……後輩たちも同じ気持ちなら、心強いだろうな』
 『ま、これで人生決まるわけやなか。気楽に受けりゃ、結果ばあとからついてきよーもんやろ』
 『そうですね。お祈りも済ませました。あとは人事を尽くすのみです』
 『えらい大層やなぁ、みんな』
 『そらしゃーないて。うちも、試験中倒れんようにせんと……病弱やし』

 それは大変だな……んー、ここからだと、近くに一ヶ所――。

…………

 健康祈願もしておきました、近所の小さな神社ですが。
 ちょっと張り込んだので、期待できると思いますよ。
 あとは無理をしないで、なにかあったらすぐに、監督の先生に伝えるようにしてくださいね。

…………

 『…………どないすんの、あんた』
 『か、堪忍やて……ごめんな、病弱なんはほんまやけど、最近はだいぶマシやねん』
 『うちの先輩の持ちネタで手間かけさせて、申し訳ないです』

 それでも、不安要素はあるだろうし……気にしてません、って付け加えとこう。

 『…………おおきにな。ええ子やなぁ、あんた』
 『そらもう、うちの後輩やからな』
 『なに言ってるの、私たちの後輩よ?』
 『私たちの後輩なんだけど』
 『私の部の後輩です』
 『私の後輩だ』
 『京ちゃんは私の』
 『胸を張っては言えないけど、うちの後輩です。いつもありがとう』

 すげぇ、年上の女性が俺を取り合ってる……男冥利に尽きるな。
 だが悲しいかな、恋愛要素はないんだよなぁ……仕方ないか。

――――――――


~清澄

「……お姉ちゃん、本当にさぁ……」
「張り合わんかったんは、褒めちゃるけえ」
「お姉さんは情熱的な方ですね」
「しかし人気者だじぇ、京太郎のくせに」
「ま、当然よね。私の後輩なんだから」
「…………わしの後輩じゃあ」
「私たちの同級生です」
「特に私とのどちゃんはクラスメートだじぇ!」
「……わ、私の幼なじみだもん!」
「中学からの、ね」
「宮永照は、小学校じゃったか……」
「」


~白糸台

「菫、緊張してる?」
「まさか。さっきまでならともかくな」
「すごい効果だ、キョータローの日誌!」
「これは、売れそう……」
「どうやってさ……まぁけど、反応見る限りだと、どこの先輩も緊張してたみたいですね」
「実際に言葉をかけてもらえれば、もっと落ち着いただろうに……まぁ、これで十分ではあるが」
「試験前に、電話したりしないんですか?」
「……そんな女々しいマネができるか」
「女子なのに……」
「女の子なのに……」
「菫の女子力は……」
「なぜ私が悪い流れになった!」


~永水

「さて――それじゃ、私は先に帰って休ませていただきますね」
「私もそうしよかしら……はっちゃん、春ちゃんと小蒔ちゃんをよろしくね」
「はいですよー。ゆっくり休んでくださいねー」
「お疲れさま……明日、頑張ってね」
「ご武運を、お祈りしています」
「ありがとう、それじゃね」
「おやすみなさい」

「――私たちは、明日の準備をしないといけませんね」
「二人のために、お弁当を作る……」
「料理長ははるる、私と姫様を、遠慮なく使ってくださいねー」
「任せて……この日のために、京太郎からいっぱいレシピを聞いておいた」
「えっ」
「い、いつの間にですかー」
「……? 学校で、休み時間とかに……メールで」
「まためぇるですか……」
「ま、まあ二人のためですしねー……私たちも、早めに寝ましょうか」
「うん……姫様は、大丈夫?」
「はい、目覚ましを5個用意しました! これで朝もバッチリです」
「……念のため、私が起こしに行きますよー」
「私は用意しておくから、よろしく……」
「し、信用がない……うぅ……」


~宮守

「…………ま、らくしょーってことで……」
「震え声」
「ふ、震えてないわよっ」
「ツヨガッテル!」
「京太郎くんに言っちゃったもんねー」
「頑張って、見送りはするから……」
「いいよ、無理しなくてー」
「無理するなら、お弁当作ってよ」
「五人分は、ちょっと……」
「ヒメマツ、ウラヤマシイ……」
「京太郎くん、用意するんだろうなー」
「まぁ合格祝いを期待するってことにしようよ」
「そうね。はぁーあ、それじゃ今日は、早めに撤収しますか」
「明日の集合、間違えないでよ?」
「毎日チェックしてるから、大丈夫だよー」
「ソレジャ、マタ、アシタ!」


~阿知賀

「宥姉、こっち来てて大丈夫? 家のほうが落ち着くんじゃない?」
「ううん、みんなといるほうが、いつもの雰囲気で緊張ほぐれるから……」
「玄だけじゃ物足りないってさ」
「う、うぅぅ、お姉ちゃん……」グスッ
「そんなことないですよっ! この時間はいつもみんなでいるから、ですよねっ?」
「もちろんだよ~。夜と朝は、玄ちゃんのお顔を見て、リラックスするからね~」
「玄の顔はたしかに、緊張感なくなるかな~」
「ひどい!」
「人を安心させる雰囲気があるって、褒めてんのよ」
「あ、そうだったんだ……えへへ、そうかなぁ……////」
「ちょろい……」
「それにしても、受験かぁ……再来年は、私たちもだよね」
「シズ、大学行くの?」
「え~、わっかんないけど……」
「プロの道もあるよ?」
「実業団とか……」
「実家もあるし……」
「どうして、誰も大学受験勧めてくれないんですか……」

「先生、穏乃ちゃんってどうなの?」
「憧がいないと、大変でしょうね」
「そっかぁ~」
「まぁでも……プロの道があるっていうのは、事実かもね」
「お、そっちは見込みありなんだ」
「再来年まで、順調に伸びればねー。私なしで、どこまで伸びれるかによるわよ」
「……いないほうが伸びたりして」
「」
「じょ、冗談だってば」


~姫松

「――――準備はした。受験票も鉛筆も消しゴムも、最終チェックの問題も……ある」
「京太郎くんが用意してくれた分や……絶対、大丈夫やで……」

「準備完了なのよー……うーん、ちょっと早いけど、ベッド入れば寝られるかなー」
「恭子あたりは、ものすごい緊張してそうなのよー」

「二人の合格を祈願して――今夜は徹夜で三麻やで!」
「なんで徹夜……」
「なんで三人……小母さん入れへんのですか?」
「あんな酔っ払い入れたら、山崩れてまうわ。縁起悪いやろ」
「ほう、言うてくれるなぁ、洋榎」
「」
「せっかくの誕生日やったのに、余韻に浸らせてーな……」
「ちょうどええんちゃう? 小母さん来はったし、私ら部屋戻ろうや」
「……そうやね。徹夜してたら、明日の部活も遅れるかもしれへんし」
「ちょ、ちょお待ちいや、絹! 漫!」
「知っとるか、洋榎……麻雀は二人でも打てるんや。徹夜がしたいんやったら、つきおうたるで」
「の、望むところやっちゅーねん(震え声」

「……洋榎の鼻っ柱の強さは、間違いのう雅枝に似たんやなぁ……」


~新大阪行き新幹線

「結局決まらなくて、いっぱい持って帰ってきちゃった……来月帰るとき、荷物多くなっちゃうなぁ」
「宅配で送ったほうがいいかも……」
「……お昼から、だよね……どうしよう、まずランチからかな」
「あああっ、お店っ……やばい、ほとんどチェックしてないかもっ……」
「い、いまからで間に合うかなっ……美容院は、朝から予約してるから、そのときに調べて――」
「どうしよう、ランチだけじゃなく……で、ディナーも調べたほうがいいかなっ……」
「でも最近の高校生って、どういうお店行くんだろ、予算とかはっ……」
「はぁぁぁぁ、ダメだぁぁぁ……情報が、足りなさすぎるぅ……」


~某居酒屋

「試験前だからですかね。今週はほとんど呼ばれませんでしたが」
「だろうねぃ。っつーことで、私は横浜戻るかんねー」
「お疲れさま!」
「さすがに来月からは、あんまり地方に出向けないかな☆ 東京に来てくれることを願うぞ☆」
「シーズンが始まるまでは、二ヶ月ほどありますから、多少は移動もできますけどね」
「キャンプという名の特打ちも始まっちまうしねぃ。あとは新人歓迎かぁ」
「瑞原プロのところは、臨海の留学生が入りましたね」
「ダヴァン!」
「それ以外だと、東は宮永姉がいるからねぃ。ちぃっとひねってやれんのが、楽しみっちゃ楽しみかね~」
「先鋒に入るなら、三尋木プロが一番可能性ありますね」
「東京の小瀬川さんも、先鋒だけど――」
「新人は……」
「そうですね。よほどでない限り、別の安定した場所で出ることになるでしょう」
「春にはどこかに、晴絵ちゃんも入ってくるし~☆ そうなったら再来年は、すこやんとつくばが上がってきちゃうな☆」
「oh……日本シリーズ制すなら、今年のほうがよさそうですね」
「させない!」
「ま~、健夜さんも前線離れて長いし、それだったら――」
「本当にそう思ってるのかな☆」
「思ってないです、サーセン」
「晴絵ちゃんブーストで、さらに燃えたすこやんかぁ……正直、当たりたくないぞ☆」
「くわばら!」

すこやんは残念かわいい(迫真)
荒ぶれカーチャンっ!

すこやんは残念かわいい(迫真)
荒ぶれカーチャンっ!

今日は22時くらいから進行の予定です
すこやんのデートは明日、なんとか明日には・・・


~1月第三週日曜、朝

京太郎「――語呂合わせの願掛けもいいけど、まずは栄養のバランスだ」

京太郎「それでいて量を調整しつつ――お二人の好きなものを、忘れずに入れる」

京太郎「恭子先輩は鶏の照り焼き、由子先輩は五目飯のおむすび、と……」 ※適当です

京太郎「あとは彩、温野菜とディップのソース、こっちは揚げ物と卵、こっちには煮物も――」

京太郎「よし、できた――」

>執事判定
自動成功、ゾロ目大成功

安価↓1


>成功
・執事+2


~駅前

京太郎「――あ、おはようございます、お二人とも」

恭子「おはよーさん。ごめんな、はよから待たせてしもて」

由子「先に待ち合わせてから来たのよー」

京太郎「全然気にしてません。俺こそ、朝のお時間いただいちゃう形になって、すみません」

恭子「ええて。これまでしてくれたこと考えたら、お釣りくるぐらいや」

由子「それに、今日のだって私らのためやもん。気にしないのよー」

京太郎「そう言っていただけると……では、こちら。受け取ってください、お二人のために作りました」

京太郎「お二人が力をだせるように、お祈りしてますから……」

恭子「おおきに……やけど、お祈りはいらんで。それより、部活に集中しとき」

京太郎「えぇー」

由子「お祈りは次の、二次のときにお願いしよかなーて。今日のところは、私らの力だけで頑張るのよー」

京太郎「むぅ……わかりました。お二人がそうおっしゃるなら、今日は部活に集中しますので」

京太郎「どうぞご武運を……行ってらっしゃい、恭子先輩、由子先輩」

恭子「はぁーい、行ってきますわ」

由子「それじゃねー、朝からほんま、ありがとうなのよー」


京太郎「はぁ……行ってしまったか……さて、部活に行こう」


恭子「私らの力だけやないけどな」

由子「今日まで散々、京太郎くんにはもろてるからねー。たぶん余裕やと思うのよー」

恭子「さぁーて、ほんなら……名門姫松、麻雀だけやないいうとこ、お見せしよかなぁ?」

由子「そやねー。私らの代は洋榎だけやないって、見せつけんとなぁ」

恭子「……ま、まぁそんなええとこ、受けるわけとちゃうけどな」

由子「えー、十分ちゃうかなぁ、このランク志望は」


>好感度判定
両者自動成功、ゾロ目大成功
↓1 由子
↓2 恭子


・由子好感度+3 (好き→大好き)
・恭子好感度+2

-------------------------

京太郎「二人とも、頑張ってください……と、そうだ」

京太郎「誰かに、励ましのメールでも送っておこうかな……」

>相手選択
巴、霞、エイスリン、胡桃、塞、豊音、宥、やえ、菫、久 から一人記入
安価↓2-4 被ったら↓


>久、やえ、宥 順番に処理

京太郎「……まぁ、部長には送っとかないとな……あれ? あの人、受験だっけ? 受験だよな、たぶん……」

京太郎「……部長のことですから、余計なお世話とは思いますけど……期待してます、かっこいいとこ見せてください」


『当たり前でしょ、誰に言ってるのよ』

『っていうかねー、こっちは試験前で集中しようってとこなの。邪魔しないでよー』

『どうせ邪魔するなら、もっと面白いこと言ってよね』


京太郎「ハードルたかっ!」

京太郎「なんだよ、面白いことって……」

>返事選択
1 実はいま、長野にいます
2 これから部長のためにお百度するとこなんですけど、水着のほうがいいですかね
3 志望校受かったら、俺もそこ目指しますから

安価↓2


京太郎「志望校受かったら、俺もそこ目指しますから。期待してます、と……」

京太郎「……冗談半分だけど、俺の地元は長野なわけだし……実際そうなったら、また部長の後輩か……」

京太郎「すげー疲れそう、なんでだ……あ、返信が――」


『いい加減なこと言わないの』

『でも、男に二言はないわよね?』

『このメール消さないからね、覚悟してなさい』

『あなたの部長の本気、拝ませてあげるから』


京太郎「……忘れてたけど、あの人、学生議会長任されるくらい、優秀なんだよな……」

京太郎「これは……俺の進路、決まったかもしれん」


『なーんてね、冗談よ、冗談』

『けど本気で目指すなら、京太郎が来る頃には居心地いい麻雀部、作っといてあげるわ』

『それじゃね』


京太郎「……部長の後輩、悪くないよな」


久「……ばーか、かっこつけて……ふふっ、やる気になっちゃったじゃない」

美穂子「上埜さ――久さん、なに見てるんですか?」

久「かわいい彼氏からのメールよ」

美穂子「えぇっ!?」

ゆみ「久に彼氏がいるわけないだろう。察するに須賀くんだな」

久「……京太郎が彼氏かもしれないでしょ」

智美「日誌を読む限りはMっぽいから、久とは合いそうだなー、ワハハ」

ゆみ「打たれ弱いSキャラだからな、こいつは……」

久「あらら、勝手なこと言ってくれるわねー」

美穂子「ふふふっ、試験前なのに落ち着いてますね、みなさん」

美穂子(MとかSとか、どういう意味かしら……今度、華菜に聞いておきましょうか)


・久好感度+3


京太郎「駅まで行ってたから、ちょっと学校まで遠いんだよな……そうだ、宥先輩にも――」

京太郎「会場が寒いかもしれません。もう準備はしてらっしゃると思いますけど、余分のカイロを持って行ってくださいね」

京太郎「厚着は怒られるかもしれませんから、なるべく密着した防寒具で、寒さをしのいでください。足用のカイロも、いいと思います」

京太郎「あとは――普段通りに、部のみんなといる気持ちでいてくださいね」


『うん、カバンは二つ持ってて、一つはカイロでいっぱいだから大丈夫』

『部のみんなからも、メールが来てるんだぁ……ふふ、頑張れそう』

『そうだ、京太郎くんもみんなといる気持ちで、なにかメールしてよ』

『えーっとね……誰がどんなことしてるか、教えてほしいなぁ』


京太郎「――宥先輩にしては珍しい無茶振り……緊張してるのか?」

京太郎「さて、と――」

>返事選択
1 昼の弁当の匂いで、穏乃が雀卓に涎を……
2 玄先輩が心配のしすぎで熱だしちゃいました
3 憧が家から持ってきたお守りに、みんなで拝んでます

安価↓2


京太郎「憧が家からお守り持ってきたんで、みんなで拝んでますよーっと」

京太郎「……いや、なんからしくないな。普段通りって言ってるのに――」


『ふふ、本当だったら嬉しいなぁ』

『いつもとは違うけど、そんな風にしてくれてるのは、心強いね』

『うん、頑張ってみます』

『ありがとう、京太郎くん……いってきます』


京太郎「優しい……いってらっしゃい、と」

・宥好感度+2
・相手選択時ゾロ目、+1
・返答選択肢聖なる数字、+1


宥「ふふ、がんばろ~っと」

やえ「どうした宥、部の後輩か?」

宥「うん、そうだよ。とってもかわいくて、頼りになる後輩くん……うふふ」

やえ「……くん?」

宥「そうだよ~」

やえ(…………京太郎くん、かな……うらやましい)

宥「だ~いじょうぶ~、やえちゃんにもきっと、メールくれるよ~」

やえ「そんなはずないだろう。私は宥と違う、学校が違ったわけだから――」

ブーッ ブーッ

宥「ほら~」

やえ「誰か別人だよ……っっ!?」

宥「ね~?」ニコニコ

やえ「…………////」カァァッ


京太郎「宥先輩……となれば、やえさんも一緒にいる可能性は高いな」

京太郎「だからってわけじゃないけど、やえさんにも激励を――」

京太郎「って言っても、あまり知らない方だし、深く踏み込むのもなぁ……」

京太郎「ん、そういえば……」


京太郎「日誌では、結構余裕な印象を受けました。落ち着いておられるなら、なによりです」

京太郎「――後輩のみなさんも、激励や応援をされてるかと思いますが、あまり背負い込まないでくださいね」

京太郎「寒いですから、コートの前はしっかり閉めてください。では」


『ど、どうしてコートを開けているのがわかった!』

『いや、すまない……冗談のつもりだろう、とはわかっているんだ、うん』

『まぁ、後輩の励ましはプレッシャーにはしていない。これでも部長だったからね、それを力に変える心構えは慣れている』

『心配しなさんな、にわかは相手にならんよ』


京太郎「ふんふむ……大丈夫そうかな、これは」

京太郎「なら――」

>返事選択
1 俺が心配することはなかったですね、すみません
2 心配はしてません。努力は裏切りませんからね
3 でも、油断はしないでください。それだけで大丈夫ですよね

安価↓2


京太郎「……でも、油断は禁物ですよ。それさえ大丈夫なら、本当に心配いりませんね」


『……ああ、そうだな。私の悪いクセだ、相手を知らないうちから油断してしまう』

『阿知賀にいた京太郎くんに言うのもおかしな話だが、阿知賀に敗れたときの、二の舞は演じない』

『ありがとう、京太郎くん』

『いい報告をするから、期待しててね』


やえ「……あっ、ああああっっ! いまのなしっ、キャンセル――ああああ……」

宥「どうしたの~?」

やえ「最後に、つい……その、普段の話し方のような、語尾を……」

宥「え~、いいと思うよ~? こっちのほうがかわいいも~ん」

やえ「ば、ば、馬鹿者ぉっ! 私がかわいいなんて、そんなの似合うわけ――」


京太郎「……かわいい」


『こういう話し方されるんですね、かわいいです』

やえ「」

宥「ほら~」ニコニコ

やえ「う、うぅ……うわああああああああ! 私のにわかああああああああ!」

・やえ好感度+3
・選択時雑用ボーナス+1


京太郎「さて、次は――あ、学校着いちまったか」

京太郎「んー、けど一部にだけ送るっていうのは、なんだかんだで不義理だよなぁ……」

京太郎「……向こうもそろそろ時間だろうし、やり取りはできないだろうけど……ひと言ずつ、送っておこう」


京太郎「――よし。さーて、部活に集中するか!」



>通常行動選択 ※数字とアルファベットを組み合わせて、行動を選択してください

1雀力スキル行動 スキル購入は指導or雀荘修行でプロがいる場合のみ
 A対局 雀力1~4・好感度0~2(トップなら全員2、二位・三位は下位が1、上昇。最下位はなし)
 B指導 雀力2~4・好感度1・技能経験値5~20 (郁乃、絹恵)
 C雀荘 トップで5+コンマ一桁、二位で2+コンマ一桁、三位で2、四位で1、雀力上昇。
(プロが登場し、勝利すれば好感度+1。やや手加減以上に勝てば+3。やや手加減以上なら四回判定のみ)

2執事スキル行動
 A差し入れ 執事1~3・好感度1~3
 B掃除 執事2~4・雑用1
 C勉強 執事1~3・好感度1(二人選択可能、テスト期間中は片方2、片方1)

3雑用スキル行動
 A買い出し 雑用2~4、好感度+1(三年のみ、一緒に行ける)
 B牌譜整理 雑用2・雀力2・技能経験値+5・部長(漫)&顧問(郁乃)好感度+1


※繰り返します、数字とアルファベットを組み合わせて、行動を選択してください

 安価↓2 ※人物指定は、後に別安価


>差し入れ

京太郎「――あっ」

洋榎「どないしたー?」

京太郎「いや、実は今朝、お二人にお弁当作ってお届けしたんですよ」

絹恵「やっぱりなぁ」

漫「喜んではったやろ、二人とも」

京太郎「はい。で、そのときにちょいちょい味見はしたんですけど――」

京太郎「夢中になってて、朝飯作るの、忘れてたんですよね」

洋榎「ほー、そら腹減ってるやろ」

京太郎「はい、現在進行形で」

漫「……ええよ、行っといで」

絹恵「ちょっと軽食みたいな感じで、差し入れと一緒にすればええんとちゃうかな」

京太郎「い、いいんですか?」

漫「ほんまはあかん。部員一人だけ贔屓するんは、部の調和を乱すからな」

洋榎「うんうん、その通りや」

漫「でも京太郎くんは特別や」

洋榎「熱い手の平返し」

絹恵「まあまあ……私らは先輩らになんもできへんかった、それをやってくれたんやから……そのお礼、いうことで」

洋榎「しゃーないなー。ほんま、二人して京太郎に甘いんやから」

京太郎「す、すいません……」

郁乃「そうは言うけど~、許してる時点で洋榎ちゃんも甘々ちゃんやで~」

洋榎「あ、あ、甘ないわぁっ!」

京太郎「ありがとうございます、洋榎先輩」

洋榎「甘ないいうてるやろ! よぉーし、そんだけいうんやったら、やっぱり許さへんわ!」

京太郎「フレンチトーストとか、どうですかね」

洋榎「はよ行ってき。そんで、冷めんうちに持って来てんか」

絹恵「熱い手の平返し」

京太郎「それじゃ、行ってきますね。ありがとうございます」


>執事判定
自動成功、ゾロ目大成功

安価↓1


>大成功

京太郎「さて、どこだったかのホテルみたいな、半日漬け込んで焼くってのはできないから――」

京太郎「おとなしく漬けて塗して、焼く形しかないんだよなー」

京太郎「……待てよ、揚げるってのもありじゃないか?」

京太郎「よーし、せっかくだし種類作ってみるかー」

・執事+9


京太郎「――すいません、腹減ってたんでハイになって、張りきりすぎました」

洋榎「んぅっ、うまい! こらごっつうまいで、京太郎!」

絹恵「お姉ちゃん、あんまりがっつかへんの」

漫「焼いたんは定番やけど、揚げたるほうもええなぁ。揚げパンみたいな感じ?」

京太郎「近いですね。そのまま揚げて砂糖、でもいいんですけど。中に少々仕掛けを」

絹恵「へー……っっ!! クリーム!」

京太郎「そうですね。フレンチトーストっていうより、ドーナツに近い感じでしょうか」

京太郎「ラン○パックってあるじゃないですか。あれのクリームとかチョコの、揚げたらおいしいかなー、とか考えて」

京太郎「試作品って感じです」

郁乃「玉子のやつ揚げたら、ピロシキっぽくなるかもなぁ~」

京太郎「いいですね、ピロシキ。今度本格的なの、作ってみたいんですよねー」

漫「色んなもん、挑戦するんやなぁ」

京太郎「そりゃもう、楽しいですからね。新しいことに挑むのは」

京太郎「――っとぉ、冷める前に、ほかの部員にも差し入れてきますので」


絹恵「挑戦、かぁ……」

漫「春の大会は、言うたら挑戦やんな」

洋榎「夏、秋の結果踏まえて言うたらな」

郁乃「よう頑張らなあかんよ~」

絹恵・漫「はいっ!」


京太郎「んー? なんか戻ってきたら、雰囲気が……なにかあったかな?」

京太郎「誰に聞いてみるか」

>相手選択
漫、洋榎、絹恵、郁乃から一人記入

安価↓2


京太郎「絹恵せーんぱい」

絹恵「うん? どしたん、上機嫌で」

京太郎「いえ、なんか重い空気だったんで、和ませようかと」

絹恵「ああ……そやねぇ、なんていうたらええか……」

絹恵「いまはまだ、お姉ちゃんおるやん?」

京太郎「そうですね」

絹恵「けど、再来月に卒業して、おらんくなってまうやろ?」

京太郎「あー……それで、ちょっと空気がしんみりと?」

絹恵「いや、そこは問題ないねん」

洋榎「おい!」

京太郎「バッサリとひどいですね……じゃあどうして?」

絹恵「うーん、問題ない、いうたらあれやけど……そういう、頼るもんがない中で春の大会や。それをどう、攻略するかと思てな」

京太郎「なるほど……けど姫松って、秋は南大阪一位だったじゃないですか」

絹恵「――近畿大会、私らは……漫ちゃんも、三箇牧に手も足もだせんかった」

京太郎「……北大阪ですね」

絹恵「あそこの荒川憩ちゃん、今年の夏もすごかったやろ……秋もあれやし、そんなんで春はどうなるかって――」

絹恵「まぁ、そんな不安が出てしもた、いう感じやろか」

京太郎「………………」

>返事選択
1 諦めますか?
2 洋榎先輩がいなくなると、ますます厳しいですね
3 郁乃さんに、なにか秘策は――

安価↓2


京太郎「……諦めますか?」

絹恵「そんなわけあらへんやろ!」ガーッ

京太郎「なら――とことん足掻きましょうよ。いいじゃないですか、挑戦者」

京太郎「清澄も、夏はそんな感じでしたよ……実績もないし、地区には龍門渕がいたし、チャンピオンは照さんだったし」

京太郎「それでも部長たちは、頭捻って身体動かして、麻雀に熱中して――団体優勝しました」

京太郎「どっかの学校のレジェンドは、団体戦は総合力だ、なんてことも言ってました」

京太郎「たしかに、個々では負けることもあります。だけど団体戦は、それを補えるっていう利点がありますから」

京太郎「一人が強くても、そこをしのいでほかが勝てば、団体戦は抜けられるんです」

京太郎「……そこはちょっと、じゃなく……かなりうらやましいですね」

絹恵(そうか……京太郎くんは、団体戦には出られへん……)

京太郎「やりましょうよ。チームワークを磨くのでもいいし、平均力を上げるのでもいいですし」

京太郎「悩む暇があるなら、打ちましょう。俺も打たせてください」

京太郎「手も足もだせなかったなら、手か足か、頭でもだせるようになりましょう」

京太郎「やれることをやって、やり尽くして――試合直前だけ、ちょっと悩みましょう。あとは当たって砕けろってことで」

絹恵「…………あほ」

京太郎「なんで!?」

絹恵「砕けてどうするん。砕けんように考えてるんやろ?」

京太郎「そうでした……」

絹恵「――けど、京太郎くんの言う通りや。砕ける気持ちで、やれることやり尽くすわ……そやないと、勝てるもんも勝てん」

絹恵「先輩らは……努力もせんと、名門を強うして、結果残してきてるんと違うもん」

絹恵「名前に甘えるんでもなく、いまの状態に満足するんでもなく……上を見なあかんわな、なっ!」

京太郎「――はいっ!」

絹恵「ふぅ、なーんやすっきりしたなぁ……うん、秋の大会からこっち、ずっと引っかかってたんはそれかもしれへん」

絹恵「……それが原因で、京太郎くんにも負けっぱなしやしな~」

京太郎「お、言いますね! じゃあ一勝負、やりましょうか」

絹恵「そやな、休憩も十分やし……今日こそ勝つで!」

京太郎「こっちも負けません、よろしくお願いします」


絹恵(……そうや、私は弱い……だからこそ、強くなれるんや……憩ちゃんに、いつまでも負けてられるかいな!)

絹恵「……おおきにな、京太郎くん……」

・絹恵好感度+2
・選択雑用ボーナス+1


【入れ忘れおまけ】


京太郎「まぁ――清澄の団体優勝はあいつらの努力で、俺が自慢げに言うことじゃないですけどね」

絹恵「はぁ? そんなわけあれへんやろ。知ってんねんで、えらい大荷物背負って、ホテルから会場まで歩く男子部員がおったん」

京太郎「あー、たしかに……色々持ってましたからね」

絹恵「そういう支えがあってこそ、あの子らも麻雀に集中できたんやろ。それを蔑ろに考えてるようなら、なんぼ強うても、私はあの子らを許さへん」

京太郎「いや、その……あいつらは、ちゃんとわかっててくれてると思いますけど……」

絹恵「せやったら、自分も自慢げにしとったらええやないの。胸張って、な?」ボイーン

京太郎(は、張ってる……さすがっす……)

絹恵「??」

京太郎「いえっ、その通りだと思います!」マエカガミー

絹恵「えっ! なに、お腹でも痛いん?」

京太郎「や、大丈夫っす……ちょっと、その……休めば、治るんで……」モジモジ

絹恵「ふぅん、なんや体調悪いんやったら……私の膝使う?」

京太郎(それは余計悪くなるからダメぇぇぇ――っっ!)

漫「私のでもええでー」

京太郎(おなじく!)

洋榎「なんやー、うちのがええんかー、しゃーないなー」

京太郎「………………ぎり、セーフか?」

洋榎「なんや失礼なオーラ感じたで、勝負するか? 麻雀楽しませたるで」

京太郎「」スマセン


 というあたりで、本日終了。メール長く取り過ぎたね、だが後悔はしない
 明日は、部活後半から再開ってことで。時間は同じになるような、ならないような
 では、おつでした

間違えた
・絹恵好感度+3
・ボーナス+1
で、4アップじゃった

好感度だけ、こんな感じです


【清澄】
・宮永咲   ??→110(ときめき)
・片岡優希  15→22(友人)
・原村和   10→100(ときめき)
・染井まこ  15→22(友人)
・竹井久   18→37(好き)

【白糸台】※男子好感度:親友、女子好感度:63
・宮永照   20→95(大好き) マッサージ経験済 マ:1
・弘世菫   23→61(大好き) マッサージ経験済 マ:1
・渋谷尭深  23→36(好き) マッサージ経験済 マ:1
・亦野誠子  25→52(好き) マッサージ経験済
・大星淡   26→87(大好き) マッサージ経験済
・多治比真佑子51→(好き)※エンドなし?

【阿知賀(雑用大成功1)】
・松実玄   35→85(大好き) マッサージ経験済
・松実宥   27→93(大好き) マッサージ経験済
・新子憧   37→84(大好き)
・鷺森灼   32→60(好き) マッサージ経験済
・高鴨穏乃  25→41(好き) マッサージ経験済
・志崎綾   31→32(好き)

・岡橋初瀬  37→39(好き)※エンドなし?
・巽由華   28→(好き)※エンドなし?
・小走やえ  30→34(好き)※エンドなし?
・佐々岡よし子28→(好き)※エンドなし
・桐田凛   21→(友人)※エンドなし
・辰己春菜  29→(好き)※エンドなし
・ギバード桜子28→(好き)※エンドなし
・新子望   24→(友人)※エンドなし?

【宮守】
・小瀬川白望 28→121(ときめき)
・エイスリン 31→64(大好き)
・鹿倉胡桃  20→42(好き) マッサージ経験済
・臼沢塞   25→52(好き)
・姉帯豊音  27→59(好き)

【永水(雑用大成功1)】
・神代小蒔  17→38(好き)
・狩宿巴   22→51(好き)
・滝見春   13→133(ときめき)
・薄墨初美  36→64(大好き)
・石戸霞   28→74(大好き)
・石戸明星  34(好き)※エンドなし?
・十曽湧   13(友人)※エンドなし?
・藤原利仙  25→33(好き)※エンドなし?

【姫松】※男子好感度:親友、女子好感度:77
・上重漫   39→81(大好き)
・真瀬由子  37→62(大好き)
・愛宕洋榎  32→63(大好き)
・愛宕絹恵  41→92(大好き)
・末原恭子  44→68(大好き)
・赤阪郁乃  39→65(大好き)

【プロ】
・戒能良子  22→66(大好き) マッサージ経験済
・小鍛治健夜 69→102(ときめき)
・瑞原はやり 30→65(大好き)
・野依理沙  30→38(好き)
・藤田靖子  23→25(友人)
・三尋木咏  36→56(好き)
・赤土晴絵  28→35(好き)

【アナ】
・村吉みさき 40→46(好き)

文中では染谷って書いてた……と信じたい
好感度表、呼び方リスト、連絡先はコピペだから、最初のミスで全部そうなっちゃったの

すみませんでしたあああああああああ!

呼び方リストだと
染井まこ 京太郎><染谷先輩

とかいうカオスな状態だった


すこやんの服装が決まらにい……再開で

----------------------------------------

京太郎「お腹も膨れたし、部活やるぞー!」


>通常行動選択 ※数字とアルファベットを組み合わせて、行動を選択してください

1雀力スキル行動 スキル購入は指導or雀荘修行でプロがいる場合のみ
 A対局 雀力1~4・好感度0~2(トップなら全員2、二位・三位は下位が1、上昇。最下位はなし)
 B指導 雀力2~4・好感度1・技能経験値5~20 (郁乃、絹恵)
 C雀荘 トップで5+コンマ一桁、二位で2+コンマ一桁、三位で2、四位で1、雀力上昇。
(プロが登場し、勝利すれば好感度+1。やや手加減以上に勝てば+3。やや手加減以上なら四回判定のみ)

2執事スキル行動

 B掃除 執事2~4・雑用1

3雑用スキル行動
 A買い出し 雑用2~4、好感度+1(連れだしは洋榎のみ)
 B牌譜整理 雑用2・雀力2・技能経験値+5・部長(漫)&顧問(郁乃)好感度+1


※繰り返します、数字とアルファベットを組み合わせて、行動を選択してください

 安価↓2 ※人物指定は、後に別安価


京太郎「今週も今日までだし、買いだし行くかな。来週の分だ」

京太郎「……あ、洋榎先輩」

洋榎「おぅ?」

京太郎「買いだし行きますけど、一緒にどうですか?」

洋榎「……うちはなぁ、これでも先輩でやなぁ……それも去年のエースやねんで? 元主将やで?」

京太郎「すごいですね、さすがです。で、行きません?」

洋榎「…………行こか」

京太郎「はいっ!」


洋榎「ほんでや、なんか買うもんでもあんのか?」

京太郎「いっぱいありますよー。今日使ったせいで、材料関係はほぼ切れてますし」

京太郎「あとは部室の麻雀用卓、あれの椅子の部品です」

洋榎「椅子?」

京太郎「一軍のはそうでもないですけど、二軍三軍のが、かなり弱ってますからね」

京太郎「買い直しまではできないですけど、修理くらいはさせてもらわないと」

洋榎「はぁー、働きもんやなぁ」

京太郎「そのために呼ばれたようなもんですからねー」

洋榎「…………いまはちゃうけどな」ボソッ

京太郎「ありがとうございます」

洋榎「!? き、聞こえてたんかい!」

京太郎「気づいてないかもしれませんけど、洋榎先輩の声、おっきいですよ」

洋榎「失礼やな!?」

・洋榎好感度+1

>雑用判定
01~88 成功
89~00 失敗
ゾロ目 大成功

安価↓1


>成功
・雑用+3

京太郎「……重い」

洋榎「買いすぎや、アホぉ! っちゅーか、これもう椅子そのもの作る材料ちゃうんか……」

京太郎「だって安く投げ売りしてるんですもん!」

洋榎「……あーもう、しゃーないなぁ。こっちかしぃや、持ったるわ」

京太郎「す、すみません……」

洋榎「麻雀以外で手伝えるとは、思とらんかったなぁ」

洋榎「ほな帰ろかー。そろそろ部活終わるで」

京太郎「うぃー、了解です」

>遭遇判定

01~15 ハズレ
16~30 はやり (テレビの仕事)
31~45 理沙 (麻雀の仕事)
46~60 良子 (麻雀の仕事)
61~75 ハズレ
76~90 みさき (若手研修の引率)
91~00 雅枝 (家の方に用事)
ゾロ目 澄子・友香・莉子 (劔谷勢)

安価↓1


>雅枝遭遇

洋榎「ほらー、キリキリ歩かんかい、京太郎ー」

京太郎「ちょ、ちょっと待ってくださいって、ぬおぉぉっ……」

洋榎「ほんましゃーないやっちゃなー……しゃーない、もうちょっとだけ手伝うたろか――ぁ?」

京太郎「あっ」

雅枝「ん?」

雅枝「誰や思たら京太郎と、洋榎やないの。なんや二人して、デートかいな」

洋榎「!? ででで、デートちゃうわアホ! 買いだしやろが!」

雅枝「姫松の元主将がなぁ……嘆かわしいもんやで」

洋榎「あ、あほぉ! うちかて忙しかったんやけど、京太郎がどうしてもいうから――」

京太郎「すみません、忙しいところを無理に……」

洋榎「!? やっ、ちゃうて、いまのは言葉の綾いうか――」

雅枝「なんや、やっぱりデートかい」

洋榎「ちゃういうてるやろおおおおおおお! 話聞けえええええええええええ!」

雅枝「まぁなんでもかまへん、なかようしぃや。あと、車に気ぃつけなあかんで」

京太郎「了解です。それじゃ、失礼しまーす」

雅枝「ほななー」

洋榎「……………………」

京太郎「洋榎先輩? 行きましょう」

洋榎「…………なんで余裕やねん」

京太郎「まぁ誤解されても平気ですから」

洋榎「!?」

・洋榎好感度+1


京太郎「はぁー、買いだし終了。洋榎先輩、ありがとうございました」

洋榎「んー……はぁ、なんやもう、ごっつ疲れたわ……あとよろしくー」テフテフ

京太郎「足取りが重いな……無理に付き合わせたのは、悪かったかもしれない……」


漫「あ、お疲れさーん。あれ、洋榎先輩は?」

京太郎「途中で雅枝小母さんに会いまして、疲れてらっしゃるみたいです」

絹恵「おかーちゃん、なにしてんのやろ……」

京太郎「ご自宅のほうに向かってらしたようですけど、なにか用事でしょうかね」

漫「まぁええやん。それより、そろそろ部活終わりやでー。荷物片づけたら、帰ってええからな」

京太郎「はい……って、あれ? 掃除は? 俺、今日は当番のはずですけど」

絹恵「当番以外の日にも、よう手伝ってる部員がおるらしいねん」

京太郎「」

漫「ごっつい手際ようしとってなぁ、ほかの部員が頼りきりなんやて」

京太郎「へ、へー……そ、そんな掃除が得意なら、俺も色々と聞きたいんで、手伝っていっても――」

絹恵「――誰のことか、わからんかなぁ?」

京太郎「」スマセン

漫「はい、部活終わりやでー。帰った、帰ったー」

京太郎「……お疲れさまでした」

絹恵「うん、おつかれー。また明日なー」


京太郎「……ま、まぁ、あれだ。待ち合わせまでの時間が確保できたと、思っておこう」

京太郎「午後からは、健夜さんとデートだからな……さて、準備しないと」

>執事判定
自動成功、ゾロ目大成功
安価↓1


>成功
・執事+1

京太郎「――よし、こっちの準備はオーケーだ」

京太郎「服も用意しておいたし――あ、ちなみに執事服ではないです、ご安心を」

京太郎「ま、冬だしコート着るから、ちょっとオシャレしても見えねーんだけどな」

京太郎「さーて、待ち合わせ場所に行くとしよう……あ、メール入れとくか」

京太郎「いまから向かいますね、遅れてしまったらすみません、と」

京太郎「ま、ここからならすぐだし、15分前にはつくけどな、どう頑張っても」


~駅前集合

京太郎「日曜はさすがに人多いな……まぁ有名な待ち合わせ場所みたいだし、仕方ないか」

京太郎「健夜さんは、まだかな……どうだろう」

>待ち合わせ判定
奇数 健夜、早期発見
偶数 健夜、時間通り
ゾロ目 同時

安価↓1


~15分後

健夜「……わっ、京太郎くん!」

京太郎「あ、健夜さん。こんにちは」

健夜「う、うん、こんにちは……って、ごめん! お待たせしちゃって……」

京太郎「いえ、いま来たところですから、大丈夫ですよ」

健夜「……ふふ、テンプレだね」

京太郎「一度言ってみたかったんですよねー、このセリフ」

健夜「それはなにより……じゃなくて! 時間、合ってるよね?」

京太郎「はい、五分前にいらしてくださるあたり、さすが社会人ですよね」

健夜「それより早く来てる子に、言われたくないよ……いつから待ってたの?」

京太郎「来たばかりですよ。ちょうどよかったです」

健夜「……もうっ、そう言われたら、そう納得するしかないでしょっ」

京太郎「へへー、早く会いたかったので、気が急いちゃいまして」

健夜「そ、そう/// えへへ、嬉しいなぁ」

京太郎(かわいい)

健夜「それでもごめんね? もうちょっと早く来ようと思ってたんだけど、色々と――」

京太郎「大丈夫ですよ。女性が時間をかけてくださるのは、それだけ綺麗になってきてくださるってことですから」

京太郎「――まぁ、健夜さんは手をかけなくても、綺麗ですけどね」

健夜「はぅ//////」

京太郎(かわいい)

京太郎(――いや、しかし、あれだな……)

>褒め言葉選択(展開が変わるだけー、雑用ボーナスは反映)
1 髪を褒める
2 服を褒める
3 無言で手を握る

安価↓2


>髪を褒める
・雑用ボーナス、健夜好感度+1

京太郎「髪、整えて来てくださったんですね。お綺麗です、とても」

健夜「っっっ! あ、ああ、ありがとぉ~~~~/////」

健夜(気づいてくれたっ、やったぁっ!)

京太郎「このくらいの長さから変えないのは、なにかこだわりあるんですか?」

健夜「う、うーん? そういうこともないかな……でも、短すぎると子供っぽく見えちゃうしね」

京太郎「すごく若く見えますもんね。けど、健夜さんお綺麗ですから、ショートも似合いそうです」

健夜「も、もうっ、やめてっ、褒めすぎ////」

京太郎「って言われても、思ったまま言ってるだけなんで……」

健夜「京太郎くんも、大人っぽいコートだよね。素敵だよ」

京太郎「いやー、買ったときは友達にも親にも、背伸びしすぎ、似合ってないって言われたんですよ」

京太郎「高校生になって、似合うようになったってことですかね」ドヤァ

健夜(あ、かわいい)

健夜「ふふ、そうかも。頼りがいあるもんね、京太郎くんは」

京太郎「健夜さんにそう言ってもらえると、すげー嬉しいです」


京太郎「健夜さんも、素敵なコーディネートですよね」

健夜「そ、そう? えへへぇ、よかったぁ……」

健夜(結局自分で決めたんだよぉぉぉっっ! わーいっ!)

京太郎(やっべぇ、すげーかわいい……私服最高だな)

京太郎(中は大人っぽい上品なブラウスで、アウターはニットの白いコート……)

京太郎(しかも、指導にくるときはパンツが多い健夜さんが、今日はスカートだ!)

京太郎(ミニじゃない、フレアな膝丈で……黒タイツ、いい仕事してるぜ!)

京太郎(あとはブーツか、短いのだから……どこかに上がることになっても、脱ぎやすくてよさそうだ)

京太郎(っつかその帽子なんですか、すげーかわいいんですけど)


健夜「……くん……京太郎くーん?」

京太郎「……ぁ……あ、ああっ、はい! すんません、かなり見惚れてました」

健夜「ふぇ!? や、いや、その、はい……ありがとう……///」

京太郎「――さて、と。いつまでも駅前にいたって仕方ないですよね。まずはお昼ですし、食事しましょうか」

健夜「うん、そうだね。私もいくつか調べてきたんだけど――」

京太郎「ここからだと、一、二駅くらいかな。隣のビジネス街のビルに、夜はバーになるお店があるんですよ」

京太郎「お昼はランチだしてるんで、そこにしようかなと」

健夜「タワービルのランチ……? その、無理しなくて大丈夫だよ?」

京太郎「平気ですよ、1000円しませんから。夜は結構するみたいですけどねー」

健夜「へー、ならそこにしよっか。移動は――あ、そうか」

京太郎「すいません、車じゃなくて……」

健夜「ふふ、平気だよ。電車使おうね」

京太郎「はい――あ、それか歩くのでもいいですよね」

健夜「……大丈夫かな」

京太郎「駅と駅の間くらいなんで、次の駅まで歩く時間が増えるだけですよ。15分くらいかな」

京太郎「電車と違って、その時間は二人でいられます」

健夜「」

健夜「………………な、なら、その……歩こう、か、ねっ?」

京太郎「はい。行きましょう、健夜さん」スッ

健夜「!? きょ、京太郎くん、そのっ……て、てて……手を……」

京太郎「あ、まずかったですか……?」

健夜「ドンとこいだよ!」

京太郎「Don't来い、ですか……やめますね」

健夜「英語じゃないよ!」

京太郎「冗談ですって。それじゃ、行きましょうか」キュッ

健夜「う、うん/////」


いかん、忘れてた

>好感度判定
自動成功の、ゾロ目大成功

安価↓1


磨き上げられた執事スキルが、京ちゃんを超高校級の執事見習いにしてしまった

-----------------------------------------

・健夜好感度+2


~某ビジネスタワービル、2X階

健夜「へー、メインが二つ選べるんだ」

京太郎「こっちの二種から一つ、こっちの四種から一つですね」

健夜「京太郎くんは決めてるの?」

京太郎「部活終わって、結構お腹空いてますからね。手ごねハンバーグでしっかりいただきます。もう一種類はアスパラのつくね焼きを」

健夜「ふふ、男の子だー。じゃあ私はローストビーフにするね。それと、お造りにしようかな」

健夜「食べたかったら食べていいからね……あっ、ローストビーフ! ロストビーフのことだから!」

京太郎「はい。お造り、好きなんですね」

健夜(違う!! けど、変な誤解されなくてよかった////)


健夜「すごいねー、お昼は夜景と違って、街並みがよーく見えるみたい。夜景はどんなだろうね」

京太郎「大阪って、夜も結構明るいですからね。東京も街のほうはそうなんでしょうけど」

健夜「うーん、そうかな……うん、そうかも」

京太郎「俺の地元だと、そこまでじゃないですからね……想像もつきません」

健夜「私も、そんなに見慣れてないよー。ほら、その……京太郎くんに会ったときみたいな、だから……」

健夜(自分から自爆していくスタイルぅーっ!)

京太郎「だめですよ、深酒は……最近は大丈夫ですか?」

健夜「もちろんだよ! 京太郎くんに言われてから、すっごく飲まなくなってね……月に二回ほど、缶ビール空けるくらいかな」

京太郎「そうなんですか……なんかすみません、大人の方の楽しみを奪ったみたいになって」

健夜「ううん、平気だよ。京太郎くんが私を心配してくれたのが嬉しくて、そうしてるんだから……」

健夜「でも、京太郎くんが飲める年になったら、一緒に飲めるといいね」


>返事選択
1 一緒に来たいですね、ここの夜景も見られます
2 健夜さんは、いいお店知ってそうですね
3 居酒屋のほうが好きですか?

安価↓2


京太郎「一緒に来たいですね、ここの夜景も見られます」

健夜「……うん。そのときは――」

健夜(……そういう関係ならいいね、とかは……まだ早いかな?)

京太郎「そのときは?」

健夜「京太郎くんもプロになってるといいね。試合のあとに、こういうお店で食事とか、いいだろうなぁ」

京太郎「俺がプロですか? いやー、難しいと思いますよ」

健夜「そうだね、いまはまだ……だけど、その素質はあるって思ってるよ?」

京太郎「……誰にでも、そういうこと言ってませんか?」

健夜「私ね、麻雀に対してだけは真摯なの。だから、お世辞や軽々しく褒める言葉なんて、絶対に言わない」

京太郎「そうでした……解説が厳しいって、よく言われてますもんね」

健夜「うっ、うん……ごめんね」

京太郎「そのほうがためになるでしょうし、褒めるばっかりの解説よりいいと思いますよ」

健夜「そうかな……まぁ、そういうことだから。誰にでも、プロになれるよなんて言わない」

健夜「宮永さんにだって、そういうことは言わなかったからね……」

健夜(そういえば、宮守の姉帯さんには、もう一つ武器があれば通用する……なんて言っちゃったかな?)

京太郎「そっか……健夜さんにそう言ってもらえるなら、自信が持てますよ」

京太郎「頑張ります。ですから――これから先も、ご指導いただけることがあれば、よろしくお願いします」

健夜「うんっ……って、せっかくお出かけなのに、仕事っぽくなっちゃったね」

京太郎「素の健夜さんがそうなら、俺は問題なしです」

健夜「ふふ、ありがとう。あ、ランチ来たみたいだよー」

・健夜好感度+3


京太郎「ここです!」

健夜「大阪城……結構近いところにいるのに、来てなかったんだね」

京太郎「毎日朝から晩まで、学校と部活ですからね……」

健夜「……平日は朝早いんだよね。それで夜まで……で、日曜日は昼から休みがある、だけだったっけ?」

京太郎「そうですね。まぁ早いって言っても5時か5時半ですし、夜は8時くらいには帰ってますから」

健夜「……一般の企業だと、残業手当つくよ。早朝手当とかもね」

京太郎「龍門渕で働かせていただいてたときは、そのくらいの手当てはいただいてたと思います」

健夜「働いてたんだ! え、しかもその時間ずっと……?」

京太郎「修行中は、二時間しか寝てませんでしたよ。それが終わって仕事に就かせていただいたので、天国みたいなもんでした」

健夜(修行ってなに!? あっ、執事のだ……えっ、執事の修行ってなに!?)

京太郎「いいなー、大阪城は。雄大で、眺めも爽快だ」

健夜「私も来たことなかったなかなー。大阪はよく来てたんだけどね」

京太郎「そのときは、どこか行かれましたか?」

健夜「うーん、食事に出るか、飲みに行くか……くらいだったかも」

京太郎「それ以外は、なにを……いえ、なにしに来てたんですか?」

健夜「麻雀」

京太郎「……お疲れさまです……いや、それだけ麻雀が好きってことですか」

健夜「そうだねー。それしか取柄なかったからねー」

京太郎「そのわりには、タレント活動も立派にされてますが」

健夜「麻雀ありきだよぉ……でも、あれだと地方もよく行けるから、タイミングよければ京太郎くんに会えるよね」

京太郎「鹿児島ではそんなこともありましたよね」

健夜「そうそう、あのときは大変だった……でも、おかげで各地の観光地、よく移動するようにはなったかな」

京太郎「じゃあ、大阪だとほかには……USJとかは?」

健夜「あそこは番組にできないからねー。友達は麻雀しかしない子ばっかりだし、恋人もいないし……USJなんて行く機会ないよ」

健夜「そもそも、異性と出かけることだって、まるでないわけだし――あっ」

京太郎「………………」

健夜(うわああぁぁあぁっっっっっ!)


京太郎(…………えっ)

京太郎(……それは、つまり……その……)

京太郎「………………」

>返事選択
1 じゃあ、これが初デートってことですね
2 俺なんかが最初でいいんですか?
3 俺も健夜さんが初めてですよ (咲と二人でお出かけはないです、嫁さん違いますだったから)

安価↓2


京太郎「――じゃあ、これが初デートってことですね」

京太郎「嬉しいです、健夜さん」

健夜「」

健夜「わ……私の、ほうこそっ……」

健夜「嬉しい、です……はい……////」


・健夜好感度+3


京太郎(ぐっはあああああああああ! やばい、健夜さんが真っ赤になってるっ……)

健夜「…………//////」

京太郎「それじゃ、もう少し……初デート、続けましょうか」

健夜「はっ、ふっっ……ふぁいっ!」

京太郎「急にレフリーに!」

健夜「ファイトじゃないよ!」


~移動後、ブティックにて

京太郎「ここで、健夜さんの服をですか?」

健夜「京太郎くんの好みが知りたいなーって。どういう服が好きか、選んでみて?」

京太郎「難しいなー。けど健夜さんだったら……」

京太郎(……ミニスカ、本人は苦手だろうけど……脚が綺麗だから、似合うとは思う)

京太郎(この時期だと寒いだろうから、もう少し暖かくなってからのほうがいいと思うけど……)

京太郎「……健夜さん、ニットが似合いますから……この、ニットワンピとか、いいと思います」

健夜「…………なるほど。ミニだね」

京太郎「し、下心があるわけではっ」

健夜「冗談だよ。だけど、男の子だから、そういう基準もありだと思うよ?」

京太郎「まぁ……苦手とかじゃないなら、履いてもらえると、似合うとは思いますけど」

健夜「なるほど……でもなぁ、脚は……」フニフニ

京太郎「なにか問題が?」

健夜「筋肉ついてないし、お肉でプヨッと――」

京太郎「なら最高じゃないですか」

健夜「えっ」

京太郎「あっ」

健夜「………………え、エッチ///」

京太郎「誤解ですぅぅぅぅっっっ!」

京太郎(――でもないか、うん)


--------------------------------------------------

ちょっと今日はここまでー
後半は明日で、おつですた

まああれです、ときメモ形式なので、デート=恋人、という認識ではないよ、たぶんね!
京ちゃんも深い意味では言ってない……の、かなぁ……
でもデートという認識はしたね、うひょう、あまずっぺぇ

そしてこういったことを、他校の女子ともするのか
デートネタ尽きるね、間違いなく
デート → デートしました で終了とかにしていいかな

マッサージは書く気力がないので、予定してません
期待してたなら、申し訳ない

……ほんまや
テンプレ作って4ヶ月もデートなかったから、忘れてた……

スポット自由、しかも判定2回で済ませる予定だったのか
デートやり直したいな、こうなると……まぁやり直さないけどね

次のデートからは、デートは自由に決めてもらうことにしよう
今回はこの後の展開決めてるんだよねぇ

あとマッサージは無理っす、申し訳ない
上に書いた通り、気力が湧かない (すこやんだからとかではなく、誰が対象でも)
お泊りも無理です、なにもしないにしてもね
すこやんも良識あるし、きっとお泊りはしないでしょう


京太郎「――結局買っちゃいましたね」

健夜「うん……き、着るかどうかはわかんないけどねっ」

京太郎「えー。せっかく買ったんですから、着ましょうよ」

京太郎「そうだ、俺が全国大会に出場して、解説にくることがあれば、着てくださいよ。ねっ?」

健夜「えぇぇぇ……」

京太郎「えぇぇぇ……意外なリアクションでした」

健夜「だって、私が解説するときって、相方が――」

京太郎「福与恒子アナですね」

健夜「こーこちゃんが、私のニットミニワンピなんて見たら……」

京太郎「撮影するでしょうね」

健夜「生放送されるよ! そんなの……困るし……」

京太郎「でもせっかくの……」

健夜「そうだよ! せっかく……きょ、京太郎くんに、見せるために買ったんだから……」

京太郎「」


京太郎「」

健夜「/////////」

京太郎「……あれ?」

健夜「えっ?」

京太郎「着るかわからないって話だったのに、俺には着て見せてくれるってことになりました?」

健夜「あっ」

京太郎「やったぜ」

健夜「ま、待って、いまのなし! えっと――」

京太郎「んー。じゃあ、交換条件付けるってことにしましょうよ。そちらから」

健夜「じゃ、じゃあ! 私とはやりちゃんと理沙ちゃんと囲んで、トップだったらいいよ!」

京太郎「」

健夜「ど、どうかな////」

京太郎(仕草と要求が釣り合ってない!!!)


京太郎「……ど、努力します……(震え声」

健夜「わーい、やったぁ」

京太郎「……取れると思いますか?」

健夜「うーん、どうだろう……わりといいとこ狙えると思うよ」

京太郎「いまだに、健夜さんから上がるビジョンが見えないんですけど」

健夜「大丈夫だいじょうぶ。初めて会ったとき、私を直撃してるでしょ? うろ覚えだけど、たぶん」

京太郎「つまり、酔いどれた状態で打ってくれるんですか?」

健夜「そうじゃないよ! まぁ、酔ってても私はそうそう負けないから、それだけ打てるんだし、可能性はあるんじゃないかなってこと」

京太郎「すごい自信だなぁ」

健夜「これでも国内では一回も負けてないからねぇ」

京太郎(えっ、なにそれは)

健夜「――ところで、これはどこに向かってるのかなぁ?」

京太郎「喫茶店です。俺がこっちに来てお世話になりだした場所で、茶葉とかコーヒー豆とかも、販売してくれてるんですよ」

健夜「そこでちょっと休憩?」

京太郎「でもいいんですけどね。そこでは買い物を――危ないっっっ!」

健夜「えっ――」


 こちらは青信号、一応は向こうも青信号。だけど曲がるときには、歩行者を確認すべきだと思う

京太郎(――っっ、間に合えっっ……)

 右折の単車が突っ込んでくる。あと二歩前に進めば、見事に相手の進路に踏み込むことになるだろう。

京太郎「健夜さん、こっち――」

 彼女の腕を取って、思いきり引っ張る。片脚が浮いていたから、残り足に変な体重が乗ったかもしれない。

健夜「ひゃっっ――」

京太郎「っっっ……うおぉぉっっ!」

 健夜さんがめちゃくちゃ軽くて助かった。
 抱き寄せて倒れ込んだ、そのすぐ傍を、大型バイクが駆け抜けてゆく。

京太郎「あっぶね……だ、大丈夫でしたか、健夜さん!」

健夜「……あ……うん、大丈夫……」カタカタ

京太郎「バイクは当たらなかったですね、よかった……すいません、思いっきり引っ張っちゃって」

健夜「だ、大丈夫……ありがとね。助かっちゃ――ぅっっ……」

京太郎「健夜さんっ!?」


京太郎「――立てなさそうですね、すいません……」

健夜「ちょっと捻っただけだから、休めばマシになると思う……けど、謝ることないよ、京太郎くんは」

健夜「引っ張ってくれなかったら、もっと大変だったんだから……あーあ、だけど残念」

健夜「デートは、ここまでかな?」

京太郎「………………」

京太郎「…………今日って、日曜ですよね」

健夜「えっ……うん、そうだね……」

京太郎「たぶん、病院はほとんどやってません。開いてるとこに寄るとしても、探してる間に時間かかっちゃいます」

健夜「う、うん……でも、この足だと歩けないだろうし……」

京太郎「大丈夫、俺にいい考えがあります」


健夜「いい考え? っていっても、できることなんてそうそう――ふぇ?」

京太郎「俺の首に、腕回してくださいね――よっ、と」

健夜「ひゃうぅぅっ!?」

京太郎「ひとまず、このまま移動しましょう。やすめるところまで。そこで、応急手当します」

健夜「ちょっっ……ちょちょちょ、ちょっと待ったっっ! まま、待って京太郎くん!」

京太郎「なんでしょうか」

健夜「おっ、おお、下ろしてっ! その、は、恥ずかしいから!」

京太郎「ケガしてるんだから大丈夫です」

健夜「心情的には大丈夫じゃないよ!? それに、その、あの……わ、私……軽くない、でしょ?」

京太郎「羽かと思うくらい軽いです。もうちょっと食べたほうがいいですよ、健やかになります」

健夜「私、身体は健康なんだけど……いや、でも前に、こーこちゃんが私を持ち上げようとしたときは、無理で……」

京太郎「あの人、よく持ち上げてるじゃないですか。そのあと落としますけど」

健夜「そっちじゃなくて物理的な意味でだよ!」

京太郎「そりゃ、社会人とはいえ女性の腕と、高校生男子の腕力は違いますから……大丈夫、本当にめちゃくちゃ軽いですから」

健夜「そ、そりゃ、さっきからひょいひょい運んで歩いてるけどっっ……というか、これどこ向かってるの!? さっき言ってた喫茶店!?」

京太郎「いえ、俺ン家です」

健夜「」


健夜「だだだだだ、だめっっ、だめっ、絶対! アウトっ、私アウトだから!」

京太郎「大丈夫ですって、なにもしませんから……信じてください」

健夜「そっちは問題ないよ! むしろ――ってそうじゃなくて! 私のほうが、問題あるっていうか――」

京太郎「健夜さん」

健夜「っっ……は、はいっ」

京太郎「応急処置しないと、変な戻り方したり、腫れがひどくなったりするかもしれませんから」

京太郎「申し訳ないんですけど、俺の家で治療させてください……それと」

健夜「な、なんでしょうか……」

京太郎「これ、予定通りです。順序は変更になりましたけど」

健夜「へっ」

京太郎「喫茶店寄ってから、俺の家には行くつもりでした。その、どうしても来ていただきたかったので」

健夜「」

健夜(………………なんだ、夢か)

京太郎「どっこい、現実っ……これが現実ですっ……」

健夜「なんで聞こえてるの!?」

京太郎「いや、現実逃避してる表情だったんで……あ、そんなことより、もう手遅れです」

健夜「ななな、なにがっ!? 誰かに見られたっ? 知ってる人っ?」

京太郎「いえ、そうじゃなく――うち、ついちゃいましたから」

健夜「………………えっ」

京太郎「ここのアパートです。まぁ狭い部屋ですけど、上がってってください……っていうか、無理やり上げちゃいますね」

健夜「あっ、あ、ああああ、あのっ、あのあのっ、やや、やっぱり――」

京太郎「はい、いらっしゃいませー。どうぞ、お上がりくださいませ」

健夜「だめだってばああああああああああ!!」


京太郎「ブーツ、脱がせますねー。ゆっくりずらします、痛かったらおっしゃってください」

健夜「い、いいよっ、自分でやるから!」

京太郎「そうですか……じゃあ、脱げたらおっしゃってください。ベッドまでお連れしますので」

健夜「ベッッッ……は、はわわ、あわわわわわわ//////」

京太郎「俺の部屋、ソファじゃなく座椅子なんで……立つことも考えると、腰かけるならベッドのほうが楽でしょうから。そこで治療しましょう」

健夜(うん、知ってた)



京太郎「――よし、これで大丈夫。骨には異常ないはずです。近日中に、病院には行ったほうがいいですけど」

健夜「ありがとう……すごいね、こんなこともできるんだ」

京太郎「まぁ執事の嗜みですよ」

健夜(執事ってなんだっけ……)

京太郎「すぐに歩くのも大変でしょうから、ここで休んで行きましょう。というか、最初の目的を果たさないとですし」

健夜「き、きたっっ!」

京太郎「えっ?」

健夜「う、ううんっ、なんでもない!」

健夜(おおおお、落ち着いて、大丈夫……シミュレーションは、色んなパターンでやってるからっ……)

京太郎「ってことで、ちょっと待っててください。支度してきますから」

健夜「そ、そうだよねっ! あ、でも私どうしようっ、この足じゃ、シャワーなんてっ……」

京太郎「さっき、手洗いをうがいはしていただきましたし、十分だと思いますけど……」

健夜「で、でも汗かいちゃってるしっ……」

京太郎「気になりませんよ。さっき抱っこしてるときも思いましたけど、香水、いい匂いですね」

健夜「はっ、ふぅっ……あ、ありがとぉ……////」

京太郎「それじゃ、取ってきますねー」

健夜「ごご、ごゆっくりっっ!」


健夜(…………どうしよう、どうしたらいいかなっ……ふ、服は、どうしようっ……)

健夜(あ、待って! たしか、脱がせるのが好きっていうパターンもあったから……ここは、上着だけ脱いでおけば大丈夫)

健夜(……タイツ、破られたり……しないよね?)


京太郎「お待たせしましたー」

健夜「はひぃっっ! だだ、大丈夫、いま来たとこです!」

京太郎「え、ええ……」

健夜「……ごめん、なんでもない……」

京太郎「それじゃ……んー、ちょっと机寄せますね」

健夜「ど、どんなプレイ!? 机使うの!?」

京太郎「いえ、健夜さんはベッドに座ったままで大丈夫です……そこからでも手が届くようにってことで」

健夜「そ、そうなんだっ、色々知ってるんだね!」

京太郎「それで――えーっと、実はですね。今日はこれを、お出ししたかったんです」


健夜(来る! ボロンッって来るのっ!?)


健夜「――って……あ、れ……これって……」

京太郎「ほんっと、何ヶ月も遅れて申し訳ないんですけど……お誕生日、おめでとうございます」

京太郎「お約束していました、誕生日ケーキです……どうぞ、お召し上がりください」

健夜「あ……あ、ああ……あり、が……とっ……」ジワ

健夜「覚えてて、くれたんだ……」

京太郎「もちろんです。忘れたりしません」


健夜(――――なんっっって勘違いしてるのっ、私っっ!? うわああああああああ、最低だああああああ!)

お、大丈夫か大丈夫か


健夜「………………」ブルブルブル

京太郎(あれ、感極まってってやつ? うわ、すげー、嬉しい……作ってよかった)

京太郎「ま、眺めてても仕方ないですし、取り分けましょうか。それで……こちら、ハーブティーを合わせてみました。果物の甘味と、相性は悪くないと思います」

京太郎「注文してた茶葉は、別のだったんですけどね」

健夜「……ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい……」

京太郎「健夜さん?」

健夜「はいぃっ! あ、うん……大丈夫です……それと……本当にありがとう! すっごく嬉しいよ!」ニコッ

京太郎「では、ご賞味ください……どうぞ。あーんしてください」

健夜「!?」

京太郎「寄せましたけど、やっぱりテーブル低いですからね……どうぞ、あーん」

健夜「……ふ、あ……あーん////」

京太郎「…………いかがでしょうか」

健夜「んむ、んっ、ふむ……っっ……すごいっ、おいっしい……っっ」

健夜「あ、あのっ、もう一口、先に!」

京太郎「ふふっ、ありがとうございます……それじゃどうぞ、あーん」

健夜「あーんっ……うん、おいしい……えへへー、おいしいなぁ」


健夜「――ふぅ……ごちそうさまでした。とってもおいしかったです」

京太郎「お粗末さまでした……んー、あとは……ちょっと予定がずれちゃいましたね。映画でも見ます?」

健夜「本来なら、どういう流れだったの?」

京太郎「喫茶店に寄って、ここに戻って、お茶して――夕食にしてから、これをお出しする予定だったんですよ。なもんで、いまから夕食だとお腹大きいかなと」

健夜「軽いのなら食べられるけど……でも確かに、お腹空かせてからじゃないと、京太郎くんの料理に失礼だよね」

京太郎「そう言っていただけると、腕の振るい甲斐もあります……それじゃ、映画か……麻雀かのどっちかってことで」

健夜「どうして麻雀?」

京太郎「観光地でも麻雀する方ですから、そっちのほうがいいかな、と」

健夜「もうっ……私だって、男の子と一緒だったら、麻雀以外のことも考えるよ」

京太郎「……でも麻雀しますよね?」

健夜「うっ…………は、はい」

京太郎「なら、並べますね。少しだけ打ってから、料理にかかりますから」

健夜「はーい。せっかくだから、お腹空くくらい、しっかり楽しませてね?」ゴッ

京太郎(あかん)

健夜「よーし、やるぞー。そうだ、ケーキのお礼ってことで、私の持ち点5000でいいからね」ニコニコ

京太郎(なんという舐めプ! こ、これは……やってやるしかない!)ゴッッ

>雀力判定
↓1-4 でゾロ目or40~50が出れば、その回数だけ打点判定(再安価)5000以上だせれば、好感度アップ

じゃけんベッドインしましょうね

申し訳ない、40~59、かゾロ目だった
んで、50台二つと聖なる数字なんで、3回

>打点判定 打点は>>6
安価↓1-3


反転で84、70あるので成功
・健夜好感度+3

健夜「………………あれ?」

京太郎「よっしゃああああああああ!」

健夜「おおおおっ! お見事! やっぱりすごいよっ、京太郎くん!」

京太郎「いやー、そう言っても5000点削れたってだけなんで……普通の勝負だったら、余裕で負けてます」

健夜「ううん、5000点でも削れないって思ってたから……本当にごめんなさい。侮っていて、申し訳ありませんでした」

健夜「――次は、本気で打とうか」ゴッ

京太郎「」

京太郎「そ、そそ……そろそろ、夕飯の支度に、かか、かからせて、いた、いたたた、いただきっ……」

健夜「ふふ、なーんてね。冗談だよ。お夕食、お願いできますか?」

京太郎(ほっ……)

京太郎「はい、それじゃ作ってきます……適当に、くつろいでてください。なにかあったら、声かけてくださいね。無理に歩かないように」

健夜「はーい」


~食事後、日曜夜


健夜「うーん、すっかり長居しちゃったね、ごめんなさい」

京太郎「いえ、大丈夫です。それより、タクシー一人で大丈夫ですか? お部屋まで、お送りしたほうがいいかと思うんですけど」

健夜「十分休ませてもらったし、部屋までは戻れるよ。おいしいものも、食べさせてもらったからね」

京太郎「……本当に大丈夫ですか?」

健夜「もう、しーつーこーいーよー? それとも、ホテルまでついてきたいだけなのかな?」

京太郎「めめ、滅相もない……」

京太郎「それじゃ、お気をつけて……今日はありがとうございました。とても楽しかったです」

健夜「私のほうこそ……ありがとう。また、こうしてお出かけできたらいいね」

京太郎「そうですね……また機会があれば、お誘いします」

健夜「ふふっ、楽しみにしてます。それじゃ、おやすみなさい」

京太郎「……おやすみなさい、健夜さん」


~デート終了

デートのあとにほかの女子に連絡させるわけにもいかぬので、夜行動なし
ラストがあっさり? 初回デートはこんなもんよ(適当
付き合いだしてからデートすれば、余裕でチュッチュするだろうから(書くとは言ってない

とりあえず、第三週終了なので、こちらが次週成長ステとなります
雀力22 経験値30 執事12 雑用12 漫7 由子4 洋榎2 絹恵8 恭子3 郁乃13 理沙1 はやり5 和3 豊音3 淡2 春3 みさき1

それを踏まえて、ステータス

●現在のステータス
 雀力:22→465 レベル5 大成功(トップ)ボーナス+4
 技能経験値:151

 所持スキル
【ディメンジョンシュート】師:戒能良子
 補正後コンマにゾロ目があれば、和了可能に

【カッパーシュート】師:戒能良子
 出上がり時の打点コンマを1.5倍にする(小数点以下四捨五入)。二桁偶数キリ番でも和了

【鼓動のリズム】師:瑞原はやり
 コンマ40台なら打点二段階下降で和了、50台なら打点変わらず和了可能

【一意専心】師:野依理沙
 自分に対するデバフを半減、自身コンマ補正+25、他家のゾロ目ツモに最低打点でカウンター(任意)
 ※任意カウンター、親かぶりで逆転可能なタイミングなど、選択でカウンターを見逃せる


 執事:237→647 レベル7 大成功ボーナス+6
 雑用:231→404 レベル5 大成功ボーナス+4

【たこ焼きマイスター】5/5
 大阪二校での差し入れ時、好感度上昇対象に2人選択可能な【黄金たこ焼き】を差し入れできる
 その際、片方には判定結果に加えて、好感度+1のボーナスがつく
 ただし、週に二回まで。また、一度使用後は、二日空けなければ再使用はできない


●女の子好感度
嫌い < 普通 < 友人 < 好き < 大好き < ときめき<<<<<<<超ときめき状態
(~0、0~5、6~25、26~60、61~99、100~、1000~)

【清澄】
・宮永咲   ??→110(ときめき)
・片岡優希  15→22(友人)
・原村和   10→103(ときめき)
・染谷まこ  15→22(友人)
・竹井久   18→37(好き)

【白糸台】※男子好感度:親友、女子好感度:63
・宮永照   20→95(大好き) マッサージ経験済 マ:1
・弘世菫   23→61(大好き) マッサージ経験済 マ:1
・渋谷尭深  23→36(好き) マッサージ経験済 マ:1
・亦野誠子  25→52(好き) マッサージ経験済
・大星淡   26→89(大好き) マッサージ経験済
・多治比真佑子51→(好き)※エンドなし?

【阿知賀(雑用大成功1)】
・松実玄   35→85(大好き) マッサージ経験済
・松実宥   27→93(大好き) マッサージ経験済
・新子憧   37→84(大好き)
・鷺森灼   32→60(好き) マッサージ経験済
・高鴨穏乃  25→41(好き) マッサージ経験済
・志崎綾   31→32(好き)

・岡橋初瀬  37→39(好き)※エンドなし?
・巽由華   28→(好き)※エンドなし?
・小走やえ  30→34(好き)※エンドなし?
・佐々岡よし子28→(好き)※エンドなし
・桐田凛   21→(友人)※エンドなし
・辰己春菜  29→(好き)※エンドなし
・ギバード桜子28→(好き)※エンドなし
・新子望   24→(友人)※エンドなし?

【宮守】
・小瀬川白望 28→121(ときめき)
・エイスリン 31→64(大好き)
・鹿倉胡桃  20→42(好き) マッサージ経験済
・臼沢塞   25→52(好き)
・姉帯豊音  27→62(好き)

【永水(雑用大成功1)】
・神代小蒔  17→38(好き)
・狩宿巴   22→51(好き)
・滝見春   13→136(ときめき)
・薄墨初美  36→64(大好き)
・石戸霞   28→74(大好き)
・石戸明星  34(好き)※エンドなし?
・十曽湧   13(友人)※エンドなし?
・藤原利仙  25→33(好き)※エンドなし?

【姫松】※男子好感度:親友、女子好感度:77
・上重漫   39→88(大好き)
・真瀬由子  37→66(大好き)
・愛宕洋榎  32→67(大好き)
・愛宕絹恵  41→100(ときめき)
・末原恭子  44→71(大好き)
・赤阪郁乃  39→78(大好き)

【プロ】
・戒能良子  22→66(大好き) マッサージ経験済
・小鍛治健夜 69→114(ときめき) デート1回
・瑞原はやり 30→70(大好き)
・野依理沙  30→39(好き)
・藤田靖子  23→25(友人)
・三尋木咏  36→56(好き)
・赤土晴絵  28→35(好き)

【アナ】
・村吉みさき 40→47(好き)


姫松編終了なので、そろそろ派遣の季節やでー
えーっと、派遣先決定、最終日、日誌、久からの電話、新派遣先到着、初日、の流れかな

派遣先決定は、明日にしますか
時間は明日決めます
そんときに、2月予定(誕生日とか)書きだします


千里山いったらオカンが

雅枝「京太郎持ち帰ったで~」
洋榎「ウェルカム!」
絹恵「ストレンジャー!」


2月誕生日(登場予定のないキャラはカット)
【一週】1日:依藤澄子(未遭遇)2日:京太郎、佐藤アナ(未遭遇)
【二週】9日:南浦数絵(未遭遇)
【三週】15日:塞 18日:照 19日:安福莉子(未遭遇)
【四週】23日:咏 26日:森垣友香(未遭遇)

池田は22日です、登場しません

京太郎の誕生日は、色々しないとだなぁ
もてなしてもらうか、ときめいてる子とデートになるか
あと各地から電話やらメールやら、バンバン来そうですね
場合によってはプレゼントも……いや、それはやめとこう

女子好感度じゃなく、女子の京太郎好感度を上げるイベントになりそう

豊音は大好きだったですね、こっちのは修正しました
次回一覧から反映されます


早いけど次スレ
派遣先決定は向こうを使うべきだろうか
でも人減ってきてるだろうし、そんな伸びないよね、たぶん

パート18
【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」郁乃「その18やで~」
【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」郁乃「その18やで~」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1397586014/)


【1月第三週日曜】

 本日は試験、お疲れさまでした。
 また明日からは二次試験等に備えることかと思いますが、今日のところはゆっくり休まれてください。

 今日は色々とありますので、フレンチトーストやケーキの写真、貼っておきます。
 それと買いだしに付き合ってくださった先輩、ありがとうございました。

 こちらでお世話になる残り一週間、また明日から気合入れ直して臨みます。
 どうぞよろしくお願いします。

…………

 『こっちは余裕だったわよ、当然ね』
 『私たちも頑張ったよ~。京太郎くんのメールのおかげかなぁ』
 『最後の励ましのおかげで、どの問題にも真剣に取り組めたよ。ありがとう』

 よかった……あとは二月中だよな。こっちは学校ごとに日程が違うみたいだから、追いかけようがないか。

 『フッレンチトーストッッ! なにそれおいしそう!』
 『淡は勉強不足。フレンチトーストっていうのは――』
 『北アメリカ、ヨーロッパの一部、アジアの一部の国・地域、ラテンアメリカなどで朝食や軽食、デザートとしてよく食べられているパン料理の1種である』
 『溶いた鶏卵と牛乳などの混合液をパンに染み込ませ、フライパンなどで焼き直したもので、パンがしっとりした食感に変わる』
 『です』
 『コピペ乙』
 『知ってるけど説明を書きだすのが大変だからそうしただけ』
 『こちらの揚げたものは、香港で見たことがありますね。台湾のものは、焼き上げるほうですが』
 『っていうかこっちのケーキなんや? 練習んとき食べてへんで』
 『うちで焼いたんやろ。ケーキ作りの練習かな』

 あ、そうか。健夜さんしか見てないんだった。

 『こっちのケーキ、おいしかったよ。どうもありがとう』
 『……誰ですか?』
 『誰でもいい。大事なのは食べた人がいる、それも一人。そしてそれが私じゃないってこと』
 『うらやまー!』
 『フルーツ多めだ、おいしそう……』
 『涎っ!』
 『残念ながら』
 『そろそろ本気でうらやましくなってきた……来月、ラストチャンスっ……こいっ、こーいっっ!』
 『雑念は余計に失敗しますよ?』
 『お祈りしましょう。早朝ミサ、サボらないでね』

 三年の方かな……再来月は卒業式、そこからは三年生はいないんだよなぁ。
 けど地元に進学した人たちなら、なんだかんだで学校に顔だしそうな気がする。
 東京の人たちとは、どうやったら会えるかな……卒業校じゃない学校には、顔だせないだろうし。


~清澄

「んーっ、疲れたわー」
「んで、京太郎からはどんなメールが来たんじゃ?」
「へっ」
「見るからに嬉しそうですから、よくわかりますよ」
「…………来てないけど?」
「ダウトだじぇ」
「き、来てないって言ってるでしょ///」
「わしの携帯に、津山さんからメールがあったんじゃ。先輩がお世話になったちゅうて、京太郎に礼をとな」
「詳しく聞いたら、京ちゃんが久さんにメールしたんだって言ってました!」
「ゆみぃぃっ……いや、智美かしら……」
「池田からも私にメールが来てたじぇ。キャプテンに変なこと教えるなーって、会長に苦情だじぇ」
「SとかMとかの話かしら……」
「し、試験前になんの話をしてるんですか!」
「話逸らさないでください! 京ちゃんのメール、なんて言ってたんですかっ」
「んー? まぁいっかな……大学でも私の後輩になりたいから、私が合格したら、そこ目指すんですって」
「そういう嘘はええから、ほんまのこと言いんしゃい」
「う、嘘じゃないわよ!」
「SOA」
「本気だとしたら、だいぶマゾだじぇ」
「見なさいよっ、ほら、ホントでしょ!」
「」
「oh……」
「SOA」
「じょじょ、冗談だよ、きっと……久さんの緊張を和らげようってことで……」
「あんたたちねぇ……」


~白糸台

「そういうテルーは、食べたことあるのっ?」
「ある」
「わりとどこにでもあるぞ。淡はないのか」
「パン屋にもあるし、メーカーの菓子パンにもありますよね」
「意外と、お茶に合う……」
「むー……だって、お母さんそんなの作ってくれたことないし、お店でそういうの買わないし……」
「お菓子には詳しいのになぁ」
「それより、弘世先輩の試験のほうはいかがでしたか?」
「話流された!」
「謙遜なしに言えば、かなりできたほうだ。そういえば、会場で辻垣内に会ったな」
「京ちゃんの話した?」
「臨海にはまだ行ってないし、彼女は興味がなさそうだろう。していない」
「……ならいいけど」
「テルー、なんか気になってる顔してるー」
「私のセンサーでは、辻垣内さんは京ちゃんの日誌欠かさず見てる、そんな気がする」
「それはないですよ、辻垣内さん、堅くて真面目そうですし」
「……逆に、そういう人がすっごいミーハーだったりしそうだけど……」
「純粋に、彼女は苦労する人を心配する傾向があるから、そう思うだけ」
「まぁ一言二言挨拶しただけだし、向こうからも聞かれなかった。照の思い違いだろう」
「……そうかなぁ」ウーン


~永水

「はぁー、長時間の試験は大変ねぇ」
「あああぁぁぁぁ……英語の長文、なんか致命的なミスしてそう……大丈夫かな、採点したくないなぁ……」
「お疲れさまですよー」
「ありがとう、はっちゃん。それにみんなも、お弁当、おいしかったわよ」
「よかった……」
「姫様も手伝ってくださったようで、とても嬉しいです」
「い、いえっ、お二人にはいつもお世話になっていますから!」
「小蒔ちゃん、成長して……」ホロッ
「お母さんじゃないんですからー」
「誰が子持ちの人妻ですって?」ゴッ
「い、言ってないですよー」
「霞ちゃんがお母さんなら、旦那様はどなたになるんでしょう」
「……そ、そんなの、決まってるじゃないのっ……もうっ////」
「阻止」
「はるる、間髪入れずにこれを阻止」
「まぁ私も阻止ですがー」
「続いてはっちゃんもだ! まぁ私もそうしますけど」
「では私も!」
「あら、息が合ってよかったわ。来月は京太郎くんの誕生日だもの、ね?」
「もちろん、忘れてない」
「とっておきのお祝いをしないとですよー」
「学校はどうしましょう」
「休みましょうか、事前に届けをしておきます」
「と、巴までやる気に……これは……」
「勝った……待っててね、京太郎」

(お祝い……京太郎の家に行って、メ……メイドさんに、なってあげるから////)


~宮守

「疲れた……」
「シロ、お茶淹れて!」
「コイメデ!」
「お茶菓子もねー」
「ダル……」
「そうそう。来月、京太郎くんの誕生日だったわよね、たしか」
「ダルくなくなってきた」
「そうだよー、どうしよう! なにかプレゼントしないとー」
「物欲なさそうだからなぁ……」
「ゴホーシ! シヨウ!」
「そうねぇ、彼いっつも人にしてばっかりだし……なにかしてあげたほうが、喜びそうね」
「京太郎の家に行くか、こっちに呼ぶか……うん、行くしかないかな」
「そうだねー。学校はもうお休み状態だし」
「旅費は……卒業旅行の分、削って……ギリギリね」
「近くならいいんだけど」
「ここだったら一番だよね」
「ちゃんと引き当ててよっ、部長!」
「部長……」
「ブチョウサン!」
「安いよ安いよー」
「ゲンピンカギリノ、ショブンヒンデスヨー」
「最後おかしいでしょ! っていうか、私を拝まないで!」


~阿知賀

「宥姉お疲れー! まぁ飲んで飲んで」
「あ、ありがとう……でも、まだ次があるから……」
「そうは言っても、自信ありげな顔だったのです! 大丈夫だよね、お姉ちゃーん」スリスリ
「ありがと、玄ちゃーん」ナデナデ
「仲良し姉妹……」
「相変わらずだな、この姉妹は」
「小走さんも、お疲れさまでしたー!」
「ああ、ありがとう高鴨。しかし、私まで呼んでくれてよかったのか?」
「まーったく、問題ないですっ。うちって無駄に広いですし、インハイのときは初瀬とかも、こっち来てましたから」

「なーにが無駄だってぇ? あのねぇ憧、神社ってのは地元の寄合でも使えるように、社務所とかも広く作られて――」
「まーまー、友達が遠慮しないようにって憧の計らいでしょ。聞き流してやりなよ」

「試験って緊張したりしませんでした?」
「大丈夫だよ~。行く途中に京太郎くんがメールくれたからね~、すっごく落ち着いたんだぁ」ニコニコ
「……ま、まぁそうだな……あのメールには、救われた部分が多々ある、ような……」
「やえちゃん、かわいいって言われて真っ赤になってたよ~」
「!? なな、なんですかそれっ、詳しく教えてください!」
「あああああ、憧ちゃんっ、落ち着いて!」
「玄も落ち着いたほうがいいと思……」
「さっすが京太郎、しっかり二人ともに送るって、気が利いてるよね!」

「……試験前にかわいいって、どんなメール送ってんの、京太郎……」
「おのれ京太郎少年、憧というものがありながら……」


~姫松

「どやったー、試験は」
「まぁぼちぼちやな」
「ぼちぼちよー」
「便利ですよねぇ、ぼちぼち」
「実際どんな感じですか?」
「えらいようできたで。地元より、ええ大学狙えるかもしれへんわ」
「えぇっ! ほ、ほんなら、大阪出られるんですか……?」
「大丈夫よー、願書だしてへんからねー」
「まぁそういうことやな。本命に絞ってるから」
「私は滑り止めも入れてるけどねー」
「ほっ……びっくりさせんとってくださいよ」
「っちゅーても、再来月からはうちらもおらんわけやし、出て行っとっても変わらんやろ」
「それに、先輩らなしでも強ならなあかんて、昼に言うたやん」
「わ、わかってるけど……いきなりは、心の準備が足らんから」
「準備期間は、あと一ヶ月しかあらへんよ?」
「そろそろ先輩離れせなかんのよー、漫ちゃんはー」
「わかってますってぇ、もう……」


~某ホテル

「お医者様が詰めてるホテルでよかったぁ……足もなんともなかったし」
「えへへ、京太郎くんとデート、楽しかったなぁ……」
「………………一応、下着はかわいいのにしてたけど……」
「真面目に、相手高校生だもんね……うん、犯罪はよくないよ」


~某居酒屋

「……ふむ、なるほど」
「なにっ?」
「このケーキ、あとから板チョコを乗せる予定だったようです。この端に映っていますね」
「!! や!」
「はい、ラストがやとなっています……誕生日用なら、それは名前の最後の文字……」
「す、こ、や……」
「小鍛治プロ、でしょうね……」
「は、はやりの真ん中の文字とか……」
「りはどこに行ったんですか」
「はやりが食べちゃった、とか……」
「食べたんですか?」
「食べて、ないけど……」
「yaじゃなくtaなら、三尋木プロの可能性もありましたね」
「もう帰った!」
「はい、ですからやはり……でも、小鍛治プロの誕生日って、随分前ですよね」
「約束してたから、焼いてあげたのかも。京太郎くん、約束はちゃんと覚えてる子だからね☆」
「義理堅いですね……こんなことなら、やはり次のマッサ――の約束をしておくべきでした……ジーザス」
「マッサ?」
「気になる単語だぞ☆」

デートはめっちゃ好感度上がってるよ

今夜は22時に
情報だして、15分後に、安価レス予告レス、で、次に安価レスって感じにしようか
それまでに980まで伸びれば、こっち埋めて次スレからってことで

ふと閃いた、誕生日は各校から一名選抜して、その全員が集結する……みたいなの
まぁそれやるとしたら、全員遭遇してなんやかんやしゃべったあと、1時間交代でお世話する感じになりそう
京ちゃんの6時間が奪われるな
選抜もれた子がかわいそうだから、そうならないはずですが

あと、派遣先決めたら、次回更新は来週です
余裕あれば、安価必要になる派遣初日までなら、書くかも

とにかく、こっちは埋めます、22時までに

なんかプロの人たちが京ちゃんの面倒見れるとは思えないんだよね……

という素直な感想は置いといて、たぶん選抜対局してるうちに、誕生日が終わっちゃうんでしょう
部活メンバーと違って、一枚岩ではないからな

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