エレン「ポケモンマスターを目指す」(13)

エレン「いよいよ、ハンネス博士からポケモンが貰える日が来たな!」

アルミン「楽しみだね。どんなポケモンが貰えるかわくわくするよ。ミカサもそう思わない?」

ミカサ「私は側にエレンがいるなら何でもいい」

エレン「なんだよ、それ。ポケモンがいればマサラタウンの外に冒険が出来るんだぞ。もっと楽しみにしろよな!」

アルミン「まぁまぁ、落ち着いて。ミカサもポケモンを貰えば楽しみになるはずだよ」

エレン「それもそうか。早くハンネス博士の所に行こうぜ」

三人はハンネス博士がいるポケモン研究所に向かった。

ポケモン研究所

エレン「ハンネス博士、ポケモン貰いに来たぜ!」

アルミン「ハンネス博士、こんにちは」

ミカサ「こんにちは」ボソッ

ハンネス「三人共、よく来たな。元気にしてたか?」

エレン「元気だから、早くポケモンくれよ」わくわく

ハンネス「そんなに慌てるな。まずは、お前達に渡す三匹のポケモンの説明をするぞ。大事なパートナーになるからよく考えて選べよ?」


ハンネス「一匹目は格闘タイプのアニ・レオンハート。このポケモンは珍しく女型のポケモンだ」

エレン「格闘タイプとか格好いいな!」

ミカサ(エレンのパートナーが女とかあり得ない!絶対に阻止するから協力してアルミン)チラッ

アルミン(目線だけでミカサの言いたいことがわかってしまう・・・)

ハンネス「二匹目は岩タイプのライナー・ブラウン。このポケモンは体も大きく頼りなるぞ」

エレン「なんか、頼れる兄貴みたいだな」

ミカサ(キモい・・・)

アルミン(このポケモン、僕を見つめてる?)

ハンネス「三匹目はノーマルタイプのベルトルト・フーバー。このポケモンは名前が言いにくいからニックネームを告けた方がいいかもしれん」

エレン「ニックネームか、俺だったらベルトだな!ミカサとアルミンは?」

ミカサ「私は興味ない。ので、のっぽにする」

アルミン「僕ならフーバーで決まりだよ」


ハンネス「三人共、どのポケモンを選ぶか決まったか?」

エレン「誰が最初に選ぶか、公平にジャンケンで決めようぜ」

ミカサ「わかった」チラッ

アルミン(わかってるよ。僕かミカサが勝ったらアニを撰べばいいんだよね)

ジャンケン

アルミン(・・・待てよ、もしアニをパートナーに出来れば女の子にいろんなことが出来るのか)わくわく

ポイ

エレン グー
ミカサ チョキ
アルミン チョキ

エレン「俺の勝ちだな!俺は格闘タイプのアニをパートナーするぜ」

アルミン「しまった!何も考えずに出してしまった・・・」チラッ

ミカサ「・・・アルミン、私のライナーの相手になってくれる?」ニコッ


アルミン「一応聞くけど、ポケモン同士の勝負だよね・・・?」

ミカサ「何を言ってるの?アルミンとライナーの勝負に決まっている」

エレン「二人だけ勝負とかズルいぞ。俺のアニとも勝負しようぜ!」

ミカサ「・・・俺のアニ」イラッ

ハンネス「三人共、ポケモンが決まったならボールから出して挨拶でもするんだな」

エレン「出てこい、アニ!」

ボールから現れたのは小柄で金髪の少女だった。

アニ「何のよう・・・?」

エレン「何のようって、俺はアニのパートナーになるんだから挨拶をしようと思ってな。これから、よろしくな」

アニ「私はあんたのことをパートナーと認めた訳じゃない。せいぜい、私に認められる様に努力するんだね」


ミカサ「出てきて、ライナー」

ライナー「おう。よろしくな」

ミカサ「あなたの役目はエレンをあのチビから守ることとアルミンにお仕置きすること」

ライナー「アニに勝てるかわからんがアルミンのお仕置きなら任せろ」


アルミン「出てきて、フーバー!」

フーバー「」

アルミン「君には僕を守ってもらいたい」

フーバー「僕には自分自身の意思がない。だから、君の言うことを聞こう」


エレン「さっそく、ポケモン勝負しようぜ!」

「ちょっと待ちな、エレン!」

ライバル?がエレンに勝負を挑んで来た。


エレン「なんだ、ライバルってジャンかよ。お前なんかライバルじゃなくて馬面だろ」

馬面がエレンに勝負を挑んできた。

ジャン「ふざけんなよ、エレン!お前も悪人面だろうが!!」

エレン「はいはい。で、俺に何のようだ?」

ジャン「普通、話の流れでわかるだろ!」

エレン「?」

アルミン「エレン、ジャンはポケモン勝負をしたいんだと思うよ」

エレン「ジャン、ポケモン持ってるのか?」

ハンネス「三人には言い忘れてたが、孫のジャンにもポケモンを渡したぞ」

アルミン「ハンネス博士の孫なんだし当然だよね」


ジャン「俺のマルコに勝てるかな」

エレン「ジャン相手に負けるかよ」

ジャン「なら、賭けをしようぜ。勝った方がミカサと冒険が出来る。弱いやつにミカサは任せられねぇ!」

エレン「俺は別にいいぜ。ミカサもいいよな?」

ミカサ「ジャンと旅をするつもりはないけど、ジャン頑張って」

ジャン「・・・ミカサ///」

エレン「ミカサがジャンの応援なら、アルミンは俺を応援してくれよ」


ミカサ(・・・エレン、ゴメンね。あの女を倒すならジャンでも応援する)ボソッ

アルミン(もっと真面目に応援してあげようよ)ボソッ

ハンネス「ポケモンバトルの前にお前達にこれを渡そう」

アルミン「ハンネス博士、これは何ですか?」

ハンネス「これは、ポケモン図鑑と言ってポケモンの種類、技、ステータス、性格がわかるぞ。昔、オーキドから盗んだ設計図で作りあげた素晴らしい発明品だ。凄いだろ!?」

ジャン「さすが、じーちゃんだぜ!」

アルミン「へぇ~、後半はともかく凄い発明品なんだ~。面白そうだし、フーバーの性格でも見てみよう」

ポケモン図鑑
ベルトルト・フーバー
性格
人見知り

アルミン「・・・人見知りなんだ」

フーバー「・・・そうだね」

アルミン「まぁ、僕も少し人見知りだから気にしないでいいよ」

フーバー「ありがとう」


ミカサ「一応、私のライナーの性格も見ておこう」

ポケモン図鑑
ライナー・ブラウン
性格
まじめ

ミカサ「こんなにキモいのにまじめなの?少し、見直した」

ライナー「キモいは余計だが、ありがとよ。トレーナーの言うことは聞くつもりだ」


エレン「勝負の前にアニの性格でも見てみるか」

アニ「ちょっ!?」

ポケモン図鑑
アニ・レオンハート
性格
ツンデレ

エレン「ツンデレか」

アニ「・・・悪い///?」

アニの顔が真っ赤に染まる。

エレン「いや、可愛くていいと思うぞ」

アニ「なっ///」ゲシゲシ

エレン「イテテ。何で、俺を蹴るんだよ」

エレンはアニに少しなつかれた。

ミカサ「やっぱり、アルミンにお仕置きしなければ!」

アルミン「えっ!?」

ミカサがアルミンに勝負を挑んで来た。

ミカサ「行って、ライナー。アルミンにからみつくの攻撃」

ライナー「任せろ!」

妖艶な表情のライナーがアルミンに襲いかかる。

アルミン「助けて!フーバー!!」

フーバー「みがわりを使うよ」

フーバーはアルミンの代わりにライナーにからみつかれた。

ライナー「お前じゃなくて、アルミンにからみつきたかったんだがな」

ライナーは足をからめフーバーの身動きをとれないようにした。

フーバー「お互いに大変だね」

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