モバP「真面目に考えて川島さんが可愛いことに気付いた」 (30)

P「可愛い」

P「実際あんなに可愛い28歳見たことないわ」

P「しかも趣味は洗濯と家庭的で重曹を魔法のパウダーと言ってしまう可愛さ」

P「そして可愛い系とセクシー系を使い分けれる技量」

P「やべえ可愛い」

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P「なんていうんだろ。じわじわ来る?」

P「ドカンと来る可愛い! じゃなくて。あれ? 可愛いんじゃね? くらいからやべえ可愛いまでに時間がかかった」

P「ちょっと可愛い系の仕事入れとこ。グラビアとかもイケルかも」

ドアの外

瑞樹「……」ジー

瑞樹「(どうしたのかしら。何か言ってるみたいだけど独り言だから声が小さくて聞こえないわ)」

瑞樹「(またキツイとか言われてるのかしら。やっぱり無理があるのかな)」

P「あ”あ”あ”ーーーーー!」

瑞樹「(何!? いきなり寄声を上げて狂っちゃったのかしら)」

P「何でシンデレラワードがタオルケットなんだよー! 意味分かんねえけど可愛いじゃねえか!! そして何故か若干のエロスを感じる」

瑞樹「(シンデレラワードにタオルケット? 私のラジオじゃない。それが可愛い!? な、な~んだ。プロデューサーも私の可愛い路線をちゃんと認めてくれてたのね)」

P「今度、ちゃんと話をしよう。今までごめんなさい。これからはちょくちょく川島さんがやりたそうな仕事持ってきますと」

P「絶対に売れる」

P「そして川島さんの可愛さが日本中に広がる」

P「でも、川島さんの可愛さが広がったら困っちゃうなー」

P「川島さんより年上の方々にいい加減こっち側に来いと言われて、凹む川島さんを慰める俺の仕事が無くなっちゃうし、あの仕事好きだったんだけど」

瑞樹「(ほんとに!? プロデューサーって案外私のこと気に入ってくれてるのかしら)」

P「あー、あんな可愛い人と結婚してぇ。28歳とか全然許容範囲だわ。むしろ年齢とか関係ないわ」

瑞樹「(け、けけけ、けっこん!? は、話がすごく飛躍したけどこれ完全に好かれてるわよね)」

瑞樹「(ねぇ!!)」

P「……」ポケー

P「……帰るか」

瑞樹「(あ、こっち来るわ。逃げなきゃ)」

P「あー、明日からもガンバロー。主に川島さんを見つけてパワーを貰いながら」

P「川島さん見てたら疲れも吹っ飛ぶわぁ」

P「忘れもんねえな。電気消してと。鍵かけて。よし帰ろう」

翌日

P「川島さん」

瑞樹「ひ、ひゃい! 何かしらプロデューサー」

P「今まですみませんでした。これからは可愛い系の仕事も持ってきます」

瑞樹「そ、そうなの。嬉しいわ」

P「はい。つーことで行きましょう」

瑞樹「行くってどこへ……」

P「グラビアです! 水着です!」

瑞樹「み、水着!? そ、それはどのくらい際どいわけ?」

P「男子中学生の目が釘づけになるくらいです」

瑞樹「く、釘づけになるのね。わかったわ。行きましょう」

瑞樹「(冗談半分でやりたいって言ってたことが本当になっちゃったわ)」

川島「いざ着てみると恥ずかしいわね」

P「(可愛い)」

川島「どうかしら、似合ってる? キツくない?」

P「大丈夫です。超カワイイです!」

川島「そ、そう。じゃあ行ってくるわね」

カメラマン「(ちょっとキツくないか?)」

P「……」ギロ

カメラマン「……撮影始めまーす」

川島「(せっかくプロデューサーがくれたんだから楽しまなきゃね)」

カメラマン「いいですね。他のポーズもお願いします」

川島「こんな感じかしら?」

カメラマン「ええ! 素晴らしいです。次はセクシーな感じで!」

川島「(ふふ、何だか気分がいいわ)」

カメラマン「(何だこの人。可愛いぞ)」

カメラマン「最後の一枚。とっておきのポーズお願いします」

川島「はい」

カメラマン「ありがとうございましたー」

川島「どうだったかしら」

P「最高でした。雑誌三冊買います」

川島「ふふ、ありがとう。嬉しいわ」

カメラマン「あ、あの、また今度こういう仕事があったら是非自分にお願いします!」

川島「あら、ありがとうございます。またお願いします」

カメラマン「はい!」

P「(こいつも川島さんの魅力に気づいたか)」

カメラマン「(この人可愛すぎる。本当に28歳か!? 結婚したい)」

P「どうでした?」

川島「楽しかったわ。久しぶりに可愛い系の仕事ができたし」

P「川島さんって可愛いですよね」

川島「え!? 突然何を言い出すのよ」

P「あ、いや、深い意味はないですよ。ただ可愛いって思っただけで」

川島「そ、そう。じゃあ帰りましょ」

P「はい!」

夜 川島家

瑞樹「私の時代が来たわ」

瑞樹「どう考えてもプロデューサーは私に惚れちゃってるわね。長かった28年間、ここで勝負をかける!」

瑞樹「プロデューサーは私がもらう。いや、プロデューサーに私をあげるわ」

瑞樹「そうとなれば行動あるのみ! 明日から超積極的アプローチ! 待ってろ結婚!!」

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