久「咲と付き合うことになった」 (182)

安価&久咲です
進行はまったり不定期になると思います
申し訳ありませんが、お付き合いいただけたら幸いです





和「」

まこ「え!?今なんて?」

久「えっと…だから、付き合ってるの私たち」//////

咲「…」//////

和「」

優希「それはそれは…おめでとうだじぇ!」

久「ありがと」エヘヘ

まこ「しっかし急になぁ…何があったんじゃ?」

咲「えっと…」チラッ

久「…」コクン

久「実は>>2がきっかけなの」

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私がおっさんに処女を奪われた

久「実は…私がおっさんに処女を奪われたのがきっかけなの」グスン

まこ「」

咲「???」

優希「思ってたよりヘビーだじぇ…」

和「」

久「それを咲が助けてくれたのよ…その姿がカッコ良くてね」

まこ「いや…あの…えっと…すまん。言葉がみつからん…」ズーン

久「気にしないで…どうせ嘘だし」


シーン


まこ「っざけんな!!」ゲシゲシ

久「痛い痛い!!」

和「ということは付き合ってるのも嘘なんですね!?」パァァァ

久「いや、そっちはホント」

和「」

久「いや~今朝拾ったエッチな本がそんな展開だったもんで」エヘヘ

まこ「中学生か!」

久「とまあそんな話は置いといて」

久「一応そういうことだけど…今まで通り付き合ってもらえたら嬉しいかな」

まこ「ったく…びっくりはしたけど態度なんて変えるわけないじゃろ」

優希「そうだじぇ!私達を誰だと思ってやがる!」ドンッ

咲「…」ウルウル

久「…ありがと、みんな」



和「」

――――――――――――――――――――
―――――――――――――――
――――――――――
―――――

-帰り道-

久「さ、最近冷えるわね~」チラッチラッ

咲「えっ…むしろ暖かくなってますよね?」

まこ(ドンマイ)

久「あ…うん。そうね」シュン

咲「???」

久「…咲のバカ」ボソッ

咲「!?」

和「」テクテク

まこ(とにかく和のメンタルがヤバい)

優希(でも一緒に帰る辺り流石のどちゃんだじぇ)

久「ん?あれは…」

>>8「…」ゴゴゴゴゴゴ

キャップ

美穂子「…」ゴゴゴゴゴゴ

久「おーい!美穂子ー!!」

まこ(出たぁぁぁ!!)

優希(何やってんだじぇイケダァァァァ!!)

美穂子「…」

美穂子「お久しぶりです。みなさん」ニッコリ

久「どうしたのこんな所で?」

美穂子「わかりません…神のお導きでしょうか?」

咲「??」

美穂子「…ところで」

美穂子「随分仲がよろしいみたいですね」チラッ

咲「…」/////

久「あー…」

久「美穂子には言ってなかったけど…付き合ってるのよ私達」

まこ(うおおおおい!)

優希(160キロストレートど真ん中だじぇ!!)

美穂子「…」

美穂子「>>12

おめでとうございます

美穂子「…おめでとうございます」ポロポロ

まこ(へ?)

美穂子「気づいてくれていましたか?私の気持ちに…」

久「えっ!?」

咲「…」

美穂子「…ですよね」

美穂子「本当に…本当におめでとうございますっ!!」ダダダダダダ

久「あっ…ちょ!美穂子!?」

咲「…」ギュッ

久「!?」

久「どうしたの?咲?」

咲「…なんでもないです。追いかけてあげてください」

優希「えっ!?咲ちゃん…」

まこ「…」

久「…」

久「…ごめん!埋め合わせは必ずするから」ダダダダダダ

――――――――――――――――――――
―――――――――――――――
――――――――――
―――――

まこ「で」

久「…」ボロボロ

優希「…ちゃんとケジメはつけてきたみたいだじぇ」

久「ケジメもなにも…一方的にボコボコにされたわ…」

咲「…」プンプン

久「咲も怒ってるし…何これ」

和「」

優希「のどちゃんも相変わらずだじぇ…」

咲「じゃあ私、先に行きますから!!」プンプン

久「あっ…ちょ!待ってよ!!」

まこ「あーあ」

久「あーあじゃ無いわよ!なんでこんなにまとめて貧乏くじ引かなきゃならないのよ!」

まこ「身から出たサビってやつじゃな」

久「身に覚えがないんだけど!?」

久「あーもう!私どうしたらいいの!?」

まこ「そうじゃなぁ…」

まこ「>>16

靴を舐めろ

まこ「靴を舐めろ」

久「調子に乗るなよ」

まこ「はい」

久「咲…ごめんね…」

咲「…」プンプン

優希「っていうか埋め合わせするって言ったんだからした方がいいじぇ」

久「そ、そうだ!」

久「ねぇ咲…私にして欲しいことない?」

咲「…」

咲「>>20

ハードSMしたいです

咲「ハードSMしたいです」ボソッ

久「あーなんだそんな事k…うんっ!?」

咲「…何でもしてくれるんですよね?」

久「言ってない言ってない!何でもなんて言ってない!!」

咲「そうですよね…部長にとって私なんてその程度ですよね…」シュン

久「」




優希「部長は完全に尻に敷かれるタイプだじぇ」

まこ「じゃな」

和「」

久「なんでよー!プラトニックにやって行こうって言ったのは咲のくせにー!」ウエーン

咲「それはそれ、これはこれです」

久「そんな!!」ガビーン

優希「咲ちゃん容赦ないじぇ…」

まこ「ってもなぁ…このままじゃ永遠に痴話喧嘩に付き合わされることに…」

優希「あーもう!わかった!」

久咲「?」

優希「このままじゃラチがあかないから私が決めるじぇ!!」

優希「>>25

お前らSMしろじぇ

優希「お前らSMしろじぇ」

久「変わってない!全然変わってない!!」

咲「私はハードの方が良かったんだけどなぁ…」

久「あ、いや、若干緩くなってるのか…」

久「って違う!そうじゃない!」

まこ「和ー!出番じゃよー!」

和「!」ハッ

まこ「とりあえずあんさんで1周だからなんか言っとけ」

和「え?あれ?」

優希「期待してるじぇ」

和「え、ええっ!?」

和「…じゃあ」

和「>>27

私も入れて3Pです

和「私も入れて3Pです」キリッ

久「!?」

咲「和ちゃんらしい…のかな?」

まこ「やっぱ起こさん方がよかったか?」

優希「…なんとも言えないじぇ」





優希「っていうか咲ちゃん怒ってる?」

咲「ううん。全然」

久「えー!?」ガビーン

咲「やっぱり…部長ってかわいいですね」エヘヘヘ

久「!?」

久「え、あ、や…」/////

久「さ、咲のバカー!!」ダダダダダダ

優希「うわ…行っちゃったじぇ」

まこ「弄られるのになれとらんからな…」

咲「えへへへ」

まこ(…まあ。ある意味SMプレイだったかもな)

-次の日-

久「昨日は遅れをとったわ!」

まこ「…」

久「やっぱり年上として…かっこいいところを見せたいのよねぇ」

まこ「無理じゃと思う」

久「やってみなきゃわかんないでしょー!」ウガー

久「大体…咲と付き合うまではかっこいいお姉さんで通ってたわけだし」

まこ「メンタル弱いヘタレのくせに…」

久「そんなに酷くないでしょ!?」

まこ(酷いよなぁ…)

久「という訳で、どうしたらいいと思う?」

まこ「え!?それ聞くの!?」

久「たまには第三者の意見も取り入れようと思うの」

まこ(たまには…?)

久「というわけでほれ!」

まこ「…」

まこ「>>34

呪いの蝋人形の館ペアチケットじゃ

まこ「呪いの蝋人形の館のペアチケットじゃ」

久「えっ!?」

まこ「ウチのお客さんに貰ったんよ」

まこ「でもわしは行く相手もいないけぇ…有効活用してもらえれば、と」

久「ま、まこ…」ウルウル

まこ「礼には及ばんよ。部長にはお世話になったけぇの」





久「私、怖いの無理…」プルプル

まこ「」ズコー

まこ「そこは頑張れよ!」

久「いやでも…これ以上かっこ悪いところ見せられない…」

まこ「だから頑張れって!ホラー系を怖がらない年上とかかっこいいじゃろ!?」

久「!!」

久「確かに…頼りがいがあるって思ってもらえるかも!」

まこ「じゃろ?」

久「…よし!私、頑張る!!」

まこ「その粋じゃ!」

~~~~~~~~~~~~~~~~


久「ねえ、咲。週末ってヒマ?」

咲「?」

咲「部活が無いなら…ヒマですけど」

久「じゃあさ、デートしない?」

咲「!!」

久「たまたま呪いの蝋人形の館のペアチケットが手に入ったのよ」

咲「え、ほ、本当ですか!?」

咲「私すっごい行きたかったんですよ!絶対行きます!!」

久「」

久(あ、あれ~?)

久(私の予定では…)


咲『えぇ…でも怖そうです…』

久『ふふふ。咲もまだまだお子様ねぇ』ナデナデ

咲『ぶー…』


久(ってなるはずだったのに…)

久(しかも咲に耐性があるとしたら、私、大ピンチ…)

咲「でも…さすが部長ですね」

久「?」

咲「私の行きたいところ…わかってたなんて」エヘヘ

久「」

久「ももももちろんよ!咲の事なら何でもわかっちゃうんだから!!」エッヘン

咲「…もぅ」//////




まこ(納得いかん…)

-週末-

久(来てしまった)


~呪いの蝋人形の館~


咲「♪」ワクワク

久(あーもう可愛いなぁ)ホワワワ

久(なんて考えてる場合じゃなかった…!平常心平常心…)

久「さ、行きましょ」ギュッ

咲「!!」

咲「…はい」/////



テクテクテクテク

咲「あれ?何でしょうこの注意書き…」

久「ん?何々?この『呪いの蝋人形の館』は普通の蝋人形の館とは違います?」

咲「まあ『呪いの』ってついてますし…」

久「そもそも普通の蝋人形の館もよくわかってないんだけどね…」

咲「えっと…つまり>>41って事ですかね」

中の人がいる

咲「あ、中の人がいるみたいですね」

久「ええーっ!?」ガビーン

久「それ息できるの?動けるの?っていうか生きてるの!?」

咲「さすが呪いの蝋人形の館…この恐怖感は中々味わえませんよ」ゴクリンコ

久「いやダメでしょ!?人道的にダメでしょ!?」

久「っていうか怨念!?『呪いの』って文字通りの意味なの!?」

咲「どうしましょう…ワクワクが止まりません」

久「そのセリフがすでに怖い!」

咲「…ま、何にせよせっかくのデートなんですから…楽しみましょうよ」ニコッ

久「!!」

久「…そうね。行きましょうか!」

咲「はいっ!」

-内部-

咲「おお…おおお…」キラキラ

久「」

久(え…何これめっちゃ怖い…)

久(でも咲はキラキラしてるし…平常心平常心…)

咲「見てください!アレとか凄く綺麗ですよ!」

咲「きゃっ!あっちのはすごく怖い…」プルプル

久(楽しんでるなぁ…)


久「ってんん!?」

咲「どうしました?」

久「いやなんか…見覚えがある人形があそこに…」

咲「あっ…ホントだ…>>45にそっくりですね」


咲「和ちゃんにそっくりです」アハハ

久「すごいわねこの完成度…本物って言われても信じちゃうかも」


和(人形)「…」


咲「今にも動きだしそうですよね」

久「そんなオカルトありえません!…なんちゃって」

咲「あはは!」


和(人形)「…」ギロッ


久「」

咲「さて…次はあっちの方に…」

久「たたたたタイム!ちょっと待って!!」

咲「?」

久「今この人形動いた!目が動いた!!」

咲「えっ!?…あんまり怖がらせないでくださいよ…」

久「いや絶対動いたって!…っていうかここの蝋人形って中身いるんじゃなかった!?」

咲「えっと…つまり?」

久「これ本物の…和?」

咲「…」

咲「えええええっ!?」

~~~~~~~~~~~~~~~~

和「助かりました…」

久(あの状況で生きてるってすごいわよね…)

咲「え…えっと…?」

久「とりあえず…なんでこんな事になったのか教えてくれない?」

和「はい…」

和「私は>>48に誘われて>>49に行きました」

和「そこで意識を失って…気がついたらあそこにいたんです」

久「なるほど…」

咲「じゃあとりあえず>>48に話を聞いてみる必要がありそうですね」

久「うん」

マホ

長野駅

久「マホちゃんね…」

咲「和ちゃんを蝋人形にして…何がしたかったんでしょう」

久「さぁ?…でも、放ってはおけないわね」

咲「…」

久「…」

久「デートの埋め合わせは絶対するから…ね?」

咲「…埋め合わせてばっかりですね」

久「ごめん」

咲「でもまあ、部長のそんなところ…嫌いじゃないですよ」エヘヘ

久「…ありがと」/////

久「それじゃあとりあえず…長野駅に行きましょうか」

咲「はいっ!」

-長野駅-

マホ「あなたを蝋人形にしてやるですよー!」ウロウロ

マホ「あなたを蝋人形にしてやるですよー!!」ウロウロ

久咲(うわぁ…)

久「え、えっと…マホちゃん?」

マホ「!!」

マホ「これはこれは…お久しぶりですっ!!」ペッコリン

咲「あっ…うん」ペッコリン

久「ところで…ここで何をしているの?」

マホ「アルバイトですっ!」

久(えっ!?中学生がバイトしていいの!?)

マホ「えっと…最近、呪いの蝋人形の館という建物ができたのはご存知ですか?」

久「まあ、さっきまでそこにいたから…」

マホ「実はその館のオーナーが他所との差別化を図ろうと、人形の中に人を入れることにしたのです」

咲「それ…大丈夫なのかな…」

マホ「で、マホは人形役は死んでもゴメンなので代わりに人形役を募集するアルバイトをしているのです!」

咲「バイト募集の…バイト?」

マホ「はいっ!」

久(めちゃくちゃね…)

久「でも…人なんて集まらないでしょう?私だってやりたいとは思わないし…」

マホ「そうなのです」シュン

マホ「かれこれ数時間…まだ2人しか捕まってないのです」

久「2人も捕まったの!?」ガビーン

マホ「はい。1人は半分拉致のような形で…」

咲(和ちゃんだ…)

久「もう1人は?」

マホ「逆に声をかけられたので…お願いしたら快く引き受けてくださいました!」

久「…」

久「…ちなみにその人の名前ってわかる?」

マホ「はい!内木さんという方でした」

咲「あっ…」

久「あの野郎…」

咲「その人ウチの副会長なんだけど…会ったことなかったっけ?」

マホ「いいえ。始めてお会いしました!」

久(哀れな…)

久「…」

久「…ねえマホちゃん?」

マホ「はい?」

久「このバイトだけど…辞めた方がいいと思う」

マホ「!?」

久「このまま続けても…いい事なんて何もないわよ?」

マホ「そんな事ないのです!それに…マホには…マホにはお金が必要なのです!!」

咲「!?」

咲「何か…あったの?」

マホ「…」グスッグスッ

マホ「>>55

貢いでいる

マホ「お金を払わないと…あの人に捨てられてしまうのです」ポロポロ

久咲「」

マホ「マホはそんなの耐えられないのですっ!」

マホ「だから…だから止めないでくださいっ!!」

久「お、落ち着いてマホちゃん!」

咲「そうだよ!そんなの…絶対間違ってる!!」

マホ「やめてください!マホは…マホはもうあの人がいないと生きていけないのです!」ウエーン

咲「」

久「わかった…わかったから…あの人って誰なの?」

マホ「>>57

咲さん

マホ「とぼけないでください!あなたじゃないですか宮永先輩!!」

久「」

咲「私!?」

マホ「そうです…マホはもう…宮永先輩がいないと…」ウルウル

咲「え?あれ?」

久「」

久「さ、咲の…」プルプル

久「咲のバカー!!」ダダダダダダダ

咲「うぇっ!?あれっ!?」

マホ「…」

マホ「という感じのドラマを最近見ました」フンスッ

咲「よりによってこのタイミングでそれコピーしちゃったの!?」ガビーン

マホ「いやぁ…マホには大人な世界だったのです」

咲「あわわわ…どうしようどうしよう…」

マホ「ちなみにお金は麻雀卓を買うために貯金しています!」ブイッ

咲「」

咲「…うん!わかった!じゃあね!!」ダダダダダ

マホ「さようならなのです~」

咲「ぶ、部長…」

久「…」グスッ

久「何よ…浮気者!!」

久「馬鹿みたいじゃない私だけ本気になっちゃって…」ポロポロ

久「どうせ私はお金なんて持ってないし…可愛くもないし…」グスッグスッ

咲「…」

咲「あれ、ドラマの真似だったらしいですよ…」

久「…」

久「…ホント?」

咲「嘘だと思うならマホちゃんに聞いてみてください」

久「…」

久「…え…あ…うぁ…」カァァァァ

久「きゅぅ」バタンッ

咲「部長!?しっかりしてください部長!!」

久「」

――――――――――――――――――――
―――――――――――――――
――――――――――
―――――

久「ぅ…うーん」

咲「部長…よかった…」ギュー

久「?」

久「そっか…私…」

久「…」カァァァァァァァ

咲「まったく…部長はかわいいんですから」エヘヘ

久「…」////////

久「と、ところでここって何処なの?」

咲「ここですか?ここは…」

咲「>>62

末原さんの家

咲「末原さんのお家です」

久「なんで!?」

恭子「だからあんまりイチャつかんでくれるか…」

久「あわわわわ…おじゃましてます」

恭子「はいはい。気にせんでええよ」

咲「でも…本当にありがとうございました」

恭子「困った時はお互い様やろ?…そっちもそっちで大変やったみたいやし」

咲「…はい」

久(一体何が…)

恭子「で、どうするん?」

久「??」

咲「今…長野に帰るわけにはいかんのやろ?」

咲「…はい」

久「!?」

久「え!?なに!?なんなの!?」

恭子「で、どうするんや?」

咲「>>64

ここでハードSMをします

咲「ここでハードSMをします」キリッ

久「まだ諦めてなかった!!」

恭子「気にせんでええって言ったけど少しは気にしろや!!」

咲「ちぇー」

久「怖い…咲が怖い…」カタカタ

恭子(それウチの十八番…)

咲「部長も末原さんも…虐められて光るタイプだと思うんですよね」キラキラ

恭子「私も入ってる!?」ガビーン

久「浮気者ー!!やるなら私だけにしなさいよー!!」ウエーン

恭子「えええええ!?」

咲「…まあ、冗談ですけどね」テヘッ

恭子(ついていけへん…)

恭子「とりあえず…あんたら何しでかすかわからんから出てってくれる?」

咲「ひどい!」

恭子「いやむしろここまでよく頑張ったと思うわ…」

咲「でもここを追い出されたら何処に行けばいいんでしょう…」

久「それは…うん…」

恭子「そんなに難しく考えなくてもええやろ」

恭子「>>68とかは?」

照のところ

恭子「お姉さんなら庇ってくれるやろ」

久「えっ…でも…」

咲「…」

咲「行きましょう」

久「咲…」

咲「きっとお姉ちゃんなら…私のお姉ちゃんなら助けてくれるハズです」

久「…そうね」

咲「ダメなら…部長と心中です」ニッコリ

久「」

久(え…本当に何があったの…)

-東京-

咲「お願い!匿ってお姉ちゃん!!」

久「お願いします!」

照「え…いきなり何?」

咲「詳しい事は後で説明するから…お願いお姉ちゃん」ウルウル

照「」

照「…まあ、とりあえずあがって?」ソワソワ

久「…」

咲「あれ…結構あっさりでした」ボソッ

久「…優しいお姉さんじゃない」ボソッ

咲「はいっ!」キラキラ

照(聞こえてるんだけど…)/////

照「とりあえずお茶とお菓子持ってくるからその辺に座ってて」

久咲「はーい」

照「はい、どうぞ」コトン

咲「わーい!ありがとう!」

照「あなたはこっち」ゴトッ

久「ありが…!?」

照「水道水と酢昆布。ごめんね…それしかなかった」

照「咲と私の分はお茶もお菓子もあったんだけど…ごめんね」

久「え…あ…うん。ありがとう」

照「ついでに咲と私はベッドで寝るけど…あなたの分は無いからベランダででも寝てて?」

久「!?」

照「で、1つ聞きたいんだけど…2人はどういう関係?」

咲「えっと…」/////

久「…」

久(ちょっと待って。これ言って大丈夫なのかしら)

咲「ぶ、部長…?」

久「…」ウーン

照「…」ニコニコ

久「じ、実は…」

久「>>76

smフレンド

久「SMフレンドなの」

咲「」

照「」

久「そう、だからお姉さんが心配するような事なんて…」

照「」

久「あ、うん。そうよね。むしろ心配よね…」

咲「部長…やっと受け入れてくれるんですね」ウルウル

久「違います」

咲「えー…」

照「」

咲「あれ?お姉ちゃん?お姉ちゃん!?」ユッサユッサ

照「」

咲「どうしよう…固まっちゃいました」

久(ショックが強過ぎたかしら…)

久「…とりあえず誤解は解きたいんだけど」

咲「いいじゃないですか真実にしちゃえば」

久「いいわけないでしょ!」

咲「ちぇー」

照「う…うーん…」

咲「あ、起きた」

照「えっと…夢…じゃないみたいだね」

咲「そうだよ。私と部長はSMフレンドなの」

久「違う違う違う!だからこれ以上ややこしくしないでって!!」ウワーン

照「…」

照「>>84

ちょっとこの人と二人きりで話したいから咲は出て行って

照「ちょっとこの人と二人きりで話したいから咲は出て行って」

咲「えっ!?」

照「すぐ終わるから…ね?」ナデナデ

咲「う、うん」テクテクテク


ガチャッ


照「さて…」

久「」

照「単刀直入に聞くよ?咲に…私の咲に何をしたの?」ゴゴゴゴゴゴゴ

久「ナニモシテナイデス」

照「嘘をつくと…あなたの為にならない」ギュルギュル

久「本当に何もしてないのよ!強いて言うなら手をつないだ!!以上!!」

照「ほほう…私がかれこれ10年弱つないでいない手を赤の他人であるあなたが繋いだと…」ゴゴゴゴゴゴ

久「」

照「それだけでもう…有罪だよね」ニッコリ

久(こうなったら…)

久「わかった!もうわかった!」

照「?」

久「私と咲はね…付き合ってるのよ!!」

照「」

久「フレンドはフレンドでもね…咲は私のガールフレンドよ!!」

照「」

久「私を殺したら咲が悲しむわよ!それでもいいなら…好きしなさい!!」

久(もうどうにでもなれー!!)

照「…」

照「えっと…流石の私もそこまでする気はないんだけど…」

久「!!」

照「でもやっぱムカつくからボコボコにするね」キュルキュル

久「」

照「おりゃー!!」ポコポコポコポコ

久「や、やめ!痛…くはないけど」

照「妹を奪われた痛みを思いしれっ!」ポコポコポコポコ

久(いやだから痛くないんだって…)

照「…」ポコポコポコポコ

久「…」

照「…」ポコポコポコポコ

照「…ふぅ。これくらいにしといてあげるよ」

久「あ、ど、どうも…」

照「…」

照「何があったのかはしらないけど、しばらくウチにいていいよ」

久「!!」

照「勘違いしないで。貴女を追い出すと咲が悲しむからだから。貴女を認めたわけじゃないから」

久「…はい」

照「…よし。私の話は終わり。咲ー!!もういいよー!!」


シーン


久「?」

照「あれ?咲ー!?」

ガチャッ

照「咲ー?」

久「あれ…どこまで行っちゃったのかしら?」

照「あ、なんか落ちてる」

照「なになに…貴方の大切な人は預かった…!?」

久「返して欲しければ今すぐ>>89まで来い…ですって!?」

久「差出人は!?」

照「>>90だって!」

霧島神宮

アラフォー

久「鹿児島!?」

照「でも差出人は小鍛治プロみたいだね…」

久「あの人ついにワープまで身につけたのか…」

照「あり得ない話ではないよね」

久「あり得るの!?」

照「でも一体なんの目的で…」

久「もしかして咲の優秀な遺伝子を後世に残すために…?」

照「いや、咲は単純に可愛いから生き急いだアラフォーが強行策に出た可能性も…」

久照「…」ゴクリンコ

久「なんにせよ…行くしかないわね」

照「うん。咲は…私が取り返す!」

久「いや私が!!」

久照「…」ゴゴゴゴゴゴ

――――――――――――――――――――
―――――――――――――――
――――――――――
―――――

-霧島神宮-

久「ついに着いたわ…」

照「厳しい道のりだったね…」

久(主にあなたのせいでね)

久「しかし広いわね…どこにいるのかしら」

照「こういうのは正面突破に限る!!」

久「!?」

照「たのもー!!咲を取り返しに来た!!」

久(大丈夫なのかしら…でも…)

久「咲ー!!居るなら返事して!!」

>>96>>97

姫様

無理

小蒔「無理」

久照「!?」

小蒔「残念ですが宮永さんをお返しするわけにはいきません」

久「別にあなた達の許可なんて取るつもりはないわ!!」

照「そうだよ!咲は返してもらう!!」

小蒔「…」

小蒔「私達だって…引けない理由があるのです」ゴゴゴゴゴゴ

久「人を拉致監禁してまで何がしたいっていうのよ!」

小蒔「それは…」

小蒔「>>99

新たな神を創る

小蒔「新たな神を創ります」

小蒔「宮永さんは…その生贄となるのです」

久照(思ったより大事になってたー!!)

久「って生贄!?生贄って言った!?」

小蒔「はい」

照「それってつまり…咲は…」

小蒔「天に召されるのです」

久照「…」

小蒔「人にとって…これほど光栄な事はありませんよ?」

久「…私、無神論者なのよねぇ。だから興味無いや」ゴゴゴゴゴゴ

照「奇遇だね。私もだよ」ゴゴゴゴゴゴ

小蒔「手荒なマネはしたくなかったのですが…」

小蒔「仕方ありませんね」ゴゴゴゴゴゴ

久照「…」ゴクリ

照「あの子…前会った時と雰囲気が違う」

久「!?」

照「多分何かに取り憑かれてるか…操られてる」

久「え?ええっ!?」

照「普段の彼女に戻すには>>103しかない!」

拳で語る

照「拳で語り合うしかない!」

久「バイオレンス!」

照「昔から…最後は拳でって決まってるでしょ?」ドヤァ

久(めっちゃ弱いくせに…)

小蒔「…」

小蒔「どうやら骨のある人間もいるようですね」フッ

久「あなた人間じゃないの!?」

照「だから言ったでしょ…憑いてるって」

小蒔「さあ、始めましょうか」ゴゴゴゴゴ

照「…やってやるよ」

小蒔>>106
>>107
コンマ以下が大きい方の勝ちです

do-da

照「おりゃー!」バキッ

小蒔「」

小蒔「あれ…私は何を…?」

照「これにて一件落着」

久「暴力的に解決したー!!」

久「ってんな事どうでもいいのよ!」

照「咲はどこ!?」

久「そうよ!咲になんかあったら許さないんだから!!」

小蒔「宮永さん…ですか?」

小蒔「宮永さんなら…小鍛治プロと一緒に>>110へ行きました」

さいたまスーパーアリーナ

小蒔「さいたますーぱーありーな…に行くと か」

久照「なんで!?」

久「とか言って咲を生贄にするつもりなんでしょ!?大人しく渡しなさい!!」

小蒔「生贄…?」

照「さっき自分で新たな神を創るとか言ってたんだけど…覚えてない?」

小蒔「???」

照(とぼけてる風には見えない…)

久(本気で覚えてないのかしら?)

久「…ねえ、お義姉さん」

照「そう呼ばれる筋合いは無い」

久「二手に分かれない?ここを探索する人と、さいたまスーパーアリーナに行く人で」

照「…」

照「咲ちゃんの事を考えると…それが最善かな」

久「多分…」

照「わかった。じゃあさいたまは任せたよ」

久「うん」

久(どうせ私じゃなきゃ辿りつけないだろうし)

照「何かあったら…すぐ連絡して」

久「…」コクン

――――――――――――――――――――
―――――――――――――――
――――――――――
―――――

-さいたまスーパーアリーナ-

久(今更だけどすごい移動距離よねぇ…)

久「ってアレは…」



久「咲ー!!」

咲「部長!?」

健夜「!!」

久「なんでこんな所にいるのよ!」

久「しかも小鍛治プロと一緒に!!」

咲「えっと…それは…」チラッ

健夜「…」アワワワワ

久「…お願い。教えて?」

咲「…」

久「なんで…なんでここへ来たの?」

咲「>>113

実は私は偽者なんです

咲「実は私は偽物なんです」

咲「本物は鹿児島にいます」

久「…」

健夜「…」

久「わかったわ…でも納得できないから少しテストさせて?」

咲「はい」

久「初デートの場所は?」

咲「わかりません。偽物なので」

久「どっちから告白した?」

咲「わかりません。偽物なので」

久「咲と私は?」

咲「SMフレンド」

久「よし。本物ね」

咲「しまった…」

健夜「ちょっ!?」

久「でもさ…なんで私に何も言わないでいなくなっちゃったの?」

咲「そ、それは…」

久「私のことが…嫌いになっちゃったの?」プルプル

咲「そんなわけ…」

久「じゃあなんで!?…なんでなの!?」ポロポロ

久「嫌いなら嫌いって言ってよ!そっちの方がずっと楽なの!!」ポロポロ

咲(…)ハァ

咲「いいですか部長。私は部長の事が世界で1番すk…」

健夜「違うの!!」

咲「!?」

久「へ?」

健夜「宮永さんが私といた理由…それは…」

健夜「>>117

追手から逃げてた

健夜「追手から逃げていたの」

久「な、なんだってー!?」

咲「お姉ちゃんの部屋に行った時…追手から逃げていた小鍛治プロに会ったんです」

健夜「それで1人行動に限界を感じていた私を手伝ってもらっていたんです」

咲「いきなり居なくなってごめんなさい…」

咲「でも小鍛治プロの力になりたかったんです」

健夜「…本当に助かりました」

健夜「追手を撹乱するために鹿児島も経由するなんて…私には思いつきませんでしたから」

咲「えへへ」

久(そのせいでこっちも被害被ってんだけど…)

咲「あ、そういえば私が書いた置き手紙どうでした?」

久「心臓が止まるかと思ったわよ!」ゴチン

咲「痛っ!?」

健夜「鹿児島ではノリのいい神様が上手いことやってくれるハズだったんですけど…」

久「…」

久「…ごめんなさい除霊(?)しちゃいました」

健夜「みたいですね」

久「でも一体誰なんです?小鍛治プロをそこまで追い込むなんて…」

健夜「…」

健夜「>>121です」

マグマこけし

健夜「マグマこけs…阿知賀女子の鷺森さんです」

久「えっ!?高校生!?」

健夜「実はほんの遊びのつもりで…手を出してしまった女性がいるんです」

久「!?」

健夜「私は遊びのつもりだったのですが相手がその気になってしまい…」

健夜「元の恋人である鷺森さんが私を恨んで…という感じです」

久咲「…」

久「クズじゃないですか!!」

咲「私、初耳なんですけど!!」

健夜「というわけで逃走を手伝ってください!」

久咲「手伝うわけないでしょ!!」

久「咲!帰るわよ!!」

咲「はいっ!」プンプン

健夜「…」

健夜「あ、あれ~…?」

――――――――――――――――――――
―――――――――――――――
――――――――――
―――――

久「あー無駄な時間過ごした」

咲「まったくです!」プンプン

久「で、これからどうする?」

久「お義姉さんは鹿児島にいるし…」

咲「えっ!?」

久「…ごめん。置いて来ちゃった」

咲「あわわ…どうしましょう」

久「とりあえず>>125のところでも行ってみる?」

いくのん

久「あ、赤阪さんのところに…」ガタガタ

咲「正気ですか!?」

久「ええ…あえてヤバいところ行って流れを変えようかと」

咲(大丈夫かなぁ…)

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―――――――――――――――
――――――――――
―――――

デレデレデレデレ
デレデレデレデレ
デレー!!

久咲「!?」

郁乃「今日ハ ドウ サレマシタカ?」

久咲「え!?」

郁乃「ノリ悪いな~どっからどう見てもダイジョーブ博士やん?」

久咲(なんの話…)

郁乃「で、何?ハイパーオペでいいんやな?」

咲「ハイパーオペ?」

郁乃「末原ちゃんにもしたんやけどな、もうめっちゃ麻雀強くなんねん。やる?やるやろ?」

咲(あれで強くなったの!?)

久(咲。絶対にそれ口に出しちゃだめよ)

咲(はい…)

郁乃「それ以外にウチのとこくる理由ってあるん?」

久「あ、いや、えっと…」

咲(確かに何かあるわけじゃないや…)

郁乃「いくのんも~暇してるからええんやけど~」

郁乃「でも何もしないってのもな~」

久「うーん…」

咲「…」

咲「あ!そうだ!なら>>132しません?」

末原さんも混ぜてハードSM

咲「末原さんも混ぜてハードSMしません?」

久「どうせこうなると思ったわよ!」

郁乃「宮永ちゃん…」

郁乃「ウチら、仲良くやれそうやな」ガシッ

咲「ええ!」ガシッ

久(やべぇ…)

郁乃「てかアレなん?2人は…」

咲「はい!SMフレンドです!」

郁乃「やっぱか~羨ましいわぁ~」

咲「えへへへ」

久「もうやだ…」

郁乃「そういえば宮永ちゃんはNTRに興味ある?」

久「!?」

咲「いえ。そっちに興味はありません」

久「…」ホッ

郁乃「でもその子…なーんか末原ちゃんに雰囲気似てるんよなぁ」

郁乃「ものは試しで…一回どう?」

久「」

咲「…」

咲「私、笑えない冗談は好きじゃないんです」ゴゴゴゴゴゴ

久(いや大体笑えないんだけど…)

郁乃「お~怖い怖い。ま、いくのんも無理矢理~は趣味やないからね。諦めます~」

久(嘘つけ…趣味ど真ん中でしょうよ)

ガラガラガラ
ドンッ!!

恭子「代行!話違いますよね!?」

恭子「言うこと聞いてればあの動画は流さんて約束やないですか!!」


シーン


久「あ、ど、どうも…」

咲「流石本物は違いますね…」

郁乃「えへへ」

恭子「…」


恭子「何この状況!!」

咲「ところでどんな動画なんですか?」

久(正直、ちょっと興味あるわ…)

郁乃「そりゃぁ一途な末原ちゃんの心を弄ぶ嗜虐心を煽る系の官能的かつ実用性抜群な…」

恭子「!?」

郁乃「いや~具体的に言うとな~…」

恭子「ストップストップ!!何しれっとわけわからん事言ってるんですか!!」

咲「部長…私たちも今度やりましょう」キラキラ

久「無理」

恭子「その人の言うこといちいち真に受けんなや!8割嘘やから!!」

郁乃「2割も本当の事言ってると思ってん?」

恭子「めんどくせぇ!!」

恭子「くそ…やっぱ殺られる前に殺るしかないのか…」

久咲「!?」

郁乃「おお!末原ちゃんが珍しくヤる気に…」

久「貴女末原さんに何したんですか!?」

郁乃「竹井ちゃんは今まで食べたパンの枚数を覚えているのか?」

久「とりあえず何かしまくってる事だけはわかった!」

末原「覚悟してください…代行と+アルファ」

久「巻き込まれた!?」

咲「大丈夫ですよ…末原さんですし」

久「咲!?」

末原「ふん。そんな余裕で居られるのも今のうちだけやで」

末原「代行を殺る為に…今日まで準備してきたんや!くらえ!」

末原「>>138

代行の若いころの写真

末原→恭子で
油断して末原になってましたすみません…



恭子「代行の若い頃の写真や!」

郁乃「!!」

久「?」

久「意味があるの…よね?」

恭子「ああ。これを見て欲しい」

咲「わー!可愛いですね!!」

恭子「そう。普通に可愛いんや…悔しいけど」

恭子「でも他に…気づかん?」

久「うーん…今に比べたら大人しそう…かな?」

咲「…なんでしょうこの親近感」

久(あー…)

恭子「そう!代行は今でこそ鬼畜キャラ演じとるけど…実は引っ込み思案な文学少女やったんや!」

久咲「な、なんだってー!!」

恭子「学生時代は友達が少なくて、学校も休みがちだったそうですね代行!」

郁乃「…」

恭子「無言は肯定とみなします」

恭子「多分、自分がされたことを他人にもしてやろうって事ですよね?」

恭子「そんな人が監督やってるとかとんだ笑い話ですよね!私利私欲のために立場を利用するなんて職権乱用もいいとこですよ!」

恭子「あーやだやだ。早く本物の監督に会いたいなぁ~」

郁乃「…」

久「ち、ちょっと言い過ぎなんじゃ…」

恭子「いや!言い足りん!今までされてきた事を考えたらこんなもんじゃ生温い!!」

咲(てかもっと酷いことされるだけなんじゃ…)

郁乃「…」

郁乃「…」グスッ

3人「!?」

郁乃「う…ウチだって頑張ったもん」ポロポロ

郁乃「友達ができないから麻雀頑張って…」

郁乃「でもやっぱりダメで…監督さんになれば今度こそって思って精一杯やってるのに…」ポロポロポロ

郁乃「部員には陰口たたかれて…OBからは成績についてドヤされ…」

郁乃「…大好きな末原ちゃんにはこんな事されて…」

郁乃「ウチが…ウチが何したって言うの…!?なんなんもう!!」ウエーン

恭子「」

久咲(あーあ)

恭子「あわわわわわ」

郁乃「うえーん!!」ズルズル

久「…」

咲「末原さん…最低です…」

恭子「うるさい!もーどうしたら…」

郁乃「ぐすっ…えっぐ…」

恭子「…」

恭子「…すみません。言い過ぎました」

恭子「その…別に代行の事嫌いとかじゃ無いんです…」

恭子「ただちょっと…私が善野監督を好きすぎると言うか…」

恭子「とにかく…ごめんなさい!代行の事も本当に嫌いじゃ無いんです!」

郁乃「…」

郁乃「本当?」ウルウル

恭子「はい…その、どっちかと言えば…好きな方です」

郁乃「えっ!?」

恭子「2度は言いません」/////

久咲(おおう…)

郁乃「末原ちゃん…いくのん…うれしい」ウルウル

恭子「や、やめてください…」/////

郁乃「末原ちゃ~ん」ダキッ

恭子「ちょっ!?だから…っ!」









郁乃「んじゃ、ハードSMしよか」

恭子「」





アッー!!







久「帰ろっか」

咲「はい」

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―――――――――――――――
――――――――――
―――――

咲「私、気がついちゃったんですけど…」

久「?」

咲「恋人らしいこと全くしてないですよね。ハードSM以外で」

久「ハードSMもしてないけどね」

咲「ここらでちょっと何かイベントがあってもいいと思うんですけど」ズイッ

久「うっ…」

咲「たまには…部長にエスコートされてみたいなぁ…なんて」ウワメ

久「」ズキュン

久「ま、まかせて!私に任せて!!」

久(恋人らしいこと…恋人らしいこと…)

久(そうだ!)

久「決めたわ!咲!!」

咲「は、はいっ!」

久「>>146

照の目の前でチュー

久「デートしましょう。鹿児島で」

咲「!?」

久「レッツゴー!!」


――――――――――――――――――――
―――――――――――――――
――――――――――
―――――


照「私だ」

小蒔「お前だったか。全然気がつかなかった」

照「暇を持て余した」

小蒔「神々の」

久咲「…」

久「…何やってるの?」

照小蒔「!!」

咲「あ!お姉ちゃんと神代さん!」

照「って咲!見つかったんだ!!」

久「ええ。おかげさまでね」

照「…連絡するって言ってなかったっけ?」

久「あ」

照「お前…」

照「ん?ってことは迎えに来てくれたの?」

小蒔「えっ…もう帰られるのですか?」ショボーン

久「いや…そうじゃなくてね、見てもらおうと思って」

照「?」

久「ほら…言ったじゃない?私と咲が付き合ってるって」

咲「あ、言ったんですか」

照「いやまあ聞いたけど…姉としては複雑っていうかなんていうか」

久「だからさ、証拠」

照「?」

久「咲。こっち向いて?」

咲「?」

咲「なんですk」チュッ

照「」

咲「」

小蒔「は、はわわわわ」/////

久「こういうことだから」ドヤァ

久(はわわわわわわわわわ)

久(どどどどうしようカッコつけすぎたかしらそもそも咲は嫌がってなかったかしらっていうかちょっと調子乗りすぎたかしらはわわわ)

咲「い、いきなり何するんですか!!」/////

久「いやほら…お義姉さんに認めてもらおうかと」

咲「だ、だ、だからっていきなり…初めてなのに…」

久「大丈夫。私も初めてだから」キリッ

咲「そういう問題じゃないんです!も、もぅ!!」プンプン

久「そういえばお義姉さんは…」

照「」チーン

小蒔「…召されました」

久「あっ…」

咲「お姉ちゃん!?」

小蒔「とりあえずお姉さんはこちらで預かります…命に別条はありません」

久(え?召されたって言ってなかったっけ?)

咲「はわわ…どうしましょう」

久「とりあえず無事っぽいから…デート、する?」

咲「実の姉が倒れてるのにそれはちょっと…」

久「ですよね」

小蒔「…」

小蒔「よかったら今日は泊まっていってください。その方が安心でしょう?」

咲「えっ!?いいんですか!?」

小蒔「はい。私も大人数の方が楽しいですし」ニコッ

久「それじゃあ…お世話になっちゃおうかしら」

咲「よろしくお願いします」ペッコリン

小蒔「はいっ!」

――――――――――――――――――――
―――――――――――――――
――――――――――
―――――

久「ねぇ。咲」

咲「?」

久「本当に私でよかったの…?」

咲「…」ハァ

咲「よかったですよ。そんなこと聞かされる事以外は、ですけど」

久「…」

久「仕方ないじゃない…私ってヘタレだし」

咲「知ってます」

久「…」

咲「知ってますけど…その…時々、本当に時々はカッコいいじゃないですか」

咲「ヘタレな部長もかわいいですけど、弱々しすぎるのは嫌なんです!以上!!」

久「…」

久「うん。そうよね」

久「咲のためにも、私、頑張る!!」

咲「…」

咲「…証拠」

久「?」

咲「証拠として>>154してください」

霞さんを倒してください

咲「霞さんを倒してください」

久「なんで!?」

咲「つべこべ言わずに倒してください!!」

久「無茶言わないでよ!理由くらい言いなさい!!」

咲「それは…その…」

咲「…」ウルウル

久「! ?」

咲「倒して…ください…」ウルウル

久「…」

久「…わかった。任せない」

久「私の咲に何したかわからないけど…後悔させてあげるわ」ゴゴゴゴゴ

咲(…)

咲(どうしよう。ノリで言っちゃったんだけど…暴力沙汰とかにならないよね?)

久「たのもー!!」ドンッ

小蒔「どうかされましたか?」

咲「…」

久「石戸さんに会わせてちょうだい」

小蒔「霞ちゃんですか?」

久「ええ。落とし前はしっかりつけてもらうわ」

小蒔「??」

咲「…」アワワワワ

小蒔「ええっと…霞ちゃんは今…」

小蒔「>>159

はっちゃんをお仕置き

小蒔「はっちゃんをお仕置きしています」

久「うわぁ…」

小蒔「とりあえず…ご案内します」

久(行きたくない…)

久(でも咲のためだもん!頑張らなきゃ!)

咲「…」


テクテクテクテク


小蒔「というわけでここです。どうぞ」

久咲「…」ゴクリンコ

久「い、いくわよ!」

久「おりゃー!!」

霞「…来ましたね」

久咲「!!」

久「あ、あれ?薄墨さんは…?」

霞「そこにいます」

初美「」ビクンビクン

久咲(何したの…)

霞「どういったご用件かは大体察しがつきます…」

霞「私を許せないと言うのなら、手合わせいたしましょう」

霞「もっとも、私が勝った場合…貴女には、はっちゃんのようになっていただきます」

初美「」ビクンビクン

久「くっ…」

咲(皆ノリがいいなぁ)

霞「さあ、いきますよ!!」

久「…待ってて。咲」

久「私のかっこいいところ…みせてあげるんだから!!」

>>163

>>164

コンマ以下が大きい方が勝ちです

ごっ

 

久「ごはぁっ!?」

久「」チーン

霞「えっ!?」

咲「部長ー!!」

霞「あ、あら?花を持たせてあげるつもりだったのだけど…」

咲「すみません…本当にすみません…」

久「」

霞「いえ…こちらこそ…もっと手を抜くべきでした…」

咲「気にしないでください…弱過ぎるこの人が悪いんです」

咲「…」

咲「ところで薄墨さんはなんであの状態に?」

霞「ええっと…あれは…」

霞「少々プロレスごっこを…」アハハハ

咲(潰されたのか…)

咲「とりあえず…お騒がせしてすみませんでした」

霞「いえいえ。ゆっくりしていってくださいね」

咲「はい!」

――――――――――――――――――――
―――――――――――――――
――――――――――
―――――

久「う、うーん…」

咲「…おはようございます」

久「!?」

久「そっか…私…」

咲「…はい」

久「…」

久「…」ポロポロ

咲「!!」

久「ごめ…ごめんっ!…ぐすっ…」

咲「あわわわ泣かないでください!!」

久「だって…だってぇ…ズズッ…」

久「カッコ悪いとこみせちゃったし…それに…初めても奪われちゃった…」グスグス

咲「あ、いや、そっちは無事です」

久「え!?そうなの!?」

咲「っていうか薄墨さんもプロレスごっこでああなっちゃったらしいですよ?」

久「大人のプロレスごっこ…ってこと!?」

咲「…まあ、ある意味そうです」

久「じゃあやっぱりダメじゃない!!」ウワーン

咲(めんどくさいなぁ…)

咲「ま、もういいですよ」

久「」ガーン

咲「ヘタレな部長もかわいくて大好きですから」

久「うぅ…」/////

咲「さ、そろそろ寝ましょうか。いろんな所へ行ったので疲れちゃいました」アハハ

久「そうね…私は今の今まで寝てたわけだけど」ズーン

咲「…」

咲「かっこいいところ、見せるチャンスはまだあるんじゃないですか?」

久「…?」

久「!!」

咲「私が本当に寝ちゃうまでに…決めてくださいね」

咲「おやすみなさい!!」ボフッ

久「えっ…あっ…」////

咲「…」ドキドキ

久「え、えっと…」ドキドキ

久「い、いいの…?」

咲「寝てるので聞こえません」

久「こ、心の準備が…」

咲「…」ムカッ

咲「おやすみなさい!!」

久「」

久「…」

咲「…」ドキドキ

久「…」

久「…電気、消すわね」

咲「…」

久「…咲が悪いんだからね」

咲「…」

久「…咲…好きよ…」

咲「…」

咲「…」

咲「…私もですよ」

久「…知ってる」

咲「…バカ」

久「…」

――――――――――――――――――――
―――――――――――――――
――――――――――
―――――

チュンチュン

咲「んむ…」モゾモゾ

久「…」

久「おはよ、咲」

咲「おはようございます」

久「…」

咲「…」

久咲「…」//////

咲「さ、さて!そろそろ帰りましょうか!!」

久「そそそそうね!あんまり迷惑もかけられないし」

咲「あ、でも…」

久「?」

咲「かっこよかったですよ。部長」

久「ばっ…!!」/////





霞(あのお布団はもう使えないわね…)

――――――――――――――――――――
―――――――――――――――
――――――――――
―――――

久「ねえ、咲」

咲「?」

久「この旅(?)…どうだった?」

咲「…」

咲「楽しかったですよ。思い出もできましたし」

久「そ、ならよかった」

咲「あ…でも…」

久「??」





咲「ハードSMができなかっt」

久「もういいわ!」


カン!

お付き合いありがとうございました!

このままだとグダグダ続けてしまいそうだったので終わりにしたいと思います。アニメも最終回ですし

あと、そういうシーンは某棒でトラウマに…すみません


久咲増えろ!

それでは

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