千早「一夜限りの」真美「共同生活だYO」 (69)


P「さて、一夜限りの共同生活第2回目です」

小鳥「今回の組み合わせは……」



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真美「どんなマンションなのかなぁ」

千早「春香から聞いた感じだと、しっかりしたところらしいけど」


真美「あ、ここかな?」

千早「すごい大きなマンションね」


スタスタ


千早「あら、自動ドアなのに、開かないわ」

真美「千早お姉ちゃん、これはオートロックタイプの自動ドアだよ?」


千早「どういうこと?」

真美「簡単に誰でも出入りができないようになっているんだよー」

真美「ほら、あそこに防犯カメラもあるし、自動ドアが動くと、同時にカメラも動くようになってるみたい」ピース

千早「よく、そんなところ見てたわね」

真美「新しい場所に来たら、周りの確認!いたずらマスターの基本だよ、キミィ」

千早「クスッ、何それ? 社長のマネ?」

真美「似てた~?」

千早「ええ、とっても似てたわ」ニコッ


真美「千早お姉ちゃんは、やっぱり笑うとカワイイね!」ニコッ

千早「そうかしら」ニコニコ


真美「うん、今日は真美がもっと千早お姉ちゃんの魅力を引き出してあげるよ」

千早「楽しみにしてるわね」ニコッ


千早「ところで、どうやって入るの」


真美「えーっと、にーちゃんから貰ってきたカギをここに差して、部屋番号をピッピッピッと」


ウィーン


千早「なんだか、中もホテルみたいね?うちのマンションとは大違い……」

真美「うん、すごいねー!この廊下で競争ができるよ!」タタタッ

千早「あっ、真美。こんなところで走るとあぶないわよっ」

真美「大丈夫だーいじょー……」


ドンッ

真美「いたっ」

?男「アララララ、大丈夫かい、お嬢ちゃん?」

千早「真美、大丈夫!? すいません……この子の不注意で……」


真美「真美は大丈夫だけど……」

?男「そうかい、それならよかっ……」


?男2「まぁてぇ~、ルゥパァ~ン!」

ルパン?「相変わらずしつけぇこと」


?男2「ぬっ? 貴様ぁ、女子共にまで手を上げる人間になったのか!?」ダダダダダッ

ルパン?「とっつぁん、おれのこと何年おっかけてんだよ……」

ルパン?「お嬢ちゃん、悪いけど、あの強面のとっつぁんに事情を説明してやってくんない?」


真美「う、うん……」

ルパン?「保護者のおねーちゃんも頼んだぜ、そんじゃ、あばよとっつぁ~ん」


とっつぁん?「二人とも、大丈夫ですかぁ?ルパンに何か危害でも!?」

真美「ううん、真美が廊下を走りながらよそ見してたら、ぶつかっちゃったんだ」

とっつぁん?「そうか、子供は元気なのが一番だぁ」ガッハッハ


とっつぁん?「おっと、こうしちゃおれん!ルパンを捕まえねば」

とっつぁん?「まぁてぇ~、ルゥパァ~ン」


真美「……」

千早「……なんだったのかしら?」


真美「とりあえず、歩いて部屋に向かおっか」

千早「そ、そうね……」

~~~~ モニタールーム ~~~~


P「今回の組み合わせは、まみちはです!」

小鳥「普段は、双子のお姉ちゃん、ちょっとおませな真美ちゃんと」

P「色々な問題を乗り越えた千早、その千早がどう接するか」

小鳥「今回も楽しみですね~」


P「とりあえず気になるのが、到着してからのご飯ですね」

小鳥「千早ちゃんは料理は得意では無いですよね」

P「真美もあんまり料理をしているイメージってないですよね?」


小鳥「真美ちゃんも何気にお嬢様ですからね」

P「親も共働きでは無かったと思いますから、料理はあまりしないでしょうね」


ガチャッ

P「あ、来ましたね」

~~~~~~~~~~~


千早「思ってたより、全然広いわね」

真美「うん、真美たちの部屋より全然広いよ!」


千早「テレビやipodプレーヤーまであるわ」

真美「ゲームもこれで問題ないねー」


千早「ゲームを持ってきたの?」

真美「うん、千早お姉ちゃんとやりたいなーと思ってさ!」

千早「けど、私はやったことないわよ?」

真美「それなら大丈夫! 簡単なヤツ持ってきたからさー」


千早「それなら、後でやってみましょうか」

真美「うん!」

真美「ところでそろそろお腹空かない?」

千早「私はそうでもないけど……」


真美「時間は……うあっ、もう7時前じゃーん!」

千早「よかったら、これ食べる?」カロリーメイト


真美「これじゃ、成長期の真美は大きくなれないよ~!」




千早「……」クッ


真美「近所にスーパーがあったから、そこに行ってみようよ」

千早「そんなのあったかしら?」


千早「でも、私は料理はあまりできないわよ?」

真美「大丈夫! スーパー行けば何とかなるよー!」


千早「それなら、行ってみましょうか」


~~~~ モニタールーム ~~~~


P「真美が無邪気に千早の心をえぐってましたね」


小鳥「ええ、今のスリーサイズでも……」

P「音無さん、それ以上は言ってはいけません」

小鳥「そうですね、千早ちゃんの名誉のために」



P(まぁ、小鳥さんが言っても嫌味になるだけですよ)ジッ


小鳥「……女性は男性の目線ってだいたいわかるんですよ?」

P「な、何を言っているんですか」アセアセ


P「そ、そういえば二人でスーパーに行くみたいですね}

小鳥「そうみたいですね」ジトー


P「こ、今回は自分が行きましょうか!?」

小鳥「いえ、このまま行かせたらドジを踏みそうな気がするので、私が行きますよ」

P「そ、そうですか」ホッ


P「では、お願いしますね」

小鳥「ハイッ」 




 小鳥変身中
 


小鳥「それじゃ、行ってきますね」ガチャッ

P「はい、よろしくお願いします」


P(相変わらずの、音無クオリティ……)

P(これ、知らなかったら絶対にわかんないわ)


~~~~ 近所のスーパー ~~~~



千早「結構大きいスーパーね」

真美「うん、そうだね~」


真美「あ、お惣菜コーナーがあったよ!」

千早「あら、これで好きな物を食べられるわね」


真美「……」

真美「せっかくだからさー、お惣菜をちょっと買っていって、真美たちでもなんか作ろうよー」


千早「えっ? けど、私はほとんど料理したことはないし……」

真美「何事もチャレンジだよー」

千早「うーん」


真美「お味噌汁作ってご飯を炊くぐらいだったら、真美たちにもできるんじゃない?」

千早「それくらいなら……」


真美「それじゃー、もう一回ぐるっとスーパー回ってみよー!」


小鳥(真美ちゃんの子供らしい強引さが千早ちゃんを引っ張っているわね。これはこれで……)

~~~~ マンション ~~~~


真美「ふぃ~、ただいま~」

千早「そういえば、お米とかはあるのかしら?」

真美「あ、そういえば確認してなかったね」

真美「台所の下とか見てみようよ!もしかしたら何かあるかも」


ガチャッ



ズラーーーーッ


真美「なにかってゆーか……」

千早「色々あるわね……」


真美「お米は…………あ」


千早「どうしたの? 真美」


真美「これ、わかりやすいようにラベルに名前が書いてあるよ?」

千早「そうみたいね。お米は……この缶に入ってるのかしら」



真美「お米って書いてあるね!けど、どれくらい炊けばいいのかな……?」


千早「二人分……ってどうなのかしらね」

真美「うーん……」


ピコーン


真美「困った時は、ケータイを使おう!」

千早「携帯電話って、そんなことにも使えるのね?」

真美「千早お姉ちゃんは、ケータイって何に使うの?」


千早「電話するくらいかしら?」


真美「メールはしないのー?」

千早「電話で話をする方が、早く済むじゃない?」

真美「でもでも、相手の人が出ないときだってあるじゃん?」


千早「そういうときはかけ直すわよ?」

真美「ふぅ~ん」



千早「真美は携帯電話を使って何するの?」

真美「うーん…… 電話したり、ゲームしたり、友達とlineしたり」

千早「line?」

真美「知らないの?」


千早「ごめんなさい、春香が色々教えてはくれるんだけど、なかなか追いついていかなくて……」

真美「それじゃあ、ご飯食べ終わったら真美が色々教えてあげるよー!」


千早「それじゃ、教えてもらおうかしら」ニコッ

真美「うん!」ペカー


千早(やっぱり、年下のコは、年上の人にものを教えられるって嬉しいのかしら?)

真美「そーときまったら、ご飯をちゃちゃっと作っちゃおう!」

千早「そうね」

~~~~ モニタールーム ~~~~


P「二人とも、ご飯はなんとかなりそうですね」

小鳥「なんだか、千早ちゃんの真美ちゃんを見る目がだんだん母親っぽくなってきましたね」


P「ちょっと前では考えられませんでしたよ」

小鳥「そうですね、あの事件を乗り越えて、一気に心を開きましたからね」


P「開きすぎて、たまに怖い時もありますけどね」

小鳥「やよいちゃんに対してとか?」

P「やよいに対してとか……」


小鳥「その気持ちが真美ちゃんにも向かないか心配ですね」

P「けど……」

小鳥「けど……」





P・小鳥(それはそれでオイシイ)


小鳥「さっ、千早ちゃんたちもご飯が終わったみたいだし、モニターに戻りましょう!」

P「そうですね」

~~~~~~~~~~~~~~~


真美「ごちそーさまでした!」

千早「ごちそうさまでした」


真美「千早お姉ちゃんとの、初めての共同作業は大成功だったね!」

千早「共同作業って、夫婦みたいね」フフッ

千早「さぁ、食器を片づけましょう?」


真美「うん!そのあとは、真美センセーによる、ケータイの授業だかんね?」

千早「はいはい、わかってるわよ」


真美「さぁて、じゃあ如月クン、キミの持っているケータイを出してくれたまえ」

千早「クスッ 真美、メガネなんかどっから持ってきたの?」


真美「メガネは、双海家に伝わる、秘伝のイタズラ7つ道具のうちの一つだ。覚えておきたまえ」

真美「って、千早おねーちゃん、『真美』じゃなくて『真美先生』って呼ばなきゃダメだよ~!」

千早「はいはい。では、真美先生。宜しくお願いしますね?」


真美「では、続きを始めようか」コホン


真美「じゃ、ねーちゃん改めて、ケータイ見せて~」

千早「先生のマネは、もう終わり?」クスッ

真美「なんか、ちょっとイマイチだったし~」ウーン


千早「まぁいいわ、はい、これがそうよ」


真美「意外に新しいスマホを使ってるんだねぇ」

千早「この前まで、折りたたみ式の携帯電話だったんだけど、春香に無理矢理……」

真美「襲われちゃったの?」


千早「そんなわけないでしょ」



真美「いやー、だってはるるんは、千早お姉ちゃん大好きだからね!」

千早「私も好きよ? 一番の親友だと思ってる」

千早「春香がいなかったら、きっともう歌えなかったと思う」


千早「春香は、私の命の恩人なの……」

真美「千早お姉ちゃん……」


千早「もちろん、事務所のみんなも大好きよ」

真美「真美も?」

千早「当然よ。みんながいるから、今の私がいるの」


千早「春香が一番とは言ったけど、事務所のみんなにだってお礼を言っても言い足りないくらいよ」

真美「そっか…… これからも一緒にがんばっていこーね」

千早「ええ……」


真美「歌のこと、これからいっぱい教えてね?」

千早「いいわよ?」


真美「真美はイタズラの仕方を教えてあげるから」ニコッ

千早「そ、それはいいわ」ヒクッ

真美「えー?」


千早「それより、そろそろお風呂を沸かしましょ?」

真美「それなら、このボタンをポチッと」

キュートーヲカイシシマス


千早「なんか、最近のマンションは凄いのね……」

真美「真美んちは、昔からこんなんだよー?」


真美「千早お姉ちゃんは、歌以外のことはほんとに知らないことが多いねー」アハハ

千早「自分でもそう思うわ」

真美「けど、その分これからいっぱい知ることが増えるって思えると、なんだか楽しみ増えるねー」

千早「!」


千早「そうね、そうよね……」


真美「? どうかした?」

千早「いえ、私はマイナス思考だから、知らないことが多いって考えで終わってたのだけれど」

真美「うん」


千早「確かに、言い方を変えれば、これから知ることができることがたくさんあるのよね」

真美「そうだよ?」

千早「今日、真美と一緒にいなかったら、そういう考え方はできなかったかも」


真美「真美、千早お姉ちゃんの役に立てたの?」

千早「ええ! ありがとう、真美!」

真美「どういたしまして!」ペカー


ジョウズニワキマシタ~♪

千早「あ、お風呂が沸いたのね?」


真美「千早お姉ちゃん、一緒にお風呂に入ろーよー」

千早「えっ」

真美「一緒にお風呂に入ろ?」キラン

千早「でも……」

真美「真美、1人で入るのは寂しいなぁ」ウルウル

千早「うぅ……」

千早「わかったわよ、もうっ!」ハァー

真美「やったー、ありがと、お姉ちゃん!」

真美「真美、先に入ってるね~」


~~~~~~~~~~~~


真美「ふぃ~、やっぱりお風呂は気持ちいいねぇ~」


ガラガラッ

真美「あ、千早おねーちゃんいらっしゃ~い」


千早「お風呂場、結構広いわね」

真美「うん、二人で入ってもラクショーだよね!」

千早「そうね」チャプン



真美「あー、タオルで湯船に漬かったらダメだよ!」バサッ

千早「キャッ」ザブン


真美「もしかして~、おっぱいちっちゃいの気にしてんの~?」ニヤニヤ

千早「そ、そんなことないじゃない」アセアセ


真美「ほんとに~?」

千早「……」

真美「じゃ、なんでこっちに背中向けてるの~?」ニヤニヤ


千早「そ、それは~」

真美「ねーちゃんがこっちを向かないと……」ワキワキ


千早「え」

真美「くすぐりの刑だ~」コチョコチョコチョ

千早「えっ、あっ、ちょっ、あはは、やめなさい真美!」

真美「こちょこちょこちょ~」アハハハ


千早「あはは、や、やぁめ……」


千早「ひうっ」ピクッ


真美「こっち向いてくれる~?」コチョコチョ

千早「向く…わ……向くからや……あんっ」



真美「じゃ、隣にならんで座ろ」

千早「もう///」


真美「なんか、くすぐられてる時の千早お姉ちゃん、エロかったよ」ウヒヒ

千早「何言ってるのよ///」


真美「けど、女の子同士なんだから、気にしなくてもいいのに」



千早「そういうもんかしら?」

真美「そういうもんじゃない?」


真美「あ、他人に揉まれたらおっきくなるらしいよ?」ニヤリ

千早「い、今はいいわ」タラリ


真美「それにしても、なんだか時間が過ぎてくのがあっとゆー間だね!」


千早「そうね。私は普段一人だからそう感じたのだと思ってたけど、真美もそう思ってたのね」

真美「いつもは亜美と二人だけど、今日は千早お姉ちゃんと一緒だからね!」

真美「普段と違って新鮮だよ!」


千早「私と居ても、退屈じゃないかしら?」

真美「そんなことないよー」


真美「あんまり知らなかった一面が見れてきて楽しいよ」

千早「そう? よかった……」ホッ


真美「ねーちゃんは、やよいっちとか、はるるんとかと一緒のほうが良かったんじゃない?」

千早「どうして?」


真美「はるるんのこと、一番の親友だって言ってたし、やよいっちのこと可愛がってるし……」

千早「真美でも、そんなこと気にするのね」フフッ


真美「やっぱり、違うコの方が良かった?」

千早「いえ、真美でよかったわよ」

真美「ホント!?」


千早「ええ。自分の考え方を改めるきっかけにもなったし」

真美「よかったー!」ペカー


真美「お礼に髪洗ってあげるね!!」ニコニコ

千早「あら、ありがとう」フフッ


~~~~ モニタールーム ~~~~


P「今回もよさそうですね」モンモン

小鳥「くすぐりから百合百合には発展しませんでしたね」モンモン

P「普通はなかなか発展しませんよ?」


小鳥「それでもあの展開には期待したかったです」


P「」
小鳥「」


P「しかし」

小鳥「ええ」


P「服を脱ぐときの音だけ聞かされるって」

小鳥「なかなか妄想力をかきたてられますね」

P「千早の抱きしめたくなるような細い身体」タラー

小鳥「真美ちゃんの大人になった時を期待させる、発展途上の身体」タラー


P「たまりませんね」
小鳥「ええ、たまりません」


ガラガラ
<キモチヨカッタネー

P「あ、上がってきましたね」

小鳥「ええ…………って」


<マミ チャント パジャマヲキナサイ

<エー、ナカナカデキナイ ハダカデ フロアガリノイッパイヲ

<ハダカデ ダイドコロマデイッタラ、アットイウマニ カゼヒクワヨ


P「ぶっ」
小鳥「わっ」



P「」アリガタヤ~アリガタヤ
小鳥「」ドバドバドバー


P「最後の最後に……」

小鳥「なんて嬉しいハプニング」


P「しかし……」

小鳥「これはホントに将来を期待できる体つきですね」

P「ええ」

~~~~~~~~~~~~~


千早「もう、誰も見てないからって、風邪ひいたらどうするのよ」

真美「えへへ、ごめんねー」


真美「はい、千早お姉ちゃん」ニコッ

千早「ええ、ありがと」

真美「風呂上がりの一杯はうまいですなぁ」ハッハッハ

千早「ふふっ、そうね」


千早「さて、湯冷めしないように、早くベッドに入りましょ」


真美「えーっ、千早お姉ちゃんともっとお話ししたいなぁ~」

千早「ベッドが隣同士だから、電気消してもお話はできるわよ」

真美「あ、そうだね」

真美「そうときまれば、ベッドへ直行~」


千早「ほら、寝る前に歯を磨くわよ」


~~~~ モニタールーム ~~~~

P「音無さん、大丈夫ですか?」

小鳥「ええ、ちょっと天国の扉が開きかけました」


P「さて、こちらも帰る準備をしましょう」

小鳥「意外に冷静ですね」

P「脳内フォルダへの保存はバッチリです!」

小鳥「しかも……」

P「ええ、ビデオのハードディスクにも保存してますから」キリッ

P「ここでうろたえては、これから先、生きてはいけません」


小鳥「当然、ハードディスクの中身は」

P「二人だけの秘密です」キリッ

小鳥(言ってることはカッコイイのに、内容は変態そのものね)


P「さて、準備もばっちりですし、帰りますか」


~~~~~~~~~~~~~

千早「じゃあ、電気を消すわね」

真美「うん」


カチッ


真美「今日は楽しかったね~」

千早「ええ、私も楽しかったわ」

千早「真美に元気を分けてもらえた気がするもの」

真美「ホントに? よかった~」


千早「普段、亜美とはどんなことを話してるの?」


真美「えーっと……」


真美「ゲームの話とか、その日の仕事の話とか、次の日のイタズラの話とかー……」

千早「」フフッ


真美「どーしたの?」

千早「なんだか楽しそうね?」

真美「そーかなー、これが普通だよ?」


千早「私は、弟を亡くしてから、そういうことは考えないようにしてきたから」

真美「なんだか、ごめんね?」


千早「いいのよ? こっちこそ余計なことを言ってしまってごめんなさいね」


真美「……」

真美「千早お姉ちゃん」

千早「どうしたの?」


真美「真美は……」

真美「真美は、弟の代わりにはなれないけど、ねーちゃんの妹になら……なってみたいな」

千早「ふふっ、ありがとう。真美」ニコッ


千早「こんなに可愛くて思いやりのある妹なら、私も大歓迎よ?」

真美「ホントに!?」

千早「ええ」


真美「えへへ~。なんか嬉しいな」

真美「これからもよろしくね? 千早おねーちゃん!」

千早「ええ、こちらこそよろしくね」


真美「そっち、行ってもいい?」

千早「いいわよ、はい」ファサッ

真美「えへへ、おじゃましまーす」


千早「明日から、また頑張りましょうね」ナデナデ

真美「うん」ギュッ

千早「あら、真美はあまえんぼさんね」ナデナデ

真美「だって、真美は妹だかん……ね」エヘヘ



千早「そうね、可愛い妹よ」ナデナデ

真美「千早お姉ちゃん、だーい……す…き」クー


千早「ありがとう、私も大好きよ真美」ナデナデ

千早「おやすみなさい……」ナデナデ


~~~~ 翌朝 事務所 ~~~~


真美「おっはよー、みんな!」

千早「おはようございます」


亜美「おはよう、真美! 一日ぶり~」

真美「おはよう、亜美! 昨日は寂しくって泣いてなかった?」ニヤニヤ


亜美「そんなことないよ! 亜美だってもう中学生なんだし!」

真美「ホントに~?」


亜美「ホントだよ! 真美こそ、千早お姉ちゃんに迷惑かけまくりだったでしょ!?」


千早「あら、そんなことは無かったわよ?」

亜美「えー、千早お姉ちゃんは、真美の味方なんだ~」


真美「そうだよ、なんたって真美はねーちゃんの妹だかんね!」

亜美「えっ……」


真美「だから、千早お姉ちゃんは真美の味方だもんね」

亜美「……」ジワッ





千早「……」


千早「真美が妹なんだから、亜美も当然妹よ」ニコッ

亜美「!!」ペカー


千早「真美は亜美のお姉ちゃんなんだから、亜美をあんまりいじめちゃダメよ?」

真美「はーい!」


真美「あ、そうだ、今度千早お姉ちゃんの家に遊びに行ってもいい?」

千早「うちに遊びに来ても、何もないわよ?」


真美「いいのいいの、色々持って行っちゃうからさ」

亜美「えー、ずるい! 千早お姉ちゃん! 亜美は!?」


千早「二人で仲良くするなら、二人とも遊びに来てもいいわよ」

亜美真美「やったー!」


春香「千早ちゃんがお姉ちゃん属性になった?」

律子「お姉さんを通り越して、お母さんの雰囲気ね」


真「昨日一晩で、何があったんだろうね?」

小鳥(それは、私とプロデューサーが知っている)ピヨピヨ


貴音「小鳥嬢、何か嬉しいことでも?」

小鳥「ピヨッ!なんでもないわよ~」ビックリシター


P「お疲れ様、千早。真美の相手は大変だったか?」


千早「いえ、学ぶことが多くて、大変有意義な時間だったと思います」

P「そうか。得るものがあればそれでよかったよ」


真美「真美にはなんか聞かないの?」

P「千早に対する懐きっぷりを見れば、だいたいわかるからな」アハハ

P「これからは、千早の仕事に対する姿勢も学んでおけよ」

真美「うん!」




P「さて、今回も大成功だったな!次回は……」

小鳥「だれにしましょうかね……」



終わり


いいちはやだった。


そんなわけで、第2回おしまい。

第3回は相変わらず未定。

多分、今回より間が空くと思う。

期待してくれた人はありがとう。

では、またいつか~!

乙ー
千早お姉ちゃんはやっぱええね

二人とも可愛くてよかった

乙なの
次はいおゆきとか見たいかなーって

>>48
>>50
サンクス
ヤヨイスキーなのもいいけど、やっぱり自分的には
お姉ちゃんな千早がいいわ

>>51

真美は一人になると、とたんに年相応になる不思議

>>52

いおゆき、いいかも。
考えときます

乙!一瞬真美に師匠が乗り移ったとか思ったじぇww


追いついたら終わってた
何気に亜美真美が千早をお姉ちゃん呼びするのが凄く好きだったりするので最高だった!


これを機にもっとまみちは増えて欲しい

>>56

師匠色々と使いやすいけどなwwww
いつか、アイマスとモバマスのクロスも書いてみるかー

>>57
>>58

乙サンクス
亜美真美は各々が単独で千早とセットになると妹属性が強まるイメージ。

思ったより書きやすかった

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