瞳「・・・・善吉くん」 (60)

めだかボックスの二次創作です
あまり見ていて気持ちの良いモノではないと思います。
それとかつて御迷惑をおかけしましたみなさま。そして管理人様、まだパソコンにさえ慣れていないボクに手取り足取りごしなん頂きましたことをまずはつつしんでお礼申し上げます。



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1395603440

箱庭学園から黒神めだかが消えた・・・・・
それでも、日常は流れ、時計は残酷にも時を刻む時間が止まってしまった男子高校生を嘲笑うかのように、または同じ文字で嘲笑するかのように・・・

怒迎「あの日から、善吉くんは変わっちゃつた」ポツリ

誰も居ない夕暮れの生徒会室でショッキングピンクのふんわりした短い髪をリボンでまとめた第200箱庭学園生徒会会計職・怒迎が呟く

怒江○ 怒迎×

そして200じゃなく100な

かつてたった一人で箱庭学園を守り、挙げ句この地球といわれる惑星まで救った少女はもういない。
彼女は幼馴染みにさよならも告げずに旅立ってしまったのだ。

・・・その後は異常の一言
   悲劇の二文字だった・・・

今や枯れた花とかつてそれらに彼が水をやったぞうさんじょうろしか、その呟きを聞く者もいない。

まずは不知火半袖がーーーーーーーーー
善吉「お前のっ、お前のせいでっ!めだかちゃんはっ!めだかちゃんはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

ゴリッ ガスッ ゴッ ズンッ ドッ ガッ メリッ ゴンッ バンッ ゲシッ

>>3>>4
すいません。以後気をつけます。

不知火「うん、うん、ごっ、ごめんね、えっぇ、辛いよねぇっ、ぐっかっなじいよねえっ、よしよじっっ、私なんかで良かったらぁっっぐぐ、いくらでもサンドバックにしてえっ、いいがらねぇ」ナデナデ

結果、彼女は悲しそうな慈愛に満ちたかのまま大量の血の交じった吐寫物をはきだししてそのまま病院へと運ばれた。
一命はとりとめたが意識はまだ戻らない。

酉付けとけ

キャラ崩壊あるならあるって書いとけよ

ただ、胸糞悪いだけじゃねーか

>>8
ごめんなさいやり方が・・・
>>9
ごめんなさいあります。ドロドロです。
>>10
ただただごめんなさい

ーーーそれでも、病院のベッドに横たわったまま、ごめんなぁ・・・ぜんきちぃ・・・とか細い声が聴こえるのは私だけだろうか?

こんな時、あの人が居てくれたらと思う。

怒江「球磨川さん・・・・」

あの人はどこへ行ってしまったのか?
赤さんも財部ちゃんも皆で探してるけど手掛かりさえつかめていない。
もしも、あの人がいたら、きっとこんな現実も虚構にしてくれるのに・・・

>>11
名前欄に半角#と数字やアルファベットを適当に打てば(つっても念の為メモはしとけ)なる
Google検索くらいしような

//こんな感じでしょうか?

>>14
それでいい
後は書き込む際に消えないように気をつけろ

(赤青黄に言えばすぐ怪我治るんじゃねとか言えねえ)

保健委員でも心までは治せないんじゃなかったっけ

>>16
(細けぇこたあいいんだよ)

>>18
(こいつ、直接脳内に!?)

反転院さんがこの状況を解決できるようなスキルを作ればOkだと思います?

愚行権でそんな都合のいいスキルは作らせない

善行権に近いスキルを反転院が作ってもがなちゃんが使ったら友達であるめだかちゃんが帰ってきたで解決だろ。

んなもん無理に決まってるだろ

なんで?

>>16
赤さんは禊ちゃんを捜索しているようです
>>17
はい、だからどっちにしてもまた自分から蹴られにいっちゃいます(嬉しそうに)
>>20
>>21
ネタ提供ありがとうございます
愚行権をどっかで使おうと思ってました。
>>22
エンゼルスタイル
 善行権 をご存じでしたか
>>24
まぁ、主人公っのは大体酷い目に逢いますしそれでめだかは死んだ感じですから、そんな事させたら人見知りで大人しいもがなたんのメンタルが・・・・
ある種、一番当人に害のあるスキルだと。

全レスしてっけど、かまってちゃんなん?

ままやさしく見守りませう

>>24
まず反転院が創るかどうかが分からんし、もながにそれが扱えるかどうかがわからん、
更に原作善吉が(この善吉がするかどうかは分からんが)それをさせそうにない、
もしかしたら不知火がなんかするかもしれないし(リアルイーターとかで)
もし成功してもめだかちゃんがブチ切れしそう
まあ前途多難だわな

>>28
もがな、間違えた

>>28

んなもん無理に決まってるだろって言い方から100%無理な理由があるのかと思ったけど違うんだな

>>30
まあメタだけど、そんなことしたらつまらないってのがあるけどな、
善吉「もがながなんかスッゲースキル使ってめだかちゃんが帰ってきたぜ!」
一同「わーいやったー」

そんな展開は100%あってはならない(戒め)

からからから

くじら「おっす」

怒江「・・・あ、どうですかその・・」ガタッ

くじら「あぁ、古賀ちゃんと俺と鶴喰と宗像先輩で抑えつけて今は薬の効果で夢の中さ」

怒江「そう・・・・ですか・・」

くじら「で、赤達の方は?」

怒江「・・・・・」フルフル

くじら「ふぅ、・・そーか」ギシッ

くじら「ったくよぉ・・・っったくよおぉ」ドン

怒江「あの、傷・・・ 」スッ

くじら「あ?ああ、大丈夫だなんて事ない」

怒江「で、でもさすがに青アザだらけですしそれに・・・」オロオロ

くじら「一番傷付いてるのは善ちゃんだ」ピシャリ

怒江「うぅ、あうぅ、えくっ、えうっ」ポロポロ

くじら「わ、わりぃ!別に泣かすつもりは」オロオロ

怒江「だ、だって善吉君の目この学園に来たときの私とおんなじだからだから・・・」ウルウル

くじら「そっか、お前ら過負荷は人の辛さとかって俺らより判るからな、ごめんな・・・」ヨシヨシ

怒江「大丈夫です、それに私も善吉君と瞳先生のおかげで・・・はっ!」

怒江「そうですよ、瞳先生ですよ!」ピョン

くじら「・・・・はぁ?」

怒江「だから瞳先生!善吉くんのお母様ですっ!そうすればっ・・・・」

くじら「まぁ、確かに瞳ちゃんは心理(ソッチ)系専門だけどよー、一歩間違えたら不la・・・」

怒江「とりあえず呼びますっ」ピポパ

***************************

瞳「・・・・善吉くん」

怒江「瞳先生・・・」

瞳「・・・最近荒れてると思ってたけとそんな事になってたなんて、・・・解ったわ。
あなたたちも協力してもらえないかしら?」

怒江「もっ、もちろんです!だって大好きな善吉君の事だもん、黒神さんが消えた今、善吉君は私にゾッコンのはず、ううん、違うの黒神さんが邪魔とかそういう事じゃないの、これは義母様に認められるために必要な事だもん、そうすれば晴れて義母様公認、則ちハネムーンは直ぐそこって事なんだよ?どこ行こっか?もちろん善吉君と一緒ならどこでも幸せ満開だけど善吉くんはどこにいきたいだろう?私は一回沖縄行ってみたいんだ、南国の自由な空気で大胆になった善吉君と浜辺で....」ズァァァ

くじら「ッチ、しょーがねーなー、あー、一応俺師匠だしなー、しかたねーなー、協力してやっかー」ポリポリ

くじ姉も一応過負荷なんだよなぁ……

>>36
自分で作ってますけどね

瞳「あ.....そ、そうねっありがとう二人とも」ススッ

くじら「そうときまりゃあ作戦会議だ」

怒江「はいっ♪」

くじら「絶対に元の善ちゃんにもどってもらうんだ。...........どんな手をつかっても」

瞳「え、ええ....そうね」ススッ

~生徒会室~

くじら「よー善ちゃん」ガラガラ

善吉「あ、どもッス師匠」

くじら「善ちゃんよー、今日なんの日か知ってっか?」

善吉「今日スか?んーなんでしたっけ」

くじら「お前、今幾つだ?」

善吉「あぁ、なんだ....俺の誕生日か........」

くじら「なんで誕生日でテンション下がんだよ!?
てな訳であれだ...今日の仕事は俺達がやっとくからよー「俺は消えろって事か....」チッ

くじら「な!?ちげーよ、俺達は善ちゃんの為を思って...」

善吉「あーそーですね、生徒に手を上げる生徒会長なんて要りませんよねぇぇ」カイシンモードゼンキチモデル

くじら「落ち着け善ちゃん!」

善吉「ぐぁぁぁぁ」ゴウッ

ギャイィィィィィィン

宗像「落ち着くんだ善吉くん、僕に殺せなかった君はもっと冷静なはずだ」ググッ

鶴喰「そーだよヒート、私はお前のその熱いのを止めるのが役目なんだからさ」ググッ

善吉「退けぇぇ、宗像先輩!バーミー邪魔をす.....る.......」フッ

くじら「ありがとな念のため声を掛けておいて良かったぜ」つ注射器

宗像「礼には及ばないよ友達が道を踏み外そうになったら止めるが当たり前だ」

鶴喰「ま、私もヒートの親友だしねうんうん」

~人吉宅~
・・・ん・・ち・・くん

善吉((ん、なんだ?頭がフワフワするぜ))

ぜん・・ちくん・・・んきちくん

善吉((そーいやあんとき師匠に注射打たれて....))

瞳「善吉君!」

善吉「って、お母さん!?」ガバッ

善吉「あれ・・?なんで俺・・家に?」

瞳「まーまー、最近疲れてるんじゃないの?
善吉君....いくらあなたでも女の子に手を上げるのはいただけないなぁ」

善吉「はぁ!?だってあれは不知火が悪いだろ!あいつさえ居なければめだかちゃんはめだかちゃんはあぁぁぁ」ググッ

瞳「まぁまぁ、落ち着きなさい善吉君・・・・兎に角!あなたが元に戻るまでこの家から出しません!」

善吉「そんな!お母さんまで俺の邪魔ををををををををを」

瞳「それで私だけだと不安だからあなたのお友達も一緒に住む事になったの」

善吉「ああ?」

くじら「オッス、まぁ、一応俺は師匠だし」臨ッ

怒迎「はぁ、これが善吉君の部屋の匂い
はぁはぁ、これからよろしくね♪善吉君♪これでやっとひとつ屋根の下二人で(以下略)」ゾン

瞳「さーて、今日は善吉君のお誕生日よ今から用意しなくっちゃ、三人とも手伝ってね♪」

くじら・怒迎「おう」「はい♪」

生煮「・・・」ボー

~キッチン~

瞳「結局、善吉くんは来なかったわね」カチャカチャ

怒迎「うぅ、善吉くん」ウルウル

くじら「泣くな、怒迎」ナデナデ

瞳「まったく、我が息子ながら呆れるわ」ツツー

怒迎「・・・・・・そうですね(瞳先生・・・唇を強く噛み過ぎて血が出てる)」

くじら「とにかくちやほやするしかねーだろーな」

それで元に戻るんですか?と私は聞いた

瞳「異常過ぎる攻撃性が収まってくれれば恩の字だわ」

くじら「このまま善ちゃんがどっか遠い所までいっちまわねー内に引き留めねーとな」

もう、あの善吉くんは戻って来ないかも知れない
どこか遠い所、昔私が居たひとりぼっちの世界
其所に、底に、球磨川さんは自分を螺子込んで穴を開けてくれた
善吉くんは手を取って其所から、底から引っ張ってくれた
善吉くん、例え間違ってたとしても
私は気にしないよ?
私は貴方を見捨てないよ?
貴方の為なら狂えるよ?
貴方の為なら殺せるよ?
貴方の為なら死ねるよ?
なのに何で?
何で貴方の気持ちを理解してあげられる私を一緒に連れてってくれないの?
あぁ、駄目だなぁ私
本当に骨の髄から過負荷だなぁ
筋金入りの過負荷だなぁ
でも・・・・・善吉くんの事を助けたいなぁ
何から助けるんだろう?
誰から助けるんだろう?
あぁ、そっか・・・・・思い出した
あの頃は当たり前過ぎて忘れてた
ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~思い出した・・・孤独だ

~善吉の部屋~

善吉「メダカチャンメダカチャンメダカチャンメダカチャンメダカチャンメダカチャンメダカチャンメダカチャンメダカチャンメダカチャンメダカチャンメダカチャンメダカチャンメダカチャン」

生煮「いつまでそうしてるつもりなんだよ生徒会長」

善吉「ああ、生煮・・・お前何時から?」

生煮「スウッ何時までウジウジしてんだ善吉!!!お前の好きな黒神めだかは!!!こうなる事を望んで宇宙に散ったのか!?違うだろ!?黒神めだかは!!!自分の死を乗り越えて!精一杯自分の人生を生きて欲しいから!だからこの地球を救ったんだよ!!!」ぺっかー

善吉「いや、だから、お前がめだかちゃんを語るなぁーーーー」カイシンモードゼンキチモデル

生煮「うん、やっぱりこうなるね」ペロッ逆

ズガン、ドスッ、ザン、バスッ、ドン、ドスッ、ガンッ

生煮「うぅ、避けられる筈の攻撃が急所にクリーンヒットしてる・・・ね・・ぐふっ」ケツエキブシャー

善吉「あぁ、紙一重で避けられる攻撃は当たり、技が急所を外さない、仲間は助けにこない、瀕死でも生きていなんて事はない」

生煮「忘れてたよそのスキル、はぁぁ」シチテンバットウ

善吉「愚行権(デビルスタイル)」

生煮「う、あ」バタッ

善吉「気にすんな、漫画じゃねぇんだからそんなに刀刺したら大量出血で倒れる今まで平気?俺のスキルは無条件に作用させられる。
あとでリビングに置いといてやる」

愚行権が無効にするのは善吉の主人公補正だけだぞ

>>43
あれってめだかの支持率に関与してましたし
運とか運命とかを除けば一度戦ってる分善吉の勝利はほぼ確定でしょう

再開します

~翌朝~

結局善吉くんはリビングにこなかった
その代わり、なぜか息も絶え絶えの生煮えさんが転がっていた

瞳「酷い傷、私とくじらちゃんが居なかったらあぶなかったわ」

くじら「・・・(拳を握りしめる)」

どうしよう、私のせいだ・・・
あの日、あの時、あの場所で善吉くんにぶつからなかったら
夢の中でも善吉くんを怒鳴りつけなかったら




こうはなってなかった




結局、私のせいで黒神さんは善吉くんに敗北して
そのせいで自由になって
そのせいで結婚を迫られ
そのせいで善吉くんに振られて
そのせいで善吉くんが死んで
そのせいで不知火ちゃんは消えて
そのせいで安心院さんは死んで
そのせいで黒神さんは月へと消えた
私のせいで

怒迎「私、善吉くんの所に行ってきます」

くじら「おいおい、正気かよ怒迎ちゃんよー
やめとけ、不知火の二の舞だ」

瞳「そうよ!怒迎ちゃん、とてもじゃないけどあの状況の善吉くんと貴女を会わせるなんてできないわ」

怒迎「心配、してくれるんですね」グジュ

怒迎「でも」グジュグジュ

怒迎「今の善吉くんと会話出来るのは私だけですから★」グジュグジュグジュグジュグジュグジュ

二人の顔は今でも覚えてる
くじらさんは呆気に取られていて
瞳先生は悔しそうな顔をしてたっけ

愚行権はキヲテラエのメンバーが来ても「何もドラマスティックな事が起きなかった」という形で作用してるから
少なくとも善吉に関わる事柄では他人にも作用するんだよな
むしろニコニコ大百科なんかの記述が間違ってる

~善吉の部屋~

善吉「メダカチャンメダカチャンメダカチャンメダカチャンメダカチャンメダカチャンメダカチャンメダカチャンメダカチャンメダカチャンメダカチャンメダカチャン」ブツブツ

コンコン

善吉「」ピク

怒迎「入るね、善吉くん」ガチャ

善吉「お前も説教しに来たのかよ・・・」チッ

怒迎「ううん、大丈夫だよ・・・怖がらなくていいよ」ニコッ

ゴッ

私の横腹に鋭い蹴りが入った

ゴスッ

倒れた私の背中を踏みつけた

ベシッ

私の肩を蹴り飛ばして仰向けにした

ズゴッ

私のお腹を勢いよく踏みつけた

善吉「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、」ガクガク

怒迎「あはは♪どうしたのかな?善吉くん・・・・蹴ったりしたら痛いよぉ」ヘラヘラ

善吉「なぁ、解っただろ?」

善吉「俺はもう壊れてんだよ」

善吉「お前にどんなに優しい言葉をかけてもらっても」

善吉「怖くて傷つけることしか出来ない」

善吉「哀れで憐れで狂った男だって」

怒迎「あのね、善吉くん・・・」

善吉「うああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

ゲシッガスッゴンッベキッメシッバキッゴリッ

怒江「よいしょっと」ユラァ

善吉「く、くるなぁ、こ、こないでくれ・・・・」ガクガク

怒江「うふふふ★ダイジョーブだよ善吉くん♪」グジュグジュグジュグジュグジュグジュグジュグジュグジュグジュグジュ

そうして私は自分の服を全て腐らせた
私は善吉くんを痛くしないっ伝える為に

怒江「ねぇ、善吉くん・・・」

怒江「善吉くんはきっと怖いんだよ」

その声は慈母のように

怒江「自分の不甲斐なさ(マイナス)を上手く受け入れられないだけ」

売女のように

怒江「あれは自分勝手な黒神さんの自分勝手なんだから」

貴族のように

怒江「それでも足りないなら存分に人を、世間を、団体を、境遇を、運命を、偶然を、必然を、何よりもこの世界を恨めばいいし憎めばいい」

奴隷のように

怒江「だってぇ・・・・・・」

飴玉を転がすように

怒江「善吉くんは悪くないんだもん★」ゾンッ

響いていた

善吉「いい・・・のか?」

ふふ、もう、声が震えちゃってるよぉ善吉くん♪

怒江「うん?何がかな?」ニ゙ゴ

善吉「俺・・・・・めだかちゃんの事・・・忘れていいのかなぁ・・」ボー

あは★いい感じに眼が濁ってきたねぇ善吉くん

怒江「きっと黒神さもそれを望んでるって」ギュ~

善吉「む・・・か・・・えぇ・・・」ウルウル

怒江「可愛いなぁ、私の善吉くん」ナデナデ

善吉「その、すまねぇ怒江・・・その・・・ボコボコにしちまって」シュン

怒江「いいんだよぉ★善吉くん♪
私は痛みじゃなくて、愛を感じてるっていったじゃん♪」

善吉「むかえぇ」ギュ~

大好きだよ、私の可愛い可愛い善吉くん★

マテルヨー

マテルヨー

マテルヨー

マテルヨー

お、おふぅ
保守、ありがとうございます
皆さんの期待に添えるよう頑張ってまいります

善吉「なぁ、怒江ってさ・・・・」

怒江「うん?なぁにぃ?」

善吉「そ、その・・・」

怒江「うん?」

善吉「あ、あそこの毛もピンクなんだな////」

怒江「え?キャアアアアアアアアア」バチーン

善吉「そげぶ!?」ドサァ

怒江「もう、善吉くんったらぁ~」プンプン

善吉「いってぇ~~」ヒリヒリ

怒江「大丈夫だよ、堕ちるのも、壊れるのも、腐るのも、・・・・其処から、底から救われるのも」

怒江「私の方がセンパイだから」ニコッ

善吉「ふ、ふふ、あは、あはははははははははは」

怒江「ふふ、ふふふふふふ」

そして私達はひとしきり笑った

瞳「ドア|ω・)」ドウオモウナゼサン

くじら「ドア|ω・)」アア、アリャクマガワノダンナナミダ

鶴喰「ドア|ω・)」ヒート・・・・

宗像「ドア|ω・)」ゼンキチクン・・・・

私しか居ないではないか

~生徒会室~

そこには嘗ての様に様々な花が咲き乱れ、成長した薔薇が机と椅子を除く殆どの物に絡み付いていた
そして、との中心、『生徒会長』のプレートが置かれた机に善ちゃん・・・・・・・・もとい人吉善吉がいた

善吉「ん?どうしたんッスか師匠?」

くじら「なぁ、善吉ちゃんよぉ、テメェは本当にそれでいいのか?」

善吉「あぁ、虎井と鰐塚のことッスか?
別によくないですか?本人達が辞めたいって言うんなら」

くじら「それも含めて全部だよ!
風紀委員長、雲仙冥利に重傷を負わせるわ、部活潰しを始めるわ、マイナス十三組に編入するわ、何を考えてんだよ!?
しかも今度は不知火の里に行くだぁ!?
もう善ちゃんがわかんねぇよ!」

怒江「あらあら、どうしたんですかぁ?先輩ぃ」

江迎 怒江、生徒会室をこんな植物園にした張本人だ

善吉「む~か~え~」ギュ~

怒江「もう、善吉くんったら甘えん坊さんなんだからぁ/////」ナデナデ

くじら「なぁ、怒江ちゃんよぉ
お前からも言ってくれよ!」

怒江「え?何をですか?」コテン

おいマジにクマー呼んでこい

お、更新キテる

>>58
我らが球磨川さまはもう少し後の登場となられます(予定)


怒江「善吉くんが良いって言うなら良いじゃないですかぁ」

くじら「お前ら、狂ってるぜ」ググッ

怒江「狂ってるぅ?あはは、確かに狂おしい程に愛し合っておりますぅ♪」ギギギギ

善吉「それじゃあ行こうぜ!む・か・え」ニカッ

怒江「はぁ~い♪あ、そぉだぁ♪お花の水やり、お願いしますねぇ♪」

バタンッ

くじら「ちっ(善ちゃのヤロー、一体何を考えてやがる?
里に一旦帰った不知火ちゃんの抹殺か?
それとも梟博士を殺害して結果としてめだかちゃんが消えた原因の言彦への復讐か・・・・あるいは)」

スマホ『モーノゴコローツイタショークザイトー』

くじら「んぁ、あーもしもし、俺だ・・・・・・・!!!
なるほど、あんたか!わかった!善ちゃんの居場所は・・・・」

~廊下~

善吉「そうだ怒江、不知火の里に行く前にカラオケ寄ってかねぇか!」

怒江「うん♪おっけー」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年06月23日 (月) 05:34:50   ID: -2U75upo

あーあ(´・ω・`)

2 :  SS好きの774さん   2014年10月31日 (金) 10:47:56   ID: 8E4aF2is

なんっつーか、うん。
……百ぺん出直せド素人

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