凛「ラブライブ! μ's広報部」 (1000)


~広報部~


絵里「ラブライブ!」

凛「μ's広報部ーっ!」

花陽「えりりんぱなぁぁぁぁ!!」


凛「いえーい!! にゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃぁぁーー!!」

花陽「第二弾を放送できるなんて夢みたいだよぉぁ!! ハラショー!!」

絵里「私より先に言わないでもらっていいかしら? 花陽」

花陽「あ、絵里ちゃんだぁ!」

凛「絵里ちゃん! 絵里にゃん!」

絵里「こ、このラジオってそういうノリなのね……、了解したわ」

絵里「すぅー…、こほんっ…こほんっ…
あーあー……えー…」

絵里「初めまして、絢瀬絵里でーっす! 皆には賢すぎる生徒会長とか可愛すぎる金髪碧眼ロシアンクォーターとか言われてるスタイル抜群…歌もダンスもコスミック級、月詠みの踊り子エリーチカでーす♪」

凛「……」

花陽「……」

絵里「……ふふっ、そうなることは予想していたわ」

絵里「二人の焦点の定まらない表情は視界に入れないで続けていきます」


絵里「お初にお目にかかる人もそうじゃない人も、にっこにっこにー☆ このラジオ…もといスレは、世界中に今この瞬間も増え続けてるラブライバーの皆を慢性的なにこにー中毒信者にするべく私達…えりりんぱなが全身全霊でラブライブ! の素晴らしさをお伝えしていくものです!」

絵里「何…この台本…?」

花陽「か、簡単に…すごく簡単に説明すると、とにかく花陽達3人でリスナーの方からのお便りを読んだり、色々なコーナー企画でワチャワチャする【安価スレ】です!」




前スレ

にこ「ラブライブ! μ's広報部」
にこ「ラブライブ! μ's広報部」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1393940240/)


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1395588755


絵里(私はどういう立ち位置にいるべきなのかしら…?)

凛「かしこいかわいいー?」

絵里「エリーチカ! って逆だからっ!」

花陽「もしかして絵里ちゃん、緊張してる…? だって胸が震えてて」

絵里「そ、そうなのよ…朝からずっと地に足が着かない状態だったから下着をつけるのを忘れて…って何言わせるのよっ!!」

花陽「ほわぁ…っ!?」

凛「これはエローチカだにゃ」

絵里(この二人ってこんな感じだったっけ…? 特に花陽が……ということは私はツッコミ役に回ればいいのね)

凛「……」

花陽「……」

絵里「あら? どうしたの?」

凛「だって…」

花陽「今までずっと基本はニコちゃんがどんどん進行してたから…」

絵里「え? ……私?」

凛「他に誰がいるのー?」

花陽「頑張って! 絵里ちゃん!」

絵里「……はいはい、ならとりあえずお便りを読んでいけばいいのかしら?」

凛「うんっ!」

絵里「まず最初のお便りです、ラブライバーネーム.エリーの秘密の花園 さんからね」


>>7

ゴキブ凛ちゃんこんにちは!
にこちゃんがいなくなって嬉しいってホントですか?


絵里「『ゴキブ凛ちゃんこんにちは!
にこちゃんがいなくなって嬉しいってホントですか?』」

絵里「ゴキブ凛、呼ばれてるわよ?」

凛「やめてー!! その名前で呼ばないでー!!」

花陽「もうずっと言われるかもね?」

凛「やーだー!!」

絵里「それより…ニコがいなくなって嬉しいって思ってるの?」

花陽「凛ちゃん…あの感動のお別れは何だったのぉ…!?」

凛「ち、違うよ! 凛はそんなこと思ってないよ!」

絵里「なら貴女はリスナー様が嘘を吐いてると言うのね?」

凛「え、えっと…それは…」

花陽「正直になろ? 凛ちゃん」

絵里「今ここで言っちゃいなさいよ、凛はニコの事どう思ってたのか」

凛「り、凛は…ニコちゃんのこと…」

凛「>>10

まあまあ好きだにゃ


凛「まあまあ好きだにゃ」

絵里「そ、そう…」

凛「ニコちゃんのことは嫌いじゃないよ? だって楽しいし! でも今は…絵里ちゃんのこと好きー!」

絵里「り、凛!?」

凛「だから…これから一緒に頑張ろーねー?」

花陽(新レギュラーの絵里ちゃんに媚びてる…! 絶対に媚びてるよぉ…!!)

凛「絵里ちゃーん! にゃんにゃん♪」

絵里「ふふっ、はいはい…にゃんにゃん」

凛「えへへー」

花陽(絵里ちゃん……簡単過ぎるよ……)

絵里「どうしたの? 花陽」

花陽(花陽も媚びておいた方がいいのかなぁ…? うーん…)

凛「かよちんが何か企んでるにゃ!」

花陽「え、絵里ちゃんっ!」

絵里「は、はいっ!?」

花陽「>>13

しゃべれるロシア語はハラショーボルシチペリメニダスビダーニャ以外にあるの?


花陽「しゃべれるロシア語はハラショーボルシチペリメニダスビダーニャ以外にあるの?」

絵里「は、花陽…? どうしたのよ、いきなり…」

花陽「答えて! 大事な事なんだから!」

凛「そういえば絵里ちゃんのロシア語聞いたことないかも」

絵里「ぎくっ…! ピロシキ…」

花陽「……これは花陽の予想だけど、絵里ちゃんって実はロシア人の血なんか混ざってないんじゃないの?」

凛「え? そうなのー?」

絵里「そ、そんなことないわよ…!」

花陽「その金髪だって地毛なんかじゃなくて脱色して…」

凛「どひゃー! 生徒会長なのにフリョーチカだにゃー!!」

絵里「貴女達だって人のこと言えないでしょ!!」

花陽「花陽は地毛だよ?」

凛「凛も」

絵里「わ、私は嘘なんか吐いてない! 興味本位で新人に洗礼を浴びせるのはやめてよぉ…っ」

花陽「絵里ちゃん…ごめんねっ! 花陽、そんなつもりじゃ…」

絵里「ロシア語を忘れてしまったことは事実よ…、だって私は故郷にダスビダーニャしてしまったんだから…」

凛「……?」

花陽「よくわかんないけど…、エローチカでフリョーチカってことでいい?」

絵里「花陽、私達が敵対する必要は全く無いと思うの……仲良くやっていきましょう?」

花陽「そうだねっ…!」

絵里(花陽がよくわからない……この先、大丈夫なのかしら…?)


絵里「さて…今日は初日だしこの辺にしておこうかしら? 短い時間だったけど何だか疲れたわ…」

凛「んじゃ、これから進行役よろしくねー!」

絵里「精一杯頑張るつもりよ! ニコの方が良かったなんてそんなこと言わせないっ!」

花陽「その意気だよっ! あ、絵里ちゃんは放送全部聴いてくれてたの? コーナーとかは大丈夫?」

絵里「えぇ、多分……一通りは理解してるつもりだけど」

凛「凛達もサポートするから安心してねー! 絵里ちゃん」

絵里「心強いわ、ありがとう」

花陽「今日喋ってみてどうだった? わかんないこととかあったぁ?」

絵里「そうね…、強いて言うならテンションの持ちようかしら? 難しいわね…キャラ崩壊させない程度の塩梅がまだよく…」

凛「絵里ちゃんはマジメ過ぎるにゃ! もっと、ガーッといってわぁーってやってればいいんだよー!」

花陽「まぁ少しずつ開拓していくのがいいかもね?」

絵里「……精進するわ! リスナーの皆様…本日はお付き合いありがとうございました、これから末長くよろしくお願い致します。お相手は絢瀬絵里でした」

凛「星空凛でしたーー!!」

花陽「小泉花陽でしたぁ♪」


絵里「good-bye Thank You!」

凛「おぉ…! ロシア語!」


━━


━━


~♪(Listen to magi heart!!)



絵里「きょ、今日は今日のダスビダーニャ…っ」

凛「大興奮のココロりんりんっ♪」

花陽「はなばなしいこんなミッション! お届けまぁぁすっ♪」


凛「いえーいっ! リニューアルオープン二日目ーっ!」

花陽「わぁぁいー!! ぱちぱちぱちぱちっ!!」

絵里「……まだ二人の空気に馴染めそうにないわ、若さかしら…?」

絵里「でも…! こんなことで挫けるエリチカじゃない! ニコに託されたんだもの…負けてられないわ!」

絵里「いつか凛と花陽を顔面蒼白のアイス・ブルーに染め上げてみせる…! ふふふっ…」

凛「絵里ちゃんが一人でブツブツ言いながら笑ってる…」

花陽「こ、怖いね……関わるのよそっか…?」

絵里「二人とも!」

凛「ひぃっ!」

花陽「な、何用でござんしょ…?」

絵里「何って…今日もこれから宴の幕開けよ! 盛大に盛り上がっていきましょう!!」

凛、花陽「「おぉーーーーっ!!」」


凛「無理してるかなぁ…?」

花陽「さ、さぁ…?」


絵里「あぁっ…! いきなりOPの曲名を間違ってしまったわ!」

凛「一体何の曲流してたのー?」

花陽「ダスビダーニャとか言ってたし…」

絵里「そ、それは…貴女達が言えって無理矢理…!! でも、過ぎた事を後悔しても仕方ないわね…」

絵里(出鼻を挫かれちゃった……今日は精一杯頑張ろうって思ってたのに……空回りしすぎね…、よしっ!)

絵里「賢い可愛いー?」

凛、花陽「「エリーチカだよぉぉぉぉ !!!!」」

絵里「最初くらいは正確にやってほしかったけど…、二人ともハラショーよ」

凛「今日1回目のハラショーいただきましたにゃー!!」

花陽「いただきましたぁぁ!!」

絵里「はいはい…次どうぞ」

凛「だすびだーにゃんにゃんにゃーンッ! 星空凛でーーっす!」

花陽「誰か助ぴだーにゃー!!」

凛「ちょっとボルシチー!」

花陽「小泉花陽でぇぁっす! 好きなお米の産地はロシアの北の方ですっ!」

絵里「……」

凛「絵里ちゃんが一緒だからついつい本場ロシア風の自己紹介しちゃいましたにゃー!」

絵里「これっきりにしてほしいわね……煽られてる気しかしないから」


絵里「それより今日は初めての人もいるみたいだから、確立してるコーナーを超足早にこなしていこうと思うんだけど…どうかしら?」

花陽「初めての人って…」

絵里「そう…、私よ!」

凛「……時間足りるかなー?」

絵里「サクサクと進行していくわよ! だから読み上げるお便りは1通だけにするから」

凛「あ、一応読むんだ…」

花陽「律儀だねぇ、絵里ちゃんは」

絵里「ではさっそく…、ラブライバーネーム.……何て読むのかしら? にじゅ…、とぅうぇ…? 20さんからです」


>>33

海未さんと同じくらい大好きな人が新しいパーソナリティになったと聞きました。すごく嬉しいです!
おね…絵里さんレギュラーおめでとうございます!お祝いに秋葉原で見付けたとってもハラショーな飲み物、おでん缶を送っておきますね。みなさんで召し上がれ!

私はえりうみを応援していますから、頑張って海未さんを落としてください!
かっこいい絵里さんも大好きですけど、ポンコツな絵里さんも愛してますっ♪


絵里「長っ…、えーっと…

『海未さんと同じくらい大好きな人が新しいパーソナリティになったと聞きました。すごく嬉しいです!
おね…絵里さんレギュラーおめでとうございます!お祝いに秋葉原で見付けたとってもハラショーな飲み物、おでん缶を送っておきますね。みなさんで召し上がれ!

私はえりうみを応援していますから、頑張って海未さんを落としてください!
かっこいい絵里さんも大好きですけど、ポンコツな絵里さんも愛してますっ♪』

ありがとう、でも随分と身近に感じるリスナーさんね…それだけこの広報部が親しみやすいってことかしら? ふふっ」

凛「あれ? この子って」

花陽「おでん缶も届いてるよぉ! 皆で食べよ!」

絵里「あ、これ…私の家にも同じの沢山あるわ」

凛「そうなのー?」

絵里「妹がね、いつも買って帰ってくるのよ…飲み物じゃないって何度も言ってるのに『ハラショー』って感心するんだけど…本当にわかってるのかどうか」

凛「ふーん…ずずずっ…、絵里ちゃんはポンコツなの?」

絵里「違うわよ?」

花陽「はむはむっ…美味しいよぉ! 味がよく染み込んでて…ご飯が欲しくなっちゃうねぇ!」


絵里「さてと……おでんも食べ終わったことだし、コーナーに入っていくわ!」

凛「最初は何からするのー?」

絵里「さっきのおでん、けっこうボリュームあったから食べ物系以外にしようと思って…、ラブアローとかどう?」

花陽「いいんじゃないかなぁ?」

絵里「決まりね! 今日1つ目のコーナーはこれよ!」

凛「じゃじゃんっ!」


『ハートを射ち抜け♪ ラブアローシュート☆』


絵里「花陽、説明をよろしく」

花陽「はいっ! ラブアローはファンを甘々な言葉でノックアウトする練習をしていくコーナーですっ! 花陽達はリスナーの方からそれぞれ3つのキーワードを貰って…それを上手く組み合わせ甘々台詞を作って披露します!」

絵里「じゃあさっそくやってみましょう…えっと、順番は…」

凛「はいはいはいはいっ!!」

花陽「はーい! はーいっ!!」

絵里「……私が最後ってことね、まぁ別にいいけど」

絵里「えーと……、なら花陽から!」

花陽「うえぇぇっ!? は、花陽からですかぁぁ!?」

絵里「あれ? さっき…」

凛「凛がやるー! 一番は凛がいいー!」

花陽「凛ちゃんおねがぁい!」

絵里「……じゃあ凛からで」


凛「よーしっ! リスナーさーん! 凛にキーワードくださーーーーい!!」


>>38
>>39
>>40

チーズケーキ鍋

ロシア(笑)

ハラショー


凛「今日のおやつは何かなー♪ パカッ! ハラショーー! チーズケーキ鍋だにゃー☆ さすがロ・シ・ア(笑) ぷくくっ…、ラブアローシュートーっ!」


絵里「くぅーっ!! ちょっと!! 凛っ!!」

凛「にゃ?」

絵里「貴女どれだけ私の故郷を馬鹿にしたら気が済むのよ!」

花陽「え、絵里ちゃん! 落ち着いて! これはたまたまリスナーさんから貰ったキーワードがこんなだっただけだから…」

凛「ふ、不可抗力にゃー!!」

絵里「そ、そうね……怒鳴ったりして悪かったわ、凛」

凛「気にしてないからいいよー」

絵里「じゃあ次は花」

花陽「ひゅぇぇっ!? は、ははは花陽ですかぁ!?」

絵里「私がいくわ! ということで花陽にはトリを飾ってもらうから」

花陽「わかりました」


絵里「リスナー様、このエリチカにキーワードをお願いします!」


>>44
>>45
>>46

夜景

アドセンスクリックお願いします

アリサアリサアリサァァァァ


絵里「……アリサアリサアリサァァァァ!! ごめんなさい、びっくりさせちゃったかしら? この綺麗な夜景を見ているとね…つい愛しい人の名前を叫んでしまうのよ……ふふっ、今日は朝まで二人だけの時間よ♪ だから……アドセンスクリックお願いします☆ 百万石の輝きに…ラブアローシュート!」


凛「あっまーい! それになっがーい!!」

花陽「アリサちゃんって絵里ちゃんの妹さんだよね…? そ、そういう関係なの…?」

絵里「ち、違うわよ…! 何言ってるの!? こ、これは…その…ドラマでいうところの友情出演的なものであって…」

凛「怪しいにゃーーーー」

絵里「だ、だから…あぁもう! さっさと次行きなさいよ! 花陽の番でしょ!」

花陽「任せてください」

凛「おぉーかよちんの自信に満ちた顔見るの4年振りだにゃー!」


花陽「花陽に…キーワード、頂けますかぁ…?」


>>49
>>50
>>51

ホノカチャン

今日はアナルがスースーするからピロシキをぶち込みたいと思います♪

ペリメニ


花陽「今日はホノカチャンのアナルがスースーするからピロシキをぶち込みたいと思いまぁす♪ 暴れちゃだめだよ? え? うん…、だったらホノカチャンは花陽のアナルにペリメニ…ぶち込んでね? ラブアナローシュートォォ!!」


絵里「ひ、酷すぎでしょ…花陽」

凛「かよちん…前の時もアナルとか言ってた気がするけど…」

絵里「私の中の花陽のイメージが音を立てて崩れていくわ…、それに食べ物で遊んじゃ駄目じゃない」

花陽「ごめんっ…ごめんなさいっ!
違うんですぅぅ…っ!! うあああぁぁぁぁ!!」

絵里「……花陽には悪いけど、これから順位付けに入っていくわ」

凛「前回と同じ方法?」

絵里「そうよ、最初に名前を呼ばれた人が2pt、次に呼ばれた人が1pt、そして最後に呼ばれた…或いは名前が挙がらなかった人は0pt」

絵里「時間も無いことだし、さっそくお願いします! リスナー様!」



①凛『今日のおやつは何かなー♪ パカッ! ハラショーー! チーズケーキ鍋だにゃー☆ さすがロ・シ・ア(笑) ぷくくっ…、ラブアローシュートーっ!』

②絵里『……アリサアリサアリサァァァァ!! ごめんなさい、びっくりさせちゃったかしら? この綺麗な夜景を見ているとね…つい愛しい人の名前を叫んでしまうのよ……ふふっ、今日は朝まで二人だけの時間よ♪ だから……アドセンスクリックお願いします☆ 百万石の輝きに…ラブアローシュート!』

③花陽『今日はホノカチャンのアナルがスースーするからピロシキをぶち込みたいと思いまぁす♪ 暴れちゃだめだよ? え? うん…、だったらホノカチャンは花陽のアナルにペリメニ…ぶち込んでね? ラブアナローシュートォォ!!』


絵里「結果が出たみたいね…」

絵里「それでは発表していくわ、まずエリチカ…2pt!」

凛「まぁ仕方ないにゃ」

花陽「絵里ちゃんだけまとも?だったからねぇ」

絵里「続いて、凛」

凛「やったーーっ!!」

絵里「0pt」

凛「へ?」

絵里「花陽、1pt」

凛「ちょっと待つにゃー! 何で凛のがかよちんに負けるのー?」

花陽「そ、そんなこと言われても…リスナーさんが決めてくれたんだよ…?」

凛「うぅ……」

絵里「ま、まだ次のコーナーがあるわ! そんなに落ち込まないで」

凛「……わかったにゃ。これは長ければ長いほど評価してもらえるんだね…?」

花陽「そ、そういうわけじゃ……あれ? そうなのかな…?」

凛「次は負けないもんねー!」

絵里「その意気よ、凛」


絵里「はーい、次はこのコーナーよ」


『感覚を研ぎ澄ませっ! 利き○○』


凛「これは3つの中から本物を当てるゲームだにゃー! 正解の1つ以外はダミーだから集中しないと失敗しちゃうんだよー!」

花陽「今日のお題は何かなぁ?」

絵里「今回、挑戦するのは…利き>>60





>>60のコンマ一桁で挑戦者

1、2、3→エリチカさん
4、5、6→凛ちゃん
7、8、9→ぱなぁぁー

0なら二桁目が対象

ゴキブリ


絵里「利きゴキブリよ! 挑戦者は凛!」

凛「にゃぁぁっ!?」

花陽「ご、ごきぶ…!?」

絵里「良かったわね、凛! これで見事正解出来れば3pt獲得…一気にトップに躍り出る事ができるわ!」

凛「そんなの全然嬉しくないよー!! やだやだやだやだーっ!!」

花陽「え、絵里ちゃん…、そんなの食べても大丈夫なの…?」

絵里「なにも生って訳じゃないわ…唐揚げにしてだしてあげるから安心しなさい」

凛「この悪魔っ! 鬼畜っ! ドラキュラッ! 女狐っっ!!」

絵里(ふふっ、散々私の事を馬鹿にしてくれたお返しよ……地獄の露払いをさせてやるわ)

絵里「じゃあ凛は目隠しと鼻栓と耳栓…あと逃げ出さない様に手足を銀ガムテで拘束して向こうで待機しててちょうだい」

凛「や、やだっ…!!」

花陽「ごめんね、凛ちゃん…っ!」

凛「んぐぅーっ!! んむーっ!!」



絵里「さて、私達はダミーの用意ね」

花陽「う、うん…」

絵里「……ちょっと可哀想だったかしら」

花陽「今からでも別の物に…」

絵里「それは出来ないわ」

花陽「そう、だよね…」

絵里「だからダミーくらい凛の喜びそうな物にしてあげましょう?」

花陽「コーナーの趣旨関係なくなっちゃうけど…そうしてあげよ!」

絵里「正解のゴキブリの素揚げはCの皿にするわ…、私はAの皿に>>66を」

花陽「だったら花陽はBのお皿に凛ちゃんの大好きな>>67を用意してあげます!」

亜里沙の髪の毛

カマドウマ


絵里「Aの皿には、この…髪の毛を」

花陽「ひぃぃっ!! ど、どうしたの…? それ…」

絵里「ふふっ、妹がね…家を出る時に」


亜里沙『お姉ちゃんっ! 今日もラジオ放送? なら御守り代わりにこれ…持っていって』
ジョキッ バサッ

亜里沙『頑張ってね!』


絵里「って、同じ黒だからいいかなって思って…まさかこんなにすぐ役に立つなんてね」

花陽「……」

絵里「花陽は?」

花陽「こ、これ……えへへ…」
ゴソッ

絵里「きゃっ!? む、虫…?」

花陽「うん、凛ちゃんの大好きなカマドウマだよ! 昔、凛ちゃんね…よくカマドウマ捕まえて遊んでたんだぁ! 花陽はそんな凛ちゃんを放っておうちに帰ってたけど」

絵里「だ、だからって食べる方でも好きとは限らないんじゃないかしら…? でもダミーとしては超打ってつけね」

花陽「これも素揚げにしよっか?」

絵里「そう、ね…ついでに髪の毛も揚げといてもらえるかしら?」

花陽「はぁい!」


A、亜里沙の髪の毛の素揚げ
B、カマドウマの素揚げ
C、ゴキブリの素揚げ


花陽「はぁーい! 凛ちゃん、こっちだよぉ!」

凛「うぅー…あぁー…」

絵里「覚悟を決めたみたいね、凛」

凛「いや……」

絵里「ここでルールのおさらいしておくけど、凛はこれからA、B、C、3つを食べて正解を当てる…見事正解すれば凛には3pt、しかし」

絵里「不正解だった時は当然0pt、その場合…凛を見事騙せたということでその凛が選んでしまったダミーを用意した人に2pt、もう1人の人に1pt入る…オーケイ?」

凛「ノー!!」

絵里「ならさっそく試食タイムに入っていくわよ!」

凛「ノー!! ノー!!」

絵里「花陽、凛にAから順番に食べさせてあげて」

花陽「ノ、ノーッ…!!

絵里「早くしなさい」

花陽「い、いえす…」


花陽「り、凛ちゃんいくよ…」

凛「うぅっ…ひぐっ…! やだにゃぁっ…!! うわぁーーんっ!!」

花陽「ごめんね…ごめんねっ…!! 花陽は口を大きく開けた隙を見逃さないよ…! Aから…、えいっ!」

凛「んむっ…!! うっ…うぇぇっ…!! んっぐ…おぇっ…!!」

花陽「び、びびびびBーっ!! それー」

凛「ぁんぐっ…! サクッ…カリッ…、サクッ……んぐっ」

花陽「これで最後だから、頑張って……Cだよ」

凛「がりっ…! ザクッ…ん、げぇっ! はぐっ…んんっ! サクッ…、ごくっ…」

絵里「……ハラショー」

絵里(自分が凛の立場にならなくて本当に良かった……でもこのラジオを続けていくといずれ私も…)

絵里「……っ! さぁ感想タイムよ、Aから順番に食べてみた感想を言ってみて」

凛「……う、ん…っ」


凛「……Aは>>78、Bは>>79、>>Cは>>81

頭がぽーっとしてなんにも考えたくないしもうなんにもしたくなくなるような感じだにゃぁあ

懐かしい味わい

吐きそう


凛「Aは、頭がぽーっとしてなんにも考えたくないしもうなんにもしたくなくなるような感じだにゃぁあ……」

凛「凛はこのまま…堕落した一生を生きていくんだにゃぁ…、何か御神物の様な物に触れてしまった深い背徳感……もう、凛は…凛はぁぁ…ぐにゃぁぁぁ…」

絵里「はっ! 確か…」


亜里沙『御守り代わりにこれ…持っていって』


絵里「……っ」

花陽「凛ちゃんしっかりぃ!! Bは?
Bはどうだったのぉ!?」

凛「Bは……懐かしい味わい…、昔のことを思い出すにゃ…あの頃はよく草むらで…湿地帯で…時には火山や塔でクエストに励んでて…」

花陽「し、Cはぁ…!?」

凛「し…Cは…っ、うぅっ! うぇっ…!! はぁっ、はぁっ…! おぇぇっ!! は、吐きそ…うぷっ!」

凛「も、もう…嫌だにゃぁぁ…っ! どうして…どうして凛なこんなことしなきゃいけないのぉ…!? うぷっ…! はぁはぁっ…!!」

花陽「凛、ちゃん…っ」

絵里「凛…もういいわ、早く答を言ってこのコーナーを終わらせましょう」

凛「ひぐっ…、ぐすっ…うぅっ…」

絵里「さぁ…凛、正解のゴキブリはA、B、Cの内……どれっ!」

凛「>>86


凛「り、凛が食べた…ゴ、ゴキ…ブリは……Cだ、にゃ…っ」

絵里「……正解! ハラショーよ! 圧倒的っ……! ハラショーッ……!」

花陽「頑張ったねぇ…! 凛ちゃんっ! すごい…すごいよぉ!!」

凛「え、えへへ……」

絵里「これで凛は3ptで単独トップよ、おめでとう」

花陽「おめでとぉ! 凛ちゃん!」

凛「はは…わーい、嬉しいなぁ……」

絵里「凛の健闘を称える為に、これから闇鍋するわ! 花陽、鍋の準備をお願い」

花陽「はぁぁぁいっ!!」

凛「お鍋……?」

絵里「ごめんね、凛……口の中気持ち悪いでしょ? だから今から美味しい物食べてスッキリしましょ?」

凛「……うん」


『YAMI★NABE』


絵里「このコーナーの闇鍋は普通の闇鍋と殆ど同じだけど、1つだけ違う所があるの…それは最後にとんでもないものを入れるっていうこと」

絵里「それを前提としているから、各自用意する具材を積極果敢な攻撃布陣にできるのよ」


花陽「お鍋持ってきましたぁ! ついでに出汁も入れておいたよぉ!!」

絵里「そんな勝手に…、まぁいいわ…それで、何を出汁にしたの?」

花陽「はい! 今回の闇鍋の出汁は>>90です」

ksk
フカヒレ


花陽「フカヒレですっ! フカヒレで出汁をとりました!」

絵里「そう…フカヒレと言うと聞こえはいいんだけど、それ…味するの…? 出汁の意味がないんじゃないかしら…?」

花陽「ふぇ?」

凛「……」

絵里「凛…、貴女大丈夫…?」

凛「うん…凛はへーきだよー…」

絵里「ならもっと元気出しなさいよ、いつもの凛らしくない…」

凛「えへへ…そうかなー…」

花陽「凛ちゃん…もしかしてカマドウマが喉に引っ掛かって」

凛「へ? かまど」

絵里「花陽! コンロをちゃんと用意してくれてるから、かまどなんて必要ないでしょ?」

花陽「そ、そうだね…あはは」

絵里「ふぅ……あ、そうだ! 凛」

凛「にゃ…?」

絵里「先に出汁を花陽が勝手に決めちゃったけど…この闇鍋のメインでもある“とんでもないもの”、貴女が決めちゃいなさい?」

凛「り、凛が…?」

絵里「悩まなくても何でもいいわよ、だってとんでもないものなんだから」

凛「うーん……じゃあ、>>95にしようかな…?」

ごきぶり


凛「……ごきぶり」

絵里「え?」

花陽「凛ちゃん…?」

凛「ふふ…そうだよ、うん…だっておかしいもんね、凛だけが酷い目に遇うなんて…だから皆も一緒に」

凛「このお鍋に最後に入れる“とんでもないもの”はゴキブリだにゃ! にゃはははははは!!!!」

絵里「ちょ、ちょっと凛! 落ち着きなさいよ!!」

凛「凛は落ち着いてるよ? だってとんでもないものは何でもいいってさっき絵里ちゃん言ったよねー?」

花陽「は、花陽…やだ…、ゴキブリなんて…食べられないよ…っ!!」

凛「あれれー? 他人には平気で食べさせるのに自分は嫌なんだ? かよちんは」

花陽「あうぅぅっ…」

絵里「くっ…!」

凛「じゃあどんどん凛達も具材入れていこ?」

絵里「……そうね」

花陽「え、絵里ちゃん!?」

絵里「悔しいけど凛の言ってることに間違いはない…あくまでこのコーナーのルールに則って、凛は私達に復讐しようとしているんだから…」

花陽「そ、そんな…」

凛「もー! 二人とも何してるのー? 凛は>>101を入れるよー」

絵里「私は>>102を入れるわ……」

花陽「は、花陽は……>>104にします…っ!」

牛ロースしゃぶしゃぶ用

たらば蟹

海未のスカート


凛「凛は牛ロースしゃぶしゃぶ用を入れるにゃー!」
ボチャッ

絵里「私はたらば蟹を」
ボチャッ

凛「タラバ様だにゃー!!」

絵里「凛、貴女…本当は美味しく食べたいんじゃない?」

凛「そ、そんなことないよー! ふんっ!」

絵里「フカヒレの出汁に牛ロース、たらば蟹……かなり豪華なお鍋ね」

絵里「あら? そういえば花陽は」

花陽「あっ…あのぉ…」

凛「何してるのー? 早くするにゃ!」

花陽「う、うんっ!」
バサッ

絵里「……?」

凛「ん……?」

絵里「これは……?」

花陽「スカート……海未ちゃんの」

凛「??」

絵里「お鍋の具材にスカートを用意してくる人なんて初めてだわ……ハラショー」

絵里「言って欲しかったんでしょ? なら何回でも言ってあげるわよ…ハラショーハラショー花陽ハラショー」

花陽「うぅっ…! もうハラショーはやめてぇぇ…!!」


絵里「まぁでも…、仕方ないわね……せめて小さく切っておきましょう」
チョキチョキ

凛「海未ちゃんのスカートの細切れ…」

花陽「変なの持ってきちゃった花陽も悪いけど…これからもっと変なのが入るんだよね…?」

凛「そうだよー! このゴキブリー! 何匹くらいいるんだろー? 30匹くらいかにゃー?」

絵里「うぇっ…! いざこうして見るとかなりキツいわね…」

凛「凛は嫌がったのに無理矢理食べさせられたんだよ? 何度も何度もやだって言ったのに…っ!!」

凛「だから絵里ちゃんやかよちんも凛と同じ苦しみました味わったら、きっと凛の気持ちわかってくれるよね?」

花陽「ご、ごめんなさいっ! 凛ちゃんっ! 花陽…、反省してるから…!!」

絵里「り、凛っ…!!」

凛「今更謝られてももう後のランティス祭りにゃー!! 投入ーっ!!」
ボトッボトッボトッボトッ

花陽「おぉえぇぇっっ…!!」


『フカヒレ(出汁)+牛ロースしゃぶしゃぶ用+たらば蟹+海未のスカート(細切れ)+ゴキブリ(30匹)』

グツグツグツグツッ……


凛「完成したよー! にゃふふふふっ」


凛「じゃー優しい凛が取り分けてあげるねー!」

絵里「……っ」

花陽「……うぅ」


凛「いただきますしよっかー?」

絵里「凛は…嫌じゃないの…?」

凛「勿論嫌だよ? 凛だってこんなの二度と食べたくないしねー」

花陽「だ、だったら何で!?」

凛「それだよ…」

凛「その顔」

凛「二人のその苦しそうな…泣き出しそうな顔見たかったんだー! でも凛はこれからもかよちんや絵里ちゃんと仲良しでいたいから、二人がこれ食べたら許してあげる」

凛「凛も付き合ってあげるにゃ?」

花陽「凛ちゃん…っ」

絵里(もうお手上げね……自業自得か……今更反省したって…)

凛「さぁ食べよー! いっせーのせっ!だからねー」

凛「いい? いくよー?」

凛「いっせーの、……せっ!!」


絵里「>>118

花陽「>>119

凛「>>122

ゴキブリのサクサク感とスカートに染み込んだ出汁がたまらないわ歯ごたえもd( ^ω゚ )バッチリ!!

海未のスカートうまい

にっこにこっにー☆(発狂)


絵里(あぁ、もうこうなったらどうにでもなれよっ!)

絵里「はむっ…! ゴキブリのサクサク感とスカートに染み込んだ出汁がたまらないわ歯ごたえもd( ^ω゚ )バッチリ!!」

絵里「あはははっ! 美味しいわ! 病み付きになりそうっ! ハラショーよ!! 生きてて良かったー!! あははははははははははは!!!!」

花陽「はぅっ…んむ、海未ちゃんのスカートうまい…っ! うまぁぁいっ!!
何これ何これぇ!! 何の素材で出来てるのぉ!? これをおにぎりに巻いて食べたら…うほぉぉ! 想像しただけでディスティネーション~~ッッ!!!!」

凛「にゃっ? にゃにゃにゃー!? に、にっこにこっにー☆ にっこにこっにー☆☆ にっこにこっにー☆☆☆ にゃふひゃひゃひゃーっ!! あぁぁぁぁあああああーーーーっ!!!!」

絵里「あはははははは!!!! ゴキブリ美味しい!! スカートもぉぉ!! ハルァァァァァァショォォォォォ!!」

花陽「ふほはぁぁぁぁ!!!! うまいよぉぉ!! 海未ちゃんのスカート今度練習の時にでも盗んで授業中でもいつでもどこでもスルメのようにもぐもぐむしゃむしゃぁぁぁ!!!!」

凛「にっこにこっにゃーっはーっ!! やったやったー!! 絵里ちゃんもかよちんも気が狂ったみたいにおかしくなってるにゃー!! 凛の気持ち思い知ったかー!! ひゃはははは!! にっこにこっにー☆ にっこにこっにー☆☆」


絵里「おかわり貰っていいかしらぁぁ? って駄目って言われても勝手によそうけどねぇ!! あはははははははは!!!!」

花陽「ずるいよぉ!! 絵里ちゃん!! 花陽ももっといっぱい食べたいのにぃーー!! スカート残しておいてよぉーー!!」

絵里「スカートもゴキブリも全部エリチカの物よっ!! 年功序列でロシアに逆輸入してマイグランドマザーに振る舞ってあげるのよぉー!! ハルァァァァァァハルァァァァァァ !!!!」

凛「にっこにこっにー!!!! にゃんにゃー!!!! こんな楽しいのも凛のおかげだよねー!? だよねー!? にゃはははは!!!! みんなでゴキブリ鍋つつくの楽しいにゃー!! にっこにこすぎて凛、凛もううぁぅあぁっああああああああああ!!!!!!!!」




※強制終了



~♪(after school NAVIGATORS)


━━


━━


~♪(Listen to my heart!!)



凛「みなさーん、こーんーばーんーわー!! 今日も元気いっぱいで放送していくにゃー!!」

花陽「やっと腹痛から解放されたよぉぉぉぉ!!」

絵里「花陽ったら、また拾い食いでもしたの? もう…はしたないんだから」

花陽「そ、そんなことしてないよぉ…!!」

凛「じゃあ何でお腹壊してたのー?」

花陽「そ、それは…何でだろう…? よくわかんないや…、あはは…」

絵里「ふふっ、変な花陽……ふふふ…」

凛「まぁかよちんも元気なことだし気にしないでいくにゃ!」

花陽「うんっ…そうだねぇ…!」

絵里(二人とも前回の事はまるで覚えてないみたいね…、凛の機嫌も戻ってるみたいだし…できるだけ思い出さないようにしましょう…)

凛(凛が目を覚ました時にはまだ二人は気を失ってた……、仰向けに倒れてるかよちんと絵里ちゃんの口から溢れ落ちてた黒い塊……うぅ…思い出しただけで吐きそうだにゃ…!)

花陽(やっぱり覚えてるのは花陽だけなんだぁ…、いくらコーナーだからってあんなもの…! っていうかそもそもの原因は凛ちゃんに無理矢理食べさせた絵里ちゃんで…それに怒った凛ちゃんが……)

花陽(なのに、花陽…完全に巻き添え食らっちゃってるよぉ…!! これから凛ちゃんは怒らせないようにしなきゃ…)

凛「にゃ? どうしたの?」

絵里「ん? 何が?」

花陽「別に花陽は普通だよ? ふふふ」

凛「にゃはは、そうだよねー」

絵里「ふふっ…さぁ始めていきましょうか」


絵里「賢いエリチカから1ついいかしら?」

凛「なにー?」

花陽「ついに広報部卒業?」

絵里「まだ3回目なんだけど…、花陽は私に早くいなくなってほしいの…?」

花陽「そ、そんなことはありません!!」

凛「もう二人とも仲良くしないとダメでしょー! 広報部は皆仲良しが売りなんだからー」

絵里「そうね、っていうか私達これ以上無いくらい仲良しじゃない? ねぇ花陽」

花陽「そ、そうだね! 花陽は絵里ちゃんも凛ちゃんも大好きだよ!」

絵里「ふふふ、嬉しいわ」

凛「それで、絵里ちゃん何言おうとしてたの?」

絵里「前回の放送覚えてる?」

花陽「ぜ、前回……?」

凛「あぅ…っ」

絵里「あっ、違う…! 思い出す必要はないんだけど…その時にコーナーを2つやったじゃない?」

凛「そうだねー、2つしたねー」

花陽「うんっ! 2つだね!」


絵里「すっかり忘れていたんだけど…今からその結果発表をしていきます」

凛「にゃ?」

花陽「結果発表…? 何それ?」

絵里「はい、まずエリチカ……2pt」

花陽「そういえば、そんなポイントも付けてたねぇ…」

凛「あー! あー! 思い出したにゃー! 思い…出し……、利き……」

花陽「り、凛ちゃ…!?」

絵里「凛っ! 素晴らしいわ! 3pt!! そして花陽、全然ダメダメ1ptよ!」

花陽「ぴゅぇぇっ!?」

凛「凛が…、優勝…?」

絵里「えぇ、おめでとう! 凛」

凛「ありがとー! えへへ、嬉しいにゃー!」

花陽「あぅ…っ」

絵里「……最下位の花陽には罰ゲームがあるわ」

花陽「や、やっぱり…? というか花陽の罰ゲーム率異様に高くないですかぁ!?」

絵里「仕方ないじゃない、リスナー様は凛の頑張りを評価してくれてるのよ」

凛「凛はいつも一生懸命頑張ってるからねー」

花陽「花陽も頑張ってるのに…っ」

絵里「では、放送開始早々ですが前回のコーナー企画で全てにおいて中途半端…丸っきり良い所が無かった花陽への罰ゲームはこれよっ!」


>>148

からしマヨネーズ一気飲み


絵里「からしマヨネーズ一気飲みよっ!」

花陽「か、からし…!?」

凛「かよちん頑張れー!」

花陽「あ、うん…」

花陽(わさびよりマシかな…? そもそもあのお鍋を食べた後だから、何でもいける気がするよ…)

絵里「花陽、覚悟は出来てる?」

花陽「うんっ! 鼻からでいい?」

絵里「へ…? ふ、普通に口でいいわよ!!」

花陽「そうなの?」

花陽(絵里ちゃんは優しいなぁ…、花陽の為を思って軽い罰ゲームにしてくれたんだね)

凛「はーい! 100gチューブ入りカラシマヨネーズ!」

花陽「それでは不肖、小泉花陽…いかせて頂きますっ!! ちゅるっ…ん、くっ… 辛っ…!!」

花陽「ちゅぱちゅぱっ…、んくっ…! あう"っ…!! ンンう"う"ぅ~~っっ !!」

絵里「す、凄い…」

凛「かよちんにかかればこれくらい朝飯前だにゃー」

花陽「ご飯の前だとおにぎりの味がよくわかんなくなっちゃいそうだから…食後がいいかなぁ? んちゅ…ぱっ、ごくごくっ…! んぁっ! んあゅぅっ!!」


絵里「私の知ってる花陽じゃない……逞しくなったわね…」

花陽「うぅぁぁ……ヒリヒリするぅ…」

凛「1本で足りたー? まだあるけど」

花陽「も、もう充分かな…」

絵里「……」


絵里「それでは花陽の罰ゲームも終わったところで」

凛「ところでー?」

絵里「コーナーよっ!! コーナーをするわ!!」

凛「わわっ! ビックリした!」

花陽「絵里ちゃん? どしたの?」

絵里「前に言ったでしょ? 一通りコーナーをこなしていくって」

花陽「確かに言ったけど…」

絵里「残ってるコーナーは何があるかしら?」

凛「え、えっと……ミニドラマと、生電話かにゃ…?」

花陽「えっ? ミニドラマはともかく生電話ってまだ生きてたのぉ!? でもこの2つはやめておいた方が…」

絵里「何言ってるのよ! ニコが遺してくれた大切なコーナーなのよ…それを無下になんか出来ないわ」

凛「あーもー! 変な所でマジメなんだからー」

絵里「というわけで、今日はこの2つをやっていきます!」

花陽「どうなってもしらないよ…?」


絵里「まずは…うーん…、生電話からかしら?」

凛「どっちでもいいにゃーー」

花陽「生電話って、花陽達もまだ1回しかしたことないけど…確か、モノマネとか一発ギャグをやってもらうんだよね?」

絵里「何それ?」

花陽「えぇっと…電話の相手の人にモノマネや一発」

絵里「それはちょっとハードル高すぎない? もっとソフトにしてもいいと思うんだけど…」

花陽「それは花陽もずっとずっと思ってたけど…企画会議で決まったことだから…」

凛「例えば?」

絵里「そうねぇ……例えば、相手に何かしらのキーワードを言わせる、とか?」

絵里「勿論あくまで自然な流れでね? どうかしら?」

凛「よくわかんないけどいいと思うにゃ!」

花陽「パクりっぽいけどいいと思いますっ!」

絵里「決まりね…ならさっそく生電話の相手を決めないと」

花陽「前回はことりちゃんだったよね」

絵里「うーん……>>162とかどうかしら?」

まきちゃん


絵里「真姫とかどうかしら?」

凛「あー真姫ちゃんだったら何しても許されそうだし賛成だにゃー!」

花陽「うんっ! 多分一人で寂しくしてるだろうから電話もとってくれると思うしね♪」

絵里「貴女達、暴言も程々にね……私にはその言葉のナイフを向けないでいてくれると嬉しいわ」

絵里「……でも、もう手遅れな気が…」

凛「じゃあさっそく真姫ちゃんにテルテルテレホォンー♪」

絵里「あ、ちょっと待って」

凛「もしもーし!」

真姫『もしもし…?』

花陽「凛ちゃん! 絵里ちゃんが何か言ってるよ」

凛「へ?」
ピッ

真姫『もしもし? もしも──
プツッ


凛「どうしたのー?」

絵里「どうしたのじゃないわよ…さっき真姫に言わせるキーワードの話してたでしょ?」

凛「あ、忘れてたにゃー」

絵里「まったく…」

花陽「真姫ちゃんに何を言わせるの?」

絵里「真姫に言わせる台詞、もしくわキーワード……何にしようかしら…?」

凛「全然考えてなかったんだ…」

花陽「この無計画さ…初代のメインパーソナリティーを彷彿とさせる…」

絵里「う、うるさいわね…! 決まった! はい決まった! 真姫に言わせる言葉はこれよっ!」


【真姫『>>167』】

ほの汁


【真姫『ほの汁』】


凛「……」

花陽「……」

絵里「どうかしら? 色々考えたんだけど、やっぱりこれが一番いいかなって」

凛「絵里ちゃんって…マジメに進行こなしてるフリして実はふざけてる、かよちんタイプだにゃー」

花陽「まぁこうなっちゃうよねぇ…、ドンマイ! 絵里ちゃん」

絵里「え? あれ…? とにかくミッションも決まった事だし今度こそ真姫に電話するわよ」

凛「どぞどぞー」

花陽「お願いしまぁす!」

絵里「……」

凛「絵里ちゃんが失敗したらこの生電話のコーナーは終わりだよねー」

花陽「絵里ちゃんにかかってるんだよ!」

絵里「や、やってやるわよ…! このエリチカが! よく見て…聞いておきなさい!」
ピッ


真姫『……また? もしもし? 誰…?』

絵里「>>172

グッモーニン


絵里「グッモーニン♪ マキ・ニシキノー」

凛「かよちん! また絵里ちゃんがロシア語喋ってるよ!」

花陽「“英語”って聞いたことある? 凛ちゃん」

凛「にゃんだふるらっしゅ」


真姫『今は夜よ…、その声…エリーね?』

絵里「excellent & ecstasy & excuse me!!」

真姫『……切るわよ』

絵里「あー待って! 少しお話しましょ? ね?」

真姫『……別にいいけど』

絵里(まずは何気無い会話から始めて徐々に【ほの汁】まで導くことが出来れば…)


絵里「真姫、そういえば>>181の調子はどう?」

昨日病院に運ばれた穂乃果


絵里「昨日病院に運ばれた穂乃果の調子はどう?」


凛「え? 何かあったの?」

花陽「さ、さぁ…? 花陽も知らないけど…穂乃果ちゃん…?」


真姫『……可もなく不可もなくといったところね』

絵里「そう…心配ね、私も早く様子を見に行けたらいいんだけど…」

真姫『仕事じゃ仕方ないわ… 今、こうして電話してるってことは今日はもうラジオ放送終わったの?』

絵里「え? あ、えっと…休憩中……だったかしら?」

真姫『かしら? まぁ何でもいいけど…』

絵里「それより真姫、穂乃果のことなんだけど…」

真姫『……何?』

絵里「あの子、病院で>>188してるって聞いたんだけど…大丈夫なの?」

Gと会話してる


絵里「Gと会話してるって聞いたんだけど…あの子、頭大丈夫なの…?」

真姫『それについては同意見ね…、穂乃果はヤバい状態なのよ』

絵里「やっぱり…、穂乃果にとって病院は退屈な場所でしかないもの…独りでいる空間に耐えられなかったのね…」

真姫『耐えられなかったって…穂乃果が病院に運び込まれたのは昨日なんだけど…、どんだけ辛抱出来ないのよ!』

絵里「その穂乃果だけど…」

真姫『まだ穂乃果の話するの…?』

絵里「血とか足りてるのかしら…?」

真姫『まぁ…病院だしそれくらいは完備してるわ」

絵里「そ、そうよね……なら、その…涙とか涎とか、えっと…体液なんかは…」


凛「ちょっと強引になってきたにゃ」

花陽「どう間違っても真姫ちゃんが“ほの汁”なんて言うわけないと思うんだけど…」


真姫『はぁ? 何の話よ? 意味わかんない!』

絵里「よ、要はあれよ…! 真姫は穂乃果の>>195を垂れ流しにしたままでいいのかって話!」

ほの汁


絵里「真姫は穂乃果のほの汁を垂れ流しにしたままでいいのかって話!」


凛「ひ、酷い……」

花陽「自分で言うのは反則なんじゃ…」


真姫『ほ、ほの汁!?』


凛「あ、言った」

花陽「自分でルールを変更して、自分でキーワードを考えて、挙げ句の果てには自分で口にして相手に強制的に…」

凛「絵里ちゃんの一人舞台だにゃ」


絵里「よしっ!」

真姫『エリー? 一体何なの?』

絵里「ふふ…真姫、貴女のお陰で可愛い後輩の前で格好がついたわ! じゃあそろそろ切るわね」

真姫『ちょ、ちょっと! エリー!?』

絵里「アデュー」
ピッ

真姫『ま、待っ──
プツッ



絵里「ふぅ…」

凛「絵里ちゃん-50ptー!」

絵里「え?」

花陽「仕方ないよね、これは」


絵里「ど、どうしてよ!? 私はちゃんと真姫にキーワードを言わせる事に成功して…」

凛「絵里ちゃんってさ、もしかして……アホなの?」

絵里「なっ…!?」

花陽「凛ちゃんからアホいただきましたぁー!!」

凛「自分で言うのもあれだけど、凛からアホって言われるの…相当だよ? ちゃんと自覚あるの? 絵里ちゃんの将来が心配だにゃぁ…」

絵里「な、何がいけなかったの…!?」

花陽「これは重症だね…賢い絵里ちゃん」

凛「いい? 相手に言わせなきゃいけないキーワードを自分で言っちゃうなんか、野球で言うところの三塁に走者がいるのにライトへの最深部のファールフライをそんな肩も強くないのに平然とキャッチしちゃう右翼手と同じだよー?」

絵里「そ、そうなの…? 野球よくわからないから…」

花陽「暴走しちゃった絵里ちゃんには罰ゲームでぇぇす!!」

絵里「ば、罰ゲーム…!? か、からしとか食べさせられるの…? む、無理よ…そんなの…」

凛「そんな甘いのだったらいいねー」

花陽「何にしよっか? 凛ちゃん」

凛「そだねー、うーん…あ、そうだ! ごにょごにょ…」

花陽「ふんふん…なるほど…、ならもっとここをこうして…」

凛「それいいにゃー! 決定ー!」

絵里「あ、あんまり痛いのや苦しいのや辛いのや怖いのは…」

花陽「絵里ちゃんへの罰ゲームはこれでぇぇーすっ!!」

凛「じゃじゃじゃーん!!」


>> 211


あー、えー、興を削ぐ形となって誠愚かの極みなのですがー
一応、この広報部にはメインの3人しかいない設定とさせていただいており…かつ室内で実行できる罰ゲームが好ましいのですー

申し訳ありませんが少し改変をお許しくださいー


花陽「罰ゲームはこれでぇっす!」

凛「じゃじゃじゃーん!!」


『ココアで絵里ちゃんのココロをレイプ!』


絵里「……? ちょっと意味がわからないわね……レイプって言葉の時点で嫌な気しかしないんだけど…」

凛「ここに熱々のココアがあります」

花陽「温度を計ったところによると、70℃くらいかなぁ…?」

凛「この熱っ々ー! のココアを片手に一生涯のトラウマとなるであろう辛辣な言葉と同時に絵里ちゃんにぶっかけるんだにゃー♪」

絵里「そ、それって虐め…」

花陽「いじめじゃないよ? 罰ゲームだよ? 罰ゲーム」

凛「はーい! じゃあ絵里ちゃんはそっちに立っててー」

絵里「ほ、本当にやるの…?」



凛「うわー熱そうだにゃー! 火傷しないかなー? 大丈夫かなー?」

花陽「ちゃんと氷水も準備してるからすぐこれも浴びせてあげよ?」

絵里「ひ、ひぃっ……っ」

凛「かよちん、絵里ちゃんにココアと一緒に浴びせる辛辣な心無い台詞は思い付いた?」

花陽「うんっっ!!」

絵里「や、やだ…やだ…っ! 助けて…ごめんなさいごめんなさい…! もう失敗しないから…っ!!」

凛「いっくよー!!」


凛「>>223
バシャッ

花陽「>>224
バシャッ

ハラショーって寒くない?

正直にこちゃんの方がよかった


凛「ハラショーって寒くない? 絵里ちゃんそれしか言わないし、便利な言葉だよね? 何が便利かって? だってハラショーって万能だから…相手がすごいことしたらハラショー、面白いことしたらハラショー、それにね…変なタイミング…例えば不幸な目に遇ってる時、まさに今の絵里ちゃんだよね? そんな人相手にハラショーって言っても『何でここでwww』みたいな感じでネタにできるからついつい頼っちゃうんだよね? うん、気持ちはわかるよ? でもさ…使いすぎると色褪せてくものなんだよ…言葉だって同じ、ずっと前から思ってたんだ……あ、絵里ちゃんまた寒いこと言ってるって」


バシャッ…!!


絵里「あぅぐっ…!? 熱ぅっぁっ!!! うぁっ! あっ…くっ…!!」


花陽「正直にこちゃんの方がよかった……絵里ちゃんって変に気取ってて楽しくないんだもん。そりゃグループの中だったらそういう人もいた方が皆輝けると思うよ? でもここは広報部、リスナーの皆さんに楽しいを届ける場所なんだよ…その点でニコちゃんはすごかったよ! 花陽はそんなニコちゃんを尊敬してた…花陽もいつかニコちゃんみたいになりたいなぁって! でもニコちゃんいなくなっちゃった…その代わりに花陽達の元へ来たのが絵里ちゃん、最初はすごく楽しみだったんだぁ…でも…絵里ちゃんは花陽の理想とは全然違ったの、ニコちゃんとは対照的な絵里ちゃん……どうしてニコちゃんじゃなくて絵里ちゃんなんだろうね? あのままニコちゃんじゃダメだったのかなぁ? ねえ? 絵里ちゃんっ!!」


バシャッ…!!!!


絵里「うぶっ!! 熱っうぁぁっ!! ひぐぎゅっ!! うっ! あぁぁっ!!」


凛「かよちん! 早く冷やしてあげないと! 心は絶対零度に間違いないけど身体の方を!」

花陽「うんっ…!!」


ドバシャァァッッ!!!!


絵里「あぶっ…!! ぶはっ!! っ!! ひぐっ…うぇっ…! ごめんな、さい…ごめん…なさ…いっ…!!」

絵里「うぅっ…あぁっ!! ひぎゅぁっ!! うわぁぁぁんっっ!!! 」

絵里「ごめ…っ、な、さ……いっ…ごめん、なさ…い……ごめんなさいっ…ごめんなさいごめんなさい……っ!!」

凛「え、絵里ちゃん…泣かないで!」

花陽「ぜ、全部嘘だから…!! ただのパフォーマンスだからっ!!」

絵里「うぇぇぁああああぁぁぁんっっ!!!! ひぐっ、うぅぁっ! ごめんなさいっごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい……っっ!!!!」

凛「ど、どうしよう…!!」

花陽「絵里ちゃぁぁんっ…!!」


絵里「……っ、うぅっ…ひぐっ…」

花陽「す、少しは落ち着いた…?」

凛「絵里ちゃん、ごめんね…凛達悪乗りし過ぎちゃったみたいで…」

花陽「ごめんね、絵里ちゃん…本当にあんな事思ってないんだよ…!!」

凛「反省してるにゃー」

絵里「わ、私の…方こそっ…ごめん、なさい……っ、こんな…所にいて…、ごめんな、さ…いっ…!」

凛「えーりーちゃーん!! 凛達、絵里ちゃんの事大好きだよー!!」

花陽「そうだよ!! だから元気出して!! ねっ?」

絵里「う、んっ…、ひぐっ…!」

凛「服もびしょびしょになって美女美女な絵里ちゃん台無しだにゃ! あっちでシャワー浴びてきたほうがいいよー」

花陽「一人でいける? ついていこうか?」

絵里「だ、大丈夫よ…子供じゃないんだし…っ」



凛「しかし、凛の目には子供の様に大粒の涙を溢す絵里ちゃんの姿が映っていたのであった」

花陽「……凛ちゃん、本当に反省してるの?」


凛「ちょーっといつもより早いけど今日はお別れの時間だにゃー! 絵里ちゃんとは今生の別れにならないことを祈るばかりー」

花陽「もぅー! 絶対反省してないでしょー!! 凛ちゃん!!」

凛「し、してるよー! 次の放送までにもう一回ちゃんと絵里ちゃんに謝ろうね」

花陽「うん…、ニコちゃんだったらこんな時どうするんだろ…」

凛「あー! かよちんこそ反省してないにゃー! ホントにニコちゃんの方がよかったって思って」

花陽「そ、そんなことないよぉ!! って花陽と凛ちゃんまでケンカしちゃったらどうなっちゃうのぉ…」

凛「そだね…、ごめんなさいにゃー」

花陽「きっと絵里ちゃんならわかってくれるよ…信じよう?」

凛「うんっ! また3人で楽しく放送したいもんねー!!」

花陽「とりあえず、シャワールームのな様子見に行こっか?」

凛「行こー! あ、かよちん」

花陽「何? 凛ちゃん」

凛「焼き土下座って知ってる?」



~♪(ありふれた悲しみの果て)


━━

にこ→OUT(前スレ)
真姫→希の晩御飯(前スレ)
絵里→今頃シャワー浴びながら泣いてる


bibi半壊じゃないですか…


━━


~♪(Listen to my heart!!)



花陽「……そろそろだよ、準備はいい? 凛ちゃん」

凛「バッチリだにゃ!」

花陽「いくよ……せーのっ」


花陽「はわわぁ!! こ、この強大な賢さの波動は…!? もしかして!!」

凛「え、えっと……っ」

花陽「ち、違うよ…! 次のページの三行目から」

凛「あ、ここだ…えーっと……かわいさおーらがこのくうかんをつつみこんでたいへんなことになってるにゃーー !!!!」

花陽「賢すぎる人がこっちに近付いてきてるのぉぉ!?」

凛「わー! 凛までかわいくなったとさっかくしてしまうほどのぜったいてきなかわいさのせいぎー」

花陽「賢い!」

凛「かわいいー!」

凛、花陽「エリーチカぁぁー!!」」

絵里「い、いいわよ…そんなに気を遣ってくれなくても……前回の事ならもう大丈夫だから…」

花陽「気なんか遣ってないよ!」

凛「凛達は思った通りに喋ってるだけにゃ!」

絵里「そう? ならいいんだけど…」


絵里「まぁあれ以来、ココア飲むのを避けるようになったけど……、好きだったチョコレートも身体が拒否反応を示してしまうわ…」

花陽「ぜ、全然大丈夫じゃないよぉ…」

凛「ごめんねー絵里ちゃんー」

絵里「ふふっ、冗談よ! ちょっと二人に意地悪したくなっちゃっただけ」

凛「なーんだ! ロシアンジョークだったにゃー」

花陽「ニコちゃんと同じくらい立ち直るの早いから安心したぁ」

絵里「このエリチカが今までの人生潜り抜けてきたのは修羅の道よ? あれくらいどうってことないわよ」

花陽「さすが大人だぁー」

凛「ハラショーだにゃー! ね? 絵里ちゃん! ハラショー」

絵里「え? そ、そうね…」

凛「ほらー絵里ちゃんもー! ハラショーって」

絵里「は、はら……、っ!?」

絵里(うぅ…っ……言えない…! ハラショーなんてもう言えないっ!!)

凛「絵里ちゃん?」

花陽「なら代わりに花陽が! ハラショー!」

凛「うーんー?」

絵里「も、もういいでしょ! 昨日休んだんだから今日は二倍のパワーで挑むわよ!!」

絵里(気を張ってないと押し潰されそうだわ…)

凛「ま、いっか!よーし! 始めるにゃー!」


絵里「二人とも知ってる? 『春もえがおで1,2,Jump!』」

花陽「絵里ちゃん…?」

凛「歌詞間違ってるにゃぁぁ…」

絵里「わざとよ! ていうか歌詞じゃなくて番組名! 私達の夏色と掛けてるのよ!」

花陽「ふはぁ…びっくりしたぁぁ…」

凛「絵里ちゃんがついにドヤ顔で歌詞間違えるくらいポンコツになっちゃったのかと思ったにゃー」

絵里「失礼ね……明後日の3/30(日)、22:30から東京MXで放送されるから皆、忘れちゃ駄目よ?」

凛「ついに二期のスタートなんだねー! テンション上がるにゃー」

花陽「あれ? でも二期って4月からじゃ…」

絵里「これは一期の振り返りみたいなものよ、二期はその翌週から同じ時間で放送されるわ」

凛「なーんだー! でもそのタイトルってサブタイトルみたいだにゃー」


『ラブライブ! ~春もえがおで1,2,Jump!~』


花陽「ホントだぁ! そういえば二期のタイトルってもう発表されてるんだっけ?」

絵里「私は知らないわ」

凛「サブタイトル付きがいいよー! カッコいいしー!」

花陽「どんなのがいいかなぁ…?」

凛「はいっ! はーい! 凛、考えてきたのあるよー!」

絵里「一応聞いてあげるわ」


凛「『ラブライブ! ~ >>266 ~」』

硝子の花園


『ラブライブ! ~硝子の花園~』


凛「どう?」

花陽「ゆ、百合百合…!? でも格好いいかも…? 大人の響きがして…」

絵里「大半がシリアス展開になりそうだけど大丈夫かしら?」

花陽「まぁ、需要は大いにありそうだよね…」

凛「でしょでしょー! 凛がテレビ局のADだったら絶対これにするにゃー」

絵里「ADにそんな権限はないわ、監督ってこと?」

凛「そうそうー! 凛が考えたストーリー話してもいい?」

絵里「いいわよ、まさか凛からこういうのが出てくるなんて意外ね」

花陽「いつの間にか大人になってたんだねぇ…」

凛「じゃあ久しぶりにシチュ決めて想像世界にトラベルするにゃー!」

花陽「あぁ、前にちょこちょこやってたやつだ」

絵里「もしも~のミニドラマと被り過ぎてる気がするんだけど…」


凛「凛が考えた『ラブライブ! ~硝子の花園~』は、凛とかよちんは二人ともお互いの事がとーっても大好きなんだー! でも…>>270の障害が凛達を阻むんだにゃー……ついでに絵里ちゃんは>>272っていう重要ポジションなの!」

ホモに目覚めた希

ぱなよの変身を助ける妖精


『ラブライブ! ~硝子の花園~』

#1 魔神が目覚めた日


━━


凛「かーよちんっ!」

花陽「なぁに? 凛ちゃん!」

凛「手繋いでいいかにゃ…?」

花陽「うんっ! いいよぉ」

凛「えへへーかよちんの手、春の陽気みたいにポカポカだにゃー」

花陽「ふふっ、そんなことより花陽は凛ちゃんの桜色の唇に魅惚れちゃってます…っ」

凛「は、恥ずかしいにゃー」

希「ウチは桜より薔薇の方が好みかなー?」

花陽「あ、希ちゃん! やっほー」

凛「希ちゃーん! やっほー!」

希「やっほー! 相変わらず仲ええなぁー二人とも」

凛「うん! だって凛とかよちんは同じお墓から生まれてきたんだもんー」

希「ほぅ、それはスピリチュアルやね…」


花陽「あれ…? 希ちゃん…いつもと雰囲気違う?」

凛「わかったにゃー! おっぱいがなくなってるよ希ちゃんー!!」

花陽「ほ、ホントだぁ…!! それに身体もゴツゴツして凛々しくなって…まるで男の人みたい…」

希「ふふふ……その通り、ウチは男や!」

凛、花陽「「え、えぇーっ!?」」

希「男の子の身体ってええもんやなぁー! 動きやすいわぁー」

凛「か、かよちん…」

花陽「前からちょっと変な人だとは思ってたけど…」

凛「ガチモノのヤバイ人だにゃぁ…」

花陽「二期では関わるのやめとこうか…?」

凛「うん……あ、良い機会だし二人で学校抜け出してナイトクルージングで鵜飼と洒落こむにゃ?」

花陽「ナイスアイデアだよぉ! 凛ちゃん!」

凛「そうと決まればさっそく…ってあれ? かよちん?」

花陽「あぁうぅーっ…!!」

凛「急ぐにゃ! 何してるの?」

花陽「ま、前に進めないよぉ…!! 後ろから何かに引っ張られて…っ!!」

希「逃がさんよ? かよちん」

花陽「ひぃーっ!!」


凛「こらー! かよちんを離すにゃー!」

希「あ、凛ちゃんには用はないから鵜飼でも何でも楽しんできてええよー」

凛「大切なかよちんを見捨てて悠長にそんなことできないにゃー!!」

花陽「ロ、ロミオー!! 助けてぇ! ロミオーっ!!」

凛「ジュリエットー!!」

希「はいはい、凛ちゃん退場」
ポイッ

凛「ふにゃぁーー!!」
ヒューンッ


希「さて、と…」

花陽「あぁ…た、助け……っ」

希「そんな怯えんでええやん! 薔薇って実は百合よりも美しいものなんよ?」

花陽「うぅぁぁぁ…っ!! 1話でいきなりタイトル矛盾ーっ!! そ、それに花陽は女の子なんだから薔薇なんて…」

希「ウチがどうやっていきなり男の子になったか知りたい?」

花陽「け、結構ですぅぅ!!」

希「結婚やなんて、かよちん急ぎすぎー」

希「ウチが男の子になったんは……妖精さんのおかげなんよ」

花陽「よ、妖精…!?」

絵里「賢い可愛いヨウセーチカ☆」

希「お、ヨセチ! ええところに」


希「ウチにやってくれたみたいにかよちんを男の子にして?」

花陽「や、やだぁ…!! やだやだやだぁぁ!!」

絵里「……嫌がってるわよ?」

希「気のせいや」

花陽「嫌っ!! 嫌ぁぁ!! 男の子になんかなりたくないよぉぁ!!」

絵里「で、でも…」

希「また羽千切ってええん? 1枚しか残ってないのに無くなったらもう飛べんくなるなぁー?」

絵里「わ、わかったわよ…!」

花陽「ひぃぃー!! どうか御慈悲をぉぉぉぉぉ!!!!」

絵里「おとこになぁぁれっ☆☆ キュピーンッ♪」

花陽「ふわぁぁぁぁぁぁ」



花陽「あっ…うぅ……花陽…、あれ?」

希「ええやん! 可愛い系の…例えるならあれやな! 黒子のバスケの桐皇チームの3P決める子みたいな」

絵里「でも最強は希よ」

希「ウチに挿れれるんはウチだけや……というわけで、かよちん」

花陽「ひぃっ…!! すみませんすみませんっ!!」

希「ちょっと挿れさせてくれん?」

花陽「ぴゃぁぁぁぁぁあああああ!!」


━━


~広報部~


凛「みたいなー?」

花陽「……」

絵里「タイトル見て百合展開キター!って狂喜乱舞してるラブライバー全員を狂気へと駆り立てるわよ…」

凛「やっぱり普通がいいよねー」

花陽「うん…、せめて女の子でいさせて?」

絵里「って、あぁー! どうしてくれるのよー! 凛ー!」

凛「にゃ?」

絵里「コーナーを一通りやるって言っておいたでしょ!! ラブアロー放って利きもしてお鍋…も食べて、前回は生電話かけて」

花陽「あ…」

絵里「残ってたのはミニドラマだけ、それを今日やる予定だったに決まってるじゃない! それなのに…丸被りのシチュ遊びなんかしちゃって…」

凛「あ、ごめんねー? 絵里ちゃん」

絵里「ど、どうしよう…」

花陽「と、とりあえず時間稼ぐ為にお便りとか読んだらどうかなぁ…?」

凛「絵里ちゃんへの励ましのお便りいっぱい届いてるにゃー! さっそく読んじゃうねー」

絵里「お願い…、その間に何か考えておくから」

凛「ラブライバーネーム.愛しのエリー さんからでーーーーーーーっ」


>>292

うえ


『先日の放送聞きました。絵里さんを悪く言わないでください…
絵里さんは強くあろうとするところがあって、本当の自分を押さえ込んでしまうんです
そんな絵里さんがラジオの放送中にもかかわらず泣いてしまった時、私も声を出して泣いてしまい、悔しい思いでいっぱいになりました

凛さんと花陽さんが言ったことは冗談だとわかっています。わかってはいても、大好きな人が泣き崩れる姿は見たくありません
どうか絵里さんを嫌いにならないであげてください。どうかお願いします

Я люблю свою старшая сестра』


絵里「……」

凛「……」

花陽「……えっと、ごめんね? 絵里ちゃん」

絵里「や、やだ…もう、気にしてないって言ってるでしょ、ふふっ…」

凛「絵里ちゃん…」

絵里「だ、だからもういいって…」

花陽「花陽達が軽率過ぎたんだよ…絵里ちゃんだけじゃなくてファンの人まで傷付けちゃって…」

凛「そう、だよね……ファンだったらその人が酷い事されてるの黙って聴いてられるわけないもんね…」

絵里「も、もういい…」

花陽「冗談でも言っていいことと悪いことがあるのに…それを…」

凛「例え冗談でもこの前のはちょっと言い過ぎたかなって…凛、反省して」

絵里「もういいって言ってるでしょ!! 私は早く忘れたいのよ!! だから今日だって何ともない様に振る舞ってたのに!! いくらリスナーだからって私の心の傷を何度も抉る様な事しないでよっ!!」

絵里「はぁ…っ、はぁっ…」

凛「絵里…ちゃん…」


花陽「も、もう触れないから落ち着こ? ね? 絵里ちゃん」

絵里「……ごめんなさい、取り乱してしまったわ」

凛「最後の方に宇宙人語みたいなのが書いてるけど…」

花陽「ロシア語…なのかなぁ? 絵里ちゃんわかる?」

絵里「わからないわ」

凛「へ? じゃあロシア語じゃないの?」

絵里「いえ、ロシア語かロシア語じゃないのかすらわからない…」

花陽「あ、あれれ…?」

絵里「もしロシア語なら何て書いてるのか教えて欲しいわ」

花陽(絵里ちゃん……本当に皆が言う様にポンコツなの……?)

凛「確かロシア語に特化したリスナーさんがいたはずだにゃ!」


『Я люблю свою старшая сестра』


絵里「?? まるでわからないわ……英語とは違うっていうのはわかるんだけど…」


凛「どういう意味ですかー?」


『Я люблю свою старшая сестра』=>>304

私の姉がすきやでバイトしています


『私の姉がすきやでバイトしています』


凛「へー」

花陽「へぇーとしか言いようがないよね…、何でこんな事書いたんだろ?」

絵里「奇遇ね、私も先週からすきやで働き始めたんだけど…」

凛「え? 絵里ちゃんバイトしてるのー?」

絵里「そうよ、いつもこの放送が終わった後…深夜から朝方にかけてね」

花陽「その後、学校だよね…? いつ寝てるの?」

絵里「深夜の方が時給が高いのよ…、そのせいで授業中は上の空どころか夢の中だけどね? ふふふっ」

凛「凛と一緒だにゃー」

絵里「あら? でも本当は居眠りはしてはいけないらしいわ」

凛「そうなのー? 知らなかったにゃー」

絵里「私もつい最近知ったんだけど…、ふふっ」

凛「にゃはは! 絵里ちゃん生徒会長なのに全然ダメだにゃー!」

絵里「私には荷が重すぎたのよ、役職なんて…もうこの際全部投げ出してしまおうかしら? ポーイって」

花陽(絵里…ちゃん…? あんまり寝てないからハイなだけ? 全部冗談だよね…?)

凛「でも何でバイトなんてしてるのー? 何か欲しい物でもあるのー?」

絵里「まぁ…そうね、こんなこと公の場で言う事じゃないんだけど……エリチカ言っちゃいまーす!」

凛「いえーい!!」

絵里「ここだけの話、実はね……>>316を買う為にお金を貯めてるの」

馬鹿にされないようにロシア語の勉強をしようと参考書


絵里「ば、馬鹿にされないようにロシア語の勉強をしようと参考書…を買おうして…」

凛「ほぇー」

絵里「ほ、ほら! 私ってロシアの血が混ざってること全面主張しておきながら全然ダメダメじゃない? 散々二人にもからかわれたりしたし……だから…勉強しようと…」

花陽「ロシア語覚える為に学校の授業居眠りしてたら本末転倒な気が…」

絵里「参考書買うお金が貯まれば即バックレるつもりよ! だから夢の様な…、現実にして夢を見る時間はあとほんの僅かなの」

凛「絵里ちゃん偉いにゃー」

絵里「ふふ、ロシア語を沢山覚えれば凛に寒いって言われたハラショーにもバリエーションをつけられると思うの…、スーパーハラショーとかデリシャスハラショーとか」

花陽(それ…、英語……)

絵里「だからもう少し待ってて…、もうすぐ進化したエリチカを皆にお披露目出来ると思うから」

凛「うんっ!」

花陽(ポンコツ……?)


絵里「さてと…、色々考えたんだけど今日は例の企画会議を開こうかと思うんだけど、どうかしら?」

花陽「コーナーは何個もあっても困らないからね」

凛「今日こそはすごく面白そうなコーナーが生まれる予感するにゃー!」


絵里「それでは、第三回企画会議を執り行います!」

花陽「わぁー!! わぁー!! ひゅーひゅー!!」

凛「もっとケツ突き出せや! ねーちゃんー!!」

絵里「こ、こう? って何やらせてるのよ!! 神聖な企画会議なんだからもっと真剣に…」

凛「えへへー、プロ野球が開幕するからつい阪神ファンの真似しちゃったにゃー」

花陽「野球でそんな事言ったりするのぉ…?」

凛「鳥谷ー! ケツ突き出さずに腰にぶら下げとるバット突き出さんかーい! そんなんでどうアウトコース対応すんねーん! みたいな?」

花陽「へ、へぇ……でもあんまり下品な話はちょっと…」

絵里「進めていいかしら?」

凛「どうぞー!」

絵里「はぁ……今回の企画会議も例の如く3人で挙げたキーワードを元に作っていくわ」

絵里「当然使えない物もあるだろうから、その時はそれを除外して作るか…または次に進むか…まぁその場の状況次第ね」

絵里「二人は前回やってるから大丈夫よね?」

花陽「はい!」

凛「もちろんだにゃー」

絵里「ならリスナー様にわかりやすい様に例を挙げてみてくれる? 凛」

凛「例えば凛達3人が出したキーワードがそれぞれ『阪神』『巨人』『野球』だったとしたらー」

凛「それらを合わせて…『巨人対阪神で野球する』みたいな感じだよねー?」

絵里「……間違ってはいないけど、貴女は相当野球が好きなのね」

絵里「まぁいいわ、とりあえず始めていきましょう! いい? 3人でキーワードを挙げていくのよ? 一応言っておくけど…何でもいいから」


凛「>>327

花陽「>>328

絵里「>>329

から揚げ

(・8・)

美味しいチカ


凛「から揚げ!」

花陽「(・8・)」

絵里「美味しいチカ」


絵里「……花陽」

花陽「ひゅぇっ!?」

絵里「その顔は何…?」

花陽「こ、この顔ですかぁ…!? (・8・)」

絵里「そう、その顔よ!」

花陽「こ、これは…ことりちゃんを意識して…」

絵里「なら口で言いなさいよ! 何でキーワードを挙げろって言ってるのに顔芸なの!? 中の人じゃあるまいし」

花陽「な、中の人……?」

絵里「何でもないわ…、とりあえず花陽は-1ptっと…」

花陽「はぁうぁぁー!! やってしまいましたぁぁ…!!」

凛「でも絵里ちゃんのもよくわかんないよね…」

絵里「え?」

凛「美味しいチカって…」

絵里「わ、わかるでしょ…! とりあえずこの3つを強引に繋ぎ合わせると…」


『ことりの唐揚げ、美味しいチカ☆』


凛「こ、ことりちゃんを…唐揚げにするの…?」

絵里「どうしようかしら…」

花陽「え…?」


絵里「なんてね…、冗談よ」

花陽「良かったぁ…」

絵里「花陽がもっと真面目に考えてくれてれば…」

凛「かよちんは企画会議の時、特にふざけちゃうんだよねー?」

花陽「ふ、ふざけてなんかないよぉ…!!」

絵里「次は期待してるわよ? 花陽」

花陽「はいっ!」

絵里「……返事はいいのよね」

凛「どんどん次いこー!」

絵里「目指すはコーナー2つ!! はい! リスタート!」


花陽「>>339

絵里「>>340

凛「>>341

世紀末救世主

物申す

本音


花陽「世紀末救世主っ!!」

絵里「物申す!」

凛「本音!」


絵里「本音で物申す……いわゆるぶっちゃけトークってことね!」

凛「世紀末救世主……?」

花陽「あわわわっ…」

絵里「……花陽」

凛「……かよちん」

花陽「も、物申すっ…!!」

絵里「はい」

花陽「世紀末救世主ってご存知ですかぁ?」

凛「金本のことかにゃ…?」

絵里「私もよく知らないんだけど…確か北東だか東北だかの県…?」

凛「東北楽天イーグルス!」

花陽「じゃなくてぇ!! 北斗の拳だよぉ…!! 聞いた事くらいあるでしょ…?」

絵里「あ、あぁ…あれね…! でもそれをどうぶっちゃけトークと絡めるっていうのよ?」

花陽「……ケンシロウです」

凛「謙二郎……あぁ野村」

花陽「凛ちゃん、ラブライブに野球トークはあんまり必要無いと思うの」

絵里「聞かせてもらえる? 花陽」


花陽「はい…北斗の拳のケンシロウみたいに、相手の>>348>>350しながら本音で語り合うんですっ…!!」

股間

ちゅっちゅ


花陽「ケンシロウみたいに相手の股間をちゅっちゅしながら本音で語り合うんですっ…!!」

絵里「な、ななな何を言ってるのよ!?」

凛「かよちんがここぞとばかりにふざけ倒してる…」

花陽「は、花陽は真剣だから…!!」

絵里「そんな卑猥な事…放送できるわけないでしょ…!!」

花陽「卑猥かどうかは今から花陽が想像したシチュを披露してからにしてくださいっ…!」

絵里「何、その自信…? 理解が追い付かないんだけど…」


花陽「メンバーの>>358>>359に股間をちゅっちゅしながら本音を物申しますからそのポンコツな脳味噌をフル回転させて想像してみてくださいっ!」

絵里「酷い言われようだけど…ここまでストレートに言われたら悪い気はしないわ」

凛「かよちん…もう後には退けないって思って苦しすぎだにゃー」

海未ちゃん!

穂乃果


『相手の股間をちゅっちゅしながら本音を物申す ~海未・穂乃果 想像シチュ~ 』


━━


先手、園田海未


海未「ンちゅ…じゅる、ちゅぱ…っ」

穂乃果「ひゃっ! んんっ…ぁ、んくっ…」

海未「おっと…先走ってしまいました、失礼…」

穂乃果「も、もう…! 海未ちゃんったら…」

海未「しかし…穂乃果のここもまだ3ちゅぱもしていないというのに、この有り様……先走り過ぎなのでは?」

穂乃果「あぅっ…! そ、そんなことはいいから…早く物申してよ! 穂乃果に言いたい事あるんでしょ!?」

海未「はい……私と穂乃果はもう長い付き合いですが、私には前々から胸の内に溜め込んでいた想いがあります……良い機会なので、この場を借りて吐露しようと思っているのです」

穂乃果「う、うん…っ、ぁっ…前置きはいいから、早くっ…言って…!」

海未「では……穂乃果! 貴女の>>363は何故>>365なのですか!? ちゅぱちゅぷっ…」

お父様

うみあり派


海未「貴女のお父様は何故…うみあり派なのですか!? ちゅぱ…ちゅぷっ…!」

穂乃果「うぁっ…! やっ、ン…ぁあっ! そ、そんな…事…知らな、いっ…! 穂乃果じゃなくて…お父さんに、物申してよぉ…っ!」

海未「ん…? それもそうですね…、まぁしかし貴女が私に激情を燃やせばきっとお父様もほのうみ派に…っ!」

海未「ですから、まず…穂乃果の身体に私を記憶させます…! 決して消えない記憶を快楽と共に…ちゅ、じゅりゅ…っ! ンちゅ…!」

穂乃果「あっ! あぁっ! あぁぁンんっ…!! だ、だめぇ…!! そ、そこ…っ! 舌で転がしちゃ…おかし、くなっちゃ…やぁぁンっっ!!」


━━


~広報部~


花陽「続いて後攻の」

絵里「もういいわよっ!! 紛れもない完全な卑猥コーナーじゃないっ!!」

凛「貴重な時間がかよちんのおふざけによって奪われたにゃぁー」

花陽「お、おふざけじゃないよぉ…」

絵里「どっちでもいいわ! 花陽は-1pt! あぁもう…! いつの間にかこんな時間……まだ1つもコーナー作れてないっていうのに」

絵里「次でラストくらいかしら? 二人とも頼むわよ!」

花陽「はいっ! 次こそは!」

凛「凛はいつでもマジメだよー」

絵里「第三回企画会議……ラストのキーワードをどうぞ!」


絵里「>>368

凛「>>369

花陽「>>370

えりりんぱなお悩み相談室

ゴ…ゴブリン

お宝鑑定


絵里「えりりんぱなお悩み相談室」

凛「ゴ…ゴブリン」

花陽「お宝鑑定っ!!」


絵里「これは……私のだけでコーナーは成立してるわね」

凛「……」

花陽「は、花陽のは…!」

絵里「お宝鑑定……うーん……、あ! 閃いたわ!」

絵里「えりりんぱなお悩み相談室って名前が付いてるんだから当然悩みを相談しに来る人はゲストってことになるわよね? そこで、よ…」

絵里「ゲストに何かしらのお宝を持って来てもらうの」

花陽「あぁなるほど! それを花陽達が鑑定するんだねぇ!」

絵里「その通り、そして私達の眼鏡に見事叶ってお宝として認められたら…それを報酬代わりに相談に乗ってあげる…っていうのはどう?」

花陽「いいかも! 変な物持ってきたらどうするの?」

絵里「その時は……お帰り頂くしかないわね」

凛「まずお宝鑑定をパスしないとお悩みを相談できないんだー……なかなか厳しいにゃー」

絵里「これは試してみる価値はありそうね! ……で、凛」

凛「はいにゃ!」

絵里「-1pt」

凛「はいにゃ!」

花陽「と、いうことは……っ!!」

絵里「えーと……エリチカ0pt、ゴブ凛-1pt、花陽おめでとう…-2pt」

凛「ゴキブ凛よりはマシかにゃ?」

絵里「よって企画会議に貢献出来なかったとして花陽は罰ゲームよ」

花陽「えぇぇっ!? そ、そんな……もう一度ちゃんと計算して」

絵里「こんなの計算間違いのしようがないわよ! はい、大人しくしててねー」

花陽「うぅっ…! 助けてぇぇー」

絵里「花陽への罰ゲームはこれよ」


>>376

高級電気マッサージ機を使って全身の凝りを執拗にほぐし続けてあげる


絵里「高級電気マッサージ機を使って全身の凝りを執拗にほぐし続けてあげるわ」

花陽「ふぇ…? マッサージ…?」

絵里「凛、そっちに置いてある高級電気マッサージ機を持ってきてくれる?」

凛「はーい! これー?」
キュィィィィィィンッッ

花陽「うひぁぁぁっ…!?」

絵里「それは電動ドリルよ、間違えたら大変なことになるわ」

花陽(処刑されるのかと思った…、でもマッサージされるだけで終わるわけが…)

絵里「花陽、リラックスして…何処か凝ってる所はある?」

花陽「え、えっと…」

花陽(ボケるべきなのかなぁ…? うーん……? ただ絵里ちゃんが優しいだけ? よくわかんないや……少し煽ってみようかなぁ?)

花陽「首かなぁ…? ポンコツで空っぽの絵里ちゃんと違って花陽はたっぷり脳味噌が詰まってるから…」

花陽(さぁ…どうくる…?)

絵里「そう、この辺かしら? 気持ちいい?」
ウィーン

花陽「あぁ~~気持ちいい~~ふぁぁ~~~~」

凛「足の方も凝ってるのかにゃ?」
ウィーン

花陽「んっ、くすぐったいけど…癒される~~~~」

花陽(あれ? 普通のマッサージ…?)


絵里「次は背中辺りを」

凛「足の裏も」

絵里「二の腕とか」

凛「お腹をシェイプアップした方がいいにゃ」

花陽「ふぁぁぁぁぁ~~~~」

絵里「さてそろそろお別れの時間ね」

凛「あ、かよちんはそのままリラックスしててー」

絵里「いつも頑張ってくれてありがと花陽、これからもよろしくね」

花陽「あ、うん…」

凛「そろそろスクフェスことりちゃんイベントも大詰めの段階だけど、皆シャンシャンやってるー?」

絵里「今日から頑張っておけば最終日に慌てなくて済むわ!」

凛「皆でことりちゃんを覚醒させて気持ちよく二期を迎えようねー♪」

絵里「それではまた次回、アデュー」

凛「かーよちん! 今日は朝までマッサージしてあげるにゃー!」
ウィーン

絵里「また明日からメキメキ働いてもらうんだからしっかり疲れとっておきなさい」
ウィーン

花陽「あ、朝まで…!? でも…気持ちいい~~~~ふぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~~~~~~~~~~~~」



~♪(after school NAVIGATORS)


━━


━━


凛「こんばんわー♪ 凛ちゃんだよー」

花陽「今日は随分と遅い時間からスタートだね…大丈夫かなぁ? すぐ眠たくなっちゃいそう……ふわぁ…」

絵里「その心配はいらないわ! だって今日は放送しないんだもの…って一応これも放送ってことになってるわよね…」

凛「放送しない? どうゆうことー?」

絵里「これよ」


『広報部からのお知らせ』


花陽「何これ? まさか打ち切り…!?」

絵里「もうすぐ二期が始まるのにそれは面白くないわね…、まぁ軽い宣伝というか注意というか…」

絵里「このラジオって不定期に放送してるじゃない? これからもそれは変わりはしないんだけど…、まず明日」

凛「明日?」

絵里「明日、3/30(日)にラブライブ!の特番『春もえがおで1,2,Jump!』が放送されます、その翌週からはついにラブライブ!TVアニメ第二期がスタート! そこでよ!」

絵里「この広報部、毎週日曜は必ず…何があっても絶対に放送することを高々とここに宣言致します!」

凛、花陽「「おぉーっ!!」」

絵里「だからTVアニメの放送が終わった後だから…23時過ぎくらいからかしら?」

凛「そっかー! 凛やかよちんとお別れ寂しいー…また1週間も待つなんて耐えられないにゃー! って人はこの広報部に遊びに来てくれればいいんだねー?」

絵里「その通り! だけど…その中に私も入れてもらえるとすごく嬉しいわ」

花陽「放送直後ってことはアニメの内容に触れるわけだよね?」

絵里「えぇ、恐らくだけど…中には大量のネタバレも含まれる可能性があるから…広報部を聴いてくださってるリスナー様方はご理解をお願い致します」


絵里「こんな感じかしら? では、また明日の23時過ぎにお会いしましょう! アデュー」

凛「ばいばーい!」

花陽(30000ptあれば大丈夫だよね……?)


━━


━━


~♪(僕らは今のなかで)



絵里「こんばんわー! 『春もえがおで1,2,Jump!』ご覧頂けましたでしょうか?」

凛「観た観たー!!」

花陽「凛ちゃんじゃないけどテンション上がるにゃーってなっちゃうよねぇ!! いよいよ来週から二期がスタートかぁ…!!」

絵里「第一期のダイジェスト、今までの曲のPVがチラッと放送されたけど…やっぱりちゃんと見返したくなっちゃうわよね」

凛「まだ1週間あるから、それまでに一期全部とPV全部とlive映像も観て…っていっぱいありすぎるにゃー!!」

花陽「きっと青春が聞こえる~♪」

凛「まだ始まったばっかりだよ?」

花陽「さっきの放送観てて改めて感じたんだけど、この曲のイントロってすっっごく素敵だと思うんだぁ!!」

凛「タララターラーラーン♪」

花陽「そう! それっ!」

絵里「伝わってるのかしら?」

花陽「このイントロ聴くだけに身体の内側から五寸釘でめった刺しにされる様な衝動に駈られて…!! それでそれでっ!!」

絵里「落ち着きなさい、花陽! OPならともかくEDでこんなに激情的になるのは貴女くらいよ? まぁ素晴らしい曲っていうのはわかるわ」

花陽「だ、だよねぇ!!」

凛「あとlive映像もあったねー! 先月のSSAでやった『ぼら今』フルコーラスー♪」

花陽「BD発売まだなのぉぉぉぉぉぉぉ !?」

絵里「こういうのって大体半年後くらいじゃないの? まだ当分先だと思うけど」

花陽「そ、そんなぁぁ…!!」


絵里「最後に二期の映像も少し流れてたわよね」


凛「もう一度?」

花陽「もう一度…!?」

絵里「もう一度!?」


凛「凛達3人は言ってなかったけど…あ、でも言うのかなー? 何がもう一度なんだろ?」

花陽「ラブライブ! ……じゃない?」

絵里「もう一度、ラブライブ!が開催されるってことかしら?」

凛「あーだから山でキャンプしてたんだー! テント張ってたしねー」

花陽「でも…温泉に入ってたような? 温泉がある所なのに宿はテント…?」

絵里「どういう状況なのか全くわからないわ……本編を観てのお楽しみってわけね」

花陽「きっと色々ハチャメチャな感じになってるんだろうねぇ! 凛ちゃんは崖から落ちそうになったり川にニコちゃんと一緒にダイブしたりで大変そうだったけど…」

凛「……」


絵里「凛はもう少し考えて行動した方がいいわね、どうせまた『突っ走るにゃー!』とか言って、あちこち走り回ってるからあんな目に遭うのよ」

凛「でもでも! ラブライバーのみんなはそんな元気いっぱいの凛が大好きなんだにゃ!」

絵里「それも…そうね、ふふっ」

花陽「あと一つだけ気になったところが…、海未ちゃんの台詞なんだけど…」

凛「山頂アタックですっ!!」

花陽「それそれ、山頂アタックって言ってたんだぁ…」

凛「山頂アタックって何?」

絵里「凛に対して言ってたみたいに見えたけど…、それも怒った感じで」

花陽「もしかして凛ちゃんを崖から突き落としたのって海未ちゃん…!? あぁ山頂アタックって山頂まで登らせて一番高い所から急落下させることなんだぁ…」

絵里「山頂アタックされる程怒らせるなんて…一体何をしたのよ? 凛」

凛「え、えっと…凛、何か海未ちゃんにしたっけ…?」

花陽「ちゃんと思い出して謝った方がいいよぉ!」

絵里「ついこの前でしょ? 皆でキャンプに行ったのは」

凛「えーっと……凛が海未ちゃんにした事といえば……>>400くらいかな?」

おやつのほむまんを全部食べた


凛「おやつのほむまんを全部食べたことくらいかなぁ…?」

絵里「それね」

花陽「それだね…」

凛「へ? へ?」

絵里「いい? 凛……登山キャンプにおいて食料っていうのはとても大切なものなのよ、それが海未の大好物のほむ饅なら尚更ね」

凛「で、でもお饅頭食べたくらいで…」

花陽「甘いっ! 甘いよ…! 凛ちゃん! ほむ饅に蜂蜜と黒蜜と抹茶蜜をかけてクチャクチャにしたくらい甘いよっ!!」

凛「えーーっ!」

絵里「もし…遭難してしまったら? 普段訪れない…それも山中、可能性は0じゃないわ」

絵里「普段なら笑って済まされる事でも状況によっては命取りになるかもしれない…、そんな中でチームワークを乱し勝手な行動を起こす者が現れた……山頂アタックされても文句は言えないわ」

凛「ひっ…! ご、ごめんなさーい!」

花陽「これからは皆の物を勝手に食べたりしたら駄目だよ?」

凛「はーい! 反省してるにゃー」

絵里「ふぅ…凛へのお灸も据えたし……これから私達もラブライバーの皆様、リスナー様…皆でラブライブ!二期を盛り上げていきましょう!」

凛、花陽「「うぇぇーいっ!!」」


絵里「さて、と……何をしようかしら…?」

花陽「え…?」

絵里「わかってた事だけどTV放送が終わってからのこのラジオ放送だと、時間がかなり微妙な感じになるのよね…」

凛「あー、そうだねー」

絵里「何かアニメに触れた後にチョチョッとできる軽いコーナーみたいなのがあるといいんだけど……」


絵里「うーーーーーーーーん……」

花陽「すっごい悩んでる…」

凛「凛達も力になれたらいいんだけど…あんまり頭は使いたくないにゃ」

絵里「……そうだ! あ、でも…」

絵里(思い付いたことは思い付いたんだけど……最早言い訳のしようのないくらいの完全なるパクりコーナー…)

花陽「……??」

絵里「ま、いっか♪」

凛「決まったのー?」

絵里「決まったわ! これから毎週日曜に行うコーナーはこれよっ!」


『もしも~シリーズでロングドラマ! ラブライブ!二期Ver.』


花陽「ふぁーー」

絵里「ていうかこれしか思い浮かばなかったわ」

凛「説明してー」

絵里「この企画はね…日曜の広報部が始まる直前に放送されてるラブライブ!TVアニメ二期の所謂、アナザーストーリー的なものを私達で作っていこうってコーナーなの」

絵里「でもTVアニメをそのままなぞっても意味はないし、外れ過ぎてもこのコーナーの存在価値が無くなる……そこで」

絵里「まず今日の段階で本編とは絶対的に違う設定を一つ入れておく! 基本は本編と同じ流れで進めていくんだけど、その異なる設定が影響してどうストーリーが展開されていくのか…っていう……上手く説明出来ないんだけどわかってもらえるかしら…?」


凛「む、難しそうだにゃ…」

花陽「うわぁ…これって、一期が二期になっただけであの別の放送局」

絵里「あぁー! 言わなくていいから! わかってるからそのことは私が一番っ!」

絵里「み、見てたら楽しそうだなって…やってみたくなったのよ! あちら様みたいに面白くて内容のある感動作に出来る自信は皆無だけど……それに、丁度完結したみたいだから時期的には被らない…セーフっ……! 圧倒的セーフっ……!!」

花陽「……絵里ちゃんがそう言うなら」

凛「よくよく考えてみればこの広報部の存在からコーナーの隅から隅まで何かしらのパクりみたいなものだから今更って感じだよねー」

絵里「そうっ! 今更なのよ! でも…一応謝っておきましょうか…凛」

凛「ごめんなさいにゃー」


絵里「よしっ! 切り換えていくわよ! まず、さっきも言った設定を考えていくんだけど…」

絵里「これが一番重要になるわ…」

花陽「もしも○○が△△だったら~ってのを今から決めるんだよね…?」

絵里「……そうよ、もし失敗したら取り返しのつかない事になってしまう……慎重にいくわ…」

凛「じゃあ少しずつ決めていくー?」

絵里「○○の部分から考えていきましょう……これはわかってると思うけど人物名、それも物語の中心であるμ'sメンバーの9人の中から…」

絵里「……では」


『もしも>>408が△△だったら~』


『もしも希が△△だったら~』


凛「おー! 希ちゃんだー!」

花陽「良かったぁ…まだ変な事にはなってない…」

絵里「この時点で変な事にはなるわけないでしょ! 逆に誰が選ばれたら駄目だったのよ…」

花陽「えぇーとぉーー……っ!」

絵里「最重要なのはこの次……希がどんな設定を持ってくるか」

花陽「うぅ…っ、心臓が飛び出しそうだよぉ…!」

凛「希ちゃんが一体どうなっちゃうんだろー」

絵里「…私はどんなのがきてもそれを受け入れるつもりよ」

絵里「……いくわ」


『もしも東條希が>>414だったら~』

スピリチュアルではなくデータ人間


『もしも東條希がスピリチュアルではなくデータ人間だったら~』


絵里「これは中々良いんじゃないかしら?」

花陽「まぁ一期のスピリチュアルぶりは何だったのぉ? って話になるけど…」

凛「きっと凛達みんなの事を細かく調べあげてたからいい感じにμ'sを導けたってことにしとこー!」

絵里「よし…これで来週から……っ?」

花陽「どしたの? 絵里ちゃん」

絵里「……よく考えてみたら希がずっと映ってるわけじゃないのよね」

凛「それを言ったらみんなだよー」

絵里「それはそうなんだけど……もう一人くらい決めておこうかしら…、うん…その方がいいわ」

花陽「もう一人、今の希ちゃんみたいに設定を決めるの?」

絵里「えぇ…、そのもう一人は希と同じ三年生じゃなくて尚且つ同じユニットではない方が望ましいわね」

凛「てことは、穂乃果ちゃんかことりちゃんか真姫ちゃんかかよちんってことにことー?」

絵里「そう…その四人の中から一人抽出するわ」


『もしも>>418が△△だったら~』

わしわしの効果がデータで実証される…?


『もしも花陽が△△だったら~』


花陽「わわっ…! 花陽が選ばれちゃった…」

絵里「この広報部からも一人選んで欲しかったから嬉しいわ…、ねぇ凛…貴女のさっきの語尾、かなり異質だったんだけど…」

凛「え?」

花陽「ことにことー?って言ってたよぉ…」

凛「失礼、噛みましたにゃー」

絵里「……じゃあさっさと花陽の設定を決めちゃいましょう」

花陽「うぅぅぁ…ぁぁぁ…っ!!」

凛「何になるのかなー? 楽しみだにゃー!」

絵里「それでは…」


『もしも小泉花陽が>>423だったら~』

拒食症


『もしも小泉花陽が拒食症だったら~』


花陽「ぴゅぇぇっ…!? きょ、拒食って…ご飯食べられないのぉ!?」

絵里「大変ね…」

凛「これで来週からの設定は決まったねー」


『もしも東條希がスピリチュアルではなくデータ人間だったら~』

『もしも小泉花陽が拒食症だったら~』


絵里「この二つを取り入れてTVアニメ二期のアナザーストーリーを作っていくんだけど……大丈夫かしら…?」

花陽「不安…」

絵里「まぁお遊びみたいなものなんだから軽い気持ちでやっていきましょう…当然安価も出していくつもりだから最速でアニメを見終わったリスナー様には是非ともご協力お願いしたいわ」

凛「1話を丸々使うわけだからけっこう深夜遅くまで放送することになると思うにゃー」

花陽「お願いしまぁぁすぅ…!!」

絵里「大まかな日曜の流れを説明すると23時過ぎから放送開始して、少しアニメの感想とかに触れて…その後にアナザーストーリーを進行していくことになるのかしら?」

花陽「アニメをリアルタイムで観られなくてネタバレは御勘弁をぉ~ってリスナーさんは日曜23時~翌朝5時くらいまでの放送内容には注意が必要ですっ…!!」

凛「でも月~土は普通に放送してるからこれからも遊びに来て欲しいにゃー!」


絵里「今日はここまでね…、アニメの内容より希と花陽の登場回数の方が気になってしまいそうだわ……東條だけに登場…ふふふっ」

凛「え? なになにー?」

絵里「な、何でもないっ…!!」

花陽「これから日曜はいっぱい起きてなくちゃいけないってことだよねぇ…? 眠くなっちゃわないかなぁ…あふぅ」

凛「凛ももう眠いにゃー…あ、でも最悪絵里ちゃんさえ起きてれば問題無いよねー?」

絵里「ま、まぁそうだけど……そんな、寂しいじゃない…一人にしないでよ…」

花陽「ふふ、絵里ちゃん可愛いなぁ!」

凛「可愛いにゃー! 可愛いにゃー! うりうりー」

絵里「んみゅっ…や、やめなさいよ! 恥ずかし…っ! ふみゅぅっ…! 」


花陽「明日は3/31…増税前の最後の日だよ! 米俵とか大量に買い込んでおいた方がいいと思いますっ…!!」

絵里「私もバイト代出たことだし、明日のうちにロシア語の参考書買いに行こうかしら…」

凛「ではみなさーん! よい年度末をー! ばいばーい♪」

花陽「あ、それと! スクフェス最終日ですっ!! どうやら30000ptじゃ足りそうにないみたいなのでお気をつけを…!!」



~♪(きっと青春が聞こえる)


━━


━━


~♪(Listen to my heart!!)



凛「うぅー……ムカデ…嫌だにゃぁ……うぁぁ……ムカデぇぇ……」

花陽「凛ちゃん! 起きて起きてっ…!!」

凛「はにゃっ!? あ、あれ…夢? よかったー」

花陽「何の夢見てたの……?」


絵里「リスナーの皆様、こんばんわ! そしてスクフェスイベントお疲れ様でした!」

花陽「最近ボーダーが大変な事になってない…? ヒヤヒヤしちゃったよぉ…!!」

凛「少し前まで27000ptくらいじゃなかったっけ? どういうことなのー?」

絵里「それだけ人気が上がってきてるってことよ! 嬉しいじゃない?」

花陽「うーん……確かにそうだけどぉぉ……!」

凛「それより今日は重大発表があったんだよねー! 言っちゃっていいー? なんとなんと!! 今年もμ'sがアニサマに出演が決定しましたにゃー!!」

花陽「いえーい!!わぁーい! わぁーい!」

絵里「これもとっても喜ばしい事なんだけど…、よりにもよって最終日の8/31なのよね……ラブライバーの皆様はチケット取れるのかしら……?」

花陽「ひゅぇぇっ!? さ、最終日ぃぃっ!? ってことは水樹奈々様や田村ゆかり様と一緒ってことですかぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

凛「耳を済ませばラブライバーのみんなの悲鳴が聴こえてきそうだにゃー」


絵里「そして明日4/1(火)から、そのアニサマ2014の最速先行予約が始まるわ! 21日までだから忘れずに予約してくださいね」

花陽「倍率どのくらいになるんだろぉ…? 予想もつかないや…」

凛「全席ラブライバーで埋めちゃおー!」

絵里「はぁ……最終日…かぁ……、見事にμ'sとfripSide、三森すずこさんが分かれてしまったわね…」

絵里(最終日は勿論のこと…やっぱり三日間行くしか…でもチケット代……またすきやでのバイト生活に逆戻りかぁ…)

凛「えーりーちゃーんー!!」

絵里「は、はいっ!」

凛「告知も済んだことだしそろそろ進めていくにゃー」

絵里「そ、そうね…! それではネタバレとは無縁のμ's広報部スタートです!」

花陽「はぁぁぁいっ!!」


絵里「賢い可愛い?」

凛、花陽「「エリーチカぁぁ!!」

絵里「……賢い可愛い?」

凛、花陽「「エ、エリーチカぁぁ…!!」

絵里「ん……、賢い…可愛い?」

凛、花陽「「エ…エリーチカぁぁぁぁ……っ!!」」


絵里「代わり映えしないわね……この自己紹介も」

花陽「え…? あんまり気に入ってないの?」

絵里「そうじゃないけど…、むしろ気に入ってるわ」

凛「?? だったら何で?」

絵里「……エリチカ賢い?」

花陽「かきくけこっ!」

絵里「こっちにしようかしら…」

凛「それパクりだにゃー! パクリーチカちゃん!!」

花陽「同じメンバーのをパクるって……あ、でもいきなりライブとかでやってみたら真姫ちゃんどんな顔するんだろ…? ちょっと見てみたいかも…」


凛「にゃんにゃんにゃーー!! 凛ちゃんといえばイエローだよぉぉーー !!
代わり映えしないにゃー!!」

花陽「誰か助けてチョットマッテテーのぱなぁぁーでぇぇっす…!! 代わり映えしないよぉ…!!」

絵里「……私が悪かったわ、ごめんなさい」


絵里「さて、と……久しぶりにお便りでもシュレッダーかけようかしら?」

凛「賛成ー!」

花陽「せ、せめて読んでからにしようよっ! 凛ちゃんも簡単に賛成しちゃだめぇぇ…!!」

絵里「ふふっ、ロシアンジョークよ! 今日買ったロシア語の参考書に載ってたから使っちゃった♪」

凛「可愛いにゃー! キャラチェン?」

花陽「その参考書…大丈夫なの…?」


絵里「ラブライバーネーム.ラブラブライブさんからです」


>>446

(・8・)おやつが切れてきたから誰か一人食べられてほしいな♪
こなかったらそっちに行くね♪


『 (・8・)おやつが切れてきたから誰か一人食べられてほしいな♪
こなかったらそっちに行くね♪』


花陽「……??」

絵里「……だ、そうよ? 凛」

凛「えぇー!? 凛なのー!? かよちんの方が肉付きがよくて美味しいと思うにゃー」

花陽「うぐっ…! り、凛ちゃ…っ!」

絵里「花陽だと肉付きがよすぎてオヤツじゃなくなっちゃうでしょ?」

花陽「はぐぅぁっ…!! 二人とも酷いよぉ…っ!!」

凛「ジョークだにゃー! ロシアンジョーク!」

絵里「さすが凛ね!」

凛「えへへー」

花陽(このコンビに勝てる気がしない…)

凛「来なかったらこっちに来るって言ってるよ?」

花陽「ここのセキュリティなら大丈夫だよね…? 知らない人がいきなり入ってきてパーソナリティーを食べるなんか…放送事故の域を通り越してるんだけど…」

絵里「さぁ? よくわからないけど大丈夫なんじゃない?」

凛「ホラー話は夏まで取っとくことにして次いこー! 次ー」


凛「ラブライバーネーム.ゴキライバー さんからでーーーーーーーーっっす!」


>>454


絵里(と、盗撮…!?)

絵里さんURおめでとうございます!
55連したけどSR五枚しか出てきませんでした
恐らく次回追加されるであろううみありに期待してます


『絵里さんURおめでとうございます!
55連したけどSR五枚しか出てきませんでした
恐らく次回追加されるであろううみありに期待してます』


絵里「それは残念だったわね…、でも課金して99連くらいしたら私のURが手に入るんじゃないかしら? 応援してるわ」

凛「にゃ? ニコちゃんからメールだ」

花陽「何て書いてるの?」

凛「今のリスナーさんに対してみたいなんだけど」


にこ『ざまぁみろ~!! うみありなんか有り得ないわよ! にっこにっこにー☆』


凛「相変わらずこのリスナーさんに厳しいにゃー」

花陽「わざわざメールまで送ってくるなんて…」

絵里「お便り紹介はこれくらいにしておきましょう、続いてコーナーに入っていくわ」

凛「わくわくー! 今日は何かにゃー!」

絵里「ふふ、この前の企画会議で考案したコーナーを覚えてる? 今日はそれを試してみようと思うの」

凛「えーっと……何だっけ?」

花陽「確か……ケンシロウの…」

絵里「それじゃないでしょ! もう…しっかりしてよ」

花陽「あっ! 思い出した! お悩み相談してお宝鑑定だ!」

絵里「正解♪」


『えりりんぱなお悩み相談室☆(ただしお宝鑑定通過者のみ)』


絵里「まぁこの名の通りのコーナーよ」

凛「凛達だって暇じゃないんだからいちいち皆の悩みなんか聞いてられないよねー!」

絵里「そうよ、私達に悩みを相談できるのはそれ相応のお宝を差し出してきた人だけなの」

花陽「そんな意地悪しないで相談くらい乗ってあげようよ…」

絵里「駄目よ」

花陽「え…」

絵里「駄目」

花陽「……はい」


絵里「それじゃ、これは細かく説明するより実際にやってみた方がわかりやすいと思うわ…ていうか説明なんかそんな必要ないわよね」

凛「今日来てるのー? お宝持ってきた人」

花陽「どっちかっていうと悩みの方がメインなんじゃないかなぁ?」

絵里「どっちも同じくらい重要よ、悩みも持ってお宝も持ってる…そういった人だけがこの広報部の門を潜れるのよ」

絵里「えっと……最初の相談者は>>460さんね、どうぞー」

ことり


絵里「南ことりさん、どうぞー」

凛「え? ことりちゃん!?」

ことり「こんばんわ~! えへっ…来ちゃった♪ じゅるっ…」

花陽「ことりちゃん…ヨダレが」

絵里「とりあえずそこに座って」

ことり「美味しそうなオヤツが3つも! どれにしよっかな~♪」

凛「お、おやつ…?」

花陽「どうしちゃったの…? ことりちゃん」

ことり「誰をことりのオヤツにしちゃおっかな~♪」

絵里「何しに来たのよ…貴女…」

ことり「えっと…お悩み相談?」

絵里「早く座りなさい」

ことり「は~い!」

凛「ことりちゃんの悩みって何なのー?」

ことり「それはね~」

絵里「待って! その前にちゃんとお宝は持ってきてるわよね?」

ことり「うんっ!」

絵里「なら、まずそれが先…早く出して頂戴」

花陽「絵里ちゃん怪盗みたい…あ、さっきのUR繋がりで」


ことり「ことりが持ってきたお宝はこれっ!」


>>467

海未ちゃんの初潮を受け止めたパンツ


絵里「へ? 下着…?」

凛「こ、これがことりちゃんのお宝?」

ことり「うん! これはね、海未ちゃんの初潮を受け止めたパンツなんだよ?」

絵里「いや…でも、これは……」

ことり「ことりだって手離したくないよっ! でも…、お宝を持って来ないと悩み聞いてくれないって言ってたから万丈の思いで…」

絵里「それを持って今すぐ帰ってほしいんだけど……最初のお客様だから無下にはできないのよね…」

花陽「いきなり追い返したらもう誰も来てくれなくなっちゃうかもだしね…」

絵里「ちょっとことりはそこで待機しててもらえる? 凛、花陽、こっちで作戦タイムよ」



花陽「ど、どうするの…? ことりちゃん、本気であれをお宝だと思ってるみたいだよ?」

絵里「念の為、聞くけど…あれを欲しい人…いる?」

凛「凛はいらないにゃー」

花陽「は、花陽も…」

絵里「私も……うみえりは魅力的だとは思うけど、あれを欲する程落ちぶれてはいないわ」

凛「やっぱり帰ってもらう?」

花陽「今回ばかりはそれがいいんじゃないかなぁ…?」

絵里「……最後に一度だけことりにチャンスをあげましょう」

凛「チャンス?」

絵里「あれの価値を私達にわかるように説明してもらうのよ……有り得ないと思うけど、もしかしたらそれで私達の意見が変わるかもしれないから」



絵里「待たせたわね、ことり

ことり「あっ、は~い!」

絵里「ことり…悪いんだけど今の私達にはそれの価値がよくわからないのよ」

絵里「だからことりの口で…その下着がどのくらいの価値があるお宝なのかを教えてくれる?」

ことり「うん…この海未ちゃんの初潮を受け止めたパンツはね…3年前くらいに海未ちゃんから譲り受けた物なんだ」

ことり「その頃からずっと大切にしてきた…、いつもは>>473に大事に閉まってるんだけど、>>475の時とかはこのパンツで>>478してるよ♪ だからこの海未ちゃんの血と汗が染み込んだ性維物はことりの宝物なのっ!!」

ミスりましたー
一つずつずらしでー

穿いて

ライブ


ことり「なくしちゃわないようにいつも大事に穿いてるんだ……ライブの前とかは穂乃果ちゃんと一緒にオナニーなんかして」

凛「はわわわっ! 放送禁止用語がー」

絵里(しまった…! レギュラー交代の時にニコからことりには気を付けろって言われてたのをすっかり忘れていたわ!)

絵里(あぁ……エリチカのバカバカバカー!)

花陽「じゃあ今日も穿いてきて…」

ことり「えへっ、実は~ことりの脱ぎたてでした~♪ クンクン…ふわぁ…海未ちゃんの匂いとことりの匂いが絡み合って」

絵里「た、退場っ!!」

ことり「ふぇっ?」

絵里「退場よっ! 今すぐここから立ち去りなさーい!!」

ことり「ちょ、ちょっと…えっ? 何で~!?」

凛「お客様、お出口はあちらでございますにゃー」

花陽「広報部以外ではお友達だからねぇー!」

ことり「ふぇぇ~~っ!!」




凛「危なかったにゃ!」

花陽「ブラックリストに書き込んでおくね! 南ことり……よしっ」

絵里「穂乃果の名前も一緒に書いておいたら…?」

花陽「それはちょっと可哀想かも…」


【ブラックリストに『南ことり』が記されました】


絵里「じゃあ次の相談者を…」

花陽「まだやるのぉ…!?」

絵里「え? だってまだ悩み相談してないから…」

花陽「そ、それはそうだけど…またブラックリスト入りする可能性が」

絵里「今度はきっと大丈夫よ、ことりが特殊過ぎただけ」

凛「まぁボツ企画にするにしても一回くらいは悩み聞いてあげたいしねー」

花陽「次の人はちゃんとした…というか普通のお宝を持ってきてますように…!!」

絵里「二人とも迎え入れる準備はOK?」

凛「もっちろーん!」

花陽「任せてくださいっ!」


絵里「では次の悩める子羊の>>485さんどうぞー! 羊と言ってもことりじゃないわよー」

凛「いらっしゃいませーーっ!」

花陽「ようこそ! えりりんぱなお悩み相談室へー!!」

まきちゃん


絵里「西木野真姫さんどうぞー」

凛「いらっしゃいませー! らっしゃいらっしゃーいっ!!」

花陽「真姫ちゃんの宝物なら期待度★★★だよぉ!! わぁぁ!!」

真姫「騒々しいわね…、いつもこんな感じなの?」

絵里「そう、ね…」

真姫「貴女も大変ね、エリー」

凛「真姫ちゃんは何に悩んでるのかにゃー?」

真姫「悩み? このパーフェクトな私に悩みなんてあるわけないでしょ」

花陽「あれ…? ここ…お悩み相談室なんだけど」

凛「悩みが無い人に構ってる暇なんてないにゃー! さよならー」

花陽「ばいばい、また学校でね」

真姫「ま、待ちなさいよ…! 悩みなら…あるからっ! だからそんな冷たくしないで!!」

絵里「その前にお宝を出しなさい! 話はそれからよ」

凛「早く出すにゃ!」

花陽「まともなお宝なんだよね!?」

真姫「何…? この人達……やっぱり帰ろうかしら…」


真姫「でもわざわざこんな所まで来たんだから悩みくらい置いていってやるわ! 一応、これ…持ってきてあげたわよ」


>>489

穂乃果がお漏らしした時のパンツ

μ'sやべえよ(・8・)


真姫「これでいいんでしょ?」

凛「よくない」

絵里「ま、また下着なの!? どうして!? ねぇっ…!! もしかして真姫もことりも広報部を潰そうとしてるの!?」

真姫「お、落ち着きなさいよ…エリー! 真姫ちゃんのお宝にケチ付けるつもり!? 穂乃果がお漏らしした時のパンツの何が気に入らないって言うのよ!?」

絵里「全てよ! 全てっ!!」

花陽「ま、真姫ちゃん…! 今日のところは帰ろっか? 今ならブラックリストは回避出来るから…」

真姫「はぁ? 人にお宝持ってこさせておいて見せたら掌返したみたいに帰れって? 馬鹿にしてるの!?」

凛「真姫ちゃん! 出口はあっち」

真姫「もう怒ったわ! 仕方ないからこの宝の価値を貴女達に教えてあげる!!」

花陽「や、やめてぇぇ! 知りたくないよぉぉ!!」

絵里「ま、真姫…待っ」

真姫「いい? この穂乃果お漏らしパンツはね…言うなれば私の>>499なのよ! だから毎晩これを使って>>502してるの!!」

聖骸布

穂乃果を具現化


真姫「言うなれば私の聖骸布なのよ!! だから毎晩これを使って穂乃果を具現化しているわ!!」

凛「頭大丈夫?」

真姫「凛に心配されたくない! 私は至って正常なんだからー!!」

絵里「いや…変よ、真姫…貴女」

真姫「穂乃果は私にとってキリストみたいな存在なの…私を孤独から救い出してくれた……そうっ…! 神っ……!!」

真姫「そんな穂乃果の聖水を含んだこれを聖骸布と呼んでいるのよ…、そして 毎晩、月の光とこの聖骸布を媒体にして穂乃果、いえ…神を具現化しているわ」

花陽「ぐ、具現化ってそんな事出来るわけないよ…っ!」

真姫「神を愚弄するつもり? だとしたら許されることじゃないわね…例え、かよちんでも」

花陽「ひっ…!」

真姫「私が詠唱すれば神は私の元へ舞い降りてくる…そしてこう言ってくれるのよ、『ファイトだよっ!』って」

真姫「その言葉だけで私は明日を生きていける…ふふふふっ」

凛「かなーりヤバい人だにゃー」

絵里「でも妄想が行き過ぎてるだけでブラックリストに記す程ではないのよね…」

花陽「このままにしてても大丈夫そうかな…?」

広報部の「大丈夫」の定義が... (・8・)


絵里「お宝鑑定にこれ以上時間をかける訳にはいかないから、とりあえずこの聖骸布はお宝認定して悩み相談に移りましょう」

花陽「うん…後でこっそり捨てておくね」

凛「でも真姫ちゃん、そんな大事な物なのに凛達が貰っちゃっていいのー?」

真姫「神は万物に対して平等だから誰にでも等しく崇める権利はあるわ…私の様な貴族は勿論、貴女達みたいな庶民でさえも」

花陽(真姫様化してる…?)

真姫「それに金輪際入手出来ない物でもないしね…、必要とあらばまた聖水を頂く為穂乃果に洋の菓子でも振る舞うとするわ」

絵里「よくわからないけど…とりあえず
これは頂戴しようかしら…」

絵里(いらないけど…)

凛「よし! これでやっとお悩み相談に入れるにゃー! 長かったー!」

花陽「お宝?も貰ったことだし真姫ちゃんの悩み聞いてあげるね!」

絵里「私達がどんな難解な悩みだって力になってあげるわ、だから話してみて」

真姫「……うん」

真姫「私の、悩み……それは」


>>510

穂乃果とにこちゃんを私の姓奴隷にしたいんだけど、どうすればいいの?


真姫「穂乃果とニコちゃんを私の姓奴隷にしたいんだけど、どうすればいいの?」

絵里「せ、性奴隷…!?」

花陽「あれ? さっき神を愚弄がどうたら言ってた人だよね?」

真姫「わかってないわねぇ…もしかして神が一番偉いって勘違いしてる? それは間違いよ」

真姫「何故ならこの私、西木野真姫様こそ神を超越する存在……まだ高校生だからそんな力は手にしてはいないけどゆくゆくはそうなるでしょうね。これは確立された未来…そういうシナリオが出来上がってるんだから」

凛「ポカーン……」

真姫「だからまずは身近な所から…穂乃果を我が手中に措き、ついでに可愛いニコちゃんも手に入れる……それが私の今年の目標ね!」

絵里「意味がわからない……意味がわからない……」

真姫「でも…困った事にどうすれば二人を性奴隷にできるかわからないのよ…」


花陽「……絵里ちゃん、ブラックリストの許可を」

絵里「待って…一応、これはお悩み相談室なんだから何かしらの答えを出してからじゃないと」

凛「うーん……ってこんなこと凛が考えてもわかるわけないにゃー! かよちんパース」

花陽「ふぇっ!? え、えっとえっと……こういう猥談系は花陽なんかより適任者が…! 絵里ちゃんパースっ!」

絵里「わ、私!?」

真姫「エリー」

絵里「……わかったわ」


絵里「まずはニコ…、ニコはああ見えて芯をしっかり持ってる強い子よ。簡単には折れてくれないでしょうね…でもそういう子ほど実はとても繊細……たった一ヶ所でも欠ければ崩壊はすぐそこ…。
正攻法じゃ駄目ね……身体に覚えさせなさい、貴女の…真姫をニコの身体に刻み込むの」

真姫「身体に…」

絵里「穂乃果は……とても簡単よ」

真姫「え…?」

絵里「とりあえず…穂乃果の側に存在するところからかしら? 無理に話したりする必要はないわ…ただ真姫が穂乃果の近くにいることが当たり前と穂乃果に思わせるの」

絵里「そして頃合いを見計らって今度は逆に穂乃果から遠ざかる…すると穂乃果はどんな反応をすると思う? 『真姫ちゃん…どうしちゃったの? 穂乃果…何か悪い事しちゃった…?』 まぁこうなるでしょうね……後はニコの時と一緒」

絵里「身体に記憶させなさい」

真姫「……要するに、この私に抵抗する気も起きなくなるくらい骨抜きの状態にしろってこと?」

絵里「さすが真姫、理解が早いわね」

真姫「と、当然でしょ! ……身体に私を記憶させる……なるほどね」

絵里「力になれたかしら?」

真姫「ま、まぁまぁね…でも一応お礼は言ってあげるわ……ありがと」

絵里「どういたしまして、やることが決まったんだからこんな所にいる時間なんか勿体無いんじゃない?」

真姫「そ、そうね…! じゃあ私はこれで…」

凛「ばいばーい!」

花陽「でも犯罪はダメだよぉー」



絵里「はぁ…疲れたぁ……、適当に答えちゃったけどいいわよね…」

花陽「今のは仕方無いよ…、お宝だけじゃなくて相談の内容まで常軌を逸してたから」

凛「このコーナーは……ダメだにゃ!」


絵里「まさかことりだけじゃなくて真姫まであんな変な感じになってるだなんて……μ'sのこの先って」

凛「あーーーーっ!!」

花陽「どしたの? やっぱり下着欲しくなったのぉ?」

凛「違うよー!! 今日は4月1日だにゃー!!」

絵里「それが…どうかした?」

凛「エイプリルフールだよ! エイプリルフール!!」

花陽「うん…??」

凛「だからー今日は嘘ついてもいい日なの! 真姫ちゃんがこの広報部に来たのって日付が変わってからだったよねー?」

絵里「あ…もしかしてさっきの全部、真姫の嘘…?」

花陽「あぁ…そっかぁ…!! 真姫ちゃんがあんな急におかしくなっちゃうわけないもんねぇ!!」

凛「こりゃ一本とられたにゃー! にゃははー」

絵里「それなのにあんな長々と答を導いてあげたの…ちょっと恥ずかしいわ……ふふっ、でも安心した」

花陽「うふふふ……あれ? でもことりちゃんは…?」

凛「あれは素でしょー」

絵里「間違いなく素ね」


絵里「それではまた次回、アデュー」

凛「今日から4月ー♪」

花陽「ばいばぁーい!!」



~♪(after school NAVIGATORS)


━━

乙(・8・)


━━


~♪(WILD STARS [HANAYO MIX])



凛「テッ! テテッ! テ! テレッテーンー」

絵里、花陽「「…っ!?」」

凛「テッ!テテッ! テ!テレッテーン♪」

絵里、花陽「「……」」

絵里、花陽「「テッ!テテッ! テ! テレッテーンッ♪」」


絵里、凛、花陽「「「フィーバーッ!!」」」


凛、花陽「「タラララーンッタララーララーンッ♪ タラララーンタララーララーラララ! とぅっとぅーとぅとぅとぅとぅとぅとぅーとぅとぅとぅっとぅーとぅー!!」

花陽「おいでぇーおいでぇー!」


絵里「ラブライバーの皆様、こんばんわ。 今日も私、絢瀬絵里と共に凍死するまでアイス・ブルーの瞬間を楽しんで頂けたらと思います」

凛「リンリンリンっ♪ りんがいぇろーべー! りんがいぇろーべー! にゃ!? 聴こえる…これは凛に対する黄色い声援っ! もっともっと鳴らしてー!!」

花陽「桜の季節も終わってそろそろ若草のseasonだねぇ! ポカポカ陽気の中、花陽とお弁当作ってピクニックしたいですよねぇ? えへっ! あ、でも…ふぇ…ふぇっくしょぁゃぁぁぁぁぁぁっ!! じゅる…花粉はいらないかもぉぉ…」


絵里「はいっ! と、いうわけで…昨日ゲットした人もいるのかしら? 今日…4/2は、なんとなんとっ」

凛「待望のアルバム発売日だにゃー♪ タイトルは『好きっ』!!」

絵里「正解! ウインク集なんて破壊力ヤバイわよね…胸がキュインキュインして自分自身を見失ってしまう程の……あぁ…百合の迷路……」

花陽「あ、あれ…? 間違ってないけど、どっちかっていうと花陽達μ'sの方を先に紹介しようよぉっ…!」

凛「あ、そうそう! かよちんの言う通り実は凛達メンバーひとりひとりのソロアルバムも一緒に発売されてるのだー♪ 正解はひとつ!じゃないってことだねー!」

絵里「『Solo Live! Collection Memorial BOXⅡ』結構品薄って話聞くけど…皆様は予約してくださってると思うから心配ないわよね? え? 予約してない? なら今すぐアニメショップを駆け巡りなさいよ」

花陽「絵里ちゃんの目が氷のように冷たいっ……! これがアイス・ブルー…」

凛「勿論、メンバー個別でも購入することができるからBOX手に入れられなくて宗谷岬で絶望してる人は9枚買った後に自分で箱作ったらいいと思うにゃー」

絵里「一通り聴いてみたんだけど、やっぱり」

凛「うんっ! かよちん優勝ー!」

絵里「可愛いし面白いし文句のつけようがないわね」

花陽「お、面白い……?」


凛「今流れてるかよちんのWILD STARSとか最高だにゃー!」

花陽「えへへ…照れちゃうよぉ…、にこりんぱなの2曲も楽しかったよねぇ!」

凛「だよねだよねー! まさかあれを一人で歌う日が来るなんて思わなかったよー」

花陽「そういえばそれの収録前にチーズバーガーとラーメンとワッフル食べて気合い入れてたっけぇ…」

凛「あー覚えてるー! 次々とかよちんに出前が届くんだもん! ビックリしちゃったー!」

花陽「ニコちゃんには怒られちゃったけどね…『あんた一体何考えてるのよ!?』って…」

凛「でもニコちゃん、かよちんが歌ってる時にチーズバーガー自分の鞄の中に入れてたよ?」

花陽「えぇっ!? あれってニコちゃんの仕業だったんだぁ!」

凛「手癖の悪さは相変わらずなニコちゃんなのでしたーチャンチャンっ♪」

絵里(にこりんぱな楽しそうでいいな……元はこの広報部もあの3人でやってたのよね…。やっぱり私にニコの代わりなんて……駄目駄目っ!! こんな弱気じゃ!! よし…)

絵里「凛ーっ!! 花陽ーーっっ!!」

凛「っ!? 耳がキーンとするにゃぁぁ~~」

花陽「ど、どしたのぉ…? すぐ隣にいるんだからそんな大声で叫ばなくても…」

絵里「失礼、それより私にもチーズバーガーもぐもぐさせてっ!!」

凛「はいー?」

花陽「え、えっと……今は放送中だから終わってから食べに行こうね?」

絵里「そうじゃなくって!!」

凛「え? 今すぐ食べたいの? 大人なんだから我慢するにゃー」

絵里「ち、違っ…私が言ってるのは歌の話! 私も二人と一緒にafter school NAVIGATORSを歌いたいのよ!!」

花陽「あ、あぁ…そういう意味…」

凛「絵里ちゃんに出来るのー? チーズバーガーmgmgなんて」

絵里「で、出来るわよっ! やってみせるわ!」


花陽「じゃらじゃじゃーじゃらじゃじゃー」

凛「じゃじゃじゃじゃーじゃじゃじゃじゃー……じゃじゃっじゃ!」

絵里「帰りにチーズバーガー>>527

gkbr


絵里「帰りにチーズバーガーgkbr(ゴキブ凛)!!」

凛「こらー!! 怒るにゃー!!」

絵里「ご、ごめんなさい! 緊張し過ぎて間違えてしまったわ…」

花陽「どんな間違え…」

凛「絶対わざとだよー! ロシアンジョーク? またお得意のロシアンジョークなのー!?」

絵里「恥ずかしながら、本当よ……これで二人の仲間入りが出来るって思ったら嬉しくて…少し饒舌になってしまったの」

花陽「饒舌とは少し違う気がするんだけどぉぉ…」

絵里「お願い…! もう一度だけチャンスを頂戴! 次は失敗しないように頑張るからっ!!」

凛「うーん……仕方ないにゃー! 泣きの一回だよ?」


花陽「じゃらじゃじゃーじゃらじゃじゃー」

凛「じゃじゃっじゃ!」

絵里「>>532のあと喉がかわいちゃう! >>533したらおでこ>>535だよ! >>536このままふぉえばー>>536

セ××ス

正常位

ピロートーク

レズセックス


絵里「せ××スのあと喉がかわいちゃう! 正常位したらおでこにチュッてしてピロートークだよ! レズセックスこのままふぉえばーレズセックス!!」


凛、花陽「「…………」」

花陽「どーしようどーしよぉぉ!?」

凛「退場ね! はいっ! かよちん、ブラックリスト持ってきたよー」

花陽「メインパーソナリティがブラックリスト入りなんて前代未聞だけど…仕方無いよね、こればっかりは……『絢瀬絵」

絵里「やめてぇーーっ!!」

凛「凛達、レズーチカの仲間にはなりたくないにゃー」

絵里「今度こそロシアンジョークなの!! 参考書に書いてあったのよ! こう言えば大人の色気が出せるって…だから」

花陽「もしかして何でもロシアンジョークのせいにすれば許されるって思ってない…?」

絵里「そ、そんなことは…っ!」

凛「……どうする?」

花陽「うーん……絵里ちゃんは基本マジメで頼りがいがあるんだけど…時々こんな風におかしな事になっちゃうから」

凛「じゃあ絵里ちゃん!」

絵里「はい…」

凛「チリンチリーン♪ りんがいぇろーべー!」

絵里「……?」

凛「今回は許してあげるけど次はないからね! 今度この鈴の音が鳴った時は絵里ちゃん終了のお知らせだにゃー」

花陽「わかりやすく言えばイエローカードみたいなものかな?」

絵里「き、気を付けます…」


絵里(はぁ…やってしまった……また二人との間に壁ができた気がするわ…)

絵里「何で上手くいかないのよ……もう、やだぁ…」

花陽「絵里ちゃん、そろそろ放送進めないと時間が…」

絵里「はぁぁ……」

凛「……りんがいぇ」

絵里「わぁぁ!? わかったから…! ちゃんと進行するから!! その鈴をこっちに向けないでぇー!!」

絵里(もう凛に逆らえない……それか何とかしてあの鈴を)

凛「…りん」

絵里「は、はーいっ! 今日は何をするかまったく決めてないからまずお便りを紹介していきます!!」

花陽(絵里ちゃん…)

絵里「リスナー様も私達のソロアルバムを聴いてテンションが上がってるだろうからきっと素晴らしい内容でしょうね! 楽しみだわ」


絵里「ラブライバーネーム.絵里ちゃん…見守ってるよ! さんからですっ」


>>543

私、キレちゃいました。激おこスティックファイナリアリティハラショードリームです
でも、よくよく考えたらにこさんは自分の恋がうまくいかないから私に嫉妬しているんでしょう
時代はにこまきなんかよりうみありですよね!?

それと、今月のお小遣いで『蒼の神話』を10枚買いました!一枚は学校の放送部に寄付して流してもらってます!
海未さんにもサインをいただきましたし、これから一日30時間『蒼の神話』を聴きたいと思いますっ!!

PS.先日の55連と合わせてお金が足りなくなっちゃったので、BOXは穂乃果さん推しの友達と割り勘で買いました


『私、キレちゃいました。激おこスティックファイナリアリティハラショードリームです
でも、よくよく考えたらにこさんは自分の恋がうまくいかないから私に嫉妬しているんでしょう
時代はにこまきなんかよりうみありですよね!?

それと、今月のお小遣いで『蒼の神話』を10枚買いました!一枚は学校の放送部に寄付して流してもらってます!
海未さんにもサインをいただきましたし、これから一日30時間『蒼の神話』を聴きたいと思いますっ!!

PS.先日の55連と合わせてお金が足りなくなっちゃったので、BOXは穂乃果さん推しの友達と割り勘で買いました』


花陽「わわっ! すっごく怒ってる!?」

絵里「ツ、ツッコミ所が多すぎてどう対処していいのやら……でもとにかくこれはニコが悪いわよね? アルバム大量にお買い上げありがとうございます」

花陽「ニコちゃんこの子には厳しいからねぇ…。10枚買ってどうするんだろ…」

凛「ねーねー、うみありって言ってるけど…“あり”って? 激おこスティックファイナリアリティハラショードリーム??」

花陽「“あり”かぁ……どこかで聞いたことある気がするんだけど…何だったかなぁ…?」

凛「自分の名前かなー? ありすちゃんとかアリエッティとかアンリエットとかー?」

絵里「“あり”…? も、もしかして…!!」

花陽「絵里ちゃん何か心当たりでもあるの?」

絵里「えぇ…海未の大ファンでおでん缶とかハラショーとか何で今まで気付かなかったのかしら……“あり”っていうのは恐らく、>>550

アリチカ


絵里「恐らく…アリチカ、私の妹の亜里沙のことだと思うの」

凛「……」

絵里「まったく…亜里沙ったら…困った子なんだから」

花陽「絵里ちゃん…」

凛「あちゃー…」

絵里「え? 何?」

花陽「ねぇ…私達パーソナリティがリスナーさんを特定するとかどうなんだろ…?」

絵里「あ…」

花陽「いくら身内だからってちょっとやり過ぎなんじゃないかなぁ…?」

凛「りんがいぇ」

絵里「あぁぁ!! 待って! 待って!! 二人だってノリノリだったじゃない!! 何で私一人悪者みたいに」

花陽「だって…それは、ねぇ?」

凛「絵里ちゃんならボケてくれると思ってたのに……何でこんな時だけ本気で答えちゃうのかなー?」

花陽「このリスナーさんが絵里ちゃんの妹さんってことなんて花陽達ずっと前から気付いてたよ?」

凛「せっかく知らないふりずっとしてきたのにー」

絵里「あ、あぁぅ……な、何なの…今日は一体……エリチカを虐める特番か何かなの…!?」


凛「へ? 凛達はそんなつもり全然ないんだけど」

花陽「絵里ちゃんが自分で…」

絵里「そうよね……そう、悪いのは全部私なの……」

凛「え、絵里ちゃん! ごめんねごめんねー」

花陽「確かにちょっとやっちゃった感はあるけど…、亜里沙ちゃんって決まったわけじゃないから! あくまで推測の域だから…」

凛「そうだよ! これから気を付ければいいんだし! 反省は人を成長させるんだにゃ! 良い経験になったね?」

絵里「凛は私なんかよりずっと大人なのね…」

花陽「ほら絵里ちゃん元気だそ? ……ていうかこの広報部の全体を通して絵里ちゃんやニコちゃんを宥める時間が多すぎる気がするよぉ……花陽の気のせいだといいんだけど」

凛「えーりーちゃんっ! えーりーちゃんっ!」

凛(またこの流れ…)

花陽「えーりーちゃんっ!!」

凛「かしこい! かわいい!」

花陽「めげない! くじけない!」

凛「ひかない! こびない! かえりみない!」

花陽「そーれーはー?」

絵里「エリーチカッ!! 二人ともありがとう…私、何度でも立ち上がってみせるわ!」

凛「その調子だにゃー! んじゃ気晴らしにコーナーいこ! 何でもいいから!」


絵里「いいわよ、やりましょうか! コーナー」

花陽「絵里ちゃんを入れて一通りコーナーやったと思うんだけど…どうだった?」

凛「ラブアローと利き○○と闇鍋と生電話と相談室と、それに企画会議も!」

花陽「どれか印象に残ったのはあったの?」

絵里「……や、闇鍋」

凛「……あぅ」

花陽「ひっ…」

絵里「……やっぱり皆覚えてたのね」

花陽「お、思い出させないでよぉぉ…!」

凛「考えないようにしてたのにどうしてー! もー!」

絵里「……今日は闇鍋をやるわ」

花陽「なっ…!?」

凛「嫌だにゃー! 絶対反対ー!」

絵里「負のイメージを払拭したいのよ! 闇鍋はもっと楽しいものの筈でしょ? 今度はきっと美味しいお鍋が出来上がるわ」

花陽「美味しいお鍋作るコーナーじゃないんだけど…もうそれでいいや」

凛「んーー……」

絵里「凛…」

凛「……わかったにゃ」


『YAMI★NABE』


花陽「では簡単に説明を……この闇鍋は普通の闇鍋なんですが、大きく違う所が一つ! それは最後にとんでもないものを入れるんです…! とんでもないものとはとんでもないものです!!」

絵里「最後にぶち壊すシナリオが決まってるから各々の入れる具材もハジケられるってことよ……と、まぁいつもはこんな感じなんだけど今日はそういうの抜きにして美味しいお鍋を作りましょう?」

凛「……うんっ!」

花陽「たまには3人で普通にご飯食べるのも全然良いよねぇ! 何だか楽しくなってきちゃったぁ!」

絵里「ふふっ、本来食事っていうのは楽しいものである筈だから」

凛「……ねぇ、その最後に入れるとんでもないもの…今日は凛が決めていいかな?」

花陽「え?」

絵里「別にいいけど……信用されてないのね、私」

凛「そ、そういうわけじゃないよ! でも…前にあんなことがあったから…」

花陽(あ、あれ…? 前回って……花陽の記憶違い??)

絵里「じゃあ今日は凛に任せることにするわ」

凛「ありがと! うーーん? 何にしよっかなー」

絵里「ふふ、楽しみね」


凛「よーし! 決まったにゃー! 今日の闇鍋の一番最後に入れる『とんでもないもの』はこれーっ!!」


>>568

安価隊に加わります(・8・)ニッコリ

牛骨

最後にダシをとるのか(・8・)


凛「牛骨だにゃ!」

絵里「え、えっと……それって普通は一番最初に入れて出汁をとる感じじゃないの?」

凛「だからあーえーて♪」

絵里(あえての意味がよくわからないけど…まぁ変な物じゃないからいっか…)

絵里「なら次は出汁を……」

花陽「はいはいはいっ!」

絵里「出汁は何がいいかしら…」

花陽「はいはいはいっ!!」

絵里「最後に牛骨を入れるから…ってさっきからうるさいわね、どうしたの? 花陽」

花陽「ふぁいっ! ふぁぁいっ!! 花陽にお任せをぉぉっ…!!」

凛「かよちん…またふざけちゃうの? 凛、嫌だよ?」

絵里「花陽に任せるのはちょっと不安よね…」

花陽「花陽だって皆で美味しい物食べたいんですっ…!! ていうか……むしろ……逆っ……!! 美味しい物を……圧倒的に欲しているのは……花陽っ……!!」

絵里「はいはい…そんな緊張感を全面に押し出した喋り方しなくてもいいわよ、貴女に任せるわ」

花陽「わぁぁーいっ!!」

凛「ふ、不安だにゃ…」

花陽「何言ってるの凛ちゃん! 花陽は食べ物に対してはいつも真剣に向き合ってるんだから…!」

凛「そう、だよね…うん…! そうだよっ! 信じてるにゃ!」

絵里「なら花陽、お願いね」

花陽「はぁいっ! 花陽がこのお鍋の出汁に選ぶのは……! これっでっすぅっ!!」


>>578

豚骨


花陽「出汁は豚骨ですっ!!」

絵里、凛「「おーっ!!」」

絵里「偉いわ! 花陽」

凛「さすがかよちんだにゃー!」

花陽「えへへ…駄目だよ? 凛ちゃん、こういう骨は最初に入れてじっくり煮詰めないと

凛「凛のはあーえーてーだからいいのー♪」

絵里「牛骨に豚骨……アクがとんでもないことになりそうだけど…」

凛「じゃあどんどん具材入れていこー!」

花陽「おぉー!」

絵里「ここからが重要だから気を抜いちゃ駄目よ」


凛「凛は黄色が好きだから、この黄色い>>586を入れるにゃー」

花陽「ちょっとスープがむつこそうだから花陽はさっぱりとした>>587を…!」

絵里「……私は、>>590

穂乃果のパンツ

アフリカオオヤスデ

ピロシキ


凛「黄色い穂乃果パンツだにゃー!」

絵里「そうそう大量のアクを吸いとらせる為に…って、ちょっ…はぁぁ!?」

花陽「凛ちゃぁぁん!! 今日は皆で美味しい物を食べるってあれほど言ってたのに…何でぇぇ!? 何でなのぉぉ!?」

凛「あえてだよー♪ あえてー」

絵里「ハラショーとかより数段と便利なコトバね、それ……でもどうしてこんな真っ黄色な…」

凛「マッキー色? これは真姫ちゃんのじゃなくて穂乃果ちゃんので……でも元々は真っ白だったんだよ? 何でだろね? 不思議ー!」

絵里「下着が黄ばむ理由なんて…はっ! まさか貴女まで聖骸布とか言い出すわすじゃないでしょうね!?」

花陽「ふぁぁぁぁ!! もう凛ちゃんのせいで楽しいお鍋が台無しだよぉ!! どうしてくれるのぉ!?」

凛「そ、そんなこと言われても…そういうかよちんは何を持ってきたのー?」

花陽「花陽? 花陽は…お鍋がちょっとむつこそうだったからさっぱりとしたこれを用意してきたんだよ」
ゴソッ

絵里「かご…?」

花陽「おーい! 出ておいでぇ!」

凛「??」


ゴソゴソゴソゴソ…ッッ


絵里「ひっ!!」

凛「きゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」


絵里「む、むむむむむむ虫ぃぃ!? いやぁぁ!! 大きいぃぃぃぃ!?!!」

凛「き、気持ち悪い気持ち悪い!! かよちん早く閉まってーっ!!」
バシッバシッバシッ

花陽「り、凛ちゃん駄目っ!! かごが壊れて逃げ出しちゃ…ひゃぁっ!?」

凛「うわぁぁぁぁぁっ!!!!」

絵里「な、何なに…っ!? どうしたの…
!?」

花陽「うぁ…あわわぁぁ…!! 絵里ちゃんの膝の上に…」

絵里「へ…? ぎゃああああああああああ!!!!!!!!!」

凛「ちょっと!! 暴れたらこっちに来ちゃうでしょー!!」

絵里「いやっ!! いやぁぁ!! 花陽ぉ何とかしてよぉ!! やだぁやだぁぁぁぁぁぁ!!!!」

花陽「は、花陽……虫は苦手だから…」

絵里「な、なら何でこんなの持ってき…ひゃぁっ!? ふ、服の中に!? やだっやだやだやだぁ…!!!! 怖い怖いっ!! 気持ち悪いっ!! 誰か助けてぇぇ!!!!」


凛、花陽「「チョットマッテテー」」 (机を挟んで対面に避難)


絵里「ひぎゅ…、ぐすっ…」

花陽「いやぁ…絵里ちゃんのファインプレーだったねぇ」

凛「パニック状態で暴れてる絵里ちゃんの服の隙間から気持ち悪い虫が丁度煮えたぎるお鍋の中に落ちていったんだにゃー」

絵里「一生恨むわ…」

凛「あれって何て虫なの? 凛、今までに見たことないんだけど」

花陽「アフリカオオヤスデっていうらしいよ…」

凛「アフリカ…」

絵里「もうっ…嫌…!! 花陽…貴女までどういうつもりなのよ!?」

花陽「ご、ごめんなさい…! つい…」

絵里「ついで準備出来る範疇を国境と一緒に軽く越えてるからっ!!」

凛「絵里ちゃんだってどうせ変な物持ってきてるんでしょー? もうこの際お互い様だにゃ」

花陽「あれ? くんくんくん…良い匂いが絵里ちゃんの方から…」

絵里「……これよ、このピロシキ」

絵里「皆で美味しく食べようと思ってたのに…」

凛「もう…手遅れだにゃ…」

花陽「絵里ちゃんって…ホント、変な所でマジメ…」

絵里「うぅっ…、この変な虫に餌をやってる気分だわ」
ボチャボチャ


凛「じゃあ最後にとんでもないもの…牛骨入れるね」
ボチャンッ

絵里「とんでもないものがとんでもなく聴こえない…」

花陽「これで全部入りましたね…、ひと煮立ちさせて…っと」


『豚骨+穂乃果パンツ(いえろーだよぉぉ)+アフリカオオヤスデ+ピロシキ+牛骨』

グツグツグツグツグツグツグツ……


花陽「か、完成ーっ!! わぁぁい!! 嬉しいなぁー!!」

凛「お、美味しそうだにゃぁぁ!! 早く食べたーい!!」

絵里「プロなの…?」

花陽「でもここで一つ問題が! アフリカオオヤスデは解体せずそのままお鍋に入ってしまいました!」

絵里「と、いうことは…」

凛「この虫を食べるのは一人だけってこと!?」

花陽「その通りです…!!」

絵里「わ、私はパスっ! 花陽が持ってきたんでしょ!? なら責任持ちなさい!!」

花陽「い、いやここは…公平に決めましょう!」

凛「どうやってー?」

花陽「あれとかどうかなぁ? よくプレゼント交換でする、曲を流して止まった時に手元にあった人のものっていうの」

絵里「え、えー……」

凛「とりあえず取り分けたよー」

花陽「はぅぁっ…!! 一つだけメテオインパクト…!?」

絵里「ハズレがわかりやすくて助かるわ…」

凛「ではではー! μ'sミュージック…」

絵里、凛、花陽「「「スタートーッッ!!!!」


~♪(硝子の花園)

凛「たーらっらーららーらーらーたっらーららーらーらー」

花陽「夢の迷路~♪」

絵里「ユリの迷路~♪」

絵里、凛、花陽「「「たーらっららーらーらーらーららーらーらーらー♪」」」



>>624のコンマ一桁

1、4、7→エリチカオオヤスデ
2、5、8→リンチャンオオヤスデ
3、6、9→カヨチンオオヤスデ

0なら二桁目

かよちん


プツッ……


凛「静かなーため息はろーんりー♪ へ…?」

絵里「よしっ!」

花陽「勝ったぁぁ!!」

凛「う、嘘…!! 何で!? 何で何で何でーっ!!」

絵里「さぁ花陽、一緒に美味しいピロシキを召し上がりしょう」

花陽「わぁぁい♪」

凛「……満ち足りたろーんりー……やだー! やだやだやだやだやだーー!! 」

絵里「文句言わないの、ほらピロシキ一つあげるから」

凛「うぅーっ!」

花陽「では戴きましょうかぁ!」

絵里「えぇ」

絵里(虫と一緒に煮込まれたのは抵抗があるけど凛の立場を思えば何てことないわ…)

花陽(うわぁ…油でギトギト……あ、穂乃果ちゃんのパンツ…ヌルヌルになって……何これ…?)

凛(…………)

絵里「凛? 大丈夫?」

凛「……やだ」

花陽「決まっちゃったものはしょうがないよ……我慢して食べよ?」

凛「……」

絵里「では、いつもの通り…いっせーのせっ!でいくわ」

絵里「いっせーの…………せっ!!」


絵里「>>640

花陽「>>641

凛「>>645

すきや

穂乃果ちゃんのパンツおいしい

ksk

病院送り(退場)

またゲテ ( モノを食べる) ライブ( 放送) かよ…


絵里「はむっ…うん、バイト先のすきやを思い出すわ…。勝手にロシアンフェアなんかやっちゃって店長には叱られたけど…人気だったもの! エリチカ特製ピロシキ丼……あれと同じ味…それもその筈、隠し味は牛骨と豚骨のブレンド出汁だから……ご馳走さまでした」

花陽「はふっ…ふむぅ!? お、美味し…このピロシ…じゃない! これは穂乃果ちゃんのパンツ…!! 油をふんだんに吸い込んだ濃厚な味わい…! 口の中で蕩けちゃうよぉぉぉぉ!! 幸せぇぇぇぇぇふにゃぁぁ~~」


凛「うぅっ…食べなきゃ、だよね……ひぐっ…うぇっ…! んっ…はぅっ! がぶっ…ぐちゃ、がりっ…うぇぇっ!!」

凛「ひゅぎっ…き、気持ち悪…ひぐっ…! でも…全部食べなきゃ…はぐっ、ぐちゃくちゃ…うぷっ…! うっ…おぇぇっ…!! うぶっ…!」

凛「ひぐっ…ぐすっ、ぐちゃ…がりっ…はむっ…!! うぷっ…だめ…吐き出した、ら…っ!! うんぐぅっ…!! う、うぇぇ…っ…ぁ、んっ…んんっ…!!」

凛「う"あ"ぁっ…ぇぇっ、ぐっ、んんっ…はっ…!! あ"あ"ぁぁぁ…うぷっ…おえええぇぇぇっっ……!!!! 」
ビチャビチャ

花陽「り、凛ちゃ!?」

絵里「凛っ!! もういいから!!」

凛「あぅっ…ぶっ、ぜ、全部…食べ…なきゃ、ぐちゃぐちゃ…んんっ、あっ…おぇっ…う"ぅぁぁっ!!」

凛「食べ…な、きゃ……っ」

絵里「も、もうやめなさいっ…!!」

花陽「凛ちゃぁんっ!! もうやめてよぉぉ…!!」

凛「あ"っ……ぅっ……」
ドサッ

花陽「え……?」

絵里「り、凛……?」

凛「」

花陽「凛ちゃぁぁぁぁんっ!!!!」


花陽「凛ちゃんは…大丈夫なの…?」

絵里「今、救急車に乗って病院に向かってるところだから後で連絡が来るわ」

花陽「は、花陽も凛ちゃんの所に」

絵里「待ちなさい、仕事中よ」

花陽「絵里ちゃん…!? 何…言ってるの…? 凛ちゃんが…凛ちゃんが大変なんだよ!?」

絵里「リスナーの皆様、失礼しました。それでは引き続き放送を」

花陽「絵里ちゃんっ!!」

絵里「仕事に私情を挟んでは駄目よ… 貴女はそれでもプロなの?」

花陽「絵里ちゃんってそんな冷たい人だったんだ!? そう…だよね、アイス・ブルー名乗ってるくらいだもんねっ!!」

絵里「私だって……私だって今すぐ凛の元へ駆け付けたいわよっ!! でもこの広報部のパーソナリティーをニコから預かったの…私はそれを投げ出すわけにはいかないのよ…っ」

花陽「絵里、ちゃん……」

絵里「それにそもそも凛が倒れたのは貴女が持ってきた奇妙な虫のせいでしょ…?」

花陽「うああぁぁぁそうだったぁぁ…!! ごめんねぇ凛ちゃぁぁんっ!!」

絵里「私達に出来る事は2つ…、1つは凛の無事を祈る事、そしてもう1つは……凛が大好きだったこの広報部を守る事……凛がいつ戻ってきてもいいように…そうでしょ? 花陽」

花陽「ぐすっ…うんっ…!」


絵里「さて……微妙な空気になってきたからさっさと退散するわよ」

花陽「……うん」


絵里「はーい! 今日もこんな時間までお付き合いありがとうございました」

花陽「ありがとうございましたぁー」

絵里「もうお気付きの方もいらっしゃると思いますが…この広報部のレギュラーである星空凛が急な体調不良の為、先程病院へと搬送されました……心配です」

花陽「凛ちゃぁん! 救急車の中でこの放送聴いてるぅぅ!?」

絵里「その星空に代わりまして、私…絢瀬絵里が……こほんっ」

絵里「にゃ、にゃんにゃんにゃ~ん♪」

花陽「!?」

絵里「決してふざけてるわけではないわ! あえてよ」

花陽(……は?)

花陽「そ、それより凛ちゃん…戻ってくるよね…!? ねぇ!?」

絵里「それについては何とも言えないわ…でも、もしかしたらアニメ二期スタートには間に合わないかも…」

花陽「そ、そんなぁ…!!」

絵里「信じて待ちましょう…! 願えば望みは叶うもの…私達もリスナー様だって凛の復帰を願っているでしょ! 絶対大丈夫よ!!」

花陽「うんっ!! 凛ちゃぁん!! 花陽達はずっと待ってるからねぇ!!」

絵里「というわけで今日はここまで! アデュー♪ 絢瀬エリーでした」

花陽「 ばいばぁーい! 小泉ぱなぁーでしたっ♪」



~♪(No brand girls [HANAYO MIX])


━━


━━

絵里「もしもしっ! はい…絢瀬絵里は私です……それで! 凛は」

花陽「病院から!?」

絵里「はい…わかりました、ありがとうございます…」


花陽「な、何て!?」

絵里「大丈夫だって…良かった…本当に、良かったぁ…ぐすっ」

花陽「凛ちゃん…っ、ひぐっ…」

絵里「ショックによって気を失ってしまっただけみたいだから、少し休めば大丈夫らしいわ」

花陽「じゃあすぐまたここに…?」

絵里「お医者様の話によると、また元気に仕事することができるのは4月の>>日からだって」


>>677のコンマ一桁


━━

放送までには


━━


~♪(Listen to my heart!!)



花陽「こーんばんわぁぁ!! 今日も張り切ってμ's広報部スタートでぇぇっすーっ!! 皆さーんチャンネルはそのままでSTAY TUNEーっ!!」

絵里「き、気合い入ってるわね…! 花陽」

花陽「勿論だよっ! 凛ちゃんがいない分、花陽が頑張らないとねっ!!」

絵里「そう、ね……うんっ…! エリチカも燃えてきたわ…!! 花陽だけにいい格好なんかさせないわよー!!」

花陽「絵里ちゃんから氷が消えた…? その代わりに瞳に青い炎が灯って…!」

絵里「ノンノンノン! 絵里ちゃんじゃなくて、DJエリー♪」

花陽「DJエリー!?」

絵里「excellent♪ DJぱなぁー」

花陽「ぱなぁー!? えへへ…そう呼ばれると録に喋れない花陽でも凄腕MCみたいに聴こえるねぇー」

絵里「思い込みは大事よ。そうそう…昨日家に帰った後にね、広報部のテーマを考えてみたの」

花陽「テ、テーマソング…!?」

絵里「いや…ただのテーマね? 何かわかるかしら? 当ててみて頂戴、ふふっ」

花陽「広報部のテーマ…テーマ……うーん…、『安全』『健全』『最前線』かなぁ?」

絵里「寸分の狂いも無く正解よっ!! さすがね、ぱなぁー」

花陽「あ、相棒のエリー…のことなら…な、何だってお見通しだ…ぜっ… !!」

最前線以外テーマに沿ってない気がするんですがそれは…


絵里「安全でいて健全…まぁ公共の電波を使って放送してるんだから当たり前の事ではあるんだけど…今一度見直しましょう」

花陽「最前線っていうのは情報をどこよりも早くリスナーの皆さんにお伝えするって意味だよね…?」

絵里「何処よりもっていうのはさすがに無理だけど新鮮な情報は新鮮な内にってね♪ まぁネタバレ上等って意味も含まれてるんだけど…」

花陽「ネタバレは日曜日だけだからね! 他の日は絶対安全だからねっ!!」


絵里「とまぁこんな感じで…このテーマを遵守していくわよ! 非核三原則よりも重いんだから! 絶対に冒しては駄目よ? 絶対の絶対の絶対よ!?」

花陽(さすがにフリだよね…? ……よしっ!)

花陽「任せてぇ! エリー!」

絵里「良い子ね、ぱなぁー! ではさっそくお便りコーナーに」

花陽「あ、待って! 今ね、病院にいる凛ちゃんからメールが届いたんだぁ!」

絵里「へぇ…元気になったんだ?」

花陽「うんっ! ちょっと読み上げてもいいかなぁ?」

絵里「勿論、リスナー様も凛の元気な声が聴きたいに決まってるわ」


花陽「これ、が凛ちゃんからのメール」



『退屈だにゃー!!
凛はもう元気なのにまだ入院してなきゃダメってお医者さんがいじめるのー助けてかよちーん(>ω<
あ、でもね昨日の夜こっそり脱け出して>>683>>684してきたんだー
そしたらすっっっごく怒られちゃったー……(>ω<)y-~

あー早く広報部に>>686したいにゃーーーーーー』

オナニー

昆虫食

復讐

うわあこれはひどい(棒)


『退屈だにゃー!!
凛はもう元気なのにまだ入院してなきゃダメってお医者さんがいじめるのー助けてかよちーん(>ω<
あ、でもね昨日の夜こっそり脱け出してオナニーや昆虫食べたりしてたんだー
そしたらすっっっごく怒られちゃったー……(>ω<)y-~

あー早く広報部に復讐したいにゃーーーーーー』



花陽「はわぁ!? 怒ってる…! 凛ちゃんが激おこスティックファイナリアリティハラショードリームだよぉぉ!!!!」

絵里「気に入っちゃったのね…それ…って! 元気過ぎて私達の命が危険に晒されてるわよっ!!」

絵里「もう…! 病院脱け出して安全でも健全でもないことしてるし…あの子」

花陽「うぅ…凛ちゃん、どうしちゃったのぉぉ…!!」

絵里「……考えると恐ろしいわね」

花陽「凛ちゃんが復帰するのが4/7…」

絵里「と、とにかく凛の事はその時に考えましょう…! ……良い償いの方法を用意しておかないと…お菓子とか?」

花陽「あ、ずるい! 絵里ちゃん! なら花陽はラーメンいっぱい買ってきてあげるんだぁ…!!」

絵里「それより皆で食べられるお鍋の方が……何でもないわ」

花陽「……うん」


絵里「さぁさぁ暗い気持ちはこの場でバイバイして軽くお便り紹介した後、コーナーやるわよー! 広報部は凛の一強じゃないってとこ見せつけてあげるんだから!」

花陽「じゃあ花陽いっきまぁーす! ラブライバーネーム.グローリーチカ さんからでぇぇーーーぇ」


>>694

眼鏡ペロペロ


『眼鏡ペロペロ』


絵里「……? この人は眼鏡時代の花陽のファンの人なのかしら?」

花陽「今は違うのぉ…!?」

絵里「眼鏡の花陽のこと好きだった人多いらしいわよ?」

花陽「そうなの…? 失敗しちゃったかなぁ…」

絵里「でも今も可愛いんだからいいんじゃない?」

花陽「そ、そんな…可愛いだなんて言われたら、激おこスティックファイナリアリティハラショードリームになっちゃうよぉ…!!」

絵里「何で!? むやみやたらに使う物じゃないわよ…それ」

花陽「えへへ…うん、知ってた…」

絵里「はーい、じゃあお便りコーナーもこの辺にして」

花陽「まだ1通しか読んでないけど…」

絵里「今日は我が広報部が誇る最も安全で健全で最前線なコーナーをやるわ!」

花陽「え? 広報部にそんなのあったっけ?」

絵里「ふふっ…これよっ!」


『生電話』


花陽「うーん……安全であることは確かなんだけど…健全かなぁ…? 最前線の意味もわからないし」


花陽「まぁでも二人だからやれる事も限られちゃうし丁度いいかも」

絵里「でしょ? 二人で利き○○なんてやっても虐め以外の何物でもないわ」

花陽「確か前回から少し内容が変わって電話の相手に予め決めておいたキーワードや台詞を言わせるんだよね?」

絵里「そうよ、わかってると思うけど自然な流れで言わせないと意味はないから」

花陽「え、絵里ちゃんがそれを言うの…?」

絵里「ふふふ、あの頃の私とは一味違うわ……刮目しなさい!」

花陽「す、すごい自信……あ、でもこれってフラグ…?」

絵里「フィーバーー……フィーバーー……よしっ! 喉の調子も絶好調みたいね」

花陽「出たぁ! 巷で噂の絵里ちゃんのフィーバーする気がないフィーバー!!」

絵里「今日は生電話×2の予定だからサクサク行くわよ! まずは私から掛けてみるから」

花陽「え? 2回…? と、いうことは花陽も……?」


絵里「今日の生電話のターゲットは…誰にしようか・し・ら? ……ふふっ、決めたわ」


>>700

消されたことりのお姉ちゃん

ラブライブは設定ガバガバだからなー


絵里「えっと…えっと…何だったかしら? 名前が上手く出てこないわ…まぁ、とりあえず掛けてみましょう」

花陽(誰にかけるつもりなんだろ…?)

絵里「話してる内にきっと思い出すわよね…エリチカは賢い子なんだから♪」


絵里「あ、繋がった…もしもし…?」

『……もしもし』

花陽「っ!?」

花陽「え、絵里ちゃん…その電話本当に繋がってるの…?」

絵里「当たり前じゃない、何をそんな青白い顔して…」

花陽「で、ででで電話線抜けてるから繋がる筈ないよぉぉ!!」

絵里「え…? そ、そんな…じゃあ今私…誰と…」

『もしもし……』

絵里「きゃぁっ…!? 聞こえる…確かに聞こえるわよっ!!」

花陽「ど、どういうことなのぉぉ…!?」


絵里「や、やだ…怖い怖い怖い怖い怖い……っ」

『もしもし……?』

絵里「きゃぁぁー!! ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいっ…!!!!」


花陽「え、絵里ちゃん…落ち着いて!!」

絵里「こ、これが落ち着いていられるわけないでしょっ!! 何で…!? 何で切れないのよっ!?」

花陽「それより大事な事が…!!」

絵里「な、何…?」

花陽「まだ相手の人に言わせるキーワードを決めてなかったよね…?」

絵里「こ、こんな時に何言ってるのよっ!? どう考えたって心霊現象じゃない! これって!! 生電話の生は生きてる人間って意味の生でもあるんだからーっ!!」

花陽「刮目しなさいっ! なんて言ってなかったっけ…? さっき」

絵里「怖いのは無理なのぉ…っ!!
もうやだぁぁ……!!!! 助け…ごめんなさいすみませんごめんなさいもう友達を病院送りになんてしませんから許してくださいごめんなさいごめんなさい…っ!!」

花陽「……なら花陽が」

絵里「か、代わってくれるの!?」

花陽「その人に言ってもらうキーワードを考えます……うーんうーん…」

絵里「そ、そんなのどうだっていいから早く何とかしてよぉーっ!!」

花陽「……何で怖いのに受話器離さないの?」

絵里「だ、だってぇ…繋がってるから放り出すわけにもいかないでしょう…っ?」

花陽「ま、まじめだ……あ、電話の相手の人に言ってもらう台詞思い付きましたぁ!」

絵里「だ、だから…そんなのどうでも…っ!!」

花陽「これですっ! 絵里ちゃん! これをその電話の人に言わせるんだよぉ!!」


>>716

認められないわぁ!


『認められないわぁ!』


花陽「これなら何とかいけそうな気がするよねっ?」

絵里「あ、貴女…実は面白がってるでしょ…?」

花陽「そ、そんなことは…ただ、怖がってる絵里ちゃんも可愛いなぁって…」

絵里「むぅぅ…っ……や、やればいいんでしょ…!!」

花陽「頑張れぇー!」


絵里「も、もしもし…」

『もしもし』

絵里「きゃっ…!? やっぱり聞こえる…っ!! あ、あの…」

『……はい』

絵里「わ、私…攻砲部のあ、絢瀬…え、えりーちかというものでございましてです…っ!!」

『絢瀬…さん? あぁ…いつもことりがお世話になっております』

絵里「へ…? こ、ことり…!?」

『ことりは私の妹です。すみません…申し遅れましたが私…名を、南>>720

ほとり


『南ほとりと申します』

絵里「畔…さん? 陲…さん? ほとりさん…?」

絵里(何だか『咲~saki~』に登場しそうな名前ね……)

『絢瀬さん? どうかしましたか…?』

絵里「い、いえっ…! ことりさんにお姉さんがいたことなんて露知らず…あれ? ことりは確か一人っ子だって…」

『……っ』

絵里(え、えっと……もしかしてほとりさんはもう他界して…、もしかしなくてもこの電話線が繋がってない電話で話してるってことは幽霊か何かってことよね…? 成仏出来ずに…? 何で? ことりのことが気掛かりだから…? それとも他に別の…)

絵里(も、もう何でもいいから早くあの台詞を言ってもらわないと…!! でも何て言えば…!?)


『絢瀬さん』

絵里「は、はいぃっ!!」

『貴女から見てことりはどんな子ですか? ご迷惑を掛けてはいないでしょうか?』

絵里「こ、ことりはよく私に>>726してくれて、他の皆もことりの事は>>729って言ってます……、ことりは私達μ'sにとって>>732な存在なんです…っ!」

踏んづけてくれる

キン肉マン

鳥皮みたい

恐怖で錯乱してるし多少はね?


絵里「こ、ことりはよく私を踏んづけてくれて、それを見た他の皆はことりの事…キン肉マンって言ってます…、ことりは私達μ'sにとって…鳥皮みたいな存在なんですっ…!!」

『ことりったら絢瀬さんにそんな酷い事を…!? 申し訳ございません…! 昔は大人しい良い子だったのに…いつの間に…』

絵里「い、いえ…いいのですっ! 私は全然…っ!!」

『あの…つかぬことをお聞きしますが、鳥皮みたいな…というのは』

絵里「と、鳥皮ですか…!? あ、私が言ったんだったわ……えっと、その…ですね…鳥皮って身を包んでるじゃないですか? それを比喩してことりはμ'sを包んでいる存在、と」

『なるほど……μ'sというのはことりにとっての鳥籠…そこから逃げ出さない様に皆を暴力で縛り付けている……と、いうことなのですね?』

絵里「ま、まぁ…」

『すみません…私が甘やかして育てたばっかりに』

絵里(あら…? もしかして、これっていい感じ…? あと一押しであの台詞を搾り取れそう…!)


絵里「……正直、もう限界です…このままでは私の青春時代はずっと鳥籠の中…、卒業して解放されても次は社会という名の鳥籠へ…私は一生、飼い慣らされて生きていかなければならないのですか…!?」

絵里(次で決める…っ!!)


絵里「私に青春を手に入れたいっ…! 皆で笑って泣いて喧嘩して踏みつけられて飼い慣らされる……そんな青春を!!」

『……』

絵里「こんな…こんな…、ことりによる>>742があっていいんですか? 許されるんですか…!?」

硝子の花園


絵里「こんな…ことりによる硝子の花園が許されるんですか…!? ことりにとっては楽園に等しい場所かもしれない…っ! 私だって、逆の立場だったらゾクゾクしてたでしょうね……だって可愛い女の子8人も暴力で支配できる…夢の様だわ…」

絵里「でも…そんな物は全部まやかしよっ! とても脆く…繊細で…力を入れすぎるとひび割れ、跡形も無く粉々になってしまう…っ! それにことりは気付いてないんです!!」

絵里「このままではことりは罪を犯すまで過ちに気付けないまま…後で絶対に後悔してしまいます…!! 私ならいくら踏みつけられたってもいい…でも、仲間が傷付き泣いているのを見るのは我慢出来ない…っ!!」

絵里「だから…こんな硝子の花園なんて存在してはいけないんです!! 誰も幸せになれないっ…!! ほとりさんっ!! 貴女は…」

『認め……、るわ』

絵里「え…?」

『私はことりによる硝子の花園【支配の鳥籠】を認めます』

絵里「なっ…!? え、えぇ…!? そんなどうして…貴女はことりが傷付いて涙を流してもいいんですか!?」

『傷付き、傷付けられ…涙を流し、傍にいる人に拭ってもらう……そういうものでしょ? 青春って』

『だってこんなにことりの事を心配してくれてる貴女がいるんだもの……あの子が傷付きさえすれど、不幸になるはずがないわ』

絵里「え…? わ、私は…」

『これからもことりのこと…よろしくお願いします。……私も、そんな青春時代を過ごしてみたかったなぁ……』

絵里「ま、待って…! 待ってくださいっ!!」

『さようなら…』


プツッ……ツーツーツー……


絵里「……っ」

花陽(まぁ…全部、絵里ちゃんの嘘なんだけどね…)


花陽「絵里ちゃん失敗ーっ!」

絵里「まぁ…終わってくれたら何だっていいわ」

花陽「よくあんな嘘がペラペラと出てくるよね…? 尊敬はしないけどスゴいと思うよぉ…」

絵里「……どういたしまして」

花陽「でも今の怪奇現象…何だったんだろうね…」

絵里「あんまり深く考えるのはやめましょう…。思い出しただけで背筋がゾワゾワッと…」

花陽「絵里ちゃん、背中にヤスデが…」

絵里「え!? きゃぁぁぁぁぁーっ !!!! 嫌っ!! 嫌ぁぁ!! 取ってぇー!!!!」

花陽「じょ、冗談だよ…」

絵里「え…? よ、良かった……って花陽ーっ!!」

花陽「ご、ごめんなさぁぁい!!」

絵里「はぁ……電話一本でこんなに精神を磨り減らすなんて…。予定してた二本目の生電話は次の機会にするわ」

花陽「ほっ…」


絵里「最初こそ意気込んで挑んでみたんだけど…やっぱり二人だけだと調子出ないわね…」

花陽「そだねぇ…凛ちゃんが帰ってくるまでまだ何日かあるけど…どうしよう?」

絵里「早く帰ってきてほしいけど、顔を合わすのが恐ろしいというか何というか…」

花陽「……だね」

絵里「ってこんな暗い雰囲気ダメよ! ダメっ!! そうだ! 次回はメンバーの誰かにゲストとして来てもらうっていうのはどうかしら?」

花陽「絵里ちゃん賢いっ!」

絵里「なら…今の内にアポを……確か、予定が空いているのは」




>>752のコンマ一桁

1→穂乃果
4→海未
6→真姫
7→希
9→にこ

上記以外なら安価下で出るまで

ksk


絵里「希だったら何とか都合つけてくれそうかも」

花陽「希ちゃんかぁ…楽しみだなぁ! そういえば前に1回広報部に遊びに来てくれたことがあって」

絵里「へぇ、どうだったの?」

花陽「え、えぇーーとぉぉ…!! 楽しかった…かなぁ!!」

絵里「…?? 次回は希がゲストとして参戦してくれるからひとまず安心かな?」

花陽(初期メンバーが花陽しかいない…どうなっちゃうんだろぉ…?)


絵里「DJぱなぁー、そろそろリスナー様とのお別れの時間よ」

花陽「へ? あ、あぁ…花陽のこと…ていうか最初だけだったよね? その呼び方」

絵里「完全に忘れてたわ…、まぁ忘れてても何の不都合も無いんだけど」

花陽「それではDJエリー! 今日の感想何かある…?」

絵里「不完全燃焼感が相当きてるわね…、胸のこの辺がモヤモヤしてもどかしいー!!」

花陽「次こそは…っ!」

絵里「そう…次こそは!!」

花陽「ではではー! 今日はこの辺で! お相手はDJぱなぁーとー♪」

絵里「DJエリーでした♪ ふふっ」



~♪(after school NAVIGATORS)


━━


━━


~♪(純愛レンズ)



花陽「うぅぁ…あぁっ…! 今日も凛ちゃんがいないから絵里ちゃんと二人だけでの放送だよぉ…どうなっちゃうのぉぉ…!!」

絵里「安心して、花陽! 今日はとびっきりのゲストを呼んであるわ! ていうかその発言…私に対して失礼とか思ってくれないのかしら…?」

花陽「え、えっと…! それは、その…あの…………ゲスト!? ゲストが来てくれてるの!?」

絵里「あ、スルーした……まぁいいわ。それではさっそくスペシャルなゲストの登場です! どうぞー!」


希「どうもー! 東條希でーす!」

花陽「わぁぁ!」

希「この前来た時より1人減って今ここにおるのはウチを入れて3人やぁー!!」

絵里「それ…毎回言ってるのよね? 何の意味があるのかわからないけど…」

希「おっ、エリチ! ここではお初やね! まぁ緊張せんでもいつもみたいにリラックスしていけばいいと思うよ?」

絵里「その言い方だとまるで私の方がゲストみたいじゃない…」

花陽「あぁぅぅ…! 3年生だらけで怖いよぉ…!! 元々はにこりんぱなで始めたこの広報部なのに残ってるのは花陽だけって……乗っ取りなの!? 乗っ取ろうとしてるのぉ!?」

希「落ち着いて、かよちん。学年ではウチらが先輩やけど、ここではかよちんが一番先輩なんやからちゃんと引っ張ってくれんと」

絵里「そうよ、今日はいつも以上に期待してるわ」

花陽「ひゅぇぇ…っ!」

希「ではでは、かよちーん! タイトルコールよろしくー」

花陽「は、はいっ…! えっと……ラブライブμ's広報部TVアニメ第二期放送直前特別版スタートっ!!」


希「と言っても特別に何かするってわけやないけどね」

絵里「ネタバレとかは無いから安心して御視聴ください、そもそもネタバレするものがないんだけど…」

希「まぁ皆知っとると思うけど今日からスクフェスの真姫ちゃんイベントが開始となりましたー」

花陽「またボーダーとの戦いが…でも真姫ちゃんは絶対に覚醒させてあげたいし…!」

希「そんなかよちんに朗報を持ってきてあげたよー」

花陽「ふぇっ?」

希「実は、今回のスコアマッチからイベント報酬の枠が拡がったのだー! いえーい!」

絵里「え? 本当?」

希「うん! えっと、確か…4200位と21000位やったかな? そんなわけやから根詰めて頑張らんでも楽々覚醒できるってわけやー」

花陽「わぁぁい! ありがとぉ! 希ちゃん」

希「石も一個も使わんでも大丈夫なんやない?」

花陽「そうだよねぇ! じゃあイベント用にとっておいたのでガチャ回しちゃおうかなぁ!」

希「うんうん♪」


絵里「そ、それはいくら何でも甘く見すぎなんじゃ…」

希「しーっ!」

絵里「……エリチカ知ーらない」

花陽「うぅっ…ぐすっ…」

希「か、かよちん!? いきなりどうしたん!?」

絵里「大丈夫よ! 希には私が後でたっぷりとお灸を据えてあげるから」

花陽「ち、違うんです…、ここに来る前にアニメ一期を一挙に観てきて、それを思い出したら涙が…っ」

希「あぁ…明日からやもんね。かよちんみたいに今日一気に見直した人も少なくないんと違う?」

絵里「ついこの前の出来事なのにずっと昔の事の様に思えるわね…。それで花陽はどのシーンを思い出して泣いちゃったの?」

花陽「えへへ…やっぱり一期といえば4話の花陽がμ'sに入る為に勇気を振り絞るところですよねぇ…ぐすっ」

希「おぉ…! まさかの自分の見せ場!」

絵里「花陽も自分に自信を持てるようになったのね、素敵な事じゃない」

希「まぁそうやけど…」

花陽「あんなに素晴らしいアニメ一期だったから二期にも期待しちゃうねぇ!」

希「どうなるかは明日蓋を開けてみてのお楽しみってわけやね」

絵里「明日の22:30から東京MXで放送スタートよ。リアルタイムで観れる人も観れない人も今一度録画の確認をしておいた方がいいんじゃないかしら?」


希「いくらウチがスピリチュアルやからって過去に戻って録画を設定してあげる事は出来んからね」

花陽「ほぇー……」

絵里「今度はどうしたの? 口が開いたままだけどお腹空いちゃった? いつも放送前にしっかり食べておきなさいって言ってるのに」

花陽「ち、違うよぉ…! た、確かにお腹も空いてるけど……。何だかね…初めてラジオらしい入り出しができたかなぁって」

絵里「そう…?」

花陽「あ、そうだ! せっかく絵里ちゃんと希ちゃんがいることだし」

希「?」

絵里「……?」

花陽「二人って生徒会でも一緒だしすっごく仲良しじゃないですかぁ? まるで危ない花園的な意味でも」

希「まぁね」

花陽「だからいい機会だしお互いしか知らないお互いの秘密みたいなのあったら教えて欲しいなぁ…って」

絵里「え? ちょっ…何それ、聞いてないわよ」

希「ふふふ…」

花陽「きっとリスナーさんも聴きたがってると思うから…」

絵里「え、えぇー……やめない? それ…」

希「ウチは全然いいけど? 色々あるから何話そうか迷うわー」

花陽「えぇっと…じゃあ…」

希「ならウチから」

絵里「ストーップ!! わ、私から言うわよ…!! 希の秘密を…」

希「ウチはどっちでもいいけど」

花陽「では絵里ちゃん! 絵里ちゃんだけが知ってる希ちゃんのヒミツを教えてくださいっ!」

絵里「の、希のヒミツ……それは、>>777

ことりと共謀してメンバーの生着替えを盗撮


絵里「希はね……ことりと共謀してメンバーの生着替えを盗撮してるのよ!!」

花陽「えぇぇっ!? そ、それ本当なの!?」

希「うん♪」

絵里「まるで悪びれる様子は無いみたいね…」

希「やっぱりエリチは気付いとったんやね」

絵里「そりゃいつも着替えの時、希とことりは二人してメンバーの皆が視界に入る場所にいるんだもの…誰だって怪しいと思うわよ」

花陽「と、ということは…花陽のも…」

希「勿論、バッチリ収めてあるよ?」

花陽「うわぁぁんっ!! 即刻処分してぇぇ!!」

希「大丈夫大丈夫! 絶対流出とかせんから、ウチとことりちゃんが寝る前のお供に楽しんどるだけ♪」

花陽「それでも…っ! それでもぉぉ…!!」

絵里「まったく…まぁこれでメンバー皆知った事だし、明日にでもちゃんと謝罪しなさいよ?」

希「はーい! 次はどんな悪戯しようかなー?」

花陽「少しは反省してよぉ…!!」

希「じゃあ次はウチの番やね?」

絵里「あ…えっと、やっぱりこれ…やめない?」

希「ウチのヒミツだけバラされてここで退けるわけないやん?」

絵里「うぅ…」

花陽「希ちゃん! 絵里ちゃんのヒミツをお願いしますっ!!」

希「ふふっ…エリチはね、>>782

怖い話を聞いた日は一人で眠れない


希「エリチはね、怖い話を聞いた日は一人で眠れないんよ」

絵里「ちょ、ちょっと! 希っ!」

花陽「へぇ…」

絵里「あぅ…だ、誰だってそうでしょ…? 自分が寝てる時に部屋に侵入されて服を強引に剥がされ乙女の柔肌を」

希「あら? 貞操的なのやったっけ?
ウチはてっきり」

花陽「え、絵里ちゃん!! 広報部のテーマ!!」

絵里「安全、健全、最前線…安全、健全、最前線……。そうね…こんな使い古された話なんかしても最前線では」

花陽「そっちじゃなくてぇ…!! 今の絵里ちゃんの話だと安全でも健全でもないのぉ!! 更に言うと安全・健全面での死亡以外で最も問題視されてる事柄だから!!」

希「エリチが怖いのはお化けとか霊的なもんやったやろ?」

絵里「……はい。……恥ずかしいからはぐらかそうとしたのに…」

花陽「恥ずかしいを理由に自分で掲げた広報部のテーマを無視するのはやめてください」

絵里「……ごめんなさい」

希「で、エリチはたまにウチを呼んだりもするんよ。そうそう一昨日もやったかな…?」

絵里「の、希ぃっ!!」

花陽「一昨日……あぁ、あの生電話での心霊現象…」


希「ラジオ終わるのっていつも深夜やん? そんな時間にいきなり呼び出されて何事かと思えば『眠るまで傍にいて…』って、ウチの方が貞操の危機を感じたわ」

花陽「怖いの苦手なのは知ってたけど…まさかそこまでとは」

絵里「あ、あれは…っ! その…そう、広報部にゲストとして呼ぶ事が決まったからその打ち合わせを兼ねて…」

希「ほぅ…エリチが言うのは身体の方の“うちあわせ ”も兼ねとるんかなぁー?」

絵里「ご、語弊を招く言い方はやめなさい! 大体何よ…? 身体のうちあわせって? 同性なんだから合わせる事は出来ても打つのは…」

希「ふーん…ならもう一つエリチのヒミツを」

絵里「わぁぁ!! やめて!! やめてください!!」

花陽「ふ、二人とも…!! テーマを忘れないでぇ…!! いくら3年生で大人だからってあんまりアダルティな話はぁぁ」

希「あ、ごめん…つい」

絵里「希が悪いのよ、希が」


花陽「はい…、じゃあ次は…次、は……? 何するの?」

絵里「コーナーだから…、この前は闇鍋したから今日は利き○○でいいんじゃない?」

希「ええやん!」

花陽「闇鍋と同じくらいに『安全』と『健全』が保証されないコーナーだけど、大丈夫かなぁ…?」


絵里「不運なのは最近になってからでしょ? ニコがいた頃はこのコーナーも上手くやってたって聞くけど」

花陽「そう、だったかなぁ…? でもまぁゲテモノが選ばれるようになったのは最近かも…」

絵里「あれ? てことは私? 私が原因なの…?」

花陽「そうとは限らないと思うけど…」

希「なら今日証明すればいいやん! エリチがいてもまともにコーナーとして成り立つって!」

絵里「うん…そうね、やってみせるわ!」

花陽(でも絵里ちゃんが張り切ると録な事にならないんだよなぁ…)

希「大丈夫や、エリチを信じよ? そうカードも…カードも……あれ? 告げとらん?」

花陽「いくらスピリチュアルでも読心術はやめてよぉ…!!」

絵里「何をごちゃごちゃ言ってるの? 進めてもいい?」

花陽「はいっ…! これから行う『利き○○』は正解を一つと他ダミー二つを決め、その中で本物を見極めようってコーナーですっ! あ、でも見てはいけません!」

希「ウチが言うのもあれやけど…雑な説明やなー」

絵里「では、今回の利き○○……これです!」


『利き>>792

にこのパンツ


『利きニコのパンツ』


絵里「これよっ!」

花陽「あ…ああ……っ……」

希「え、えーっと……このコーナーって食べて当てるんやなかったっけ?」

花陽「そう…だよ……あれ? 花陽の勘違いかな?」

絵里「その通りだけど…どうかした?」

希「3秒後にかよちんは『早くこのメインパーソナリティ交代してくれないかなぁ…』と心で呟く」

花陽(早くこのメインパーソ…)

花陽「えっ…!?」

絵里「さっそくデータキャラでの試行ってわけね! すごいわ、希」

希「貶されてるの気付いてー」

絵里「じゃあ挑戦者を決めていくんだけど我こそはって人いるかしら?」

花陽「……」

希「……」

絵里「ならいつもの通りくじ引きで決めるわ」

希「待った! お題を決めたエリチがくじを作るのはフェアやない!」

花陽「そうだね! 何か細工されるかもしれないし…」

絵里「そ、そんなことしないわ! 今まで私の何を見てきたのよ!!」

花陽「……」

希「かよちんよろしくー」

花陽「はいっ!」

絵里「……あれ?」


花陽「できましたぁ! 花陽特性フォーチュンおにぎりですっ! 中に梅干しが入ってるのが当たり…すなわち挑戦者ということです」

希「さすがかよちん! 安全・健全面の信頼度μ's随一!!」

絵里「引き当てちゃったらダブル苦痛を味わうのね…やだぁ…」

花陽「ではぁ、せーのっ!」



>>799のコンマ一桁で今から挑戦者ー

1、4、7→絵里
2、5、8→花陽
3、6、9→希

0は二桁目が対象

縺九@縺薙>


希「はむはむっ…んっ! んんーっ! 酸っぱーい!!」

花陽「希ちゃん当たりだぁ!」

絵里「おめでとう、希」

希「え? えー? ニコっちのパンツ…ウチが食べるん?」

絵里「心配しないで、ちゃんと食べられる様に調理は施すつもりだから」

希「え…? でも…」

花陽「せっかく来てくれたのにごめんねぇ…希ちゃん、でも…ルールだから」

希「か、かよち…もがっ…! んんーっ!! ふがふがっ…!!」

花陽「このまま向こうで脳内占いしててぇ!」



絵里「さて……良かったわね、花陽」

花陽「うん、とりあえず一安心…」

絵里「あのおにぎりに何か細工を?」

花陽「ま、まさかぁ…絵里ちゃんじゃあるまいし」

絵里「……へ、へぇ…そうなんだ」

花陽「……やっぱり細工するつもりだったんだね」

絵里「そ、そんなことは…っ! それよりダミーを考えるわよ」

花陽「ニコちゃんのパンツはどう調理するの?」

絵里「それは…ダミーと合わせて考えるから」

花陽「そだね…じゃあ正解のニコパンはCのお皿にしようかな」


絵里「私は…Aのダミーを>>804にするわ」

花陽「花陽は、Bに>>805を」

にこブラ

うみパン


絵里「Aをニコブラにするわ」

花陽「ニコ……ぶら? ねぇ、ぶらって…」

絵里「ブラジャーとブランケットとブラウン管があるんだけど、どれがいいかしら?」

花陽「まともな物が無い……さすがにブラウン管を食べさせるのは心苦しいよね」

絵里「なら無難にブラジャーにしておきましょう」

花陽「ふと思ったんだけど…何でニコちゃんの下着がここにあるの?」

絵里「楽屋に落ちてたわよ、多分忘れていったのね…。あれ? ということはニコは下着を付けずに…」

花陽「実は花陽も…これ、海未ちゃんのパンツ…楽屋で見付けてきたんだぁ」

絵里「あらあら? 被っちゃったわね…まぁ長年一緒にMCやってたら考える事も似てくるか」

花陽「随分と短い長年だこと…」

絵里「あ、そっか…ということはダミーの調理法も考えないと…」

花陽「全部下着だからこのコーナー始まって以来の難問中の難問だよぉ…!」


絵里「……あぁもう! 考えるの疲れたわ! この際、ニコのパンツ、ニコのブラジャー、海未のパンツ…全部纏めてこの>>814漬けにして希に食べさせる! 異論はある!?」

花陽「ぴゃぁっ!?な、無いですぅ…!!」


絵里「ニコの愛液漬けにして食べさせるわ! 異論はある!?」

花陽「な、無いですぅ…!!」

絵里「そうと決まれば、ニコの愛液を」

花陽「だ、だから無いんですぅ…! そんな物、この広報部にあるわけないよぉ!!」

絵里「え…? 下着は落ちてるのに?」

花陽「下着は百歩譲ってわかるけど…愛液とか…何であると思ったの? ニコちゃんが密かに溜めてローション替わりに使おうとしてたとでも…!?」

絵里「ま、まぁ…あ! ローションといえばこの度、我がμ'sメンバーの海未が何とローションのイメージガールに選ばれました! 皆様のお陰です、ありがとうございました」

花陽「ローソンね! ローソンっ!! それじゃアダルトショップのイメージガールみたいに…って、ああぁぁ!! 花陽までこんな不健全な会話に参加しちゃいましたぁぁ!! もう! 全部絵里ちゃんのせいだからねっ!!」

絵里「わ、わかった! ごめんなさい!
私が悪かったわ…! だから落ち着いて? ね?」

花陽「はぁっ…! はぁっ…!」


絵里「落ち着いた?」

花陽「うん…花陽の方こそ取り乱しちゃってごめんね…。でも…いい加減にして?」

絵里「……はい」


絵里「と、まぁ…やっぱり下着を利きるってことはそれ自体が持つ独特の匂いとか味とかが大事になってくるわけだから手は加えないで有りのままで勝負しましょう」

花陽「食べられるのかが疑問だけど…もうそれでいいんじゃない?」


絵里「さすがに下着丸々食べさせるのは可哀想だから…パンツは色んな物が染み付いているクロッチの部分を、ブラジャーは母乳が吸い込まれてる事を信じて乳首に当たる部分を一口サイズに切り取ることにするわ」

花陽「母乳は…どうなんだろ…?」

絵里「はーい、じゃあ花陽はそっち切るの手伝ってね」

花陽「うんっ…!」


絵里「チョキチョキチョキ…」

花陽「ちょきちょきちょき…っ」

絵里「チョーキチョキチョキチョキチョキッ」

花陽「ちょーきちょきちょきちょきちょきっ!!」


絵里「よしっ…! まずAがニコのブラジャーね、そしてBが海未のパンツ、Cが正解に当たるニコのパンツよ」

花陽「パンツとブラの違いはわかるけど…この二つはわかんないね…」


花陽「希ちゃんお待たせー!」

希「ん…ふわぁ…、長いこと待たされるから寝てしもうとったわぁ…」

絵里「今回は物が物だから目隠し以外は外していいわ、味だけじゃなく匂いも手掛かりにして正解を当てるのよ」

希「せ、正解って何やったっけ…?」

絵里「ニコのパンツ、……ニコのパンツ」

花陽「準備はいい? 希ちゃん。じゃあさっそくAから…」

希「んっ…はぅっ…くちゃくちゃ」

花陽「次にBを、あーん」

希「くんくん…んむっ、はむっ」

花陽「最後にCですっ!」

希「はぐっ…もぎゅもぎゅ…んぐ、っ…ごくっ…」



絵里「全部食べ終わったわね」

希「まぁ……一つ一つが小さかったからなんとか…な」

花陽「ではそれぞれの感想をお願いしまぁす…!」

希「……」

希「Aは>>827、Bは>>828、Cは>>829

いつもの味

ちょっと甘しょっぱくて・・・大海原の匂いがするような気がする

今日食べてきた


希「Aは…いつもの味がした、何やったけ…あれ? 吸い付いたら硬くなって舌で転がしとる…いつもの…うぅ、思い出せん…でもそれと同じ味がしたんや」

花陽(え…? 吸い付くって、ニコちゃんの乳首…え? えぇ…!?)

希「Bは、…ちょっと甘しょっぱくて……大海原の匂いがするような気がする…海に蔓延る海獣…、クラーケン…? ポセイドン…? あかん…! これは…あかんっ…!!」

絵里(もしかして海未…漏らしちゃったからここに捨てて帰ったの…? ていうか大海原って……まぁでも一応当たってはいるのかしら…?)

希「Cは、今日食べてきた」

花陽「ん?」

絵里「はい?」

希「やからー、今日ここに来る前に食べてきたんや…まぁ物は同じやと思うけど、やっぱ鮮度の違いは明確やね! 今食べたんはちょっと…若い、かな…?」

絵里(食べてきた…? ニコのパンツを…? え……有り得ないでしょ……何と勘違いしているの…!?)


花陽「え、えぇーっとぉ…!! 早くこの極めて不健全なコーナーを終わらせたいので希ちゃん! 解答をお願いしまぁす!!」

絵里「貴女が食べた3つの中で本物のニコのパンツは1つだけ! それはA、B、C、どれ!?」

希「こほんっ、正解のニコっちのパンツ…それは、>>834

b


希「甘くてしょっぱい、それでいて禍々しくウチの五感を浸食してきた…Bこそ本物のニコっちのパンツ! つまり、可愛い顔して実はドス黒い感情と過去を背負っているニコっちそのものというわけやー!!」

花陽「ぶっぶぅー」

絵里「不正解よ」

希「なっ…!? ってわかるわけないやん!! こんなの!!」

花陽「いやぁ…希ちゃんが元気そうで何よりだよぉ♪」

絵里「この広報部からこれ以上病院送りにするわけにはいかないからね」

希「あ、あの…」

花陽「はい、ではぁー! 残念ながら間違ってしまった希ちゃんには軽ーい罰ゲームですっ!」

希「か、軽い?」

絵里「ちょっと難問過ぎたからね…可哀想かなって…、罰ゲーム自体は軽めな物を用意するからそれで、ね? 許して頂戴」

希「わ、わかった…」

花陽「じゃあ絵里ちゃん! 希ちゃんへの罰ゲームの発表を」


絵里「希への罰ゲーム……それは、>>838

関西弁禁止


絵里「関西弁禁止よ」

花陽「軽っ!」

希「へ? 関西弁を…?」

絵里「そう」

希「いつ…まで…?」

絵里「永遠に…っていうのは嘘♪ とりあえず…明日も来てもらうから今日と明日の間かな?」

希「ま、まぁそれくらいや…それくらい、なら…」

花陽「希ちゃんへの罰ゲームも進行中なところで今日は一つだけ決めておきたい事があったんだよねぇ」

絵里「そうね、じゃあここからは希に進行してもらいましょう! よろしく」


希「う、うん…えっと……明日から始まるTVアニメ第二期の直後に行う予定の新コーナー」

希「仮にコーナー名を『アナザーストーリー』とします、それのサブタイトルを決めたいと思っと…、ているのですが…」

絵里「前にも遊びでやった『ラブライブ! ~○○○○~』みたいなのの事よ」

花陽「予め決めておいたらそのサブタイトルを意識して物語を運び易いんじゃないかなぁ…って思いまして」


希「やっぱりサブタイトル付けるとしたら○○の△△ってのがいいと思うん…思うっ!」

絵里「鋼の錬金術師とか?」

花陽「それサブじゃないタイトル…、うーん…と……11人目の狙撃主とか銀翼のストライカーとかじゃない?」

希「まぁそんな感じです!」

絵里「これが決まったらそれを目指してストーリーを作っていくのよね?」

花陽「うん…」

絵里「それって…大変じゃない!!」

希「そりゃまぁ……でも何か目標というかそんなのがあった方がただ漠然とするよりいいと思…います」

希「!」

絵里「もし変なのになったら…」

希「エリチ、良い物を作ろうとするからにはそれなりのリスクは背負うべきなのだ! というわけで今から決めるのだー!」

花陽「緊張するよぉ…! これってこの前やったキャラの設定決めよりもしかしたら重要なんじゃない…?」

希「その通りだ! かよちん!」

絵里「……可愛い」

花陽「『ラブライブ! ~○○の△△~ 』だよね?」

絵里「前と同じ様に一ヶ所ずつ慎重に決めましょう」

希「ではいくぞー! まずは前半部分!」

花陽「キャラ名だけはやめてぇぇー!!」


『ラブライブ! ~>>848の△△~』

ラフレシア花陽


『ラブライブ! ~ラフレシア花陽の△△~』


花陽「ひゅぇぇっ…!?」

絵里「……さっきの花陽の一言、フリだと思われたんじゃない…?」

希「拒食症のかよちんをどう動かすかが鍵になるのだー!」

花陽「あぅぅ…始める前から先行きが不安だよぉ…」

希「まぁ決まってしまったものは仕方ないから続けて後半部分を決めよー!」

絵里「こうなったら文章として成立してればもう何でもいいわ…」

花陽「お願いしますぅーっ!!」

希「ではではー! ゴー♪」


『ラブライブ! ~ラフレシア花陽の>>~856』


『ラブライブ! ~ラフレシア花陽の美少女ドラゴンが歴史を刻む本格異世界物語~』


希「うわぁ…」

絵里「い、意味は何となくわかることはわかるけど……異世界かぁ…」

花陽「あのぉ…つまり、花陽は何処で何をどうすればいいんざましょ…?」

希「でも一つ言える事はラフレシア花陽と美少女ドラゴンは必ずしも=じゃなくていいってことなのだ!」

花陽「あ、あぅぅぁ…??」

絵里「……本編でも異世界に行ってくれないかしら?」

希「異世界だけでもあれなのに“本格”だからねー」

花陽「が、頑張りましゅっ…??」

希「かよちん混乱中?」

絵里「とにかくこれで物語の方向性は決まったわね」


『ラブライブ! ~ラフレシア花陽の美少女ドラゴンが歴史を刻む本格異世界物語~』

【小泉花陽が拒食症】

【東條希がスピリチュアルではなくデータ人間】


絵里「だ、大丈夫なの…? これ…」

花陽「明日のことは忘れたいのー♪」

希「明日は明日の風が吹くのー♪」

絵里「……4/6の23時過ぎくらいから第1話スタートを予定してますが…頑張ります、が! 決して期待はしないでください」


絵里「名残惜しいと言いますか…一時間程過去に遡りたい思いでエリチカの胸はいっぱいなのですが、そろそろお別れの時間です」

花陽「希ちゃん、本当に体調は大丈夫なの?」

希「へ? うん…?」

絵里「その防御力、広報部レギュラーの素質ありね!」

希「ぼ、防御力が重要視されるラジオ番組って…」

絵里「あぁ……それよりも明日どうしよう…、そこそこ厄介なサブタイトルになることは予想してたんだけど…まさかこれ程までなんて…」

花陽「ひゅはぁぁ…ぁぁ……っ」

希「難しく考えすぎなくてもいいと思います! むしろ本編とはかけ離れたストーリーになる事は目に見えてるんだから被らなくてラッキーなのだー! 的な?」

絵里「そう…、ね! うんっ! よし…明日からまた頑張るのだー!」

希「その意気なのだー♪」

花陽「よく考えたらアナザーストーリーの進行は絵里ちゃんが全部やってくらるんだから花陽は何もしなくてもいいのだー!!」

絵里「そうなのだ! ではまた明日なのだー♪」

花陽「ラフレシア花陽なのだぁ♪」

希「データ人間なのだー♪」



~♪(硝子の花陽)


━━


━━


~♪(それは僕たちの奇跡)



絵里「すぅー……せーのっ」

希、花陽「「でもそんなんじゃだーめ♪」」

絵里「って違うでしょ! 花陽まで…、まったく…」

花陽「の、希ちゃんがやれって…」

希「お約束なのだ!」

絵里「はい、もう一度いくわよ? せーのっ!」

絵里、希、花陽「「「ラブライブ! TVアニメ二期放送開始おめでとうー!!」」」


花陽「わぁぁーい! 嬉しいよぉー!!」

希「おめでとー!」

絵里「これもラブライバーの皆様の応援があったからこそよね。そして先程アニメ放送が終わったということは…」

希「ということは?」

絵里「ネタバレ上等でお送りする日曜の広報部スタートー!!」

花陽「ネタバレやめてよぉぉって人は寂しいけど…今日はここでお別れですぅ…」

希「今すぐ目の前にあるPCやらスマホをハンマーとかで破壊するのだー!」

絵里「希に言われたからって、つい勢いで壊しちゃった人がいても広報部は一切責任を負いません」

絵里「あ、そうそう…昨日言い忘れてたんだけど、SIDのエリチカ編発売中でーす!」

花陽「全巻購入特典の箱はまだ小さいです…」

希「その箱に入るSIDはウチのを入れて8冊やぁー!!」

花陽「あ、関西弁…」



絵里「それより1話を観てみてどうだった?」

花陽「すごく良かったと思いますっ!! 前半部分はギャグに特化しすぎてた気がしたけどラブライブらしさがそのまま残っていて」

希「ていうか穂乃果ちゃんが生徒会長って…最初は夢落ちかと思ったのだー!」

絵里「私も冗談かと思ったわ」

花陽「あれ…? 絵里ちゃんが推薦したって言ってなかったっけ?」

絵里「あぁ…そうだったかしら? でもさすがにまだ1話では異世界へは行ってくれなかったみたいね…残念だわ」

希「それはない!」

花陽「本編の内容も良かったけど花陽的にはオープニングの歌と映像もすっごく素敵でしたぁ!! 一期のBDのジャケット絵が動いてるの見てふわぁぁ~って!!」

希「あれすごい良かったね! ススメのμ'sバージョンもあって嬉しい!」

絵里「全てにおいて文句無しの出来だったと思うわ…でもね、私が恐れていた事が現実になりそうな気がして…」

希「あ、それ私も思った」

花陽「そ、卒業…」

絵里「もう回避不可能なくらい…フラグってレベルじゃなくもう確定事項よね…」

希「私達も三ヶ月後には卒業、か…」

花陽「あぁぅぅっ…ひぐっ…やだよぉぉ…!」

絵里「花陽……ありがと」

希「……しんみりするのは広報部らしくないのだ! あと一つ重大発表があったでしょ!」

絵里「何かあったっけ…?」

希「ラブライブ!2nd season のBD第1巻が6月20日に発売ー!!」

花陽「そ、そうでしたっ! その中には特典としてSSAのチケット最速先行販売申込券が付いてるのです!!」

絵里「こ、これは…何が何でも購入しないとね! もう予約は出来るのかしら!?」

希「多分まだなのだー!」


絵里「1話をもっと振り返りたいところなんだけど、今日のメインは新コーナーのアナザーストーリーよ!」

花陽「はぁぅっ…! そ、そうでした!」

希「本格的異世界とか言ってたけど大丈夫?」

絵里「全然大丈夫じゃないわ、でもやるの…決めたからにはやるの」

花陽「でも1話再現するのにどれくらい時間かかるんだろ…? 想像つかないやぁ…」

絵里「私にも未知の領域よ、だからさっさと入っていくわよ! リスナーの皆様も是非お付き合いをお願い致します」

希「ではではー! ストーリーに入る前に設定の確認なのだー♪」


『ラブライブ! ~ラフレシア花陽の美少女ドラゴンが歴史を刻む本格異世界物語~』

【小泉花陽が拒食症】

【東條希がスピリチュアルではなくデータ人間】


絵里「それでは…」

絵里、希、花陽「「「スタートーっ!!」」」


【ラブライブ! ~ラフレシア花陽の美少女ドラゴンが歴史を刻む本格異世界物語~】



──夜


花陽「うぶっ…! おえぇぇっ…!! はぁ…っ、はぁ…っ…」


まただ……最近、頻度が増えていっている……

何で…? こんな……


ここ数日、私の体内が激動に駈られ…熱いものが喉の奥深くから込み上げ溢れ出してくる……そういう時決まって思い出してしまうのだ

いや、強引に記憶を呼び戻されると言った方が正しいかもしれない…。まるで頭の中の一番奥…今にも消えて無くなりそうな記憶の欠片を力付くで引き抜かれ、目の前に突き付けられる様な……


花陽「……うぷっ」


私は“竜使いの一族”の末裔だという事……幼い頃にお祖母ちゃんがそう話してくれた

ずっとずっと昔、この街…世界中が悲しみと憎しみに満ち溢れていた…血で血で洗う動乱の世。そんな中、私のご先祖様達が奮起し見事沈静させることに成功

それ以降、戦場に立つ機会は徐々に減っていき時代を重ねる毎にその血は薄れていった……お祖母ちゃんの代にはもう力は殆ど残っていなかったらしい


まるでお伽噺みたい…そんな感覚でお祖母ちゃんの話に耳を傾けていた

だって…竜使いとか私が暮らすこの現実とはあまりにかけ離れ過ぎてて…

でもまさか、あんな事になるなんて……この時の私は夢にも思っていませんでした


あんな、事に……


花陽「おぇぇぇっ…!! ひぐっ…うぇっ…!!」


思えばこうして食べた物を戻すようになったのは、この…お伽噺を思い出すようになってからな気がする…

あれ? 逆だったっけ…?

思い出すようになったのは、体調が悪くなってから…?

……どっちでも変わらないか

でも、何で今になってこんな昔の事…思い出しちゃうんだろう……?

時々、怖くなっちゃうんだ……私の中に別の何かがいて…私、私……誰か助けてぇぇ…!!

って


花陽「……考えても仕方無いよね」


記憶の理由なんて誰にもわかる筈がないんだから……きっと、私が人より臆病過ぎるだけ

そんなことより明日の為に早く寝ないと…、只でさえ体調悪くて…今日だってずっとフラフラだった


皆に心配はかけたくないなぁ…

私は一緒にスクールアイドルをやってるμ'sの皆の事が大好き、皆に会うと自然と勇気が貰える……だからこんな私でも頑張れる

でも…いつもいつも私は皆に迷惑ばっかりだから、もっとしっかりしないと駄目だよね

うんっ…おやすみなさぁい…


昨日を振り返ると自然と笑みが溢れ、今日という一日がとても素晴らしく思える…そして、明日が待ち遠しくて堪らない

そんな…いつも変わらない平凡な日々が花陽は大好き

不安な気持ちは全部お布団の中に置いて、また明日皆に元気をいっぱい貰おう

えへへ…やっぱり皆に頼ってばかりの花陽だけど、いつか恩返しが出来たらいいなぁ…

大好きなみんなの事を想いながら静かに目を閉じる


━━

#1 『もう一度ラブライブ!』



理事長「音ノ木坂学院は廃校にはなりません! 三年生も一年生も二年生も悔いの無い様に学園生活を送ってくださーい♪」

「理事長ありがとうございました! 続きまして生徒会長挨拶! 生徒会長よろしくお願いします!!」


絵里「……」
サッ

希「ん…?」

にこ(何でこの人立ち上がってるの…? 生徒会長はもうあんたじゃないでしょ! もしかして目立ちたくて? やぁ~ん! ずるぅい~!!)

にこ「ニコも目立ちたい~!」
サッ

希「え…?」

絵里「パチパチパチパチ…」

にこ「ぱちぱちぱち~♪ にっこにっこにー☆ にっこにっこにー☆」

希「ニ、ニコっち…! 静かにせな!」

にこ「うるさいわね! この講堂に集まってる生徒は皆ニコ目当てなんだからこれくらいがちょうどいいのよ」

にこ「にっこにっこにー☆」


穂乃果「……」
スッ

「「わぁー! きゃー!」」

穂乃果「この度、新生徒会長となりました高坂穂乃果と申します!!」


絵里「なかなか様になってるわね」

にこ「ぐぬぬ…」


穂乃果「っ!」
カタッ


希「えっ? 穂乃果ちゃんがマイクを取って…そ、それを…>>884したー!?」

前生徒会長を挑発


穂乃果「えーこほんっ、絢瀬絵里さん」

絵里「え?」

穂乃果「絢瀬絵里さーん!」

絵里「な、何これ…? 聞いてないわよ…!?」

穂乃果「あれー? いないのー? もしかして私に生徒会長の座を奪われたから恥ずかしくて出てこれないのかなー?」

絵里「なっ…!?」

穂乃果「そうだよねー! 私が生徒会長ってことは絵里ちゃんより…ううん、この学校で一番賢く可愛くなっちゃってことだもんねー」

にこ「何言ってるのよ! 賢くて可愛いのは誰がどう見たってこのニコ」

希「ややこしくなりそうやから大人しくしとこうなぁ?」

にこ「むぐっ…ふぁ、ふぁなひははいよぉ…!!」


絵里「どういうつもり…? 貴女は一体何を考えてるの?」

穂乃果「言葉通りだよ? 私はこの学校で一番偉い…最強の存在になったの。それをここにいる皆にわかってもらおうと思って」

絵里「……そうね、貴女がそう思うのならそうなんじゃない? それより早く進めたら? 司会の人が困ってるわよ」

穂乃果「うん、そうだね!」

絵里「……」

希(穂乃果ちゃん…?)


━━

穂乃果「ふぁぁ~~疲れたぁ~~」

ことり「穂乃果ちゃん、お疲れ様♪ 穂乃果ちゃんらしくて良かったと思うよ」

海未「どこがよかったんですか!? 台詞が飛ぶならまだしも絵里に向かってあんな暴言を…! しかも全校生徒の前で…!!」

穂乃果「あはっ、ごめーん」

海未「とにかく……今日はこれを全て処理して帰ってください!!」

穂乃果「うわぁぁ…!!」

海未「さっき自分で言っていたじゃないですか? 私は最強だと…ならこれくらい軽くやってのけるくらい楽勝でしょう?」

穂乃果「うぅ…」

海未「それにこれも!」

穂乃果「んー……?」


>>888

>>889

>>890

穂乃果「これは…?」

海未「一般生徒からの要望です!」

おちんぽローズマリー

一週間で記憶がなくなるからどうかしてほしい

にこちゃんが私に懐いてくれない


『おちんぽローズマリー』

『一週間で記憶がなくなるからどうにかしてほしい』

『にこちゃんが私に懐いてくれない』


穂乃果「これを私にどうしろと?」

海未「知りません、自分で考えてください」

穂乃果「考えてもわからないよ! てか記憶がどうとかは私にじゃなくて病院に行ってよ! ニコちゃんと仲良くなりたいんだったらこんな匿名で言われても対処の仕様がないから! それに」

ことり「おちんぽローズマリー…?」

穂乃果「……ことりちゃん、もう一回言って」

ことり「ふぇ? いいけど…、おちんぽローズマリー」

穂乃果「もう一回!」

ことり「おちんぽローズマリー♪」

穂乃果「よし!」

海未「何がよしですか…、早く仕事を終わらせてください」

穂乃果「最強の座も楽じゃないんだねぇ……」

絵里「……やっとわかったの? 生徒会長っていうのは貴女が思っている程甘いものじゃないの」

希「んふふ、頑張ってるかね?」
カタカタカタ

穂乃果「絵里ちゃん……希ちゃん!」

海未「パソコンを持ち歩いて重くないのですか…? 希」

希「ふふふ…」

絵里「大丈夫? 私、かなり頭にキテるわよ?」

穂乃果「えへへへ、ごめんなさーい! それで、今日は?」

絵里「>>892

共学化したから男子からのリクエストやな
男女のナカが良くなる(意味深)


絵里「共学化したから男子からのリクエストね…男女のナカが良くなるわ(意味深)ふふっ…」

ことり「男女のナカ…?」

穂乃果「えぇっ!? この学校っていつの間に共学になったの!?」

海未「そんな訳ないでしょう…? どうして仮にも生徒会長なのにこんな嘘を真に受けてしまうのですか…」

穂乃果「へ? 嘘…?」

絵里「はぁ…呆れた…。どうして私、こんな子を推薦しちゃったのかしら…」

穂乃果「むぅー!」

絵里「今からでも海未に代わってもらった方がいいんじゃない? 理事長には私からも頼んでみるから」

穂乃果「余計なお世話だよっ! 引退した人は口出ししてこないで!!」

絵里「どうなっても知らないわよ…?」

穂乃果「ふんっ!」

絵里「ふんっ…」

海未「絵里、すみません…穂乃果には後できつく言い聞かせておきますので」

希「ふむふむ…」
カタカタカタ

ことり「希ちゃん? さっきからずっとパソコンいじって何してるの? 割れ厨なの?」

希「ウチのデータによれば穂乃果ちゃん、生徒会長として相当>>895するみたいよー?」
カタカタカタ

楽(サボり的な意味で)


希「穂乃果ちゃん、生徒会長として相当楽できるみたいよー?」

穂乃果「本当に!? わーい! そうだよねー♪ 何だかんだ言っても海未ちゃんが全部やってくれるし、ことりちゃんもいるし!」

ことり「うん♪」

海未「人を当てにしないでください! ことりもそれでいいのですか!?」

ことり「ことりは穂乃果ちゃんが幸せなら何でも…」

希「ウチのデータによればここに置いてある書類、殆ど海未ちゃんがもう終わらせてくれとる筈やけど?」

海未「ど、どうしてそれを…!?」

穂乃果「わわっ…本当だ…!」

ことり「すごい…いつの間に!」

海未「こ、これは…その…別に穂乃果の為というわけではなく、どうせ穂乃果はやらないだろうと思い…それで」

穂乃果「ありがとう! 海未ちゃん!」
ギュッ

海未「つ、次からはちゃんと自分でやるんですよ!?」

穂乃果「うんっ!」

希「次も海未ちゃんが終わらせてくれる確率95%…」
カタカタカタ

海未「そのパソコン壊しますよ!?」


━━

にこ「いい…? 特訓の成果を見せてあげるわ!」

凛「……」

花陽「……」

にこ「にっこにっこにー☆ 貴女のハートににこにこにー☆ えがお届ける矢澤にこにこ~♪ やぁぁぁん~っ! あっ…んっ…、んんっ…! やぁンっ…だめだめだめぇ~にこにーは皆のも・の♪」

真姫「>>900

エロい


真姫「エロい」

にこ「でっしょ~♪ これからは新しいにこにーとしてエロかわにこにーを見せちゃおうかなぁ~って☆」

真姫「や、やめてよね…ライブ中に私が発情しちゃったらどうしてくれるのよ…?」

にこ「え?」

真姫「な、何でもないっ!!」

凛「でも凛にはちょっと難しいにゃ~」

花陽「わ、私にも…ちょっと」

凛「ていうか四人でこんなことして意味があるの?」

にこ「わかってないわね~! って凛が髪縛ってるの中々可愛いかも…」

凛「にゃ?」

にこ「これからは一年生が頑張らなきゃいけないのよ!」

にこ「いい? 私はあんた達だけじゃどう>>902すればいいかわからないだろうと思って手助けに来たの! 先輩として!」

進化


にこ「あんた達だけじゃどう進化していいかわからないだろうと思って手助けに来たの!」

凛「進化?」

にこ「さっきの集会で穂乃果が言ってたの聞いてた? 私は最強だとか何とか」

真姫「それがどうしたのよ? また穂乃果の妄言でしょ?」

にこ「まぁ確かに賢さと可愛さではニコに遥かに劣るわ…でもね、穂乃果にあってあんた達に絶対的に欠けてるものがあるの!」

凛「何だろ?」

にこ「それは自信よ! あそこまで自分に自信を持ってる人間をニコは見た事がない! 悔しいけどそれってかなり重要な事なの…自信を持つってことは自分自身が持っているポテンシャルを最大限に発揮する為に一番必要な」

花陽「あ、携帯鳴ってる」

にこ「って聞きなさいよ!! だからあんた達も穂乃果に負けないように自信を付けるべく究極の進化を遂げて」

花陽「ふぇ? へっ? え…ちょ、えぇぇぇぇぇぇぇ!?」

凛「かよちん…?」

真姫「花陽? どうかした?」

花陽「はひゅひゅひゅ…はっ…、あ…アリエナイデース…はわわっ」

にこ「だから聞きなさいってー!!」


━━

花陽「ひゅふっ…ぴゅへっ…はっ…ああ……っ…あぅぅぅぅぁぁぁぁ」
カタカタカタ

真姫「花陽がヤバいわ! 凛、何とかしなさいっ!」

凛「え、えっと…そうだ! こういう時はおにぎりを…はい! かよちん」

花陽「え? おにぎ…うぷっ…! んぐ…はっ…はぁっ…!! ひぎゅぅぅ…っ!! うぶっ…」

真姫「ちょっと! もっとヤバい状態になってるじゃない!!」

凛「あれー? おかしいなー」

花陽「い、今は…お腹空いてない…から…っ」

花陽「それより! これを!!」

凛「にゃー?」

真姫「んー? えっ! ちょっと…」

にこ「えぇぇーーっ!?」




ガチャッ!!


にこ「穂乃果!!」

「矢澤先輩?」

にこ「穂乃果は!?」

>>906の方が捗るからそっちで仕事するって」

理事長室

トイレ


━━理事長室


ガチャッ!!


凛「穂乃果ちゃん!」

理事長「はい?」

凛「あのね! 穂乃果ちゃん! 大変なの! 実はね」

真姫「落ち着きなさい、凛! その人は穂乃果ではないわ!」

凛「にゃにゃっ!? 穂乃果ちゃんの偽者だにゃー!!」

理事長「生徒会長ならついさっき…『ヨサンヒョーが』って言いながらここの金庫を強引に抉じ開けようとしていたから軽く注意したの」

理事長「そしたらションボリして、溜まりに溜まった鬱憤を身体を動かして晴らしたいからって>>910へ行ったわ」

弓道場


━━弓道場


真姫「穂乃果ぁ!!」

海未「えっ…?」


ヒュッ…!!


にこ「真姫ちゃん危ないっ!!」
ドンッ

真姫「きゃっ!!」
ドサッ

海未「だ、大丈夫ですか!?」

真姫「ニコ…ちゃん…? ニコちゃんっ!!」

にこ「平気よ、エロかわモードのニコは艶かしい柔肌で回避能力が上昇してるんだから」

真姫「言ってる意味はよくわからないけど無事で良かったわ…」

海未「貴女達は何を考えてるんですか!? 的の側からいきなり現れるなんて…危険極まりないです!!」

真姫「そんなことより穂乃果は!? 穂乃果いるんでしょ!?」

海未「穂乃果はさっきまでいましたけど今は…」

真姫「あぁもう…また!」

海未「何かあったのですか?」

真姫「大変なのよ! だから穂乃果の居場所を教えて! 穂乃果は何処に行ったの!?」

海未「穂乃果はお腹が空いたからと>>913へ…」

真姫「そう」


海未「……私には教えてくれないのですね……別にいいです、気にしてません…」

トイレ

ラーメン屋


━━トイレ


にこ「穂乃果ー!!」

花陽「ってお腹空いたからって何でここに…? んっ…うぷっ…!!」

凛「かよちん…?」

花陽「な、何でもないよ…えへへ…」

花陽(トイレに入るだけで吐き気を催すようになってきた…あぅぁ…っ)

にこ「穂乃果ぁー!!」
ガチャ

穂乃果「ほぇ? いやー今日もパンが旨いっ!」

凛「やっと見つけたにゃー!」

真姫「生徒会長が便所飯ってどうなの…? いや、生徒会長じゃなくてもだけど…」

穂乃果「どしたの? はむっ…」

にこ「穂乃果…もう一度…っ、あるわよっ…」

花陽「もう、一度…っ!」

真姫「もう一度…!」

凛「もう一度ー!」

穂乃果「??」


━━部室


海未「もう一度!?」

ことり「もう一度っ?」

希「ふむふむ…もう一度あるみたいやね。てか情報遅くない? 皆、情弱なん?」
カタカタカタ

絵里「もう一度、>>917!?」

えっ、なんだって?(難聴)


絵里「え? 何? 何て言ったの?」

花陽「だからラブライブです! ラブライブがまた開催されるんですっ!!」

絵里「ごめん、よく聞こえないわ」

花陽「で、ですからラブライブが…!!」

絵里「聞こえない! 全然聞こえないわ! わーわーわーわー!!」

花陽「ラーブーラーイーブー!!!! ラブライブですっ!! ラブライブラブライブラブライブラブライブ…っ!! んんっ…おぇっぷ…!! はぁはぁ…っ!!」

絵里「へぇ、そうなんだ」

希「……わざとやね」

花陽「はぁっ…はぁっ…! げほっげほっ…!!」

凛「かよちん大丈夫ー?」

花陽「う、うん…! とにかく第二回ラブライブが開催が決定して…前回とは異なり地区別で予選があったり会場の広さも数倍、ネット配信の他、ライブビューイングも! 更には>>919も計画されてるみたいですっ…!!」

優勝商品として米俵三年分


花陽「更には優勝商品として米俵三年分の贈呈が計画されています…」

花陽「……」

凛「あれ?」

真姫「花陽ならもっと喜ぶべき事じゃないの…?」

にこ「ていうか今日の花陽、ちょっと変よ? さっきも凛のおにぎり拒んでたし」

花陽「そ、そんなこと…ない…っ! わ、わぁい…!! お米いっぱい貰えるんだぁ…!! でも優勝は難しいと思うけど…頑張ろうねっ!」

希「……」
カタカタカタ

にこ「ちょっと待って! 今地区予選って言ってたけど…」

花陽「はいっ…! ですのでランキングが下位のグループでも予選のパフォーマンス次第で本選に出場することも…!!」

にこ「それって私達にもチャンスがあるってことよね!!」

凛「すごいにゃー」

海未「またと無いチャンスですね」

真姫「やらない手はないわね」

にこ「そうこなくっちゃ~☆」
ギュッ

真姫「んっ…ちょ、ちょっと…近っ…! 駄目よ、ニコちゃん…皆が見てるからっ…!」

絵里「でもちょっと待って…! 地区予選があるってことは私達、A-RISEとぶつかるってことじゃない…?」

花陽「>>922

A-RISEはシードじゃけん


花陽「A-RISEはシードじゃけん!!」

絵里「ひっ! あ…そうなの…? そうよね、前回の優勝チームなんだからそれくらい……って何で広島弁…?」

花陽「こうしたら絵里ちゃん、ちゃんと私の話聞いてくれるかなって」

絵里「……さっきはごめんなさい」

にこ「A-RISEがいないんだったら地区予選くらいは何とかなるんじゃない?」

凛「これは勝ったも同然だにゃー!」

ことり「何だか拍子抜けだね~」

海未「油断は禁物です!」

絵里「鬼の居ぬ間にって訳じゃないけどA-RISE様の気が変わらない内にエントリーしちゃいましょう」

希「うん! A-RISEがおらんのやったらμ'sの予選通過は間違いないからね」
カタカタカタ

絵里「ならさっそく……ん?」

穂乃果「ずずぅーっ……いやぁーお茶が旨いっ!」

絵里「……穂乃果。呑気にお茶なんかすすってやる気あるの…? ラブライブ出場に向けて皆が一致団結してる時に貴女は…」

穂乃果「……>>924しなくてもいいんじゃない?」

ブラジャー


穂乃果「……ブラジャーしなくてもいいんじゃない?」

絵里「……は? あのねぇ…今はラブライブの話をしてる訳であって」

穂乃果「そのラブライブだよ、出場するならブラジャーしなくていいんじゃないかな?」

絵里「な、何を言って…」

にこ「エロかわを貫くってわけね! 私は賛成♪」

ことり「私も穂乃果ちゃんが付けるなって言うなら全然」

絵里「私は反対よ」

希「ウチもそれには反対かなー? ニコっちや凛ちゃんなら無くてもあんま変わらんと思うけど…ウチとかはちょっと、な…」

海未「私も絶対に反対ですっ…!! 意味がわかりません!!」

穂乃果「なら無理に出る必要はないよ、海未ちゃんとか出るとこ出てないのに何でラブライブだけは出ようとしてるの?」

海未「なっ…!? それとこれとは関係ないでしょう…っ!!」

凛「それより穂乃果ちゃんどうしちゃったのー!?」

真姫「いきなりブラジャーなくていいなんて理解が追い付かないんだけど…ていうか本気で貴女の頭をパックリ開いてみたくなったわ」

穂乃果「え、えっと…ほらっ! 恥じらいを捨てきれないアイドルなんてアイドルにあるまじき! って、そんなわけで私達が神聖なスクールアイドルの祭典に出場するなんて烏滸がましすぎるよ」

花陽「で、でも…!」

穂乃果「そ、そうだ…! 明日からまたレッスン大変になるし今日は>>928していかない?」

皆でオナニー


穂乃果「今日は皆でオナニーしていかない?」

にこ「はぁぁーーっ!?」

穂乃果「いいからいいから♪ たまには息抜きも必要だよー」

花陽「うぇ…うぇぇっ…!?」

希「確かに女性の自慰行為…オーガズムは自らを美しくするって科学的にも検証されとる事やけど…さすがにこれは…」

にこ「ニ、ニコはそこまでのエロは求めてないわよっ!!」

ことり「ほ、穂乃果ちゃぁん…っ」

穂乃果「どうしたの? しようよ! 皆でオナニー!」

絵里「いい加減にして!! さっきから勝手な事ばっかり言って…!! 生徒会長になったからって何でも許されると思ったら大間違いよ!!」

真姫「私、帰るわ…これ以上馬鹿な事に付き合ってられないし」

海未「はっきり言って今の穂乃果はおかしいです…、私も失礼します」

凛「かよちん、凛達も帰ろ?」

花陽「そ、そう…だね…」

にこ「自慰なんて一人でするものでしょ? なら一人でやってなさいよ!」

希「穂乃果ちゃん、自慰行為による快楽のスランプグラフなんやけど…」
カタカタカタ

絵里「……希」

希「うん……少し、頭冷やした方がええかもな」



穂乃果「……」

ことり「ほ、穂乃果ちゃ…」

穂乃果「ことりちゃんは帰らないの…?」


ことり「だ、だって穂乃果ちゃん…」

穂乃果「いいよ…私の事なら放っておいて」

ことり「そ、そんなことできないよっ!」

穂乃果「……なら、しよっか?」

ことり「え?」

穂乃果「二人でオナニー……だから残ったんでしょ…?」

ことり「……う、うん…やろっか…」

穂乃果「…っ!!」

ことり「穂乃果ちゃん…?」

穂乃果「……出てって!! 私を一人にして!!」

ことり「でも……」

穂乃果「ごめん…っ、ごめんね…」

ことり「穂乃果、ちゃん…」



穂乃果「……私、何やってるんだろ…」

穂乃果「ラブライブ……か…」


━━


━━


~広報部~


絵里「うぅっ……」

希「エリチ、ドンマイ♪」

花陽「絵里ちゃんは頑張ったと思うよぉ!」

絵里「……一つ言っていいかしら?」

花陽「何?」

絵里「無理っ!! 絶対に無理だからっ!! あーーーーもうーーーーっ !!!!」

希「気を静めるのだ、エリチ」

絵里「だって…だってだってー!! 思ってたより全然長いし!! アニメが終わってからだから当然始めるのは深夜からになるし! 夜が更けていくに連れてリスナー様も減っていくし! もう無理よーっ!!!!」

絵里「それにストーリーを追うのに精一杯すぎてあのサブタイトル…何だったかしら? 美少女ドラゴン? 異世界物語? んなもんどーせーっちゅーねんっ!! そりゃ自分で言ったわよ? このコーナーの事もサブタイトルの事も! 私の力量不足が全部悪いのよぉぉー!!」

花陽「これがモノホンの激おこスティックファイナリアリティハラショードリーム…」

絵里「はぁ…っ、はぁ…っ…」

希「えーっと…今日のは一応、1話は抑えたって事でいいの? 何かスッキリしない終わり方だったのですが」

絵里「……わかんない」

花陽「へ…?」

絵里「自分でもよくわかんない……エリチカ何もわかんないー!! うぁぁぁーーんっ!!」


花陽「確かに、横でずっと絵里ちゃん見てて花陽も思ったけど…何でアニメって観てるとあんな短く感じるのに、作るとなるとこんな長いんだろねぇ…」

絵里「言い訳してもいい…? とっても見苦しいのは自分でもよくわかってるから…」

希「気の済むまで吐き出すのだー」

絵里「あのね、こんなに長くなるのは馬鹿正直に全てを追おうとしてるからだと思うのよ……はしょれる所ははしょった方が良いに決まってる、でもね…」

絵里「一期と違って二期はついさっき放送されたばかり、だから私自身も何処をはしょっていいのか…何処をはしょってはいけないのか、が明確に見えて来ないっていうのが一つ」

絵里「もう一つが見てくれるリスナー様の事を考えてのことだったんだけど…一期ってラブライバーの皆様だったらシーン1つ取るとその情景が容易に浮かんでくるでしょ?」

絵里「でも二期だと一期と比べ圧倒的にまだ情報量が不足している…更に言えばアニメ放送を観てない人の中にもしかしたらこれを読んでくれてる人もいるかもしれない…! だから少しでも丁寧に伝えられる様にって思ったんだけど……全然駄目だったわ」

絵里「何もかも中途半端……はは、滑稽ね…。こんな醜態を晒して同情を引こうとしているのかしら? 私」

絵里「はぁぁぁぁーーーー……」

希「スッキリした?」

絵里「少し、ね……」

花陽「あ、あの……来週はどうするの…?」

絵里「ら、来週……っ」


絵里「ど、どうしたらいい…?」

花陽「花陽に聞かれても…」

希「エリチはどうしたいん…?」

絵里「希…、貴女」

希「エリチの本当にやりたいことって何なん…?」

絵里「関西弁……使ってる」

希「エリチ!」

絵里「私だって…私だって…! 何とかなるなら続けたいわよっ…!! でも来週も今日と同じ感じでやるならそれは不可能なの!!」

絵里「あぁもうどうしたらいいかわかんないーーっ!! あぁぁぁーーーんっ…!!!! しくしく…」

希「あらら…、まぁウチに出来るのは誰かを支える事だけ…エリチが頑張るならウチはエリチを支えてあげたいけど…」

希「残念ながらそれは無理や、だってウチ…この放送が終わったら凛ちゃん戻ってくるしお別れやもーん!」

花陽「あぁそうだ…! 今日は7日…凛ちゃん退院の日だぁ!」

希「そうなのだ♪ 次の放送からはここにおるのはウチやなくて凛ちゃんなのだー」

絵里「それで、結局…私はどうすればいいの…?」

花陽「とりあえず保留でいいんじゃないかなぁ…? もしかしたらその間に名案が浮かんだりするかもしれないし」

絵里「ぐすっ…うん、そうする…」

希「今回はだいぶ堪えたみたいやねぇ」


花陽「初めてだねぇ…こんな時間まで放送するの、外が明るい…」

絵里「リスナー0の放送…、私達らしくていいかもね」

希「いや、0やない」

花陽「希ちゃん?」

絵里「どうしてそんな事わかるのよ? 大体こんな時間よ? 起きてるのなんてお爺ちゃんお婆ちゃんか夜勤明けの人…もしくはニートの方くらいじゃない?」

希「そうや、でも絶対に聴いてくれてる人はおる…その証拠に、ほら」

絵里「お便り…?」

希「うん、じゃあ読んでみるね」


希「ラブライバーネーム.二期BDの法人特典誰か何とかしてぇぇー! さんからのお便りなのだ!」


>>939

おはよー!おはよー!そこにいるの?まぶしー!まぶしー!夢があるの! 冒険が\ハイ!/挑戦を\ハイ!/つ・れ・て・き・たー\問☆題☆解☆決☆/\( ゜ヮ゜)>\(゜ヮ゜)/ \(゜ヮ゜)/ <(゜ヮ^ )/


『おはよー!おはよー!そこにいるの?まぶしー!まぶしー!夢があるの! 冒険が\ハイ!/挑戦を\ハイ!/つ・れ・て・き・たー\問☆題☆解☆決☆/\( ゜ヮ゜)>\(゜ヮ゜)/ \(゜ヮ゜)/ <(゜ヮ^ )/ 』


絵里「おはよーおはよー!! 二人とも起きなさーいっ!!」

花陽「ぴゅぇっ!?」

希「むにゃっ!? あ、いつの間に…」

絵里「まったく…放送中に居眠りするなんて何を考えてるのよ…?」

花陽「あ、あれ……? 絵里ちゃんも」

希「意外と早くお便り届いてたんやね…」

絵里「終わる時くらいビシッと決めるわよ!!」

希「エリチが元気になってるのだ!」

絵里「やっぱり休憩挟むと随分と楽になるものね、身体も心も」

花陽「今日で希ちゃんともお別れかぁ…寂しいなぁ…、また遊びに来てくれるよね?」

希「勿論! だってここ楽しいし!」

絵里「では希、昨日今日と凛の代打として広報部を助けてくれてありがとう。感謝してるわ」

花陽「ありがとぉーー!!!!」

希「そ、そんな照れるやんっ!」

絵里「でも終盤、禁止されてる関西弁を使いまくってた事…忘れないわよ? そうね、次ここに来た時にでも罰ゲームを受けてもらいましょうか? 今度はとびきりキツいやつを、ふふっ」

希「えーーっ!!」

絵里「と、いうわけで変な時間になっちゃったけどお別れの時間です!」

花陽「次の日曜までに何か対策考えておかないとねぇ!」

希「まぁ二人なら大丈夫、だってそうウチの…ウチの……、ウチの何かが告げとるのだー!!」

絵里「それではまた次回、アデュー♪」

花陽「さよならぁー!! 月曜の朝だけど皆頑張ってねぇー」

希「ではではー! そんな仕事行きたくなーいって貴女に希パワー注入ーっ!! はぁーいっ♪ ぷしゅっ☆ いってらっしゃーい!」



~♪(after school NAVIGATORS)


━━


━━


~♪(Listen to my heart!!)



花陽「凛ちゃん! 退院おめでとぉぉ!!」

絵里「凛がいなくてとても寂しかったわ、戻って来てくれてありがとう」

凛「かよちん…絵里ちゃんっ…、凛も…凛も二人に会えなくて寂しかったにゃぁぁーーっ!!」

絵里「本当はお見舞いに行けたら良かったんだけど…エリチカ、ここ最近ずっと苦悩の梨を頬張る日々を送っていたの……ごめんなさいね」

凛「ううん…凛ね、病院でずっとこのラジオ聴いてたんだよー! 絵里ちゃんもかよちんも頑張ったにゃー」

花陽「凛ちゃん…っ」

絵里「凛…」

凛「……本当はね、凛…ちょっと怒ってたんだ」

絵里「え…?」

花陽「そ、そういえばメールで広報部に復讐するって……ご、ごめんね…! 凛ちゃんっ…!!」

絵里「エリチカも生まれて初めて反省しているわ」

凛「……退院したら二人にも凛と同じ目にあってもらおうって」

花陽「ひぃっ…!」

凛「でもね、二人の顔を見たらそんなんどーでもよくなっちゃった!」

絵里「凛…!」

凛「だから今回だけは>>950で勘弁してあげるにゃ!」

下着姿でラジオ進行


凛「下着姿でラジオ進行で勘弁してあげるにゃ!」

花陽「ひぇぇっ…!? し、下着でって…」

絵里「凛、放送聴いて知ってると思うけど広報部のテーマの一つに『健全』って項目があってね…」

凛「そっかー残念だにゃ……ならヤスデの方がいいのかなぁ…?」

絵里「脱ぐわよ、花陽」

花陽「えぇっ!?」

絵里「幸いこの場所には私達しかいないし、ラジオなんだからどんな格好してようが関係無いわ」

花陽「そ、そうだけど…」

凛「えっと…確かヤスデはかよちんのロッカーの中に」

花陽「ぬ、脱ぐっ! 脱ぐからぁ!! って花陽のロッカーに勝手に変な事しないでぇ…!!」

凛「じょーだんだよー! えへへー」


絵里「ふぅっ…これでいいかしら?」

凛「ほぇー、やっぱり絵里ちゃんはおっぱい大きいにゃー」

絵里「ふふっ…リスナー様方、エリチカの下着姿を想像するのは自由だけど、悪戯しようとしたら…ダ・メ・よ?」

凛「エっロいにゃぁー! かよちんはー?」

花陽「うぅ…恥ずかしいよぉ…っ! あんまり見ないでぇ…」

凛「あ、かよちんのお腹……>>955

ksk

ぷよぷよで摘めるにゃ


凛「ぷよぷよで摘まめるにゃ」
ムニュッ

花陽「ひゅえっ…!? や、やめてよぉ…凛ちゃぁぁーんっ…!!」

凛「ぷよぷよして面白いにゃー」

花陽「は、花陽の身体で遊ばないでぇぇーっ…!! ふにゅぅっ…!!」

凛「えへへー!」

絵里「気が済んだ? なら進めてもいいかしら?」

凛「うん! また3人で放送できるんだねー! 楽しいにゃー!!」

花陽「下着姿は恥ずかしいけど…凛ちゃんがいると嬉しいっ!」

絵里「さぁ今日もえりりんぱな3人揃って広報部スタート! …っていきたいんだけど」

凛「へ? どしたの?」

絵里「楽しい時間っていうのは、ハラショッ!!…っていう間に過ぎていくのよ」

花陽「え…? あ、あぁぁ!!」

凛「なになに? 何なのー?」

絵里「これから始めるのは…これよっ!!」


【第二回広報部レギュラー争奪総選挙】

これブラックリスト入りのことまきは入るん?


絵里「ルールは前回と同じ形式を取るわ! 私は参加してなかったけど…」

絵里「広報部のレギュラーはリスナーの皆様に決めて頂くの…何故なら、ラブライブ!のキャッチフレーズは」


━━みんなで叶える物語━━


凛「えー!! やだやだやだー!! 凛、戻ってきたばっかりなんだよー!?」

花陽「仕方ないよ、凛ちゃん……アイドル社会は弱肉強食なんだから…」

凛「かよちん…」


絵里「心の準備は出来た? なら今の内に言っておくわ…、私は…凛、花陽、貴女達と一緒にこの広報部を放送できてとても楽しかったわ、ありがとう」

凛「え、絵里ちゃぁん…! 凛も…っ、凛も絵里ちゃんとかよちんと一緒で楽しかったにゃぁぁ!!」

花陽「花陽もっ…! 短い間だったけど…この3人での思い出は一生忘れませんっ…!!」

絵里「……二人とも、ありがとう」


絵里「……もうそろそろ時間ね」

絵里「ではルールの確認よ、この3人の中で次回からの広報部に残れるのは2人だけ……選ばれなかった人は今日でお別れよ」

凛「うん……」

花陽「はい…」

絵里「誰が残っても残らなくても恨みっこなし! いいわね!?」

凛、花陽「「はいっ!!」」


絵里「リスナー様から残って欲しいメンバーを私達3人の中から1人挙げてもらう、先に三票獲得した人から勝ち抜けよ!!」

絵里「スタートは21:30分ジャストから!! リスナー様方、よろしくお願い致します」

残ることが果たして幸せなことなのか…


絵里「……っ」

凛「絵里ちゃん…」

花陽「あ、あの…」

絵里「……ふふ、悔いは無いわ。今まで精一杯やった結果なんだから」

絵里「ここでお別れね……敗者は潔く去る、これがエリチカ道よ」
スッ

絵里(ハラショォォー!! これであの過酷な日曜から解放されるわー!! どうしようかずっと悩んで悩んで悩みっぱなしだったけど…もうそれも必要もなしっ!!)

絵里「二人ともこれからも頑張ってね、ずっと応援してるわ」

花陽「絵里ちゃぁんっ!!」

凛「下着姿で言われても全然っ! カッコよくないにゃ!!」

花陽「見てるこっちが恥ずかしくなってくるよぉ…!!」

絵里「……まったく、貴女達は最初から最後まで…」

絵里「……ふふっ、じゃあね」

凛、花陽「「絵里ちゃぁーん!! ありがとぉーっ!!」」



凛「また凛達、残っちゃったね」

花陽「次は誰が新レギュラーになるんだろ…?」

(別に日曜のコーナーだけエリチカ担当って構成でも)ええんやで?


━━


凛「えーっと……『新レギュラー選抜総選挙』……?」

花陽「『新レギュラー候補は以下の五名の中から』……?」


・高坂穂乃果
・園田海未
・西木野真姫
・東條希
・矢澤にこ


凛「この中の一人が次に凛達と一緒に広報部のメンバーになるんだー…あれ? 絵里ちゃんはともかく、ことりちゃんがいないよー?」

花陽「ことりちゃんの名前は……ほらっ…! ここに!」

凛「それ…ブラックリストだにゃ」

花陽「誰が来てくれるんだろぉ…楽しみだなぁ」


━━



上記五名の中で>>1000までで一番多く名前が挙がったメンバーが、次回からの広報部新レギュラーです

うみみ

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