坂上あゆみ「私もプリキュアだもん!」 (22)

 

あゆみ「映画プリキュアオールスターズ New Stage3 公開おめでとう!」

あゆみ「そんな訳で今日は映画を見に行くよ! 楽しみだなぁ」


 

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あゆみ「今日はいい天気だなぁ……」

あゆみ「うん? あれは……みゆきちゃんたち?」

 

みゆき「太陽サンサンだね、あかねちゃん!」

あかね「いや~、最近雨続きだったから嬉しいわぁ!」

なお「私も、久しぶりにグラウンド使えて嬉しいな」


やよい「ごめんねぇぇー! 遅くなっちゃった」

 
みゆき「おっはよーやよいちゃん!」

やよい「ゼェ……ゼェ……おはよう、みゆきちゃん」

あかね「また夜遅くまで漫画描いてたんか? 無理は体に良くないでえ」

やよい「そうだね、へへ……。でも楽しみだね、プリキュアの映画!」

みゆき「うんうん!」

みゆき「でもれいかちゃんとも来たかったな……はっぷっぷー」

なお「弓道部の大会だからね、仕方ないよ」

あかね「ほないくでー」

キャッキャウフフ


あゆみ「……」

今更ですが、これはプリキュアのSSです。
映画ネタバレはありません。
プリキュア5、スマイル、ドキドキ、ハピチャしか見てないにわかなので
キャラの口調が違うところがあるかもしれません。すみません

 
あゆみ「スマイルプリキュアのみんなも、映画見に行くんだ」

あゆみ「奇遇だなー」

楽しそうにしゃべっている4人に気を取られていたら、誰かにぶつかっちゃった。

あゆみ「あ、ごめんなさい!」

マナ「大丈夫だよ。こっちこそごめんね! 怪我無い?」

あゆみ「う、うん! あなたは?」

マナ「あたしは大丈夫! だってプリキュアだもんっ」

あゆみ「……あ。もしかして、相田マナさん?」

マナ「えぇー! なんで分かったの?」

 
六花「そりゃあんなに堂々と自己紹介されたら覚えちゃうわよ」

六花「ごめんなさい。うちのマナの不注意で……」

あゆみ(キュアダイヤモンドだぁ)

テレビでしか見たことなかったキュアハートとキュアダイヤモンドが
こんなに近くに……!

驚いていると、清楚な雰囲気の女の子がやって来た。

ありす「マナちゃん、六花ちゃん。そろそろ時間ですわ」

ありす「あら? そちらの方は……」

あゆみ「もしかして、キュアロゼッタ?」

ありす「はい♪」
 

 
あゆみ(もしかして、まこピーもいるのかな?)

マナ「あれ? まこピーは」

ありす「迷子になっていたので、セバスチャンに探してもらいました」

ありす「一足お先に映画館へ向かっています」

マナ「へー そうなんだ」

六花「じゃあ私たち、この後用事があるから……」

マナ「ばいばーい!」

ありす「失礼しますわ」

キャピッキャピッ


あゆみ(行っちゃった……サインもらえばよかった)

 
あゆみ「……もしかして、プリキュア皆が映画を見に行くのかな……」

あゆみ「え。私誘われてない……」

あゆみ「もしかして忘れられてる? だとしたら嫌だなあ……」


あゆみ(……そういえば私、皆の連絡先知らない)

あゆみ(名前以外……何も知らない)

あゆみ(……)


あゆみ「……なんか、悲しいよ」

 
「諦めるのはまだですわ!」

あゆみ「!」


亜久里「まだ諦めるときではありません!」

レジーナ「無理よぉ……あたしが映画に出られるはず無い!」


あゆみ(あの二人は……)

 

 
亜久里「なぜそう決めつけるのです!」

亜久里「確かにあなたはジコチューだった……でも!」

亜久里「今はそうではありません! わたくしたちと……プリキュアと!」

亜久里「力を合わせて、戦っているではありませんか!」

レジーナ「今年映画に出るのが決まってるプリキュアは36人……」

レジーナ「ただでさえセリフのないプリキュアもいるのに、あたしなんかが出してもらえるわけないじゃない」

レジーナ「マナの敵だったあたしに……プリキュアじゃないあたしに……」

レジーナ「全国の幼女を泣かせたあたしに……映画に出る資格なんて無いの!」

 

 
あゆみ(36人も……いるんだ)

あゆみ(……そんなにいるんじゃあ、忘れられていても……仕方ないよね)

あゆみ(たったの1回しか……変身したことがない私……なんか)

あゆみ(きっと……映画になん……か……出られない、よね……)

 

「お嬢ちゃん……どうして泣いているのかな?」

やっぱりワールドポーターズなんだよな?


すいません寝てました
 

亜久里「だっ、誰ですかあなたは!」

レジーナ「ロリコンよロリコン! アンタは下がってて!」

ブンビーさん「うびゃあ違うよ! 違うからぁ! まともな人間になったから!」

レジーナ「あぁ! 良く見たら、ブンビー先輩だった!」


あゆみ(誰?!)

 
亜久里「レジーナ。このおじ様は……?」

レジーナ「「改心した悪グループ」のひとりよ。ちなみにメンバーは15人以上いるわ」

レジーナ「最近はラインとかで絡んでもらうんだけど、オフで会うのは初めてだったから……」

レジーナ「ごめんなさい先輩! ロリコンって呼んだりして……」

ブンビーさん「大丈夫さぁ。それより、涙は止まったかな?」

レジーナ「はい ……先輩を見て、気付いたんです」

ブンビーさん「はい?」

 
レジーナ「そりゃあセリフはないかもしれないけど、
     もしかしたらちょっとだけ出られるかもしれないってこと!」

レジーナ「映画の出番なんかにこだわって落ち込むなんてあたしらしくない!ってことにねっ」

亜久里「レジーナ……」

亜久里「そうですわ。ブンビーさんだけでなく、満さん薫さんも過去の映画で何度も出ているのですから、
    ビクビクする必要など無かったのです」

亜久里「ましてや我々は2番目に新しいプリキュア……きっと優遇されていますわ!」

ブンビーさん「そうだそうだ! 胸張ってけー!」

亜久里「レジーナ! 映画館へ参りましょう!」

レジーナ「うんっ」 


 
あゆみ(ビクビクする必要なんてない……胸を張って……)

あゆみ(……そうだよ。誘われてないなら自分から誘えばいい)

あゆみ(忘れられたなら覚えてもらえばいい。何度だって…何度だって)

あゆみ「……頑張れ、私!」

あゆみ「よぉーし! そうと決まったら……」

 

キャー!

 
どこかからあがった悲鳴。一体何事?と思った数秒後、爆音がふたつ。

 

「サイアァァーーーーークゥゥッッ!!」

 
あゆみ「あれは……なに?」


 
幼女「うわあーーん! ままぁぁーーこわいよぉぉーーー」


 
青年「爆発だァー! みんな逃げろォォーー!!」

周囲はパニック。一斉に人の波が押し寄せてくる。
咄嗟に路地裏へ逃げ込んだ。


 
あゆみ「どうしよう……どうしよう……!!」


あゆみは目にしていた。見たことない敵が手にしていたものを。


幼女「たすけてぇぇーーーーー!!」

 
5歳くらいの女の子が、捕まっていた。

 

>>13
たぶんそれです

眠気を抑えきれないので寝ます
この時間に長編SSとか安価SS書いてる人ってすごい……
もういないと思いますが、早くて9時くらいにまた書きます
おやすみなさい……

レジーナ映画でたん?

>>19
自分の目で確かめてください

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