【安価】聖杯戦争従士戦【コンマ】 (1000)

本スレはFateシリーズ(Fate/prototype、Fate/Stay Night、Fate/ZERO、Fate/Apocrypha、Fate/EXTRA&CCC)を使用した安価スレです。

コンマ判定表
1  ファンブル
2~4 失敗
5~7 成功
8~9 大成功
0  クリティカル/特殊

家系
1~2 一般人
3~5 普通の魔術師
6~7 名家と呼ばれる魔術師
8~9 御三家以上の尊い血筋
0 魔法使いレベル

才能
1~2 無し
3~5 普通
6~7 多め
8~9 潤沢
0  例外

となります

(初代魔法使い~二代目魔法使いキャラメイク)【安価】聖杯戦争開戦【コンマ】 - SSまとめ速報
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wiki:http://www59.atwiki.jp/taka0604/pages/1.html


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1395483789

―キャスター、話がある

貴方の言葉にキャスターはニコリと微笑む。

「何か?」

―俺はマスターだが、魔術師ではない。すでに枯れた家系だからな

とつとつと語り、貴方はキャスターを見据える。

―ここに来たという事は願いがあるんだろう?それを叶えるには魔力供給しなければならないがそれも出来ない

一呼吸置き、睨む。

―魂食いってのがあるんだろう?

その言葉を受けてもなお、キャスターは微笑んでいた。

「いかにも、この日ノ本の霊的守護の為馳せ参じた。だが、主の言うとおり魔力が供給されていない以上少数の人間を犠牲にするのも止む無し」

―そうか

ここで変に正義感を振り回すような奴だったら……

それを思うと上々の滑り出しだろう。

朝2貴方行動↓3

高家系(0)なので霊地ボーナス2の自宅か龍洞寺か

下3

「ふむ、この地も中々だが」

キョロキョロとあたりを見回し、しかし首をひねるキャスター。

―どうした

「いや、何。拠点を置こうにもどこが良いかとな」

ふう、とため息を付きキャスターは山を差した。

「龍脈を診るに、あそこが最終地点か。あそこなら良い陣地となろう」

―龍洞寺か

坊主共がうるさいが、何。

多少の犠牲の内だ。

―行くか

龍洞寺の坊さん達の対処↓3

ご飯休憩挟みます。

安価なら下

「ふむ、これで最後か」

キャスターは境内からしらみつぶしに坊主を探すと暗示をかけ、しばらく修行の旅へと出した。

―これで霊地は確保できたか

「ではこれから始めようか」

直下工房の出来具合

陣地作成B +2
霊地 +3

8、戦闘時に+3補正

「出来上がったぞ、主」

キャスターがしばらくの間作業をしていたが終わったようだ。

「ここは特殊な地形故な、正面から以外なら奇襲も暗殺も不可能だ」

―そうか、押さえて正解だったな

「少し手を加えればここから町中の人間の魔力を奪えるぞ」

―ふふふ……

要塞と化したこの寺を襲うのはほぼ不可能となった。

キャスターの説明ではそもそも正門を階段を登って通らなければ入れないか、入れても大幅に弱体化する。

ならば、普通に入った所でここはキルゾーンと化したのだ。

最早勝利に一番近いと言えよう。

昼1敵陣営判定直下

昼 -2

無し

昼1貴方行動↓3

原作プレイしてるとめちゃくちゃ貯められるみたい。

それこそ士郎ですら、可視出来るレベルの生命力。

直下判定
龍脈 +3



大体4日分の魔力


「では早速集めるとしようか」

キャスターは龍脈に沿って流れ落ちる魔力を貯める。

少しずつ、体調が悪くなったなと思うレベルだが数が数だけに溜まる量も多い。

―どうだ、キャスター

貴方の問いにキャスターは満足げに頷く。

「うむ、まあ始めたばかりだからな。それでも上々だ」

ピチョリピチョリと水が池に落ちるが如く、魔力は溜まる。

「しばらく続ければ宝具を使い続けても大丈夫だろう」

―そうか、好きにやってくれよ

それが貴方の勝利につながるのだから。

昼2貴方行動↓3

せーめーの願いは>>5参照

下にずれて索敵

直下
『十二天将』 +3

見つけました

1~2 セイバー
3~4 ランサー
5~6 アーチャー
7~8 ライダー
9   アサシン
0   バーサーカー

直下

ランサー

よう、ニーサン。


「主よ、探索に出した式神が参加者を見つけたぞ」

―早いな

キャスターからの報告に貴方は駆けよる。

「……どうやらこの少年が参加者の様だ」

金髪の堂々たる雰囲気の少年が映し出される。

―こいつか

「さて、主よ。どうするかね?どうやら高級宿にいるようだが」

下3安価

―今はまだ手を出すな、ただ監視は続けよう

「慎重だな、主。だが、良い判断だ」

この序盤で拠点を確保し、敵マスターも分かった。

後は敵がこちらに攻め込んだところを網を閉じて陸に引き上げればいい。

―そうだ、今は慎重になる時だ

雌伏の時を経る事で龍は天へと上るのだ。

日も落ち、いよいよ本番だ。

夜1敵陣営判定直下

無し、作家は当分やりたくないよ!

夜1貴方行動↓3

探索結果直下

見つけた陣営(ランサーは除く)

1~2 セイバー
3~4 アーチャー
5~6 ライダー
7~8 アサシン
9~0 バーサーカー

直下

バーサーカー


「……これは拙いな」

映し出されたのは巌の如き大男。

その身から放たれる恐ろしさはこうして映像越しでも確実な死として感じられた。

―……

魔術や英霊の事に疎い貴方でも理解した。

これは敵にしてはいけない存在なのだと。

―勝てそうか、キャスター

「この霊地で全ての式神を放てばあるいは」

それでも勝ち目は薄いと言外に伝えられる。

―なら潰し合わせるのが吉か

別に自分達で相手にしなくてもいいのだ。

他の連中が殺しあってくれるのならば。

夜2貴方行動↓3

これは雑談ですかね?

>>28でも書いてるように四日は別に魂食いしなくても大丈夫な位ストックされてます。

まあ折角の行動を開示した情報の再確認てのもあれなんで再安価しましょう

下3

回路は生まれついての物で後で増やしたりは出来ないそうです。


―なあ、キャスター。思ったんだが

「どうした?主」

―他のサーヴァントを奪って使ったりは出来ないのか?魔術師の英霊だろう?

「そうだな」

そう言ってキャスターは少し考える。

「可能だろう、式神の使役の要領で魔力供給はここの霊地さえ押さえておけば良い」

その言葉にニヤリと笑う。

―そうか、行けそうか

「だがそれにはマスターを捕獲するしかないな、そのまま令呪を神経と回路毎奪えば良い」

―えげつない事言うなあ、お前

「そういう主も笑っているではないか」

サーヴァントを使役する方法はあると聞いた貴方は笑いが止らない。

おびき寄せて利用するなど魔術師共への意向返しも出来そうだ。

だが、その為には生かさず殺さずでマスターの方を捕まえねば……


聖杯戦争初日終了

セイバー:女武者 マスター:遠坂凛

ランサー:槍を持った神聖な雰囲気の女性 マスター:レオナルド・ビスタリオ・ハーウェイ

アーチャー:犬を連れた女性 マスター:ユリウス・ベルキウス・ハーウェイ

ライダー:可憐な少女? マスター:間桐慎二

キャスター:阿倍清明 マスター:貴方

アサシン:陣羽織姿の侍 マスター:バゼット・フラガ・マクレミッツ

バーサーカー:巌のような巨大な男性 マスター:間桐臓硯

聖杯戦争二日目

朝1敵陣営判定直下

朝 -3

あー、なんだっけ。

そうだ二陣営判定だ。

直下とその次

1~2 セイバー
3~4 ランサー
5~6 アーチャー
7~8 ライダー
9   アサシン
0   バーサーカー

1~3 敵対的接触
4~6 情報収集
7~9 友好的接触
0   同盟

を直下とその次

あと言うまでもありませんがマスターでユリウスとレオが出たら最初から同盟組んでてユリウスは自分が敗退してでもレオを助けます。

ランサー、ライダー同盟









現状を説明します

現在スタート時から身内で同盟組んでるのは

ランサー&アーチャー

ライダー&バーサーカーです。

残りがセイバー・キャスター・アサシンです。

お判りでしょうが三分の一の確立キャスター陣営が孤立する可能性があります。

始める前に声かけるべきでしたでしょうか、『身内のマスター』ばっかりブチ込むとハードモードになって行くって

いやなんか同じ人がレオとユリウスとった時に言おうかなとは思ったんですがね。

でも常識的に考えれば身内同士でマスターになったらがっちり組むって分かるだろうと。

そのリスク背負って選んだんだと思ったんですがね。

じゃあ、誰が誰と同盟を組んだかコンマで決めましょう

まずレオ達から

1~3 セイバー
4~6 キャスター
7~9 アサシン

直下

ランサー・アーチャー・アサシン同盟

次にワカメと爺

1~5 セイバー
6~0 キャスター


これで外れたらもうどうしようもない

首の皮一枚分で助かった……

ライダー・キャスター・バーサーカー同盟?

この後イベント入れるんでその時に受けるなり断るなりどうぞ。

「……主、最悪だ」

―どうした、キャスター

ガラに無く青ざめるキャスターを見て不思議に思う。

「昨夜のバーサーカーが来た」

―……

時が止まったかのように思う。

あの化け物が?

ここに?

―迎撃準備は?

「抜かりなく、しかし……」

暴風雨の前での傘等なんの役に立とう?

最初は防いだとしてもやがて風に吹かれ、骨組みから壊れ落ちるのがその定めだろう。



「やれやれ、老骨には堪えるわい」

やがて来たのは老人と少年。

―何の用か

貴方の問いに老人は笑う。

「いやはや、良質な霊地を抑えられて誰がと思ってな」

「まあ、それだけじゃないんだけどね」

少年の方を向くと何とも言えない顔をしている。

「そう急くな、慎二よ。済まぬな、どうにも若いというのは……」

―それで?

「ふむ、実はな。西欧財閥の御曹司とその子飼いの暗殺者も参加しててな。それに魔術師協会からの者も加わって手におえん」

「それで、あんたにも声をかけに来たんだよ。悪くない話だろ?」


安価下3どうする?

―御受けしよう

現状、それしか方法が無いのだ。

断ればあの化け物バーサーカーが来るに決まっている。

「ほっほ、冗長冗長。では、拠点についてだがここで良いかな?」

―……

「はあ!?爺さん何言って」

「慎二、ここは極上の霊地じゃぞ。それにすでにキャスターが陣地を構成しておる。ここほど安全な場所もあるまい」


貴方判定直下
バーサーカーの恐怖 +5
自己閉鎖的思考回路 -4

1足りず

お風呂入ってから再開

いや「流石にバーサーカー怖いし入れようかな」って感じでした。

てか自己閉鎖的思考回路は低才能マスターの魔術師・キャスターに対する洗脳防止効果だけどほとんど脳筋でデメリットのコミュりにくいしか残ってない……

アストルフォは可愛いは正義を地で行ってると思う。

「遊びたいから」が理由で真昼間から実体化して街に行くとか僕がマスターなら他の仲間に謝ってから令呪自害させるレベルでイラついた。(←友達から聞いた話を元に判断)

本当に集団戦専用サーヴァントとか冬木聖杯や月聖杯じゃハズレ枠。

ローランいたら話は別なんだろうけどなあ。

髪乾かしてきます。

アストルフォのアナル触手調教と「あ、蒼崎いいい!!」は未だに頭に残ってるなあ

再開します。

―お孫さんも嫌がっているようですな、こちらも少々ご遠慮いただきたい

「何?」

老人の眉根が上がる。

―そもそも拠点を一か所にすると一度に仕留められる、なら複数の拠点で待機し襲われたら仲間の所へ逃げればいい

「……朝方から押しかけた身としては断りづらい、それで良しとしよう」

カツリと杖を鳴らすと老人は門へと戻る。

「帰るぞ、慎二。最低限は取れた」

最後に少年がチラリとこちらを見るも、そのまま老人について帰って行った。

―行ったか

「何故断った?主」

―初めて会った相手に喉元まで来いと?

「そうだな、危険だな」

唯でさえ恐ろしい、バーサーカーなのだ。

遠ざけるのが正解だろう。


朝1貴方行動↓3

今後サーヴァント奪取も目論むのなら魔力は貯めた方が良い。

一日たった事でキャスター自身の現界出来るのも後三日なのだ。

直下判定
龍脈 +3

5日分の補給、サーヴァント一騎なら8日間維持可能、二騎なら4日間。

―血か?

境内が薄く赤くなっているのは街中から集めた魔力を集めるために流れた生命力、すなわち血液。

「やはり集まり具合が良い、これで一週間は持つ」

―それまで穴熊か?

「うってでるより迎え撃った方が勝率は高いな」

先程の連中と共同すれば勝てぬ物はないだろうと付け加えられる。

―だが最終的にあいつらも倒れて貰わないとな

「それは無論。最後に立つのは我らのみ」

その為にも件の御曹司とやらには期待が大きい。

なんのサーヴァントかは知らないがあの化け物を殺してくれるのなら大助かりだ。



朝2貴方行動↓3

「蒼崎いい」は最強証明スレの蒼崎貴方、笑えるレベルの不幸具合で歴代でも人気だった。

番外編でプリヤ時空に一人だけ置き去り等。

索敵判定直下
『十二天将』 +3

見つからず

―何か見つかったか?キャスター

貴方の問いにキャスターは首を横に振る。

「否、何も見つからず」

―やれやれ、他の連中は何をしているのやら

昼時になり貴方は寺の台所へと向かう。

とりあえず何か食おう、朝から心臓が縮み上がったので腹がすいた。

昼1敵陣営判定直下

昼 -2

無し、蒼崎は「とりあえず出したら笑いが取れる」レベルでツボだった。

復活しないかなあ、ネオナチを凄い期待してる人が可哀そうだったわ。

昼1貴方行動↓3

え、決戦早!?

場所どうします?

レオ達はハイアットホテルⅡの予定。バゼットさんもいる。

けどまさか霊地の補正捨ててまで行くとは思わなかった。

バサクレスいるから行けるか

うーん、でも多分サーヴァントは奪取無理かも

爺達の目もあるしそんな事したら速攻で襲い掛かってくる

まあ後でちゃんさんからプレゼントしてもらいましょう、毘沙門天の加護あるんなら十一回殺してくれますよ


―さて、ではあの老人と少年に連絡するか

貴方はキャスターに使い魔を作らせると先ほどの老人へと連絡する。

内容は相手の御曹司は高級ホテルに泊まっているという事。

さて、返事は……


直下成功で襲う
失敗で夜に仕掛ける

昼 -2

「流石に昼間から襲う訳にも行くまい、神秘は秘匿される物じゃ」

―神秘、ねえ

そんな物知ったことではないがここで怒らせるのも拙い。

今は老人に従おう。

「仕掛けるのは夜、奴らも獲物を求めて彷徨うじゃろう」

仕掛けるのはそこ。

バーサーカーを主軸に一気に殲滅する。

この老人はそうする気なのだろう。

しかし、あれ程の化け物ならば一人でも倒せるのでは?

……いざとなったらあの狂戦士を奪ってみようか。

ますます御曹司の活躍に期待だ。

昼2貴方行動↓3

これ成功したら無条件で勝利でも良いかもしれない

直下

千里眼A+ +3

―何をしている?キャスター

貴方はキャスターに声をかけた。

「何、今夜の戦の結果はどうかとな」

―それで?

「バーサーカー無双」

―ああ、多分それ現実だわ

正直あの化け物倒せる奴居るのかな。

……そろそろ戦いの時間だ。


夜1イベント『サーヴァント大決戦!ただしセイバーは除く』

おびき寄せるエサは狂戦士。

これ程の魔力をどうして無視できようか?

釣られてくるは大魚。

王を先頭に歩む彼らに貴方は目を細める。

これで集まったのは六人。

死ぬのは最低でも三人か。

参加者の大半が落ちる計算だ。

なら自分は生き残る側に行かねばならない。

「初めまして、皆さん。西欧財閥のレオナルド・ハーウェイと申します、どうぞレオと」

だと言うのに、この少年の余裕は何か?

まるで勝利が決定してるかのようだ。

「紹介しておきます、兄と協力者のミス・マクレミッツです」

そして事もなげに同盟者を紹介?

「いやはや、こんな極東によくいらっしゃった」

「ええ、何せ聖杯ですからね。人が持つには大きすぎる」

「ならそれはそちらも同じ事」

そう、人間が使うにふさわしくないと言うのならそもそも参戦したこいつらも間違っている。

「ええ、ですから。僕達で管理するのです」

それを最後に戦いは始まる―

魔力タンク(桜)

正直スリーオンスリーとか処理が半端なく面倒なので簡易コンマ表を使います

OK?

直下 キャスターズ
陰陽道A+ +3
千里眼A+ +3
神性C +1
心眼(偽)B +2
神性A +3
怪力C +1
未来視 +2

その次 ランサーズ
対魔力B +2
対魔力E 無力化ではなくダメージ減少なのでフレーバー
ルーンA +3
神性B +2
『青銅の守護巨神』 +3
心眼(偽)A +3
『燕返し』 +3
宗和の心得B +2

サーヴァント連携の補正忘れてました、多すぎるんじゃ!

キャスターズ 10+18=28

ランサーズ 5+21=26

キャスターズ 2ポイント

直下 キャスターズ
陰陽道A+ +3
千里眼A+ +3
神性C +1
心眼(偽)B +2
神性A +3
怪力C +1
未来視 +2
サーヴァント連携三騎 +3

その次 ランサーズ
対魔力B +2
対魔力E 無力化ではなくダメージ減少なのでフレーバー
ルーンA +3
神性B +2
『青銅の守護巨神』 +3
心眼(偽)A +3
『燕返し』 +3
宗和の心得B +2
サーヴァント連携三騎 +3

キャスターズ 19

ランサーズ 28

ランサーズ 9ポイント
有利+1追加

直下 キャスターズ
陰陽道A+ +3
千里眼A+ +3
神性C +1
心眼(偽)B +2
神性A +3
怪力C +1
未来視 +2
サーヴァント連携三騎 +3

その次 ランサーズ
対魔力B +2
対魔力E 無力化ではなくダメージ減少なのでフレーバー
ルーンA +3
神性B +2
『青銅の守護巨神』 +3
心眼(偽)A +3
『燕返し』 +3
宗和の心得B +2
サーヴァント連携三騎 +3
有利 +1

キャスターズ 26

ランサーズ 30

10ポイントオーバー、ランサーズの勝利

うるせー!こっちも拠点作ったから引きこもりプレイかと思ってたんだよ!こっちも予想大外れだよ、ヤダー!


リトライorキャラメイク下3

リトライ、でも流石に今夜はここまでで

やっぱ同盟組んでる奴は強いな

これから一人出たら関係者は禁止ってしようかな

よしリトライしよっか

場所は>>156

キャスターの宝具の『十二天将』+3も追加や

直下 キャスターズ
陰陽道A+ +3
千里眼A+ +3
神性C +1
『十二天将』 +3
心眼(偽)B +2
神性A +3
怪力C +1
未来視 +2
サーヴァント連携三騎 +3

その次 ランサーズ
対魔力B +2
対魔力E 無力化ではなくダメージ減少なのでフレーバー
ルーンA +3
神性B +2
『青銅の守護巨神』 +3
心眼(偽)A +3
『燕返し』 +3
宗和の心得B +2
サーヴァント連携三騎 +3

同数、再度直下とその次

キャスターズ 25

ランサーズ 27

ランサーズ 2ポイント先取

直下 キャスターズ
陰陽道A+ +3
千里眼A+ +3
神性C +1
『十二天将』 +3
心眼(偽)B +2
神性A +3
怪力C +1
未来視 +2
サーヴァント連携三騎 +3

その次 ランサーズ
対魔力B +2
対魔力E 無力化ではなくダメージ減少なのでフレーバー
ルーンA +3
神性B +2
『青銅の守護巨神』 +3
心眼(偽)A +3
『燕返し』 +3
宗和の心得B +2
サーヴァント連携三騎 +3

キャスターズ 30

ランサーズ 23

キャスターズ 7ポイント
ランサーズ 2ポイント

キャスターズ、有利+1獲得

直下 キャスターズ
陰陽道A+ +3
千里眼A+ +3
神性C +1
『十二天将』 +3
心眼(偽)B +2
神性A +3
怪力C +1
未来視 +2
サーヴァント連携三騎 +3
有利 +1

その次 ランサーズ
対魔力B +2
対魔力E 無力化ではなくダメージ減少なのでフレーバー
ルーンA +3
神性B +2
『青銅の守護巨神』 +3
心眼(偽)A +3
『燕返し』 +3
宗和の心得B +2
サーヴァント連携三騎 +3

キャスターズ 23
ランサーズ 27

ランサーズ 6ポイントに

5ポイント差が無くなったのでキャスターズ有利補正消滅

直下 キャスターズ
陰陽道A+ +3
千里眼A+ +3
神性C +1
『十二天将』 +3
心眼(偽)B +2
神性A +3
怪力C +1
未来視 +2
サーヴァント連携三騎 +3

その次 ランサーズ
対魔力B +2
対魔力E 無力化ではなくダメージ減少なのでフレーバー
ルーンA +3
神性B +2
『青銅の守護巨神』 +3
心眼(偽)A +3
『燕返し』 +3
宗和の心得B +2
サーヴァント連携三騎 +3

26

31

キャスターズ敗北


ま た か


リトライorキャラメイク下3


良い感じで来たのに何故か敵コンマが良すぎて呆然となってしまった

流石に最初からは時間とレス数食うので>>190から

キャスターズ 30

ランサーズ 23

キャスターズ 7ポイント
ランサーズ 2ポイント

キャスターズ、有利+1獲得

直下 キャスターズ
陰陽道A+ +3
千里眼A+ +3
神性C +1
『十二天将』 +3
心眼(偽)B +2
神性A +3
怪力C +1
未来視 +2
サーヴァント連携三騎 +3
有利 +1

その次 ランサーズ
対魔力B +2
対魔力E 無力化ではなくダメージ減少なのでフレーバー
ルーンA +3
神性B +2
『青銅の守護巨神』 +3
心眼(偽)A +3
『燕返し』 +3
宗和の心得B +2
サーヴァント連携三騎 +3

キャスターズ 29

ランサーズ 25

キャスターズ 10ポイントに到達!

ランサー・アーチャー・アサシン陣営、敗退

今回の戦闘でのバーサーカーの死亡数

直下コンマ分の命のストックが減る

8つ分の命のストック消滅、残りストック4つ



バーサーカーは圧倒的だった。

キャスターとライダーの援護の元、敵陣に突撃すると一気にその大岩を削り取った様な斧を振り回す。

その斧を受け止めたのは青銅の巨人。

巨大に感じたバーサーカーですら小さく見えるその巨兵はバーサーカーを蹴り飛ばした。

「よし!」

犬を傍に置いた女性が歓喜の声を上げる。

しかし……

「■■■■―ッ!!!!!」

口から湯気かと思う程の意気を吐き出し、バーサーカーは震える。

「なんと言う……」

侍がその長い刀を構え、連撃を放つ。

同時に三閃。

まったく同時に放たれた三つの剣筋。

それがバーサーカーの頭、首、胴へと当たる。

飛び散る血飛沫。

喰らったならいかなサーヴァントと言えど消滅以外にないその必殺剣。

しかし、それでもバーサーカーは立っていた。

「このおお!!」

ランサーの槍がバーサーカーの心臓目がけて突き出される。

「■■■―!!!」

その槍を、握り引いた。

「――」

ランサーが一気にバーサーカーへと引き寄せられ、その巨大な拳が腹に突き当てられる。

速度と自身の重さの乗ったその一撃は三騎士と言えど耐えられる物ではなく地面へと沈む。

「ランサー!」

アサシンが駆け、助け出そうとするも。

「おっと、同輩。私の相手もしてもらおうか」

キャスターの式神がそれを防ぐ。

「陰陽師とは!だが物の怪相手にかかわっとる暇は無い!」

アサシンの剣戟の合間を縫い、ライダーがアーチャーへと肉薄する。

「貰ったー!」

だが、猟犬と巨人が主を守ろうとその身を挺す。

「わ、わ、わ!」

巨人から放たれた熱線はライダーの近くに当たり、ドロドロとコンクリートを溶かした。

「下がれ騎兵!」

キャスターの式神達がアサシン、アーチャー方面へと展開する中、バーサーカーはランサーを踏みつける。

「ガッ、ハ」

肺から酸素が抜け出し、必死で逃げ出そうとするも。

「――■■■!!!!」

バーサーカーによって踏み抜かれる。

「ランサー!!!」

巨兵がさらに熱線を発射し、それはランサーを踏み殺したバーサーカーへと当たる。

下半身を残し、上半身は消滅したバーサーカー。

そこを。

式神に混じったライダーが再度アーチャーを捕えた。

「悪いね!」

その首目がけ振られた剣を阻止せんと猟犬が飛び出すも、式神に阻まれ。

巨兵もまた、主が居るのではと何もできず。

アーチャーはその首を空に回すしかなかった。

残るアサシンも、式神達の総攻撃には耐えられず。

一度月を見るとふっと、笑いを一つ残し消滅した。

その分桜がヤバい

同盟判定直下

もう用は済んだ -4

同盟決裂

この場で仕掛けられるか

連戦 -1
疲弊 -2

ここは引く模様

「さて、肝心要のランサー同盟は潰せたわい」

激戦を制し、貴方達は会議を開いていた。

「協力に感謝するぞ、キャスターのマスター」

―こちらとしてもあいつらは下したかったので構わない

貴方はチラリと逃げ道を確認する。

「ほっほっほ、そう警戒する出ない。たしかに同盟はここまでじゃが協力してくれた者に襲い掛かるほど破廉恥ではない」

果たしてそうだろうか、この老人を見るにおそらくは主戦力のバーサーカーが疲弊したからではないか?

もし、バーサーカーが無傷だったなら……

―では、これで失礼する

早く拠点に戻ろう。

夜2貴方行動↓3

直下判定

『十二天将』 +3

セイバー発見。

柳洞寺へと戻り、キャスターは式神を放った。

「倒したのは三騎、残ったのは三騎。ならば、後一騎どこかにいる」

そうしてしばらくの間、探していたその時。

「……見つけた!」

―どこだ

キャスターが示したのは洋風の館。

「どうやら御三家の一つ、遠坂家のようだ」

なるほど、この聖杯戦争を始めた家か。

ならばサーヴァントを保持していてもおかしくない。

―良くやったキャスター、明日はコイツを頂こう

あの驚異的なバーサーカーを対処するには最早道を選ぶ暇は無い。


聖杯戦争二日目終了

セイバー:女武者 マスター:遠坂凛

ランサー:槍を持った神聖な雰囲気の女性 マスター:レオナルド・ビスタリオ・ハーウェイ 備考:脱落

アーチャー:犬を連れた女性 マスター:ユリウス・ベルキウス・ハーウェイ 備考:脱落

ライダー:可憐な少女? マスター:間桐慎二

キャスター:阿倍清明 マスター:貴方

アサシン:陣羽織姿の侍 マスター:バゼット・フラガ・マクレミッツ 備考:脱落

バーサーカー:巌のような巨大な男性 マスター:間桐臓硯 備考:命の残りストック 4

聖杯戦争三日目

朝1敵陣営判定直下

朝 -3

無し

朝1貴方行動↓3

交渉(誘拐)

さて、朝方だ。

夜討ち朝駆けとは良く言ったもので、人間の集中が切れる時間帯だ。

睡眠と言う人間の欲であり、また肉体を維持するのに必要な行為の時間帯であるがゆえに奇襲と言う点ではこの時間が一番いい。

遠坂邸もまた、静かであった。

―行くか

「待て、主。魔術師の拠点へ乗り込むなど自殺行為同然。入り込めば何かしらの罠もあろう」

―む、ならば……

安価下3 どうするか

―誘い出せるか?キャスター

「造作も無い事、相手が乗ればな」

直下判定

家の前での誘い +2


思うけど対魔力あるからかなり苦戦しますね、拠点に戻ればその分+コンマあるんで楽になりますが……

まあ、キャスターの戦闘コンマで0ばっかり出せば楽勝ですね!

ちゃんさん朝弱いのにたたき起こされて激おこぷんぷん丸

「来たぞ、主」

速攻で庭へと出てきたのは女武将。

「これにあるは魔術師か!」

「ちょっとセイバー!あんまり大きな声出さないでよ……」

続き出てきたのは黒髪の少女。

この少女がマスターだろう。

「いかにも、キャスターのサーヴァント也」

キャスターはすっと笑いを浮かべるとセイバーを見据える。

「では、セイバー」

「では、キャスター」

―始めようか




特別戦、『セイバー捕獲作戦』

今回はポイントが5ポイント差か先に10ポイント獲得でセイバーの捕獲に移ります。

「良く自分から倒されに来たな!誉めてやろう!」

セイバーは刀を抜き、キャスターに切りかかる。

「残念ながらセイバー、私はお前を浚いに来てな。そうそう切られはせん」

キャスターはどこから切られるのか分かっているかのように動き回る。

「―何?」

「ちと厄介な相手が居てな」

―キャスター、お喋りはそこまでだ


1.攻撃
2.防御
3.令呪
4.宝具
5.その他
安価選択下3

直下キャスターコンマ

陰陽道A+ +3
千里眼A+ +3
神性C +1
対魔力A -3

その次セイバーコンマ
真眼B +2

キャスター 11

セイバー 4

キャスター 7ポイント

セイバー捕獲完了

「『十二天将』」

キャスターの宝具、彼の生涯で活躍した鬼を初めとした物の怪は幻想種といして上位に入る。

加えてその認識が最も強いこの日本でならば。

「く、こんのおおお!!!」

最優のサーヴァント、セイバーであっても捕獲は容易い。

―これで駒は揃ったか

「セイバー!ちょっとあんた達一体何をするの!?」

―そう騒ぐなよ、魔術師。覚悟は決めてるんだろ?

「あまり騒がれても耳障り故、少し眠ってもらおうか」

キャスターの指先を突き付けられた少女は、優れた魔術師なのだろう。

レジストに成功はしたが、英霊と人間の術の差もありへたり込んだ。

「あ、あんた達……。一体何が目的で……」

―お前の令呪とサーヴァントを貰うだけさ

その言葉を最後にガクリと少女は眠りについた。


―さて、寺に戻るぞ



朝2貴方行動↓3

は?しょ、触手なんてありませんよ?

おごご……

とりあえずお風呂行ってきます

今一番怖いのは昼敵陣行動でバーサーカー達がこっち来る事

セイバーのコントロール出来て無いのに来られてセイバーも脱出されたらヤバすぎる

欲望優先して詰みになるのも嫌だが、エロイのなんてやれる自信も無い

ちょっと整理してくるんでお待ちを

対魔力Aですからねえ、ジャンヌみたいな規格外でもなきゃ令呪一画で縛れますよね。

本編でもセイバー一画で行動禁止とかされたし。

人質作戦も良いかもしれませんね

別に触手安価出した人攻めてる訳じゃないんですがね

前回のキャスターみたいな「作品内だから登場」みたいな理由が無いとホイホイ出せないし、出す意味が分からないんですよ

「これから令呪剥奪だー!」な流れで触手調教とか言われても「それなんの意味あるの?」ってなって荒れるかもしれませんしね

前も言いましたけどTRPGは自分でキャラシ作ったキャラを動かすからどんな事しても良いけどそのリスクは自分で背負ってねってなります。

けどネットでやるこの形式じゃあ「一人のキャラを複数で動かす」訳ですから行動のリスクも参加者全員な訳ですよ
これで一発レッド、もう立て直せないってなったら皆嫌な思いする訳で……

せめて安価を出した意図だけでも教えてください、それでどうするか決めます

あれ、なんかリロードしてたら名前消えてました

>>269は僕です

基本は「皆仲良く!」をモットーにやって行きたいんでまあ、ね?

きっちりな時はきっちりと「そういう事が出来るあなた」の時に「そういう安価」って分けて行きましょう。

では再安価下3

凛からマスター権と令呪を奪う

セイバー洗脳プラス凜魔翌力タンク

洗脳成果直下
キャスター +3
霊地 +2
対魔力A -3

サンキューキャッス!

セイバーの調伏完了

対バーサーカーの準備が着々と進んできましたね

では昼1敵陣営判定直下

昼 -2

無し

―様子はどうだ?キャスター

貴方は境内からキャスターに声をかける

「おお、主。丁度今調伏し終わった所だ」

見るとセイバーの目は虚ろで、どこか遠くを見ている。

―何をしたかは知らんが、使えるのか?

「勿論、恙なく」

―それならいい

どうせ使い潰す駒なのだ。

用が終わるまで使えるならその後はどうでも良い。

昼1貴方行動↓3

キャスターが魔力タンクにしてくれたんで戦力にするなら
キャスターの維持にまた魔力食いしますよ?

では手駒にしましょうか

直下
キャスター +3
霊地 +2
優秀なマスター -2

ギッリギリで成功

―で、次はマスターか

「中々良い魔術師の様でな、そのまま奪うよりこうした方が良いと判断した」

少女もまたセイバーと同じように虚ろな瞳をしている。

―裏切りは無いだろうな?

「どうかな、自身の意思の強さ次第だな」

―不確定なのか?

貴方の問いにキャスターは答える。

「まあ、この少女がいかに強いかと言うのが焦点だろう。もし予想を上回っていれば……」

―あとで神経毎はぎ取っておけばよかったと後悔しないことを祈る

「それは私もだな」


昼2貴方行動↓3

式神配置直下判定

『十二天将』 +3

大成功

ボーナスで相手が行動した際にこちらを攻撃になった時先手を打てる事で+1補正

夜1敵陣営判定直下

行動開始

1~5 敵対的接触
6~0 情報収集

直下

情報収集
1~5 セイバー
6~0 キャスター

今後は情報を断片的に得たので行動判定で行動しやすく、また敵対しやすくなります

キャスターの情報入手、これで最終決戦が起きやすくなりました

夜1貴方行動↓3

ksk

最終決戦早すぎぃ!

―キャスター

「なんだ?主」

決戦も間近と色々と準備をしていたキャスターに貴方は声をかけた。

―なんだ、と言われてもな

ふうとため息を付く。

思えば誰も信じてこなかった。

自分の考えだけが信じる事が出来た。

そんな自分に何も叱咤することなくキャスターは付いてきてくれた。

―俺についてきてくれてありがとうな

「何を言う、主よ。主従は共にあるべきだ。私と式神の様にな」

ああ、だから付いて来たのか。

すとんと胸に落ちた。

彼は自分がしている事だからそれに従ったのだ。

―そうか、では最終決戦だな

「奴らの驚くさまが待ち遠しいな」

そうだ、ただ後は目障りな死にぞこないと餓鬼一匹。

踏み崩してやろう。


夜2貴方行動↓3

ksk

?それしても得られるのセイバーですよね?

キャスター自身が襲ってないんですから

確認ですけど原作でも魂食いして得られる魔力は襲ったサーヴァントにのみでしたよね?

ホロウ未プレイなんでそっちでそういう描写あったりします?

理由を述べよ ですかな

申し訳ない、再安価で

下3

コンプレックスに対して



漸くすべてを叶える聖杯に手が届く。

自分のこの才能の無さもあともうすぐで悩まされる事は無い。

自身の生まれた家柄に文句もあるが生まれてしまった以上仕方ない。

ならばこの才能をどうにかするもの。

だが、魔術回路と言うのは生まれつき決まっていて、後で付け足すなど出来はしない物。

絶望の最中に見出した救い。

それが聖杯。

―こんな惨めな思いもあとわずかだ……

その為にも他の連中には踏み台になってもらわないと……


聖杯戦争三日目終了

セイバー:女武者 マスター:遠坂凛  備考:キャスターの傀儡

ランサー:槍を持った神聖な雰囲気の女性 マスター:レオナルド・ビスタリオ・ハーウェイ 備考:脱落

アーチャー:犬を連れた女性 マスター:ユリウス・ベルキウス・ハーウェイ 備考:脱落

ライダー:可憐な少女? マスター:間桐慎二

キャスター:阿倍清明 マスター:貴方

アサシン:陣羽織姿の侍 マスター:バゼット・フラガ・マクレミッツ 備考:脱落

バーサーカー:巌のような巨大な男性 マスター:間桐臓硯 備考:命の残りストック 4

先程も言いましたが時と場合ですね、そもそもマスター毎確保したサーヴァントに魔力供給要らないし
すでにキャスターも一週間分の魂食いはすませてある。

愉悦したいって気持ちは分かりますが正直使い捨てで意識も戻るか分からない相手にしたって楽しくないでしょう?


多分今日は皆さんのご都合が良いならこのままやって今代終わったらキャラメイクして終了でしょうか

では朝1敵陣営判定直下

朝 -3
キャスターの情報 +1

無し

朝1貴方行動↓3

ksk

陣地強化直下

陣地作成B +2

一段階だけアップ

元々のと合わせ陣地内での戦闘で+4補正

―何をしている?キャスター

あれこれと式神に指示をしながら忙しそうな様子のキャスターに話しかける。

「む?何、下準備だな」

事もなげに答えたキャスター。

「あの狂戦士を見ただろう?騎兵はそうでも無いがあれはいかん」

―何回か死んでる攻撃受けてたよな

「それでもなお生きていたという事はだ、神々からの祝福か呪いを受けた英雄という事だ」

―つまり、とても有名だったりすると?

「そうだな、名は分からんがどこぞの大英雄という事もある。準備に準備は重ねる物だ」

霊地として最大のこの寺を強化している以上、セイバーと言う捨て札もある。

なら後はこっちに寄せるだけ。

そうキャスターは言っていた。

―魔術の事は分からん、任せるぞ



朝2貴方行動↓3

とことんスルーされる間桐家www

暗示判定直下
キャスター +3

アヘ顔セイバーとアヘ顔凛ちゃんさん

完全に裏切る心配は無くなりましたよ!



―再度聞くが

「何度も言うがもう完璧だ。これ以上は無い」

セイバー陣営の裏切りが怖かったので再度暗示をかけさせた。

だがどうも最初の暗示でタガが外れたか、もう貴方達の言う事には逆らわないだろう。

―魔術師といってもこんな物なのか




朝2貴方行動↓3

では結果を直下

手紙+2

最終決戦へ!

―こんな物か

「何をしている?主」

―いや、何時まで経っても攻めてこない臆病者共と罵ってやっただけさ

手紙をキャスターに渡すと、貴方は空を見上げる。


まあ、これで来なかったら本物の臆病者だったと言う事だ。



―来たか

境内にはあの巨大なバーサーカーと可憐なライダー。

そして老人と少年。

「遠坂、お前……」

「おやおや、セイバーを抱き込んだか」

―何分戦力不足でね

構えるセイバー、それに反応したバーサーカー。

「ここが最終決戦と言う事か」

―こちらの意のままにな


キャスター&セイバーVSライダー&バーサーカー

先に10ポイント入手で勝利

1.攻撃
2.防御
3.令呪
4.宝具
5.その他
安価選択下3


直下 キャスターズ
陰陽道A+ +3
千里眼A+ +3
神性C +1
心眼(真)B +2
拠点 +4
サーヴァント連携 +1

その次ライダーズ
心眼(偽)B +2
神性A +3
怪力C +1
サーヴァント連携 +1

キャスターズ 2+19=21

ライダーズ 3+7=10

キャスターズ 11ポイント



バーサーカーのスキル 戦闘続行A発動、9へと移行。

バーサーカーの命のストック4→3

キャスターの援護で出された式神がライダーを足止めしている間にセイバーはバーサーカーに接近し、刀を持ってその首を断ち切った。

だが。

何事も無かったかの様にバーサーカーの首が元に戻る。

―何度見てもインチキだな!

「ほほほ、儂のような老骨にはきつくての。少しくらい優遇してくれても良かろう?」

何が優遇だ、殺しても甦るなんて贔屓じゃないか!

ライダーを囲みながらキャスターはバーサーカーにも陰陽道に基づいた術を発動させる。



1.攻撃
2.防御
3.令呪
4.宝具
5.その他
安価選択下3


直下 キャスターズ
陰陽道A+ +3
千里眼A+ +3
神性C +1
心眼(真)B +2
拠点 +4
サーヴァント連携 +1
有利 +1

その次ライダーズ
心眼(偽)B +2
神性A +3
怪力C +1
サーヴァント連携 +1

キャスターズ 26

ライダーズ 13

バーサーカーストック3→2

キャスターズ 9ポイント


何度も何度もバーサーカーを傷つける。

しかしそれでもこの巨人は倒れない。

いや、倒れてもまた立ち上がるのだ。

「いい加減死なぬか!」

キャスターの術が首を吹き飛ばす。

それでも再生するのだ。

「よかろう、ならば根競べだ。我らが折れるのが先か、貴様が死ぬのが先か!」

「僕だっているんだぞ!?」

ライダーが式神に囲まれながら講義するが、正直この位のサーヴァントなら何とかなりそうだ。


1.攻撃
2.防御
3.令呪
4.宝具
5.その他
安価選択下3


直下 キャスターズ
陰陽道A+ +3
千里眼A+ +3
神性C +1
心眼(真)B +2
拠点 +4
サーヴァント連携 +1
有利 +1

その次ライダーズ
心眼(偽)B +2
神性A +3
怪力C +1
サーヴァント連携 +1

キャスターズ 22

ライダーズ 19

さらに宝具

1~3 恐慌呼起こせし魔笛
4~6 触れれば転倒!
7~0 魔術万能攻略書

恐慌呼起こせし魔笛(ラ・ブラック・ルナ)
 ランク:C
 種別:対軍宝具
 レンジ:1~50
 最大捕捉:100人
竜の咆哮や神馬の嘶きにも似た魔音を発する角笛。
レンジ内に存在するものに、爆音の衝撃を叩きつける。
対象のHPがダメージ以下だった場合、塵になって四散する。
善の魔女・ロゲスティラがアストルフォに与え、ハルピュイアの大群を追い払うのに使用された。
通常時は腰に下げられるサイズだが、使用時はアストルフォを囲うほどの大きさになる。

直下コンマ分をキャスターズの合計数から-

なんでこういう時に最大値でるんだろうね

キャスターズ 22-9=13

ライダーズ 6ポイント
有利+1消滅

後一歩、その時にライダーが笛を取り出した。


「恐慌呼起こせし魔笛(ラ・ブラック・ルナ)!」

腹に響く恐ろしげな音はキャスター達をも震わす。

その中で式神も消滅した。

―なんなんだこの音!

「く、ライダーめ。大人しくしておれば良い物を!」

1.攻撃
2.防御
3.令呪
4.宝具
5.その他
安価選択下3


直下 キャスターズ
陰陽道A+ +3
千里眼A+ +3
神性C +1
心眼(真)B +2
拠点 +4
サーヴァント連携 +1

その次ライダーズ
心眼(偽)B +2
神性A +3
怪力C +1
サーヴァント連携 +1

キャスターズ 23

ライダーズ 15

セイバー宝具使用 『軍神乱舞車掛』
相手の動きを封じるように動くので、相手のコンマに-3

バーサーカーのストック2→1

改めてバサクレス作った菌糸類の頭おかしいな

キャスターズ 9ポイント
ライダーズ 6ポイント


「セイバー!宝具を使え!」

キャスターがセイバーに命を下す。

その言葉に従い、セイバーは宝具の真名を解放する

「『軍神乱舞車掛』!」

7つの刀が宙に浮き、セイバーの動きに合わせ追撃をする。

その過程でバーサーカーはまた死に、復活する。

「……流石に拙いの」

―残念だがご老体、逃がしはせんぞ

貴様もだと、少年にも目を配る。

「ひっ……」

1.攻撃
2.防御
3.令呪
4.宝具
5.その他
安価選択下3


直下 キャスターズ
陰陽道A+ +3
千里眼A+ +3
神性C +1
心眼(真)B +2
拠点 +4
サーヴァント連携 +1

その次ライダーズ
心眼(偽)B +2
神性A +3
怪力C +1
サーヴァント連携 +1
『軍神乱舞車掛』 -3

1

ええ加減にせえよこら、男の娘

1~3 恐慌呼起こせし魔笛
4~6 触れれば転倒!
7~0 魔術万能攻略書

またか

直下コンマ分-

キャスターズ 20-7=13

ライダーズ 14

ライダーズ 7ポイント

頼む……死んでくれ……


1.攻撃
2.防御
3.令呪
4.宝具
5.その他
安価選択下3


直下 キャスターズ
陰陽道A+ +3
千里眼A+ +3
神性C +1
心眼(真)B +2
拠点 +4
サーヴァント連携 +1

その次ライダーズ
心眼(偽)B +2
神性A +3
怪力C +1
サーヴァント連携 +1
『軍神乱舞車掛』 -3

1

ふざけんなよ!

僕何かしましたか?

1~3 恐慌呼起こせし魔笛
4~6 触れれば転倒!
7~0 魔術万能攻略書

これ効果どうしよう

流石に今夜はこれ以上無理ですな


皆さんお疲れ様でした。

フラグ管理は実にその通りです。

見てみると他のスレの作者さんの力量凄いですよね

まあそこら辺はまた追々考えていきましょう

何かしらイベント挟むってのは取った設定次第ではありと思いますし。

『遠坂の血筋』から分家の貴方の家に桜が養子に出されて貴方が捨てられてその復讐とか

では再開です

まず攻略本の効果直下

1~9 陣地補正消去
0   「わたしはしょうきにもどった!」

拠点 +4補正消滅

「こんの!」

ライダーはバラバラと本をめくるとパタリと止まる。

「この重苦しいのも終わりだ!」

「なんと!?」

拠点を張り巡らせた魔力が消滅する。

―何が起こった!

「どうもあのライダー、魔術を無効化する術を持っているようだ……」

そんなの相性最悪じゃないか!

―やれ!キャスター!セイバー!

1.攻撃
2.防御
3.令呪
4.宝具
5.その他
安価選択下3


直下 キャスターズ
陰陽道A+ +3
千里眼A+ +3
神性C +1
心眼(真)B +2
サーヴァント連携 +1

その次ライダーズ
心眼(偽)B +2
神性A +3
怪力C +1
サーヴァント連携 +1
『軍神乱舞車掛』 -3

もうやだあ

1~3 恐慌呼起こせし魔笛
4~6 触れれば転倒!
7~0 魔術万能攻略書

直下

もうやめて!>>1のHPは0よ!

令呪まるまる残ってますキャスター・セイバー合わせて6つ

ただ攻略本なのでセイバーにかかった術が解けた

\(^o^)/

前も言ったけどマスター選択で何故家族関係にあるマスター選んだんでしょうね

どうしよう!正直バーサーカー陣営にさらに戦力はいるからもう積んだかも!

バーサーカー後2回殺さなきゃ倒せないし

いやキャスターコンマで00出せば確殺……
OJT使うなよ!?


だが、セイバーのその刀は。

「ぐう!?」

―キャスター!

「随分と好き勝手してくれたな」

「あんた達……、絶対に許さない!」

キャスターを切りつけたセイバーとそのマスターにもあの魔術レジスト効果の本を受け、解除されたのだろう。

―拙い、逆転された!?

1.攻撃
2.防御
3.令呪
4.宝具
5.その他
安価選択下3


直下 キャスターズ
陰陽道A+ +3
千里眼A+ +3
神性C +1

その次ライダーズ
心眼(偽)B +2
神性A +3
怪力C +1
心眼(真)B +2
サーヴァント連携 +2

セイバーの令呪奪う安価してないんで令呪はちゃんさん所持のままっす

いや>>275のような安価なら手元にあって使えたんですが>>276が安価の結果なので洗脳だけで奪うって書かれてないし後でも言われてなかったんでそのままにしたんですが……

まさかのアストルフォ大活躍

再安価下3

撤退判定
成功でそのまま
失敗でさらに判定

失敗

直下判定
成功で令呪撤退
失敗で撤退できず

サーヴァント三騎 -3

よーしリトライするぞー(白目)

撤退できず

キャスター 6+7=13

ライダーズ 6+10=16

キャスター 9ポイント

ライダー 10ポイント

ライダー・バーサーカー・セイバーの勝利


リトライorキャラメイク ↓3

リトライ箇所は>>384から……

有利な所から始めないと勝てる気がしない……

キャスターズ 9ポイント
ライダーズ 6ポイント


「セイバー!宝具を使え!」

キャスターがセイバーに命を下す。

その言葉に従い、セイバーは宝具の真名を解放する

「『軍神乱舞車掛』!」

7つの刀が宙に浮き、セイバーの動きに合わせ追撃をする。

その過程でバーサーカーはまた死に、復活する。

「……流石に拙いの」

―残念だがご老体、逃がしはせんぞ

貴様もだと、少年にも目を配る。

「ひっ……」

1.攻撃
2.防御
3.令呪
4.宝具
5.その他
安価選択下3


直下 キャスターズ
陰陽道A+ +3
千里眼A+ +3
神性C +1
心眼(真)B +2
拠点 +4
サーヴァント連携 +1

その次ライダーズ
心眼(偽)B +2
神性A +3
怪力C +1
サーヴァント連携 +1
『軍神乱舞車掛』 -3

キャスターズ 4+14=18
ライダーズ 6+4=10

バーサーカーのスキル戦闘続行発動
バーサーカーの命のストック1→0

キャスターズ 9ポイント
ライダーズ 6ポイント

式神の鬼の硬い拳を幾つも受け、バーサーカーは倒れる。

今まではそのまま起き上がったが今回は動きが鈍い。

「どうやら品切れの様だな!」

キャスターが吠える。

―もう生き返りはしないようだな、そのまま落ちろ!

セイバーはライダーを切りつける。

「こんな相手出来る訳……!」

「早くやれよお!ライダー!さっさと殺せよぉ!!」

ライダーのマスターの情けない声が聞こえる。

セイバーとライダーもこちら側が有利なようだ。


1.攻撃
2.防御
3.令呪
4.宝具
5.その他
安価選択下3


直下 キャスターズ
陰陽道A+ +3
千里眼A+ +3
神性C +1
心眼(真)B +2
拠点 +4
サーヴァント連携 +1

その次ライダーズ
心眼(偽)B +2
神性A +3
怪力C +1
サーヴァント連携 +1
『軍神乱舞車掛』 -3

ここまで来てそれかよお!

ちょっとトイレ行って帰ったらこれだよお!

なんだ、今代は呪われてんのか!?

リトライorキャラメイク ↓3

2

リトライ……

何故かコンマ判定以外では高い参加者

キャスターズ 4+14=18
ライダーズ 6+4=10

バーサーカーのスキル戦闘続行発動
バーサーカーの命のストック1→0

キャスターズ 9ポイント
ライダーズ 6ポイント

式神の鬼の硬い拳を幾つも受け、バーサーカーは倒れる。

今まではそのまま起き上がったが今回は動きが鈍い。

「どうやら品切れの様だな!」

キャスターが吠える。

―もう生き返りはしないようだな、そのまま落ちろ!

セイバーはライダーを切りつける。

「こんな相手出来る訳……!」

「早くやれよお!ライダー!さっさと殺せよぉ!!」

ライダーのマスターの情けない声が聞こえる。

セイバーとライダーもこちら側が有利なようだ。


1.攻撃
2.防御
3.令呪
4.宝具
5.その他
安価選択下3


直下 キャスターズ
陰陽道A+ +3
千里眼A+ +3
神性C +1
心眼(真)B +2
拠点 +4
サーヴァント連携 +1

その次ライダーズ
心眼(偽)B +2
神性A +3
怪力C +1
サーヴァント連携 +1
『軍神乱舞車掛』 -3

3

kskのつもりがやっちまった...すまん

変えられるなら1で...まじですまん...

構いませんよ、普通に令呪三つあるんで。

令呪分の+3も入れて計算します

リロしなきゃダメだなやっぱ.
..

令呪 +3(残り三ターン)

キャスターズ 7+17=24

ライダーズ 6+4=10

キャスターズ、オーバーキル

ライダー・バーサーカー消滅

長かった……

バーサーカーが戦闘で脱落しにくいのは予想の範囲内でしたが、まさかのアルトルフォのアシスト能力の高さ。

コイツの攻略本マジでキャスター殺しですね。

残ったセイバーの対処を決めましょう

下3

自害安定?

まあ、もう用済みですよね

安価なら下

―終わった……

長い戦いだった。

何度攻撃をしても消滅しないバーサーカー。

それがついに地面に倒れ、そのまま消滅した。

ライダーはと見ると、セイバーの刀によって胴と首が泣き別れていた。

「良くやったぞ、セイバー。褒美だ、自害せよ」

キャスターにかけられていた暗示によりセイバーは刀を腹に当てるとそのまま自分の体を貫き、彼女もまた消滅した。

セイバー消滅。

残ったのはキャスターのみ。



聖杯判定直下。

今回はAUO居ないので補正も無し

黒。


う わ あ


此処まで来て汚染……。

でも大丈夫!キャスタークラスで作家じゃないから聖杯運用できる!

現れた聖杯、それは悪意に満ち溢れていた。

ドロドロとした塊を垂れ流しながら聖杯は浮かび上がる。

―これは……

自分自身何が魔術なのかも分からない。

だが、これだけは自信をもって言える。

―これはいけない物だ

「そうでもないな」

キャスターの言葉に貴方は振り向く。

―どういう事だ?キャスター

「あれは確かに聖杯としての機能はあるが、正しく動いてはいない。なら私が正しく動かせばいい」

キャスターはそれが可能だと、断言した。

「だから主よ、遠慮なく願うが良い」

見る者を安心とさせる顔と声色が貴方を決意させる。

―聖杯よ、俺は……



エピローグ


聖杯戦争が終わり、貴方は自信に満ち溢れていた。

自身の体には家系に相応しい魔術回路があり、魔術協会へと何度も足を運んでは聖杯戦争の勝者と言う肩書もあり歓迎され、元々の生活で手に入れたコミュニケーション能力もあり、魔術師としては異端とも言える『頼りにされる魔術師』となっていた。

―今思えば馬鹿馬鹿しい程鬱屈としていたな

他人を信じず、己を信じる。

それは後者だけ見れば美しい事だろう。

しかし、あの時のキャスターを思い出すと少しくらいは他人を信じても良いかと思うようになった。

―まあ、感謝の言葉位は言うぜ。キャスター

彼自身は自分の願いの『日本の霊的守護』を叶えると座に帰ってしまったが。

それでも短い間、共に戦った相棒に貴方はグラスを傾けた。

―二人の偉大な魔術師に


乾杯


グッドエンド 『解き放たれたコンプレックス』

まさか身内同盟がこれ程厄介とは……

やっぱヘラクレスチートも良い所ですね。

では今回のボーナスポイント精算


元々12ポイント

聖杯獲得 +1
同盟締結 +1
洗脳成功 +1
サーヴァント撃破(連係プレイ)×2 +2

合計BP17ポイント

ではキャラメイクしてもよろしいですか?

イエーイ

では、あなたの性別を教えてください

1.男性
2.女性

下3

1

男性

では貴方は今回の聖杯戦争に

1.マスター
2.サーヴァント

として参戦しました

下3

2

マスターとして参戦

では直下コンマが家系
その次が才能

1

貴方は普通の魔術師の家系に生まれ(家系5)、少しばかりの年月を経たにしては多めの魔力を持っている(才能7)

これで良いですか?

BP17ポイント

付け足すか振りなおすかこのままか↓3

才能に3 だめなら2

家系に2付け足してたら遠坂関係者行けてました。

才能に+3

貴方は普通の魔術師の家系に生まれ(家系5)、少しばかりの年月を経た家系にしては異常な才能だ(才能0)

OK?

ok

済みません、基本的に下3です。

このまま。

では貴方の戦闘力と戦闘距離を↓1、2

貧弱!

貴方はひ弱で(戦闘力2)、遠くから攻撃する(戦闘距離9)

BP14ポイント

下3

付け足し・振り直し・そのまま

戦闘力振り直し

BP14→13

直下戦闘力

1

戦闘力に+7付けたし、戦闘距離8-引いて1にする、近接特化にする

戦闘力6



OK?↓3

>>532 みたいなことできるんで?

全てのコンマで-は出来ません、つけるか振りなおすかで数を整えましょう。

戦闘距離に1追加 0に

BP12ポイント

では続いて直下境遇判定

その次が属性です

1秩序・善 2秩序・中庸 3秩序・悪
4中立・善 5中立・中庸 6中立・悪
7混沌・善 8混沌・中庸 9混沌・悪

ケリィ...

境遇3 かなりひどい、天涯孤独

属性 0 自由安価下3

7

混沌・善 超俺様な性格

スキル選択です。

少々お待ちを

ギルもだな

【四次元視点】
【天才】
【学生】
【対弱者】
【悪運】
【混じり者】
【根源接続者】
【魔術師殺し】
【時計塔生徒】
【実験体】
【最新式魔術師】
【臣下の魂】
【分割思考】
【代行者】
【魔眼持ち】

の中から二つです

で、スキル決める前に質問なんですが

以前言った原作のルートを原作キャラ達に混じりながらやるプレイか

それとも今までの形式にするかなんですが

お試しでやってみます?

セイバールートやり終わって凛ルートなんでまあ、一回試しにやろうかなと。

聖杯は手に入らないかもしれませんがイベントやコミュの練習と思ってやってみようかと。

ではマスター設定を上のを参考に決めましょう!

まずは一つ目↓3

快楽主義者

すまん貴方の設定だと思っちまった

あー、魔眼で

ん?誤爆?

快楽主義者とか無いんでズレて学生。

思わずウィキ確認してた。

次に二つ目の設定下3

魔眼

さっきのはスキルじゃなくて設定と言われたから鯖みたいに決めるのかなと思っただけすまん

魔眼持ち

ではなんの魔眼か安価下3

戦闘だけなら根源接続か天才が一番なんですがね、それぞれ全判定+3と+1ですから

コンマじゃないのか 魅力

魅力じゃなくて魅了だったわ

服従の魔眼

士郎の言ってた見ただけで指示に従うって奴を想像していただければ

使用時に+3で抵抗判定。

成功した場合、好きに命令できる。

イメージなんで難しい事は考えないようにしましょう、原作の魔眼ならやりやすいですが沢山あるみたいですしね

鯖は無理、人間だけ。

と、思ったけど才能0だしなあ。

若干-になる位には補正にします。


セイバー:アルトリア マスター:衛宮士郎

ランサー:クー・フーリン マスター:バゼット・フラガ・マクレミッツ→言峰綺礼

アーチャー:エミヤ マスター:遠坂凛

ライダー:メデューサー マスター:間桐桜→間桐慎二

キャスター:メディア マスター:???→葛木宗一郎

アサシン:佐々木小次郎orハサン・サッバーハ マスター:メディアor間桐臓硯

バーサーカー:ヘラクレス マスター:イリヤスフィール・フォン・アインツベルン

を基準に、ベースがセイバールートでしょうからアサシンは小次郎になる予定

英雄王いるしそんなん9番目になってしまう。

やるとしたらセイバー・アーチャーを除いたマスターの代わりに鯖をそのままで参戦位

主人公組いてくれた方が色々絡みやすい!

あ、それならランサーもかな。

イリヤもいないと序盤のストーリーが進まない……

最終的にはキャスターorアサシンの二択になるかも、御三家は居た方が良いですよね?

それでいいと思います

では貴方のサーヴァントをキャスターorアサシン

下3

アサシン

アサシン、ハサン・サッバーハが貴方のサーヴァントです

では、学生組みの関係をコンマで行きましょう

順に

士郎



慎二

桜で

これは凛ちゃん惚れてますわ

というかアサシンの鯖は固定なのか

士郎・桜は嫌っていて

凛・慎二に好かれている

凛はもう愛してるレベル……

では↓1~4

さっきの順で貴方からの感情判定

なんで女性だけ高コンマなんですかねぇ..

今リアルでほっぺたが痛くなった

なんだコイツwwwwww

質問なんですけどクラス固定は分かるけど鯖も固定なると次やるときもグダるのでは?

やるときも? やるときは〇

慎二→凛→貴方→桜→士郎→←セイバー

な関係に最終的になりそうです

あー、今回だけですよ。

原作ルートを原作キャラ・サーヴァントでやってそこに一人異分子の貴方いれて。

まあ、ぶっちゃけイベントやコミュの練習回と思っていただければ。

次回はちゃんといつもの様にマスター選んで、サーヴァント選んでってしますから

なるほどありでした

しかし改めてみるとひっでえ関係表。

0が愛情って感じで思ってるんで、貴方から凛へは優れた魔術師としての尊敬とか

じゃあご飯食べてきます

一旦乙です(貴方の方が優れてるのでは?)

貴方視点でお互い尊敬しあってる

妹に交際申し込みたいけど避けられてるみたいな

境遇3だから大火事で両親亡くした感じでスタート

親戚が居たから孤児院行かなかっただけでそれから一人暮らしと考えて頂ければ

士郎はあれ1、2位か?

4微妙だね~

両親不仲で家に居づらいとかそんな暮らし。

そろそろオープニングだけど、どうしよう普通に召喚で良いか

普通でいいと思いますぜ

じゃあちょっとプロローグ考えるんでお待ちを

プロローグ

子供の頃、大きな火事があった。

町は荒れ果てていて、家は燃え盛っていた。

夜が明けるころには、火の勢いは弱まっていたがそれでもほとんどの建物を焼け落とした。

その焼け落ちた建物からの飛び火で自分の家族は死んだ。

あんな熱い世界で死ぬのは苦しいだろう、その外側に運良くいた自分と内側にいた家族。

地獄と天国を分ったのは何が原因なのだろうか?

気を失う前に、雨が降ったのを覚えている。

悲しみも家族も洗い流した雨。

次に目が覚めた時、とても眩しい光があった。

「目が覚めたかい」

そんな医者の声もあった。

自分は病院に運ばれたのを理解し、もう会えない家族に涙した。

しばらく病院で過ごした後、祖父母が迎えに来た。

失った家族の代わりに新しく出来た家族、それも五年ほどで失ったが。

高翌齢だった事もあって中学に入ったあたりで祖父母も倒れた。

それまでに家の事は出来るようになっていたから困ったことは無かったが。

祖父母からは家事以外にも習った事がある。

―魔術。

ファンタジーの本でしか知らなかったそれは、現実にある事で。

自分達はその魔術師だったなんて、思っても無かった。

祖父が言うには自分はその中の天才だと言っていた。

今思ったがマスターには性格安価ないんだな

中学ではまあ、多少なり友達も出来はしたがどうにも楽しく遊ぶと言うのがあまり経験できなかった。

そいつらは笑っていて、自分も笑っているのだがただ、彼らの真似をしているんだろう。

そう思っていた。

その当たりだろうか、ある女生徒と知り合った。

遠坂凛、という女生徒で彼女もまた魔術師だった。

彼女と共に魔術を理解するのを楽しいと思えたので、感性が人間では無くもう祖父の言う魔術師なのだろうなと思ったのもこのあたりだ。

特に、自分の回路と眼が誇りだった。

回路は彼女よりも多かったと分かった時は優越感を。

この眼は両親の遺してくれた形見だと愛を。


そうしてしばらく暮らしていた時、ある一人の後輩を見た。

一目見て心臓が激しく脈打ったのを覚えている。

桜が舞う中で見たその姿はとても儚く、美しかった。

間桐桜、友人の間桐慎二の妹である彼女に一目惚れと言うのだろう。

それを感じた時、自分がまだ魔術師となりきっていないのだと分かってほっとした。

だが、話しかけようにもタイミングを失い、避けられているように感じた。

いつしか卒業し、高校へと進学。

彼女もまた同じ学校だと知った時は小躍りしそうになったほどだ。

だが。

彼女はもう遠くに居るのかもしれないと。

彼女の横にいる男を見て思う。

―衛宮士郎。

慎二の友人の1人で、彼の話を聞く限り彼女は彼の家に朝方は入り浸っていると聞かされた。

鈍い音を立てたのは自分の歯だろうか?

それとも壁を殴り飛ばしたこの手だろうか?

忘れていた……

だがまだ修正は効く!

貴方の願いを↓3

間桐桜をこの手に

間桐桜を手に入れる

すみませんね、先に決めておかなきゃいけませんでした。

ご飯とプロローグ考えてたらすっかり忘れてました……

とりあえず混沌善ということがわかった

パラリパラリと書庫の本を読んでは捨てる。

何か良い方法は無いかと探しては捨て、探しては捨てる。

パタリと手にとまったのは、とある秘術。

―聖杯戦争

この町の魔術師の元締め達が始めた降霊術の一環で、万能の杯を手に入れ根源を目指す儀式。

―これだ

遠坂、間桐、アインツベルン。

三つの家が参加する儀式、だが枠は残り四つもある。

参加の権利である令呪が宿ってくれと願い続け、ある日痛みを感じた。

―勝った

その視線の先には痣のような紋章。

令呪だ。

―ふふふ……

笑みが止まらず、それは陣を書いている時もそうだった。

―さあ、来てくれ

それでこそ自分は彼女を迎えに行ける。

現れたのは黒い影。

白い仮面だけが浮かび上がるそれは死の象徴。

―ああ、始めよう

1月31日の深夜、2月に入ろうかという時にはもう始まっていた。

2月1日、召喚の疲れも無く。

朝の光の中、朝食の準備をする。

トースターからパンが焼ける匂いを嗅ぎながらバターと飲み物を用意する。

付けっぱなしのテレビからは新都でガス漏れ事故が連続して起こっている事を知らしている。

意識不明の容体であると、言っているがサーヴァントを持った身として分かる。

そんな事故なんかじゃあない、サーヴァントを強くする為に彼らの魂を奪ったのだ。

パンにバターを塗り、食べる。

さあ、もう時間も良い頃か。

多分、遠坂はサーヴァントを召喚したんだろう。

御三家は参加の権利が優先的にあるそうだから、遠坂では彼女しかいない以上決まりだ。

だが、間桐はどうだろうか。

あそこは血筋としては絶えている。

呼び出したとしても、あのテレビのニュースの様に魂食いで維持しなければならないだろう。

さて、では……

安価下3

1.登校しようか

2.アサシンと話そうか

ksk

登校しよう。

アサシンは霊体化していていつでも傍にいる。

ガチャリと家の鍵を閉め、あたりを見渡す。

朝早くの時間だった事もあり、あたりには誰もいない。

自分が吐き出す白い息だけが、世界を染める。

町の中心地近く、住宅街のここをゆっくりと歩く。

交差点に差し掛かったあたりで坂を見る。

彼女達が来るならこの坂の上の、あの武家屋敷だ。

一瞥だけするとそのまま歩き出す。

七時前、と言う事もあり通学路は朝練の為に登校する生徒がちらほらと歩いている位だ。

校門を過ぎ、弓道場を眺めている。

慎二や彼女達もまた朝練だろうか。

何時位眺めていただろう。


「それじゃまたな。部活、がんばれよ」

振り返ると、そこに彼女が居た。

「………………」

「桜?体の調子、悪いのか」

「……いえ、そういう事じゃなくて……その、先輩。たまには道場の方に寄っていきませんか?」


行動安価下3

1.「おはよう」と声をかける

2.……行こう

……行こう、今顔を合わせるのも気まずい。

「いや、別に道場に用は無いぞ。それに今日は一成に頼まれてるから、生徒会室に行かないとまずい」

ああして話しているのが自分だったらどれ程良いか、それを思ったとしてもそれは罪だろうか。


カタリと自分の机を鞄置き場とし、眺める。

自分がこれから命のやり取りをする戦争に参加して、この学校にはそれに参加しているかもしれない人間がいる。

それも昔馴染み達だ。

自分の願いの為に戦う以上、彼らとも戦わなければならない。

そんな物思いに耽っているとホームルームの鐘が鳴る時間だ。

「ギリギリ間に合ったか。すまんな衛宮、また苦労をかけた。頼み事をした上で遅刻させては友人失格だ」

「別に気にするな。俺が遅刻する分には大した事じゃないだろ。まあ、一成が遅刻するのは問題だけど」

「もっともだ。いや、間に合ってよかった」

柳洞一成と衛宮士郎がギリギリで入室してくる。

その時、予鈴がなった。

何かしていたのだろう、走ってきたのか息も上がっている。

「朝から騒がしいね衛宮。部活を辞めてから何をしてるかと思えば柳洞の太鼓持ち?僕には関係ないけどさ、うちの評判を落とすような事はしないでよね。君、なんていうか節操ないからさ」

慎二が士郎の席の前に立っていた。

「よ。弓道部は落ち着いてるか、慎二」

「と、当然だろう……!部外者に話してもしょうがないけど、目立ちたがり屋が一人減ったんで平和になったんだ。次の大会だっていいところまで行くさ!」


どうやら慎二が絡んで来たようだ。

1.「何遊んでるんだよ」、予鈴も鳴ったし止めるか

2.無視しよう、どうせいなされる

下3

ksk

―何遊んでる

まあ止めてやるか。

放っておいても士郎が慎二をあしらうか、藤村が来てうやむやになるだろうがそうなると慎二の機嫌が悪くなる。

その分は桜に手が出るんだから始末が悪い。

「―か、別に遊んでる訳じゃないさ。ちょっと部外者が見当違いの事言ってたから訂正しようとしたまでさ」

途端に笑顔になる慎二。

こいつはどうも自分を親友だと思ってるらしく味方が増えたと思ってるのだろう。

「……もう部外者だからな、道場に行くのもヘンだろ。けど何かあったら言ってくれ。手伝える事があったら手伝う。弦張りとか弓の直し、慎二は苦手だったろ」

この馬鹿。

心の中で舌打ちする、みるみる内に顔がゆがむ慎二。

それもすぐに笑顔にすると。

「そう、サンキュ。何か雑用があったら声をかけるよ。ま、そんな事ないだろうけどさ」

「ああ、それがいい。雑用残してるようなヤツは主将失格だからな。あんまり藤村先生を困らせるなよ。あの人、怒ると本気で怖いぞ」

―そこまでだ、慎二。行くぞ、それと衛宮。あまり人の心を刺すな

フォローを入れておかねば爆発するよりは彼女への被害も少ないだろう。

こうして衛宮にも一言言っておけば慎二も味方と勘違いしたままでいる。

「………」

後ろからは柳洞と衛宮の話声がしている。

それよりも……

「クソ、なんだよアイツ……。グチグチとさあ……」

―そう言うな、もう何も出来ない奴の言葉だろう?

コイツの臍直すのが先だ。

ホームルームの鐘が鳴っても一分ほど来ない教師を待つ恒例をすました後。

その教師が頭から教壇に突っ込んだのは驚いた。

ホームルームが終わり一時限目の授業が始まる。

葛木の授業か……

そうして、いつも通りの一日が終わる。

部活動や帰宅する者、まだ教室に残る者。

さて、自分はどうしようか


1.帰宅する

2.アルバイトへ

3.学校に残る

下3

学校に残る

学校に残って何をするか↓3

時は加速する

これストーカーじゃね?

桜を観察。今日はここまでで。

お疲れ様でした。

完全にストーカーですどうも有難うございます

これ下手したら3人ヤンデレになるぞこれ
桜「鯖がいなければ...!」
貴方「衛宮がいなければ...!」
凛「桜がいなければ...!」
うーんこの(白目) 乙です

多分貴方が日記付けてたら

●月△日 桜が笑っている所を見かけた、だが相手は衛宮だった

とかそんな感じになりそう

                       _
                     ,.ィ: : : :≧、
                     ´  ̄`ヽ: : : :ヽ
                   , --、__ ノ: : : :ノ -.、

                 _/: :/'´  二二二二 ヽ\
                ィ/: : : j..ィ: :´i : : : : : :',: : :ヽマ\
              /: /: : : /: : i: : :ハ: : : : : : ', : : : :∨:\
                /: : /,: : :.ハ: : :}: : :{ ',: : : : : ハ: : : i: ∨: :ヽ       
         __ i: rく/: : : ': : :_:|_',::斗. ',: : :/、 jハ: :!: : V: : :',-- 、     
        {´    ヽ i: : : :|: : {: :{ ヽ从 j/    ̄j/: : : :} : : :',   }      
        ` <..__.ィ j: : : :ハ: :', rz==≧、   ィ≦=|: :/j/ト: : : ',イ 
          r: :f: V: ; : : :;: :ヽ_:ゝ      ‘    .jイ: : |. ',: : :', 
          ハ: :j:./: ,: : : /: : : :!       ___    i: : :| }: : :}  
         く:_:ノ: {: /: : : ,: : : :.:|    ,ィ_,ィ_i__{__iヽ   }: :.:!_ノ: :;/
         /: : /: :/: : : /|: : : : |    ヾー┴‐┴┴'   イ: : :|: : / 
           乂イ: :/: : : /: :!: : : : |:..     ` ⌒  /: i: : : |イ 
          レ: : :/: : ハ: : : : !} ≧z..   _ ..イ: : : :|!: : :.
           `T : : : : : : ',: : : :',!      i : : : |: : : :.|',: : :',
              ,: : : : /: : :ハ : : ::}      {__: : :!: : : :.! ',: : :',
             ./ : : : ; : : : : :}: : : !\     } ト .|.: : : :| }: : :}
          /: : : :/: :> '' |: : : |\\    | |ヽ `''< |.: : ;
           /: : : : ,イ    ',: : :.!  \\  | | }   }ヽ}: :/
            / : : :./  ',    ヽト :{    \\ | | |   、i .j∧
         ,: : : : i.   ',      ヾ \.  \ | | |   ヽ  i
         i : : : :|.   ',       ', \.  ヾ| !.     \|






この金剛の顔どうにかなんないんすかねえ……

基本使いません。

たまに始める前にあなた達のイメージ候補やネタAAを使う位です。

しかしちゃんさんはヒロインになれない呪いでもかかってるのか……

しかし今後あなた達に○○貴方(貴女)ってつくようになったら多分コイツ、ストーカー貴方になるんだろうなあ

ちょろちょろやっていきましょうか


シュッと風を切る音が耳を付く。

弓道場を覗いて見ると部員達が射ているのが見える。

長い髪を棚引かせ、間桐桜は弓は射ていた。

構える姿すら、一つの絵の様で美しく感じる。

直下判定

1~3 ワカメ
4~6 眉毛
7~9 主人公
0   虎

「―じゃん、どうしたんだい?そんな所で見てるなんてさ」

―慎二

声をかけられた方を見ると慎二が弓道着姿でこちらを見ていた。

どうやら練習を途中で切り上げて様子を見に来たのだろう。

「そんな所じゃ寒いだろ?中入ってけよ」

―だが、部外者だぞ

「別に良いよ、お前なら備品壊したりもしないだろ?」


1.「ならお言葉に甘えるよ」弓道場に入らせて貰おう

2.「いや、流石に悪い」もう帰るとしよう


下3

今まで2月1日でやってたけど登場人物達の台詞が1月31日の物と判明。
脳内変換でお願いします。現在1月31日



―ならお言葉に甘えよう

「ああ、入れよ」

慎二に続き、入口から道場内へと入る。

突然の闖入者に少しざわつくが、皆それぞれ練習に戻って行った。

―すまないな、心を乱してしまったようだ

「良いんだよ、少し位人の目があった方がピシっとなるもんさ」

慎二はそう言うと自身も練習を始めた。

なんだかんだと小物な男だが、こうして練習や規則には真面目なのだから分からない物だ。

隅へと移動すると正座で見学する。

一応の礼儀としてやってみたが練習が終わる前に自分の足はイカレはしないか心配だ……




「お疲れ様でしたー」

練習が終わり足の方もなんとか無事なのが幸いだ。

―やれやれ、慣れない事をするもんじゃないな

「精神修行が足りないんじゃないの?前に衛宮達が寺で修行とかしてたけど、お前もやれば?」

―やる事もあるから中々な

魔術に対する練習もある。

それに魔眼の事もあるし、家の外にはあまりもしもを考えると遠のいている。

「で、これからどうする?」


1.「慎二はどうなんだ?」こいつは何をするのやら、聞いてみるか

2.「流石に家に帰るさ」もう家に帰った方が良い、マスターがうろついてる夜は危険だ

下3

―そういう慎二はどうするんだ?

どうせこいつの事だ、女の子を集めて王子様気取りだろう。

そう思っていたのだが。

「僕?くくく……、そうだね。ちょっとやる事があるから今日は帰るさ」

意外な答えが返ってきた。

こいつが遊ばずに帰るなんて真面目な事を言うなんて……

―そうか、なら俺もこのまま帰るとするか。じゃあ、またな

「ああ、また明日」

とても良い笑顔で鞄を揺らしながら帰って行った。

―何か良い事でもあるんだろうか

アイツの誕生日なんて訳は無いしな。

そう思いながら帰宅した頃にはもう、真っ暗だ。

魔術で作られている警報にもかかった記録も無いし、マスター達もまだ見の状態か。

―アサシン、警戒だけしておいてくれ

明日も学校がある。

不思議なのは慎二の行動もだが、凛が参加してるかも気になる。

―明日はその辺りを調べてみるか……

風呂に入り、暖かくしているともう眠気が襲ってくる。

…………

2月1日


朝6時、目がすっきりと覚め身支度と朝食の準備をするべく寝床を後にする。

顔を洗って、寝癖を整えた後はフライパンにベーコンを投入する。

油は入れず、ベーコン自体の油でカリッとなるまで焼く。

良い具合に焼きあがったら、その油を使って卵を焼く。

完熟・半熟の好みはあるが今日は半熟の気分だったので火が通ったら掬いだし、ベーコンに乗せる。

サラダは……、まあ市販のパックので良いか。

流石に一から洗って切っては時間が無い。

パンをトースターにセットし、焼きあがるまでに皿にサラダを移し、飲み物を用意する。

コップに入れるころには焼きあがるだろう。

カリカリになるより少し前程度のベーコンをサラダに巻き、食べる。

シャクシャクとした食感と、油が滴るベーコンを食べるとパンをかじる。

そんな朝食を終えると登校の為に鞄を持ち、家を出る。


住宅地からあの十字路まではほんの少し、閑静な雰囲気があるが。

どうやら今日は騒がしい。

一軒の家の前には数台のパトカーと人だかりがある。


1.何があったのだろうか、人だかりに混ざる

2.関係ない、登校しよう


下3

今の所ルートは

1.士郎たちと共に戦う本編セイバールート

2.慎二……と言うか裏の蟲爺に「サーヴァントの願い叶えた後の聖杯譲る条件で桜を貰う」ゲスルート

を考えてます

安価なら下

「殺人事件ですって……」

「怖いわねえ……」

殺人事件。

だからこんなに警察が集まったのか。

「なんでも助かったの一番下の子だけらしいわ……」

「これからどうするのかしらねえ……」

ここは確か、四人家族だったか。

生き残ったのはその中の子供一人。

ズキリと頭が痛む。

自身と同じように天涯孤独となるには歳が幼すぎるだろう。

助かったのを幸運と呼ぶべきか。

一人置き去りに死ねなかったのを不幸と呼ぶべきか。

……離れよう、ここにいたら自分の傷も開きそうだ。


少し時間をかけ過ぎたか。

予鈴のなる十分程前辺り。

正門を潜ろうとした所に一人の男子生徒と一人の女子生徒の二人。

衛宮士郎と美綴綾子だ。


直下

綾子→貴方

その次

貴方→綾子

「や、おはよう―」

―美綴と衛宮か、おはよう

「……ああ、おはよう」

美綴はまだ弓道着姿でいる。

―ホームルームまでもう時間が無いのに余裕だな

「あははは!衛宮と同じ事言うねえ!」

カンラカラと笑う女傑をどうもスルー出来ない。

「ああ、丁度良いや。アンタも聞いてよ、慎二の事」

―アイツがまた何かしたのか?

昨日の様子じゃあ、何かしたんだろうなとは思ってはいたが。

「……アイツ、一年の部員に射が当たるまで笑い者にしたんだよ」

衛宮からの言葉にああ、と納得する。

朝機嫌が悪かったのを後輩を使って憂さ晴らししたんだろう。

しかし、それだけであんなご機嫌になるか?

―朝方の友人との諍いを後輩使って晴らしたか?いつも思うが器小さいよな

「んー、あたし遠坂に振られたからとかなんとかって聞いたけど?」

「え……遠坂って、あの遠坂か?」

ああ……、凛にまたちょっかいかけて撃沈か……

何か衛宮と美綴が話しているが、頭が痛くなる。

アイツも上品に挑発するから面倒な事になるんだろうに。

「ともかく、慎二ヤツは昨日からそんな調子よ。おかげであたしもこんな時間まで道場で目を光らせてたって訳」


1.「そろそろ鳴るぞ」話を止めて行くか

2.「おつかれさん」もう少し付き合うか

下3

―そろそろ予鈴だぞ

時計を見るとそろそろ急がないとまずい時間だ。

「ヤッバ!それじゃあたし着替えてくるから!」

ドタバタと急いで道場へかけていく美綴。

「……」

―……

参った。

どうにもコイツには好かれていない。

それはこっちも同じ事なのだが。

―じゃあ、行くか。衛宮

「……ああ、遅れちゃまずいからな」



ごめんなさい、ご飯タイムです。

一旦休止

昼休みになると生徒のほとんどが食堂へと食べに行く。

だが、弁当持参の生徒もいてそこら辺は自由だ。

衛宮も弁当を持って教室を出て行った。

いつも生徒会室で柳洞と食っているそうだから、今日もそうなのだろう。

さて、どうしようか……


1.食堂に行くか

2.少しうろついてみるか


下3

うろついてみるか、と言っても広いだけに場所が多い。

何処に行った物か。


下3

凛の教室は隣のAクラスだ。

聖杯戦争が始まった辺り、アイツもサーヴァントを召喚したかも知れない。

すっと、覗いてみたがぱっと見た辺り姿が無い。

―いないな

と、どうした物か……


1.聞いてみるか、女生徒三人組に聞いてみる

2.いないならいないで良い、食堂で食事をしよう


下3

それぞれ三人娘の関係

三枝→貴方

蒔寺→貴方

氷室→貴方

誰かが成功したら教えてくれる

あー、なんかイメージ通りなコンマ。

由紀香ちゃん臆病だし。

じゃあ、同じ順で貴方からのコンマ

ただ、それぞれ桜がいるんで-3で。

嫌ってるとかじゃなくて眼中にない感じ

素で1同士なのがすげえ。

―ああ、蒔寺、氷室。遠坂の奴がどこに居るか分かるか?

弁当を食べていた三人組……、二人は見覚えがあったので名前が出たがもう一人。

小動物の様に隠れてしまった彼女は覚えていない。

「おおー、―じゃーん。何、遠坂口説きに来たの?」

ゲラゲラと笑った彼女に自嘲めいた笑いを浮かべる。

―まあ、話が合ったのは事実だがな

その言葉におっ、と反応される。

……なんだか面倒になりそうだ。

「むっふっふー、なーにやっぱそう言う関係だったのあんたらー」

はあ、とため息をつく。

―そうじゃない、以前借りた本があるんでな。返そうと思っただけだ

咄嗟の嘘だったが、幼馴染のような関係だと知っているコイツは「なーんだ、つまんねーの」と言いながらまた弁当を食べだした。

「残念だが、遠坂嬢は今日は休みだ。また明日に帰す事を進める」

―そうか、今日は休みだったか。すまんな、蒔寺、氷室。助かった

Aクラスから出てぐっと、背伸びする。

―確定だな

あれはめったな事で学校を休んだりはしない。

恐らく、サーヴァントを連れて戦場になるであろう町の構造の把握に出た。

と言った所だろう。

魔術師としての行動を考えるとその辺りに落ち着く。

―やれやれ、尊敬しあう相手と殺し合いとはな

魔術師とはかくも因果な商売である。

夕方になり、もう下校時間だ。

ここら辺で遠坂を探してみるのも良いが、昨日の慎二の様子も気になる。

あるいは全て放り出してバイトに行くかだ。


1.まずは遠坂を探そう、新都辺りを探すか

2.慎二を確かめよう、弓道部へ

3.……バイトに行くか


下3

ちゃんさんは徹底的にハブにされる……


ガーン、ガーンと矢が的に当たる音が大きくなる。

―すまない、慎二は居るか?

「あ、はい。間桐せんぱーい!」

「何?サボって……、何だ―か」

―ああ、すまないな連日押しかけてしまって

「いや、別に良いさ。で、なんの用?」


1.「いや、昨日何があったのかと思ってな」昨日の様子を確かめよう

2.「昨日、遠坂と喧嘩したんだって?」美綴の話を確かめるか


下3

ソロルートはギルガメッシュが居るからキツイかも……

原作準拠だから聖杯も汚染確定だし、そんなフィクサープレイよりも人に関わった方が良いかも。

そもそもイベント&コミュの練習回みたいなものですし

安価なら下

―昨日、遠坂と喧嘩したらしいな

その言葉に顔を歪める慎二。

「……ああ、お前と遠坂仲良かったね。何?庇いに来た訳?」

―俺が?冗談言え、お前とアイツの仲で何があったかは知らんし関わらん

「じゃあなんでそんな事聞いて来たんだよ」

朝に美綴と話した事、それで気になっただけと伝えると納得したらしい。

―まあ、ダチ同士のやりあいだ。少し気になっただけの話さ

「は!まあ何て言うの?可愛げの無い奴だからね、良く見に来るから声かけただけなのに何か勘違いしたみたいでね」

―そうか、まあ。アレはアレできついからな、特に人の心にストンと攻撃してくる

それが正論だからまた頭にくると言うコンボだ。

敵が多いのも頷ける。

「まあ、そういう事だから。別に大した事じゃ無かったんだよ、気にしなくて良いよ」

―そのようだな、じゃあ邪魔したな

道場の扉を開けるとそこには衛宮と柳洞がいた。


1.「お前らも来たのか」ついでだ、話しておくか

2.……どうにも衛宮とはウマが合わない、スルーだ

下3

やる前に一成とのコンマ

直下
一成→貴方

その次
貴方→一成

Q(急に)O(親に)H(風呂入れと言われた)

速攻で上がってきましたが。

何も言わずに申し訳ない

―柳洞、衛宮。お前らも来たのか

「おお、―か。いや何、衛宮がここであの女生めを探していたので喝を入れていた」

―衛宮が?遠坂を?

「……悪いかよ」

―いや、人の行動にどうこう因縁つける趣味は無い。好きに探せばいいだろう

「お前もか、良いか。あの女は男を駄目にする女だ。悪い事は言わん、距離を置け」

頭の固い生徒会長の言葉を一笑する。

―残念だ、俺はもう駄目駄目と言う事だな。何せ中学に入ってからすぐの付き合いだ

「む、いやそうとは……」

―言いたい事は分かるさ、優等生ぶってはいるがあれで中々ガサツな所もあるのは知ってる

驚いた表情を衛宮が見せる。

ああ、アイツ本当に外面良いからなあ……

「まあ、良い。それではな、俺は生徒会室に戻るが、衛宮はバイトだろう?こんなところで道草を食ってるいる暇は無かろう」

それだけ言うと柳洞は去って行った。

知り合って二年か。

どうも掴み所が読めないが、良い友人だろう。

「……―も、あんまり人の陰口を言わない方が良いんじゃないか?」

珍しい、衛宮が話しかけるなんて。


1.「悪口の範疇に入るか」遠坂の事を暴露してしまいそうだ

2.「気をつけるさ、それよりバイトは良いのか?」躱しておこう

下3

こういう時だけ団結か!

―こんな物が悪口にもならんさ、いつだったか家に本を借りに来たとき書斎に案内したらアイツ夜更けまで居座りやがった

「え、遠坂を泊めたのか!?」

―まあ、気心知れた仲だ。ジャージ一本くれてやって客間をやった

誰もいないから部屋だけはあるからなと続ける。

―それで朝起きてきたと思ったら目つき悪いわ、フラフラだわで……。良くあれで優等生の役をやれている

後は肝心な所で詰めが甘い所か。

あれが無ければ本当に良い魔術師なんだがなあ……

「お前な、昔の事とは言え女の子を家に泊めるなんて!」

―ほう、では何か?夜更けに真反対の場所まで叩き出せと?

「送ってやれば良いだろう!!」

この熱血ぶりが厄介だ。

―それより、本格的に時間が過ぎたが良いのか?バイト

「え、あ、まずい!」

衛宮はそのまま駆け出して行く。

バイト、という事は新都か。


自分はどうした物か。

まあ、今日も家に帰るとしよう。

明日、遠坂は問い詰める。

2月2日

土曜日、朝起きて学校に登校する。

ただ、それだけの事だ。

なのに校門の前で足を止めてしまう。

―なんだと?

確かに感じるこれは結界。

それも人の命を吸い取りつくすタイプの物だ。

「魔術師殿、これはいけません」

今まで自分の指示に従い、無言で行動していたアサシンが初めて声を出した。

―分かっている、だが……

今日明日発動する物ではない。

今ここで引き返したらそれこそ、疑われる。

「御意に」

―すまん、アサシン

己がサーヴァントの気遣いは分かる。

だが、ここで命惜しさに引けば明日死ぬ。

そんな気がした。


土曜日は午前中だけで授業が終わる。

だが。


1.慎二を探そう

2.遠坂は?

下3

だって、まだ士郎が今日この後の夜にセイバー召喚するから……

で、ランサーともアサシン戦うって感じで。

遠坂はどこだ?

話つけなければ……

しばらくの間、広い校内を彷徨い、見つけた時にはもう夕方だ。


「―!あ、あんたまだ帰って無かったの?」

「凛、下がれ!」

目の前に現れたのは赤い騎士。

二つの白と黒の中華剣が翻る。

「魔術師殿!」

それをアサシンがダークで弾いた。

「暗殺者が顔を見せるとはな」

「嘘……、そんな……」

まったく嫌な確信があったもんだ。

「ふん、良いマスターに当たったようだなアサシン。私の剣を弾くとは」

自身の桁違いな魔力はアサシンのステータスをアップさせてるの事実だ。


1.「待て、今はそれよりやる事があるだろう?」今はこの結界をどうにかしなくては

2.「……やるぞ、アサシン」残念だが、今は聖杯戦争だ


下3

あ、あれは「犯人お前だろ」ってワカメに言いに行く訳じゃなくて

それとなく、「もう帰ったらどうだ?一緒に新都行こうぜ」って女の子達と一緒に居るワカメに提案します

貴方視点で慎二が魔術師とか「ないない」ですから。
あくまで友人として危険だから逃げろって一般人生徒居るからボカして言うだけです。


―待て、凛。今は争っている場合じゃあないだろう

「……!そう、あんたもこの結界を探しに来たわけね」

―一番まずい結界だ、これならもののすぐにでも教師生徒ミイラになるぞ

「言われなくても分かってるわよ!だからこうして基点を探してるんじゃない!」

―なら続けよう、俺も探す

ほとんどはこいつが見つけているだろうが……

「凛、どうするんだ?」

「……悔しいけど、一番信用できる人間よ。こいつは」

「ほう?これが彼の罠、という事もあるが?」

「無いわ、そんな事をする必要が無い位魔力提供できるんだもの」

随分と信用された物だ、嬉しいが魔術師としては疑った方が良いだろうに。

そこが彼女の良い所だろうが。



「―これで七つ目か。とりあえずここが基点みたいね」

最後の刻印。

それは屋上に堂々と八画で描かれている。

魔術師しか見えない赤紫の文字は見た事が無く、聞いた事も無い形だ。

「まいったな。これ、私の手には負えない」

―駄目そうか

「これ張った奴は何も考えてないわ、でも桁違いの技術よ」

一時的には結界から魔力は消せるが結界そのものを撤去は出来ない。

術者が魔力を通せばそれで元通り。

アーチャーもアサシンも何も言わない。

それはこれがどんな物かを理解しているからだろう。

一度発動したが最後、化け物の胃の様に中に居る人間を溶かす。

―大規模な魂食いだな、まるで血の要塞だ

「アーチャー、アサシン。貴方達ってそういうモノ?」

冷たい声で凛が問いただす。

「……ご推察の通りだ。我々は基本的に霊体だと言っただろう。故に食事は魂、ないし精神要素となる。君達が肉を栄養とするように、サーヴァントは精神と魂を栄養とする。栄養をとったところで基本的な能力は変わらないが取り入れれば取り入れる程タフになる――つまり魔力の貯蔵量があがっていく、というワケだ」

「私は魔術師殿から膨大な魔力を流して頂いているので常に魂食いをしているような状況ですな」

「―マスターから提供される魔力だけじゃ足りないってコト?」

「足りなくはないが、多いに越した事はない。実力が劣る場合、弱点を物資で補うのが戦争だろう。周囲の人間からエネルギーを奪うのはマスターとしては基本的な戦略だ。そういった意味で言えば、この結界は効率が良い」

「一度に数百の人間のエネルギーを得る訳ですからな、町で路地裏で1人1人襲うより手っ取り早くて済みます」

アサシンの捕捉もはいりつつ、アーチャーの説明は終わる。

そして彼らの言い分はこうだ。

『勝ちたかったら人を殺して力を得ろ』

単純明快、弱肉強食。

自然の摂理にこれ程まで沿った意図だ。

「それ、癪に障るわ。二度と口にしないでアーチャー」

「同感だ。私も真似をするつもりはない」

しらず、ほっとしていた。

それは彼女が一般人を手にかける事は無いと知ったからか。

それとも、アーチャーが強力にならないと分かったからか。

「……さて。それじゃあけそうか。無駄だろうけど、とりあえず邪魔をするぐらいにはなる」

そう言って凛は呪刻に近寄り、左腕を出した。

「Abzug Bedienung Mittelstand」

呪文を唱え、これで洗い流せる――

「なんだよ。消しちまうのか、もったいねえ」

唐突に響いた第三者の声。

一気に振り返り、その声の主を見る。

給水塔の上、十メートルはある上空で、そいつは俺達を見下ろしていた。

夜に溶ける深い群青。

口元は粗暴で、獣のような鋭さ。

それでいて視線は涼やかだ。

この青い男は自分たちの事を大親友か何かの様に見つめている。

「―これ、貴方の仕業?」

凛が気を取り直し、質問する。

「いいや。小細工を弄するのは魔術師の役割だ。オレ達はただ命じられたまま戦うのみ。だろう、そこの兄さん方よ」

軽い口調でありながら殺意に満ち溢れた声。

「やっぱり、サーヴァント……!」

「そうとも。で、それが判るお嬢ちゃん達は、オレの敵ってコトでいいのかな?」

バクリと心臓が大きく脈打つ。

ただ単に酒を買うかの如く飄々とした声。

それが何よりも恐ろしかった。

隣を見ると思案しているだろう凛の姿。

分かるのはこいつと戦ってはいけないという事だ。

「……ほう。大したもんだ、何も判らねえようで要点は押えてやがる。あーあ、失敗したなこりゃあ。面白がって声かけるんじゃなかったぜ」

男が腕を挙げた一瞬。

何も持っていなかったその手には。

二メートルはある紅い槍があった。

同時に、凛と自分は真横へ飛んだ。

屋上だから思いっきり跳べない?

それがなんだ、今死ぬよりマシだろうが。

全力でフェンスに当たり、旋風がよぎる。

間一髪、避けれた。

今までいた場所は切り払われている。

「は、いい脚してるぜお前ら……!」

退路は一つ。

なんか文章ばかりですみませんね、要所要所が安価です。


フェンスから飛び降りる。

―ッ、重力制御!

遠坂もまた飛び降りた。

サーヴァントに着地は任せるしかない。

ガン、とアサシンが支えてくれたとは言えかなりの衝撃だ。

まだ遠坂は着地していない。


1.「広い場所、校庭だ!」一気に走り抜ける。

2.兎も角撤退だ!校門へ……

下3

―凛!校庭まで走れ!

狭い場所はあいつの良いように戦われる場所だ。

校庭ならアーチャーも自由に動けるし、アサシンが足止めしてるうちに弓で仕留めてくれるだろう。

屋上から飛び降りて校庭に六秒。

距離は百メートル、残像が見える速度だ。

だが。

それも意味が無い。

「いや、本気で良い脚だ。お前達、ここで仕留めるのはいささか勿体なさすぎるか」

サーヴァントと言う人間より上の存在には何の意味も無い。

「アーチャー!」

―アサシン!

後ろに飛びのくと同時に、赤と黒が実体化する。

彼らの手には、わずかな月光を反射させる一振りの短剣。

「―――へえ」

青い男は口元を歪め笑う。

「……いいねぇ、そうこなくっちゃ。話が早い奴は嫌いじゃあない」

またもや旋風が吹く。

屋上でみたあの真紅の槍。

「ランサーのサーヴァント――」

「如何にも。そう言うアンタらはセイバーとアサシン。いや、テメエは違うな。何者だ」

ランサーはアーチャーを見据えて尋ねる。

そこには先程の軽さは無い。

殺気そのものと化したランサーに、アーチャーは無言で答えた。

間合いは大体五メートルか。

ランサーの槍は二メートル程。

残り三メートルなど誤差の様な物だ。

「……ふん。真っ当な一騎打ちをするタイプじゃねえなテメエは。って事はアーチャーか」

それにもアーチャーは答えない。

彼らは既に必殺の一撃を入れんと隙をうかがっている。

「……いいぜ、好みじゃねえが出会ったからにはやるだけだ。そら、弓をだせよアーチャー。これでも礼は弁えているからな、それぐらいは待ってやる」

アサシンはダークを構える。

だが。

アーチャーは答えない。

「アーチャー」

凛が喋った。

「手助けはしないわ。貴方の力、ここで見せて」

「―――ク」

笑ったのだろうか、赤い騎士が疾走し。

黒い影はそれに従う。

士郎イベントまで戦闘もこんな感じです。
基本原作展開で、死なれたら困る場所はオート



突風の如く突き進み。

「―――バカが!」

旋風が迎え撃つ。

刃が奔り、流す。

高速で突き出される槍をアーチャーは短剣で受け流し、アサシンが腋を狙う。

だが、ランサーはアサシンの攻撃を許さない。

槍の間合い二メートル。

だが、その二メートルが遠すぎる。

長柄持ちにとって、距離=離す物である以上ランサーは射程範囲に突っ込んだ相手を迎撃するだけで良いのだ。

何せ、攻めるよりも守る戦いが容易い。

だと言うのに。

ランサーは自分で距離を縮めた。

「たわけ、弓兵に暗殺者が接近戦を挑んだな―――!」

まるで火山の噴火の様。

ランサーは一撃入れては間合いを詰める。

長柄なのに間合いを詰める。

自殺行為に等しい事をランサーはしている。

相手の攻撃範囲外から一方的に攻撃するのが槍持ちの戦い方だ。

「―――うそ」

凛の驚愕が聞こえる。

自分自身驚いていた。

喉、肩、眉間、心臓。

これらを突くランサーは戻りの隙が無い。

残像さえ見えぬ神速の打突。

一撃はアーチャー達を弾き、押し止め、後退させるのだ。

それはまさに必殺の突き。

だが、弓兵、暗殺者と謗られても彼らとてサーヴァント。

攻め手は、必殺足りえない……!

払いを主軸とする槍ならばともかく、突きならば彼らを仕留めれないだろう。

だが。

「――――」

「ぬっ―――!?」

赤い外套の騎士が止まる。

これは悪夢だろうか。

槍の突きがさらに高速で放たれる。

軌道をそらそうとしてアーチャーが短剣毎弾かれ、その隙を埋める為アサシンも身を乗り出す。

―まずい

ランサーの槍はすでに隙は無く、鋭さも威力も跳ね上がって行く。

これではサーヴァントであっても必殺。

あのサーヴァントには定石など無い。

あんな速度の槍を裁く事など……

アーチャーの離れた距離をランサーが追う。

この繰り返し。

守りに入ったアーチャーとアサシンだが、これではジリ貧だ。

彼らを援護しなければ。

そう思っていてもここまでの接近戦。

巻き込んでしまう。

まごついている内にさらに苦境へと立たされた。

ランサーがアーチャーの短剣を弾き飛ばした。

「―間抜け」

必殺の一撃が来る――!

眼にも見えぬ三連撃。

それを止めたのはアーチャーの短剣。

だが、違いが一つ。

「チィ、二刀使いか……!」

一対の剣。

双剣がアーチャーの両手に合った。

「ハ、弓兵風情が剣士の真似事とはな―――!」

ここで死ねと槍の速度が上がる。

それを、アーチャーの双剣が。

アサシンの短剣が。

剣戟の音は戦争音楽の様に美しい。

火花を散らしながらどんどんとリズムが上がる。

一瞬なのに長い時間。

ランサーの槍をアーチャーとアサシンが凌ぎ、危なくなれば一方に任せ体勢を立て直す。

間合いが離れた。

ランサーがこれ以上は危険と判断したのだ。

離れた速度もまた早く、豹を思わせた。

「……二十七。それだけ弾き飛ばしてまだあるとはな」

驚いたのはこちらもだ。

基本的にサーヴァントは武器を一つなのにあのアーチャーは次から次へと繰り出している。

ならば、あのアーチャーは宝具を使っていないと言う事になる。

彼は弓の英霊なのだから。

「どうしたランサー、様子見とは君らしくないな。先ほどの勢いは何処に行った」

「……チィ、狸が。減らず口を叩きやがるか」

ランサーの苛立ちがここまで伝わってくる。

「……良いぜ、訊いてやるよ。テメエ、何処の英雄だ?二刀使いの弓兵なんぞ聞いた事が無い」




今日はここまでで。何度も言ってる用にイベント&コミュ特訓回なので戦闘はハブきまくる!

今からどんな人に協力するか、どういう道筋で目標を達成するかを一緒に考えていきましょう。

上で言われたように凛ちゃんさんとかワカメとか。

桜にどうやってアプローチするか。

御三家がどこをさすかは家系+凛関係コンマで知っていることにします。

なので目指すは

1.聖杯への道

2.何があっても思いを貫く

3.別れは辛く苦しい物である

を理解していれば宜しいかと

あ、アサシン消滅しても話続きますから

単独戦闘になっても貴方さえ生きてたら話続きますよ。

そこで綺礼の誘惑に乗ってギル様の仮マスターになっても良いですし

結果結末は皆さんの安価次第!

簡単に言えばFateのスピンオフでいろんなルートあるよー

の中の一つのルート行ったって思ってくだされば。

ただ、セーブしてロードで他のルート行けないだけです

別に聖杯に願わなくても良いですし、願っても良いです。

ただ単に義理のお爺様の心象の問題ですからね

軽く行きましょうよ、よしんば死んでも道場行くだけですから

桜は……

狙ったら悲恋になる……

まあ、好みの問題です。

やってる人達ばっかりだから言うのもなんですがこの後の士郎助けて、教会に説明行くのにどういう立場を選ぶか

主人公達と一緒に戦うか、敵対するか。

あと年齢的な問題でホロウなんかを未プレイのままです。自分

あ、そうだ。

2-4行けたんでレベリング始めたら初っ端で吹雪でました。

眠気と戦いながらだったんでスルーしてましたが改めてみると嬉しい。


あと道場はこの方達が進めます

師範代 境島

弟子 初代

人いるか分からないけど続きしましょうか

「そういう君は判りやすいな。槍兵には最速の英雄が選ばれると言うが、君はその中でも選りすぐりだ。これ程の槍手は世界に三人といまい。加えて、獣の如き敏捷さと言えば恐らく一人」

「――ほう。良く言ったアーチャー」

スゥっとこの世の全てが凍ったと感じた。

ランサーは槍の穂先を地面に近い所まで下げ、アーチャーを見抜く。

「―ならば食らうか、我が必殺の一撃を」

「止めはしない。いずれ越えねばならぬ敵だ」

あまりの殺意に身動きが出来ない。

駄目だ、あのランサーの槍は本当に必殺。

アーチャーは負け、アサシンも後を追うだろう。

だが、身動きが出来ない。

その瞬間、ランサーは槍を振るうだろう。

どうすれば良い?考えろ、考えろ、考えろ――!

「―――誰だ………!!!!」

この戦いを止めたのは第三者の登場だった。

「……え?」

ランサーから放たれていた殺意が消え、走り行く足音が聞こえた。

その姿は学生服の……

「生徒……!?まだ学校に残ってたの……!?」

「そのようだな。おかげで命拾いしたが」

「あのままでは確実に倒されていましたな」

冷静に判断するアーチャーとアサシン。

「……失敗した、ランサーに気を取られて周りの気配に気づかなかった……って、アーチャー。アンタ、何してんの」

「見て分からないか。手が空いたから休んでいる」

「んな訳ないでしょ、ランサーはどうしたのよ」

「さっきの人影を追ったよ。目撃者だからな、おそらく消しに行ったのだろう」

そうだ、見られた以上神秘の秘匿の為にあの生徒は……

1.「アサシン!追え!」追撃だ!助けなければ……

2.「帰るぞ」これで拠点まで戻れば防御を固められる

下3

―帰るぞ、アサシン

「なっ……!アンタ!」

―見られた以上、消すのは当たり前だ。ランサーがやっている間に防御を固める

「承知しました、魔術師殿」

ギリっとこちらを睨み付ける凛。

「……追ってアーチャー!私もすぐに追いつくから……!」

アーチャーは指示通りにランサーを追う。

凛もその後を追って行った。

が、最後にこちらを振り返る。

「アンタがそんな奴だとは知らなかったわ」

それを最後に駆けて行った。

―……これが魔術師として正しい判断のはずだ

気を取り直すと走る、走る、走る。

自宅までたどり着いた時には息が上がっていた。

ランサー・アーチャー。

彼らの姿を確認できたのが戦果と言った所か。

―あいつら最後まで宝具を使わなかったか

どちらが落ちるにせよ、生き残った方の真名を確認できたかもしれないのだが。

英雄の名。

有名すぎるが故に弱点も同時に分かるその名前。

―まあ、凛がアーチャーのマスターと言うのが分かっただけでも良しとしよう

だが、後日会った時が恐ろしい。

一人であれこれと考えている内に十一時を時計がさしている。

―終わったんだろうな

どんな結末であれ、三時間もたっている。

ランサーが死ぬか、アーチャーが死ぬか。

三騎士クラスの脱落は有りがたい。

だが……

1.「あの生徒はどうなった?」確認するか……

2.いや、もう寝よう……

下3

何か時間揃ってて怖い……

いまさらですがキャスター選んでたらヒロイン枠に彼女も入ってた。

しかし今更、死体調べに行っても『誰』が殺されたか分かんないからイベント関われないな……

原作通りバーサーカーはセイバーだけで対処になる

―あの生徒は……

どうなっただろうか、別に死んでいても良いが明日になって学校が大騒ぎになったら困る。

ちゃんと後始末もしていればいいんだが……

学校へ戻ると一階から調べる。

だが、何処にも死体もなければ血痕も無い。

―どうやらちゃんと始末しているみたいだな

これならどうでもいい。

また家に帰るか……


帰宅。

もうすでに十二時を過ぎている。

明日休みとはいえ、疲れもたまった。

風呂に入った後、アサシンに警戒を命じるとそのまま眠りにつく……

……魔術師として自分は正しい判断をした。

凛がおかしいだけなんだ……

2月2日、日曜日か。

学校は無いが職員が仕事なんかで登校したり部活動の生徒もいる。

昨日の生徒の死体が無いから混乱は無いだろうが、後で訃報を聞いて体育館で黙祷させられるだろう。

―さて、どうした物か

朝食を食べながら今後について考える。


今後についての案

下1~3

取れる案としては

アサシンを使って

1.遠坂以外の御三家のマスターを調べる

2.学校の結界を張ったのは誰か調べる

か。

下3

まずは学校の結界について調べよう。

あんな化け物の口の中に何度も行くなんて正気の沙汰じゃない。

―アサシン、調べものの時間だ

まずはあの結界のマスターを調べる、恐らくマスター自身はそんな力がある方じゃない。

あれは見た事の無い刻印だった。

それを作れるくらいならそもそもあんな事をしないし、しても最強烈な強さで凛も解呪がもっと時間をかけていたろう。

となると、サーヴァントだ。

神代の時代の英霊なら見た事の無い物でも説明できる。

今日は一日使って、探し回るぞ。

ミスった、今2月3日だ……


だが。

―まあ、そうそう見つかる訳が無いか

朝・昼と歩き回った結果が骨折り損。

これは戦争やる気のない奴なんだろうか。

―いや、ならそもそもあんな結界を作らない

気になると言えば、凛だ。

アイツも探し回っているかと思ったが、出会わない。

アイツの事だから、こっちを血眼で探しているかと思ったんだが……

考えても仕方ない。

今は、とにかく探そう。







駄目だ、見つからない。

これは穴熊だろうか?

結界を仕掛けた奴はどうやら力を得るまで隠れている気の様だ。

仕方ない……、戻るか……

2月4日、月曜日。


学校への登校途中、魔王と天使に合った。

今日は昨日の疲れで遅れた登校だったのだが、坂道で多くの生徒達がザワザワとしながら一画を見ていた。

そちらを見てみると、赤いコートを着た凛と衛宮、そして間桐桜。

確かに美少女二人と男が一人ならザワつくか。

そこで凛と目が合った。

―ア ト デ ハ ナ シ マ シ ョ ウ

パクパクと口を開けたそれはそういったのだろう。

笑顔で言ってるのは見た目は可愛らしいが、その腹の中は悪魔のそれだ。

……面倒な事になった

1.さわらぬ神に祟りなし、さっさと逃げよう

2.……覚悟決めるか

下3

……覚悟を決めよう。

こちらも口パクで答える

―ワ カ ッ タ 、 ア ト デ オ ク ジ ョ ウ デ

そう答え、理解しただろうと思い、歩いて行く。

昼には屋上へ行かなければ……

校門を抜けると、そこには見知った顔が合った。

―慎二

「ッ、―か。悪いな、桜見なかったか?」

―彼女か……

衛宮と登校していたな、それを伝えるとまたかと言った顔をした。

「悪いんだけどさ、お前もここで待っててくれない?ちょっと一言兄として言う事があるしね」


1.「家族の事だろう?」今ここで待ってたら魔王が来る……

2.「……分かった」どうせ今死ぬか、後で死ぬかだ

下3

―……分かった

どうせ後で殺されるんだ。

今なら慎二も道連れに出来る。

「サンキュ、やっぱり持つべきものは友達だねえ」

しばらく待っていると、先程の三人組が来た。

「桜!」

「あ……兄、さん」

びくり、と彼女が体を震わせる。

慎二は真っ直ぐに彼女まで近寄る。

「どうして道場に来ないんだ!おまえ、僕に断りも無く休むなんて何様なわけ!?」

慎二の手が上がる。

それは。

「よ、慎二。朝練御苦労さまだな」

衛宮が掴んで止めた。

「え、衛宮……!?おまえ―そうか、また衛宮の家に言ってたのか桜!」

「……はい。先輩の所にお手伝いに行っていました。けど、それは」

ドクリと、昨日とは違う心臓のうちかた。

ギリギリと奥歯がなる。

慎二が今度は衛宮に文句を言い出している。

それを彼女が擁護し、それに対し慎二がまた怒る。

今日でエミヤの家に行くのは止めろと慎二が言う。

……彼女が息を呑んでうつむいた。

1.「慎二」駄目だ、これ以上は……

2.……彼女が行かずに済むなら

下3

駄目だ、彼女の嫌がる姿だけはあってはならない。

―慎二、そこまでだ

「―な……」

ガシリと彼女を掴んだ慎二の手首を掴む。

「何、お前まで邪魔するわけ?」

―邪魔、と言うかな。あまり妹に干渉しすぎるのも兄としてどうか、と思っただけさ

お互いの視線が合わさる。

―その内ウザがられてハブにされても文句言えんぞ?

「……チッ、味方だと思ってたんだけどね」

ぱっと、手を離したのでこちらも離してやる。

「あら、優しいのね?―君?」

……ラスボスのご登場か

「えー遠、坂?おまえ、なんで桜といるんだよ」

「別に以外でもなんでもないでしょう。桜さんは衛宮君と知り合い、私は衛宮君と知り合い。だから今朝は三人で一緒に登校してきたんだけど、気づかなかった?」

「な―え、衛宮と、知り合い……!?」

これには驚いた、アイツと衛宮に関わりなんてあったのか。

「ええ。きっとこれからも一緒に学校に来て、一緒に下校するぐらいの知り合い。だから桜さんとも付き合っていこうかなって思ってるわ」

「衛宮と、だって……!!!!!」

ぎりっと、慎二は衛宮を睨んだ。

それには、殺意すら籠っている。

「は、そんなバカな。冗談がキツイな遠坂は。君が衛宮なんかと付き合う訳ないじゃないか」

その後、自分と衛宮は繋がりがもうないなどと言って、それを聞いた凛が「お前なんか興味ない」と言った言葉で追い返した。

流石にあれは同情する……。

だが、最後の捨て台詞。

「自分の立場ってヤツをよく思い知らせてやる」

これだけ言って逃げたが……

また何かするのか。

こればかりは彼女を守れない身が悔しい。

「あ、あの。先輩達、兄さんがその……失礼な事を言ってしまって」

彼女はこの場の三人に謝っていた。


1.「いや、俺も……」

2.行こう、プレッシャーがやばい

下3

―いや、俺もしゃしゃり出てきてしまってすまなかった

謝罪をしておく。

「あ、いえ!そんな、助かりましたから……」

いつも話す事が無いからか、こうして話しているだけでも嬉しく感じる。

「兄さんが懲りていなければまたお相手をしてあげて下さい、先輩」

凛に向かってそう言うと自分と衛宮にも「兄さんは先輩達しか友達がいなから怒らないでほしい」と言った。

「分かってるよ、怒るなってのは無理だけど、慎二はああいう奴だってのは知り合った時から知ってる」

―まあ、器の小ささは常々な

そうやって相槌を打っていたら後ろの威圧感が凄い。

「で、なんで―君はここで待ってたのかしら?」

―慎二に頼まれたからだ、一緒に居てくれってな

「あら、それで残ったのに土壇場で裏切ったんだ。そーお」

……何を言っても無駄だろう、コイツ昨日の事を根に持ってやがる。

「……あとで絶対屋上来なさいよ」

―分かってる

そういうと先に校舎内へと入る。

教室へ向かうと柳洞とすれ違うがそのまま中へ。

……柳洞の驚いた声って響くな。



さて、地獄の時間だ。

カツカツと屋上へ向かう。

夏場はアホかと思う程、生徒でにぎわうがこの寒風の中ではまずいない。

扉を開けてみたのは、凛と衛宮。


1.何故衛宮が……

2.見なかったことにしよう……

下3

兎に角行こう、これを放っておくと悪化しかしない。

―来たぞ、凛

「―、何で遠坂を下の名前で」

「ああ、良いのよ。衛宮君、長い付き合いだし」

そういうと凛は自分の肩を叩いた。

「紹介するわ、彼がアサシンのマスターよ。で、衛宮君が昨日ランサーに襲われていた生徒でセイバーのマスター」

「なっ」

―……

正気か、この女……。

いやしかし、セイバーのマスター?

衛宮が?魔術師?

この二年近くまったく気づかなかった。

そもそもこの学校で魔術師と言えば、自分か凛。

家系だけで言うと慎二と桜もか。

ただその四人だったはず。

「まさか、お前が結界を張ったマスターか!」

……コイツ


1.「馬鹿か」そのまま言ってやった

2.「そうだ、と言えば?」からかってやるか

下3

―そうだ

と言えばと続けてからかってやろうと思ったが。

バキッと、一気に殴られた。

「今すぐ止めろ!お前、自分が何してるか分かってるのか!?朝、桜を助けてくれたから見直したけど結局お前も―」

「ちょっと!衛宮君止めなさい!コイツじゃないわ!」

ヌルリとした感触が肌を伝っていく。

鼻血が出る程殴られた見たいだ。

―この猪突猛進が……

「アンタも挑発するから悪いんでしょうが!ああ、もう!」

「え、違う?」

―ああ、お前がどうするか反応見たくて煽ったらいきなり殴られた馬鹿野郎が俺だよ

ムクリと起き上がって衛宮を睨む。

コイツ、俺の事嫌ってたのは知ってるが速攻で殴りかかるまでだったか……

「さっきも言ったでしょ!半端に魔術師ってる奴の仕業だって!コイツはちゃんとした魔術師よ、それも私より腕は上だわ」

―ああ、はいはい。お前のうっかりで勝っただけだからな、それ

「私はうっかりなんかじゃない!」

あのスナイプなければこんな対立書く必要もなかったが、助けてたら令呪一画減ってたしな……




落ち着いた頃にお互いの状況を知る。

あの後、追いかけた凛が見たのはランサーに殺された衛宮。

それを蘇生を試みたが、その後撤退。

凛が去ってから息を吹き返した衛宮は帰宅。

そこでさらにランサーに襲われ、セイバーを召喚。

そのセイバーがランサーを追い返した後、様子を見に来たアーチャーと凛を攻撃。

令呪を一画使って避けはしたが、追い詰められそこを衛宮がセイバーを止めて終わり。

そんな事をして教会で色々教えて貰った後、バーサーカーの攻撃を受け。

今凛は衛宮の家に住んでいるそうだ。

―俺が帰った後そんな事があったのか

「そう、だもんで今はこの学校に結界張った奴が出てくるまで待っている所よ」

―昨日探したが見つからなかった、それが良いだろう

そういうとニヤニヤと笑い出した。

「なーんだ、あんな事言っておきながらちゃんと調べたのね」

―お前、あんなもん秘匿できるかどうか怪しいだろうが……

昼休みの終わりを告げる予鈴が鳴る。

「まあ、アーチャーの見立ての八日。それまではね、この学校に潜むマスターを倒すしかないわ。それには発動して表に出てきた時」

話はそれだけと、言って寄るところがあるから家には一人で帰れと言って凛は去って行った。

衛宮は結界の事を怒っている。

1.「もう行くか」、その場を去る

2.「やった奴をすぐに見つけて押さえれば良い」嫌だがフォロー入れておくか

下3

混沌・善属性だから俺のルールに従うよ、自分と大切な物が一番だよって性格にしました。


―やった奴が誰だか知らんが、現場押さえてやりゃあ良い

フォローを入れずに凛が行った以上、自分が言っておかねば。

でなければコイツはあちこち首突っ込んではバレかねない。

「ああ、そうだな。……後、殴っちまってすまない」

はあ、コイツは……

―やられた以上、お前と戦う時は遠慮なく行くだけだ

そういうと屋上から去る。

ああ、クソ。

まだ痛む……

「待ってくれ!」

階段の上から衛宮が叫ぶ。

「こんな事になっちまって言うのもなんだが、お前も一緒に犯人と戦ってくれないか?」


1.「……仕方ない」まあ、凛もいるし後ろからバッサリは無いだろう

2.「お前と?ふざけた事言うなよ」コイツとは無理だ

下3

おおう……

凛……

昨日の夜、コミュ回だから同盟組んでけ、フィクサー止めとけって言ったんですがね……

今、これを道場行にするか悩み中

そういうとこでいちいち文句言って止めるくらいなら始めかっら安価出さなきゃええねん

>>775でちゃんと言ってた。

そもそも今回、このスレの特徴かつ欠点のコミュの少なさの解消目的の練習だし。

戦闘もオートだし、ぶっちゃけ協力者

1.士郎+凛

2.ワカメ+爺

の二択ですので、このまま1潰してワカメ達と協力しても良いんですがね。

1が爽やかで、2は選択次第では後味悪いかと

>>930

正論、ここまで分岐点を1人に消されるかーっと笑いながら思ったんでジョークのつもりだったんですが……

お気を悪くさせたみたいで、申し訳ない

まあね、未熟さゆえの弱音です。
それに皆さんを突き合わせてしまうのが情けなさです。


その言葉に足を止める。

―俺が?お前と?

ゆっくりと振り返り、顔を見る。

―ふざけんなよ、今まで不機嫌に相手しててヤバくなったら手伝ってね?寝言は寝てから言え

「な、寝言だって!?今まずい状況だろ!協力し合って」

―協力せずとも俺とアサシンなら犯人分かった瞬間に殺せる、お前と組む必要も無い

そうだ、こんな奴と協力せずとも……

だが、衛宮はそこでは無く。

「殺す!?マスターをか!?」

そこまで馬鹿だった。

―殺そうとしてるんだ、殺されても文句は言わせん

勿論、参加してる自分もそうだ。

願いの為なら自分の命くらいなんだと言うんだ。

「お前なあ!」

下りてきた衛宮が自分の襟首を掴む。

―なんだ、皆が皆仲良しこよしでやっていこうと?

聖杯を巡って一人を決める戦いで?

その言葉に衛宮は否定する。

「俺は……」

―まあ、凛がいるからなんとかなるだろ。俺は俺でやるだけの話だ

そう言うと、ここを立ち去る。


帰りのホームルームも終わると教室の生徒の数は減る。

さあ、帰ろうか。

と、思った時。

「―、今時間ある?」

―慎二か

今は士郎と凛が繋がってるから服従させても速攻分かるし、アーチャー怖い状況。


夕方の日を浴びて、赤く見える慎二。

―何か用か?悪いが遊びには付き合えんぞ

「ああ、遊びじゃあ無いんだ。ちょっと……、聖杯戦争についてね」

ぐっと、身構える。

そりゃあ、御三家の間桐だ。

知ってはいたが。

―何の話だ?

にやにやと笑いながら慎二は近づく。

「知ってるくせに、見たんだろう?あの結界をさ」

―お前か

まったく、こんな事とは……

「酷いよねえ、無理やりマスターなんてものを押し付けられちゃってさ。遠坂と一緒に居たんだから知ってるんだろう?」

ジリジリと後ろへ引く。最悪、窓から飛び降りようと考えていると。

「そう警戒するなよ、僕と君の仲だろ。お互い隠し事は無しにしようじゃないか」


1.「で、何が言いたいんだ?」話だけでも聞くか

2.撤退だ、袋小路はヤバい

下3

―何が言いたい?

「勘違いしてるかもしれないけどさ、僕は誰とも争う気は無いんだ。そりゃあ襲われたらやり返すけど、手を出されないんなら黙ってるさ」

くすくすと笑う慎二。

―話を続けろよ、まだあるんだろう?

「ああ、今後の事さ。さっきも言ったけど僕は戦うつもりが無い、でも襲い掛かってくる奴がいる。なら、一人より二人の方が撃退しやすいだろう?」

―つまり協力しようと?

「そうさ!友達だからね、死んでほしくないのさ。こんな所で話をするのもなんだし、場所を変えよう。……そうだ、僕の家が良い。あそこなら遠坂も見ていないし、襲われても大丈夫だ」

……虎の口に飛び込めと。

こいつは言っていることはそうだ。


1.「分かった、行こう」付いていくか

2.「おい、慎二」眼を使うか

下3

―おい、慎二

回路を開き、『眼』を開ける。

普段は閉じているが、こうして魔力を流すと『服従の魔眼』が開く。

「ん、なんだ―」

こちらを見るより先に、黒い動きが憚る。

アサシンもまた、その動きに追従し自分目がけて放たれた釘を防ぐ。

―ち、感の良いサーヴァント連れてやがるな

「な、ライダー!お前、勝手に出てくるなんて何考えてるんだ!」

……どうやら、慎二は自分がこのサーヴァントに危機を救われたなど思ってもいないらしい。

「ですが、この男は」

―アサシン、交渉決裂だ。やるぞ

昨日今日で見つかるとは運が良い。

セイバーは衛宮が、アーチャーは凛が。

ランサーでは無い、バーサーカーは離さない。

アサシンは自分。

ならこのデカい女はキャスター、もしくはライダー。

呪刻を作れるならどちらにしても神代の英霊だろう。

だが。

「御意に」

アサシンならやれる。

三騎士なら正面からの打ち合い等もっての外だが、非力なキャスター、宝具頼みが多いライダーなら戦える。

後ろに飛びのき、出来るだけスペースを取らないように縮まる。

―アサシン、しっかりやれよ

狭いスペースを縦横無尽にアサシンは飛び回る。

その高速移動の最中、ダークをライダーに乱射する。

「クッ―」

ライダーは釘と鎖で防御していくが。

「ッ!!」

「ひい!!?」

慎二目がけて投げられる物もあり、それに気を取られると自身に傷がつく。

―主思いのサーヴァントを持って幸せだな、慎二

お前が生きているのはその女が守っているからだと。

「な、なんだよ……。本気かよお前えええ!!」

―こんな結界張っておいて自分は死にたくないは通じねえよ

それに。

本当に嫌ならすぐに教会で辞退しているはずだ。

口では嫌だ嫌だ言いながら、心は燃えている。

―やっぱり、お前小物だよな

防音の術をかけたが、時間をかけると……。


1.「そろそろ良いだろう、撤退だ」逃げるが勝ちか

2.「アサシン、宝具を」一気に仕留めよう


下3

―アサシン、もう良い

バサリと自分の前に着地するアサシン。

それに対し、構えを取るサーヴァント。

―慎二

「ひい!?」

―悪い事は言わん、凛も衛宮もお前を探してる。逃げるか辞退しちまえ

その言葉に慎二も反論する。

「ば、馬鹿言うな!まだ負けてないじゃないか!」

―ほう、俺のサーヴァントはアサシンだ。暗殺者が姿を見せて戦っているのに撃破できないサーヴァントでセイバーとアーチャーを相手に戦えるのか?

ぐっと、息を呑んだ。

「……ああ、衛宮が遠坂と一緒に居たのはマスターだったからか」

―まあ、そうだな。相手の力量も分からないようなへっぽこだったがな

鼻を触るとあの鉄のにおいがする。

「で、止めたって事は何かあるんだろう?」

―ああ、相手が分かったんでな。これで帰らせてもらうさ

そういうとアサシンは自分の腰を掴み、一気に教室から逃げ出す。

「待て――!!」

―じゃあな、慎二!精々寝る前は怯える事だな!

跳躍は高く、学校から民家の屋根へとアサシンはジャンプした。

―さて、慎二がマスターか

この情報、どうした物か。

凛なら良いが、衛宮は突っ込むだけだろう。

……まあ、しばらく考えるか

下3この情報をどうするか

―アサシン、連戦になるかも知れないがアインツベルンを知りたい。行ってくれるか?

「御意に」

家に到着し、確認したマスターを考える。

遠坂凛・衛宮士郎・間桐慎二・自分の四人。

なら、御三家最後のアインツベルンは誰か?

凛の話ではバーサーカーだと言っていたが。

どんなサーヴァントなのかは聞きそびれてしまった。

アサシンを偵察に出す。


直下判定

気配遮断A+ +3

探索に出してから約三時間。

偵察に出したアサシンが戻ってきた。

「ただ今戻りました」

―どうだった?

その言葉に詰まるアサシン。

「一言で申し上げれば最強かと」

巌のような大男と小さな少女。

その組み合わせはとても恐ろしいと言う。

「僭越ながら、何処かと対バーサーカー同盟を組まれるべきかと」

―同盟?俺と、誰が?

その問いにアサシンは答える。

「今日会った三人、誰でも宜しいかと。ですが、戦力は多ければ多い程良いと」

そうか……。


1.「なら凛か」一人邪魔くさいが頼れる奴だ

2.「慎二……」気まずいが、この情報を持って行くか

3.「ランサーのマスターを知らないな」あれ程のサーヴァントなら……

4.「いや、1人で良い」どうせ隠れていれば誰かが倒すか、最悪マスター暗殺だ

四つ中一つ道場行

下3

―なら凛だな

なんだかんだで頼れるのはアイツだ。

……まあ、今は一人ムカつく奴が混じっているが。

「では、明日。そのように話をしましょう」

アサシンもほっとしたのか、少し声が浮ついてる。

―まあ、バーサーカー仕留めるまではな

ああ、今日は急転直下ばかりだ……。

もう風呂に入って寝るか……。



今日はいつもよりも早くに登校し、校門の前で待つ。

時間をチラチラと見ている内に目的の奴らが来た。

「あら、―早いのね」

「……待ち伏せかよ」

凛は普通に挨拶を、衛宮は敵意がある。

―はあ、お前な……

さて、どう説明した物か

1.「バーサーカーを確認した」まあ、先に同盟から話すか

2.「この結界についてだが」悪いな、慎二

下3

―こちらでもバーサーカーを確認したよ、と言ってもアサシンから報告だが

その言葉に反応した。

「……そう、で。どうしようって言うの?」

「もし、お前が……」

―お前らと同盟が組みたい、対バーサーカー用だ

自分の言葉に衛宮はぽかんとし、凛はやっぱりとつぶやいた。

―何もロハで混ぜろ何て言わない、この結界の主を見つけた。それと交換でどうだ

「何!?アンタもう見つけたの!?」

「そんなのどうでも良い!誰なんだ!」

グイっと、再び襟首を掴まれる。

コイツは本当に猪か何かか?

「士郎、ちょっと黙ってて。分かったわ、同盟を組むって事で良いのね?」

―ああ、バーサーカー倒すまでで良い

「良いわ、契約成立よ」

士郎、離してと凛が言うと衛宮は手を離した。

「さあ、お前の番だ。言ってもらうぞ」

―間桐慎二、それが結界を張ったサーヴァントのマスターだ

さっと、空気が冷えた。

「そんな……、慎二が……」

「あり得ない……、だってアイツ」

―と、言ってもな。昨日確かに戦ってたしかめたんだ

目の前であった事を無かった事には出来ない。

「そう、分かったわ。問い詰めましょう」

申し訳ない小休止。

続きはもうしばらく後で

よーし、慎二問い詰めたら多分ブラッド・フォートレス前倒しだけどやるかー

―問い詰めるって慎二をか?

「それ以外に誰がいるの?」

スタスタと弓道場へと凛は歩いて行く。

「待てよ遠坂!」

それを衛宮が追う。

―行くか

それに続いて自分も歩く。


「間桐君はいるかしら!?」

凛の大声が部員達の動きを止める。

「やあ、遠坂。僕になんのようだい?」

「ちょっと話があるんだけれど」

「参ったな、ちょっと行ってくるよ」

外から聞こえた声は入口から出てきた慎二の物で、こちらを見ると凍りついた。

「お前……ッ!」

―昨日ぶりだな、慎二。まあ、そういう事だ

年貢の納め時って奴がコイツに来たって事だろう。

後は凛と衛宮に任せる。

「慎二、お前が本当にあの結界を張らせたのか?」

「ああ、そうさ。けど、勘違いしないでほしいんだけどあれは保険だよ」

「保険?」

衛宮の質問に慎二が答え、その答えに凛が突っ込む。

「そうさ!昨日の―みたいに襲ってくるかもしれないだろ?その時に交渉の材料にするのさ」

「慎二、お前――」

「衛宮、怒ってるけどさ。僕は使うつもりはないんだよ?だからこその保険なんだからね」

「そう、そんなに怖いならリタイヤすれば?教会に行って保護してもらえばいいわ」

「積極的に戦うつもりも無いけど、止めるつもりも無いよ」

……これ以上は平行線だろうに。

「……信じていいんだな?」

「ちょっと、衛宮君!?」

……待て、コイツ本気か?


1.「流石にそれは無いだろう」止めに入る。

2.……好きにしろよ


下3

―いや、流石にそれは無いだろう

見てられん。

いくらお人よしで、友達同士だからってそれは無い。

「―、なんだよ。文句あるのか?」

―文句を羅列して聞いてくれるならいくらでも言うがな、コイツの言う保険の使いどころの範疇が分からないのにそれは無い

「そうよ!このまま放っておいたらこの学校の皆が危険なのよ!」

「分かった!なら慎二、俺達と組もう。それなら……」

「嫌だね」

慎二のその言葉に衛宮が止まる。

「……何でさ」

「衛宮だけならともかく、僕は遠坂や―に目の敵にされてるからね。現に昨日、襲われた。そんな相手が居るのに組める訳がないだろう?」

筋は通ってる。

昨日戦った相手と組みましょうと言われて「はい」と言える奴がどれだけいるか。

―仕方ない


1.「ここで潰すしかない」

2.「一旦引こう」

下3

―ここは一旦引こう、お互いこのままじゃあ頭に血が上るだけだ

「……そうね、衛宮君も少し落ち着きなさい」

「けど……」

「良いわね!?」

こういう時に凛の押しの強さは頼りになる。

衛宮も不承不承、承知した。

「まあ、何度も言うけど保険さ。君達が攻撃して来なかったら発動させないよ」

……良く言う。




「何で止めた!?あのまま話してたら慎二も分かってくれたはずだ!」

―はあ

この事も何度目だろうか。

着席しても衛宮は小声で周りには気をつけながらも問い詰めてくる。

―あのな、アイツがあのままだったら俺が脱落するのが条件とか言い出してたぞ

身元がバレた暗殺者程悲しい者は無い。

その点で言えば、自分達はかなり悲惨だ。

すでに三人のマスターに正体がバレた。

半数にバレるなんて、満足に行動も出来やしない。

―それに、アイツが保険って言ったが矛盾してる

「矛盾?」


それは……

1.「俺に襲われている」

2.「マスターが気にするか?」


下3

―アイツはすでに俺に襲われている。だが、その時あの脅し文句は無かったし発動もさせていない

「―あ」

あの時の時間は放課後、すでに校舎や校庭には生徒は疎らだった。

つまり。

―魂食いしてもそんなに量を得れなかった。得れても良いとこ今までで使った魔力とトントンだ。勿体なさすぎる

つまり、やるとしたら。

―こんな昼間だな

その言葉を言った瞬間。

衛宮が崩れかけた。

いや、教室の他の生徒達はすでに床に伏せている。

「っ――なんだ、これ―――!?」

―慎二め、追い詰められたと思って急いたか

赤、赤、赤、赤。

一面の赤。

だが、それはこの学校だけだ。

この校舎は生贄をささげる祭壇。

衛宮はフラフラとしながらも立ち、生徒達を見ている。

―まだ生きてるが急がないとまずいな

「あ―――ぐ―――」

生徒達の肌が血の気は無くなり、蝋のように固まってきている。

「―――やめろ」

―衛宮?

「――――――だから、やめろ」

「っ……!」

令呪が反応する。

敵が近くにいると。

―アサシン!

アサシンを呼び出し、廊下へと出る。

「いよう衛宮、―。思ったより元気そうで何よりだ。どう、気に入ったかいこの趣向は」

廊下の先に、慎二は立っていた。

「――これはお前の仕業か、慎二」

衛宮のそんな様が気に入ったのか、慎二は大げさに両手を広げては笑い声をあげる。

「そうだとも。お前達に寄ってたかって叩かれたら困るんでね、すぐに結界を発動させたんだ。タイミングには苦労したんだぜ?あの問い詰められた時じゃあすぐに抑えられる、かと言って待ちすぎると―がどうするか分からない。僕としちゃあ衛宮が顔面蒼白になるのを見たかったし、単純に発動させるのは避けたかったんだ」

「――そうか、保険ってのは嘘か」

「保険?ああ、それは本当さ。これなら衛宮も戦いどころじゃないだろう?どっちが優れているか遠坂にも―にも思い知らせないといけないしね」

あはははは、と心底おかしそうに慎二は笑う。

ああ、小物と思っていたが案外落ちてんじゃないか。


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